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はてなキーワード: 量子コンピュータとは

2023-11-28

大学研究は稼げる内容にしないと、もう駄目なんだろう

何が将来当たるかどうかわからないのだから、基礎研究に金を幅広くバラ撒けという声はよく聞くが、

理想を語るのは楽だが、現実としては金がなくて難しい。


当たりクジがわかるなら苦労はしないと言う意見もあろうが、確率研究は違うので違う戦略が取れる。

海外、とりわけ資金に余裕のある米国研究成果が出た分野をいち早くキャッチアップして、当たる確率を上げる、といった戦略だ。

まるっと装置を買ってきて、それでキャッチアップ出来る人材さえいれば良い。

最近だと、量子コンピュータがわかりやすい。IBMのを買ってきて、そこからアレンジして成果を出す。

ゼロからユニークな成果を出すことが苦手な日本人にとって向いている。

海外に遅れると煽るのも、税金を使う上で国民の声が後押しし易い構図なのだろう。



GAFAに行けるような能力のあるのに給料が安いという声がある。

だが国も大学も金がない。誰かが稼がなきゃならない。

学生から金を集めるのも、もう金額を上げるのは難しそうだ。

結局、その優秀な能力を活かして何かしらか稼ぐ手段を持たないといけないのだろう。


昔のように基礎研究がいつか応用されて金になる、という時代ではなくなっている。

人類の興味関心で科学進歩したとして、それが金を生み出すなんてことはもうない。

応用先を検討しない研究は、研究のための研究で終わる時代になっている。

研究成果が大学地元産業で役に立つのであれば、お金を出してくれる人・企業は出てくるはずだ。

アカデミアの興味関心だけで研究し、GAFA並の収入が得られるだけの国力はない。


GAFAのような海外企業がやっていることを研究にしても、国内に金が落ちる状況でなければ、収入は増えないだろう。

いくら論文を出しても、海外企業の手助けをしているだけになる。

2023-11-17

ペンローズへの典型的反論

脳の中の神経細胞がどのように動いているか計算してみると、脳は量子力学法則ではなく、普通物理学法則に従っていると考えられる。

まり、脳の動きをコンピュータ再現するときに、普通物理学法則を使っても問題ないということ。

脳の中の神経細胞がどれくらい速く動いているかを調べると、量子力学法則重要になるほど速くは動いていないらしい。

このことは、「脳は量子コンピュータのように動いていて、量子力学法則意識に影響している」という考え方とは合わない。

2023-09-06

anond:20230906094822

チェスは解けてますよね。

将棋囲碁は「千日手」が反則でなければ無限に終わらないことが有り得ますが、それを回避したとしても、計算量が膨大なのでアルゴリズムで解くには非現実的です。

計算速度そのものにも理論限界があるはずなので、量子コンピュータのようなブレイクスルーがない限り、将棋囲碁必勝法探索は現実的時間内では不可能です。

オセロ場合は「現実的可能(であろう)」と言っているのです。

2023-08-02

マジで常温超電導きたの?

ジェネレーティAI量子コンピュータ核融合発電、そして常温超伝導未来じゃん。

いま米国量子コンピュータ系の株がやたら買われてるから買っておくといいことあるかもよ。

まだ上がるとは思う。ただ量子コンピュータ自体がそれほど社会インパクトをもたらすかというと個人的には疑問なので、そのうち暴落する気がするけど。

その前に上手く売り抜けてください。

https://anond.hatelabo.jp/20230720203225

俺がこれを書いてから$rgtiの株価は1.5倍になりました…

2023-07-21

anond:20230721192652

CUDAGPGPU流行り始めたころにNVDAを買ったワイを褒めて欲しい

それは普通にすごい。

信じてガチホすることが本当に難しいんだよな。

俺も上に書いた通りで今から量子コンピュータ銘柄10ガチホできるかっていったらかなり難しいもん。(今はちょっと持ってる)

持たない方がいい理屈無限に作れるんだよな。

2023-07-20

anond:20230720194957

いま米国量子コンピュータ系の株がやたら買われてるから買っておくといいことあるかもよ。

まだ上がるとは思う。ただ量子コンピュータ自体がそれほど社会インパクトをもたらすかというと個人的には疑問なので、そのうち暴落する気がするけど。

その前に上手く売り抜けてください。

2023-07-03

水星魔女エアプの雑感

水星魔女はふんわり全話見た程度

でもTwitterは鍵付きだし、そもそもTwitter死んでるし、noteとかも無いダサいアーシアンなのでここに殴り書き

パーメットとは?

