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2020-08-14

[] のび太の新恐竜 よかった・・・

この作品テーマ遺伝多様性進化です。

遺伝変異機能障害遺伝多様性進化の鍵。

障碍とは何なのか。我々が障碍と呼んでいるもの進化可能性かもしれません・・

映画を見るか迷っている人は予告動画をみれば話の筋がだいたいわかると思います

今作はお涙頂戴要素はほとんどなくて終始ワクワクしながら見タイプです。



ここからものすごいネタバレ

のび太の育てる恐竜キュウとミュウは新種の恐竜です。

両腕には羽がありドロマエオサウルス類かトロドン類のような外見ですが、未発見の種で名前がないため劇中では「新恐竜」と呼ばれています物語が進むにつれ彼らが鳥類起源ひとつであることが明らかになっていきます。新恐竜は高所から飛び降りることで滑空飛行をするようです。一方で多くの鳥類は羽ばたき飛行ができます。彼らはどうして羽ばたき飛行を獲得したのでしょうか?

これは新恐竜鳥類を結ぶミッシングリンクをめぐる物語です。

キュウは新恐竜の中でも脆弱個体です。彼の体は小さく空を飛ぶことができません。障碍のせいでいじめられ仲間にいれてもらえません。

遺伝多様性の低い種は病気環境の変化で簡単絶滅する」

映画を見ているとこのフレーズが頭をよぎります

私たち恐竜たちがこれから辿る未来を知っています

強者弱者、健常者と障碍者。これらは環境の変化で簡単に逆転し得るのです。

キュウが進化の鍵ならばのび太は何でしょうか?

この作品においてのび太とキュウは同一視されています

のび太落ちこぼれ描写はいつも以上に執拗です。同級生たちからバカにされてものび太は怒ることすらしません。のびたは自信を失い、自分自身を見捨てているかのようです。

作中しずかは自暴自棄になっているのび太あなたはやさしい人だと語りかけます。「のび太結婚前夜から続くおきまりフレーズですが、今作ではそれとは異なる特別意味を持っています

物語ラストにおいてキザなお兄さん(名前なんだっけ?)が人類進化について言及します。彼の語る「やさしさ」とはのび太のことでしょう。現代社会において落ちこぼれみえのび太もまた、人類進化における無数の鍵のひとつなのです。

ちょっと語らせて

恐竜恐竜恐竜 恐竜3DCG なんだけれどもね、恐竜カメラめっちゃ動くの!映画館で見ると大迫力!すごくいい!!

恐竜ネタがいっぱい。

冒頭にでてきた博物館は!恐竜キッズ聖地福井県恐竜博物館だーーー!!

のびたくんが調べている図鑑は! 小学館図鑑 NEO恐竜だーーー!!

あれ持ってる!あれ知ってる!の連続なんですよ。うちの恐竜キッズも大興奮です。

1作目「のび太恐竜」はフタバスズキリュウを当時中学生の子供が発見したこと元ネタで、「裏山を掘って恐竜化石を発掘」は多分当時の子供達のリアルな夢だったはずなんですよ。今では「福井県博物館化石発掘体験恐竜発見」が現代の子供達の夢なんでしょうね。福井でたくさん新種の恐竜発見されているとか近年中国で羽毛恐竜がたくさん発見されたとかそんなところ全部拾ってつくった夢なんですよ。

みんなだって子供のころ夢見たでしょ?化石発掘体験で新種を見つけて学芸員さんに「こ、これはーーーー?!」とか言われるのワクワクして妄想したでしょ?身近な夢から壮大なスケールで大冒険ですよ。これがドラえもんですよ。大好きです。

この映画ね、恐竜のこだわりすごいの。

ふつう恐竜映画つくると安易ティラノサウルスとかだしちゃいそうでしょ?この映画はそういうことしないの。

舞台過去日本なんですけれども、映画に出てくる恐竜もみんなアジア恐竜なんです。

劇中では「ティラノサウルスの仲間」みたいな呼ばれ方をするのですが、映画館で配られる小冊子に恐竜図鑑が載っていて彼の本当の名前モンゴル発見された「タルボサウルス」であることがわかるのです。劇中でもドラえもんが「この時代日本はまだなくて大陸とくっついていたんだよ」と解説していてバッチリです。恐竜キッズって設定にうるさいじゃないですか。こういうのって素敵です。

子供向けなのに全然手を抜いていないのすごいね。逆かな?恐竜キッズ相手からこそ真剣に考えて作ったのかな?

書き足りない!

秘密基地

秘密基地みたいなやつ。あれの設定・元ネタはたぶん「ドラミちゃん ハロー恐竜キッズから

内装が多分同じ。恐竜とか。謎画面で解析しているのも。

やばいやばい

●●●●●●●●はなんでドラえもんのび太を見逃しているの?なんて我々おたくが100回くらいネタにしてきたじゃないですか。

この作品真正から取り組んでいるんですよ。のび太くんが●●●●ところが個人的ハイライトです!めちゃめちゃワクワしました。

この部分だけでも小一時間語りたい感じなんですけれども完全ネタバレトークが許されるのっていつ頃ですかね・・・

のび太って過去未来世界を救いすぎもはや手を出せないんでないの?みたいな話ししたいんですけれどもだめですかね・・?

