「学内」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 学内とは

2021-05-06

学内サービスを使うサードパーティーサービスの話

筑波大学の話

授業データベースがシステムダウンした筑波大学で学生がスクレイピングなどによってクローンサイトを作り、それが大学公認になったというニュースを見た。

筑波大1年生が爆速開発した“オレオレ授業DB”が大学公認に 有志で運用を継続する方針 - ITmedia NEWS

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/30/news147.html

東京工業大学の話

このような学内サービスを使うサードパーティーサービスは我が東京工業大学にも存在している。

ただし、筑波大学のものとは違って少々行儀が悪い代物だ。

東工大の学内サービスでは時間割管理、講義資料のダウンロード、課題提出などの学生が講義を受けるうえで欠かせないものが提供されている。

これらを利用するためには「学籍番号」「パスワード」に加えて、「ワンタイムパスワード」か「マトリクスコード」という学生証裏の第2パスワードが必要となる。このような認証システムをめんどくさがってブラウザ拡張などにパスワードを保存するというセキュリティ的にはあまり褒められないことをする学生もいる。

パスワードを保存するだけではなく、課題のスケジュール通知を行うなどの拡張を行ったサードパーティーサービスを有志団体が作っている。

もちろんパスワードをアプリに保存しているのでセキュリティ的には良くないのだが、まあ学生が作っているなら良いんじゃないかと他人事ながら思っていた。

太字にしたので察した方もいるかと思うが、なんとこの学内サービスをハックするサードパーティーサービスを作っている中心人物は学生ではないのである。

どうやら学生の頃に開発して、後輩を誘って開発チームを大きくして現在まで開発しているらしい。ログインしないと見られない学内サービスをハックするアプリを部外者が開発しているなんて状況を東工大はよくもまあ放置しているなと思った。

2021-04-26

anond:20210426191230

大学時代の友人に会った

大学時代はお互い貧乏で。たまり場と言えばドリンクバー付きのファミレスか。学内食堂だった

お金がないお金がないと言いながら。ノートを広げてテスト勉強しているのが常だった

2021-04-21

センター9割取ったけど駅弁大学の授業についていけなかった話

小学校の頃は勉強に関しては困ったことがない。

テストは大体100点だった。

ただ友達付き合いが壊滅的に下手で、中学に入ったこから学校に居場所がなくなり、年単位不登校になった。それはここでは省略する。

高校からは真面目に登校し、友達もできて、勉強も遅れを取り戻すことができた。

高3になり、大学受験に向けた模試では毎回旧帝薬学部が狙えるレベルだった。

緊張して臨んだセンター試験は9割。正直、自分スゲエと浮かれた。

旧帝薬学部が十分射程範囲に入るのだ。

でも待てよ、と立ち止まった。

もし落ちたらどうなる?

そう、自分自主勉が嫌いなのだ

学校や塾で授業を聞くのは苦ではないが、一人で勉強するとどうしてもすぐネットに手が伸びて1時間時間が溶けてしまう。

コツコツ一人で机に向かうことが本当に苦手だった。

からもし浪人すると絶対ネット漬けになり、ダメになってしまうという確信があった。

選んだのは合格確実な地元国立駅大学の非薬学部

親元から遠くなるのに不安を覚えたから、地元から出なかった。(これは正解だった。のちに引きこもりになり生活習慣も精神的にも不安定になったので毎週実家に帰って会話する相手がいてかなり救われた)

当然合格し、駅弁大学入学。どうやら50人以上の学科入試の成績が一位だったようで、表彰もされた。

入学するとオリエンテーションサークル勧誘で異性からたくさん話しかけられた。

新入生の女ならちやほやされて当たり前なのだが、こんな私でもリア充になれるかも?と少しだけ夢を見させてもらった。

しかしその少し後に、私は衝撃を受けた。

教授講義で話してる内容がまったく理解できなかったのだ。

どこがわからないのか考えても、一から十まで全部としか言いようがない。

からないところがわからない、お手上げ状態である

何せいきなり理解不能な単語概念が当然のもののように出てきて、それを前提にどんどん講義が進んでいく。

その専攻は高校では好きな科目だったはずなのに、しょっぱなから高校までで習ったことは嘘です。本当はこうなっています意味不明説明)」と打ち砕かれる。

極めつけは実験科目で、実験器具を目の前にして何をどうしたらいいのか教科書を見てもまったくわからず固まってしまい、「あ、これ無理だ」と確信してしまった。

授業にもついていけないし、人間関係も、最初同級生と仲良くできたものの一歩踏み込んだコミュニケーションが取れずに徐々に距離ができていった。

次第に私は大学に行かなくなった。一人暮らしアパートに引きこもってネットゲームに明け暮れ、昼夜逆転生活を送るようになった。

土日や長期休みには実家に帰ったりアルバイトをしたりして、そこでだけ人と会話できた。

当然、単位が足りず留年確実になった。

このままではいけない。なんとかしなければと学生支援センターのあたりをブラブラ歩いていると、入学後でも専攻が変えられることを知った。

これだ、これしかない。

私は文系学部試験を受けた。普通入試と似たようなもので、英語小論文があったと思う。

無事に合格し、心機一転、同じ大学で二度目のキャンパスライフスタートした。

この学部でも専門科目はわけがからなかったが、前の専攻とは違ってまだ理解の糸口がつかみやすかった。

また文系マンモス学部なので講義で人と関わることはほぼなく、かつ編入生という明確な立場の違いがぼっち安心材料になって、余計なストレスを抱えずに勉強できた。

あとはここで躓いたら二留か最悪中退するしかなくなるので、授業も試験も頑張るしかなかった。

幸いなことにその学部卒業要件がゆるく、ゼミはあるもの卒論すら不要だった。また、私が選んだゼミはゆるさで有名なゼミで、ぼんやりとしたテーマでなんとなく発表する程度で許されたのも運が良かった。

かくして引きこもりぼっち大学生は、一留したものの専攻移動という手を使ってなんとか卒業までこぎつけたのだった。

ちなみに授業と並行して資格試験学内講座も受けたが、そちらは教えるプロ試験突破目的とした講義をしてくれるので非常にわかやすく、自分が得意だった大学受験までの「お勉強」と似ていた。

そのため資格試験の方は余裕で合格し、無事に就職できた。

大学卒業して長いこと経つが、いわゆる優等生の方だった自分大学でなぜあそこまで躓いたのだろうとたまに考えることがある。

1.大学講義をするのは研究プロであり高校までの教えるプロとは異なるということ。

2.高校までの参考書パラダイスと異なり、底辺大学生に一から理解してもらうための参考書が乏しいこと。(当時の私も一生懸命探したが自分の専攻では見つけられなかった)

3.高校までは「AはBのためCになる」のようなシンプル絶対事実をいくつも積み重ねて理解を深めていくが、

 大学ではAからZやそれ以上のあらゆるパターンが先に出てくるばかりで絶対事実に辿り着かず、「結局確実に言えることは何なの?どこから覚えたらいいの?」と地に足がつかないままどんどん先に進んでいくこと。

