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はてなキーワード: 量子論とは

2020-02-21

ビッグバンセオリー

シェルドンレナード物理屋2人が主人公コメディドラマ

出てくる人物どいつもこいつもみんな物理屋。そしてみんな頭がおかしい。

主人公物理屋ということで画面のそこかしこに数式が登場するのだけれどもこれがずいぶん凝っています

以下6話まで視た感想です。

シェルドン研究テーマは何か?

QCD量子色力学)の漸近的自由性の証明です。2004年ノーベル物理学賞

(6話より)

ホワイトボードに書いてある数式は QCDベータ関数計算です。

彼女が数式を修正した後は β<0 になっています。これはQCDが漸近的自由性を持つ理論であることを意味しています。ちなみに部屋の左隅にある小さなホワイトボードにはQCD真空偏極による反遮蔽効果イメージ図が描かれていますこちらも漸近的自由性に関する図です。

この時代はいつなのか?

どうやらこの世界ではまだQCDの漸近的自由性が証明されていないようです。それではいったいいつ頃なのでしょうか?

何話か忘れましたが カビボ小林益川行列ホワイトボードに描かれている回がありました。時系列順に並べてみましょう:

どうやらシェルドンたちがいるのは1973年世界のようです。

史実によるともうすぐウィルチェック達が論文を出してしまうはずなのですが・・・

シェルドンは弦理論屋なのか?

公式ではシェルドンの専門はひも理論と書かれています

ひも理論一般の方向けの翻訳で、本来の訳は弦理論(げんりろん)です。 String Theory = 弦理論

ここでは混乱を避けるため単語を弦理論統一します。

さて、本題に入りましょう。シェルドンは弦理論屋なのでしょうか?

実は6話まで弦理論らしきものが出てきません。ずっと場の量子論計算しているのです。

しかもこの時代1973年です。この時代にいた弦理論屋とは何者なのでしょうか?

というのも、理論はもともとハドロン記述する模型として研究されていたものからです。現在のように弦理論が究極理論候補と考えられるようになったのは1984年第一ストリング革命以降の話です。時代背景を考えるとシェルドン南部後藤の弦でハドロン研究していると考えるとしっくりきます。彼がQCD研究する理由も、ボスハドロン8重項をホワイトボードに書いているのもこれで理解できます。彼の研究対象はハドロンなのです。

もっと直接的な証拠があります。第1話でこのような会話をしています: (https://www.youtube.com/watch?v=AF58gWwHOwY

レナード計算のつじつまをあわせるのに26次元でっちあげるような奴は・・」

シェルドンでっち上げではない!本当に26次元なんだ!」

26次元と言っています。これは面白いですね。もし現代の弦理論屋さんに「この世界は何次元ですか?」と聞くと10次元、もしくは11次元と帰ってくるのではないでしょうか。

現在の弦理論屋さんが研究しているのは超弦理論(10次元)やM理論11次元)、そしてシェルドン研究しているのは南部後藤の弦(26次元)なのです。

理解されない天才シェルドン

この時代において世界は26次元だと言い切るのはなかなかヤバい人ではないでしょうか。

先ほど書いたように弦理論が脚光をあびるようになったのは1984年以降です。

1973年は弦理論の暗黒期だったはずです。当時は弦理論は欠陥があると考えられていました。

米谷さんやシュワルツ重力子論文1974年であることを考えてもシェルドンはぶっ飛んでいるように思います

先ほど紹介したシーンでは「世界は26次元だ」と主張するシェルドンは頭がおかしいと思われているようです。一方で現代視聴者は、別に彼はおかしなことは言っていないことを知っているのです(26かはともかく)。この辺りの捻れが面白さを生んでいるように思います

南部10年早すぎた。

シェルドン10年早すぎた。

そしてシェルドンちょっとおかしかった。

シェルドン明日はどっちだ!?

頑張れシェルドン!早く論文さないとウィルチェック達に先越されちゃうぞ!

