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2023-11-15

anond:20231115180538

稼げなくなってきたor稼げそうで稼げない商法パッケージングして玉虫色に飾り立てて低偏差値バカに売りつけるのが情報商材ものな。

商材が世に出たらその商法による供給がどんどん増えてますます価値が下がるんで

稼げる可能性はどんどん下がっていくんだよね。

2023-11-05

ジャパンモビリティショーの感想【完成車メーカー編】

機械大学4年。

就職先がジャパンモビリティショー(旧東京モーターショー)のチケットをタダで配っていた。強制ではないが「勉強してこい」ってことなんだろうなあと思い行ってみることに。

ジャパンモビリティショーとは?

自動車メーカー部品メーカー(サプライヤー)が新型車やコンセプトカーの展示や新しい技術の紹介を行う催しであるコロナ前は東京モーターショーという名前だった。場所東京ビッグサイト

「モビリティショー」に名前が変わった理由は、車以外の次世代モビリティも展示するよ!というコンセプトを打ち出しているから。車だけではなく、車でもバイクでもない新しい乗り物を発表する場というコンセプトが、今回開催されたジャパンモビリティショーだ。

以下、各メーカーブース感想見学した順番に感想を書く。

長いので完成車メーカーブースから

部品ブースやそれ以外の感想は、思い立ったら書く

トヨタ

トヨタは新発表のコンセプトカー数台と新型クラウンランクルSUVセンチュリー、そしてモトコンポのような小型バイク(っぽい三輪車)を展示していた。

詳しい説明プレゼンなどは特にないが電飾などによる装飾は豪華で、イメージ重視な展示だったように感じた。

EVだと見られるコンセプトカー、特にオレンジ色スポーツカーに注目が集まっていたが、感想としてはかっこいいなあと思うだけ。具体的なメカニズム開発者の熱い想いが分からないと、正直面白くない。

また、新型クラウンなどもディーラー行けばじっくり眺められる訳で、人混みに揉まれながら見るもんでも無いと思った。

しかしとても良いと感じたのが、「ネオステア」と名付けられた新型のステアリングハンドルアクセルブレーキハンドル操作できるため、車椅子の人でも車を運転できる。調べてみるとパラアスリートが開発に関わっているらしい。

ネオステアグランツーリスモプレイできる体験ブースがあり実際に体験してみたが、これが面白かった。ただ単に足を使わず運転できる、という話ではなく、だれもが運転の楽しさを味わえるという点でとても良い技術だと感じた。是非市販化してほしい。

マツダ

唯我独尊、「人馬一体」のわが道を突き進むマツダブースには「だれもが、しあわせになる」というキャッチフレーズを掲げるパネルの前に初代ロードスターが展示されていた。

マツダブースの目玉は、世界初発表のコンセプトカーであるアイコニックSP」。とんでもない人だかりができていて全く近づけず、自分の目で見るのは諦めた。

また、マツダ福祉車両仕様の現行ロードスターを展示。アクセルブレーキハンドル左側に設けられたレバーで行い、シフトダウン・アップは右手だけで操作できるよう改造されている。

存在自体は知っていたものの、実際に現物を見たり運転席に座るのは初めて。車椅子ドライバーでも、スポーツカー運転を楽しんでほしい、というマツダの想いが強く伝わってきた。トヨタネオステアと並んでとても良い展示だった。

やはり、マツダエモーショナル価値観を伝えるのが巧い。「だれもが、幸せになる」初代ロードスター福祉車両仕様NDロードスター、そして往年のマツダ車と写る家族写真を何枚も載せたパネルからは、マツダが訴える運転の楽しさや車の素晴らしさがひしひしと伝わってくるし、こちらも感動して目が潤んでしまう。就職先が作る車ではないが、ロードスターだけは新車絶対に手に入れようと決意した。

スバル

スバルはアウトトレックソルテラのようなイチオシ現行モデルに加え、新型車であるレイバックを展示。コンセプトカーはEVスポーツカーの一台のみ。

そして、何よりも一番の目玉が「空飛ぶクルマであるスバルエアモビリティコンセプト。特大ファンを6つ搭載するドローン型の航空機だ。驚くべきことに、実証実験では実際に飛んでいるらしい。実証実験を含め、世界で公開されたのはこれが初。

一般的にはあまり知られていないが、スバル前身中島飛行機という航空機メーカーで、現在航空機部品の開発を行っている。「航空機メーカーとしての歴史を元に、陸空で運転の愉しさを提供します」という発表には説得力があった。

また、展示してそれっきりのトヨタマツダと違い、女性コンパニオン積極的プレゼンテーションを行い、展示車両を丁寧に紹介していた。スバル安全と楽しさの取り組みを熱心に紹介していたのが印象的だった。

メルセデスベンツ

車以外のモビリティの展示は一切なし。SクラスCクラスAMG(セダンスーパーカーエンジンをぶちこんだ超高級車)やEVなど、よくも悪くも現実的普通モーターショーな展示だった。

注目を集めていたのが、GクラスEVバージョンであるEQG。Gクラスデザインネオクラシックデザインにまとめており、普通にカッコよかった。

ルノー

現行モデルを、値段付きで数台展示するのみ。あまり人だかりはできていなかった。

もっとやる気出せ、と言いたくなるものの、出展していただけるだけでも有り難い。

トヨタ車体

ハイエースなど、トヨタ車の一部の開発を請け負うトヨタ車体。ハイエースのBEVコンセプトカー(グローバルハイエースBEVコンセプト)や、新型ヴェルファイアの4席超高級仕様である、スペーシャスラウンジ コンセプトなどを展示。

ハイエースのコンセプトカーはボンネットが長く荷室もそれほど高さがなかったため、そのままのパッケージングでは日本ユーザーは満足しないだろうと感じた。あくまでもグローバル向け、ということなのだろうか。

日産

日産は現行モデルのほか、R35GT-RnismoフェアレディZnismoスカイライン400Rを展示。そして目玉は、パキッパキデザインのBEVコンセプトカー数台だ。

コンセプトカーは相当未来を先取りしていて正直何を伝えたいのか正直良く分からない。ただ、今後は曲線ではなく面とエッジを多用したデザイン推していきたいんだろうな、ということは感じた。最近トヨタ(レクサス)やスバルもそんな感じのデザインだし、トレンドなのかもしれない。

日産ホームページを見てみるとFORTNITE とコラボしているらしく、ペルソナとなるキャラクター説明などもあるが、やっぱり良く分からない。FORTNITEをプレイできれば楽しいのかもしれないが...。

コンセプトカーの中でもひときわめだつのハイパーフォースコンセプトの名を称したスポーツカー日産としては「GT-Rかもしれないね、ふふふ...」といった雰囲気を出したいのだろうが、来場者はGT-Rしか見ていない。

車体側面にゴールド描かれた「4ORCE」の文字は6代目スカイラインRS-TURBOが由来なので全部が全部GT-Rのコンセプトカーではない。日産ハイパフォーマンスカーの歴史と、それを踏まえた未来へのイメージを表したコンセプトカーであるはずだが、ほとんどの来場客がGT-Rしか見てなかった(であろう)状況は日産ちょっと可哀想だった。

BMW

欧州メーカーでおそらく最も気合いが入っていたのがBMW。といっても、欧州メーカーベンツBMWルノーくらいしか出展していなかったが。

基本的に発売後、ないし発売間近のBEVモデルが発表の主体。コンセプトカーがどうこうというより、新型車の感触を確かめる来場客が多かった印象。しかしBEVのくせに豚鼻キドニーグリル採用するのは何とかならんのかと。

BMWもその辺は考えているらしく、次世代BEVモデルと思われるコンセプトカーの「ビジョン ノイエラッセ」で、豚鼻から脱却したデザイン披露ノイエラッセBMW70年代生産していた大衆セダンで、往年の名車をここで復活させてくるあたりは流石。

直線的なデザインであるものの、写真で見るよりもコロッとしたデザインだったのが印象的だった。フロントグリルは上から見ると大きく湾曲しており、豚鼻キドニーとは違い暖かみがあるデザインだ。4ドアセダンだが、ハッチバックSUVなど、様々なタイプにも発展していきそうな可能性を感じさせられる。今後に期待したい。

BYD

中国から黒船BYD。ネットである程度情報仕入れていたが、実物を見るのはこれが初めてだ。

エアコン吹き出し口やドアレバーなどの意匠写真で見たことがあるものの、実際に触ってみるとそのアバンギャルドさに改めて驚かされた。atto3の側面のパネルにはウェーブプレスラインが入っているなど、写真ではわからないような細かい所にも独特な意匠が施されている。リアの「BUILD YOUR DREAMS」のバッジアバンギャルドだ。はっきり言ってダサい

(モデルにもよるが)全体的に曲線主体デザインで、最新を売りにするブランドにしてはデザインの古くささが否めない。私はデザインに関しては素人だが、ダイソン20年前から続けているデザインと同じ系統ではないだろうか。

アーバンSUVセダンに加え、レンジローバー意識したようなラグジュアリーSUV「U8」や、ミニバン「D9」を展示。ゴリゴリのコンセプトカーは用意せず、現行モデルなどの現実的車両の展示が主体だった。これは「フルナインナップ戦略日経メーカーを犯すぞ」のサインだと思った。来年就職の私としては、背筋が伸びるような展示だった。

スズキ

そんなBYDの真向かいに大きな風呂敷を広げるのがスズキ。展示内容は、四輪・二輪新型モデルに加え、小型船外機や空飛ぶクルマ、小型モビリティなど、まさに様々なモビリティを展示していた。

舞台ではたくさんのダンサーが踊る演出や、MCバトルを模したような内容が含まれるなど、良くも悪くもスズキらしくポップでコッテコテな内容なので共感性羞恥がヤバかった。実用性をめちゃめちゃプッシュするのもスズキしかった。

