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はてなキーワード: 資本論とは

2022-08-14

anond:20220814162318

共産主義研究はおろか資本論現代訳を通しで読んでるのなんか共産主義者ぐらいだと思うぞ

赤旗ボランティアで配ってそう

2022-07-20

教養」とは何か

教養を身に付けられる本を教えて欲しい。

anond:20220720124155


この問いに答えるには先に「『教養』とは何か」ということをクリアにしないといけないと思うが、これを抽象的に論じ始めると喧々諤々の議論となって、増田の「本を教えて」という望みにたどり着かない。

ブクマトラバがもうそんな状態になりつつある)

しかし、日本の「教養人」と言われる人/自称している人たちの中で「教養」の範囲は割と共通していて、だいたい以下のラインナップに自分の専門や好みを付け加えたものになるのではないかと思う。

ほぼ全員が「教養」と認めるであろう分野

(1) キリスト教

 これはもう間違いない。およそ西洋で発展した学問は深掘りすればすぐにキリスト教にぶち当たる。

ただ日本キリスト教について知識を身に付けようとしてもなかなか良い本が無いのが現状。(その辺で売ってる入門書は表面をなぞってるものばっかりなので読んでも誤解して終わりだと思う)

個人的には内村鑑三の一連の著作から入るのが分かりやすくて良いと思うが、古くて読みづらいかも。田川建三から入るのも面白いかもしれないけどどうかなぁ。

なお、「教養人」といえど聖書は誰も通読していないので、上記の本で引用されたところを拾い読みしておけばよい。

(2) マルクス主義

 ひと昔前までマルクス主義はすべての学問を包括する「グランドセオリー」と言われていて、どんな問題でも切れる便利なナイフのように活躍していた。

その残滓が今でもあって、社会科学においては今でも学生が知らず知らずのうちにマル経用語を覚えさせられていたりする。

むかしは手に入りやすくてわかりやす入門書不破哲三のものしかなかったが、数年前のマルクスブームでたくさん良い本が出ており、個人的にはデヴィッド・ハーヴェイ入門書お勧めしたい。(ただ抵抗が無ければ不破哲三著作は今でも分かりやすくてよい)

みんなの憧れ『資本論』も上記入門書の傍らに置いてちびちび読んでみると良い。そこらの難解な哲学書に比べればぜんぜん読める。

だいたいの人が「教養」と認めるであろう分野

(1) 歴史

 マルクスをやればみんな歴史がやりたくなる。マルクス主義史観学校で習った日本史/世界史に当てはめて、その切れ味を試したくなるからだ。

好きな時代や分野をやれば良いと思うが、「教養人」はみんな網野善彦と遅塚忠躬の著作が大好き(偏見)なので、ぺらぺらめくっておくと良いだろう(マルクス主義史観の多少の解毒剤にもなる)。

ウォーラーステインも読みたくなるが、長すぎて誰も通読していないので、川北稔のアンチョコを読んで、読んだふりをしておくと良い。

なお、第二次世界大戦については最近川田稔昭和陸軍全史』という誰でも読めるすばらしい本が出たので、知ったかぶりができなくなった。

(2) 文学

 文学となると何を読むか、ということになるが、サマセット・モーム先生が『世界の十大小説』というすばらしいアンチョコを出しているのでまずはこれを読むと良い。

そこで採り上げられている小説のうち、『カラマーゾフの兄弟』と『戦争と平和』は「読まなければ人ではない」という風潮があるので、せめて読んだふりはできるように。キリスト教知識がここで生きてくる。

日本小説では、夏目漱石についての柄谷行人の論考を読んで、日本近代について一席ぶてるようにしておこう。

それと『失われた時を求めて』はとりあえず買って挫折するのが大事

(3) 哲学

 わが国では哲学について昔からデカンショデカンショ半年暮らす、あとの半年寝て暮らす」という有名な言葉があり、デカルトカントショーペンハウアーが昔の「教養人」の必須科目となっていたらしい。