 (よく考えたらお勉強ではなく学問研究世界なので当たり前である

など色々あるが、結局、答えの用意されたお勉強が得意だっただけで、答えのない学問を追究すること、つまり大学進学自体そもそも向いてなかったのだろう。

高校までのお勉強大学で学ぶことは全く異なるということは全高校生に知ってもらいたいと思っている。

ここまで読まれた方は、私は発達障害だと思うかしれない。診断は受けてないが傾向があることは自覚している。

しかし「高校までの勉強が余裕だったのに、大学の授業が全く理解できなかった」という話は発達障害界隈でもあまり聞かない。私だけなんだろうか。

2021-04-08

米は学生に週2回PCR、日本根本対策なし

昨年6月ごろ、米国の一部の大学学生に週2回、定期的にPC検査実施する「サーベイランス検査」の態勢を作ろうとしていると聞いた。学内で1日数千件の検査をすることで感染を抑え、一度閉鎖した大学を再開させるという。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14864870.html

そのコスト (費用、人的リソース誤判定のリスク) をかけるなら、オンライン授業を整備したほうがいいよね。

というか、昨年の記事をそのまま再配信して、結果としてアメリカ大学感染を抑えられたのかを取材せず、何が取材後記なのか。

2021-03-26

「THE世界大学ランキング日本版2021」について

大学の多様な在り方をこういった「大学ランキング」といった画一的指標によって評価するのは大いに問題があります

同様に、こういった指標大学運営に影響を与えることを避けるためにこの文章を書きました。

利害関係のある企業による評価を多くの専門家を抱える教育機関一方的に受け入れる今回の事態を不気味に感じます

民間企業による指標ではなく、きちんとした調査を行い大学研究所が協力をし、国もきちんと予算を出し、

大学の多様な魅力を踏まえた模範となるような「大学ランキング」に代わる大学紹介を行うべきです。

※「THE世界大学ランキング日本版2021」についての3つの問い

1.この調査実施ベネッセが行っているが中立性が担保されているか調査を行ったか

2.この調査自体に各大学ランキング付けする程の信頼性があるか調査を行ったか

3.貴大学には教育学部存在しているが、当調査に関して学内専門家から意見を聞いたか

「THE世界大学ランキング日本版2021」を実施したのはベネッセです。

http://between.shinken-ad.co.jp/univ/2020/03/JURshihyo.html

しかし、ビュー数の多いYahoo! Japanニュースではそれには一切触れられていません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2428370025a1ef13e92665b18d20dacf01ae17

この記事引用元高校生新聞は「株式会社スクールパートナーズ 」が運営しています

この企業入試運営支援入試広報委託サービス事業に含まれています

https://www.sclpa.jp/outline.html

要するに、大学入試に関わる企業ベネッセ)が大学ランキングを作り、

それを同じく大学入試に関わる企業が(スクールパートナーズベネッセ名前を出さず報道しているわけです。

一方で、2019年ベネッセ文科省大学共通テストにおける癒着疑惑報道や、

2020年ベネッセID問題報道を覚えている方も多いはずです。

https://biz-journal.jp/2019/12/post_133401.html

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75062?page=6


さらに、ベネッセベネッセ海外留学センターで生徒対象の校内セミナー教員研修事業として行っています

これは明らかに問題があります

ランキング世界版は国際性が7.5%と低いのに対して、日本版20%と比率が高く、日本版は国際性を重視している調査からです。

https://www.benesse-kaigai.com/teachers



日本の“偉い人”は世界大学ランキング日本大学ランク入りすることのみ重要視している傾向があるように思います

一方で、世界ランキング実態や、利害関係にある企業ランキング実施する問題は驚くほど指摘されていません。

例えば、本家の「THE世界大学ランキング」のタイムズハイアー・エデュケーション2020年8月海外留学募集学生住宅市場に参入しています

https://thepienews.com/news/the-moves-into-international-student-services/


さて、ベネッセ大学ランキング実施するのは勝手ですが、それが定着することは避けなければなりません。

大学の多様な在り方をこういったランキングといった画一的指標によって評価するのは大いに問題があります


問題のある指標を見てみましょう。

「THE世界大学ランキング日本版2020」ではスコア100の内20%を占める国際性を以下のように定めていました。

これを見ると、いくつか問題が浮かびます

例えば、大学の規模が大きければ当然、外国人学生比率は少なくなるでしょうし、

留学生向けに理解やす日本語で授業を行うことを重視している大学評価が低くなるでしょう。

多様な大学の在り方が、この画一的指標によって多様性否定する本末転倒になる恐れがあります

<国際性 20%>

 ⑬外国人学生比率(5%)

  在籍外国人学生数÷在籍学生

 ⑭外国人教員比率(5%)

  在籍外国人教員数÷教員

 ⑮日本学生留学比率(5%)

  日本学生留学生数÷在籍学生

 ⑯外国語で行われている講座の比率(5%)

  外国語で行われている講座数÷全講座数

さらに、スコアの8%を占める日経HRという企業の「企業人事担当者から見た大学イメージ調査」です。

『「TH世界大学ランキング日本版」の指標教育成果」に使われている』ことを売りにして、

以下のサイトで全調査結果を大学向けに22万円で販売しています

https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category05/data.html

教育成果 16%>

 ⑪企業人事の評判調査(8%)

 日経HRの「企業人事担当者から見た大学イメージ調査」のデータ使用(2カ年分データ使用

 ⑫研究者の評判調査(8%)

 THEが世界大学ランキングのために各国の研究者対象実施した評判調査の結果から日本研究者日本大学について評価したデータ抽出

 「素晴らしい教育をしていると思う大学」を最大15大学挙げてもらい、大学ごとの得票数を合算(2カ年分データ使用


東京工業大学では以下のように、Web上にページを作り、学生に協力をするよう「お願い」していました。

大学により、学生協力を「お願い」する方法も違っていたようです。

ちなみに大阪大学では学生向けにメールが一斉送信されたのみで、問い合わせ先はベネッセのみでした。

この調査に関する大阪大学への問い合わせ先は一切記されていませんでした。

「THE 世界大学ランキング日本版)の学生調査にご協力ください」

https://www.titech.ac.jp/enrolled/news/2020/047746.html

このようなランキングが定着するとこの調査大学民間企業に有料でお願いする、

それに付随する調査を法外な値段で買うようになる、という事態につながる恐れがあります

これは個人的意見なのですが、入試に限らず、就活大学民間企業の在り方に大いに疑問があります

大学は今一度、民間企業距離を見直す時期に来ているのではないでしょうか?

こういった卒論だと通らないようなレベルのものに参加してしまった数多くの大学にも責任はあります

文科省との関係が深いベネッセだったので断れなかったのかもしれません。

しかし、大学改革の失敗を加味しても問わざるを得ません。教育機関としての矜持はどこにいったのですか?と。

もちろん、「世界大学ランキング」を無批判に持ち上げる“偉い人”やメディアにも問題があります

2021-03-22

anond:20210322160026

ロケのせいで進学が・・・

お前は何を心配しているんだ?

学内ロケをすればいいだけだ。気にするな。問題ない。いつものことだ。

2021-03-17

anond:20210317093729

学内では校則適用されますので、

入るとき女性警備員女性教員立会の元チェックします。

肌着は白を着用して下さい。

でないと入れません。

汚れていると建築技術の授業の際など、ケガで血が出た時に不衛生です。壊死して片足切断することもあります

2021-03-14

anond:20210314234039

国内じゃ学部長はしてたみたいだが

大学名まではすまんな

つか、学科長って研究者としての資質関係あるか?

