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2018-04-25

2018年春の連ドラの第1話を片っ端から見てみた

素人だし金を払ってるわけでもないが、これだけ時間を割いたら多少偉そうに感想を書き連ねてもいい気がしている。

あくま1話感想なんで、2話以降どうなってるかは関係なし。

 

わたしに××しなさい!

何かと思ったら映画を前にしたスピンオフらしい。劇中劇というかドラマゲームの話で最後までいくのだろうか。ゲームからヒロインいくら変な行動を取っても共感性羞恥心を煽られずに楽しめたりはする。

 

『兄友』

これも映画を前にしたスピンオフらしい。盗み聞きするヒロインという設定なら、いっそ彼氏を掌の上で転がすくらいの方が好み。

 

魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!』

ターゲット層の娘がいるわけでもない大人として特に興味を引くところはないが、生活をどこまで覗き見られてるかわからないのは結構恐怖じゃなかろうか。

 

半分、青い。

男子に雨の中一つしかない傘を貸されて感謝はしても申し訳なくは思わないヒロインってお姫様気質だな。

15分枠の中で時系列がごちゃごちゃしてるのはともかく、最初学生になって登場してる……以前にそもそも主人公であるヒロインが無事に生まれるかを最後の引きにされても。母体が無事かならともかく。

 

くノ一忍法帖 蛍火』

真面目に見るにはB級臭いが、笑って見るにはノリが悪くて性暴力描写が重い。

 

『ラブラリン

美形がキョドり主人公を演じるドラマ最近色々あったが、中村アンはそりゃ藤原竜也には並ばないにせよ意外と表面的でない良い演技。

目覚めたら松坂慶子になって……はないが時間が飛んでるという設定はそれなりに興味を引く。

 

宮本から君へ』

ホモソーシャル感が苦手と思いつつ、池松壮亮の顔ってちょっと杉咲花っぽい可愛さがあるなと思ったりした。

 

『15歳、今日から同棲はじめます。』

5分枠という短さだから、15歳の娘に男子と2人暮らしさせる親も、いきなりキスする男子も、それに対する娘の反応もみんなおかしくたって仕方ないのだろう。

 

いつまでも白い羽根

丁寧に人物を描いてる印象。ドラマ看護学生ものはそういえば初めて見るか。医学生ものも『輝く季節の中で』『ヴォイス』『動物のお医者さん』『向井荒太の動物日記』くらいしか思い出せないが、医療+青春ってドラマ向けの題材では。

学生の中に井森美幸じゃなかった酒井美紀がいるのはいいが、男子はいないのだな。

 

『声ガール!』

オタク向けに閉じたノリではなくオーソドックス(悪く言えばベタ)な新米お仕事ものとして、ちゃんと作られてる。戸松遥の演技くらいがツッコミどころ

主人公声優としての才能を感じさせるのに八百屋営業という形で芝居に加えて歌とサービス精神も描いたのは、現代声優業の幅広さに対応してるのか。アニメに疎そうなので、深夜のエロアニメとかどう思うのか気になったりはするが。

 

コンフィデンスマンJP

ところどころクスリとさせられるものの、コンゲームとしては巧妙というより力業。

真田丸』で鬱陶しいイメージを逆手に取りながら一新した長澤まさみは、何となく自分の中のポジション吉高由里子に近づいてる。

 

シグナル』

逮捕されたのは兄なのか? 指名手配犯かと思って混乱したのと、せめて「はんにん」じゃなく「ゆうかいはん」と書いてればと思わずはいられなかったものの、映像フィルムっぽい質感で雰囲気を盛り立ててる。

 

正義のセ』

後味の良い勧善懲悪的な事件ものとしてこの先もいくのだろうか。手堅い作りだし、主人公の青臭さを周囲が諫めてもいるものの、もっと割り切れない事件にぶつかってくれる方が好みではある。

 

執事 西園寺の名推理

執事属性でない人間にとっては凡庸ミステリー殺人動機も弱かった。あと災害情報みたく他番組宣伝をL字で入れるのは印象悪過ぎる。

ただキャスティングの工夫は『シグナル』との比較もあって評価したい。

 

あなたには帰る家がある』

中谷美紀専業主婦が似合わない女優だが、おかげでホスピタリティに欠いた者同士がくっついてうまくいかない夫婦という設定が必要以上に表現されてる感。仮に妻が専業主婦にならなければ戦友的な関係が芽生えたりとか……いや、とっくに別れてるか。

怖いユースケ・サンタマリアといえば『火の粉』では怒鳴る演技が弱点だったが今回はどうか。

 

居酒屋ぼったくり

ささやか人間ドラマ料理を絡めてほっこりという、あまり興味の湧かないジャンル。店名の由来を2度語る必要はあったのか。

 

『噂の女』

足立梨花の使い方が凄い。彼女には失礼かもしれないが、これ以上正しい使い方はないんじゃないかと思える。さらに男たちの閉塞感と下衆さが生々しくて、嫌な気持ちになりつつ引き付けられた。

 

『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子

『家売るオンナ』……いや『女王の教室』の会社版か。死人が出かけた以上最終的にきちんとデビル否定してくれないと倫理的問題だし、会社にとってもリスキー過ぎるだろうとも思うが、リスクを描いただけ倫理的と言えなくもないか面白い作品であることは否定できない。

 

『逃亡花』

無駄エロが挟まると思ったら主演女優蒼井そらサスペンス性でそれなりに引き付けられはする。

 

崖っぷちホテル!』

とても捻りのないタイトルだが、立て直しもの王道っぷりは悪くない。駄目なところから始まることへの苛立ち防止にもう少し笑えても良かったかもしれないが。

くっきー演じる強面のフロントマン配置転換しない解決案だと夢があると思う。

 

ヘッドハンター

題材の目新しさとビターな味わいは良いが、意外と地味で淡々としてるので、今後の話にバリエーションがないと飽きるかも。

ゲスト北村有起哉の演技に若干の高橋一生感。

 

『花のち晴れ~花男 Next Season~』

井上真央のはあまり憶えてないが面白い漫画的に誇張された設定はベタな面もあるのだが、マイナスマイナスを掛けてギリギリプラスにしたようなヒーロー造形の際どさとか、常識知らずを笑わないでくれて嬉しかったというエピソード共感力とか、作り手の上手さが光る。杉咲花の演技も、コメディらしい誇張は少ない代わりに心情がよく伝わる。

しかファミマはあの男性店員描写をよく許したな。あと福士蒼汰と思いきや中川大志な本編の間に入る、中川大志と思いきや福士蒼汰CM

 

『未解決の女』

いきなり中山美穂を殺したのは良いとして、Wヒロインを霞めんばかりに中年男優陣が厚いのは良し悪しとして、密室作って貰っておいて今更母の愛を知って涙とか、「文字神様が降りてきたわ」というふわふわした決め台詞とか、「文字に関する理論番組オリジナルです」って本当に空想かよとか、色々微妙

 

モンテ・クリスト伯―華麗なる復讐―』

切ない汗のアニメ記憶ぼんやりあるが原作は未読。復讐劇はこれからだが、前振りとしては申し分ない悲惨さ。ただ原作を読んで翻案っぷりを見る方が楽しそうな気がする。

 

『スモーキング

冒頭に暴力描写の警告がありバイオレンス覚悟したが、中森明菜の方の『ボーダー1話ばりのスプラッターだとは聞いてない。痛そうなホラー好きな人向け。……深夜じゃなくプライムタイムにあれをやった『ボーダー』凄いな。

 

鳴門秘帖

引き裂かれた恋とか忍者とか拳銃とかおじゃる篠井英介とか色々見所はあるのかもしれないが、ごめん基本的時代劇苦手(ということを乗り越えるに至らず)。

野々すみ花は好演だが、なんで辻斬り男にそこへ来いなんて言った?