ただショーペンハウアーがここに入っているのは少し不思議で、今ならニーチェが入るのではないかと思う。

どうせ正確な理解なんて無理なのだから適当アンチョコを読んで知ったかぶりができるようにしておくと良い。

なお、なんか知らんが日本人はヘーゲルが大好き(な割に誰も理解していない)なので、一応挨拶だけしておこう。

教養」として挙げる人が一定数いる分野

(1) 法律学

 「教養」として名前が挙がることが多い一方で、まともに条文を運用できる人がほとんどいない分野。

上述してきた分野と違って、本を読むだけではだめで、指導教官のもとで実際の事例にぶち当たってトレーニングを積まなければならないので難しいのだろう。

下手に基本書を読んでも本職に知ったかぶりをすぐ見抜かれるので、時折ネットで話題になる法律問題について法曹解説を読んで都度勉強すると良いだろう。

(2) 中国思想インド思想(仏教含む)

 ここまで挙げた学問はいずれも西洋で発展したものなので、「日本にはなんもねぇのか」という気分になってくる。

こうした「教養人」が抱えるコンプレックスについて内田樹が『日本辺境論』という本で書いているので、ちょろっと見ておくと良いだろう(Amazonで1円で売っている)。

ここらで本居宣長とか丸山真男とかを読み出す人も多いのだが、どうせ不毛作業になるので、視野を広げて中国思想インド思想辺りに目を向けるのが良い。

個人的には森三樹三郎の著作が分かりやすくて良い。

(3) 自然科学

 「教養人」というのは大概文系であり、自然科学についてはからっきしな奴が多い。

自然科学話題になると、トーマスクーン科学革命構造』をそれらしく引用して逃げ切りを図る人が多いのだが、本職に馬鹿を見抜かれるので素直に勉強しましょう。

ヨビノリをはじめとした学習コンテンツYouTubeに転がっているので、せめて高校数学物理ぐらいはやっておかないといけない。

人によっては「教養」として挙げる分野

(1) 詩

 上述してきたような分野をやっていると、唐突に詩が登場したりして困惑する場面が多々出てくる。

論理的(笑)な「教養人」の中にはこれを不得手として敬遠する人が多いのだが、どこかで対決しなければならない。

幸いなことに最近詩人渡邊十絲子という人が『今を生きるための現代詩』という詩についての分かりやすい概論を出したので、一読した上で適当な詩のアンソロジーでも買ってくれ。

(2) 映画

 なんか知らんが「教養人」は映画好きな人が多いので、ある程度は観ておかないといけない。

イギリスエンパイアという雑誌が「史上最高の映画500本」という特集をやっているので、上から適当に観ておけば良い。


 とりあえずこの辺を押さえておけば周囲からは「教養がある」という認定を受けるのではないかと思う。

ただ教養があったとしても「教養人」からマウントを取られる可能性が低くなるだけであり、「他人との会話が盛り上が」るなんてことはまず無いから気を付けて呉れ給へ。

anond:20220720124155

教養考える力とセットや。ワイはカントラカン韓非子から老子和訳でいいか原典がいいぞ)、ファインマン自伝物理学も)やハイゼンベルグからラノベまで数万冊以上読んでるが、一冊あげろと言われたら(本当は一冊では足りないぞ)東大が昔教養学生向けに書いた「知の技法」が入り口としては使えるんちゃうかと思う。だまされたと思って買って読んでみ?あと大澤真幸の「社会学史」もコスパええかもしれん。ハラリやジャレドダイヤモンドみたいなのはやめとけ。MARCHレベルサラリーマンがありがたがるタイプの本や。あ、千葉雅也の「勉強哲学」は浅薄やし、入り口として変な癖つきそうだからやめとけ。堀江とか書いてる馬鹿もいるが、堀江(無教養の極みや)とか中田とかあんなので教養は身につかんぞ。

ついでに、本読まんやつは「○○入門」とか買いたがるがやめとけ。岩波文庫いいわけではないが、見る目ができるまでは岩波の青と緑と赤(帯の色)だけ買っておけばいい。そのうちわかってくる。

あと、資本論は読むと攻撃的になるから左翼ウィルスみたいなものがあるのかもしれんとか思ってるwマルクス思考実験として当時は面白かったやろが、貨幣の話も完全にフィクションやしもう読まんでええよ。

anond:20220720155423

シェーシェー!読むアル!

