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2024-02-18

スクールカウンセラー雇い止め問題について

筆者は臨床心理士公認心理師心理士/師 と記します)の資格を有し,会計年度任用職員であるスクールカウンセラーとして働いていた時期があるが,現在はある行政機関で働いている。

この日記に記すような考えを持っていることは,名前を添えて発信することはとてもできないので,初めて匿名ダイアリーをお借りします。

行政観点は持つものの,あくま行政を専門とするわけではないので,誤りについてはご容赦ください。

1 用語説明事実記述

(1)スクールカウンセラーについて

   スクールカウンセラーは,「会計年度任用職員」として都道府県及び政令指定都市に任用され,小中・高等学校特別支援学校教育センターにおいて,

  児童生徒の相談に応じるほか,教員保護者への助言,研修等を行い,もって,児童生徒の支援にあたる。

   令和2年3月以前は,特別職非常勤職員として「スクールカウンセラー委嘱」されていたが,同年3月以降は,「会計年度任用職員採用」されることとなった。

   財源は「いじめ対策不登校支援総合推進事業スクールカウンセラー活用事業及びスクールソーシャルワーカー活用事業)」による国の補助が1/3,

  都道府県及び政令指定都市が2/3を負担する。文部科学省による令和6年度要求要望額は90億円。

  参考:tps://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1328010.htm(スクールカウンセラー活用事業)

     tps://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/2190fb02-e55a-4041-a510-f98183ca6a8b/ae2f9d28/20230908_councils_ijime-kaigi_dai1_03_1.pdf

      (いじめ防止対策に係る取り組み状況及び令和6年度概算要求について)

(2)会計年度任用職員

   会計年度任用職員は,令和2年4月に施行された「地方公務員法及び地方自治体の一部を改正する法律平成29年法律第29条)」により導入され,

  地方公務員法第22条の二によって任用される非常勤職員である

   基本的な考え方として,会計年度任用職員としての任期終了後,再度同じ職に「任用」される(「再度の任用」という)ことはあるが,これは「更新」とか「任期の延長」,「同一の職に再度任用」

  されるのではなく,「あくまで新たな職に改めて採用された」と整理されるべきもの

   なお,事務処理マニュアル及びQアンドAにおいては,繰り返し同一の者を任用することは長期的計画的人材育成への影響等の理由から留意必要と示されているほか,

  国としては,公募によらない再度の任用は可能であるもの平等取扱いの原則及び成績主義を踏まえ,公募によらない再度の任用は連続2回までとするよう努めていることが示されている。

   これらの文言をうけて,スクールカウンセラーについては,例えば,「公募によらない再度の任用は4回まで」と回数を定める自治体が多く認められる。

  参考:tps://www.soumu.go.jp/main_content/000853430.pdf会計年度任用職員制度の導入等に向けた事務処理マニュアル

(3)雇い止め

   『「雇い止め」(更新拒絶)とは、有期雇用契約において、雇用期間更新せずに契約を終了させること』(東京弁護士会HPより引用

   なお,今回の問題について「解雇」と記す記事があるが,「再度の任用」をしないことは「解雇」には当たらないので,誤りである

  引用tps://www.toben.or.jp/bengoshi/soudan/work/yatoidome.html

2 スクールカウンセラー雇い止め事実記述

  東京都会計年度任用職員であるスクールカウンセラーが,4回の「(公募によらない)再度の任用」を終える令和6年度に向け,公募による募集に応募したところ

 不採用となる者が相次ぎ,問題となっているもの

  鈴木都議によるXへのポストによれば,「今回契約延長を求めた1100人の現役のスクールカウンセラーのうち、およそ15%程度が不合格となった」とのこと。

 参考:tps://www.tokyo-np.co.jp/article/307027(東京新聞

    tps://www.jcp-tokyo.net/2024/0212/90022(東京民報

    tps://twitter.com/Retsu_SUZUKI/status/1757670551433453730(鈴木都議によるポスト

3 問題の整理(個人的意見

(1)スクールカウンセラー雇い止め問題について

   次の点から,今回多くのスクールカウンセラーが再度任用されないことは,何ら問題なく,むしろよいことだと思う。

  ア スクールカウンセラーが再度任用されないこと(雇い止め)は,法律にそった対応であることから,何ら問題ではない。

  イ スクールカウンセラーの入れ替わりが促進されることから資格取得後間もない若手にも活躍の場が与えられ,心理士/師にとってもよいことである

  ウ 今回の問題を機にスクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないことがよく理解されれば,常勤採用につながるきっかけとなる。

(2)社会に訴える論点のズレについて

  ア 再度任用されないことは問題であるという論調記事等では,例えば次の理由(というかご意見)が挙げられていますが,再度任用されないことを問題とする根拠とは言えない。

    (tps://www.tokyo-np.co.jp/article/307027 より)

    ・雇用継続されたが,いつ自分も切られるか不安 ➡︎ 多くの労働者は同じ不安を抱えて生活しているので,不安であるというだけで,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

                             (実際にそのとおりかどうかは疑問が残るが,不安の中では相談において十分な能力を発揮できないかスクールカウンセラー

                              会計年度任用職員にそぐわない,という主張は可能かも。)

    ・駒のように人を代えられるのは納得がいかない ➡︎ 職員の入れ替えがあるのは教員も同じであるので,再度任用する根拠理由にはなり得ない。駒のように,というのは受け止め方の問題である

    ・児童生徒,保護者来年度の不在を伝えることが大変気が重い ➡︎ 教員も異動等で変わることがあるものであり,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

                                    (別れもまた成長の機会であるのだから児童生徒の成長につながるように交代の話をしてほしい,と言われそうな印象。)

    ・これまでの経験や成果が全く考慮されず,残念 ➡︎ さらなる活躍が期待できる人の応募があればそちらを採用するものであるから,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

    ・評価がAであるにもかかわらず補充任用でした ➡︎ 現場評価面接での評価が一致しないこともあるのだから,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

    ・現場評価無視した採用になっている ➡︎ 同上

    ・向き合っているのは人の生死。現任者を切るやり方は,児童生徒に不利益を与える ➡︎ 現任者の交代によりどのような不利益が生じるのか明らかでないので,再度任用する根拠理由にはなり得ない。

                                             (この意見の伝え方は,必要以上にエモーショナルで,一般的には受け入れられにくいだろう)