総括

うちの恐竜キッズが喜んでいたから100点満点中10000点です

よかったです

2020-07-23

anond:20200723072308

玩具伝説 -おもちゃの60年史-

https://www.town.aisho.shiga.jp/material/files/group/38/gangu_tirashi.pdf

ちょっと遠いけどインター降りてすぐらしい。

展示資料 https://www.town.aisho.shiga.jp/material/files/group/38/gangu_reppin.pdf みるかぎり、懐ゲー系の展示が多そう。おっさんホイホイな予感。

バンダイRX-78とかMSXLD-ROMとかちょっと伝説すぎるぞ・・・

これから行ってくる

 

追記

行ってきました。愛荘町歴史文化博物館の 令和2年度 夏季特別展

思ったよりも規模は小さかったけど展示品はなかなかの曲者揃い。趣味世界だねえ・・・

ゲーム機関連が半分くらい。充実してる。

たぶん一般の人がみてもわからない。

世界初の伝説TVゲームオデッセイとか、Atari伝説クソゲーE.T.とか PONとか、

https://www.youtube.com/watch?v=X8nL0_47EaM  Arariにあまり詳しくない人は このあたりで予習していくとよいだろう。

懐ゲーに詳しい人、初代ファミコンからゲームやってたオタク諸氏ならツッコみどころ満載で、できれば複数人で行くと盛り上がること必至だとおもう。

E.T.だけ別枠でわざわざ解説が入ってるw」

カセットビジョンきこりの与作が刺さってる!」

「いやよりによってMSX用のLD-ROMとか、誰もそんなん存在すら知らんわ!

「これがしくじり先生でやってたメガドラタワー!マジでそろえたのか」(さすがに通信カラオケはないけど)

ドリキャスシェンムーお約束

PCエンジンワンダーモモお約束

「いやそれQ・・・

ちなみに写真撮影OKSNS投稿OKだそうです。(学芸員さんに聞いた)

こういう催し大好きなので近場のひとはぜひ。人口少なそうだけど。

あとマスク持ってないと入れないらしいのでお忘れなく。

2020-07-21

遺跡発掘アルバイトのすすめ

 学生時代求職活動中に何度か遺跡発掘のアルバイトをしていました。

 楽しくて貴重な経験ができる上に、どちらかといえばコミュニケーションが苦手で働くのがつらい人に向いているにも関わらず、世間にはあまり知られていないであろう遺跡発掘のアルバイトについて書いてみます

遺跡発掘アルバイトって?

 読んで字の如く遺跡を発掘するアルバイトです。正確には「埋蔵文化財作業員」などと呼ばれてます。ただ、一般的イメージされる有名な古墳や城跡の発掘は大学研究機関プロが中心となって行うので、素人アルバイトときにはやらせてもらえません。我々の担当縄文時代の小さな住居跡とか、ゴミ捨て場とか、そういう世間一般ではマイナーなやつです。地方自治体教育委員会文化財課が管理してる場合が多いです。

 ちなみに日本では毎年7000件以上の遺跡が発掘されていますが、これは文化財保護法で「遺跡発見したら調査して記録を残さないといけない」と決まっているからです。そしてそのうち99.9%は発掘調査終了後に埋められてしまうと言われています。大抵が道路建物工事の途中に出てくるやつで、そのままにしておく訳にはいかないですからね。残った0.01%教科書に載るような有名な遺跡という訳です。もちろん我々のバイト先は99.9%の方です。

どこで募集してる?

 都道府県市町村ホームページ職員募集のページに載っている場合が多いけど、文化財課や博物館のページに載っている場合もあります。他には自治体広報誌なども。遺跡の発掘が決まるとその都度募集があり、どこの自治体でも常に募集している訳ではないので定期的に探そう。なお、最近自治体民間企業業務委託していて一般求人サイトで見つかる場合もあるけど、そっちはあまりおすすめしないです。時給が安いし、民間からたぶん労働環境かいろいろ厳しい気がするので。

 申し込みの後、1時間程度の仕事内容の説明会簡単面接を経て採用となります特別人気のあるアルバイトでもないので、ごく普通の受け答えができれば大丈夫だと思います考古学知識特に必要ありません。

仕事の内容は?

 現場責任者自治体勤務の学芸員で、文化財課とか博物館とか埋蔵文化財センターの人。1つの遺跡に1〜3人程度いる)の指示に従って遺跡を掘ります。具体的には、重機でおおまかに掘り返された地面を、園芸用の移植ごてや片手鍬などでちょっとずつ削っていきます作業自体は難しくないですが、正直、非常に地味です。掘っているとごくまれ土器片や石器などが出土します。運がいいと土器がそのままの状態で出てきます作業に慣れてくると、発掘した土器の整理作業や、測量作業などを任される場合もあります自分遺跡図面とかを書いたりしました。

アルバイトの期間は?

 発掘調査が終わったら埋め戻すような遺跡なので、1つの遺跡につき大体数ヶ月〜長くても1年くらい。何度も参加して現場責任者と顔なじみになると、他の地域の発掘調査を紹介してもらえる場合もあります

どんな人が働いてるの?

 近所のおじいさんやおばあさんが多いです(特に農閑期)。大々的に求人をしないので、どうしても地元の人が多くなります。中には経験豊富専門家並みの知識技能を持っているおじいさんおばあさんもいます。他には大学生とかフリーターとか主婦なども。仕事内容のせいかチャラチャラした人は全く見ませんでした。高齢者が多いって聞いて身構える人もいるかもしれないけれど、一応採用面接もあるので変な人はいないと思います。少なくとも自分は遭遇したことがないです。

労働環境待遇は?

