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はてなキーワード: 立法とは

2021-05-10

1000倍わかりやすい、水際対策重要

聞いてほしい。

イギリスで広まったN501Y変異株が、いま、日本中で猛威を振るっています感染拡大を防ぐ手段は、大きく分けて水際対策感染対策ワクチン接種の3つ。このうち感染対策は、マスクや三密回避はもちろん自粛も含めて、かなりの限界に来ています。またワクチン接種は、まだまだ先の長い道のりです。

日本の水際対策はどうだったのか。今後はどうなのか。心づよいニュースは聞きませんが、その重要性を、この記事1000倍わかっていただきたいと思います。なお、決して「最初の1人の感染者」を責めたくて書いているのではないことを、強くお断りしておきます



たった3人の感染者が、4ヵ月で累計7500人を超えるまで。

報道によれば、日本でN501Y変異株が確認されたのは、2020年12月22日イギリスから帰国し、29日に陽性が確認された東京都男性のものとみられています。また、この男性から感染したとみられる男女が、12月30日1月3日にそれぞれ発症しています

そこで、「12月27日の時点で東京に(少なくとも)3人いた」という事実を出発点とし、「N501Y変異株の感染力は、従来株の1.5倍」という最新の予測値(https://www.jiji.com/jc/article?k=2021050800389&g=soc)に基づいて、N501Y変異株の感染者数がどのように増えていくかを推計してみます。また、東京都による現​実のスクリーニング検査に基づいた推計とも比較します。

東京都全体 従来株N501Y(3人)N501Y(現​実)緊急事態宣言など
12月27日 5172 5169 3 0 ※下記注参照
1月03日 6122 6117 5 0
1月1012681 12664 1​7 01月08日 1都3県で宣言
1月17日 10787 10766 21 291月14日 6府県で宣言
1月24日 8490 8465 25 30
1月31日 5961 5935 26 48
2月07日 4004 3978 26 30
2月14日 2660 2634 26 22
2月21日 2391 2356 35 0
2月28日 1942 1900 42 02月28日 6府県で解除
3月07日 1779 1721 58 30
3月14日 1954 1861 93 2​8
3月21日 2108 1960 148 673月21日 1都3県も解除
3月28日 2457 2208 249 77 (この週までの現​実値は、検体が少なく誤差が大きい)
4月04日 2728 2333 395 450
4月11日 3276 2612 664 983
4月18日 4105 2972 1​133 18​604月12東京まん防
4月25日 5090 3238 1852 29264月25日 4都府県で宣言
5月02日 5832 3139 2693 3985
期間累計 89539 82028 75111​0565

最初の3例が現​実の推計に現れていないのは、東京都データが「ランダムピックアップされた検体」による統計目的であるため。全数調査でない限り、3例のように変異株を積極的調査したデータを入れてしまうと、変異株の比率が実際より高く見えてしてしまう。

※ 毎週の全体の感染者数は、NHKデータ(https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/pref/tokyo.html)に基づく。現​実変異株の推移は、東京都の健安研及び民間検査機関等の合算データ(https://anond.hatelabo.jp/20210502201619)に基づいた推計値。


最初の3人からすべてが広まったと仮定した場合赤​色の推計値が、現​実の青​色の値と驚くほど近い推移をしていますわたしも実際に計算するまでは、「最初の3人からの広がりが、全体の何パーセントくらいを説明できるんだろうか」くらいに思っていたのですが、恐ろしいことに、追加の入国者を想定することもなく、3人だけでほぼすべてを説明し尽くしてしまいました。

視点を変えると、最初12月27日だったということも、期間累計の感染者数に大きな影響を及ぼしていると言えます。これより4週間早く感染者が入国していた場合は、期間中の累計は7511人から2万1513人と激増します。逆に4週間遅れていたら、累計は1298人へと激減します。国内に持ち込まれるのを、1日でも1週間でも、くい止め続けることが大切なのです。いっぽうで、たとえばコロナ感染した入国者3月4月に入ってから1人追加されても、この表の感染者数にはほとんどインパクトを与えません。しかし、その1人を種にした感染者数のねずみ算は、やはり何ヶ月か経てば数千人、数万人へと爆発していくのです。

※ 考えられる誤差についても検討しておきます12月27日に最低3人いたことは確実なわけで、その時点で日本に2人以下だったというシナリオはありえません。逆に、その時点ですでに4人以上いた、またはその後も新規入国した感染者がいた可能性はあります。仮に最初がちょうど4人だった場合は、期間累計は9044人となり、より現​実に近づきます。また、初期に大きめのクラスターが発生してもっと大幅に増えていた可能性もありますしかしそれにもかかわらずこのように現​実に近い感染者数に収まっているとすれば、それはどこかで感染拡大の種火とならずに収束した幸運な事例があったというだけで、その幸運がなければ、現​実はよりひどいものになっていたということです。



その1人を、漏らさない。

やってる国は、やっています。とても厳しく、または超スピードで。

この特定の事例に限らず、「たった1人を水際で漏らすことによる甚大な影響」は、大阪神戸でも、明日インド株でも起こりうることです。東京から地方へは、当然すでにたくさん漏れて各地の「たった1人」になっているでしょうし、国内の移動を防ぎきることは現​実的ではないでしょう。また、今回たまたまこの人が感染者だっただけで、国から要請に基づく入国後14日間の位置確認ができない人は1日300人を超えるといいますから、まったく別の人が同じような火種になっていたシナリオは、いくらでも考えられます

しかし逆に言うと、海外から国内に入ってきてしまう事例というのは、従来株も含めて、おそらくわたしたちの想像以上に、ほんのわずかな人数だということです。これさえ確実にくい止めていれば、国内は本当にラクになるのです。

実際、高い危機意識の元で、台湾では14日間の自宅隔離(+7日間の自主管理)を厳格な罰則付きで行っていますし、ニュージーランドでは14日間の施設による強制隔離を行っていて、現在の1日あたりの新規感染者はどちらも全体で数人というレベルに抑えていますさらに、N501Y変異株は感染を引き起こす期間が平均13.3日間と、従来株の8.2日間に比べて長くなっており、こうした変異株に対応してシンガポールでは強制隔離を21日間へと延長しています

コロナ以降の日本への入国者数は、外国人日本人を合わせて多いとき2020年12月の13万人、緊急事態宣言下の2021年2月でも3万人いました。しか人口2300万人の台湾でも毎月5万人前後人口500万人のニュージーランドでも毎月8000前後入国させています。こうした国々では、実際に有効な水際対策を実現できているのです。

いっぽうで、不幸な事例もあります人口1700万人のカンボジアでは、2021年2月20日、隔離中の旅行者警備員賄賂を渡してホテルを抜け出したせいで、ずっと押さえ込めていたコロナが2ヵ月たらずで1日数百人規模にまで膨らんでしまいました。しかし、政府の行動は迅速で、陽性判明からわずか8日後には禁錮10年などのきわめて重い罰則を伴う新法が審議され、12日後には州のロックダウン、19日後の3月11日には新法が施行されました。



何万人にも増える感染者を、まるごとゼロに。

徹底した水際対策は、魔法でも、夢物語でもありません。

日本では2021年5月10日に、インドなどから入国者への宿泊施設での隔離を、3日間から6日間に延長します。もちろんこれは期間としてはまったく不十分で、その後は入国から数えて14日間の自宅などでの待機が「要請」されていますしかし先ほど書いたように、1日300人を超える人がその要請を守れていないのです。

日本実効性のある水際対策ができないのは、どうしてなのでしょうか。また、マスコミ政府に対してその理由を問うているのでしょうか。

金銭的な面では、その後何万人にも増える感染者のことを思えば、十分に割に合う措置だと思われます。また、ニュージーランドでは隔離施設宿泊費を、原則として自己負担させています金銭ではないとすれば、宿泊施設的な問題なのでしょうか。相応の人員設備が求められるコロナ患者宿泊施設療養と異なり、基本的には健康入国者たちの隔離ですから賄賂を受け取ったりしないまじめな管理人や警備員がいれば成り立ちます。また、コロナ以前は毎月およそ300万人の外国人観光客を受け入れてきた宿泊業界に対して、隔離施設への協力金としてGoToトラベルのような予算をつぎ込むことは、国民理解も得やすいのではないでしょうか。コロナ後に最も多かった2020年12月入国者13万人に対して、1日1万円を21日間補助しても、予算は273億円です。いっぽうGoToトラベルでは全体で2.7兆円の予算が組まれ2020年12月時点で宿泊事業者には7286億円が配分されたといいます