四輪のモーターショーと変わらないような展示をする出展企業がいる中、後述するヤマハ発動機ホンダと並び、ちゃんと「モビリティショー」らしい展示内容で非常に好感が持てた。個人的には最も良い展示だったと思う。

特に小型モビリティブースは素晴らしく、四脚に小型のタイヤを装備し階段上り降りできる「MOQBA」や、高校生から高齢者まで、荷物を積んで安全かつ楽しく移動できる「SUZU-RIDE」など、いかんとも形容しがたい小型モビリティを多数発表してきた。

形容しがたい、ということは、今までにない形やコンセプトの乗り物で、例えに持ち出せる前例が無いということである。新しい価値をいくつも提案するスズキのコンセプトモデルは素晴らしい仕事だと震えたし、良質な刺激を得ることができたと感じた。

ヤマハ発動機

スズキ地元浜松のお隣磐田市に城を構えるヤマハ発動機も、「モビリティショー」らしい展示で面白かった。

3輪フルオープンEVのTRICERAは3輪操舵のシステムで、自動運転に向かう時代からこそ運転する楽しさを提案。トリシティのような3輪オートバイのTMWは(おそらく)TW225の改造車で、DIYで作ったような荒削りな車体は、かなりワクワクした。

また、ヤマハ(株)の協力のもと楽器関連の展示もあり、もはやモビリティ関係無いじゃないか突っ込みたくなってしまうが、何でもかんでも事業化してしまヤマハ発動機らしい所でもあった。

二輪車は125ccの新型車三台と、かつての伝説レーサーYZR500をモチーフにしたXSR900GPを公開。125ccの三台には列が出来ており、来場者がまたがってサイズ感を試していた。

長いスカート女性ネオクラシックモデルのXSR125に試乗していたのが印象的だった。コロナ好調だった二輪業界としては、この波に乗って若い女ライダーを増やしていきたいはず。かわいいデザインユーザーフレンドリーな車格のXSR125は、ヤマハ発動機がプッシュしたい製品であるだろう。

本田技研工業

ホンダも「モビリティショー」な展示が多く楽しめた。浜松にゆかりのある企業がモビリティショーな展示を行っているのは、実に興味深い。

ホンダジェットのコクピットに座れる展示は45分待ち。流石に断念した。

目玉は何と言っても新型プレリュードのコンセプト。新型もデートにぴったりなスペシャリティカーとしてきれいにまとまっており、GR86/BRZのようにゴリゴリスポーツカーではない。今の時代にこの価値観ウケる微妙だが、セリカシルビア亡き今、ライバルが居ない立場であることも事実。今後の動きに目が話せない車だ。

SUSTAINA-C Concept / Pocket Conceptはシティ/モトコンポ意識したようなコンセプトカー。テールライトはフルLEDスクリーンで、テールライトデザインを変えたり、後続車に「Thank You!」などのメッセージを伝えられる。サンキューハザードは誤解を生むこともあるので、是非製品化してほしいアイデアだ。

ホンダらしいと感じたのは、無塗装リサイクルアクリル外装パネル。素材の発色が良ければ塗装しなくていいじゃん!というアイデアは思いきりが良い。

レクサス

レクサストヨタとは別ブースで発表。

BEVのコンセプトカーは良く分からん。が、ゴリゴリバギーであるROVコンセプトと、アーバンSUVRZヘビーデューティーにカスタムしたRZアウトドアコンセプトには少し驚かされた。レクサスゴリゴリアウトドアはあまり似合わないような気もするが、泥遊びもレクサスラグジュアリーに楽しんで欲しいというコンセプトなのだろう。

地味に人だかりを集めていたのが、ギガキャストで作られたボディとバッテリーの見本。新型車が置いてあるスペースの裏側で目立たない所だったが、十数人の来場者がまじまじと観察していた。

特にギガキャストのボディは興味深く、スポット溶接が一切無いその様子は異様。さらに、適宜リブを配置されるなど、今までの作り方では不可能設計も見られた。「柔と剛が調和する」と銘打たれているが、剛性の最適化のためには、自動車づくりのノウハウが強く要求されそうだ。

ダイハツ

ダイハツは着せ替え可能自動車ミーモや、小型オープンカーのオサンポ、市販ささやかれるビジョンコペンなどを展示。展示車両は全体的にかわいらしいデザインで、女性来場者がかわいいと口にする声が頻繁に耳に入った。

近所を散歩するように楽しく移動できるというコンセプトのオサンポは、風を感じられるオープンカー。車高も高めなので、ちょっとした未舗装なら走れそう。買い物の帰りに、知らない道に突撃したくなるようなコンセプトカーだ。

車格は軽自動車サイズなので、オートバイに比べればお散歩の気楽さは無いだろうと感じてしまったが、あくまでも気楽に乗り出せる「クルマ」がコンセプトなのでそういうツッコミは野暮だろう。誰もがオートバイや小型モビリティを望んでいるわけではない。

ビジョンコペンはかなり話題だが、軽規格を飛び出し1.3L、FRオープンカー、となるとロードスター個性がだいぶ被ってしまう。超個人的意見だが、ロードスタータイマンするのはかなりしんどいんじゃないだろうか。値段次第な所もあるが私ならロードスター買う。

カワサキ

カワサキは二輪メインの展示。目玉はネオレトロオートバイメグロ復活。最近ネオレトロが本当に流行っているが、あらゆるメーカーがプッシュする様子を見ると、ぼちぼち流行ピークなのでは?とも感じてしまう。

また、BEVハイブリッドのニンジャを展示。カワサキターボやったりスーパーチャージャやったり、攻めた製品がやっぱり多い。ハイブリッドのバイクは車体重量を押さえられるのだろうか。

三菱自動車

SUV、というよりRVの展示のみ。 Permalink | 記事への反応(1) | 20:52

2023-09-10

紙屋高雪日本共産党から追放するための大義名分とは何か

id:gryphon氏が数日前、「紙屋研究所粛清事件」が勃発?9日、福岡の地が”赤く”染まるか…… - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-で報じたように、

共産党専従職員で著名はてなブロガーでもある、紙屋高雪氏が日本共産党から追放されようとしている。

ただ、id:gryphon氏は「なぜ紙屋高雪処分されるのか」を書いてくれないので、自分なりに調べた結果をまとめてみたい。

免責事項:私は共産党の内輪の論理には全く詳しくなく付け焼き刃の知識で書いているので、おそらく的外れな内容が一部含まれる。

まとめると「鉄壁ロジック vs 多数決

「党規約の抜け穴を探し出し、党規約では本来禁止されているはずの「党の決定に反する意見の発表」を行った」紙屋高雪

vs

手続き正義無視し、多数派工作で党規約への違反認定しようとする」 共産党

増田解釈では、紙屋高雪は党規約違反していない。紙屋高雪自己防衛のための鉄壁ロジックを組み立てている。

しかし、紙屋高雪的な行為を許せば、党規約が実現しようとしている世界、「異論はすべて党内部で処理する、党外部へは党の見解以外を発信しない」という世界実質的崩壊するのも予想がつくところである

このような場合手続き正義として正当なのは、党規約改正である

しか共産党は横着し、党規約恣意的解釈多数派工作によって正当化することで、紙屋高雪追放を実現しようとしている。

詳しく

神谷処分根拠とされているのは以下のブログ記事です。

日本共産党の党内民主主義について - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

https://twitter.com/nomad_union/status/1700432707212505497

県党が言う神谷処分根拠

規約五条(五)「党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない。」の部分と(八)「党の内部問題は、党内で解決する」部分に反する部分。

こちらの部分が違反だと言っているそうです。

あとは「党破壊撹乱者の松竹氏と同調者だ」とも言っているそうです

https://twitter.com/meganeokonomiya/status/1700044650994884614

共産党内部の人間によるツイート2件で何がどの根拠により問題視されているかが分かる。

該当ブログ記事を読もう。なるほど、紙屋高雪氏の知性がバツグンに発揮された、増田程度では到底敵いようのない巧みな記事である

日本共産党の党内民主主義について - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

増田の読解では、これは「表の主張」で「裏の主張」をパッケージングしたダブルミーニング記事である

表の主張

表の主張を要約する。

松竹氏除名問題で、「共産党異論を認めない」「共産党には民主主義がない」という批判が巻き起こっているが、それは誤りである実例を以って説明する。

まごうことな共産党擁護である

共産党民主主義がないという批判は誤りだ」という記事を書くと共産党から追放される、という全くナンセンス事象が起こったとするならば。

共産党外部の人間としては、「「共産党民主主義がないという批判は誤りだ」という意見自体が誤り」ということ? やっぱり共産党には民主主義がないの?

という印象を抱かざるを得ないだろう。

よって、党の印象低下を考慮すれば共産党記事問題視しにくいはずだ。

これは紙屋高雪氏が仕掛けた裏の主張を守るための第1の保険である

裏の主張

紙屋高雪は、松竹氏の除名処分理由に全く納得していない。なぜなら〜〜だからである

これはそのまま言えば、明確に党の規約違反する。

規約

党の諸決定を自覚的に実行する。決定に同意できない場合は、自分意見を保留することができる。その場合も、その決定を実行する。党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない

よって紙屋はこの穴をつく。

私は私の意見が間違っているという、決定の認識を共有し、それに従い、その立場活動します。

裏の主張を守るための保険その2

「間違った意見としての説明」ならば、

  • どれだけ詳しく書こうが、
  • 面従腹背であることがありありと分かる書き方であろうが、

党の決定に全く反していない。

表の主張は「党内民主主義実例紹介」なのだから、「間違った自意見説明」をする大義名分バッチリである

さらなる紙屋のディフェンス

つの保険にも関わらず紙屋は休職処分となった。

処分大義名分は先に引用したとおり

1. 党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない

2. 党の内部問題は、党内で解決する

もちろん休職が明ければすべてが水に流されるなんてことはなく、さらなる重い処分が準備されていることは紙屋も承知していた。

そこで、処分が不当であると明らかに示すため、紙屋は2つの記事を書いた。

政党助成金と日本共産党の党内民主主義について - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

県委員会総会で提起された学校給食の無償化の運動 - かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を

どちらも紙屋の得意技、ダブルミーニング記事であり、処分理由の2つにそれぞれ対応する。

 私は「政党助成金を受け取って何かいい使い方をしたら?」という主張は誤っているという認識を共有し、志位委員長が述べた日本共産党立場で引き続き実践を重ね、検証していきたいと思います

 さて、ここまでの私の記事および解説を聞いてどう思われました?

 「神谷政党助成金廃止に向けて頑張っておるのだなあ」と思っていただけたかと思います

 まさか、「神谷政党助成金廃止記事にかこつけて、4つのダッシュ(——)の部分で政党助成金必要論を展開し、必要論を実は広げようという真意を隠し、党規約第5条(五)にある『党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない』に反しておる!」など思った方は一人もいないと思います

 そんな方がいたら、いたわってあげたいですね。

 どうしまたか? 大丈夫ですか? 休みは取れていますか? 何か嫌なことがありましたか

さて、ここまで読まれた方、私が曲がりなりにも県委員会総会決定の実践に力を尽くそうとしていることをご理解いただけたかと思いますまさか神谷絶対秘密の県委員会総会決定や会議の内情を外部に暴露してしまった。党規約違反だ」などと思われた方って、います? いませんよね。そんなこと、党規約に一文字も書かれていませんから。当たり前です。もしそんなことを思う人がいたら……その人のメンタル心配です。お大事に。

1つ目の記事では、

と、実例を「松竹氏除名問題から変更したこと以外まったく同じ構成とした。

「この記事はどう見ても「党の決定に反する意見の発表」じゃないよね?これが問題ないなら、当然に松竹氏除名問題を扱った記事問題ないよね?」

2つ目の記事では、

学校給食無償化」という党内部の議論を明らかにした。

「党内部の議論を外部に公開することって何も問題ないよね? 「松竹氏除名問題」だけ特別に、党の内部問題を党外で解決しようとしたことにはなるのはおかしいよね?」

これが紙屋が両記事で主張しようとした、タイトルにある表テーマとは異なる、裏主張である

実際、紙屋支持者の中では、秋山もえ氏が「政党助成金」を題材に、紙屋記事との形式上の違いが全く見当たらない党内民主主義解説記事執筆していることが指摘されている。

党内のことは党内でーー 意見を出しあい 議論し 学びあい 行動するという ハイレベルな組織づくり | JCP*もえブログ

紙屋を処分するならば、秋山もえも処分しなければ筋が通らない。

共産党懸念とは何か

紙屋氏の鉄壁理論に対し、実践的に見れば共産党が何を懸念しているかは明白だ。

という紙屋メソッドが正当なものとして認められれば、

いくらでも披露できてしまう。

様々な異論を持つ党員1人1人が紙屋メソッド行使し出せば、外部に対する行動の統一を求める民主集中制事実上崩壊することになるだろう。

正しい筋の通し方は何か

規約の穴を付かれたなら、規約修正すれば良い。それだけの話である。当然、法の不遡及適用し、紙屋氏は何ら処分対象になるべきではない。

問題本質

この2つの違いが暗黙の了解しか定められていないことだ。

じゃあ明確化すればいい。

「外部に漏れることが著しく不適当と思われる議論については、多数決を取り党外秘とすることができる。党外秘を漏らしたものは除名処分対象となる」的な条文を足せばいい。

それだけの話ではないか

おまけ「除名」と「除籍」の違い。自ら党規約を骨抜きにする共産党

紙屋高雪氏の既定路線とされる「処分」は「機関罷免処分からの「除籍である。つまりまず党職を解かれ、さらには党からも追い出される。

一方、

処分は、警告、権利(部分または全面)停止、機関から罷免、除名にわける。

と、党規約にあるように、党から追い出したいのであれば、「除名」処分を使えばいいだけである。なぜ2段階に分けるのか。

それは

除名は、党の最高の処分であり、もっとも慎重におこなわなくてはならない。党員の除名を決定し、または承認する場合には、関係資料を公平に調査し、本人の訴えをききとらなくてはならない。

と党規約にあるため、「除名」処分を行おうとすると面倒なことになるからである

一方、除籍の要件は以下の通り

組織は、第四条に定める党員資格を明白に失った党員、あるいはいちじるしく反社会的行為によって、党への信頼をそこなった党員は、慎重に調査審査のうえ、除籍することができる。除籍にあたっては、本人と協議する。党組織努力にもかかわらず協議不可能場合は、おこなわなくてもよい。除籍は、一級上の指導機関承認をうける。

から追い出すという実質的に同じ措置であり、しかも「除名」の場合と違い「除籍」は不服申立の権利も認められていない。

規約を骨抜きにしないためには、本来「除籍」は「除名」以上に慎重に運用しなければならないもののはずだ。

実際、「除籍」は「理由のない党費未納」だとか「音信不通」だとかに適用する条項のはずだという共産党員の証言を多数確認できる。たしかに、そのような些事に複雑な手続きを設けたくないので抜け穴を用意する、というのは理にかなっている。

一方で、現実運用では、「党員資格を明白に失った党員」「党組織努力にもかかわらず協議不可能場合」、この2項目は非常に雑に乱用されている。

https://i.imgur.com/m1UhX8D.jpg

これは実際の「除籍通知」の書面であるが、

党員資格を明白に失った:「除籍対象者が、民主集中制は見直すべきとのSNS発信を継続したこと

組織努力にもかかわらず協議不可能:「除籍対象者が、5つの質問・録音を協議を行う条件に提示したこと

どう見ても拡大解釈がすぎるのである

最後に、党規約第三条(五)から

意見がちがうことによって、組織的な排除をおこなってはならない。

2023-09-06

#阿武ノーマル1話にマジギレする発達障害者(私)

Xを眺めていたら、マガポケで連載が始まった「阿武ノーマル」なる漫画宣伝ポストが目に留まった。

1話が全文読めるようになっていたので、なんとなく気になって読んでみた。マジギレした。

キレすぎてお気持ち長文を書かずにはいられない気持ちになったので、マガポケアプリに登録課金して2話(最新話)も読んだ(良いお客さん)。

その結果、マジギレするのは第1話のみにとどめることにした。

ここからお気持ちを語っていきたいと思う。ネタバレしかないので、よかったらXなりなんなりで検索して第1話を読んでみてほしい(これが炎上マーケティングなのか?)

まず結論から言うと、「主人公・阿武を明確に発達障害者自閉症スペクトラム障害ASD特性を持った人物)として設定した上で、彼女を不気味で不可解な『アブノーマル』のように描く作劇に、発達障害者として気分を害した」ということである

作中で「普通代表のように描かれる阿武の先輩・相田は、学生時代の阿武を次のように表現する。

「阿武英子は単純構造だ/ぶっきらぼう/思った事をすぐ口に出す/人の事を全く考えない/要するに阿武英子は空っぽ人間だ」

ひどいdisられようである。まあdisの内容はASDあるあるから置いておくとしても、「要するに」の後が全く要せてない気がする。

上記disの内容は端的に言えば「コミュニケーション力に欠ける」という点に集約されるのだが、つまりコミュ障空っぽ人間」ということになる。

本当にそうだろうか? 私にはそうは思えない。コミュニケーションが取れずに相手に何も伝わらなければ空っぽも同じという意味なのだろうか?

同様に、大人になった阿武が相田就職先の斡旋を頼むシーンでは、相田は阿武のASD的な行動パターン感情無視して問題解決のみを意識する、情緒的な交流ができない)を「思想がない」と指摘する。

これも解せない。相田にとって「思想」とは、なんらかの理念や行動原理意味する単語ではなく「感情を伴う対人交流によって育まれコンテクスト」程度の意味合いのワードなのだろうか? だとすれば私の考える「思想」との乖離がかなり大きい。

もっとも、第2話を読んだ後は、相田のこのような価値観もまた一つのアブノーマル」として相対化される可能性はあるのかもしれない、と感じている。もしかしたら今作は、色々な登場人物の「アブノーマルさ」を戯画化しつつ「普通」という概念を相対化していく、いわば「普通じゃないは普通だよ」的な方向に進むのかもしれない。とはいえ無料で読める第1話けが拡散されていく可能性は高いと思うので、本稿では1話のみに絞ってマジギレしていく)。

そして、セリフでの表現以上に腹立たしかったのが、阿武の「偽物訓練」に端を発した「普通」になるための行動の描かれ方(演出)だ。

「書き物の殺人鬼」のような笑顔しか作れなかった阿武は、「普通OL」を演じるために、同僚の榊原相田の会話を録音して分析し、コミュニケーションパターン学習しようとしている。また、「変わってる」と言われたことで「何がどう変わっているのか」を確認するため榊原に矢継ぎ早に質問する(はたから見れば詰問だったが)。 

これらは漫画的に誇張された行動ではあるが、私を含めたASD者は大なり小なり阿武と同じような方法で「普通」になろうとしている。

他者の会話を聞いてパターンを覚え、それを真似することで「当たり障りのないコミュニケーション」のストックを増やそうとすることも、曖昧な指摘が分からず詳しく具体的に説明してもらおうとする(そうして欲しいなと思う)ことも、私からしてみれば「当たり前の生存戦略」であり、決して「サイコな行動」ではないのだ。

にもかかわらず、上記のシーンは非常にホラー的な演出でもって描かれている。阿武の「アブノーマルさ」を浮き彫りにしようとする意図が感じられ、ASD者としては自分必死にやっていることを「あなたたちの行動はこんなにホラーなんですよw」と茶化されている気分になってしまった。

(ちなみに、これらの行動が、作中冒頭の「死んだ金魚を食べてみる」描写と同列に扱われているのも極めて遺憾だ。一方で、後から読み返すと「どんなに『普通』を演じても、どうしても定型発達者とは異なる発想になってしまう」という悲哀が感じられるシーンでもあるような気もする)

そして、私が本編以上にキレているのが、この作品の「売り出し方」というかパッケージングの仕方?である

マガポケの説明文を抜粋すると、

「阿武英子、29歳、独身彼氏なし。ものごとの価値基準は「普通」か否か。「普通」に固執するあまり彼女を取り巻く人間関係が綻び始める。「普通」とは何か、「異常」とは何か、人の倫理を問う戦慄&衝撃の新感覚サイコサスペンス、開幕!!」

とある

まず「サイコサスペンス」がひどい。

先述の通り、第2話、第3話以降の展開によっては、これは単にさまざまな「アブノーマル」なキャラクターによる群像劇ですよ、くらいの意味合いの表現なのかもしれないが、1話時点だと「阿武がいかサイコ人間か」が焦点になっていると読まれても仕方ない書きぶりだと思う。阿武のような発達障害(の特性を持つ)人間が「普通」になる≒社会適応するために散々努力していることを「サイコサスペンス」扱いされてはたまったものではない。

また、「「普通」に固執する」ということに関しても一言言いたい。これはASD特性の一つ「こだわりの強さ」で説明できる部分ではあると思うが、私はそれ以上の意味見出ししまった。あえてクソデカ主語で言うが、発達障害者にとって「普通」という概念は「喉から手が出るほど欲しいけど、決して手に入らないもの」だからだ。

転職する(≒社会適応する)ために、相田から普通」に溶け込む方法を学び始めた時から、阿武にとって「普通」になることは至上命題になっている。「普通」でなければ社会には適応できない、というメッセージを、現代日本社会に生きる私たち物心つく前から嫌というほど浴び続けている。だが、発達障害そもそも定義が「脳の発達の偏り方が非定型的(=普通じゃない)」である以上、発達障害者は「普通ではない」。だから社会適応するのが難しい。頑張って「普通」を演じることができても、素の自分は決して「普通」にはなれないし、少し気を抜いただけで「アブノーマル」な本性が漏れしまう。

少なくとも私にとっては、「普通」になりたいと願うのは至極当たり前のことだし、そのために自分なりに努力している阿武に共感こそすれ「サイコw w w w」などと嗤うことは絶対できない。できないし、そういう感想を見ると少し悲しくなってしまう(これは私が勝手に悲しくなってるだけなのでそういう感想を書くなという話ではないです)。

以上、本当に長々とお気持ちを表明してしまった。こういうことをしてしまう時点で私が「アブノーマルなのは証明されていると思うが、それでも書かずにはいられなかった。対戦ありがとうございました。

2023-09-03

「生き辛さを抱えている人への応援」を受け取れなかった生き辛い人間

「生き辛さを抱えている人への応援」としてパッケージングされ、製作からもそのように作ったと付記されたとある作品に触れた。社会が求める"普通"とのずれに思い悩む主人公描写は真に迫るものがあった。『寛容のパラドックス』を用いて怜悧かつ明快に"世間"に迎合できない人間存在肯定していた。ああ、確かにこの作品は"普通"になれない人間に寄り添ってくれる作品なのだと、この作品を生み出すことのできた時代の流れと共に感嘆を覚えた。

しかし、結果として主人公が自らの居場所を見つけ、生き辛さを抱えながらも人生を歩み続けると決めることのできた要因に『無自覚ながらも生まれつきの愛らしい容姿を持ち、ひたむきで庇護欲をそそる無垢若い女性であったから』が含まれいたことで急に突き放された気分となり、戻って来れないまま作品は幕を閉じた。まあ理解はできる。人を応援する為に描かれた物語の中くらいはハッピーエンドだっていいじゃないか、と思う。それでも、正直納得は出来なかった。結局、寄り添ってくれた訳じゃないのか、と勝手に期待して勝手に裏切られた気分になった。

インターネット上の感想には「勇気を貰えた」「感動した」との文字列が並んでいる"傑作"に対し、こんな事しか感じられない自分貧困感性が心底疎ましく思った。ありもしない他意を深読みしてしまうほど精神的に疲弊しているのかな、とも思った。「生き辛さを抱えている人への応援」すら素直に受け取れない人間自身をどう癒せばいいのかの答えなど出るはずも無かったが。

2023-08-17

anond:20230816112427

別にデスクトップアプリはいろいろ動かしていて、何も困ってないぞ。

しろWindowsとかMacとかって、信用できるか分からないソフトネット上にバラバラ存在していて、有償でも無償でも信用できるかどうかも分からないソフトが多くてかわいそうだとすら感じるわ。

広告入りのOS広告入りのアプリ動かして、わざわざ遅い環境で使ってる印象。

Linux場合は各OSごとに膨大なソフト公式パッケージングして提供してくれているから、OS開発チームが選定したソフト安心していろいろ選べる。

Ubuntuとかならクローズドアプリパッケージ提供してくれているから、OSSでないものも使える。

ちなみにUbuntu提供しているパッケージ数は全部で約11パッケージだ。 https://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_Linux_distributions#Package_management_and_installation

これだけの数のソフト安心して使える環境WindowsMacには無い。

他にもSpotifyとかSlackとかも普通に動かして使えるし、ゲームSteam結構いろんなゲームが動くようになった。別にSteam使わんでもWindowsアプリはいろいろ動かせるが、まあ手間掛けなくても楽になったよ。

動画とかもOBSも普通に動くし、動画編集も有償クローズドソフトだがDavinci Resolveもあるしな。OSSならKdenliveとかか。

動画プレイヤーならVLCとか他にもいろいろあるし、音楽はCliementineで再生してスマホから再生コントロールできて便利。

仕事で使うようなソフトはだいたいもうWeb化されてるからブラウザがあれば十分だな。

MS OfficeGoogle Driveで十分だけど、気になるならMS365を使えばいいんじゃない

逆にどういった種類のデスクトップアプリを使って、Windowsしか出来ない、ってなってるんだ?

2023-07-25

FF16を少し遅くなったが全クリした。しがないプロデューサー目線の感

前提だけど、好意的な内容だよ。

前提として俺の感想は非常に好意的だ。そういう意味では、バッキバキの同業者目線での批判を期待していた人たちにはごめんな。

俺の非常に好意的感想は、しがないプロデューサーのはしくれの俺に、「吉田プロデューサーFF16が世界での戦い方を示してくれたこと」ことに尽きる。

そして俺がこれを書こうと思い立ったのは、それなりにレビュー感想合戦が一段落して、

を参考までに、みんなに個人的感想として伝えられればと思ったからだ。

FF16はもはやAAA級じゃない

みんな気づいてると思うが、FFはもうAAA級じゃない。

例えば映画でいってもそうだが、宮崎駿作品新海誠映画作品邦画じゃAAA級だが、ハリウッド制作予算に比べれば全然したことないんだ。「君たちはどう生きるか」が3000万ドル~7000万ドルあくまで噂)、すずめの戸締まりが1800万ドルって言われてるが、スパイダーマンスパイダーバースは9000万ドルアクロスザ・スパイダーバースは1億ドルだってよ)、アナ雪は1.5億ドルだそうだ。

正確な数字かはさておき、どう楽観的に見積もってもハリウッド超大作のそれには敵わないんだよ。

FFはみんなが比較に出す洋ゲーAAAと比べれば開発予算限界がある。

FF16はいわばAAA級じゃなくてAA級だ

からFFAA級みたいなもんだ。Aが一個足んないんだよ。(ちなみにAAA級の定義は正確には存在しない。AA級っていうのも存在しない。けど大体、意味、わかるだろ?)

からAAA級と同じ条件で比較しちゃいけない。

AAA級とAA級でなにが違うか?開発予算が違うんだよ。開発予算が違うとなにが変わるか?できることに限りがあるんだよ。

たとえばよく言うゲーマーたちの指摘には、以下のようなものがある。

  • 開発期間を延ばして(発売を少し送らせて)もいいから〜を追加してほしかった。→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素を追加してほしかった→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。
  • 〜の要素が手を抜きすぎ→それ開発費(必要予算)増えるんだわ。

もちろん正しい意見もあるとは思う。


けど例えば、上でもあげたけど「アナ雪」ってテーマソングの「Let it go」あがったタイミングプロットを大転換してるんだぜ。エルサはアナ姉妹でもないし、王家でもないし、純粋な悪役だったって話だ。

この大転換は結果として大成功だったわけだが、おそらくこのレベルの変更はそれまで進めていたあらゆる製作に影響を及ぼしたはずだ。具体的には製作途中のものを捨てたり、考え直すための制作期間の延長だ。これ、制作費(必要予算)増えるんだよ。

AAA級は天才たちが七転八倒して作ってるんだ。AA級のFFはそれをしてないわけじゃない。それを許される回数が限られてるんだよ。

吉田プロデューサーFF16が教えてくれた、俺たち日本人(AA国)が世界ライバルAAA国)と戦う方法

これは大筋はゲームメディアなんかが大筋語ってくれてる内容と沿うんだけど、まぁ聞いてくれよ。

俺たちはもうAA国なんだ。AAA国みたいに何でもかんでもぶちこんで、やりたいこと全部やるってのは無理なんだよ。(もちろんAAA国やAAAタイトルが全部やれてるってわけじゃないんだが、相対的な話だ)

AAAタイトルに慣れた、舌の肥えた俺たちはAAA級と比較してあれが足りないこれが足りないって言うけど、無理なんだよ。

だけど俺はそんな批判をやめろと言ってるわけじゃない。

もっと生産的な考え方をしようぜ、そしたら俺たち日本人のためになるし得だよって話だ。

それは「この要素を弱めて、この要素を足す」だ。これなら開発費(必要予算)は増えない。

その点でいうと、FF16は限られた予算の中で、どこでならAAA級に匹敵する作品を作れるか?について考えに考え抜いたパッケージングをしていると思う。

吉田プロデューサー天才アーティストではないかもしれないが、天才プロデューサーであると思う。

彼は重圧の中でその取捨選択を、自分意思を中心に、それをやり遂げた。

このあたりはストーリー戦闘システムへのフォーカスだが、そのへんはもうほかにもいっぱい語られてるからここでは言及するのやめるわ。

フロムソフトウェアエルデンリング比較しろって話について


これも実は大きな誤解があると思う。

エルデンリングざっと調べても開発費は分からなかったが、少なくとも過去からモーションを使いまわしてるだの、グラフィックAAA級と比較して見劣りするだの言われてるよな?