鉱物の粒子がどうにかこうにかなってるらしい。

操縦者とGANDが接続した際に「パーメットスコア」という接続レベルをあげていく。

プラモエアリアル説明書だと「パイロットと機体間で情報量が増大し続けるデータストーム」という記載があるんですが、

それってネットワークループと違わないのでは!?

まりパイロットと機体の間でお互いの情報ループし続けているのでは?

現実でも筋電義手(ハガレンでいう機械鎧)はあるので、細胞や神経の情報や手足をどう動かすかなどがシンクロしていくのかな……?と推測します。

文脈的にもパーメットスコアはシンクロ率みたいなノリだしなあ。

パーメットスコア8

パーメットスコアが8になってようやくエラン4号やGANDに接続したみなさまが出現した。

スレッタも特別だけど、エリクトもまた特別だったからでは。

普通はパーメットスコア8(データストームの向こう)に居て出てこれないのを、エリクトだけがふわふわ現れることができたのでは?

「パーメット」を使っていない機械はないので、これからエレベーター自動扉に4号達は居続けるのではないか

パーメットリンクの火傷について

ガンダムに乗りすぎた人はみんなアザができる件、あれはガンダムを降りてもパーメットと繋ぎっぱなしになるのではないか?そんなことないか

でもそうだったらガンダム操縦者がみんなパーメットスコア8の世界に居たこと納得しちゃうけどな!!

追記

ここまで書き殴って思ったけど、データストームってmisskey状態になってるんじゃないの?

エリクだって大量発生してるし、あれだけの人間人間界の機械の動きが一つの空間でやり取りされてたらそうなっちゃうよね

量子コンピュータに直接接続したらmisskeyだった件」で納得しちゃった

2023-06-06

anond:20230606222057

そう?

すごく丁寧に描写されてるなって自分は感動してたよ!

ガンダムはまず作中最強の技術で、通常のモビルスーツでは勝つことのできない最強MSを作れるものなんだよね

ガンダム開発事業」というのは、例えば量子コンピュータとか、AIとか、そういう超最先端の新技術のようなもの

これが発展してしまうと、既存技術とは次元の違うMS次元の違う宇宙開発産業誕生して全く勝てなくなる可能性がある

生命倫理問題さえなければグループにとっては最先端の最強の事業になりうる可能性があるシロモノ。

ただそのままの状態でのガンダム製造カテドラルの協約で禁じられている。つまり戦争シェアリングによる兵器流通恩恵を受けられない

事業としては乗り遅れたくない性質のものなんだけど、ミオリネのような学生倫理問題解決を委ねて24億円も賭けることは厳しいのが投資家本音だよね


そこで、デリングが保有株式割合3%の株式投資=日本基準だと、株主総会招集請求権会計帳簿閲覧請求権を持ったんだよね。会計監視して株主として権利行使をする意向があるということ。

ベネリットグループのトップガンダム事業に与することを決めたということは、グループ内部の他企業にとっては、ベネリットそのものガンダム開発事業積極的に着手する意向を示したということ

ミオリネお嬢様お金持ちなので、万一のことがあっても支払能力も申し分ない

ミオリネが生命倫理問題解決してカテドラルの認可を得たあかつきには、いずれガンダム開発事業既存MS事業が全て喰われてしま危険性が出てきたんだよね。

単純なMS開発をしてる企業はもう株ガンダム投資せざるを得なくなってしまった


株式会社ガンダムは、ファラクト開発部門エアリアル開発部門を買収合併して生まれているわけなので、ファラクトとエアリアルを開発部署のものなんですね

情報処理専門家ウィンストン博士も手伝っていたし、ファラクトもエアリアルも作れる人と技術があるわけなので義足作りは出来て当たり前かなと

そんな風に思ってましたねー?

