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2020-05-26

なぜ博士号をとったか大学教員になったのか

すまん。書き出しで結論を言うと、自分でもよくわからん

アカデミックあきらめた博士号保持者の記事が目に留まったので、運よく大学に残れた側のエッセイを書く。小さなころから科学者になりたかったんです、なんていう大学教員を見ると、眩しくてクラクラちゃうんだ。すまんな、憧れもなく大学教員になってしまって。

僕は少年時代に、科学者に対する憧れというものほとんどなかった。ニュートンとかガウスとかアインシュタインなんかの伝記を読み漁ったりして、心惹かれるものがあった。だけど、それは自分科学者になりたいという憧れとは少し違って、科学者仮面ライダーウルトラマンのように現実と断絶した世界にいるヒーローのようだった。

大学に入ると、教員たち講義を受けて、ずいぶん大学先生は楽しそうだと思った。あとでわかるが、それは誤解だった。ただ一人、すごく楽しそうに熱く語る先生がいた。専門を簡単説明する。それでいて奥が深い講義だった。僕はその講義に夢中になったが、周りの学生からは評判が良くないのが不思議だった。こういう先生なら、なってみたいかもしれない、とぼんやりと思った。

僕は研究者というよりは科学ファンだった。自ら新しい科学を切り開くということに、それほど魅力を感じなかった。それなのに、大学院へ進んだのは「もっといろいろなことが知りたい」という一言に尽きる。このセリフは厄介で、一見すると科学者適性がありそうだが、実際は逆だ。「ただ自分の興味が向くことを、気の赴くままに知りたい」という僕のような人は研究者に向かない。いったい僕は何になればよかったのだろう。大学院生としての一番の幸福は、図書館の薄暗い書庫顔パスで入り、紙が焼けているのにピンピンしていて、全く手を付けられていないような文献を読むことだった。だから論文が書けず苦労した。今もしている。研究者世界は手を動かす、アウトプットをするのが貴ばれる。研究世界に飛び込むことは少し違和感を覚えたが、もっと良い場所もなかったので居続けた。卒業したいので、しかたなく研究した。

学会で一流の知性に出会うのは、本当に楽しいことだ。僕にとってはスターライブであり、学会の懇親会で大物に研究の着想を聴いてみることほど楽しいことはない。

大学から学位記と一緒に追い出されるように飛び出し、一つ目の職場就職した。就職が上手く決まらなかったので、ダメなら別の業界に行こうと思っていた。だけれど何とか職場が見つかった。そこへ行った理由は、この業界にいれば、また暗い図書館での心躍る体験が、いつかできるかもしれないと、不純な希望を持ったからだ。着任した先では、学力が酷かったけれど、教員博士号持ちの熱血教師ぞろいだった。教員たちの教育に対する熱いパッションを聞かされて、なぜだかすっかり気持ちが冷めてしまって、他に居場所を探した。転職するためには、論文必要だったので必死研究した。欲しがりません勝つまでは、を地で行くスタイルで無理をした。体調を崩して大病してしまった。

なんとか次の職場を見つけ、落ち着いている。学生時代の環境を思えば、ここの学生世界が狭くかわいそうだと感じることもあるが、一つ目の職場と比べればだいぶましだ。すべては相対的だ。転職して、自分時間が増えたのでぼちぼち研究している。いつか解明したいテーマも懐にしまっている。いつか、は来ないので少しずつチャレンジしている。だけれども、ほとんどの研究時間は一日も早く給料を上げたい、そう思って不純だと思いながら心の血を流しながら論文を書いている。僕は興味が散発的なんだ、だから論文がこれほど憎たらしく感じられるんだと思い続けている。

博士号取ったのに大学教員にならなかった氏が言うように、大学が残念な場所であるとは認める。成績不良の学生面接したときは、部屋に一人残って泣いてしまうこともある、僕が。これから教員仕事うなっちゃうんだろうかって悩みつづける。実にこの業界ジリ貧だ。だけれど、大学教員以外に僕のふわっとした欲求を満たせる場所を知らない。雑用を投げてくるスーパースプレッター同僚もいるが、傷付きやすい僕を大学以上に放っておいてくれる職場を知らない。

文科省大学経営陣も学生も同僚もみんなクソだ。クソだけれど、僕はそんな奴らの戯言を骨抜きにしながら、今の場所に居座ってみようと思う。僕の興味と幸運の続く限り。

研究者にもなれない、だが学生を思いやる教育者にもなれなかった。一人でいたいから、学内政治家もっとごめんだ。いったい僕は何になればよかったのだろう。

2020-05-10

anond:20110526194145

美術系の男の子と付き合ってた。すごく好きだった。が、私と会った後に学内で異性関係こじらせて複数人関係をもって、人間不信になったからもう会えない、でもその中の一人の女と付き合うことにしたとか言われた。経緯や理由を聞いても「学内人間関係崩れると残りの大学生活が困る」の一点張りだった。支離滅裂で話もかみ合わないまま別れることになった。別れた後でも引きずって悩んでた。この記事と同じように、芸術家は考えること違うのかな、破滅することが作品を作る原動力なのかな、性的逸脱もそうなのかな、とか情状酌量してた。この点において美術が分かる人の考えを知りたかった。美術からどうこう、でもなかったのかもね。これから美術を解さな一般人としてまともな人生歩みます。この記事出会えてほんとによかった。ありがとうございました。

2020-05-09

じゃあ病院勤務医師から寄付募って患者に回すのかよ

大学勤務。文字通り休み無く働いている。連絡がつかない新入生には電話もかける。もはや教員職員も一緒にとにかく働いている。

ローテーションの出勤ではあるものの、在宅勤務で同僚との打ち合わせが深夜12時とかザラにある。もはや研究なんて余裕はない。

とにかく働いている。今までネットに触らなかった先生方も、必死オンライン授業を作り直している。詳しい先生方は学内コールセンターと化していて、Zoomで顔見るとげっそり痩せてた。

そんな中、学生支援のために寄付しろという話が出てきた。

これだけ働いて、その上さら徴収されるのか。

学費が払えない学生オンライン授業の設備を持たない学生支援必要だと思う。でも、それは教職員個人的寄付して賄うものなのか?

固定の給与もらってるなら文句言うな?大学教員給料って高いと思われてるのか?

保育園が休園になって、配偶者と出勤がかぶるときシッターを頼まざるを得なくなった。リモートワークの自宅の光熱費通信費も自腹。さらに自費で学生支援するのか?

どれだけおかしいことだと思う?じゃあさ、病院勤務医師から寄付を募って患者に回すのかよ。ネットワーク保守エンジニアから寄付を募ってバックボーン増設とかやるのかよ。

それこそ国が出すことなんじゃないのか。

2020-04-12

anond:20200412074055

機械系だけどシミュレーション系以外はできないじゃないか

まあシミュレーション系ですら普通セキュリティのために学内ネットからしか繋げないのが普通

リモートでできるってことは外部から情報抜かれてても分かんないってことと同義だし

緊急事態宣言下で生物とか扱ってるところはどうしてんだろうね

2020-04-02

学部生がオンライン講義必要性を実感した事について

まずは今年新入生の方はご入学おめでとうございます

あなた方が入ってくれることによって大学収入源となり大学が稼働すると言っても

過言ではありません。多分見てる方は社会人以上の方で大学生が匿名ダイアリー使ってる人は

直見た事無いのでこの言葉は届くと事は無いでしょうが...

