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はてなキーワード: 最高裁とは

2022-05-11


   社会通念なんかあるわけねえだろ、そんなこと真顔で言ったら平成時代を生きていた相当数の若者から殺されるぞ。事実全然うからな。

     最高裁事務職員は、ブサイクとか裁判官独り言といっている点については、東京には何もないので容易に認めているが

  地方はやる気満々だから地方警察裁判所はそういうことを認めていない。従って国が依然として悪ということに変わりはない。

    東京人が東京に法はないと言っているのは東京には資源がないからで、地方にはあると思っているか地方では決してないとは言わない。

  地方警察バリバリ活躍しているし、地方教員はやる気満々。

    ウソ丸出しの犯罪者がほざくなクズの下坂が。

2022-05-06

アメリカ人工中絶権を守る方法を思いついた

合衆国最高裁判所違憲審査権を認めなければよい。

合衆国憲法には、最高裁違憲審査権を有するとは「一言も書いていない」、その権限判例に基づいているが「そもそも憲法に書いてない権利を認めた判例は間違っている」ので無効である

右派判事アリートの論法適用すればこうなるな。

なので立法府、つまり議会違憲審査権は国民投票で決めるとでもしてしまえば人工中絶権維持派がアメリカ多数派から勝つ。

そんな立法違憲だ、と最高裁が言っても無視違憲判決出す権限ないので。

こう書けば判例の一切を無視して「そんなの憲法に書いてないもん」でちゃぶ台返しする右派判事論法がどんだけやばいもんかわかろうもん。同性婚避妊具の使用も、異人種婚姻すら否定できてしまう。

anond:20220505235151

[追記]

ちなみに現行の、アメリカにおける中絶合法化根拠になっているロー判決は、「中絶権がある」とは認めておらず、中絶禁止する州法は、当該女性に対するプライヴァシー権の侵害であるとする、いわば「財産権保護」的な意味合いでの調整が行われているだけである女性中絶権を犯しているか中絶禁止州法違法なのではなくて、プライヴァシー権の侵害である

プライヴァシー権は憲法にも関連法にも規定はなく、判例に拠るしかいかなり弱い権利だ。歴史的にも新しい権利であるが、ロー判決批判する意見としては、この判決が新たにプライヴァシー権なるものを「立法」した立法侵害であるとする説がある。連邦最高裁がかなり通常よりは踏み込んで逸脱していることは間違いない。

そこまでしても、中絶をし得る法拠はプライヴァシー権と言う、場合と状況によってはかなり緩くしか扱われない権利であって、近代法母国アメリカでは注意深く進められていることは留意すべきだろう。

2022-05-05

中絶を巡る議論の前提知識

https://anond.hatelabo.jp/20220503215621

日本では中絶合法とされたことは過去に一度もない。刑法には堕胎罪規定がある。母体保護法(旧優生保護法)において、「やむを得ず堕胎が許認される例外的場合」の規定があるだけである基本的には心身的な理由母体保護する場合以外は駄目だが、後に著しく経済的不都合のために養育が困難な場合が付け加えられた。現在はそれが拡大解釈されている状態立法意図から敷衍した場合は、低所得者層への養育のサポートが充実した現在中絶の99.9%違法性がある状況。

・出生の定義は全身が母体から出た瞬間。それ以前の胎児は、人間ではないが厳密に物でもない。物であればそもそも堕胎罪規定などはない。中絶胎児生ゴミとして出したら違法になるのは産廃違反からではなく、死体遺棄罪に相当するからである。つまり胎児部分的人間であり、準人間的な扱われ方をしている。

アメリカには中絶関連の連邦法はない。州法レベルでかつて中絶違法化する法律があったが、それら州法違憲であるとの判断1972年連邦最高裁が下した。法源はこの判決であり、従って最高裁判断が変わる可能性はある。であるから裁判になるのを承知で、各州議会中絶違法化を進める立法がなされている。憲法中絶規定がなく、それどころか連邦法で立法化もされていないので、ほぼ永遠に連邦最高裁判断が繰り返されることになる。今回、連邦最高裁への上告を却下せず、最高裁判断が示されることになったと言うのは、従来の判例棄却すると言う意味であるから最高裁中絶違法化(と言うか中絶違法州法合法化)に転じることはあらかじめ予想されることであった。なぜ連邦法で立法化されないかと言えば、議会多数派民主党共和党でころころ変わり、変わるたびに中絶合法化、違法化の法律が出来、大統領議会多数派と反対党の場合拒否権を発動してカオス化するのが目に見えているかである。現状は、「実質的には中絶容認されている」と言う点で民主党を満足させ、「中絶合法化まではされていない」と言う点で共和党を満足させると言う落ち着きどころになっているが、連邦最高裁中絶違法判断に踏み切れば、逆に民主党立法化に動くかも知れない。

ヨーロッパ諸国でも中絶の許認は結構国によって差がある。フェミニスト的な女権のニュアンスが一番強い「ヴェイユ法」を持っているのはフランスで、基本的には中絶に関しては女性のみが全権を持っている。1975年に成立したヴェイユ法は女性政治家シモーヌ・ヴェイユ(著名な哲学者とは別人)の働きかけで成立した。カトリックの強いフランスでは「人間の選別はナチズムである」との批判も強かったが、ユダヤ人であったヴェイユアウシュヴィッツ収容所から生還者であった。2017年逝去では国葬されている。ドイツでは、例えばダウン症と分かってから中絶違法である。これは人間の選別に対する恐怖によるものであり、日本でも安易に行われているダウン症堕胎については議論があるべきだろう。

