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はてなキーワード: 種子とは

2021-04-14

スミレは虫媒花

🐜『種子の周囲には蟻が好む甘味があり、巣穴に運ばれることでも分布する』

自宅に移植する際はよく考えよう。

2021-04-07

うつ病者の大樹

あるうつ患者が死んだ。うつという言葉すらも確かではない時代

気狂いだの、かたわだの、そんな言葉が平気で横行していたある中世の街の一角

彼はともかく、その身分の苦しみと自らの容姿生来虐待によってたくさんの苦しみを身に受けて、ある絶望の朝、地上に沈み込むように倒れた。

太陽がすべての命に強い明暗を落とす、残酷で何気ない日だった。

彼が死んでも誰一人として弔いに訪れるものはなく、その肉を食べに訪れたカラスもただ無感情に自らの体を温めるために彼の体をついばんだし、感傷もなく去っていった。

骨になった彼を小鳥たちが楽しそうに眺めていたが、それすらいなくなると草が茂り、小さな花が周辺に咲いた。

それからどの大陸の風から運ばれたかもわから種子が舞い降りると、小さな枝となって春の小鳥歌声とともに伸び始めた。

数十年後、枝は螺旋状に絡まり、大きく薄暗い大樹となって周辺を覆うようになった。

かつて遊んでいた子どもたちは、昼間なのに暗い場所から近づかないように、という大人たちのいうことをきいて近づかなくなった。

そうして様々な不可解なエピソードと共に人々から忌み場として記憶され続け、木は10年に一度の実をつけた。

果実はさして甘くもなく、少しだけ酸っぱく、少しだけ苦く、七色をしていた。

その頃からか、大樹の主はこの木の近くに魂として漂うようになった。

実が十分に熟した頃、ある行商が木の前を通りかかった。彼はこの土地のことを知らないものから、忌み場の木の実だと知らず食べてしまった。

商人は思った。これは美味しくもなくとりたてて褒められるものではないが、何故かいつまでも同じことを繰り返したくなってしまう。ちょうどたった今、この実をいくつも食べてしまうように。

商人は忌み場近隣の村に商品を売りつけたついでに、忌み場の実について村人に知らせてみた。すると翌日実に興味を持った村人たちが木こりのついでに忌み場に訪れて実を食べてしまった。たちまち村人たちはこの不思議な実を繰り返し生真面目に食べるようになってしまった。村人たちは口々にこの実のことを美味とは言えないが、何故か食べてしまう、と語った。

やがてその実の噂は国王様の耳にも届いた。大臣いわく、その身を食べた村人は粉骨砕身、とても生真面目な人となりに変わり、国のために尽くすのだという。

それは面妖なことよ、と思った王様は忌み場の実を取り寄せて食べてみることにした。みる間に王様の眉間にしわが寄り、自らの治世をまだ足りぬと責めるようになってしまった。

国王も、村人たちも、城下の者達もみなが皆自責かられながら、生真面目に働き始めた。

鍛冶屋は完全な仕事ではないとたくさんの銀食器を壊し、農家は完全な作物ではないと、大量の作物を捨てた。

兵隊は訓練がまだ足りぬと自責の念にかられて自殺者がたくさん出た。

国中からいい加減が消えた。そして皆が皆こう思うようになった。

俺の気持ちはわからない。

私のやっていることは無駄なのかしら。

かに理解されたいけど、誰も理解したくない。

こんな自分は嫌いだ。

こんなに真面目なのに認めてもらえない。

誰もわかってくれない。

大樹に漂う気狂いの男の魂はおかしくも悲しい、今までとは比べ物にならないくらい、窮屈に発展してゆくその国中の様子を見て、ああ、やっと自分気持ち理解されたのだ、と言って天に登った。

大樹は数年後に枯れ、実のことを覚えているものはいなくなった。

やがて国はもとに戻り、うつの男のことを思い出すものは誰もいなくなった。

誰かが悲しかたことも、窮屈だったことも忘れてしまった。

anond:20210407073753

2021-04-05

保存が必要な種籾の量が違うのって大差じゃないの?

ここがヘンだよ農業チート

https://ncode.syosetu.com/n0132dz/1/

「仮に種子10を30倍にすれば300で増加量は290ですが、種子200を3倍にすれば600で増加量400と、前提次第で簡単にひっくり返ってしまます。」

これって、単純な収穫量の数字以外に見なくちゃいけないところがないか

十倍の収穫が期待できるなら種籾を削って換金やら年貢に回せる

略奪されても少量を隠しておけば何とかなるかもしれない

数倍しか収穫が得られないなら、種籾のためにも倉庫必要となり保存コストがかかる

ただし、緊急時に種籾を食いつぶすには都合がいいかもしれない

まぁ、中世ヨーロッパで種籾が不足した場合は、肥料を集中している土地に種まきも集中させて、収穫率もあがったんだろうが……

これもいろいろある違いのひとつに過ぎず、著者の文章では違いよりも共通性に注目したってことかな?

2021-03-22

注目エントリこち

九、ジョバンニの切符きっぷ

「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオ観測所です。」

 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟むねばかり立って、その一つの屋根の上に、眼めもさめるような、青宝玉サファイア黄玉パースの大きな二つのすきとおった球が、輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸とつレンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環わとができました。それがまただんだん横へ外それて、前のレンズの形を逆に繰くり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡ねむっているように、しずかによこたわったのです。

「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕とりとりが云いかけたとき

切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子ぼうしをかぶったせいの高い車掌しゃしょうが、いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌ちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。

「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さなねずみいろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着ポケットにでも、入っていたかとおもいながら、手を入れて見ましたら、何か大きな畳たたんだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧ていねいにそれを開いて見ていました。そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。

何だかわかりません。」もう大丈夫だいじょうぶだと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。

「よろしゅうございます南十字サウザンクロスへ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向うへ行きました。

 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草からくさのような模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込こまれしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想げんそう第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈はずでさあ、あなた方大したもんですね。」

何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又また畳んでかくしに入れました。そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。

「もうじき鷲わしの停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを見較みくらべて云いました。

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺さぎをつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸さいわいになるなら自分があの光る天の川河原かわらに立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙だまっていられなくなりました。ほんとうにあなたほしいものは一体何ですか、と訊きこうとして、それではあんまり出し抜ぬけだから、どうしようかと考えて振ふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。網棚あみだなの上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度したくをしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖とがった帽子も見えませんでした。

「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラぼんやりそう云っていました。

「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕ぼくはどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」

「ああ、僕もそう思っているよ。」

「僕はあの人が邪魔じゃまなような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。

何だか苹果りんごの匂においがする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラ不思議そうにあたりを見まわしました。

「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨のいばらの匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。

 そしたら俄にわかにそこに、つやつやした黒い髪かみの六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけずひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣となりには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹ふかれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛かあいらしい女の子が黒い外套がいとうを着て青年の腕うでにすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。

「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは神さまに召めされているのです。」黒服青年はよろこびにかがやいてその女の子に云いいました。けれどもなぜかまた額に深く皺しわを刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに座すわらせました。

 それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと両手を組み合せました。

「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛こしかけたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたし大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」

「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」

「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、スター をうたってやすとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、あんなに光っています。」

 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。

わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年男の子ぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰なぐさめながら、自分だんだん顔いろがかがやいて来ました。

あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。

「いえ、氷山にぶっつかって船が沈しずみましてね、わたしたちこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに本国へお帰りになったのであとから発たったのです。私は大学はいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日きのうのあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾かたむきもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧きりが非常に深かったのです。ところがボートは左舷さげんの方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫さけびました。近くの人たちはすぐみちを開いてそして子供たちのために祈いのって呉くれました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押おしのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまたその神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気きょうきのようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなどとてももう腸はらわたもちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり覚悟かくごしてこの人たち二人を抱だいて、浮うかべるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰たれが投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑すべってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板かんぱんの格子こうしになったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときにわかに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦うずに入ったと思いながらしっかりこの人たちをだいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没なくなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、何せよほど熟練な水夫たちが漕こいですばやく船からはなれていましたから。」

 そこらからさないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼めが熱くなりました。

(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍こおりつく潮水や、烈はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込こんでしまいました。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠とうげの上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

 そしてあの姉弟きょうだいはもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡ねむっていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔やわらかな靴くつをはいていたのです。

 ごとごとごとごと汽車きらびやか燐光りんこうの川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで幻燈げんとうのようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっとうからときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙のろしのようなものが、かわるがわるきれいな桔梗ききょういろのそらにうちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗きれいな風は、ばらの匂においでいっぱいでした。

いかがですか。こういう苹果りんごはおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金きんと紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝ひざの上にかかえていました。

「おや、どっから来たのですか。立派ですねえ。ここらではこんな苹果ができるのですか。」青年はほんとうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかかえられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめていました。

「いや、まあおとり下さい。どうか、まあおとり下さい。」

 青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。

「さあ、向うの坊ぼっちゃんがた。いかがですか。おとり下さい。」

 ジョバンニは坊ちゃんといわれたのですこししゃくにさわってだまっていましたがカムパネルラ

ありがとう、」と云いました。すると青年自分でとって一つずつ二人に送ってよこしましたのでジョバンニも立ってありがとうと云いました。

 燈台看守はやっと両腕りょううでがあいたのでこんどは自分で一つずつ睡っている姉弟の膝にそっと置きました。

「どうもありがとう。どこでできるのですか。こんな立派な苹果は。」

 青年はつくづく見ながら云いました。

「この辺ではもちろん農業はいしますけれども大ていひとりでにいいものができるような約束くそくになって居おります農業だってそんなに骨は折れはしません。たいてい自分の望む種子たねさえ播まけばひとりでにどんどんできます。米だってパシフィック辺のように殻からもないし十倍も大きくて匂もいいのです。けれどもあなたがたのいらっしゃる方なら農業はもうありません。苹果だってお菓子だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわずかのいいかおりになって毛あなからちらけてしまうのです。」

 にわか男の子がぱっちり眼をあいて云いました。

「ああぼくいまお母さんの夢ゆめをみていたよ。お母さんがね立派な戸棚とだなや本のあるとこに居てね、ぼくの方を見て手をだしてにこにこにこにこわらったよ。ぼくおっかさん。りんごをひろってきてあげましょうか云ったら眼がさめちゃった。ああここさっきの汽車のなかだねえ。」

「その苹果りんごがそこにあります。このおじさんにいただいたのですよ。」青年が云いました。

ありがとうおじさん。おや、かおるねえさんまだねてるねえ、ぼくおこしてやろう。ねえさん。ごらん、りんごをもらったよ。おきてごらん。」

 姉はわらって眼をさましまぶしそうに両手を眼にあててそれから苹果を見ました。男の子はまるでパイを喰たべるようにもうそれを喰べていました、また折角せっかく剥むいたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜ぬきのような形になって床ゆかへ落ちるまでの間にはすうっと、灰いろに光って蒸発してしまうのでした。

 二人はりんごを大切にポケットしまいました。

 川下の向う岸に青く茂しげった大きな林が見え、その枝えだには熟してまっ赤に光る円い実がいっぱい、その林のまん中に高い高い三角標が立って、森の中からオーケストラベルやジロフォンにまじって何とも云えずきれいな音いろが、とけるように浸しみるように風につれて流れて来るのでした。

 青年はぞくっとしてからだをふるうようにしました。

 だまってその譜ふを聞いていると、そこらにいちめん黄いろやうすい緑の明るい野原か敷物かがひろがり、またまっ白な蝋ろうのような露つゆが太陽の面を擦かすめて行くように思われました。

「まあ、あの烏からす。」カムパネルラのとなりのかおると呼ばれた女の子叫びました。

からすでない。みんなかささぎだ。」カムパネルラがまた何気なくしかるように叫びましたので、ジョバンニはまた思わず笑い、女の子はきまり悪そうにしました。まったく河原かわらの青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光びこうを受けているのでした。

「かささぎですねえ、頭のうしろのとこに毛がぴんと延びてますから。」青年はとりなすように云いました。

 向うの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌さんびかのふしが聞えてきました。よほどの人数で合唱しているらしいのでした。青年はさっと顔いろが青ざめ、たって一ぺんそっちへ行きそうにしましたが思いかえしてまた座すわりました。かおる子はハンケチを顔にあててしまいました。ジョバンニまで何だか鼻が変になりました。けれどもいつともなく誰たれともなくその歌は歌い出されだんだんはっきり強くなりました。思わずジョバンニもカムパネルラも一緒いっしょにうたい出したのです。

 そして青い橄欖かんらんの森が見えない天の川の向うにさめざめと光りながらだんだんしろの方へ行ってしまいそこから流れて来るあやしい楽器の音もも汽車のひびきや風の音にすり耗へらされてずうっとかすかになりました。

「あ孔雀くじゃくが居るよ。」

「ええたくさん居たわ。」女の子がこたえました。

 ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとじたりする光の反射を見ました。

「そうだ、孔雀の声だってさっき聞えた。」カムパネルラがかおる子に云いいました。

「ええ、三十疋ぴきぐらいはたしかに居たわ。ハープのように聞えたのはみんな孔雀よ。」女の子が答えました。ジョバンニは俄にわかに何とも云えずかなしい気がして思わず

カムパネルラ、ここからはねおりて遊んで行こうよ。」とこわい顔をして云おうとしたくらいでした。

 川は二つにわかれました。そのまっくらな島のまん中に高い高いやぐらが一つ組まれてその上に一人の寛ゆるい服を着て赤い帽子ぼうしをかぶった男が立っていました。そして両手に赤と青の旗をもってそらを見上げて信号しているのでした。ジョバンニが見ている間その人はしきりに赤い旗をふっていましたが俄かに赤旗おろしてうしろにかくすようにし青い旗を高く高くあげてまるでオーケストラ指揮者のように烈はげしく振ふりました。すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまり鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。ジョバンニは思わずからからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗ききょういろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組いくくみも幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。

「鳥が飛んで行くな。」ジョバンニが窓の外で云いました。

「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気きょうきのようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんという潰つぶれたような音が川下の方で起ってそれからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽信号手がまた青い旗をふって叫さけんでいたのです。

「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはっきり聞えました。それといっしょにまた幾万という鳥の群がそらをまっすぐにかけたのです。二人の顔を出しているまん中の窓からあの女の子が顔を出して美しい頬ほほをかがやかせながらそらを仰あおぎました。

「まあ、この鳥、たくさんですわねえ、あらまあそらのきれいなこと。」女の子はジョバンニにはなしかけましたけれどもジョバンニは生意気ないやだいと思いながらだまって口をむすんでそらを見あげていました。女の子は小さくほっと息をしてだまって席へ戻もどりました。カムパネルラが気の毒そうに窓から顔を引っ込こめて地図を見ていました。

「あの人鳥へ教えてるんでしょうか。」女の子がそっとカムパネルラにたずねました。

わたり鳥へ信号してるんです。きっとどこからのろしがあがるためでしょう。」カムパネルラが少しおぼつかなそうに答えました。そして車の中はしぃんとなりました。ジョバンニはもう頭を引っ込めたかったのですけれども明るいとこへ顔を出すのがつらかったのでだまってこらえてそのまま立って口笛くちぶえを吹ふいていました。

(どうして僕ぼくはこんなにかなしいのだろう。僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうっと向うにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ。)ジョバンニは熱ほてって痛いあたまを両手で押おさえるようにしてそっちの方を見ました。(あ Permalink | 記事への反応(0) | 22:20

2021-03-19

木ってヤバくね?

「木の寿命」でググったら、

「木には厳密な意味での寿命がありません」だとさ。

数百年~数千年生きるのが普通で、種子をまきちらし繁殖するから種別個体ごとの寿命という概念が無いらしい。

そんなもんがそこらじゅうにいるのかよw

ヤバい

2021-02-20

食糧問題には政治関係ない

wnx***** |4時間

中国13億人の食糧確保は大変。日本近海にも違法中国漁船が侵出して来て鮪、サンマ等の乱獲。

日本が開発した美味しい苺や林檎の新しい種子違法自国に持ち帰り大量栽培中国人口が増えると日本に良い事は何一つない。

とちおとめサンフジといった美味しい果物はもちろん日本人の品種改良努力だが、

中国にはまだ1.5億人が年収30万円以下で、5億人が年収100万円以下という現状がある。

彼らに罪はない。

一人っ子政策産めよ増やせよ大躍進政策にふりまわされた被害者である

彼らが日本の美味しい果物穀物を盗んで持ち帰り栽培することに対して、政治的反論することは狭量である

しろ食糧問題人権にかかわることだから見逃すことも大事だろう。

たとえば日本住血虫はまだ中国では根絶されておらず毎年死者が出ている。

日本鄧小平時代から中国対策支援してきた。

こうした活動国境関係なく、人権保護問題である

もし将来、中国の5億人の貧民の人権改善されたとしたらそれは人類に貢献したという日本の誇りである

仮に中国がその5億人を使って途上国少数民族の臓器を抜いたりレイプを行ったり、

恩を仇で返したとしても、

それは彼らの悪の問題であってわれわれの行った善になんら影響がないのである

2021-02-14

anond:20210214003114

何で”ない”って言い切れちゃうのかww↓

https://www.youtube.com/watch?v=1SK2uh8qUlM

まぁ、いいや。どうせ観ないと思うし。

世代を重ねれば品質も落ちるから、そういうものには使えないし、下がらないものは大抵昔からの固有種でそもそものものというものではない。だから日本国内でやろうと思うひとはいない。

日本自家採種する人はいないって理屈なら、自家採種禁止する必要がどこにあるの?

海外流出しないよう保護するだけでいいじゃん。

現行法で十分できるんだけどね。https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_001040.html


自家採種は農家にとっては権利なんだよ。

もちろん自分国内開発者も守られるべきだし、生産者も守られるべき。だからその両方が叶うなら改正した方が良いと思うよ。

でも今回の中途半端改正では、開発者が守られても農家権利を奪いかねないし、

この仕組を利用して大手外資企業国内で交配させた種苗登録されたり日本でも稼げる土壌ができてしまう。

結果、開発者を苦しめることになるかもね。

そもそも、この改正を知らなかったって農業従事者も多かったのが大きな問題だと思ってる。

政府はろくに説明もせず、改正しようとしていたんだよ。種子法の廃止だって同じ。

日本人にとって食は安全保障問題なんだって危機意識いから、片方の綺麗な部分しか見えてない賛成派が多すぎる。甘く考えない方がいいよ。

2021-02-13

anond:20210213231000

はいはい陰謀論っていって長いものに巻かれろ主義は楽だよね。農業競争力強化支援法とか種子法とか調べたか

国民が愚かだから新自由主義から抜け出せない理由も納得だよな。

調べて自分の頭でちゃんと考えましょうね。

ヨーロッパはわかっているから食については厳しく規制かけているけど日本は丸腰。やられたい放題。

anond:20210213224417

種苗法改正勘違いしている人多いけどあれは開発者守るためじゃないって。

農水省海外流出を防いで開発者のためとかってミスリードさせてたけど、あれで海外流出防げるわけないだろ。

その前の農業競争力強化支援法ってのとセットで種子廃止からつながっているんだよ。

まり、これも国は金を出したくないか民間同士でしのぎ削り合ってくださいねって法案

で、規制緩和海外からモンサント企業を受け入れる体制をつくっているわけ。もちろん国内で真面目に開発している業者は守らないといけないが、同時に外資企業も守ってしまうんだよ。そもそも食は安全保障の1つなんだから国内種苗は国が開発者資金出して投資しろよ。なんでしのぎ削らすんだよ。

反対派と賛成派の論争になったのも、農水省がろくに農業従事者に周知していなかったからで、国はこっそり改正やろうとしていたから阻止されたんだよ。新自由主義者のやりくち。

2021-02-08

anond:20210208103803

そのインフラ人材投資せず、無駄だと削って来た結果が今でしょ。おかげで供給力はかなり低下してしまったよね。TPP種子廃止水道事業民営化医療政府投資してこなかったおかげで国力が下がってるんだよ。

あと自分の身近なところでも政府が金を使う所はたくさんあるよね。まずは消費が落ち込んでるんだから真っ先に消費税廃止。あとコロナ生活困窮した人にも所得補償する形で給付金出して国民の消費力(需要)を上げないといけない。東京都臨時雇用枠を増やしたみたいに、供給力の足りていない事業に対して政府雇用をつくれば失業者の穴埋めにもなる。待機児童を無くすための供給力が不足しているなら、そこにもたっぷり財政出動して子育て支援する。地方自治体ももっとお金さないといけないし(貧乏自治体道路整備できなくて悲惨だよ)。書ききれないくらありすぎるんだけど。

2021-01-05

禍つヴァールハイトシナリオが追いきれなかった人用エントリ

※あまりに不人気すぎてWikipediaよりこっちのほうが詳しいです。

ネタバレがあります、注意してください。

シナリオ

帝政のヴァールハイト新都建設されようとしてた。この時期において帝国領内ではヘッドキーパーと呼ばれる武器密輸組織が暗躍しており、帝国兵は彼らの摘発に精力を注いでいた。帝国兵の新人レオディオ・ヴェーラーは着任して早々郊外でヘッドキーパーとの銃撃戦を経験し、その中で友人を失ってしまう。この友人を射ったのはヘッドキーパーではない一般人配送業者、イヌマエル・グラウナーだった。イヌマエルはおかしな成り行きからヘッドキーパー荷物を誤送してしまい、彼らに拉致された状態にあったのだ。指名手配犯となったイヌマエルは行きがかり上ヘッドキーパーメンバーに加入し、行動をともにする。

一方反政府組織調査の一環としてヘッドキーパーなりすまして潜入した聖騎士の一人エルフリーデは、調査中にある研究施設存在を嗅ぎつける。それは、帝都議会派の一人、マリー・バルトが関わったとされる生体研究施設存在だった。やがてヘッドキーパーの面々の中にいる支部長ジェイド裏切り者であることが判明し、新都にてフリーレンの炎を制御する『ルミナス種子』を利用しようとする反皇帝派の存在が判明する。上司ヘルマン不正を見逃せず斬り殺してしまったレオディオとヘッドキーパーは一時手を結ぶが、彼らの調査によってマリバルトが反皇帝であること、息子のヘンリー・ラドバウト・ヴァルコイネンが『ルミナス種子』を使って人体実験を繰り返し、超人を作り上げようとしていたことが発覚した。全ての陰謀が解き明かされようとしていたその時、ラドバウトの凶行によって新都制御されていたフリーレンの炎が全開放される。

帝都は炎の器『ゆりかご』の暴走により光に覆い尽くされ、街には超人未然の変異体が大量に跋扈することになった。やがて戦いの末に生き残り、人間意識を取り戻した人造変異イヌマエル。彼はレオディオの身を案じる中、反皇帝派のクーデーターにより落ち延びた皇帝の息子、アーメントの身柄を身分を知らぬまま引き受けてしまう。

レオディオはラドバウト曰くの覚醒者と呼ばれたが、ラドバウトは姿を消していた。そしてレオディオたちはクーデーターに成功したマリー・バルトが待つ新都へと向かう決意をする。

人物

皇帝ほとんど立憲王政状態で、現在議会政権が移行しつつある。ガーネットタブレットという先祖代々伝わる伝説が記された石版を重視しており、かねてより不審匂いがしていたフリーレンの炎や『ゆりかご』について家臣に心象を吐露していた。

●シャルリーヌ:皇帝の后。マリー・バルトを首謀とするクーデターに遭遇し、母子ともども帝都から落ち延びるが、息を引き取った。

アーメント:皇帝の子息。序盤では后の腹のなかにいるが、終盤の数分で生まれてのち母子ともども落ち延びている様子が映される。一期終盤でイヌマエルに引き取られる。

ジェイド:ヘッドキーパー支部長で、ゲイのような喋り方をする。好みの酒を土産にしないと機嫌を悪くするらしい。実はヘッドキーパー内に潜伏した帝国間者であり、ヘッドキーパーメンバーに射殺された。

シャアケ・グートハイル:ヘッドキーパー実質的隊長赤髪ショートカット女。貴族出身であり、現役の学生でもある。

ミネルバ・グートハイル:牢の中にいた貴族の女。実はシャアケの母であり、反帝国派のヘッドキーパージェイドに捕らえられて帝国側に売られていた。

ロータス・グートハイルシャアケの父。『ルミナス種子』に関わり、実験に加担して村一つを吹き飛ばしたが、シャアケには内密にしていた。この秘密シャアケが知ったのはゲオルグより伝えられてからである

レオディオ・ヴェーラー通称レオダブルヒーローの一人。生真面目すぎる性格故に上司ヘルマンを討ち、心ならずもヘッドキーパーと同行することになる。

コンラッドレオ直属の上司であり、ガチガチ帝国兵というより明るく公平で善良な考え方をしている。レオとは大将的に、深刻な出来事を軽く受け流すような柔軟さを持ち合わせる。

●アルノルト・シュバルツ:黒人で髭の男。いつもハンチング帽をかぶっている。

ベンジャミン・パヴァルド:密輸組織ヘッドキーパーの一員で、概ねアルノルトと一緒に行動している。ラテン系の浅黒い肌でまんまるの目が特徴。

エルフリーデ:薄い金髪女。ヘッドキーパー所属聖騎士所属であり、ゲオルグの命でヘッドキーパーの草として潜り込むという二重スパイ活動をしていた。しかし探りを入れる中で帝国変異政策の場面に遭遇していしまい、ラドバウトに変異体化させられてしまう。彼女を仲間として認識できないヘッドキーパーらは彼女攻撃を加えてしまい、彼女瀕死の重傷をおいながらも帝国秘密の断片を語って絶命した。

イヌマエル・グラウナー:武器配送させられた運転手。自らのみを守るために帝国兵を射殺してしまい、ヘッドキーパーと行動をともにすることになったばかりか、レオディオ親友を撃ち殺したことでいらぬ恨みを買うことになった。レオディオと合流した後はレオ認識も改まりイヌマエルへの印象は和らいでいる。

シセルイヌマエルの妹だが、兄の不祥事によりヘルマン帝国兵に連行される。

●イルマ:金髪ポニテのお調子者。運送と逃走ルート確保要因として控えていることが多い。

ダミアン・サントスヘルマン拷問を受けていたヘッドキーパーメンバーで、獄中にてレオと再開する。再三のレオへの協力を申し出るが見せかけであり、実際には裏切り行為を働いた。変異体となったヘルマンに追い詰められた際に自爆行動に出て死亡。

●ザイツ:ヴァールハイト帝国軍第零捌小隊所属。一話のテロ戦闘に巻き込まれて死亡。この人物の死によってレオイヌマエルを恨むようになる。

ライカ病:重症化する流行り病。地理的条件によると一般には説明されている。フリーレンの炎によって病状は食い止められるが、変異体化が進行する。

●ギーゼラ:ヘッドキーパーメンバーライカ病を患っている娘がいる。

ヘルマン:幼少期の頃、使用人の一家として奴隷のような生活を送っていたが、主人に母をレイプされた挙げ句殺されたことをきっかけに歪み、戦場で主人の息子を戦死にみせかけて殺した。更には憲兵となって主人までも逮捕するという復讐劇を遂げる。しかしこの件で彼は自己正当化を行うようになり、正義のためなら強引な手法もいとわない、という行動原理を不気味な心境とともに腹蔵するようになってしまった。このために無辜であるイヌマエルの妹シセルを手に掛けようとしたが、配下レオディオの手によって斬り殺されて絶命する。

変異ヘルマン変異体化したヘルマンの成れの果て。その容姿は『バイオハザード1』のタイラントオマージュしているものと思われる。

●アデリナ:ヘルマンの妻。

●ギュレス隊長:新しい上司

聖騎士ゲオルグエステルハージ:エルフリーデ二重スパイ命令を下したが、ヘッドキーパーの中に造反者を見つけることはできなかった。やがて他のヘッドキーパーメンバーによって造反者を見つけ出すことに成功する。

マリー・バルト上院議員新都フィクシオンに着任した議員だが、造反意思を持つ。

ヘンリー・ラドバウト・ヴァルコイネン:マリー・バルトの息子で、『ルミナス種子実験施設資金投入後に着任した。

ガジェットなど

●ヘッド・キーパー反政府組織

ガーネットタブレット伝説が記されたタブレットで、おとぎ話に過ぎないと思われていたが、記述にある滅びの炎、フリーレンの炎は実在した。

フリーレンの炎:ライカ病のもととなるが、突然変異体の材料でもある。→覚醒遺伝子

ゆりかご:フリーレンの炎を閉じ込める12本の塔だが、これだけでは機能しない。

ルミナス種子フリーレンの炎を避雷針のように分散することで弱める性質を持つが、一方でこのルミナス種子制御があまりに正確であるため、反皇帝派の一派がつけ狙うことになった。

覚醒遺伝子フリーレンの炎に適正を持つ遺伝子であり、ライカ病が発症するどころか各種能力が増強される体質を持つ。

●人工覚醒フリーレンの炎に耐性のない人間フリーレンの炎を浴びせると、特に女性場合覚醒変異体とも人間もつかぬ存在へと変貌する。

●人工覚醒による副産物上記人工的な覚醒により発生した液体をライカ患者摂取させるとライカ病が一時的に停止する。つまりフリーレンワクチン=人造的に覚醒者を作り出すことに成功する。

2020-12-09

anond:20201209115535

枇杷の葉茶に含まれ種子には毒があります! とかのアナウンスをしてくれている。

2020-11-21

中国tppで滅んでほしい

アヘンが輸入できないのは非関税障壁

ウイグル強制労働ダンピング

中国人大紀元とかfoxとか見れるようにしろ

中国人が銃買えないのは非関税障壁

社会信用制度非関税障壁

鉄道とか水道民営化しろ

為替条項ラチェットで縛りあげろ

人の自由移動も認めろ

農村戸籍廃止しろ

中国農家モンサントから種子を買えばいい

人身売買労働者権利条項も入れて

naftaみたいに時給16ドルにさせろ

ジョージ・ソロスイングランド銀行潰したみたいに政府系金融機関中国を標的にすればいい

オスマン債務管理局か満鉄スエズ英国政府による株式取得みたいにして中国を滅ぼせ

政府個人情報取得もGDPRみたいなので縛れよ

国有企業補助金禁止

2020-11-09

anond:20201109162516

夏が終わってアザミ種子が風に漂っている季節になった

あの漂う種子に、あこがれ(古い思い出)を見出す人もいるのだろうか

私はと言えば夏の終りのこの青い空を見て、未だ夏の盛りに思い浸っている

2020-10-27

[]グァー

インド原産マメ科植物

種子を粉砕して得られるグァーガムという成分は、

水に溶かすと非常に高粘度となるため、

添加物の増粘多糖類として用いられる。

2020-09-19

靖国神社にはイエス・キリストが祀ってある

種子廃止アメリカカジノに国を売る、靖国で悔い改めれば、なんでも赦されると思ってる。あいつらの罪を戦前に背負って彼彼女らは死んだ。3日後に生き返ることもない。アベは靖国を汚すなって右翼が盛り上げればいいのに。自民党原罪は消えることがない。

2020-09-14

anond:20200914235201

蕎麦ちょっと麦芽パンとかみたいな種子感のある固めのそうめん

トロロは納豆をお湯に溶かしたみたいな、大根のすりおろし感もある、おかゆみたいな……

難しいねあんまうまそうに書けなかった

2020-09-09

anond:20200909130321

薬理成分を含まない成熟した茎や種子といった部分は合法から

 

日本で育成するとかコストヤバそうだけど

国産 麻(ヘンプ)で作ったものを今でも神事 (神社のしめ縄、横綱力士の化粧回し、天皇関係) に使うし、

国産ヘンプ検索すれば一般人も買える

 

大麻取扱者免許を持った者が産業大麻栽培する分には日本でも合法

めっちゃ交付数はめっちゃ少ないですけどね

大麻栽培免許者数が最も多かったのは昭和 29 年の約3万7千人で、現在はその 約 1,000 分の1 以下の 37 人 (平成 28 年末)です。

  

[厚生労働省大麻栽培者数の推移

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000193867.html

2020-08-28

安倍自民政権でやったこと一覧

消費税8%引き上げ

就任早々尖閣漁業権をタダで台湾譲渡

兵器リボ払いで購入(5兆円)