 

デイジーラック

とても普通なアラサー女性群像ドラマ等身大という意味普通でなくドラマとしての普通

中川翔子アニキと言うよりボクっ娘って感じなのは夏菜とのキャラ分けにおいて計算通りなのだろうか。

 

『家政夫のミタゾノ』

「あれから色々ございましたが」って千の眼になった人のことか!とツッコんでたら『下町ロケット』に喧嘩売り始めて見上げた根性

最後の救いは強引だったものの、辛口ホームドラマとして安定の出来。

 

『やけに弁の立つ弁護士学校ほえる

タイトルラノベはいいとして弁護士で弁が立つの普通では。

ネット民が好きそうな企画だが、学校という内輪のやり方を不合理と叩き斬ってスッキリという単純な話ではなく、弁護士人間機微理解しないドライ人間というわけでもなく、安直な構図は避けられてる印象。

「なりたかった派、なんとなくなった派、それとも仕方なくなった派、どれですか?」という台詞やそれに台詞で回答しないあたり、上手い。

 

おっさんずラブ』

単発ドラマの続編ではなくリメイクか。設定やキャストの変更はあるし、尺が違うから単発よりも話が進むと思うが。

単発は随分偏見めいた内容だったが、連ドラになってもポリコレ度を上げることはなく相変わらずっぽい。

 

ブラックペアン』

医療ものとしての緊張感に結構なダークさが加わって面白い。『振り返れば奴がいる』を彷彿して、千堂あきほ彼女中村あずさ彼女西村雅彦はトゥビコンだと退場が早すぎるからキンコメあたりかななどとも楽しんだり。

主人公辞表を賭けて戦うのはメタ視点相手の分が悪すぎて興醒めと思いかけたが、いっぺん相手の手術を成功に見せるのが一工夫だな。

 

『花にけだもの

願望充足ファンタジーとして特定ターゲット外相手にするつもりはないのだろうし、あれだけスピーディにキスまで持ち込む男子はきっと血が止まるのもスピーディでシャツが汚れたりしないのだろう。

 

『○○な人の末路』

えっと、何の共通点も関わりもない4人のドラマを「末路」という言葉で無理矢理1つのドラマにしただけだったりする?

 

『やれたか委員会

これがラストかと思って見たら1話じゃなく宣伝だった。5月以降スタートのは対象外とさせて頂く。

 

結局どれを特に気に入ったのかと言うと『花のち晴れ』『Missデビル』『ブラックペアン』『弁護士学校ほえる』『噂の女』。あくま1話でだが。

2018-04-24

anond:20180424153139

昔は、宇宙人異世界人が居住のための領土資源を求めて侵略してきたーっていう、

侵略動機目的が分かりやす作品が多かったのだけど、

そいう展開に飽きられたせいか

何のために侵略してきてるのかわからない

動機目的も分からないままに攻めてくるから必死に戦う

と言う作品が増えた気がするね。


作中で敵の目的を明らかにする視聴者に優しい作品もあるけれど、

そもそも、下等な人類理解できるような安直目的など持っていない前提で

最後まで明らかにされることのない、ある種のコズミックホラー的要素をもつ作品もある。

敵の目的なんか気にしてはいけない時代なのかもしれない。

2018-04-15

三十路過ぎて戦隊ヒーローは見れないけど仮面ライダーは見れる謎

子供といっしょでも戦隊ヒーローは見れない

ひとりだけでも仮面ライダーなら見れる

同じ特撮なのにどうしてこうも違うんだろう

ライダーの設定や展開は安直子供向けなのにね

2018-04-13

anond:20180408002856

行き詰まって悩んでる人に安直提案やら基礎知識提示やら


← それはむしろ逆で、この人は基本的なこともわからずに悩んでいるのでどうしたらいいか教えて欲しいというのが元記事の主旨なのでは?

それを汲んで親切丁寧に基本的なことを教えてあげている人をつかまえて、何という言い草...

2018-04-08

anond:20180407113255

良い歳して全くモテたことない奴は概して友だちの少ないコミュ症だよ。

洒落な店に行ってもセンスがなく協調性に乏しく機転もきかないから浮いて凹むだけだ。

元増田馬鹿じゃないからそういうリア充っぽい空気感に憧れて、結局失敗して傷ついて余計拗らせるっていうのを繰り返してきたんだと思う。

元増田馬鹿じゃないなら増田のいう程度のことなんかとっくの昔に思いついてるはずだわ。

行き詰まって悩んでる人に安直提案やら基礎知識提示やらでマウント仕掛ける人いるよね。困ってる人間出汁にしてんじゃねえよ。その程度のことしか言えないくせに偉そうにすんな。

2018-04-03

待機児童問題問題と捉えながら保育園潰す流れに乗る馬鹿者共に告ぐ

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20180402/k00/00m/040/023000c

かつて保育園落ちた日本死ねが生まれたこはてなでこんなうんこみたいな流れが出来た事に怒りを覚える。

経営者(園長)が狂ってるだの、訴えろだのやめりゃ良いだの、問題本質も知ろうとせずトチ狂ってるのはどっちだよ?!

どんだけの人間が同じブクマ本質を知らせようとコメントしてくれてるんだよ?!

全部スルーして安直バカなことばっか好き勝手言ってスッキリしてんじゃねーよ!

保育園潰す気か!待機児童に回った子の未来潰す気か!共働きじゃないとやってけない現代社会の家庭潰す気か!

産休と言う名の長期休暇で会社利益が損なわれるなんて単純なマタハラ問題じゃないんだよ、どこの保育園ギリギリ給与ギリギリ保育士で回されてる。そんな状況で単純にやめりゃ良いなんて、ただただ保育園を潰すようなもんだ。

子供預かって見てるんだから普通会社みたく辞めたら利益が減るなんてレベルじゃないんだよ、その人が見てた子供をだれか見なきゃいけないし、見れなくなって退院をお願いするだの潰れでもしたら、巡り巡って待機児童問題しか、家庭の不幸にしか自分たち国民側の不利益しか繋がらない、つまり辞めろだの訴えろだの園長が悪いだのは悪循環の一環を担ってるだけに過ぎない。

から、そんな馬鹿な流れはやめて欲しい。

この状況を改善するには保育園を増やしましただの給与を数千〜1万上げました程度じゃダメだ。元記事にあるように保育士給与は他の職より10万下回る。

国や自治体からの更なる助成金給与UPの尽力が必要となる。

しか国家予算にも限度はある。

手っ取り早く言ってしまえば何かのサービスを手厚くするなら、何かのサービスを手薄にする他ない。

私は、自分の老後を捧げたい。

この国は少子高齢化という問題を前にしてこの2〜30年、減る子供の子育てより増える老人の世話へと力の入れどころを日和ってしまった。

その結果が今日待機児童問題やら本件の保育士不足と言う歪みとなって表れた。

子を育てようとしないコミュニティは終わって当然。

国にしても、家族にしても然り。

子供より老人が優先された今は異常なんだ。

なまじ日本がよく出来た民主主義で、選挙権大人が持つもので、社会大人が作るもので、社会を支えた大人自分たち未来を憂いてきたからこそ、子供若者軽視老人優先なんて言う形に今はなってしまったのだと思う。