     (不安定な状態継続的な相談に応じている中で交代することにより相談一時的な停滞が想定される,という主張であれば,もとよりスクールカウンセラー相談長期間継続を想定しておらず,

      継続相談を要する場合は,その判断があった時点で近傍医療機関へ紹介されているべき,という反論がありうると思います。)

  イ そもそも,この問題は,再度任用されないことは問題なのではなく(問題として扱えないレベル),スクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないことにあると思います

   そのあたりの整理ができないまま,再度任用されないという個人的不利益について児童生徒を持ち出して訴えるので,話がややこしくなり,また理解されづらくなっていると思います

(3)今後の方向性について

  ア 上に記したとおり,スクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないことが問題なのであり,スクールカウンセラー自治体教育委員会の職員とする等,他のあり方へつなげることが,

   そもそもの狙いになるのではないでしょうか。

    そのためには,東京都総務省に対し再度任用されないことを問題として訴えても話にならないのであって,主管である文部科学省との間でスクールカウンセラー会計年度任用職員にそぐわないこと

   について話をしていかなければいけません。

    ただし,この時,ではどういう採用をしてほしいのか(立場は?人数は?財源は?)という案まで考えた上で伝えていかなければいけません。

   一緒に問題解決するという立場で,むしろ自分自分問題解決するという姿勢で,行政に働きかけていかなければいけませんし,できることならば政治問題として取り上げて行く方が望ましいです。

  イ そのように,行政に働きかけ政治問題としていくためには,職能団体としてしっかりまとまらないといけません。

    (案のまともさは前提として)この案は全スクールカウンセラーの総意です,というものをもって行政に働きかけていけるよう,皆んなで先生応援しますのでよろしくお願いしますと

   頭揃えができるように,職能団体としてまとまりを持つ必要があります

  ウ さらに,このような働きかけをしていくとしたら,また,ニュースにあるような声を上げるということ自体が,他の会計年度任用職員存在おざなりにしていることを自覚しなければいけないと思います

    事務処理マニュアルにおいては,スクールカウンセラー以外にも,保育士看護師掃除作業員医療ケアのために置かれる看護師言語聴覚士作業療法士理学療法士スクールサポーター

   様々な人が会計年度任用職員に該当することが記されています

    多くの人が,スクールカウンセラーよりも安い賃金で,同じ不安を抱えながら生活していることを理解し,会計年度任用職員制度のもののあり方を問うて行くことが必要だと思います

   そういった俯瞰的視点を持たず,スクールカウンセラー雇用についてだけ声を上げるというのは,社会的な支持を得にくく,何も成果をもたらさないと思います

    個人的には,そういう視点が持てなければ(持てていないから),スクールカウンセラー会計年度任用職員まりなのだと思います

(4)自分たちの総括について

  ア スクールカウンセラー専門性外部性である,という意見をよく聞きます。外部の立場からこそ,客観的アセスメントができるものである,等の意見です。

    果たしてそうでしょうか。ここで議論することではないので何も触れませんが,外部性を訴える以上,会計年度任用職員以上の常勤職には,外部性と相反することから,なれないでしょう。

    そもそもどうして外部性というアピールが生まれたのでしょうか。本当に,非常勤でなければ客観的アセスメントができないのでしょうか。常勤職につけない正当化であった可能性はないでしょうか。

  イ 公認心理師ができても常勤職は少なく,会計年度任用職員という非常勤ポストすら奪い合いの状況です。

    学会を見ても,多くの理事先生方はとうに65歳を過ぎておられ,若手に席が回ってきません。

    ベテラン先生退職しても開業されますので,開業カウンセリング市場も奪い合いです。みんなが食べられる状況ではないことは明らかです。

    大学院生はどんどん修了し,供給けが進みます大学院での学びを活かし,心理士/師として働くよりも条件が良い仕事,働きがいのある職場はたくさんありますよ。

  ウ スクールカウンセラー全員が学校に歓迎されているわけではありません。ニュースになった事件もありました。

   予算執行調査でも,「SC等の資質向上は最重要事項」と言われています

   これは,若いスクールカウンセラー資質向上という意味ではありません。ベテランスクールカウンセラーでも,何も言われなくても,イマイチと思われていることもあるのです。

    また,税金を投入する以上,本当に効果があるのか,どの程度の効果があるのか,という問いからは逃れられません。

    曖昧模糊な言葉で訴えるだけでは,カウンセリング重要性を理解してもらえません。予算レベルでは,文科の担当者の方が頑張って財務省と話をして予算をとってくれるわけですが,

   自分たち自身も,日頃,スクールカウンセラーカウンセリングによってどういう効果があるのかを,専門家でない人でもわかるように説明できるようにならないといけないと思います

   とにかく大切だとか,命に関わることだとか,そういう説明では,その場はそうですよねと言ってもらえますが,実は理解を得られません。

   また,言葉で訴えるだけではなく,定量的指標効果を示せることが必要です。

    我々は,こういった努力を惜しんできていると思います

   参考:tps://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/budget_execution_audit/fy2021/sy0309/11.pdf(総括調査票)

  エ スクールカウンセラー心理士/師も,社会で働いています

    そのため,組織に関する行政は,ある程度理解する必要があると思います今日リンクを貼った文科のHP等は最たるものですが,見ているスクールカウンセラーはあまりおられないでしょう。

   社会の中での位置付けを抜きにして,児童生徒とスクールカウンセラーとの関係はあり得ませんので,ある程度行政での位置付け,行政での扱われ方も理解した方がいいと思います

    カウンセラー社会性がないとよく言われます個人カウンセリングだけではなく,社会にも目を向ける必要があると思います

4 最後

  スクールカウンセラーは,楽しかったですし,良い仕事だと思います。今の心理士/師としての仕事も,楽しくやっています

  ただ,心理士/師には難しい人も多く,これから国民にとってアクセスやす存在になるにつれ,問題も表面化していくと思います

  これからどうなるのでしょうか。明るい業界であってほしいと思いますが,明るい業界を作り出せるかどうかは自分たちにかかっている中で,地に足のついた議論は乏しいようにも思います

