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はてなキーワード: ボトムアップとは

2023-07-23

anond:20230723190040

トップダウンボトムアップで、結局統括するときには同じ議論にたどり着くのだよ。

すでに人類が到達した後の道を、今君は歩き始めた。

おめでとう。

ゴールは近いだろう。

2023-06-20

ブリンケンたんとの会合みたけど、

近平おじがあの立場になったのは、おそらく中国人生活水準ボトムアップさせたからだろうな

私服を肥やさなかったことも理由だろう

2023-06-19

若手が辞めていく会社にいる自分

激務の真っ只中でコロナにかかりダウンして数日、思うところを椅子に座って仕事を始めるリハビリもかねて書いてみる。

私の勤める会社は若手から中堅まで次々に辞めていく。

会社規模、拠点数、看板を背負って有名な会社ばかりを相手にしている。

給与も徐々にボトムアップされ、新卒給料もそこそこなのに辞める人が後を絶たない。

自分自身も中堅レンジに入っていく中、送別会で辞める後輩や先輩らから

ぶっちゃけ話を聞くことは多かったがだいたい以下の2つだった。

 ・仕事の仕方がやってられない(JTC特有の社内お遊戯会が多い)

 ・残業が多すぎで家族からクレーム

今どき後者バリバリ稼ぐじゃなく、定時帰りの仕事ゆっくり家族との時間をくらいでないとダメなのかもね。

と書きつつ私も今回コロナで休んだことでちょっと気持ちの整理をして転職をしようかどうか頭によぎるわけである

若いころは苦しいことでもがき苦しみながら残業MAXでがんばってる自分カッコいいとか思っていた面もあったのかもしれないが、

うそんな気力も年々薄れつつある。

睡眠時間も削っていることが数年続いているのは家族に十分知れ渡り

そんなにしんどいなら辞めたら?と言われるレベルである

あとは薄れる理由も周りの環境に疲れてきたのが正直なところである

 ・前向きに進めることを言わない評論家の先輩、幹部社員別に有識者でもないのに文句だけはすごい。改善策は言わない。自分で手を動かすことはない。)

 ・リソースの枠を超えた量の投げつけ

 ・リソース補完のメンバーは若手でどうにかしろ納期短いし、スキルあるか知らんけどがんばって育成もしろ。(プロジェクトの上は私しか見てない)

 ・同じ思考技術スキルで対等に話せるメンバーがいない(これは中堅流出でそういう人もいなくなったが大きい)

 ・ほかに相談しようにもそれはあーだこーだ理由をつけて進まなくなる

 ・上司レビューをしたものを客に見せ、客に指摘をくらったら客の味方になる上司

 ・技術スキルを身につけさせずに特攻させる傾向

若いころは自分にまかされてる、自分ドキュメントやら進め方が悪いとか思っていたけど、

本当にそうなのか?と思ったりもしたりするわけで。

他責思考やばいんじゃないお前ってなりそうだけどこういうのが数年続くと書きなぐりたくもなるわけです。

若手もそういうのに早く気づいて辞めていくようにも思うし、

そろそろ自分も年齢が年齢なので今のプロジェクトなんて放り出してでも

自分のことを見つめなおさないといけない時期が来たなと思う。

だってこの会社にいたら定年か死ぬまで24時まで残業ですしね。

自分健康自分で守らないとだとも思う。

…こんなどうでもいいことを書いてても疲れてくるくらいにコロナは人を疲弊させる。

こんな戯言を書いてても担当案件孤独なので誰かが進めてくれるわけではないしね。サ○残で進めるしかないのか。

昼飯食べて休み明日に備えよう。。

2023-05-29

(追記あり)共産党批判は急に始まってなどいない

anond:20230528220009

「去年から急に」と言ってるけども、去年は共産党結党100周年で共産党のものへの注目が(野党共闘の今後も含めて)高まってたんだよね

そこに中公の『日本共産党』が出てきて、更に社会の注目が集まり参院選で党勢が退潮したのも併せた結果一部党員から改革の機運が高まる結果になったのよ

小池パワハラ事件はいい例で、一部の共産党地方議員問題を指摘した事で小池自己批判に繋がったし、徐々にボトムアップ政党に変化していくのではないか?と期待が野党界隈では高まってた

そこに松竹鈴木両氏への除名処分

期待が失望に変わった分だけ批判がかなり大きくなって、マスコミ各社からも苦言を呈される異常事態に発展

指導部はマスコミ批判で乗り切ろうとしたけども、地方統一選の選挙結果残酷だった

地方統一選で「一人負け」すると、政局も大きく変化

泉健太体制が成立して共産党との距離感を測っていた立憲民主党も、共産党大敗北を受けて「共闘」の解消へ

市民連合呼びかけ役の山口二郎氏や「あの」枝野代表立憲民主党の自立を支持するに至ってしまったのでした

(追記)

メディア報道から共産党への期待が失望へと変わっていくのがよく分かるページのまとめを置いておきます

これ書いた人はまた更新再開してくれないだろうか このページを見てたらぜひ対応お願いしま

https://undou.net/blog/2023/summary-of-issues-by-jcp-and-nobuyuki-matsutake/?amp=1#i-30

2023-04-07

受け身上司無能…?

上司って部下に指示をして、それに対するレスポンスがあったものを捌くか、特に指示せずともたまたま部下から提案等あったものを捌くだけ…と考えれば、そもそも上司と呼ばれる存在自体受け身状態しか存在しえないものなのだろうか…?

そうだとしたら、「受け身上司無能だ」なんていう言説は成立しないような。

しかし一方でこうやってただ受け身姿勢でひたすら待つだけの上司なら、やはりあまり必要ない気もする…。

ボトムアップトップダウンかの違いか

2023-02-18

Re: Re: Web3って流石にヤバくないか

この記事は何か

2月10日に"Web3"を痛烈に批判する Web3って流石にヤバくないか? という記事話題になっていたので拝読した。

過激な内容に加えて、非常にセンスユーモアに溢れる文章で楽しく読ませて頂いた。

さらに、そのアンサー記事として2月12日に出ていた Re: Web3って流石にヤバくないか? という記事も読ませて頂いた。

こちらの方も業界に非常に精通されていて非常に的を得反論が展開されていた。

記事を読む中で、少し補足したい部分がいくつかあったため、遅ればせながらアンサー記事に対して自分の考えを補足する形で書いていこうと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20230212193550

ビットコインの開発コミュニティの持続性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

本当の意味で、最も理想的分散されているのはビットコインだが、ビットコイン本体も関連プロジェクトも、エンジニアに対する金払いは悪い。というかほぼボランティア。精力的に活動しているのはビットコイン長者の老人だけで、将来にわたっての開発の持続性がない。そもそも若い世代は育つはずがない。ビットコインはその大半が採掘されていて、これから人の一生分かけて、残り僅かな枚数のコインがちびちび採掘されて、すでに固定化されたマイナーに払われ続けるだけだ。自分が一枚も持ってないビットコインのために誰が働こうと思うのか。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

ビットコインのコア開発者になろうとする人は確かにいないかもですね。だってもう開発する追加機能自体がないんだものビットコインのコア開発者に今からなりたいって人がいたら、私だって止めますね。

記事の補足

広く捉えるとビットコイン含めたL1チェーンの開発の持続可能性に課題があるという話と理解した。

開発者インセンティブという意味では、L1チェーンが利用され、Profitableである限りは通貨価値が上昇するため、イーサリアムなどの多くのチェーンでは財団がGrant (開発支援金) を出し続けることができると思う。

チェーンがProfitableである基準については『The first profitable blockchain』( https://newsletter.banklesshq.com/p/the-first-profitable-blockchain )が詳しい。

ビットコイン機能追加を積極的にしないという哲学があり、そもそも開発するものがないという話は確かにあるが、仮に外部環境が大きく変わった場合にそれに適応することができるかどうかは開発エコシステムにかかっているとは思う。