最高裁判決草案リークを問題視しない女たち

anond:20220504085545

米国最高裁判決中絶に関する)が事前にリークされた権で、「それをさせるだけのひどい判決だ」みたいなことを言う人たちがいるけど、根本的にリーガルマンドが欠けている。

これってつまり、「最高裁判事を殺して判決を阻止しろ」と言う犬笛なんだが。

2022-05-03

中絶禁止の流れへの反論の何がおかしいのか

アメリカテキサス州で、実質、人工中絶不可能になる州法が成立したらしい。

まず、これに関するリアクションのうち、それは間違っているよ、と言う諸々を指摘する。まず、この州法違憲、あるいは脱法的であると言う見解について。

そもそも合衆国憲法で、中絶権の規定は無い。今日妊娠中絶合法化連邦議会レヴェルでの立法措置も経ておらず、1972年のロー判決根拠としている。レンクイストホワイトは、ロー判決に関しては、「司法による立法措置であることを理由として、ロー判決に反対している。

まりそこにあるのは、司法解釈であって、法律や明確な憲法規定ではないわけだ。だからそもそも違憲」になりようがないし、脱法的にもなりようがない。そして司法解釈に過ぎないから、司法解釈で変更され得る。現在最高裁に今回のテキサス州法の案件が回れば、ほぼ確実にロー判決司法解釈棄却される。

違憲だ」「違法だ」と言うけど、保守派法廷闘争を待ち望んでいるのだ。法廷闘争になれば、負けるのはリベラル派であり、そうなれば「違憲だ」「違法だ」と指をさされるようになるのはリベラル派の人たちであり、人工中絶した女性はめでたく犯罪者だ。

ここ40年、おおむね最高裁保守派優位で推移してきたけども、ロー判決を廃棄できる機会が何度かありながら、それが出来なかったのは、レーガン指名されたオコナーケネディ、スーターの3判事が、最高裁陪席判事になってからスタンス保守派からリベラル派に変えてしまったせいだ。そもそも合衆国憲法自体リベラルなので、ごりごりの保守派とみなされていたスカリアでさえ、憲法原理主義的な解釈をする人なので、判決としてはリベラルになることもあった。

それの前例も踏まえて、今の保守派判事たちは、かなり強固な保守派が選ばれているので、最高裁長官職務にあるロバーツが職責上、敢えて中立的スタンスをとることもあるのを除けば、リベラル寄りの判決を出すことはまずあり得ない。今は最高裁は6対3で保守派が優勢なのだ

保守派にしてみれば、法廷闘争ばっちこい、と言う感じであるとはいえ、その6対3の保守派優勢の最高裁が、トランプ要求したオバマケア違法化にはNOを突き付けたように、100%党派的な思考をとるわけではないが、中絶は、命の問題から、そうそ簡単妥協する余地も無いのだ。

 中絶に関する議論で、男女平等と言う観点からもっと言えば「男も逮捕しろよ!」的な意見から立論する人もいるが、根本的にその人たちの論理が間違っているのは、これが公共の福祉の調整案件だと言うことを認識していない点にある。胎児人権女性の間での公共福祉の調整案件が発生しているのであって、そこには男性権利と調整しなければならない必然性は全く無いのである

 これは言うなれば過去徴兵制における男女不平等が、「機能的な軍隊必要とする政府必要」と「徴兵されることによって著しい負荷がかかる男性の諸権利」との間に発生したものであって、それは男女不平等ではなく、「女性関係がない」案件であったのと同じことであるロジカルにはそうでもあるし、歴史的に言えば、徴兵制のように女性には他人の命を犠牲にして、法益享受してきたと言う「実績」もある。

 言ってみれば中絶禁止は、「女にとっての徴兵制」であって、徴兵制の名のもとに、徴兵された男性たちの「戦死」を見守って来た女性たちには、「女にとっての徴兵制自体批判するロジカル資格は無いのである

 そして、中絶に関して言えば、どこからがヒトとみなすかと言う難しい問題はあるにしても、1月1日13:00に新生児誕生するとして、13:01に新生児を殺せば殺人で、12:59に”胎児”を殺せば器物破損に過ぎないと言うのは、機能的にも倫理的にもかなり無理がある。自然着床した受精卵にヒトと同等の、あるいはそれに準じる人権を想定するのは、最も無理が無い解釈だろう。放っておけばいずれヒトに至るのだから

 そして胎児受精卵はDNAが違うので、女性の一部ではないし、女性付属物でもない。他人の命を女性に無条件に与えていいのかと言う問題でもある。

 胎児人権生存権)と女性身体自由権比較した場合、どちらが重篤な損害を被るのかと言えばそれはもう生存権であるのは間違いないので、人権を重視すれば重視するほど、中絶違法化する以外には考えられない。この袋小路女性が逃れ得るとすれば、「胎児はヒトではない」とするか、より根源的な人権思想ではなく、単なる女権思想を至上としてその上に立脚して「女性に損害をもたらすから中絶禁止こそが違法である」とするしかないのである

