はてなキーワード: SPAとは
例えばフロントならReactなどのフレームワーク 10年前はJQueryあたりで法改正どころではないくらい違う
そもそもフロント自体がテンプレートエンジンからSPAへと大きくかわっている
スマホも10年前なら普及率1/4くらいでサイトのターゲット自体がPCからスマホに
2013だとJava7だけどJava7と8も大幅にちがうので8やった事ない人が今の俺のコード読んでも読めない
いまはクラウド当たり前だけど10年前ならまだまだオンプレでこれも法改正どころではないくらい違う
AIも全然話題じゃなかったしこれは線形代数や微分からやり直したけど何ヶ月もかかった
これにからんでPythonの興盛 まあ新言語1からやるのが大きな法改正くらいだろうか
C++がRustになんてのも俺はまだ手を出してないけどある
開発手法で言うとこの10年のウォーターフォールからアジャイルへの移行で仕事の進め方が他業種に転職以上に変わってる
このほか変わったことではないけれどアルゴリズムやデータストラクチャーデザインパターンなんかは本ちょっと読むだけじゃなくて実際に手を動かして体に身につくまでやる必要がある
普通に大量にあるな
最近は最前線から離れててあんまり追えてないけど、現役のときの2008年くらいから10年くらいの間で、仕事のやり方や設計の考え方が大きく変わったIT技術要素で、いまぱっと思い浮かぶのはこんな感じかな。
分野にもよるし、調査して試作した結果自分の業務には採用しなかった技術とかもある。流行ると思って使えるようになったけど流行らなかった技術を入れるとたぶんもっとある。
あと、新機種が出てOSが新しくなったり、ミドルウェアの新バージョン対応、テスト手法の進化もけっこうカロリー高いけどここには書いてない。
「自分はフロントエンド専門でReactしかやらない」みたいに分野を絞れば大分減るけど、その技術が何年持つかわからないから普通はリスクヘッジのために他の技術も齧らざるを得ないし、バックエンドとかの人と議論するのに結局他分野の知識もそれなりに必要。
NoSQL(memcached, Redis, Cassandra)
クラウドアーキテクチャ、XaaS(AWS, Google Cloud, MicrosoftAzure)
CI/CD(Travis CI, CircleCI, Jenkins)
トランスパイラ(Browserify, webpack, CoffeeScript, TypeScript)
型システム(Rust, TypeScript, Haskell)
オーケストレーション(Ansible, Kubernetes, Terraform)
機械学習(Python, MATLAB, 線形代数等数学知識)
SPA(React, AngularJS, Ember.js, Vue.js)
3Dゲームエンジン(Unreal Engine無償化、Unity5)の他分野への普及
GraphQL
機械学習ライブラリ(Tensorflow, PyTorch, Chainer)
Jupyter Notebook
NFT
代表例
りのこ
@ring6565
会社員マーケター兼ライター。恋愛コラム執筆→ウサギマガジン、マイナビウーマン、週刊SPA!他。 たまに旅行と美容医療。note→ http://note.com/rinoko 別垢→
@rinoko0
https://twitter.com/mahironoame/status/1669103844905861120?s=20
雨野マヒロ
@mahironoame
「グラドルも本当はグラビアなんか嫌」「他の道で成功後にグラビアやる人は居ない、それが答え」の代表例として出される吉岡里帆さん、本人は「グラビアやって良かったのに切り取りで正反対の意味に拡散される」と何度も訴えて女優として成功してからもグラビアやってるのにガン無視されるの本当切ない
雨野マヒロ
@mahironoame
15時間
そういう人達って結局、彼女にグラビア潰しのお神輿になって欲しかっただけで、そこに実は都合悪かった本人の意思なんか要らないんだよね。なのに「吉岡里帆さん本人はこう言ってて〜とか言う奴はグラビア正当化に彼女を利用したいだけだろが!」とまで言われてて、いや、どの口が……
雨野マヒロ
@mahironoame
15時間
ていうか、強制じゃなくてもギャラや知名度等の対価を目当てに内心嫌なのにグラビアをやろうとしちゃう女性が居るから、そんな選択がそもそも出来なくなるようにグラビアという選択肢ごと潰してあげようねって、それが本当に何も問題無いって思ってるのが怖いんだよ……
雨野マヒロ
@mahironoame
14時間
漫画家やイラストレーターだって収入や実績や知名度の為に仕方なくエロも描いたって人は居るだろうけど、そういう例を何人か持ってきただけで「ほら!好きでエロ描く人なんて居ない!嫌々描いてしまう人を出さない為にエロ創作物自体を無くしましょう!」って言われたらたまったもんじゃないじゃん
雨野マヒロ
@mahironoame
14時間
「例え強制しなくても報酬目当てにやってしまう人が居るからただ強制しないだけじゃダメ、その選択肢ごと潰してあげなきゃダメ、内心嫌々やってた人を何人か集められればやりたくてやってるとか言う人は皆嘘つきってこと」
雨野マヒロ
@mahironoame
6時間
なんかグラビア叩きに便乗してた垢に風俗のスカウト垢があったらしくて恐ろしくて震える
グラビアの仕事無くなれば可愛いグラドル達が流れてきてくれるのに、とでも思った……???
