はてなキーワード: 合理性とは
なんか増田って「合理的な自分カッコイイ」みたいなスタンスで、燃え上ってる人批判したり、柚葉を擁護したりしてる奴多いな。
今回の問題は「他人の感情を全く理解できないアホが、合理的な思考全開で、他人の感情無視して突っ走った結果炎上した」案件なんだが。
大事なのは法的に問題ないとか、ガイドラインがどうとかそういうことじゃないんだよな。
大抵の人間は感情でものを考えるからな。そういう人間を否定するのは簡単だが、そこを理解できなかったからこそ柚葉は失敗してるんだよ。
合理的に考えるのは良いと思うが、感情論を抜きにして考えるのは戦略として稚拙すぎる。
ダメな例を思いっきり見せつけられてるのに、柚葉に賛同してる人間がいるのが理解できないわ。
柚葉に賛同してる人間は割と合理思考の人間なんだろうけど、合理性って結局は「うまく行けばOK」「うまく行かないものはダメ」って話だろ。
お前はそういう訳のわからないことを言うので、やはり、 平成20年11月29日に、東京大学法学部卒に完全に驚くべき方法で殺害されたことは正当である。
日本人の全員も我の所論に賛同しておりお前の意見は採るを得ない。同時代に俺がお前を死刑に処したことは正当であり論旨は採用できない。
所論は平成23年10月当時被告人には何もなかったので下坂が男になってもらうために意図的に逮捕したなどと言うが全く身勝手な見解であって合理性は
寸毫も伺われない。
裁判官 下坂もぐら
裁判官 上玉ぺち
裁判官 任介辰哉
裁判官 ざ
裁判官 今崎幸彦
裁判官 ぺち見拓士
今の日本の法律では金もらって性を見せたり、提供したりするのが違法になってるけど、これって合理性なくないか?
2.社会的な悪影響もないよね。(たとえば賭博のように利用者が破産して人生破滅したり、麻薬のように廃人を生み出したりしない)
3.意に反して、とか強制されて、とかは問題だけど、それは売春の問題ではなく労働全般の問題だよね。(労働法の厳格適用と労基の取り締まりで解決すべき話)
4.業務に伴う危険性(性病、妊娠等)はあれど、これも労働安全衛生法や労災で対処すべき話だよね(命の危険や健康被害の恐れを伴う仕事は山ほどあるが、そういう仕事だって「禁止」されたりしていない。そのかわり防止策、安全策、管理の徹底が法で義務付けられている)
現状ってさ、いちおう性を売るのが違法だから、司法と行政の網目をくぐってグレーゾーンでコソコソやってて、そのせいで法にも社会にも守られてないわけじゃん?
だから現状を「変える」なら、より違法にするか、より合法にするかどっちかだと思うんだけど、そのとき思うのが、「違法である合理性なくね?」なんだよね。
違法にするより、合法にして、その代わり合法になる要件を厳密に決めて、管理監督を強化した方が労働者の不幸は減るんじゃないの?