それを代表するような年金システムは救いのない破綻引き起こしつつある。

そんな社会で私は、今一度子育て優先の国に戻したい、お国のためとも繋がるけど、お国のためとは言わない、引いては自分の子や、孫の世代にどんな世界を残したいかと言うこと、そのために私は、今の老人を、自分の老後の憂いを犠牲としたい。

良いじゃん、子のため孫のため住み良い世界になるなら、老い先短い自分人生なんて。

なんとなく65歳くらいまで、孫の顔が見られるかもしれない爺婆となれるくらいまでは生きられたら、あとは福祉なしで、そりゃ自然と生きられるならそれに越したことはないし、わざわざ65歳になったからと不幸を選択する必要もない、子供も老人も救われるほどの豊かさがあるならそれに越したこともない、けれどこの国の現状を省みれば、老人福祉は65歳くらいまでで良いと思うのだ。

その分、子供が豊かに育つように税金を当てて欲しい。

じゃないと、どうしたらこ少子高齢化社会での、没落して行く日本社会での鬱屈した空気を変えていけるのか、子供世代に引き継がせずに居られるのか。

まあこれは、ただの私個人の一考えにすぎないにしても、本件はただのマタハラ問題として目をそらすものではなく、この国の現代最大の問題根底に触れるものだと思うのだ。

答えは私と違っても良い、ただ、そうした事をしっかり考えて触れて欲しい。

2018-03-25

飲み会参加話で思うこと

自分は参加したくない側の人間

けど少しでも取りまとめるような役割になると

飲み会やるかってなるもんだよね

チームの動きが悪い、コミュニケーションイマイチって時に選択肢として 飲み会安直なんだよね

食事会でも土日にバーベキューでもいいけど逆にハードル高いよね、そんなことができる人種の集まりならコミュニケーション促進とか考えないっての

飲み会なら酒が入るからこちらも気持ち少し楽だし

もちろんわざわざ酒入れて仲良くする前に仕事積極的に会話しとけってのはその通り 自分はなるべくそうできるようにしてるよ

あと、飲み会なんか参加したくない立場だけど、あちこち現場転々として、出入りのタイミングで会を催してもらえないって

意外と凹むよね、使い捨て派遣!って感じでさ

まあ事実その通りだけどさ

今の現場は1カ月単位契約歓迎会送別会も習慣がない

そのくせ、自分たちの会社の折々の飲み会にはがっつり参加

やな会社だなと思ってるわ

うちの会社は長がつく立場人間普通にペーペーに酌して回るよ

上の人間てのは飲み会ではホストから それが出来てる上司尊敬もできる

自分も上になった時は下のメンバーホスト役やろうと思うわ 今もあんまり変わらんけど

2018-03-12

名前って何?バラと呼んでいる花を別の名前にしても美しい香りはそのまま

  • 「俺は何人だ!

 俺は何人だ!何者だよ!

 答えろよ!俺は何者だよ!」

  • 在日韓国人
  • 「どうして何の疑問もなく、俺のこと<在日>なんて呼べるんだよ!

 <在日>って呼ぶってことはなあ、俺がいつかこの国から出て行く

 よそ者だって言ってるようなもんなんだよ!

 それわかって言ってるのか!

 俺は時々、お前ら日本人をどいつもこいつもぶっ殺したくなるよ!

 お前ら俺が恐いんだろ!

 名前付けなきゃ不安で仕方がないんだろ!

 なあ !? じゃあ、俺はライオンだよ!

 ライオン自分のことライオンだなんて思ってないからな!

 お前らが勝手に付けた名前じゃないか

 調子こいて近づいてみろ、頚動脈に咬みついて、咬み殺してやるぞ!

 名前なんて何だっていいんだよ!

 マムシでも、サソリでも、エイリアンでもいいよ!

 だけど俺は自分のことエイリアンだなんて思ってないからな!

 俺は、在日でもエイリアンでもねえんだよ!

 俺は俺なんだよ!

 いや、俺は俺であることすら捨ててやる!

 クエスチョンだ!ハテナマークだよ!

 物体Xだ!

 どうだ恐いだろう!なあ !?

 何黙ってんだよ!何とか言えよ!

 何なんだよ!ちくしょう

 うるせーな、俺は!

 だから何なんだよ!ちくしょう!」

在日を扱った映画のとても好きなシーンなんだけれど

皮肉にも今日ネトウヨいじりなんか見ててこの主人公叫び共感してしま

政治的正しさで見れば、ネトウヨなんて住人も、パヨクなんて住人もいない

皆説得すべき国民であって敵なんかじゃない

単純に支持を得れば良いだけなのだから

敵とするのはその支持率をかき集めようって人物同士くらいで、あとはただただ国民ですよ

それが今日、互いに敵と置き換えても過言なくいじるばかりがまかり通ってて、なんだか悲しくなる

特に平和や話し合い、人権個人主義普段掲げる人たちが、ネトウヨ叩きに興じてるの見るとくらーい気持ちになる

今一度、自分のその信念に立ち返って欲しいなと

勝手乱暴にぐしゃっとネトウヨなんて言葉でまとめてさ、見下して終わるような真似はして欲しくない

政治番組政治コメンテーター政治家、新聞安直にそんな言葉を使って不特定多数国民を貶さないで欲しい

もっと正しいことを指し示して欲しい

2018-03-11

森友学園問題、通史(試論

ちょっと時系列でまとめてみたくなったので。

(3/17追記)<字数制限に引っかかってしまったようなので、追記はこちら( https://anond.hatelabo.jp/20180313000607 )にまとめました。>


1.森友学園問題前史 ― 近畿財務局による国有地売却トラブルの数々

まず森友学園問題を見る際にまず忘れてはならないのは、それが「国有地売却」に係る不正疑惑だということです。

本当に「不正」だったのはどの時点かを、見極める必要があります

そこでまず押さえておくべきは、森友問題には前史があるということです。

近畿財務局 国有地取引調査ずさん 廃棄物発覚相次ぐ - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20170421/k00/00m/040/173000c

記事を読んでもらえれば早いですが、取引主体となった近畿財務局は2004~2015年にかけて、森友以外で3件、国有地売却に係るトラブルを起こしています

どのケースも売却契約後に地下のゴミ土壌汚染が発覚し、30億の契約が破棄されたり1億円の損害賠償請求を起こされたりしたものです。

(1)野田中央公園森友学園隣接地)からゴミゴミ判明前の土地評価額は14億、補助金でタダ同然に

その中には森友学園が取得した土地の隣接地(野田中央公園)も含まれています

これも不思議な経緯があります

当初14億2300万円で豊中市が購入したものが、その後、国交省内閣府から補助金14億が出て、市は実質たったの2300万で購入したというものです。

さらには、土壌汚染や地下に廃棄物などが埋まっていることが後から判明し、近畿財務局は「地表を盛り土で覆う費用として」2300万円を支払っています

結果、豊中市はただでこの土地を手に入れたことになります

補助金の中身はそれぞれ、「住宅市街地総合整備事業補助金防災公園役割にかんがみて・1/2を補助)」7億1193万円、「地域活性化公共投資臨時交付金(単年度・国の経済危機対策)」6億9069万円です。