djclover
@moviefist
14時間
日々の戯れ言
@t2MfohxF0rMQgH1
食い扶持を自分たちで潰してるだけなんですけどね
それで食えなくなってもっとアングラな方面に落ちて行く人が増えても健全戦士には関係ないですからね~
Subnarl
@subnarl
否定しても業界で生きていくためのサービストーク扱いされてるの、信じたいものしか信じないんだなってのがわかるわ。
同じ人が同じインタビュー内で話してんのに。
平気でこういうことができる最悪のゴミ。
増田、Togetterの比率が増えた。とくに増田はアルゴリズム変更前の勢いを取り戻す。
2023年4月 | 人気エントリー入り回数 |
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anond.hatelabo.jp | 209(14.3%) |
togetter.com | 173(11.8%) |
note.com | 52(3.6%) |
news.yahoo.co.jp | 41(2.8%) |
www3.nhk.or.jp | 39(2.7%) |
twitter.com | 33(2.3%) |
zenn.dev | 24(1.6%) |
www.itmedia.co.jp | 24(1.6%) |
www.asahi.com | 23(1.6%) |
qiita.com | 22(1.5%) |
www.sankei.com | 21(1.4%) |
gigazine.net | 19(1.3%) |
speakerdeck.com | 18(1.2%) |
mainichi.jp | 18(1.2%) |
courrier.jp | 15(1.0%) |
www.tokyo-np.co.jp | 14(1.0%) |
www.nikkei.com | 14(1.0%) |
toyokeizai.net | 12(0.8%) |
dailyportalz.jp | 12(0.8%) |
www.nhk.or.jp | 11(0.8%) |
nordot.app | 11(0.8%) |
nlab.itmedia.co.jp | 11(0.8%) |
bunshun.jp | 11(0.8%) |
newsdig.tbs.co.jp | 10(0.7%) |
blog.tinect.jp | 10(0.7%) |
automaton-media.com | 10(0.7%) |
www.publickey1.jp | 9(0.6%) |
president.jp | 9(0.6%) |
xtech.nikkei.com | 8(0.5%) |
www.techno-edge.net | 8(0.5%) |
www.gizmodo.jp | 8(0.5%) |
shonenjumpplus.com | 8(0.5%) |
diamond.jp | 8(0.5%) |
www.jprime.jp | 7(0.5%) |
www.watch.impress.co.jp | 6(0.4%) |
www.fnn.jp | 6(0.4%) |
www.afpbb.com | 6(0.4%) |
shueisha.online | 6(0.4%) |
nazology.net | 6(0.4%) |
logmi.jp | 6(0.4%) |
www.youtube.com | 5(0.3%) |
www.newsweekjapan.jp | 5(0.3%) |
www.hotpepper.jp | 5(0.3%) |
www.famitsu.com | 5(0.3%) |
www.cnn.co.jp | 5(0.3%) |
www.bloomberg.co.jp | 5(0.3%) |
www.bengo4.com | 5(0.3%) |
www.4gamer.net | 5(0.3%) |
saasis.jp | 5(0.3%) |
nikkan-spa.jp | 5(0.3%) |
gendai.media | 5(0.3%) |
coliss.com | 5(0.3%) |
ascii.jp | 5(0.3%) |
雑誌がある年齢層にターゲットを絞ってるから、読者が自然と卒業して別の雑誌に移っていく
セブンティーン→ノンノ→MOREみたいに(選択肢は山ほどあるので一例)
少女漫画もそう
少年漫画も、コロコロずっと読ますに少年ジャンプとか行くようになってる
ターゲットを「特定の生まれ年の読者」ではなく「特定の年齢層」に絞るんだ
例えば2000年代生まれにターゲットを絞るのではなく、「20代」に絞るというように。
それができてないのがいわゆる週刊誌系。
これらは「特定の生まれ年の読者」をターゲットにしてしまったから、新規層は入って来にくい
今回のスープストックに関しては、どちらかというと「特定の生まれ年の顧客」をターゲットにしてしまっていて、あまり良くない傾向ではあると感じる
家族層もターゲットに入れたのは、あまり売り上げが芳しくないんだろうなと推測される
調べてみると、首都圏やオフィス・駅構内の店舗の売り上げは在宅勤務等で落ちる中で、郊外型は家族連れが増え、高齢者も利用して好調らしい
SPA!とかAERAとかは中年男向けぽいけど荒んでるから読みたくないし、
LEONとかのファッション誌はオヤジすぎてついていけないし、
読めるのはGetNaviとか家電批評とかガジェット系くらいか?