先に記述しておくとこれを書いているのは一法学部の3年でありGPAも2以下のよわよわ頭です。

GPA高卒の方にもわかるように書くと5段階評価のほぼ2でちょくちょく3あるくらい)

ツイッターフォロワー少ないし5chはdat落ちしそうだしと考え、何となく文書きたいなと思った結果

ここに駄文を連ねるだけなので読んでくれる方は流し見してくれれば幸いです。


↓ここから書きたいことの前置き(もっと↓に本題)


世間を賑わすコロナウイルス。私が影響を感じたのは3月入ってから登録してたバイト

予防の為中止になったのが始まりでした。

それと同時期に早稲田大学が授業開始を延期するのをニュースで見ましたがその時は

正直羨ましいなくらいでした。そりゃ休み延長とか嬉しいじゃないですか。

別にそれと言って何をしたいとか有りませんでしたが。

そのまま体調壊したりして時が過ぎて3月後半になって東京で40数人。

その時点で?と思いましたがまだ良いかなって思ってました。

ようやく重要視し始めたのはつい先日の都知事の会見。

何かのグラフかは忘れましたが週に最低2桁から最大二百ウン十人。

二百ウン十人???、そして都は病床5kを目指している。

??????

そんな要らないんじゃねって思ってた私にはびっくりです。

そもそも感染者減るのでは?????


↓こっから本題


私はてっきりインフルエンザのように4月にはコロナ騒動は収まると思ってました。

だが収まらないコロナ。そして我が大学は先日5月以降へ授業開始日を変更。

現時点で、です。これがもっと感染者が増えたら???そしてまだ居ない学内感染者が

発生したら???大学はまたいつまで授業開始日を伸ばすのですかね???

延期しまくって今学期の単位は一律で付与しません!!!と言われたら???

