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はてなキーワード: 成長物語とは

2018-10-24

2018年アニメ2話までほぼ全部観たか感想書く その3

2018年秋アニメ2話までほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き)

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま

 伏魔殿に住む悪魔たちのゆるふわ日常アニメ良い最終回だった。一応縦軸は悪魔お仕事を通じて「善悪の彼岸」を識る物語。知らんけど。

 デフォルメが強めでゆるいキャラデザコミカル演出、淡いパステルカラー等、全体がゆるくてふわふわした雰囲気に包まれている。控えめに言っても体感5分で終わる謎の空間。もはや白昼夢である。ミュリンかわいい

 ベルゼブブ嬢を演じる大西沙織は「才色兼備のキリッとしたお嬢様だけど…」というキャラクターを演じている印象が強いだけに(とじみこ・十条姫和、こみが・色川琉姫、ウマ娘メジロマックイーン等)本作のようなゆるふわ系の演技が非常に新鮮。ただベルゼブブ嬢は伏魔殿首長なので、柔らかい側面と同時に硬い(凛々しい)側面もあり、そういうオーダーによく合致しているキャスティングだと思う。

あかねさす少女

 スマホゲー同時展開のオリジナルアニメラジオでつながるパラレルワールド舞台にしたSF系。

 電波でつながるパラレルワールドといえば「シュタインズ・ゲート」「オカルティック・ナイン」を思い出すけれど、あっちがサスペンスホラーっぽいのに対して、こっちはアクション要素多めといった感じ。あとパラレルワールドというモチーフの違いとして、本作は「別世界自分に会いに行くための舞台装置」という感じがある。本作の特徴としてパラレルワールドの数だけ同じ人物が登場するというギミック採用しているのだけれど、演じ分けがかなり明確。例えばパラレルワールド自分が出てくるアニメガンスリンガーストラトス」では演じ分けはあまりしていない感じのディレクションだったけれど、翻って本作では全くの別人みたいな演じ方になっている。そもそもメイン5人のキャスティングガチなので(黒沢ともよLynn東山奈央小清水亜美井上麻里奈)、「女の子5人のキャッキャウフフテーマにした作品じゃないガチ感」がすごい。1話では黒沢ともよのみだったが、2話以降アクセル全開

 主演の黒沢ともよ曰く「シナリオに大きなギミックを仕込んでいるので楽しみに待っててね」とのこと。シナリオにでっかい伏線を仕込むのは「オカルティック・ナイン」「ISLAND」等ゲーム原作アニメにおける楽しみの一つなので、ゆっくり待つことにしている。

 ダンデライオンアニメーションスタジオによる3DCGがかなりゴリゴリ動いている。本作は概ねバトルモノなので、戦闘シーンにかなり力を入れている模様。

 かなり硬派なシナリオに合わせたキャラクター浅田弘幸によるデザイン。「テガミバチ」は好きな作品なので嬉しい。同氏はかなり情報量の多い絵を描く人という印象だったので、アニメキャラクター結構シンプルデザインという印象を受けた。アクション多めなので動かしやすデザインなのかな。

転生したらスライムだった件

 転生から始まる異世界ファンタジー

 個人的に、異世界に至るまでのプロセスをどう描くかを比べるのが好き。一旦主人公の死を経験したりするので、シリアスよりなのかギャグよりなのか、演出裁量があるシーンだと思ってるのだけれど、本作はそこらへん硬さと柔らかさのバランスが凄く良かった。

 転生したあとも、音楽や展開含めて緩急のある仕上がりになっていてテンポがいいアニメになっている。8ビットサウンド音楽はやっぱりドラゴンクエスト等をリスペクトしているのだろうか。エイトビットだけに?

 物語はだいたい2つのパートに分かれていて、「世界のいざこざパート」はそれこそ主人公の起こした騒動で穏やかではなくなった世界の様子を描いている。ここはオーバーロードっぽさがある。一方主人公冒険パートはオバロと比べ、たった一人で悠々自適なぬるいRPGを楽しんでいるそれ。ヴェルドラのおかげで主人公の満たされ具合が心に優しい。

 作中でも言及されているけど、初期のスライムは何も見えないのでどう絵にするのか気になってたけれど、抽象演出を使ってうまく主観映像化してた(触った感じとか)。またやってくれないかなあ。あとスライムの表情が豊かで、描いてる人は相当楽しいんじゃないだろうか。

 本作のキャラクターデザイン総作監はあの江畑諒真最近だと「プリンセス・プリンシパル」5話でおなじみ。当然各アニメーションにも彼の特徴は反映されていて、例えば冒頭の主人公が歩いている姿のバストアップを見ただけで「江畑だ!」ってなるくらい江畑っぽい。彼が演出を務めるOPは「アブソリュート・デュオ」並に彼らしいアニメーションになっているので、いかに本作が血の気の多いアクションアニメであるかがわかる。主人公あんまり好戦的性格っぽくないのにね。

Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2

 本旨と若干逸れるけど、さっき1期を観終わったので以下1期の感想

 虚淵玄脚本による人形劇元ネタ中国人形劇)。日本台湾共作のアニメシナリオはいわゆる冒険活劇。王道アクションRPGみたいな感じ。絵もアクションが中心。

 シナリオについては、単純な善悪ではない理由で同行する一行という部分が良い。文字通り呉越同舟すぎる。個人的に鳴鳳決殺が一番好き。あと掠風竊塵がド外道だった。後半のシナリオも口八丁手八丁を中心に戦っていくスタイル単純明快冒険アクションとは違った楽しみがある。

 まず動きがおかしい。人形の顔についた水滴の大きさから見てかなり大きな人形を使っているのか、手足がかなり長い。それを非常に器用に動かしている(というか、どうやって動かしているのか分からない)。すこし引きで見ると人間しか見えない。表情も、暗いシーンでは「少し表情の硬い人間」に見える。面白いのは、激しいアクションシーンほど人間のような動きに見えること(マジで人間だったりして)。指の先から足の先まですべて技工を凝らした動きになっている。

 演出も優れている。戦闘シーンは単に人形を動かしているわけでもなく、ファンタジーという表題通りエフェクトモリモリで華やか。実写のメリットである、奥行きのあるアクション演出も多く、奥から手前に向かって光る剣が飛んでいく演出とか好き。特殊効果以外の演出もすごくて、爆発エフェクト(まじでセットを爆破してるっぽい)、雨(まじで雨を降らせている)、爆散するモブマジで四散してるっぽい)、背景セットの作り込み(どんだけ大規模なセットを作ったんだろう)、決めポーズの、カメラの切り替えを多用しためっちゃ手間のかかる演出とか。アニメに出来て人形劇に出来ないことってなんだろう?と考えさせられる。例えば「豊かな表情」というのは作画アニメの大きな長所だけれど、「デジタル人形劇」こと3DCGアニメは「表情が硬い」という評価結構覆しているので、技術革新によって人形劇の印象もどんどん変わっていくのかな。

 2期は1期の続きで、主人公や掠風竊塵がどんな奴か判明したあとの話なので、1期からの視聴を強く推奨。

火ノ丸相撲

 週刊少年ジャンプ連載漫画原作スポ根アニメ。防具を付けない稀有格闘技

 競技としての格闘技を描いた今年のアニメでいえば「メガロボクス」だけれど、本作は高校生相撲を描いているので、あそこまでアウトサイダー&血生臭さは無く、とても青春している。特に1話小関信也を演じる落合福嗣がすごく良かった。

 原作ではそんなに気にならかったけど、主人公がとても小さい。ゆえに土俵の上でのみ体が大きく、強く見える演出が映える。

 制作GONZOあんまりアクションイメージがなかったので、本作のアクションシーンがかなりキマっててびっくり。特に1話演出熱量も含め息が止まるような迫力を感じた。元々相撲という競技が非常に短時間の戦いなので、その凝縮された時間をうまく描いている。2話の「タックルしながらの回り込みを上から抑え込むしぐさ」とかめっちゃすごかった。アツいぜ。

 原作を読んでいる人が全員思うことはやっぱり「あの目尻からみょーんってなるやつ、どうやって描くんだろ」なので、早く見たいな。

ラディア

 角度のθ(ラジアン)は無関係。「Radiant」のほう。フランス漫画原作週刊少年ジャンプ連載の漫画みたいなノリの、古き良き時代を思い出す冒険活劇。ロックマンDASHっぽい。製作NHK

 1話説明的な演出が多いので、話を理解やすい。2話以降もちゃんと「前回のあらすじ」があるので、忙しい人でも前回のあらすじを観ていくだけで最新話に追いつける安心設計

 1話から主人公つえー!」ではない展開っていうのは珍しい印象なので(ワンピースで言えば、ルフィ幼少期のエピソード1話、みたいな)、成長物語か。今後訪れるであろう主人公受難を思うと、シリーズ構成上江洲誠なのはそういう…(ちなみに2話からハードな展開)

 キャラデザは割とシンプルで、全体的にかわいく、少年漫画っぽい。特に敵が可愛い。ゆえにファンタジーな部分とダーティーな部分の橋渡しをするキーになるキャラおっさん)がすげえ良い。

 主人公を演じる花守ゆみり少年声が好き。カワイイ系の印象が強いだけに、わすゆの銀みたいなハツラツとした声(特に叫び声)出せるのはすごい。本作は銀よりも少し大人っぽい調声。

メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-

 ハピエレのスマホ向けRPGゲーム原作アニメファンタジー冒険活劇。

 かわいいキャラデザも含め、雰囲気はハピエレのゲーム原作アニメラストピリオド」っぽさがある(内容は決してラスピリのような社会風刺アニメではない)。

 シナリオは概ねモンスターとの平和共存を探る冒険アニメであり「ポケットモンスター」に近い。1話は「メルストにでてくるモンスターってどんなん?」という説明回。説明的な演出ではなく、実際に生きているモンスターの姿を見せることで描く演出好き。「そこら辺で寝そべってる(お互い警戒しない)」「意思疎通の有無(信頼する相手の言うことは聞いてくれる)」「大きさ(子猫サイズからビルのようなサイズまで)」「気性(優しい子から気性の荒い子まで)」「人間に協力的(一緒にサーカス仕事してたり)」「暴れてるとき攻撃性(つよい)」等。戦闘シーンはBGM含め結構アツい。

アニマエール!

 ハナヤマタチアリーディング部の日常アニメ

 ガチチア監修が入っている(監修を務める柳下容子は元NBAチアリーダー。日本チアリーディングチームをプロデュースしてたりするすごい人)。動画工房による、重力を感じるキレッキレのチアリーディングアクション良かった。使用する曲もめっちゃ好き(1話挿入歌作曲浅倉大介)。ただし主人公たちは初心者ゆえ、ガチチアアクションが出る機会は少なめ。

 きららキャラット出身日常アニメなので、きららフォワード出身ハナヤマタと比べエモさよりもゆるさが前面に出ている。かわいい

 尾崎由香けものフレンズサーバル役とか)の底抜けに明るい声が癖になる。ハナヤマタのハナ・N・フォンテーンスタンドCV.田中美海)とか好き。

寄宿学校のジュリエット

AmazonPrimeVideo独占

 脱・悲劇ロミオとジュリエットラブコメ)。週刊少年マガジン連載作品だけに、気軽に見られるラブコメ

 家柄が致命的な壁になってくっつく事が出来ないという既存モチーフに加えて学園内の派閥対立もくっつけて、わちゃわちゃした感じになっている。

 原典と比べてジュリエットちゃんが強い独立心を持っていて、それが物語の動くきっかけになるっていうシナリオがなんか今っぽくて好き。ロミジュリ読みたくなったので、オススメ翻訳があればおしえて下さい。

 わりと喧嘩するシーンの多い作品なのだけれど、1話決闘シーンでやけに剣の音拘っているなぁと思っていたら、音響効果森川永子だった(同氏は京アニ作品音響効果担当してたり、今期だと「SSSS.GRIDMAN」の音響効果担当している人)。流石に毎話あれだけ激しいシーンは無いにしても、楽しみではある。

 ヒロインジュリエット役が茅野愛衣だけど、まさか死なないよね。まさかね。

学園BASARA

 群雄割拠系学園モノ。は~乱世乱世。容はいものBASARA。

 声のテンションや絵のテンション最初からクライマックス。終始テンション極振りの展開で彼らの戦いを描いている。

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

 1415年、戦火欧州舞台にした英雄譚。2話から本編に入れるよう、かなり早足だった1話。冒頭20分くらいがプロローグ

 アンゴルモアみたいな時代劇ではなく「戦場のヴァルキュリア」のようなファンタジーモノ(もっとファンタジー要素多め)。人知を超えた力によって戦争を変えていくお話面白いのは、主人公は「無敵の力を直接得た人間」でもなく「悪魔の力を阻止するために立ち上がる勇者」でもなく「戦争を変える力を普通人間に与えた錬金術士」。倫理観による葛藤を一足飛びでバケモノを生み出すあたり、主人公独善的価値観がどう転ぶのかが気になる。当時の倫理観としては「バケモノを見つけたら教会差しさなければいけない」と描かれているので、生存ルートとして文字通り世界を変える壮大な物語なのかな。あと超人化の際やけに説明的なモノローグがあったので、今後も続々量産予定?