女性は多いよな
ファッション誌はアラフォー用の雑誌がストーリーとかクラッシーとか複数あるし、
レシピ関係はよく読むし、LDKの100均特集とか大好きなんだよ
男だとBRUTUSとかなんだろうけど、なぜか合わないんだよな
モノマガジンは男性向けグッズ紹介なんだけど自分には男臭くて合わない
【追記】
みんな教えてくれてありがとう
実際のところ、大半の女性(生まれてからこの方性別違和もなく、女の体で生まれて女として生きてきた人たち)が今噴き上がっているのってトランスジェンダーへの配慮が必要なことは理解する、でも『トランスジェンダー(トランス女性)を自称した男体持ちが女性トイレや女性用の公衆浴場に入ってきた時、被害を訴えた自分が差別者扱いされないんだろうか?被害はちゃんと認められるんだろうか?』っていう話なんじゃないかなと思うんだよね。
https://note.com/yousayblah/n/n74284a22d214
Wi SPA事件の被害者のように被害を被害として認められない空気になってしまわないか、そうならない為に法律や条例の立てつけはどうなっているのか?っていうことを知りたいのに、大半のトランスジェンダーは配慮してるよ!って言われても回答になってないと思うんだけど、この辺りってちゃんと議論されているのかな?されていないから埼玉の議員や女優がネットで不安を話している、という前提があるんじゃないの?
鈴木は陣営外の人にも話が通じる右翼として有名だったが、実は朝まで生テレビの成立に大きな関りがある。鈴木が居なければあの番組は無かったんである。
また風桶式に鈴木が居ねばネットの団塊叩きも無かったんである。ちょっと説明しようと思う。
鈴木の親は民族主義新興宗教の「生長の家」の熱心な信者だった。その為大学時代は六本木にあった生長の家道場の寮に住み込みんで大学に通うと共に国粋宗教活動と学生運動に身を投じ、全共闘の左翼学生と殴りあいをしていた。最近話題の宗教二世だったのだな。
この道場は乃木坂の緑の中にあった。https://goo.gl/maps/tv9eakNek34ZLQXU6
今では生長の家の3代目がエコロジー志向になったので建物も塀も取り払われて開放的な森として一般にも開放されているが、一昔前は周囲の階段が「おばけ階段」と呼ばれるほど鬱蒼とした場所だった。
日本会議の中核メンバーも多くここに入寮しており実はこの寮は戦後の右翼運動の胎盤みたいな場所なんである。安倍政権で日本会議が急接近した事で政治にも影響を与えた。米議会は安倍政権と日本会議の関係を問題視していたのでこの寮の輩出者も分析把握されているかも知れない。
この敷地内には日本教文社という出版社もあってこれは生長の家の教祖谷口雅春の著書を出版して思想と教義を広める為に設立された出版社だ。しかしフロイトの『精神分析入門』や『夢判断』、ユングの選集などをいち早く出版するなど、実は学術分野でも存在感を示してきた社でもあった。
余談だが防衛庁(当時)の庁舎は2000年まで六本木にあり(現ミッドタウン)、更に60年代まで門が開いていたので近所の人は庁舎内の売店で買い物をしていたそうである。六本木、赤坂の物価より安い上に生長の家道場と防衛庁庁舎は目と鼻の先だったので鈴木も利用して安いパンツ等の購入に重宝していた。
ところがある日、左翼学生による防衛庁突入事件があり、それ以来門は閉められ部外者が売店を使用することは出来なくなった。
六本木交差点の先や青山まで行ってハイソ価格のパンツを買うしかなくなってしまった為に怒り沸騰、全共闘と衝突した際には「お前らのせいでパンツが安く買えなくなっただろ!」と叫んで相手を殴っていたとの事である。相手も何を言われているのか不明だったろう、と鈴木は述懐していた。まー、面白おかしく話を盛ったんだろうけど。
1970年に三島由紀夫の市谷駐屯地東部方面総監部占拠と割腹自殺事件が起きて世間を揺るがしたが、三島の介錯、つまり斬首をしたのが森田必勝。森田もまた割腹し介錯された。この森田必勝は鈴木の後輩で、思想的に鈴木の影響を強く受けていたという。