 お役所アルバイトなので労働環境はきちんとしています基本的に9時〜17時ぐらいの勤務で昼休みが1時間残業はまずないです。土日休み。雨の日も発掘ができないので休みシフトに関してもかなり柔軟に対応してもらえるので、週1日勤務の人もいれば5日勤務の人もいました。あと、どこの現場も大体45分作業→15分休憩といった感じで実際の労働時間はかなり少ないです(熱中症かになったら大変だからね)。休憩時間プレハブ小屋テントお茶とか飲みながらだらだらと過ごします。一応力仕事とはいえ高齢者でも働けるくらいだし、体育会系でもないので理不尽に怒鳴られるとかそういう事もないです。作業方法も丁寧に教えてもらえます

 時給は自治体によって違うけど、コンビニアルバイトと同じかちょっといくらいかな。ただし、前述の通り実際の労働時間は少ないし環境も良いので、相当割の良い仕事だと思います

 服装は動きやすく畑仕事に適した格好なら概ね自由。ただ土まみれになるので長靴軍手だけは必須自分は基本上下ジャージ姿で、冬場はホームセンターで買った作業着などを羽織ってました。衣類と履物は自前で用意する必要があるけれど、作業必要な道具類は支給されます

どんな人に向いてる?

 黙々と作業するのが苦痛じゃない人。あと、コミュニケーションあんまり得意じゃない人。ゆるい職場なので、初めてのアルバイトや若干引きこもってたような人にも向いてると思います(体力的に心配な人は勤務日数を抑えられるし)。自分は対人接客業絶対無理だと思ってたので、学生時代にこういうバイトがあると知ってすぐに飛びつきました。もちろん純粋考古学に興味のある人や、測量作業に興味のある人にも向いていると思います

どんな所がよかった?

 やっぱり掘ってて土器とか石器が出てくるとかなり達成感があります。大きな壺なんかが出たりするとみんなテンションが上がります。あと、高齢者が多いので若い人は相当チヤホヤしてもらえます。休憩中にお菓子をくれる人が多かったですね。みんな話を聞いてあげるだけでも喜んでくれるので、会話が苦手な人でも大丈夫です。

 あと、就活面接遺跡発掘について話すとすごくウケが良かったですね。中々できる体験じゃないので、そういう意味でもおすすめかもしれません。

最後

 ふと昔のことを思い出して、気がついたらこんなに長々と書いてしまいました。これを読んで少しでも遺跡発掘アルバイト考古学に興味を持つ人がいてくれたら幸いです。いろいろと勉強にもなりますし、趣味としても楽しめますよ。

追記(7/23

 思いのほか反響があってびっくり。みなさん読んでいただきありがとうございました。あと、いくつかの箇所を訂正しました。

埋蔵文化財調査員は現場責任者のことで、アルバイト埋蔵文化財作業員という呼び方が正確ですね。指摘して下さった方ありがとうございました。)

2020-07-08

公式アカタメ口失礼リプしてるガキ、皆死なないかな~。いや年寄りも全部だけど。

お前らのそういうクソご意見は「公式がすでにやってみたけどダメだった」ものばかりだよ。

店員学芸員にも「オレの方が物知ってる!」ってケンカ売る奴いるけど、お前ら素人が片手間で考えたことなんか、真剣仕事でやってる人間が気づかない訳ないだろ。

企業は一応客扱いして優しく対応してるだけだよ。

2020-04-22

[]ポートースター

エドガー・アラン・ポー誕生日である毎年の1月19日ポー墓参りをする謎の人物のこと。

ポートースター」は「ポー乾杯する者」という意味で「ポエテイスターへぼ詩人」と掛けている。

彼はポー記念碑の前に立ち、コニャックで乾杯し、そのボトルと、三本のバラと、ときどきメモを残していく。

黒い服につば広の帽子銀色の杖、白いスカーフを身にまとい、顔を隠していた。

最初の目撃談は1940年頃で、彼が1998年に亡くなるまで墓参りは続いた。

1999年に残されたメモに、最初ポートースターが亡くなったので、息子が後を継いだとあった。

息子は、父親ほどこの行事に熱心ではないとみなされ、長年のファンから失望された。

2010年ポートースターは初めて姿を見せなかった。

2009年ポーの生誕200周年だったので、それが区切りとなったのだろうと考えられた。

エドガー・アラン・ポー博物館学芸員だったジェフジェロームは、

1976年以降のすべての来訪を目撃しており、ポートースターが行う「秘密の合図」を知っていた。

故に、2011年に四人の偽者が登場したときもすぐに見破られ、やはり本物は現れなかった。

2012年にも現れなかったことで、ジェフジェロームは「伝統が終わったのだろう」と宣告した。

2015年に、メリーランド州歴史協会は新たなポートースターを選出し、2016年1月にこの「伝統」を復活させた。

2020-03-31

博物館である前に田舎役場だった」

博物館である前に田舎役場だった」

博物館嘱託職員退職した(事実上解雇)。

それを友人たちに報告するとき自然と口をついて出たのがこの言葉だ。

改めて考えてみても、この一言に尽きるな。

例えば、この市の文化財の一つに折口信夫の碑がある。

しかしこの博物館では「信夫」の読み方がググらないと分からない。

市内で一番詳しくなきゃいけないはずの学芸員でさえ。

それで何の支障もなく誰も疑問に思わないのがこのムラなのだ

折口信夫を知らない学芸員」は、小さくみればその職員力不足と無関心ゆえ。

だが大きく見れば、それが問題視されない、職員にそれを理解するだけの余裕をもたせない、或いは理解してる者をそのポストに就けない行政構造的欠陥でもある。

(初めから学芸員として採用するのでなく、一般採用職員を間に合わせで回すからこういうことが起こる)

