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2020-04-03

anond:20090221123741

近代登山」の開始はスイス貴族オラス=ベネディクト・ド・ソシュール

1760年モンブラン山の登頂に懸賞をかけたことに始まるらしいね

一般には登山という概念さえ希薄であった当時、1760年シャモニーへの最初滞在で、未踏峰であったモン・ブラン (4811 m) の初登頂に対して 20 ターラー懸賞をつけた。1785年には彼自身がエギーユ・デュ・グーテ (Aiguille du Goûter) を経るルートから登頂を試みたものの果たせずに終わっている。初登頂はグラン・ミュレ (Grands Mulets) を経たルートによって1786年シャモニー医師ミシェル・パカール (Michel Paccard) とポータージャックバルマ (Jacques Balmat) とによって達成され、翌1787年にはソシュール自身も多数の観測機器を持って登頂を果たし、山頂で沸点や雪の温度、脈拍などを測定した。

観測をしたい」とか「隣国に攻め込みたい」といった理由付きで山に登った記録は古代からあるわけで

それからすると「未踏峰に登ってみたい」というだけで登山を行うことこそ、

元増田の求める「ロマン」的な登山だと言えそうだ。

登山に限らず、そもそも冒険は「ロマン」で行われるのではなく、

遠くのどこかに入植する、遠くの誰かと通商する、

あるいは王様などに派遣されて未知の土地調査する、

などといった「実務上の目的」があって行われることが多い。

張騫もレイフ・エリクソンマルコ・ポーロイブン・バットゥータ鄭和もだいたいそうだ。

元増田はどちらかというと、冒険のもの目的になっている、

未知の探求のために個人的衝動にもとづいて行われる冒険を求めているようだから

あんまり噛み合わない気がするね。

それで言うとたとえばヘロドトス

現存する最古の歴史書である歴史(historia)」を紀元前5世紀に書いた人だけど。

ヘロドトスはサモスを去って以降、その人生のうちに少なくともアテナイ、キュレネ、クリミアウクライナ南部フェニキアエジプトバビロニアなどを旅したはずである

ヘロドトス調査・探求して記した『歴史』は当事者関係者がまだ存命中出来事についての記録であった。そしてそのための探求の方法現代歴史研究とは異なり、史料確認して情報収集するよりも、現地を回り関係者聴取し、また自ら経験することが主となった。

彼は、誰かに命令されたり、土地を追い出されたりなどの理由ではなく、

未知の事柄を「調査・探求」するために各地を実際に見聞した。

調査・探求」を意味する「history」という言葉が後に「歴史」という意味になったほどだ。

これはわりとロマンポイントが高いんじゃないだろうか。

2020-04-01

。 また東南アジアの「インド化」に伴い、5世紀から中国史料ヒンドゥー教に関する記述が見られる[49]。以降、島嶼部では古マタラム王国マジャパヒト王国など、大陸部では扶南国などで栄えた。アンコール朝では12世紀前半まではヒンドゥー教シヴァ派とヴィシュヌ派が立国思想となっていた[50]。 六派哲学

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2020-03-31

博物館である前に田舎役場だった」

博物館である前に田舎役場だった」

博物館嘱託職員退職した(事実上解雇)。

それを友人たちに報告するとき自然と口をついて出たのがこの言葉だ。

改めて考えてみても、この一言に尽きるな。

例えば、この市の文化財の一つに折口信夫の碑がある。

しかしこの博物館では「信夫」の読み方がググらないと分からない。

市内で一番詳しくなきゃいけないはずの学芸員でさえ。

それで何の支障もなく誰も疑問に思わないのがこのムラなのだ

折口信夫を知らない学芸員」は、小さくみればその職員力不足と無関心ゆえ。

だが大きく見れば、それが問題視されない、職員にそれを理解するだけの余裕をもたせない、或いは理解してる者をそのポストに就けない行政構造的欠陥でもある。

(初めから学芸員として採用するのでなく、一般採用職員を間に合わせで回すからこういうことが起こる)