この為に鈴木は強く動揺、やがて右翼として生きる事を決意する事になる。やがて勤めていたサンケイ新聞も退職してしまう。(デモでの狼藉で解雇されたとの話)
鈴木はこの事をずっと気にしていて十字架を背負っているかの如くだったが、2000年頃になると「森田氏」と敬称を付けて呼ぶようになった。十字架を下したのかもしれない。
余談だが、小泉政権時代に男性か女性か判らんと評判になった井脇ノブ子という政治家が居たが、彼女は学生時代、右翼学生運動のマドンナで、ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』の様に数万の男塾みたいな学生の先頭に立ち、当時新右翼学生運動のプリンス的立場だった森田との交際の噂もあったとの事である。
1977年google:image:『おまえらがかわいいけんなぐるんや!』は井脇31歳の時の刊行だが表紙写真の井脇は暴力教師だかダチョウ倶楽部上島だか素人には見分けがつかない。
鈴木らは「新右翼」であり、これは全共闘などが含まれる新左翼に対抗する為に生まれ、政治権力に癒着した旧右翼らと違う軸を志向した。そもそも対抗する相手の新左翼自体が、日本共産党が暴力路線を放棄する事に反発して生まれたもので、要するに暴力vs.暴力。
最初から硬派なバンカラと軍国路線で、彼らが卒業して政治結社を結成するようになると国防色(カーキ)の街宣車を使うようになった。これが80年頃になると威圧感を与える黒塗り街宣車と旭日旗、日章旗、軍歌を流すというスタイルが定着した。
鈴木が代表を務める一水会も黒塗り街宣車で軍歌を流して通行人を威圧して居たが、やがて鈴木はこのスタイルは良くないと考え出す。こんなスタイルでは話を聞いてくれる人が居ない。
という事で今の機動隊バスのような爽やかなブルーに塗り直して大音量の軍歌も怒鳴り声も止めた。これは今で言うとテニスサークルヤクザとか好青年暴走族みたいな強烈なミスマッチである。(考えれば機動隊バスが国防色止めたのも同じ動機だ)
すると傍目には社会党などの街宣車に見えるから、すれ違う右翼街宣車に怒鳴られる事もあったそうである。「あー、てめえらふざけんじゃねえぞおいゴラ!」「あ、一水会さんでしたかどうもすいませんでした」って事が度々あったそうだ。
ただ、話を聞いて貰えないスタイルが流行したのは大人の事情もある。威圧感があって相手が震えあがるというのは、例えば企業相手の抗議に行くときは相手が折れてやり易い訳だ。
更に活動費というのは支持者の寄付と機関紙の購買費で稼ぐのだが、相手が折れた先に機関紙の購買も持ち掛ければ受諾されやすい。そこで心付けを渡してくる相手もいる。
するとシノギの手段としてヤクザが参入してくるようになる。民事介入暴力だ。ヤクザは元々旧右翼と不可分だったが、それが新右翼のスタイルを模倣して参入するわけ。威圧感を高める為に街宣車もカーキや灰色じゃなくて黒塗りの方がいいし、車格も小さいライトバン等より大型のワゴンやバスの方がいい。こういうのを警察用語で右翼標榜暴力団という。当時沢山いたヤクザが参入する事で「業界」のパイも大きくなった。
鈴木はこういう威圧じゃなくて議論や対話を好むスタイルだったので、敵のはずの新左翼側とも交流があり、新左翼出版社から自書を出版して居たりもした。それで「一般人の方も向いている面白右翼」という評判が高くなっていた。
そこで1985か86年に全共闘上がりの活動家と鈴木含む新右翼の大討論会というのを開催する事になった。司会はあの田原総一朗である。
この当時は全共闘とか学生運動というのは完全に過去のものになっていて嫌悪さえされていた。流行っていた思想はポストモダンで、モダンの内容も踏まえずに言葉の戯れを繰り出すのが流行していた。これは凄惨な内ゲバを繰り返して自滅したのに青臭い異議申し立てさえすればよいという立場で「議論」の場に居座っていた学生運動的なものに参加したくない、そうではないものが新しい価値ある態度なんだという、以前の政治的なものへの強い忌避、反感がベースにあった。あの田中康夫も事あるごとに全共闘残滓の異議申し立て的態度や代ゼミ講師的ノリをコキ下していた(湾岸戦争で日本が参戦を求められた事に衝撃を受け転向)。