ここではムラの偉い老人の顔色をうかがうことが最優先事項となっていて、彼らの気まぐれに多くの職員が振り回される現状では「歴史」もまた顔色の延長にある。

専門家であるはずの学芸員にもさして専門的な知識能力は求められていない。

それよりも根回しや忖度技術の方がはるか重要とされる。(尤も、だからこそ学芸員肩書をつけていられる人もいるだろうが…)

そういう所に自分みたいなのがポンと放り込まれても、そりゃどう使いこなしていいのか分からないよね。

こいつは学芸員の部下のいち嘱託にすぎないくせに、学芸員より学歴が高く歴史知識もある。

おまけに偉いとか老人とかに関わりなく全然顔色を読む気がなく、カギカッコ抜きの歴史しか興味がないんだから

これまでは郷土史家の本を引用して市の公式見解とすればそれでよかったのに、こいつはなまじ原史料(くずし字)が読めるものから、その郷土史家が何の史料根拠としていてどこを読み誤ってるかまで気がついてしまう。

業務命令を与えてもないのに勝手に色々と調べて余計な口をはさんでくる。

おまけに市の公式歴史認識に異を唱えようとする、使えないうえに集団の輪を乱す問題職員

都会から来たよそ者の若僧よりも地元で長年教員を勤めた〇〇先生の方が偉いに決まってるのに!!!・・・てな調子だ。

「言質を取られないように語尾を変えろ」や「私(上司)はそう思わないか研究結果を変えろ」あたりにはじまって、

郷土史家の先生喧嘩を売るつもりか」や「下手したら市長の首が飛ぶぞ」が脅し文句(より穏当に言うなら、行動を制限する説得材料)として投げつけられるあたりに、自分と周囲との認識のズレの大きさがよく表れている。

例えば何か研究論文を書く場合、「先行研究批判」という研究世界ではごく当たり前の用語でさえ、ここでは"検閲"にひっかかる。

「(郷土史家の)○○先生に失礼だからやめろ」ってわけだ。

自分いくら

「これは論証に必要不可欠なステップなんです」

研究における「批判」に、人格攻撃非難というニュアンスはありません」

と口をすっぱくして説明しても、「私はそう思わない」の一点張り却下されてしまう。

結局、そういう言葉狩りを受けてできあがる文章なんてのは、誰から因縁つけられる余地がない代わりに、誰に向けて何を言ってるのかよく分からない玉虫色のお役所作文になりさがってしまう。

なるほど、彼らが求めていたのはこれだったのか。

たぶん彼らは「歴史専門家」を、先祖自慢お国自慢お墨付きを与えてくれる装置町おこし観光ネタ製造機くらいにしか考えていないのだろう。

自分たちの信ずる(しか根拠はない)歴史認識もっともらしい言葉で修飾してくれるロボット、それのみを求めているのだ。

ところがそのロボット主体的意思をもち、自分たちと異なる歴史認識提唱するなど、許しがたい「反逆」としか彼らの目には映らないのだろう。

専門家組織の一員として働くことと権力ロボットに徹することは、似ているようで全然違うと思うのだが、それはこのムラでは理解されなかった。

そりゃ自分にも落ち度はある。いち職員として使えない点は多々ある。

かい不文律を覚えない。事務作業の要領が悪く気も利かない。

(未だに「社会人」の概念理解できないので「社会人なら言われなくても分かるだろ」と言われても分からない)

とにかく解雇した側にも言い分はあるだろう。結果から見て自分がこの職場適応できなかったことは明らか。

だがそれでも言わせてもらえば、

どうしても適応しなければならないのだろうか?

適応してまで居続けるほどの値打ちがあるのかこのムラに?

人間戦争よりずっと大きい」

「その人は家よりも大きく見えました」

戦争は女の顔をしていない』を読んだ時、この言葉が胸に深く沁みこんだ。それに倣うなら、

歴史職業よりずっと大きい」

と言いたい。

仕事からしゃあなしで歴史に関わってます、本当は全く興味ありません、ムラに波風立てないことが一番です……。そういう生き方自分にはできない。

仕事を通じて自己実現ができればそれは素晴らしいことだが、それ以前に適応したいと思える、適応する価値のある場所を見つけることが重要だ。

この檻を出ても、より大きな檻の中であることは変わらない。

だとしても、今は思う存分手足を伸ばして息を吸えるだけの自由を、全身全霊でぶつかるに値する相手舞台を求めたい。

そこでせいぜい良い仕事を、面白いことをし尽して死にたい

2020-02-29

[]

岐阜県現代陶芸美術館のニーノ・カルーソ展に行ってまいりましたわ

イタリア現代陶芸巨匠、だそうですの

2017年に亡くなっていて死後初の展示会になるとか

作品モジュール化された陶器ブロックを組み合わせて

柱や門などの構造体に仕立てたものが多いです

モジュール自体ひとつ美術品で、組み合わせも美術品になるという

入れ子状の表現を狙っているのでしょう

二重の門という作品がちょうど通路の突き当りの壁に展示されていて

まるで通路がその奥まで続いているような空間効果を出していたました

いつもは仕切られている部分も壁状の作品で区切っていらっしゃいます

学芸員さんが凝っていらっしゃいます

撮影可能最後の展示室は、博物館建物の柱も魅せたいのかしらと思ってしまいましたわ

スーパーマーケットの手すりをデザインした時にもらった端材からはじめた

鉄の作品も展示されていて、ガス溶断・ガス溶接の跡が生々しかったですわ

作品構想のスケッチをみるとニーノ・カルーソ様は脳内3DCADの人でしたのね

若い頃の精油場(自動車関連工場?)勤務の経験が活きているようでした

ギャラリーヴォイスの茶碗に挑んだ麒麟児たち展も拝見してまいりました

多様な茶碗が展示されていて、大半はお願いすれば手に取ることもできるそうです

わたくしは怖くてやめておきましたけれど

ひとつひとつ作品に込められた時間想像すると気が遠くなりますわね

あと多治見市図書館の1階では、東日本大震災写真が展示されていました

災害は忘れた頃にやってくるとのことで啓蒙されていましたが、

関連する講演会新型コロナウイルスの影響で中止になっているあたり

すでに災害がいらっしゃっていますわね・・・・・・恐ろしいですわ恐ろしいですわ

2019-09-19

日記

昔々、表紙買いしてとても気に入った本があったのだけど、数年後タイトルも著者も出版社すら思い出せなくて、著者名が三3文字ということだけは覚えていてTLなどでたまに見かけた森絵都かと調べてもそれらしきものが見つからず。ということを5年に1回くらい思い出してはしていた。