教養を身に付けられる本を教えて欲しい。

教養がなさすぎて他人との会話が盛り上がらないか教養をつけたい。 「この世界が消えたあとの科学文明の作り方」は読んだ。

マルクス資本論読めば

2022-06-07

anond:20220607144533

過去を見ているという点で二国は共通してるね

マルクスエンゲルス資本論も「当時からみた過去」の資本主義批判に徹底してたからな

ジェノサイドはそのあたりの思想と関連してるのかもしれない

過去だけ見るように生きろ、みたいな

2022-05-16

給料10万円の人を倍の給料20万円にするとその人はやる気をだしてくれるでしょう。しかし、今までの労働に比べて2倍も働いてくれません。では、半額の給料5万円にするとどうでしょうか?

今までの7割くらいの力でどうにか働いてくれます。つまり数学的に考えて給料を半分にする方が儲かる」

誤報ということだが火のない所に煙は立たぬというし、まあそういう思想に近しい経営なんだろうなとは思う

資本論初心者向けの本読んだけど完全にこの考えだった

唯物史観マルクス主義と一致する

人的資本をモノと解釈することの恐ろしさ

ようやく理解し始めている

ただ本来的には初期資本主義の搾取に対する発想だったはずなんだけどね

なぜか人類向上のためのアンチテーゼ人類アンチテーゼになってしまったという

2022-05-14

anond:20220514163918

資本論ならしょうがない。内容じゃなく今からじゃ期末に間に合わないだろ。プロ倫とか諸国民の富くらいなら文庫読め。

anond:20220514160808

レポート書くために「マンガでわかる資本論」を買ったMARCH生の俺、震えてる。

2022-05-04

anond:20220504025310

いやいやいや…

え、増田さん高校万世一系の本読まされました?

読まされてないと思うよ〜一般的じゃないと思うんだけど??

ないわ〜

天皇制廃止論やら資本論やら我が闘争やらコーランを読まされて「理解しまたか?」言われるのと同じくらいないわ〜

せめて入学前に知ってりゃ納得して受験するけどフロントサークルかってくらい事前情報ないんだもん。

もっと勉強とか部活かばっか、ゆる〜くやってるガッコが大多数とおもてたんですけど…

ウヘァ

圧が強い!!

2022-04-30

左翼だけどインターネットフェミニズムが嫌いだ

今26歳の男性

選挙権を得てからこっち小選挙区野党、比例は共産に入れてきた

学生時代にヨハン・モストの資本論ダイジェストを読んだことで共産主義に傾倒し、高校生の時に大学へ進学せずフランス軍事経験を積むと言い張り母親と諍いを起こした程度には左翼だと思う

そんな俺ですら近年のインターネットフェミニズム暴走とそれを迎合する野党にはついていけなくなった

元々、日本共産党に対しては暴力革命放棄している時点で口だけ共産主義だと批判的ではあったが

あのスターリンでさえ共産主義と暴力革命必然性についてはよく理解していた

そういう意味では日本共産党ソビエト以上に共産主義を欺瞞している

ともかく、俺のようにインターネットフェミニズムについていけない左翼は他にもいるのではないだろうか

野党インターネットフェミニズムへの接近はひたすら自民党を利するだけだと思うが……

2022-04-24

マルクス

マルクスの「資本論」を人生の一冊としている親ってヤバい

今まで親がそういう話ばかりしててウザかったから、子である自分無視し続けて、

結局社会に関する知識が全く身に付いてないんだけど、実際どうなの?

