はてなキーワード: 日商とは
その一 https://anond.hatelabo.jp/20240318182037
東口の地下に何やら変な駐輪場があるのだが、実はこれは1990年までは地下街であったのだ。出来たのは1960年代のはず。
天井低くてしょぼいし店舗も狭いし店も昭和中期っぽくて古いしで、テコ入れされないままに90年に廃止。
というのも、90年にそごうが出来る事になったので、橋上駅の高さのままにデパートに入れるペデストリアンデッキを築造し、地下じゃなくて上の方で発展させる方向になったのやね。
で、駅の真ん前のデッキの基礎を建てるには地下街通路が邪魔。って事で、通路を閉鎖してデッキ基礎が貫通する形になった。残りの部分は店舗仕切りなどを取っ払って駐輪場へ。
なので一部閉鎖区画があって鉄板や木の板で塞がれているのだ。増田はここにどうにかして侵入できないかを昔から考えているのであった。
ちょっとあるよ。
本来、東アジア反日武装戦線「狼」はお召列車爆破と昭和天皇暗殺を狙っていた。場所は東北本線貨物線荒川鉄橋。
1968年まで赤羽以北の東北本線は貨客混合の複線だったが、輸送力増強の為に複々線化されて貨客分離された。これでお召列車は貨物線を走るようになった。原宿駅のお召列車ホーム自体が山手貨物線に接続されているから。
そうすると、貨物線橋梁爆破しても一般人に危害は与えないという事になる。そこで一味は爆弾設置の為に電線を設置しにいくが、人影があり、付近を徘徊しているので恐れて中止した。
そこで目標を変更して三菱重工爆破事件に至ったというワケ。元の一般人への危害回避はどこに行ったんだ。川口の乗越線はやっぱりこの貨客分離が元だから関係があると言えば関係がある。
wikipediaの虹作戦の項には「爆弾を仕掛けようとしたのは旅客線」と書いてあるが、これは間違いじゃないかと思う。そこは間違えんだろうし、増田が聞いていた話と違う。
東口駅前のそごうはそごう西武グループが売却してゴーストビルのままになってるが、三井が取得する見通しと、去年市議会で報告があった。三井という事はララガーデンとかららなんとかとかららクロフトとかになるのかと思われる。
しかしデパートというのはハイコスト、ハイリターンの業態に合わせた建物で、コストがメチャクチャかかるんだな。それは冷暖房費やエレベーター、エスカレータなどもそうだし、搬入口が狭くて外部の納品代行業者経由で整理して混載で搬入するのでないとパンクするっていうのもある。
だから巨大ダイソー一棟貸しみたいなのなら行けるが、色んなテナントが入って納品代行は使わないっていうのは無理など、難点が多いのだ。
そもそもデパートの損益分岐点って日商4000万円とかそういうレベルなんでショッピングモールなんかに入るテナントと業態が合わないのだ。
だからどうなんのかなと様子見。結局開店が流れちゃう可能性もあるね。
SLあおば通りって道があって、ファミマのSLあおば通り店っていうのもありhttps://maps.app.goo.gl/fWvvCmGbAjvhLPZw6 、道筋にはSLのオブジェとかもある。
でもこれインチキなんだよね。ここに線路があった事ってないんだ。
アリオは元はビール工場で、そこと川口貨物駅の間にユニオンビール専用線という貨物線があった。でもその専用線は現線路に平行していてJRが保線基地に使ってる。
そこでビール工場跡を再開発するにあたり、専用線跡を記念するオブジェを配置したい、でも専用線跡はJRが使ってる…って事で隣の道を指定しちゃったと思われるのね。こういうのは混乱の元だから止めて欲しいですな。
あるね。https://maps.app.goo.gl/dGPVNnEXP6hMg3n26
植物の繁茂で全然読めないが、実は同じものが陸橋の西詰にあるよ。https://maps.app.goo.gl/GNdf7d4UP3eT9aYj7
石碑の内容は、整圃事業の謝辞だよ。戦争中にまだ農地ばかりだった駅付近一帯を碁盤目状に土地の区画整理をして、その協力した地主達を名上げして感謝している。川口は江戸から離れ鋳鉄で栄え舟運で製品を出荷してやがて鉄道が来て~という事を漢文で書いてある。
この区画整理を戦前にやっておいたせいで、戦後に鉄の民需が爆上がりした時に鋳鉄工場が大量に出来て鉄の街となったのだな。
また、最初の碑がある場所というのは実は大踏切があった場所だ。駅の方から来た道が斜めに線路群を渡り、対面の斜めの道に踏切で抜けていた。
でもこれは当然危ないわけで、昭和30年代に埼玉県は荒川~大宮間の踏切を全部立体交差にする工事をしたのだ。それでこの大踏切も廃止になって代わりにこの北の川口陸橋が掛けられた。
因みにこの陸橋の開通セレモニーでは神主が来てお清めしてから神主が渡り初めをしているのが写真に残っている。
だから王子から赤羽には踏切が幾つか残っているのにその北の大宮には踏切が無いのだ。