そう考えた時にオンライン講義必要性を実感した次第です。

幸い今は情報化社会であり、オンラインサービスが多数あります

JAPANが誇る東京大学ではオンライン授業についてどうやるべきかの学内者向け

ガイドラインを設けています。気になった方は一番下にリンクを張るので読んでみると良いと思います

サイトポリシーを読んだらリンクOKと書いて有ったので多分大丈夫でしょう。

大学に一部の大学においてオンライン授業が計画されているらしいです。

我が大学も一応システムとして出席を記録出来る(各回において教員側が記録して後から生徒が参照可能)ので

ゼミなどはzoomなどで出欠を確認すれば行けるはずです。

是非各大学オンライン講義実施してください。そうすれば少なくとも学部生は単位心配は減ります

というか講義してもらって試験実施して単位ください。それだけが私の望みです。

参考サイト

オンライン授業・Web会議 ポータルサイト東京大学

https://utelecon.github.io/

2020-03-27

新型コロナウイルスに関して

特定覚悟で書きます

拡散されて予定が変更になれば幸いです。

私は国立大学学生です。

昨日総長づけで、学生教職員向けにコロナウイルスに関する当面の対応についての連絡がありました。

簡潔にまとめると、

不要・不急の出張等を控えること

不要・不急の会議等を中止・延期すること

各人健康管理に注意すること

屋内での十分な距離をとることができない活動を避けること

の4点でした。

同日、私が所属する学部では授業の開始が4月8日から4月15日になりました。

それにも関わらず私が所属する学科では、4月1日卒業研究着手についての説明会が行われます

卒業研究室への配属に関する説明があるため全員出席するように連絡がありました。

連絡は上記2件と同日であり、

具体的なスケジュールリマインドがなく何時間行われるか不明で、短時間で済むように時間厳守で集合することとありました。

なぜ1日に開催するのか、

学生職員感染者がいたら、

説明会クラスターが発生したら、

これがきっかけで亡くなる方が出たら、

予防や対策が十分に行われているのか…

何もかも不明です。

学内ですでに感染者がおり、県内でも徐々に増加しているにも関わらず予定通り開催する必要があるのかと思ってしまます

何よりこの決断をした教員事務の方に疑問を呈したいです。

学生が思いつくことになぜ考えが及ばないのか。

このような大学で私はこれから何を学ぶことができるのでしょうか。

将来が不安です。

駄文失礼しました。

2020-03-06

anond:20200306235009

ワンチャン奨学金全額返済免除がある(学内選考なのでハードルが高い)から、もしそれに通ると見込めるイケてる論文書ければベットしようかな。

日経平均分岐(そこから悪化するか緩やかに持ち直すか)は6月くらいに見える気がしているので、しばらくは買うかどうか楽しく迷ってみる。

2020-03-01

就活生だけど、大学主催の合説が強行されそう

自分の通ってる大学が、新型コロナがあれこれ言われてるこのご時世にも拘らず、

3/1から就活生向け企業合同説明会が強行しようとしている。

ちなみに知事が「外出は控えて」と直々に宣言している地方国立大学

参加企業は大半が参加取りやめの中、わざわざ来てくれる企業もそれなりにある。

そんな熱意のある企業でも就活からすれば、

社員を大切にしないブラックみがある企業

の印象をどうしても持ってしまう。来てくれるのに申し訳ないけど。

首都圏大学主催合説はほとんどが取りやめらしいと聞いてるから

学生の方も本当にやるのかと開催初日の朝でも疑心暗鬼

大学事務仕事ができない」とよく学内で言われてるけど、

ここまでだとは思わなかった。何か癒着でもあるんだろうか。

anond:20200229164536

死んでしまったり後遺症残ったりメンタル病んだりしたら、進学内申どころじゃねーんだぞ

未来がなくなるんだから

まず警察に行け

あしらわれたら110番しろ

児童相談所とかぬるいことしなくていい

今のお前を一番守れるのは、お前自身

正直高校なんてどこいってもいいんだよ

そこでがんばって勉強すりゃどこの大学でもいけるんだから

また何かあったら増田に書けよ

2020-02-20

競争資金は死すべし

文科省様はだいがくいじめている論が好きなみなさま

本当の敵は大学の中にいるのですよ、それもあなたの隣に

学内研究費を、競争的に!? アタマ狂ってんじゃないか

タダでさえ面倒な申請、報告、申請神聖、報国...が嫌になってんだよ

これ以上仕事ギャンブル要素とクソ仕事要素を持ち込むな

そして自由を奪うな、放っておいてくれ

愚かだ、あまりに愚かだ

科研費が取れないかもしれない、何かのときセーフティーネット学内予算だろうよ

それを喜んで競争的になんて、ご冗談でしょう

いったいどんな生きかたをしてきたらそんな提案できるんだ

2020-02-19

瀬谷JK自殺配信に思うこと

原因は父親性的虐待とも学内イジメとも言われてる。

まぁ俺はその子父親も知らんし、学校も知らない。死人の言うことだから信じる、なんてチャンチャラおかしいと思うからどうでも良いんだけど、撮り方が気になった。

けっこうショッキングなんだけど、悪く言えば良い構図で撮れてる。

スマホを置いて電車にポン。

全身がきちんと写ってるし、ショッキングなシーンも計算されて撮られてる。

少し前も堕胎したんだか、しそこなったんだかしたJK配信しつつ自殺したよね。それは飛び込んだあとを容易に想像させる構図が取られてた。

の子って自撮りに限らず、カメラワーク熟練度がメチャクチャ高い。

俺みたいなおっさん自殺するなら遺書ってイメージだけど、子供が何か遺すなら動画なんだな。

かに訴えやすいのは手間も訴求力テキストより動画ってのは、頭ではわかってたけど、実際目の当たりにするとやっぱすごい時代だなって思うわ。

今後死んでくKKOたちも参考にしてくれ。

2020-02-15

8年ぶりに目が見えるようになったので再起を誓いたい

夜中になると、なぜ自分がこんな目にあわなければならなかったのかと思い、涙が止まらなくなる。現在21歳、大学3年生。半年前に目が8年ぶりにちゃんと見えるようになった。中学1年生の頃からである。8年間本当に長かった。

8年前の秋頃、中学1年生だった私は小学校以来のゲームのやりすぎで視力が低下していた私は黒板の字が見えづらくなっていることに気づいた。眼科に行き、視界が悪くなっていることを告げられ、まだ外見などあまり気にしていない半分小学生脳だった自分メガネをかけることに決めた。いわゆるガチャ目で、左目が0.2とかなのに対し右目がほとんど見えない0.01みたいな状態だった。ゲームをやるとき姿勢が悪かったのが原因かもしれない

ここまではよくある話だし、目が悪くなるというのが怖かったとはいえ周りにもメガネをかけている子供はたくさんいたので、絶望感のようなものはなかった。メガネをかければ普通に周りが見えるようになったし、日常生活に支障はなさそうだったからだ。

しかしいざメガネ生活が始まると、以前とはどうしても変わってくることがあった。一つはメガネキャラが定着してしまたこと。もともとそんなに明るくない性格だったのがメガネをかけたせいでさらに暗くなってしまった。別に友達づきあいは変わらないんだけど、中3にかけて子供が見た目を気にしだすようになるなか自分の見た目の悪さも気になるようになってしまった。

そしてもう一つは激しい運動がフルでできなくなること。メガネをしているのでサッカーとか野球とかできるだけ端っこで見るだけになってしまった。中学の時はサッカーに無理やり参加してメガネ割れたことがある。中学3年生の頃には自分のことがのび太のように見えたし、周りからもそう言われるようになった。

ここで何故コンタクトを使わないのかと思うかもしれないが、これがこの悩みの大きな問題点だったのだ。自分はどうやらコンタクトが合わない体質らしく、眼科に行ってもガチャ目だからコンタクトが合わない、メガネじゃなければダメだと言われていた。実際コンタクトをつけてみると、とにかく気持ちが悪い。つけていると船酔いのような気分がして額から汗がだらだら出てくる。一回コンタクトをつけて学校に行ったことがあるが耐えきれずにコンタクトを外してしまった。いわゆる眼精疲労というやつなのだが、本当に眼精疲労?と思いたくなるような症状が出てくるので、いやいやメガネに戻さざるを得ない。

そして高校生活が始まると、この外見コンプレックスに散々悩まされることになる。もともとメガネが似合う顔でもなく、絶対ないほうが良いのだけど、メガネを外すことができない。この消せないコンプレックスが悩みの種で奥手な性格さらに奥手になり、高校ではあまり周囲に心をひらけなかった。別にいじめられていたわけではないのだけど、とにかく自己評価が低くて周りと上手く接することができなった。なんというか顔に傷がある感じなのである。だから人前に出るのがいやだった。

それだけ自己評価が低いので、常になんか暗いオーラが出ていた。自分の姿が嫌で写真に写りたいとも思わない。だから高校時代写真ほとんどない。だけど頑張れるところは頑張ろうと思って勉強は頑張った。順位が貼り出されて学年一位という経験もしたのだがクラス友達がいないためご飯を食べる時は一人という惨めな思いを味わっていた。今思えばそんなの気にしなければいい話なのだけど、それがいやでいつも教室の隅っこの方にいた。運動も十分にできないのでだんだん運動神経は落ちていき、本当に勉強のできるのび太くんみたいになっていた。自分長所勉強しかないのが嫌だった。

から高校1年生くらいの時から視力回復トレーニングを色々やって見たのだが、如何せん効果がない。あの手のトレーニングはたまにネット上で効果があったとか書いてあるが、ほとんど無理である。一度目は悪くなったら自力視力回復しないと思う。だから高校12年生の頃は本当にどうしようもなくて、とにかく外見コンプレックスに苦しんだ。

そうこうしてるうちに高校3年生になった。17歳という、人間として容色もっとも美しくなる頃、受験勉強とともに私のこの外見・視力コンプレックスさら肥大化した。大学受験の不安よりも私は一生このままなのか、見た目にコンプレックスを抱え続けなければいけないのかという不安の方が大きかった。本当にメガネが外せないのかと悩み苦しみ、勉強そっちのけで眼科に何件も通い、なぜかメガネを10本近く買った。大学病院での検査検討したが、大学受験との兼ね合いで断念した。そんなものからそれまで維持していた成績は下がり始め、大学受験は第一志望に受かることはできず、コンプレックスも解消されないまま大学に進学した。浪人という選択も考えたが、当時のコンプレックスははっきり言って異常で、浪人したら今受かっているところにも受かるような気がしなかったため浪人を断念した。

大学に入ってからもこの外見コンプレックスに悩まされた。最初の頃は無理やりコンタクトをつけて登校していたが、だんだんきつくなってメガネに戻してしまった。そしてメガネにすると人前に出られない(?)ので、サークルも次第にフェードアウト大学1年の秋には学内自然孤立の道を選んでしまっていた。そんな人間が生きる道はインターネッツで、授業から帰宅してはネットサーフィンをする毎日一年冬〜二年秋まで送っていた。ネットサーフィンをしているうちにコンプレックスを忘れようとしていたのかもしれない。だが、20歳になったタイミングでまた忘れていたコンプレックスが再発がした。成人というのは大きなイニシエーションで、私の忘れようとしていたコンプレックスがまた復活していたのである

今度はさら孤独コンプもこじらせていて、高校の同期が大学で楽しくやっている中自分は部屋で一人ネットをしているのがコンプレックスになった。正直もう外見なんか気にしないで普通に人と付き合えばいいというのはわかっていた。でももう二年が終り、就活が始まるという段階で今更人付き合いを増やせるとも思えなかった。だから二年の冬休みはとにかく暗くて、どうすればいいんだろうという気持ちになった。不安と苛立ちが爆発し、家族にわけもなく当たり散らすようになった。散財もするようになった。一種パニック症である。原因不明の病というのはどんなに軽傷でも人の精神不安にするもので、私の心は不安に押しつぶされていた。人間思い込みというのも一つの病だと思う。

そして2019年5月に、最後の望みをかけてそれまで行った事のない眼科受診した。もう大方視力回復に間することはやり尽くしていたので、唯一やっていなかった。オルソケラトロジーという治療法にかけてみた。治療内容はググって欲しい。結果、オルソケラトロジーでも視力回復せず、私のコンプレックスは解消されないみたいだった。

しかしそこで一つの衝撃的な事実がわかった。

オルソケラトロジーを行う際に渡されたレンズを目にはめても一切気持ち悪くなかったのである

オルソケラトロジーは夜間に角膜を矯正するためのレンズをはめて就寝し、翌朝になったら角膜が矯正されているので視界がよくなるという治療である。この夜間にはめるレンズを昼間につけていても、全く気持ち悪くならなかったのである

中学1年生以来、およそ8年の時を経て裸眼で見る世界はとにかく新鮮だった。少し度が弱かったが裸眼道路を歩ける。水泳もできるしサッカーもできる。近くのビルの社名が裸眼で読める。夜は月がブレずに見える。鏡をみてもあの忌々しいメガネはない。あの時は嬉しかった。私が8年間、青春の間ずっと苦しんできた悩みはいとも簡単解決したのである

8年間の悩みが解決した理由もよくわからないのだが、私はどうやら「ソフトコンタクトだと体質的に無理なのだが、ハードコンタクトなら大丈夫」という事だったらしい。理解不能である。確かに私はコンタクトなんてどれも同じと思って、安いソフトの方を買っていたが、そんな意味のわからない解決法はネットでどれだけ探しても見つかったことがなかったし、中学一年生の時から百回は受診したどの眼医者もしてくれなかった。

目が治ってから、私は号泣した。普通病気が治ったら嬉しいと思うかもしれないし、私もそうだろうと思っていたが、こんな意味のわからない理由が原因だったこと、外見コンプレックスのせいで今まで失ってきたものが多すぎることに嗚咽し、自暴自棄になり、さら家族に当たり散らすようになった。8年間もコンプレックスに苦しんだこと、そのコンプレックスが実はすぐに治ったことを受け入れることは難しかった。ストレスの度合いでは大学受験に落ちたことなんか大したことではない。私は12-20までの8年の間でもっと色々なことに挑戦できただろうし、もっと色々な人と仲良くなれたはずなのである

8年間の理不尽は私から自尊心を奪い、一気に自暴自棄に陥らせた。3年春学期の単位は全て落とし、gpaは目も当てられない数値になった。部屋は片付けなくなった。暴食を繰り返し、体重半年で10キロ増えた。家中の皿を割った時は家族から家を出て行けと言われた。

学生時代ほとんどを思うように過ごせず、就職というラウンドまで来てしまった。現実を受け入れられなかった。3年の秋はなんとか学校に行っていたが、授業を受けている間も病的にずっと後悔していた。後悔先に立たずだけど、あの時ああしていればというのをずっと考えてたら1日が終わるとかザラであった。留年したので就職なんてどうでもいい。21歳の誕生日家族以外誰も祝ってくれなかった。家族からも暗くて一言も喋らないから怖かったと言われた。

カウンセリングに年明けから行ったが、正直今できることをやれ、気にするなとしか言われず、自分でもそれしかないとわかっていたので行く意味はないと思ってやめた。しかテストを受けるまでずっと落ち込んでて、単位も半分くらい落としたと思う。せっかくコンプレックスが解消した顔は激太りした上にやつれきっていた。

ただテストを終えたくらいから、ずっとこのままでもどうしようもないというのは体がわかってきた。ようやく、現実脳みそが追いついて気がする。もう一度三年生が始まり就職活動も始まる。何一つ悪いことはしていないのだが、人生を再スタートさせなきゃ行けない。今まで失ってきた分、これからはい人生を歩みたい。

2020-02-05

東北大学工学部機械系の就活における推薦制度の闇

社会人になって何年か経つが、母校の教授記事に出ていて驚いた。

理系大学院生を就活疲れから救う 大学推薦制度を改良、1カ月半で就活完了 | 日経 xTECH(クロステック)

自分は途中から自由就活に切り替えて就職した身だが、本件に関して思うところが多くあるので書いた。

あくまで当時の話だが、制度の一番の問題点を偉そうに記事で語っていたので、あまり変わっていないのだと思う。

「良いところに就職できそうだから工学部」という高校生に向けて内情が伝わればいいと思っている。

以下長文。まとめだけ読んでも良い。

背景

問題点に入る前に、東北大学工学部機械系の就活の特徴から話そうと思う。

講義研究がきつく、就活に対して理解がない教授が多い

学部3年生を過ぎると、落とすと即留年実験や厳しい進級要件に追われ、研究室配属後は、平日休日区別なく働かされる学生結構割合存在する。

また、元記事教授を始めとして、多くの教員バイトインターン就活を快く思っていない。

講義ゼミ説明会面接のために休ませて欲しいと言う申し出を認めない人も多い。

そのため、地理的な不利と相まって就活時期の動きが相当制限されるのが事実である

その分、非常に推薦の求人が多く就職には困らない

ただ、そのような鍛えられた工学大学院生需要は高く、加えて地方ながら旧帝大名前一定の評価があるらしい。

実際、真面目に就活をしなくても無内定にならない程度には求人が来る。

推薦については、景気にあまり関係なく学生200人に対して毎年2倍以上の枠が安定して存在する。

動物のお医者さんという北大舞台にした漫画に「人買い」のエピソードがあるが、学部合同説明会はまさにあのような様相となる。

メーカー系だとCore30はもちろん、日本代表する超大企業が揃っており、企業を選ばなければ就活には全く困らない。

例を上げると、

など、枚挙に暇がない。

ただ、業界に著しく偏りがあったり、大手子会社中小企業も多数含まれているのも事実である

この少子化と売り手市場において、そんな推薦に対して多少の物足りなさを覚える就活ガチ勢もいる。

推薦を就職担当が一元管理しており、それなりに面接負担がある

大学推薦というと、研究室の学生教授が知った企業コネねじ込む、といったイメージが強いと思うが、これは一昔前の話であり今は中々聞かない。

記事にもある通り、大学推薦と言う制度自体機械系全体で管理しており、各教授の推薦状の発行を制限しているため、基本的に抜け駆けは許されていない。

就活時期の推薦選考フローは以下の通りである

  1. 企業からの推薦要請に応じて大学側が推薦枠の数を決定する
  2. 大学学生募集をかける。1次募集・2次募集がある。
  3. 企業担当者との「ジョブマッチング面談」もしくは就職担当者との面談によって推薦対象者を決定する
  4. 推薦状が発行される
  5. 企業選考へ進む(大手企業場合、1次面接か2次面接をすっ飛ばせるだけの企業が多い)

3,5で分かる通り、自由就活に比べてES選考グループディスカッション足切りはないが、人気の大手企業を狙う場合、ある程度頑張って学内選考および企業選考を勝ち残る必要がある。

制度問題点

ここまで書くと、大変さはあるかもしれないが世間一般から見ると恵まれているという意見が多数だろう。俺もそう思う。

問題点は背景で書いた以下の規定および、記事の以下の規定である

企業からの推薦要請に応じて大学側が推薦枠の数を決定する

https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/013000472/?P=2

大学推薦制度を利用する企業が、自由応募制度東北大学機械系の学生採用することは認めない。


このような仕組みにおいて何が起こるのか?

以下はリクルーターにも聞いて裏を取った当時の実話である

~事例1:推薦応募開始前~

企業「今年は採用目標を増やすので推薦枠を15人設けてくれませんか」

就職担当「一部の企業学生が集中しすぎると他の企業不公平になるからダメ。5人で。」

企業「じゃあ残りの10人は自由で応募いただくということで」

就職担当「推薦された学生が不利になる可能性があるからダメ。うちの学生自由で取った事がわかったら来年から推薦枠なくすから。」

企業・・・

~事例2: 推薦応募開始後~

ト○タ、ホン○等の人気企業の推薦枠を競って学生数十人が争う。

からあぶれた人々は自由応募をすることを禁止されているため、泣く泣く諦める。

推薦を取り直そうと2次募集を見ても、人気企業の枠は1次募集で埋まっているため、行きたい会社が残っているとは限らない。

自由応募で別業界を狙うか、子会社領域の違う会社妥協することとなる。


完成車や重工等の花形業界を狙う学生は、小さい頃から車や飛行機に夢を持ち、必死勉強してきた人揃いである。

そんな人達が、

夢の企業への就職可能性を閉ざされる。

大学に隠してでも人材を確保するぞという気概で、黙って自由応募を受け付けてくれる企業存在する(した)。

しかし、昔からの長い付き合いがある人気企業は、大学報復を恐れて受け付けてくれないことが多いのが現状である

非常に理不尽ルールであり、一刻も早く見直すべきだと思う。


なお当時、就活担当職員(※1)に対して自由応募を認めてくれるよう必死に訴えかけたところ、非常に面倒くさそうに当時の就職担当教授につないでくれた。

ただ、件の教授就活時間をかけず研究に没頭することの重要性や、別の会社でもやりたいことはできるなどの一般論を説くばかりで、あまり話が通じなかったので諦めてしまった。

結局、自分外資や推薦が来ていない業界に切り替えて自由就活を行い、最終的に複数内定を得ることとなった。

まとめ

一言で言うと「学生就職平準化のため、大学が推薦枠を絞り学生自由応募を禁止する」のが問題である

これらが曖昧になり、抜け駆けや裏切りを許してしまうと、大学推薦制度に対する学生企業の信頼がなくなり、制度崩壊してしまうから

記事のこの意見や、背景にも一定同意はするが、学生企業希望無視して推薦枠を意図的に絞っていることを言わないのはフェアでないと思う。

そもそも面接が何度もあり、落ちることがある時点で推薦制度の意義は崩壊しているのである

進学先を就職と言う軸で考えている学生の一つの判断材料となれば幸いである。


※1 上から目線で態度が悪いので学生から非常に嫌われていた

追記

快挙を修正しました。

2020-02-02

anond:20200202131627

からセレクションを勝ち抜いたテニサーのイケメン自分になびかないのがムカつくだけでしょ、ああいうのって

学内男子と学外女子の組み合わせというのは運動部マネージャーなんかもそうで、むしろこっちの方が前時代的ですらあると思うんだけどね

東大女子お断りサークルについての感想

現役東大生男子,某インカレサークル所属感想

理1に入って女子殆どいない,みたいな環境にずっといたけど周囲に「東大女子は無理」とか言う奴は聞いたことが無い。寧ろ付き合いたい派は多い。

ただそもそも可愛い子が少ない,可愛くても性格が(人それぞれ様々な方向に)曲がってることが多い,等から東大女子ちょっと」みたいな感じで言いたくなる人の気持ちは分かる。けれどこれは「頭が悪いほうが良い」とかそういう観点からじゃなくて東大所属する女性にそういう傾向が多いせいでそういう考えになってるのでは,と思う。これはもう個人の考えだからどうしようもない。

勿論自分より頭が悪くないと無理,という考えの人もいると思う。ただそんなのは東大に限った話ではなくどの空間にもいる。

それを発しているのが「賢さ」で注目され叩かれることが多い東大生からボコボコに叩いてる人はいるんじゃないかな。いつもの批判対象インカレサークルに移っただけ。

インカレサークルが「頭の悪い女の子」を集めるために作ったサークルだ,という可能性について,これは否定はできない。昔はそういう考えがあったのかもしれない。けれど現在所属している人々にその意識殆どないと思う。そもそも20歳ぐらいの人々が育ってきた環境は今のおっさんおばさん達が育ってきた環境と違って男が絶対,女はそれに従うみたいなものではないはず。男女平等大事だよみたいな感じで育ってきてるんだから当たり前。ただおっさんおばさんが自分たちが男女不平等教育を受けてきたせいで当然今の若者女性軽視した考えでいるはず,こんな団体けしからんとか思ってるんじゃないかな。あとはどこの誰か知らない人が出会ったサンプル1の「男尊女卑思考東大生」の話がSNSやらで大きく拡散されるから印象が強くなっている感。もうこれは仕方ない。


こういうことは言いつつ,まあ東大女子は無理みたいなサークル存在するのは良いことではないと思う。拒否する理由ないし。入りたかったら入ったらいいと思う。入っても問題なくないか

実際去年とか東大女子も受け入れてますよ,みたいなテニスサークルがあった。言い方が上からだ,とかで若干炎上してて可哀そうだった。結局そのサークルには東大女子は1人も入らなかったらしい。

これは当たり前の話っちゃ当たり前の話。東大には学内テニスサークルが2つ,インカレの大きなテニスサークルが4つ,その他小さめのテニスサークルがいくつかある。東大女子を現状受け入れているのは学内サークル2つと小さめのテニスサークルたち。実質東大女子がいるのは学内テニスサークルだけ。そのテニスサークル達は必死だって女子が圧倒的に少ないのに男女比率を1:1にしたいから。女子練習会,女子食事会,等々。別にテニスしなくてもいいか女の子友達作りのために入ろう,みたいな勧誘をしている。死ぬほど必死否定してるわけではないけど。全くテニスした事ないし入ってからもしてない,みたいな子を何人も知っている。そういう風にやってるサークルがある一方でインカレサークルが入ってもいいよ,とか受け入れ始めても彼女たちが入る訳がない。そもそも同じ大学の同性の同期がいない,勧誘必死にしてくるわけではない,練習場所大学の近くじゃなかったりする,など。

そういう状況があるのに「女子に対してはスッと勧誘を止めるのが悲しかった」みたいなこと言ってるヤツがいるのは何だかよく分からない。どうせ入んないじゃん,君たち。サークル入る可能性が無い人勧誘してどうすんの?と。これは別に女子が入れるようになったって変わる状況ではないと思う。


結局どうしたらよかったのかを考える。東大女子拒否はだめですよ,みたいなのをもっとこっそり広めたほうが良かったんじゃないかな。Twitterとかで流れちゃうからよく分からん人々が集まってきて批判してきたわけで,こっそり内々にお断りやめてね,みたいなことをサークル側に伝えて1年後とかにそういえばあれなくなったんだね,くらいにしたら穏便だった。こんだけ騒ぎになったら逆に来年サークル入りづらいんじゃない?東大女子

あとは東大男子,○○大学女子,みたいなサークルやめさせたいなら東大女子を増やしてください。いないんだもん,そういう風になるの仕方なくない?大学限定してるのだって安心して入ってきやすいようにする為だと思う。大学確定してれば身元ははっきりしてるし,問題も起きにくい。勧誘もしやすい。よく分からん人が入ってきてここの大学なんだよね,入れてくださいみたいなことあっても大学限定って建前があればなんとかなる。

学内女子が多ければ色々問題にならないんじゃないかなあ。なんで女子は少ないんだろうね。医学部は点数引かれるし,大変だし,良いですよ,東大普通に女子大事にしてもらえます心配せず入ってください。

東大サークルが良い形になっていくことを望んでいます

2020-01-31

学生ときエキストラボランティアをやった

もう数年前、学生だったとき自分が通っていた大学ドラマロケ地に選ばれて、撮影エキストラ学内募集していた。

興味本位から自分エキストラに応募した。当日は一般学生使用禁止し、いつものキャンバス撮影スタッフ大勢来ていて、なんだかドキドキした。

エキストラキャンバスの中の通行人役で、シーンに合わせて何度も同じことをやる必要があり、思った以上に大変だった。撮影が4時間ほどすぎ、小休止の時間がとられた。自分喫煙者だったので、近くの喫煙所に行った。喫煙所にはすでに1人の男性タバコを吸っていた。

自分タバコを吸いながら、何気なくしかけた。

「いやー、撮影って大変ですね」

今日ちょっと押してますね」

「よくエキストラには参加するんですか?」

「いえ、エキストラではないのですが、ドラマ仕事をしています

「へー、そうなんですね」

そんなたわいもない話をし、休憩時間が終わったので撮影場所に戻った。

すると、撮影を遠くの方から見ていた女性たちが、さっきの男性に向かって「旬くーん!」と黄色い声援を送っているではないか男性もそれに手を振って応えている。

あとからわかったのだが、その男性は小栗旬という当時からして大人気の俳優だった。自分日本ドラマを全く見ないので知らなかったのだ。

それを知ってから、なんて失礼なことを話しかけたのだろうと恥ずかしくなった。けれども、同時にとても好感度が上がった。失礼なことを言う自分に対し、何のおごりも見せずに丁寧に対応していた小栗旬さん。今ではとても好きな俳優の一人です。

2020-01-28

臨床心理学大学院募集停止について

私はついに同僚のことが許せなくなった。

酒をあおってもやりすごせなくなった。アルコールに弱い私にそれがけっこうな毒なのは承知していたけど、彼よりはましな毒だった。体内をめぐる毒物毎日もくもくと戦った肝臓が、ある日とつぜん激痛を訴えてくるように、私は彼の毒に我慢限界を迎えた。

彼をAと呼ぼう。

Aとは同じ職場で20年仕事をしてきた。大学職員である。この大学はいくつかの大きな売りがあるけど(例えば皇族のご姉妹が学ばれたり)、売りの一つは心理学だった。私はこの大学心理学を学んで、職員になった。その贔屓目はあるかもしれない。でも臨床心理学大学院が、文部科学省から「魅力ある大学院」として評価されたときには我がことのように嬉しく誇らしかった。

その大学院は、もうない。

定員割れしたわけじゃない。大学院はもちろん、どの専修分野ものきなみ定員割れしていた。でも臨床心理学専修だけは人気が高く、倍率も大学入試みたいなものだった。その狭き門をくぐった学生たちは優秀だったし、教授陣はキリスト教精神体現する立派な方たちだった。東日本大震災ときも、被災者の方々の心のケアに精力的に取り組んだ。

その大学院はなくなった。Aが毒を撒いたからだ。

大学院のうち臨床心理学専修だけが学生募集を停止した。この事件の経緯について、学生教職員を問わず当時の学内人間の何パーセントかは知っていた。もう少し正確に言うと、いったい何が起こったのか想像がついた。募集停止が公表される数ヶ月前、mixi大学臨床心理学関係の「不祥事」が書かれた。ある卒業生が書いたものだった。この「告発事件がどこまで事実に基づいたものか、私は知らない。だからここでは詳しく書かない。だけど大学院の募集停止と因果関係があることはまず間違いないだろう。

私はこの事件と直接は関係していないから、何が事実かを判断することはできない。嘘。私と関係あるいくつかのことが引っかかる。Aが仕事中に、電話を受けたことがあった。Aはある決まった用件のとき、心の底から蔑むような声で電話応対する。心理相談室に通うクライエントから電話があったときだ。心理相談室とは、学内に置かれた臨床心理学付属機関で、心を病んだ人たちが有料で心理的援助を受ける。彼女たちからまれ大学事務電話がかかってくることがあった。Aは病んだ彼女たちのことを軽蔑して差別していた。

「中断してしまったんですね…」

Aの台詞から電話の内容が分かる。心理相談室は夏休み春休みになると、心理相談が中断して電話受付のスタッフもいなくなる。そこで大学事務電話が来るわけである。でも繰り返しておくとそれはまれなことだった。Aが電話応対してこの発言をするとき、とても汚いものを見たように声を絞り出す。女の経血を見た男のような、黒人出血を見た白人のような。馬鹿馬鹿しい、血は誰のだって汚いのに。

Aは一言二言返すと電話を切った。それから煙草を吸いにいった。Aが汚いものを洗い落としに行っているその間、私はAの毒に心を痛めた。誰よりも汚いのはAの方。Aの毒が病んだ人たちを殺したなら、Aはとても満足しただろう。Aの電話応対を咎めたこともあった。でもAは取り合わなかった。こんなとき、私はもう一度電話がかかってくるのを悲痛に祈って待つしかなかった。その晩はアルコールに身を委ねるしかなかった。

引っかかることの話をしよう。2013年7月に、大学院の募集停止が大学から公表された。「告発」は2006年心理相談出来事2013年になってからmixiに書いていた。この7年の間に何があったのかはやはり分からない。mixi2006年にすでにあったのに、2013年まで待たないといけない事情があったのだろう。私が引っかかるのは2006年のことである。その年の春休み、Aが電話応対して「中断してしまったんですね…」と例の毒を撒いた。私はAを強く咎めた。たまたま電話のやりとりが聞こえて、Aの応対が杜撰だと思い電話を切ったあと口論になったのをよく覚えている。私はその晩むしゃくしゃして、正体がなくなるまでアルコール摂取した。

私は2013年mixiを書いた彼女へ、メッセージを送っていた。事件について人からなにか聞いたらご連絡します、といったあたりさわりない内容に、それとなく2006年の何月のことか尋ねた。1月から2月にかけてのことだという。そして私がAと諍いがあったのが、その年の春休み3月のこと。

しかしたら…あのとき電話は…

心理相談室に関わりがあっただけで、心理相談が中断したわけではなかったのでないか。 十分にありうることだった。Aが心理相談室がらみのことでまともに電話応対するわけがなかった。心理相談に関するトラブルがあって、それで大学側に助けを求めたのではないか。もちろんこれは私の想像にすぎない。mixiでまたメッセージを送って確かめるべきだったのかもしれない。でもそれは私の想像が当たっているか知りたいという自己満足にすぎないとも思った。だからあえて確かめることはしなかった。

もし彼女が本当に大学に助けを求めていたのだとしたら、例えば学内人権委員につなぐということが考えられた。Aが電話応対したせいでそれすらできなかった。トラブルがあってからそれほど間をおかずに大学電話したのに、助けは得られなかった。だから7年もの歳月を待ち、SNSでの「告発」という形を取らなければいけなくなったのではないか…?彼女mixi募集停止が発表された2013年7月アカウントが消された。私の疑問を確かめる術は失われた。

私の仮説はこうだ。Aの毒は臨床心理学大学院と心理相談室を殺した。

臨床心理学大学院が募集を停止し、その付属機関である心理相談室もまた2017年に閉所された。これは教授陣が自主的に望んだことではなく、大学の決定によるものだった。私はこのことを悲しく受け止めたが、その内情について詳しくなく明かす立場にない。だけど引っかかることがある。もしかしたら、この一連の流れは止めることができたのかもしれない。Aの毒をアルコールによって毒してしまうのではなく、なにか行動を起こすことができていたなら?

私の仮説はこう言い換えてもいい。臨床心理学大学院と心理相談室を、私がアルコールと無行動という毒によって殺した。

私はついにAのことが許せなくなった。私が私自身を許せないから。

2020-01-24

anond:20200124120222

一般的には2名の推薦人は必要だと思うが

ここで、推薦人になった場合、など不利益をこの推薦人に学校が言った場合、恐ろしい問題が引き起きる

そのため学校側はあらゆることができない。

そこで運よく推薦人があつまらなければ問題なし。

なにがしか冗談などもふくめ、推薦人が集まった場合、これはすさまじい問題となる。

さらに誰かが立候補した場合2名の推薦人が学内からまらない場合イジメ問題が起きていないことを学校側が調査されないとおかしい。

2020-01-23

[]

よいこのただしい窓ガラスの割り方

 

まず、校長先生許可をもらいます

金属バットはあぶないので、木製のバットしま

なおこの際、後のことを考えて折れる荷に事前にヒビを入れておくといいでしょう。プロ指導にしたがってください。

ガラスの破片が目にはいるとあぶないので、

スタッフをつかって事前に人払い

廊下側だけではなく表のひとどおりをきちんとして、シーン中にひとがちかづかないようにしっかりしてください

なおショッカーのみなさんは爆破スタッフとして石切り場です。スタッフはなるべく学内からあつめて事前に訓練してください。

anond:20200123081912

て、「低音の魅力」・・・

(べつに仏教系大学学内音響システムノミネートされたけど名前のせいでRAMSAに競り負けた米国博士考案のスピーカブランドのことじゃないよ)

バカ中学生がよく手振り付きでコーフンして口にする歌手名のナンバーワンだったよ)

2020-01-21

anond:20200121183823

どこもそうだが

学内派閥があるのと学外は別口

それはそれこれはこれ

試験カンニング行為はわりと見逃してくれる

センター試験不正行為があっただとか試験時間が短かっただのというニュースを見て、大学在学中に試験バイトをしていた頃を思い出したので色々書いてみようと思った。

当時は某私立大の大学生で、夏だったか秋だったか学内掲示板試験官(正確には試験監督補佐)バイト募集している旨の張り紙があったので興味本位で応募した。

センター試験監督自身が在学している私大一般入試試験バイトどちらも応募できたが、個人的な都合もあり一般入試のみ応募。

試験当日の朝は試験中、試験前後の動きだとかを細かく説明され、試験開始数十分程度前に待機所から教室へ移動。問題用紙・解答用紙を配布して試験開始時間を待ち、開始時間・終了時間になれば試験監督が合図をして、終了後にまた問題用紙・解答用紙を回収して撤収。このルーティンを何回か繰り返すだけの非常に楽なバイトだった。

ただひとつ気にかかったのは受験者のカンニング行為

確か数学試験時間だったと思うが、明らかにカンニング行為をしている受験者がいた。試験会場は広さにもよるが試験監督(大学場合は大体教授だとか准教だとか)と大学職員やバイト試験監督補佐が数名程度。自分が配置された教室試験官(補佐含め)4人程度だった。

試験が始まり教室前方の端の椅子に座り試験会場を見渡していたり、音を立てぬようにゆっくり歩いたりしてカンニング行為をしていないか見回ったりしていたのだが、事件が起きたのは開始から十分程度あと、教室前方の椅子に座っている時。比較的前方に座っていた受験生が随分と挙動不審な動きをしているのに気が付いた時。顔は伏せながらも明らかに自身問題用紙に目を向けず、左右に顔を傾けまくっている受験者がいた。当然最初は緊張をほぐすためちょっと首を動かしている程度なんだろうなと思っていたが、かなりの頻度で首を振っている。最終的には近隣の受験者で最も近い左側ばかりを向く(目を向ける)ようになっていた。

試験自体初めての経験でありなおかつ補佐程度の役割なので特段の権限はないが、あれは不正行為だろう…と判断したため、別の試験監督(補佐)にメモと耳打ちで状況を説明してその方にも確認してもらった。その方の判断も黒。しか問題なのは、その受験生の行為絶対意図した不正行為であるという確証が無いという点。

先述の通り緊張をほぐすために首を振っていただとか、もしくは体調だとか身体的特徴の影響からうっかり左側ばかり見ていただとかの可能性も0ではない(※まぁ今でもあれは隣の受験者の答案用紙見ようとしていたんだろうと思う)。

そこから教室中の試験官全員に異様な緊張感が走り始めてた。教室の前方真ん中に座っている試験監督受験者名簿(顔写真付き)を見て当該の生徒について確認したり、試験監督内で決めていた不正行為対策のための見回りのルーティンもぶち壊して、カンニング行為を働いているであろう受験者をなるべく悟られないように常時監視したり。一般入試特有試験中退出(休み時間の間に他大の合格が分かり現在受けている大学試験放棄してそのまま帰宅する人)だとか、そもそも出席していない欠席者分の解答用紙に欠席の手続きをするのも試験官の仕事自分担当していた試験会場では試験官全員が欠席手続きをする(解答用紙に受験者名や受験番号を記入して用紙全体に"欠"と記入する)のだが、今回は緊急で試験監督補佐を一人、例の受験者をメインで監視する目的で欠席手続き役割から外された。その外された人物が私だった。

結論から申し上げると、その生徒はカンニング行為をしていたと認められなかった。認められなかったというより、カンニング行為をしていたという絶対的な確証がないため認めることができなかった。

後ほど聞いた話では、その教室にいた試験監督試験監督補佐たちも、全員あれは恐らくカンニング行為であったという認識であった。だが、確証はない。ただ首を振っていただとか、隣の解答用紙なんて見ておらず全く別のところを見ていただとかと言い訳をされてしまえば正直それまでである。電源の点いたスマートフォンを使っていただとかカンニングペーパーを持ち込んでいたなど物的証拠があれば一発アウトなのだが、"近隣受験者の回答を覗いていた"という行為に関しては、カンニングをしていたという絶対的な証拠が残らない。いざあの受験者を不正行為として取り上げていたとして、もしも本当に不正行為を働いていなかった場合試験監督は取り返しのつかない行為をしてしまたことになる。下手したら受験者の一生を左右する行為にもなりかねない行為である。かといって目の前で行われていた不正行為に目を背けてよいのかという正義感にも苛まれつつ、試験時間が終了して、いつも通り問題用紙・解答用紙を回収して撤収した。

今でも当時の判断試験監督に件の受験者がカンニングを行っているので不正行為のため退出させるべきだと進言するべきか否かという相談をしなかったことが正しかったのか、正しくなかったのか分からない。ただ先述した通り、試験監督受験者のカンニング行為については試験時間中に認識していた。それでも監督は実質黙認していた。当然試験監督も、"もしも不正行為ではなかった場合"を想定していたのだと思う。その結果試験官全員が、受験者がカンニングをしているのを認識しつつも黙認してしまうという空間が生まれしまった。

ちなみにその受験生は残り時間30分程度になるとカンニング行為をパタリとやめてしまった。試験官が怪しんでいることに気づいたの、はたまた解答が終了したのかは定かではないが…。

センター試験も終わってこれから一般入試も始まると思うが、受験生にお願いしたい。頼むからカンニング行為はしないで欲しい。行為をしている本人も精神をすり減らすだろうし、それ以上に試験官も精神をすり減らしてしまう。最悪の場合お互い最悪の結末を迎えてしまいかねない。不正行為は一切せず、自身の実力を全力でぶつけた真剣勝負でお願いします…。

2020-01-18

センター試験の思い出

田舎なので兄の家に泊まり行った。志望校がその国立大学だったので二次試験の下見になったといえば下見になったけど

最寄りが駅が田舎のどっちを向いても上りの始発駅だったので「電車が混んでいる=座席に座れない」な感覚だったので都会の満員電車ビビり3回くらい見送ったのち、「ギチギチだけどこれに突っ込むのか・・・?」と意を決して乗った。

予備校もなく受験情報進研ゼミ国立大学コースみたいなやつだけどそこに「時計は見やす目覚まし時計ベター」とあり、「確かに腕時計などより一覧性が高く一理ある」と目覚まし時計をもっていったが試験会場の大学の大きな教室を見回しても目覚まし時計を持ち込んでるのは俺一人だった。

同じ所で試験を受けた兄に最寄り駅から大学の行き方を聞いたら「馬鹿でもぜったい分かる」と言われたが、たしかセンター試験受験生と思しき人のながれと駅のコンコースから門が見え横断歩道を渡ればすぐだった。しか大学敷地に入ってからがクソ長くて10分くらい歩いた。

田舎高校なので全体の偏差値より学内偏差値の方が高く、全体だと60後半なのに学内だと70オーバーだったりしたが、世界史Bは満点だったにも関わらず学内偏差は50だった。もちろん、その年度でセンター試験世界史Bを選択したのが100人近くいて俺一人だけだったから。

2020-01-16

東大元特任准教授の人事について

寄付講座の特任准教授とはいえ、なんであの方が採用されただろう?と多くの人が思っているはずだ。

情報学環の人事には詳しくないが、一般的東大寄付講座ができる流れについて説明しよう。

今回の寄付講座は、『情報経済AIソリューション寄付講座というもので、マネックスオークファン大広リミックスポイントから資金によって運営されている。

しかし、通常いきなりこの4社が東大情報学環に行って、寄付講座をつくりたいんでお金置いていきますね、とはならない。

とはいえ情報学環トップ情報学環長・学際情報学府長の越塚先生がこの4社に対して、

今度、『情報経済AIソリューション寄付講座という講座をつくりたいと思ってるんで、寄付していただけないでしょうか?と言うこともあまりない。(研究科レベルの人はそんな暇はない)

寄付講座には、必ず仕掛け人が専攻の内部にいる。

多くの場合寄付元の会社懇意にしている教授情報学環学祭情報学府の教員であることもあれば、兼担している他研究科・専攻の教員であることもある)が、

今度、新しい寄付講座をつくりたいので、寄付していただけないでしょうか?と4社に持ちかけることがほとんどだ。

そこで、うちうちに寄付合意が取れれば、この教授が今度は情報学環学際情報学府教授会に咨ることになる。

そこで、合意が得られ、次に情報学環長・学際情報学府から許可が得られれば、寄付講座の手続きが動き出すことになる。

この教授をA教授と呼ぼう。

通常の正規准教授人事の場合、その限られた席に誰を採用するかというのは、その大学院・専攻のその後の運命を決めることになる。

そのため、採用は非常に厳密に行われるし、様々な角度から(業績のみならず、ファカルテメンバーとして適切か、教育に対する考え方、ラボ運営能力など)検討される。

このような人事で、仮にA教授自分の子飼いの人間を連れてきたとしても、適切な人物ではなければ、面接にすら呼ばれないだろう。

では、寄付講座の特任准教授人事ではどうか?

通常の准教授人事と異なり、寄付講座の設立はA教授が走り回って成立したものであり、

A教授がこの人事に対してイニシアチブを取れることは間違いない。

なぜなら、このポスト本来学内には存在しなかったものからである

今回の寄付講座が公募によって決められたものかどうかはわからない(寄付講座・特任教員場合東大では公募が行われない場合もある)。

仮に公募であったとしても、一本釣りであったとしても、彼を特任准教授採用する際に、

かなり大きな力を持っているA教授学内に必ず存在する。

もちろん肩書き上は、元特任准教授は『情報経済AIソリューション寄付講座のPIである(たぶん)。

そして、組織上の上司はもちろん情報学環長・学際情報学府である

しかし、実質的上司寄付講座の責任者は、A教授である

なぜA教授が今回の様々な事態に対して、ガバナンスをきかせられなかったのか?これが一連の不祥事における東大の一番の責任かつ問題点である

一般に、寄付講座の研究内容はかなりの自由度があり、寄付元の会社研究内容に口出しをすることはできない。

まり寄付元の会社にとっては、共同研究外注などではなく、真の意味で「寄付」なのである

もちろん長期的にはリターンがあるかもしれないが…それでもほぼ善意だ。

大学にとっては、本当にありがたい限りである

しかし、上記問題点解決しない限り、企業は怖くて寄付講座にお金を出すことはできない。

善意寄付をしたら、変なやつにお金を出している会社だとして炎上する、そんなこと企業にとってはたまったものではないだろう。

ひいては、東大にとっても問題である

今回、彼は懲戒解雇された。しかし、問題は何も解決していない。

今回の人事プロセスを明らかにし、問題所在を明らかにしない限り、

セルカン事件と同様、東大に禍根を残すことになるだろう。

2019-12-05

anond:20191205140213

ごめん 研究ばっかりしている他ぷだけど

それでもサークル合コン学内セックスみたいな話はいくらでもあったわけで

今の若いやつって大学勉強するところとか思ってるってマジか?

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