法律的問題どうでしょうか。どうやら野党だけでなく、与党内にさえ水際対策が不十分だとの声はあるようです。しかし逆に、だったらその立法を妨げているのが何なのかが、わかりません。そもそも水際対策を強化すべきではないと思っている議員がいるのでしょうか。たとえば「行動の自由を最大限尊重したい」とか「ビジネス客がもたらす経済的利益が大きい」とか、はたまた「オリンピック開催時の選手関係者に対する措置との整合性がとれない」とか、いずれにしても堂々と国民説明して賛否を問うべきでしょう。

もちろん、どれだけ水際対策を強化しても、すでに国内で増えてしまったウイルスを減らしてはくれません。しかし「いまさら遅い」なんてことは、この先もないのです。国内がどんな状況だろうと、どこかで1人を漏らしたならば、既存感染者とはまったく別に、新たな数万人もの感染者を追加して生んでしまうということを、どうかわかってほしいと思います



参考:

日本経済新聞 東京の男女3人が変異感染 2人は英国滞在者と会食

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG101UZ0Q1A110C2000000/

共同通信 入国後の誓約不履行、1日3百人 コロナ対策、14日間の位置確認

https://this.kiji.is/761143377954619392

サンケイビズ カンボジアコロナ陽性者急増 隔離中の中国人旅行客外出が発端

https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm


こんな記事も書きました:

緊急事態宣言タイミングを見計らう必要がないという解説

https://anond.hatelabo.jp/20210104123854

N501Y変異株の爆発的な増加を知ってほしいという話

https://anond.hatelabo.jp/20210502201619

むずかしそうなコロナの話も、Apple文体になれば、ほら。

https://anond.hatelabo.jp/20210508000859

2021-05-02

コロナ対応改憲必要」57%、一理あるかもしれない

コロナ対応改憲必要」57% 共同通信世論調査

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ec1d495b848a971128aff7c5fc0dedf1a2c92ee

共同通信社は30日、憲法記念日5月3日を前に憲法に関する郵送方式世論調査結果をまとめた。新型コロナウイルスなどの感染症や大規模災害対応するため、緊急事態条項を新設する憲法改正が「必要だ」とした人が57%、「必要ない」は42%だった。内閣権限強化や私権制限が想定される緊急事態条項新設を容認する声が反対意見を上回った。長引くコロナ禍が影響したとみられる。

ちょっと長めになってしまったので、はじめに要約すると、

改憲なくとも法を生かせば緊急時行政権限をフル活用できるはず、と思ってきたが、過去公害の教訓を思い起こしてみると立法行政不作為が目立つ。

憲法の制約で権限がないのではなく、あっても使わないのが問題だった。そこにメスを入れるには、行政立法指導する上位の規律必要で、「今まさに緊急時シフトチェンジしろ

行政立法に促す仕組みが必要なのでは。それはひょっとすると憲法役割なのかもしれない。

という趣旨


+++++++

改憲の是非でいえば、基本的スタンスはノーだ。

内閣権限強化」、これは橋本行革の結果、小泉政権内閣官房の強化の恩恵を受け、その後、安倍がめちゃくちゃにした経緯から

これ以上の内閣官房の強化などナンセンスだと思うし、

現行の制度運用できないのか?と言われれば、

公害立法歴史を振り返っても、現行の規制権限は決して弱くはない。立法余地もある。

実際60年代から70年代にかけて、深刻化した公害に山ほど立法を制定、70年はとりわけ公害国会などと呼ばれた時代もあった。

そうやって公害を克服しようとしてきた歴史の教訓をみても、現在感染症コントロール問題が、憲法改正でしか解決しえないとは思えない。

から問題はできることをしない、立法不作為行政権限の不行使のほうで、それを改憲論議にすり替えるのはおかしい、という意見も納得できる。

しかし。

それこそ公害の教訓を振り返れば、という話なのだが、

改憲世論が盛り上がるのは、だからこそ逆に、一理あるのかもしれない、とも思う。

もちろん、行政立法性善説に立てば。。という留保はつくが。

というのも、水俣病を例にとって、公害被害を振り返ってみると。

なぜ今日に至るまで長年、放置されてきたか。長年の放置もさることながら、振り返ると、初期の対応のまずさが際立つ。

チッソ工場への排水をやめさせる権限のある水質二法の適用

漁業法による禁止措置漁民への補償食品安全法による有機水銀汚染された可能性のある魚類販売禁止

すべて見送られた。つまりすでに対応可能な法的ツールがあったにも関わらず、被害が拡大した。

こうした行政権限の不行使が最終的に裁判で争われ、最終的に結審したのは2004年

国は高度経済成長をとめたくないがゆえに、規制権限行使しなかった、というのが結論

これは初期の対応が間違っていたことを指摘したものだ。

1970年代公害社会問題の深刻化を受けて山のように公害立法が制定されたが、それ以前の問題として

そもそも1950年代、すでにある水質二法等で権限行使できただろが、という。

法の不備ではなく、繰り返すが、すでにある法を使いこなせなかった行政責任が厳しく断罪されたわけだ。

ここから導き出される本当の教訓というのは、規制権限があったにもかかわらず

なぜ初期の対応がこれほどまでに、被害者をないがしろにしたものになったか、という問題

それは経済を優先した政治意思決定メカニズムだ。

そこには、何か異常な事態が発生したときに、立ち止まって物事を考え直す、

シフトチェンジの仕組みが欠落していたともいえるのではないか

かつて辺見庸は、地下鉄サリン事件の際に、丸ノ内線駅構内で、人々がバタバタと倒れているなか、

通勤している乗客枕木でもまたぐかのように出口へ向かった光景について

日常的なことを目の前にしても、脳が適切に処理できず、

惰性で日常論理で動こうとする「慣性イナーシャ)」が働いているといったが、

ここ一年を振り返ってみると、そういう政治的な意思決定がかなりよくみられた気がする。

この問題解決されない限り、改憲による緊急事態条項検討など、全く意味をなさない。

日本は、意思決定の仕方、会議の仕方を根本から見直したほうがいい。


いや、だけど一方で、

緊急事態条項のようなシフトチェンジトリガーがないからこそ、漫然と経済優先で動いてしまうのか?という疑問も頭をもたげる。

どっちなのだろう。

そんなことを思い出したのは、さっき、尾身会長インタビュー記事を目にしたからだ。

尾身茂氏が語った「マスクを外せる日」「3回目の緊急事態宣言なんて聞く気になれねぇ」への意見 | 文春オンライン

――東京都墨田区長野県松本医療圏など、基幹病院支援に回る地域病院医師連携が回っている地域の取り組みも報じられているが、厚労省は、こうした体制づくりのため各地の医師民間病院に強い指示が出せないものか。

尾身 医師病院に対して国が強い指導力を発揮する英国のような仕組みとは違い、日本厚労省というのは公立民間などさまざまなステークホルダー意向尊重する必要があって、上から目線はいわない。平時はそれも大切ですが、危機局面ではどうなのか。この機会に考えてみる必要はあります

――医療提供体制の拡充やワクチン接種準備で、国民が納得するだけの結果を示せないことに国民は苛立ちを感じている。強権的なイメージが強い菅義偉首相だが、結果を示せない理由は?

尾身 それは政治のことだから、私にはわかりません。ただ、総理大臣は、いろいろなことを今、四方のことを考えなければいけない立場にあるんでしょう。そう思います



平時から非常時へのシフトチェンジ

これが明確な意思決定メカニズムとして組み込まれていないことが、水俣病の初期対応問題もつながっているように思えた。

それを可能にするのは、規制権限の強化と行使、という既存立法行政機構のあり方の、もうひとつ上段の制度として構築する必要があるのかもしれないといえなくもない。

改憲への渇望というのは、案外、そういった視点で考えることも可能ではないかとふと思った。

しかし、憲法踏み込むのではなく、

危機対応専門の省庁を創設する、というのもひとつ方法。非常時のガバナンス体制を整備する。

米国FEMAアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁)、CDCアメリカ疾病予防管理センター)のように。