多分西詰の石碑は元は大踏切の反対側にあったのがこの時に移動されたのではと思う。
タワマンというのは住宅地には建てられないの。日影規制もあるし、日照権も主張できるからあとから訴訟になる。
でも商業地や工業地ではそれらは主張できない。だから工業地帯から転換した地域はタワマンに最適というか、それ以外では建築が難しいの。
更にタワマンには建物の周りに公開空地を設けないとイケないのだが、「大規模な町工場」というのはこれで必要とされる広さに丁度いいのだ。
そういう訳で、川口にある〇〇製鉄、○○鋳造なんて名前の会社は、多くがもう工場を持ってないか縮小して他所に移転していて、不動産業メインの会社ばかりになってる。
日本初のタワマンは川口元郷のエルザタワー32なんだけど、ここは日本ピストンリングというエンジン部品を造っていた会社の工場だったところ。
因みにピストンリングは昔は鋳鉄を丸く繰り抜いたものが使われていた。鋳鉄には細かな穴が沢山あるのでここにオイルを保持して焼付き防止になっていたのだ。って事でやはり川口なので鋳鉄なのだ。
その丸井が閉店になって共同所有になり、ビるの愛称を決めた。もとが0101だから1110って訳でシャレや。
駅西口から徒歩7分くらいの所に飯塚氷川神社という神社がある。https://maps.app.goo.gl/fKh6qXTZGCNTYGRE9
ここだが、境内に結構古い社務所があるのだが、なんとこの社務所、選挙の投票所に指定されている。中は畳と板張りなんだが、そこに土足で入れるようにシートを敷いて投票箱と記帳所を置いて公職選挙が行われる。
すげえ田舎や離島で神社が投票所というのはあるだろうが、東京都境から徒歩10分、駅で一駅のタワマン林立地帯でこんな投票所があるというのは珍しいんじゃないか?
好事家の皆さんは選挙の日に覗きに来てはどうだろうか?
何?じゃなくて教習所や。元々地産グループの教習所だったが、グループ首魁が逮捕された影響で元会社が倒産、売りに出されて飛鳥ドライビングカレッジとなっている。
ここだが、ちさん時代から教習料が安いのが特長。都心から近いのに首都圏で一番安いという穴場なんだな。免許取りたい人はイイゾーここ。
因みに2019年台風19号の増水ではコースが7mの泥水の底になって、後にはコースも見えない泥の沼が残り、教員たち総出で泣き泣き泥かきをしたそうだ。
・統計(3級)
・プログラミング言語とかサーバーミドルウェアとかDBとか設計技法とか歴史とか色々
未経験かつ他職種からITエンジニアに転職した、転職後5年ぐらいは本当に勉強することが多かったがそこは若さからくる自信や体力で乗り切った。
もうすぐ40になるけど、最近ではプラットフォームに関する知識をアップデートしとけば特に勉強することも無いなと思っている。
定期的に新機能出ましたとかその程度でパラダイムが大幅に変わるものなんてそうそう出ないし、出たとしても学習のロードマップが綺麗に整備されていてそれに従えばいいだけ。
一部の尖ったエンジニアが道を整備してくれるのでそこを歩けばいいだけだ、非常に楽だと感じる。
勉強は常にしないといけない。
他の業種のことは想像でしか分からないが飲み会に積極的に出なくてもいいし(仕事で大事なコミュニケーションは論理的な部分に寄っているので)、リモートワークしやすかったりと勉強するための時間は確保しやすい特徴はあると思う。
それを考えれば他業種の時間の使い方と勉強はトレードされたものって考えればいいんじゃないかと思わなくもない。
一部の尖ったやつとそれを模倣して頑張ってるつもりの人間は相手にせず使える時間を有効に使えばそれでよいと思う、若いうちはどの職種でも学ぶことが多いのは代わりないだろうし比べる相手を間違えているだけなんだよと言いたい。
2021年に厚生労働省が発表した数字では有効求人倍率が0.57倍らしい
不人気じゃん!と思う増田も居るかもしれないが、この数字は1人に対してどれだけ求人があるかを指している
つまり経理を希望している人間1人に対して、経理の求人は0.5人分しかないということだ
ちなみに経験者がエージェント経由で転職しようとすると、採用人数1人の求人に100人が応募していたりする。単純に1/100
新しく出た求人でも自分が応募する頃には15~30人ぐらいは応募してたりした。つまり経験者同士でも弱肉強食の世界からは逃げられない
経理の求人を見たことがある人は、一度ぐらいは「日商簿記〇級以上」という文言を目にしたことがあるだろう
日商と全経と全商があるが、本題からだいぶ逸れるのでその辺りは割愛する
高い合格率からも分かる通り、経理じゃなくても取得した人間が多い
説明不要の金字塔資格。とりあえずコイツを持っておくと大抵の求人には応募できる。ただし応募できるだけ
持っておくと営業でも使える。と言われることが多いが、こいつを営業に活かしてる人のエピソードを聞いたことがないので眉唾物