学科長って学内政治の好きな奴の仕事だろ。文系だと違うん?

2021-03-10

anond:20210310113645

どこかの会社押し付けられるなら

文系学部は推薦状なんて事務的いくらでもかく。


理系は行きたい会社宛ての学内推薦目当て

激しい競争がある

2021-03-03

[]2021年3月2日火曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
006512542193.041
017312697173.964
02386304165.970
0322120654.839
04265488211.172.5
05151619107.963
06253920156.861
0756484786.647.5
08516344124.455
0911814111119.647.5
102121756482.837.5
112461775672.242.5
1226126621102.037
132932778194.841
1425625757100.643
152292204396.343
162591790869.137
1719222593117.745.5
182031874692.344
1915117101113.348
2015020900139.349.5
211961916097.845.5
222091717182.242
2312714353113.043
1日3473354532102.143

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

佛教大学(7), majority(7), ステマ認定(4), ハートランド(3), ハイパーオリンピック(3), CAL(4), アフリカン(3), muchonov(3), ロキノン(3), 創価大学(5), 台紙(3), マキバオー(3), マジョリティ(56), ステマ(36), 公言(26), ヴィーガン(29), 競馬(20), 尊厳(22), 馬(29), マイノリティ(46), LGBT(49), 嫌う(22), 不利益(13), 夫婦別姓(12), ヘイト(20), 表明(40), 差別(218), 属性(38), KKO(55), 嫌い(128), ゲイ(19), 社会的(27), 自由(79), 縁(15)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

LGBTを嫌う自由はあるのか /20210301102544(44), ■ 2.5流の大学を出て大手企業に入った自分を許せないでいる /20210301212331(37), ■増田は2つの「嫌う自由」を混同してるぞ /20210302093544(36), ■やっぱりウマ娘記事ステマしか見えん /20210302002625(21), ■anond20210302093544 /20210302112759(16), ■anond20210215161950 生活保護申請のその後 /20210302041924(16), ■女オタクと性欲 /20210301203049(15), ■少なくとも100人以上の女とSEXしてきて気づけた謎の傾向 /20210301225724(11), ■プリキュアがまた男性優位主義に戻って辛い /20210302155705(11), ■anond20210302093544 /20210302105950(10), ■結婚権利ではない /20210302214659(10), ■「うっせえわ」の歌詞の一部分だけがマジでからない /20210302154140(9), ■ふたなり百合好きな奴が理解できん /20210301183005(9), (タイトル不明) /20210302165754(8), ■建築好きなら死ぬまでに見ておきたい建築100(日本国内編) /20210301191826(8), ■性欲捨てたい /20210302224424(8), ■書いたな、俺の前で、雑な百合語りを! /20210302002637(7), ■MeTooが「学内いじめ」「男性被害者」にも使われるようになってるね /20210302100542(7), ■日本少子高齢化を緩和する方法ってある? /20210302142006(7), ■婚約中の彼氏アダルトチャットをやめてくれない /20210302143624(7), ■差別でも構わないし、嫌いなものは嫌いだよ /20210302172748(7), ■昔は楽しんで読めたはずの日常ものが読めない /20210302212852(7)

2021-03-02

旧帝大准教授普段何をしているのか

https://anond.hatelabo.jp/20210228234557

を読んで,じゃあ准教授になるとどうなるのか書いてみよう。

コピペですむ部分はそのまま利用している。

40代前半で旧帝大准教授 (任期有→もうすぐ任期無になる予定)。この業界ではそこそこ勝ち組と呼ばれる部類だと思う。

日本トップクラスとも言えるこのポジションで、私が普段何をしているのかを書いてみたい。

研究指導 (6時間/週)

准教授とはいえPIなので在籍する研究室に居る学生のうち10名ちょいに対して研究指導を行っている。各人に対し、一対一のミーティングを月に 1 時間行うため、トータルで週3~4時間くらい。

それに学会論文チェックなども入るのでトータルだとこんな感じかな。

元増田助教より少ないって?ごもっとも。

研究室内の輪読会 (0時間/週)

輪読会をやる時間を取りたいがほとんどとれない。

幸い学生たちが自主的にやっているようなので、任せている。

研究室の中間発表会 (4 時間/週)

学生研究の進捗を研究メンバー全員で確認するための会。実質的研究指導はここでおこなわれる。

講義 (5時間/週)

学部生,大学院生向けの講義を週に平均すると2コマくらい受け持っている。

実際には前期後期で異なるので必ずしもこのとおりじゃないけど。同じ専攻の中では多いほうだと思われる。

数は少ないが非常勤などもそれなりの数あるので実質はもうちょっといか

ちなみに講義の準備は一度したら終わりと思われがちだけど、意外なことに毎年それなりの時間をかけてアップデートしています

学内会議など雑務 (6時間/週)

月1~2回の会議が6~7個、一回2時間程度あるので平均するとこのくらいかな。

大学院学部などの組織ごとに、運営教育と異なる目的会議が行われるのでかなり多い。

とはいえ、昨年はオンライン化されたおかげで自分関係ない業務の際には全力で他のことができたのはありがたかった。

今後もこのまま進めたい。

研究室内の雑務 (1時間/週)

うちは事務補佐員がいるので、基本的雑用は全部お願いして週1回打ち合わせをするだけですんでいる。

補佐員を雇う前は週4時間くらいは領収書の処理とかをしていた気が。

ただし、事務補佐員は外部資金で雇うため、外部資金が切れるとまた事務作業との戦いになるので、

研究継続するためにも研究費を切らせられないのでかなりつらい。

学会関連の雑務 (6時間/週)

学会運営 (研究会の準備など) は主に大学教員ボランティアでやっている。元増田には

もちろん実行部隊は若手である

とあったが、学会関連の雑務ステージが上がると異なる雑務が降ってくるだけな気もする。

助教氏は査読結構時間をかけてくれているようだけど、その査読の割り振りなどが今度は仕事になってきたりする。「割り振りだけなら楽じゃない?」と思われるかもしれないが、結局論文を読まずには割り振れないので、論文を読む数は増える。

もちろんそれ以外にも研究会の運営やら学会理事会やら・・・色々あります学会運営委員とかなると、もう。

プロジェクト関連雑務(6時間/週)

助教氏は書いていなかったけど、様々な研究プロジェクトに参加することが多いので、それに相当時間がとられる。

プロジェクトなら研究だろ、と言いたいところだけど、報告書執筆プロジェクトメンバーとの会議などを含めると相当時間を取られる。

依頼原稿取材インタビュー・講演等(8時間/週)

大体いつでも本だの依頼原稿だのが2、3個はスタックにたまっている気がする。

それにプラスしてマスメディアから取材とか、国や企業から相談とかインタビューとかがある。

そして、講演。企業や団からの講演依頼にこたえていくと結構時間がとられる。講演そのものは1時間くらいだけど、その準備になんだかんだ時間がかかる。

というわけで、トータルだとこのくらいになる気がする。

まとめ

ということで、以上の項目の合計で 42時間。1 週間の所定労働時間 (8時間×5日 = 40 時間) はすでに赤字である

え?自分研究?もちろん、実際には(12時間×5日 = 60 時間)くらい仕事しているので、18時間くらいは何とか確保していますよ。

コロナ禍のおかげで移動しての会議が無くなったのでオンライン化最高だと思わざるを得ない。

最後に、助教氏は雑務をあまり押し付けられなかったとのことですが、うちの元ボスもそんな感じだったので、それを見習って若手のためにもなんとか雑務自分たちで止めておきたいところですね。

その結果、その分自分研究できなくなって老害とか言われるようになるのかもしれないけど。

そして、うちには助教いないけどな!