ここではムラの偉い老人の顔色をうかがうことが最優先事項となっていて、彼らの気まぐれに多くの職員が振り回される現状では「歴史」もまた顔色の延長にある。

専門家であるはずの学芸員にもさして専門的な知識能力は求められていない。

それよりも根回しや忖度技術の方がはるか重要とされる。(尤も、だからこそ学芸員肩書をつけていられる人もいるだろうが…)

そういう所に自分みたいなのがポンと放り込まれても、そりゃどう使いこなしていいのか分からないよね。

こいつは学芸員の部下のいち嘱託にすぎないくせに、学芸員より学歴が高く歴史知識もある。

おまけに偉いとか老人とかに関わりなく全然顔色を読む気がなく、カギカッコ抜きの歴史しか興味がないんだから

これまでは郷土史家の本を引用して市の公式見解とすればそれでよかったのに、こいつはなまじ原史料(くずし字)が読めるものから、その郷土史家が何の史料根拠としていてどこを読み誤ってるかまで気がついてしまう。

業務命令を与えてもないのに勝手に色々と調べて余計な口をはさんでくる。

おまけに市の公式歴史認識に異を唱えようとする、使えないうえに集団の輪を乱す問題職員

都会から来たよそ者の若僧よりも地元で長年教員を勤めた〇〇先生の方が偉いに決まってるのに!!!・・・てな調子だ。

「言質を取られないように語尾を変えろ」や「私(上司)はそう思わないか研究結果を変えろ」あたりにはじまって、

郷土史家の先生喧嘩を売るつもりか」や「下手したら市長の首が飛ぶぞ」が脅し文句(より穏当に言うなら、行動を制限する説得材料)として投げつけられるあたりに、自分と周囲との認識のズレの大きさがよく表れている。

例えば何か研究論文を書く場合、「先行研究批判」という研究世界ではごく当たり前の用語でさえ、ここでは"検閲"にひっかかる。

「(郷土史家の)○○先生に失礼だからやめろ」ってわけだ。

自分いくら

「これは論証に必要不可欠なステップなんです」

研究における「批判」に、人格攻撃非難というニュアンスはありません」

と口をすっぱくして説明しても、「私はそう思わない」の一点張り却下されてしまう。

結局、そういう言葉狩りを受けてできあがる文章なんてのは、誰から因縁つけられる余地がない代わりに、誰に向けて何を言ってるのかよく分からない玉虫色のお役所作文になりさがってしまう。

なるほど、彼らが求めていたのはこれだったのか。

たぶん彼らは「歴史専門家」を、先祖自慢お国自慢お墨付きを与えてくれる装置町おこし観光ネタ製造機くらいにしか考えていないのだろう。

自分たちの信ずる(しか根拠はない)歴史認識もっともらしい言葉で修飾してくれるロボット、それのみを求めているのだ。

ところがそのロボット主体的意思をもち、自分たちと異なる歴史認識提唱するなど、許しがたい「反逆」としか彼らの目には映らないのだろう。

専門家組織の一員として働くことと権力ロボットに徹することは、似ているようで全然違うと思うのだが、それはこのムラでは理解されなかった。

そりゃ自分にも落ち度はある。いち職員として使えない点は多々ある。

かい不文律を覚えない。事務作業の要領が悪く気も利かない。

(未だに「社会人」の概念理解できないので「社会人なら言われなくても分かるだろ」と言われても分からない)

とにかく解雇した側にも言い分はあるだろう。結果から見て自分がこの職場適応できなかったことは明らか。

だがそれでも言わせてもらえば、

どうしても適応しなければならないのだろうか?

適応してまで居続けるほどの値打ちがあるのかこのムラに?

