熱ってのは分子の運動であって、温度計で測るあれは近似でしかない、だから、脳が熱を感知するのは創発現象と言っていい。つまり熱いとか冷たいというものが存在するという前提で生物を語っても、何の支障もない。
同様に、時空は離散だが、人間のレベルでマクロスケール化すれば、連続として近似しても計算上ほぼズレはない。だから時空の連続性も創発現象。
さて、自由意志についても、マクロスケールで見れば、自由意志が存在するという前提(近似)の立場に立っても、不都合は生じないはずである。
つまり自由意志という創発現象をミクロスケールから決定論的に見ようとするからおかしい。それは、生きていく上で時空が飛び飛びになっていることを知覚せよと言うぐらい荒唐無稽。
この考察は、創発現象と物理学の関係について興味深い視点を提供しています。以下に、ご提示いただいた考えを分析し、関連する科学的知見と哲学的観点を交えて議論します。 熱と...