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2023-09-28

二次創作戦争

この項目は情報が不足しているため、下記の生命から情報提供を求めています対象地球人バービー、X、アイドルオタク絵師

二次創作戦争とは、かつてこの宇宙地球という名称天体で発生した最後世界大戦である

概要

2023年10月10日11月22日
場所日本中国台湾地球全土
結果全面核戦争突入地球天体消滅
地球生命体は「ニジソウサク」や「テンアンモン」、「フェミニスト」という蔑称で戒めることに
衝突した勢力
日本台湾韓国アメリカ中国ロシア北朝鮮
後に国家無関係フェミニスト国家無関係アンチフェミニスト
損害地球消滅人間における尊厳ゼロ化、創作文化消滅

第二次世界大戦以降、ロシアウクライナアゼルバイジャンアルメニアとは別に発生した最後世界大戦。 当時は台湾有事と呼ばれていたが、戦いのきっかけがきっかけだったので国家宗教無関係人類人類世界大戦へと発展し、最終的に核戦争によって地球天体レベル消滅した最悪の戦争である

10月10日中国Youtubeで「台湾では我が中国文化テロ目的使用しているため、その対テロ軍事作戦を実行する」と発表し、台湾へ侵攻を開始。 アメリカ日本はそれに応戦し、一旦は中国を退けたが、ロシア北朝鮮はこれに乗じて北海道方面から日本の侵攻を中国主導という大義名分で開始、事実上世界大戦へとなった。

この時に発表されたテロ目的とは、日本エロ同人誌などを代表とする二次創作にて、中国割れ対策として「六四天安門事件」や「香港加油」といった単語無関係使用していたことを理由にしていた。

臨時国連主導の緊急会議ではロシア北朝鮮も「元々中国違法行為をしていたためにそうした対策を取った」として否定的意見も多かったが、ウクライナ侵攻をして後がないロシア中国意見同意し、北朝鮮はただただそれに乗じただけでもあった。

また、使用されたエロ同人誌によって各国のフェミニストが怒り狂い、それぞれの国家組織フェミニストアンチフェミニストによる武装蜂起が次々と発生し、国家宗教無関係の全面核戦争への一歩を辿って行った。

最終的に地球は無数の核ミサイルによって天体が支えきれずに消滅皮肉にもその日はい夫婦の日でもある11月22日だった。 なおフェミニストアンチフェミニストかが発射したのかはわからないほど大量の核ミサイルだったとのことで、今となっては確認のしようはないとのこと。

地球生命体などを管理する宇宙連合は、国際宇宙ステーションなども含めた生存確認をしたものの、全人類もろとも滅亡してしまったため、はてな匿名ダイアリー情報も含めてすべて消滅したと発表。

このことは今後反面教師意味合いで「ニジソウサク」、「テンアンモン」、「フェミニスト」という単語で教訓とし、また一部の天体では一次創作も含めた文化消滅や厳しい制限が行われることになった。

なお、地球のもの消滅したため情報ほとんどないため、現在周辺領域調査は進んでいるが、高密度汚染もあって難航している。 またバービー人形うちわなどのグッズも発見されていないため、本当にこの映画戦争が起きたのかと疑問に思う生命体も多いとされる。

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。課税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

____________________________

《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

____________________________

 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

2023-09-20

anond:20230920133629

臨時多いよ

うちのところは半分以上が臨時

で正職員がなかなか辞めないから、何年も、10年以上、低賃金で働かされる

2023-09-18

anond:20230914131703

いうて半年続いてるんだし、「コールセンター経験あり」で別業務コールセンター探してみたら?

通販の受電(チラシや新聞広告に出てるやつ)は、怒られ系はほぼ無く楽だった。

いまどき電話通販する人はご老人が多くて最初のうちはたまに方言聞き取りが厳しかったが慣れた。

アダルト製品はイタズラ電話7割だったがクレームと違って自分セクハラ電話は心が痛まないんで(こっちから切れるし)気にならなかった。購入意思のある3割はめちゃくちゃボソボソ…と喋るか、外からコッソリかけてる?のか周囲の雑音が煩い電話だったけどクレームマジでゼロだった。後ろめたいんだろうな。

あとはリコールに伴う交換・修理対応電話受付の臨時バイトしたことあるけど、意外と冷静な電話が多くて楽だった。まあ交換も修理もタダだったからかも。カネが絡むほうがしつこい人が多いよな。

のっけからお怒りトーンの電話には「わたくしは修理担当会社の者なので○○社の担当に変わります」と言って即座に社員エスカレーションするトースクリプトで楽だった。

末端は怒られがない構成になってたからか、短期集中募集系のバイトのわりにさほど時給は高くなかったけど…

2023-09-17

俺は嘘ついて騙すやり口が大嫌いなんだが、評価する人もいるんだな…

Apple storeの「まもなくです」は、実は「503」エラーである - CLAYPIER

https://claypier.com/apple-store-coming_soon-503/

俺こういうの死ぬほど嫌いってかムカつく。

自分Appleユーザーだったら絶対許せねえわ。

iPhoneすら使ってねえ。危なかった。

 

503エラーは避けて欲しいけど時にはしゃあないことだよ。

けど嘘はつくなよ。

503なら503て言えや。

 

 

何故か騙しや嘘を称賛する人達 

こういうの好き。一昔前のiPhoneだとアプリ起動時のラグを隠すために遷移画面を入れたりとか。体験第一に考えてるのがよくわかる。

2023/09/17

ええー。マジ?

嘘つかれてるんだから体験としては最悪じゃね?

 

ストアの503エラーを「準備中」に見せることで客を待つ気にさせリロード連打を抑える心理ハック、見事と言わざるを得ない

2023/09/17

いやいやいや、嘘ついて騙そうとしてるんだから最悪でしょ。

これを「見事」って思うのはもしかしてシステム作る側の人?

 

騙してコントロールしようとするのは見事って言わねーよ。

それをやってるってバレたら客の信頼がた落ちじゃん。

 

「あ、ここはそういうことするんだ」

「あ、こいつらのアナウンスは騙そうとしてくる可能性があるんだ」

って気付かれたら

しろからリロード連打したり裏をかこうと更に変な試行錯誤が始まるよね?

しかも今度は困惑ではなく明確な敵意や憎悪を持ってそれをやられるようになるわけ。

 

はてなエンジニアが多いと聞いたことあるけど

こんなんを「ユーザー体験」とか「見事」とか言ってる人達がもしそっちの側なら

しろ強烈にユーザー側の視点や利便や感情を見失ってる気がするぞ。

 

 

アナウンス常態化実例

こういう嘘アナウンス常態化した例としては例えばJR山手線

 

ホームアナウンスで「次の電車はもう間もなく参ります」って言ったら

トラブルが起きて遅れてていつ来るかわからない」ってことなわけ。

 

素直にそういえばいいじゃん?

ももう必ず嘘つくし、嘘つくことに麻痺してるわけ。

山手線臨時アナウンスって常に乗客を騙してコントロールしようってスタンスから

基本的全て言ってることの逆だと考えると間違いない。

  

これマジだからね。

こっちは通学と通勤で長年使ってたから。

もちろんそう気付いていてれば問題なく利用は出来るんだけど

俺もう本当に心底山手線JRが嫌いだ。駅員すら嫌悪してる。軽蔑している。

 

だって平気で嘘ついて騙してコントロールしようとしてきて

それが常態化してて毎日やってて、当然だと思ってる奴等だぜ?

人間同士の信頼や誠意や敬意なんてもの根本から捨て去った奴等だ。

  

 

嫌いな組織ナンバーワン JR山手線

極端な言い方すれば俺は山手線駅員が道で倒れててもツバ吐いて素通りしたい感情があるわけ。

(まあ実際にそういう場面があったら助けちゃうだろうけどね。)

まり山手線とその関係者普通人間・見知らぬ同胞よりも一段下がった扱いをしたいわけ。

毎日毎日平気で噓ついて騙してコントロールしようとしてくる扱いを受け続けるって言うのはそういうこと。

どういう言い分があろうが、あいつらのやってることは強烈に無礼で、こっちを人間扱いしてないだろ? 

 

 

俺だけじゃないぜ。

山手線ヘビーユーザーはみんな山手線を心底憎んでムカついてる。

運転再開のめどが立っておりませんので他線にお回りください」って言われたらそのまま座ってる。

そこで動き出すか座ってるかでヌーブかヘビーユーザーかわかる。

老若男女関係なく、山手線のことを”知ってる”人間は「お回りください」って言われたら座り続ける。

 

だって山手線がそうアナウンスしてくるってことは嘘だから

5分後か10分後には発車するってことだから

 

アナウンスを信じて長い連絡通路をまだ歩いてる乗客しり目に

山手線の嘘に慣れ切ったヘビーユーザーの居残り組だけを乗せて運転再開する山手線

終電間際の深夜でもこれをやる。

そういう時山手線自分達のところから追っ払えばそれでいいと思てtる。

公共交通機関としての責任なんてものあいつらから感じられたことは一度もない。

乗客としては奴等の状況と意図を見抜いて騙されないようにするしかない。

 

 

ユーザーを嘘に慣らしたら

誤解しないで欲しいけど俺達は別に困ってねえよ? 

山手線アナウンスから事実抽出するのはヘビーユーザーの俺達には簡単から

でもそうやってずーっと嘘を聞かされ続けて、なんの良心もなく乗客騙そうってスタンスを浴びせ続けられて、

こっちが山手線に対する敬意や好意を残してると思う?

 

感情としては

山手線に突然隕石群が落ちて全線廃線になって

国の金も入らずこの際に新しい交通手段に切り替えってことになって

従業員全員路頭に迷ってほえ面かいたりしてくれたら滅茶苦茶スカッとするね。

まあJRはどんなに好感度落ちても潰れないからまたむかつくんだけどね。あいつらはクズだ。

 

大幅な脱線からAppleの「見事な施策」に戻って、

嘘ついて騙してユーザーコントロールするってことは

時にそれぐらいの感情を生むってことをわかってんのかな。

そういうの理解してやるなら好きにやりゃあいいと思うよ。

 

しか私企業でそれをやるのはどうなんだろうな。

すぐには表面化しないものの確実かつ危険効果があると思うけどなあ。

2023-09-13

臨時でない公務員が一番いい感じになるように消費税率が調整されよう

公務員よりもらって調子に乗っている税

公務員より働いていないので税

これがトレンドになるだろう

2023-09-12

今年も業績が上り調子でよかったので臨時期末ボーナスが出ます

やったね

2023-09-11

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

2023-09-02

初音ミク声優藤田咲さんに政府は30億円くらいのボーナスを支払うべき

初音ミクという化け物のようなコンテンツは16年間にわたり人気は一切衰えず、

老若男女問わず世界中熱狂的なコアなファンがついており、とどまるところを知らない。

そのボイスを吹き込んだ、いわば初音ミク生命を宿した藤田咲さんには、

政府臨時ボーナスとして300億円くらいを一括で支払うべきである

2023-09-01

会社へ行く道の途中にあるパン屋臨時休業していた。

そこから十数メートル先にあるカレー屋も臨時休業。

一体何が起きているんだ!?

2023-08-15

外食ワンチャンあるのか?

そろそろ夕飯食いに行きたい

1日家にいるのも不健康な気もするし外出たい

クソショボ台風から行ける気がする

問題は店がやってるかどうかだ

台風から臨時休業している可能性がある

クソショボとはいえ台風の中わざわざ出かけて休みだったというオチは避けたい

公式声明は無い

店に電話して確認するという手があるが台風中電話で確認してまで行くと

その店の事が大好きなのだ勘違いさせてしまいそうでムカつくから嫌だ

こちらは飯を手軽に食べたいだけでそこまでお前の店が好きじゃねぇよ

まるで気軽にセックスできるから付き合ってるだけのセフレ本命だと勘違いさせてしまうようなもの

それは避けたい

から事前に電話確認はやりたくない

台風の中ワンチャン賭けて店に行くか、大人しく家でしょぼい飯を作るか、それが問題

2023-08-14

anond:20230814190926

着々と行きつけの店からライン臨時休業のお知らせが入ってきてる。

非常時に他人サービスされようとおもうなよ。自助努力しかない。

ハワイ噴火森林火災で海に逃げ込んで力尽きて死んだのに翌日観光客が泳いでて猛非難されてる轍を踏むな。

2023-08-08

せこい野球チーム「相手エースは一人、塁に出して牽制を入れろ、日陰を与えるな」

審判臨時代走はありません」

2023-08-07

育休で下がった課税所得有効活用したい

って考えて結局何も思いつかず、税金が安くなるぐらいだったんだが

ストックオプション行使すればいい事に気づいた

もらったのは税制非適格だから行使時に株価行使価格の差が給与所得として課税される

これで均せば、年次の税金の幅を抑えつつSO行使時の課税もうまく処理し、おまけにささやかな(本当にささやかな……)臨時ボーナスも手に入る

よくやった!

あとはこれ以上うちの株価が下がらないのを祈るだけ

2023-08-06

anond:20230806181052

花火の見える範囲については住民以外の通行排除、というのを臨時に設定できないかな。

工業地帯でやってるようなやつ。

2023-08-01

Twitterやってる飲食店にお願いしたいこと

Twitter(今はXになったようだが)をやっている飲食店にお願いしたい。

本来は直接言うべきなのかもしれないが、いかんせんどこに住んでいるのかがバレてしまうため、はてな匿名でぼやかせてもらう。

営業カレンダーは固定ツイートにしてほしい

特に不定営業のお店はまじでこれはやって欲しい。

臨時今日休みします!みたいなのは最近投稿から少しスクロールすれば見つかる。でも、少し先の予定を考えるときに月初に出たカレンダーを月末に探しに行くのはものすごいスクロールしないといけないからめちゃくちゃ大変。自分の好きな店は定休日不定休なのでツイート参照!ってプロフに書いてるけど、その不定休みを探しに行く労力が結構かかる。

ご来店ありがとうございますRTはほどほどにしてほしい

ほどほどとは言ったものの、自分的にはない方がいい。上記と合わせてたまに多分エゴサしまくって全部にRTしたり引用RTでご来店ありがとうございました!ってやってるところがあるけど、お店のアカウントに求めてるのはそうじゃない。見たいのは営業予定とか、今やってる限定商品である

正直それが鬱陶しくて近所の飯屋リストに追加するのやめたお店とか結構あって、もったいないと思っている。ご飯どこ行こうかって思ったときにそのリストを見て決めてたりするので、ご来店ありがとうございましたやりまくっている店はリストから抜かれるので候補に入らない率が上がる。できればいいね個別リプにしてTLを埋め尽くさないようにしてほしい。

ちなみに体感だけどこれをよくやるのはラーメン屋アカウントが多い気がする。


ここまでぼやいたけど、個人的Twitter(インスタでもいいけど)やっててくれているお店は現在進行系でちゃんと生きてるんだなってわかって安心感はあるのでそれだけで評価が高い。コロナで色々大変だけどどこのお店も頑張って欲しい。

2023-07-19

  今後の生活予定

   手持ち金 530000円

         30000円      板橋臨時給付

  7/28     ー56300円   家賃

         ー5800円    電気

  8月    +78500円    保護

  8/15   +140000円    年金

  8月末   ー56300円

         ー5800円

  9月    +78500円

   末    ー56300円    家賃

        ー5800円     電気

  10月   +78500円

  15日   140000円

  末      ー56300円

         ー5800円

  11月    +78500円

  末      ー56300円

         ー5800円

  12月    +78500円

  15日    140000円

        ー56300円

        ー5800円

  1月1日   78500円

2023-07-18

anond:20230716134507

7月15日開店の「イオンスタイル広面」は、大雨で駐車場冠水したため臨時休業になりました。

これはつらい

2023-07-16

秋田市内のスーパーは大体営業しているが

https://anond.hatelabo.jp/20230716132730

いくつかの店は臨時休業や短縮っぽい。

そこのイオンスタイルは休業らしい。新装開店の当日だったみたいでかわいそうだわ。

2023-07-13

  今後のの支出予想

  現在   533000円

  30日までの食費  ー50000円

  電気代       ー5000円

  家賃        ー56300円

  臨時給付金    +30000円

  8月1日保護費  +78000円

  8月15日までの食費 ー60000円

  8月15日  年金  +140000円

    8月15日頃の予想   600000円

  8月30日までの食費    ー50000円

  家賃           ー56300円

  電気           ー5000円

  9月1日 保護費     78000円

  9月間の生活費      ー100000円

  9月30日 家賃     ー56300円

        電気     ー5000円

  10月1日 保護費    78000円

        生活費    ー50000円

  10月15日 年金    140000円

     30日 家賃     ー56300円

         電気     ー5000円

  11月1日 保護費     78000円

  11月1日頃の予想    590000円

2023-07-12

https://anond.hatelabo.jp/20230712210659

   そんなものはない。 今は53万円で、今月の家賃が落ちると、48万で、板橋区坂本から臨時給付金30000円があるので、保護費が8万で、59万円で

  しかし、後20日で少なくとも食費で5万は使うから、8月頭で、54万円で、 年金が出たら、67万円くらいか別に欲しくねえからな。金はぺちぐらいあればどうでもいい。

2023-07-09

  須佐がクソだから通院関係も成立していない。東京都の維持状況だが、平成26年以降、安倍政権犯罪性がますます悪化しており何も改善していない。

  佐藤のクソガキは志村警察署に隠れている卑怯者で、ほとんどの犯罪事案には村田きもい、飯沢、中村、松重などの悪人対応している。

   めぞんときわ台における生活を維持する気がなく、いまだに、金光およびCASA株式会社の奴は様々な嫌がらせをしているという状況。

    夜間の自転車による運動拡声器活動に意欲が顕著、運動をしないと気が狂う、8000円の自転車に8000円の拡声器、4か月間愛用している。

   代々木スマートまっくすで修理してもらってまで使用している。リバージュシティという空き家マンションに向かって色々言っている。

    近日では、延岡父親長谷川や森脇が犯罪をしているという主張が多い他、佐藤というものが気に入らないなどの意見が聞かれる。

   生活保護費は令和3年までに110万円を推移していたが、引っ越しにより、現在では53万円。7月下旬板橋区臨時給付金3万円が入ると、56万円となるといった状況。

    3か月後に40歳になる。延岡市に帰省する見込みはない。数学に興味関心がある。

2023-07-03

   俺の頭の中にはあらゆる、くそつまんねーという感情連携し、なおかつ、夜間は運動しないと気が狂うので、どこでも適当場所まで運動しないとあかんなという考えがあるだけで

  それ以外のものはない。あと昼間は眠いだるい。何もする気がしない。黒羽でのいじめがひきずってるだけで解消しない。それ以外のものはない。めんどくせーしだるい

    板橋区から生活者臨時給付金3万円がくるらしいが特に理由が分からないしなんかだるい

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