なんとも味わい深いコメディです。

2020-02-14

チョコレート概論

この世の構成物は解明されていないダークマターを除き全て原子還元説明できる。

これ故バレンタインチョコレートは最終的に原子であり、原子である以上我々と同一である

同一である以上バレンタインチョコレートにさほどの価値は生じない。

しろ量子論的な立場に立ってチョコレートをもらえた可能性ともらえない可能性を考えてみよう。

チョコレートをもらえた状態ON、もらえない状態をOFFと考えても、

量子の振る舞いにおいては両方の結論を同時に選択しているのであり、

したがって私はチョコレートをたくさん頂いていると結論することができる。

翻って膨張宇宙論採用するならばやがて宇宙は収縮して我々の地球もなくなるのであり、

いやそれ以前に太陽赤色矮星となり地球を飲み込むのであって、チョコレートの過多など取るに足らぬこである

取るに足らぬこである

2020-01-30

シュレディンガーの猫にキレるアニオタ

とあるアニメ続編が始まったけど今までのストーリー覚えてなくて、過去シリーズを見返そうと思った

それで海外違法サイトで観てたんだけど、ふとコメ欄見たら

「なにも分かってないくせに専門用語使っててマジクソ、腹立つ」

みたいなコメントあってびっくりした。

しか専門用語と言っても学校の退屈な授業の描写教師が「シュレーディンガーの猫」「量子論」みたいなワードを並べてそれっぽくしゃべってるだけ。ただのアニメで何をそんなに怒ることがあるんだろう

2020-01-01

テッド・チャン 息吹

テッド・チャン作品を初めて読んだのはもうだいぶ前になる。十数年前、おそらく大学生のころだ。自分は暇さえあれば本を読むといったタイプ人間で、そのころSFというジャンルにそこそこ興味がった。理系だったのもあって科学的な設定に興味をひかれたんだと思う。グレッグ・イーガンといった当時新しく出てきた作家に加え、アイザック・アシモフシリーズアーサー・C・クラークの「幼年期の終わり」、ジョージ・オーウェルの「1984」といった古典SFもすきだった。そんな中、ネット記事テッド・チャンという新人作家がいることを知った。まだ一冊しか本を出していないが、すこぶる評判がいいらしい。短編集ということで読みやすそうだとも思い、さっそくアマゾンで注文した。もうだいぶ前のことだし、大まかなストーリーも忘れてしまったが、確かにその本が面白かったことは心に残っていた。

時は変わって昨日、つまり2019年大晦日年末年始一人暮らしの自宅で過ごすことにしているのでありあまる時間があった。昔と違ってここしばらくは本をあまり読めないでいた。ネットサーフィンでとりとめもなく文字を追う行為読書の代わりになっていたのかもしれない。そんな中、テッド・チャンの第二作目「息吹」が最近発売されたことを知った。十数年たってようやく新作が出たことに驚いたが、過去作品にたいしていい印象を持っていたこともあり、Kindle版を購入してすぐに読み始めた。

前作と同様、「息吹」も短編集であり、9作品がおさめられている。ラフ感想をいうならどの作品面白かったが、順番的には本の最後位置する「不安自由めまい」について語りたい。量子論でいうところの観測による確率の揺らぎによる並行世界存在し、その並行世界自分と今いる自分とで会話ができる装置があるとしたらどうなるだろうか、という話だ。ただし、よくあるパラレルワールドものの話と違うのは、並行世界と今いる世界の差が限定されている点だ。「プリズム」という装置を介して並行世界通信できるのだが、「プリズム」を初めて起動した瞬間に世界分岐する。「プリズム」は最近普及してきたテクノロジーのため、長くても数年前に分岐した並行世界しか通信できない。量子的な効果ランダムノイズとして作用現実世界並行世界を異なるものにするが、数年間というのはノイズが大きな差異を生むにはあまりにも短く、基本的には細かなディテールが変わるのみとなる。では「プリズム」のご利益は何かというと、人は「プリズム」を介して過去自分決断を振り返ることができることだ。例えば、今後悔しているような決断過去に行っていたとしたら「プリズム」で並行世界を眺めてみるといい。もしその決断ノイズ的なもの、つまり一時の気の迷いで行ってしまったものなら並行世界自分はそのような決断はしておらず、したがって後悔もない可能性が高い。一方、その決断運命的なものだった場合、つまり自分ひとりの力では変えることができなかったことの場合並行世界でも同じように決断して同じように後悔しているか、あるいは違う決断をしたけれども結局は同じ結果に収束し、似たような後悔をしているかもしれない。