人外さんの嫁

 ゆるふわ日常ショートアニメ。なのに小話集。ゆえに1エピソード30秒くらい。人外さんは言葉が通じないので、(猫みたいな)人外さんの気持ちを慮る主人公物語。もし猫と結婚したら、毎日きっとこんな感じなのだろう。

ほら、耳がみえてるよ!

 中国漫画原作ショートアニメ。ざっくりいうとペット擬人化みたいな作品

 全体的に柔らかいタッチアニメになっている。ペットの声が村瀬歩くんだったりしてBL風に仕上がってるのだけれど、ガイコツ店員さんが言っていたように海の向こうでもそういう文化があるのだなぁ、としみじみ。

走り続けてよかったって。

 進研ゼミに付いてくる漫画代アニ版。ショートアニメ。ひょんなことから声優を目指すことになった主人公代アニの授業を受けながら成長していくお話

 ターゲットはおそらく「これから代アニ声優を目指すことになる若者」なので、本筋は青春ドラマ主人公福島潤はさておき、ヒロイン役の野口衣織は現役の代アニ学院生たまたま以前から知っていた方なので、見ているこっちが緊張する。シナリオも彼らの受難が続きそうな感じなので、1話からもう胃が痛い

 彩度が高く柔らかい背景。それほど書込みの量が多い作品ではないけど、基本会話劇だし。

ソラとウミのアイダ

 宇宙x漁業フィッシングではない)がコンセプトのゲームアプリ原作。第二の種子島でおなじみ、広島県尾道舞台アニメ宇宙飛行士と漁師といえば、子供にとって将来なりたい職業1位2位を競うほどの人気職だけれど、かといって本作が子供向けアニメかどうかはよくわからない。ノリがフレームアームズ・ガールっぽい感じがするけどホビーを売ってるわけでもないのね。内容は概ねテンポの良い会話劇。

 主人公の女のたちと対立するのは漁師町の男。子供vs大人というよりも女性vs男性という切り口っぽい。対立構造を作るために「男女雇用機会均等法」まで持ち出してきてる割に社会アニメではない模様。

2018-10-14

若おかみは小学生!を見て辛くなりました。

以下、感想でも何でも無い、個人的体験について話す。ネタバレもあるからまだの人は読まないで。

タイトルの通り、若おかみは小学生!を見てきた。ツイッターであれだけバズってるんだしさぞいいんだろうと思って見に行ったんだけど。

まず、結論、とても良い。想像していた何倍も。綺麗に話がまとまっているし、ほろっとくる部分もたくさん。成長物語としてとびきりの映画

だったんだけど、正直見ていて不快に感じてしまった。全部「若おかみ」という部分に関して。

主人公のおっこが若おかみになる部分が本当に辛くて胸が苦しくなった。

周りの大人翻弄され、自分のやりたいことを見つけないうちに仕事をすることになり、夜遅くまで働くみたいなのがすげーキツくて。

いろんな人間要望小学生押し付けられて仕事をすることになるって普通は異常なんじゃ。

話の根本部分であるここに違和感を覚えてしまったせいで最初から最後までずっとキツかった。

一番最後自分のことを「若おかみです!」って言っちゃうあたりとか、本当は感動的なんだろうけど見てて辛かった。

あと、夏休み家業を手伝うのが当たり前みたいな描写もキツかった。まぁ、わかるんだけど、さぁ。

これはフィクションなんだしそれはOKだよね、と考えようともしたんだけど(てか普通の人はそうだと思えると思うんだけど)、

個人的に両親のことが大嫌いで、両親の指図に従って生きてた小中学生時代を思い出しちゃってどうしてもそうできなかったんだよね。

社会人になって、両親と連絡を完全に断ってそれなりに経っているんだけど今すげー楽なのよ。

いちいち生き方とかやり方とかにわずにやりたいことを自分責任でやれることの楽しさを痛感しているときにこの映画見ちゃったから、

から素直に受け入れられなくて。

フィクションにIFを考えるなんて、変な話なんだけどさ。

おっこが若おかみやらずにいたら、もっと自分のやりたいことを見つけられたかもしれないし、

そこに人生の中でも貴重な小学生時代を使えたかもしれないし、

それが元になって、もっと別の道に進む未来もあるんじゃないかとか考えてしまう。

2018-10-13

SFでもファンタジーでもスポーツ物でも歴史物でもバトル物

でもないマンガをあげてみる

追記 エッセイまんがはキリがなさそうなので省きます

グルメ系も、あまり興味がないのでなし。

恋愛要素があっても、恋愛メインでなければオッケー。

追記2 ミステリーものは…うん、大丈夫。含める。

プンプン恋愛ものかあ…うーん、私は一応あれはプンプン成長物語だと思っているので、入れといてください!

あと日常系もオッケー!

追記3 ああそっか、確かに青年誌とか、ラーメン屋においてある系はあてはまりますね…。

ふらいんぐうぃっちは難しいところですね、魔法を使うから、一応ファンタジーかな?

読んでたのに書き忘れたのを下に追記していきます

追記4 わー! 後から読み直すと、我ながらひどい書き方だ。すみません

こういうのを探しているので、おすすめ教えてください、と書くべきでした!

しかも条件的にガバガバ過ぎですよね。ごめんなさい。

まだまだ知らないマンガがたくさんあることがわかりました。

教えていただいたもの中心に、読んでみようと思います

どうもありがとうございました!

コウノドリ

健康で文化的な最低限度の生活

セクシーボイスアンドロボ

•ラ クインタ カーメラ 5番目の部屋

おやすみプンプン

うさぎドロップ

追記分)

もやしもん

山賊ダイアリー

のだめカンタービレ

闇金ウシジマくん

それでも町は廻っている

•透明なゆりかご

お父さんは心配性

伝染るんです

団地ともお

あと面白いあるかな

2018-09-11

ハヤテのごとく!はバッドエンドなのか

あーごめん。

これ書こうとしたら長くなるかも知れないから後で書くわー。

と思ったけど、長く書くんだったらネットでもうガッツリやってる人がいそうだからもうソレ読んで満足するわ。

と思って検索したんだけどそれっぽいものがないな。

てことは俺の考え方がズレてんのかな。

じゃあもう手身近に書くわ。

俺はハヤテのごとく!ってのは駄目なオタクのくっだらない妄想を受け止めてくるような漫画だと思ってたんだよ。

大金持ちだったりイケメンだったり天才だったりしたら人生らくちんでめっちゃ楽しいオタクライフもウッキウキだよなって気持ちを受け止めてくれる漫画

だけど物語クライマックスに向かうに連れて、ナギがただ天才ワガママで身勝手ででもお嬢様天才から人生がどこまでも恵まれていくって話じゃなくなってきた。

そんで最後には立派な真人間として更生することを物語の側に余儀なくされた。

これはもう全くもって、物語にそう仕向けられたと言うしかないんだ。

ナギハヤテに対する思いは本物なのか、ハヤテにとってナギは本当にただの恩人でしかないのか、ナギ果たして人に思われるに値するような人間なのか、52巻も続いた漫画主人公が単なるぐうたらだったで終わっていいのか。

まりにも長過ぎた連載期間が漫画のもの容赦なくそれを求め、それが主要キャラ達へとハルマゲドンのように降り注いできたのが終盤の展開だ。

その中で、ナギはそれまでの自分から脱皮することを求められ、グウタラニアリーニートライフから健康的で健全な自立した女の子に育つことを強いられた。

オタク幼稚園レベル妄想が形になったようなモラトリアムサブカル漫画は、クライマックスというデウス・エクス・マキナの引力に逆らえぬままに成長物語へと羽化していった。

それをハッピーエンドと捉えるオタクもいるんだろうし、そうやって変わりゆくナギの姿を見て現実適応することを余儀なくされて変わっていく自分を重ねたオタクもいることだろう。

でも俺はこれをバッドエンドだと感じた。

ハヤテのごとく!は終わらない夢であってほしかった。

いつか終わる夢なんて現実はいくらでも続いてる。

ラブやん結婚したのは諦められる。

アニメ版NHKにようこそがアルバイトを始めたのだって大丈夫だ。

でもそれは、カズフサや佐藤くんはあのままじゃ本当にどうしようもなくて、いつまでも終わらない夢を見続けた所でいつかは現実に追いつかれて決して幸せにはなれないと分かってしまたからだ。

でも三千院ナギは違う。

彼女なら、彼女のような天才お金持ちであるなら、死ぬまで人生をなめきったままでもこの世界幸福にグウタラ暮らせていたじゃないか

なんでそんな宙にフワフワ浮いたままで死ぬことが出来るような存在を作っておいて、わざわざ物語の中で引きずり下ろして地に足を着かせた。

それは違うだろう。

ラブやんご都合主義ハッピーエンドなら、ハヤテのごとく!ご都合主義のバッドエンドだ。

物語っぽく終わらせるために地獄から這い上がる話は歓迎するが、天国から叩き落とす話は許容しがたい。

これが俺の1年ごしの結論だ。

2018-08-12

読まなくなる漫画戦隊ものTVシリーズ

昨日、戦隊ものTVシリーズの話が出た。

ある人は「XXXを見ました」、別の人は「YYYを見ました」。

また別の人は「そういえば、ZZZもありましたね」。

それぞれが違う年代シリーズを見ている。

戦隊ものTVシリーズでは、ほぼ毎年?シリーズ更新されるため、その時々の人が見る。

話が新しくなるので、新しい人が見る場合に昔のシリーズがどうだったという設定は知らなくても見ることができる。

一方で、一つ見て好きになった人が次のシリーズも見るかもしれない。

30巻を越す漫画

登場人物がいつ、どこで、どのように加わったのか、などがどこで説明されているかは、読み続ける人にしかからない。

区切りが分かりにくい(ネットで調べてまで読もうとするかどうか)。

新しい読者は30巻を越す漫画最初から読むかというと、正直しんどいと思う。

漫画シリーズものにして、毎年新しいシリーズにする、一方で、過去シリーズを読み続ける人も楽しめるなにかがあればいい、と思った。

それをしているのが「ジョジョの奇妙な冒険なのだろう。

他の漫画で「第二部開始」という例も見たことがある。第二部にしたのは一つの区切りがあっていいと思う。

ただし、その漫画では第一部で登場した謎を謎のままにしているので、一部だけ読んだ人には???のようではある。

謎を後の部で明かすということで、読者をつかまえておくことを考えるかもしれないが、その場合は30巻を越す漫画と何が違うのか?

自分が読みたいなと思う漫画をまとめます

1. シリーズものである

2. シリーズごとに適度な長さで終わる (10巻とか長くても15巻)

3. シリーズ区切りが明確である (タイトルを変える、第N部とする、など)

4. シリーズ内で謎は解明される(解明されない謎はあとのシリーズでも謎とするのはあり)

利点

欠点

2018-06-03

anond:20180603135350

魔法少女モノもたいがい少女成長物語っぽく偽ってる気がしないでもないが

2018-05-21

グランディアIIIがクソってより初代が頑張りすぎたんじゃないかって話

ネタばれ注意※


初代が20周年なのに配信を終了されてしまったグランディアIIIちゃん

どうすれば許されたのかって考えるつもりで比較対象として初代を振り返ってたら思いの外ヤバい

いや、たぶん気づいてた人はプレイしてた当時から気づいてたんだろうけど俺はいさら理解した


テーマの一貫ぶりがすごい

物語が動き出すきっかけは冒険者である父親形見精霊石=これがキーになって古代文明遺跡に導かれる)

・「精霊石冒険者の魂」と主人公に語らせた後、「軍」が精霊石を狙う展開になる

 →軍は統制されたオトナ社会メタファーで、

  つまり自由vs規律暗喩子供vs大人暗喩をまとめてこなしてる

・「精霊石」が奪われた瞬間に主人公は死にかける。

・「精霊石」を奪うのはライバルキャラ父親

 しか古代文明調査をしてて呪われた将軍という立場

 →古代文明を探求する軍のトップ父親)、というキャラ立てで

 「探求心は悪にもなる」「大人からの抑圧」「偉大な父親からの抑圧」「探求心の喪失は死に繋がる」

 という暗喩をまとめてこなしてる。ナニコレ。

・「真理にたどり着いた者」だけに開かれる「精霊聖地」で主人公は「精霊石」を提示された後、それを否定して「精霊の剣」を受け取る。

・「精霊石」を「精霊の剣」で砕いて話が終わる

・「精霊の剣」はプロローグ直後のごっこ遊びで集める勇者の証として一度登場する

 →これ以上ない「子供」による「父親殺し」のメタファーやん


あえて説明するまでもないぐらいわかりやす暗喩だろうと笑われそうだけど

少年が男になる物語」がここまで丁寧にゲームで描かれてるのすごくね?