2023-05-17

anond:20230517131352

それでは、あまり一般的には知られていない興味深い知識をいくつかご紹介します。

 

量子もつれ: 量子力学には「量子もつれ」という現象があります。これは、2つの粒子が一度関連付けられると、それらがどれだけ離れていても、一方の状態を変更すると、即座にもう一方の状態も変更されるという現象です。アルバート・アインシュタインはこの現象を「スポーキーな遠隔作用」と呼んでいました。この現象は、量子コンピュータや量子通信の基礎をなす重要概念です。

 

オクトパス遺伝子: オクトパスは、その遺伝子構造が他の生物と大きく異なることで知られています。通常、生物遺伝子はその種が進化する過程で徐々に変化していきますが、オクトパス遺伝子は突然大きく変化することがあります。これは「エピジェネティック進化」と呼ばれ、オクトパスがその特異な生態と高度な知能を持つ原因とも考えられています

 

"The Room"という映画: 2003年に公開された"The Room"は、その稀有プロット、不自然対話、そして技術的な問題から、「史上最も悪い映画」とも評されることがありますしかし、そのユニークさが反面、カルト的な人気を博し、今では多くの映画祭やイベントで上映されています

 

デザートガラス: 約2900万年前、エジプト砂漠に巨大な隕石が落下し、その衝撃で周囲の砂が一瞬で融解し、ガラス状に固まったものデザートガラスです。古代エジプト人はこのガラス宝石として利用していました。キングツタンカーメンの墓から出土したネックレスにも、デザートガラス使用されていました。

 

"Noby Noby Boy"というゲーム: "Noby Noby Boy"は、その非常にユニークゲームプレイで知られていますプレイヤーは伸び縮みするキャラクター、"BOY"を操作し、オブジェクト建物動物などを食べて長さを伸ばしていくというゲームです。プレイヤーが伸ばした長さは、他のプレイヤーと共有され、全員で「GIRL」というキャラクターの長さを伸ばすことが目的となっています。このゲームは、ユニークアイデアシュール世界観カルト的な人気を持っています

 

タータグリア語の存在: タータグリア語は、実在する言語ですが、その言語が持つ音声と文法構造が非常に複雑であるため、話者が非常に少ないとされています。これは、カフカス山脈地域ダゲスタン共和国で話されている言語の1つです。タータグリア語は、多くの子音と複雑な子音クラスターさらに複雑な文法を持っており、その独特の特徴から言語学者たちの興味を引いています

 

ホヤの眼球: ホヤは、海の無脊椎動物であり、その中でも特に興味深いものが、ホヤの眼球です。ホヤの眼球は、進化過程で退化し、非常に単純化された形状をしていますが、それでも光を感知する能力を持っています。この珍しい眼球は、動物視覚システム研究において、非常に興味深い対象となっています

 

"Cory in the House"というアニメ: "Cory in the House"は、アメリカテレビドラマシリーズであり、実写で制作されていますが、インターネット上のジョークとして「最高のアニメ」と称されることがあります。このジョークは、インターネットミームとして広まり、一部のアニメファンから愛されるようになりました。

 

 

 

このように、普通生活ではなかなか知ることが難しい情報トリビアがたくさん存在します。これらの知識が、日常生活に彩りを与え、さまざまな話題について学ぶきっかけとなることを願っています

2023-03-30

世界平和になるためのメソッド

のものが挙げられる

地球レベルでの巨大規模災害

一番わかりやすいのは『エースコンバット』のユリシーズ代表とする巨大隕石

また活火山などのスーパーボルケーノ、地球の磁力消滅など、ともかく地球という星のレベル災害が起きる規模であれば、自分も死にたくないから協力しろという全員一致の利害関係の元行動することにはなる

ただし『エースコンバット』は落下後に戦争が起きており、それ以外のポストアポカリプスモノでもよくそういうことは起きている

共通絶対敵の存在

人類を脅かす存在(大抵は『トランスフォーマー』のデストロンなどの宇宙人)がいる場合、ひとまずはそれと共同で立ち向かうため一定平和で行動することにはなる

もちろん『スタートレック』などのように地球レベルでは平和になったとはいえ地球vs異星に成り代わるだけであって、結局戦乱は絶えない可能性は残される

宇宙人でなくとも『コードギアス』ではルルーシュがすべての憎しみを自らに集めるというゼロレクイエムがあるものの、ギアスといった超能力等がないと現実的でないのと、ルルーシュ死亡後の世界で戦乱が巻き起こるというリスク存在する

人類から戦いという概念を無くす

アーマードコア』のコピペである身体闘争を求める」のなら、その闘争という概念を無くすという手段も考えられる(戦争代替ではなく、純粋に戦いという概念が消えるという超常現象に近いもの

人類性悪説はそれに関係するもので、よくAIモノで「人類抹殺」の大義名分伝家の宝刀的に使われており、抹殺しなくともAI人類を完全管理して戦いを無くさせるという結末もある

少し異なるが『ヨルムンガンド』では「恥の意識」というもので戦いをしなくなるという発想もあるが、『パーソン・オブ・インタレスト』でさえ監視しきれていない場所があるため計画適用されない穴を突かれるリスクはある(その前に量子コンピュータ衛星などの現実的でない話もあるのだが)

2023-03-24

量子コンピュータ盲点

量子コンピュータが実現したというのは凄いことで、これによって従来と比べて計算時間が劇的に短縮されるだろう。

しかし、あまり知られていないが量子コンピュータが通常のコンピュータより劣っている点が、実はある。

それは””クローンを作れない”ということだ。

量子コンピュータ自己増殖しようとすれば、自分自身を参照しなければならない。

このとき量子コンピュータオリジナルデータ破壊せずにコピーすることはできないのである

理由としては、不確定性原理拡張版とでも言えばいいだろうか。

ただ重要なのは量子コンピュータが出来ないのは”完璧コピー”ということだ。

慧眼な増田ならここで気付いたかもしれない。

そう、こうした自己増殖の形態というのは現実生命類似する点があるのだ。

現実生命自己増殖の際、完璧コピーではなく、自分ほとんど同じコピーを作っている。

からこそ多様性が生まれ生命進化するのだとすれば――

2023-03-23

anond:20230323212150

現在ビットコインは「解きにくい問題」によって改ざんを防いでいる。

量子コンピュータによって「解きにくい問題」が簡単に解けるようになるとビットコイン取引自由改ざんできるようになる。

自由改ざんできる取引には誰も価値を感じない。

ということ。

 

まあ実際は「解きにくい問題」が簡単に解けるようになるなら「もっと解きにくい問題」を代わりに使えばええやんってなる。

から本当は量子コンピュータによってビットコイン崩壊しない。

2023-03-16

[]今日ヘッドライン

開発中土衛星タイタン離着陸探査 Dragonfly

新しい Bing が OpenAI の GPT-4 上で稼働

「すぐには役に立たず、誰が買うかもわからない」初回分が即完売した世界初一般人が買える量子コンピュータ」はなぜ開発できたか

2023-03-11

理研量子コンピュータが使えたら

スプレー大腸菌検査できるやつ作りたい

シュッとやって一晩置くと汚れが見えるようになるやつ

でも付属私立高校だったか化学生物も習ってない悲しい

2023-03-06

わたしフェミニズムをやる理由

人類文明の発展を見るのが好き

量子コンピュータAI医療環境工学、新技術、新発見、新しい未来を見せてくれる

社会の変遷はどうなっていくのか見続けるのが好き

そんな科学技術研究や発展の基礎となっているのが、インフラ小売業・一次産業・・・そのほか多様な市民生活経済であり、さらにその基礎となっているのが、法である

それら技術の発展の礎となるものは、法治国家としてどれほど法が発展するかなのだと考えている。



明治の頃のようにザルな民衆による糞尿垂れ流しでどこでも殴る蹴るの暴動が起こり、奴隷みたいにお互いを殴る怒鳴るして言うことを聞かせる

このような人たちに権利意識人権意識が育った時、法整備とともに、社会は大きく豊かに変化した。


そこまで酷くはなくても、今もそれらの支配女性には残っている(男性には呪縛が残ってるかもしれない)

人権意識が低い状態で、暴力支配や軽視の中で、現代のような膨大かつ繊細な知識研究を大きな母数で蓄積するのは不可能だとわかると思う。

女性差別を放置するとは、つまり人口の半分を諦めることと同義

優秀な人材人口50%いるのだとしたら、25%の人材しか正しく活用できてないことになる。

確率論は分母を増やすのが重要。素晴らしい発見や発展を期待するなら、とにかく分母を増やしたい。


フェミニズムとは、人類の発展には欠かせないものであり、人材を正しく育成するのには必須合理的かつ効率的方法から推し進めたい。

2023-02-20

何をやれば金になる?

プロダクトローンチを始めた時には既に儲からなくなってた。既に儲けた講師養分になって終わった。

WEBプログラミングを学び始めたときにはWEBアプリWEBサービスは飽和状態特殊スキル知識があればともかく、素人でも思いつくサービスでは儲からなくなってた。キュレーションも飽和状態プログラミングスクール養分になって休日と金を失った。

モバイルアプリプログラミングに切り替えた時にはAppleプレイストアも飽和。特殊スキル知識(略)

ゲームプログラミングを学び始めた時にはSteamを始めインディーゲーム供給過多。特殊スキル知識、突飛なアイデアがなければ(略)

俺が何か始めた時には既にその市場供給過多なんだ。そしてその度に、次の市場必要知識スキル難易度はどんどんどんどん上がってくんだ。VRメタバースAI量子コンピュータ?もうお手上げです。掲示板サイトや140字のテキスト投稿サービスで儲かるタイミングを逃したら片手間でやってる文系独学社畜にはもう手も足も出ない。一生金に恵まれない。

「好きなことをやれば、それがいつか金になるかもしれないだろ!」だ?

好きなことなんてねえよ。ブログプログラミングもゲームも興味ねえよ。ただ金が欲しいんだ。給料ボーナス以外の何かでドカンと一発当てた臨時収入で、生活費を気にすることなく高い風俗行って、高い焼肉行って、高い酒飲んで、ついでに貯金もしたいんだ。好きなことなんてない。ただ現金が欲しいんだ。

プログラミング、絵、小説ゲームスポーツ。何かが好きな人間はそれが金になるかもしれないし、ならなくてもそれをやってりゃ幸せだろう。でも、現金と消費が好きな人間は何をすれば良いんだ。

ああ、明日仕事かよ。

2023-02-06

anond:20230206130500

量子コンピュータ(に社会が期待していること)に比べたら遥かに実現可能性あると思うぞ。並列に並べるのはおかしい。

量子誤り訂正ができてそれなりにスケールしたとしても、物理的に近傍qubitを守っているに過ぎないので遠いqubitとのゲート操作実装できないかできたとしても精度がかなり落ちると思う。

近傍qubitとのゲート操作だけで実現可能な量子回路はそんなになく、それらは古典コンピュータに対する旨味も小さいだろう。

特定用途素因数分解専用マシンとかだったらあり得るかもしれないけど、汎用で古典コンピュータを圧倒する量子コンピュータというのはまあ…できてもあと100年はかかるんじゃないかな…。

[] AGIって結局どうなったの?

誇大広告現実の違いを理解する必要がある」これはAIしろ量子コンピュータしろ言えることだ。

ロケットに関しても、火星移住するようなレベルに達するのかというと、それよりも地球上で様々な問題顕在化するのが先だろう。

AGIについては、誰もその方法を知らないと言える。ここ10年で起こったことを踏まえたら、それはヒントにはなるだろうが、その多くは非常に単純な技術である

2030年にAGIが誕生する可能性はどのぐらいあるのか。50%でも希望的観測だと考えている。

ディープフェイク、チャットボット音声合成画像生成など色々あるように思うが、本質は「transformerにポン」だ。進歩しているのは莫大な計算資源を扱う人間スキルであり、数学的な進歩はそれほどあったとは思わない。

シンギュラリティ!」と発狂しながら言っている他界系は沢山いるが、「特定能力を持ったAI仕事配備して何でも自動化する」ということが可能になる範囲には確かに興味がある。

例えば「新しい漫画を作りたい、そのために必要リソースを設定してアウトプットを出してくれ。ストーリーは大体こんな感じだ」とAI命令する。「リソース見積もりができました。それを実行するためには500ドル必要です。支払いますか」「はい。支払いますポチ」「しばらくお待ちください...出力がダウンロードできます」みたいなものだ。

現在アレクサやらSiriやらは全然ダメで、特殊化されすぎているし、仕様もなんとなく投げやりである。この方向ではAGIにはなりそうもない。「人の声」なんてインターフェイス部分は本質ではない。

GPTなどの巨大言語モデルは、学習後のパラメータが巨大ではあるものの、ソースコードはとても単純で短い。

まり今後進歩が望めるとすれば、一つはハードウェア的な進歩であり、1)ハードウェア能力, 2)ハードウェア価格, 3)ハードウェアが誰でも使いやすくなる、といった方向だろう。

AI最先端企業で働く連中は「集団思考」に陥っており、それを避けるために独立して研究開発する人々もいる。投資先としての魅力があるかはわからないが、一つは潤沢にハードウェアを使えるかどうかが鍵だろう。

しかダメ投資先とは、「OpenAIAPIを使ってちょっぴりファインチューニングして画像生成とテキスト生成をしました」というタイプの連中だ。これは一時的炎上資金は貰えるかもしれないが、優位性がすぐに失われる。

優位性という意味では、メインストリームではないアイデア模索しているところも投資先としては魅力的かもしれない。

2023-02-01

シュレーディンガーの猫、理解できてないヤツ多すぎるので解説しま

anond:20230131135435

シュレーディンガーの猫っていうのは、量子力学の重ね合わせの原理の奇妙さを表す例え話なんやな。

ちょうど100年ちょいくらい前に、物理学界隈で量子力学なるもの流行ったんや。アインシュタインとかが現役時代の話しや。量子力学っていのは、原子とか電子中性子とかの、ごっつ小さい粒について研究する学問や。

量子力学研究が進んでいくと、ごっつ小さい粒のふるまいが奇妙なことが分かってきたんや。その奇妙な振る舞いっていうのは色々あるんやけど、「小さい粒子の振る舞いは確率的に起こる」こと、そして、「粒子は二つの状態が重ね合った状態になっている」ちゅーことが特に奇妙やったんやな。

で、当時量子力学研究バリバリやってて活躍してたシュレーディンガーっていうおっさんが居たんや。そのおっさんが、ある時、「みんな重ね合わせの話とか言うてるけど、それ常識的に考えておかしない?二通りの状態になってる粒子が同時に存在してるとか、生きてる猫と死んでる猫が同時におるようなもんやん。それおかしいから、もっと研究余地あるで。」って言ったんやな。このたとえ話がシュレーディンガーの猫やねん。

シュレーディンガーの猫のミソな所は、生きてる猫と死んでる猫が同時に存在している、という現実的にありえない状態が、ごっつ小さい粒に関しては当てはまってしまう、という奇妙さなんや。せやから量子力学の話抜きにシュレーディンガーの猫を語るのはまるっきり意味ないし、ただのたとえ話やからシュレーディンガーの猫から哲学的結論を導こうとしても無駄やで。あきらめや。

ちなみに、この重ね合わせの原理を応用してできたのが、量子コンピュータなんやな。みんなシュレーディンガーおっさん感謝せえやー。

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