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2023-07-24

anond:20230724184829

だいぶ間が空いたけど、前回はオンライン無料Python講座を読んで、一通り基本文法確認しました。

今日からは、ちょっと教材を変えて、図書館で借りてきた本をサッと通読してみたいと思います

からないことがあったら、とりあえずChatGPTに質問してみます

 

(教材)

https://www.amazon.co.jp/dp/4297132001

これからはじめる Python入門講座 —— 文法から機械学習までの基本を理解 2022/12/23 鶴長 鎮一 (著)

2023-02-03

資格試験勉強

参考書最初から通読する人ってすごいなと思う。良くも悪くも真面目というか。俺は章末問題から解いてわからなかったらその部分のページだけ読むみたいなやり方だわ。あくま資格試験資格試験だって割り切ってやってる。

2023-01-04

anond:20230104075723

雑感

聖書を分けて読んでいたのと、ウェブ小説も含めているので、2022年は冊数を書くことをやめた。

上述のように、「史記」、「太平記」、「旧約聖書」と長い作品通読できた。また、詩集も昨年と比べて増えた。意識的になかなか読めていなかった芥川賞作品を増やした時期もある。

昨年やおととしと比べて変化をつけられたか

とはいえ、なんだかんだで生物学脳科学歴史SF海外文学が相変わらず多い。

個人的には現代語訳でも構わないのでまた日本古典をしっかり読みたい。

気が向いたら聖書通読感想を書くかもしれない。

2022年に読んだ本

1月

琉球から歴史の原文へ。太平記史記を並行して読み始める。

現代語訳とはいえ長くてしんどい

2月

メモを取っているので一冊にかける時間が長い。とはいえ世界史教科書では一行で終わっていた出来事の細部を知るのは面白い

3月

ウェブ小説を読む。

4月

東アジア史が中心。

5月

詩集芥川賞に手を出す。

シン・ウルトラマンを見たせいか特撮関係の本が後半に増える。

6月

後半には自分学生時代ベストセラーだった本を手に取った。

価値観現代とは変わってしまっている点が多数あり、今読むときついと感じる箇所も。

7月

暴力団言語学、法学テーマの月だった。

8月

旧約聖書を読み始める。

9月

ちょくちょくSFを挟んで旧約聖書を読み進める。

10

旧約聖書読了学生時代新約聖書通読たから一応全部読んだことになる。

カズオ・イシグロ邦訳が出ているのはたぶん読み終えた。

11月

生物の標本にまつわる本を読みだす。やはり生物学は面白いネタが尽きない。

12月

土偶埴輪についても読む。

漫画

ジョジョを読み終えた。それにしてもハルタコミックスばっかりだ。

十三機兵防衛圏については友人に薦められたかクリア後のノリで買った。

美術展など

今年はたくさんいけた。行かない月もあった気がするが、それはそれ、そのときの気分に従った。

映画

「シン・ウルトラマン」★★

プラットフォーム」★

エクストリームジョブ

12モンキーズ」★★★

雑感

(長くなったのでブコメ

2021年に読んだ本

今更だけど2020年に読んだ本

2022-11-03

1話観て超面白くても2話以降観る気が起きない現象

昨日やっとチェンソーマンアニメ1話観た。

漫画は一回しか通読してないけどかなり大好きだったのでハードルも上げていたが、感動するレベルで楽しめた。

テレビアニメ観ること自体久々だったこともあり、「やっぱアニメ最高や!」と心の裡ではかなり盛り上がってたのだが、それから特に続きを観たいという気持ちは湧いてこない。

面白かったのは確かだが、満足してしまったというか。

いくら美味しい料理でも毎食は要らない、みたいな感覚に近いかも。(ちなみに俺は美味しい料理は6食くらい連続でも構わないタイプなのは別の話)

昔にもこういうことがあった。

あれはドラマだったが、「トットてれび」という満島ひかり主演のものだった。

1話を観て、涙流すレベル面白くて感動して、でも翌週にはその気持ちが薄れてしまっていた。

からすると、どうして「観たい」という気持ち継続できるのかがわからない。

2022-10-17

anond:20221015204847

趣味としてのそれら活動否定するわけではないが、中途半端Webサービスとかゲーム作ったり競プロやるくらいなら、興味ある分野の本の通読の方がよっっっっぽどためになるし、筋肉のように自分の身に付くよ。

個人によって実装力には差があるから一概には言えないものの、つよつよプログラマは「0.6人月から大したもの作れないかも」とは言わないのではないか判断した。つよつよなら、自分のやりたい作業に対して最低限必要時間くらい分かる。

興味ある分野がないなら、強い静的型付けの関数型プログラミング入門とかどう。浅井健一著「プログラミングの基礎」でも読んだら。演習をやればゲームも作れるし。新刊の「コンピュータを操る」は情報科学的な考え方(プログラミング的思考と言われがちなもの)を押さえつつブロックプログラミングを紹介してるから自分勉強だけでなく子供教育のためにもなるよ。

2022-07-20

教養」とは何か

教養を身に付けられる本を教えて欲しい。

anond:20220720124155


この問いに答えるには先に「『教養』とは何か」ということをクリアにしないといけないと思うが、これを抽象的に論じ始めると喧々諤々の議論となって、増田の「本を教えて」という望みにたどり着かない。

ブクマトラバがもうそんな状態になりつつある)

しかし、日本の「教養人」と言われる人/自称している人たちの中で「教養」の範囲は割と共通していて、だいたい以下のラインナップに自分の専門や好みを付け加えたものになるのではないかと思う。

ほぼ全員が「教養」と認めるであろう分野

(1) キリスト教

 これはもう間違いない。およそ西洋で発展した学問は深掘りすればすぐにキリスト教にぶち当たる。

ただ日本キリスト教について知識を身に付けようとしてもなかなか良い本が無いのが現状。(その辺で売ってる入門書は表面をなぞってるものばっかりなので読んでも誤解して終わりだと思う)

個人的には内村鑑三の一連の著作から入るのが分かりやすくて良いと思うが、古くて読みづらいかも。田川建三から入るのも面白いかもしれないけどどうかなぁ。

なお、「教養人」といえど聖書は誰も通読していないので、上記の本で引用されたところを拾い読みしておけばよい。

(2) マルクス主義

 ひと昔前までマルクス主義はすべての学問を包括する「グランドセオリー」と言われていて、どんな問題でも切れる便利なナイフのように活躍していた。

その残滓が今でもあって、社会科学においては今でも学生が知らず知らずのうちにマル経用語を覚えさせられていたりする。

むかしは手に入りやすくてわかりやす入門書不破哲三のものしかなかったが、数年前のマルクスブームでたくさん良い本が出ており、個人的にはデヴィッド・ハーヴェイ入門書お勧めしたい。(ただ抵抗が無ければ不破哲三著作は今でも分かりやすくてよい)

みんなの憧れ『資本論』も上記入門書の傍らに置いてちびちび読んでみると良い。そこらの難解な哲学書に比べればぜんぜん読める。

だいたいの人が「教養」と認めるであろう分野

(1) 歴史

 マルクスをやればみんな歴史がやりたくなる。マルクス主義史観学校で習った日本史/世界史に当てはめて、その切れ味を試したくなるからだ。

好きな時代や分野をやれば良いと思うが、「教養人」はみんな網野善彦と遅塚忠躬の著作が大好き(偏見)なので、ぺらぺらめくっておくと良いだろう(マルクス主義史観の多少の解毒剤にもなる)。

ウォーラーステインも読みたくなるが、長すぎて誰も通読していないので、川北稔のアンチョコを読んで、読んだふりをしておくと良い。

なお、第二次世界大戦については最近川田稔昭和陸軍全史』という誰でも読めるすばらしい本が出たので、知ったかぶりができなくなった。

(2) 文学

 文学となると何を読むか、ということになるが、サマセット・モーム先生が『世界の十大小説』というすばらしいアンチョコを出しているのでまずはこれを読むと良い。

そこで採り上げられている小説のうち、『カラマーゾフの兄弟』と『戦争と平和』は「読まなければ人ではない」という風潮があるので、せめて読んだふりはできるように。キリスト教知識がここで生きてくる。

日本小説では、夏目漱石についての柄谷行人の論考を読んで、日本近代について一席ぶてるようにしておこう。

それと『失われた時を求めて』はとりあえず買って挫折するのが大事

(3) 哲学

 わが国では哲学について昔からデカンショデカンショ半年暮らす、あとの半年寝て暮らす」という有名な言葉があり、デカルトカントショーペンハウアーが昔の「教養人」の必須科目となっていたらしい。

ただショーペンハウアーがここに入っているのは少し不思議で、今ならニーチェが入るのではないかと思う。

どうせ正確な理解なんて無理なのだから適当アンチョコを読んで知ったかぶりができるようにしておくと良い。

なお、なんか知らんが日本人はヘーゲルが大好き(な割に誰も理解していない)なので、一応挨拶だけしておこう。

教養」として挙げる人が一定数いる分野

(1) 法律学

 「教養」として名前が挙がることが多い一方で、まともに条文を運用できる人がほとんどいない分野。

上述してきた分野と違って、本を読むだけではだめで、指導教官のもとで実際の事例にぶち当たってトレーニングを積まなければならないので難しいのだろう。

下手に基本書を読んでも本職に知ったかぶりをすぐ見抜かれるので、時折ネットで話題になる法律問題について法曹解説を読んで都度勉強すると良いだろう。

(2) 中国思想インド思想(仏教含む)

 ここまで挙げた学問はいずれも西洋で発展したものなので、「日本にはなんもねぇのか」という気分になってくる。

こうした「教養人」が抱えるコンプレックスについて内田樹が『日本辺境論』という本で書いているので、ちょろっと見ておくと良いだろう(Amazonで1円で売っている)。

ここらで本居宣長とか丸山真男とかを読み出す人も多いのだが、どうせ不毛作業になるので、視野を広げて中国思想インド思想辺りに目を向けるのが良い。

個人的には森三樹三郎の著作が分かりやすくて良い。

(3) 自然科学

 「教養人」というのは大概文系であり、自然科学についてはからっきしな奴が多い。

自然科学話題になると、トーマスクーン科学革命構造』をそれらしく引用して逃げ切りを図る人が多いのだが、本職に馬鹿を見抜かれるので素直に勉強しましょう。

ヨビノリをはじめとした学習コンテンツYouTubeに転がっているので、せめて高校数学物理ぐらいはやっておかないといけない。

人によっては「教養」として挙げる分野

(1) 詩

 上述してきたような分野をやっていると、唐突に詩が登場したりして困惑する場面が多々出てくる。

論理的(笑)な「教養人」の中にはこれを不得手として敬遠する人が多いのだが、どこかで対決しなければならない。

幸いなことに最近詩人渡邊十絲子という人が『今を生きるための現代詩』という詩についての分かりやすい概論を出したので、一読した上で適当な詩のアンソロジーでも買ってくれ。

(2) 映画

 なんか知らんが「教養人」は映画好きな人が多いので、ある程度は観ておかないといけない。

イギリスエンパイアという雑誌が「史上最高の映画500本」という特集をやっているので、上から適当に観ておけば良い。


 とりあえずこの辺を押さえておけば周囲からは「教養がある」という認定を受けるのではないかと思う。

ただ教養があったとしても「教養人」からマウントを取られる可能性が低くなるだけであり、「他人との会話が盛り上が」るなんてことはまず無いから気を付けて呉れ給へ。

2022-07-10

一水会代表による反統一教会論文昭和六十年 朝日ジャーナル

「そしてその時ではもう遅いのだ。」 http://www.asyura2.com/sora/bd11/msg/691.html

阿修羅よりコピペ


勝共連合民族主義運動の敵だ

――――文鮮明王朝建設に利用される日本若者

右翼民族派の人たちが統一教会原理研国際勝共連合のことをどう思っ

いるか書いて下さい」と『朝日ジャーナル』の記者に言われた時には正直い

って気が進まなかった。

しか右翼の連中の中には「反共の同氏だ」と思っている人はいる。また、

原理はウサン臭くて嫌いだが勝共は仲間だ」と公言する人も多い。警察の公

安や公安調査庁人間だって反共なんだから仲間だし、日本共産革命が起き

ときには一緒に決起してくれると信じている<純朴>な人も多いこの業界

から原理運動をそう思ってもても仕方はない。

しかし、少なくともわれわれ民族派、また新右翼といわれる若い人間にはそん

混同を起こす人間はいない。だから、『朝日ジャーナル』の記者の話を聞い

て、何を今さらと思ったのである。それに、右翼全体なんてどうでもいいとい

う気もあった。多くの右翼原理勝共反共の味方だとおもっているのなら、

それでもいい。何もおせっかいをして、原理勝共実態はこうなんですよと

<告げ口>することもあるまいと思っていた。

ところが、筑紫哲也氏の「原理不可解な右翼沈黙」(本誌一二月十四日号)

を読んで少し考えが変わった。その種の挑発にはやはり乗るべきだと思った。

それに、『世界日報事件追放された副島嘉和、井上博明両氏が『文藝春秋

に書いた内部告発を読んだ時の衝撃も忘れられない。原理とは大学時代から

長い付き合いだが、最近の<豹変>ぶりも見てきた。

原理運動が初めて日本に入って来たのは二十五年ほど前だというが、本格的に

やり始め、世間の耳目を集め出したのは、それからしばらくしてだと思う。原

運動のことを直接にしったのは、僕が昭和三十八年、早稲田に入ってから

(その前から漠然とは知っていたが)。

それから二,三年して早稲田で全学ストライキがあり、それが全国の学園紛争

火をつけて全共闘時代の幕開けとなった。それに刺激され対峙する形で民族派

学生運動も出てきたし、一時は全国30大学自治会を握り、「民族派全学連

を結成しようというところまでいった。その学生運動の嵐が起こる前から、原

理研駅前で黒板を出して演説したり、個人オルグをしていたが、大学に入

りこみ、サークルをつくったりして組織的全国的に活発にやりだしたのはこ

早大ストのころからだと思う。

全共闘民族派原理。この三つの違った運動があの早稲田の一点から、ほぼ

同時期に生まれ、全国に広がり燃えさかっていった。換言すれば、全共闘に刺

激され、全共闘反面教師としながら民族派原理も、己の組織化を急ぎ、全

国的な広がりをつくっていったのである。われわれもそうだったが、原理研

今やっている大学でのサークル学内新聞づくり、自治会奪権闘争……などは

完全に全共闘から学んだものである。逆接めくが、今の原理運動民族派の運

動もある意味では「全共闘遺産」なのである全共闘との付き合いについて

はこれまでも書いたことがある。今回はもう一つの原理について書く。

はじめに、「何を今さら」といったが、われわれ、戦後体制打倒をめざす「一

水会」の機関紙レコンキスタ』(スペイン語で”失地回復”の意味)でも何

度か原理についての批判をしてきたし、原理運動研究家第一人者である茶本

繁正氏を招いて一水会事務所勉強会したこともある。その時のテーマは「

勝共連合愛国者なのか」であったし、彼らは民族派の味方ではないこともわ

れわれは明らかにした。

また、われわれの仲間には何人か原理オルグられたり、「合宿」に誘われて

行ったことのある人間もいる。二年前、そんな一人に「私はこうして”原理研

が治った」という体験談を話してもらい『レコンキスタ』に載せた。当時は「

こうして新左翼が治った」「べ平連が治った」「アナキストが治った」といっ

体験シリーズをやっており、それら左翼運動と同次元原理も考えていた。

さらには、われわれ一水会連帯している統一戦線義勇軍機関紙義勇軍報』

でも原理勝共との戦いを呼びかけており、事実一水会義勇軍は他の民族

派と共闘して彼らとの闘いを展開していた。

小さいながらもこうした反原理・反勝共の闘いをやってきたが、これは右翼

からは不評で、「思いつきでやってる」とか「勝共は仲間なのに」「敵を利

する」などと批判された。しかし、大学時代からわれわれは彼らを一度も味方

だと思ったことはないし、民族運動の同志だと思ったこともない。学生の時、

早大で知ってた彼らは決して右翼ではなかったし、反共でもなかった。「天皇

なんて関係ない。文鮮明師がすべてだ」「憲法なんてどうでもいいし、興味は

ない」と、正直にいっていた。われわれとは立場は違うが、宗教団体としては

それも当然だろうと思っていた。ところが最近、急激に「右傾化」した。「天

皇制を守り、憲法改正、スパイ防止法の制定を」と言っている。

統一教会原理研勝共連合は別だと言う言い訳は通じない。やっている人間

は同じなのだ。なぜ、急に右旋回し、豹変したのか。その右旋回は本物なのか

どうか。すっと疑問に思ってきた。最近の派手な言動に幻惑されて、即「味方

だ」と思ってる右翼同調できない理由もそこのある。そんな疑問に答えてく

れたのが副島、井上両氏の『文春』のレポート「これが『統一教会』の秘部だ」

だった。そして、『原理講論』をはじめて通読し、両氏の告発が嘘でも誇張で

もないことを知った。

反共方便、実際は共産主義

イエスが再臨する「東方の国」は韓国であり、韓国語が祖国語となって世界

一つになるという。なぜ、「東方の国」が韓国かというと、中国共産化した

からサタン側の国であり、日本は「代々、天照大神を崇拝してきた国として、

さらに、全体主義国家として、…・

韓国キリスト教迫害した国」だから、これも「サタン側の国家」だという。

また、「第二次世界大戦は、民主主義によって結託した米、英、仏の天の側国

家と、全体主義によって結託した独、日、伊のサタン国家との対戦であった」

という。

これは、『原理講論』にかいてある通りである。そして、韓民族いかに「サ

タン」の日本によって、侵略され、迫害され てきたかがこれでもか、これでも

かと書かれている。『文春』の告発レポートでは、さらに驚くべき事実が書か

れている。韓民族選民であり、他民族優越しており、再臨主とは、すなわ

文鮮明氏のことであり、文氏によって世界統一され、必然的韓国世界

の中心となり、韓国語が世界共通語となる。こう説かれているという。

また、われわれ民族派としては見逃せないこととして「敬礼式」についても『

文春』に書いている。これは文鮮明氏をメシア、王の王とみなす象徴的な儀式

だそうで、本文から引くと…・・。

統一教会が四代名節と呼ぶ記念日には、早朝五時から敬礼式があり、そこ

では聖壇に座った『文氏』とその家族に対し、統一教会の主要幹部が三拝の拝

礼を行う。場所はだいたい『文氏』の私邸であるアメリカニューヨーク州

イーストガーデンである。その際、天皇陛下をはじめ、レーガン大統領、全斗

大統領ほか主要国の元首の身代わりを、それぞれの国の教会幹部担当し、

文教一族に拝跪して全世界主権者文教祖に拝礼したという儀式を行うの

である日本天皇陛下の身代わりを演ずるのは、日本統一教会会長久保

氏なのである。何とも奇妙で、そして国民象徴として天皇を上にいただく日

本国民としては見逃せない情景ではないか

全くもってひどい話である文鮮明氏の精神は、信仰王国ではなく、現世の

王国を夢み、その独裁者たらんとする。これはまるで弓削道鏡だ。「彼らは反

共だから味方ではないか」と言っていた右翼の人々も、これを読んだら、とて

もそんなことはいえないはずだ。実際、「許せない」「こんな反日集団は敵だ」

と激高していた人が多くいた。僕としても前から、その性格漠然とは知って

いたが、これだけ証拠をつきつけられては改めて愕然とする思いだった。

これを見ても分かるように、原理勝共は決して右翼民族派ではない。では、

一体何なのか。

まず第一に、これは裏返しの共産主義である。「原理研が治った」青年も言っ

ていたが、反共を唱えてはいるが、内部の生活はむしろ共産主義だという。人

生について考えている青年や悩んでいる青年オルグってきては「合宿」につ

れ出し、何日もロクに眠らせずに「洗脳」をする。はじめは「そんな馬鹿な…

・・」と心の中で抵抗していても、しまいには疲れ果てててしまい、批判し抵

抗することも面倒になって全面的に受け入れてしまうという。「思想強姦

である。また、洗脳の途中で頭の回路が外れて気が狂ったりした人間も多いと

いう。さら自由を許されない共同生活、文氏の決める人と結婚する集団結婚

式。本場の共産主義国家ソ連中国でも、ここまでは共産主義化していない。

自分たちの内部生活共産主義で、外部に向かっては反共を唱えている。その

反共本心かどうかは分からないが、本心だとしても、日本民族主義とは一

切無縁のものである。さきほど見たように、これはソウルを中心とした反共

ンターナショナリズムである。初期の共産主義がモスクワを中心としたインタ

ナショナリズムだったのと同じ構造である共産主義と同様に、この原理

勝共もまた、最も反日的、反民族運動である

第二に、その「反共」すらもが本当かどうか怪しい。「統一教会勝共連合

宗教活動愛国運動は『文鮮明氏』の野望を実現することを目的とした方便

である」と、副島氏も告発している。

世界の王になるためには、ます韓国の王(大統領)にならなくてはならない。

韓国反共バリバリの国である。文氏は日本の人と金を湯水のように使って、

世界的規模での反共活動の「実績づくり」をしている。そのための反共であ

り、韓国世界の王に向けての手段である反共運動の全部が全部、仮面とは

言えないにしても、原理運動世界の王になることが第一目標であり、反共

運動二の次、三の次ぎであろう。

また、反共活動をいっしょにしている自民党体制文化人にたいしては、勝

連合に入るように勧めるが、統一教会原理研には入れようとはしない(な

かには一部の例外もあるが)。原理運動をしている人間想像を絶するストイ

ックな生活をしている。物欲でこり固まった自民党体制派の人間をストイッ

クに改造はできない。反共という衣をつけて、ハナから利用するためだけに近

寄っているのだ。あるいは、そうした金と物欲に目がくらんだ自民党サイドの

人間に対し、「いつか必ず自分たちの前に拝跪させてやる」と復讐の念を燃や

しているかもしれないが。

虐殺兵と似た目つきの原理研

第三に、これは全体主義である。茶本氏は「ファシズムへの道」だというが、

その通りだ。文氏は、いわはヒットラーであり、『原理講論』は、さしずめ『

マインカンプである。『マインカンプ』の中には徹底した日本人軽視、黄

禍論があったが、日本語板ではそれを削除し、ヒットラーの力の前に幻惑され

日本は手を結んだ。それと同じように韓民族選民であり、世界の中心だと

いうことは、日本語板の『原理講論』では意図的に削除されてきた(最近は居

直って日本語板にも出しているが)。これと同じ過ちを日本体制側、そして

一部の右翼は再び犯そうとしている。

第四に、この狭量なストイシズム宗教としては光輝いて見えるが、世俗的権

力の奪取、文王朝建設を目指すという政治世界には入るや、必ず悪い結果

になるということだ。ロベスピエール、カルヴィン、松平定信…・・と、その

先例は歴史上にいくらでもある。

ツヴァイクの『権力とたたか良心』によると、宗教改革に成功したカルヴァ

ンは、他人のどんな小さな過ちも許せない狭量、厳格な人間で、徹底した恐怖

政治を敷き、「罪ある者が神の裁きをまぬがれるくらいなら、むしろ罪のない

者が処罰される方がいい」と公然告白したという。また、カルヴィンやロベ

ピエールはそのいい例だが、「禁欲と苦行のひとというのは、いちばん危険

専制君主典型である」と、ツヴァイクは言う。

それをもっと推し進めればカンボジアのポル・ポトになる。古い体制、古い倫理

観の人間は殺して、殺し尽くした。人口の半分も殺したというが、国民の半分

を殺して達成しなければならない革命とは一体何なのか。地獄カンボジア

実際に見てきたある新聞記者はこんなことを言っていた。古い体制人間を殺

尖兵は、少年たちだったという。その少年兵たちの目は、人間の生死はもと

より、もう何事にも感動を示さないし、 いわば<ゾンビ人間>の目だったとい

う。そして、その目はしょうど原理研の人たちの目に似ていたという。未来

暗示するようで、何かゾッとする話だ。

贖罪意識」につけ込む文鮮明

第五に、彼らもまた、<狼>だ。これだけでは何のことか分からないだろう。

僕は十年近く前、三一書房から腹腹時計と<狼>』という本を出したが、そ

爆弾事件の<狼>とあまりに似ていると思うのである個人的なまじめさに

おいて、また、日本戦争に対する贖罪意識の余りの強さにおいて・…。両者に

とっては先の戦争はまさしく原罪である日本韓国中国侵略し、残虐の

限りを尽くしたひどい国だ、と教えられ、一途に信じ込む。だから、再び、そ

うした国に経済侵略してゆく企業には爆弾を投げるという<狼>。彼らの中に

は「自分祖父や父は兵隊になって侵略たか自分はその贖罪のために新左

運動に入った」と公言するメンバーもいた。

それに対し、侵略した「サタン側の国」(日本からは、いくら金をしぼり取

り、人間消耗品のようにつかってもいい、という原理勝共朝鮮人参、印

鑑、大理石のツボ、花売り、街頭カンパ等、ありとあらゆる方法日本から

をかき集める。詐欺まがいの商法で、ピンク産業以外は何でもやっているとい

う(もっと統一教会としては、上からの指令はしていないと逃げているが)。

末端の会員ですら月に100万円のノルマを課せられ、日本全国からは月に2

0億円、年に240億円もの金がアメリカ文鮮明氏の元に送金されていると

いう。合法非合法を問わない強引なやり方で「サタンの国」からは徹底的に

金をしぼりとり、文王朝のために日本人は手足として使い、使い捨てにすれば

いいという考えだ。

会員もそれに甘んじている。これは日本戦争に対する韓国側の復讐なのかも

しれないが、日本人会員にとってはそうすることによって「侵略戦争」の贖罪

ができると思っている。<狼>クループ同様、屈辱的な贖罪史観、敗戦コンプ

レックスを色濃く引きずっている。

第六に、文王朝建設のために日本人の<献身美徳>が最大限に利用されてい

る、ということだ。いつの時代にも、他人のため、世界のために体をかけて働

いてみたいと願う正義感の強い青年たちはいる。方向性は違っても、戦前の青

将校、在野の右翼運動日本赤軍…・・。そして多分、原理運動に飛び込ん

だ人たちも大部分はそうした純粋動機からだろう。

今の日本のように皆が皆、自分さえよければいい、金がすべでだ、マイホーム

だ、酒だ女だとPermalink | 記事への反応(7) | 19:56

2022-06-25

ネットワークスペシャリスト試験合格体験記@アラフィフ事務

https://anond.hatelabo.jp/20211226154323

の続き。春のネスペ受けました。落ちたと思ってたのに合格してました。専門学校の模範解答で自己採点したら、午後IIが半分できてなかったんですよ。だから合格者発表をすっ飛ばして、自己採点どおり午後Iが合格してたらいいなあ~と成績照会をかけたら合格だって職場(昼休みです。念のため)で見てたのに変な声出そうになりました。午前II88点、午後I66点、午後II73点(午前Iは免除)。

午後IIは大問1を選択したのだけど、大問2と差がついたので調整がかかったのでは、という5ちゃんの噂ぐらいしか合格できた理由が浮かばないっす。公式解答で自己採点やり直してみても、問題数で半分ちょいしか合ってなかったし、正解したのが配点の高い問題ばかりだったなんてこともないだろうし。

過去試験同様にまとめてみます

1 これまで

午前対策セキスペに同じくweb過去道場。載っている問題を何度か全部通して解き、間違いの数が一桁(掲載300問全体で)で安定してきたら50問ほどチェック問題を選び、それを何度か繰り返しました。既出問題はほぼ完璧になるので、新出問題が全滅しても午前IIは通ります

午後対策は、みやたひろし「図解入門TCP/IP」と渡邉結衣ほか「DNSがよくわかる教科書」を2回ずつ通読し、その後、左門至峰ほか「ネスペの基礎力」を3回通読しました。

午後IIの2時間は、人生で一番頭酷使したんじゃないかなあ。負荷の絶対水準は大学受験の方が高かったんだろうけど、なにせ30年以上経過して脳みそ劣化してるんで。問題文を何度も読み返しながら断片的な知識と照合し、筋道がとおるストーリーができたら制限字数の中に過不足なくまとめる、という作業をやり続けて集中力最後まで切れなかったのが、合格につながったんだと思いますリアルタイムスラダン連載にはまっていた世代としては、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。

2 これから

デスペを受けるぞおおお! 午後対策どうしよう。。。

2022-06-24

過労死ラインを超えた時に感じたこ

先日過労死ラインを超えた(残業 240時間/月)ので、日記を読み返しながら、当時感じたことを、出来事と共に書いておきます

その前後の月も含めて書いておきます

70時間/月 の月(過労死ライン越えの前々月)

60時間/月 の月(過労死ライン越えの前月)

240時間/月 の月(過労死ライン越えの月)

60時間/月 の月(過労死ライン越えからしばらくの間)

20時間/月 の月(平常ペースに戻ってから

2022-03-23

神経内科専門医勉強のやり方(2021年度版)

先輩の書き残した増田ダイアリー自分勉強にとても役に立ったのでコロナ禍で実施された2021年度脳神経内科専門医についてのメモを残させていただきます

2019年度版についてはこちらの増田を参照。

https://anond.hatelabo.jp/20190730114905

レポートについて

2019年解説を参照してください。

ここでも述べられている通り、症例については、面接試験で主にここからの出題となるのでなるべくシンプル症例か、突っ込まれても答えられるように地方会で発表したような症例が良いように思われる。

考察が不十分な場合はそこで不合格にならずに一度差し戻されて再度書き直して提出するという救済措置がある。ただし、そのレポートについては2次試験面接でかなり突っ込まれるので注意が必要

試験勉強

2021年度はコロナ禍により元々6月であった試験11月に、そしてさらに延期されて2022年2月実施された。

試験時間を短くするため、以前は必修100問、一般100問、臨床100問であったものが必修100問、一般+臨床100問と出題数が減らされての出題であった。

内容、難易度については過去問とほぼ同等といった印象を受けた。

2019年度版の増田でも言及されている通り、「医学生研修医のための神経内科学」の範囲からは大きく逸脱はしない。

自分はあまり熱心に勉強する方ではなかったので、上記書籍通読せず参照するにとどめ、日本経学から出版されている「神経内科専門医試験問題 解答と解説」と復元された過去問2020年-2018年を2週行った。受験者ごとの点数の公表はないが、これくらいやれば平均点程度は取れるものと思われる。

また、一部繰り返し出題されている範囲があり、そちらについては真剣に覚える必要がある。

以下自分が気になった頻出される項目について箇条書きで述べる。

頚椎症の局在を答える問題。後骨間神経麻痺やC8麻痺の鑑別など少し変えて出題されるパターンもあるが、頻出。

・筋病理。perifascicular atrophyなど一般的な知識は抑える必要がある。

・SCAに代表されるリピート病。SCAの番号についても覚えていないと解けない。

・排尿に関係する神経機構。各受容体、神経支配は詳細に覚える必要あり。

・側頭極病変を呈する疾患。CADASIL, CARASILの他に筋強直性筋ジストロフィーが何故かよく出る。

・ギランモラレの三角と下オリーブ核の腫大。下オリーブ核の位置マクロ解剖で答えさせる問題なども出る。

・Papez回路。こちらもマクロ解剖での出題あり。

・NIHSS, ABCD2スコア, CHADS2スコア, HAS-BLEDスコア計算できるように。

・Balint症候群。臨床所見や画像で聞かれる(なぜこんなに頻出?)

・円錐上部症候群こちらはたまに出題される)

・伝導失語

家族ALSの原因遺伝子(たくさんあるが、SOD1, C9ORF72, TDP-43, Optineurin, ubiquilin2, SQSTM1, ERBB4くらい覚えていればなんとかなる。また、面接でもよく聞かれるらしい)。

また、直前に出版された新しいガイドライン(本年は脳卒中治療ガイドライン2021, 頭痛診療ガイドライン2021など)は読んでおく必要があると感じた。

病理

みなさん苦手な病理であるが(失礼)、筋病理に関しては日本経学e-learning勉強すれば十分である

複数の講座があり、内容が重複しているため2、3講座見れば十分である

以下におすすめの講座を記載する。

2020年3月26日「臨床で役立つ筋病理

2016年8月20日「筋病理ABC

病理以外の神経病理は「神経病理インデックス 新井信隆著」、東京都医学研・脳神経病理データベース(EBAN https://pathologycenter.jp)、「カラーアトラス神経病理 平野朝雄編著」などを通読するなどした。

今年の出題はなかったが、特徴的な脳腫瘍(髄膜腫、頭蓋咽頭腫など)については抑えておく必要があると感じた。

電子顕微鏡画像については再現も乏しいことや、出題数が少ないこともあり自分は捨てた。

1次試験

実施会場は東大ではなかったが、概ね例年と同じような雰囲気と思われる。

問題復元管理している某医局から医局復元の割当があり(1セクション2-3問)、それを暗記し試験時間が終わった瞬間にメモをとることが必要となる。

今年は問題数が少なくなった影響もあってか時間には余裕を感じた。

2次試験

今年はZOOMによる遠隔面接となった。試験案内には「神経診察やレポートの内容、臨床神経学についての口頭試問」との記載があった。例年行われていた神経診察の実施試験はなくなり、ハンマーなどは必要なかった。

試験時間は30分で内容は主にレポートの内容から出題された。その中でレポートで提出した疾患に絡めて「●●の身体所見は?」や「●●が疑われる患者が初療室に運ばれてきたらどのように診察をしますか」など実臨床に沿った神経診察に関する質問がされることがあった。前述した通りレポートで不備があった箇所やこれまでの研修経験が薄いと予想される分野(人によっては脳卒中など)が集中的に質問される傾向にあるようだ。

自分試験前に「ベッドサイドの神経の診かた」などを通読して胸郭出口症候群の診察法などマニアックな箇所を覚えたが、特に役にはたたなかった。二次試験面接官によって内容に開きがあるのでとにかくレポートの内容(レポート言及した診断基準遺伝子異常、必要な神経診察)を徹底的に深めておくことが重要と感じた。

以上かなり私見の入った脳神経内科専門医試験対策について記載させていただいた。

これが後輩たちの勉強に少しでも役に立ってくれることを願います

2022-02-26

「本を読め」なんて言ってる奴は馬鹿しかいません

そういうのに騙されてはいけません。

きちんと勉強し、正確で実践的な知識を身に付けましょう。

まず漠然と「本を読め」という言葉には何の意味もありません。

「本を読む」のは、知りたい情報があるから読むわけです。

たとえば、知らない単語意味を調べたい時に国語辞典を頭から通読する人はいませんし、それを薦める人もいません。

本当に知識がある人なら、情報を探している人に「それは○○という本の△△に書いてある」と言います

そういう具体的な助言ができない人が「本を読め」と言っているのです。

「本を読め」と言っている人は、「本を読むと読解力が身に付く」だの「本を読むと教養が身に付く」だのと言った「ご利益」を唱えます

しかし、その科学的な根拠はありません。

心理学的には、この「ご利益」のメカニズムは解明されています

「本を読む」ことで身に付くのは、たとえば「"コレステロール"と"動脈硬化"という単語は同じ文章中に出てくる可能性が高い」と言った類の知識です。

これが積み重なると、

  • その文章が何に関する文章なのか
  • 次にどういう文章が出てくるのか

というのをある程度予測できるようになります。その予測が当たると、人間はあたかもそれを理解したように錯覚します。

まり本をたくさん読んでも、「文章の内容を理解せずに飛ばし読みすることへの抵抗が無くなった」だけで、読解力も教養も身に付いていないのです。

数学問題を見て「これは二次関数問題だ」みたいなことが分かるだけで、一問も解けないようなものです。



メディアリテラシーを身に付けましょう。

「本を読め」とか「読書教養だ」などと言っている人にまともな経歴の人はほとんどいません。

彼らは一般向け啓蒙書はたくさん書いていますが、専門家向けの本を書いている人は稀です。

彼らには、自身一般向け啓蒙書で書いている分野のごく初歩的な内容すら説明する能力がありません。

中学英語をやっと覚えた人が「外国語を学ぶことは異国の文化理解することだ」みたいなポエムを口ずさんでいるようなものです。

何かを学びたいなら、きちんとした専門家や専門書から学びましょう。

2022-02-09

ファーストブクマしてみよっかなと思って眺めてるが

よくこんなもん長時間通読リロードできるな、という感想に変わる

2022-01-17

[]

600点はとれる本

Part2,1. ディクテーション、暗記

Part7 1-2 3-4通読、5-7精読

2021-12-27

英語の本をある程度読めるようになった

好きな英米作家に未邦訳作品が多いため、英語版を読むために勉強している。

自分勉強法だが、まずはスマホアプリmikanボキャブラリーを増やした。

TOEIC2500とTOEFL3000のテストを、ほぼ間違わないレベルまで繰り返し、さらにGRE1500もやった。

GRE1500は語源法則などのノウハウがあまり通用せず難しいが、最後ランク15で単語読み上げが萌え声になるという思わぬ特典があった。

 

mikan毎日10~30分やりながら3、4か月経つと、Weblioの語彙力診断で上級者、専門家マスターあたりの実力になる。

そこで次の勉強へ。「アメリカ口語教本 上級用 新訂版」の本とCDを使う。

私が使っているのは現在流通している“最新新訂版”ではない。

最新新訂版は、CDの読み上げの声が汚く、スピードも不自然なほど遅い。さらに内容もカットされている。

表紙が茶一色の“新訂版”の本とCD中古で入手する必要がある。

私は今もこの本を毎日1レッスンずつ学習している。テキスト通読し、音声を聞いている。

通読には2、30分かかり、英訳テストは3~10分。リスニングは無制限で、作業用BGMとして毎日1~3時間流している。

毎月1日にレッスン1をやり、2日にレッスン2、3日にレッスン3というやり方だが、全部で24レッスンなので、25日から31日までは休みとなる。

 

こうした勉強を2か月ぐらいやると、英語で書かれた記事大学テキスト結構スムーズに読めるようになる。

小説のように文芸作為で書かれた英文は相変わらず難しく、しばしば立ち往生してしまうが。

発音に関しても、学習を始める前よりは格段にそれっぽくなり、英文読解を助けてくれる。

2021-11-19

anond:20211119101822

もちろんゼロかイチかで判断してはいないが、

人数多くて全員が事前読み込みできなけりゃケースバイケースで全体で通読するほうが効率よかったりするのに、

さすがにこれが「効率がいい」ってアホすぎるだろ・・・

小学校じゃねえんだから

送ったのに自発的に読まないって、それ仕事以前の問題じゃないか

送った側が読みにくい資料作ってる可能性も大いにあるがw

anond:20211119101355

書類読んで全部わかるかと、書類読んだ上で全体で打ち合わせしたほうがいいかは別の話だよねー

人数多くて全員が事前読み込みできなけりゃケースバイケースで全体で通読するほうが効率よかったりするのに、「このやり方は駄目」ってするのは無能っぽい感じ出るわ。

2021-11-03

小説を書いていた俺が面白かった中世ヨーロッパの本を共有する

歴史を学ぶ上での四つの視点

かつて趣味小説を十年近く書いていた者だ。俺も理系だが、理系歴史を学ぶ上で決して弱みではない。むしろ物事を大局的に眺め、出来事意味や結果をロジカルに考えるうえでは助けになるし、論理的文章も得意だろう。なので、自信をもって執筆に向かってほしい。

とはいえ、いきなり中世ヨーロッパ舞台にした小説を書くのは難しい。農民であれ騎士であれ、生活の細部を思い描こうとするだけで筆が止まってしまう。朝起きて顔を洗い、用を足して食事をする、その半時間のことなのに細部がさっぱりわからず、筆が進まない。ありがちな悩みだが、深刻な悩みでもある。

仮に十年前の日本舞台にした小説を書こうとしても、「当時はスマホが既にあったか」「はやっていた音楽は何だったか」「あの事件はもう起きていたか」など、俺たちの記憶は甚だ頼りなく、資料に頼らざるを得なくなる。ましてや、生まれる前の出来事など仮定仮定を重ねた蜃気楼のようで、資料なしでは立ちすくんでしまう。よくわかる。なので、俺が読んで面白かった本を共有したい。

ところで、増田世界史勉強したいと述べているが、どうも「小説を書くための中世ヨーロッパ知識が欲しい」と「知識から漠然世界史について学びたい」が混在しているようだ。ブクマレスを見ると、その両方に対する回答がある。俺は、ひとまず前者について答えたく思う。後者については、中央公論社の「世界歴史シリーズか、講談社の「興亡の世界史」を読んで、そこから気になったキーワードからどんどん広げていくといいと思う。なお、俺は前者しか通読していない。

さて、過去世界を生々しく想像するためには、俺は四つの視点必要だと考えている。数理的視点物質視点、非物質視点それからエピソード視点だ。以下、それぞれについて述べる。各々の視点に応じて、手に取るべき書籍は異なってくる。

さらに、この四つの視点があると、頭の中で歴史知識を整理するのに役に立つ。少なくとも俺にとってははやりやすい。

数理的視点

過去世界は偉大なようだが、人口現代よりも少なく、都市の規模は小さく、穀物工業製品生産量も少ない。そういうわけで、もしもタイムスリップして中世大都市を眺めたとしても、その小ささに俺たちは意外さを覚えるかもしれない。確かに現代にも通用する芸術作品はあるかもしれない。時代は異なるが、ピラミッド紫禁城のような壮大な建物もあるだろう。とはいえ庶民はそんな生活とは無縁であったはずだ。パリ城壁は今や環状線であるが、今のパリ都市圏はそれを越えて広がっている。

さて、小説を書く上ではリアリティ必要になる。それを支えるのが数の感覚だ。例えば、ある国家人口がどれくらいで、即時に動員できる兵士がどれくらいで、都市都市距離がどれくらい離れており、移動速度はどれくらいか集落の規模はどの程度か。船舶で運べる量は。モデルとする時代数字をおおよその知っておくことで、明らかに自然描写は減らせるだろう。このあたりについては「銃、病原菌、鉄」や通史的に世界人口を扱った書籍が助けになると思う。細かいことは気にしなくていい。オーダーが合っている程度で充分だ。数字を確かめるだけなら、ウィキペディアだけでもいい。これは英語版を併用することを薦める。

物質視点

要するに衣食住の細部だ。先ほど騎士農民の一日を想像するのが難しいと述べた理由はこれになる。増田必要としているのはおそらくフランシス・ギースの出しているシリーズだ。都市農村、城の生活が細かく書かれている。

他に、当時栽培されていた植物動物については、「世界史を変えた50の○○」シリーズもいい。ある素材が手に入るか入らないか、あるいは知識の有無だけで国の命運が変わるというのは、たびたび起きてきたことだ。中世ではないが、例えばヒッタイトで鉄の製法が独占されたこと、柑橘類で長期航海の敵、壊血病が防げるとか、そうしたことだ。

また、具体的な書名はいちいち挙げられないが、図版の多い図解○○のようなシリーズも良い。もし、増田視覚的にものを考えるタイプならなおのことだ。慣れていくと建築芸術の○○様式というのが何となくわかるようになってくる。

加えて、児童書も侮っては行けない。専門家が監修した子供向けの本は、えりすぐりの内容を含んでいる。仮に含まれていないとしても、これだけは伝えておきたいという基礎知識は抑えてある。これは立花隆が言っていたことだったと記憶しているが、なじみのない分野を学ぶためには基本的な内容の本を三冊読むといいそうだ。なぜなら、本当に大事なことはその三冊すべてに書かれているからであり、結果的にその分野の基礎を身に着けることができる。

物質視点

これは当時の人間が何を知っており、どんな風に考えていたかを指す。直接は物質として残らない、人の頭の中にあった知識文化にまつわることだ。当時の科学知識価値観法律迷信などもここに含めてよい。

さっき中世人の朝を想像するのが難しいと述べたが、昼以降の社会生活想像するのはこれでさらに難しくなる。

たとえば俺は異世界ファンタジーをあまり読まないのだが、中世には叫喚追跡という風習があった。当時のイングランド自由市民犯罪が生じた場合には、その犯人逮捕処罰する義務を負っていた。隣保組織の長は角笛を吹き、大声で喚声をあげながら犯人を追跡しなければならず、また周囲の住民もその指揮に従って追跡に加わることが義務付けられていた。しかも、この協力を怠った住民に対しては制裁が課せられる。寡聞にして、こういうファンタジー小説は読んだことがない。

ここまではいかないにしても、海外文学を読むとなじみのない、ちょっとしたジェスチャー迷信出会うことがある。欧米だと、指を交差させることで幸運を祈るし、ロシア人は今でも扉越しに握手をすることを嫌う(宇宙ステーションでさえ)。この辺にリアリティは宿る。ジェスチャー関係なら、中世とは少しずれるが「常識世界地図」が面白い。

法に関しては詳しくないがが、習慣や生活については先ほど述べたフランシス・ギースの本が参考になると思う。価値観では「中世の秋」がいいだろう。科学史については、増田理系から「磁力と重力発見」を薦めたい。難易度はかなり高いが、知識いか科学になっていくかを肌で感じられる。

当時の職業に関しては、未読だが「十三世紀のハローワーク」がいいらしい。

キリスト教宗教史に関しては、聖書エピソードの概略や聖人伝を知っているといい。絵画が好きなら名画で学ぶ○○といったシリーズがたくさん出ている。ただし、聖書がわかったからと言ってキリスト教がわかったことにはならないので注意。

エピソード視点

これは著名な人物の伝記に関する話だ。あるいは、当時の人々が親しんでいた物語も含めてもいい。こういう偉人の伝記や小話をたくさん知っていると、歴史好きの物知りとしてマウントを取ることができるが、その出来事世界史上でどのような意味があったかを語れなければ、自己満足で終わり益は少ない。とはいえ、興味深いのは確かで、プロットの参考になるかもしれない。

このあたりの知識のためには、児童書も含めて伝記を読みあさることになる。または、ハプスブルク家歴史だとか、各国史だとかを扱った新書を乱読する。絵画に興味があるなら、これも名画で見る○○のようなシリーズおすすめだ。

当時の人々に身近だっただろう中世騎士物語については、ブルフィンチアーサー王伝説シャルルマーニュ伝説をまとめている。それとは別にマビノギオン」も面白い。とはいえ、いきなり原典に当たる必要はなく、入門書を読めばいい。

ギリシアローマ神話は呉茂一の本が細かいところまで網羅しているし、ホメロスオウィディウス岩波文庫に入っているが、呉茂一の本は初心者には細かすぎるし、原典に当たるのは趣味領域から小説を書くなら入門書で充分だと思う。同様の理由で、「史記」だとか「ローマ帝国興亡史」なども趣味に属する。当時ならではの視点面白いが、鵜呑みにできない誤謬もあるだろう。

かに読んで面白かったもの

もちろん、単純に上記の分類にすべて本が収まるわけではない。大抵の通史・各国史はこれらを兼ね備えている。

以下、何となく面白かったものを思いついたままに書く。「中世ヨーロッパ歴史」「十二世ルネサンス」「ケルトの水脈」「西ヨーロッパ世界形成」(ただしこの本は著名な王の事績ほとんどの載っておらず、当時の価値観や考え方についてのページがほとんどで、そこがアマゾンで叩かれている)。それから、隣人から視点として「「イスラームから見た世界史」「アラブが見た十字軍」など。

書き洩らしているかもしれないが、今のところ思いつくのは以上だ。

他に、中世舞台にした小説映画おすすめだ。難解だが読み応えのあるミステリ薔薇の名前」、SFだが「異星人の郷」がいい。「大聖堂」は未読だ。「モンティ・パイソン・アンド・ホーリーグレイル」はコメディだが細部の正確さは中世映画随一であるとのこと。毒のある笑いに抵抗がなければおすすめ

増田に注意してほしいこと

中世風の舞台を描くために中世について勉強する。素晴らしいことだ。俺は敬意を表する。それに読んでいるうちにどんどん楽しくなってくるだろう。何かを知る、これは純粋な喜びだ。

だが、小説を書く以上、ある程度は想像力で補わないといけない。ある場面を書く際に必要情報があるとしても、そもそもその資料存在しないかもしれない。研究者でさえわからないことは多い。俺もこれだけ読んできたが、わからないことだらけだ。むしろ、疑問が深まった感さえある。細部も忘れてしまった。増田はぜひ自分で本を買ってメモを取るなり線を引くなりしてほしい。読み飛ばさず、時間を掛ければそれだけ得るものも多いだろう。

もっとも、描写に困った場合は、該当シーンを省いてしまうのも手だ。小川哲がどこかで述べていたが、ある歴史SFを書くときに、細部を省略したシーンがあるという。ストーリーにあまり関わらない部分を省くのは、立派なテクニックだ。読者だって中世建築の細部について延々読まされても困るだろう。

もうひとつ忘れてはいけないのは、増田研究者になろうとしているのではなく、小説を書こうとしている、ということだ。知識目的ではなく、手段だ。これを忘れてしまうと、他人の設定の粗を探したり、中世なのに価値観現代的なのを揶揄し始めたりする。こうなると、物語世界を素直に楽しめなくなる。

大事なのは歴史的正確さよりも、読者を喜ばせることだ。そういう意味では、演出として火薬が出てきたっていい。あるいは、読者が感情移入やすくするように、人を殺してなんぼの武将ではなく、戦争で人を殺すことをためらう武将として、描写する必要がある(ドラマ戦国武将がやたらと戦争を嫌い、優しいのはそのためだ)。異世界ファンタジーの読者が読みたいのは中世ではなく、中世っぽいものだ。そもそも中世ヨーロッパ風なのに唯一神を信じていないファンタジーは多い。

そういう意味では、本を読んでもその知識が直接生きることは少ないかもしれない。くれぐれも、読者に向かって知識をひけらかしてはいけない。あるシーンの正確さのために資料に当たるのはいいが、その成果を延々披露しては読者のストレスになるだけだ。もちろんそういう衒学的な歴史小説もあり、固定ファンはついているが、ネット小説の読者には少ないだろうし、ネット小説の肝であるPVを稼ぐことにはならない。これはいい悪いではなく、ネット書籍媒体の差だと思っている。

また、レッドオーシャン中世ヨーロッパファンタジーに飛び込むのなら、正確さよりも作者の専門知を活かしたものの方が(ブクマで書いている方もいるが)読者の目に留まりそうである。そして、くどいようだが、これだけおすすめの本を書いてきたが、読者が欲しいのは正確な知識ではなく血沸き肉躍る物語である

だが、作者にとっての最大の危険は、どんな物語よりも過去に起きた事実の方が面白いのだと気づいてしまうことだ。この罠にはまると、どんな小説所詮作り事と思われて素直に読めず、何を書いてもむなしくなってしまう。言い換えるなら、創作欲が知識に殺されてしまう。増田には、これに一番気を付けてもらいたい。

それを防ぐには、面白小説を読み、面白ものを書くこと、これに尽きる。先行作品としての中世ファンタジーを愛し、数多く読み、繰り返し読むこと。

知識の増える専門書を読むより、中世ファンタジーの書き方を読むべきだった、と増田がならぬよう、幸運を祈る。

anond:20211031163129

2021-10-07

メールを一通読む手間も人にかけさせてはいけない、迷惑をかけてはいけないというジャップ仕草

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1784805


日本を停滞させてる一番の原因ってこれだよな

コミュ障ガイジが多すぎる

2021-09-23

ラジオドラマ指輪物語まで1年。そろそろ予習を始めよう

2021/9/16 20:00-21:00

TBSラジオ「アフター6 ジャンクション(3)」

ドラマ指輪物語まで1年。そろそろ予習を始めよう」

ゲスト森瀬繚(「中つ国サーガ読本コラム寄稿

出演:ライムスター宇多丸/宇内梨沙

【「指輪物語」はファンタジー元祖ではない】

・「指輪物語」(1950年代)以前にコナン1930年代)などのヒロイック・ファンタジーがあった。

 →「ソード&ソーサリー」という言葉60年代に生まれた。

・「指輪物語」の米国での出版(1965)以後、“トールキン的なファンタジー”が広まった。

 →当時「トールキンソードソーサリーと呼べるか」論争があった。

 →D&D(1974)など冒険者パーティを組むゲームを通じて、人間種族モンスター種族ゴブリン、オーク、トロルハーフリング(ホ○ット)がメジャーになった。

Amazonプライムドラマ版】※予想含む

映画の「第三紀」に先立つ時代「第二紀」のお話

・"原作"は「シルマリル物語

・冥王サウロン(潜伏中)が関わってくる?

映画版「LotR」冒頭の、サウロンの指が切り取られ、一つの指輪が失われるのが第二紀の終わり

Amazonプライム版のキャラクター名がエルフっぽいので、第二紀前半のエルフ指輪鍛造のころか?

・若きガラドリエル(別キャスト)やエルロンドの青春時代、闇の森のスランドゥイル(レゴラスの父)も登場か?

宇多丸白人中心の人種ステレオタイプがないか?」

森瀬「トールキンそもそも描こうとしたのが現実北方人種北欧系)の世界から……映画ホビット三部作になると人間側の人種バリエーションも広がっている」

【初級課題

エクステンデッド版の映画をみるべし。

・加えて「指輪物語原作解説(追補編)も読むべし。

・「シルマリル物語」「終わらざりし物語」も読んでおくとなお良し。

・これから指輪物語」「ホビット」を読むならどの翻訳で読むか?

 →Apple books(電子版)「指輪物語固有名詞も良い。

 →「ホビット」は原書房おすすめする。解説も充実。

【中級課題

・「ベレンルーシエン」(研究書)

原作英語で読もう!

The Lord of the Rings: A Reader's Companion という英語注釈書もある。

英語字幕で映画を見るのもよい。

トールキンが参考にした北欧神話などもよい。

土地勘を養うなら「シャドウ・オブ・モルドール」や「Lord of the Rings Online」。

上級課題

・The History of Middle-earth12巻、Kindle版あり)通読ではなく索引的に使う。

エルフ学習 映画を見たときエルフパートがわかる喜び。

 →「A Gateway to Sindarin」映画の監修者によるエルフ語(シンダール語解説書。

  #ISO言語コードがある……(Wikipedia

 →「『指輪物語エルフ語を読む」少し古いが日本語で読める。

【おまけ(番組外)】

・“エルフ語”対応AI翻訳サービス 「指輪物語パロディーだけではなかった本当の目的 - ITmedia NEWS

 https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2109/14/news112.html

2021-09-06

anond:20210906125831

1. 表現の自由戦士の自認

自分は「表現の自由戦士であると思いますか?

表現の自由戦士」ではないと思います

例えば百田尚樹氏の一橋大講演中止騒動などに興味は持てなかったし、一般の「表現の自由」にはあまり興味がありません。

表現の自由明るい人々の話を聞くと、ヘイト本などは「買えば売り上げに貢献して癪なので、図書館が所蔵することで十分に批判されるべき」という意見多数派のようですが、私個人は「目に入れたくない」「子供の目に触れさせたくない」という感想しか持てないのは、私自身の未熟によるところだと思っています

2. 無修正AV

刑法175条(わいせつ頒布等の罪)により、いわゆる無修正アダルトビデオ販売基本的にできません。このような規制は適切だと思いますか?

(現状の規制は適切だが、その上で、より広く規制すべきである、という考えの場合も、ここでは「適切だと思う」に含まれものします。)

適切だと思いません。

わいせつ物」などよりも、性行為禁止する方がよほど有意義だと思います

3. 名誉毀損

名誉毀損行為犯罪とされています。このような規制は適切だと思いますか?

適切だと思います

ただし、司法拡大解釈には常に注視すべきだと思っています

また、侮辱罪の懲役刑導入には反対です。

4. ヘイトスピーチ解消法の基本理念

いわゆるヘイトスピーチ解消法(注1)は「国民は『本邦外出身者に対する不当な差別的言動』(注2)のない社会の実現に寄与するよう努めなければならない。」という基本理念を定めています(なお、禁止規定や罰則はありません。)。このことは適切だと思いますか?

(そのこと自体は適切だが、より範囲を広げるべきである、又は、禁止規定や罰則を加えるべきである、という考えの場合も「適切」に含まれものとして回答してください。)

難しい質問ですが、どちらかと言えば適切だとは思いません。

現時点では実効力に乏しく、一方で実効力を持たせるよう強めてしまうと萎縮効果無視できなくなり、「現行法限界」を解消できたとは思えません。

性質上、名誉棄損などとは違い親告罪にはできませんので、例えば友人同士の悪態などに萎縮効果を生むと、弊害を受けるのは当事者たちだと思います。)

とは言え代案もありませんので、現状ではbetterと言わざるを得ないかもしれません。

行政裁量権の範囲内で対応できなかったのかな、とは少し疑問に思っています

(例えば、在日外国人団体などの法人格に対する侮辱名誉棄損として訴訟を起こすとか、それを行政として支援するなどがあってもよかったかもしれません。)

5. ヘイトスピーチへの罰則

ヘイトスピーチ解消法上の『本邦外出身者に対する不当な差別的言動』(注2参照)につき、罰則を定めることは適切だと思いますか?

適切だとは思いません。

6. 宇崎ちゃんポスター

日本赤十字社は、2019年漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』とコラボしました。その際、単行本3巻の表紙に「センパイ! まだ献血経験なんスか? ひょっとして……注射が怖いんスか~?」というセリフ等を加えたポスター(注3)を、献血ルーム内及び献血ルーム前に掲出したところ、一部から批判を受けました。このようなポスター掲出行為禁止する法律を制定することは適切だと思いますか?

「このようなポスター」が未定義のため、この質問には回答不可能ですが、宇崎ちゃんポスター不適切だったとは思いません。

「このようなポスター」が公共空間から排除されるというのは、フィクトセクシュアル・フィクトジェンダー、並びにスペクトル位置する人々に対する悪質な差別虐待であると言わざるを得ません。

7. ラブライブパネル

JAなんすんは、ラブライブ!とコラボしたパネル(注4)を設置したところ、一部から批判を受けました。このようなパネル設置行為禁止する法律を制定することは適切だと思いますか?

「このようなパネル」が未定義のため、この質問には回答不可能ですが、ラブライブ!のパネル不適切だったとは思いません。

「このようなパネル」が公共空間から排除されるというのは、フィクトセクシュアル・フィクトジェンダー、並びにスペクトル位置する人々に対する悪質な差別虐待であると言わざるを得ません。

8. あいトレ

あいトリエンナーレ2019(「表現不自由展・その後」を含む。)には補助金交付されていました。この補助金交付は適切だと思いますか?

適切だと思います

違法暴力的手段合法的展覧会妨害するような、犯罪者・反社会的集団迎合する態度はありえないと思います

9. 憲法

憲法の概説書又は教科書を1冊以上通したことはありますか?

通読したことはありませんが、 『リアル憲法学』法律文化社 を一冊持っています

10. ゾーニング

ゾーニング規制について何か意見があれば記載してください。

(「ゾーニング」と言っても色々なケースが考えられるので、どのような「ゾーニング」を想定しているか記載してください。)

まず、「見たくない」からゾーニングを求めているのか、あるいは「悪影響がある」からゾーニングを求めているのか、それらの論点を都合よく使い分ける人を良く見かけますが、大変卑怯な態度であると言わざるを得ません。

「見たくない」人のために一歩下がるのは時に必要マナーだと思いますし、それ自体不利益はそれほどないので、受け入れることは難しくないと思います

一方で、「悪影響がある」と認めるということは、(「悪影響」の種類にもよりますが、)「本来あってはいけない(が、ガス抜きとして見逃されている)」という(差別的構造を追認することにほかなりません。

議論の土台が、「この世に存在してもいい」ということを前提にしていない限り、その「議論」に巻き込まれることそれ自体拒否する必要が生まれしまうのです。

これは「議論拒否したい」ということではなく、むしろ建設的な議論をしたいのですが、それが難しいということです。

(「見たくない」という感情に「悪影響」という理屈を付けるな、という意見もありますが、私としてはむしろ、「悪影響」という偏見を「見たくない」という同情の盾で守っているようにも見えます。)


また、「見たくない」人のためのゾーニングばかりが議論されますが、主題はむしろ「見られたくない」人々のためのゾーニングにこそあると思います。(前者ももちろん大切です。)

プライバシー権というのは、古典的には「放っておいてもらえる権利(the right to be let alone)」とも言われましたが、これは自己決定権などとも関係の深い権利です。

例えば、「着たい服を着る権利」は、「公共空間に着て来るのだから個人自由では済まない」のでしょうか?

もう少し議論の分かれるところを言えば、「タトゥーを隠さな権利」についてはどうでしょうか?

安易な「ゾーニング」に反発する人々が求めている権利というのは、そういう意味で「放っておいてもらえる権利(the right to be let alone)」ではないでしょうか。

エロ」という多義的言葉議論されることが多いですが、「性的活動必要ポルノ」ばかりではなく、「文化的活動必要ファッションアートジェンダー・エクスプレッション」であることも少なくないと思います。(宇崎ちゃんポスターや、ラブライブ!のパネルは、後者であると思います。)

その意味では、ゾーニングそれ自体はむしろ我々の権利を守る大切な壁であると思っています

しかし、「ゾーニング」という言葉がそのように使われる場面がほとんどないのは、腑に落ちないところです。


さらに、表面的には「性的活動必要ポルノ」であっても、それが政治的文脈を伴い、「政治的表現」として表出される場面もあります。最も扱いの難しいものとして、そのような「政治的表現」が、ファッションアートに転ずるという現象もあります

これは最初議論に戻りますが、「性的活動必要ポルノ」について、「本来あってはいけない(が、ガス抜きとして見逃されている)」ものではない、という声を上げる必要も時にはあります

これもまた、ゾーニングを受け入れられない場面があることの一つの理由だと思います

2021-09-01

9/1。

昨日でテレワーク終了となり、今日から出社だ。

テレワーク中は暇を持て余して、ネットサーフィンしていた。

そう、〇〇ビデオやら〇〇漫画を漁っていたのだ。

本来〇〇漫画なんぞさほど役には立たなかったので興味は無かったのだが、

〇〇ビデオに慣れ過ぎてしまうと他の刺激が欲しくなり、

〇〇漫画を漁っていたのだ。

だがしかしタブレット等でデジタル式に描かれる絵は、

顔や体の描き方に、どれも似たようなところが有り、

2,3通読すると飽きてしまものだった。

他の漫画に目を通してみても、そのストーリーは、

作者の性癖を察するような異常さは感じられるものの、

楽しめるようなものでも、褒められるようなものでもなく、

これまたどれも似たようなものだった。

まあデジタルに限らず、昔から存在していた○○本も、

ジャンルを分ければどれも似たようなストーリーだったように思うが。

あいったデジタル〇〇漫画(=同人誌?)を好む人たち(=オタク)は

同じような描き方をされているものに飽きないのだろうか。

それとも何か特殊な嗜好を持っていて、俺には分からないような楽しみ方が有るのだろうか。

出社することとなって、テレワークを恋しがっている増田が他にもいたが、

俺も似たようなもの

そういう増田結構いるんだろうな。

2021-08-23

anond:20210821213108

何か障害がある可能性もあるので、心配なら医者にかかったほうが良いが、そうではない場合の話を書く。

当たり前っちゃ当たり前だが、自分が読もうとしている本に書かれている知識をあらかじめたくさん持っているほど、基本的には速く正確に読めるし、読んだ後の記憶の定着も良い。

ではその知識をどうやって仕入れるのか。

読書することで仕入れ場合には、

① 読み書き能力をつけるための読書語学教科書数学教科書など

② ある分野の重要アイデアを身につけるための読書教科書、基本書、古典など

③ ①②以外で簡単もの通俗的ハウツー本新聞記事など

③' ①②以外で簡単ではないもの:専門書など

これらのどれに該当するかで、その読書の難度、費やす時間、読み方が変わってくる。

①が一番ハード。書かれているアイデアが腑に落ちて、習慣的に使えるようになるまで、何度も読んで、唱えて、書いて、例題を解くなどして練習する。身につける必要のある部分については、身につくまで何十回でも練習することもざらにある。

②がその次にハード通読だけなら難しくない場合もあるが、深く理解して自分のものにするには線を引いたり、考えたことを書き込んだり、縮訳したり、と何遍か読む必要がある。理解を深めるために類書や解説書を比較読みすることもある。モノにしたい本は3回以上読むと良い。

③' は、その本を読むための前提知識となる①②があれば難度はたいてい②と同等。覚え込むほどの必要が無いなら、割くべき労力は②よりも少なく済む。

③が最も簡単。流し読み、拾い読みでザクザク読み、重要と思ったところだけじっくり読む。

①②が読書の基礎体力。読んで理解不能な本は、自分にとって読書の基礎体力が足りていない本か、そもそも読者に理解可能なように書かれていない本。どちらの場合も、現時点の自分がそれを読むのは時間無駄なので、一旦その読書放棄して良い。

他の増田https://anond.hatelabo.jp/20210823205016も言うように、まずは読書の基礎体力をつけるために、自分が興味の持てる理解可能な本からどんどん読んでいくと良い。

最終的に、興味を持った新書学術系の文庫を数冊通読して、「面白かった」と思える頃に、一応、読書の基礎体力は付いたと思っていい。

読書の仕方が書かれた本もある。読書の基礎体力がついた頃に読むと色々発見がある。

思考の整理学/外山滋比古

本を読む本/M.J.アドラー

読書技法/佐藤優

もう一つ、読書のコツとして文章一般的構造を知っておくことも役立つ。

論説的な文章であれば、パラグラフライティング/リーディング知識が有るのと無いのとで、読みの速さと正確さが変わってくる。

物語にも典型的な展開というものがあり、三幕構成など知っていると物語構造俯瞰して観れるので理解に役立つ。

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