シナリオの置き方が丁寧

1.開幕は子供同士でごっこ遊びをしている

2.引退した冒険者の爺に認められる

3.母親が子離れして独り立ち

4.でも幼馴染はついてくる(=まだ子供)

5.ほぼ同い年の女の子に認められる

6.軍(大人)を出し抜く

7.閉鎖的な村の村長に認められる

8.巨大な壁を越える

9.勇者として認められる

10ヒロインを異性として認識する

11中年男(一人前の男)と幼馴染に認められる


ここでdisc1終了、先の精霊石メインの話=父親殺しの流れに。

認められる相手立場が徐々に上がっていってて

子供少年 の成長過程を描くのがめっちゃ丁寧でビビる



メタファーの置き方も丁寧

登場人物の見た目が東に行く(=主人公冒険が進む)ほど動物に近づいていき、自然も険しくなる。

 ラスボスの見た目は植物名前ガイア(=地母神/大地)

 力に目覚めたヒロイン背中に生えてくるのは羽ではなく翅。

 幼馴染がリボン代わりにつけてるのは主人公父親が見つけてきた「虫」とも「動物」ともつかない生き物。

 …あれ、てかガイアラストダンジョン攻略羽化しようとしてたよね?

  羽化しようとしたガイア精霊石破壊するとデカい樹(=世界樹)に。

  敵ボス将軍=仮置きの父親)が企てていたのは「ユグドラシル世界樹計画」。

  もしかしてこれ「母親離れ」も暗喩してる?

  ヒロインが虫ってことはそれよりデカい虫は母親しか考えられない気がする。

  名前地母神だし。

 父親殺しと母親殺しを同時にやって世界樹誕生…?

 つまり世界樹大人としての人格というメタファーになってるようにしか見えない。

 どうやらガイアは悪の象徴ではなく「制御できない感情」のメタファーらしい。

 もしかして「虫」=「童心」で二重のメタファーだったりする?

 いやいやこえーよ書いた人何者だよ

・敵将軍(=野望に囚われた父親)は「ガイアの芽」によっておかしくなった。

・「霧の樹海」の中にある村も「未開の森」の中にある村も閉鎖的

 「石の森」の中に滅びた村が存在している

 (ちなみに、海のそばの村は開放的に描かれている)

・人から精霊が失われると石になる。

 意志のない守護ゴーレム石像

 光翼人に力を注がれると蘇って石ではないロボットのような姿になる。

 光翼人の力で制止されると石に戻る。

 ガイアが光翼人の力で制止されると石になる。


精霊意思 であり、意思がなくなる=石になる と表現されている。

人→動物植物→石の流れは意志の強弱も暗喩しているらしい。(街や村のあり方を見るに)

精霊石=眠っている意思とも受け取れるし、父の遺志=精霊石メタファー完璧

遺志=精霊石を割るで父親殺しのメタファーがより強固に。



深読み苦手な自分がここまで読み取れるってことは読解力高めな人はもっといろいろ読めるだろう。

いや、怖!

キャラクターの一人がヒロインを参考にしていると明言されているし、

深読みロボットアニメの影響は多少あるにしても十分冒険譚として独自性を構築できていると思う


グランディアめっちゃボコられてたけど

女の子も楽しめるように王道冒険活劇書きました」でここまで色々仕込める人の後釜、務めようと思うか?

てか一介のゲーム会社社員がこれに「原点回帰」できるのか??

この織り込みに織り込まれた上でほどほどに読み取りやすメタファーの数々、

これを「16歳の飛行機乗り」「空」ベースにして再構築できるかって言われてホイホイできちゃうひとはどれぐらいいるんだろうか。

しかもここまでメタファーてんこ盛りなのにパッと見ただの冒険活劇を装うとか


出来上がってきたIIIはひどすぎたけどこの初代を踏襲したうえでパクリにならないような王道冒険活劇って、

ゲームシナリオ界にオリンピックがあったら確実に金メダル級の超難易度だと思う

話づくりに自信がある人、「俺が作るグランディアIII」にチャレンジしてみてほしい

「空」飛行機」「(ヒロインが空から)落ち(てくる)物」ベース

「16歳の少年が親離れして一人の男になる」話を「ただの冒険活劇」に見せかけて

初代相当のクオリティでかつ初代化とラピュタ化を回避しつつ完成させる。

初代のシナリオ作った人たちはすごいし

個人的にはIIIのシナリオチャレンジした人々も十分敢闘賞もらっていいんじゃなかろうかと思ったりする

20年前のゲームにここまで感心させられるとは。いやはや。



IIIのシナリオを見るに、おそらく思いついたシーンを組み合わせるだけで精一杯だったんだろう

メタファー仕込む余裕なんかなく、「青年主人公が長旅を経て強敵を倒す」話を構築するのがやっとだったように見える


ミランダユウキバックボーンから父親殺し(母親殺し)」を実現するにはエメリウスでは役者不足もいいところ、

子供をほぼ捨てたユウキ父親と妹を守ろうとするエメリウスではシンクロするところがほぼなく

仮にエメリウスの行動原理完璧ゲーム内で表現されていたとしても何の暗喩にもなっていない。

暗喩の有無は別にどうでもいいっちゃいいけど、問題は「父親殺し」が行われていないといけないのに

それをユウキが成し遂げていないところ。


暗喩はあるとカッコいいとか文章表現的な技巧を披露して俺つえーするとかそういう余剰ではなく、

本来物語の外にいる読み手に己との共通点無意識物語から見出してもらい、より感情移入してもらうための道具だろうと思う。

手だけでも布を縫い合わせることはできるが、ミシンを使えばもっとれいに縫製できると言う話だ。



血縁のない飛行王シュミットを「父親」に仕立てるために実の父親物語から消し、アロンソを途中退場させたのだということはさすがに読み取れる。

そういう小細工で作り上げた「父親」をいくら「腰抜け」と罵ってもその「父親」が作った飛行機に乗って空を飛んでしまっては何の意味もない。

それは父親の敷いた線路を辿っているだけであり、まだ子供のままであることの証左になってしまう。

しろこの状況での「腰抜け」呼ばわりは

「何故お前は父親を全うしていないのだ」という糾弾になっている。

まりグランディアIIIには「殺すべき父親」が存在していないのだ。

父親精神的に「殺し」て、別個の人間大人になっていく成長物語のはずなのに。

これではラスボスがどこにもいないのと一緒だ。


そもそも受難「空」は「III」にとって何なのか、

それを見定めずにシナリオ作りに移行してしまたことなのではなかろうか。

テーマソングを聞いてもわかるが「見果てぬ夢」なのか「素晴らしい場所」なのか「行き着く先」なのか定まっていない。

初代が「死にゆく先、生まれくる源」を「大地(地母神)」と定義したこと

芋づる式に様々なもの定義付けすることに成功し、植物の根が土を抱き込むように物語を包括したのとは対照的に映る。

また、成長とは生から死の一過程であり、生と死の描写から逃げては成長を描き出すことはできないのだと逆接的に証明しているようにも感じられる。


しかすると、初代を見上げたまま物語模索した結果、「初代=空」になってしまったのかもしれない。

ユウキ映画の中で活躍するシュミットの姿に憧れを抱いたようだが、

この「映画」こそが「初代」であり「空」なんだろう。

言うまでもなく、何のメタファーも仮託されていない空はただの背景であり景色である

景色は人を動かしたりしない。


結果的グランディアシリーズは終わりを迎えてしまったが、

これは続編がふがいなかったというよりは初代が「偉大な父」になりすぎてしまったんだろう。

ジャスティンが大変な苦労を伴って「父殺し」を成し遂げたように、

「偉大な父」を乗り越えるのはそれだけ困難だということなのかもしれない。

グランディアシリーズはそれを身をもって教えてくれた。

シリーズ20周年を迎え、改めて製作陣に感謝しようと思う。

2018-05-20

ぜひ読んでほしいムーンライトノベルズ小説紹介する

ほんとは2chスレ立てようかなとも思ったけどただただ作品への愛しさをぶつけたいだけでもあるので…

ここ7年くらいずーーーっとムーンライトノベルズヘビーユーザー続けているのですが全く書評を見かけないので私が書きます

ムーンライトノベルズユーザーの皆様はもう「知ってるわ!!」くらいの有名どころを攻めてるので面白くないかもしれないんですが、あくまムーンライトノベルズ読んだことない人向けに書きますみんな読んで…

ムーンライトノベルズはただ性癖に刺さる小説もあればエロだけじゃない作品もあってサイコーです。でも良い作品は大体書籍化されてなくなってるんだよなぁ。みつを

とりあえずみんなムーンライトノベルズ読もう!!!おすすめ紹介しま

とりあえず今回は長編完結作品(作者敬称略)だけおすすめしてまた次回短編とか未完結のやつ紹介します。私は本気です。

1.初恋怪獣 ペッテンソン

https://novel18.syosetu.com/n9999cd/

【内容紹介】

高校一年生の新田一葉は生徒会選挙で見た福沢鬼丸の事が好きになった。

なんとか両想いになろうと悪い頭を駆使して頑張るけれど運命神様は何故かクラスメイト夏目輝とばかりひきあわせようとする。うまくいかない事やまのごとしなのである

(あらすじより引用)

ムーンライトノベルズ界では言わずと知れた巨匠なので知ってる人も多いとは思いますが…!!!!読みやす文章と抜群のワードセンスで惹き込まれます…。結構笑って読めるあけすけな下ネタもあるのに、シリアスなシーンもあって深いです…。陰と陽の描き方がうまい

どの作品オススメなのですが、私がイチオシなのはこれです。

主人公のイチヨこと一葉ちゃんとメテルこと夏目輝くんの恋愛模様、そしてふたり成長物語を描いています

この作品というか作者さんの描くキャラクターはみんな魅力的で!!!

イチヨはおバカ怪獣ばかり追いかけてぽーーっとしていてメテルによく「珍獣」と言われるような変な子なんですけど、意外によく考えてたりもするし自分のいままで知らなかった「好き」の気持ちだったり、ちょっと影のあるメテルに対して向き合う姿勢が素敵。あとイチヨの天真爛漫さ、どこか子供みたいな所が抜けないところや、素直なところが良いなぁと思います

あとそう、場面設定というか背景設定も良いです。架空の「生古市」を舞台に繰り広げて行くんですがなんかいちいち「ナマコ仲良しどうぶつランド」とか「生古高校」略して「ナマコー」だったりとか小ネタ面白いです。

メテルくんもちょっと生意気クールなところが可愛いです。彼の顔面のことをイチヨは「猥褻制服を着てるだけの顔」と称するのですが一体どんな顔なんだ!?!?!そこがこの作品いちばん気になるところかもしれない。

2. 偽りから始まる恋模様 桔梗

https://novel18.syosetu.com/n6660bo/

その高校では有名な男がいる。しかそいつは悪質ともいえる行動を繰り返していた。 真城紗弓は友人を傷つけられ、怒りにまかせて男をこらしめに行く。しかし、逆に興味を持たれてしまい…。

(あらすじより引用)

この作者も有名です。よく書籍化されてますが、この作品書籍化されていません…。なんで!?!?!?

私はこれが一番好きなのですが…。

かに内容は浅い部分もあるので賛否あるとは思いますが、私は本当にこの作品が好きです。

いわゆるティーンズラブな色が強い作品です。

この作品は何よりデートシーンが最強!!!!!!!!たぶんムーンライトノベルズ小説のなかで1番デートシーンがドキドきゅんきゅんします。描写リアル

序盤で主人公の紗弓と怜が横浜デートするシーンがあるのですがそれが本当に最強。出てくるお料理を半分こしたり、食べ歩きしたり、雑貨屋さんを見たり…と何気ないけどあるあるきゅんきゅんするし、私は高校生の頃横浜近郊にすんでたら絶対こういうデートたかった…と泣きました。本当に泣いた。なんか抉られるくらいデートシーンが素敵なので本当にぜひ読んでほしい。

海の家ふたりバイトする回もあるんですけどそれも最強。なんで怜お前国立受験生なら夏休みバイトは無理だろとかいツッコミは置いといてほしい。

なんか本当にあるあるなシーンばっかりでもあるんですが情景が浮かんできてうわーこういう高校生活もあったのかも…しれない……??????という気持ちになる。切ない。

イベントごとの描写キッチリしてて本当に疑似体験出来る。まさに学園モノという感じ。あと食べ物描写もいちいち美味しそうでびっくりする。美味しそう。そこにも注目してほしい。

あと地味めな紗弓がオシャレするシーンも本当に最強。よくある劇的な変身じゃないけど、お母さんとかに相談しながら頑張る紗弓が本当に可愛い。頑張る女の子って本当に最強。

というか紗弓のキャラが良いのがこの作品の最大の魅力かもしれない。

気の強いヒロインは好みが別れるかもしれないが本当に紗弓は可愛い可愛い

まっすぐで意思が強く正義感も強く、そのせいでトラブルもおこしてしまうのですが…友達のために先輩の怜に初対面なのに突っかかっていく紗弓は本当に魅力的です。それにメガネポニーテールおっぱい大きくて身長小さくて気が強いヒロイン×高身長イケメン頭脳明晰敬語なのにエロくて過去が暗く歪んでるヒーロー は最強じゃないですか!?!?