 

覚えているのは宇宙の話で、図書館とか博物館舞台司書さんか学芸員さんが出てくる。話のなかで折り紙ひまわりを折ったような銀のメダル?が出てくる(記憶いかもしれない)などという僅かな記憶から

 

宇宙 図書館」ゆーみんばかり出てくる

宇宙 博物館ガチ博物館ばかり出てくる

もう何も思い出せない……表紙見たら絶対すぐわかるのに……

本当に森絵都じゃないの?

Google画像検索で表紙探してみよ…

宇宙 博物館 文庫

!!!!!!っった!!!!!2スクロールくらいで出てきたこれだよ!!!!!

Google画像検索類似表示能力すげーな!?!???

興奮のまま画像クリックすると書評サイトにつながる。

 

 

永遠の森 博物館惑星 (ハヤカワ文庫JA)

菅 浩江

 

 

ンンンン森は森でもそっちか~~~~!!!

著者名3文字は合ってた~~~!!!

さっそくWikipedia情報あさりtwitterがあるようで飛ぶと名前

博物館惑星2」の文字

うそでしょまってハヤカワ文庫に手を出していたの学生時代ですよ!?

amazon作品紹介を読むと「19年ぶりの続篇」

さっきスレイヤーズが前巻18年ぶり新刊完売祭りだったって見たところ!!!

リバイバル流行がここにも???オーフェンアニメ化するもんね!

なにこれ運命?続編が今年の4月に出てた…!!!!!!

という喜びと、今度こそタイトルと著者名を忘れないように、という日記

hontoで1、2巻併せて買お。

は~~~~スッキリしたーーーーーーー!!!! 十数年分のスッキリ

 

 

先日の初心者SFすすめるならのやつ、これをおすすめするのはアリだと思う。

 

 

2019-08-16

津田大介さん&その擁護者の言い分に納得できないこと

あいちトリエンナーレ津田大介さんが監督の「表現不自由展・その後」について、納得できない点を頭の整理を兼ねて書いてみます

検閲について

憲法上の検閲

憲法上の「検閲」とは次の通りであり、本展における河村市長官房長官のいずれの言動もこれに該当しないことは明らかなので、憲法上の検閲ではあり得ません。

行政権主体となって、思想内容等の表現物を対象とし、その全部又は一部の発表の禁止目的とし、対象とされる一定表現物につき網羅一般的に、発表前にその内容を審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止することを特質として備えるもの」(判例)

したがって、本案件で「違憲」と言い出した者(例えば大村知事等)は明らかに失当です。というか憲法上は事前の規制を重く見ているため、事後的に批判した河村市長官房長官(この二者には取り止めさせる権限なし)よりも事前に強く要請した大村知事(実行委員長として権限あり)の方が判例趣旨からして危なそうです。

津田大介さんの言う「検閲

あいちトリエンナーレ2019「表現不自由展・その後」に関するお詫びと報告』を読んでもわかるように、津田大介さんは「検閲」という言葉を「何らかの理由により効率美術館で展示できなくなったもの」と自らに都合よく恣意的に用いています

憲法上の検閲でないとしても、この意味検閲という強い言葉を用いることはミスリードです。本件の場合、事後的にも発表が禁止された事実はありません(あいちトリエンナーレ以外の場所公表を続けることも十分可能です。)。

公権力が,表現行為ないし表現物を検査し,不適当判断する場合には発表を禁止すること。公表以前に行う事前検閲公表後に行う事後検閲とに分れる。」(ブリタニカ国際大百科事典コトバンク)

ヘイトについて

法律上ヘイト

ヘイトスピーチ規制法の正式名称は「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律とあるように、「本邦外出身者」をターゲットにしているため、本件展示が法律上ヘイトに該当しないことは明らかです。

(法律規定する範囲が狭すぎる、という議論はあると思います。例えばDV防止法は成立当初、男性被害者とは規定されていない法律でした。)

批判者の言うヘイト

自国であった負の歴史を思い起こさせる作品を展示することが、その国や国民に対するヘイトにあたるとは考えていません。」「大浦さんは昭和天皇肖像日本人としての自画像であり、天皇批判ではないとしています。」とあるように、津田大介さんは、自国民同士のヘイトは想定していないようです。

ただし、国民を分断し、他のグループにに対して差別的言動を行うことは十分に考えられます

津田大介さんの政治思想

津田大介さんの過去言動

津田大介さんは、過去RADWIMPSHINOMARUという楽曲を「国威発揚であるとして激しく批判をしています。また、そういった批判を受け、RADWIMPS謝罪に追い込まれています

更にTwitterにおいて『今後もどんどん「国威発揚」の依り代として芸術が利用(寄生)されていくんだろう』ともコメントしています

昭和天皇写真を焼く行為に比べてはるかに穏当(少なくともヘイト的な要素はありません。)なものに対してこのような反応を見せており、極めて左派的な思想であると思われます

今回の展示物の選定

津田大介さんは「不自由展実行委によって拒絶」、「そのまま展示することはコンプライアンス的にハードルが高」(い)、「展示スペースの都合」という理由で、会田誠さん・鷹野隆大さん・ろくでなし子さんの展示はしなかったと言っており、言外に自身政治思想は反映されていないことを含ませています

少女像昭和天皇写真の焼却などが選定されたのは自らの意思ではなかったかのようです。

しかし、その一方で『約80組の作家選びは当初、学芸員に任せるつもりだった。ところが、上がってきたリストを見て「ピンとこない。これはまずい」と方針転換。自ら決定権を握った。』(7/8北海道新聞インタビュー記事)とあるように自ら選定していったことを明かしています

まとめ

津田大介さんの言動をまとめると以下の通りになります。少なくともダブルスタンダードと言われることはやむを得ないでしょう。

1.検閲意味憲法どころか辞書よりも広くとるが、ヘイト意味は狭く(法律通りに?)とり、いずれも自らに都合よく解釈した。

2.過去保守的楽曲に対して激しく批判し、更にそれに公金が用いられることに慨嘆したが、自らの政治思想に沿った展示を公金を用いて行った。

3.自らは中立かのように装いつつ、自らの思想に反する展示はテーマ合致したとしても排除した。

どこにも当てはまらなかったので雑記

津田大介さんは今回の謝罪文で『自国現在または過去の負の側面に言及する表現安全に行えない社会となっている』とコメントしています

しかし、前述のHINOMARUに対する批判を行ったにも関わらず今回のポストが手に入れられたということは、少なくとも「日本が好きという者を批判しても言論界ではプラスにはなってもマイナスにはならない」ということを体現したと言えるでしょう。

2019-08-13

anond:20190813222935

今回の件について、美術業界批評家美術史家、美術学芸員といった人たちから、まともな「批評」がなされるのだろうか。

まともな批評はなされた。

津田大介政治的信条押し付けであり、ヘイトであると。

それをまともと思えないのは君の政治的信条問題

anond:20190812185015

このエントリでいう「現代アート既存権力」について、コメントしている人たちが考える「権力=○○」が違いすぎて話かみ合ってない。

>「これはアート! わからないお前は勉強が足りない!」とか言っている人たちがいる。

素直に読めば、これは「アートをやっている人たち」を指すであろう。確かにこれはある。古参オタクがニワカの新参マウントするやつ。

ただ、その後の「権力」「カルト」というところを見ると、この増田現代アートのもの懐疑的である

コメントは当然ながら、あいちトリエンナーレ意識した書き込みが多いが、このエントリ自体もそれに触発されたものと考えるのが自然だ。

そう考えると、この増田あいちトリエンナーレをどのような視点で見て、このエントリを書いたのだろうか。

もし、作品撤去の件を肯定的に見ている場合、「あんもの芸術というなんて、頭おかしい」という意味でこのエントリを書いたのだろう。

からアートを「カルト」というし、「津田現代アートという権威を借りてヘイト展示をやったんだ」という論理が成立する。

一方で、作品撤去弾圧考える人々もいる。そうした人々にとって権力者とは政府政治家公権力あいトリに政治家発言した件)であり、

アート社会メッセージを送っただけなのに表現の自由を奪われた」となる。

また、タイトルの「醜い優越感」というキャッチーキーワードも気になる。

増田アートになんてこれっぽちも関わりなく生きてきた人間なのか、自分には理解できないものに対するひがみのようなものも感じる。

「これはアートだ、と言えば何やってもいいのか」というやっかみの気持ちもあるのだろう。

自称現代アートに詳しい人たち」は常に「アートなんて分からない人たち」を置いてきぼりにしてきた。

特に、全国各地にある公立美術館だって一般市民アート教育普及するための施設であったはずなのに、「自称アートに詳しい人たち」に私物化されてきただけであった。

からネトウヨにとっては「税金を使ってこんな展示をしてくれやがって」という気持ちになることはよくわかる。

しかし、今回の津田芸術監督はそうした「自称アートに詳しい人たち」側の人ではないのである

しろ、「自称アートに詳しい人たち」からは「素人のお前なんかにできない」と散々コケにされている側なのである

から津田さんにとっては「権威美術業界」(=アートではない)からもけなされ、ネトウヨ公権力から弾圧され、泣きっ面に蜂である

今回のあいちトリエンナーレ自分既存日本における美術業界権威に風穴を開けてくれることを期待していた。

だが、日本社会に立ち込めるネガティブ圧力を改めて浮き彫りにしてくれることとなった。

今回の件について、美術業界批評家美術史家、美術学芸員といった人たちから、まともな「批評」がなされるのだろうか。

これから日本美術業界は「自称アートに詳しい人たち」の自己満足展覧会と「クールジャパン」的な何かをやるだけの、一部の人たちの既得権益として温存されるのだろう。

自分増田とは違った意味で、「現代アートにおける批評性」がなくなっていることを危惧したい。

anond:20190813103205

現代アート関係者には批判とさえ認識されない。残念。」が連中の思い上がりを象徴している。

美大出身者の学閥やお友だちごっこ権威と名声にしか興味のない自意識過剰学芸員美術評論家公立美術館新聞社の金で動いている商業展覧会しかやらず、たまに反権力的な内容の展示をやれば検閲される。そうした業界におもねる美術メディア(ビテチョーとか)はそうした業界人を褒めたたえるばかりで、業界内での批評精神、自浄作用も失った。税金で雇われたキュレーター自分たちのことを「アートピーポー」と自称していたが、「アートピーポーであることに酔っている変わった人々と自分には見えた。