小笠原サンゴ密猟問題放置

三党合意であった議員定数削減をせず

GDPマイナス6.8%という東北大地震並のGDP減少を叩き出す

GPIF戦争株を購入して支える

防衛省機関銃米国10倍の値段で調達

粉塵吸って機能停止に陥るオスプレイ1機200億(適正価格の倍の値段)を17機も買わされる

F35戦闘機報告書で未解決欠陥966100件以上は安全に関わる重大欠陥→政府100機追加購入

政府 戦闘機F35Aを1機あたり40億円割高で調達

政府統計 全体の6割強が不適切

加計学園問題

日本年金機構個人情報125万件流出

共謀罪強行採決

働き方改革裁量労働制不適切データ

森友問題公文書改ざん発覚

安全保障関連法強行採決

内閣人事局官僚奴隷化

特定秘密保護法強行採決

出入国管理強行採決

水道民営化強行採決

カジノ法案強行採決

国税庁委託先がマイナンバー個人情報70万件漏えい

非正規雇用者 10人中4人に増加 年収200万円未満75%

年金受給開始年齢選択肢 70歳以上まで拡大へ

出生数86万人に

マイナンバー法案

マイナンバー、全口座と連結 政府検討 義務化へ法改正

通信傍受法

自衛隊日報隠蔽

定年延長問題

安倍首相桜を見る会」に公費5000万円 予算の3倍

桜を見る会 野党議員資料要求当日にシュレッダーで名簿廃棄

大量に国債発行して日銀日本株半数以上買わせる

慰安婦事実上強制連行だと認めてしまった

種子廃止

北方領土献上+3000億円渡す

中国尖閣諸島への領海侵犯を許しまくる

コロナがわかってたのに春節時に中国入国拒否せず

500億をかけてカビマスクを配布

アベノマスク製造してお友達税金をばらまく

持続化給付金の際にお友達ににばら撒く

医療費に回さずGOTOヘルキャンペーンバラマキ+コロナ拡大

レジ有料化

海外へのバラマキ60兆円

消費税10%でGDPマイナス7%、コロナGDPマイナス27.8%

アメリカ不平等条約日米デジタル貿易協定を結ぶ

GAFA税金をかけられない不正してても追求できない)

2020-08-24

anond:20200824165240

市中感染ゼロを101日続けることができても、

やっぱり感染者が出てきちゃうのは、

やはりコロナ中国から送られてくる謎の種子感染源なんだよ。

2020-08-01

中国から謎の種子が送りつけられてる事案。

アマゾンでの買い物に使ってる住所情報で送られてきた」という証言があったので、以下のルート想像した。

(1) マケプレ中華業者取引する。

(2) 購入者の住所情報中華業者に渡る。

(3) 何らかのツテ(おそらく個人情報の売買)でその情報を得た中国の某が、その住所宛に種子を送りつける。

種子を送りつける理由全然想像できなかった。

2020-07-30

中国が配ってる種子

アスタロスやな!

2020-07-28

良い地頭

田舎のじいちゃんは今年80になる。

そういえば、実家かえるとじいちゃんは変わらず畑を耕していた。

今年はどうですかというと、決まってじいさんはにっこり笑って今年もいい地頭がとれたよ、というのだ。

地頭山芋一種で、かしこさのタネを植えることによって地下茎を伸ばし、脳のような形態の根を形成する。

3年前、出張先でかしこさのタネを宝箱から大量に手にしたのでじいちゃんに送りつけたら、とても嬉しそうにしていた。

そのじいちゃんはその年にできた地頭を大量に届けてくれて、食べるのに困ったほどだ。

食感はコリコリしていて淡白豆腐に甘みを増したような風味で、鍋物と相性がいい。

見た目が完全に脳なので躊躇するが、食べるとかしこさが0.01上がる。

種子ほどではないので主に味を楽しむものだ。

そんなじいちゃんが死んで4年たった。

じいちゃんは今頃天国で80歳になっていることだろう。

地頭を空に向かって手のひらから放ると、じいちゃん笑顔が見えた気がした。

2020-07-19

anond:20200719200532

「竜と勇者配達人」の巻末おまけマンガ「アイダツィヒ考証局」がこんなかんじ。

2巻でまさにジャガイモトマトカボチャを題材にあげている。

 

もっとも、そっちは

過去時間遡行し! 新大陸渡り

 トマトジャガイモカボチャの 種子類を持ち帰り!

 アイダツィヒで 普及させるのだ!」

……となっていたが。

2020-07-12

少年法とかこのコロナの時期に優先する事ではないでしょ…

少年法適用年齢引き下げ、自公PT「月内合意めざす」

https://www.asahi.com/articles/ASN79778JN79UTFK02W.html

今やコロナの一件で世間も大変かつ感染者数も大方の予測通り再び増大して、緊急事態の時よりも事態が深刻化しているにも関わらず、この人達5月当時感染者数が減りだした途端、今回見送られた検察法や種子法、そして火事場泥棒的に成立させた著作権法とかのコロナ対策関係ない法案を優先してやりだした上に少年法とか言う本来ならば、落ち着いた平時の時にやる様な法案であり、今はコロナと言う他に優先すべきこそが山積しているような時にやるようなものではない代物を率先してやるのだから、以下に危機感がなく、ある種の平和ボケをしているかが良く判るよね。

野党野党プロレスや元法相話題ばかりしていたしね。

コロナ対策においては与党野党も半端な対応ばかりしているのは事実

そりゃこれを見ても以下に口先だけで危機感を持っていないかがわかるし、経済面も深刻な事態になっているにも関わらず、予定で決まった事と言い、レジ有料化なんて言う、より景気を後退させる策をしでかしたり、感染者が増大してきたにも関わらず、gotoキャンペーンとか平気でしだすのだからね。

しか普段子供の人権とか言っておきながらこんな事を言い出すのだから、以下にこの人達は口先ばかり綺麗事を言っているだけなんだと言う事も良く判るし、何にしても普段から安易厳罰化やら規制やら言っている人達空気をまるで読めない人達ばかりなんだなと言う事が良く判るね。

この辺は右も左も思想関係なく言える事。

そりゃこう言う事の繰り返しばかりしているのだから政治自体失望して、投票率のものも落ちていくのだろうね。

自体が信用を無くし続ければいずれどうなるかという話なんだけど。

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