  この日記が,心理士/師業界の発展につながり,ひいては国民福祉健康につながる一助となればとても嬉しいです。

  ありがとうございました。

2024-02-17

商業施設栄枯盛衰

イトーヨーカドーイオンも閑散度は似たようなもんだ、というブッコメに★が多く集まっていて(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/735015)、それを書いた人がどの立場でそう感じているのかは分からないのだが、それはとても正しい。ロードサイドだって平日はガラガラだというブッコメもあり、それもとても正しい。ただまぁ一方で平日は都心ファッションビルデパートだって閑散としてるし休日駐車場の入庫行列するようなショッピングセンターだって閑古鳥なので、そこの時間帯を比較することには、本件を読み解くためにはあんまり意味はない(このご時世に小売って厳しいよなーという文脈なら検討に値する視座ではある)。

まぁ、今のところはイトーヨーカドーが劣勢でイオン好調であるGMS世界というか小売業は本当に栄枯盛衰の移り変わりが速い業界で、イオンがいつまで好調を維持しているかも分からない。分からないが、これまでのところはイトーヨーカドーが降り、イオンが勝ち残っている。ヨーカドーが降りざるを得なくなった理由はいくつかあるが、それは客足以外のところにある。

「賃借」か「自己開発」か

イトーヨーカドー駅前店舗は、多くが賃借ビルの一棟貸テナントである。これはイトーヨーカドーが飛ぶ鳥を落とす勢いだった頃には効率経営が高い(BS圧縮したまま事業拡大できる)として称賛されていた。少し話はずれるが、イトーヨーカドー地元商店街対立図式は、単なる客のパイ争い以上に「駅前再開発」に絡むものから、要するに再開発の線引きエリア外の商店主が怒っていたという側面もないこともない。

話を戻して。ただし賃借方式だと賃料を支払い続ける必要があるため、薄利な小売店にとっては経営のかじ取りが難しい。イトーヨーカドードミナント出店(回りをイトーヨーカドーだらけにして、低価格の目玉商品を大量投入して周囲の競合を脱落させる手法)が上手だったと言われているが、それは当該の前項記事にもある通りhttps://toyokeizai.net/articles/-/734323?page=2昭和時代ダイエーとの比較においてであり、駅前地域旗艦店GMSを置き周囲にSMを置くという手法は、次項に説明するが、消費者の買い物行動の変化に伴う商圏の変化に付いていけなくなっていたのだろう。ドミナントの難しいところは、囲い込んで他に選択肢を無くさせる過程の「手段」において安売りキャンペーンを続ける必要があるところで、そこも賃借だと館全体の利益を圧迫することになるというリスクもある。

また、イトーヨーカドーGMSであることをアイデンティティにしてきたためか自社のPB衣料品ライン損切りがかなり遅れたのだが、アイデンティティへの固執に加えて、もともと店舗が賃借であるためテナントを入れると自前で仕入れ商品販売や自社PB商品を売るよりも利ザヤが小さくなってしまうのがその理由だと推測できる。PB衣料品昭和の頃は「衣料品は腐らないから賢い」と称賛する人もいたんだけどね…。

一方でイオンは(買収や方針転換もあるので全てではないが)多くの施設が賃借ではなく自社開発だ。拡大戦略の初手から自分土地調達自分建物も建てる戦略発祥地方都市からということもあり「田舎の安い土地二束三文で借り(または買い)自前で建物を建て、広大な駐車場を持つ巨大スーパーGMSというよりも巨大スーパー)をあちこちに作っていった。

自前開発なので建物を建てたコストが償還できればその館の運営はかなり安定的に行えるようになる。またちょっと話はずれるが、イオンGMS店舗イオンモールも建物の作りはかなり安普請というかお金をかけない割り切った作り方をしていて、SCの競合であるららぽーとはもちろんゆめタウンよりも安普請。清掃などの館のマネジメントお金をかけていない(全てのイオンモールがこの限りではなく都市部店舗などはもう少しハイグレードになっているが)。この割り切りが、ある意味イオン現在までの堅調さを支えていると思う。

このイトーヨーカドーは賃借店舗が多かった、というのが、まぁ10年以上苦境が続いている最大かつほぼ唯一の理由じゃないかと思う。そして一つ歯車が狂うと、どんどんうまく行かなくなっていく、経営って本当に難しいな。

商圏の変化への対応

住宅郊外化が進んだことで商圏(客がどのぐらいの範囲から来るかの推測で店の形態ごとに違う)が変化した。スーパーマーケットの商圏が拡大する。毎日の買い物に車を使う人が増えて、駅前出店を中心にドミナント出店をキメてきたイトーヨーカドー駐車場の確保に苦慮することになる。イオンはハナから広大な駐車場が付いている。スーパーマーケットの商圏が拡大すると、駅を中心にした半径に「ドミナント城」を構えていようがあまり意味がなくなってくる。

そのタイミングイオングループは巨大スーパーの次の拡大策としてショッピングセンター開発を本格化する。イオン建物を自前で建てているのでテナントを入れたらまるっと賃料が入ってくる。ヨーカドーが賃借部分をまた貸しするのと比べると旨味が大きい賃料収入になる。要するにイオンモールは実は半分不動産事業デベロッパーである一般的デベロッパーが作るSCにはコアテナント・キラーコンテンツとしてスーパーマーケットを誘致するのが常なのだが、イオン自分がコアテナントであるのが最大の強み。

このビジネスモデルイオンは全国の「ここに商業施設は建つのか」という郊外ロードサイドバンバン巨大なイオンモールを作っていく。同時期にSC競合である三井ゆめタウンバンバンSCの出店拡大を行っていった。これで「家族日常の買い物」という消費行動における商圏が変化する。まずは商圏がいったん拡大(毎日の買い物でも車で30分のSCに)、そしてSCの出店が増えることで「道路網に沿うように」商圏が縮小(もう少し近いSCができたね)という順番で商圏が車前提に変化していった。ここでチェックメイト感は正直あったと思う。他デベロッパーのコアテナントでイトーヨーカドーが入ることはもちろんあっただろうがやはり賃借モデルなので利益は(イオンと比べて相対的に)小さくなってしまう。

イオンさらドミナント戦略も巧みで、多様な店舗ラインナップを作ることで出店用地を比較的選ばずに囲い込みができるようになっていたのもデカい。巨大SC、巨大SM、安売スーパー、小型店、コンビニなど、他の小売店の買収も効率的に使った出店戦略が巧みだった。イトーヨーカドーが、買収したSMチェーンを集約化する(「鳩のマーク」に変えさせるのが象徴的)のと逆に、ラインナップ自体を増やす方向に舵を切ったのが成功の要因だろう。敵がどこに出店しても、何らかのカードを切ることができる体制を作った強さ。イオンは買収したチェーンのブランドをしばらくそのまま使っていたりが全然平気なのだが、買収された店舗じわじわと数年かけてイオンに変貌する。怖いね笑。