補助金自体防災公園という目的にかんがみた、正当な手続きを経たものなのでしょうが、私が不思議に思ったのは、次の2点です。

まず土地価格です。

森友学園取得地は8770平方mで、評価額は約9億円でした。一方の豊中市取得地は9492平方mで、評価額は約14億円です。

隣接した土地で、たったこれだけの面積差で、5億もの価格差はおかしい。

くりかえしますが、売却額ではありません。評価額について、なぜこんな差がつくのか。

国有財産近畿地方審議会議事録などを読んでも、合理的理由が見当たりません。

もう1点は、毎日新聞記事によれば「地下の廃棄物については国に責任を認めない」にも関わらず、近畿財務局盛り土代2300万円を支払ったのはなぜか。

これは、先に挙げた事例のように、損害賠償請求を恐れたことが原因でしょう。

(2)「売却困難財産」に手を焼く近畿財務局

関連して、近畿財務局国有地売却に係る損失にいかに敏感になっていたかを示すものに、審議会で挙げられた「売却困難財産」の問題があります

第117国有財産近畿地方審議会 議事録 http://kinki.mof.go.jp/content/000014846.pdf

「売却困難財産」とは、地下の埋蔵物や土壌汚染問題により、複数回入札に出しても落札に至らない国有地のことを指します。

売却困難財産については、こんな言葉で締めくくられています

「これらの財産につきましては、管理経費の軽減などを考える必要があり、暫定的な一時貸付けや管理委託積極的に取り組んでいく予定でございます。」

管財部次長言葉です。2011年3月のことです。

この「売却困難財産」の問題は、その後、近畿財務局森友学園交渉した際の基本姿勢にも、大きな影響を与えていると言えそうです。

最後に残る疑問としては、なぜ野田中央公園場合ゴミ撤去しようという話にならなかったのか、です。

防災公園という用途から必要ないとの方針しょうが、もしゴミ撤去費用見積もっていたら、いくらだったのでしょうか。気になります

(3)豊中市給食センター用地のゴミ撤去費用は14億

また先の記事にはありませんでしたが、似た事例として、豊中市新関西国際空港株式会社から購入した給食センター用地の問題があります

こちらは豊中市が約7200平方mの土地を、評価額7億7700万円で購入したものですが、購入後になってアスベストなどを含む多数のガレキが埋まっていることが明らかになり、見積もられた撤去費用14億3000万円を、豊中市議会に上程することになります

豊中市議会議事録を読めば分かりますが、これは議会でも新関空会社瑕疵担保責任を問うべきとの声が上がり、これから交渉に入る旨が記されています

森友学園が計上したゴミ撤去費用8億円と比べて14億と高額なのはゴミの内訳がアスベストなど有害物質を含むためなのでしょうが、それにしても高い。

撤去費用正当性は、森友学園取得地と同様に問われるべきなのではないでしょうか。

(4)森友学園土地取引には2段階存在する

ちなみに野田中央公園給食センターについては、国会における自民党葉梨議員民進党玉木議員あいだでのやり取りでも有名になりました。

やはり、森友学園に売却された国有地の値段は安すぎる 玉木雄一郎

http://agora-web.jp/archives/2025216.html

以上の経緯を踏まえた上で言わせてもらえば、森友追及派の玉木議員も、森友擁護派?の葉梨議員も、比較対象を間違っています

お2人とも、森友学園側については2016年6月に決定したゴミ撤去費用8億円を値引きした後の負担額1.4億円で残り2者と比較なさっていますが、間違っているのです。

(3/17追記)<森友学園土地取引には2段階あるのです。>

3者の取引比較するなら、<近畿財務局対応比較する観点からは、野田中央公園の売却は2010年3月給食センター用地の売却は2015年1月ですから、>森友学園側の取引としては2015年5月に締結された「定期借地契約」と比較されるべきなのです。


2.「定期借地契約」をめぐる攻防

(1)異例だが、森友にも厳しい「定期借地契約

さて、「定期借地契約」とはどのような契約か?

森友学園をめぐる議論の中で、あまりに軽視されているのがこの契約の中身です。

ざっくりまとめると、

1.10年以内、7~8年をめどに、森友学園は時価約9億で土地を買い取る、

2.それまでの賃料は2730万/年である

3.森友は瑕疵担保責任放棄、国だけが契約解除や損害賠償を求めることができる、

以上の 2点です。

この内容を、先に挙げた野田中央公園給食センターの事例と比較してみて下さい。

いかにこの契約が、近畿財務局有利、森友学園不利なものであったかが分かると思います

これはよく言われるように、近畿財務局政権忖度し、森友学園に便宜をはかったというような内容ではまったくありません。

(後述しますが、のちに安倍昭恵付き職員への手紙などで籠池氏が口にすることになる不満・怒りとは、何を隠そうこの定期借地契約の内容の1と2に向けられたものなのです)

(2)なぜ近畿財務局は定期借地契約を結んだか

ちなみに森友学園取得地は、既に2010年国土交通省が土壌調査を行っており、鉛やヒ素による土壌汚染、地下3メートル以内のゴミ存在が明らかになっていました。

それを見越しての、瑕疵担保責任放棄です。近畿財務局としては、損害賠償請求可能性を少しでも小さくしたかったものと思われます

<(3/17追記)契約時に瑕疵担保責任条項は付けられていましたので、近畿財務局としては、地下ゴミ土壌汚染理由損害賠償請求を起こされるリスクはあったわけです。>

こうしてみると <それでも、時価9億と賃料の面からは、>近畿財務局がこれを結ぶ動機は十分にあります

しろゴミが埋まっている曰くつきの土地が、時価そのままで売却できる上、それまで賃料まで入ってくるのですから

さきの近畿財務局議事録にあった、売却困難財産については「暫定的な一時貸付けも積極的に行っていく」との方針が、そのまま当てはまるものです。

(3)なぜ森友学園は定期借地契約を結んだか

それでは、こんな不利な内容の契約を結んだ、森友学園側の理由とは何でしょうか。

それははっきりしています

2014年10月に森友学園大阪府私学審議会瑞穂の国小学校の設置認可申請を行いますが、なかなか認可がおりない。

なぜなら、府の審査基準では、私立小・中学校の設置認可申請には

学校用地を自己所有している

⑵20年以上の借地権を取得している

⑶国や自治体が所有している土地借地権を取得している

のいずれかが必要だとされているからです。

国と大阪府は、先に認可が必要だ、いや先に借地契約必要だと揉めたあげく、最後大阪府が折れて、明けた2015年1月、今後かろうじて⑶に当てはまる(ことになるだろう)ということで、条件付き認可というかたちで認可が下ります

(ちなみに当初森友学園2016年4月の開校を目指していましたが、この時に2017年4月開校に延期しています。)

森友学園 「認可」で事前調整 国と大阪府 借地契約ない段階

https://mainichi.jp/articles/20170302/ddp/041/100/023000c

まり、ひとえに森友学園理事長、籠池氏は焦っていたわけです。

たとえ条件の悪い契約でも、たとえ地下3メートル以内には廃棄物が埋まっていることが分かっていても、間もなく土地借地権(および将来の所有権)を取得する予定ですよと私学審議会に言えなければ、最大の関門である小学校の認可が下りいからです。

以上述べたように、定期借地契約については、よく報道がなされるように「森友学園に便宜がはかられた」という意味はるかに超える、むしろ逆の意味での「異例」の処置があったと言うしかないのです。