2022-03-22

https://bunshun.jp/denshiban/articles/b2645

労組闘争した経験もありません。学生運動経験もありません。資本論精通しているわけでもありません。彼女表現するならば女性、42歳、独身」、「ロスジェネ世代引きこもり職場内での差別も引き受けてきた」

増田じゃん

2022-03-21

SESがなぜポンコツ生成器なのかがわかった

マルクス資本論にそれに近いことが書いてある。

SES共産主義立脚している可能性がある。

2022-02-22

anond:20220221111508

別にマルクス主義ゴミ箱行になっとらんし、そう感じているのは日本人だけやで

普通にコロンビアでも資本論はかなりの頻度でマクロ経済学教科書やぞ。

ヨーロッパでもマルクス経済学全然なくなっとらんぞ

なんでそうなるかって言ったらそりゃマルクスがやったのは資本主義メカニズムの解明やから

マルクスはどんな社会を作るべきかとか、共産主義体制を目指そうとか一言も言っとらんしなー。

資本主義経済がどんな運動法則で動いているか、どう発展しいって、資本主義以前の経済システムと同様に消滅していくか、解明したんや

まり他の経済学と決定的に違うのは、数百年スパン視点で、資本主義相対的にとらえるトコやからね。

もっと言やあ「絶対視せず、現実を解明せよ」という経済哲学からなー

一文の得にもならんけど、なくなるわけない。

そやから、滅びない。例えばサンダース若い支持者たちはめっちゃマルクス主義者やで。

スターリンでもプーチンでも習近平でもトランプでも安倍晋三でもええけど、うまくだますか、なだめすかすか、強制するか、別に方法が違うだけで一部の特権階級が下層民を支配する構造基本的になんも変わらんやろ。そーいうこっちゃ

2021-12-17

anond:20211217155644

共産党は「資本論共産党宣言や毛沢東語録内ゲバや吊し上げによる殺人を誘発しているのではないか」という批判と向き合って欲しい

2021-12-08

ひさしぶりに飛行機に乗った。

飛行機に乗るときはいつもポッドキャスト聴くのが習慣なのだけど、この日はあいにくイヤホンを忘れてきてしまった。

斜め向かいに座っていた男性は、紙に印刷したパワポ資料必死書き込みをしていた。タイトルには「鹿児島県民に豊かな老後は無理」と書かれていた。公務員か、大学先生か、それとも金融商品販売員か。

その前の席に座っていた初老女性は、マルクス資本論解説書を読んでいた。この人は優先搭乗で乗ってきた人だったような気がする。優先搭乗の時刻から少し遅れて、一般搭乗のタイミングで横入りのような形で列に割り込んだので印象に残っている。

反対側の席には子供連れの30〜40代くらいの夫婦が乗っていた。夫の方は小説を読んでいた。なぜか栞がカードキャプターさくらだった。確か昔単行本のおまけに付いてきたミュシャっぽいやつ。

客室乗務員のうち一人は男性だった。おそらく40代か50代くらい。男性客室乗務員を見るのは初めてかも知れない。身のこなし喋り方表情すべてが上品だった。前職はレクサスかどっかで働いていたんじゃないかと思った。もしくは航空会社幹部候補現場を知るために研修で参加してるのかも知れない。

いろいろと考えてるうちに、あっという間に目的地に着いた。時にはイヤホンをせずに周りに目を向けるのも良い。

2021-11-25

anond:20211125121039

共産主義」というのは単に経済に関する主義

マルクス資本論を描いた時点ではそうだったんだけど、レーニン共産革命成功させる段階で「革命のためには何をやっても許される。反革命は何としても叩き潰す」ってなっちゃったんだ

共産主義看板リベラリズムフェミズムに変わっても、行動原理は引き継いでいる

2021-11-18

anond:20211118224354

資本論学問じゃないという定義

まぁただの定義問題な気がするけど

2021-11-16

線の話

https://twitter.com/fromdusktildawn/status/1457653213834866693

 このツイートがバズっていて、一週間も前のネタだが、正直違うんじゃねーかと思ったので書いておく。

 ちなみに、ツイート自体にはイラスト解説がついていないため、主意は想像で捕捉してみる。

 左:COP26(Conference Of the Parties)に関連するデモに参加する若者は、家庭環境的にも物質的にも、現時点で十分恵まれている。彼らがこれ以上「豊かさ」が要らないと主張できるのは、そういう背景に支えられている。

 右:一方、家族から支援も期待できず、貧困を抱えて「豊かさ」を求めている若者もいる。

 左と右を比較すると、「豊かさ」がはじめから存在して当たり前と錯覚している左側の若者想像力のなさが浮かび上がるという、そういう構図になっている(と思う。繰り返しだが、ツイートには図解が載っていない)。