人間戦争よりずっと大きい」

「その人は家よりも大きく見えました」

戦争は女の顔をしていない』を読んだ時、この言葉が胸に深く沁みこんだ。それに倣うなら、

歴史職業よりずっと大きい」

と言いたい。

仕事からしゃあなしで歴史に関わってます、本当は全く興味ありません、ムラに波風立てないことが一番です……。そういう生き方自分にはできない。

仕事を通じて自己実現ができればそれは素晴らしいことだが、それ以前に適応したいと思える、適応する価値のある場所を見つけることが重要だ。

この檻を出ても、より大きな檻の中であることは変わらない。

だとしても、今は思う存分手足を伸ばして息を吸えるだけの自由を、全身全霊でぶつかるに値する相手舞台を求めたい。

そこでせいぜい良い仕事を、面白いことをし尽して死にたい

2020-03-30

南部のキシュ近郊のホージャ・イルガル村でバルラス部の貴族アミールタラガイの家に生まれる[注 1][注 2][注 3]。後世の史書ではタラガイティムール父子はチンギス・カンからチャガタイに王傅として与えられたバルラス部の千人隊長カラチャル・ノヤンの子であるとされるが、カラチャルからタラガイに至る人物は同時代史料記述のない者ばかりであり、史実かどうか疑

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のほかにタマレイン(Tamerlane)、タンバレイン(Tamburlaine)といった名前で呼ばれている[8]。また、この名は中世モンゴル語では Temür、現代ウズベク語では Temur であり、「テムル」とも表記される。『明史』などの漢語史料では「帖木児」と表記される。

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ūr-i Lang)」の渾名ヨーロッパ世界でも普及し、タメルランのほかにタマレイン(Tamerlane)、タンバレイン(Tamburlaine)といった名前で呼ばれている[8]。また、この名は中世モンゴル語では Temür、現代ウズベク語では Temur であり、「テムル」とも表記される。『明史』などの漢語史料では「帖木児」と表記される。

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2020-03-23

2019年に読んだ本

『おあむ物語・おきく物語』(天保8年(1837))

家近良樹『歴史知る楽しみ』(ちくまプリマー新書2018年12月)

石川太郎監修・小泉吉永編集『女大学資料集成〈別巻〉』(大空社、2006年)

磯田道史監修『江戸家計簿』(宝島社新書2017年)

磯田道史他『戦乱と民衆』(講談社現代新書2018年8月)

伊藤セツ『山川菊栄研究――過去を読み未来を拓く』(ドメス出版2018年12月)

今井幹夫『富岡製糸場と絹産業遺産群』(ベストセラーズ2014年)

岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新』(法蔵館2018年11月)

大塚英志日本バカから戦争に負けた 角川書店教養運命』(星海社新書2017年)

小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで』(角川学芸出版2016年)

金澤裕之『幕府海軍の興亡 幕末期における日本海軍建設』(慶応義塾大学出版会、2017年)

上條宏之『絹ひとすじの青春――『富岡日記』にみる日本近代』(NHK出版1978年)

神谷大介『幕末海軍――明治維新への航跡』(吉川弘文館2018年1月)

神谷大介『幕末軍事技術の基盤形成――砲術海軍地域』(岩田書院、2013年)

神作研一近世和歌史の研究』(角川学芸出版2013年)

香内信子編『資料母性保護論争』(ドメス出版1984年)

呉座勇一『陰謀日本中世史』(角川新書2018年3月)

佐々大河『ふしぎの国のバード』1~3巻(ハルタコミックス、2015~16年)

サビーネ・フリューシュトュック他編『日本人の「男らしさ」――サムライからオタクまで 「男性性」の変遷を追う』(明石書店2013年)

篠田信一『殴り合う貴族たち――平安朝裏源氏物語』(柏書房2005年)

中公新書編集部編『日本史の論点――邪馬台国から象徴天皇制まで』(中公新書2018年8月)

内藤一成『三条実美 維新政権の「有徳の為政者」』(中公新書2019年2月)

中島岳志保守大東亜戦争』(集英社新書2018年7月)

中野節子『女はいからやさしくなくなったか』(平凡社新書2014年)

中屋敷均『科学非科学』(講談社現代新書2019年2月)

長山靖生帝国化する日本――明治教育スキャンダル』(ちくま新書2018年9月)

文芸春秋編『日本史の新常識』(文春新書2018年11月)

本郷和人『戦いの日本史 武士時代を読み直す』(角川学芸出版2012年)

松浦だるま『累』全14巻(イブニングコミックス、2013~18年)

宮地正人日本リブレット人68 土方歳三榎本武揚 幕臣たちの戊辰函館戦争』(山川出版社2018年8月)