 どちらもナチス的なファシズムに陥っている。つまり機能的には既に自立しているような胎児に対しても、ヒトではないと規定し得ると言うことは、障碍者、LGBTQ、ユダヤ人などをヒトではない、少なくとも生存が許され得るヒトではないと規定出来る権能を、政府社会に与えると言うことである人権思想の上に女権思想を置くことは、ナチズムのものである

 宗教保守から中絶禁止の動きが一方的に起きているわけではなく、リベラルの内部においても、人権思想観点から中絶には批判がなされていることには留意すべきである

 とはいえ強姦の結果としての妊娠出産まで強制するのはプロライフ派の大多数にとっても本意ではない。それは、性的被害記憶と結果が多大な負担と共に長期化し、心身ともに女性生存レベル危険に追い込むことに他ならないかである。この場合は「緊急避難」が想定されるだろう。誰も他人の命を救うために、死や死に等しい損失を甘受する義務はないのだ(徴兵制はこの意味でも、最も過酷で最も非人間的な強制であった。そして女性はそれを放置していた)。しか現実中絶案件ほとんど、かなり緩く見積もっても95%以上は、強姦案件ではない。性行為をしなければ防げるものであるし、避妊器具を用いれば防げるものであるし、ピルを飲んでいれば防げるものであるし、アフターピルを用いれば防げるものである。数多くのルート回避方法があるにも関わらず、それらの回避をしなかった結果の妊娠中絶である。当然、胎児生存権を上回る法益性がそこにあるとは考えにくい。

 私は、強姦案件での中絶合法、それ以外は違法、とするのが妥当だと思うが、その妥当な落としどころが「女性身体権の絶対性」主張派とは築くことが出来なかったがために、より人権原理的な立法措置が、アメリカヨーロッパでも徐々に取られつつあるのが現状である、と言う認識である

2022-04-26

はてブ憲法価値基準が分からない

前略、主語が大きい

与党国会収集しないという記事に対して『憲法違反だ!』というコメントが多数あったので調べてみたが、最高裁での憲法判断違法認定は無かった。(地裁高裁までで、それでも判断や断言はされてない)

それに対して、夫婦別姓最高裁法律合憲である認定が間違いなくあるのに、それを無視して我が意見こそが正しいぞ、というコメントが多数ある。

憲法を指示したいのか、それとも憲法判断)を無視して、自分意見を押し通したいのか、どっちなんだろう。

2022-04-25

営利表現の自由表現の自由埒外に置くのは、長らくアメリカ最高裁立場であったし、今日でもそう考える人は少なくない。メジャー教科書記述絶対視してそれ以外の主張を退けるのは哀れな司法試験受験脳。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4718554686765224770/comment/world3

そりゃまあ、世間一般の人が憲法学の「通説」に権威を認めるべき理由なんてないからね。仲間内だけではなく広く世間に発信したいなら、司法試験受験脳は卒業して内容の説得力勝負しましょう。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4718578809462578658/comment/world3



通説を無視するだけでなく、あたかも自説こそ通説であるかのごとく吹聴されている言論に対して、それは通説ではないよ、通説はこうだよ、と紹介することが

メジャー教科書記述絶対視してそれ以外の主張を退けているかのように見えてしま自分の哀れな脳を心配された方がいいと思います

また、自説を絶対視してそれ以外の主張を退けようとしているのは表現規制したがっている方々であることも既に指摘されています

複数学説がある論点で、特定の説(例れば法人人権否定説)を採るのはもちろん自由です。しかし、当該研究者政治的党派的な立場信条を優先し、自分の採る見解(通説でもない)が唯一絶対立場・説であるかのように述べ、権威を利用して素人を誤導し、バレたら法律論ではないと言うのは酷すぎます

https://twitter.com/YusukeTaira/status/1517721078126170112



もし通説に反対したいのであれば、自分の採る見解(通説でもない)が唯一絶対立場・説であるかのように述べ、権威を利用して素人を誤導し、バレたら法律論ではないと言うような卑劣な真似はやめて、ついでに司法試験コンプ脳も卒業して、内容の説得力勝負しましょうね

ところで、女性有色人種は長らく劣った存在と見なされてきたし、今日でもそう考える人世間一般から差別主義者と呼ばれる方々)は少なくないですが、女性有色人種白人男性と対等な存在とする見解絶対視して劣った存在とする主張を退けるのは哀れなナントカ脳なんでしょうか?

2022-04-21

とある広告会社にまつわる個人的メモ

正露丸」の名称は独占的に使用できるものではなく、最近話題の「明治薬品」も正露丸販売していたことはあるらしいが、現在同社の製品情報では見当たらない。

正露丸」表示で大幸薬品の敗訴確定 最高裁、上告受理せず

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG1500Q_V11C14A0CR0000/

明治薬品株式会社

https://www.meijiyakuhin.co.jp/

アマゾンには商品ページが残っているが、今は取り扱っていない。ブランドは「明治薬品」だが、問い合わせ先などは「キョクトウ」となっており、実際に製造していたのはこちらの会社か。キョクトウのサイトには正露丸OEMについての記載もある。

Amazon | 【第2類医薬品正露丸 550粒 ×2 | 明治薬品 | ドラッグストア

https://www.amazon.co.jp/dp/B00QJZEJD4

キョクトウ株式会社

https://www.kyokuto21.com/

正露丸メモ個人ブログ

http://asao.cocolog-nifty.com/seirogan/2005/04/post_5dec.html

販売元:明治薬品株式会社 製造元:キョクトウ株式会社

そもそも正露丸会社」で「大幸薬品」ではなく「明治薬品」を思い浮かべる人がどの程度いるのかどうか。ツイッターでは大幸薬品がこんな広告まで出すようになったと誤解している人もいる模様。同社もクレベリンの件があるとはいえ無関係会社広告批判されるのもそれはそれで。