 ここには一つの罠がひそんでいる。

 それは、左の若者が「要らない」といい、右の若者が「欲しい」という「豊かさ」は、冷静に考えてみると、それぞれ別のものだということだ。

 同じ「豊かさ」という言葉が一つのイラストで共有されているために、まるで、左の若者が右側への想像力を決定的に欠いた勝手人間のように見えてしまうが、そもそもテーマが違う。

 右の若者たちが求めている「豊かさ」は、物質的なアイテム資産、そして、家庭環境によって勉強の機会や将来の夢が制限されてしまう不平等是正だろう。

 一方、左の若者たちがいう「豊かさ」は何か。

 COP26が環境保護を含んだ、いわゆるSDGsに関する議論であることを考えてみる。そうすると、ここでいう「豊かさ」とは、環境犠牲にして得られる、もしくは途上国負担押し付けることで手に入れる経済成長であると予想される。

 左側が、要らないと言っているのはそういう「豊かさ」だ。

 別に、右側の「豊かさ」が必要ないと言っているわけではない。環境破壊したり誰かを搾取してまで、まだこの世界にない新たな資産を出現させなくてもいい、と彼らは言っているのだ。

 確かに、左側の若者が「もう要らない」と言えるのは、家族物質的に恵まれ環境で育ったことが背景にある可能性が高い。しかし、繰り返すが、否定されている「豊かさ」の意味が左右で根本的に違っている。

 COP26がSDGsに関する議論であることはすでに言及した。そして、SDGsの中には貧困や不平等の解消も目標として含まれている。

 つまり、COP26の成功SDGsの達成を求める立場である左側は、右側への想像力を欠くどころか、むしろ右側と協調して貧しさの是正に向かう側になる。

 SDGs富裕層道楽欺瞞であるという批判否定しないし、環境破壊の切迫さを考えると解決策として不十分である話題になった『人新世の「資本論」』でも、こうした視点が紹介されていた)、という指摘もある。

 しかし、お互いに目指すものだけにシンプルに注目すると、イラストの左右はまったく対立していないことがわかる。

 …というのが「一つ目」の罠のよけ方。

 実は、このよけ方をすると「二つ目」の罠にハマる。次にそのことを書く。

 実際のところ、このイラストにあるような単純な左と右なんて、そもそも存在しないのだ。

 右側の若者は進学をあきらめて労働に就くことで家族を養っているが、世界にはそれさえ不可能レベル貧困存在する。日本でもよく聞かれる、「自助」という概念ではどうにもならないレベルの貧しさだ。

 COP26に関連付けられる「豊かさ」をテーマに考えるなら、本来、こうした極度の貧困までも視界に入れなければならない。

 そして、(傲慢にも)最下層の貧しさの立場から見ることを許されるなら、「豊かさ」はもう要らないと主張する若者はもちろん、残酷なことだが、自力家族を養うことが可能若者でさえ「左側」となるはずなのだ

 逆のことも言える。

 例えば、もう一生労働しなくても困らないような、左側の極致のような富裕層もこの社会には存在する。

 ちなみに俺の家族はというと、両親は比較収入の高い共働きで、つまりイラストの左側ド真ん中だったわけだが(ということもあって、俺はこの件で少しムキになっている)、とてもそこまでの資産家ではない。仮に二人のどちらかが大病を患っていたら、生活レベルはまるで変わっていただろう。

 その子である俺は、まったく普通サラリーマンだ。

 今のところ不自由なく暮らしているけど、何かあったら即時右側行きだろう。こういう言い方は「右側」の人たちからすれば不快かもしれないが、俺は自分が右側の予備軍だと思っている。

 つまり本質的に、この世界に左も右も存在しない。

 ない、が言い過ぎであれば、そこには可能性も含めてきわめて広いグラデーションがあるだけで、綺麗に二分割などできない。

 しかし、このイラストはそこに一本の線を引くだけで、まるで魔法のようなことを起こしてみせた。

 見た者に無意識のうちに自分所属を分類させ、プライドコンプレックスを刺激し、仮想グルーピングによって敵意を加速させた。

 これが二つ目の罠だ。線という罠。

 そこにあるフレームに従って一方を批判するにせよ、フレームに従って自分ポジション擁護するにせよ、視覚的に線を引かれただけで、そもそも線という存在の不自然さに気が付けない。