ビットコイン財団にあたる団体が明確に存在しないので少し弱い気はするが、"ビットコイン長者の老人"たちが自身保有するBTCの価値を高める・維持するためにGrantに相当する寄付を行う経済的インセンティブはあるため、それに期待。

ビットコイン自体の持続可能性について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

まり、そんなに価格が上がることはなくて、その分採掘難易度が下がらないとマイナーの収支が取れなくなるんだが、そんなことしてたらいつか危ないんじゃないか?51%攻撃リスクだっけか。「ビットコインハッキングされたことがありましぇぇん(キリッ」とかいつまで言ってられるだろうね?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

マイナーの収支と1ビットコインの当たりの価格に関しては相関がないですね。マイナーの収支はTransaction Feeによって賄われるので、1ビットコイン採掘報酬がゼロになったとしても運用は回る設計になってます慈善事業ではなくビジネスなので電気代やハードウェア費の採算が取れないTransaction Feeを指定したトランザクションは取り込みませんので、1ビットコインあたりの価値が1億円円だろうが1万円だろうが、Transaction Feeは現実的な値に落ち着くのが経済原理です。51%攻撃未来永劫受けないのはありえない話なので、過疎化したら攻撃可能になるのは間違いないです。まぁ過疎化した時点で二束三文だと思いますけど。

記事の補足

アンサー記事反論と概ね同意見。

究極的には「ビットコインというシステム提供する価値」「イーサリアムというシステム提供する価値」の需要がどのくらいあるかが全て。

もし誰も使わなくなったら終わるというのはその通り。

ただし、これはどんなサービスでも同じで、別にWeb3に限った話ではない。

Defi価値について

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

結局そこで流行っているスマートコントラクトは、チンパンホイホイのポンジーファイナンスくらいなんだが。... 規制されない金融可能にしたら、クソみたいなスキームでクソみたいなマネーゲーム環境無限に湧いて出てきて、誰が一番多くドルに換金できるかの競争が起こって盛り上がり、なぜかそれがイノベーションとか言われているだけなんだ。規制ないところのアナーキー金融道なんてものは、産業革命時代以降ずっと人類経験してて、そのときどきでクソって結論になっててな。そりゃこの世界規制ばかりでつまらないクソな世界だけど、これでもマシなクソを選んだんだよ。

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

いいこと言いますねー。これに関しては同意見です。

記事の補足

大前提投資家保護を完全に無視した無法地帯であるDefiとそこでのマネーゲームはポンジと批判されて然るべき。

その上で第一原理的な発想で「Defi規制対応していけば良い」そして「規制対応したとしても価値がある」と考える。

仮にDefiがしっかりと規制された未来を考えてみると、その金融システムには大きく3つの価値があると思う。

第一に「デジタルスクラッチ金融システム」となる。

これは金融DXやFintechがやろうとしていること、その理想形であり、彼らは既存システムボトムアップ改善しているが、それに対してDefi理想的システムデジタルスクラッチで作ってしまって後から規制対応させるというトップダウン方法を取っていると整理できる。

第二に「グローバルに規格が統一されており、オープンパーミッションレス金融システム」となる。

SWIFTですら各国のシステムのツギハギであり、非常に複雑なシステムになってしまっているという課題感があると聞くし、国際送金、国際証券決済などが全くの追加コストなくシームレスに行える状態というのは未だ実現されていないと理解している。

さらに、オープンさにより金融システム接続されているシステム作成するコストが低くなる。

これは既存金融Open APIOpen Bankingで目指している方向と同じとも言える。

第三に「分散的に動作しており改ざんできないという特性から監査が楽になる」

仮にボトムアップ金融DXが完成したとしても、それを運営する団体存在した場合はそこに対するトラストが発生する=運営団体資産を隠したり、改ざんしたりする可能性を捨てきれないため、分散化した金融システムに比べると監査コストが高くなる。

上記3つの価値により、「ファイナンスコストが大きく下がる」ことが期待される。

そしてそれによって、これまではファイナンスできなかったような小さな主体でもファイナンスアクセスすることが出来るようになる。

もちろん規制対応する上で、システムとしても現状から大きく改善される必要はあると思うので、この未来が確実に来るとは言えないが、この未来を信じて仕事をすることに価値はあると思う。

DAOとは?DAOに価値はあるか

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

お待たせしましたどーもDAOだお。あのな、DAOなんてものは、株の代わりにトークン投票するだけで、別に社会的に新しいことはなんもないんだお。でも惹かれる気持ち分かるんだお。なんかイノベーティブに聞こえるし、ウォレット投票して手軽にガバナンス参加とか新鮮だし良いよね。たまに空からお金落ちてくるし。ディスコードみたいなカッコいいとこには老人もいないし。リリースするソースコード投票したり、ワクワクするよね。でも、それ、ブロックチェーンいらなくね?ウォレットなんか使いこなせるやつ世の中にどれくらいいると思ってるの?日本人の6人に1人は偏差値40以下なんだが?ニーモニック?100年早いわ。エアドロ?手元にお金ないけどお金配りおじさんになりたい人のためのアレすか!?ディスコード?運営企業頼みやん?非中央集権どうしたん?。リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。数人が結託するだけで、みんなから集めたDAO資金からお金無限ちゅーちゅー列車が出発できちゃうプロジェクトばかりなんだが。DAOなんて、自律もしてなければ、分散もしてない、ただの組織なんだお。なんだろう、雰囲気でweb3するのやめてもらっていいすか?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

これも同意見。なんでみんなDiscordでやってるのかマジで謎。情報分散しすぎてて情報収集辛いんじゃ〜。

記事の補足

DAOに関しては定義の整理をするべきと考える。

まずそのDAOは本当にDAOかどうか、つまりDecentralizedかどうかを考える。

まずプロトコルレイヤーであるL1・L2チェーンはDAOであると言えると思う。

世界中の誰もがNodeを動作させることができ、コンセンサスメカニズムによりDecentralizedに動作しているのは間違いない。

誰でもforkすることができる。

一方でアプリケーションレイヤーのDAOは「リリースされるコード投票デプロイするエンジニアたちは信用しないといけないやん。」と批判されている通り、そもそもDecentralizedではない = DAOではないものが多い。

DAOであるためには「分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作している」必要がある。

まり機能追加の投票を行い、それをコアチームのエンジニアがDeployしている場合などはDAOとはいえない。

一方で、Decentralizedである=分散投票の結果として起こる事象アクションフルオンチェーンで分散的に動作しているものの例としては「tokenの保有者がオンチェーンで投票活動をし、ファンド資金投票結果で決まった特定アドレスに送金するロジックまでがオンチェーンで動作している」ような分散ファンドアプリケーションなどが挙げられる。

この整理をすると批判記事にあるようなDAOはそもそもDAOではないということになるため、批判同意である

更に踏み込んで、本当にDecentralizedなDAOは少しは存在するとして、DAOであることで生み出している価値は何かを考える。

プロトコルレイヤー場合、Decentralizedであることのメリットは「Assetsの管理自分以外の誰にもされない」金融システムであることだ。

もし仮に利用者分散マキシじゃないとしても、(中央集権的な金融システム比較してUXなどその他の条件が同じとすると) 資産管理他人依存して良いことは1つもないので、これには価値があると言えるだろう。

アプリケーションレイヤー場合は、アプリによるが上記で例に出した分散ファンドでいうと、投資ファンドを誰か特定人物または数人のグループ依存せずに分散的に運用できるという価値はあるといえる。

これによってファンドマネージャーが資金を持ち逃げするなどのリスクはなくせるというメリットはある。

それにどれだけの需要があるかは未知数だが、少なくとも無価値ではない。

ブロックチェーンゲームについて

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

そしてNFT氏とかブロックチェーンゲーム氏。お前らは金の匂いを消せ。お前らが呼び寄せたどんな陽キャでも明るくできないくらい、界隈が冷めてるの気づかないのか?それに、サ終しても、ブロックチェーン上にあなた資産は残るとかいう嘘やめろ。お前らはブロックチェーンが無くならないといつから錯覚していたんだ?

