はてなキーワード: 億劫とは
めんどくさいんよなぁ
それに尽きる
やり始めてしまえば5皿だろうが20皿だろうがどっちでもいい
いくつかの皿洗いが嫌なパターンを考えてみる。
労働でとても疲れているケース
労働でも、他のことでもいいのだけれど、とても疲労感を感じていてタスクを実行することが億劫になっているケース。
このケースの場合、「皿洗い」というタスクが嫌なのではなくて、あらゆる雑事をする意欲を失っている。
だから、このケースに当てはまる場合で「皿洗い」が嫌だ、と感じているのであれば、
それは逆に「皿洗いが嫌」なわけではないと言える。
簡単に皿洗いが終わらないケース。
一人や二人で暮らしている場合と、4人家族の洗い物を一度にやるのとではタスクの負担感に差がある。
一人暮らしで、皿洗いなんてサッと終わるのになぜ皿洗いが嫌いなのかわからない。
と考えているのであれば、もっと洗い物の量が多ければどう感じるのかを想像してみる。
皿洗いというタスクが時間のかかる大掛かりなものであれば、皿洗いのタスクは嫌に感じる。
皿洗いというのは、食後に行わなければいけないものだ。
人間、満腹になってしばらくの間は、雑事を行うのは嫌なものである。
とくに夕食の後などは、ゆったりとした時間を過ごしたいと感じる人は多い。
そのような欲求に対して、それを妨げる皿洗いのタスクを疎ましく感じるのは理解できる。
時間がないケース
1日中、忙しい人は皿洗いのようなタスクを嫌う傾向にあるのは当然だ。
ただ、このケースは冒頭に書いたケースと同じで「皿洗い」に特化しているわけではないので、逆に皿洗いが苦手というわけではないと言える。
家事の分担に納得していないケース。
家族で暮らしている場合で、自分ばかりが皿洗いをさせられていると感じている場合には皿洗いが嫌いになるのは当然だ。
ただ、このケースの場合も、その他の家事、洗濯や掃除などと比較したときに突出して「皿洗い」が嫌と感じるのでなければ、皿洗いが嫌いというわけではなくなる。
こうして書いてみると
「皿洗い」そのものが嫌い
というケースと、
単純に雑事を行うのが嫌だ
というケースに分けることが出来ることに気づく。
基本的に、家事という雑事が面倒に感じるのは人間として普通の感情だ。
それは皿洗いであっても、トイレ掃除、風呂掃除、ゴミ捨て、なんでもそうだ。
その中で、突出して、「皿洗い」だけが嫌に感じているのでなければ「皿洗い」が嫌いということにはなりにくい。
逆に、皿洗いが億劫ではない、という人の場合、家事全般がそれほど嫌いではない、あるいは家事を行うことがストレスの解消に繋がっている人というパターンもある。
掃除などをすることを基本、嫌いではない、という人が皿洗いなんて簡単なことだ、と感じているのであれば、それはその人が家事全般に対してストレスを感じていないだけだ、ともいえる。
とくに結論はないが、強いて言うのなら
「皿洗い」が嫌いな理由にはならない、ということだろう。
お疲れ様。
外国人雇用の現場にいるので、技能実習と特定技能の区別がついてるのが、はてなでは本当に貴重な人物だと思った。
すでにブコメでついてるけど、
"技能実習や特定技能は期限があるので上手くなった頃には帰るから、どこの会社も教育に身が入らず「低度人材のまま、おかえりくださーい」ってわけだ"
特定技能は次の段階まで進めば実質的に永住可能だから、ここだけ誤解を招くと思う。
でも、職場も本人たちもずっと日本にいてもらう(いる)つもりってのが協調しないと成立しにくい話だし、「おかえりください」には制度の立て付けとは
異なる現場の実感が表れてるのかな? とも思った。もし、現場や同業者:できるならずっといて欲しい(ほしくない) 外国人:いたい(いたくない)ってところの
印象があったら教えてほしい。個人的に特定技能までは行ってもらう(行く)って声は一定数あるけど、その後の永住まで人生設計に入れてる人はいないかな?