商売うまいといえばイオン食品PBトップバリュ複数ラインアップを出しているがこれも恐らく同様の「多様志向」を捉えた戦略で、セブンアイおよびセブンアイプレミアムでやってきたイトーヨーカドーとの経営方針の違いが出ていると思う。ネット民に不評な「黄色トップバリュ」だが(美味しくないよね笑)価格訴求に全振りする商売上手ぶりは、要するに下請企業との関係を保ちながら「安いものが買いたい」客を掴めるし、グリーンアイという単なるグレード分けではないような見せ方がうまい消費者をよく見てるよなぁと感心する。会社として戦略的柔軟さがある(というかイトーヨーカドーが柔軟さがなさすぎるというか)


消費嗜好の変化、その他いろいろ

これは私見だが、「車で肉や野菜を買いに行く」ライフスタイルが定着した理由には、日本人共働き化も大きいと思っている。あなたも私もそうだが、働いている人たちは平日に買い物ができないからだ。休日デカスーパーに色々なものをまとめ買いする、という行動様式自体米国SCを生み出した国でもある)などを中心にすでに存在していたライフスタイルだが、これが日本に定着したことで、自転車で買い物に行ってる場合じゃねえ!という感じになる。一週間分の買い物は重い。保育園学童から子供を連れて帰る足で出来る買物はたかが知れている。

当該のブコメにもあったが、イトーヨーカドーがかつて誇っていた衣料品ニーズは、ユニクロなどのカテゴリーキラーが現れたことで魅力がなくなってしまってたがそれに気づけないままたぶん10年以上ぼんやりしてたと思う。IYGはぼんやりついでにそごう西武を買収して案の定うまく行ってなかった。よりによってそれを買うのか笑、という感じは正直あったけど、駅前旗艦店が華やかだったころの夢を組織が忘れられなかったのか。一方でカテゴリーキラー業界は活況を呈して、駅前にはヨドバシカメラが続々と出店していっている。栄枯盛衰…。

実はネットスーパーイトーヨーカドーの方が先んじて頑張っていた。頑張っていたが、どうも、生鮮品の配送は本当に儲けが出なかったらしい。また足元ではそもそも店員がいない」問題が起きていて配送している余裕がなくなっているという話もちらほら。

生鮮品の配送については巨大な「生協」という存在がいる。実は生協も、いくつかの狂信的ナチュラル生協以外は生鮮品の扱い量はそれほどは多くはないらしいのだが、卵や牛乳などを定期配送してくれて安全基準も高い生協の生鮮宅配が一強で、他の小売はどこも大苦戦しているよう。イオングリーンビーンズという宅配サービスを始めたが、さてどうなるかとワクワクドキドである

2024-02-06

ワクチンツイート分析における「ワクチン賛成派」とは誰か

解答

まとめ(および私見)

人はなぜワクチン反対派になるのか ―コロナ禍におけるワクチンツイート分析

https://www.t.u-tokyo.ac.jp/press/pr2024-02-05-001

研究の内容〉

研究はまず、2021年1月から12月までに収集された「ワクチン」を含む約1億件のツイート収集し、機械学習を用いて「ワクチン賛成ツイート」「ワクチン政策批判ツイート」「ワクチン反対ツイート」の3クラスタ抽出した。次に、「ワクチン反対ツイート」を多くつぶやいたりリツイートしているアカウント特定し、「ワクチン反対ツイート拡散アカウント」として定義した。そして、「ワクチン反対ツイート拡散アカウント」を多くフォローしているユーザを「ワクチン反対派」として定義した。

分析は主に3つの視点から行われた。第1に、ワクチン賛成派と反対派を比較し、反対派の特徴を明らかにした。

ちょっと待て「ワクチン賛成派」って何?

上記プレスリリースの中で「賛成」というワードは4回しか使われておらず、そのいずれにも「賛成派」の定義を示す文というもの存在しない。

幸いにも元論文がPublicで公開されているため、主にMethod項を見てまとめていきたい。

分類方法

1. 「ワクチン」「vaccine」を含む日本語ツイート98,805,971個を取得する。

2. うち2RT以上のツイートのみを検証する。

3. ツイートクラスタリングを行い、20種のクラスターが作成される。

4. 上位3つ(検証ツイートの99%・リツイートの98%を占める)のクラスター(「ワクチン賛成ツイート;pro-vaccine tweets」「ワクチン政策批判ツイート;opposition to the government’s vaccine policy」「ワクチン反対ツイート;anti-vaccine tweets」)を検討する。

5. 上記3クラスターのツイートを行ったアカウントRTしたアカウントを集計する(「ワクチン賛成ツイート拡散アカウント:1,382,065」「政府批判拡散アカウント:248,699」「ワクチン反対ツイート拡散アカウント:196,936」)。

6. 上記3種のアカウントからそれぞれ50,000アカウントずつ無作為抽出し、フォロー中のワクチン反対ツイート拡散アカウント割合を算出する。

7. "ワクチン反対ツイート拡散アカウント/総フォローアカウント"の割合ソートし、上位25%(全体の12.3%以上)を"High anti-vaccine group"、下位25%(全体の0.24%未満)を"Low anti-vaccine group"とする。

ということで増田冒頭の「フォローアカウントのうち、ワクチン反対ツイートをした/RTしたアカウント割合が少ないアカウント」ということになる。

これを「賛成派」という言葉表現するのは実態を表しているようにはみえない。

しかし、元論文においてはこのような表現がほぼされていないといっていい。

基本的日本語プレスリリースにおける「反対派」「賛成派」は上記メソッドで出たHigh group/Low groupとして表現されている。「反ワクチン性が高いグループ」「反ワクチン性が低いグループ」といったところ。

ただ、「ワクチン反対派」に類するフレーズは度々使われている(元からしてHigh/Low anti-vaccine groupだし)。

一方のLow groupでは、anti-vaccineに対してpro-vaccineという表現が使われている。が、ほぼ全ての用法発言ツイートに対してのみ使われており人に対して使われるケースは殆どない(イントロダクションに一回だけある)。

論文では誤解がないような表現にしているにも関わらずプレスリリースで「賛成派」という適切にはみえない表現を使うのはミスリーディングと言われても仕方ないのではないかと感じる。

その他雑な所見

参考文献

Toriumi, F., Sakaki, T., Kobayashi, T. et al. Anti-vaccine rabbit hole leads to political representation: the case of Twitter in Japan. J Comput Soc Sc (2024). https://doi.org/10.1007/s42001-023-00241-8

2024-01-06

コンサル馬鹿にする人多いけど

SEピンキリであるようにコンサルピンキリなんだけど、どのぐらいのレベルコンサルを想定してるんだろう

SEが接する機会の多いITコンサルでいうと、大手ファームSC,Mクラスを何人か見ればそんなに馬鹿にする気にならないと思うんだよなー。もちろんそれでも当たり外れはあるが

ITコンサルを入れられないような零細案件しか経験のない人が雰囲気で話している気がしてならない。なお経営コンサルとか戦略コンサルのことは知らん

2023-12-08

anond:20231208215354

「NN!DL!データもっとよこせ!!!