本当に最強しかいってなくて語彙力の低下が著しいのは自分でもわかってる。わかってる。

ヒーロー過去が暗いのは定番中の定番ですがそれにしても暗すぎてそれにより人間性も歪んでるんですがそれを上回る紗弓の魅力で最早私のなかでは帳消しになっています

紗弓が本当に可愛いエロシーンも最強紗弓が可愛い。本当に紗弓が可愛い

エロシーンは主に後半なのがまた良いです。序盤にも少しあるけど!!!

ハ〇ヒとかか〇めとかそこらへんのヒロイン好きな人絶対に刺さります

現実だとありえない設定ばかりですがそこはパラレルワールドでお願いしたいです。

から作者さんには是非とも少し設定直して書籍化して欲しい。これは多分高校生とかにウケると思います… というかおたくウケると思う。

長くなりましたね、本当にこの作品は最強なので読んでください。

3.squall 香子

https://novel18.syosetu.com/n5220cb/

女子大生瀬川かなたには大好きな友達がいる。かなたの恋の相談ものってくれ、料理も上手でかわいいものを選ぶのが得意なその友達、天江環はオネェ言葉の美形だった。友達のはずだったふたり関係が、雨の日を境に変わっていく。

(サイトあらすじより引用)

はいみんな大好きオネエ×女の子~~~~~~!!!!!これ数年前からかなり人気のジャンルですよね。私も好きなんですけど、ムーンのなかで1番オススメなのはこれです。

この作品一言で表すと「雨」。しっとりとして暗くてじめじめしています別に全編ずーっとどシリアスって訳では無いのですが、読み通すとずーっと雨雲の中にいるような気分になってきます。なんでだろう…。

登場人物がそれぞれに悩みを抱えていて、乗り越えようとする姿が本当にもどかしいです…。やるせなさと切なさとぬくもりが交差する感じで、やっぱり雨の日です。雨の日。(意味不明)

あとみんな良い子なんですが途中から出てくるキャラクターの不気味さと危うさに痺れます一見普通女の子なのに、どこか引っかかる…という描写が本当に上手い。

あと正反対だけど環とかなたのなかには同じ温度が流れてるんですよ、ペースが一緒。ゆっくりだけど焦りもある。そこに惹き込まれますえっち描写過激ではないですがエロいです。なんかやっぱりこの作品流れるしっとりとした空気がそうさせるのかな。

4.笑え、リビドーエノキユウ

https://novel18.syosetu.com/n1382by/

(内容紹介)

平田さんて、かわいいよね」

会社喫煙から聞こえてきた会話に、平田嘉奈は思わず足を止めてしまう。声の主が職場イケメン有望株・眞野灰路だとわかり喜ぶも、続けて聞えてきた、嘉奈を「かわいい」「好きだ」という“理由”にがくぜんとする。

「笑い声から想像できる喘ぎ声が好き」

あげくに──嘉奈の笑い声を録音していると、しれっと悪びれもせずカミングアウトする灰路。てかそれって犯罪スレスレ、いやアウトですからっ!

とんでもない性癖ドン引きした翌日、灰路は「バレンタインデーから」と涼しい顔で嘉奈に贈りものをする。嘉奈の手に残された小さな箱の中身はチョコレート……ではなく、ダイヤ指輪!?

ホワイトデーには僕の奥さんになってもらおうと思って」

はい? 意味がわかりません! 私たち、ただの同僚ですよね!?

アウト寄りの犯罪スレスレフェチ残念変態イケメンと、ちょっとワケあり純粋OL

バレンタインデーから始まる、1カ月間のハイテンション恋愛攻防戦開幕!

(Amazonより引用)

この作品書籍化されています!3巻で完結です!

なんかあらすじを読むといかにも~という感じがするかもしれません!!!!!でもこの作品自分リビドーに正直にいようというのが裏打ちされた作品だと思ってるしそうだと思います

リビドーとは

リビドーとは、日常的には性的欲望または性衝動同義に用いられる。世間一般的には、リビドーという言葉は押さえきれない性的欲求のようなものを指して使われる。特に男性の荒々しい露骨性的欲求表現する言葉としてしばしば使われ、また時には男性性的欲望軽蔑する意味合いの言葉としても使われる。 ウィキペディアより

リビドーに正直にいるって、なんて破廉恥非常識!と思うかもしれません…

でも自分好きな物や好きなことに正直でいるって、難しいけど大切ですよね。

自分性癖だったり、性に関する悩みって誰しもあるし尽きないと思うんですよ、でもヒーローの灰二はそれに正直でいる(たまに犯罪スレスレのことまでするのはご愛嬌)んですよ、隠さない。まぁ創作から有り得る話だとは思いますが、自分の好きなものに素直でいて良いんだって後押しされる作品です。エロいし笑えるけど、そういうことの大切さも教えてくれる作品だと私は思ってます!!

ヒロインのカナちゃんものすごくチョロいチョロインなのですが、その灰二の性癖に向き合いつつ自分の悩みにも向き合おうとする姿勢が良いです。

というかムーンライトノベルズヒロインみんなだいたいチョロインから仕方ないね!!

5.イケメン夢魔が好きな女の子を夢の中でぐちゃぐちゃにしちゃう紅茶

https://novel18.syosetu.com/n4400dv/

内容はタイトル通り!!!

これは本当に一言エロい」に尽きる。まぁ設定がインキュバスな時点でエロいんですが、もう作者様の描写エロエロエロハートが乱舞する描写なので好き嫌い分かれますが私は好きなのでどんとこいです…!

ヒーローヒロインに対してだけデレデレのエロエロになるのがやっぱり強いよなぁ…と。目にハートが浮かんでるのが容易に想像できます。とりあえずエロいからみんな読んで。

6 4ever mine カオリ

https://novel18.syosetu.com/n4291ce/

まさか男子4人の班に女子が私1人だけだなんて。不運にもそんな組み合わせになってしまった高校1年の班。少し不安を抱えて高校生活が始まったけれど意外にも男の子達は優しかった。平穏な日々を過ごせそうだなと思っていた。でも、友達に見せてもらったある物が私を変えてしまう。

(サイトあらすじより引用)

タイトルから察する通り男4×女1です。

もうわけがわかりませんね。でも私は複数ものだったらこ作品が1番オススメです。

4人の男の子たちも、真面目な優等生の梛本くん、女好き中性的須藤くん、厳つくてちょっと乱暴五十嵐くん、小柄でやんちゃな柏倉くん…とそれぞれバラバラです。それがまぁ良いんですけど!!

複数ものですが愛があるし、主人公が1人を選ばないところが私は好きですね。

それぞれの男の子に良さがあって私も選べません…!!!

主人公恭子ちゃんの1歩引き気味でなおかつ優柔不断なところがまたそそります…。それなのに妄想癖があるところがまた良い!!

その妄想だんだんと……なっていく感じがたまらないですね。複数ものでもすんなり読める、私はオススメです。

7 サクラ恋サク たなかやす

https://novel18.syosetu.com/n4773da/2/

多田美羽(ただみわ)二十三歳。ただいま彼氏募集中です。好きなタイプの条件はイケメンである事。これを言うと大抵周りのみんなは微妙な表情になりますが、そこは絶対に譲れません。二十五歳までには寿退社する事を目指します。

(サイトあらすじより引用)

これはこの作者さんの『恋愛など要らぬ人生を送りたい』https://novel18.syosetu.com/n8821cw/

スピンオフです。

本編もオススメなのですが個人的にはこのスピンオフが本当に素晴らしい…!!!

本編ではいわゆる「イマドキ」で合コン大好きでちょっと空気が読めない作品に「よくいる」後輩OLの美羽ちゃんは私も読んでて「あー、いるいる」となりそんなに思い入れはなかったのですが…!!

このスピンオフを読むと美羽ちゃんが本当に可愛いちょっと空気読めないけど彼女なりに奮闘して突き進む姿が本当に健気で可愛いです。あとエロシーンも本当に好きです……彼女の意外なギャップ萌えます!!!!!!!!!

あと彼女は本当に後先考えない、本当に後先考えずに突き進んでしまトラブルメーカーなのでこちらもハラハラします。

ヒーロー岩井くんもこれまた良い。いわゆるイケメンではないし、地味だけどはっきりものを言う人で美羽ちゃんとはぶつかり合うんですが…!!!!!ただ地味な訳じゃなくてちょっとイヤミっぽくて無愛想な感じがまーーた良い。でもそんな!!!本当に本当に正反対ふたり!!!!くっつく!!めっちゃトラブルあったけど!!!!くっついた瞬間はもうスタンディングオベーションありがとう世界!!!という感じ。とりあえず読んでください。

以上!!!!!!!!とりあえずここまで読んでくれた人ありがとうございます。ほかにもめちゃくちゃおすすめな作品いっぱいあるんですけど… というか王道の転生もの異世界もの書いてなかった…(絶望)

次は短編と未完結で書きます需要いかもだけどみんなにムーンライトノベルズ読んでほしいから書きます

なんかレビューとか紹介ってより語彙力のないオタク感想垂れ流したみたいな感じになって非常に恥ずかしいんですけど愛する気持ちは変わらないんで是非とも!!何卒!!よろしくお願い致します。

2018-05-01

ゲームオブスローンズはアリアたむの成長物語だと思ったけど

唐突に腹を刺されて子供でも死ぬのかと驚いたね

2018-03-31

宇宙よりも遠い場所」13話を観ていて色々考えた

最初から最後までほぼ泣いてたかもしれない。いい最終回だった

報瀬について

 終始笑顔で、それを見ただけで胸がいっぱいになる。まず髪切るときの報瀬。12話では、3人の前で躊躇していたときの報瀬は本当に曇った顔で「もういいから、じゅうぶんだから…」って言っていたのとは裏腹にすっごい良い笑顔になっていて、12→13における報瀬の成長が端的に現れている大好きなシーン。その後隊長とかなえさんに見せた笑顔はとても貴子に似ていて、「ああ、カーチャンがいた頃は、こんな感じに感情豊かな女の子だったのかな」とか「12話を経て報瀬がようやく本来の報瀬らしさを取り戻したのかな」とか思わずはいられなかった。その、カーチャンの亡霊を象徴するノートPC隊長に託す報瀬は本当に清々しく、12話で夢から醒めた彼女が悲しみではなく幸せで満たされていることが端的に現れてて「良かった・・・本当に良かった・・・」ってなった。その後カーチャンからメールが返ってきたときも、それまでの報瀬だったらどうなっていたのか分からないけれど、13話の報瀬は「知ってる!」と鼻にもかけず笑い飛ばした姿はすっかりカーチャン背中に追いついていて、むしろ追い越している。どんだけ成長してんねん…。

 加えて、今までの報瀬はどんな風景を見てもボケーっとしたようなシケた顔だったのだけれど、最後に満面の笑みでオーロラを見る姿はもう最高すぎた。

4人について

 観測隊としての生活は相変わらず忙しそうなのだけれど、4人が「なんとなく、うまくやっている」という姿に感動した。報瀬も言っていたけれど、南極での生活はむき出しの感情がぶつかることもあるわけで、それでも4人は仲良くやっているので「何も大きなトラブルが起きない」ことで彼女たちの成長を表すという演出が最高すぎた。個人的アイスオペレーション中のゆづ「死にますFOOOOOOOO↑↑↑↑↑」がツボだった。自分のことをネタに出来るって結構すごいことなんだよね。これだけでゆづが大きく成長していることが分かる。アドリブなんだろうけれど。

めぐっちゃん

 ラスト30秒。ここだけでずっと語れそう。

 キマリが「帰ったよー」を送ったとき一瞬で既読がついてて、「ああ、めぐっちゃん家族あたりからマリ帰国日を事前に聞いていて、今か今かと待っていたのかな」とか「10話でキマリが「既読付くタイミングだけでめぐっちゃんが今何してるのか分かるんだよ」って言ってたし、キマリはめぐっちゃんの心情に気づいてるのかな」とか。

 また、行き先が北極だった件について。10話における「南極にいるんだけど、SNSを通じてなんとなく(日本にいる)めぐっちゃん気持ちがわかるキマリ」と立場が逆になっていて、かつてキマリが「めぐっちゃん庇護のもとぬるくやってないで、自分の力で強くならなければ」と思ったように、めぐっちゃんも6~13話でキマリ日本南極経験した様々な出来事を、キマリのこと考えながら裏でこっそり通ってきたのかな、と思わせる。