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

サービス終了してもブロックチェーンに記録は残りづづけるので嘘ではない。ブロックチェーンがなくならないとは言ってないので。嘘じゃないけど真実ではないこの言い方は私も好きじゃないが。草コインのチェーンはそのうちひっそりと消えるだろうな。

記事の補足

金の匂い批判に関しては、まずTokenomicsと相性が悪いゲームもGamefiとして提供されていることが原因だと考える。

ゲーム本質的ユーザーバリューは「プレイする面白さ」であるのに、Gamefi・Tokenomicsを導入することにより、Tokenの値段の上下を気にしなくてはいけない、最悪の場合にはゲームを遊んでいたらなぜか損をするという状態になってしまう。

Tokenにより、ゲーム本質的バリューが毀損されてしまうのでむしろTokenomicsは入れないほうが良い場合が多い。

一方で、Tokenomicsを入れる相性の良いゲームとしては「そもそも賭博性のある」ゲームがある。

賭博性そのものゲーム面白さというタイプゲームであればTokenomicsによって面白さが増すことは考えられる。

具体的にはカジノゲームのようなイメージ

ただし、賭博本来しっかりとした規制があるので、規制と折り合いをつけていく必要はもちろんある。

一方で、Gamefiではない=TokenomicsのないBlockchain Gameもあり、これには可能性があると思う。

それらは「運営が終わっても資産が残る」というここで批判されている価値よりも、Composabilityによるバリューが大きい。

Composabilityとはゲーム同士が連携したり、あるゲームの上に別のゲーム拡張して作ったりすることが、誰でもできるという価値である

これは既存ゲーム世界で考えてもマインクラフトでも行われているし、オセロというゲームを元にしてソシャゲ拡張したものや、麻雀拡張したゲームなどが多く作られてきている。

あるゲームバックエンドロジックであるスマートコントラクトが誰でもアクセス可能なことで、そのゲームの別のClient作成したり、別のゲーム性を付け加えたりできるイメージである

拡張できるもの範囲が広がることでより面白ゲームが生まれ可能性はあると思う。

トークン時価総額はハリボテ?

「Web3って流石にヤバくないか?」の批判

僅かな流動性の中で買い支えて成り立つトークン価格と、膨れ上がったトークン発行量の掛け算で、ユニコーン時価総額が成り立っているんだ。その縁で辛うじて立っているおびただしいプロジェクト...

Re: Web3って流石にヤバくないか?」の反論

言及なし

記事の補足

ここは元批判記事に概ね同意

付け加えると、海外プロジェクトを中心とするWeb3界隈であたか画期的発明のように言われている「Stakingさせることによって売り圧を減らす」というトークノミクス手法は、要は顧客である資産保有者が資産を売れないようにして流動性=売り圧を減らすことで価格を維持するという運営目線の話で、株式会社でいうと「節税手法」みたいなもの理解している。

プロジェクト運営のハックとしては理解できるが、新たな価値を生んでいるイノベーションでもなんでもなく、声高に言うようなことではないと考えている。

終わりに

間違っている部分や別の考え方などがあればコメント頂けると大変嬉しいです。

2023-02-12

共産党官僚組織なので外向きに一枚岩なのは理解できる」⇐間違い

https://twitter.com/EriHirakawa/status/1623609723651260416

平河エリ Eri Hirakawa@EriHirakawa

一般の人には「党内では自由議論できるが党外に向けて言うのはNG」という共産党理論は受け入れづらいと思うけど、共産党は巨大な官僚組織であることを理解すれば腑に落ちると思う。

官僚は内向きにいろんな議論はするが、政府としては全員同じ答弁をすることになっている。それと同じ理屈

これに好意的ブコメリプライが付いているが、これは共産党好意的に見すぎている。

かに一般論として、官僚機構は上位の決定には従わなければならないとされている(例:国家公務員法98条。但し法令範囲内)。そして、内部的には自由議論が許されているのはこの方の御指摘の通りだ。

ただ共産党内における自由議論というのは一般的な意味自由議論と全く意味が違うので、この方の結論は誤っている。その理由日本共産党規約から見ていこう。

第三条 党は、党員自発的意思によって結ばれた自由結社であり、民主集中制組織原則とする。その基本は、つぎのとおりである

(一) 党の意思決定は、民主的議論つくし、最終的には多数決で決める。

(二) 決定されたことは、みんなでその実行にあたる。行動の統一は、国民にたいする公党としての責任である

(三) すべての指導機関は、選挙によってつくられる。

(四) 党内に派閥分派はつくらない。

(五) 意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない。

なるほど、確かに(一)で自由議論が許されているように見える。ただ、ここで重要ものは(四)の分派禁止だ。

(一)で自由議論をしても、それが党の意見として採用されるためにはその意見が党内で主流か、少なくとも有力なものとならなければならないのは自明だろう。

その過程の中では、当然、はじめは少数意見だったとしても、その意見賛同する人が出てくる。

ただ、共産党場合はこの多数派形成分派として否定してるので、党内における自由議論というのが全く意味をなさなものになっているのだ。

党内における自由議論とは、自由議論の結果、誰もが党中央意見同意することを指しており、それ以上でもそれ以下でもない。

これは、特に課長補佐以下からボトムアップが特徴的な日本政府官僚機構とは対称的である

まり、以下のようにまとめられる。

一般論として、官僚組織は外向けには一枚岩であるが、内向けには自由議論がある、というのは正しい。

○ただし、共産党場合、内部でも党中央と異なる意見を言うと、分派と見られ排除される。

○よって、共産党内部での自由議論とは党中央に全面服従することに他ならない。

○なお、これを民主集中制という。

2023-02-05

中国古代思想から民主主義を導き出すのは無茶

荀子に限らず、中国思想って、政治トップダウンしか想定してないでしょ

政治に不満を持った民衆が暴れることもあるが、その革命が上手くいったとしても

ボトムアップ型の政治になるんじゃなく、トップが倒れて新たなトップが立って、またトップダウン政治を始めるだけ

2023-01-29

[]連邦準備制度理事会は、賃金または雇用率がインフレを促進するかどうかを議論

サプライ チェーンの混乱が収まり、15 年ぶりの高水準にある金利需要ブレーキをかけるにつれて、頑固な高インフレがようやく緩和されています現在連邦準備制度当局者は、労働市場が非常に逼迫しているため、物価が再び上昇するのではないか不安を表明しています

問題は、インフレ予測する正しい方法とは何かということです。最近物価賃金の測定値をパンデミックによる特異性に重点を置いたボトムアップ分析するか、経済がどれだけ上または下にあるかを示す従来のトップダウン分析です。その通常の容量。

影響力のあるスタッフを含むFRB内部の一部は、後者をより重視しており、これはより長期にわたる引き締め政策を主張するだろう. 他の人は前者を好み、より穏やかなアプローチを主張する可能性があります.

FRB水曜日金利を 4.5% から 4.75% の範囲に 4 分の 1 ポイント引き上げる可能性が高く、 2 回連続会議での上昇は鈍化します。そうなれば、当局者は以前の利上げの影響を研究する時間が増えるだろう。彼らは、利上げをいつまで続けるか、そしてその高い水準をいつまで維持するかについて議論する可能性が高い.