MeTooが「学内いじめ」「男性被害者」にも使われるようになってるね

韓国だとイケメンバンドマン学生時代にどもりの同級生いじめいたことが告発されてバンド脱退・バンド活動自粛となったりしているね。

元々スポーツ選手過去いじめ告発されて、学生時代いじめ加害をした選手出場停止現役引退となったことが発端で、

そこから有名俳優ソロ歌手バンドマンアイドル歌手などに告発対象が広がっていっている。

少年サッカーチーム時代に後輩に対して苛烈暴力いじめをしていて、いじめられた後輩少年大人になった今もPTSDに苦しみ、

いじめ少年スター選手として国際的活躍、こういうケースも告発されるようになってきた。

告発されて過去いじめを認め、活動停止や引退になる例も結構多いので、事務所などにとっては経済的ダメージが大きそうだ。

日本だと騒がれるのが不倫ばかりだけど、過去いじめにより活動停止や引退というケースも出てくるのでは。

芸能人なんかいくらでも代わりがいるもんなあ。

ミュージシャンプロスポーツ選手、誰が消えても代わりに自分が売れたいという人がいくらでもいる人気職業だもんな。

2021-03-01

旧帝大助教普段何をしているのか」を読んで

https://anond.hatelabo.jp/20210228234557

を読みました。上の記事の方とは別人ですが、同業者として色々と思う所があったので書きます。初めての増田です。

自分勝ち組とは思っていませんが、年齢や職位などはこの記事を書いた方と似ています。ただ、多分私の方が少し年上です。

全体的な感想

各所で反響があったようですが、基本的には過酷労働環境で頑張る若手教員、すごいな、頑張っているな、というような反応が多かったように思います。私も他人事として記事を読んでそう思ったのですが、ふと自分のことを振り返ると決して自分労働環境過酷とは感じておらず、大変幸せな日々を送れているなと思いました。大学教員のような仕事に対してよくあるイメージとして、好きなことをやっているのだがら、異常な労働時間も苦にせずに働く、といったようなものがあるかと思いますしかしながら、私の幸せというのはそういったものではなく、むしろ大学教員裁量を最大限使うことでワークライフバランスを保ちながら、学生と刺激的な議論ができ、たまに面白い発見もありといった具合に割とゆるく楽しむといった感じです。こういったケースはレアかもしれませんので、私の大学教員ライフを共有できればと思います

研究指導 

記事の方も書かれているように、大学(院)教員として研究室やゼミでの学生指導は最も重要仕事だと思います。が、私は1人あたりにかける時間としては元記事の方の1/2 - 1/3程度です。基本的には配属時に時間をかけて研究ゴールの共有と中長期のスケジューリングをして、あとは学生におまかせです。人前で発表したりする訓練は当然必要なので、週0.5時間程度/人ミーティングで発表してもらいます。もちろん、学生から議論したいと言ってきた場合はこの限りではありません。そのときには、なるべく少ない時間議論の成果を増やすために、分からない事がある場合はなんでもいいので自分の仮説を持ってくること、をゆるやかに要求しています。そうでない場合は、「とりあえず2,3日考えてみて、俺も考えとくから、あとで答え合わせしよ」てな感じで一旦追い払います。2-3日後に答えが出なかったらその場で一緒に考えます。ちなみに、私は学生といろいろお喋りするのは好きなので、この部分が多少増えても苦痛ではないのですが、お互いの効率を考えてこのくらいの配分にしています投稿論文を書くときはある程度時間を使って一緒に書きます

授業・学生実験

このあたりは大学学科依存で若手教員負担がかなり違う部分だと思います。平均的な実負担時間でいうと私は元記事の方の1/5程度です。

私の学科では単純に教員の数が比較的多く、負担が少ないといった部分があるとは思います。ただ、学生実験に関しては、技官さんやTAと打ち合わせをしっかりして、学生実験の数ある業務(設営、実験前の講義実験中の巡回、試問、採点などなど)のうち、どの部分が教員しか出来なくて、どの部分は技官TA学生担当してもらえるかはいま一度考えてみるといいかもしれません。意味もなく教員実験室で巡回するといった無駄があるならばそれをへらす努力必要(だが多くの学科でされていない)だと思います

学内業務研究室の雑務

このあたりは同程度です(週3h程度)。好きではないですが、気晴らしと思えばそんなに苦ではありません。また、自分以外(秘書さん、大学事務学生)にふれると思った仕事はどんどんふっていきます。例えばオープンキャンパス運営が例にあがっていましたが、こういった毎年殆ど同じ内容の仕事(上の学生実験も実はそう)は、マニュアル化して多少のバイト代さえ工面できれば、自分で動く時間はだいぶ減らせます

論文査読

この仕事を苦にしないために、アブストをよく読んで1.本当に読みたい論文である場合 2.自分の専門に合致しており容易に論文価値判断できる場合 のどちらかに当てはまる場合以外は断るようにしています。1であればどうせ後々読む論文を先取りできてラッキーですし、2の場合は4-5時間くらいで査読レポートまで書き終えられるので、締切直前にぱぱっと終わらせます。月2くらいのペースなので、時間的には元記事の方の半分くらいです。この一年は皆引きこもって論文を書いていたからか、依頼がめちゃくちゃ増えました。査読をするといかにも科学コミュニティに貢献しているといった気分にはなるのですが、一方で、査読する価値もないゴミ論文も相当数投稿されるので、そういったものはしっかり査読する前に断るようにしています

予算申請

科研費はもちろん、プロジェクト予算、色々な財団助成金をとにかく出せるものはすべて出します。結局お金があると、秘書さんを雇えたり、学生バイト代を出せたり、研究にしても既に新規性のない開発部分は外注したりと、かなり自分時間を買えるので、ここは力を入れてやっています募集が沢山ある時期は一日中申請書を書いているときもあります

学会関連のおしごと

基本、断っています個人的感想ですが、研究者の数は増えないのに年寄り(に限らず若手の会みたいのも沢山あって困りものなのですが)の同窓会のような学会が増えて、お互いに何が違うのかも分からない研究会が乱立しているような印象を受けています。私も以前は参加していたのですが、そういう学会に行って懇親会なんかがあると、決まって皆大学事務悪口や、如何に大学での雑務が忙しいかで盛り上がります。私達が今参加しているまさにこの会こそ意味の薄いものなのではないかと考えるようになり、基本的には学会には参加しないようになりました。

自分研究

さて、残りの時間自分研究です。上の項目はあくまで平均であって時期によって忙しさが違うので、何週間も自分研究が進まないこともありますが、逆にどかっと時間あいて没頭できることもあるので、無理せずに自分のペース進めています(それを可能にするためには、極端な競争になりにくい研究テーマを設定するなど、それなりに考えてやる必要はあると思います)。