 めぐっちゃんから送られてきた写真には綺麗なオーロラが写っていたのだけれど、オーロラはその仕様南極北極同時に出現するので、キマリたちが南極付近オーロラを見ていたちょうどその時、めぐっちゃん北極オーロラを見ていた可能性がある。そう考えると色々シンクロして考えちゃって、胸がいっぱいになった。

 一方キマリメッセージに速攻で反応するめぐっちゃんは、5話でキマリが絶交無効したあと(一方的に?)めぐっちゃんのことを親友だと思っていたように、めぐっちゃんもまたキマリのことを大切に思い続けていたんだろうなぁということまで伝わってきて、5話における2人の想いが両方とも叶った最高のハッピーエンドだった。締めのセリフ「なんでーーーーーーーーー!!!」も、5話にあった同じセリフとのニュアンスの違いにグッと来た。

 「もし続編があったら~」という発言を各所で見るけれど、めぐっちゃんの旅を見たい、という人が多くて嬉しかった。最後写真オーロラをバックにめぐっちゃんカメラを覗き込む構図」は公式キービジュアル「4人がオーロラをバックにカメラを覗き込む構図」と対になっていて、つくり手がめぐっちゃんのことをもうひとりの主人公として描いてくれていたのかな。

総括とか

成長物語メンター(導き手)

 主人公たちの成長を描く物語では、どのキャラクターに(精神的な)導き手の役割をもたせるのか、というのが重要なのだけれど、本作では(子どもたちだけで完結せず)大人たちが多かれ少なかれ寄与している。私はこういう「かっこいい大人」が描かれる作品がとても好きなので、本作もそういう意味で大好きだ。特に隊長とかなえさんはすごい良いキャラクターだった。何が最高って、13話で「実は大人組も4人の心意気に背中を押されてここまでこれたんやで」っていう心の変化が描かれてて、大人組も4人と同じ人間味あるキャラクターになっていたこと。物語におけるメンターが、物語の中で自身も成長するとか最高すぎる。

感情移入

 観ながらアホほど笑って泣いた作品だった。こんな経験殆ど無かったのでとても新鮮だ。「病めるときも、健やかなるときも変わらず泣き笑いすることを誓う作品」っていうとちょっと大げさだけれど、私は疲れているほど自発的に笑ったり泣くことが出来なかったりしていく人間なので、こういう「心を奪われる作品」を大事にしていきたい。

良いものを作るということ

 以前ツイッター界隈で「各話において、クレジットされる作画監督の人数が多いほど現場は火の車になっている可能性が高い」という言説を見た。たまたま知り合った元アニメーターの方に聞いた限りあながち間違いではないらしい。そこで本作なのだけれど、グロス回で作監が3人クレジットされるくらいで基本1人か2人という感じだった。終始作画も安定していて、スケジュール的にうまく行っていたのではないだろうか。

 また、公式ラジオで言っていたのだけれど、本作のアフレコでは完成された映像を見ながら声を入れていたらしく(最近絵コンテ段階の映像で声を入れることのほうが多いそうな)、その点でも本作はある程度余裕を持って作られていた可能性が高い。

 要は無理せず良いものを作って欲しいよね、という話。

最後に。BD版の音ってサブスクリプション制のと比べてめっっっっちゃ良いね

2018-03-20

anond:20180317174439

ある意味コードギアスも悪の成長物語だな…

悪党の天下取り系だと山田風太郎の『妖説太閤記』が極北。最底辺から成り上がった豊臣秀吉忠義友情も何もないド外道なりに、相手が善人でも恩義のある者でも蹴落とす方向で努力しまくって頂点を極める。が、恨みを買いまくって報われない。

同じく史実モデルなら安彦良和の『わが名はネロ』とか、水木しげるの『劇画ヒットラー』もあるが、まあ胸くそ良くない話だな。

現代劇ならたなか亜希夫の『軍鶏』も、わりとオーソドックスな悪の成長物語といえるかも知れん。

2018-02-01

anond:20180201204229

いやポエムはいいから。

ヒーローが直情径行でヒロインがしっかりもの、という作品は今も昔もたくさんある。

同時に、ヒーローが冷静でヒロインおっちょこちょいという作品だって、今も昔もたくさんある。

前者は主人公成長物語に多く、後者先生助手のような関係に多い。

それだけの話だよ。

解像度の低い認識時代の変化を騙ったって「あいつは何を見てるんだ」と馬鹿にされるだけ。

ちなみにこのすばは主人公クズヒロインクズというタイプだ。

リアルお笑いも含めてギャグ漫画には多い構図だな。

アニメは観たか

2018-01-20

2018冬アニメ1話ほぼ全部観たか感想書く

 遅田だけど、例の増田を読んでから色々観てみた。ただ地上波アニメを観ないので、配信を待ってたら20日になってしまった。元田は格付けしてたのでそれっぽく並べたものの、どうあがいてもアニメ同士の優劣はつけることができなかった。容赦してくれ。利用した配信サイトはd'アニメストアニコニコ動画AbemaTV、アマプラ、ネトフリ。基本コメントは見ないが、2回3回見るときはコメント付きで観たりした。

視聴継続~様子見(上の作品ほどモチベ高め)

ゆるキャン△

 非常に中毒性の高い作品。音楽繋がりで「けものフレンズ」に近いものを感じる。全体の緩急、音楽、ギャグテンポ等観ていて飽きないというか、1話1話が一つのMVのようになっていて、アニメを観ているというより音楽を聴いている感覚に近い。とりあえず「ヤマノススメ」ではなかった。

宇宙よりも遠い場所

 ノゲノラスタッフによる作品というキャッチコピーだが、内容的にはいしづかあつこ作品「ハナヤマタ」に近いものを感じる。ハナヤマタ中学生たちの優しい世界とするなら、こっちはもう少し、冒険をするときのワクワク感がある作品。両作とも「ギャグテンポが良い」「1話毎に話がまとまってる」「女の子がみんなかわいい」「すごく救いがある」と言う共通点がある。特に1話毎の完成度が非常に高く、好きな話を何度も見返したくなる作品だなぁ、と感じた。メインキャスト4人のメンツで既にざわざわしていたのだけれど、なんてことはない、高レベルの喜劇を演じられる実力者揃えたからっていう。

ポプテピピック

 一人で見てはいけないアニメ。最新話は必ずニコ生かabemaTVコメント付きか、ツイッター実況付きで視聴する必要がある。プロデューサーの須藤孝太郎が何を考えてるのかよくわからないけれど、恐らく本作は「話題性」極振りの作品として作られていて、ある種のお祭り状態にすることが目的だと思われる。2話の青い鳥に餌をまくネタからも分かるとおり、実況するツイッター民等を含めて「ポプテピピック」なのだろう。そういう意味では伝説のアニメと言える。なおここで言う伝説は「めっちゃすごい」という意味ではなくて、「伝え聞くところの」とかそういう意味。例えば10年後、今の賑わいを知らない人からすればこのアニメは「当時このアニメは本当にすごかった」という伝聞でしかその魅力を推し量る事ができないわけで。

からかい上手の高木さん

 公式ラジオ番組で高木さんの中の人が言っていたが、「高木さんにからかわれて狼狽する西方を愛でるアニメ」だった。10分アニメでもいいからいつまでもずっと続かないかな、と思ってしまうのは制作がシンエイ動画だからだろうか。このアニメを観ているときは終始ニヤケ顔になってしまうので、人と一緒に見るのが困難な点が惜しい。高木さん可愛すぎかよ。

BEATLESS

 アマプラのみ。かなりガチの方のSFアニメアンドロイドと人間の物語。「イヴの時間」寄り?どっちかというと攻殻機動隊を思い出した。全身義体になった個人のアイデンティティゴーストの存在についての話と地続きだったりするのかな。日常と非日常にそれぞれ描かれるSF描写がとてもそそられる。

恋は雨上がりのように

 アマプラのみ。主人公が感情を表に出さない、能面みたいな女の子なのだけれど、そんな彼女の心情をあらゆる方法(背景、音楽等)で演出している作品。シナリオについて、原作と見比べると「主人公が友達と楽しそうにだべってるシーン」が意図的に削られているのはそういう意図なのかなぁ、と思った。ずっと観ていたい。

オーバーロード

 前回の続き。原作既読勢によると2は結構駆け足のようなので、ニコ動コメント等外部記憶を頼りにして観ていきたい。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

 ネトフリのみ。アニメーション技術の見本市みたいな作品。何から何まで凄いことになってる。特にびびったのはタイムラプス風演出。あんなの初めて観たし、どうやって作られているのか想像もできない。

gdメン gdgd men's party

 https://kids.yahoo.co.jp/games/sports/013.html

citrus

 百合は百合でもガチの百合。コミック百合姫は女性向けの雑誌らしく、本作もそっち寄り。公式ラジオでも言っていたけれど、エロシーンにおける作画の熱量が非常に高く、思わず「はえ^~すっごい・・・///」ってなっちゃう。コレも背景が草薙なので結構凄い。

ハクメイとミコチ

 アマプラのみ。動く方の絵本。草薙の背景だけでごはん3杯はイケる。音楽のノスタルジックみがすごく、特に1話ラストの労働歌がめっちゃ良過ぎてヤバイ

刻刻

 アマプラのみ。時間の止まった世界を中心としたSFアニメ。今期のアニメの中では最もやさしさが少ないアニメなので、メンタルタフネスに自信のある人向け。主人公が成人の女性であったり、子どもの役を実際に子どもが演じている等TVドラマに近い雰囲気がある。なんかの番宣番組でプロデューサーが言ってたのは「時の止まっている空間をどう表現するか」をこだわってるそうなので、そっちの非日常がメインになりそう。1話ではクソみたいな日常から非日常に転落する話だけれど、日常パートは日常パートで暗い話なのだろう。背景も音楽も音響も良い。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

 「デスマーチから始まる」=「昔々あるところに」「今は昔」「Long long ago」。本当はあらすじだけで十分だと思うのだけれど、あんまり「デスマーチ」が世間に浸透していないがゆえにAパートが必要だったのかなぁ、と思った。「主人公デスマーチって言っちゃうのかよ」という感想が出るのも仕方ないね。

 Aパートゲーム初期のレベルデザインについてのやり取りを観れば、オンゲープレイヤーはみんな心がざわつくはず。案の定Bパートで「レベル1で高レベルの敵に囲まれる」「何の武装もない」「りゅうせいぐんがいきなり使える」「りゅうせいぐん使ってもエフェクトがない」「りゅうせいぐんをリキャスト無しで連射できる」「高レベルの敵がりゅうせいぐんで全滅」「一気にレベルが上がりすぎ」「ステータスカンストする」等、所謂クソゲーであることが分かるので、本作は「クソゲー探訪モノ」という位置づけかと思われる。私はSteamで買ったゲームをMODで魔改造するのが好きなので、ゲームバランスの崩壊してる異世界冒険譚は結構楽しみ。そういう意味では、栄華を極めたゲームサービス終了と同時に始まる異世界冒険譚ことオバロ2とは違う魅力があるんだろうか。

グランクレスト戦記

 戦記モノ。ただ本作は剣と魔法の世界なので、「前近代ファンタジー冒険譚」みたいな作品として観ることもできそう。あと戦記モノとしては圧倒的に流血表現が少ないので、なんか爽やか。最近は戦記モノがあんまり流行らないらしいので、どの辺の層をターゲットにしてるのか気になる。上記の特徴から、戦記モノが好きな大人よりも、そういうのを見たことのない若い世代がターゲットなのかな。あと同時展開してるTRPG既プレイ勢的ニヤニヤ要素どれくらいあるんだろうか。個人的には岩浪美和の作る音がめっちゃ好きで、1話だと「敵対した領主と剣を交えたときの金属音」がめちゃくちゃ凄いので聞いて欲しい。

だがしかし2

 諸事情で制作会社が変わったので実質1期。「たくのみ。」とセットにした理由が分かる気がする。12分を駆け抜けるテンポすこ

たくのみ。

 むしろこっちのほうが「ヤマノススメ」みを感じる。だがしかし2と2本立てのアニメ。12分でまとまったお話(脚本:高山カツヒコ)が心地よく、あらゆる苦悩をビールで忘れる幸せよ。仕事から疲れて帰った時、ビールのお供はやっぱり「簡単に作れて美味いヤツ」に限る。登場するお酒は全部日本のメーカーのやつなんだろうか。

博多豚骨ラーメンズ

 博多の日常を描いたアニメ。全体的にBGMが心地よい。博多だけどあんまりラーメン枠ではない。BLACK LAGOONっぽい骨太な内容なので、お酒飲みながら観るといいかも。

三ツ星カラーズ

 上野のあの感じ×クソガキ×クソガキ×クソガキ。私も兄弟が3人いるので、小学生が3人集まったときの全能感をよく知っている。テンポ感からもクソガキ達の疾走感がよく演出されている。そういうクソガキたちを優しく見守る作品。観ててとても温かい気持ちになる。上野を中心とした背景美術が凄まじいことになっている。