B/S読めます、P/L読めます、T/B読めます。だから?って感じしかない
合格率はそれなりだが、未経験が経理を目指すならマストになる資格。面接時での熱意アピールにも使える、かもしれない
未経験には過ぎた資格。難易度と勉強時間から、税理士を目指したいけど受験資格が無い人間向け。類似で全経上級がある
たまに「これ持ってれば余裕じゃね?」みたいな発想をする人間が居るが、未経験にコイツを求める企業は絶対に存在しない
ハイクラス求人でたまに記載されるレベル。独学はやめとけと言われるレベル
とどのつまり経理の資格とは、チュートリアルが終わっていますよ。というレベルでしかない(一部上位資格を除く)
日商簿記で学べる知識というのは基本的に実務では役に立たない。正確に言うと業務形態が様々すぎて知識が活かしづらい
超絶簡単な現金の出納業務も未経験では出来ないだろう。1級持っていようが3級レベルの実務が出来ないのが未経験なのだ
じゃあ何で必須要件だったり、歓迎要件なんだよ。と思うかもしれないがそこは学歴フィルターと同じだと思ってほしい
学歴フィルターと違う点は、実務経験が長ければ特に問題がないという点。というか実務経験が強すぎるので、資格勉強はチュートリアルでしかない
・手取りはこれだけ欲しくて~、福利厚生は~とか贅沢抜かすな社保完備と残業代、交通費全額支給で妥協しろ
・やるなら正社員でやれ
地獄のミサワよろしく、「俺200社も受けて全部落ちるとかつれ~わ~夜も8時間しか寝れなくてつれ~わ~」ぐらいになるまで応募しろ
たかが20社とか30社で甘えるな。30社程度で採用されるほど市場価値の高い人間なら、そもそも苦労なんかしない
評価されない。大体こういう質問の時ってしょうもない業務ばっかり。
評価されるのは給与計算の経験だったり、労務税務の知識だったりと管理部門向けのやつしか評価されない
評価されたところで経理業務に活かせるのは税務ぐらいなものなので、それ以外は決め手にはならない。あくまで経験(知識)があると会計処理がスムーズだねって程度
そもそも労務の知識が必要なら労務担当に話を聞けばいいだけなのでわざわざお前に管轄外の知識を求めない
管轄外の知識があると評価されるのは、経理以外を兼任する企業だけなので
何でも屋(ゼネラリスト)になりたい増田は幅広く手を出しても良いと思う
一般事務の経験を積んでから。派遣として事務の経験を積んでから。
それは結構なのだが、じゃあお前は経理に転職した時に一体いくつになっているんだ?と問いたくなる
35歳まで一般事務やってました。今から経理に転職しますじゃ遅すぎるという自覚を持って欲しい
年齢という誰でも持ってる武器を疎かにする人間が多すぎる。以上。終わり。
案の定、上場企業増田のような増田が出てきたので一応追記しておく
最初に書いてある通り「『未経験の人間』が経理になる為には」というコンセプトで書いてるので、英語力がどうとかはもうズレてるんですわ
あと100人が眉唾って言われても知らんがな。俺が見た求人だとそういう求人もあるよって話で、べつに全ての求人で倍率100倍なんて書いてない
その中でもお猫様のshortを見るのが好きで見てると、たまに「持っていると便利な資格」みたいなのが流れてきて
どうせ社労士とか宅建だろ?と思って10秒ぐらい眺めてると結構な確率で日商簿2級が出てくる。あとFP
しかも決まって「人生の役に立つ」「どの職業でも使える」とか字幕で書いてある。エアプすぎ
そんなに金勘定したいなら、家計簿の付け方でも覚えた方が1000000000倍マシだし
何処でも使えるほど汎用性のある内容を勉強しないから、資格で飯食いたいなら税理士なり公認会計士目指せって1000000000回ぐらい思った
日商2級程度の勉強時間でそんなに重宝されるわけねえだろと。あと日商1級取れば転職安泰とか言ってる奴らは経理エアプすぎてやばい
経理やるうえで日商2級は持ってたら、ああ最低限のことは分かるんだね。程度で、そこに実務経験があるなら重宝されるけど
日商2級持ち未経験とか「あっふーん・・・経験、ないんだ・・・?」みたいな感じになるわ。年齢が高くなればなるほど、モテ男が非モテ童貞見た時ぐらいの温度感になるわあんな資格
俺、日商2級持ってるんだぜwマウントが取れるのは良くて大学生までだわ。働きだしたらそのしょうもないプライド投げ捨てろ
日商1級持ってて簿財まで持ってるやつが居ても、業界の人間から見たら「なんでお前そこまでやって辞めたの?」って思われるだけなのと一緒
40代フリーターと30代フリーターの先輩が同じ職場に居たことがあった
40代フリーターは大卒で、普通に就職したらしいがなんやかんやで退職して流れ着いたらしい。資格は運転免許すら無し
30代フリーターは俺と同じで特に目的が無かったのでフリーターを続けているらしい。資格は運転免許のみ
言い方が悪いが、同じフリーターの身分でも先輩のようにはなりたくないなぁ。と漠然と考えていた
40代でフルタイムで働いても少ない手取、少ない年間休日、代わり映えしない仕事内容と、正直何が楽しくて生きてるんだろうと思ってた
年下の正社員に指示をされたり、怒られている姿がなんだか情けなく見えたのも大きかった
そして5年ぐらい同じとこでフリーターを続けて、重い腰を上げて正社員になった企業はブラックだった
労働通知書に書かれていた契約とは異なる給与、60時間働いても出ない残業代、そのくせ日中はやることが無さ過ぎて先輩に仕事をもらおうとすると怒られた
暇なクセに拘束時間だけは無駄に長く、タイムカードも無く上長が勤務時間を記帳して本社に提出する形だった。ひどすぎて2か月で辞めた
勢いで辞めたはいいが、田舎故に求人も少なく、当時は車はおろか運転免許すら無かったのでまともな職にありつくのも無理だった
結果的に老人ホームの厨房担当として、またフリーターに逆戻り。しかも今度はフルタイムですらない
ここまで落ちると、もう何しても悪化することはねえな。と開き直ってアホみたいに勉強を始めた
まず人に使われる側ではなく、人を使う側に回りたい。と思ったので管理部門を目指そうと思った。今考えるとだいぶ意味が分からないが当時は真剣だった
次にブラック企業でお金の大切さを叩きこまれたのと、学生の頃は政治経済の経済が好きだったので経理を目指してみようと思った
あわよくば公認会計士か税理士を…とか考えてたが、まあバカの考えだった。俺レベルだと日商1級のデリバティブ取引で吐きそうになった
そもそも経理とか以前の話として、正社員として採用されるには何が欲しいのかと考えた時に、運転免許が必要だと思った
田舎なので車が無いと移動がままならず、生活に支障はなくても仕事には支障が出まくりだった
だからなけなしの貯金を全額崩して、自動車教習所に通った。一括で全額払えなくて、残りの数万円は一か月待ってもらった。我ながらマジで貧乏だった
当時の稼ぎはフルタイム勤務じゃないので、手取で10万前後だった。社会保険は当然未加入だし、国民年金も払えなかったので免除してもらっていたレベルだった
20代半ばに差し掛かろうとする頃に、ようやく人並みに努力をして半年ぐらいで運転免許と格安のオンボロ車を手に入れた
今考えると大した努力でもないが、やれば出来るんだという謎の自信に満ち溢れていたので
次はMOSを取得してみることにした。管理部門といえばパソコン、パソコンといえばExcelだと思ってた
一ヶ月ぐらいで取得できて、俺って天才じゃね?と思ったが、今考えるとテキスト薄いし内容は初心者向けすぎて時間と金の無駄だなと思う
求人だとたまに、MOS取得者歓迎!とか書いてあるけど逆にこの会社大丈夫か?って心配になる
運転免許、MOS(ExcelとWord)を取得した俺はついに本丸の日商簿記に手を付け始めた。気がつけば27歳、フリーター歴7年になっていた
まず3級。当時は5か月ぐらいかけて取得した。この時点で経理の求人に応募してみるが全滅
悔し過ぎて2級。6か月かけて挑戦するも、不合格。2回目の試験を受けようとするも定員オーバーで受験できず、1年かけてようやく合格
28歳、フリーター歴8年に差し掛かろうとする頃にようやく就職活動を開始
とりあえずハローワークに行ってみたら「経理は経験が無いとねぇ…」と言われた。そんなことは知ってるんだよ、と思った
次に転職エージェント、20代に強いエージェントや大手、とりあえず使えそうなエージェントは全部使ってみたが
未経験が足を引っ張ってほとんどのエージェントは求人を紹介しなかった。登録すら断られたところもあった
次に無料で求人を載せている転職サイトで、経理系の求人を片っ端から探した
大手の有料で求人を載せる転職サイトだと求められるレベルが高すぎて書類選考すら通らなかったから
立地が僻地、給与は格安、福利厚生は最低限でも良いのでとりあえず経験を積みたかった
一日足らずで選考結果(不採用)が分かる企業、そもそも応募を無視する企業、とりあえず書類だけ郵送しろ企業、色々あった
こっちもガムシャラに応募していたので、とりあえず面接に行きまくった。多い時は一日に3件入れていて、営業マンの外回りってこんな感じなのかなとか考えてた
フワフワしすぎなんだよ。なんだ事務がやりたいですって。製造業でモノ作りがしたいです並みにフワフワしてんだよ。夜店のわたあめか
電話応対もパートのおばちゃんの愚痴聞く係もファイリング作業も備品管理も振替入力も給与計算も他の社員が帰らねえから仕方なく残業とか色々やっとるわ
お前らの言う事務職ってなんだ。8時間パソコンに向かってカチャカチャ ッターン! 定時なのであがりまーす。って感じで土日祝日はお休みでプライベートが充実(笑)か?
そんで手取りは20万以上あって、基本給は高めで、賞与は基本給ベース6か月分で、1年に1回自分へのご褒美(笑)があるのか?
そんなところねえよ
なんでお前ら経験ナシ資格ナシの分際でそんなに偉そうなんだ。30代が同じこと言ったらぶっ飛ばされるぞ
大阪の梅田に梅田ダイビルってのがある。23階建てのオフィスビル。
このビルの清掃員がコロナに感染していることが分かったと3月5日付のプレスリリースが出ていた。
その後、同ビルに入っている2つの企業でも感染者のいることが分かったようだ。
当社関西支社における新型コロナウイルス感染者の発生について | 日商エレクトロニクス
当社大阪支店における新型コロナウイルス感染者の発生について(双日マリン アンド エンジニアリング株式会社)
大阪と言えばライブハウスがクラスター化していると連日のように報道されているが、このダイビルの件は全く報道されていない。
私はこの界隈で働いているのだが周りの噂でこのことを知った。
いったい何が起こっているんだろうか。
18歳以上で自転車もあるからという理由でuber eatsの配達員に登録した。
uber eatsの仕組みはスマホアプリに注文が入ると市中の店に飯を取りに行き、注文した人に届けるだけ、1回で380〜600円弱になるので1時間に3件やれば最低賃金以上は稼げる。
と、ここまではネットに触れてる人なら大体分かる話なのでuber eatsの現状について話そうと思う。
1.客層は比較的余裕のある人が多め
当たり前だがubereatsを頼むと手数料が取られる(250円くらいが相場)。単価の低い吉野家やマック等チェーン店で注文するのにもう1品頼めるような金額を出せる層は限られてくる。オートロック付きのマンション率高め。ただキャンペーンでクーポン配ってる時はその限りではない。
現在では現金払いが可能になっている。配達員が自らお釣りを用意し、貰う代金はそのまま着服する仕組みだ。後日商品代と手数料がクレジットカードで引き落とされるが、何も支払ってないのにクレカのポイントが貯まる。ただ、現金払いは配達員に忌避されているので(現金NGもできる)、注文がたらい回しになり(熟成案件と呼んでいる)何もしてないのに「遅い!」と低評価を食らう可能性がある。個人的にはお客様のスマホはただのインスタ投稿機か?という気分だが、現金で払いたいというニーズはやっぱり多いし、サービス拡大したいuberにとっても取りこぼしたくないのだろう。ここが美しい国ニッポンを感じる所である。
シフトに縛られないことは、日によって配達員が多過ぎて案件が減る→最低賃金割れということは多々ある。「注文が多いから」といって繁華街に繰り出しては注文がないとウロウロしている人は少なくない。そんな時は住宅街にあるマックあたりに行くと注文が来たりする。今や都心やら川崎駅横浜駅周辺に行っても注文の取り合いで最低賃金割れも普通にあると思う。逆に配達員が足りないエリアに行くとボーナスが貰える。
あと雨の日には配達員は減るわ注文は増えるわで爆アド
しばらく配達員をやって感じたこととして「気楽だが全て自己責任」だろう。個人事業主だし事故起こしたら悲惨なことになる。あとubereats配達員を本業にしている人もいるが、それはやめた方がいいぞ(頑張っても時給2000円が関の山でスキルも付かないし副業程度でやるのが一番)
逆に副業としては最高で、家でゴロゴロしてて注文が来た時だけ自転車に乗って配達に行けば時間の活用にもなるのでオススメ。飽きたり疲れたりしたら終了しても問題ない
朝日は昔は高尚な感じだったけど最近は産経と同レベルの煽り新聞になっちゃったし、東京新聞はただの左翼新聞だし。
毎日は部分的にいい記事あるけど全体的に見ればバイアスかかりすぎ。
日経は、他紙と同レベルに各省庁記者クラブに入り込んでるし、マーケットや経済はもっとも強い。あと政治的にどっちっていうスタンスもないから煽り成分が少なめ。強いていえば経済団体寄りではあるんだけど経団連っていうより日商とかの方が好きそうだし
NHKはとにかく早い。あと正確性に命かけてる。
まあぶっちゃけ情報そのものが欲しければ一次情報を伝えてくれる各分野のツイッタラーをフォローしておけばいいし、分析が読みたいなら金出して本買った方がいいよ。
高校の時いじめで不登校になって以来ずっとヒキニートだったんですが、引きこもりから脱却する目的で近所のホムセンでバイト始めて5年ほど経ちました。
最初は引きこもりでコミュ障拗らせてたのに加えて元々人見知りだったのも重なって接客は本当に苦手で、毎日緊張でしどろもどろで逆にお客さんの方が気を使ってくれる状態でした。仕事も、男性従業員の皆さんみたいに重いものたくさん運べないし、背が足りなくて届かないものを取りたくても「手伝ってください」が言えなくて、無理して脚立の天板に立って取ろうとして店長さんに大声で怒られた事もあったし本当に迷惑ばかりかけるお荷物みたいな状態でした。
でも、バイトをするようになって沢山の先輩やお客さんと接するようになってから人が怖くなくなりました。働いている中で仕事が早くできるようになった時に褒めて下さったり、人に喜んでいただける嬉しさが、人に接する恐怖に勝つようになりました。
それでも自分を卑下する癖はどうしても治らないので、代わりに自信を持てるなにかを身につけようと思い立ちバイトの傍ら簿記の勉強を始めました。一昨々年に日商3級、去年2級に合格しました。結果を仲の良い先輩に話したら、簿記2級持ってて君ぐらい真面目な子だったら結構良いところに就職できると思うよ、一生懸命やり切って結果出してるのに長所ゼロなわけないよ、と言ってくれました。
今思えば単なるお世辞か社交辞令だったかもしれないですけど本当に嬉しくて、その週の休みに思い立ってハローワークに行って、求職申込書を提出しました。初めて就職に踏み切る気になったというか、自分で努力して取った資格を活かしてみたい、って人生で初めて前向きな気持ちになったんです。先輩の言葉に背中を押してもらった気分でした。
でも就職を決意してかれこれ半年、まだバイトを辞めれないでいます。
店長さんと何度か話し合ったのですが、就職を考えていますと言うとそれならうちで社員にならない?と言われ。自分の資格を活かしたいので別の仕事をしたいのですと言うと、繁盛期に辞められるときついからもう少し待って、と言われたので了解したところ年末年始は忙しいから待って、大学生の子が就活で辞めるから今は辞めないで、そろそろ新しいバイト雇うから繋ぎだけでも、ときて今日また話し合ったんですがせめてゴールデンウイークおわるまでは居て、と言われて結局了解してしまいました。
そんなの断ってすっぱり辞めろって話なのは分かってるんですけど、断りづらいんです。
何故って、5年前は本当に何もできない駄目人間だった私をこんなに成長させて下さった仕事場ですから。自分の口から希望の仕事を言うなんて5年前なら考えられなかった事です。それに私みたいな接客も下手で業務作業もそそっかしくて、本当に周りに迷惑かけてばかりの役立たずを受け入れてくれた店長さんや先輩方への感謝の気持ちもあります。現状人手が足りないのは事実で、私が今抜けたら皆さんの負担がまた増えてしまうのも事実ですし、何よりこんなにもお世話になった店長さんたちから辞めるの待って、と言われているのに断るのは恩知らずのようですごく心苦しく思うんです。
もちろんこのままじゃ駄目だしこうやってずるずる辞めあぐねてたら一生就職なんてできないのでいい加減断らないといけないんですけどね。この先お盆までは居て、夏休み終わるまでは居て、ってまた伸ばされるのは目に見えてますし。一応店長さんが約束して下さった通り新しいバイトが入ったら辞めようとは思っていますが、迷惑にならないで円満に辞められるタイミングってないんですかね…
A- 日本IBM、NTTコミュニケーションズ、アクセンチュア、野村総研(NRI)
B+ NEC、日本HP、新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)、日本総研(JRI)、大和総研(DIR)
B NTTコムウェア、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、電通国際情報サービス(ISID)
B- 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(MUIT)、みずほ情報総研(MHIR)、
C+ JSOL、農中情報システム、SCSK、日立システムズ(HISYS)、日立ソリューションズ(HISOL)
C NECソリューションイノベータ、ニッセイ情報テクノロジー、JR東日本情報システム(JEIS)、
C- オービック、TIS、オージス総研、富士通エフサス、シンプレクス、
D+ 三菱UFJトラストシステム、三菱総研DCS、兼松エレクトロニクス、都築電気、
D 損保ジャパン日本興亜システムズ、インフォコム、セゾン情報システムズ、日商エレクトロニクス、
コベルコシステム、IIJ、ネットワンシステムズ、パナソニックインフォメーションシステムズ、
菱化システム、JRシステム、富士通システムズイースト、東芝ソリューション、富士通FIP
D- ユニアデックス、NECネッツエスアイ、日立産業制御ソリューションズ、
三菱電機インフォメーションシステムズ、MS&ADシステムズ、NTTソフトウェア、
NTTアドバンステクノロジ、JFEシステムズ、テクマトリックス、三井情報、第一生命情報システム、
ソニーグローバルソリューションズ、ワークスアプリケーションズ
E+ 富士通システムズウエスト、富士通マーケティング、三菱電機インフォメーションネットワーク、
中央コンピュータシステム、ティージー情報ネットワーク、リンクレア、ジャストシステム
E NECフィールディング、NEC情報システムズ、富士通BSC、日本情報通信、
住友電工システムソリューション、JR西日本ITソリューションズ、
E- 富士通ネットワークソリューションズ、日立公共システム、NEC通信システム、
F+ 日立ソリューションズ・クリエイト、キヤノンソフトウェア、さくら情報システム、
トヨタコミュニケーションシステム、エクサ、アイネス、TKC、CAC、CEC、SRA
F クオリカ、NSD、DTS、さくらKCS、東邦システムサイエンス、菱友システムズ、
偏差値65以上の高校卒なら、ポテンシャル的に可能性は少しある。
簿記が日商2級レベルとあるが、2週間くらいで合格するガッツがあるのなら、起業でもいいかもね。
よく中卒とか高卒社長の成り上がりの話があるが、あれはひとむかし前の話。
当時は経済的な事情もあり頭はいいがすぐに働かざるを得なかった人間が多かったので、
学歴=能力 という結びつきが今よりも少なかった。頭のいい中卒や高卒が多かった時代なんだよな。
翻って今はそんな事はなくなっているので、能力がそのままに学歴に反映されやすい。
飲食ならまだ高卒でもいけるんじゃないかな。ITだと厳しそうだが。
事業主になって1000万いくようになるかもね。
チャオ。
1.20代後半
3.ITスキル適性なし(2年程度会社でプログラマをやったが天才的なひとを見て挫折)
4.勤め人の適性なし(お金を稼ぐのは好き)
5.簿記は日商2級程度で損益計算書と貸借対照表はざっくりと読める
7.高卒
以上です
皆さんお忙しい中お返事いただき大変恐縮です
もうひとつ別に書くか悩みましたが読みづらくなりそうなので追記します
スペックについて書き忘れました
大した成績ではありませんが60人くらいの中で1位2位を5ヶ月くらい取ったことがあるんで(さぼって数字が0だったこともありますが)、営業スキルは中の上か上の下程度でしょう
楽過ぎてやめられなくなってたんですけ良い年なんでそろそろ一財産作ろうと思ってました
それで皆さんの声をまとめると
・営業は良い
・上客を引っこ抜いて独立
・役員になる
・馬車馬のようにとにかく働くべし
・技能あったほうがいい
読みこぼしもあるけどだいたいこんな感じでしょうか
かなり参考になりました
なぜ労働時間を聞いたのかというと、20歳前後で月400時間働くのを4ヶ月続けてニートになって貯めた金を食いつぶした経験があるからです
技能や知能やコネがないのに長時間働けなければ大金を稼ぐのは無理というお言葉は最もだと思いますが、労働時間は僕にとっては重要な指標でした
大雑把な計算(税金や支出諸々を勘案せず)で時給2000円で月400時間(休日無しで一日13.5時間程度)働くと月80万
月80万を12ヶ月でだいたい一千万という計算です。が、もちろんこれは上記の通り僕には無理でしょう
皆さんのアドバイスを参考に時給4000円で月200時間稼げるビジネスプランを考えて実行に移してみようと思います
もちろん最初に時給換算して、というのがナンセンスなのは百も承知ですがあくまで参考にする概算としての数字です
皆さんお時間を割いて頂き本当にありがとうございました。また追記するかもしれませんが、ありがとうございます。
1: http://anond.hatelabo.jp/20140817034159
サクセスストーリーは始まらない。小説のようには。これは、生身の人間の記録だ。
話は少しさかのぼる。ぼくが中学校二年制三学期を迎えたころ。両親が離婚した。雨の日だったと思う。正確には、ぼくが離婚させた。
ぼくの父は、破綻を迎えるまでの十数年、ほとんどまともな職につかなかった。職にありついている時も金を家にいれないので、働いていてもいなくても同じだった。さらに男は、部落出身だとおのれを偽り、人権団体を傘に生活保護を認定させようとしたこともあった。それくらいには、どうしようもない男だった。ぼくの毎日のおかずがその男より少ないのも、ぼくを苛立たせた。
僕は中学に上がってしばらくすると、学業の意味をみいだせずサボりだした。家にいると、その男は、気まぐれにぼくを闇ポーカー屋や、パチンコ屋についてこないかと誘った。ぼくは、男の思惑については考えなかった。ただ、クズが出来る工場には興味があって、何度かついていった。そこでわかったことは、前者は場内で飲み物と食い物が只だった。しかし、必ず負ける。もう一方は、給餌がない。ただ、勉強すれば儲かるようだった。ぼくは研究を重ね、中学三年の頃には、その成果としてまとまった金を手にしていた。お金自体より、お金が増える仕組みを実践できているのが楽しかった。
一度、父にパチンコの攻略法を共有しようとしたことがある。そのとき彼は、ぼくの説明を聞くなり
と言い放った。餓鬼は夢を言うものだし、攻略法は確かに存在していた。血を分けたとはいえ、肉身との合意形成まで神は保証していないことを思い知った。ぼくは二度と同じことを口にしなかった。ぼくの手元にはいくばくかの金がすでにあったが、やはり出口はみつからなかった。
そんな折、転機が訪れた。父方の祖母が他界した。これが一家破綻を引き起こした。なぜか?父はできちゃった婚をしてこのかた、せっせと毎年、百万ずつ消費者金融に借金を作っていた。祖母は、このギャンブルによる借金を二年毎に内密に精算していた。その二年の精算周期を目前にして、祖母は死んだ。母があけすけにぼくに話してくれた。自転車は前のめりに急停止し、乗員はほうり出された。中学生にして人生はハードからベリーハードモードになった。その頃のぼくは、定期的に母に金を渡していたので、頼りはぼくだけだったのだろう。仕方なしにタネ銭のほとんどを母にわたし、祖母の四十九日の法要が終わったらみんなで出ていこうと提案した。暴力から逃げよう。貧しさも和らげることができるかもしれない。そして一方的に、ぼくは母の手をとり、家を出た。父を一人残した。金の重要性は再確認された。
十六歳になるのを待って、ぼくはアルバイトを始めた。解体工事、ピザの配達、飲食店調理、エロビデオ屋。スーパーのレジ。気持ちとは裏腹に、どれも長続きしなかった。三ヶ月もすると定形作業に慣れ、新しい事がしたくなる。気を紛らわすために、あいた時間で、頼まれていないのに段取りの効率化や改善をした。ポスシステムを無断で走破し、廃棄率や回転率を計算してオリジナルノートに映すのを空き時間の趣味とした。店長会の議事録を盗み見するのも日課になった。そういった業務に関係のないことを社員にやんわり諭された次の日が、だいたいぼくの自主退職日になった。金銭的にはじり貧だった。
いくつかのバイト歴を経て、最後に応募した求人が「PCオペレーター募集」という求人広告だった。その時代、地方都市でまだ見かけない求人だった。その頃にはぼくは開き直り、一つのアルバイトを六ヶ月で必ず辞める。そして、同じようなバイトはしないことに決めていた。コペルニク的回転により収支を安定させた。とりあえず生きていけるし、お金を増やす方法をよりもっと知りたかった。今回も、その怪しい求人の裏側を見てやるつもりだった。
面接に行くと、縦長のプレハブ小屋のようなみすぼらしい雑居ビルだった。中に入ると垢のついたソファに男が一人座っている。マネーの虎に出ていた堀之内九一郎のような風貌のスーツ男だった。その虎風の男は、釣り上がった眉で、自らを社長だと名乗った。アルバイト面接にもかかわらず、名刺をぼくに差し出す。話しぶりからも慣れていないのは明らかだった。口だけは達者なので、営業上がりだろうと推量した。
ぼくはその時代にしてはめずらしくパソコン先生だったので、すぐに採用が決まった。学歴にかかわらず。虎は、二人バイトが辞めるから明日からきてほしい、と言った。ますます怪しかった。ぼくは、いやらしい笑いを隠し、業務内容を聞きだす。男は壮大な事を奔放に話していたが、要するに、出会い系サイトのサクラが仕事だった。ぼくはとても面白そうだと思って、了解した。
入社して一週間で、ぼくは完璧なチャットレディーになった。しかし、完成された演技力とはうらはらに、客が異様に少なかった。ほかに事業もしていない。日商は大幅な赤字に見えた。でも、ぼくはノウハウを掴んで六ヶ月後にはやめるつもりだったから、それはどちらでもよかった。
「金が無い。来週払うはずの給料が払えない。どうやってもいいから自分で売上をつくってくれ」
と、通帳を手でひらひらさせながら虎はいった。漫画のような状況にぼくは少し面食らう。とりあえず事情を説明させた。
「じつはこの会社、きみが入社する一ヶ月前に出来たんだ。出会い系システムも他社から買ったものだった。彼らが送客を保証をするので二ヶ月で間違いなく黒字転換するという話だった。が、客がこない。約束が違うと納入元にかけあっていたが、そうしている間に、わたしの脱サラして得た運転資金も底をついてしまった」
虎は切なそうに泣く。額面どおりぼくの目の前でぽたぽたと涙する。社会は惨めな大人で満ちていた。
ぼくは、いくつかの方法を使って業界を調べた。社長の首根を掴んで、納入元にもいった。そこで話を聞くと、業者は、しなびた我らが虎から、すでに二百万の導入費用を支払わせていた。さらにシステム利用料として粗利の五割が毎月抜かれる。そのうえ、月々のサーバー維持費、合計十数万の支払いがまだなので、早く払ってほしいという。悪びれもせず。あとで分かったことだが、このころ全国的に、ヤクザのフロント企業が出会い系システムを詐欺同然に売りつけていた。上場しているあの情報通信企業も、元を辿れば同じ穴のムジナだ。
ぼくはだいたい事態がつかめた。それに加え、ぼくはこのビジネスに可能性を感じていた。だが、虎を救ってやる気は微塵もなかった。体面を保たない大人を、ぼくは嫌いだった。その後、給料の支払い日がやって来たが、予告通り給料の支払いはなかった。社長はぼくに、面談と称して言い訳をくどくどとする。ぼくは、うんうんと頷きながら話を無視し考えを巡らす。ふと、試しに揺さぶってみようという気になり、声を出した。
「なるほどー。でも社長も大変っすね。退職金使い果たして。さらにぼくが訴えたら、前科持ちでしょ」
そのまま、社長の眼球をぼくは下から見据える。張り付いた彼の眉・目・口。時間にして五秒。次の瞬間、彼の全ての部品がハの字に垂れ歪んだ。ぼくのほうも口元が歪むのを完璧には止められなかった。もう一押しする。
「わかりました、……じゃあ給料いらないです。そのかわり、納入元になんとかいって残りの支払い手打ちにしてください。その後、システムの引き取りを彼らに申し出るんです。サーバーをぼくにわたしてくれたら、それでこっちも手打ち」
――こうしてぼくは、くだらない会社をのっとった。