件の「株式会社明治薬品自体富山1946年創業され、昔から存在する会社だが、2021年に「株式会社ファーマフーズの子会社となった。最近になって広告が目立ち始めたのは、以前の「ニューモ」枠か。

このあたりの広告ファーマフーズやニューモ、明治薬品やシボラナイトといった、会社商品への直接のリンクではなく、情報サイトと称する宣伝ページへのリンクとなっていることが多いようで、同じ会社商品広告ドメインの違う複数URL存在するのはそのため。ページの制作運営情報によれば「株式会社ブリーチ」だが、なぜか実際の広告では「情報サイト名」や「株式会社ブリーチ」ではなく「明治薬品」や「ファーマフーズ」と表示されている。

ちなみに「"媒体運営元" "株式会社ブリーチ"」でグーグル検索すると、同じような宣伝ページを量産していることがうかがえる(4月21日現在、120件超)。ワードプレスアイコンくらい変えないのだろうかと思うけど。大抵は美容健康に関する情報サイトと称しており、それぞれ特定会社提携して広告提供を行っていることも明記されてはいるが、広告からリンクされているページと運営情報以外のページがどのようになっているのかは不明

さらに先ほどの検索ワード会社名を加え、例えば「"媒体運営元" "株式会社ブリーチ" "ファーマフーズ"」で検索すると、ファーマフーズ関連の広告で使われている(もしくは使われていた)と思われるページの一覧(の運営情報)が20件近く表示される。例えばヤフー会員がリストを使ってファーマフーズ広告非表示にしたい場合、これら全てを登録する必要があるかもしれない。もっとも、全てのURLを同時期に使用しているか、実際に使われていたかなどは不明話題明治薬品は3件確認したが、これから増えるのかどうか。

最後に、これらの広告を手がけている「株式会社ブリーチ」は「Yahoo!マーケティングソリューション」の「セールスパートナー」に認定されており、ヤフーからは高く評価されている模様。いやー素晴らしい。

セールスパートナー 一覧 - Yahoo!マーケティングソリューション

https://marketing.yahoo.co.jp/partner/sales_partner/partner_list/

セールスパートナーとは、主にYahoo!広告総合的に活用し、優れた実績があるパートナーです」

2022-04-17

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/tikani-nemuru-m.hatenablog.com/entry/2022/04/17/033548

「おまえメディア広告によってジェンダー平等を推進し有害ステレオタイプ固定観念)を撤廃するって自分から約束したよね。なに約束破ってるの?」と文句いったら表現の自由侵害か?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/YusukeTaira/status/1513509810091687939

私人間(私人間効力)の問題であることは、憲法人権規定無視して良い理由にはなりません

憲法学における間接効力説(間接適用説)によれば、民事法の規定解釈適用に際して、憲法趣旨価値を反映させることで私人間の人権保障の実現を図るべきと考えています(最高裁判例立場です)

そのため、私人間の話であるからといって、憲法21条1項の表現の自由が当然に関係なくなるという見解は、憲法学では一般的な考え方ではありませんので、そういった見解問題です

2022-04-15

anond:20220415172602

たわわについても同じことが言えるんじゃないですか?

たわわも最高裁判断を待つよね。

まさかたわわに対してはそんな権利ないって?

それは最高裁が決めることよな。

anond:20220415171916

あとは法と法のバトルやね

最高裁で会おう

2022-04-11

観たくないものを見ない権利があるなら、裁判すればいいのに

んでその権利最高裁判断まで認められて、二度と掲載されないようにできるじゃん。

2022-04-06

anond:20220406115037

女優にも入社志願する労働者にも、適正な選考を受ける権利はない。

憲法自由が認められている思想信条理由採用拒否された応募者が、不採用にした会社を訴えた裁判で、

最高裁は「私人間では憲法法令規定より、個人私企業含む)の採用自由優越する」という判決を出してる。

三菱樹脂事件最高裁法廷判決 昭48.12.1)

 

国や自治体税金つかって作る映画なら適正な選考であるべきだが、

私人が金だして私人が作る映画は、誰を出演さえるかは私人自由

2022-03-26

差し戻して変わらなかったら最高裁でも99%変わらないよ

事実上堤防は締め切り確定っぽいな

2022-03-25

何故表現の改変を求める際に科学的・統計的根拠等が必要なのか?

フェミニスト(?)の方による進撃の巨人評に一オタクが思う事

https://anond.hatelabo.jp/20220324120958

 

この増田にこの様な反応があった。

"科学的根拠統計的根拠等の「強い根拠」が必要" こうした意見に対する疑問を以前に投稿したが、納得のいく(科学的な)返答が得られなかったのでこの機会に再掲してみる https://b.hatena.ne.jp/entry/4711623874155541026/comment/B2igwzEE

そもそも表現の自由自体科学的根拠のもとに存立したものではないのでは。主張には常に科学的根拠が伴うべきであるなら、まず「なぜ科学的根拠なしに表現批判してはいけないのか」を科学的に説明してほしい

せっかくの機会なので一から考え直してみようと思う。

 

まず簡単な訂正から

元のコメントは別の話題に対しての物だから仕方ないんだが、俺は「主張には常に科学的根拠が伴うべき」とも「科学的根拠なしに表現批判してはいけない」とも言っていない。

批判所詮ただの感想に過ぎないので自由にやればいい、作品の改変等「強い要求」をする時にだけ「科学的根拠統計的根拠等の「強い根拠」が必要になる」と書いている。

(ただ、これも今見ると言葉が足りない気がするな、別に馬鹿みたいな要求しても無視しても良いなら問題無いんだから、正確には「作品の改変等「強い要求」をし、それが受け入れられるべきとするには科学的根拠統計的根拠等の「強い根拠」が必要になる」かな?)

ちなみに「科学的根拠統計的根拠”等”」ね。他に良い物があれば追加する余地を残してるからよろしく

 

根拠必要理由

では説明に入る。

何故「科学的根拠統計的根拠等の「強い根拠」が必要になる」のか?はっきり言う、そこに究極の根拠は無い。

「人を何故殺してはいけないの?」と同じだ、「究極の理由は無いが、そのように取り決めをした方が理不尽な目に合う人を減らせるし、社会がうまく回る」というのが答えになる。

少なくとも「他人に(時に当人意志に反した)要求をする時に何故根拠必要なの?」と問う場合、それは「人を何故殺してはいけないの?」と似たような問いをしている事は自覚した方が良い。

 

何故「科学的根拠統計的根拠等」なのか?

ここは「どういうルールがあった方が良いか?」を考える側として考えた方が分かりやすい。

創作物の改変等を要求する場合、どういう根拠必要とすると良いだろう?

まずあなたが非常にオタクを憎んでいて、根拠なんか一切無しで作品の改変を要求して良く、それが受け入れられるべきだと考えているとしよう。

しかしそうすると、あなたの好きな作品まで理不尽な改変要求をされ、それを呑まなくならなくなってしまう、更にターゲットにしていた萌え作品だけでなくBLまで同じ目に遭ってしまい、あなた腐女子ではない(とする)が、その様相に心を痛めるかもしれない。更には政府による規制根拠として悪用される可能性もある。

ここでゲームが発生する。

あなた萌え作品をより簡単に改変する為、なるべく必要となる根拠をユルくしたいが、

好きな作品BL等の他の作品を守る為には、必要となる根拠をキツくする必要もある。

ではちょうどいい塩梅はどこなのか?という事を考える必要が出てくる。

そこで候補となるのが「科学的根拠統計的根拠等」だ。

 

どんな根拠が有るか?

そもそも科学的根拠統計的根拠等」の他に、どのような根拠が有るだろうか?もしかしたらもっといい塩梅根拠が有るかもしれない。

考えられる根拠を挙げてみよう。

1.無し(根拠は一切必要ない)

2.「気持ち悪い」等の受容者1人の不快感

3.「気持ち悪い」等の受容者相当数の不快感

4.「犯罪性差別を誘発する気がする」という懸念科学的・統計的根拠は無し)

5.「私はこの作品によって犯罪性差別を誘発されました」という証言

6.その他

個人的感想としては)やっぱり科学的根拠統計的根拠を抜いてしまうと、あまり良さそうな根拠は残ってないね・・・

でも検討すれば案外良いかも知れない。

 

検討1:悪用可能か?

まず気になるのはやっぱりあなたの好きな作品BLターゲットじゃない作品まで巻き込むような悪用がされないか?だよね。

1,2は非常に悪用簡単、3は人数を集めないといけないから難しさは上がるけど、敵対勢力がいる場合は数集められたら終わっちゃうね、

4も科学的・統計的根拠を示さなくていいなら非常に簡単、5も証言だけなら嘘も可能からなー、という感じ。

まぁ、守りたい作品も無く、BL等他のジャンルも巻き込んでもいいっている「無敵の人」なら悪用も気にしなくていいんだけど、その場合は同じように考えてくれる人が少ないという点がネックだね。

 

検討2:冤罪を生まないか

今度は倫理的問題

これは人に依るんだけど、もしあなたが「オタク向け作品は憎いとはいえ理不尽な改変要求はしたくないなー」と考える程度(もしくは以上)の倫理観を持っているなら、気にすべき事が有る。その要求理不尽もの冤罪を生むものになっていないか?だ。

1~3については「自分(やその共感者)個人不快感根拠に改変を要求するのは、理不尽じゃない?」という事を考える必要が有るし、

4,5については冤罪を生む可能性がある。

冤罪というのは便宜上表現なんだけど、例えばあなたが「犯罪性差別を誘発する」と思っている作品が、本当は犯罪性差別も誘発しない、もしくは誘発するとしてもその程度が滅茶苦茶低い(他のコンテンツと同レベル)だとしたらどうだろう?

作品を作る側は「犯罪性差別も誘発しない」のに作品を改変させられる訳だけど、それをどうでもいいと思うか、仕方のない犠牲だと思うか、それとも流石に許容できないと思うか、許しがたい暴挙だと思うか、

それはあなた倫理観次第だね。当然オタク向けの作品だけでなく、あなたの好きな作品BL等の多ジャンルについてもこうした冤罪が「あってもいい」と思うか、考える必要が有る。

 

あなた科学的・統計的根拠を示したくない理由は?

他にも検討すべき事項は有るだろうけど、まずはこんなところでどうだろう?

1~5は悪用可能か、という点でも、冤罪を生むか、という点でも、俺の倫理観から言えば心許無さすぎる。

俺は自分の好きな作品が1~5を悪用した理屈で改変されるのは嫌だし、腐女子じゃないけどBLが同じ事をされれば心を痛める、それに冤罪によって改変されるのは嫌だなーと思う程度の倫理観は持ち合わせている。

一方で科学的・統計的根拠はある程度安心なんだよ、科学的・統計的根拠悪用するのは(錯誤等の詐欺手段を使えば)可能では有るだろうけど難しいし、検証可能科学的根拠があるなら冤罪結構潰せる(一方で統計的根拠冤罪が残る可能性は結構あるのは気になるね)。

俺は理不尽他者に意に沿わない改変を求める様な人間にはなりたくない、そういう人間にとって、科学的・統計的根拠はある程度の安心感を与えてくれる。逆にそれ以外の根拠自分理不尽加害者になる可能性が有るから怖いんだよ、俺はね?

あなたはそうじゃないかもしれない、あなた倫理観が欠如していても俺にはどうする事も出来ない。

要するにあなた交通事故加害者にならない為の交通ルールみたいなものだと思ってくれれば良いよ。

ただ、一つ考えて欲しいのは、そもそもあなたは何で科学的・統計的根拠を示したくないの?という事だ。

だって科学的・統計的根拠は滅茶苦茶良いよ?悪用されにくいし、冤罪も生みにくい、確かに面倒臭いけど、理不尽加害者に成りたくないなら一番の選択肢だと俺は思うよ?

何でそれじゃ駄目なんだろう?

かに難しいし労力はかかるよね、専門家じゃなければ直接科学的・統計的根拠を出す為の実験をする事は非常に難しいし、世の中にそういうデータが有るか論文を探すのもかなりの苦労だ。

でも、そういう労力をかけないと、犯罪性差別を誘発しない作品を「犯罪性差別を誘発する」と言って改変させたり、理不尽要求をしてしま可能性は減らせないんだよ。

それとも、あなたがしたいのはそれなの?犯罪性差別を誘発しない作品を「犯罪性差別を誘発する」と言って改変させたり、自分不快感を無くすために他人に意に沿わない改変をさせるのが、あなたがしたい事なの?

俺はあんまりそうは考えたくないよ。「犯罪性差別を誘発する」といて改変させるのは、本当に「犯罪性差別を誘発する」事が確定できるものだけにするべきじゃない?

「なぜ人を殺してはいけないの?」と問われて、俺は説明は試みるけど、無敵の人を説得できる自信は無い、これも同じ、あなたがこの説明で納得してくれるかは分からないけど、俺はやっぱり、悪用冤罪によって理不尽作品を改変させられるのは可哀そうだし、無くした方が良いと思うよ。

これが俺のお気持ち

 

 

追記

ちなみにコメントでこれを載せてくれている人が居るんだけど、

有害図書青少年非行を誘発したり、その他の害悪を生ずることの厳密な科学証明を欠くからといって、その制約が直ちに違憲ものとなるとすることは相当でない。」( 最高裁H1.9.19判決伊藤補足意見

これは実はありがたく、有害図書指定って結構BLが狙い撃ちされている現状と合わせると、まさに上の様な理屈で「厳密な科学証明」無しにBL規制する事が正当化されている、っていう話なのね。

この現状をあなたは追認しますか?と問いたいので、このコメントの人には感謝

2022-03-19

なぜ毎日新聞は勝訴したのに、森裕子は敗訴したのか

森裕子参院議員に賠償命令 特区WG座長代理の名誉毀損―東京地裁:時事ドットコム

これに納得いかない人がいるみたいなので解説

前提

毎日新聞はなぜ勝訴したのか

記事には「毎日新聞社に対しても損害賠償を求める訴訟を起こしたが(中略)真実と信じる相当の理由があったとして請求棄却とある

これは真実相当性の法理によって免責されたということなので

ということ。妥当

森裕子はなぜ敗訴したのか

一方、森裕子に対しては「全国紙報道であっても、真実と信じる相当の理由があるとは言えない」として真実相当性の法理による免責を認めなかった。

これは2010年最高裁判決(最決平成22年3月15日刑集64巻2号1頁)を踏襲していると思われる。最高裁判決については以下の資料が参考になる。

最高裁判決を要約すると「一般市民であってもマスコミと同等の調査義務が課される」、換言すると「裏付け取材を行わない限り、真実相当性は認められない」ということ。

今回の判決においても同様の基準採用されたのであれば、森裕子は「毎日新聞記事鵜呑みにし、裏付け取材を怠った」ために真実相当性を認められなかったということになる。妥当

ブコメに対する雑感

以下、目に付いたブコメ引用しつつ、雑感を述べる。

BIFF 本件の「全国紙報道であっても、真実と信じる相当の理由があるとは言えない」と毎日新聞訴訟での「真実と信じる相当の理由があった」は整合性取れてるのかちょっと気になる。。

毎日新聞裏付け取材を行ったために真実相当性が認定され、森裕子全国紙報道鵜呑みにし、裏付け取材を怠ったために真実相当性が認定されなかった。整合している。

fops 「全国紙報道であっても、真実と信じる相当の理由があるとは言えない」そうなの??記事問題があるならリンクより、記事を書いた人に問題あるんでないの?

それは「配信サービスの抗弁」と呼ばれるものだが、最高裁配信サービスの抗弁を否定しており、記事転載した側も当然その責任を負うべきだという判例確立している。

まとめ

2022-03-15

anond:20220315094534

独身税作るなら全国民未成年オール独身課税しないと、税の不平等が起き最高裁まで何十年も争うことになるぞ

はい明日から税金取るよー

いいや、待てや、訴えるわ、とりあえず徴収一時停止させる裁判起こすわ、その間徴税ストップな

その判決最高裁までもっていくわ、終ったらこ税金の不当性を争う裁判な、もちろん憲法持ち出すよ

ついでに国連人権監視委員会にも報告するから

こんな感じで独身税考えた連中が忘れるぐらい長い時間掛けて違法性を含めて争うことになる

2022-03-05

anond:20220305180050

ニュースと称して広告送ってくる」のは反意図性があるからあとは、

CPUパワーを結構くう」が具体的にどれくらいかによるけど、50%超える?

コインハイブ最高裁判決では、プログラムの反意図性は認められたけど、

CPU使用率が0.5に設定されてたことで実害がないとして無罪になった。

もしそれより大きいようなら実害アリとして、通報もしくは告発してみては?

事件化すれば新たな判決基準が出来上がりそう。

・・・と思ったけど、たぶんWindows使用許諾書のどこかに

ユーザーエクスペリエンス云々~のために、Microsoft社が広告配信する権利が云々~、その実行環境ユーザー提供する云々」みたいな文言があって、

「それに同意しているから無理」とかなるんだろうなあ。

2022-02-26

バイデン大統領正義を実現するために何をすべきか理解してくれている

初の黒人女性判事指名へ 米最高裁バイデン

https://kahoku.news/articles/knp2022022501001591.html

 【ワシントン共同】米主要メディアは25日、バイデン米大統領民主党)が、連邦最高裁判事に初の黒人女性として首都ワシントン連邦高裁のケタンジ・ジャクソン判事(51)の指名を決めたと報じた。

これこそ米国民がバイデン大統領に対して本当に求めていることだ

2022-02-19

乳腺外科医中学生息子を自殺に追い込んだのは

最高裁有罪判決差し戻されたのでほぼ確実に無罪判決になるだろう。

最高裁事実証拠判断をしないので、明らかにおかし高裁判決に対して自ら無罪判決は下せず、高裁有罪判決をつっかえして「最高裁の示した問題点留意してもう一度証拠事実吟味をやり直せ」という形になる)

そして高裁有罪判決の直後にこの被告人中学生の息子が電車飛び込み自殺してる。

手術後「わいせつ行為事件で 逆転有罪外科医の子息が自死

https://www.sentaku.co.jp/articles/view/20371

 

差し戻し決定に対してのブコメ

 

nakakzs 差し戻しは前例的には、かなりの高確率無罪が出ると思われる。|しかし、二審後にネット医者誹謗中傷していた人いたけど、あれかなりまずいことになるのでは(しれっと消されるかもしれんが)。

afterkun 二審の時のはてなの反応。有罪と決め付けている連中は、少し省みるがいいと思うよ。本当に醜い。 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/byline/ogawatamaka/20200713-00187930/

HILOKI-T はてブにも大量にいましたよね、有罪だと決めつけて人の心のないコメントをしていたアカウントが。彼の子自死まで追い詰めたのはそういう連中なのだとという自覚は今もないのだろうけど。

zenkamono ブコメ「二審後にネット医者誹謗中傷」←はてブブコメ欄も酷かったよ。やったと決めつけ性犯罪者呼ばわりしてるフェミ垢いた。あいつらお子さんを自殺に追い込んだ加害者殺人犯の一味だよ。訴えられたらいいのに

 

ということで、お子さんを自殺に追い込んだはてブでの加害行為がしれっと消される前に、証拠保全しとこうと思います

パッと見で目についたやつだけ

 

lovely 「現実的ではない」で本当に何も起きないなら世の性犯罪被害者もっと少ないはずで、ヤツらあり得ないと思う状況でもやるから

tribird せん妄社会認知させ、賛同者を得た末にそれを盾に逃げようとしてるのが悪質。余罪も相当あるとしか思えん

theNULLPO せん妄状態かいかに加害者の言いそうな事

gwmp0000 個人情報流したり印象操作したり医師(病院)側の対応は酷い

maicou 伊藤詩織さんのケースと似てるよな。 業界ミソジニー

zyzy ここまで出揃っていて疑わしきは罰せずというなら、オウム真理教も罰するべきではなかった事になるわなぁ……。

2022-02-15

anond:20220215101106

桑田「ワイが大阪高裁判事でも同じことを言いまっせ!!(汗」


大阪人脳内では最高裁より大阪高裁司法機関の頂点らしい。

2022-02-05

メール私信)公開の是非

よく自分も悩むことが多いので調べたメモ

メール私信)を相手方一方的に公開された場合、争うポイントは以下になる。

高松高裁 平成5年(ネ)第402号 損害賠償請求控訴、同付帯控訴事件

ある団体幹部が内部の批判派へ団体に対する不満を書いた手紙を送ったが、後に批判派が本を出した際にその手紙団体幹部に無断で掲載

プライバシー権について

私信特定相手だけに思想感情を伝えることを目的としており、もともと公開を予定していないものであるから、その性質上当然に私生活に属する事柄であって、その内容がどのようなものであれ、一般人感受性基準にすれば公開を欲しないものと解すべきものである