さいごに

随分な長文になってしまいました。自分の周りの若手助教先生なんかを見ていても思うのですが、どうも大学教員は忙しい!雑務多い!それでいて待遇ひどい!学生は使えない!といったような思い込みに縛られている人が多いのではないかと感じます過酷環境業務をこなすスーパーエリートってな感じでやっていくのも悪くないですが、現場でできる効率化をどんどん進めて、ゆるふわハッピー研究をするっていうのもアリなのではないかと思う今日この頃です。今年度から科研費等の研究費を一部自分給料にあてることも出来るようになり、大学教員待遇は良くなってきている部分もあります予算とれば給料ふえる)。個人的には、大学教員自分研究を好きという点を差し引いても十分魅力的な仕事で、若者にすすめられる仕事です。

2021-02-28

旧帝大助教普段何をしているのか

30代前半で旧帝大助教 (任期無し)。我ながら、この業界では勝ち組と呼ばれる部類だと思う。

日本トップクラスとも言えるこのポジションで、私が普段何をしているのかを書いてみたい。

研究指導 (12 時間/週)

私の在籍する研究室に居る学生のうち 8 名 に対して研究指導を行っている。各人に対し、一対一のミーティングを週に 1 時間半行うため、トータルで週 12 時間となる。

基本的に、私がやれば 2 週間で片付くような作業に 2 年くらい費やす学生が大半だ。旧帝大とは言え、自力英語論文の読解や、プログラムバグ取りができない学生の方が標準的なので、これはまあ仕方がない。これで賃金をいただいている以上、真摯に取り組む他ない。

研究室内の輪読会 (3 時間/週)

専門書を学生だけで読むのはハードルが高く消化不良にしかならないため、解説役として教員が参加する必要がある。私は 2 種類の輪読会に参加し、各 1 時間半を費やしている。

研究室の中間発表会 (4 時間/週)

学生研究の進捗を研究メンバー全員で確認するための会。他の教員から指導学生テーマについて意見をもらう貴重な機会。

学生実験 (8 時間/週)

学部学生向けの実験科目を二つ担当している。各およそ 4 時間で、週 8 時間。午後が丸々つぶれて体力的にもしんどいが、これで賃金をいただいている以上、真摯に取り組むしかない。

なお、昔は助手二人で一つの実験だけ面倒を見るという体制だった (らしい) のが、いまは助教一人で二つ担当しているので、負担は 4 倍になっている。

学内委員会など雑務 (3 時間/週)

大学学内には教員でローテーションしている様々な雑務存在する。例えば広報なら、ホームページ管理からオープンキャンパスの準備まで幅広いお仕事がある。これで賃金をいただいている以上 、真摯に (以下略

研究室内の雑務 (3 時間/週)

研究室の環境整備は若手教員仕事である実験ハードウェアソフトウェア調達メンテナンス学生使用物品やアカウント管理などなど、細かい仕事がいろいろある。

学会関連の雑務 (3 時間/週)

学会運営 (研究会の準備など) は主に大学教員ボランティアでやっている。もちろん実行部隊は若手である。昔と違って若手が少ないので、所属する複数学会運営雑務をこなさなければならない。私の 3 時間/週はかなり負担の軽い部類と思われる。

論文査読 (4 時間/週)

査読付き学術誌の品質担保しているのは当然、ボランティア査読である基本的に、自分論文掲載された論文から査読依頼は、引き受ける道義的義務があると思う (自分論文ボランティアで丁寧に査読してもらったわけなので)。

毎週あるわけではないが、月に 16 時間くらいは査読に費やしている (これは少ない方だと思う)。

まとめ

ということで、以上の項目の合計で 1 週間の所定労働時間 (8 時間 × 5日 = 40 時間) は終わりである

え?自分研究

毎日 3 時間ずつ残業して、土日も 8 時間ずつ出勤すれば週に 31 時間研究時間が確保できますよ。いつも脳みそクラクラで死にそうになるけどね。

おまけ

上記を読んで何か違和感を覚えなかっただろうか。そう、私は若手助教にも関わらず、「教授雑用」を押し付けられていないのである

これは私のボス聖人君子 (SSレア) なので、「若い人は研究時間を確保しなさい」と言って、雑用を全部自分でやってくださるのである

多くの助教は、教授押し付けられた雑用残業時間を食いつぶしてしまうらしい。しかし、これは決して教授がサボっているというわけではないということを強調しておきたい。そもそも教授自身も異様に忙しいので、並みの事務処理能力では、手助けなしに雑務をこなしきれないという悲しい現実があるのだ。

2021-02-25

anond:20210225111548

そんなんじゃ工業高校行って通用しないよ!!やり直し!!



学内で来客を見かけたら、元気よくこんにちは!!!!!

2021-02-24

福岡教育大学の初等の副免について

ここでは、福岡教育大学初等教育教員養成課程(幼児教育選修は除く。以下、初等とします)の副免について、書いていきます

==== =====

福岡教育大学の初等は、小学校教員養成に重点を置いています

初等では、原則として、中学高校教員養成はしていませんので、注意をしてください。

普通の国立大学の教員養成大学では、初等でも中・高の免許を取れるはずですし、初等から中・高の先生になることは、よくある光景です。

しかし、福岡教育大学の初等は小学校教員のみの養成に特化している、ちょっと特殊大学です。

数年前の初等専修制では、普通の国立大学の教員養成大学と同じでしたが、改組により、初等は小学校教員養成のみとなりました。これは、寺尾学長独断による改革の結果です。現在飯田学長も、その方針を堅持しています


中学高校先生になりたい人は、中等教育教員養成課程(以下、中等とします)に進学してください。

なお、初等に進学した後に、中等に転課程すること(課程を移籍すること)は、制度上はそういうことは可能とされていますが、基本的にはおこなえません。

どこの大学でも、転課程はきわめて難しいと考えてください。


初等の学生は、小学校教員教育職員免許の取得を前提にしています

初等で得られる免許小学校一種)は、主免(しゅめん)といいます

主免とは、卒業時に主として取得する免許(必ず取得できる免許)のことです。

したがって、初等の学生小学校一種が主免になります

中等の場合、主免は、中学校・高等学校一種免となります


この主免以外に、他の授業を履修することにより、与えられる免許を、副免(ふくめん)といいます

まりオプションとして取得できるものが、副免です。

初等の学生は、幼稚園一種・二種)、中学校(一種・二種)、高校一種)が副免になります


話はそれますが、教員免許の種類について、わかっていない人が多いので、簡単説明します。

教員免許の「一種」「二種」は、取得単位数の違いによって区別されています

二種は短期大学卒業程度の取得単位一種四年制大学卒業の取得単位になります。大多数の先生が持っているのが、一種になります

ちなみに、高校免許には二種は存在しません。したがって、二種の場合は、高校先生にはなれません。

高校先生になりたい人は、一種を取る必要があります

また、県や市の教員採用試験では、取得した免許の種類によって採用差別されません。中学二種の免許で、県や市の中学校に採用されている人もいます

ただし、二種の場合は、一種を取得するための努力義務付けられています。そのため、教育委員会の研修や講習に参加しなければいけなかったり、給料に差がついたりします。


話をもとに戻します。

福岡教育大学の初等では、中学高校免許、つまり副免は、取ることが難しいです。

なぜなら、小学校先生養成に重点を置いている課程が、初等だからです。


「初等に入ったけれど、中学高校免許も取って、中学高校)の先生になりたい」

という人は、残念ですが、それは諦めて、小学校先生になられることに専念してください。


福岡教育大学の初等は、小学校教員になる教育に重点を置いています

初等では、中学高校)の教員になる教育は、標準的提供していません。

中学高校先生になりたいのなら、中等に入るべきでした。

「それでも!どうしても!」というなら、中退して中等の試験を受けるか、他大学に入り直す(転学・編入する)か、一旦卒業した上で、働きながら通信制大学放送大学など)で不足分の免許必要単位を修得する、ということしかありません。