それはそうだと思う。そこで開発費の圧縮をしてるってことも事実だと思う。

でも問題はそれじゃない。エルデンリング過去作を通じて積み上げてきた「魅力的な特徴」がゲームシステムの中心にあるんだよ。

方やFF16はみんなが言ってる通り「FFはおわった」「FFブランドなんてもう存在しない」とか言ってるじゃん。FFがこれまで積み上げてきた資産ってむしろそれしかないだろw

FF15のオープンワールド世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15の戦闘システム世界通用する資産か?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF15のレベルデザインフロムゲーのように緻密なデザインだったか?当時からそんな評価じゃなかったろ。

FF16はFF14で積み上げてきた資産(でもMMOから流用できる資産は直接的じゃなかったはずだ)と、FFという今となっては影の落ちたブランドに基づいて、むしろ日本が誇る「漫画」と「特撮」のゲーム産業とは違う強みを強引に(したたかに)輸入して生み出された日本元気玉の一つなんだよ。

PS.それでも吉田プロデューサーFFを諦めていないわけ

これは完全に蛇足だけど、ストーリーの締め方に納得いってない人にネタバレすると、FF16はFF1のストーリーオマージュと対比構造で成り立っている。


からストーリーに納得いってない人も残念だがこればっかりは受け入れるしかない。

その上で期待していいことが一つある。

吉田プロデューサーは、スクエニFF現代において「語り直した」そして戦闘システムストーリーという新しい武器(最強とは言わんが、AAA級に挑戦するキーアイテムだろ)を手に入れた。

AA級がAAA級に挑戦して玉砕してなにも残らなかった。わけじゃない。

ここから語られるFFがきっと始まる(続く)んだ。

2023-06-08

温め必須のお弁当を諦めた増田酢魔他メラ記あを宇富部斧すっひ目多々あ(回文

おはようございます

昨日さ忙しいからお昼出損なってお弁当コンビニで買ってきてもらったんだけど、

お任せでね。

あんまり電子レンジでチンするというかしなくても平気なタイプの人っているじゃない、

温めなくてもそのままで割と食べられちゃうって人。

あれで笑っちゃうのが、

以前お手伝いしてもらっていた中国女の子は鮨パック例のあれよ1ミリでも器が傾いて持って帰ってレジ袋に入ってしまったなら全部崩れるでお馴染みのあのお寿司パック。

あれを電子レンジでチンして温めようとしたのよ。

さすがにそれは止めたけど、

特に中国の人ととかって温かい信仰ってのがあるみたいで、

おにぎりとかも私大好物でお馴染みのニューヨークスタイルで食べつつなのはもちろんのこと、

ああ言った冷たいご飯おにぎりは割とデフォじゃない?

そういうのも苦手らしいわよ。

かい信仰って私はあんまり気にしない派で、

そう話を戻すけど

その買ってきていただいたお弁当

温め必須のお弁当

私はそれでも無理矢理食べる派でどんどんお弁当を侵攻していったんだけど、

食べる食べないと言うより、

このお弁当自体なんか特殊比較長期保存通常よりできるであろうと私は睨んでいるんだけど、

そのお弁当の水分量がパッサパサで温めないとふっくらしない仕掛けの温め必須のお弁当

パッケージにも絶対温めてくれよな!って書いてあるタイプのお弁当でそれ私後から見て気が付いたのよね。

冷たくてもわりとしっとりと保湿したご飯ならどんどん箸が進められるけど、

さすがにカチカチで温め前提のお弁当は歯が立たなかったわ!

箸は刺さるけど!

そんでさ

ご飯は諦めておかずに!と思ったけど、

おかずも温め必須仕様だったので、

なんかカチカチのパサパサの温め前提仕上がりだったので、

まったく歯が立たなかったわ。

くどいようだけど、

箸は刺さるんだかんね!

あんまり日頃パッケージとかよく見なくて

そう言うものだろう!って先入観でいたらとんでもないもの出会ってしまったわ。

自力単独で温めなしでも大丈夫なお弁当サバイバル力というのは愕然として高いことを気付いてしまったし、

今度から私も買うときもしくは、

そう言ったものレンジ温め必須マークは見逃さないようにしたいところだわ。

カチカチのご飯やおかずにはまったく歯が立たなくて食が進まなかったわ。

くどいようだけど

箸は刺さるんだかんね!

弁当を諦めてしまった話しよ。

うふう。


今日朝ご飯

ハムタマサンド野菜サンドハーフアンドハーフタイプがあったので、

一挙両得的な一挙両得特区か!ってぐらいの両得さ加減だったわ!

好きなタイプサンドイッチが2種類選べるタイプのそう言ったパッケージングも良いと思ったけど、

みんながみんな2種類のものを食べたいとは限らない季節かも知れないので、

やっぱり単品の方が強みがある強まった美味しさがあるのよね。

きっと。

デトックスウォーター

水出しの反対語でいいのかしら?

お湯だしルイボスティーウォーラーね。

沸かすには労力がいるので、

熱湯を沸かすは沸かしてそれでこしらえたルイボスティーウォーラーよ。

朝まで余熱を冷まして常温の冷え冷えではないけど、

明日の朝のには

充分冷えていると思うわ。

濃いめに作ったわよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-06-03

いまのはてな匿名ダイアリーは何者かになりきって書き込まないと相手にされない。

フェミニストでもいいし弱者男性でもいいけど個人の事を書き込んでバズるのは難しい。それにはそれなりの工作文章力必要

そういう意味匿名ダイアリーごっこ遊びに近い。

みんなパッケージングされた悩みや恨みつらみを書き込んで遊んでる。

2023-02-21

本質ってことばつかってんねえ!

https://www.tyoshiki.com/entry/2023/02/15/160000

本質」というワードを好む人たちは、本質という言葉を使って何を言いたいのかというと「細かいことはいいんだよ」「私は地道な検証作業が大嫌いだしそんなもの重要ではないと思っている」ではないでしょうか。

ただの思い付きに過ぎないものを、なんとかして他人にも認めさせたい。そこで自分の思い付きをパッケージングする言葉を探し求めた結果「本質」という言葉を多用するようになるわけです。

これ読んだ後でこのまとめ読んだら笑っちゃった。

https://togetter.com/li/2084350

2023-02-14

anond:20230213231639

それが前時代的だろうと、事実として、男女が夫婦となり子を作るという形態を想定して現在婚姻制度パッケージングされているか

子を作らない、または作れない夫婦は、全体からすれば少数の制度バグのようなもの

同性婚を認めると想定されていない結婚形態リソースが割かれるから反対

から婚姻制度を抜本的に作り直すか、婚姻制度を維持したままパートナーシップ制度を拡充するなら、それは賛成

正確には、同性婚に反対なんじゃなくて、現在婚姻制度のまま同性婚をそこに入れるのは反対

2023-02-02

anond:20230202131214

市販の薬は用法と容量間違って使っても即死しない程度のパッケージングになってるみたいな話だ

2023-01-15

ハムベーコンチーズ話題もそうだけど、はてブだと日本の食い物をバカにできる話題の時はめちゃくちゃ盛り上がるよな。

俺は胃が持たれにくいか日本ベーコン好きなんだけど、この雰囲気だとそういうブコメ書き込む気になれない。

本格的なベーコンを買いたいなら、ヨーロッパ修行した人がやってる個人経営の店で買うと良い。

もしくは自作するかだな。

ちゃんとしたのを作るのはそれなりに大変だけど、ただの塩漬け肉ならさほど難しくはないし加熱して使うなら問題ない。

多分だが小売で大々的に扱うほど本格的なベーコン需要って無いんだと思う。

所謂ちゃんとしたベーコンって製造工程コスト増もだけど、脂身多いし硬いか工場カットしてパッケージングするコストも跳ね上がって価格もそれ相応になると思うんよ。

贈答用か個人経営くらいの生産規模じゃないと、儲けが出るラインを超えられないんじゃないかと思う。

2023-01-10

anond:20230110122548

贈答用の嗜好品という段階で、需要が激減してるのが目に見える

 

「贈答」というのがどのぐらいのレベルなのか。

お中元お歳暮しか出ないようなものなら、もう少し日常生活に近づけたパッケージング意識すればよいのではないか

ちょっとお高いクッキー缶のような適度な豪華さ、適度な気楽さを併せ持ったものを目指してはどうでしょうか。

 

ワイも自分で食うために「高級お取り寄せ」とかで検索して出てきたものを買ったりしているので、

そういうサイトに出てくるような、「自分へのご褒美()」で買いたくなるようなイメージ戦略どうでしょうか。

 

そういう中で見栄えがするならTikTokいいんじゃないでしょうか。

2022-12-10

半導体関係に関するいくつかの疑問

その1:微細化に必要装置って露光装置だけなの?