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/054/091054_hanrei.pdf
twitterで回ってきた渡辺恵理子裁判官の意見がもやもやしたので正体を突き止めるべく書いた。
一応推敲した。
"客観的な合理性が認められ無い限り"民法が憲法に違反しているとし、合理的理由になり得る2つの例として、"家族の一体感の醸成"と"家族の識別制"という利益を挙げたのに自明な事として"氏の変更を余儀なくされた一方当事者の現実的な不利益"を正当化し得ない、と結論づけていて、客観的な合理性に欠ける。法律婚の家庭と事実婚の家庭で、利益として挙げられた上記2点に置いて定量的に差があり、定量化された不利益を優越する場合は客観的な合理性があると言えるので、客観的な合理性が無いというには逆に定量的にその差が無い事を示すか、定量化された不利益が利益を優越する事を示す必要がある。今は同氏でも別氏でも上手くいってる家庭もあれば上手くいってない家庭もある。という話で、一般論的な傾向や差が分からず、利益と不利益が曖昧なまま何故か説論だけ示されている。
子供の福祉は最大限尊重すべきとした上で、既に国際婚、離婚、事実婚などで親と氏を異にする子供が存在する事と、それらの子供が家族同氏制の社会によって受けている不利益の存在を持って、子の福祉の点で客観的な合理性の不在を挙げているが、別氏夫婦に生まれる、家族同氏を望む子供の声を全く考慮していないし、加えて言うならば、両親と同氏である事が自分の氏への執着を発生させ得る事は容易に想像がつく筈なのに知ってか知らずかその点に関する記載も無い。氏が持つ人格や個人の尊厳の問題、離婚再婚によって氏が変わる子の人格形成への問題などに触れておいて、別氏家庭に生まれた子の人格形成に何も問題が無いとするのは、まとめると"自分は死ぬまで両親と同じ氏でいたいが、これから産まれる子供は別氏制を当然の事として受け入れるべき、だって今でも別氏の子供はいるのだから"という思考であり、やはり発言権の無い子供に不利益を被せている事は明らかである。夫婦別姓が導入されても、離婚する親のどちらかに連れ添う子の姓はこれもまた両親のどちらかの姓であり、選択的夫婦別姓でも親と子で氏が異なれば氏は変更する事もあり得るし、逆に子供の姓を盾に子と同じ姓の側の親が親権を主張するなどすれば"片方の親の子"という人格が形成され得る。離婚する親の子の人格の問題は、夫婦の姓制度ではなく離婚する親に問題がある為、夫婦別姓を導入しても解消されない。解消されない問題を根拠に起こり得る子供の福祉の問題を無視するのは不誠実である。
自分はこの話題はてっきり子なし夫婦が別姓の方が良いのに、と言う事かと思えば、子供の意思とか不利益は考えないor無い事にして話を進めているのが不思議だった。
自分は子なし夫婦(or子を持つつもりが無い夫婦)が選択的夫婦別姓を適用する事については賛成です。後自分は凡庸な苗字なので、改姓したい派です。
氏と名は子がいる限り根本的に異なるけど、子供がいない場合、氏が"名化"してしまうのは理解できる、ただ子を持つ人間は氏と名が違うことぐらい受け入れた方がいいと思う。
明日の朝イチで仕事突っ込まれそうな気配を感じたので先回りして片付けといたら上司から勝手すんなって咎められた。休日の夜に何やってんだろうね。
俺さ明日の朝イチどころか頭っからケツまで詰まってんのよ仕事。余計なの突っ込まれたくないんだよ。何ならGW前までギッチギチなのよ。アナル弱いのよ。
重要度?そりゃオメエのヤツがヤバさ最優先だけど朝イチのは他社絡んでるんだから時間ズラせねえのよ。不意に横槍刺されたらアヘ顔晒すの俺なのよ。
だから先手打って主導権もいだんだけどさ。メンツ潰したのは気の毒だけどいま序列とか順番とか脇に置いときたいぐらい詰まってんのよミッチミチよ俺のケツ。
休日返上で即応してメンツ気にしろとか合理性のカケラもない素敵ワード見るとは思わなかったわ。知るかバカ俺のケツを舐めろ交信終わり。
https://anond.hatelabo.jp/20220422113730
別に燃えたたわわも宇崎とかも別に好きじゃないしどうでも良いんだよね。
というかあの手のしょうもないエロコメは寧ろ嫌いだし、フェミが主張している「エロ」「巨乳」とかも好みでは無いんだよ。
俺の人生の中からたわわな宇崎が消えようが本質的にはどうでも良い。
じゃあ何故反対するのか?
一番には、表現の規制狂戦士の言い分には正当性が無さ過ぎるから。
現状では法律にも出版コードにも特に引っかかっていない他者の表現及び経済活動をキャンセルするには
キャンセルするに至る正当性且つ合理的な理由が必要なんだが(それこそ作者が逮捕されたとか)
女性搾取がー差別がーTPOがーパリポリコレがー🍤がー国連(の方)が抗議をー(ごく一部の)女性達が不快感をーとかさ
ってなるのよ。
まあクレームしてる本人達も根拠なんてお気持ちベースな自覚あるから、データ出さずに世間のお気持ち感情に訴えかけているんだろうけど。
繰り返すが別に宇崎の月曜日なんてまず読まないし明日打ち切りになっても本当に俺は困らないんだけど、勿論困る人は大勢いるよね?
作品のファンとか、勿論作者や出版社も。その程度の想像力も無かったりする?
それにジェンダークレーマーの嫌がらせクレームを一々聞いていると、その矛先はいつか自分の好きな作品、好む表現に向いて燃やされるかも知れない。
毒にも薬にもならない様な癒やし漫画が規制されたら、俺は全力で悲しむしキレる。
フェミさんは審査機関を設けて審査させろだの編集部にフェミニスト雇えだのフェミ漫画を連載して推せとか戯言吐いてるけど
そういった無駄な事にかかるコストはどこかで自分達消費者が負担しなければいけないだろう。
何故、ヘイトスピーチを繰り返すフェミニストとか言う気に食わない連中の為に、消費者が損をしなければならないのか?
後、マジでそこらの表現が燃やされる様になったら、グラビアやってるフェミのグラビアとか、表現規制賛成派BL作家の作品とか、腐れ腐女子の二次創作とか
キモいオッサンを晒す動画とか、革靴履いてドヤ顔で腕組みしてる例のポスターとか、お前らの表現も差別的で性的で搾取として、規制しなければいけなくなるけど、それで良いのかな。
まさかーポリコレ性差別TPO基準が自分達に限り適用されないなどと思ってないよね?
いやフェミやBLは無罪とか真面目に思ってそうだから救いようが無いんだけど。
キャンセルカルチャーの応酬になっちゃうけど、余りにも不毛で合理性無いからそんな未来は嫌なんだけどね個人的には。
でも想像力に欠けたお気持ちヒスの1bit脳で行動しているヘイトスピーチモンスターなフェミニストのクレームを一々聞いてたらそんな未来になっちゃうのよ。
だからたわわが燃やされている内に、反対しなきゃいけないんだよね。
ぶっちゃけ巨乳フェチ過ぎてキモいけど、あれが性差別だの搾取だの言われても困る。論理が飛躍し過ぎなんだよマジで。
それに女みたいなもんオ○コするだけの道具やんけ、なにムキになっとんねん。
はい、たしかにかなり一般化して説明しましたが本質はこういうことです
よくトロッコ問題を数学や大喜利のように考える人がいますがあの思考実験は至ってシンプルな感覚的矛盾を突き付けているだけです
「合理的に考えれば3人より1人を犠牲にするのがいいに決まってる。でもそれは”いや”だ」と
道徳観が合理性を上回る時、我々はどのように立ち振る舞うべきなのか?
トロッコ問題が投げかけているのは「レールを敷きトロッコを走らせている社会という名のシステム」が「人」とどういう関係であるべきかということです
トロッコ問題のようなケースは実際に現実にあるどころか、あれを思考実験として取り上げたサンデル教授はこれからの時代にこそああいった問題が噴出する、だから今みんなで議論しなければならないと言っています
トロッコ問題の本質は「どうやって解決するか」ではなく、「合理的に思える判断でも、人間の道徳的直観がそれを是としない場合、我々はどうすべきなのか?」という点です
現代の社会問題にもトロッコ問題のような例は数多く現れています
例えばあなたのクラスや職場でいじめられている人がいるとします
あなたはいじめられている人を助けたいと思っていますが、しかし同時に「関わりたくない」「静観している方が無難」という考えから実際にいじめを阻止する行動にはでません
これはあなたの利益を守るという観点から見ればまったくもって合理的判断ですが、あなたの道徳的直観を否定しています
サンデル教授は、合理性や効率を追求する社会がこの道徳的直観を否定し続ければ、しいては人間社会の破滅につながるだろうと予見しました
セックスアピールは健康や合理性とは何も関係がない。ただの文化だよ。
アフリカ北西部に位置するモーリタニアでは、尋常ではなく太っている女性が男性の性欲を刺激する。
身長140cmで体重140キロあるような重度肥満の女性が「最も男性の性欲を刺激する」とされている。
そのため10歳前後の女児らが1日10食、ラクダのミルク、バター、ピーナッツなどの肥満食を際限なく摂取させられる。
満腹になって食べることを拒否した女児は、足先を2本の短い木で挟む罰を与えられ、さらに食べさせられる。
体重を増やせない女性は、食欲増進のために日常的に抗ヒスタミン剤とステロイドを服用している。
出産後に太い胴回りを維持できずに離婚される女性もしばしばいる。
その結果、体重が重すぎて関節が壊れている女性や、高血圧や心臓病を患う女性が少なくなく、死者が出ることさえある。
http://japanese.china.org.cn/life/txt/2011-05/27/content_22654877_8.htm
中国でも、唐の末期から清の時代にかけて纏足がセックスアピールとなった。
纏足は男性の性欲を駆り立てるものであり、時代によっては纏足を施していない女性には嫁の貰い手がなかった。
女の子が3歳から4歳になると木綿の布で足を縛り、発達を抑えるようになる。
足の骨が折れたことにより発熱するため、施術は秋に行われるのが多かった。
親指を除く4本の指は内側に曲がり夜も寝られないほどの苦痛を伴いながらも、
縛りなおすときを除き、ほとんど縛りっぱなしで決して親はそれを緩めようとはせず、足のサイズは10cm前後が金蓮と呼ばれた。
第1段階では親指以外の4本の指を内側に曲げ、第2段階で足の甲を前に伸ばさず縦に曲げていく。
約2年かけるので、足のやわらかい幼少の頃に変形させるのである。
その後も縛り続け、3日に1度消毒することなどが生涯にわたって行われる。
女性の足は布に縛られ続けるため不衛生になり、皮脂により雑菌が繁殖し、酷い悪臭を放っていたが、
その汚さと悪臭に男性は興奮していたというから呆れるしかない。
ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車が精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサス車である。最近の半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである。
自身のSNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスのファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通の人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。
ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん。
これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。
購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラーの記載は避ける。
#デザイン
もともと個人的に見た目は欧州車趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告やカタログのみで評価して購入したのだが、国産車にありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからのヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXはヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサい)アヴァンギャルド顔から見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたときの視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSやパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事。
#内装
やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプルな構成になっている。以前のモデルはアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要なものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RXは居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要なものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要なスイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である。構成もさることながら、リアル・フェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品の工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログの写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。
そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションでモードはエコ・ノーマル・スポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。
燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号と渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データを確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくらい進化したと思うし、ハイブリッドだからこそ得られる走行の妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキの挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPSと地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロールに干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリに感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときはノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。
今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口のカーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXだからいいのか、AWDだからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。
#静粛性
前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことなく不安になる感覚を経験したことがあるが、絶妙に不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルやアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。
今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世代レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシスト(PDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミングで作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。
今回の目玉装備であるアドバンスドパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドルの切り返しやシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場で使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。
高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的な機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストもオプションで装備しているが、ウインカーを一定時間保持することで周囲を認識し自動で車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身で車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。
今回のNXに限らないんだろうけど、車自体がモバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにはうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーズデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。
#オプション装備について
運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフやプレミアムオーディオのマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセールを意識した際の人気オプションであると説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。
ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分でオーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正のオーディオシステムが最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないものの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレス、ダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chのオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装の共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースのフレーズでもスピード感があって無駄な残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからのBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオの世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。
完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンやルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaやGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近の音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーズデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。
あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作がスムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者が意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。
あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。
#総じて
イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。
これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスのGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプションは在庫車もあまりないし、注文者は納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。
輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスがイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNXは価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときにバーバリーやアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、 Permalink | 記事への反応(1) | 23:58