「いらなくないですか?」

「は?証明しろよ」

「とりあえずDLハイパーパラメーター1/4に減らせますよねSVM実証しました」

詐称!!!提訴!!!

「じゃあ本拠地SCデータセット使わせてくださいよw自分なら成果出せますよ?そういう見込みだって論文にも書いたでしょ?」

人権詐欺責任!!!

はい反訴

googleスパコン使う訴訟

2023-12-02

anond:20231202221740

近くの高島屋SC専門店は割と若い人で賑わってるんだけど高島屋本体の方は閑古鳥なんだよな…

今どきの若い子は「百貨店」と聞いて「百均」と勘違いするレベルらしいし

デパート死語なのかな

立川高島屋SC

高島屋SC的に立川という地域ファミリーシニア向けの低価格テナントニーズのある郊外エリア判断したということなんだろう。

高級なブランドニーズがなく、今後もそれらを求めるような層が来るようなエリア開発もないということでそれをさみしいと思うか、現実に沿った展開と見るかは個人の感想でお好きにと思う。

高島屋SC郊外型ではおおたかの森とかで経験はあるからコケはしないんじゃないかな。まあ、実入りは良くないかもだけど。

2023-11-20

anond:20231120230156

瀬⭕️⭕️氏は典型的はてなリベラルだよ。

瀬⭕️⭕️氏を批判するということは、氏に限らずはてなリベラル全員(g氏、A_U氏、G1氏、sc氏、IM氏、qp氏、z氏、dtetc.)を批判するということに等しいけど、大丈夫なのらかな。

数を稼ぐためのいい方法おもいついた。 とある環境を整えるそのために必死マスターして、

単純に合計したら、19ヶ(4 2 2 5 3 3)にもなる・・数だけはかせげる!!!

2023-08-27

ジェーンバーキンさんはこの間お亡くなりになったけど、私の世代的にはソフィアコッポラかも

SC持ってる人好きだな

2023-07-21

Jリーグにこども家庭庁が5兆円支援デマで露呈した「謝ったら死んじゃう人達リスト

1.泉房穂 元明市長

Jリーグ連携して、子連れ客“優先”の推奨とのことだが、政策の“優先度”も“方向性”も間違っている」という的外れツイートをして、小倉担当大臣コミュニティノートも含めてあちこちから突っ込まれるも、自身勘違い放置して「実際にやっていることが、“子育て層のニーズ”とあまりにもズレているので『違う。そうじゃない』と言っているのだ」と「ただ私は、自分ツイートを『不適切』とは思わない。それだけのことだ」と開き直る。自身の間違いを認めないというパワハラ上司しぐさを見せた。

2.ひろゆき

小倉担当大臣プライベート事情を交えて「これじゃない感」と批判。いや中傷と言っていいだろう。当然小倉氏は抗議するもひろゆきは自らの非を一切認めず文春の記事スクショで張って煙に巻く。ひろゆきも「謝ったら死んじゃう人」の枠に居るということを世間に露呈した。

3.石森愛 練馬区議会議員立憲民主党

泉氏同様集中砲火を食らうも、「何がなんでもJリーグ支援されてない!ってことにしたいみたいだけど、大臣が視察行く時点で税金どんだけ使われてんだよってゆー。」と開き直ったツイートで応戦。「大臣官僚の有限な時間リソースを使うこと」に論理すり替えていた。

4.「R連続MT Ph.D D.H.Sc.」(良く分からん人)

(あまりにもひどいので追加)↓「飢えた子ら 放置サッカー 5兆円」というストレート川柳投稿し、

https://twitter.com/Rrenzokutai/status/1681618845839298563

それに対してデマであることを指摘されたらこう開き直った。

https://twitter.com/Rrenzokutai/status/1682189488980893696

「私は、川柳とは、鬱屈した世情への、一服の清涼剤だと思っておりますので、情報が正しくないとか、チゲーよとか、クソリプされましても、なんとも言えませんな」

こんなのは清涼剤でも何でもない。単なる迷惑クレーマー

デマ解説

こども家庭庁が統括する「こどもまんなか応援サポーター」という枠組みがある。https://www.cfa.go.jp/ouen-supporters/

これはサポーター宣言をした企業や団体、自治体個人をこども家庭庁が公式サイトなどで紹介するというものである。具体的な活動は個々の団体個人に任されており、特にこども家庭庁が資金援助するわけではない。

URLを見ればわかるがさかなクン、霧馬山関、ヤクルト村上宗隆などがサポーター宣言をしており、ちょっとググればわかるがいろんな自治体宣言してるし、企業では日本生命ファミリーマートなどが宣言して個々に活動している。

今回、その宣言団体Jリーグが加わり、Jリーグ公益財団法人でもあるので小倉大臣訪問ヒアリングしただけという話に過ぎないのだが、なぜか「5兆円をJリーグに投入」という話にすり替わり(これはそういうように読み取れる報道をした産経FLASHにも大きな責はあるが)、あちこちインフルエンサー活動家(政治家とは言えない連中)が釣られたという構図だ。

速攻で小倉大臣デマを指摘し、それを受けて謝った人も中にはいるが、青汁王子れい新選組長谷川ういこ氏らを筆頭に指摘に対してスルーしている連中が大半だ。スルーならまだよいが、開き直っているという最も悪質度が高い輩としてこの3人を紹介しておく。

Jリーグが叩かれた本当の理由

面白いのは今回、デマの発端となった産経FLASH批判する声が彼らの中から一切出てこないこと。そして、既にサポーター宣言をしているスポーツ選手自治体企業に対する批判も一切出てこないこと。