連邦準備制度理事会と民間部門エコノミストインフレ予測するために使用する主力モデルは、国の財とサービスに対する総需要と、「産出ギャップ」で表される総供給比較します。これは、実際の国内総生産と利用可能資本に基づく潜在 GDP の差です。そして労働。また、失業率一定自然で持続可能な水準を下回ると、賃金物価がより速く上昇すると予測するフィリップス曲線にも依存しています

これらの変数推定することは、パンデミック後やウクライナでの戦争中はもちろん、平時でも困難です。自然失業率は、物価賃金の動きからしか推測できません。10 年前、FRB 当局者はそれを 5% から 6% の間に置いていましたが、実際の失業率が 4% を下回ったため、賃金の大幅な上昇は見られず、その後 4% 前後下方修正されました。

ジェフリーズチーフエコノミスト、アネタマルコフスカ氏は、12月金利インフレ予測は、自然利子率が一時的に約4.8%まで上昇したと彼らが考えていることを示唆している. 失業率現在 3.5% であることは、労働市場が逼迫しすぎており、賃金圧力が高くなり続ける可能性が高いことを示唆しています

先月の連邦準備制度理事会の議事録は、中央銀行スタッフエコノミストが、仕事マッチングが非効率なままであるため、自然利子率がゆっくりと低下する可能性があると考えていることを示しており、価格圧力が以前に考えられていたよりも長く続く可能性があることを示唆しています.

スタッフはまた、労働力の伸びが鈍いため、潜在的生産量の見積もり下方修正し、実際の生産量は持続可能レベルさらに上回った. スタッフは、この産出ギャップが 2024 年末まで続くことを確認しました。これは、わずか数週間前の予測よりも 1 年長くなります

ジュネーブ経済コンサルティング会社経営する元FRBエコノミストリッカルド・トレッツィ氏は「これは大きな動きだった」と語った。「スタッフ委員会に、『今あきらめてはならない。そうすれば、中期的にインフレ率は2%を大幅に上回ったままになるだろう』と言っている」と述べた。

それでも、FRB当局者は、GDPギャップフィリップス曲線に過度に固執することに慎重です。過熱した労働市場賃金最初に現れる可能性が高いため、多くの当局者は、それらを潜在的インフレ圧力のより良い指標と見なしています賃金は、雇用主が物価生産性を通じて回復できると考えているものと、労働者が自分生活費考慮して何を期待しているかを明らかにします。

賃金最近の 5% から 5.5% のペースで上昇し続ければ、生産性が年間約 1% から 1.5% 上昇すると仮定すると、インフレ率は FRB の 2% のインフレ目標はるかに上回ります

これが、FRB政策担当者が先月、今年のインフレ予測上方修正した理由です。より高い賃金上昇は総所得を押し上げ、より高い価格を維持できる消費力を提供します。当局者は、1970 年代に起こったように、労働市場が逼迫しているため、賃金物価に連動して上昇する可能性があると懸念している。

先月の会合以降、臨時雇用労働時間の減少など、労働需要が軟化した可能性を示す証拠が増えている。賃金の伸びが 4% に落ち込んだ場合インフレ率を 2% にすることはより簡単になります

労働者の供給が増えれば、賃金不安は和らぐだろう。UBS米国チーフ エコノミストジョナサン ピングル氏は、移民回復するにつれて労働力不足が緩和される可能性があると考えています。先月、国勢調査局は、2017 年以来初めて、6 月までの 12 か月間の純移民100 万人を超えたことを示す見積もりを発表しました。

FRB 当局者は雇用コスト指数を注意深く見守っています。第 4 四半期の数字火曜日に発表される予定です。

食品エネルギーを除く個人消費支出物価指数12 か月間の変化で測定されるインフレ率は、9 月の 5.2% から先月は 4.4% に低下しました。FRB の 2% の目標をまだ上回っていますが、過去 3 か月で年率 2.9% まで緩やかになりました。

商品価格が下落しているため、インフレは鈍化しています住宅費の大幅な上昇は鈍化しているが、まだ公式価格計には反映されていない. その結果、FRB議長ジェローム・パウエルと数人の同僚は最近、食料、エネルギー、住居、商品価格を除外することで、労働集約的なサービスのより狭いサブセットに注意を向けました.

パウエル氏は、12月に前年比4%上昇したこカテゴリー物価は、消費者物価に波及する高い賃金コストの最良の尺度提供すると述べた。

今月のスピーチで、FRB副議長のラエル・ブレイナードは、その見解をより楽観的に再評価し、賃金住宅以外のサービス価格との関連性が弱まる可能性がある理由を強調しました。

彼女は、賃金の伸びとは対照的に、現在反転している最近世界的な混乱の波及効果を反映している場合物価上昇が緩やかになる見通しを指摘しました。たとえば、レストラン食事自動車保険、航空運賃価格は、主に食品価格、​​自動車価格、燃料価格の上昇がそれぞれの原因である場合、緩和される可能性があります

UBSピングル氏は、「賃金圧力自然に緩和している場合賃金価格スパイラルが進行することを本当に心配するという話をするのは難しくなる」と述べた。

連邦準備銀行の元エコノミスト、ジョン・ロバーツ氏は、サービスインフレへの圧力を緩和するために、賃金以外のコストを削減する余地があると見ている. 「しかし、中期的には、ここでパウエル議論に頼らなければならない. 「もし賃金の伸びがこれまでと同じように高水準にとどまるなら、彼らは依然としてインフレ問題を抱えることになるでしょう。」

https://www.wsj.com/articles/fed-debates-whether-wages-or-low-employment-will-drive-inflation-11674961044

2023-01-14

https://note.com/shinshinohara/n/n52f06e2e4841

これ、けっこう当たってる。

増田箸にも棒にもかからない木端役人だが、自分立場から言ってもわかるところはある。

ただ、違うところが一つだけあって、

官邸主導ということで政治家政策を決定するようになっている。」

より正確にいうと「総理秘書官政策を決定するようになっている。」というのが現状。まあ、直下で「政治家お気に入り人間からしか意見を聞かない」とあるから、つまりはそういうことなんだが。

もちろん、ボトムアップ意見が通らないわけではない。ただ、そういう意見財務省とがっぷり四つ相撲を闘わねばならない。はてなでは財務省諸悪の根源的な言説が時たま繰り広げるられるケースがあるが、財務省財務省できちんと仕事をしているというのが増田の肌感覚だ。きちんと必要性を論じて、そして財務省は無い袖を懸命に手繰りながら、なんとか現場が動けるように凄まじく丁寧な査定を行っている。どれぐらい丁寧かといえば、千円単位数字を詰めてくる。このギリギリの見極め力は本当に恐れ入る。国の財政が逼迫しているのは明らかだし、はっきりいって現場はまだまだ詰められる部分はある。増田転職組だが、前職の経費節減力に比べれば全然足りていない。故に財務省姿勢は正しいと思うし、当社はもっと財務との折衝で闘える実績を上げる必要ときちんと経費を当てていく必要はあると思っている。

ところが、それを飄々と超えてくるのが官邸主導の施策、いわゆる官邸マターというやつだ。gotoとか、ちょっと前だとインバウンドとかそういうもので、増田財務省と千円単位の折衝を詰めているなかで、突然1000億事業を作れ、とか突拍子もないことを言ってくる。もちろん、コロナ給付金など急を要する場合には功を奏することもある。だが、大抵の場合現場も、財務省勘定もただ歪めるだけ、というケースがほとんどで、財政も然ることながら業務行程も完全に破壊してくる。こうなるともうめちゃくちゃだ。

「お気に召す話しか狭き門を通れない。」というのもそのとおりで、秘書官趣味にあうかどうかでこの官邸マターは決まる。結局、自分が興味を持ったものしか人は聞く耳を持たない。これは仕方ないと思うし、だから民主主義独裁というわけだ。ところが、政治家はまだ一応、選挙で選ばれているし、まだ一応700人いるわけだから、まだ一応民主主義の体をまだ一応なしているわけであるが、総理秘書官はただの官僚(かんていのすがた)であるから選挙も経ていないし、自分推し進めた政策責任を取らされることもほぼない。ここに邪悪さが集約されていると思う。故に増田は今すぐ官邸主導は解体されるべき、だと思う。

