はてなキーワード: お歳暮とは
自分は35歳で公務員。彼女は鬱持ちの30歳で看護師。友達の紹介からぽんぽんと話が進んで付き合った。
話や趣味趣向が合うので一緒にいる時間がとても長く、これなら同棲した方が家賃も安く抑えれるってんで付き合って数ヶ月で同棲開始。
この同棲には彼女両親から付き合い始めたばかりだと強くいちゃもんがついた。いや、もう20台も半ばを過ぎた男女が同棲する事に結構突っかかってくんだなって。この時に毒親、彼女の育ちの悪さに気付くべきだった。
ちなみにこの彼女両親は今でも疎遠で年に数回しか合わない。旅行やお歳暮等を渡してちょっとお茶もらって帰るだけ。その間にもぐちぐち言われるからたまったもんじゃない。
同棲初期は楽しかった。化粧品が出しっぱなしだったり、洗い物はがちゃがちゃ煩い。それでも自分が全部やればいいや、楽しいのが1番だと割り切っていた。料理や風呂場掃除は自分。床等の掃除と洗濯は彼女。
彼女は鬱もあったけど自分は知識がなかったので勉強もした。下がりがちな時はずっと一緒に寝たり、通院の運転もした。というか当初通っていたクリニックは結構悪い噂のあったりして、クリニックの変更もした。結果は当日欠勤と薬の量も大分減って今では通院の回数も減り、仕事でも評価が上がった(これは本人の努力もあるけど)
周りからみたら手がかかる彼女だなと思われるかもしれないが、それでも好きだった。
そんな彼女が浮気をしていた。喫茶店で男と2人で食事に行っているのを見てしまった。
それくらいで浮気って言うなと思われるかもしれないが、これは2人で約束した事で、異性と2人で出掛けるのは浮気だねと付き合う前に決めた。勿論、研修や飲み会前の合流で2人になったなんてのは浮気ではないが。
見かけた瞬間は頭がぐるぐるして変な気持ちになったが、次の瞬間には怒りに変わってそのまま殴りに行こうかと思ったが、ギリギリ残っていた理性で堪えた。見間違えもあるからもう一度見たけど、やっぱり彼女。男は彼女の手に付けたアクセサリーを触っていた。気持ち悪い。
その日の夜、軽く聞いてみた。
今日何処か行った?
家にいたよー。
友達が歩いてるの見たって行ってたからお散歩でもしてたのかって。俺も一緒に歩きたい!
正直に答えてくれたらよかった。別に気の迷いなんてあるんだからごめん、もうしない、LINE等は消すって言えば飲み込むのに、結局嘘をついてきた。まぁそれから自分が疑う気が強くなってしまってLINEが鳴ればスマホに目がいってしまったり、友だちと遊びに行くってのも不安になって辛くなってきた。
その後、結局LINE通知で男性から楽しかった。また遊ぼうねってのを見てより黒。
非通知にする頭はないのかよ。
それでもずっと黙ってる。結局、今の関係が壊れるのが怖いんだ。
正直、鬱持ちで浮気する30台女性。こんな奴さっさと捨てて次行こうと思えればいいんだけど、そうもいかない。だって好きだったから。
ここに書き切れないほど悪い話が彼女両親共にある。抜粋して書くと、
そういった環境で育ち学生時代から診断がつかない鬱病。その後、社会人になり鬱病診断持ち。
まだまだあるし、細かく書いたらキリがない。
今後はもう別れるようと思っているが、なかなか今だって決心が決まらない。早く別れた方がいいのはわかる。でもどうしてもつかない。
苦しむのは自分なのにと思いながらも毎日モヤモヤして過ごしている。
結婚は本気でするつもりで、何度か時間をかけて彼女両親と話たんだけど許しがもらえない。ようは言葉の節々を摘むと自分たちと同居してもらえる人じゃないとだめなんだと思う。同居に関しては自分も、なんなら彼女の方が絶対にやだと言ってる。本当に毒親なんです。
一時期はもう結婚してしまおうかなんて話しましたが、毒親にバレたら何されるかわからないと止まってしまいました。
浮気現場を見てから呼吸が浅い日々が続いていて、正直限界かなとも思う。でも、別れて会えなくなると考えると辛すぎて涙が止まらなくなる。
進むのも止まるのも怖い。35歳にもなってこんな精神状態はキモいのは自分でもわかっているけど、もう本当に辛い。もう息もしたくない。
今日は彼女が仕事でいないけど、アパートにいると気が狂いそうなので取り敢えず歩いたり、ベンチでぼーっとしてる。その間も涙が出そうになる。
コメントありがとうございます。参考にさせていただきます。
確かに前に異性と2人で会うのは浮気ってとは思ったけど、結局パートナーを不安にさせた時点でダメだよねって事で2人で決めた。複数だったら会社や大学の同級生でも咎めたことはないです。
自分は絶対に不安にさせたくないから飲み会始まりとか途中でも料理の写真送ったり、仕事やプライベートでLINE等聞かれても基本個人間での連絡なんてしないのでグループにしてました。勿論、彼女は連絡を取ってたりしましたがそんなことは問題にしたことはありません。
ごめん。一つだけ嘘をついた
ワイも本当はミディアムを狙ってるんやけど、何故か火の通りがこの基準だとレアっぽいところで止まる感じなんだよな
それでも美味しいんだけど
たびたびツイッタなどで話題になる事だが、「ネット無料!」だけじゃなくて自分で回線を引けるのか、宅内VDSLなのか光ファイバなのかイーサネットが来てるのか、という事がさっぱり判らない。
内見に行けば壁から出てるのがモジュラージャックRJ12なのかRJ45なのかでVDSLかどうかは判る。でもこの場合でも致命的な問題がある。JCOMを引いてしまうという可能性だ。JCOMだけは避けたいという人が多いことだろう。
VDSLじゃなくても光がMDF(主配電盤)まででそこからイーサネットなのか光配線で居室にONU置けるのかと種類がある。
でもこういう事はセールスポイントになるはずなのに全然表示されないのだ。だから入居してからのギャンブルになる。これじゃ困りますわな。
更にMDFと居室間がどうやって繋がれているのかというのも知って判断材料にしたい人は居るだろう。
例えばイーサネット方式であれば居室ごとにVLAN切れるハブを使ってるのか、帯域制限出来るハブなのか(隣家が巨大ファイルダウンロードしても影響が少ないか)っていうのも知りたい。
が、これも不動産屋にその概要を教える仕組みがないからギャンブルだ。使ってるハブの品番教えてくれれば一発で判る事なのに。
大家としても高品質な回線の為に工事費負担しても、チラシやネット広告に表示されなくて無料JCOMアパート以下の扱いになるんじゃやってられん。
ゴミ置き場の管理方法はQOLの高低に直結するのに軽視され過ぎている。
youtubeで特殊清掃やゴミ屋敷清掃業者のチャンネルをよく見るのだが、ゴミ屋敷依頼人にはまともな人も結構居るのだ。
例えば無印良品の家具使ってたり(部屋を無難にまとめるには無印で揃えると良いという文脈を知っている)、名のあるブランドの服を来ていたり、教養本とビジネス書の配分が丁度いい本棚だったり。
依頼者インタビューを見るとゴミ出しの困難がその切っ掛けになってる事が多いのだ。
自治体によっては分別品目がかなり多い。それは分けるのが大変という事ではなくて、品目ごとに収集日が違うって事なのだ。しかも2週間や3週間ごとにしか収集しない品目もある。
交代勤務やシフト勤務だと収集日の朝に出せない事が増えてしまうのだ。
しかも、だ。生ごみなら袋出しだから朝早くても出せるから早出でも問題ない。しかしリサイクル品目は折コンや農協収穫カゴなどに入れなきゃならない。でもそのカゴは町内会の人が設置する朝6時くらいから収集車が来る8~10時くらいの間にしか設置されない。早出残業が多いと超困難乃至は無理なのだ。
こうしてゴミが部屋に溜まりはじめ、ゴミ屋敷への階段を転げ落ちる事になる。
管理人が居て専用のゴミ置き場がある物件だと、このカゴを常置してあり、いつでも資源ゴミが出せる。生ゴミは腐敗するので当日以外出すな、としている所が殆んどだろうが、これはかなり楽だ。ゴミ出しに時間を拘束されるのが生ゴミの週2or3日でしかない。更に生ゴミもカラスに荒らされないから未明から出しても迷惑にならない。
但しマンション専用ゴミ置き場があっても管理様態には種類がある。
・生ゴミ以外全品目のカゴが常置されて管理人がまとめて出してくれるタイプ
・カゴの設置はビン、缶などだけでその他の品目はご自分で出してねタイプ
・ゴミ置き場に置いて良いのは生ゴミだけで、その他全品目は自己管理で出すタイプ(住民の為のサービスではなくて清掃局に専用ゴミ置き場設置を命じられている)
「専用ゴミ置き場がある」だけでは判断できず、運用を見るか住民、管理人に聞くしかないのだ。
オートロック+リフォーム済みなのにゴミ出しは全部各自というのはゴミ出し界のJCOM物件である。
いずれにしても、これはゴミ出しの負担低減とゴミ屋敷化防止の点で非常に有用な情報なのに、賃貸広告で扱われていない。
ちゃんと広告に書くべきだし、この情報が有用であるという事を認識していない不動産業にも不満がある。
まぁ、不動産屋は家賃払ってる店子じゃなくて大家の方にだけお歳暮出してる業界だからさもありなんなんだが。
更に内見でもゴミ管理の種類は判別しにくくて、やっぱりギャンブルになっちゃう。ゴミ置き場にカゴ常置なら家賃が相場より5000円/月高くても良いという人も居るだろうに、そういうニーズに気が付いてないのである。
https://anond.hatelabo.jp/20240609080433
毎年、お歳暮の時期に、母が私にも送ってくれるんですよ。
でもまずは、甘辛いタレで穴子丼。
2~3日放置するだけ。
簡単でおいしいよ。
ついでに、最近ハマってる白和え二品
白和えが好きで好きで好きで。何でも和えたくなる。
前にこじゃれた日本料理やさんで、フルーツの白和えを頂いたよ。
意外な組み合わせなのに、とっても美味しかった。
白和え、万能!
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ごはん---
次の「Piece」は、来年1月13日発売のベツコミ2月号掲載です。
(なんのことやら。)
武田鉄也さん、すごいな!
仕事中アシさんが。。。
「あ~!分かった!なんか、、‘アルフィー‘に似た名前だよね!?」
に、似てないよ!「ア」しか合ってないよ!
あー。うん?似てる似てる。かも。
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すごく寒い日に、あったかいモノ食べに行ってぽかぽかした後に、
内臓系、大好き。
近頃、レバ刺しに飢えてるよ。
取りあえず、免許の住所変更に、とっとと行かないとー!
(行きそびれてる。。)
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お仕事---
に、行ってきましたよー。13日ですけど。
よく分かんないけど、どうもありがとう。
「維村さんって、どんな人。。?男の人。。?」と素で聞いたら、
冷笑されました。
まだ原稿残ってたので、「酒は呑むなよ!!」とのアシスタントさんの
言いつけを守って、良い子の時間に帰りましたよー。
どうしよう!!
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日記---
「クリスマスに、、、!!思いっきりクリスマスにしてください、、!!」
と、注文してみたら。。
わー。派手。
私、色々雑だからな。見習わないと。
「銀のぶどう」のかぼちゃタルトとか、「パリ セヴェイユ」の、、
これ、もっちもちで美味しいんですよ!全力でおススメ。
「Piece」7巻の発売日を、はっきり決まったらお知らせしますね~!
と言っておきながら、明記してないことに今気付きました。
多分、12月26日発売です!!(多分て)
表紙は「比呂くん」ですよ。
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日記---
つぶやいたら、アシスタントさんが「私、持ってますよ~貸しますよ~」と
言ってくれた。わ~!嬉しい。ありがとう~!
「子供の頃、学研まんが人物日本史の`紫式部`がすっごい好きだったんだ~私」と
続いてつぶやいてみたら、「私、それも持ってますよ~貸しますよ~」って。
えっ。まじで!?
しょ、初版1981年なんですけど、なんで持ってんの?書店か!!