現在のように、菅、西村田村河野小池、、、、、みたいに

船頭多くして船、山に登る、という問題への処方箋となろう。

そうすれば、現在河野太郎のような感染症素人新型コロナウイルスワクチン接種推進担当大臣として奮闘する、といった話もなくなるはず。

彼はおそらく、急に任命されて困っただろうが、実質やれることを模索した結果、

ロジ担当となり下がってしまっているように見受けられる。住民心配に答えるのは基礎自治体役割だ。

大臣仕事じゃない。本当の危機管理はそういうことではない。

危機管理のプラットフォームができれば、アメリカのファウチ博士のように、

集団免疫獲得に向けた仮説を立て、何%の接種があればOKで、ワクチン効果が切れる前の接種完了を逆算してスケジューリングする。

目的ロードマップ国民に示したうえで協力を仰ぐという、専門家による意思決定ベースとなったリーダーシップ重要だ。

今は「高齢者の接種」そればっか。もっと全体の話をすべき。

ガバナンスの基本は、法、規則基準科学的な予測を明示した意思決定を行うことだ。

これは世界銀行の借用だが、世銀では途上国行政改革支援の際に、ガバナンスを以下の4要素で因数分解して

能力評価している。

説明責任財政リソース)、予測可能性(法的枠組み)、透明性(情報公開)、参加(連携)の4つ。

テーマ出しした瞬間、近年の日本がどの分野でもガタガタになっていることがわかる。

いずれにしても、緊急時ガバナンスの訓練を積んでゆくことが大切で、こうした組織を立ち上げることには意義があるだろう。

現在菅政権は、こうしたガバナンスの観点から落第点であり、

首相が何を考えているかからず、結局、リーダーの一挙手一投足に注目が集まる意思決定となっている。

急に決心して、緊急事態宣言を発出したりやめたりする。このように国民から予測可能性を奪うやり方は国民から自由を奪うのも同然だ。


国民からすれば、知らず知らずに国のリーダーシップ注視せざるを得なくなり、いつの間にかリーダーシップ問題錯覚してしまうが

本当は危機管理はリーダーシップの欠如の問題ではなくて、ガバナンス問題だ。リーダーが誰であれ、ある程度、やるべきこと、基準が決まっていて

どのように対応するかが決まっていること、この予測可能性が確保されることが大切。

国民にとって予測可能でなければ、国民自身計画を立てられず、急に決断されても、ついていけいけない。

水木しげる漫画で、上官が急に玉砕を決心したので部下の大半が付いていけず、結果として敗残兵として生き残った兵士に、すでに全員立派に玉砕したことになっているのだ、として、ラバウル本部が改めて玉砕を命じる、という話がある。日本人のリーダーシップ象徴する話だと思う。)

しかし、一方、リーダーシップ問題は残る。

緊急時へのシフトというのは、なにかしらリーダーとして発動するトリガー必要なのではないか

憲法、というのも、民主的意思決定の根源として、

そこに非常時へのシフトチェンジ記載されることにも意義があるのかもしれない、という考えに傾いてゆく、そういう世論の動きもわかる。

もちろん、そんな非常時に平和ボケして判断の鈍いおっさん首相だったらなんの意味もなさないが、誰かがシフトチェンジを発動しなければならない、

それが立法危機管理のプラットフォームづくりだけでうまく機能しないのであれば、ある意味大統領的な権限を期待する傾向が出てくるのは自然なことのように思う。大統領権限というと、合衆国建国当時まで振り返ると、当時の議論のなかで、リーダー聡明さ(アリストクラシー)というのは、欠かせない条件だったように思う。

日本政治社会にそんなことを期待できるのか、と考え始めた瞬間、改憲には激しく首を横に振らざるを得ないのだが。

そんなことをインタビューの印象として持った。

2021-04-30

anond:20210430124803

立法するなら色々やり方あると思うけどね

1人感染者出たら感染拡大措置として2週間業務停止するとか

そこに但し書きで感染理由がやむを得ない場合は除くってすりゃええ

反発あるだろうけど私権制限とかよりマシじゃない?

2021-04-28

anond:20210428213848

元も子もないことを言うと、現状わりとよくやってるほうだと思うけどね

ワクチンが遅れてるのだって他国と比べて死者が少ないからより逼迫してる他国が優先されてるって側面もあるだろうし

なんにせよ立法無視ロックダウン強行する、みたいなコロナは抑えられたかもしれんが他のところで破綻するような極端な対策結論付けないように気をつけたいな

anond:20210428113628

もちろん増田の言うような懸念はあって、例えばインドトルコではそれまで世俗的だったのが、宗教勢力が拡大してヒンドゥーイスラム教的な政策がおおっぴらに行われるようになっている。

ただ現実主義的に考えると、これらの国ではもともと国民の大多数がヒンドゥーイスラム教を支持していたという国内事情無視して、西洋諸国世俗主義的潮流という国外事情に合わせるためだけに世俗主義を選択していたわけだ。

民主主義世俗主義は本来何の関係も無いので、民主的手続き国家世俗主義を放棄した場合、それに文句を付ける理由があるのか?という問題がある。

あと当然現行の日本国憲法政教分離を禁じているので裁判所判断によって行政立法牽制することもできる。

まあ宗教政党が第一党を得るまでに国民意識が変われば、裁判所判断も当然そのままではいられないが。

俺は宗教大嫌いだから日本には絶対世俗主義を放棄してほしくないけどね。

2021-04-25

日本政府自治体は違うものから

増田コメントを見てると

日本政府東京都大阪府などの自治体を同じ「政府」とか「上層部」みたいに一括りにしてる人達一定数いる気がする。

あえて同じものとみなす文脈もあるとは思うので一概に間違ってるとは言わないが、基本的に違うものからね?

目的責任権限予算運営主体執行プロセスなど全て違う。

この辺りをごっちゃにして見ると、政治立法行政に対して批判するどころか何が起こってるのか正確な把握もできないだろう。

2021-04-05

anond:20210405181711

バリアフリー法と障害者差別解消法は別ですが。

というかロビー活動議員への訴えかけを通じてバリアフリー法や改正バリアフリー法を実現し、状況の改善が進んだら更なる改正を求めていく必要があるのに、「モンスタークレーマー」扱いされかねない活動家邪魔しかないでしょ。

社会合意立法による改善を望んでいる穏健派にとっては足を引っ張る存在しかない。

2021-04-04

創作物としての責任を果たせないなら、表に出さない方が良いのでは?

最近ようやく落ち着いた例の同人誌問題で、以下の記事を読みました。

https://17on.site/natukusa/888872

最初はまたvを叩く記事かと思いましたが、記事書いた人(同人誌書く側の立場かな?)の率直な感想ちょっとした反省、そして考えを記したものでした。

読む前に誤解して申し訳ない。

で、これを読んで気になったのが以下の文章です。

私としては、その文化がしばしば軽んじられているという背景があるからこそ、不服に思ったのならそれをちゃん申し立てするのは大事なことだと思う。

相手もそれを受けて問題点に気づき謝罪する一連の流れを評価することとは、単に水に流してなかったことにするということではなく、「同じくらい軽率な輩は今後も許さんぞ」を内包する。

 

でもさー、それで腫物のように扱ってほしいわけじゃないんすよー。そういうのじゃないんすよー。

下にして怒られたから、上(ということにしている場所)にして隔離するなら同じことなんすよー。

そうじゃないんだよー、どうなんだろうなーということを考えたところで疲れたので今日は終わる。

前半はなるほどなあと思ったけど(二次創作とはいえ作者には怒る権利は当然ある)、後半は「ん?」でした。

これはそもそも私が二次創作に疎いからかもしれませんが、率直に思っていることは「創作物」の責任を果たせないもの流通してるんだから、それは腫れ物じゃないのか……と。

もし「腫れ物」の対象解釈とかが違っていたら申し訳ない。

が、今回のように市場に出回っている創作物に対する批評が、二次創作(あるいは二次創作BL)については許されないのであれば、それは立派な腫れ物でしょう。

先日はてなでも少し話題になった、以下の記事でのやりとりを少し引用します。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210401044629

引用ここから

どっちかというと元案件よりも元案件をどう消化するかのコンセンサス取りで燃えてる感じ。創作者の端くれとして「この程度でキレんなよ」には与したくない。軽んじて晒すな・晒すなら尊重しろ、と分かってほしいだけ

【対する上の記事を書いた増田の反応】

この人、個人的には好きだったんだけどなあ。与しないのはもちろん自由だけど、それが叩くことなの?(ほかは知らんけどこの記事でしているのはそういう話だよ)

というか一般的創作物場合こそ、『エスパー魔美』の有名なシーンのように、当人たちの問題しかなくて、作者が怒った(そして謝罪を受け入れた)時点で終わりだよ?

結局、他から見れば外野として思えない人たちが憤るのは、それが「二次創作特にBL)」だからでしょ。特殊文化なんでしょ?