当時の右連盟における地位考慮すると、右のような内容の本件手紙をみだりに公開されないことについて法的保護に値する利益を有しており、その承諾なしに公開することは、人格権であるプライバシー権利侵害するものといわなくてはならない。

背景を考慮した上でプライバシー権を認めている。

著作権について

控訴自身の考えを述べたものであって、その思想または感情を表明したものといえるが、著作権法が保護対象とする著作物の意義を「思想又は感情創作的表現したものであって」と規定しているところからみて、著作物というためにはその表現自体に何らかの著作者独自個性が現われていなくてはならないと解すべきであるところ、本件手紙表現形態からみて、このような意味独自性があるものとして法的保護に値する「創作的表現したもの」と解することはできない。したがって、本件手紙著作権法による保護を受けるべき著作物同法二条一項一号、一〇条一項一号)ということはできないと解するのが相当である

創作的表現したもの」ではないことから著作権性は否定された。

名誉毀損について

控訴人が管長言動について批判したもので、それ自体は一つの考え方の表明として自由表現することが許されるものであって、もとより被控訴人の社会的評価の低下につながるものとはいえず、したがって、またこのような意見を有していたことを前記の登載の方法公表することが、特に控訴人に対する社会的評価を低下させるものと解するのは困難である

当人社会的評価を低下させるものではないとして否定された。

東京高裁 平成11年(ネ)第5631号 著作物発行差止請求控訴事件

三島由紀夫の未公開だった手紙を作中に含む小説出版に対して、著作権侵害であるとして差し止めを求めた事件手紙著作物性を認めた初(?)の例。

著作権について

本件各手紙(本件書籍(甲第一二号証)中の掲載頁は、原判決七、八頁に記載されたとおりである。)を読めば、これが、単なる時候あいさつ等の日常通信文の範囲にとどまるものではなく、三島由紀夫思想又は感情創作的表現した文章であることを認識することは、通常人にとって容易であることが明らかである

著作物だという事は読めばわかる。

大阪地裁 平成16年(ワ)第6479号 損害賠償請求事件

手紙の複製を第三者である出版社に渡されたことに対する著作権プライバシー権信義則違反による損害賠償請求

著作権について

本件においては、本件手紙原本がどうなったのかを認めるに足りる的確な証拠もなく、また、本件手紙原本や複製物が被告から大阪書籍以外の者に交付されたことを窺わせる証拠もない。上記事実に照らせば、被告大阪書籍交付した物が、本件手紙の複製物であったと断じることはできないため、被告が、本件手紙を複製したと認めるに足りる証拠はない。

身も蓋もない(複製を立証できない時点で負けでは?)。

プライバシー権について

(2)本件手紙の内容は、別紙1のとおりであって、原告コレクションに関して大阪書籍等が無断転・掲載を行っているのを発見して、大阪書籍に支払いを求めたこと、そのことが正当であるとする原告の主張、「自書告身帖事件最高裁判決」についての原告見解原告泣き寝入りする考えはないことなど、原告大阪書籍等との紛争についての原告の主張を記載したものであって、一般私生活上の事実理解される事柄記載されているものではない。

(3)上記本件手紙の内容からして、被告が、これを大阪書籍という特定取引先だけに開示したとしても、そのことをもって、被告原告プライバシー侵害したとすることはできない。

(4)証拠(甲1ないし3、甲46、乙3)によれば、原告と、被告との関係は、前記第2の1(3)のとおりであって、原告被告代表者との間には親族関係もなく、取引であるという以上の交際もなかったものと認められる。本件手紙がその程度の関係にある被告手紙として送付され、特にその内容がプライバシーである原告被告説明したとか、守秘義務を課したとか、とも認められないことも、前記(3)の認定裏付けものというべきである

私生活上の事実理解される事柄」ではなく、「その程度の関係」の相手へ何の説明もしていなければプライバシーもクソもねぇだろとこれまた身も蓋もない。

知財高裁 平成17年(ネ)第10110号 損害賠償請求控訴事件

死刑囚手紙などを利用してテレビ番組書籍を出したことに対する訴え。

なお争点2(著作権プライバシー権侵害)については判断されず。

(参考)承諾の有無について

報道活動の一環として、何らかの形で番組の内容が書籍掲載されることは、通常、予想されることであるところ、上記認定のとおり、本件番組も本件書籍も、全体として、本件刑事事件をえん罪事件として扱い、控訴人が真犯人であることに疑問を呈する内容であり、控訴人は、控訴人の支援者から出版された本件書籍を受け取っていたにもかかわらず、これに対して、被控訴人らないしテレビ朝日に対して何らの苦情の申入れや抗議等をすることもなく、本件訴訟の提起までの約10年間を経過したものである。以上のような事情の下においては、控訴人は、被控訴人らに対し、本件番組制作放送すること、本件イラスト、本件手紙等を掲載して本件書籍制作出版すること、並びに、被控訴人らが、本件番組及び本件書籍制作のための情報提供をすること等について、少なくとも事後的に黙示の承諾をしたものと認めるのが相当である

何の反応もしていなかったため「事後的に黙示の承諾」があったとされた。

まり

著作権侵害で戦おうと思うなら三島由紀夫並の文章力でメールを書け……ていうコト?!

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