ちなみに、官邸秘書官と並んで害悪存在として内閣参与という制度もあるのだが、これはまた、別の機会に。

2023-01-11

少子化→じゃあどうするの

少子化はわかったからじゃあこれからどうするかを考えるべき。

俺はかねてより「暇」や「無駄」が社会人は多いと思ってる。順番待ち。連絡待ち。客待ち。納品待ち。移動時間など。暇な時間が勤務中多い。一日のうち結構暇してる社会人は世の中にごまんといるんじゃないか

会社の数も日本は多すぎる。だからいちいち経理が各会社必要でそれもまた無駄

これから働き手が減るんだから会社の数も減らし、無駄を無くすべき。内情は知らんがもうどこもコンビニ業界ぐらい会社数少なくっていいのではないかな。待ち時間無駄だし営業マンの移動時間無駄。過剰な競争や多すぎる競合他社や頭のおかしワンマン社長サラリーマンいじめるべく誠意という謎の物差しを持ち出してごっこ遊びするのも本当なんなんだろうって感じ。

そういうの全部取っ払って効率よい社会にしないと少ない人数じゃ回らないぞ。競争じゃなくて、これからは本当の意味共存していく意識いかないとそもそも人が足りないんだから

もちろん本当の意味でイノベーティブな個人はその能力を発揮できる環境に身を置くべきだとは思うけどね。でもそんなの少数だろう。

ちなみに会社だけの話じゃなくって政治も当然。政治家なんて無駄権化からな。

無駄こそ余裕の表れとはよくいうが、余裕がないので仕方ない。どんどん人が減って、技術を持った年老い職人が後世に何も教えもせずに辞めていく。ちゃんとした大企業の枠組みの中で、それら一つ一つの技術を吸いだし、継承していく努力をしなくてはただ口をポカンと開けてああ少子化だ困った困ったでは数年後、今の赤子に馬鹿呼ばわりされることになる。

業界の上の方にいる人間がこの辺りを正しく認識し、意識の共有をしていくこと。下の人間も一人一人が社会にとって必要能力を身に着けること。トップダウンボトムアップの両方が為されなければ変わらない。

ま、ザックリひとつのことを話したが、なんにせよ少子化ってワードが出てきたときにどうやって子供を増やせばいいか以外の「じゃあどうするの」を考えてない人が多すぎ。今から仮に子供を増やすことができたとしたって働き手の数が減り続けることは明白なんだから、今後1020年をどうすべきか具体的な解決策を考え実行すべき。

2022-12-09

anond:20221209200225

eternal_reflectionです。

どうも力作をありがとうございます

本来この様な熱量意見議論日常的に起こるほどサッカーが浸透して欲しいし、その事を森保監督も会見で言ってましたね。

まず、代表選手の間でジャパンズウェイへの共通認識がないという点ですが、今の代表選手共通理解は無いと思いますし、現段階で共通認識をあーだこーだ言ったところで意味価値も無いと思います

しろ選手から要望を聞きながらボトムアップアプローチでチーム作りをするのは個人的意見ですが、間違ってないと思います

このやり方は、地理日本欧州のチームに所属する選手を中心にこれからフル代表メンバーを選出する事になるとは思いますが、例えばドイツスペインの様なユニット毎に固定チームから選手を連れて来れない以上仕方ないと思いますし、実際南米のチームですら苦労してる部分では無かろうかと思います

というのもジャパンズウェイが正式バージョンとして出されたのが今年の7月なので当然今の代表選手共通認識としてあるわけがないです。

そもそもなぜ「読んだのか?」と問うたのは、ジャパンズウェイってお読みになってご存知の通り当たり前の事でふわっとしか書いてないんです。(これは巻末にプロジェクトリーダーの影山コーチも書いてます

また、特定戦術についても触れていません。だから本来読んで理解したならば、日本がこれからショートカウンターサッカーをフィソロフィーにするとかポゼッションサッカーを目指すとか書いてないんです。批判する方々はなぜか書いてないことを勝手に推測して批判するから憤りを感じます

岡田メソッド」は確かに素晴らしいと思いますし、それに基づいて指導を受けるFC今治選手がこれからどうなるか楽しみですし、貴方サポートしてるマリノスや、その他のJリーグのチームも今後その様なメソッドを各チームが持ってチーム毎のフィソロフィーを作って欲しいと願っています

JFAにはメソッドと言うか指導教本はありますね。(ライセンス所持者のみ購入可能なので読んではいません。。)

私はサッカー関係者でもなければプレーヤーでもないですが、他のアマチュアスポーツをやっているので、JFAのグラスルーツへの取組やお金の掛け方は正直羨ましい限りです。ジャパンズウェイのプロジェクトの中で指導者向けの育成もあるので今後に期待をするしかないのかなと思います

技術委員長の話ですが、多分ご存知だと思います反町監督は元々バルセロナコーチ留学してたので、別にリボールが反町監督の全てでは無いでしょうし決して「受け」だけの人では無いですよ。と言うことをご本人がJFAコラムに書いてました。ちなみにこのコラム面白いのでまだ見てなかったら是非見てほしいです!

また、技術委員長お仕事基本的に裏方がメインで皆さんが思ってる様なイメージとは違うんじゃないでしょうかね。まぁ評価者が居ないのは私も問題だとは思いますが、そこを評価すべきは外野じゃなく会長だと思いますね。ただ、今は田嶋会長なら何を言ってもいいと勘違いしてる方が多いので、果たして評価したところで。。とは思います

2022-11-27

anond:20221127165118

その通り

被害者のいない2次元の絵にすぎんものすら危険視してそれでもって特定人間否定し愚弄し制裁しようという態度は

突き詰めれば共産党のような強権的な思想統制を敷く体制への道をボトムアップで作りかねない、自由主義国としては警戒すべき草の根パターナリズムであるから

半裸の少女絵を町中で見たいわけではないが、そういうのが掲示されてたとしても各個人でそれぞれの価値観に応じた受容やスルーで「ああいうのが好きな人もいるよね」程度で流せるよう学習していかなければならないわけで

弾圧していくことでそういう世の中の清濁を吟味する能力のない白痴の温室栽培人間ばかりになっていくことを助長してしま

全員が賢くあろうとしなければ維持できない民主主義社会にとって体制崩壊を招く危険思想だよ過剰な表現取締りというのはね

この手のパターナリズム拡大の根源には他人は愚かであるに違いないという傲慢さがあるわけで、そういう人々を利することがまず健全社会形成障害なわけ

2022-11-20

なんだっけ。忘れないうちにメモ


最近ゴッホ絵画など芸術作品トマトスープをかけたり、ウォーホルアートカーに小麦粉をかけたりする気候変動対策を訴えながら過激抗議活動が耳目を集めている。

ブクマもよくされているが、ほとんどが環境テロ、という認識で眉をひそめたコメントにあふれている。

もちろん許されない犯罪として国内外報道されているわけだが、しかし、海外メディアでは、テロという表現ラベリング)は少なく、抗議団体自称するCivil resistance市民抵抗)という表現を紹介していることが多い。正直、この種の活動で昔から有名なグリーンピースもそうだが、テロ呼ばわりされてもおかしくない運動ではあることは確かだが、報道ニュートラルに構えているのだろう。

そんなおり、斎藤幸平が、「ゴッホ名画にスープ投げ」を理解しないのは、日本人想像力の欠如だ、と述べてブコメから総すかんを食らっていたのをみかけた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/631285

しかそもそもテロという認識日本では強いのはわかるけれど、実は欧米での反応というのはそれほど強くなく、むしろ彼らが自称するCivil resistanceへの一定の理解の上に立った報道も多く見受けられるように思える。

https://time.com/6234840/art-climate-protests-margaret-klein-salamon/

そして、よく考えると、そもそもテロまがいのデモというのは、現代人権歴史を振り返ると、一定程度、社会変革の不可避な副産物として、憲法などのシステムビルトインしてきた経緯がある。典型的かつ最初の事例は、20世紀初頭の資本主義社会における労働環境を前提とした社会権。