福岡教育大学公式ホームページに「福岡教育大学で取得できる教員免許状について」(https://www.fukuoka-edu.ac.jp/files/bgeditor/other/H28menkyo.pdf)との文章が公開されています

これによると、初等では、小学校一種は主免です。

幼稚園中学高校免許は、

卒業要件を満たし、さらに所定の単位を修得することで取得も可能となる免許状(副免)」、「副免のうち、人数制限や修得する単位が多い等の理由により、特に取得が困難な免許状」とされています

この文言をよく理解してください。

「取得も可能」=努力すれば取れるかもしれません、「特に取得が困難」=取るのはとても難しいです、ということです。

初等で副免を取ろう、という人は、かなりの努力を要すること、楽には取得できないことを、よく理解してください。安易に手を出すとヤケドをします。

よく聞くのが、副免の取得に熱心なあまり、主免の単位を落としまくって、副免は取れるけど、主免が取れず、留年する、という話です。


初等の学生が、副免で取得する講義などは、原則として中等の学生に向けて提供されている講義に、初等の学生が「参加させてもらう」ものです。

もし、その講義や演習などが、人数を制限する場合や受講制限がある場合は、中等の学生が優先されます

中等の学生に向けての授業なのですから、そこに「参加させてもらう」初等の学生立場が弱くなることは、おわかりいただけるでしょう。


初等の学生が、副免を取得したい場合は、まずは担任先生相談してください。

といっても、担任先生も、副免のことがよくわかっていない先生もいます

学生支援課の「学生なんでも相談窓口」(https://www.fukuoka-edu.ac.jp/data_ex/pdf1421305397_0.pdf)に相談することが、てっとりばやいです。

副免を取得したい学生は、希望する科目の「教科基礎学力テスト」を受験し、A・B・Cの判定のうち、B判定以上を取る必要があります

C判定(不合格)では、副免の授業の履修は認められません。

なお、この教科基礎学力テストは、不合格のC判定であっても、来年度も希望すれば受験できます

もし不合格であれば、それを謙虚に受け止めて、勉強し直して、再受験をするか、もしくは副免は諦めるか、という二つの選択肢になります


例年、教科基礎学力テストは5~6月に実施されます。2020年はコロナ禍のため、8月に実施されました。

日時や、テスト範囲などは、大学内の掲示板掲示されます

教科基礎学力テストの結果は、遅くても夏休み中には告知されます

B判定以上の学生は、後期から副免の授業の履修が可能になります

そのため、前期の期間か、夏休み期間にテスト実施され、結果も後期の授業が始まる前にはなされるはずです。


教科基礎学力テスト過去問は公開されていません。

テストでは、解答用紙とともに、問題用紙も回収されますから受験したことのある先輩に過去問を見せてもらうこともできません。

問題用紙の回収は、過去問を見ることができた人間が有利になる/見ることができなかった人間が不利になることを防ぐ、公平性を確保するためです。


出題範囲難易度は、教科によって変わります

高校入試の問題がそのまま出た、センター試験共通テスト)のレベルだった、国立大学二次試験レベルだった、など、さまざまな噂がありますが、出題範囲は示されるので、その範囲内の勉強をよくしておく必要があります

とりあえずは、高校での履修内容の範囲内で出題されるはずですから大学受験勉強と同じような勉強しておけば良いでしょう。


この教科基礎学力テストを課す目的は、中学高校)の基礎学力を備えているかをチェックするものです。

この基礎学力がなければ、副免の授業に出ても、単位の修得は難しいです。

教員から見れば、基礎学力のない初等の人間が、中等の授業に出てくると、レベルが保てず授業に支障をきたします。

いくらやる気があったとしても、身につけておくべき基礎的な知識がないと、授業で先生の言っていることが理解できませんし、単位の修得は難しいです。

やる気のある無能な人は、周りに迷惑をかけるだけです。そういう人が、中学高校の教壇に立つことが許されるはずがありません。

中学高校教員にとって、何よりも求められるものは、学力です。


「やる気はあるが、学力の低い学生に、再教育をしてくれ」「大学は、意欲のある学生に学び直しの機会を提供すべきだ」と主張する人がいます

しかし、高等教育機関である大学では、「中学高校の復習をしましょうね」という「復習の時間」はありません。

高等教育機関である以上、そのような「学び直し」の授業で単位を出すことは、制度的にも許されていません。

福岡教育大学Fランク大学ではありません。

そもそも、そんなに「やる気」があるのならば、学力が低いはずはありません。

そんなに「学び直し」をしたいのであれば、自分で好きなだけ勉強すべきです。

それでも学力が低いままならば、予備校などに通うしかありません。

高等教育機関である大学に「学び直しの機会」を要求することは筋違いです。


福岡教育大学の初等の学生の特徴でもありますが、文系偏重しており、理系の分野は不得意のようです。

教科基礎学力テストでも、その傾向は明らかで、英語国語社会受験者数は例年、とても多いです。

受験者数が多いことは、ライバルが多いということになります。したがって、C判定をもらう学生は多くなります

各教科ともに、合格者を百人単位で出すことはありません。

というのも、中等の学生向けの授業は、少人数を想定したものが多いため、そこに初等の人間が大挙して押し寄せると、中等の学生への教育の質が保証できなくなってしまう、との理由もあります

たくさん受け入れてあげたいのはやまやまだが、合格者はなるべく少ないに越したことはない、と大学側は考えているようです。

中等の授業では、学力の低い人に、中高に遡って教え直してくれることもありません。初等の学生からといって、評価の水準を下げることはできません。

先にも述べましたが、副免の授業は、中等の学生向けに設けられたものが多いので、そもそも初等の学生が授業に来ることを想定していません。

中等の授業で、初等の学生が多くなってしまうと、中等の学生学習の機会を奪ってしまうことになります

このようなことから合格者は、受験者の10%ほどの合格率が多く、教科によって50%あたりのものもあるようです。

おおよそですが、教科基礎学力テストで7割あたりがボーダーラインで、8割以上取れていれば、ほぼ安心していられる、と言われていますが、これも受験者数や教科によりばらつきはあるようです。場合によっては8割以上の得点であっても、不合格ということはありうるでしょう。


狙い目の教科があります

理系の科目です。数学理科そもそも受験者数が少ないようですし、その割に合格率は高めのようです。

かにも、美術や保健体育、技術や家庭なども、合格率が高いようです。

中学高校教員になって、運動部顧問をしたい」という人は、保健体育を選ぶべきでしょう。


小学校にも「教科担任制」が22年から導入されます。既に北九州市では教科担任制が導入されています

小学校の教科担任制とは、小学校でも、高学年からは専門教科の先生が、その教科については教える、という制度のことです。

中学校の教科を思い出してください。中学校では、既に教科担任制ですよね。

中学校のように、小学校でも、高学年からは、教科の専門の先生がいて、その教科を教えるのです。

導入される科目は、算数理科英語、です。

これらの科目の中学高校の副免を持っていると、その教科の専門に強い先生として、小学校の中で教えることができるようになるでしょう。

経費節減のため、公立でも小学校中学校を一貫にしているところが多くなっています(小中一貫)。そういうところは、小学校先生でありながら、中学免許を持っている先生採用したいはずです。