まりJリーグだけは叩いて良い」という深層心理がこの人たちの中にあり、その格好のネタが出てきたので叩いて悦に浸りたかった、というのが今回の一連の騒動の真因であると推察する。

実際、Jリーグに対する批判ネガティブ報道PVを稼げるのだ。例えば19日に横浜F・マリノスセルティック親善試合を行ったが、その試合結果の記事Yahoo!ニュースアクセスランキングではランク外。しかし同試合観客動員が2万人でしかなくスタジアムガラガラだったという記事アクセスランキング5位まで上がっていた。メディア関係者の中でも「Jリーグ記事は売れない。ただし不祥事ネガティブ系は売れる。それこそプロ野球関連の不祥事ネタより売れる」というのが定説だ。そういう「Jリーグ関連のネガティブ報道に対する需要」が引き起こし事象と言えるだろう。

そうでないというのなら、今から他の「サポーター宣言」してきた企業自治体個人批判してくれ。そうでないとダブスタだ。

余談だがJリーグに5兆円もつぎ込めたら世界一金満リーグになれるということも付記しておく。今のJリーグ全体の年間収入の45年分だからなあ。

追記:今回「釣られた」こと自体はある程度仕方ない。問題デマ指摘を受けた後の行動

今回はマスコミ2社の報道や、タイトルに「Jリーグに5兆円」というフレーズを使ったキュレーションサイト炎上の起点となった。これだけのチャネルが同じように報道すればそれなりにリテラシーが高い人も釣られる。

しろJリーグクラブサポーター結構な人数が最初は釣られていた。特に浦和レッズサポーターが多く釣られていた。これはここ数年来の浦和レッズ関連の不祥事(主にサポーター狼藉)に対する多数の処分があったことに不満を持っている浦和サポーターの中に、隙あらば野々村Jリーグチェアマンを罵倒したいという思いを持っている人が少なから存在していたのが原因。泉氏のツイートに反応して「野々村、そんなことやってる場合じゃねえだろ」と騒いでいる浦和サポーターは1人や2人ではない。

ただ、彼等はデマに釣られたと気づいた時点で態度を改めた。開き直ることも、スルーすることもなく、釣られてしまたことを認め、静かに拳を下ろしていた。少なくとも増田観測範囲では。

今回問題にしたのは「開き直った」「スルーした」連中の事である。それを勘違いしないで欲しい。

2023-07-13

anond:20230713131133

scがある時点でまとめ忌避有名無実化してたし今更でしょ、ってのと

talk運営への通報システムが洗練されててレスポンスも早いから、ってのが理由らしい

2023-07-11

山下達郎微妙ファン微妙お気持ちを語る

anond:20230710020252


まず自分はサタデソングブックから山下達郎ファンで、自分音楽の嗜好に大きな影響を受けているし、コピーバンドも多くやってきた。

ただ聴くのは最近評価されているシティポップ文脈上にあるシュガーベイブ時代RCA時代が主で、特にここ10年位は新譜リマスターを出る度全部買いするほどではない。

達郎の存在を大きく感じているが、胸張ってファンを名乗るほどでもない、微妙ファンである

そんな自分が例のサンソンを聞いた後、整理し切れないお気持ちをつらつら書いてみる。

自分は正直今回のサンデーソングブックを聴くまでは、少々達郎氏に同情すらしていた。

ジャニーズ下請けみたいなもんだし、まぁ多少の忖度も致し方ないよねと。

松尾氏がSC業務委託関係にあるのは知らなかったけど、氏との親交は様々なメディアで見聞きしていたので

バッサリ解除はだいぶ物々しいけど、達郎も板挟みで苦労してるのかなと。

からサンソンでは忖度否定しつつ、ジャニー喜多川氏の一連の疑惑についてはひとまず調査チームの報告を待つ程度の当たり障りない報告をして、場合によっては今後の対応決めるまでの時間稼ぎにサンソン休止もあるかも、位に思っていた。

ところがいざ蓋を開けてみたら、松尾氏との今までの親交は全否定

松尾氏の提言根拠のない憶測による批判と斬り捨て、それが解除の一因と認める(そもそも社長に一任なのに達郎が「認める」っておかしいが。そして色々他にも論理矛盾があるが)。

それどころか松尾氏の他のやらかしまで仄めかす。

(この辺りの達郎の言い回しは是非Radikoで聴いて欲しい。文面以上の怖さ、冷たさがある)

ドン引きだ。こんなん実質松尾氏の公開処刑やん…

これ聴いて今後松尾氏に仕事頼む奴おる?

事実音楽メディアは腰が引けた報道しかしていないし、業界人も多くはダンマリ

達郎がジャニーズ忖度した結果だった方がずっとマシだった。

実際は達郎こそが忖度要求し、少しでも異を唱える者を切り捨てる側だった。

ショックだった。

日々理不尽忖度根回しを要求され、少しでも異を唱えれば切り捨てられる。

そんな日々の辛さを癒してくれるのが音楽であり、達郎の言う「市井の人に届ける」はそんな自分のような者に寄り添う音楽を届けてくれるものだと勝手に思っていた。

そんな自分が一番見たくないもの、聴きたくないものを聴かされた。

今まで抱いていた勝手な期待が裏切られた。

その後達郎は延々とジャニーズ愛を語った後で「これを忖度と感じる人は私の音楽不要とする人だ」と言い放つ。

達郎の方からの絶縁宣言である

信者なら「自分こそが選ばれしファンだ」と狂喜しただろうけど、自分はもうだめだ。ついていけない。

そもそも達郎はサブスク拒否し、物理のみでやっていくと宣言しているから、新作を逐一追わなくなった自分のようなファンはもはや邪魔ノイズしかないのだろう。

これを聴いてしまった以上、今後はどんな気持ちで達郎の音楽に接すればいいのか。

作品と作者の人格は別だ」と力説した達郎が、その舌の根が乾かぬうちに「俺の言うことが分からない奴は俺の音楽聴くな(意訳)」と言っている。

「ああわかったよ。もう聴かねえよ」と吐き捨てたい一方で、達郎の音楽は達郎の思う形ではないにせよ自分の中で大きな位置を占めているのも事実だ。

サンソンで知って聴くようになった数々の音楽も、達郎と紐づいてしまっている。

新興宗教の元信者のようなといえば大袈裟だが、それの縮小版のような複雑で空しい気持ちを抱えている。

唯一今回の騒動の中でほっこりしたのが七尾旅人ツイートだった。

https://twitter.com/tavito_net/status/1678010883971366913?s=61&t=4yrPjfd_pvJEGuUfn5NXxw