この問題は二つの視点から興味深く、注視している。

ひとつは、抗議のコンセプトの抽象性。

もうひとつは、抗議運動市民社会的な価値

抗議運動抽象性について。

https://artnewsjapan.com/news_criticism/article/508によると、世界的な環境活動グループ「Extinction Rebellion」の共同創設者であり、ジャストストップ・オイル活動に加わっているサイモン・ブラムウェルは、アートニュースインタビューで、若い活動家がこの抗議行動のスタイル選択した理由を次のように説明する。

「これはアートの美しさを否定するのではなく、今の私たち優先順位絶対的おかしいということを言いたいのです。アートに美を見出しギャラリーを訪れる人たちがいる。にもかかわらず、消えつつある太古の森の美しさや、日々絶滅していく何百もの生物たちには目を向けないのです」

アートの美しさを否定しないといいつつ、美の概念の相対化というか、再構築といった意味では、形而上学的な禅問答である

この説明を聞いて、素直に納得できる人の割合が多いか少ないか、という視点でみると、ヨーロッパに比べると恐らく日本人は少ないだろう。

アリストテレス時代から愛だの美だの徳だのといったことをテーマに発展した形而上学から学問が枝分かれしてきた欧米と、近代以降のすでにたこつぼ化した個々のジャンルとして完成形をみた成果を受け取ってそれを解読して発展してきた日本では、こういう抽象的なテーマの抗議の趣旨理解できるのは圧倒的に少ないだろうと想像できる。

これは、作品の美の価値が分かればわかるほど、スープをかける行動の意図もわかる、という構図でもあり、実際、被害を受けた美術館環境問題の意義に言及するなどしている。作品に接したこともなく、それこそ「ウォーホル」だ、「ゴッホ」だと資産的な記号程度にしか理解していない人ほど抗議行動の意図自体を測りかね、なんじゃこの奇行は?という反応になっているようにみえる。

そういう意味では、当然、環境急進派の行動は、そもそも抗議の意図が分からない地域では成功しない(日本ではテロ以外の認識は生まれないだろうし、絶望的に無理だろう)。

しかし、欧米では、意外と功を奏しているのかもしれないと思える。感心はしないが、ああ、なるほどね、くらいの素養のある人は日本よりは多いだろう。

おおざっぱにいうと、日本人経験から教訓を得て社会設計をしていくのが得意。いわば帰納法的な解決が染みついている。一方、欧米、ひろくラテン系言語圏含めて、日本人とは比べ物にならないほど、なにかにつけ演繹的な入り方をする。言葉定義からまり指導原理を引き、タスクを明示する、という物事の進め方へのこだわりが強い(日本人自分からみると)。

組織でも、経験常識が共有できていないと不安なのが日本人

一方、構造化された概念ルール化された行動原理(法)にのっとって行動する、という相互の信頼がないと不安なのが欧米社会。そこに、デモ過激運動の機会に、自分たちが共有していない別の概念オルタナティブとして提示されたときにみせる反応というのは、おのずと異なる。


そのもうひとつ理由が、市民不服従という考え方や人々の認識の違い。

日本人社会迷惑をかけるのがとにかく大嫌いなのだ

欧米では、恐らく日本人想像している以上に、Civil resistanceというアプローチ自体価値社会変革のダイナミズムとして認めている。

それが今回の場合、限度を超えたものであり、法的に違法である、というときに、運動趣旨理解はするが違法である、という具合に飲み込みながら。

この違法性というのは、実は重要視点。それを理解するには、市民社会根本から支える憲法など、法について考えないとわからない。

近代から現代20世紀に法の考え方が近代法が大きくバージョンアップした際に、社会権が組み込まれたのは、中学生で習う話。

日本学校では昔から社会権を生活保護など、上から目線な形で教えてきた傾向があった。

しかし、社会権のうち、争議権を思い出してみればわかるように、実際はボトムアップな契機をはらんでいる。

他者危害禁止近代法の原則をはみ出した形で、ストやピケなど市民的な抵抗暴力性を認める市民権が存在する。

考えてみれば、他者に損害を与え暴力的な行動をとっていい、というのが「労働」に関してのみ例外的憲法に組み込まれている、というのは、よくよくなぜなのか歴史を知っておく必要がある。一歩間違えれば、革命トリガーになりかねないボトムアップ暴力。これをあえて憲法に明記するのは、明記することでコントロールしたいという、上と下のせめぎ合いのようなものも感じる。しかし、なんだったらいつでも政府おかしければ転覆して革命をおこせるんだぜ、と市民に思わせておく、オーナーシップ感覚絶妙バランスで持たせる機能果たしているともいえる。

マルクス時代、そしてワイマール憲法時代社会権を育んできた思想運動社会歴史のなかで、当時「労働」が最重要課題で、社会権の大きな柱として考えられたのは自然な流れだっただろう。抵抗暴力は、労働問題を争うツールであるというのが20世紀だった。しかし、抵抗暴力資本主義社会のなかで、たまたま労働キーワードになっただけであって市民社会としては、労働である必然性はない。20世紀には「環境」といったテーマシステムビルトインされなかったわけだけど、80年代後半にブルントラント委員会が「我ら共有の未来」といって今日SDGの原型となるコンセプトを立ち上げたときに、労使間に代わる、世代間の闘争といったことがテーマになりうることはうすうす予測がついていたように思う。

なので、抵抗暴力労働問題ではなく、環境をめぐる世代問題だとしても、その新たなムーブメント市民社会における意義が注目されるのも自然な流れだ。

ここで、はい違法です、はいテロです、といってしまうのは簡単だが、思考は停止する。


一方日本では。

労働」というキーワード戦後日本ははじめて市民不服従権利を手にした。市民社会における抵抗という考え方に「労働」というコンセプトが、時代要請でむすびついていた、というのは押さえておくべき文脈

GHQの五大改革から。勤労者から労働者への主体認識の転換。

しかし、その権利過激行使は、1950年代から60年代大衆の心を猛烈にイラつかせた。

日本高度経済成長を支えた大手企業は、大規模な争議に悩まされた。

民間では、1960年三井三池炭鉱紛争など半年を超える争議も珍しくなかった。しかし、ほぼ100%ユニオンショップで、従業員全員が労働組合員という会社組織風土のなかでは、会社家族みたいなものであり、労使一体みたいなのが当たり前であり、60年をピークに民間の争議はピークアウトする。そのなかにあって、国鉄だけは年中行事のように、順法闘争ストライキを繰り返して市民生活に甚大な影響を及ぼし、会社のみならず社会的に損害を与えた。さらベトナム戦争反対や成田闘争など、新左翼政治闘争が加わっていくなかで、日本人のいら立ちは頂点に達していく。

国鉄やら共産党やら新左翼にひどい目にあわされた、という日本社会のこの経験というのは、争議だなんだといっても社会迷惑をかけてはいけない、という教訓を強く残し、憲法に組み込まれ暴力的な契機をできるだけ抑制的にするべきだ、という認識支配的になるきっかけだったんだろう。1973年最高裁は、それまでリベラル保守裁判官の間で揺れ動いていた官公労組の争議権の是非について、完全に保守化の方向に舵をきり、封殺する結論に至る。公労協のスト権奪還スト(1975年)を時代の潮目に、公社民営化路線が進められていく。争議権だかなんだが知らないが、憲法に書いてあったとしても、市民としては正直、うんざりしてしまったというところだろう。戦後、長い間、政治闘争旗手として大きな存在だった総評、そしてその大半を国労が占めていた時代は終わる。