採用する側も、算数理科英語の教科に強い先生は欲しいところです。

したがって、狙い目の科目は、算数理科英語になります

しかし、英語は、例年、副免の希望者がとても多いので、英語の力がよほどないといけません。

ちなみに、英語で求められる学力は、英検二級レベルと考えられます英検二級は、高校卒業程度のレベルと言われているからです。

そう考えると、数学理科は、狙い目の科目になります


福岡教育大学の初等の学生で、副免を取りたい、という学生が多く、また副免に関して、学内外で、根拠のないデマが流れたりしたので、このような文章を書いてみました。


初等で副免をとる学生は、小学校先生だけではなく、中学高校先生としても通用する、確かな学力を身につける必要があります

そのために、よく勉強をしてください。

しっかり勉強をし、学力を高めることが、あなたから教わる児童生徒のためになります

2021-02-06

フェミニズム問題は、親が文系馬鹿じゃなければ全部解決する。

ぶっちゃけそうでしょ。

1970年代まれを産み落とした親が中卒高卒なのは当たり前で、大卒でも文系関の山でしょう。どこの県だろうが変わらない。

学部数学理解できる理系の親を持ち、なおかつ性差別満点の人間ってのは、私の知る限り誰もいない。

かつてはいたのかもしれないが、数学科なんか家に帰って復習の毎日なので、差別しようがないでしょ。形容すると、差別する暇すらない、か。

音楽セクハラ野郎は、1970年代ピークにほんとに減った。これは、音楽数学必要になってきて、数学音楽ダブルディグリーも珍しくないかである。その代わり離婚率は高い。

演劇セクハラ野郎は、他業種より多いと聞いている。

文系アカデミア内部の学内セクハラは減っていない。(ヨコタ村上孝之中川真

2021-02-05

anond:20210205181447

静岡県西部平成元年頃の高校受験もなかなか凄かった。

まず中学毎に、どの高校に何人受けるか?の枠があり、

中学内の成績順に誰がどの高校を受けてもらうかが最初にほぼ決まっていた。

成績上位者の何名までが進学校行き、中間商業高校行き、底辺は、工業高校行きみたいな。

もちろん、それは学区内の中学校同士が決めたことであって、最初の段階では生徒や親の希望は全無視状態

西部には女子けが行ける女子高や、推薦入試で入れる特殊学科があるせいで、

当然ながら、中学側の最初の想定通りにはならない。

生徒&親の進路希望を聞く段階で、

学内での受験者数調整と、それでおさまらない場合は、他の中学との受験枠のトレードという形での調整を繰り返した。

進路指導というのは、先生と生徒が一緒に将来のことを考えましょうなんて理想とはかけ離れていて、

先生が生徒に受けるべき学校をここにしてと説得する場でしかなかった。

生徒が受けたい高校自由に願書を出せばいいという状況ではなく、

あくまでも、中学校同士の談合でこの生徒はこの高校を受けてよいという承認を得ないと合格しないらしかった。

滑り止めの私立は全員が受けさせられて、全員が合格した。

私は、担任先生受験枠の確保交渉成功したお陰で、特殊学科受験・進学できた。

2021-01-31

社会学査読

社会学には査読がない」は本当か? https://togetter.com/li/1660476

そりゃ社会学だって査読があるのは当たり前。ただ、日本社会学査読は多くのジャーナル純粋意味で「ピアレビュー」になっていないということに問題がある。社会学ジャーナルで、どのくらい編集委員が自ら投稿論文を書いているか確認してみるといい。投稿論文を書いているのは大学院生PD移籍視野に入れている若手研究者ほとんどで、査読しているのは投稿論文を書かなくなって落ち着いた人々だと思う。査読を若手に対する指導かのようにとらえている人は多い。ブラインド場合だと、無責任な放談のようなコメントを出してくる査読者も少なくない。

この辺のことは、太郎丸先生10年以上前に書かれたこととあまり状況的に変わっていないのではないかと思う。 http://sociology.jugem.jp/?eid=277

国内誌に出してもいい査読が受けられるとは思えないので、日本語で書くのは学内的な事情必要になる紀要原稿書籍だけになっている。ちゃんとした論文英語で書いて国際誌に出すのがベスト選択だと思う。たまに英語で書いて国内学会英文誌に出すとかいうことをやろうとする人がいるけれど、せっかく英語で書いたのになんでそんなことをするのかよくわからない。せっかく書いたならIF付きのジャーナルに出せばいいのに。

わりと困るのは、科研費プロジェクトで共同研究者たちが投稿論文を書くという考えをまるで持ってないとき科研費の成果をすぐに編著本で出してしまおうとするから二重投稿にならないように書き分けるのが結構難しい。言えばいいじゃないかと思うかもしれないが、余計なことを言うと干される恐れがあるから難しい。科研費のとれるグループに誘われておくとなんだかんだでメリットはあるので、諦めて何も言わずにおいている。

そういうことを突いて、相互批判ができていないという批判はあるだろうし、それは確かに反省すべきことではある。ただ、なかなか難しい。

あと変なことを言っている院生とかPDとかがTwitterでいるけど、あれはあれで何か言うと、ハラスメントだのなんだの言われかねない(変なことを言う人は運動系なことが多いのでリスク大!)から、よほど関係のある人でもなければ関わり合いになることを避けたい。

2021-01-26

大学教員にムカついた話

今までの対面授業だったらさ、全15回ある授業の中で必ず試験についての連絡をしてたのになんでオンラインになった瞬間それが出来なくなるの???

最終授業が終わってからもう2週間経つのに、その間ずっと「追って連絡します。」で更新ストップ。やっと連絡きたと思ったら提出期限まで数日しかないレポートのお知らせ。酷い授業だと指定時間内に試験受けなきゃいけないのにそれを数日前に連絡してくる。バイト入れちゃったわクソが。