ASMLがEUV露光メーカーとして有名らしいってのはニュースでやっていたのでわかった。

EUV露光にレジストや、レーザー光によって生じるデブリからウェーハを守るシートなども必要だってのはわかった。

でも半導体ってそれ以外の工程もあって、ウェーハの洗浄や研磨、パッケージングなど色々あると思うのだけど、ニュースにならない。(装置メーカーの株の話はでるけど)

日本半導体材料が凄いんだって出ている一方で、韓国への輸出制限したら韓国国産化始めて、技術的に凄くて真似できないんじゃなかったんかーいってなった。



その2:装置を購入すれば、それだけで製造できるもの

装置を買ってくれば先端プロセス製造できるのであれば、TSMCサムスン以外にももっと沢山参入しているのでは?

TSMCパラメータチューニングが凄いっていうのだと、どちらかというと装置メーカーの方が装置に詳しいのだから最高性能が出せる気がする。



その3:設計ツールってオープンソースで出てないの?USBなど日常で使われてるのでオープンソース組合せでできるものではないの?

Arm CPUコアはライセンス提供してるってのはニュースでやってるので知ってる。

でもCPU以外の、例えばUSBなどもオープンソースはないものなの?


プログラミングツールのように半導体ツールオープンソースが出ていて、何かを作ったというのを聞いたことがない。

製造は金がかかるし、どこが個人で作ったのを製造してくれるんだってハードルがあるのはわかるけど、

設計ツールデータを作る所まではできるんじゃ?って想像するのに聞かない。



その4:半導体の冷却方法って進歩してない?

3次元チップ積層が排熱出来ないってニュースになったのが数年前。

SSDは積層しているのでメモリーはできるっぽいのと、チップレットで2層まではCPUもできるってのはわかった。

一方で、NVIDIA RTX4090なんてボードは小さいのにクーラーデカい。

CPUクーラー全然進化してない気がする。

デスクトップケースなんて、中がスカスカなのになぜかデカくなっている。



その5:通信速度の上がり方って遅くない?

家庭用に100GEtherが出るまで全然

代わりの通信方式もない。

無線は速くなってるけど。

CPUから外への通信速度もそれほど速くなってない。

2022-12-02

anond:20221202090429

専門家じゃないと意見すらしちゃいかんのか?

横だが、良い悪いの問題ではない。良い悪いで言えば個人勝手に話している分には自由

ただ「素人でも付け焼刃の表層的な知識専門家批判できる(間違った知識披露)!」などと吹かしていれば、知識人たちが「素人がわけわからんのにつっこんできても話すの無理」「間違ってるよ」「んなわけないやろ」と個人的に勝手に突っ込んでくるのも当然というか予想の範囲内というか自由じゃん

というかフンワリ良い悪いや言論の自由的な雰囲気での判断を君は求めるらしいが、これは可不可とか妥当かどうかの話だから普通の人は君の主張を理解もできない。ろくに知りもしないのにどうやって口を挟むんだ、知ったかぶりするなって結論帰結するでしょうねそりゃ

医療分野なんか議論してどうにかなる分野でもないから、じゃあ論文書いてくださいって話で、素人専門家に「議論を吹っ掛ける」という発想の時点でお門違い

素人意見意味のあるものになるごくわずかな可能性を君が秘めてると言いたいのかもしれないが、まあそうなると潤沢な費用を用いて毎日トップクラス研究者たちが血眼で研究し続けている薬品会社研究機関より自分のほうが妥当見解を持っていると言うのと同じなので学問専門性を軽視していると取られてもおかしくない。世の中には天文学的確率でそういう人もいるだろうけど、非常に低い確率だと思われるので否定されるのが自然だと思う。俺が今買った宝くじが当たってると怒ってもしょうがない。当たってるなら交換所に行って論文書くしかない

なによりワクチンについてあれこれ言っているが、読む限り君の誤解や疑問点の本質は「現在採用されているワクチン有効性や長期的な信頼性に関する見解への反証」ではない。ワクチン有効性がないこと、利益を上回る危険証明できる!と言ってるわけではないんだろ?「厚生労働省ワクチン政策について不知による不信感がある」というのが正確な君の状態だろう

その状態医学書の話をしても意味がないということに気づけないのがやっぱり素人限界じゃないかな。責任逃れではないことくらい基本的な法知識があればすぐわかる。君以外の人間はここまでわかっているので、君の支離滅裂意見に取り合うのが無意味だと言ってるわけ、別にただ反ワクチンからパッケージングして偏見バッシングしたりバカにしたりしてるわけじゃない。反ワクチンでも敬意のある主張ならみんな聞くよ。君の意見が単純な無知にすぎないか相手にされないというだけ

君のやってるのは、賢く集合知を鵜吞みにしないで疑ってるんじゃない。どの情報を選ぶべきかどの程度信頼できるか、専門的な情報信頼性や真偽の確からしさという議論の土台となる共通認識すら持たない人間永遠揚げ足取りから人が相手にしないのも当たり前

2022-11-16

anond:20221116131833

基本、外から海苔パッケージングみえないおにぎりは買わないほうが良い。

海苔のうま味を理解できない人が商品開発しているおにぎりから、美味しくない。

2022-09-12

anond:20220912124113

「男は女を守るべき」というような古い価値観のものな中身でも

いかにも「新しい価値観ですよ」と見えるようなパッケージングをしてあげれば売れる

という話はラーメン発見伝にもあった

2022-08-09

日本半導体復活に必要なのは

半導体設計必要ものとしては、人によって分け方に意見があるだろうが、ここでは下のように分ける。

  1. シリコンウェーハ、プロセス材料など
  2. 半導体設計するためのEDAソフトライセンス料(米国独占)
  3. EDAソフトを動かすための高性能なサーバーWebのように分散処理が出来ず、HPCに近い)
  4. ウェーハ露光、前工程
  5. パッケージング、後工程

材料については現時点で強いので、ここでは言及しない。


EDAソフトがないとチップ設計が出来ない。

1チップ作るのにソフトライセンス料金で数億かかる時代になっており、それだけ売上が見込める市場がないといけない。

またEDAソフトの使い方はGoogle検索すれば出てくるものではないため、人材育成時間がかかる。

高速なサーバー必要になる。

先端ロジックを使うゲート規模になると最新のインテルサーバーを買ってきても時間がかかる。

クラウドEDAベンダー的には今では対応しているが、クラウド金も馬鹿にならない金額になる。

ただEDAソフトを使いこなせば性能が良いチップが出来るかとそういうわけではなく、製造してどこまでだったら動くのかギリギリを攻めないと競争に勝てず、

プロセス知識必要になる。ファブレス企業を立ち上げただけで勝てないのは、そのあたりにあろう。

(米国ファブレス人材流動性やら、お金規約で殴っているので解決できているはず)

差別化の為の設計をしようとするとツール対応してないと出来ない。

国内設計ソフトを持てなかった時点で駄目だったのかもしれない。


工場装置を持ったとしても、そこで製造するチップがなければ意味がない。

かつ工場継続的投資をし先端を維持するには、製造するチップが扱う分野が成長市場でなければならない。



日本企業は、半導体必要アプリでの成長分野が取れてない

Googleサーバー分野だと、速ければ速いほどよく大量に持てばよく、自社で使えない分は社外に開放して稼げるので、

投資が持続する。速ければ他との差別化にもなる。

Appleスマホ分野をリードできた。

日本はというと、ほぼほぼ米国に主導権を取られている。

車はあるが、要求スペックが高いわりに数が売れなかったり、単価交渉で車メーカーに負けていたりと、ババを引きたい企業しかやりたくない。


兎にも角にも、わざわざ半導体を作る必要があって、かつ数年で次世代半導体必要になるような、

そんな針の穴を通すような成長分野を見つけないことには、日本半導体復活は起こらない。

CPUGPUAI向けのような汎用計算用に乗り出すのが手っ取り早いのだが、



少量多品種は駄目だった

CPUGPUの種類以上に日本で作っていた半導体は種類が多い。

日経などで少量多品種絶賛されていて、客の要望に合わせて機能を組み合わせた物を作った。

どうなったかというと、昨今の半導体不足だ。

ある一部の顧客しか使わないような種類のチップをわざわざ切り替えるほど工場に余裕がない。

そしてそういう顧客が高い価格で買ってくれるかというとそうではない。

機能が多すぎるので、ウチの製品しか使わない機能だけのチップにして安くしろ、という要望に答えたものからだ。


Appleですら先端ロジックを使うとなると、M1複数カテゴリーに投入といったように、

設計に金がかかりすぎて出来ない。

グローバル馬鹿みたいに個数が売れるApple製品ですら、そんな状況だ。



書籍もない、ネット上に記事もない

半導体業界は実務で何をしているのかわからない、というのが殆どではないだろうか。

人手が必要だが、教育するための教科書も、これを読んでおけばひとまず業務が回せるようになるといったネット記事もない。

ツールの使い方すらネットで調べても出てこないはずだ。

このあたりの整備も必要ではないだろうか。

2022-06-23

AV新法の抜け穴

AV出演被害防止・救済法案 概要より

契約書面の交付から1か月間の撮影禁止

〇全ての撮影の終了から4か月間の公表禁止

〇全てのAV出演契約公表後1年間(施行後2年間は経過措置として「2年間」)、無条件で解除可能


これ撮影期間が1ヶ月だとして、AV出演発表の2年半前(経過措置後は1年半前)に女優契約書渡せば販売中止リスクなく発売できるよね

まあユーザーニーズに即した継続的企画プロモーションが打てない、と言った意味ならメーカーの売上と女優のギャラは下がるかもしれんけど


もっとリスクテイクしようとすると、AV出演発表後2年間(経過措置後は1年間)経った後に編集パッケージングに入れば原価は撮影費くらいになりそう(まあそれが一番大きそうだけど)。

そうすると発売は契約書渡しから3年後(経過措置後は2年後)とかになりそう。

2022-06-20

anond:20220620114859

トヨタにそれだけ新興の追随を許さない素晴らしいパッケージング技術の蓄積があるというなら、C+podあんな悪評を受けることもなかったはずなのに…。

2022-05-10

姫様”拷問”の時間です

という漫画の最新話がホッテントリに上がっていて、読んだ

面白かったので、無料で読める1-3話も読んだ

かに面白い、面白いんだが

第一

主人公の姫様が美味い飯を食って恍惚感に浸る

そんな表現なんだと思うけど、突然姫様がバーン全裸になってエクスタシーを感じる描写差しまれるんだよ

いや、なんでやねん

意味不明だし、流石にエロすぎるやろ。。

一話だけかと思ったら、第二話にも似たような表現が出てくる

結局こういう描写で強い違和感を感じ、単行本の購入には至らなかった

いや、俺かてエロ漫画は大好きだし、

なんならAsh横島みたいな、ちょっとエグいぐらいの性描写大好物ではある

だけど、あれはハナからエロ漫画です!めっちゃエロいです!」ってパッケージングがされてるから、こっちも心構えが出来ているわけだけど

「姫様”拷問”の時間です」に関しては、萌え要素のあるギャグ漫画の感じで、設定もネタもしっかり面白

それなのに途中でキワどいエロ描写がブチ込まれるわけじゃん

逆に興醒めしちゃうんだよなあ

いや、確かに

悪役の女看守のパイオツがやたらデカい時点で、ん?とはなったよ (っていうか、そういうアザとさも本当は嫌なんだが)

でも、今日日こんなキャラデザで一々引っかかってたらもはや漫画なんて読めないわけでさ

だけどさ、ギャグ漫画主人公女の子がいきなり全裸になってエクスタシー感じ始めたら

流石にそれはさあ、違うじゃん

そう思ってしまった

ギャグ部分が面白いだけに、幻滅してしまったよ

規制しろとかゾーニングしろとか、そういう事を言いたいんじゃないんだけど

こういう事でイチイチ引っかかってしまうのが、自分でも悲しいわ

2022-04-10

レクサス 新型NXを購入した話。

 ちょうど車の買い換えの時期が来るな、と意識したのが令和3年の8月。何かと維持費がかかる某輸入車精神衛生上よろしくなく、たまたまティザー広告が目に付いたNXに乗り換えた。今回が初めてのレクサスである最近半導体不足やプーちゃん大暴れにより随分と納車は遅れたが、先日なんとかうちのNXは納車された。しかし、現状としてもっと長くかかる方が多いようである

 

 

 自身SNSアカウントであれこれ書いてもいいんだけど、何かとNXについて発信する車好きのアカウントは変な人が多い、というか、レクサスファンに変な人が多い。既に納車された層も変な偏りがある印象で、普通人間によるものとみられるレビューが少ない。絡まれたくないし、言いっぱなしにしたいこともあり、匿名ダイアリーに記すことにした。正直に言えば、せっかく新車を買ってウキウキしているので何か言いたいだけだし、こうやって何か書く私も彼らと実際変わらない。

  

 ただでさえまとまりに欠けるので、いくつかの項目に分けて記載したい。なお、納車3週間目の感想である。長期はわからん

 

 これから購入を検討される方が知りたいであろうオプションに関することは後半に記載するのでスキップを推奨する。

 

 購入グレードはNX350h AWD Ver.Lである。なお、特定を避けるためボディカラー記載は避ける。

デザイン

 

 もともと個人的に見た目は欧州趣味なのだが、今回のNXは十分に食指が動いた。先行受注のため実車を見ずに広告カタログのみで評価して購入したのだが、国産車ありがちなガチャガチャ感(例えば、トヨタならどこかのプリウスからヤンキー顔、ホンダなら少し前のガンダム顔)が和らぎ、詰め込まれる要素の数が小さくなったことにまず驚いた。先代のNXヘッドライトの下の「隈取り」的なウインカーが頗る嫌いであの(クソダサいアヴァンギャルドから見向きもしなかった。あれを欲しいと思ったことは今も含めてない。今回もフロントグリルは過剰なインパクトがあるが、ヘッドライト内にだいたいの光る物は収まり眺めたとき視線が散らず落ち着いた印象になった。また、線よりは面の構成が主になったことでゴロンとした、金属の塊から削り出されたような存在感のあるデザインに変化した。スピンドルグリルは残ったが、アイコンとしての機能は十分で、全体的に「良い取捨選択がなされたな」と思った。車の印象というものはボディカラーによって大きく変化するので納車されるまでは不安が大きかったが、初見でそれは吹き飛んだ。ちゃんとかっこいいのである。なお、ここまで書いたらおわかりかもしれないが、グリルの加飾が好きではなくそれだけの理由でFスポは避けた。NAVI-AVSパフォーマンスダンパーは魅力的であったが、本当にただそれだけの理由で見送った。見た目は大事

 

 

内装

 

 やたらとデカいナビ画面が最初に目に付くが、それ以外は概ねシンプル構成になっている。以前のモデルアナログ時計や様々な加飾があったようだが、必要ものに目がいくような、チラチラ余計なものが見えず実用の上で快適だ。契約前にディーラーで現行RXと初代NXを見たが、現行RX居住空間の余裕からラグジュアリーで加飾が多くとも伸びやかな印象で違和感がなかったが、NXでは少し小さくなるだけでゴチャゴチャして狭さを感じていたので、なんとなく「広くなったな」という印象である。TAZUNAコンセプトとして必要ものにすぐ手が届くように設計されているとのことで、確かに必要スイッチ類にはすぐに手が届いてそれも快適である構成もさることながら、リアルフェイク織り交ぜた全体としてのレザーの品質やその他部品工作精度など、全体的な製品としてのクオリティも高く「なんかいもの買ったな」と素直に思える仕上がりになっている。世間で実写をまだ見かけることが少ないのでわかりにくいが、カタログ写真よりも圧倒的に実物の印象が良いことは特筆しておきたい。

 

 

運動性能・燃費など

 

 そもそも、そんなに車の性能について詳しくないことを事前にお断りしたい。Ver.Lは標準のサスペンションモードエコノーマルスポーツに限られるが、そもそも私はスポーツ走行がわからないので十分である。前者はディーゼルターボで小型のわりに強大なトルクを発生する仕様であったために、単純に街乗りでは頗る速かった。信号が青になったときなんか、油断するとドカーンである。それと比して随分と「ジェントル」になったのだが、静かで振動が少なく、発進時はモーターの比率が高いので、遅いとか、重たいとかと感じることはまずない。ハンドリングを含めて車の挙動としてはスッスと動くので気兼ねなく車を流すのには快適だ。ある程度の余裕を以て機敏に動く印象で、峠を限界まで攻めるとかサーキットを走るとかで無い限りは全く問題にならないだろう、というか、そんなことはしたことがないのでわからない。また、見た目よりも車重が軽い印象で、剛性の高さも動かしたらすぐにわかる。私は車について素人なのだが、素人が動かす街乗りの車で言えば最強なのではないかと思わせてくれる感がある。車の素性がいいとはこういうことなんだろうなと思う。

 燃費については先代程度だろうなと思っていたが、8km程度の渋滞を含めた通勤路で14km/L、信号渋滞の少ない郊外路では20km/Lにも到達するので想像以上に良かった。また、走行データ確認すると、60-70%はEV走行しているそうだ。ラバーバンドフィールはごくわずかにないこともないが、注意を向けなければアクセルの反応は良好だし、ハイブリッドカーも以前とは比べものにならないくら進化したと思うし、ハイブリッドからこそ得られる走行妙味もある。主にエコモードで動かしているが、燃費優先というわけではなく、回生ブレーキ挙動や速度コントロールが非常に楽なので積極的にそうしている。特に説明書などに記載はないが、GPS地図情報から法定速度情報を得たり、ITSで他車の速度情報を得たりしてコントロール干渉している気はする。実際は不明だが、そんなに運転中はゴリゴリ感覚を研ぎ澄ませているわけではないので、なにかと気を抜けて(抜くな)ありがたい。なお、なんとなくウェイウェイしたいときノーマルにするし、めっちゃウェイウェイブーンしたいときにはスポーツにしている。そうするとだいたい気分に合う走りになってくれる。

 今回は個人的に初めてAWD設定にしたのだが、普段はわからないが、大雨の中で高速入り口カーブが続くなかで加速を行うシチュエーションで圧倒的な接地感を感じた時にはうっかり爆笑した。「なんだこれ、全然滑らねぇ。」と。むしろこれまでのFF車が低μ路でいかに浮くように滑っていたか、を思い知らされることになった。とても安心感がだが、これが新型NXからいいのか、AWDからいいのかどうかは私にはわからない。だが、AWDにして良かったと既に満足している。

 

 

#静粛性

 

 前車と比して随分と静かになった。ディーゼルと比べたら当たり前なのだが、ただ、それ以上に風切り音や外音の遮断がよく効いていてふと窓やルーフを開けたときに「外こんなにうるさかったの?」と驚くことが多い。極端な遮音がなされると自身の体内から発生する音が気になったり、どことな不安になる感覚経験したことがあるが、絶妙不快な音だけをフィルタリングしているかのようで自然かつ快適である。また、若干のエンジン音やモーター音は入るようになっているが、それがないと車の動きが把握出来なくなって個人的には不安になるので丁度いい。もしかしたら、音というよりはハンドルアクセルペダルから伝わる振動からよく把握できるという方が正確かもしれない。この点はパフォーマンスダンパーが入ったりすると少し違ったりするだろうか。乗り比べる機会がなかなか無いのは残念だ。

 

 

運転支援装備について

 

 今回は外付けドライブ以外の実質フルオプションとしたので走行支援に関する装備も全て装着している。新世レクサスとして特盛になっているので全てに対して記載をするとキリがないし、良いと思った機能について記載する。まず、街乗りのシチュエーションではプロアクティブドライビングアシストPDA)は意外によく働く。先行車の車速などを関知して車速を調整したり、車線からの逸脱を防いだりなど、注意がふと切れるタイミング作動してくれる印象だ。初期設定では過剰な介入を感じたので設定から「遅め」を選択しているが、慣れれば程よいと感じる程度になった。

 今回の目玉装備であるアドバンスパーキングだが、期待せず面白そうだからという呑気な気持ちで導入したが、意外に使える仕様になっている。正確な画像認識のため駐めたい場所の周辺に近付いたら可能な限り徐行する、車が十分に動けるスペースを確保して周辺に柱などの障害物がないことを確認するといった多少のコツさえ身につければバシッと綺麗に駐車してくれる。そりゃ自分で入れたほうが速いのだが、自分であくせくとハンドル切り返しシフトチェンジする必要がないので気持ちは楽である。一部から怒られるかもしれないが、最近は駐車をNXに任せている間に降車の準備としてマスクを装着していることが多い。また、リモートパークも入れたら出られない駐車場使用したが、さすがに不安だったもののきちんと駐車してくれた。どちらかと言えば駐車している間に隣の車両が変な幅寄せをしてきたときに乗り込むために車をスペースから出す目的で使うシチュエーションが多そうだと思った。

 高速道路ではオートクルーズコントロールとレーントレーシングアシストでほぼ走ることにはなるが、基本的機能として問題なく軽くハンドルの一部を握っているだけで作動してくれるので感覚的には自動運転に近い。また、レーンチェンジアシストオプションで装備しているが、ウインカー一定時間保持することで周囲を認識自動車線変更してくれる。ただ、3-4秒かけてじわぁ...と車線変更するので横向きのGが発生しにくいので主たる同乗者である妻には好評だが、若干じれったく、この間に道路状況が変わらないか少々不安にもなる。そのために急な障害物や割り込みなどに対して車線変更による回避への対応もできないのでそこからLTAが作動している状況で車線変更しようとすると車が抵抗するし、その後に「もしかしてぼんやりしてますか」とナビに煽られるのは少しイラッとする。自身車線変更する際にはLTAを切る癖をこれからつけなくてはならないだろう。ただ、ネガティブな点はそれくらいで総じてよくできており、未来が来たなぁ、と感じた。

 

 

コネテッドカーとしての魅力

 

 今回のNXに限らないんだろうけど、車自体モバイルネットワーク接続できるのって使ってみると相当に便利。離れてても車の施錠などの状況が確認できたりエアコンを事前に動かしたりすることもできる。地味に楽しいのがマイカーログで、運転経路や燃費なんかも確認できる。これまでは車で直接ナビをいじってみることはできたけど、面倒くさくて見ることは正直なかった。これならどこでも手元で確認できるのはお手軽でついつい見ちゃう。あと、これはいいなと思ったのは事前にスマホで経由地や目的地を設定して車に送っておける機能。車に乗ってからナビ設定するのって時間がかかるしすぐに車出さなきゃならない時とかにうんざりするけど、例えば出先のお店で食事を摂りながら次はどこに行って...みたいな話をしながら入力して、あとは車に乗り込むだけというのは実際に使ってみると実に心地良い。ちなみにまだオーナーデスクにお世話になったことはないのでそのうち使ってみたい。

 

 

オプション装備について

 

 運転支援については記載した通りなので、パノラマルーフプレミアムオーディオマークレビンソンについて。パノラマルーフはツートン調になることに若干の抵抗があり、特に必要性も感じなかったが換気やリセール意識した際の人気オプションである説明され導入した。実際には「開けると楽しい気持ちになる」程度であるが、朝の日差しが心地よい時や、ふと信号待ちで天井からの町並みを見上げた時には良い開放感があって装着してよかったなと思える。

 ちょっとだけオーディオ趣味なのもあってマークレビンソンの装着はあまり迷わなかった。自分オーディオ装置を選定するととんでもない手間と金銭がかかることは目に見えていたので、お手軽にメーカー純正オーディオシステム最初から入ってること自体が魅力的だった。納車まで試聴する機会はなかったのだが、カーオーディオに詳しくはないもの20万円程度のオーディオシステムとしては十分良いレベルを確保していた。具体的には解像度や定位感が良好でノイズレスダイナミクス表現にも優れており小さい音量の楽器までしっかりと表現する「普通に良い音」だった。過剰なサラウンドや低音をブーストするような安っぽい演出ではなく、どこの座席に座っても2chオーディオらしく自然に聴けるというのは実はそんなに簡単な事ではない。とてもよく練られたDSPが入っていると思う。音量を上げた時にありがちな内装共振は抑えられてる印象で、キックドラムや超低域のシンセベースフレーズでもスピード感があって無駄残響がなくキレがいい。難点があるとすれば、ピュアオーディオ的な良い音の作り方でもあるので音源に左右されがちなこと。当初はiPhoneからBT接続にしていたんだけど、有線でのApplCarPlayや、妻のXperiaでのLDAC接続では歴然とした差があったし、録音自体が良質なものは心地よいけど、そうでないものは荒が目立って気になってしまう。聴くものを選ぶようにはなってしまうけど、それはオーディオ世界では普通のことだと思うので「スピーカー自体に金をかけたことがある」層のためのオプションなのかもしれない。ただ、この音を自分であれこれ買って再現しようと思ったら3倍出しても得られない可能性はあるし、ある意味コスパには優れているし私個人では大満足で、これ以上はいらないと思ってる。キリがないから。

ネガティブポイント

 完璧な車なんてないと思ってるけどネガティブポイントは新型車なのもあってないことはない。例えば、ナビの音声認識。初期設定ではヘイレクサスで起動してあれこれ操作やナビ設定ができたりするんだけど、エアコンルーフ、窓の操作はだいたい失敗する。AlexaGoogle Assistantほど賢くもなく、反応も最近音声認識端末で経験するよりは圧倒的に遅い。なんとか使えるのは目的地設定でこれはわりと精度高くできるんだけど、まぁ時間かかるのでオーナーデスクに繋いだ方が早く設定できる可能性すらある。いや、どうせならそっち使えばいいんだけど、人間の手を直接煩わせるのに若干の抵抗があるのでナビ側でなんとかならないかなと。

 あと、エアコンやナビの地図を動かしたりという場面でナビは見やすい高い位置にあって、更に巨大なので意外に操作していると手が疲れる。リモートパッドが評判悪かったみたいで廃止されたようだけど、あっちの方が楽だとも思う。見やすさや表示範囲は圧倒的に良いのでもっと音声操作スムーズで高精度だと手を伸ばさなくとも使えて本来開発者意図した形になるのではないか。あと、再生中の楽曲情報については小さい窓でいいので地図と同時に表示できたらいいのになと思う。

 あと、デジタルキー。実は初期登録がうまくいかず、使用できていない。ただ、使う状況もいまのところないのでそのままにしてる。もうこのままでいいと思ってるくらいにどうでもいい機能だったのかもしれない。うちは運転するのが私ひとりなので共有する相手もいないからこれでいいんだけど。まぁ、いらなかったな。

 

 

 

#総じて

 イマイチな面もあるが車の素性が大変良いので吹き飛んでしまう、というのは素直な感想。なんだかんだ走らせてナンボなので現状では大変満足している。内装においてはこれまでのレクサスと比してスイッチが多い高級感とかアナログ時計とかの特徴は廃されたけど、要素を絞って現代的でシンプルに徹した品の良さは所有していると好ましく思えてくる。ただ、こう書くと北欧テイストなのかと思われそうだけど、そんなにデザインコンシャスなわけでもなく、日本的な割り切り方や合理性をうまく良い形に落とし込んだ、という感じです。まぁ、前車はボ○ボだったんだけど、正直なところ内外装はボ○ボのほうが好きだった。あれは良すぎるんですわ。でもNXはこれでいいんですよ。マイナー輸入車のあれこれに正直なところ懲りた僕は、天下のトヨタ様がパッケージングした車を買ったんです。

 これまで乗ったトヨタ車や、代車で乗ったレクサス車と比べると乗り味が欧州車っぽくなった印象だけど、個人的にはそっちの方が好ましい。メルセデスGLCと購入検討していたけど、やや世代が古めになるのとシートベンチレーターやらの欲しいけどあまり装着例がないオプション在庫車もあまりないし、注文者納期未定で値引きもないし、なんだかんだお高いんですよね。その点でNXはずいぶんとコストパフォーマンスは良いと思います。まぁ、高いんだけど。

 輸入車はそれなりにブランド力があって、レクサスイメージ的に御三家に及んでないところはあるかもしれない。ただ、実車が明らかに劣っているかと言われたら全くそんなことはなく、総合しての商品力はすごく高い。とくにNX価格でみれば価格以上の出来だと思う。トレンチコートを買うときバーバリーアクアスキュータムの名門の定番を買うのか、三陽商会の百年コートを買うのかを迷ったときに、GLCやGLBを買う層は前者だと思うし、Permalink | 記事への反応(1) | 23:58

2022-04-08

anond:20220408154057

やっぱダサい歌詞当人キャラも変な名前も全部全部一貫してパッケージングされたものだよね

ようできとるわ

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