という体感はある。
"外国人だからって溶接ちゃんと教えてないどころか安全教育すら放棄するのは企業として最低限のこともできてない"
知り合いの企業の中には特別教育さえさせてないかも、とかってヘラヘラしてるところがあって本当に謎。大半はさすがにそんなことないだろうと思って
結婚しないと未婚同士でつるむことになるんだけど本当にしんどい。異常者の集まりだから本当に気の使えない人間ばっかで心がチクチクするし数年経っても友人の一言が生傷のまま刺さってる。
既婚の知り合いは反出生主義者ばっかでこっちもすげえとんがってる。不倫とかそういうトラブルで全く関係ない自分が巻き込まれたりするし、アドバイスを求められて口出しすると「お前(未婚)にはわからないだろうな」とか言われる。次第に友人と話すのがどんどん寒く億劫になる。
性格の良い友人を離さないべきだし、そういう人は結婚して子供を作ってる。まともな友人と楽しく暮らしていくなら絶対に結婚して子供を作るべき。
あと人生やることないとクソつまらねえ。年齢重ねると体力ないのにやりたいこと多すぎて逆にやりたいこと何も出来ないとか全てに興味なくすみたいになるかはタスクが必要。生きる意味とかそういうのを家族と楽しく暮らすに設定しないとマジで虚無に堕ちる。
急に寒くなってきたって夜よ夜!
お布団が寒いわ。
さすがに毛布だけじゃしのげないので、
また冬のお布団干して出さなくっちゃってそう思っている矢先のころ。
早いと思うわー。
あっと言う間よ。
もらったら返信するタイプで
まあ何通かはくるかも知れないし
お年賀だけでのやり取りって人も1年に1回のやり取りしてるぐらいなのよね。
そんでこっちから先手で出すと話題が行き交って返信にならないので、
一旦もらったものの内容に近況を書いてある人はそのお返事内容するってところかしら。
でもさ
うーん
出すにもさすがに躊躇するわよね。
もうお餅何個食べた?とかお餅食べ過ぎ注意!なんてくだらないことを書くのに100円とか使うわけ?
100円と言ってるのは
そういうアバウトな感じでいう100円って記号的な意味で言っているわ。
だいたいそんなもんでしょ?
でももうすっかり手紙やハガキを個人的に書くことも年に1回も無くなっちゃったわ。
以前は近所でのど自慢の観覧募集の往復葉書をせっせと近所で開催するときは送っていたけれど、
あれ超絶競争率高いのよ!
しってた?
なんか10回ぐらいいや256回ぐらい送ってるけど
ぜんぜん当日の観覧当たんないの!
全日の予選は誰でも入場観覧好きなときに入退場できるスタイルではやっているものの、
やっぱり本番みたいじゃない!
もうそれ以降のど自慢の観覧希望へ応募する往復葉書すら買って送ることは無くなったわ。
そんな思い出ぐらいかしら?
でも今はもうPayPalとか個人でもカード決済できるツールがあるので
特にPayPalは海外送金も楽勝!少額でわりと手数料も多くないし、
だから小為替を買う事もなくなって郵便局に行く用事すら無くなってきたわ。
あ!
思い出したけれど、
ゆうパックで届いた荷物を近所の郵便局で受け取れるようにして受け取りに行くだけだわ。
なぜか
PUDOで受け取れる設定もゆうパックしたのに
郵便局に取りに行くのが億劫なので近所の事務所の近所の郵便局に転送してもらってるのよ。
いま郵便局をマックスで活用してる人って誰なのかしら?って思ってしまうわ。
簡単な封書で送れる郵便のやつはプリンターでシールを印刷して貼ってポスト投函したらオーケーだし、
まるで、
いかに郵便局はお客さんが郵便局に来ないようにするようなことしか考えてないみたいよ。
郵便局の数ってたくさんあって中の職員もたくさんいるので成り立ってるのかしら?ってそこも心配になるけれどそんなよそのお城の心配をしても仕方が無いことこの上ない山脈に向かってヤッホー!って叫ぶしかないわよね。
とはいえ、
たまに郵便局のパワーを感じる時があって
遠方に速達は意地でも翌日に到着するってその課金しておくる速達はマジ速達!って感じで速達なのよ。
これには驚くわ。
北海道の先の何もないでお馴染みの襟裳岬に送った速達がもう翌日には届いていたのよ!