学生の頃、一生懸命アート歴史勉強していたが、大人になり、現実アート業界を知って、ただの茶番だと我に返った。特にここ数年のアートシーンの劣化具合はあまりにひどい。

元増田の「要するに《現代アート》というのはすでに既存権力になっていて、彼らはそれを無批判に持ち上げることにこそ価値見出しているわけだ。」に共感する。日本全体を見ても「権力を支持したい。体制側が正義。」という人間があまりに増えすぎている。それは美術業界でも同じだ。SNSアートやってますと言いながらネトウヨっぽいリツイートをしている人って昔はあんまり見かけなかった。アーティストなら反体制だろというわけではないけど、自分の頭で何も考えていないか体制派を無批判に受け入れるし、自分の考えと異なる意見を知ろうともしない人がアーティスト簡単になれる時代なのだなと思う。

(=自分大学勉強するか、大学勉強した人に手配してもらう必要がある)というのも「大学先生が言っていることは正しいこと」という思い込みが後ろに隠れているわけだが、大学で学んだ経験がある自分からすると、大人になってから「あの大学教員の言っていることは偏ってた、おかしかった」ということは多分にあった。何も知識のない時は師やメンターの言うことをそのまま学ぶ時期であるが、学びが終わったら、「それは本当にそうなのか?」と考えられるようにならなければならない。

「偉い人がすごいって言ってるから、この作品はすごい」って言っているうちはまだまだ子どもである。そうした子どもばかりになっているのが今の日本アート業界なんだと思う。海外のことは知らんけど。

2019-08-08

anond:20190808122143

表現不自由展」を学芸員のチョイスを跳ね除けてまで今の形にしたのは津田大介

税金私的流用

まり表現不自由展」の問題津田大介問題であり、津田大介問題は「表現不自由展」の問題でもある。

2019-08-06

anond:20190806141456

明確なプロパガンダ

根拠としては、機能話題になってた動画で、津田大介自身

政治的に一番ヤバいことをやる」「天皇に火をつけてるけど二世代前なら問題ない」など言っている。

特に前者の発言重要。「政治的に一番ヤバいこと」という目的意識がそこには表れてる。

さらに、当初学芸員が選んだアート津田却下して選びなおした(その際、盟友である東の関係者も多く含んだ)こともある。

津田による、津田とお友達のためだけのプロパガンダ。それが表現不自由展。

さらに言うなら、「表現の自由が侵害された年表」にも左側が侵害した例は全然掲載されてないことが有志の調査で明らかになっている。

大洗イベント中止事件新日本婦人の会出版妨害事件アオシマめぐ事件をはじめとして一切書かれていない)

2019-06-05

anond:20190604223140

学歴プライドあるなら学芸員資格なりなんなり取れば良かったのでは

社会に出たらそんなもんだ

他の国では院生にも給料出るらしいし、そう変えたいけどね

2019-05-12

一日外出って自分でやると難易度高い

平日は仕事、土曜は生活環境のメンテや平日やれなかった巡回や録画の消費、自由に使えるのは日曜日だけ。

気づいたらそういう生活を送っているのだけど、いつまで経っても日曜日が上手く活かせない。

本を借りて丸一日じっくり読めば多少難しくても300Pぐらいは読み進められるだろう。

やれる。

何かしらの趣味や特技も週10時間練習すれば、年500時間練習できるから2年でそれなりの形にはなるだろう。

何かしらやれる。

とはいえ、何かしらを続けるほどの勢いなんてそうそうつけられないので、思い切ってなにかやるにしてもせいぜい1日外出ぐらいのもんだろう。

だがこれがなかなかに難しい。

話題のものを食べに行くとか、テーマパークに行くとか、どれもいまいちパッとしない。

正直丸一日あるなら引き込もってゲームやり続けた方が楽しいもんだ。

バズってる展覧会ちょっと顔だして暇そうにしてる学芸員に詳しい話を聞いてみたりするのも年に2回ぐらいなら楽しいけど、それ以上は飽きる。

1日をがっつり使うのってやっぱ難しいな。

井之頭五郎とかハンチョウが人気あるのも、そういうのをさらっと出来るからなんだろうな。

3500円叩きつけて豪華な設備映画見てるときが一番楽しいよ。

俺がうまく使いきったと思えるのは3時間ぐらいだ。

それ以上は手に余る。

2019-03-04

anond:20190304022014

デザイナー学芸員司書職人系、メイド喫茶メイド店員声優料理研究家、なんか実家が太い人なら出来るんじゃあない?って職業が多い気がする。

2019-01-30

anond:20190130151145

結構真理。だからよほど知識無い展示会は音声ガイド借りるべきだし、一般展示は学芸員ツアーとかそういうの使うと良い

あとはググる作品でヒットしなきゃ作者。作者もヒットしなかったら、その作品はなんなのか考える

anond:20190129172938

実はこの指摘は結構重要問題を孕んでいる。元増田は二―トなのかもしれないが、的確に博物館法の矛盾点を突いている。

ブコメでは、ニート割引を認めつつ、その基準としてニートであることの証明をどのようにするかに焦点が当たっている。

こうした論点に至るのは非常に説得的で論理的だ。

ところがだ。博物館法第23条を見てほしい。


(入館料等) 第23条  公立博物館は、入館料その他博物館資料の利用に対する対価を徴収してはならない。但し、博物館の維持運営のためにやむを得ない事情のある場合は、必要な対価を徴収することができる。




博物館原則では無料(キリッ

ヒャアアアアアアアアアアア!!!!! 無料ですってよ! 奥さぁん!!