今回のケースであなたも憤るなら、創作者の端くれでも主語が大きすぎだよ。そんだけ。

引用ここまで】

前半と最後のは文章はまあブコメに対する文句に近いので置いておくとして、

「というか一般的創作物場合こそ、『エスパー魔美』の有名なシーンのように、当人たちの問題しかなくて、作者が怒った(そして謝罪を受け入れた)時点で終わりだよ?結局、他から見れば外野として思えない人たちが憤るのは、それが「二次創作特にBL)」だからでしょ。特殊文化なんでしょ?」というのは、この騒動における私の率直な感想に近い部分があります

本当に個人的な話をするのであれば、冷蔵庫に入れたくだり以外で怒る要素があるのかという思いはありますが、私の二次創作理解が足りてない部分かもしれないし、当事者間で決着した部分なのでそこはちゃんと尊重します(何より作者が不快になったのは事実)。

で、上記増田言及されているが『エスパー魔美』の有名なシーンが、全てにおいて正しいかは分からないが、少なくとも私は正しいと感じています

エスパー魔美』の主人公父親が描いた絵(もしくは開いた個展のもの)がボロクソに批判されたシーンのやりとりは、かなり有名ですが引用します。

公表された作品については、見る人全部が自由批評する権利を持つ。どんなにこきおろされても、さまたげることはできないんだ。それがいやなら、だれにも見せないことだ」

「でも、さっきはカンカンにおこっていたくせに」

「剣鋭介に批評権利があれば、ぼくにだっておこる権利がある!!あいつはけなした! ぼくはおこった! それでこの一件はおしまい!!」

今回の件も、通常の創作物公表された作品)であれば、作者が怒った段階で終了するでしょう。批評だったというと議論余地はあるかもしれませんが、読んだ時の反応もまた批評という表現の一部だと私は思います

作者以外が怒るとすれば、それは冷蔵庫に入れたくだりじゃないでしょうか。悪意のないサプライズのためとは言え、作品に対する敬意に欠けるという意見が周りから出ても不思議ではありません。

個人は、枕の代わりに漫画雑誌を使ったことも過去にあるし(足蹴にしたことも)、同人誌を冷やしたくらいのことを諌められる立派な精神はないんですが……。

私が嫌いなブクマカなので甚だ不本意ではありますが、今回の件だけで見れば以下と同意見だったのが少し悔しい。

Vを殊更叩いてるやつは広告費取ってるクソゲー批評系とか辛辣映画批評系とかどう思ってるんだ 隠してた個人日記みつけて晒したわけではないんだぞ 冷蔵庫のくだり以外は道義的に何も問題ない



しかし本件は最初デマ著作権燃え、その後は「晒したこと」で燃えました。冷蔵庫云々で怒った人間ブコメを見る限りはそんなにいないでしょう(適切に管理できていないケースなんて誰にだってありますし……)。

上記の「晒した」は、多くのブコメTwitterでの反応を見る限り、「タイトル」を伏せつつも作品特定できる形で述べたことや、一部セリフ朗読したという行為についてのようです。

これらの行為は、批評を行う上で当然のように起こりうる行為です。対象を定めず批評するってまず無理ですよね。

まり二次創作BL批評も許さないということと同義でしょう。これはブコメを見る限り、ほぼほぼ正しいと思います

男性向け二次創作場合戦利品として表紙をアップすることは良しとしているという話もあるので、ここでは二次創作BL批評を許していないとしま

反論があるとすれば、「公表された作品については、見る人全部が自由批評する権利を持つ。」というのは、同人誌に当てはまらない……という主張でしょうか。

これは完全にローカルで行っているのなら、納得できます。例えば鍵垢だけで公開していたり、同人誌即売会のみで販売頒布って言うのかな?)のならば、それは世間に「公表」しているわけではないでしょう。

しかし今回の作品もそうですが、二次創作BLは決してローカルではなく。委託販売を通して全国の同人誌を扱うショップで(あるいは通販で)、ローカルから外れたところで作品を「公表」しているパターンがかなり増えてきています

そういった作品についても、作品特定できるような、批評といった行為が許されないのはおかしいと思っています

商業ビジネス)的な展開の美味しい部分だけを搾取して、他の創作物果たしている責任果たしていない。

こういうのをフリーライドって言うんじゃないでしょうか?(違ってたらごめんなさい)

最初記事書き手は腫れ物として扱ってほしいわけじゃないと書いていましたが、やっぱり腫れ物だし、そもそもローカルルール強制する今の在り方は歪んでいると思います

原作に対する著作権云々は二次創作側の問題なのだから、それを世に流通させる以上、他の創作物と同等の責任果たして欲しいです。

それができないなら、今の形が間違っているのだから完全なローカルに戻すのが筋なのではないでしょうか(今も完全にローカルでやっているところはあると思いますし)。

あるいは縮小の道ではなく、違う道もあるのかもしれません。別記事についていたブコメ引用します。

https://anond.hatelabo.jp/20210331235506

腐・女子関係なく同人誌は全部バレてるし、PixivでなくTwitterは鍵じゃなきゃ只の宣伝企業ブースもいるっつうのに。もう有志団体作って二次創作法を立法して仕切り直しの段階だ。少なくとも立法に否やはないはず

歪みが虐げられていた過去からきているのであれば、こういったことを実際に働きかけていくべきなのではないかと思いました。

言うだけなら簡単ですよね、すみません

とりあえず、あくまでこれまでの経緯を追った個人感想としては、タイトルに書いたように、

創作物としての責任を果たせないんだから、腫れ物として扱うレベルじゃなくてそもそも表に出さない方が良いのでは?」というものです。

もしご意見があれば、ぜひ書いて下さい(追記は戦う感じになっちゃう気がするのでしません)。

2021-03-29

ひどい問題を紹介する

anond:20210328163443を読んで。

NURO回線にしてから悪問に悩まされ続けた結果、作りがかなり雑だということがわかってきた。その一部をここで紹介したい。

ひどい問題たち

2016年2月はてな匿名ダイアリー投稿された、保活問題待機児童問題を指摘して有名になった記事タイトルを正確に書いてください

不正解: 保育園落ちた日本死ね!!!

正解: 保育園落ちた日本死ね

正確に書けというから調べて正確に書くと不正解。最低だと思う

Compact Disk、Digital Versatile Disc、Blue-Ray Disk、光ディスクとして存在しないのは?

正解: Blue-Ray Disc

設問にあるどれを入れても不正解になる。BlueとBluの違いをあげつらって設問にするくせに、DiskとDiscのtypoには注意を払わない。

桃太郎の家来は?

犬、キジ、猿の3者だが、どの順番で入れても、カタカナひらがな漢字を切り替えても、区切りを「、」「・」に変えても通らない。

正解にするにはどれか一つだけを入力しなければならない。

だったら設問を「1つ答えよ」とかにしてほしい。

イタリアでは「ドッピエッタドイツでは?

不正解: ドッペルパック、doppelpack

正解: ドッペルバック

正しくは「ドッペル"パ"ック」だが、誤字をしないと正解にならない。本当に雑。誤字まで探り当てろというのは要求が高すぎる。

三権分立のうちどれかひとつ漢字で答えよ

不正解: 立法権行政権司法権

正解: 立法行政司法

なんでこれで不正解になるのかわからない。

ペペロンチーノレシピ記事に現れる警察といえば?

正解: 乳化警察

Googleで「"乳化警察"」で検索すると 426 件 (0.34 秒)。マイナーすぎるし、そもそも何の話?

IT業界の著名エンジニア複数人所属希望を表明したはてなグループ名称は?

正解: サブテク

完全に内輪ネタしかも古い)。たまたま知ってたからいいけど、名前が思い出せなくてそこそこ検索した。

人間性センターダメなところ

人間性否定されるのはかなりキツい

検索で出てくる問題ならまだいい。これらの問題人間が真面目に回答してもなかなか正答することができないし、全問正解しないと数回で「人間失格」のページに飛ばされる。

それなりに苦労をさせておいて、適当に判定して「人間失格」と突きつけるのはかなりひどい仕打ちだ。人間性否定するのは、冗談悪趣味悪ノリでは済まされない話だと思っているし、怒りを覚えている部分もある。

人間に厳しく機械に易しい

設問と回答はパターン化されているので、むしろbot向きだ。問題と回答は散発的に書き込まれいるから、もはや秘密のものでもない。一方で、生身の人間には調べないとわからない設問も多いし、正しく答えても不正解になるなど負担が大きい。結果として、偽陽性人間なのに弾かれてしまう)が多く出てしまう。

もちろん、造りの荒いbotを弾くには有効かもしれない。しかし、ブログコメント欄掲示板などにスパムするbotと違って、匿名ダイアリーに書き込むにははてなアカウント必要だ。だからはてなシステムに合わせたbotカスタムで作らなければならない。そこまでするような相手ならば、この単純な仕掛けはいずれ簡単突破されてしまうだろう。