カードキャプターさくら クリアカード編

 私は前作のアニメリアタイで観た人なのだけれど、CCさくらファンだった当時小学生の姉が観ていたからというだけでファンというわけではなかった。今はもう内容覚えてないし、自ら触れることはもう無いと思ってた。そんな私でさえ1話冒頭を観ただけで「イ゙ェアアアア!!」ってなったので、ファンの人は無事では済まないのだろう。マジで奇跡のような作品。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

 どうなんだろう、この作品を観た人はどこらへんで興奮したのだろうか。やっぱりロボットが真の姿を表したところ?1話の時点で明確な死が描かれているのは1羽の小鳥ちゃんだけなので、敢えてハードな展開になるのを抑えてるんだろうか。あんまり王道ロボットアニメを観たことがないので「メインロボット来た!これで勝つる!」といった高揚感を感じることができなかったのが残念。

新幹線変形ロボ シンカリオン

 TBS FREE、Tver、GYAO!などで最新話のみ無料。子どもと観る方の鉄道xロボットアニメ。子供向けにチューンナップされているからと言って大人が楽しめないわけではないんやな、って。一般人ではわからないレベル専門用語が飛び交う程度には鉄道好きに寄り添っている。ロボットアニメとしてもかなりアツいので、最終話が放送される頃には「シンカリオンがんばえー」ってなってるかも。しかもコレ、フィクションらしい。

メルヘン・メドヘン

 「迷い猫オーバーラン!」の松智洋 原案アニメ。同氏が2016年に亡くなったため、別のライター達によって引き継がれた作品。あらすじを読むだけで分かるくらい、中二病全開の作品。作中のBGMといい、とってもメルヘンチックに仕上がっている。気になったのが主人公の年齢。メルヘンチックな魔法少女モノだと大抵主人公は小~中学生が多い印象なのだけれど、なぜか本作の主人公高校生である。1話を見る限りでは中学生でも成立しそうに感じる。OP.EDがエロい、監督の上田繁が閃乱カグラOVAの監督を務めた人らへんから察するに、主人公エロいことをしたいのでちょっと大人にした、と言う感じなのだろうか。

スロウスタート

 ごちうさスタッフによる日常アニメごちうさだと思った?ごちうさの大ヒットが影響して大きな予算がついたのか、キャラクターの動きがめっちゃヌルヌルしている。ただしごちうさほどおとぎの国のお話でもなく、特に決定的なのは1話Cパート。よく考えたら脚本の井上美緒はハートフルボッコ系の人でもあるので、かなり胡椒のきいた日常アニメみたい。視聴者の心の、ささくれだっている部分をガンガン逆なでしてくるのでざわざわが止まらない。あとスタジオ風雅の背景がとても良い。A-1 Pictures×スタジオ風雅って去年の「亜人ちゃんは語りたい」以来?

ダメプリ ANIME CARAVAN

 逆ハーレムモノは「桜蘭高校ホスト部」しか観たことがないのだけれど、この作品はどの系譜なのだろう。ヒロインの声が矢作紗友里の時点で「乙女ゲーツッコミ役かな?」となるわけだが、実際そうである声優さん達の高い技術も相まってテンポよく進むギャグアニメなので観ていて楽しい。的確なツッコミが出来て、しかも可愛いヒロインって良いね。「月刊少女野崎くん」のパラスちゃんとか。あっちのヒロインはみこりんだけど。

DEVILMAN crybaby

 1話だけ観た感想書いても意味が無いので割愛。

学園ベビーシッターズ

 「いやそれ労基法どうなってんだよ」「実質奴隷じゃねえか」「何のための保育士資格だよ」「いや中学生一人にそれ任せたら誰か死んじゃうから!」などあらゆる不安を「やさしいせかい」という魔法で一掃し、安心して幼児の可愛さを楽しむ事ができるエンターテイメントアニメーションしている幼児の可愛さは想像以上で、特に自己紹介のシーンは破壊力が凄まじい。脚本も良いので多分飽きることはないと思う。

ラーメン大好き小泉さん

 色んなラーメン小泉さん達のメシの顔を楽しむアニメ。惜しむらくは、日本各地のラーメンを食べて回った学生時代ほどラーメンが好きじゃなくなったせいで、観れば観るほど胃もたれしちゃう事。淡々と話が進むので低いモチベーションでも観れるアニメ。OPEDの中毒性が高め。

ミイラの飼い方

 人外との非言語コミュニケーションを楽しむ作品。やさしいせかい。プロデューサー那須田淳逃げ恥プロデューサーを務めた人なので、EDのダンス恋ダンスリスペクトだと思われる。ということは、本作は逃げ恥ファンくらいの年齢層(主に女性?)をターゲットにしてるのだろうか。ミーくんかわいいからね、仕方ないね。

りゅうおうのおしごと!

 将棋界にはユニークな人が多いらしい。将棋アニメとしては「3月のライオン」があるけれど、とっつきやすい方はこちらかも。同じ原作者アニメ化作品「のうりん」は農業要素が申し訳程度だったのに対して、こっちはガッツリ将棋を描く方にウェイトを置いているようだ。友情/努力/勝利のサイクルを回すスポ根アニメかな?

刀使ノ巫女

 「戦士に選ばれた女の子」「スマホゲーも展開」「Studio五組」=ゆゆゆ ではない。説明抜きでおっぱじめるあたり、詳しくはスマホゲーをプレイしてね!ってことなんだろうか。少なくともゆゆゆのようなハートフルボッコではなさそう。チャンバラ目当てに観るのが良いのかも。剣豪シリーズやってたので、いろんな構えが出てくるのが楽しい。あとどの子も使ってる鞘の柄がかわいい

伊藤潤二コレクション

 ホラー寄り。唯一無二かつ普遍的な面白さのある作品なので、いつ観ても面白いのが良い。基本的に短編集なので、リアルタイムじゃなくて観たいときに観るほうが楽しめそう。

あとかなりコミカルだった。

キリングバイツ

 アマプラのみ。何かの番宣番組で聞いたのは「アニメプロレスをやる」がテーマらしく、超人たちがリングの上で殺し合いバトルをするアニメ。超人たちの身体的特徴は元の動物になぞらえてあり、「むぅ・・・この動きは・・・」「し 知っているのか、雷電!」みたいな実況が入る辺りプロレスっぽい。バトルシーンだけならエログロキン肉マンみたいな感じ?結構アツい。

バジリスク桜花忍法帖

 時代劇バトルアクションアクションシーンは全体的にふわふわしていて「うおー!すげー!」とは感じなかった。国盗り合戦特有の血生臭さがあるのが良い。原作未読勢は外部記憶を頼りにしないと良くわからないと思う(未読勢並感)。原作ファンにどれくらい寄り添っている作品なのか気になった。

覇穹 封神演義

 AbemaTVのみ。原作を手元においた上で視聴するのが良いと思った。原作のうちアニメ映えするシーンのオムニバス形式みたいなので、「あのシーンあるかなーwktk」というテンションで観るのがいんじゃないかな、音楽と背景が良いので。

まめねこ

 今期で最もゆるいアニメ

働くお兄さん!

 5分アニメに於ける杉田智和の安定感すごいよね。

サンリオ男子

 高校生男子の成長物語サンリオキャラクター達とのファンタジーではなく、サンリオキャラクターが好きな男子達の日常アニメ。程よいBL描写のある作品で、今期のBLアニメってコレくらいかも(gdメン?知らん)。ただ、幾つかのシーンについて全く意図がわからない演出があって、「この作品は一体何を描きたいのだろう」と思った。それらが伏線として回収されるなら良いのだけれど、どうなんだろう。

1話切り

 特になし。

総評

 全体的にクオリティが高い印象を受けた。例えば背景だと、ハイクオリティでおなじみの草薙が携わっている作品だけでも「よりもい」「ハクミコ」「citrus」と複数あったりする。またアマプラのみネトフリのみ配信のアニメも沢山あり、全体として高予算高クオリティ化の傾向があるのかもしれない。どこぞのプロデューサーが言っていた、どんどん高いクオリティを求められる一方で人手不足になっている話を思い出した。

 作品の内容について、アマプラのみ等限定配信のアニメはきびしいせかいが多く、一般配信してるアニメはやさしいせかいが多い、という傾向があるようだ。なんでだろうね。なので、気楽にアニメを観るならd'アニメストアとかで十分かも。

最後に

 新作1話全部視聴はおすすめできない。観れば観るほど続きが気になる作品が際限なく増えてしまうし、途中までは楽しかったのがそのうち苦痛に変わっていくので逆にアニメが嫌いになる。後半は新しいアニメを観るためのモチベを稼ぐために好きなアニメゲーム、音楽に触れてリフレッシュしないとやってられなかった。コレはアニメが悪いのではなく、アニメを沢山観るのは体力がいる、ということなのだろう。そんなわけで、アニメ視聴は程々にしよう。ちなみに上の様子見っていうのは「時間と心身に余裕があれば」という事なので、アニメの今後の展開がどうのではない。そういう意味でも、新作1話全部視聴はおすすめできない。本当に疲れた

2017-12-04

[]初期フォスは死んでしまったのか

フォスの性格の変化は、一見すると金白金の影響が大きいように思える

身体が変わるとインクルージョンが同じでも変わってしまう、つまり個体性格身体構成する金属に依ると考えてしま

しかし、脚のときは全く変わらなかったのだ

と考えれば、フォスの変化はトラウマに依るものだろうか?

でもそれだけでも説明できない

病みかわいいフォスは、頭の良さまで変わっているのだ

 

いずれにせよ、初期フォスはもう居ないのだろうか? と考えてしまうのだが

人間だって、幼少期の面影というものは成長とともに消えていってしま

親はそれを悲しさと喜びの混ざった複雑な気持ちで見守るのだ

 

宝石の国は「フォスの成長物語」と言っている

それは、よくある成長物語とは違う、変化と喪失物語なのかもしれない

 

でもアホかわいいフォスもっと見たいよおおおおおおおおおフォスううううううううううう

2017-10-18

anond:20171018121031

新章への批判がほぼ主観

キャラデの変更は旧キャラデがヤマカンの友人で、キャラ継承許可しなかったからなので仕方がない。

場外乱闘は主にヤマカンが焚き付けているために起きている。

もちろん板垣ヤマカン作風は違うが、そもそもヤマカン監督なら続編は作られていないだろう。

ヤマカンが何をしていたかは、関係者日記などをあたればわかる。

山本寛板垣夫妻にのっとられたと主張しているが、実際はそうではない。

ヤマカン仕事をためこみ、公開スケジュールに間に合わず、それでもヤマカン自分がちやほやされるイベントに出かけてしまっていた。

なんとか終わらせるためにプロデューサー板垣嫁)が沢山の人を集めて完成させた。

そのため人件費が嵩み、借金を抱えることになった。

被害者のように言っているが、原因を作ったのはヤマカンだ。

そして、スケジュールを守れない監督作品私物化する監督スポンサー仕事を任せたいか

NOだろう。

ordet経営自体が危ぶまれる。だから山本は追い出された。

また、WUGをなんとか存続させたい制作側がヤマカンを外すのも当然の判断だった。

さらに、アイドルを売り出すアニメであるならば、それぞれのキャラクターを立てなければいけない。

そのために方向性シフトするのも製作側にとっては当然の判断だ。

映像的には劣化してる部分が多いのは事実だが、キャラクターを立てるポーズ脚本は上手くやっている。

宮城負け組アイドル成長物語およびアイドル群像劇という軸を維持しながら、萌よりのコミカルな要素を増やしていて、バランスは良い。

今のところそれほど悪いとは思わない。

もちろん、作らないという選択肢もあったとは思う。

本来存在しなかったかもしれない新章なのだから文句があるなら見なければいいと思う。

たいしたアニメではないと思うし。

2017-05-27

メジャーじゃないけど好きなシュワ映画

ジュニア

「えっ?シュワちゃん妊娠!?

筋肉モリモリマッチョマンのシュワが妊娠する。それだけの一発ネタのような映画だが意外にも面白い

妊娠中の苦労、新たな生命が宿ることの幸せを男のシュワがコミカルに演じる。ツインズでも共演していたダニー・デヴィート演じる擬似父親ママ友との支え合いは今の時代にこそ訴える物がある。

棒演技と言われがちなシュワだが顔芸に関しては秀逸。更に日本語吹き替え版は玄田哲章オカマ演技のおかげでかなり笑える。

なおアメリカでの評価はかなり悪く"コメディ映画ワースト2位"とまで言われる始末。シュワ本人もインタビューで出演したことを後悔するような発言をしている。

ラストスタンド

俳優業に本格復帰後の主演作品

シュワ演じる保安官はかつては敏腕刑事だったが今は歳を重ね田舎町に引っ込んだという設定。昔は凄かったオーラは感じるが今はちょっとガタイの良い爺さんという役がシュワとリンクする。

そんな田舎町に凶暴な犯罪者がやってきた!警察も手を焼くような犯罪者に立ち向かうのはシュワ保安官と愉快な町人数名。

数でも武器でも劣る町側。逃げだそうと提案する者も居るがシュワ保安官は「私にいい考えがある」と作戦提案。そして戦いが始まる…。

まずメインのアクションパートが凄い。派手なガンアクションで爽快に敵を殺しまくる。カメラワークで誤魔化している所もあるが還暦を超えた爺のアクションとは思えないほど頑張っている。

シュワ映画お約束も詰め込まれており、最後はやっぱり単身で敵陣地に乗り込みラスボスと殴り合う。崖で相手の足を掴み脅すシーンは「お前は最後に殺すと約束したな」というセリフが思わず聞こえてきそうだった。

日本語吹き替え版は当然玄田哲章。これがよく分からない俳優芸人吹き替えていたら暴動を起こしていた。ついでに若い保安官役にはターミネーター2でジョン・コナーを演じていた浪川大輔や共演作の多い大塚芳忠宝亀克寿もおりニヤリとするキャスティング

なお興行収入過去の主演作の中で最低と大コケした。個人的にはめちゃめちゃ面白かったんだけどなー。

ラスト・アクション・ヒーロー

映画大好き少年主人公魔法チケットを使い映画世界に入り込む。日本だったら「転生したらシュワ映画登場人物だった件」というタイトルになりそうな設定の映画

映画知識豊富主人公は大好きな作品の中に入れて大興奮。シュワに過去作の感想を言ったりボスの隠れ家をネタバレするなどやりたい放題。

映画世界はいわゆる「お約束法則」が働いているらしく何をしても傷つかないし死なない。それに一々突っ込みが入るのが笑える。

面白いのは後半。今度は逆に映画登場人物現実世界に出てくる。お約束法則が通じない現実では映画世界で無敵だったシュワもさすがに苦戦するが…。

少年成長物語としても面白いが、架空大人アクションスターをシュワが演じるというアイディアが良かった。

ただ現実世界にも大人スターとしてシュワ本人が出てきたりオナニー臭もする。俳優として全盛期の頃だったか調子に乗っていたのだろうか。

なおこの映画も大コケした。翌年のトゥルーライズは大ヒットしたがその後はパッとしない映画ばかりが続く。この低迷期はターミネーター3まで続くのであった。

2017-05-21

漫画好き、ゲーム好き、アニメ好きで、萌えコンテンツも大好きという人でも、

ラノベを語るときにだけ急に「国語」的な視点に切り替わっちゃうことがあるんだよね。

美しい文章を書くべし。

地の文を増やすべし。

フォントをいじるべからず。

挿絵に頼るべからず。

説明より描写

大人子供

成長物語

確固たる「小説」像があってそれを守らなきゃいけない、みたいな。

で、その「小説」像が純文学合致してるかっていうとそうでもなくて、

理想の中にしかない架空小説作法、みたいなものであることも。

2017-05-14

成長物語を履き違えている作り手と「さようならドラえもん

先日、とある話題作に触れる機会があった。主人公成長物語として感動的だとの触れ込みだった。しかし僕の感想は「なんだこれ?」の一言だった。

作品叩きがメインではないので名前は伏せておく。

いつごろの作品なのかも、漫画アニメ小説映画ゲームジャンルも明かさないでおく。

本題に入るが、なぜ僕が感動しなかったのかといえば主人公の変化の仕方にあった。

主人公日常生活に突如として変革が起こり、その局面を打開する形で成長していくという構造だ。

確かに作品内において主人公キャラは序盤とラストで大きく違っている。しかし僕には違和感が残った。

それは「主人公はそうしなければならなかっただけ」だからだ。

自分自身を見つめることなく、ただひたすら周囲に合わせていった結果、別な人間になったというだけの話だった。

異常な状況が今までの自分でいることを許さず、仕方なく変化する、気づかぬうちに昔の自分を捨てさることを成長とは言わない。

現実ではどうか知らないが、少なくとも作品において成長物語というジャンルとは呼べない。

僕は全て他人任せでボケーっとしている人間だが、戦争が始まったら多分積極的に周囲と連携して生きる道を模索する。

率先して様々な案を出す。ときにはリーダー役を買って出るかも知れない。

でもそんなの、雨が降れば傘をさす、寒くなればコートを着るというくらいに当然のことだ。

戦争を通して立派に成長したね」とは言えないだろう。

見捨てることもできる、逃げ出すこともできる、強い側につくこともできる、今の自分でいることもできる、

それでも自分自身の弱さを見つめ、問題に立ち向かっていくことの先に成長が待っているのではないだろうか。

さて、前述の作品と対比するように「さようならドラえもん」という話がある。

ドラえもんが帰るにあたってのび太が1人でジャイアンに立ち向かう話だ。

あの話の中で、のび太最後までドラえもんに頼ることができた。泣きつけばドラえもん何だかんだで助けてくれただろう。

いつものようにジャイアン撃退しチャンチャンで終わることのできた話だ。

しかし、のび太はそうはしなかった。ふとドラえもんのことが頭をよぎり

「けんかなら、ドラえもんぬきでやろう。」

「ぼくだけの力で、きみにかたないと……。ドラえもん安心して……。帰れないんだ!」

というセリフを発する。

のび太ジャイアンに泣かされてばかりの自分ドラえもんに頼りきってばかりの自分を乗り越え最後にこう言う。

「勝ったよ、ぼく。みたろ、ドラえもん。勝ったんだよ。ぼくひとりで。もう安心して帰れるだろ、ドラえもん

ボロボロ眼差しドラえもんへの思いで溢れていた。

今更僕が解説するのもはばかられるほどの大傑作だ。

成長を描く作り手は藤子先生の爪の垢を飲んで欲しいものである

2017-04-20

映画『夜は短し〜』1回目駄目だった人も安心して特典回収しにいって

映画版の改変点が駄目で正直がっかりした人もいると思うけど、二回目だと気にならなくなるよ。割り切れるようになってるから

原作の魅力は大きく二つに分けて「乙女大人階段を上っていくかわいい成長物語」と「先輩の阿呆な方向にばかり全力を出して一年かけて距離を縮めていくラブコメ」になると思うのですが、

僕は断然後者の魅力に引かれていたわけです。そういう目で見ると一年の話を一夜に凝縮してしまうのはカタルシスにかけるというか、先輩の青春の空費っぷりが薄れるし、乙女が先輩に惹かれていくのが唐突な感が否めなくなるんですよね。で、がっかりして劇場を後にして「また見てね!」と言わんばかりの悪徳入場特典に歯ぎしりするわけであります

パンフにあったけど、湯浅監督原作の魅力の中でも、特に前者を強くみたわけで、後者派がある程度切り捨てられるのは仕方なかったんですね。

そのことをすっかり承知した目で見ると、一夜にまとめたのはタイトルにもかかってて前者の魅力を引き上げてる英断になるわけです。

湯浅監督解釈する『夜は短し〜』」と割り切れば本作はずっと面白く観られます

後者派の皆さんも安心して1800円払って10ページにも満たない掌編を手に入れ、超絶作画演出湯浅アニメを楽しんでください。

ロバート秋山めっちゃ上手かったよね。

以下、それでも看過できなかった点

古本市の神のキャラデザ

正直四畳半引っ張り過ぎだろ…素直に美少年にしとけよ

・シモ・エロ演出多くない?

どっちでもいいっちゃいいんだけど、なくてもいいものは入れなくてもいいと僕は思うんだ

2016-10-26

若い頃は不真面目な方が評価される

はてな民は知らないかもしれないけど、世の中若い頃は不真面目だったり、不良だったりした方が人生得するんだよ。

何でかって言うと、若いヤンチャしてた奴が大人になってから真面目になると、

そのギャップで周囲の人たちがそいつめっちゃ良い奴になったみたいに勘違いしてくれるんだよ。

少年漫画のサブキャラとかも、悪→改心→善のパターン主人公の仲間になるだろ?

人間って、元から真面目だった人より、昔は不良だった奴が真面目になる成長物語に魅せられるんだよ。

スポーツ選手とか、芸能人とかでもよくある話でしょ?

若い頃はヤンチャしていましたが、今では・・・」みたいな自分語り。で、みんなそういう話に簡単に感動しちゃう

はてな民子どもの頃からコツコツ真面目に生きてきたタイプが多そうだけど、

それであなたが真面目なことを評価してくれる人がひとりでもいましたか

うん、いないよね? そう、だってそういうキャラの扱いだもん。そこにギャップがない。

からね、世の中の多くの親が知らないというか、気付いていないんだけれども、

自分の子を「いい子」に育てようすると、かえってその子人生ハードルを上げてしまうことを知っておいた方がいい。

もちろん、学業なんかは取り返しがつかないから、勉強自体やらせた方がいいけど、

とりあえず一定の成績が維持できている限りは、悪い意味でも子どものやりたいようにやらせておいた方が良いんだよ。

昔の名門進学校って、大抵の場合、風紀がめちゃくちゃ荒れてたんだよ。先生も一緒になって悪いことしてたりした。

何でかというと、そっちの方が将来的に(本人の)社会的評価高まるって感覚的に分かっていたからなんだね。

地方世襲代議士なんかは、よく「あの放蕩息子が今では立派になって・・・涙」なんて評価されてることが多かった。

何でそうなのか、なんて知らないよ。でも、人間ギャップの大きいものに惹きつけられる本能がある。

真面目な恰好をした人が真面目なことをやっても驚かれないけど、不良っぽい恰好をした人が真面目なことをやったら、

真面目な格好をした人以上に高い評価が得られるんだ。この習性を利用しない手はないよね。

2016-10-19

ヴィジュアル系ポストパンクロックだったのではないか

説を提唱したい。結論を先に書くと、

パンクロック=「社会に対する抵抗としてメッセージを発する」

ヴィジュアルロック=「社会否定するため、あらゆるメッセージ拒否現実からの逃避)」

ということで、形は違えど「社会的な影響を受け、それに反発するためのムーブメント」だったように思うのです。

以下、もう少し詳しく。

まずパンクロックがなんぞやというと、60年代後半から80年代に入るまでにかけてのイギリス経済停滞による社会鬱屈感と、同時期に複雑化しすぎたロックミュージック、両方への反発として生まれ若者中心のカウンターカルチャーの亜種であり、それまでに流行していたファッションに対しても反発する個性的スタイルをとっていたことも特徴のひとつ

対してヴィジュアル系は、特に社会に対するメッセージなどはなかったが、歌舞伎役者ばりの白塗り&奇抜なメイクカラフルな頭髪、中世雰囲気を取り入れたり、ハードロックバンドマンが着ているものを参考に、さらに派手に彩った衣装などとにかく凝った外見と各々独自世界観もつことが特徴であり、音楽性については特に定まった様式はなかった。(強いて言えばバンドサウンドが基本にあり、ハードロックベースとしているというのが共通項かもしれない)

で、ここから本論なんだけど、ヴィジュアル系には「メッセージ主義、主張」ってのは一切なかった。(一部例外を除く)

あるのは、自分たちビジュアルはこうだ!っていう世界観だけ。

これって実は、

メッセージを全く持たないもの信仰する=メッセージ押し付けようとする社会全否定する=パンク

っていう解釈になりえるんじゃないかなと。

当時の社会情勢としては、まず80年代後半にX JAPANが登場。時はバブル絶頂期。景気の良さも手伝ってか沢山のフォロワー誕生する。(ちなみにヴィジュアル系の起こり自体70年代後半までさかのぼれるが割愛。)

次に90年代に入りバブル崩壊。この時点でも世の中はそこまで暗い雰囲気でもなく、ヴィジュアル系は徐々にその勢力を大きくする。後に成功するバンドたちはこのあたりで結成されたケースが多い。

そして90年代中盤。いわずもがな、就職氷河期スタート不景気による世の中の停滞、鬱屈した雰囲気から逃れたくて、若者は縋るものを求めた。そこに、今までの価値観と全く異なるもの体現したカルチャーが表舞台に現れた。それがヴィジュアル系だった。メジャーにも多くのヴィジュアル系バンドが台頭し、大きなブームになった。それに伴い一層先鋭化した個性的バンドが現れたりもした。が、所詮一過性ブームであり、そう長くは続かなかった。

90年代後半。勝ち残ったバンドは僅かだった。そしてその代表であるのがGLAY。だがこのGLAYこそ、じつは本当の意味でのヴィジュアル系ではないと筆者は考える。なぜか。彼らは「メッセージをもったバンド」だからである

もちろんそれは社会体制批判するようなメッセージではない。恋人や友人に語りかけるような、いわゆる普通ポップスロック世界観の上に、ヴィジュアル系の要素を軽く味付けしたしたバンド。それがGLAYであり、その普通さ故にブレイクし生き残ってこれた。