ということが多発してる。なのに見逃した学生には救済措置無しなんだから教員はすげーや。

せめて学内連絡の必ずメールで届く方で追って連絡しろよ。アプリ内で投稿されてもバグなのか通知来ないこと多いんだよ。

あームカつく。

2021-01-24

女の子の脈なしサインがわかるようになった

きっかけはゲイ粘着されたことだった。

俺は身長170cm未満のチビで、骨格や筋肉が生まれつきガッシリした体格のため、女ウケはあまり良くない。

しかし体型が窪塚洋介みたいなすらっとした長身ゲイに妙に粘着された。大学1年の頃だった。

最初好意とは思わなかった。身長からかわれて小突かれたり、脈絡無く童貞童貞とはやしたてられたりして、

俺が不快そうな顔をしているとニヤニヤして見ていた。知り合ってすぐに俺はそいつを心底嫌いになった。

そしていつも乱暴な感じではあるが、無駄にボディタッチしてくることが多く、なんとなく気味悪さも感じていた。

学内で俺が友達と別行動になって一人になると、そのときを狙っていたかのように窪塚があらわれた。

一人になった途端に窪塚と遭遇する確率が異常で、こいつ常に俺を見張っているんじゃないか?と不気味に思った。

でもこの段階ではまさかゲイとは思わなかったね。思いたくもなかった。何か逆恨みでもされているんじゃないかとずっと考えてた。

ゲイを疑い始めたのは、ボディタッチが拳でなく手のひらになって、乱暴ではなくジットリと触るようになりだしてからだ。

友達友達として知り合ったので初対面の時に連絡先も交換してしまっており、

窪塚は深夜に何が言いたいかからないメールをおくりつけてくるようになった。

AV女優オナニーについてなどの下ネタの内容もあり、そういったやり取りは別の男友達とも普通にしていたが、

そいつらとは目線が違うというか、興味の持ち方や質問の仕方に違和感があって気味が悪かった。

その鳥肌の立つような文面から、なんかこいつ女に付きまとうキモ男みてーだなと思い、もしかしたらゲイかと思い至った。

それから、肩や腰を触られたら「触んな」と振り払い、話しかけられても無視するようにした。

結構しつこかったが、他にターゲットうつったのか、あるときから急に粘着されなくなった。

その体験をしたあと、女の子と関わっているときの脈なしサイン感覚的に簡単にわかるようになった。

あ、これ無理だな、という空気が肌感覚でわかる。早い段階でわかるのでスッと引いてまた次をあたれる。

この感覚を得てからあっさり彼女が出来た。恋人を作るコツって押し方より引くセンスなんじゃないだろうか。

思うにモテる男ほど早い段階で変な女から粘着されたりして、ウゼー、振り払いたい、と思う経験をしている。

その経験があるからこそ、自分が脈ナシの場合もすぐに察知できて引くことができる。

早い段階で察知できるから拒否されたと気付いた瞬間の傷も浅いし、友人関係もこじれない。

粘着されてウゼーと思う経験が無かった頃の俺は、脈の無い相手にもひたすらに押していて失敗していたように思う。

相手が見えていなかったし、何も察知できなかった。

でも「コイツなんで俺がこんなにウザイと思ってんのにしつこく寄って来るんだよ死ね」と思う経験をした途端に、

そう思われていることが察知できるようになったんだ。

2021-01-20

自粛する卵たちへ

今年卵から孵化して関東圏で医療従事者をしているひよこです。

大学時代オーケストラサークルバイオリンを弾いていた。無理矢理習わされていたので小さい頃は嫌々練習していたが、小学生の時にのだめを読んで衝撃を受け中学からオーケストラ部に入部、以降ずっと続けてきた趣味大学に入った後も当然続けるつもりでいて、期待しながら入学するもうちの大学は単科で人が少ないかオーケストラサークルっていっても30人もいないような有り様。まぁそれでも年に一度、定期演奏会ときには賛助をかき集めOBOGを大勢呼び、なんとか人数を揃えて、ベートベンとかチャイコフスキーとか、大作曲家交響曲をやっていた。私の卒業の年も、私たちの学年がやりたがった派手な大編成曲を、当時の幹部たちがあの手この手で人を集め楽器を集め、なんとか演奏させてくれた。いい後輩たちに恵まれたな、としみじみ感じながら引退した。

人の少ないこの弱小サークルにとって、定演にどれくらいのOBOGが乗ってくれるかというのはかなりクリティカル問題だったので、卒業した後の定演にも当然参加するつもりでいた。可愛い後輩たちが、1年かけて作り上げてきた曲を舞台で堂々演奏し、華々しく引退する様子をみるのを楽しみにしていた。


が、このコロナ禍。

定演は毎年4月開催。2020年4月定演が飛んだのは、緊急事態宣言最中だったし、致し方ないと思った。2021年定演は無事にやれますようにと願っていた。世話になったあの幹部学年の子達が引退する演奏会だし、あの子たちが演奏のために積み重ねてきた努力のことを知っていたから。例えばバイオリンの後輩2人は、どちらも大学から初心者だったけれども、熱心でセンスのある子たちで、めきめきと成長をみせていて、大学から楽器をはじめた彼女らが、最後舞台でどんな演奏を聴かしてくれるのか本当に楽しみにしていた。初心者でもやればここまで来れんのよ、ってのを見せてくれるだろうと思っていた。

去年の6月くらいに、次の定演ではベートベンの5番をやります、って連絡が来て、とてもわくわくした。初心者が多いけど、先に言及した2人のように真面目でセンスがあってかつ堅実な曲を好む傾向のある学年だったから、最後の曲に運命を選んだのは、なんだかとてもしっくりきた。似合うな、と思った。

ベートベンの5番という、言うまでもない、最高の名曲を、仲間たちと1年間かけてじっくり創り上げることの価値。大変なことだし、そもそも彼らには学業という本業があって、その片手間に取り組むことであるので、テストサークルに挟まれて大いにストレスを感じることもちろんあるけれども、やっぱり楽しくて面白くて、一生の思い出になることだ。彼女たちに、私が最後の1年で経験したことを、同じように経験して欲しかった。


2021年定演は諦めます、という連絡は思いの外早く、夏頃に来た。

まぁ、予測していたことだった。感染者の数は、なんとなく減っていたような頃合いだったけれど、彼女らが今まで通りのサークル活動が再開できる目処は一向に立ちそうになかった。

理由はふたつ。

医療従事者の卵であり、実習の過程患者に接する。

定期演奏会を開催するためには、学外者である賛助やOBOGをかき集めて80人規模で練習することが必要不可欠である

学内者に限れば、そこはやっぱりみんな医療従事者あるいはその卵なので、感染対策に気を配るそれなりの生活をしている。ところが学外者となるとわからない。学外者が拾ってきた感染症をサークル活動のなかで学生が貰って、それを病院患者医療従事者たちにばら撒く、なんてことはあってはならない。

このコロナ禍が落ち着くまでは、彼女らは涙を呑んで、自分たちもいつか立つはずだと思っていた晴れ舞台を見送るしかない。

悔しいのは、例えば、都内なんかでは、早ければ5月くらいか活動を再開していたオーケストラがあることだ。どこよりもこの感染症が蔓延っているのは東京なのに、肝心なこの地の住人たちはさっさと自分たちの娯楽を再開してるのだ。


なんで彼らはよくて彼女たちは駄目なの?



僕らは医療者だから彼女らは医療者になるから

僕らは人の命を救う職に就く。

人の命に絶対価値を認め、病む人に手を差し伸べる職業に。


あのね。

君らがあの舞台運命の音を鳴らせていたらどんなに良かっただろうと思う。君たちも、今もずっと思っているだろう。そして今後一生思っていくんだろう。あのときあの演奏会をやれていればよかったのにって、この先ところどころで思い出すんだろう。

それなのに、泣く泣く中止を決定した君たちの決意に、私は敬服する。

まり、「何としても命を救おう」という、医療者としての決意です。



君たちの今回のこの決断が救う命が必ずある。君たちのこの行動自粛が救う命が必ずある。そしてそれは、誰にも感知されない、感謝もされないものだ。「起こらなかったこと」には、誰も感謝なんかしないんだ。

それでも、君たちが救ったんだ。



まだ卵だけれども、医療者としての確固たる信念を湛える君たちへ。

いつか、この災いが終結した世界で、また一緒に音楽をやりましょう。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん