はてなキーワード: 食パンとは
『ドラえもん』に登場する「ひみつ道具」の一つである「アンキパン」は、その表面に学習書などの紙面を押し付けることで内容が転写され、それを食べることで内容を暗記することができるという機能がある。
この"紙面を押し付ける"という人間の動作と道具の反応(転写された状態の表示)の振舞いとして、「アンキパン」は食パン(空白面)の形をしているのだろう。
食べ物の形式で提供される「ひみつ道具」として、他に「ほんやくコンニャク」があるが、これは単純な"翻訳"と"蒟蒻"をかけた駄洒落としてだけあればよく、「アンキパン」相当のデザインの振舞いは求められていない。
さて、ここで「ほんやくコンニャク」が駄洒落であるなら、「アンキパン」も駄洒落ではないかと考えてみた。考えついたのは「暗記」と「アンパン」の組み合わせだ。
フルアシスト。
風呂まで引きずって脱がせて、風呂上がりに走るのを捕まえて服を着せる。
自分で脱ぐことはあるが、着ることはない。
着れるかどうかと言えば着れる。
ただ、自分ではやらない。
手掴み。
箸は使えない(たぶん)。
オムツ、2歳の頃トイレを一度覚えたが、覚えたことに満足してオムツに戻ってそれっきり。
頑としてオムツ。
する前にもした後にも教えてくれない。
もうすぐ5歳でこれ。
でも、自分が残業で遅かった日に、22時に1人で準備して外に出ようとしたんだぜ?
どうかしてるだろ?
お前は本気を出せばなんでも出来ると思ってるのかもしれないが、トミカしか入ってない園リュックで外に出ても迷子になるだけで、自分の名前すら言えない無力だからな!
うちは貧乏だったので誕生日にケーキを買えなかった。かわりに母は、食パンと缶詰の果物を交互に挟んでろうそくを刺す「食パンケーキ」を作ってくれた。お金に余裕があるときは生クリームを塗ってくれて、甘いものが大好きな私にとっていちばんのご馳走だった。
という話を大学でしたら、あだ名が「食パンケーキちゃん」になった。以降事あるごとに貧乏エピソードをおかわりされる。小学校から附属校に通う人たちにとっては、水道が止まったり、ランドセルがおさがりだったり、お金が払えず修学旅行に行けなかったの人間のことが面白いらしい。親がたまたまケーキ屋でケーキが買える財力だっただけのくせに、貧乏人を笑える立場にいると思っているのがムカつく。
入る大学を間違えてしまったのかもしれない。周りがお金持ちばかりで話が合わない。貧乏でも笑われない大学に行きたかった。そんな大学あるのか知らないけど。
貧乏であることは割り切っていたはずだけど、大学に入ってから劣等感が刺激されてあんなに好きだった食パンケーキも、母のことも嫌いになりそうなのが一番嫌だ。これ以上食パンケーキを笑わないでほしい。
「自分ひとりが忙しい」「どうも割を食っている」「自分の選択が悪いから今こんなに大変」みたいなネガティブ忙しいときに現れる。
雑ごはんの基本は卵かけご飯。パカッと炊飯器を開けてごはんよそって上から卵割って醤油かめんつゆかごはんですよをかけて食べる。台所で。3食これ。
あとはインスタントラーメン。一週間とか食べ続ける。いい年した大人の食事ではない。
最近は子供が残した食パンの耳が雑ごはん会の雄。ぼそぼその耳をもそもそと食べているとどんどん自分なんかどうでもいい人間なんだ…という気持ちになっていき、ネガティブに拍車がかかってとても気に入っている。
普段は3食ちゃんと食べる人間なので、食に興味がない人からしたら大したことではないのだろうけど自分のなかでは大問題なのだ。
良くないな~ちゃんと食事の支度して食べないとな~と思えば思うほどどんどん雑にしてしまう。
良くない。
食パンとかよりも少しパサッとした感じのパンの方が、スープと馴染んで美味い印象がある。
ミネストローネみたいな具がたっぷり入ったスープは、小麦粉100%よりもライ麦や雑穀などが混ざったパンの方が合う気がする。
一口にスープといっても種類によって、どんなパンが合うのか色々工夫の余地があるのかもしれない。
という様な内容の質問を調理師学校に通ってた時にパンの授業の特別講師に来てたフィリップ・ビゴさんにしてみたら、「それはゼータク! 日本人はゼータク!」って言われた。
あるもの、手に入るものを食べるものであって、組み合わせを選ぶって時点で超贅沢って事らしい。
それはそうだなーって当時思った事を何故か今、唐突に思い出した。