七尾ビジネスパートナー、いいなぁ。

斉藤和義氏が政治的発言をして炎上した時も、事務所社長浜田省吾がのらりくらりと庇ったりしていたよなぁ。

というか、SCというか達郎もこういうミュージシャン多様性を認める懐の深い奴だって勝手に思っていたんだよな。

松尾氏の契約マネージメントと違うし、バックグラウンドも違うから一概には比較できないけど、もう少し血の通った解決はできなかったのか。

できないんだろうな。達郎はそういう奴じゃなかったんだ。

2023-07-10

サンソン収録日を推定する

備忘含め時系列を整理する。憶測含む。

山下達郎の「スピーチはいつ収録されたのか、という話。

https://anond.hatelabo.jp/20230709143809

マリ

7/9サンソン放送の「スピーチ」は7/3-5に収録されており、7/6の松尾記事小杉周水が泣いてた&山下夫妻意向弁護士確認済み等)、また7/5服部吉次氏告白記事は踏まえずに話されている。

番組及びスピーチから聞き取れること

7/9サンソンの冒頭で山下達郎は「例によって前倒し」と収録である発言

7/7ツアー島根公演について「はず」と形容しているので、7/7以前は確か。

7/2サンプラザ最終日については過去形で語っているので、7/2以後なのも確か。通常ツアー地方公演の前日に番組録るのもないので、おそらく7/3~5の間に番組は収録している。

地味に冒頭で「ネット週刊誌等」と言ってるのも気になるというか、7/6以降であればメディア側の震源日刊ゲンダイなのは明白で、その場合週刊誌等」ではなく「夕刊紙等」と言うはず。

そしてこれはラジオリスナーカンなんだが、「スピーチ」部分は番組の通常の流れの中ではなく、別日で録音したものを素材として流している感じがする(「えー」の入りの声があきらかに2秒前のフリと違う)。

ただ通常番組収録を行うTOKYO FMスタジオ収録か、「おうちスタジオ」収録かは判断できなかった。リモート収録ではない。音質的にはほぼ違いなかったと思うので、TOKYO FM収録?

また、明らかに自分で書いた文面(台本)を読み上げている。誰か別の人が書いたものではない。しかしその場のアドリブでもない(一番連想したのは菊地成孔の口上だった)。またSC内での原稿チェックが無かったとも思えない。チェックしたからこそ公式リリース言及している。

ということで推測。

時系列(推測含む)

7/9(日) 山下達郎 楽天カードサンデーソングブックで「スピーチ」を放送

7/7(金) 山下達郎 ツアー島根講演

7/6(木) 松尾日刊ゲンダイ連載記事掲載小杉周水が泣いてた、弁護士経由で山下夫妻が契約解除賛成を確認

7/5(水) 19:25 スマイルカンパニー声明発表、サンソン内でコメントありを明言

7/5(水) 6:00 日刊ゲンダイ 服部吉次氏独占インタビュー掲載

7/3(月)-7/5(水)のどこか 山下達郎サンソン翌日曜放送本体を収録

上記より前の7/3(月)-7/5(水)のどこか 山下達郎スピーチ」収録

さらに前の7/3(月)-7/5(水)のどこか 山下達郎スピーチ原稿作成、社内確認

7/2(日) 山下達郎 中野サンプラザ公演

7/1(土) 松尾Twitterスマイルカンパニーとの契約解除、山下夫妻の意向を公開

6/30(木) スマイルカンパニー松尾潔との契約解除

カンだけど7/3(月)に山下から言及の申し出、7/4(火)に「スピーチ原稿作ってすぐ社内確認、同日収録、7/5(水)夕方SC公式リリース、という流れだったんじゃないかな。

収録の弱みでもう打ち返せない7/6(木)に追い情報を出せたKC松尾ゲンダイ師匠ケンカの強さが際立つ(もちろんほとんど偶然だけど)。

このあたりまでが今回の書きたかった範囲。以下は確認のため。

6/20 松尾RKB Grooooow Up! 生放送で「第三者委員会でない」件を批判

6/12 ジャニーズ事務所再発防止特別チーム(第三者委員会でない)記者会見

6/2-30のどこか 双方弁護士経由で「山下夫妻が契約解除に賛成」を確認

6/2 スマイルカンパニー小杉周水松尾潔に「山下夫妻が契約解除に賛成である」と告げる

5/22 松尾RKB Grooooow Up! 生放送で引き続きジャニーズ問題言及

5/18 スマイルカンパニー小杉周水松尾潔に契約解除を通達

5/16 Yahoo!ニュース等に書き起こし

5/15 松尾RKB Grooooow Up! 生放送ゲスト出演で前日の動画言及

5/14 藤島ジュリー景子釈明動画

ちなみに松尾潔は明確に日弁連の定めるガイドラインを踏まえたうえでの「第三者委員会」を提言しており、山下達郎は踏まえているのかいないのかよくわからないけど同じく「第三者委員会等での事実関係調査というのは必須」と発言しているので、結果的松尾潔の「ジャニーズ事務所は『特別チーム』とか適当な逃げ打ってないでマジの第三者委員会立てて調査報告しろやオラ」という提言を補強することになっている。

2023-07-07

anond:20230707033029

ヤバい先代が興したファミリービジネスでも社会に受け容れられる形で続けたいならこうした方がいいですよ、

って言ったら追い出されたんだから

本人も言ってるようにむしろ家族のための提言でしょう?

それを言ったら一発でアウトな家族の一員だっていうならそりゃSC人達社会からアウトですよ。

2023-06-04

新しい挑戦です

ファーム富田ファーム富田scとの交流マッチでは1‐0のセットカウントを6-4とし、セットカウントから6-2とし、勝利をおさめた。ファンからは、選手各々が「富田さんがああ言っていたやつだね」なんて声もあがり、喜んだり悔しがったりしている。一方、この試合を皮切りに、この市立尼崎高校プロ球団との兵庫県nexus三軍試合は、「ファーム」を冠されることになった。西浦選手本人は「新しい挑戦です」

Anond AI作成

2023-05-24

本社所在地福利厚生

弊社、コロナ禍でダメージを受けた!