森正人鈴木元編『文学史古今和歌集』(和泉書院2007年)

山川菊栄記念会・労働者運動資料室編『イヌからすとうずらペンと 山川菊栄山川写真集』(同時代社、2016年)

山本博文編『織田信長古文書』(柏書房2016年)

山本ルンルンサーカスの娘オルガ』第3巻(完)(ハルタコミックス2019年)

吉田麻子『知の共鳴 平田篤胤をめぐる書物社会史』(ぺりかん社2012年)

和田裕弘織田信忠――天下人嫡男』(中公新書2019年8月)

渡部周子〈少女〉像の誕生――近代日本における「少女規範形成』(新泉社2007年)

渡邊大門関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実』(PHP新書2019年9月)

渡辺尚志『江戸明治 百姓たちの山争い裁判』(草思社2017年)

渡部泰明『和歌とは何か』(岩波新書2009年)

★再読★

鬼頭宏『日本歴史19 文明としての江戸システム』(講談社2002年)

ニコライ著・中村健之介訳『ニコライの見た幕末日本』(講談社学術文庫、1979年)

中屋敷均『ウイルスは生きている』(講談社現代新書2016年)

山川菊栄武家女性』(岩波文庫1983年)

山川菊栄著・鈴木裕子編『山川菊栄評論集』(岩波文庫1990年)

和田英『富岡日記』(筑摩書房2014年)

2019年に読んだ本

『おあむ物語・おきく物語』(天保8年(1837))

家近良樹『歴史知る楽しみ』(ちくまプリマー新書2018年12月)

石川太郎監修・小泉吉永編集『女大学資料集成〈別巻〉』(大空社、2006年)

磯田道史監修『江戸家計簿』(宝島社新書2017年)

磯田道史他『戦乱と民衆』(講談社現代新書2018年8月)

伊藤セツ『山川菊栄研究――過去を読み未来を拓く』(ドメス出版2018年12月)

今井幹夫『富岡製糸場と絹産業遺産群』(ベストセラーズ2014年)

岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新』(法蔵館2018年11月)

大塚英志日本バカから戦争に負けた 角川書店教養運命』(星海社新書2017年)

小川剛生『武士はなぜ歌を詠むか 鎌倉将軍から戦国大名まで』(角川学芸出版2016年)

金澤裕之『幕府海軍の興亡 幕末期における日本海軍建設』(慶応義塾大学出版会、2017年)

上條宏之『絹ひとすじの青春――『富岡日記』にみる日本近代』(NHK出版1978年)

神谷大介『幕末海軍――明治維新への航跡』(吉川弘文館2018年1月)

神谷大介『幕末軍事技術の基盤形成――砲術海軍地域』(岩田書院、2013年)

神作研一近世和歌史の研究』(角川学芸出版2013年)

香内信子編『資料母性保護論争』(ドメス出版1984年)

呉座勇一『陰謀日本中世史』(角川新書2018年3月)

佐々大河『ふしぎの国のバード』1~3巻(ハルタコミックス、2015~16年)

サビーネ・フリューシュトュック他編『日本人の「男らしさ」――サムライからオタクまで 「男性性」の変遷を追う』(明石書店2013年)

篠田信一『殴り合う貴族たち――平安朝裏源氏物語』(柏書房2005年)

中公新書編集部編『日本史の論点――邪馬台国から象徴天皇制まで』(中公新書2018年8月)

内藤一成『三条実美 維新政権の「有徳の為政者」』(中公新書2019年2月)

中島岳志保守大東亜戦争』(集英社新書2018年7月)

中野節子『女はいからやさしくなくなったか』(平凡社新書2014年)

中屋敷均『科学非科学』(講談社現代新書2019年2月)

長山靖生帝国化する日本――明治教育スキャンダル』(ちくま新書2018年9月)

文芸春秋編『日本史の新常識』(文春新書2018年11月)

本郷和人『戦いの日本史 武士時代を読み直す』(角川学芸出版2012年)

松浦だるま『累』全14巻(イブニングコミックス、2013~18年)

宮地正人日本リブレット人68 土方歳三榎本武揚 幕臣たちの戊辰函館戦争』(山川出版社2018年8月)

森正人鈴木元編『文学史古今和歌集』(和泉書院2007年)

山川菊栄記念会・労働者運動資料室編『イヌからすとうずらペンと 山川菊栄山川写真集』(同時代社、2016年)

山本博文編『織田信長古文書』(柏書房2016年)

山本ルンルンサーカスの娘オルガ』第3巻(完)(ハルタコミックス2019年)

吉田麻子『知の共鳴 平田篤胤をめぐる書物社会史』(ぺりかん社2012年)

和田裕弘織田信忠――天下人嫡男』(中公新書2019年8月)

渡部周子〈少女〉像の誕生――近代日本における「少女規範形成』(新泉社2007年)

渡邊大門関ヶ原合戦は「作り話」だったのか 一次史料が語る天下分け目の真実』(PHP新書2019年9月)

渡辺尚志『江戸明治 百姓たちの山争い裁判』(草思社2017年)

渡部泰明『和歌とは何か』(岩波新書2009年)

★再読★

鬼頭宏『日本歴史19 文明としての江戸システム』(講談社2002年)

ニコライ著・中村健之介訳『ニコライの見た幕末日本』(講談社学術文庫、1979年)

中屋敷均『ウイルスは生きている』(講談社現代新書2016年)

山川菊栄武家女性』(岩波文庫1983年)

山川菊栄著・鈴木裕子編『山川菊栄評論集』(岩波文庫1990年)

和田英『富岡日記』(筑摩書房2014年)

2020-02-23

[]『武士道精華 山中鹿之助』簡略版

前書き

真田十勇士はまだしも知られてるけど

その元ネタだったらしい「尼子勇士」って

メンバー名前すら知られてないよな

どんな話だったんだろうと思ってググってみたところ

立川文庫の『武士道精華 山中鹿之助』という本が

国立国会図書館デジタルコレクションで読めたので

その内容を簡単にまとめてみることにした。

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/891033

Wikipediaによると

勇士人物像について始めて具体的に記述された史料は、文化8年(1811年) - 文政4年(1821年)にかけて刊行された『絵本更科草紙』である

この書は、幸盛の母である更科姫と、尼子勇士による活躍を描いた物語である。書と共にこの話は全国的に広まったようであり、この後には、十勇士を題材にした浮世絵の描画や歌舞伎の上演、また十勇士が描かれた絵馬神社奉納されるなど、世間一般にこの話が浸透していったことが分かる。

明治時代に入ると、先の『絵本更科草紙』と同じ内容で、表題を『尼子勇士伝』とした書が刊行される。明治44年1911年12月、『絵本更科草紙』の内容を簡略化し、大衆向けに噛み砕いた文で表した書、『武士道精華 山中鹿之助』が立川文庫より発行されると、尼子勇士の名は一躍有名になる。

というわけで簡略版の簡略版ということになるが、

わりと長くなったので短く分けてトラバに書いていく。

2020-02-20

anond:20200217195837

元増田が言ってる内容はほぼ正しいんだけど、自動化を即時化と言っているのがちょっと気になった。

現在では即時化というのは待時を無くすことを指していて、電話番号を使った無人交換のことを指さない。

ちなみに農村では有線放送電話や、農村団体電話農村集団自動電話といった各種の共同電話で電話網の整備が進められたところが少なくない。

詳しくはNTT歴史史料デジタルアーカイブのC400形クロスバ交換機のページや、NTT歴史史料館そのものを参照してほしい。

http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/digitalarchives/11.html

http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/

ちなみに4月の始めには武蔵野桜まつりと連動して日曜日特別公開があるので、木曜・金曜に行けないけれど興味がある人はぜひとも行ってほしい

2020-02-16

富岡日記』の読み方

長野ひろ子「衣料生産日本女性――『富岡日記』を中心に」(『中央大学経済研究所年報』49号、2017年)を読んで気づいたことがあった。それは、なぜ自分がこの本が好きなのか、その理由の一端が分かったように思えた。

この長野さんの論文自体はそうたいしたことは言ってないが、印象に残ったのは英の「圧倒的な自己肯定感である

(以下引用)

「ここから伝わってくるのは、自らが娘時代従事した製糸業への熱い思いとそのことへの圧倒的な自己肯定感である。英にとってそれは「一日も忘れたこと」のない記憶、おそらくは青春の輝かしい記憶・思い出であり、老境に入って「繰り返し繰り返し日々楽し」むほどのものだったのであるしかし、それゆえにこそ、自慢話ととられることを恐れ「だれにも一言も申」さず「二十九年」間「心に秘め」て過ごしてきたのであろう。

(引用終り)

圧倒的な自己肯定感の源となる思い出だからこそ、その後の人生の揺るぎない支えとなり、しか普段決して他人には語らないという心境は俺にもよく分かる。他人から評価必要ないのよね。また英は違うだろうが俺の場合は、そもそも自分の大切な思い出を他人物語として消費してほしくないしね。

最近杉本鉞子の『武士の娘』を読んだが、期待に反してつまらなかった。何故つまらないのかを考えたとき自分山川菊栄武家女性』と和田英『富岡日記』を無意識のうちに思い浮かべていた。菊栄や英に比べて、鉞子は「言いたいこと」がさして無いように思える。前二者は、「これだけは書かねば気が済まぬ」という切迫感・覚悟・執着のようなものを(方向性は違えど)感ずる。色の違う火花のよう(執着の炎は英の方が強い)。その切迫たる思いが、彼女らの筆鋒を時代エートスまで届かせている。そこに面白さがある。

それに比べると鉞子は、悪い意味で「上品文学少女」の域を脱していないと思う。当時のアメリカの読者に受けるように異国趣味意識して書き、実際売れたのかもしれないが、時代を経た今となっては毒にも薬にもならない。あの時代に単身渡米して結婚した上級武家出身の娘、という触れ込みのわりには大したことを書いてない。現代では、櫻井よし子あたりが「日本女性世界をアッと言わせた」とか持ち上げてるのを別にすれば、史料としても文学作品としてもあまり注目・評価されてないのはそのあたりに理由があるんだろうね。ジャポネズリには楽しいのかもしれんが、それでないと魅力に乏しい。

2020-02-07

アニメ漫画テレビドラマって100年もの残せば十分説

読み返さないだろう、これから史料額?のような学問が出てきてどの作品を捨てるべきか判定するような気がする。

2020-01-14

anond:20200114094342

そういう虚偽を流す利益があるようなケースは信頼性は低く見積もられるわな

でも市井にも末端にも記録を残してる奴がおるやろうが

あと史料ってのは文書だけやないで遺物遺跡とかも全部史料

anond:20200114083653

いろんな史料比較検討真実がわかるだったら、捏造率がある程度より低くないとダメなのでは?全部捏造だったり、捏造大量生産されてたらわかんないよね?

anond:20200114083202

当然捏造も有り得ると考えていろんな史料比較検討して確認するんやで「史料批判」でググるとええで

実際自分の功績を過大に書くような偽文書歴史上大量につくられとるしな

anond:20200114083202

歴史研究者史料証拠として、あったと主張してるだけだが

社会科教師はさもそれが真実のように教える

しかしそれは中学生高校生に教えるには十分なのだ

ガキは大人の言うことを黙って聞いていれば良い、

って態度がにじみ出るから学校教育は大嫌い

歴史源平合戦とか十字軍遠征って、誰も見てないのになんであったことになってるの?史料捏造じゃないって前提なわけ?

2019-12-22

白蛇のナーガビキニアーマーなのか?

まず、ビキニアーマービキニ形態の鎧であり、すくなくともトップが胸の形に成型され、足や太もも露出の多いものとする。

そう考えると白蛇のナーガそもそも接近戦も人並みにこなせるリナ・インバースとは違い、接近戦はからっきしの魔術師であり衣装は硬質な感じでの描写もない。

もちろん、ビキニ状の格好で戦っていればビキニアーマーだという広義をとれば含まれるが、それだとDQ4マーニャ、SAGA2のエスパーガール。あとはラグナロクオンラインの女マジシャンの様なものビキニアーマーだとなってしまい、ビキニアーマーが廃れたという主張と整合しない。

さらに言うと、平家物語などのフィクション史料として用いることは史料の少ない時代などではなくもないが、それは史料批判をした上での話なので、ファンタジー作品であるスレイヤーズに「何百年か前に流行った、世に言う『悪の女魔道士ルック』」と有ることから直ちに現実日本においてビキニアーマーが廃れていたとは結び付けられない。

というか普通に考えて犯罪者人権問題について議論してる時に「悪人人権はない」とか言い出しちゃう人でしょ?

フィクションの影響を受けやす中高生なら我が身を振り返りいささか胸に痛いものを感じつつも微笑ましくもあるが、いい大人が言ってたら「フィクション現実くらい区別しろバカ」でおわりでしょ?

さらに言うと何故かナーガ初出の「スレイヤーズすぺしゃる1 白魔術都市王子」じゃなくて「スレイヤーズすぺしゃる3 ナーガ冒険」なの?

タイトルに入ってこそないけど、表紙にめっちゃナーガいるよ?

https://ch.nicovideo.jp/SPQR/blomaga/ar112889

てか正直いってここの記事みて書いたんじゃない?

2019-12-19

歴史的史料”に市職員が…油性ペン書き込み

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191217-00000068-ann-soci

こんな感じのことをやってめちゃくちゃ怒られた

器物破損ではないんだけど

正直、非正規人間雇って

引き継ぎもろくにせず

ここの担当あなただけだから聞かれても分かんないからね~あなたが全部考えてやってね~

で済ましてきた正職員の人らにも責任があると思ってている

非正規フルタイムじゃない、任用期間も短い、手取り10万、福利厚生別にしっかりしてない、正規雇用のためのレールなんて一切用意されてない

でも市の職員なんだから市民のために正規雇用私たちみたいに当たり前にサビ残してね~責任も重いからね~って

今まで雑だったあんたのツケだ!と言わんばかりに怒られたけどこっちだってお前らのツケを払う時が来たんだよと言いたいね

公文書に砂消しと墨塗りしてる奴らが史料をまともに使うわけないやろwwwww

マイクロマネジメントデフレ自己責任論文化の行き先なんて結局はこんなもんなんだよ。

全体の責任を認めて全体でマネジメントしていく社会にしなければ全体の思想負債がたまって最後にはこうなるんだ

2019-12-05

anond:20191205120705

史料が入り紛れて後世の歴史家が本当にそう主張しそう

2019-11-29

伊達(いだて)

伊達政宗ローマ教皇使者を送ったとき史料にIDATEって書いてあるんだってさ。

政宗も名乗るときには「いだてまさむね」って名乗ってたのかな。

anond:20191129082539

世界史の授業でそう習ったのをアピールするのはよいが、現代でその団体がそうなのかは、実際に調査に行くなりしてからにしたほうがいい。

現物かいう最高の史料がそこにあるのに参照しない人間が、大層に歴史の話したらあかんぞ。

2019-11-28

anond:20191128095411

既にTwitter人類にとって重要文化資産になっているのだから永遠に保存しつづけるべきだよ。

100年後1000年後の史料価値を考えるとそれを一企業独断で削除するなど愚行の極み。

2019-11-17

吉良上野介の話

最初

吉良姓を受け継いだ吉良上野介の子はいない。(後に別家が吉良の名を継いだ形で、子孫の方は上杉家や畠山家等におられる)

三河地方に吉良の領地があったのは元禄16年(1703年)までで、それ以降は吉良と三河地方との関係は無い。

 

 

吉良上野介は名君?