コレですよ~
見よ!この年季の入った品を、、!貴重
親が唯一すすんで買ってくれた漫画が、この「まんが人物日本史」と
「まんが日本の歴史」だけだったんですよね。
ストーリー漫画の代わりに愛読してまして。
なかでもこの「紫式部」がね、絵柄も含め、とっても少女マンガっぽくて
大好きだったんですよ。
再び巡り会えるとは、、!感無量。
才媛であるが故に?愛され下手な式部に、超泣ける。
しかし、何でも口に出してみるもんですね。
うっかり転がり込んで来たりするもんですね。
(試しに、口に出しておこう)
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本・映画---
友人の友人のライブ。
ごめんよー、アシちゃん。
お酒は、飲まずに帰ったよ。(得意げ)
キャラメルとか、マカロン型のチョコとか、クルミの形のキャンドルとか。
メルシーです
40代子なし。
周りの同世代は父母になり、クリスマスはサンタさんする側にまわってる。
聞こえてくる楽しいほっこり幸せエピソードも、子供の無茶振りに振り回されるエピソードも、どれも羨ましくて仕方ない。
自分の子供時代は、機能不全の毒親一家でサンタさんとかクリスマスとか、子供時代にそういうの楽しんだことないな。
親は自分の都合で子を振り回して、子供を喜ばそうとか、イベントを楽しもうという感覚を一つも持っていない人たちだった。
サンタさんはすでに保育園の頃からいないものだと教えられていて、夢を見る暇もなかった。
枕元に靴下を置いて寝たら、朝にはみかんが入っていて、ガッカリしながらみかんを持って起きていくと、親はそれを見て腹抱えて爆笑していた。
何が楽しいのか、一つも楽しくなんかない。
小学生のときはクリスマスに、着せ替えの人形が欲しいと言ったら、取引先からお歳暮でもらったという(商売でご贈答文化があった昭和時代)
目がギョロギョロの子供には怖いだけの大きなフランス人形を押し付けられたりもした。
悲しんだりがっかりしたのがバレるとめちゃくちゃ不機嫌になるのがわかってたので、無理やり喜んだふりをした。
自分に子ができたら、子供時代の分まで精一杯自分の子供に楽しんでもらいたいとおもっていたけど、不妊治療を10年続けて、結局子はできなかった。
友人や仲のいい同僚のお子さんたちにプレゼントをあげたり遊びに誘ってもらったりして、子供世代と触れ合って楽しいこともあるけど、
クリスマスはやっぱり家族の行事なんだよね。一緒に楽しんだりできないのは寂しいけど、できなかったのだから諦めるしかない。来世に期待だ。
こんな家で育って、兄弟も誰も結婚してない。なので甥姪もいない。まあ、家庭に夢も希望も持てない家に育ったんだから、当たり前だよな。
とても寂しいけど、結婚できただけマシと思うことにしてる。
大好きで敬愛していた先輩が悩んでいて。
どうしても環境が違って悩みは理解できなかったけど、大変そうなとこを少しでも元気になってほしくて美味しいお歳暮(昔一緒に行ったお店の贈り物詰め合わせ)を送ったんです。
誕生日には贈り物しあったり、2人で旅行に何度か行ったりもした人で、距離感を間違えたとは思えないのですが。
「子供ができない苦しみは貴方にはわからない」「いいよね、悩み少なくて。」
妊娠したほかのひとのこと「羨ましい、全部うまくやって」「流れちゃえばいいのに」って言った貴方のこと忘れられない、誰にも言えない。余裕がなくなった末の言葉だとは思うけど、寂しい。
別に感謝が欲しいわけじゃないのに、一つでも楽しみになればいいと思って。全部捻れて伝わる今のあなたが悲しい。
ちょうど私も色々うまくいかなくて悩んでいて、でも悩みを話したら「うまく休みとって発散してるから大丈夫だよね」
二日酔いも深酒も、笑い話にされたけど私、24年間こんな体壊すようなお酒の飲み方したことなかった。信頼してた人に笑いものにされて、消えてしまいたい。
思い出を語ってみる。俺はしがない社会人だけど、できるだけ面白くなるよう心掛ける。
あれは確か、2021年秋だった思う。当時も今も、うちの家の近所に老舗のスーパーマーケットがあってさ、朝早くに行ったら居酒屋だと刺し盛り2,000円だろ!! ってレベルの新鮮な刺身パックが売ってた。
それが楽しみで、週に二度通ってた。たまに、生マグロとかウナギの解体ショーもやってたけど、コロナ禍のせいで中止になってしまった。今でも再開されてない。
さて、ある秋の日の午前だった。いつものように刺身パックを買って、あと昼酌のためにビールも買って、そのスーパーマーケットのレジに並んだ。そしたら、いつもいる小柄な大学生ほどの女の子がレジを打ってたんだが……。
「あっ!!」
ここまできたら、恥ずかしいけど言うしかない。当時はそう思ったはずだ。
「〇△さん、髪切りました!?」
そんなことを言った。善意でも悪意でもなかった。思ったことを口にしただけだ。
するとさ、その女の子がさ、
「はい…切りました…」
って、悄らしい感じで答えるのだ。まごまごしてた。
その子に刺身パックとアサヒの缶ビールを手渡して、当時は有料化されたばかりのレジ袋も渡して、お会計で千数百円を出した。
すると、その子が小銭をレジに入れる前に、チャリーンと落とした。すぐに拾い上げた。慌てていたんだろうか、お釣りは受け皿に置いたけど、割り箸もレシートもくれなかった。
袋詰めコーナーで刺身をレジ袋に入れて、レシートをゴミ箱に捨てた後で○△さんの方を見ると、片手を後ろに組みながら、左足?のつま先で床を掘り返すような仕草をしてた。この場面は記憶に残ってる。
正直、気持ちが悪かったと思う。相手にとっても。俺にとっても。俺、そんなに若くもないのに……当時は31だったけど、やはり若くはないと感じる。でも、その時から俺はなんか、変わった気がした。
それから、チャンスがある時はその女性店員S子さんと雑談をした。俺のほかにおじさんやおばさんがレジ店員と会話してるのを聞いて、天気の話とか、メイクが変わったこととか、相手をちょっと褒めるのとかした。
S子さんが喜んでくれるのが嬉しかった。うざそうにしてたらすぐにやめたけど。
ひとつは、その年の冬だった。レジコーナーに行くと、レジ打ちの人の中に、背が高い20代前半ほどの女性と、もう一人レジ係がいた(2人組)。俺がレジに入ろうとすると、背が高い方のT子さんが、両手で無言でブロックサインを作った。
前を見ると、そのレジは止まってた。客と店員の話を聞くに、カード割引の電子決済トラブルがあったようだ。T子さんじゃない方の子がマイクスペースに行って店内コールをするんだけど、これは……「聞こえてないな」と思った。
チラッとT子さんを見た。不安そうな顔で立ってたよ。それで、俺は彼女に声をかけたのだ。「今の聞こえてないよ。あなたが社員さん呼んできたら」と言った。すると、T子さんは走り出して精肉コーナーの方に向かった。
社員さんがT子さんと一緒にやって来て、レジを操作して事なきを得た。夕方~夜だったはずだ。3割引の刺身を買っていた気がする。
次の来店時から、T子さんのレジに並ぶと会話が弾むようになった。ピアスとか、イヤリングとか、シルバーリングとか、いろいろ付けてる子だった。アクセサリーの話もしたし、進路のことも話したかな。
ある日の夜だった。半額ハンターとしての役目を終えてレジコーナーに向かうと、そのT子さんのレジの隣に、先ほどの背が低い子(S子さん)がいた。俺は何も考えずにT子さんのレジに並んだ。
そしたらさ、それを見たS子さんがどっかに走って行くんだよ。サービスカウンターっていうのか、お歳暮や地元の土産物が置いてあるコーナーだった。
S子さんに悪いことをした。罪悪感が込み上げてきた。確かに、S子さんとはたまにしゃべってた。会計の時、「こんばんは」「雨が多いですね」とか一言二言くらい。
でも、当時の俺にはそういうのが非常識だとわからなかった。今思えば恥ずかしい。穴があったら入りたいよ。
T子さんとは、それから偶然スーパーの駐輪場で一緒になって、そしたら話が弾んで、電話番号を交換して、一緒にご飯に行った。それから何度も、いろんな場所に連れて行ってあげた。いい子だった。
付き合ったのは半年だったけど、いい思い出だった。先日、バッタリと会う機会があった。おいしい物を奢ってあげた。
残りひとつはコンビニだ。あの当時、近所のコンビニでも女性店員と話をしていた。どっかの遊戯王のキャラクターの台詞じゃないけど、「お前、キモイだろ!!」みたいな感じだった。
当時はまだ、T子さんとの付き合いに発展する気配はなかった。というか恋愛に興味がなかった。でも、コンビニの店員に声をかけてみたいと思っていた。愚かだった。
そのコンビニには、姉妹同士と思しき店員が働いてた。一緒にシフトに入っていることが多かった。そのコンビニは、時間が経った店内調理品を値下げするタイプだった。俺がさ、仕事帰りに唐揚げとかカレーパンをまじまじと見てると、姉の方は目の前で割引シールを貼ってくれた。控えめに見て神だった。妹さんは接客がしっかりしてて、とても高校生には見えなかった。
その姉妹とか、ほかの店員さんとも会計の時に話をしてた。十秒以内だけど。天気の話とか、好きなホットスナックとか、見た目が変わったこととか、他愛のない話ばかりだ。
師走の頃だったか。いつものようにコンビニに入ってヤングジャンプを読んでたら、なんとお廻りさんに呼び止められた。「ちょっと来てください」と言われて、パトカーに乗せられた。コンビニの駐車場に1台だけパトカーが停まってるのって、なかなかシュールだったよ。
・ほんとに変なことしてないよね?
それで、パトカーの中で詰問が続いた。俺が犯罪をやってるみたいな決めつけだった。正直ムカついた。だが、相手はお上だ。忍耐しか勝たん。唯一の道だ。
お巡りさん(ポリツァイ・若)に、「あ…そうだ。身分証見せて」と言われた。俺は免許証と一緒に、名刺入れの中から地元町内会(子ども会の役員)の名刺を出した。
「会社の名刺はある?」とお巡りさん(ポリツァイ・老)に聞かれたけど、「土木作業員なんで持ってないです。この見た目でわかるでしょう」と答えた。本当は地元区役所勤め(※時々作業着を着用する事務吏員)だったから名刺を持ってたけど、見せたくなかった。
だって、こいつらは俺のことを犯罪者扱いしてる。それこそ小学生の頃から地元一筋で生きてきたのに。横浜の田舎だけど此処が本当に好きで、ずっと地道に活動してきた。子どもながらに地元のイベントの手伝いを何度もした。大したレベルじゃないけど地元に貢献してきた。
だから、高三の時に区役所の試験を受ける時だって、祖父や実父が顔を利かせてくれたし、学校の先生や、剣道部の監督やコーチだって、学校単位で推薦状を書いてくれた。「できることはやった。試験がんばれ」って応援してくれた。
(以下追記)
※誤解があったらよくないので弁明する。地元のために活動してる人が公務員試験で有利になるのはありうる。ルールに書いてないだけで。実際、俺以外の採用者を見る限り、地元枠というのが明らかにある。ルールに定めはないけど、故郷を想う人を優先するのが地方公務員試験のあるべき姿だと思う。国の機関だったら、外務省は非公式ながら縁故採用してるじゃん。国にとって大事な家柄や血筋の人を採用してる。それくらい、社会では『つながり』というのが重要視される。
まあ、警察官に疑われたのはいいよ。実際、俺は悪かった。だけども……お巡りさんは通報を受けたので仕方ないにしても、問題はあのコンビニの店長だ。一応、顔は知ってるけどさ。
同じ組内(くみうち)なのに、あの人は町内の溝上げにすら参加しない。お前がひい爺さんの代から経営してる商店(コンビニ)の前の水路、俺らがさらってるんやぞ?? と、急に怒りが込み上げてきた。
子ども会の行事での弁当発注とか、イベントが終わった後の飲み会で地元店を順繰りに利用してるのを思い出すと、さらに腹が立ってきた。
そんなこんなで、職務質問は15分ほどで終わった。あの時、子ども会の名刺を見せた途端、警察官二名の対応が一気に緩くなったのだ。以降は和やかムードになった。
その一人(ポリツァイ・老)は、俺の祖父を知ってるみたいだった。「あー、連合会長さんのお孫さんなんですね」って感じだった。「今は故人です。お世話になりました」と言っておいた。
漸くパトカーから解放されて、警察官に連れられてコンビニの中に入ると店長さんがいた。それで、出入り禁止を告げられた。
「……そういうことなので。今後のご利用はなしでお願いします」
「わかりました。そうします。すいませんでした。ただね、店長さん。そう思ってたんなら、話をしてもらいたかった。いきなり行政ではなくてね、同じ町内なんだから。店員さんに話しかけるのが迷惑なら、まずは言ってほしかった」
「はい……では、すいませんが。今後はご利用はなしということで。お願いしますね」
「わかりました。もう利用しません」
言うまでもないが、子ども会関係の発注リストからあのコンビニを無くした。町内会の寄り合いでも情報を共有した。利用客とトラブル解決の話し合いをせずに警察に通報する店があったことを。俺はあの時、嫌な気分になったし、地元民同士で腹を割って話し合えないような者と付き合いたくない。
子どもの頃を思い出した。昔、俺の爺さんの世代なんかは、何かあるごとに皆で公会堂に集まって、午前中に話し合いが始まって、昼になろうと、日が暮れようと、夜になろうと、ずっとやってた。話すことがなくなった人から家に帰っていくスタイルだ。夜を跨いだ場合、太陽が昇った直後だと討論組と雑魚寝組に分かれていた。
あの人達は、とにかくずっと腹を割って議論し続けていた。そういう農民のDNAが身体に刻まれていた。それが、この組内(くみうち)のしきたりだ。百姓の世界の決まりを押し付けるみたいで悪いが、腹を割って話し合いができない奴とは仲良くしたくない。
でも、俺が悪いのは間違いないと思う。だって、俺があの姉妹店員に話しかけなければ、こんなことになってない。悪いことをした。申し訳ない。もし祖父が生きてたとしたら、俺はすごく怒られていただろう。「他人に迷惑をかけたらいかん」って、絶対に怒られてる。俺が悪かった。反省してる。
今はこんなことはしてない。大人しく買い物してる。あのスーパーは、今でも週に何度か利用する。買う物はずっと一緒だ。新鮮な刺身と、アサヒビールor焼酎を少々。あとは半額総菜。黒烏龍茶のインスタントパック。冷凍食品。そんくらいしか買う物がない。実家暮らしだからな。
結局、子ども会関係のコンビニへの発注分は、こっちのスーパーに移ることになった。大資本がやってるスーパーマーケットではあるが、地元に税金を払ってるならいい。
いつまで経っても同じ生活を繰り返すのだと思う。今週もいつもどおり、あのスーパーマーケットで何度か買い物をする。それで、日曜日には水路の清掃とか、子ども会の伝統行事とか、ほかの地区と合同で〇△フェスティバルをやったりする(小中学校の校庭でやるお祭りetc...)。
あとは、そうだ。いつか必ず、子ども会の行事として劇団四季のミュージカルツアーを企画してみたい。今思ってるのはそれくらいかな。
こんなことをして一生が過ぎていくんだろうな。そして地元で死ぬのだ。できれば祖父みたいに、実家で死にたいな。朝起きたら死んでいるのがいい。
話は散らかったが、懺悔を聞いてくれてありがとう。すっきりした。増田の皆さんがよい週末を過ごせるように祈ってる。
追伸
短期の仕分けバイトやった程度しか知らんけど、例えばヤマトや佐川が配送料金3倍くらいにしたとしてもすぐに解決するのは無理なんじゃないかって思う。
多分、物を置いておく場所が足りてない。
短期バイトって当たり前だけど繁忙期に雇われる訳だけど、そういう時期のヤマトや佐川、ついでに郵便の何が大変って物を置いとく場所がなくなることだと思うんよ。
置いとく場所がないから、カゴ車(ロールボックスパレット)へ雑でもいいから積み込んで送っとけ! ってなる。
で、雑な積み込みしてるもんだから送った先での仕分けが遅れて、仕分けが遅れるもんだから荷物溜まって、そっちから送り出すカゴ車もぐっちゃぐちゃになって連鎖的に作業が遅れていくんよ。
俺が働いてたのは結構前だから、今はそこまでぐっちゃぐちゃではないのかもしれないけど仕分けが遅れはするだろう。
仕分けが遅れたら当然配達にも影響がでるし、その上で荷物の量自体も多いのだから配達員はもっと大変になる。
しかも俺もそうだったけど、短期バイトなんて仕事覚えた頃にはいなくなってるような連中な訳じゃん。
年末などの繁忙期は仕事量的にも作業する人間の質的にも作業効率が落ちる時期で、その状態で急に荷受量が増えたらそりゃ対応できなくなるよね。
年末商戦やお歳暮の時期なら冬休みの学生とかがバイトに来るだろうけど、ブラックフライデーは時期的に少し前の時期だから短期バイトの集まりも悪そうだし。
こんなふうに俺は考えているので配送料金上げたとしても、劇的に状況が変わるとは思えない。
○○○○円以上なら送料無料! みたいなところが増えて、セールでまとめ買いする人が増えて荷受量がますます繁忙期に偏るだけなんじゃね? って気もするし。