それなら、偽陽性偽陰性も少ないもうちょっとマシな対応方法はあるはずだ。

感想

元増田アカウントごと削除されたというのは気の毒な話だ。正答を晒したことでこのアカウントも削除されるなら、いい機会だからはてな引退しようと思う。

一方で、削除したところでいたちごっこに過ぎない、ということは指摘しておかなければならない。なぞなぞの回答を公開されたらおしまいになるようなシステムは、一見役に立っていたように思えても、元からシステムとして成立していなかったのだろう。このシステムいたちごっこで維持するより、対策方法を入れ替えた方が良いんじゃないか個人的には思う。

2021-03-23

反「表現の自由戦士」が想定している仮想敵誤謬について

表現の自由戦士が想定している表現の自由戦士というのは、(1)エロ表現については制約を否定し、(2)著作権者お気持ち尊重する、というものである

本来およそエロ表現わいせつ頒布等の罪(刑法175条)に抵触する違法ものであるから(これ自体は正しい。)、仮想表現の自由戦士」は、(1)刑法をも無視する無政府主義的な主張であるが、それにも関わらず、刑法より遥かに弱い(2)著作権者お気持ちには従順なので、矛盾しているように見えるのだ。

 

しかエロ表現愛好家は、刑法によって引かれた制約の線引きは、これを無視して行動している。

しかし実際には、エロ表現愛好家のほとんどは(1)エロ表現について一定の制約を受け入れている。すなわち、現実エロ表現愛好家の多くは、国内流通においてはモザイクや消しを受容し、公道上でいわゆる18禁表現物を陳列することは是としていない。

わいせつ頒布等の罪の解釈からは、モザイクや消しがあろうと18歳未満に販売しなかろうと、いわゆる18禁表現物は性欲を刺激する猥褻物に他ならない。モザイクゾーニングといった自主規制は、本来的には法律によらない制約である

けれども現実には、警察摘発するか否かを恣意的に決めている(行政府による実質的立法であり、法治主義からは許されざる行為である。)。

この間隙こそが、エロ表現愛好家の遊び場である

違法ではあるが現実には責任を問われない範囲で楽しむが故に、その範囲を踏み越えることに対しては人一倍敏感である

したがって、現実法的責任を追及されかねない制約に対しては極めて従順である

 

この、違法ではあるが現実には責任を問われない範囲というのは、二次創作の楽しみ方とも共通している。

刑法においては警察お気持ち法的責任現実化に直結するのと同じく、二次創作においては著作権者お気持ち法的責任現実化に直結する。

結局のところ、エロ表現愛好家は、それが刑法であれ著作権者であれ、法律によらない制約に対して従順なのであるが、それは法律による制約を超えて自由享受するための知恵であり、そこに矛盾はない。

2021-03-20

フェミニストが支持しているかリベラル政党投票できない

自民党のやることに問題が多いとは思うし、リベラル政党政策賛同するものだってたくさんあるのだけれど、もしリベラル政党与党となってしまったら、それを支持する組織の一つであるフェミニスト政治的影響力が今より大きくなると思うと、どうしても投票できない。

もしリベラル政党与党となったら、当然フェミニスト与党自分たち活動支援するような立法提案するだろう。

その結果、キズナアイ問題や宇崎ちゃん問題みたいなのを根こそぎフェミニストの望み通りに解決するような法案が成立するかもしれない。

そう考えると、どうあってもリベラル政党には投票することはできないんだよなあ。

著作権表現の自由関係ないのか?(ウマ娘おまけつき)

anond:20210317235416

これに著作権者の言うことだから聞くべきだと言っているブコメがあって驚いた。

著作権というのは憲法上の権利ではなくて、国が著作権法という法律で認めた権利だ。歴史的にも、憲法表現の自由規定されるようになった18~19世紀前半には著作権保護はろくすっぽされていなかった。そして、著作権国家保護するということは、ある著作物を利用して二次創作をつくる人を国家が抑圧する、という側面をどうしても持たざるを得ない。それが表現の自由に照らして問題ないと思うのはちょっと信じられない。それに著作者二次創作ダメだと言ったらそれでおとなしく諦める、という淡泊姿勢も納得がいかない。私は、(性的表現を含めて)二次創作者は、どうしても二次創作を書きたいから書くんだと思っていた。こんな淡泊姿勢をとる人が多いということは、実は単なる商売ネタに過ぎないのかな。訴訟になると面倒だから、ということならまだ分かるが。

私は著作権著作者人格権が必要ないとはまったく思わない。でも、パロディ事件しかり、ときめきメモリアルメモリカード事件しかり、日本著作権法や判例法理国際的に見ても原著作者保護が極めて強いわけで、それは表現の自由に照らして非常に問題があると思っている。著作権には表現の自由が及ばない、みたいなことを言っている人がいるのは驚きではある。原著作者が権利主張を始めたらいわゆる二次創作物を壊滅させることができる(コミケは単に目こぼしされているだけ)、それを国が著作権法によって認めている、それが問題だと思わないのか。そういう問題意識を持たない人には二度と表現の自由などと口にしてもらいたくない、とすら思う。

~おまけ~

ウマ娘 プリティーダービー』の「お願い」は、

キャラクターならびにモチーフとなる競走馬イメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。

作品には実在する競走馬モチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。

モチーフとなる競走馬ファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。

というものだった。

https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106

これは、そもそも著作権著作者人格から来る要求とは考えられない。競走馬著作物ではないから、著作権著作者人格権の客体ではあり得ない。馬主不快に思われる表現をやめよと要求する権利があるとすれば、おそらくは馬主名誉権などの人格利益保護となるだろうか。競走馬ないしキャラクターイメージを著しく損なう表現をやめよ、と要求する権利があるとすれば、知的財産権というよりは、商品化権ないしパブリシティ権キャラクターイメージ毀損については著作者人格権の問題になり得るが)といったビジネス上の権利問題になるだろう。これを概括して「著作権」による要求と解するのは粗雑に過ぎる。

キャラクターイメージ毀損については、一般的性的表現がすべてそれにあたると簡単に言うことはできないのではないか。たとえばどぎまぎイマジネーション事件※(ときめきメモリアルのもう一つのアレ)の東京地裁は、詩織ちゃんが「優等生的で、清純な、さわやかな印象を与える性格けが、本件ゲームソフト及び関連商品の売上げ及び人気の向上に大きく寄与している」という一方で、被告が「清純な女子高校生性格付けられていた登場人物藤崎詩織と分かる女子高校生男子生徒との性行為を繰り返し行うという、露骨な性描写を内容とする、成人向けのアニメーションビデオに改変、制作した」ということを問題にしているのであって、一般性的表現は許されない、と言っているわけではない。ある改変行為性的表現に限った話ではない!)によってイメージ毀損がなされているかどうかは、そのキャラクターがどんなキャラクターなのかということを考察してみないと始まらない。

モチーフとなる競走馬ファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターイメージを著しく損なう表現」として、性的表現一般がそれにあたるのではないかと考えた人がそれなりにいたことは確かに興味深い。

もっとも、これに関するツイートを見ると、性的表現に限らず何が「不快に思われる表現」なのかはよく考えてみないといけないはずだというものもあって、結構冷静に考えている人がいるのが分かる。

例:https://togetter.com/li/1239211https://togetter.com/li/1673486

ただ、私自身は、これは「「何にエロを感じるのは人それぞれだし、どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」と噛み付いていた人々が「ウマ娘エロ絵は禁止」の一声で「何がエロだと受け取られ、馬主不愉快にするか」をきちんと自分達で考え始めたの笑う」(https://twitter.com/rtoiuyuiotyuijj/status/1371455240143212545)というのとは正反対事態ではないかと思う。先ほども言った通り、何がキャラクターイメージ毀損するかというのは、そのキャラクターがどんなキャラクターで、どんな描写をしたらイメージ毀損するのかを具体的に考えなければ分からないはずである(そして、そうするべきだ、という人も確かにいた)。むしろ性的表現一般を諦めるという態度をとった人が少なからずいたということは、「何がエロだと受け取られ、馬主不愉快にするか」を考えられないから、一般的性的表現はやめました、ということになったのではないだろうか? まあ、自分の描くものはあまたある性的表現の中でも確実に人を不愉快にさせる類のものからやめました、ということなのかもしれないが。

※どぎまぎイマジネーション事件では、東京地裁詩織ちゃんイメージ毀損によってどのくらいの損害が発生したのかという問題をあまり扱っていない。イメージ毀損という無形損害の賠償はどうしても裁判官裁量、つまりブラックボックスになりがちだとはいえゲームソフトの売り上げの損失(をコナミ証明することは困難だろうが)や、詩織ちゃんを使った事業にどのくらいの問題が生じたのかというような部分で争う余地があったのではないだろうか。それこそ表現の自由観点に照らせば、「被告行為によって受けた原告信用毀損は少なくないと解される」という短い言葉検討を終わらせて良いとは思えない。判決文の短さから察するに、被告法定代理人無能だっただけかもしれないが。