ということで「労働」をキーワードにせっかく手に入れた不服従暴力は、迷惑をかけんじゃねーという市民社会常識を繰り返し強化する経験を重ねることにより、空洞化した。

その後の日本社会では、エスタブリッシュメントと化して長い間、社会運動の先頭に走っていた労組が今度は勢いを失うと、どういうことになるか。

例えば、正規雇用非正規雇用ギャップみたいに新たな問題が浮上してきたとしても、ユニオンショップ非正規も入れてあげたほうがいいんじゃない?、という手続き的な、上から目線的な議論の仕方に収れんしてしまう。日本社会があまりにも保守化してしまって、そもそも争議という暴力的な手法は何のために憲法というシステムに組み込まれたのか、根本的な思想がわからなくなってしまっているようにも思える。言い換えると、憲法さらメタ視点からとらえる思想的な背景がさらに弱くなっている。

歴史を振り返ると、20世紀初頭、メタ視点があったからこそ、資本主義社会の現状と課題に即して、社会権という新しい権利が組み込まれたのだが、現行憲法を頂点とし、人権普遍性憲法の最高規範性を強調してしまうと、憲法思想根拠はと問われたときフリーズしてしまう。日本では制憲者の意思議論は起こらず、代わりに基本書読め、といってなぜか憲法学者に振られるのが定番。(制憲者があいまいなのも諸悪の根源かもしれないし、ステートに対するネイションオーナーシップの違いとも思える。)

欧米環境運動というのは、あるいはLGBTも同様だけど、恐らくそうじゃないんだと思う。

既存規範に書いてないものであっても、新たなムーブメント意味真剣に見極めようとする思想文化があるんじゃないと思える。

そのムーブメント暴力性を違法認識しつつも、時代ダイナミズムとしてとらえようとする、というか。

繰り返すと、

・美の概念など、概念の構想力、概念について深く考えたがる文化の違い。

憲法など国の根本的なシステムアップデートするのに必要社会ダイナミズムへの関心の低さ。

この二つをひとまとめにして、斎藤平氏のように想像力の欠如といってしまえるのかもしれないが、因数分解すると、社会設計をするのに基本的重要な2つの能力、この二つには欧米社会と大きく差があるように思える。

2022-11-08

ボトムアップで始まっても大きくなったらスーツが来て、頭の良い人が消えてトップダウン構造になってしま

2022-10-25

anond:20221024213927

共同富裕の達成=10億総中流化があと10年かかるとして、10年後には5億人の農民は習おじに感謝してるだろう。

ワイはそれだけで立派な政治家だと思う。

なんといっても5億人の生活改善したのだから。これは並大抵の努力ではない。

テック企業を押さえつけたりしてインテリから批判されたりしているが、本人が下放されて農村生活を送ったからこその政策だと思う。

格差と腐敗をなくして民衆生活ボトムアップ、これには文革2.0のような集中権力必要だったということではないだろうか。

2022-09-24

anond:20220923235519

〉無理のないシフトを組めるだろうし、従業員の細かい改善を全員で共有できて他工程にも横展できるだろうしすごい効率的

ほんこれ。

従来の旅館仲居って、住み込みで働くのが前提にあるからか、夕方担当部屋のゲストチェックインしたらお迎えして→夕食準備・サービス・下膳→退勤22時→翌日6時半出勤で布団上げ・朝食準備・サービス・下膳→アイドルタイム→出発見送り→アイドルタイムチェックイン(以降リピート)っていう、働いてんだか休憩してんだかが混じり合った勤務体系なんだよね。調理とかもそう。朝食→アイドルタイム→夕食でしょ、一日拘束して中抜けスタイルから調理場の板さんとか中抜けしたってパチンコ行くくらいしか時間使えてなかったもん。

多能工化すれば、遅番:12時チェックアウト→清掃→チェックイン→夕食提供21時で8時間で帰れたりするし、人道的だなって思う。ていうか今どき、中抜け勤務体系なんてじゃ大卒者も採用応募してこないでしょ。ハングリー若いスタッフ多めじゃないとボトムアップの魅力増強案なんて具現化までこぎつけられないわけで、あの星野特有のこざっぱりしつつ適度にローカル感もあるサービスを維持するのに多能工化は基本だと感じる。それにチェックイン飲食接客を同じスタッフ担当すると話がはずんで嬉しいってお客さまもいる。チェックイン顧客情報把握して、夕食の長時間サービス対応中におすすめ観光情報伝えられたりとかね。(客室清掃だけは独特な作業からただ大変だった思い出、しかたなし)

から逆に、年配の女将仲居が連れ添って挨拶に来て床の間の室礼トークして心付け渡してっていうのがやりたいゲストは本当に界が向いてない!

2022-08-17

リクルートテクノロジーズにはガバナンスが無い

リクルートテクノロジーズ社長は全社員に「ガバナンスボトムアップ文化の両立が難しいと感じている」という内容のメールを送った。

ボトムアップ文化ガバナンスに一体何の関係があるのか理解に苦しむが、この考え方からリクルート系の会社ガバナンス存在しない理由が見えてくる。

お偉い様方はボトムアップ文化言い訳にして何かが起こると「下が勝手にやりました私達に責任はないです」とこういう態度なわけですね。

2022-08-02

anond:20220802104617

最低賃金が上がる→その他労働単価のバランスを取るための賃金底上げボトムアップ)が起こる、という理屈だろう。逆の発想であるトリクルダウンも起こらなかったので、ボトムアップが起こるかは知らん。

2022-07-24

社員の8割以上に対して週4日以上のテレワークを推進する企業には、社員100人につき100万円/年くらいの現金継続的に配ればいいと思うよ。これなら経済にも打撃は少ない。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4722778296529520002/comment/shields-pikes

れいいな。

これが本当の「奨励策」「上策」というかんじがする。

下限を20からかにすれば、中小零細にもテレワークは確実に普及するだろう。

勤務実態証明するためには、ってことで勤務管理ソリューション活性化して一石二鳥

で、勤務管理のムダが可視化されて、日本人生産性ボトムアップになったり。

真の「働き方改革」になるかと。

2022-07-04

増田

夏になって紫外線強くなってきたね。

皮膚癌防止のためにも男性日焼け止め塗りませんか、そして日焼け止めの代わりに化粧下地を塗りませんか。

というのもこの前男性メイクって世の中的にあり?なし?みたいなテレビがやってて、がっつりはなしだけど下地くらいなら清潔感があって良いって結果だったんだよね。

で、お散歩の時夫に自分下地日焼け止めを塗ってあげたん。

そしたら見事に清潔感ある化粧っぽくないチュルンとしたキレイおじさんが!目の前に!

これは良いと思ったよ!フェミニンな感じもなく、肌質がボトムアップされてただただ美肌になった感じ。

化粧落としなしで洗顔石鹸だけで落ちるもの最近は沢山あるし、色を選べば絶対浮かない。テカりが嫌な人はそこにミネラルパウダーベビーパウダーみたいなもん。さらさらするだけのやつ)のっければ完璧

自分は化粧してます!って男性苦手なんだけど、下地だけはすごくいいなぁって思った。

2022-06-29

[][]「選挙の話 赤松健 と 藤末健三(ふじすえけんぞう)」

2022年7月10日に「第26回参議院議員選挙」(即日開票)が行われる。

表現の自由陣営所謂オタク陣営」)の間では、「比例代表制」に様々な政党から表現の自由を守る」と主張する候補者が現れていて
「誰に投票するか悩む」となっているが、オタク陣営の皆の投票の参考になる話を書きたい。
素性を明かしたくないので匿名な場で記事として書かせて頂くが、きっと参考になると思う。