作品はこのコンセプトをもとに、アウトサイダー雰囲気もつプリズム販売員ナットプリズム中毒者の面倒をみるカウンセラーデイナの物語を描いている。ナットはもと薬物中毒者であり、恵まれない子供時代経験があった。現在は堅気の職についているが上司命令犯罪に近い行為に関わってしまう。その過程ナット自分が悪の道を運命づけられているのかと、悩みを持つようになる。一方デイナは誰からも信用を勝ち取るような立派な人で、充実した仕事生活を送っている。しかし、デイナにも後悔するような、トラウマチックな出来事があった。

最初二人の物語独立して進んでいくが、あるところで相互作用しはじめる。ネタバレを防ぐため詳細はぼやかすが、ナットはデイナに影響されて運命を乗り越えようとし、またナットはその決意としてデイナに贈り物をする。

自分は、その贈り物がとても意外なものだったので驚いたが、読み進めてその意味が分かった時、心を大きく揺さぶられて、泣いた。体が震えながら、涙が何滴も流れた。本の登場人物であることを忘れて、ナットとデイナに心から感情移入した。前に本を読んで泣いたのはいつだろう。下手したら10年も前かもしれない。

本当はもっと語りたいのだが、未消化のため今はこれ以上のことは言語化できない。このような読書体験ができたことに感謝し、感想文を終えたい。

2019-12-04

掛け算に順序は必要か?

順序を入れなければならない理由:

主張反論反論への反論反論反論への反論
内因性文章題で出てきた数字をただ順番に並べただけでも点が取れてしま方式では、本当に子供理解しているかが見えづらい。また、定められた手順で問題を解くことの練習にもなる。子供と話すなどの方法でも理解度は確かめられる。テストで掛け算の順序を間違えることではじめて子供理解できていないことに気づくとすれば、そのような教師無能であると言わざるを得ない。また、定められた手順で解くのではなく、自ら考えて問題を解けるようにするのが教育目的のはず掛け算の順序だけで理解を測るものでは当然ないが、理解を測りやすくする仕組みは当然必要教師エスパーではない。思考力は当然必要だが、手順通り問題を解く能力もそれはそれで必要理解度を測るための手段としては不十分であることが分かった。子供が自ら考えて出した式が、授業で教えた順序ではないからとバツされるのでは、思考力を削ぐことになりかねないその方法だけでは測れないと言っているだけで、不十分との決めつけは一方的。また、文章意味をよく考えて正しい順序を導くことは思考力アップにもつながる
重要文章を読み取って計算を行う力が重要であることは言うまでもない(反論なし)
解決順序を正しく書けていない子供を注意深く指導することで、文章を読み取れていない子供に対するケアができる。子供自身、順序を間違えないよう注意深く文章を読み、手順通りに問題を解くようになるそもそも掛け算が順序通りかどうかで理解度を測れると考えるのが乱暴。「単位があっている方が先」などとパターン化して覚えるだけなので無意味それでも、ただ出てきた順に数字を並べるよりは、よく文章を読めていることになる結局パターン化して問題を解くようでは、理解度を見るという目的には何ら寄与しない「何ら寄与しない」は言い過ぎ。ひとつひとつの試みを「効果が少ない」と言って切り捨てていては、何一つ有効な試みなど存在しないであろう

順序を入れてはいけない理由:

主張反論反論への反論反論反論への反論
発生過程本来自然数の掛け算には順序がないのに、嘘を教えているということになる。順序がないものをあると覚えてしまうことは問題だし、また、正しいはずの式を書いてもバツされてしまっては、子供モチベーションも下がりかねないまず、誤解があるので解いておくと、自然数の掛け算に順序があるのではなく、文章題を式にする過程で生み出される式に順序がある。その順序は教科書に書かれており、授業で教えている。モチベーションについては、順序を正しく書けるようになった子供を褒めるなどの方法で保つことはできる残念ながら、そのような認識をしておらず自然数の掛け算に順序があると考えている教師も多数いる。また、仮にそうであるとしても、文章題を式にする過程は一通りに定まったものではなく、生み出される式も、順序がどちらのもの存在するはずである。合っていても教科書通りでないと認められないというのか。また、掛け算に順序がないことを知っている子供バツを喰らって、「正しい順序」とされるものにすることで褒められたとしても、バカバカしいとしか思わないであろう。モチベーション低下は避けられない算数数学につながるものであるから定義を大切にするのは当然である数学であっても、定義から外れたもの証明なしに使うことはできないはず。賢い子供にこそ、それを理解してほしい文章題を式にする過程形式的アルゴリズムとしては与えられておらず、式にする手段は単なる一例であるはずである。それを「定義」と言い換えることでローカルルール押し付けるべきではない。賢い子供は、そのような嘘を簡単に見抜くであろう
深刻性嘘を教えること、モチベーションが下がることが問題であるのは言うまでもない嘘でないことは上に述べた通りであるが。あなたニュートン力学を教えている先生に「嘘を教えている。相対論量子論を教えろ」と迫るのだろうか? 教育上の過程として、より限定的ものから一般的ものへと広げていくことは何ら問題はない力学の例は極論である相対論量子論議論するよりもニュートン力学議論した方が有益問題は多数あるが、掛け算に順序があると考えた方が有益問題は一つでもあろうか? そもそも自然数の掛け算に順序がないことは、小学生でも知っているべきことであるニュートン力学は、単なる利便性のためだけでなく、教育的な意味もある。順を追って、少しずつ概念拡張して教えていく。それを「嘘」と呼ぶのは大袈裟。また、自然数の積に順序があると主張しているわけではなく「嘘」ではないことは上に述べた通り教科書記述を「定義」として扱うことへの疑問は上に述べた通り。順を追って最初は式には順番がある、と教えることの教育的な意味自体が怪しい場合には、単なる嘘である。それを見抜いた子供モチベーション低下は避けられない
固有性そもそも掛け算に順序を入れなければ、このような問題は起きないのは明らか(反論なし)

みんなもやってみてね

2019-11-17

anond:20191117170840

あっ詳しそうな人がいたからついでに聞いておこう

さいきんDeepの内部表現?に関する議論がアツいみたいだけど、あれやっぱり関数解析知識わりと必要だよね??

深層学習の数理

↑とかのあたり

Deepノードが離散的だったのを無限次元に持っていけば…っていうのはアイデアとしては妥当というか場の量子論とかもそういうやつだと思うけど

とりあえず見た感じHilbert空間とSobolev空間についての基本的定理知識あれば大丈夫そう?

2019-10-19

anond:20191019001508

ワザとツッコミ待ちしてんのか…

そもそも非平衡熱力学統計力学が未解決問題だらけな時点で何個とか決まらんし

それに何でシュレーディンガー方程式からスタートすんだよ場の量子論がより一般的な話なんだから向きが逆だろ

ていうかよく見たら力学おかしい、ラグランジアン存在変分原理のほうが本質的なんだからやっぱり向きが逆だろ

2019-10-06

anond:20191006003952

エントロピーみたいなマクロ系での話(熱力学)と1個ごとの原子核での反応(場の量子論)じゃ適用できる時空間スケール違いすぎるだろ、プランク定数の大きさも知らんのかそれともお前は野球ボールまで量子力学に従う世界からきたんか?

2019-04-08

なんでもかんでもシュレディンガーっていうな ​

ツイッターでもはてなでもそこかしこで、中身のわからない箱があればなんでもかんでもシュレディンガーって言いやがって

放射性物質量子論的要素もないくせに、いっちょ前にシュレディンガーぶりやがって

50%生存と50%死亡の猫が重なっているなんてふざけた状態存在しないことを背理法的に証明するための例え話なのに、なんでもかんでもシュレディンガーって言いやがってよぉ~~~お前らよぉ~~~~~

2019-02-11

anond:20180830212442

量子論に興味ない人がいるなんて信じられない。

この俺たちが生きている世界基本法則だぜ。

それを知らないでどうやって生きていけるっていうんだ!