追記

ブックマークより)

解釈論と立法法政策)論は別物だからな。増田の言うことは「日本フェアユースを認めるべき」と前から議論されている。一方現行法サイゲの「お願い」は正当性がありそれは尊重されるべき。

そんなに厳然と区別できるものではないと思う。ある法解釈の結果、いかなる帰結が発生するかという帰結主義的な考慮を法解釈に持ち込むことは裁判所普通にやっているだろう※。著作者人格権については、著作権20条は、著作物の改変について、客観的名誉侵害から保護というよりも、主観的思い入れを強力に保護しているようにも読める規定になっているわけだけれども、著作権現実行使するのが、著作権管理している出版社レコード会社といった大資本であることに鑑みれば、その解釈は非常に大企業に有利な体制を作ることになる。立法によってテクストを変更する前に、解釈可能性が開かれているとき、まず解釈で争うことを諦めるべきではないと思う。

※もちろん、あまり政策的な考慮を重視するべきではないという立場はあり得る。特に刑法場合罪刑法定主義との関係上、処罰をする方向へと政策的な考慮を強力に効かせることには問題がある(古典的な例では、電気財物にあたるかという問題が良く採り上げられる)。ただ、政策的な考慮を一切しないというのは、それはそれで異様な考え方ではないか

なお、一見してみて、Cygamesの「お願い」が一理もないとは思わない。仮におうまさんのことは度外視しても、ファンコミュニティの維持は大事なことだろうし。単に、著作権には表現の自由は譲るという単純素朴な理解をしている人がいることが意外だっただけである

メタボ教授競走馬種牡馬)は法律上『金融商品』なので単純に損害賠償請求される恐れがある」https://youtu.be/o3glYqYwsHs

金融商品とは何のことだろうか。カッコつきで書いてあるということは、金商法上の金融商品有価証券預金債権等、通貨)ではないということかな? キャラクターないし商品イメージブランドイメージ毀損について不法行為による損害賠償請求がされうるというのはその通り。パブリシティ権との関係では馬名の使用について許諾はいらないということになるとしても、後からゲーム中の描写イメージ毀損になっているとケチをつけられると訴訟を抱えて面倒になるから、馬名の使用拒否する場合はその馬名を使わない、というゲーム会社経営判断理解できる。ただ、この金融商品という言葉遣いは唐突に感じる。

憲法上の権利である財産権幸福追求権を著作権著作者人格権という形で具体化しているので著作者権利基本的人権範疇では。おまけは113条11項的なアプローチと思うので著作者人格権の問題なんじゃないかと。

かに、あらゆる法律上の権利は煎じ詰めれば何らかの憲法上の権利に行き着く可能性が高い。ただ、憲法上の権利である表現の自由と、憲法上明示されていない著作権とをフラットに扱って、何も重み付けをせずに天秤に乗せるべきものなのだろうか? あと、おまけでは「お願い」が著作者人格権の問題ではない、ということではなくて、法的な権利性質主体・客体がバラバラな諸要求が一枚のお皿に盛られているので、著作権とひとくくりにするのはまずいということを言っている。

著作権表現の自由問題は多分学問的にもまだそれほど論じられてないので表現の自由戦士の中でもガッツリ法学系の人じゃないと考えるのも難しかろうとは。現状の著作権システム是認するのが不当とは言い切れんが

これは、知らなくてもしょうがいかなという気はする。ただ、こういう論点も考えられるようにしておかないで何が表現の自由かとも思う。実際には、超有名論点にすら関心は持たれていない(性的表現制限する刑法175条がまるで問題にされていないようだし)のでそんなのは無理、ということになるかもしれないが。

そもそも表現の自由戦士」はただのレッテルであって、何でもかんでも表現の自由ゴリ押す人たちのことじゃありません。法律に守られた権利を「お気持ち」でゴリ押そうとする人たちに抵抗しているだけです。

私は「表現の自由戦士」というレッテルは使っていないと思うのだが・・・。「法律に守られた権利」というけれども、ある表現に対する「お気持ち」表明(これもまた表現だ)を差し止め権利表現の自由に含まれているとは解されない(名誉毀損のような場合は別だが)。それとも、「お気持ち」に基づいて出版物差止訴訟を濫発した、みたいな事件があるのかな? せいぜいツイッターでボロクソに言われた程度の話しかないような気がするけれども、それが元増田言葉を借りれば「自由制限」とはまこと大仰な話だ。

※以下はこの方に対する直接のリプライではないが、関連する内容ではある。

性的表現(正確には、わいせつobscenityにあたるもの)というのは、日本アメリカ判例法理上、保護されない言論位置づけられている。なぜかというと、表現の自由について司法審査基準を厳しく設定する理由として、民主的過程の維持や人格の発展といった目的が持ち出されるわけだけれども、ということは、逆にいえばそういった価値との関わり合いが薄い表現は、別に手厚く保護しなくて良いということになる。となると、性的表現は「法律に守られた権利」とすら言えないのではないか。私は、それで良いとはまったく考えないけれども、それならそれで現在判例法理を覆す理由付けを考える必要がある。悲しいかな、私は専門家でもないトーシローだし、中々良い案が浮かばない。表現の自由について考えている人は、是非この問題について詳しく調べてみて、知恵を貸して欲しい。なお、定義的衡量(何が「わいせつ」にあたるかという論点で戦う)をいくら頑張っても、いわゆるハード・コア・ポルノにとっては役に立たないということは申し添えておく。

二次創作者やその支持者の大半は「表現の自由」を信奉してるわけでは無いと思ってる。その観点から表現の自由」という言葉を軽々に使うなというのは分かる / エロ即ち不快表現との理解はびっくりするよね

そう、私も性的表現ただちに不快表現にあたると解した人が少なからいたことが驚きだった。こういう短絡を起こしたということは、将来、あらゆる出版社ゲーム会社がこの手の「お願い」を出したら、性的二次創作表現は全部ピタリと止むということになるんじゃないかな・・・。

2021-03-18

日本トランスジェンダー性別変更があっさり認められた不思議

あの件、全然騒がれずにいつの間にか立法されてて、性別適合手術受ければ戸籍性別を変えられるようになってて驚いた。

それとも俺の知らないところで、日本会議自民党保守系議員強硬に反対したり、ネットフェミネトウヨの罵り合いがあったりしたのかな?

やっぱり性同一性障害という「病気」の気の毒な人が「正常」に近づきたいという訴え対しては、保守でも同情する人が多かったのかな? 保守義理人情世界からな。

2021-03-15

anond:20210315195400

医師法について考えます

医師法

第四章 業務

第十七条 医師でなければ、医業をなしてはならない。

第十八条 医師でなければ、医師又はこれに紛らわしい名称を用いてはならない。

そもそも医師法とは医師というものを明確に定めることにより、医療世界での責任所在を明らかにし、国民生活において医療を混乱なく遂行するためにあります

それは

第一総則

第一医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつ国民健康生活を確保するものとする。

この総則にもあるように >国民健康生活を確保する これが目的であることは明確です。

まり医師法違反に問う場合の一番の根幹は、その違反したと思われる行為により国民ないしはその関係した個人健康生活が脅かされるというのが一番重要判断基準になるということです。

____________________

こういった話で一番の問題となるのは「業」です。医行為をする…であればわかりやすい話ですが「医業をする」はわかりにくいのです。通説では「業として」というものは反復継続意思を持って行うことをいい一度の行為でも要件を充足する。報酬の有無、設備の有無は問わない…などといいますが、各種法律で「業」についてのニュアンスは異なります。それは各法律ごとの立法趣旨に照らし合わせて解釈をしているからと考えられます医師法場合は上述弁護士の「業」に近いものを考えますが、特に健康生活が脅かされる」かどうかが基準となるのは前段で述べたとおりだと考えます

____________________

以上を前提として

素人勝手判断して病名を本人に直接告げる行為も該当しますか?