今回、私は、比例代表制では「藤末健三」に投票する。

から語るのは、その理由だ。
当主観の入った記事になるが、投票先を決める際の参考になると思う。

なお、前提として言っておくと私は藤末先生と会った事がある。

それは、昨年…2021年秋の事だった。
この頃、2019年参議院議員選挙で54万票を獲得して当選した山田太郎議員は、
日本各地の同人誌即売会赤松健先生と一緒に参加し、同人誌即売会の閉会後に
会場近くの施設フォーラムを開催するという事をしていた。
大体、同人誌即売会は15時~16時ぐらいに閉会するので、フォーラムの開会時間は16時~17時頃だ。
フォーラム…言い方を変えれば講演会と言えば良いのだろうか?
支持者に対する政治活動報告会と、今後の政治戦略の発表だ。

その中で、山田太郎議員と藤末健三議員が同じ同人誌即売会に参加し、
その後、両方ともフォーラムを開催したという出来事が2回ほどあった。

その際、藤末健三議員は、山田太郎議員フォーラムが終わる時間に開始時間をずらし、
両方に参加したい人は両方に参加できる様にと気を遣ってくれていた。
私は、その日、両方のフォーラムに参加した。

山田太郎議員フォーラムは、赤松健先生ゲストに招いての物で、聞きに来ていた人の数は
凡そ、40名前後だった。
赤松健先生ゲストという事で増えた分も有るのだろう。

その中で、参加者から山田太郎議員に対して下記の様な質問が出た。
参議院議員は、一度当選すると任期が6年と固定されています
山田太郎先生が次に参議院議員選挙に出るのは2025年の夏になります
仮に、2025年参議院議員選挙落選した場合はどうするのでしょうか?」
という質問

それに対して、山田太郎議員
2025年選挙でも当選する事を考えていますが、表現の自由を守る政策のための
戦略として、2022年夏の参議院議員選挙に、一人、僕の後継者となる候補者
立てようと考えています
候補にする人は、”今まで政治経験が無く”、”政治団体・宗教団体等といった支援団体
存在していない、党派性に縛られる事なく活動できる人”という条件に当てはまる人を考えています

その人と僕とでタッグを組んで、3年置きに交互に参議院議員選挙に出て当選し続ける仕組みを
作っていければ表現の自由関係政策は盤石になると考えています
もしそういう人で、僕に紹介したい人等が居たら自薦でも他薦でも良いので僕の事務所まで

メールを送ってください、今年(2021年)の年末ぐらいまでに何人か、条件に当てはまる人に
会って、候補者を決めたいと思います。」
と答えていた。
そして、2021年年末頃に、漫画家赤松健先生山田太郎議員の推薦で自民党から
2022年7月参議院議員選挙比例代表候補として出る予定である事が発表された。

話は、このフォーラムの日に遡る。

山田太郎議員フォーラムの後、藤末健三さんのフォーラムに行った。
藤末健三さんのフォーラムに参加していた人の数は10人に満たなかった。
フォーラム開始前、私は藤末健三さんに疑問に思った事を聞いてみた。
その際、山田太郎議員フォーラムに行っていた事も話した。

藤末先生は言った。
「実は、山田先生山田太郎議員)のフォーラムに参加させてもらえないか
山田先生に聞いてみたんですけど、断られたんですよ。」
この時は、藤末健三さんが何故断られたのかは解らなかった。

だが、藤末健三さんのフォーラムで話を聞いていて断られた理由が分かった。
藤末健三さんは2016年参議院議員選挙当選した現職(2021年秋時点)だった。
そして、前回(2016年)の参議院議員選挙の時点では、宗教団体系に近い支援団体
付いていたそうだ。
山田太郎議員が述べた、タッグを組む人の条件の
「”今まで政治経験が無く”、”政治団体・宗教団体等といった支援団体存在していない、
党派性に縛られる事なく活動できる人”」とは、つまり
「藤末健三議員2022年参議院議員選挙で改選対象になっているけれど
僕は、藤末健三議員推してタッグを組む事はしない」
という宣言だった訳だ。

そんな話がされていたとは露知らない藤末健三は、フォーラムの中で
私以外の参加者から2022年7月参議院議員選挙で、どう票を集めようと考えているかを聞かれた際
秋葉原選挙事務所を構えて、山田太郎議員が前回(2019年)に
やった様にやれればと考えています山田太郎議員から協力して貰えれば尚良いですが。」
と言っていた。
聞いていて、この藤末議員という議員ちょっと天然キャラなのではないだろうか…と思いつつ、
私は
山田太郎議員には山田太郎議員のやり方が有って、藤末議員には藤末議員のやり方があると思います
山田太郎議員と同じ事をするのではなく、藤末議員には、山田議員に無い魅力が有ると思うので
山田議員に無い、藤末議員の魅力を見せて行く方が良いと思います
意見した。

これは主観だが、山田議員フォーラムと藤末議員フォーラムの両方に行って
山田議員トップダウン型、即ち上からルールを作って表現者を守る事を政策として考えるタイプ
・藤末議員ボトムアップ型、即ち現場の状況から現場改善する政策を上に対して提案するタイプ
と、政策タイプ真逆だと感じた。

そして、山田太郎議員は、自分のやり方・政策を浸透させる上で、藤末議員をどの程度かは知らないが
快く思っていないのではないかという印象を受けた。
邪推すると、山田議員2022年7月参議院議員選挙で藤末議員落選させて、藤末議員落選した枠に
自分とタッグを組む人物議席に入れたいのではないかと感じた。

念のために言っておくが、主観で感じた話だ。

今回の選挙が始まってから2021年の冬のコミケ開催に際して、藤末議員が相当に尽力したという話が
流れてきているが、これはその通りだと思う。
コミケ再開のために現場から提案する形で動いた藤末議員は実際に最大の功労者だろう。
これは、藤末健三さんがボトムアップ型で行動する人だから出来た事だと、私は見ている。

私は、赤松健先生と藤末健三さんで、どちらに投票するかと聞かれたら、藤末健三さん一択だ。

昨年秋の、参加者数が10人といないフォーラムで話をした時から、藤末健三さんに投票する方向にしよう
と考えていたが、それが選挙期間になってより固まった。

山田議員にしてみれば、多分面白くない事だろう。
タッグパートナーとなる赤松健先生の分の票が藤末議員に持っていかれる可能性もあると危惧しているかも知れない。

Twitterで、赤松健と藤末健三で検索してそれぞれの評価や、それぞれに関するツイート数を見ると、
どうも、今回の選挙では藤末健三を好意的推している人が多い傾向が有る。
その理由には、表現の自由系のインフルエンサー推しているとツイートしている事等もある様だが、
藤末健三さんを推すツイートは、静かだが熱を持ってる系も物が多く、赤松健さんを推すツイート
表面的には熱いが、何処かお祭り騒ぎな印象の有る物が多いと感じた。

おそらく、山田太郎議員は、藤末健三を落選させて、その分の議席赤松健先生当選させたいと
考えていたのだろうが、もしかしたら、藤末健三さんの方が赤松健先生よりも得票数が多くなり
赤松健先生落選する可能性すら、今頃危惧しているのではないかと思う。

あくまで、主観的に見てだが
「今回、もしかしたら藤末健三さんは赤松健先生以上の得票数当選するのではないか」と、
私はそんな予感がしている。
その上で、私は藤末健三さんに入れる事を決めている。

他の人が赤松健先生と藤末健三さんのどちらに投票するかは知らないが、
この話が、赤松健先生と藤末健三さんのどちらかで投票を迷っている人にとって、
何らかの参考になればと思っている。

こうして、匿名記事を書いていたのは、”政治の話は面倒くさいから極力したくない”からだ。
だが、”政治の話は面倒くさくないから極力したくない”が、私は藤末健三さんに投票したいと思ったし、
この話が投票の参考になればと思って、匿名記事を書く事にした。

藤末健三さんには、私が誰かはバレているだろう。

→一度決まったことでもボトムアップで変えるプロセスがあってすごい!(なお具体的にどのようなプロセスを経て制定されたか、逆に変えられたか不明共産党に入れます!ここが自民党との違い!

→一度でも出てきた草案こそが本性!擁護必死だなwww

なぜなのか

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