何もないと言っておきながら襟裳岬には郵便局があったってことが分かったので、
何もないことはない襟裳岬に改称した方がいいのかしら?って
そこも心配になるけれど、
何もないところですっていう記述に変更がないことにしておくことにしたわ。
ただ
上がっていく郵便代にはなんとかしてほしいものだわってのもあるし、
なぜ速達は速く届くのか!って謎も解き明かして欲しいわ。
うふふ。
めちゃ早起きしてニケと思ったけど
メンテ中だったので
時間が余った分
ポタージュスープをお湯を沸かして最近ハマっている豆乳でわるのが美味しくて、
それをゴクゴク飲んできたわ。
起きてお湯を沸かしている間にニケ!って思ったらそのメンテ中だったので
お湯だけ沸かして白湯、
つまるホッツ白湯ストレートウォーラーを作って飲んだってわけ。
朝は飲むのに忙しいわ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
がね…
無いのだよ
人から見て良い努力と悪い努力の違いだけであって、どちらもエネルギーは使ってる
そうでなきゃ、
怠けている人が毎日こんなに頭痛や腹痛や倦怠感に悩まされて動くのが億劫になる位にならない
明日を生きたいと思える人が、明日はもっと良い日になればいいと思える気持ちがあるからエネルギーの出力先をコントロールできる
そうなれたあなたは運が良い
ぜひ手を差し伸べてくれた人、支えてくれた人の存在に感謝して健やかに生きて欲しい
きっと支えてくれた人の中に自分のような人もいる
頭と体を押さえつけて明日を来なくても良いようにする事にのみ出力するようにコントロールしてる
希望を持つなと首を下げさせ、考えるリソースを不安や恐怖に向けさせる
イキリじゃない。
むしろ行きたい。というか行った方が良いことは十分理解している。
「誰に投票するか迷った時はこうすると良い」とか「公約はここで見比べると良い」とかよく流れてくるけど、そもそも選挙の仕組みを全く理解していない。
衆議院とか与党とか野党とか左翼とか、なんも分からん。なんか色んな党があってそれぞれに属してる人たちが戦ってて、、、参議院か衆議院のどっちかがどっちかを監視してるとかそういうのだった気がする、、、
シンプルに中高行ってないからこの国の仕組みを全く理解していない。年に何回も選挙あるのなんでだ。今は何する人を選んでるんだ。解散ってなんだ。総理大臣は直接選べないらしいのなんで?
行った方が良いことは分かってる。でも学のないバカはお呼びではなくない?公約とかちゃんと分からない状態で適当に投票するならしない方が良くない?
とか考えてる間に時間切れになる。なんか気付いたらいつも終わってる、選挙。そもそも「近々選挙あるらしい」から選挙当日までが早すぎる毎回。毎回慌ててあわあわして終わってる。
それくらい調べろと自分でも思う。でもバカだから調べ方すら分からん。
そんで最悪なんだけど、仕組みを1から勉強するとか、分からん単語を1つずつ調べるとか、そういうことをする気力が、無い。今回も行った方が良いよな…選挙行かない若者めっちゃ叩かれるし…ってとりあえず「選挙 〇〇区」って自分の住んでる地域でググって区のHPとか読んでみたけど、マジで何言ってるかなんも分からんかった。小選挙区…?比例代表…?なんかあれだっけ、東京は人口が多いから当選する人も多いとかそういうの…確か…
不登校の中学と通信の高校を終えて今も通信(週3登校)の大学生してて、正直講義に付いていくための予習復習とかで毎日が精一杯だ。小6の時に学校行事で国会議事堂とか行ってちゃんと勉強した頃の記憶なんて吹き飛んでるし、その頃に比べて脳が萎縮してるから本読むのもメッチャ時間かかるし、今もうマジで…選挙とか政治とか…そういうのに割けるリソースが無い。
選挙、何が億劫って「自分の一票で国が変わる可能性がある」ことなんだよな。自分が投じたところで何も変わらない、じゃなくて、何か変わってしまうかもしれない、だからこそ責任持って慎重に参加したいと考えちゃう。でも調べないから何も分からないままだし石橋を叩いて割るどころか石橋の前で怯えてる状態。まぁ投票しないのはしないのでやべー奴が当選する確率が上がって結果的に自分の投票しなかった一票が国に悪い影響を与えてしまっているので罪悪感は募るんですが。(ただ適当に投票した人間が当選して国をメチャクチャにしたらと思うとそれよしマシだと思ってしまう)
あとほんとに匿名でしか言えないけど、正直政治にほんとに参加したくない。なるようになってほしい。知らんぷりしていたすぎる。今ガチガチに養われてるからこそ言えることだと思うけど、マッジで国に一切の不満が無い。それも選挙へのモチベが無いことの理由の一つ。なんか裏金とか色々あるらしいし、自分の好きな人(アーティストとか漫画家とか)が国の制度に苦しんでる(よく分かってないけどインボイスとか色々あるらしい)のを見ると自分も応援したいなと思わなくもないけど、それが「選挙調べるのむずいめんどいしんどい」の感情に勝てない。自分以外の元気有り余ってる人が代わりに糾弾しといてほしい…今人に反対する気力ないし…
何が言いたいかって、若者に選挙行ってほしい人、まず「選挙の仕組み」から教えてくれんか。誰か。他力本願で申し訳ねぇ。政治ってこういう仕組みで回ってて、政治家ってこういう仕事してて、こういう役割の人たちが振り分けられてて、今はこの役割の人を選ぶ選挙してて…って。選挙のたびにそういう基礎的なことから丁寧に教える風潮が出来てほしい。バカでもわかるサイトとか教えてほしい。(舐めたこと言うと本を調べて選んで入手して読むまでの気力がない。)
選挙や政治に興味が無い訳ではないけど、何からしたらいいか分からない…って若者を振り落とさないでほしい。選挙ってなんなのか、国がどうやって回ってるのか、何のために選挙に行くべきなのか、選挙で何がどう変わるのか、全部教えてほしい。
こういう自分みたいな若者多分いっぱい居る。行ったほうがいいのは分かってるけど、選挙のことなんも分からんし…って考えてる奴ら。知らんけど。
学校行ってないようなバカは政治参加すんなって感じだったらすみません。行きません。
選挙行ってほしい大人の皆さん、マジでどうかよろしくお願いします。
闘病の末に父親が死んだ。
よく周りからは「お父さんは幸せだった」「あなたはよく頑張った」と言われる。
動きやすいのは自分だった。長子だったのもあるが、自分の性格もあったとは思う。
仕事を休み、何度も父の元へと向かった。新幹線で、高速バスで、時には車で。
父は末期癌だった。
そして、さして仲良くもなかった自分が看取った。看取ってしまった。
自分にとって父とは、何だったのだろうか。
父が死ぬまでに、何度も心が折れた。
「勝手に死ね」とも「死なないでくれ」とも言えぬ自分の身勝手さに、気持ち悪さが付き纏った。自分には父を恨むにも愛すにも、圧倒的に情報が足りなかった。
記憶に残るのは、怒られたこと、趣味を語る穏やかで弾んだ声、モルヒネで死相が出ている痩せ細った体、そして最期の何か言いたそうにもごもごと動く口。
葬儀の日に泣き崩れた自分が何に泣いたのか、未だに分からない。
心が折れて何度か顔を見せられなかったことの後悔、最後に立ち会ってしまったことの重さ、知らぬことが多い父への疑問。
答えが出ず、吐き出せぬ気持ちが、肚の中にずっとぐるぐると渦巻いている。
知らなかったことの方が多かった。
金はそれなりに遺してくれたが、スマホの中には何もなかった。
遺したものに友人が居た形跡はあったのに、スマホの中には居なかった。
酷く寂しく、そして虚しい。
自分が知らなかった時間を知る人が、居たのか居なかったのかさえもう分からない。
消したのか、元からなかったのか。
ないとすれば、父とは何だったのか。
病院でも何処でも、何時でも聞ける機会はあった。
心の内を曝け出す勇気は、端から持っていない。だから電子の海に流す。
頑張って過ごすことに、少し疲れてしまったように思う。
そして起きて酷く安心する。
覚めたことではなく、その内容に。
精神科に通っている増田なんだけど、この間待合室にちょっと籠もった臭いのする患者さんがいた
最初はちょっとウッとなったんだけど、場所柄、限界に近い状態でそれでも頑張ってきたんだなぁと思うと自然と気持ちが落ち着いて、気にならなくなった
精神疾患を患っている人の中にはお風呂に入れない人が少なくない。そして自分が臭いと分かっているので、より外出が億劫になる負のスパイラルに陥りがちなんだけど、その人はそのスパイラルを断ち切ってなんとかクリニックにたどり着いたのだと思う
自分にもそんな時期があって、意地でシャワーを浴びて外出していたのだけれど、シャワーも浴びれない体調だとグズグズして予定をキャンセルすることもあった
それを思えば、どんな状況でも外出してクリニックを受診することは勇気あることであり、自分を大切にすることの一環かもしれないなと思った
休みの日は、大抵家で過ごした。掃除をしたり洗濯をしたり、たまには料理を作ったり。あとは布団の上に寝転がってスマホに熱中する。熱中などと言ったら、好きでやっているようにも聞こえるかも知れない。しかし私の場合、スマホに触るのは、どうにもならない虚しさから逃れるためでしかない。何かをするよりも何もしないでいるほうが難しいのだ。不安という魔物に追われて逃げ惑う姿は、傍から見れば実に滑稽にちがいないが、誰かに咎められるわけでもない。安全な家の中で、私はひたすら自身の孤独と格闘する。
今も昔も、おにぎりを三角形に握るのは、私の唯一の特技と言って良いだろう。毎日、朝食に欠かさずおにぎりを食べたものだった。職場近くの公園のベンチに腰をかけながら。聞こえてくるのはスズメの声だけだ。砂場も遊具もあるから、昼になれば児童が興を添えるのであろうが、今は散歩する人さえ通らない。朝の光が木々の梢を透かしておにぎりを含む私の頬を照らしている。春や秋にかぎらず、夏は額に汗を滲ませながら、冬は寒さに身を縮めながら、私は1年中ここで朝食をしたためるのである。不思議なものだ。外に出るのも億劫がる子供だったはずが、大人になって公園が好きになるとは、いったい何の因果だろう。家と職場の中間の、誰にも煩わされない微妙な距離感の上に安住できるひとときは、私にとって最上の幸福だった。
いつからか、公園にひとりの女性の姿が見えるようになった。出入口のあたりの、植え込みを囲うコンクリートの上に腰を下ろし、足を組み、あたかも「考える人」みたいに頭をやや傾げながら、スマホを覗き込むように見ている。ベンチに座る私の位置からは、対角線上に進んで30メートルくらいは距離があるだろうか。顔は判然としないけれども、ショートカットで、すらっとしたきれいな身なりをしている。歳は私よりもいくらか上だろう。おにぎりを食べ終わった私は、職場へ向けて公園を後にするのであるが、その際、かならず女性の前を通ることになる。女性は相変わらずスマホを覗き込んだまま通行人の存在には無頓着である。私が家で熱中するのとはちがって、彼女のスマホへの接し方はどこかしら優雅で、気品があり、悠々とした感がある。当時シェイクスピアの作品を読んでいた私は、いつしか心の中で勝手に彼女を「ジュリエット」と呼ぶようになった。
ジュリエットは、来る日も来る日も同じ姿勢をしていた。服装も、もちろん日毎に異なるとはいえ、上品で垢抜けたところは、いつだって全然変らなかった。そして常に私には一瞥もくれなかった。おにぎりを食べながら、横目でちらと様子をうかがうと、昨日の光景と寸分も異ならない。前を通ろうとすると、心もち身体に力が入るものの、ジュリエットのほうは我関せずといった風で未だスマホを覗き込んでいる。私が春夏秋冬おにぎりを頬張るのと同じように、彼女も季節の別なく自らを貫くのである。ただひとつ異なるのは、私ひとりだけが、彼女に勝手に名前をつけ(まさか彼女は私を「ロミオ」と呼んではいまい)、家や職場からの逃げ場となっている公園に突然現れた女性を、妙な存在として気にせずにはいられなかった所だ。
幼い頃から、友達と遊ぶのも気が進まず、家庭の中にも居場所がないと感じがちな、さびしい少年だった。勉強はできないし、かけっこをしてもビリが定位置。学校に好きな女の子ができても、ばれないように取り繕うのに必死で、感情を表すのを恐れるばかり。そのまま体だけが大きくなり、大人と呼ばれるようになった。ひとりぼっちの自分が見つけた幸福の空間に、見知らぬ人が入り込んで来て、今、どうして嫌な気持がしないのだろう。ひとりで遊んでいるところに友達が来ただけで逃げてしまうような子供だったのに。私はやはり大人になったのだろうか? 考えれば考えるほど、むず痒い気がして、やりきれなくなる。この感情が一体何なのか、自分にもよく分からない。くだらないと思って何もかも打ち消そうとするけれど、朝日の下の残像が瞼のうらに貼り付いて離れない。しかも彼女は微動だにせずあそこに座っている。雨の日も晴れの日も、世の中がどのように移ろおうとも、ここだけは同じ時間が流れていた。ふたりの男女がそれぞれの世界に住みながら、公園という場所だけ共有している、夢の中のようなおぼろげな時間が。
私がその公園を最後に訪れたのは、退職した日であった。冬用のコートを着たジュリエットは、寒さも忘れてしまったみたいに、その日もいつもと変らずスマホに夢中になっているようだった。が、おにぎりを食べ終わり、いよいよ出勤しようと出口を抜ける間際、彼女の頭がほんのすこしだけ上がって、こちらを見たような気がした。馬鹿馬鹿しい。気のせいに決まっている。もう会うことはないと悟った私の感傷が起こした錯覚というものだろう。でも、当時の私には彼女の視線が重たく突き刺さるように感じられてならなかった。あの一瞬間が長い年月を経た今になってもよみがえる。私の生活はあれから少しも変っていない。休みの日は、掃除洗濯料理に、それから不安に苛まれながらスマホをいじるだけ。スズメの声と、朝の光と、おにぎりと、ジュリエットと。——遠く過去の記憶のなかへ去っていくあの日常が、時々私には恋しくてたまらなくなる。
現在、俺は29歳なのだが、結婚できる兆しが全くと言っていいほど見えてこない。
学生時代、実験の班分けが同じなった女と付き合っていたのだが、その女と疎遠になって以来、異性との交際経験が全くない。
タイトルと全く違う話をしているように聞こえるかもしれないが、俺にとっての彼女や嫁という存在は「桃」に近い存在だと最近気がつき、この感覚を共有したく、日記を書いている。
桃の味や触感は何なら好きだし、偶然にも冷蔵庫に入っていたり、贈答されようものなら喜んで食べる。
しかし、自ら青果売り場に赴く気力が湧かないし、いつ頃店頭に並ぶのかも知らない人は多いんじゃないだろうか。
仮に「今日からあなたは一生、桃を食べられません」と告げられても「はぁ、そうですか」と特に抵抗なく受け入れ、今際の際でそのことを思い出すくらいだと思う。
時間も金も十分にあるのに、ずっと持て余している。女どころか仕事仲間や親族と言葉を交わすことさえ億劫になっている。
このままだと、桃はおろか苺や八朔も食べることなく生涯を終えてしまうんじゃないかと恐怖を覚える。そして、その恐怖に当事者意識が持てない自分の幼い心が恥ずかしくて仕方がない。
俺は、どうしたら桃を買いに行けるんだ。
今更だがもしかしたら見るかもしれないので
基本的には見た目が好きなものを買えばいいと思うがそれ以外の視点で
ジープの懸念は車種わからんけど基本車体と最小回転半径でかくて運転しづらいこととリセール悪いこと
ストレスで運転が億劫になりやっぱり小さくて運転しやすい車に…となると結構な無駄金が溶けることになる
やっぱ軽は軽だし高速や自動車専用道はクルコンあるとぜんぜん違う
主要メーカーの最新のやつは手添えるとブレーキアクセルハンドルほぼ全部任せられて2時間走っても全然疲れない
一つ言えるのは金あるならとにかく主要メーカーの年式の新しい車を買った方がいい
今の車は車や壁や障害物や人が近づけばレーダーで感知して警告音がして自動ブレーキがかかる
そしてその止まったり減速するシチュエーションは年式が新しくなるほど広くなっている
危険な場面で速度を落としていればそう簡単には自分からは接触しない
だから最初はどうせ擦るから中古の安いやつ買うのはかなり疑問。わいはレーダーや自動ブレーキに救われて擦らなかったから
ちょっとした金と、身の安全や修理や事故処理にかかる手間のトレードオフなら前者を選ぶ経済状況だと思うし
大きさについては本当に下手でなければ慣れるし安全装備あるし都内で車幅1850くらいまでなら支障出づらい
ただし家や職場周りで狭い対面通行道路や狭い駐車場を使うなら小さめから始めた方がいいかも
多分わいがデザインを除いて同じような要件を汲みつつ頭でっかちに考えるなら主要メーカーのSUVを検討する
トヨタ、ホンダ、日産の最近のハイブリッドはどれも低速域が(日産は高速域も)モーターで静かで加速良くて快適
新車でもいいけどとりあえず即納だし最新マイチェン以降の認定中古車もいい
んでそのへんはリセール超いいからとりあえず半年乗ってそのまま乗るかひっかかりがあればその経験を元に別の車を検討するといいんじゃないかな
朝の陽光が容赦なくライスシャワーの部屋に差し込む。湿気を帯びた空気は、まるで呼吸をするのも億劫になるような重苦しさだ。
昨日までの悪夢が蘇る。カーディガン、ニットベスト…そして、あの視線。
薄いグリーン地に白いレースがあしらわれたブラジャーとショーツ。清楚で可憐なデザインは、ライスシャワーのお気に入りだ。しかし、この可愛らしい下着が、人目に晒されるのは、耐えられない。
「今日は…これを着て…!」
「さすがに…やりすぎ…かな…?」
一瞬、躊躇するも、ライスシャワーの決意は固かった。この暑さの中で、冬物のコートを着るなんて、正気の沙汰ではないかもしれない。でも、あの屈辱を味わうよりは、ましだ。
「…暑い…」
コートの中は、まるでサウナのようだ。汗が滝のように流れ落ちる。白いブラウスは、肌に張り付き、不快感を増幅させる。
それでも、ライスシャワーは、歩みを止めなかった。
駅に着くと、ホームはすでに人で溢れかえっていた。
「はぁ…」
ため息をつきながら、ライスシャワーは、人混みをかき分け、電車へと乗り込んだ。
冷房は効いているはずなのに、人の熱気で、車内の空気は生ぬるい。ライスシャワーの汗は、止まらない。
周りの人たちは、みな暑そうにしている。中には、顔をしかめている人もいる。
実際には、ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが漂っていた。それは、周りの男たちの心を惑わせるほど、魅惑的な匂いだったのだが、ライスシャワー本人は、そんなことに気づく由もなかった。
ライスシャワーは、そう自分に言い聞かせ、少しだけ安心した。少なくとも、下着が透けることだけはない。
その時だった。
「…え…?」
轟音と共に、ライスシャワーの視界が真っ白になった。
「うわあああああああああああああああああっ!!!」
「ううっ…、やっぱり…私は…」
コートを失ったライスシャワーは、白いブラウスと紺色のスカート姿。ブラウスは、汗で透け、中の下着が、周りの人の目にさらされている。
「どうしよう…どうしよう…」
ライスシャワーは、パニック状態に陥った。周りの視線が、まるで無数の矢のように、ライスシャワーの体を突き刺す。
薄いグリーン地に白いレースがあしらわれたブラジャーは、ライスの小さな胸を上品に包み込み、汗で濡れて、その繊細な模様をより際立たせている。スカートも、汗で太ももに張り付き、下着のラインが透けて見える。
「見ないで…お願い…見ないで…」
ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。
周りの視線は、ますます強くなる。ライスシャワーは、まるで、衆人環視の中で裸にされたかのような恥ずかしさに、顔を真っ赤にする。
「ううっ…もうダメ…」
「お兄さま…どこ…」
心の中で、お兄さまに助けを求める。
「こんな時くらい…そばにいてくれてもいいのに…」
その時だった。
「ライス──!!」
「お兄さま!?」
ライスシャワーは、驚いて窓の外を見た。
「助けに来たぞ──!!」
「お兄さま!?」
「…なんで…?」
お兄さまは、役に立たなかった。
「…もう…頼りにならないんだから…」
ライスシャワーは、失望と共に、お兄さまに悪態をついてしまった。
電車は、容赦なく走り続ける。車内は、相変わらず蒸し暑く、ライスシャワーの汗は、止まらない。
白いブラウスは、汗でびっしょりになり、中のブラジャーがはっきりと見える。スカートも、汗で濡れて、体のラインに張り付いている。
ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、さらに強く漂っていた。
それは、またも周りの男たちの心を惑わせていたが、ライスシャワー本人は、全く気が付いていなかった。
周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、耐えきれず、顔を覆った。
「…もう…どうなってもいい…」
そして、ようやく、電車が駅に到着した。
「ふぅ…」
ホームに降り立った瞬間、ライスシャワーを襲ったのは、容赦のない太陽の光と、湿気を含んだ熱気だった。
「ううっ…」
汗は、滝のように流れ落ちる。ブラウスは、完全に透け、中のブラジャーが丸見えだ。スカートも、汗でびっしょりになり、下着のラインがくっきりと浮かび上がっている。
ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に広がっていく。
ライスシャワーは、うつむき加減に、ウマ娘の集まる学校へと向かった。
ライスシャワーは、心の中で、そう呟いた。
────
Genimi使用
これはここ数年ずっとそうだった気はする
ようやく最近落ち着いてきた感はある
・単純に体調が悪い
腰を痛めて座っているのがかなりの苦痛
しょうがないのでスマホやタブレット等、椅子に触らないでも勉強できる方法を模索中
でもなんだかんだやっぱ椅子、PC、ノートが一番勉強しやすい型だとは思う
好きでもない上司及び組織にやらされてる感、と感じてしまうと、勉強は嫌なノルマになってしまう
まるでやってない、自分はやっぱりダメだ、と感じてしまってもひどく億劫なものになる
今日は大した仕事がなく、故に人とも絡んでおらず、プライベートも特に何もなく、体調は腰痛が改善してきている
けど普段はそれでもできない事が多いので、何かやる気になるような事があったのかもしれない