該当することがありうると考えます

その素人判断を真に受けた結果、本人が不利益を被った場合

あなたがいう「別の法(たとえば民事上の不法行為等)」で裁かれると同時に、医師ではないものが医行為と思われる診断行為を行いその結果他者健康に多いな不利益を与えたと考えられれば(真に受けて薬剤を自主的に内服し副作用が生じたなど)医師法違反に問われても不思議ではありません。

>「私の予想ですが…」や、「可能性がある」との前置きをつけず

前置きの有無は関係ないと思います関係するとしたら「私は医師ではありませんが」など明らかに医師であることを否定したうえでの行為と思いますが、それでも医師の行うべき領域行為をおこなって結果として不利益を招けば、上記立法趣旨から考えて法に問う可能性は否定できません。

精神科医カウンセラーでもない人が「××障害」とだけ本人に言った場合

繰り返しになるので避けますが、本旨としては同様と考えます

実際の警察生活安全課)の摘発事例は、健康被害を明確に認めることを基準としているため、たとえば刺青行為での「外傷」や特定の薬剤の投与による「明確な副作用発生のリスク」などをもって実行に移されています。単なる診断行為場合相手医師言葉ではないと受け取っているのであれば被害が発生するとは考えがたくそれを第三者的に明確に証明するのが難しいことから摘発されるには

白衣をきて医者っぽく見せている

相手医者と信じ込んでいる

など18条にもかかる状況をもって初めて摘発しているかと思います

理屈の上から言えば17条と18条は別物ですから、診断行為無資格者が行ったことで第三者健康被害が及べば17単独での検挙は十分に可能であると考えます無資格者の言葉は「雑談」「意見であるから問題が無いと考える根拠は、少なくとも医師法の中には書かれていません。むしろ無資格者によるそれら行為国民健康被害に結びつかないようにするために医師法が制定されていると考えるべきですから、それらは現に戒められている内容である解釈すべきだと考えます

私は法律家ではありませんので

あくまでも一般医家の感覚での回答です。

以上です。


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11170803171?fr=ios_tw

2021-03-06

anond:20210306112237

それでいい、女性下方婚してはならない。立法化すべき。

2021-03-02

抑圧があるからといって「嫌いだと口にする自由」を規制できるのか?

答え:できません。

この増田 a.k.a. id:muchonov は決定的な間違いをしています

たとえば、僕は身体障害者ですが、「身体障害者キモイ」という人に対して、実力でその口を塞いでも免責されることはありません。また、警察通報しても相手にされません。そして、これらが立法を通じて規制できるようにすれば、憲法違反になる可能性があります。なぜならば、この発言に「具体的な権利侵害(含む内心の静穏の権利)」や「明白かつ現在の危険」があるとは言えないからです。

これは、「オタクキモイ」でも「LGBT生産性が無い」でも「黒人犯罪者ばかり」でも「朝鮮人は帰れ」でも、同じです。

もちろん「〈誰かが(他者の同じ権利侵害しない限り)自分自身として存在できる自由本来のかたちで生存する自由〉」を尊重するべきだという主張は尤もです。しかし、それらの自由を一切侵害しない表現しか存在をゆるされない(=規制しうる)のでしょうか? そんなことはありません。たとえば、ポルノ雑誌SNSにアップされるエロイラスト存在は、女性自由を阻害しているかもしれません。バリバラのような、障害者エンパワーメントのための番組が、却って羞恥心社会への恐怖を煽る結果になってしまう人だっているかもしれません。あるいは、ピンカー研究マイノリティ申し立ての力を削いでしまうこともあるでしょう。

増田 a.k.a. id:muchonov見解に従えば、これらは容易に規制可能でしょう。違うと言うならば、何を規制出来て、何を規制できないかということを明確に説明しなければなりません。

さて、しかし、「社会的少数派を偏見に基づいて「嫌いだ」と口にする自由は制約される」ことはあります。たとえば、何度も事件を起こした暴力的差別主義団体指導者が、その集会で具体的な日時を示して、マイノリティが集住する地域の襲撃を扇動したような場合です。しかし、逆に「KKK指導者が、集会で白頭巾被って十字架を燃やしながら、抽象的に黒人差別する発言をした」場合は、アメリカ合法規制違憲であるという連邦最高裁判例があります。これは、有名なブランデンバー基準の基になった裁判です。

はっきり言いましょう、増田 a.k.a. id:muchonov は、「マイノリティを嫌いだと公言する」こと一般が、規制しうるほどのことかを証明する必要があります。もし、論旨を変更して「特に甚だしいものだけ」といった条件を付すとしても、その条件を明晰に説明しきることが必要です。なぜならば、これは「規制」、つまり人権の制約」の話だからです。仮に、曖昧基準で雑に人権規制できるなら、それは特別高等警察仕事になるでしょう。

なお、「周囲から攻撃を食らった」ことを「社会的に制約されること」と評していますが、これは、単に個々人は当該の発言に対して批判をする自由があるというだけのことです。当然に、「社会的な制約」として、リンチによる暴力行使逮捕監禁威迫契約に基づかない契約解除、不当な懲戒処分村八分行為などを行えば、むしろその違法性不法性が問われることになるでしょう。よって、あくま問題は「権利の制約」を合法的に行いうるのか、という部分になります

anond:20210302093544

2021-02-26

anond:20210226124437

昔だったら精神科病院にずっといる感じだったんだよね。

過去の触法行為があって帰り先がない少数の人と、治療がある程度奏功して退院できそうな人両方が、長期入院になっていたということ。

病院側も、多数の手間のかからない障碍者いるから、少数の手間のかかって長期になる触法気味の障碍者を受け入れられた。

少数の人たちの現状は、プライバシー保護問題もあって、公にはされないから、偉い人やらマスコミには「罪状」は見えない。

精神科病院の在院日数が問題になって、すでに入院している人中で施設に出せる人はどんどん出しているけれど、あらたに触法行為があって入院が長期になりそうな人は、入院しづらくなっている。

医療観察法適応になような重罪に類するような触法行為でも、入院期間は3年。

刑務所知的障害者であふれていると聞く。

もちろん健常者の例えば殺人でも、最短5年くらいで出所するから

世の中的には、暴力リスクは、加害者障害があるかどうかは置いておいて、受け入れる必要がある時代になっている。

本来暴力行為加害者で、治療余地もなく、手間をかけたケア必要なひとについては、法的手続きを経て、長期に入院可能にする制度施設運営資金必要だと重くのだけれど、障碍者お金をかけることについても批判がありそうで、難しい。

法的手続きについては、司法の関与が望ましいけれど、これまでは、精神保健指定医という制度代替してきたように思う。精神保健指定医制度問題なのは、判定する医師利害関係であるところ。

虐待など事件が起こると、法曹関係者マスコミ精神科医療への不信ばかりかきたてる。批判はごもっともと思いますが、長期に入院せざるを得ない人については、立法して、処遇担保しほしいと思います

障碍者施設の大量殺人事件があったけれど、裁判を通じて、被害者の入所経緯や状態が詳らかにされるかどうか気になっている。大量殺人は全く持って許されるべきではないという前提はあるが、大多数は善良な方と思うけれど、一部には唐突に人を殴っちゃうような、不条理障碍者がいるような気がするし、施設側の処遇にも問題があった可能性もありうる。

差別問題が深くかかわっていて、触法行為を繰り返す人が障碍者の中にいて、そういう人には長期のケア必要だという話なると、一般障碍者差別助長するし、障碍者全般に対する差別があると、一部の人の触法行為すら表に出てこなくなる。表から見えない密室では、虐待などの事件が起こりやすくなる、かもしれない。

重度行動障害のある人への医療アプローチ、など、元増田が言う、暴力的な児童などにたいするケア技術方法論は向上しているけれど、現場ではやっぱ怖えぇなーってひとに、時々出会う。このあたり、触法行為精神疾患については、心神耗弱責任能力議論として端的に表れる問題以前に、どう処遇していくかっていう社会制度問題でもあるけれど、感情的になりやすくてまともな議論ができていない気がします。いっぽうで、犯罪の疾病化や、その逆の疾病の犯罪化が、深い議論を経ぬままに制度化されてしまうことに危惧を覚えます

2021-02-18

anond:20210218181653

悪法もまた法なりの言葉があるとおり、法として制定された以上は人が法律に従うべきが原則

そして法の制定に関して近代国家はそれぞれの代表者を送り込んで立法を積み重ね、また規則施行に関しても

自治体ごとに議員を用意し、議会を開いて決めており、それも選挙で選んでいる

という建付けがある間接民主制においては選挙権の行使が法の制定と法への信任を兼ねている

2021-02-14

それは「図書館の普及」が体制維持に必須位置付けられていたか

図書館法律がそうだからというのは理解している。

はい、非常に真っ当な疑問ですね。図書館法というのはいかに特別法特別法していますし、

そんな特別法をあえて作った理念はなんぞや?という疑念を持つの論理的思考当然の帰結です。

こういう時は当の法律を見ましょう。


図書館

図書館法第1条 (この法律目的
この法律は、社会教育法昭和24年法律第207号)の精神に基き、図書館の設置及び運営に関して必要な事項を定め、その健全な発達を図り、もつ国民教育文化の発展に寄与することを目的とする。

はい、飛ばされましたので、リンク先を見ましょう。


社会教育法

社会教育法第一条  (この法律目的)
この法律は、教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)の精神に則り、社会教育に関する国及び地方公共団体任務を明らかにすることを目的とする。