この戦後に出たイキリ社会教育法律は、現行では後段の留保の方ばかりが実態として現れている。

特に都会の大きな公立博物館はそうだ。

蛇足博物館法の範疇

蛇足公立博物館とは、地方公共団体が設置するものを言う。だから国立の「博物館」は博物館法の範疇外にある。

23条は、私立博物館国立博物館は、対価を徴収してはならない、という規定範疇にない、ということだ。取ってもいいし取らなくてもいい。どっちでもいい。

サッカーで例えると、サッカールールを守ってもいいしコート野球をしてもいい。

理想論だが)無料であるべきというところから議論スタートするべきなぜなら法律がそのようになっているか

今回ニートが参った東京都美術館東京都と言う地方公共団体が持っているので、博物館法の範疇だ。だから原則無料にならないとおかしいのだ。

そしていいか? 重要なことは、ニートでも会社員でも大人子供もおねーさんも、老若男女全員が、全員がだぞ。全員だ。

全員が、無料であるべきなのだ博物館法は、戦後のあの頃、そう高らかに謳った。

実は議論はここからスタートしなくてはならない。

ニートから入館料無くせ、とか、ちゃんと働いているんだから会社員こそ入館料減らせ、じゃあない。

全員が、無料であるべきなのだ

けど、現状はそうじゃないよね

けど、もちろん現状そうならない。

増田諸賢も解るだろうけど、都美レベル博物館が全員入館料無料にしたらなんか「ヤバい」という感じはするだろう。

じゃあ何を考えればいいのか。それは、「条文の博物館の維持運営のためにやむを得ない事情」を突きつめることだ。これが重要だ。

ところで図書館法にも入館料に関して、博物館と同じようで、より厳密な条文がある。

図書館が有料だったらビビるよね。現状そうはなってない。その根拠図書館法に明記されている。

一方博物館法は歴史的な経緯もあって、後段に大切な留保が続いている。

ニートからカネを取るのは「やむを得ない」か?

東京都美術館の維持運営のために、ニートからカネを徴収することは「やむを得ない」のだろうか?

こうした観点から入館料金は捉えるべきなのだ

そしてもちろん、述べてきたとおり、元来全員が無料であるべきなので、

大人子供もおねーさんも、つまり私たち全員からカネを徴収することは「やむを得ない」のだろうか?

これを同時に考えなくてはならない。

このニートの方はここを鮮やかに疑問点として示しておられる。

支払われたお金と対価

なんかすげー抽象的な話になってきたと思っただろう。その通りなのだ

こういう文化に対するカネの投下と見返りなんてものは、解りやす物差しで測れるものではない。

から個人個人が気のすむまで、情報を整理して、それで納得してカネを支払って観覧するほかないと思っている。

考えるための材料は色々転がっている。

都美は指定管理者が入っていて公益財団法人東京都歴史文化財団だ。

展示(陳列)されるモノの向こう側

公益財団法人東京都歴史文化財団はどんなことをしているのか、ウェブサイトを見てみるといいだろう。

解りやすコラムからお堅い報告まで載っている。

ここの財団から展覧会の開催に当たっての資金や、それを企画運営する学芸員賃金が出ている。

https://www.rekibun.or.jp/

東京都美術館条例規則も見るとよい。ここでは使用料指定管理者に入るとある

なお入館料の規定は見えなかった。条例規則作ったやつはよくわかっていて、原則無料であるべきところに規則等で料金を設定しないように配慮したのだろう。

入館料は展示に応じて設定される。「必要な対価」を都度決める、という遵法の姿勢・工夫・配慮が見える。

https://www.tobikan.jp/outline/report.html

都美のウェブサイトには、東京都全然関係ない諸外国作品を展示する意義なんかも書かれている。


そして、歴史文化財団管理する他の施設に足を運んでみよう。庭園美術館個人的にお勧めだ。

料金高いとか、展示がしょぼい、とか。逆に、いい展示じゃん、とか昔来た時より良くなってるじゃん、とかまた来たい、とか思うかもしれない。

本来無料であるべきところだが維持管理にカネを払ってもいい、と思える仕組みを見つけられるかも。あるいは、逆かもしれない。

とにかく、設置主体運営がどうなのか。良いのか悪いのか、個人個人がそれぞれの足で稼いで納得するほかない。

他の運営主体場合でもそう。

まり何が言いたいかと言うと、どんどん博物館に行きましょう、運営がそれで良いのか、モノを見る延長線で眺めて行きましょう、ということだ。

運営がそれで良いのか、規模や設置趣旨にそぐわないか、一市民として観察していくべきということ。

おわりに

なお個人的にはニート全然無料でいいと思っている。

最近都会の展覧会はどんどん混み合うようになっている。伊藤若冲展あたりからひどいもんだ。

ムンク展も、目玉の展示作品の前はベルトコンベアみたいな感じでただ人々が作品の前を一定スピードで通りすぎていくだけ。

それでいいのか? と思っている。

メディアタイアップして、外国人観光客まで絡めて、そこまでしてガンガン人を入れるべきなのか正直わからない。

そこまで商売っ気だすならば、何らかの事情がある人の減免を強化するべきと思う。

なんか博物館から遠くなってしまう気がするけれども、ね。

2018-12-02

anond:20181202012418

安心しろ

この業界長老クラスになると100歳超えてるから普通に中卒が居るんだよ

単に俺は業界ではちょっと若くて大学行ってそうな年齢に見えるだけ

年上の教授や同年代大卒学芸員が居るから尚更

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