そんな時代背景では政治議論なんてものはカビが生えた扱いで部外者には面白い訳がない。
そう思われていたのに、いざ討論会をやってみたら部外者にもかなりウケがいい。やってる方も面白い。
それでこれはいけるぞと踏んだ田原総一朗がテレ朝に持ち込んだ企画が朝生だったんである。
当時、エロ一本鎗だった深夜放送枠でフジTVが色々実験的な番組を放送し始め、その深夜枠のいい加減さも相俟って好事家的視聴者層にウケていた。そこにCNNの放送権をゲットして社会路線で行きたかったテレ朝が乗ったのだろう。
こういう経緯だから最初の頃の朝生は体制派vs.反体制派orリベラルという構図が鮮明だ。田原は最近「朝生は最早保守だ左翼だという時代ではないというのが朝生を始めた動機だ」みたいな事あちこちで言ってるんだが、この経緯を見ればこれが嘘って事は判るだろう。ボケちゃってるんじゃないの?討論なんてウケない時代に「激突全共闘と新右翼」討論会の成功で行けると踏んだのが朝生なのだから。
そしてこの討論会は鈴木の左右を超えた交流と議論好きの人格が無ければあり得ず、田原も来なかった筈なのだから、鈴木の存在が朝生を産んだと言って差し支えないんである。
こういう風に鈴木の活動と波及した社会現象は停滞して煙たがられていた政治議論を活性化した。すると全共闘上がりの人士らは元気になって「異議申し立てが必要だ」「もう一度騒いでもいいだろ」と言うようになった。これらを受けて刊行されたのが1994年の『全共闘白書』である。
この動きに対し、同世代の松原隆一郎が文藝春秋社の雑誌『諸君!』で批判を加える。更にこれを受けて諸君!誌では「うるさいばかりで無責任 上と下からぶっ叩け全共闘世代」という特集を組んで、その名の通りに上の世代と若手の執筆者が全共闘叩きをする記事を寄せた。
つまりはこれがネットで長年繰り返された団塊批判の始まりなのだ。この全共闘的振舞いへの批判から団塊Jr.世代(増田もそう)の日本を支配するオヤジ世代へのルサンチマンと甘えが被さり、「団塊世代」全体を叩くという風にスライドしてきたのである。そこでは例えばいい年になっても漫画を読んでるというスタイルを確立したのが団塊だ(劇画市場の成立)とか子供部屋が個室とか結婚は好きな相手とすれば良いしなくても良いという常識とか若者向け流行歌の市場とか個人のプライバシーとか時給制アルバイトとかが団塊世代がわがままをしたせいで出来たって事にも向き合わないで済んだ。
些か「風が吹けば桶屋が儲かる」的だが、鈴木の活動が無かったら全共闘上がりが活性化して『全共闘白書』が刊行されることも、それに対して下の世代が反発する事も無かったのである。そしてそれがネット民の甘えを吸収して団塊叩きに変化する事になったのだ。
最後に現在も統一教会との関係で取り沙汰される朝日新聞襲撃殺人事件の赤報隊に関して。
1990年代に新右翼を名乗る男の脅迫で柳美里のサイン会が中止されるという事件が起きた。鈴木はSPA!誌に連載を持っていてそれを批判したところその男が抗議してきた。その中で男が赤報隊の名を語った為、鈴木は「赤報隊とは面識がある、名前を騙ったお前を赤報隊は必ず殺すだろう」と伝え、懺悔の言葉を引き出す事に成功し、それを連載記事に書いた。
すると、直ぐに警察が何らかの容疑で令状を取り事務所を捜索して書類の類を皆押収してしまったのである。赤報隊の情報を得る為の別件事件だ。これに鈴木は怒って赤報隊の情報は二度と官憲に提供しないと書いてそれきりになってしまった。
結局赤報隊と鈴木の面識が脅迫犯へのブラフだったのか真実だったのかは不明なんである。
ヤクザの根絶やしを目的とする暴対法が施行される事になった時、任侠右翼とも付き合いがある野村秋介に鈴木はヤクザの人権を守れデモに参加しようと強く誘われたが、鈴木は「イヤですよヤクザなんて」と気乗りがしなかったが、野村は親分肌なので断れない。仕方なしに参加したら呉智英らに「アウトローの人権とは笑止」などと言われてしまった。