はい、また飛ばされました。特別法の濃い匂いが漂っていたのは伊達じゃないですね。


教育基本法

教育基本法 前文
我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的文化的な国家を更に発展させるとともに、世界平和人類福祉の向上に貢献することを願うものである
我々は、この理想を実現するため、個人尊厳を重んじ、真理と正義希求し、公共精神を尊び、豊かな人間性創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統継承し、新しい文化創造を目指す教育を推進する。
ここに、我々は、日本国憲法精神にのっとり、我が国未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。

はい、「前文」ですよ、前文。さすが基本法憲法級の重厚さです。

読みましたか? 前文だけに、その内容も高邁な理想理念を謳う大上段な代物です。


さて以上からわかるのは

・「図書館法」(昭和25年制定)というのは、教育基本法社会教育法を受け、その目的を直接に受け継いで補完するために制定された。

・その目的というのは「民主的文化的な国家を更に発展させ、世界平和人類福祉の向上に貢献する」という「新憲法精神」そのもので、

・新憲法精神実現のためには、「我が国未来を切り拓く教育の基本を確立し、その振興を図る」のが重要という認識がなされています

・具体的には、憲法公布(S21)→教育基本法(S22)→社会教育法(S24)→図書館法(S25)、というダイレクトな流れがあり、GHQ国会は新憲法制定後、大急ぎで、この教育関連法セットを整備してるわけです。

当時の情勢的には、とりあえず占領して、「自由民主主義国家」を作ってみたものの、GHQにしてみればこの間まで「天皇陛下万歳!」とやってたファシズム国家人民がいきなりこれを使いこなせるのか甚だ不安だったわけです。ならば対策教育、それも学齢のみならず社会人も含めた全国民教育必要、という危機感があって、基本法の大上段な前文と大急ぎの教育関連立法の背景になっているんですね。

(そんな事情なので、「大急ぎ」と書きましたが、実際にはGHQ基本法から図書館法の整備まで3年かかっていることすら苛立って督促かけまくってます


この「【日本国民教育計画】になんで図書館まで含まれるのか?」というと、そこは(欧米的な)「議会制民主主義イデオロギー」の部分になります

・「議会制民主主義」は健全良識ある市民がいてこそ成り立つ。

健全良識ある市民が育つには自由言論知識へのアクセス必要

これが欧米ポリアーキー(おおざっぱには「自由を重んじ議会を中心に据えた民主主義体制」と思ってください)を支えるイデオロギーの柱の一つなのです。

大日本帝国は法的な主権者こそ天皇でしたが決して絶対君主ではなく(機務六条)、普通選挙による衆議院を持ち、三権分立を整備し、(憲法上の規定外ですが)議会首相任命に影響力を持っている、という結構民主的制度を持つ国家でした。それがガチガチファシズム国家として(ワイマールドイツもっと民主的だったわけですが)連合国に挑んできたわけですから連合国としては戦後日本の「ファシズム再発防止」にはかなり細部まで気を使いました。その重点施策の一つが「全国民教育」で、とはいえ国民対象の「再教育キャンプ」を作るのは手間も費用も膨大。ということで社会人教育向けとして白羽の矢が立ったのが広報宣伝マスコミ統制と並んで図書館だった、というわけです。そりゃ気合も入ります特別扱いもするってもんです。


大日本帝国にも無論図書館はありましたし、「図書館令」という法令勅令でした)もありました。ところが、この図書館令は「この令を守れば作っても宜しい」という認可のための法整備で、

公立でも有料図書館OK

・S8改正では、「国民思想善導」が前面に出る

など、欧米的な「健全良識ある市民の拠り所たる図書館像」とはかなり方向が異なるものでした。

この違いが「健全良識ある市民の育成に失敗した」(欧米観点では、そうでなければ民主的国家ファシズム化したり革命が起きたりするはずがないのです)原因の一つに見えたため、この反省に基づいて、

市民知識へのアクセシビリティの確保(無料で全国津々浦々に)

改正図書館令のような「図書館思想統制の末端機関となる」事態を防げる図書館独立

を法で厳重に担保する必要があったというわけです。


自由図書館と、図書館への市民自由アクセスなくして民主主義なし」というのは、自由議会制民主主義の根幹をなすイデオロギーで、だからこそGHQは全力で推進したわけです。

あくままでイデオロギーですから、「功利観点で利が多い」という判断から図書館特別扱いしているわけではありません。「民主主義が成り立たない」という「(エビデンスがあるとは言い切れないにも関わらず)重要過ぎて試すことすらできない根幹の部分」を盾にとっているからこそ特別扱いOK、というか「特別扱いしなければならない」という理念なのです。

そういう背景ですから、例えば体育館図書館と同じような強力な法的地位を与えるよう運動する際には、「図書館特別位置付けられている理由」は全く参考になりません。図書館のケースと全く別の論理、例えば「功利エビデンスを示して財政難でも優先すべき、と多数の賛成を得られるよう説得」なんかを行う必要がありますので、なかなか実現は難しいのではないでしょうか。

もし図書館同様の理由体育館特別で強力な法的地位を得ようとするなら、まずは「健全精神健全な肉体にしか宿らない」とかの、現在民主主義と異なるイデオロギーを持った国家体制に作り替えるところから始める必要があります

https://anond.hatelabo.jp/20210212214154

2021-02-12

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

2021-02-07

警察自衛隊民営化したらコスト抑えられて質も上がって稼げるようになるしいいことづくめなのに何で自由化しないの?

郵政民営化とか水道事業民営化OKなのになんで警察自衛隊業務自由化したり民営化しないの?

海外からバンバン警察軍事ノウハウ持った企業組織呼んで契約すればよりコストも抑えられて質も上がるじゃん、アメリカの元特殊部隊とかFBI-SWATOBとか雇えばいいじゃん

何なら個人起業できるようになればいい、コストセンタープロフィットセンターにすれば税収も強化されて競争フリーランス民間警察官とか民間自衛官の質も上がって軍事力や警察力も強化できるし経済も回せるし一石二鳥じゃん

何でもかんでも民営化しろって政治家いってインフラまで切り売りしてるのになんで警察自衛隊民営化しないの?ってなったらそれは極論だ!とか無政府主義だ!っていうの?

純粋に一番金食い虫じゃん、国会立法造幣局と税務局があれば最低限政府は回せるんだからそこ以外民営化すればいいじゃん、というか自由化すればいいじゃん

ロシアみたいに税務局の職員重武装化させて納税拒否する奴らを射殺してカツアゲできるような執行力を持たせたらいいだけ、それ以外の執行力なんか民営化した方がいいじゃん

銀行業とか上場企業起業するのにアホみたいなハードルあるのになんで個人民間警察官や民間民兵起業したいっていうのはダメなんだ、それって職業選択の自由への侵害だろ

俺の言うことそんなおかしいか水道とか郵便とか鉄道民営化できたんだから警察自衛隊もすればいいだろ、めっちゃ金浮くじゃん

2021-01-29

自粛絡みで店から罰金取るより、店に来てる客から罰金取れよって思う

まぁ自粛間中も店に行きたい議員先生が多いからそういう立法はされないんだけどな

2021-01-26

新・新自由主義宣言

そもそも行政という謎の存在に期待し過ぎなのでは……?

行政なんてもの警察生活保護のためだけの存在でそれ以外は全部飾りなんですよ。そもそも行政なんて立法司法以外のサムシングなんですよ。国家機関という幻想に担わせがちな謎機能総称なんですよ。そもそも日本行政機関はもはや半分くらい保険会社になってますけど、それはなぜかやっているってだけであってその機能に多くを求めるのは違うのでは……?

Goto のような再分配策を医療に回せはちょっと小泉竹中もびっくりな新自由主義過激派過ぎないか

民間で出来るんだから民間でやればいいじゃん。寄付という概念がもうちょっと定着しなきゃどっちみち駄目だよ。でなきゃ一人ずつ「やっぱり"社会など存在しない"じゃないか」って人が増えていくだけだよ。再分配が上手く働いていないことを行政責任にするのは違う。第一には人間自発的相互扶助できないのが悪い。そこは忘れちゃ駄目。

自分相互扶助をしないのを行政転嫁するのは駄目。今すぐにその指で寄付をする。そちらの方がずっと世界を変えられる。そしてその一歩がいつか行政という蜃気楼を打ち破るための礎となるのだ。

共に歩もうではないか、真理の道を。機械的再分配のみを実施し他はほぼ夜警国家にすればいいじゃないか行政が色々考えるからおかしなことになるんだ、的な新・新自由主義の道を。

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