 オチはない。

 このツイート現在、2.3万回もRTされている(そのすべてが同意ではないだろうが)。

 おそらく、

 ・世間的に口にしづらい内容にあえて踏み込んだ感を演出

 ・それが目にする者の自尊心くすぐり

 ・ちょっとトンチが効いている

 という要件を満たしたことで、主に右側を自認する人たちの共感を得たのだろう。

 俺はそこからたまたま抜け出し(たつもりでいて)、自分は左でも右でもないと思っている。

 でも、別の「線」にはきっと引っかかるだろう。そして、俺自身がどこかで、「線」を引いているはずだ(それこそ、今回のイラストに「引っかかったやつ・引っかからないやつ」とか)。

 なんだか救いのない話だと思う。

2021-11-06

anond:20211104134014

anond:20211104134014 に予想外に反応をいただいたので返しておきます

anond:20211103200209 追記2

「Aという主張をしている人は、Bという主張もする」は、Bと主張をしている文書への指摘じゃなければ、「書かれていないことを読み取っている」だよ。

この記述を読むと、筆者氏は「はてブコメントには、文書への指摘か、コメント者が文書から読み取ったことだけが書かれている」という前提をお持ちのように見えますね。ですが、少なくとも私はそのような使い方をしておりません。私にとっては、はてブコメントは、記事を読んで思ったことや連想したことを好きにメモしておく欄です。間違っても、元記事の読解テストの解答欄ではありません。元記事にないことをコメントしているというご指摘であれば全くその通りですが、読み取った結果書いたものかと問われればそれは明確に違います。そして、元記事にないことをコメントしているという点については、「私は、はてブコメントに、元記事が直接言及していないことを自分思考の結果として書くことがよくあります」というだけです。Twitterに例えるなら、リプライというよりは引用RTとしての使い方をしている、というと分かりやすいでしょうか。

それはそれとして、追記部分以外の元記事の論旨には基本的に賛成なのですよ、文章最初に読む際に持つべマインドセットとしては。その点はお間違いなきよう。

性格悪い系のご指摘

正直済まんかった。ここで「書いていないことを読み取る」ないし「書かれていることを読み取れない」事案が発生したら面白いかも知れない、と仄かに思ったことそれ自体否定しきれないので、その点について「性格が悪い」とするご指摘は甘受します。

一応言い訳させてもらうと、断定調は当然として「しばしば」すら避けて「時がある」としたことで、全称命題解釈されたくないという意図は強く明示できただろう、という認識でおりました。特にわかりにくく書いた意図はありません。

anond:20211104175324

泣かないでください。むしろ知名度上がらなくても良いです。

一応固定されてるのは党派性よりは価値観でありたいと思っていて、価値観としては、自由平等博愛・公正辺りを大事にしているつもりです。

経済学理論だとクルーグマンは読んでいるが資本論はきちんと読んでおらず、容共ではあるもの共産主義というより改良主義立ち位置なので、これを左翼と呼んでしまうとガチな人とか本職の人に怒られそうです。特にフランス革命関連人物の最推しラファイエットだったりするあたり。

ロックよりルソーの方が好きだったりとかで保守というよりリベラルなのは間違いないし、再分配は今より強めるべきとも思っているので、左派に類するのは間違いないと思うのですけれども。

https://anond.hatelabo.jp/20211104180421

100字につめつめしようとすると自然とこういう文章になっていくの?

はい。もし読みづらいというのが真意でしたら、改善に向けて努力します。

2021-10-27

anond:20211027093907

ピケティ21世紀の資本論とか持ち上げる左派が多いけど、資本論を利用して一旗揚げようとたくらんだエンゲルスや、資本論を都合よく曲解しまくって権力簒奪したレーニンに相当する人物は影も形もない

そういう輩を信じて振り回されるのは、さすがに時代が違うと思う

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