もちろんこの異例ずくめの流れの中で、何らかの政治的力学が働いた可能性はゼロではありません。

(とくにこの時期、大阪維新の会は足しげく大阪府に足を運んでいたようです。もちろん安倍昭恵の線もありえるでしょう)


3.2016年6月、8億値引きの闇

(1)安倍昭恵付き職員に送った手紙の中で、籠池氏は何を要望していたか

さて、一度は自身に不利な定期借地契約を結んだ籠池氏でしたが、間もなく契約に対して強烈な不満を表明するに至ります

この定期借地契約に向けられた籠池氏の不満が、例の安倍昭恵付き職員に送られた手紙などに表明されるのです。

昭恵氏が瑞穂の国小学校名誉校長就任した2015年9月の1か月後、10月26日に籠池氏は昭恵付き職員手紙を送ったことが分かっています

周知の通り、内容は陳情で、

1.立替払いしたゴミ撤去費用2015年度中に支払ってほしい、

2.月200万超(2730万/年)の賃料は高すぎるので負けてほしい、

3.土地買取額=時価9億がべらぼうに高い、

の3点です。

籠池氏「買い取り価格べらぼうに高いのでびっくり」契約延長や賃料値下げ要望政府陳情手紙公開

https://www.zakzak.co.jp/smp/society/domestic/news/20170404/dms1704041530014-s1.htm

まあ、ですが、これに対する昭恵付き職員の返答FAX国会話題になりました。

果たしてそれは満額回答なのか、ゼロ回答なのか。

それはここではあえて検証いたしませんが、野党が主張するように、籠池氏が昭恵付きに送った手紙に力があったとすれば、その影響はいつになったら現れてくるのでしょうか。

(2)籠池氏、財務省に乗り込む/財務省田村氏とのやり取り(音声記録から

籠池氏の動きを追ってみると、年が明けた2016年3月になって、籠池夫妻は財務省田村課長を訪ね、昨年手紙で昭恵付きに述べたのとまったく同じ不満を田村氏に対して爆発させます

内容は、ゴミ撤去費用の立替払い分早く払え、その間の賃料高すぎる、地価の9億も高すぎるの3点、手紙の内容とほとんど同じです(ソース菅野完氏が提出した音声データの書き起こしです)。

まり、少なくとも16年3月の時点までは、籠池氏の不満は何一つとして解消されていない。

籠池氏が昭恵付き職員に送った手紙の効力は、少なくとも2016年3月時点ではまったくなかったというしかないのです。

籠池泰典氏と財務省のやり取り録音、音声データ及び文字起こしデータを全編完全公開!

https://hbol.jp/138200/2

*ちなみにこの時、田村さんにもお子さんがいますよね、と脅迫を匂わせるような発言もあります(賃料や買取額への不満は前編、田村の子どもへの言及は後編です)。

また音声データの中では、安倍昭恵名前も出てきますし、副大臣までやった政治家が「言うこときくんじゃないや、言うこときかんすんじゃと思うてたんやけど」「馬鹿にしてるなぁ!」とえらい怒っていた、との発言もあります。誰のことでしょう?

(3)結論その1「2016年3月神風、いまだ吹かず」

まり

2015年9月安倍昭恵名誉校長就任をもってしても、

⑵また2015年10月に籠池氏が昭恵付き職員手紙を送っても(+FAXの返信があっても)なお、

名誉校長就任から半年も経った2016年3月まで、籠池氏の要望は何一つ実現していないのですから、この時期の安倍昭恵関係政治的力学は非常に限られたものであったというしかないでしょう。

(くり返しますが、2015年5月の定期借地契約に向かった際の政治的力学については、その限りではありません。そちらについては、2014年昭恵夫人森友学園塚本幼稚園4月12月に2回講演をしており籠池夫妻との関係はすでに深まりはじめているので、大いにありえる話です)

で、籠池氏が行き詰った2016年3月に出てくるのが例の「新たなゴミ発見された」という報告です。

もし安倍昭恵に力があり、何らかの意味での「神風が吹いて」いたのなら、わざわざそんな策を弄する必要がありません。

知っての通りこの策は成功し、財務局安倍政権への忖度か、政権もしくはどこぞの議員から圧力か、定期借地契約締結の不透明さについて指摘されることを恐れた近畿財務局算盤をはじいた結果か、はたまたゴミ撤去費用の算出が正当だったのか、は分かりませんが、みごとゴミ撤去費用8億が値引きされることになります

(ちなみにこの時に、なぜか工事業者である中道組が酒井弁護士を籠池氏に紹介しています

私が言いたいのは、8億値引きの真相、ではなく、コトが動いたタイミングです。

まり何らかの政治的力学が働いたとすれば、2016年3~6月の、このタイミングしかないのです。

なので真相を知りたければ、その期間に動いた人物を当たれば良いわけですが、そういった界隈を取材したり聴取したという話をまったく聞くことができません。

誰もそこに手を付けない理由は何なのでしょうか。


(4)結論その2「学園側弁護士損害賠償請求をちらつかせ言い値での買い取りを迫る」

(3/17追記)<定期借地契約には瑕疵担保責任条項が付いていたと訂正しましたが、それを根拠に、近畿財務局損害賠償をタテに値引きを迫られたのは事実のようです。

窓口になったのはやはり森友担当弁護士です。

近畿財務局 森友交渉文書開示 内部で検討の詳細な記録 - 毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20180120/k00/00m/040/188000c

1.の前提に戻って考えれば、近畿財務局はこれ以上の損害賠償沙汰は避けたかったに違いありません。

これをもって政治家圧力がなかったという証明にはなりませんが、8億値引きの真相はこれと言って良いのではないでしょうか。

政権に対する忖度安直に考える前に、近畿財務局はまず自身利益正当性念頭に動いていたのではないか、というのが私の推測の核になっています。>

*籠池夫妻の証言について

籠池夫妻の証言をそのまま事実と受け止めるのはどうしても躊躇われましたが、彼らが唯一嘘を付かないとすれば、それは学園の利益に直結する問題であろうと思われました。それらは、近畿財務局ほかの行政に対する不満となり表れています。この不満は一貫してブレ

クリストフ業者のままなのは彼がサイコーセクシーから

非モテの言うことだから気にしないで

anond:20180309162913

単純にこれは、男性女性問題でなく作品解釈の取違いというだけでないだろうかというのが私の主張である

いやアナ雪見てないんだけどさ。

というかヤバミ漂う3人を「男」としてとらえた記事を書いておきながら、女性専用車両等のジェンダー問題において述べられる男性性が「男」のすべてを述べているわけでない、というのはちょっとどうなのか。つーか、規範化だとかそういうの、ちょっと男性適用されないのかなとか思っちゃう被害性がそうであるように加害性も規範化されうるものだと思うけど。

ちなみに、男性には加害性が含まれるという前提で書かれた記事ブコメ存在する。ググれば出てくるでしょ?実は嫌われ者のはてこがそれに反駁する記事を書いていたりするのを私は知っているんだ、ググったから。

さてまあ、記事中の重箱の隅をつつくのはマナー違反として、そこにさら他人解釈ケチをつけるという逸脱を重ねるのもあれだが、私なりのアナ雪の解釈を述べたいと思う。いや、見ていないんだけど。

アナ雪の特徴として、前半で提示された聞こえのいいことが、どんどんと覆され、結局、前提とされていたコアな部分。つまり、例えば女性女性肯定し、女性性を肯定する関係性についてや、好きなもの従事するということが肯定されるという仕組みを持っている。

例えば、えーっとハンスだっけ?あれは悪者なんでしょ、あいつが。それで、アナだよね?茶髪のほう。あれと共通点を歌う曲があるわけだけど、あれは、恋愛工学者だったりナンパ野郎だったりが使う手法だよね。聞こえはいいんだ。歌詞を考えると、うわー胡散臭いってなるけど、それを補う程度に曲が明るくていいんだ。そして同時に、でも、やっぱり胡散臭いよねってわかるような塩梅になっている。

この曲は構成上、ありのままの奴よりも先に流れるんだと思うんだけど、なぜかっていうと、ありのままのの曲も同じように『聞こえがいい曲』だからだ。

ありのままのをうたったエルザは、その時点において問題役を引き受けている。それは、エルザが最初に引きこもっていたときと同じ。問題役というのが自分本質ならば、ありのままでいようというのがあの歌の内容であり、これは作品世界で常に否定され続ける考え方である

しかしながら、なぜかこの映画は、その“ありのまま”という部分だけが評価され続けていて、それってつまりディズニーが用意した聞こえの良い胡散臭い歌に対して共鳴し、その先について考えないという態度に思えてくるのだが、これに文句を言い続けてもしかたがない。

そして、くだんの問題である。この映画は何を悪とし、何を問題とし、何を解決法とするか。

よくある、というか件の3人と元増田はそうと解釈しているのだが、悪はハンスのような態度であり、問題はエルザを閉じ込める機構であり、解決法はそのドアを開けることである、というものである。これは間違っている。

また、ハンスのような人物否定されるのを今更議論するのもどうなのよ、と思ってしまう。それって美女と野獣で語られたことじゃない?というかディズニーには定期的にそういった悪役が登場する。つまりマッチョイムズ全開の男で悪役で、しかし、根っからの悪役とは言えない奴のこと。それは男女に依存しない。実のところ、そうやって物語を重層的にするのは、一般的脚本手法であるのだが、この映画はどうも“ディズニー映画の中でも特にフェミニズム”を意識した映画なので、彼は悪役である、という、まあそうだろうな、というところばかりに着目される。

そうなると、この映画問題点とされている部分が浮かび上がってくる。それはつまり否定されたハンスに対してクリストフ肯定されていないんじゃないか。これが、くだんの3人の胡散臭いゴミが語った内容と思われる。読んでないけど。で、元増田もそういった役割は終わりと書いている。前半しか読んでないけど。

ここにすれ違いがある。そもそも、この映画フェミニズム的な要素があるものの、それは経済的事情により付随したものであり、この映画が語ったのは別の問題なのではないだろうか。

加害性といわれるような力を持つ存在が、その力の使い方が下手だったりわからなかったり、あるいは、そういう加害性こそが素晴らしいという世界に育った人間の力の使い方についてこそが問題というのが私の解釈だ。ハンスもエルザも悪役や、問題にとらわれた存在でなく、彼らの力の使い道が問題なのだ問題の持ち主が、悪役、というわけでないのに死ぬ映画は、割とよくある。純粋であることがすがすがしいといわれるほどありふれたテーマだ。にも拘わらず、この映画については特別にハンスのような態度が悪である曲解される。それは結局のところ男性性は悪である。性に奔放であったり、あるいは、性を利用して利益を得ようとすることは悪であるという聞こえの良い言葉に騙されているからにすぎない。この映画でハンスが死んだのは紛れもない、私たち女性をエンカレッジするという意思表明でしかなく。実際の映画の内容としては、女性男性問題解決、というマトリクス適用された結果なのだ。ちなみにハンスが死んでなかった場合は劇中にて改心して去ったか、あるいは改心することな物語を終えるの2パターン考えることができるが、結局のところ死んだも同じなので議論しない。

さて、問題なのはクリストフである。この映画の最大の欠点であり、もっとセクシーキャラクターであるちょっと想像してほしい。例えば、あなたの知り合いが、仮に自分に興味のないことだとしても、目を輝かせて熱く語ったら、それはキュンとするだろう。私はする。しかしながら、彼は劇中で、どうも評価されないようである。それは元増田や、例のno.1、no.2に続く子供言葉として使われていくであろうno.3の三人組の共通解釈だ。これはとても、大きく間違っているし、製作者もそれくらい誤解されることを意識しとけよな、という感じ。彼は、そのままでいいという態度が終盤で評価されているわけでない。彼は作中で延々と評価され続けている。ただ勇気ある行動の称賛として―おそらく、彼の価値観のなかでうれしい出来事が起こるのだろうが―彼にうれしいことが起こるのだ。

この延々と評価され続けることこそが、何が正しいのかを不明慮にさせるという点で、あってはならないことなのだが、アナ雪では、女性をエンカレッジするために、男性がないがしろにされてしまったのだ。その点では、解釈は違えども、あのくそ雑魚3人に同意する。

まり女性女性問題解決は成立したにもかかわらず、男性男性問題解決提示こそされたものの成立しなかった。こんなもん当然誤解を生むだろうに、ディズニーは気づけなかった。愚かさ若しくは経済的理由でだ。

クリストフはとても魅力的なキャラクターで、彼にその気があればお付き合いしたいくらいだ。抱き心地もよさそうだし、なによりあったかそうだ。彼の目は車について語る硬派なヤンキー張りにキラキラしていて魅力的だ。いやーときめいちゃうよね。

だけれども、そういった輝きを作中で表現できていただろうか。おそらくできていない。彼はこの物語元増田にさえ“脇役”としか見られていない。それは、彼がハンスを救えなかったということにつきるのではないだろうか。

この物語では、問題点こそあるものの悪そのもの存在しない。救えるという物語であるのに、彼はハンスを救えなかった。この物語文脈上、彼は悪役か脇役にしかなれないのだ。彼の輝きは、彼を悪役でなく脇役として持ち上げる程度にしか役立たず、決して主役に持ち上げることはなかった。決定的な欠陥である

ただし、それはクリストフを悪役に貶めようとしたわけではない、ということを最後に語りたい。例えば、パトレイバー重さんや、ノアオタクでそれぞれ男女であるが魅力的なキャラクターに仕上がっているし、重さんを脇役と思いこそすれ、クリストフと同じような悪役にならずに済んだ脇役と解釈するものはいないだろう。それはパトレイバーお仕事物で、お仕事に熱中するもの肯定する前提があるからだ。なんにしてもオタクは素晴らしい。熱中は熱とともに光を発する。だからクリストフはそう描かれ続けたことによって、制作者は“肯定した”と思い込んだし、実際、否定されているわけではないので、客観的に見ればそう解釈することは可能なのだ

はいえ、男目線からみれば、当然、男らしい提示された男は死に、男らしさのない自分もその陰となる男らしい自分を救えないという絶望的な内容で、アナ雪は男女に切り分けると当然残酷物語になる。

ちなみにスコットピルリム漫画ではこれをかなり直接的な内容で描いていてとてもよい。

さて、まとめるとディズニーの失敗は3点で、

1.男女それぞれに、問題役と解決薬を用意した(安直解決法による分断をしてしまった)

2.悪役でなく問題点という提示をし損ねた。

3.男女それぞれの問題役、解決役の最後をゆがませてしまった。

というあたりだろう。もろちん、ちゃんと観てみれば問題点をより精査できるのであろうが、観ると胃袋がもたれそうなのでこれが限界である

ともかく、女性女性を救うだとか、男性男性を救う、というのは、ある程度の不都合を棚に上げ団結しやすいから、でそれ以上の意味はない。当然、女性女性らしさを捨てるだとか、男性男性をすてるだとかも同じようで、都合がいいだけなのだ。どうも元増田はTEDのあれのリンクをはっているが、あれだって利益があるという、不都合を棚に上げた、聞こえの良い話だ。仕事休みたいときに休んだり、ちょっと将来に心配貯金額で仕事をやめ畑にいそしむもの落伍者というように、われわれは、本来の望み通りに動いているもの評価することができない。むしろ否定したりする。男性被害者のことを考えず痴漢をしない男性をも犯罪者として疑う機構女性専用車両だってそうだ。痴漢でなくとも、例えば、優先席に座らない健常者をどう思うだろうか。普通?当たり前?当然?別に評価する必要はない?

我々はわかりやすさに支配されている。優先席に座らず立つ人間より、優先席に座っていたが譲る人間評価する。そうであるより、そうなるほうを評価しがちだ。

ただし、私としてはそういった都合の良い傾向を否定したい、というわけではない。

例え幻であろうと、あの街ではそれを現実として生きる人々がいるのだから。それ自身否定してはいけないから。

2018-03-10

バッドエンドが好き

バッドエンドが好きだけど、それってハッピーエンドが嫌いなことにはならないよ。いくらなんでも極端過ぎない?黒が好きなら白が嫌いってことにはならないでしょ。

でも、安易ハッピーエンドご都合主義ハッピーエンドは嫌いだね。でも、安易なバッドエンドだって同じく嫌いだからね。

バッドエンドが好きだからってとりあえず垂れか殺しとくみたいなの好きな訳じゃないから。

バッドエンドだから何でも好きっていうの安直過ぎない?

バッドエンドとは違うかもだけど、後味悪い感じの作品、好きですね。

なんかこう、週刊ストーリーランドのおばあさんシリーズみたいな。

結構前に話題になった、バームクーヘンエンドとかも大好き。

話変わるけど、余韻のある終わり方する作品に、すっきりしない!って怒るような人たちが嫌い。

例えばだけど、9回裏2アウト、3ボール2ストライクって状況でピッチャーボールを投げた。

その瞬間で終わる、みたいなの好きなんだよ。好きに読み取れるから

でも、結局どうなったの?結果的にどっちが勝ったの?ってそればっかり気にするような読者とか視聴者が嫌い。価値観が合わない。

どっちが勝ったかからないのがいいんだろ!醍醐味なんだろ!!

2018-03-09

実写とアンチモヤモヤ

好きな作品実写化した世界線のヲタクです。

 実写は率直に言うと期待したような作品ではなかった…安直な言い方で面目ないけど解釈違いだった。原作クラスタには楽しめなかったひと多かったと思う。

 だから好き嫌いはいいよ。嫌いだけど気になって見ちゃうのもわかるよ。ただ言葉定義うるさいマンとしては

原作読まないで作ってる!」ってディスりが多いのには納得いかなかった。

 読んでんじゃん!

 明らか読んでんじゃん!

 読んだ上でなんでこうなったか疑問はつきませんけどどう考えても読んでんじゃん…。

 そんでそういう全否定の仕方は舐められると思うよ。

「読んでない!」

「いや読んでるしw」

で終わりじゃん?なんでも文句つけるタイプヲタクと思われて終わりじゃん?

 心のファイティングポーズを取りそうになった。でも心のナウシカが立ちはだかって止めてくれた。うん、意味のない戦いは避けよう。だって実写擁護派じゃないんだもの

 あと、これはあくま個人的感覚なんですが。自分2次創作読んだりなんなら作ったりするタイプヲタクでもあるので、グレーゾーンファンなんですよ、おのれの認識では。公式実写化ってさ、なんだかんだちゃん許可とってお金払って作ってるもんだからリアル大人社会骨折って筋通してるんだから。どれだけ自分原作を「好き!!」って思っててもどっちが原作を「大事にしてる」かって話になると、考え方次第なんだよな…。

 2次創作なんて見たことも聞いたこともない読者のほうが数としては多いだろうし、それが普通の「原作ファン」かなと思うけどなんか、周りにそういう層があんまりいないので比較できてないか先入観かもしれないけども。怒ってるひとってほとんど2次(読み専オン専含む)に足突っ込んでない?原作と違うことでも自分の好みに合うからって受け入れてない?そのうえで「蹂躙された」「こんなの公開を中止して欲しい」とか主張できちゃうのがな!なんか腑に落ちなくてな!

 大声で公式批判してる人ってそのへんどう捉えてるんでしょーか、モヤモヤする。

 アンチの主張に納得いかなかったせいで二重に疲れたんだ…。眠らせてよママン…目が覚めたら一緒に帰るから…(謎のフラグ)。

 当時言えずにメモしてたことを匿名で供養です、読んでくれてありがとね。

追記:マトモな反応してくれたひとがいてありがたかったので補足する。

改変や何かに不満があって「読んでない」って表現してるのはわかってるんだ。で、その言葉のチョイスが批評とか感想として浅い気がどうしてもするんだ(だから言葉定義うるさいマンとか書いた)。

汲み取りようがないじゃん、感想として。制作した側にも相手にされないような気がしてた。

ということが言いたかったのに書けてなかったわけだから自分もろくなもんじゃない。

2018-03-03

就活茶番

働きたくないのに、就活がはじまった。

売り手市場などという言葉が踊るが、売り手になる会社には理由がありそうだ。

どうせ、マシな会社の人手は足りているのだろう。

茶番に乗せられて、説明会に参加すると最近大学生の見てくれというのがいいということと、見てくれがいい輩はカップルで来ていることがわかる。

顔がいい女と、そうでない女が並んで座っていたが、ここまで見えかたが違うとは信じられなかった。

恐らく、顔がいい女は直ぐに決まるのだろう。

就活系の体験談というのは安直自己実現言葉であふれている。

自分はそんなものにも染まれずに適当ESを提出することしかできない。

司馬遼太郎作品ビジネス書好きな人たちは色々と書けるだろう。

しかし、どこまでも自分の体は受け付けなかったりする。

資本主義社会労働といったもの自己実現できる輩が羨ましい。

自分はどこまでも容姿というもので苦しむのだろう。

就活においての敗戦は目に見えている。

資本主義ではない世界を思い描いたりしていきたいものだ。

そして、何よりもまともな見てくれを獲得したい。

2018-03-01

anond:20180228160150

小説における主人公絶望について。

「衣食住」「身の安全」「居場所承認」「大事もの喪失」あたりがすでに提案されているけど、個人的にはもう一段階上絶望を描いてほしい。

すなわち、「自分自分以外の誰かになれない(少なくとも、簡単には)」という絶望だ。


例えば、当面は死ぬ心配が無いニートでも、現実では少なくない割合絶望している。
自分に何ができるのか? 何もできる気がしない。そもそも何がやりたいのか? 具体的にやりたいこともない。
それでもこんな人生はクソだと思っている。理論はいくらでも可能性があるのに。どうすりゃいいんだ……。

あるいは逆に、何らかの道を進みつつ歳をとってしまった人(主観なので20代かもしれないし50代かもしれない)。
何をするにも可能性が限られてきてしまった人は、どの方向にも進んで行けるまぶしい若者を見て絶望する。もうあの頃には戻れない……。

などなど。

それでも何かのきっかけで変わろうとして奮闘する姿は読者を感動させるだろうし、「変わらなくていいんだ」と気付いて救われるパターンでも感動させられる。
なんかいろいろあって予想外の変わり方をしちゃって、それを後から振り返るのも感慨深い。(これについては、「もともとの願いは叶わなかったけど別の何かを得た」というストーリー鉄板だ、と誰かが言ってた気がする)


ちなみに『書く前に読もう 超明解文学史』という本が結構面白かったよ。小説を書くには時代背景を、その時代人間が何を渇望しているのかを考えないといけないんだなぁと思った。

例えば進撃の巨人がヒットしたとき、「長年閉塞感と無力感が続いた今の日本にピッタリだ、そりゃ受けるわ」と個人的に思った、安直ながら。
あと、なろう小説とかで主人公がまったく絶望しないパターンもあるけど、あれは今の若い読者が潜在意識化で何に絶望しているかに応えているから受けているんだと思う。

なおこれを書いている自分小説めったに読まないし書く能力も皆無な素人なのでデタラメ言っちゃってる可能性がありますしからず m(_ _)m

2018-02-28

某国会議員を見ての感想

日本にとってメリットがあるかもしれない政策Aと政策B(あるいはAとnot A)があるとき自分と異なる立場をとる人のことを安直に「反日認定する人のことが嫌いすぎる。というか軽蔑している。

少なくともはっきりしているのは、こういうお馬鹿さんは日本にとって害悪から死ぬ日本から出て行くかした方が良いということだよね。

2018-02-27

anond:20180226015135


酸っぱいか酸っぱくないか

いか甘くないか

いか渋くないか

いか濃くないか

香りが好きかそうでもないか

それくらいわかれば、最初は十分だろ

1日1本飲むからからないんで

1日2~3本開けて半分~3分の1ずつ飲むとかすればわかる

安いワインだと、どれも同じ葡萄ワインを選んでる可能性はあるけど

うまいワインを作るというより、点数の高いワインを作るワインメーカーも多いので

どの葡萄つかっても、同じようになるみたいなこともある

3000円以上くらいのワインじゃないと違いがわからいかも知れない


ワインスノッブ飲み物でもあるんで

味だけでなく、産地がどういう場所か、どういう葡萄なのか、どんな作り方してるのか

そういう知識で味を楽しむものでもあるから

ビールみたいに、キレやコクみたいな安直CMで味が伝わるもんでもないんだよな

まあ、ビールも、クラフトビールみたいにめちゃくちゃ味が複雑で凝ったもんもあるわけだが


こっからは、ワイン関係ない話だが、ワインもまた、農作物から作られる加工品なわけで

本当は、どうやって作ってるかそれで味がどうなのかを気にしだすと

それがあらゆる農作物にも、心がまわるようになって、この野菜は土壌がよく濃くてうまいとか

そういう楽しみ方ができる人が増えれば、日本でもオーガニックが正しく流行ると思うんだけどな

健康のためにオーガニックって、いってるうちは、一部の富裕層しか食べないか

いつまでも、味のわからないまま、どんな作り方してるか怖くて知らない方がいいようなものばかり売れる

2018-02-24

女性専用車両があるのに男性専用車両がないのは差別~とかそういう安直文脈ではなくて、

痴漢防止効果を求めるならば完全分離にすべきだと思います

家族連れ問題とかあるからそうかんたんに実現できる話ではないのだけれども

2018-02-18

anond:20180218122025

どうにもならない自頭の違い

五輪選手と同じメニュー一般人がしても体を壊すのは常識理解されるけど

頭は一見してわからいか努力問題だと安直にとらえられる

でも実際は生まれながらの格差

ノート教科書を全部書いても4度5度繰り返しても覚えない人は覚えない

2018-02-11

anond:20180211115420

でも、もし仮にそんな叔母が若い頃に結婚したら、

ろくな家庭が築けずに夫や子供への苦労の絶えない生活を送っていたかもしれないわけで、

安直他人のシアワセと比較するのは良くないと思う。。

表現力がないか

表現力がないか批判が度を超してしまうンだと思う。的確に心に感じたことを表現できないか安直で尖った言葉を使ってしまうンじゃないかな。

嫌い、不安、辛いとか。これにも程度があるからね。人によって感じ方が違うからね。

最近ネガティブ記事って少し言い過ぎなものが多いんじゃないかなって思って考えてみた。

2018-02-07

[] #49-4「先輩の恋愛遍歴」

「思ったんやけど、そもそもお前に相談しても意味ないんとちゃう? マスダには恋愛経験どころか、そんな感情があるのかすら疑わしいんやが」

自分失恋談を話し続けるのはよほどツラいのか、カン先輩はこんなことを言い出した。

さらではあるが主張は分からなくもない。

だがギャンブルをやり続けている人間が儲かっているとは限らないように、恋愛だって単純な経験数がモノをいうわけではない。

「何度も言いますが、恋愛だって人間関係の一形態ですから。直接的な経験がなくても、参考になる意見が出てくる可能性はあります

「うーん……」

先輩は考えあぐねているようだが、そもそも話を始めたのは先輩からなのを忘れているのだろうか。

俺は「話してくれ」とも、「聞きたい」とも言っていない。

表面上は真面目な対応をしているだけで、先輩が話したくなければ一向に構わないのだ。

「では、この話は終了ということで……」

「ええ!? 分かった、話す! 話すから!」

そして俺がそう返すと、結局は話を続ける。


…………

前回の相手自分への負担が強すぎると考えたのか、次の相手経験豊富そうな人にしようと思っていたとか。

そうしてアプローチを仕掛けた相手は、一回りほど年齢が違う年上。

安直なチョイスだと思うが、実際その人は大らかな性格だったようで割と手ごたえを感じていたらしい。

だが、“バシタ”であることが後に判明。

しかバイト先の店長の。

「年上は嫌いちゃうけど、さすがにそんなのと付き合うのはアカンわ」

そうして、逃げるように距離を取ったとか。

「『とりあえず付き合って、後からお互いのことを知ればいい』と思ってたんやけど、相手のことを全く知らないというのも、それはそれで考え物っちゅうことやな」

こちらが何か言うまでもなく先輩が自ら学び取っているのは良いのだが、それよりも俺は気になることがあった。

「……ところで『バシタ』って何です?」

俺がそう尋ねると、先輩は露骨に嫌そうな顔をした。

「そこ掘り下げるようなところちゃうやろ。自分でもロクな言葉選びじゃないことは承知の上で使っとんねん。話の本筋と関係ない、言葉尻を捕らえて、鬼の首を取ったとでも思うとんのか?」

そして、突然まくし立ててきた。

こちらとしては言葉意味のものを知らなかったので何気なく聞いただけだったのが、どうも地雷を踏んだらしい。

恐らく、バイト先の上司かに言葉遣いを注意されまくって、内心ウンザリしていたのだろう。

「ああ、あんまり良い言葉ではなかったんですか」

「白々しいなあ。ニュアンス何となく分かるやろ。それでも分からんかったらスルーしとけ。そういう言葉や。ネット検索すんのも、辞書開くのもやめろ」

ツッコまれてそこまで強弁するくらいなら、わざわざそんな言葉を使わなきゃいいのに。

先輩の独特な言葉遣いは、そういった地方出身からというわけではなく、キャラクター付けでやっているのは周知なんだから

そういった努力方向性がズレているのも、原因の一つなのかもしれない。

(#49-5へ続く)
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