皮肉にもヴィジュアル系ブームで最も恩恵を受けたバンドがじつはヴィジュアル系ではなかったことが、音楽業界では王道的な価値をもったものが生き残るということを証明したのではないかと思う。(GLAYが最も影響をを受けたというBOOWYビジュアル系ではなくロックバンドである

ここから更に話は飛躍するが、このGLAYが最もブレイクしたのと同時期に、ヴィジュアル系のような独特の世界観を持ち、GLAYのような身近なメッセージで大ブレイクしたものあある。ご存知「新世紀エヴァンゲリオンである

既存ロボットアニメからは大きく飛躍した独特のヴィジュアル言い回し、中身があるようで無い、複雑でわけがからないけど「なんかすごい」と感じられる世界観しかし実際テレビシリーズの中で伝えられたのは、視聴者同様の思春期によくある悩みを抱えた主人公碇シンジ成長物語という、とてもシンプルな内容であったことが、この90年代後半の「何に希望見出したらよいかからない世代」に対するヒットの要因であったのではないかと考えられる。(細かくはそれ以外にもたくさんあるんだろうけど専門外なので割愛

さて、時代は回って2016年。この時代代表する音楽文化とはなんだろう?ぼんやりとした括りではあるが、それは「アイドル」ではないかと筆者は思う。

AKB,perfume,ジャニーズ地下アイドルetc、、、それぞれにスタイルは異なるが「メンバー個人に対して熱烈なファンがいる」「楽器演奏ではなく歌とダンスパフォーマンス主体である」「ライブ以外に活動する場所がある」というあたりが共通項と言える。

ではなぜこの時代アイドルがヒットしたのだろうか。

パンク社会に対する明確な反抗であった。

ヴィジュアル系社会に対する言葉なき反抗であった。

そしてアイドルは、社会に対する反抗者への、「癒やしと共感」なのではないだろうか。

我々は失われた20年の間に大きく傷ついた。後退した。その傷を埋めるために「つらいのすごくわかるよ」「一緒にがんばろう」というメッセージを発したのがアイドルたちだった。それは、理由もわからず暗い時代を過ごすことになったゼロ世代にとってとても甘美なものだったに違いない。

アイドルに求められる像というのも、昔は「憧れの存在」であったものが、いまやバラエティ番組どころか街角の中まで進出し、アイドルという唯一の存在でありながら「身近なお兄ちゃん、妹」のような共感を得られる人がヒットしているのもそれを後押ししている。

さてここで気になるのは大ヒット中の「君の名は。である。これもエヴァ考察ヴィジュアル系のそれであったように、アイドルの「癒やしと共感」というキーワードで紐解くことができるだろうか。

そろそろ書くのめんどくさくなったので終了。

誰か気が向いたら続き書いてくれると嬉しいです。

2016-10-01

CDじゃなくてLIVEブルーレイを売るようにすればいいんじゃね?

おいおいこれなら新曲出さずに年に何回も円盤出せるじゃん

つーかアイドルが既にやってる商法じゃん

CDが売れないのはもう諦めろんしかない

同じ楽曲でも年々LEVELが上がる成長物語こそ今は金になるなるなる木なのだ

2016-09-30

なぜラノベ主人公努力をしていないという勘違いが生まれるのか

d:id:kazenotori:20160929

こちらの記事を読んで思ったことを書きます

なのでこの記事を読む前に先の記事を読んでください。

主人公努力しないことがラノベの売れる秘訣だ(意訳)」と言うのは散々指摘されている通り事実ではないと思います

そもそも「ラノベ主人公」で括って一概に語れる訳がない。それが一般的な傾向に言及しているとしても。

色々な主人公が居て、それぞれ色々な特性を持っています。それは作品を素直に読めば理解できるところであると思います

ではなぜそのように思うに至ったのか、川上氏がそのような偏見を持ち発言するに至ったその影響の大元となるものはなんだったのか、自分なりに考えました。

主人公が(何かと比べて)簡素努力描写で強さを手に入れたり、最初から強さを持っていたりするパターン作品は確かにあります。それは本当にラノベに限った話ではないですし、欠点ではなく特徴でしかない。

そういった作品は「成長物語」ではないのではないかと思います

成長物語」ってなんだ。

成長物語」という言葉は私が過去何度か某掲示板で見かけた単語で、「無力かそれに近い主人公が鍛錬(=努力)や葛藤をすることで身体的・精神的に強くなり、敵を倒していく」そのような物語類型であり、そのような面白さや内容が主である作品のこと、という意味で以下使います

ソードアートオンライン主人公キリトを例にあげてお話します。

(しかし、私はソードアートオンライン電撃文庫版のアリシゼーション編に入った1巻目あたりまでしか読んでいません。プログレッシブについては漫画版で確か3巻まで読みました。)

これも某掲示板での話なのですが、アインクラッド編においてキリトがしっかり努力をして強くなっているという主張を私がすると、奇異の目で見られたりします。

俺TUEEEE」という言葉イメージが一人歩きしてしまった所為かと思うのですが、実際にキリト努力をしているシーンとしては、月夜の黒猫団の話。夜にモンスターを狩って経験値を稼いでいたものが挙げられます

ですが、それ以外で努力・鍛錬をしている印象的なシーンというのはなかなか思いつかないです。しかもそういうところを指して「努力描写が少なくキリトの強さに納得できない」と言っていたりします。某掲示板での話です。

違うんですよ、そうじゃない。逆です。

まず読者には「キリトが強い」という前提があるわけです。それに対して「強いということはそれだけ努力をしているんだろうな」と推測する。それを裏付けるための努力描写な訳です。なるほどこれをコンスタントに続けていたんだなと理解する。だから垣間見える程度の努力描写で構わない。

そしてキリトは二刀流スキルを手に入れます。これはソードアートオンラインプレイヤーの中で反応速度が最も速いプレイヤーひとりに授けられるユニークスキルです(この事実が明らかになるのがいつだったのか失念しましたが)。これはVRとキリト自身の適正なども関わってくるそうなのですが、もっとさなからVRで自分英才教育を施した結果とも考えられます。「結果」が「努力証拠」として提示されるわけです。

成長物語」は面白い。そこに異論は有りません。主人公が血の滲むような特訓の中で何かに気付き、成長し強大な敵を乗り越えていく。素晴らしいじゃないですか。努力大切なことだと子供に知ってもらいたいがために勧める気持ちもわかります

しかしこの「成長物語」は数ある物語類型ひとつしかない。

ソードアートオンライン努力の尊さを説くところに主眼を置いた物語なのでしょうか?

私は違うと思います

脱線しますが、ソードアートオンラインを読んでいくと、ゲームの中であるのに「死」や「性暴力」という強い現実の要素が登場したり、現実剣道場でゲームスキル再現出来そうになる。ユウキ自分人生を終える場所としてゲームの中を選択し、アリシゼーションは記憶を無くしたキリトが、精巧に作られた「ゲーム」の中をひとつ世界、つまり現実」として認識するところから始まる。

どうも「現実」と「ゲーム」の境を敢えて曖昧にしていくことで、「ゲーム真剣に向き合うように促されている」そのような物語ではないかと思います

もちろん、勧善懲悪ものの面もありますし、フルダイブ型のゲームという仕掛けを使うことで、効果的に努力の尊さを解く、そういう成長物語もあり得るのではないかと思います。でも、このソードアートオンラインはそうではないだろうと思います

からこそ、主眼でない努力描写は、垣間見せたり、証拠として結果を書くだけに留めてあるのではないかというのが個人的ソードアートオンライン観です。

纏めると、キリトはしっかり「努力をして成長している」が「成長が主眼の物語ではない」ので垣間見せたり、証拠としての結果を見せるにとどまっているのだろうということです。

ダンジョン攻略事件解決で奔走する姿は多く書かれていますが、所謂鍛錬というか努力描写の量は「成長が主眼の物語」だとすると少ないと感じます

成長物語」として見るからおかしく見える。そもそも成長を主眼に置いた物語ではなかったりする。そう言った勘違いが、ソードアートオンラインに限らず様々な俺TUEEEE主人公ものと呼ばれるラノベ批判に見受けられます

そのようなところが勘違いの原因になっていたりするのではないかと思いました。

正直、このようになんでもかんでも「成長物語」としての観点で見てしまうのは、少年漫画誌の作品を読んで育ったせいなのかとも勘ぐるのですが、それは少年漫画誌に対する偏見ですし、その少年漫画誌の作品にも最初から強い主人公で、成長物語でない作品というのはそこそこの数存在すると思います

成長が主眼ではない物語が沢山あることは、本当は知っているはずなのですが。どうしても成長物語として見たいのでしょうか。

2016-09-18

映画聲の形」"私(達)の時代の話をしているんだ"

2016年9月17日今日公開の映画聲の形」を観てきた。

写実的実存感に溢れる流麗な映像と共にかかるThe WHOのMy Generationに、山田尚子監督京都アニメーションの円熟と"私(達)の時代の話をしているんだ"という監督の高らかな宣言を感じた。

単行本7巻分の原作を2時間シェイプアップされた映像は、大胆な再構成説明要素の排除で進行される。

この映画は将也の物語だ。

原作で描かれた硝子の主観ほぼほぼ排除されている。硝子は聴覚障害があり、手話不明瞭な言葉しかコミュニケーションを取ることが出来ない。

それは劇中でもありのまま描かれ、我々健聴者は彼女が何を言っているのか正確に理解できない。

将也や、その他の登場人物の反応で保管できる部分はあるが、原作のように硝子の視点も用意されておらず、想像範疇を出ない。(なんとモノローグすらない)

まり観客は彼女同化することを構造上許されていないのだ。(これは字幕上映を観ることで考えが変わるかもしれない)

物言えぬ硝子を介して、将也はコミュニケーションを、人の間で生きていくことを学ぶ。

しか原作で大きく扱われていた周辺登場人物との関係欺瞞に満ちた映画作り〜かつて失くしたコミュニケーションの復活・その崩壊・硝子による再構築)も排除されている。

将也の成長物語のみに徹底的にフォーカスした結果、将也の成長を促す硝子を含むすべての周辺登場人物へのフォーカスを切り捨てたのだ。

それでは山田尚子監督及び京都アニメーションスタッフ陣はどのような物語演出方法を取ったのか?

それは徹底的なリアリズムと情感を託された映像密度と、そこにあるもの以外語らない、という選択だったのだと思う。

ノイジーでインダストリアル劇伴と静かに喋る将也と物言えぬ硝子。大きなカタルシスを用意するでもなく(物語上には存在するが、ここで挙げるのは演出上のカタルシス)、ただただ丁寧に心の機微は描く。

その役割言語化されたコミュニケーション大前提劇映画では異常なほど、人物(言語)ではなく映像に委ねられている。

象徴的に繰り返し映し出される様々な花のモチーフにも、それぞれ意味があり、雄弁に語る。しかしそこに言語はない。

とても静かな映画だった。

それは聴覚障害コミュニケーション少年の成長、という大きな主題映像化する上でベター選択だったし、原作モノを再解釈して色を付ける、しかあくま原作範疇から出ることはせず、映像化にあたっての最良の選択だった。

けいおん!」で見せた山田尚子監督バケモノ級の構成力がいままさに円熟しているのを感じずには居られなかった。

もちろんその演出選択できる体力としての京都アニメーションスタッフ技量があってのこの映画だったと思う。

響け!ユーフォニアム」で到達点を見せたと思われた、写実的被写体キャメラ存在を追求した京都アニメーションレイアウト撮影までの画作りの更なる進化があってこそ、将也の心情に寄り添った雄弁な映像は生まれたのだ。

先週観た「君の名は。」で新海誠が描いていた、印象だけで構成された陳腐空虚しかないセンスの欠片もない映像と退屈で死にそうなほど単純なボーイミーツガールポストエヴァ世代の終わりなき呪縛を今作は問題外と言わんばかりに完璧凌駕していた。比較対象雑魚すぎるきらいもあるが、あらゆる意味次元が違った。

新海誠代表されるセカイ系次世代として2000年代後半に登場した、近景に特化した所謂空気系旗手として君臨した「けいおん!」は物語歴史の中でノスタルジックかつアブストラクトエポック作品だったが、その監督である山田尚子京都アニメーションさらなる次世代を紡ぐ、体制側・システムとしての完成をみたのが今作だったと思う。

オルタナティブとしての物語自分ストーリーとして受け取る現世代のための物語装置を創りだすシステムとしての京都アニメーション

圧倒的なクオリティと確実なチョイスで、先陣を切りそれを体現していく山田尚子恐ろしいことに今回は萌え武器にもしていないのだ。

派手な爆発も、世界を救う大いなる力も、悩める個人と直結したセカイも、今作の持つ超弩級の冷静さの前では旧態依然とした使い古されたアイデアしか無かった。

それでも丁寧に丁寧に人の手で作られたアニメーションは、絵が動き、実写以上の実存感を持って我々の心に寄り添い訴えてくる。

時代に生きられることに感謝し、最大級の賛美を持って新時代の幕開けを向かい入れたいと思った。

必見。

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