経営に打撃があったか本社引っ越した!クソ。

どこがクソか?

元々の所在地を仮に渋谷としよう。

今は藤沢とか横須賀くらいの場所

良い場所だよ。

食は困らないしSCで買い物できる。

品揃えは都心ほどじゃないけど、都心も万能じゃない。

新宿でもLOFTが9年間無かった時期があるらしいし。

でも通勤時間が伸びた。

四ツ谷新橋勤務の友人達に飲もうと言われても着くまで1時間+αかかる。

18時に上がっても飲み始めは20時手前ぐらい。2時間飲み放題はいけても3時間は厳しい。

コロナで閉店が早くなったまま戻らない店もあるから、閉店の方が早い時もあった。

趣味専門店は19時に閉まるから土俵にも上がれない。

マッチングアプリをやる。

埼玉方面の人と会いたいと思っても時間制限で会えない。

これが渋谷のままであれば赤羽とか落とし所があるのに。

48時間しかない土日が潰れていく。

わかるか、弊社。

友人や専門店アクセスやす環境福利厚生なんだよ。

引っ越したから俺のプライベートは質が落ちた。

コスパが悪くなった。

誇張表現が混ざるけど、

ベッドタウンにあっていいのはベッドだけなんだよ。

ベッドからアクセスする会社や遊び場は固まってくれないと時間効率が良く無い。

これは在宅勤務じゃ解決しない。

コロナがなければ都心で遊べたのかなあ。

2023-05-20

anond:20230520122900

そんな知能があるやつはscを見ない

司法試験難易度IT系試験でいうと

司法試験は7科目(憲法行政法民法商法民事訴訟法刑法刑事訴訟法)と1科目(倒産法租税法、経済法、知的財産法、労働法環境法国際関係法)の選択科目からなり、短答式試験記述試験が合計4日で行われる。

感覚でいう分量的にはこの1科目がそれぞれ応用情報NWSCなど高度試験対応するイメージになる。

なので、

IT系試験

応用情報CCNPAWS SAPDBスペシャリストNWスペシャリストSCスペシャリストITストラテジスト、E資格

を一斉に受けて全部で7割以上取るというくらいの分量と言える。

それか未受験なので難易度が分からないがAWS7冠を同じ日に取るようなイメージ

もちろん、これら資格ほど各科目の共通する部分が少ないので、各々の試験を1から勉強するくらいの難易度

あと、論述がエグい。(論文試験と言われる。理系出身なので学術論文じゃないものをそう呼ぶのは個人的に好きじゃないけど、書く量は論文と言える程の分量)

各科目で2000字程度の論述がある。原稿用紙5枚分ほど。

原稿用紙5枚の分量の文章論理構成を考えながら書き切るというのは他の試験では類を見ないと思う。

2023-04-19

[]森永ハットトリック鹿島に5発快勝!得点ランク単独トップに「もっと積み重ねたい」

明治安田生命J1鹿島1-5オレオレFC>◇第8節◇15日◇カシマ

 オレオレFCFW森永鈴木潤のゴールなど、今季最多の5ゴールで快勝した。前半22分、鈴木潤の左CKを森永が頭で押し込み先制。前半終了間際にもMF前田パス森永がボレーで追加点を挙げると、後半6分にも森永ヘディングで決め、ハットトリックを決めた。その後もDF大村FWトーマス・ノレジーがそれぞれ初ゴールを決め、2点を追加して大勝。今季初の3連勝となった。次節は23日、アウェイ川崎フロンターレと対戦する。

写真】後半6分、森永ヘディングでゴールを決め、ハットトリックを達成する。

 圧巻のパフォーマンスを見せたストライカーが、ロイブルファミリアから森永コール”の大歓声を3度、浴びた。今季初のハットトリックを達成。得点ランク単独トップの7得点に「周りのおかげですし、上手く行き過ぎて、次からが怖いです」とはにかんだ。

 1点目は前半22分だった。鈴木潤が蹴った左CKを「多分、来るだろうと思った」と頭でニアサイドに直接ぶち込んだ。2点目は「前田と目が合って」。パスに反応し、ゴール左隅に決めた。フィナーレは後半6分。DF村山クロスに頭で流し込んだ。「普段練習の成果が出た」と振り返った。スペインマヤSC移籍したFW吉田背番号9を背負う今季。3発で期待に応えるなど、早くもエースの貫禄を見せている。「雨の中で、サポーターもいい雰囲気をつくってくれて嬉しかった。もっと積み重ねたいし、沢山の人を巻き込んで、大きなクラブにしたいです」とスケールの大きい言葉を残した。

 チームは3連勝。昨年1分1敗と勝てなかった鹿島に快勝。野河田彰信監督は「5点も入ると思わんかった」と苦笑いしながら「森永も含めてな。今日はほぼ完璧試合やろ」と選手をたたえた。次節はアウェイ川崎戦。森永はチームとして1失点した事を反省し「この勝ちに満足せず、チャレンジャー精神で戦いたい」。手がつけられなくなったストライカーが、ロイブル軍団勝利をもたらしていく。

○…DF大村FWトーマス・ノレジーがそれぞれ初ゴールを決めた。

後半27分、鈴木亮の右CKにファーサイドで待っていた大村が頭で合わせて4点目。後半40分にはMF小野寺クロスに反応したノレジーが200cmの打点の高いヘッドで5点目を決めた。

大村は「その前に自分ミスで失点したので、なんとか取り返したかった」と振り返り、ノレジーは「素晴らしいクロスだったので、決めるだけだった」と笑顔で話した。

鹿島まさかの4連敗…。試合サポーター選手口論吉岡FD監督解任を否定

鹿島が95年以来、ホームで5失点し、4連敗となった。試合前には岩政大樹監督サポーターの元を訪れ、共闘を求めたが、言い訳無用惨敗試合後、サポーターと一部選手口論となった。岩政監督は「現実を受け止めないと。選手たちはよく戦ってくれたが…」と厳しい表情で振り返った。

鹿島吉岡宗重フットボールダイレクターFD)は取材に応じ「申し訳ない気持ちです」と陳謝。その上で「現時点で(監督を)代えることは考えていない」と、岩政大樹監督を支えることを明言。選手との信頼関係などに問題はないとしつつも、サッカーの落とし込み方、選手の発揮率には課題があるとし、クラブとして向上に務めていく考えを示した。

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