2018-11-03

anond:20181103070535

増田の夫はその認識説明すると量子論的考え方を好む話者だと思う

厳密な論理人間からすると、この考え方は非論理的に見えると思うが、

反例が見つからない限りは「反例が見つからないこと」を根拠説明することは

一般的論理的に考える人とみてもいいのではないか

anond:20181102161235

ブクマなどでも既に言われてるんだけど(ついでに元増田の話の趣旨からもズレてしまうんだけど)この夫みたいな人って大して論理的でもなければ科学的でもないよね。

こういう手合いは“理由は分からないけど現にそうなってるからそう認知するしかない”という量子論みたいな考え方をどう解釈するのか。「量子論は既に色んな人に認められてて実績も権威もあるから認める」とでも言うのかな。その態度は全く論理的じゃあないのだが。

2018-10-10

物理科 素粒子分野の業績事情

人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き

こちらの記事賛同したので続いてみます

かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せになりますよね。パーマネントや学振採用とか。

はじめに

素粒子分野は大きく分けて

に分かれています。これらの間には超えられない壁がありまして全てをまとめるのはちょっと難しいのですがなんとか書いてみます

間違いを見つけたら教えてください。

論文事情

素粒子論文は全て英語で書かれます国内雑誌としてはPTEP(旧PTP)がありますこちらも英文です。当然どれも査読があります

業績リスト論文査読なし)には国際会議研究会の proceeding を載せたりします。

素粒子分野には論文投稿前に arXiv に載せる慣習があります

これは投稿前に業界の人たちに意見をもらい論文修正するためです。accept 後に査読済みの論文差し替えます

arXiv に載っているのは基本的投稿前/査読中/査読済み の論文及び国際会議の proceeding です。

素粒子査読をしないというのは誤解です。

論文雑誌とIF

特に素晴らしい研究Physical Review Letters (Phys. Rev. Lett) に投稿されます。IF8.839 です。

Nature や Science に投稿することはまずありません。

IFの基準業界によりかなり異なるでしょう。

おそらくは  [ 業界の人数 ] x [ 1年間に発表する論文数 ] に依存するはずです。まあ人数の少ない分野は引用数も少なくなるでしょうね。

同じ素粒子業界でもその専門ごとにかなり違うはずですが、とりあえず Inspires によると以下のように分類されています

# of citations
Renowned papers 500+
Famous papers 250-499
Very well-known papers 100-249
Well-known papers 50-99
Known papers 10-49
Less known papers 1-9
Unknown papers 0

自分確認したい人は Inspires で fin a s Masukawa などと打ってみてください。

業界事情

素粒子実験論文を出せない

素粒子実験特にエネルギー方面ではなかなか論文が出せないことがあります

理由簡単実験計画から結果が出るまで多数の歳月がかかるからです。

例えばLHC計画からヒッグス発見まで20年弱かかりました。論文の著者数は5000人を超えました。

このような事情なので「博士課程単位取得満期退学後に研究を続けて論文を出すと同時に博士を得る」というような方がたまにいらっしゃいます

博士号をもっていない素粒子実験の人に出会っても決してバカにしてはいけません。

彼らは博士号取得と同時にノーベル賞を得る人たちなのです。

素粒子理論学生論文を出せない

素粒子理論研究に入る前の勉強量が膨大です。

まず 場の量子論超対称性理論群論リー代数 あたりは三分野共通勉強すると思います

加えてそれぞれの分野の専門的教科書、例えば弦理論なら String Theory (Polchinski) 格子なら Lattice Gauge Theories (Rothe) など。

分野によっては位相幾何学微分幾何学勉強しなければなりません。共形場理論もですね。

この辺りでようやく基礎ができてきましてこのあと30年分くらいの論文を読みます

研究に入るまでの勉強時間がかかるので修論レビューになることが多いです。

当然学振は出せない・・はずだったのですが最近どうも事情が変わってきたようです。

学生の方が学振(DC1)に固執して勉強も途中に研究を始めてしまう、勉強途中のM1研究できることなんてたかが知れているので

必然的にあまり重要ではない研究に貴重な時間を費やしてしまう、というような話をぼちぼち聞くようになりました。

学振についての考え方は人によるとは思うのですが、ちょっと危うい傾向だなと私は思うことがあります

そこでちょっとお願いなのですが

学振研究者の登竜門!取れなかったらやめよう!」などとblogに書いて煽るのをやめていただけないでしょうか?

いや書いてもいいのですが主語を書いてください。「情報系では」「生物では」とかね。

理論博士号を取れない

博士号は足の裏のご飯粒」と言われて久しいですが、弦理論では博士号を取るのはまだまだ難しいと思います

まあとったところで「足の裏のご飯粒」なんですけれどもね・・・

追記

放置していてすみませんまさか今頃上がるとは思っていませんでした。

いただいた重要コメントこちらにも転載しておきます

new3 言いたいことはわかるけど、普通は「ヒッグス発見」を博論テーマにせずもうちょっと控え目な研究に留めるものでは?日本でもJ-PARCからSuper-Kにニュートリノ撃てるんだし10年に1本はさすがに少ないと思う。

どうもありがとうございます文章を少し修正いたしました。他にも間違ったところがありましたら教えてください。

niaoz 懐かしい。補足するとストリングやるなら一般相対論ベース重力理論必要/場の理論は確かに簡単じゃないけど楽しい量子力学特殊相対論(電磁気学含む)を修めたらやってみるとよいです。



kirarichang 学振出せないと思われるのは,(学振の)制度不備だよなぁ.

monopole 素粒子理論分野では修士論文書きにくいけどDC1の枠はあるので、採用者は実績によらずほぼランダムだったり有名研究室に偏ったりする。まあ論文なしでも通る可能性あるから学振気合い入れて書け

えっ!!論文なしでも通ることあるのですか!

Ho-oTo 今時の素粒子理論院生DC1用に1本は書いてるイメージが強い。

最近は大変ですよね。指導している方もすごいと思います

kowa 素粒子系は知性の墓場だと感じてる。優秀な人材があまりに何もできなくて、消えている。魅力はわかるが、1/5000のcontributionだかでいいのだろうか

猫も杓子も素粒子目指しすぎですよね。宇宙論も。

2018-09-30

anond:20180930213831

乱入増田のうちの1人です。

ぶっちゃけリプライリーをひたすら掻き回せばいいというだけの動機でやってたので、あまり文脈に沿った煽り方ができてなかったかな、という反省があります

陣営に交互になりすましつつ煽りポストしてたので、意識の切り替えが上手くできていなかったところも今後に改善余地あるかな、と思いました。

乱入して荒らすだけでも、やはりある程度はリプライリー読んだほうが効果的に荒らせそうですね、ただこんなゴミクズもの糞みたいなやりとりにそこまで労力を投入するか?と言われるとちょっと微妙ですが…

ともあれ、僅かな間ながら「脳科学量子論について雑談できる?」などの迷言を引き出すなどの成果が得られたので本日は楽しめました。どうもありがとうございました。

anond:20180930212444

横だが

脳科学量子論雑談出来る?

これなんか厨二病ラノベに登場する主人公っぽくてわろた

2018-09-16

anond:20180916092336

>精神から物質派生する

いや、それは量子論曲解……とまではいわんにせよ、明確に非主流派立場だろ。なにか別の物質から物質派生してるんだろうさ。

観測問題がコジれると、精神根本みたいな話が出てきちゃうのかね?

2018-09-12

anond:20180912221803 anond:20180912221504

量子論絡めてオカルトに頼む

なお、実際の体の運動と脳の処理との間のプロセスを遅らせると

得体の知れない存在を感じる』という有名な実験はあるな

ただそれを幽霊とするのは乱暴だと思う

反射を幽霊とするなら魚も動物幽霊(得体の知れない何か)を感じてることになる

あれ?でもゾウは葬式するらしいから感じてるのかな?

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