忠臣蔵で悪役として扱われている吉良上野介

近年「実は吉良上野介地元では名君」っていう話をよく聞くようになった。

歴史秘話みたいな感じでテレビでも取り上げられるので、

吉良上野介は名君」って言う説を知っている人も多いだろう。

 

 

で、その「吉良の地元ってどこだ?」って話になると

案外、知ってる人が少なかったり誤解している人が多かったりすると思う。

 

 

恥ずかしながら私もそうで、

三河地方っていうのは知っていたのだけれど

漠然と、今の西尾市だろうと思っていると、

年配の西尾市出身の人から変な顔をされた。

 

地元歴史的経緯 

この辺には歴史的な経緯があるそうで、

そもそも三河に持っていた吉良上野介領地というのは

幡豆郡吉良庄の中のうち、八か村が飛び地の形であった。

いっても吉良は旗本なんで、そんなに領地は大きくない。

吉良は赤穂事件の後、三河領地没収されて

その後、これら土地は、あちこちの藩やら寺社旗本領地なんかに吸収されて

明治からは村の統廃合が続く。

(こういう状態で「吉良の地元」という意識が受け継がれてきたというのには少し無理があるような) 

 

 

その後、昭和三十年に 横須賀村と吉田町合併して吉良町生まれる。

(余談だが吉良には雲母の意があったという)

吉良町の中に、かつての吉良上野介領地も含まれてた感じ。

  

そして平成23年にこの吉良町西尾市編入合併される。

  

もともと西尾市には西尾藩というのがあったわけで、

歴史を知っている人でも、吉良上野介は大昔の隣の殿様という扱いで

古くから西尾市の人に「吉良上野介地元」と言われると変な顔をされたわけだ。

 

 

もう少し西尾市の人に話を聞いてみると、

んで、もう少し突っ込んで話を聞いてみると、

吉良上野介時代に、西尾藩には土井利意という名君がいて

西尾藩領民が、吉良が作った堤防により水害が発生して苦しんでいたので

大二重堤防を作って、これを防いだという逸話があるという。

 

 

こういう歴史上の逸話は、どこまで本当かどうかはワカランが

こういう逸話があるぐらいなんで旧西尾藩地域の人にとっては、

吉良上野介地元では名君とされている」と言われるのに抵抗があるみたい。

 

 

名君の作り方

ただ近年、西尾市教育委員会とかが、

積極的に「黄金堤」などを吉良上野介の治績として

吉良上野介地域の名君として賞賛する教育西尾市の全域で行っているとのこと。

 

それで地元とは言えない所の子供達にまで「地元の名君」と教えられているそうな。 

(吉良の堤防による洪水で、エライ目に遭ってた所だったりしたら洒落にならんな)

 

調べてみると、

吉良上野介黄金堤を作って地域の開発に役立ったのかからして怪しいという。

そもそも吉良上野介の治績を裏付ける文献や史料は無く、

どうも大正時代に作られた怪しい逸話が元になっているらしい。

 

 

残された絵図面なんかをみると、この地域にあった鎧が淵の新田開発で

しろ周辺とトラブルを起こしていたりしてる。

 

 

どうも旧吉良町との同化政策の一環として、

近年になって「吉良つながり」で、吉良上野介が担ぎ出されてきたっぽい。

 

 

実際に吉良上野介が名君であったかどうかはともかく、

消えてしまった「吉良町」という名前を、

なんとか別の形で残そうという人の思いかも知れないね

 

でも、そういう都合で「新しい歴史」をつくっちゃて

教育を利用して子供達に広げるのはどうなのかなぁと。

 

 

また吉良上野介と同時代に、その地域

地震被害の救済に尽力したり色々と善政をおこなった土井利意や

堤防などの治水等で名代官と言われる鳥山牛之助(さきほどでた新田開発のトラブル調停もしている)

なんかの話が、わりとしっかり記録や文献をたどれるのに殆ど注目されなくて、

「らしい」という話しかない吉良上野介けが地元の名君」って言われて教育現場で広められている状況は、

なんだかなぁって思ったりする。

 

 

吉良の赤馬

吉良上野介が名君であったという話に「吉良の赤馬」という郷土玩具をセットにする人が多い。

愛知県ホームページにも、

吉良上野介義央は治水事業に心を寄せ、領内の水害を防ぐため、黄金堤を築き、自ら愛馬赤馬に乗り巡視にあたりました。その姿は威風堂々とし、愛馬も大変立派であったので、領民はこれを称えいつしか赤馬と呼ぶようになりました。領内の村に住んでいた村人が江戸天保年間に子ども玩具として作ったのが始まりです」

とある

しかしこの記述は、よく読むとあやしい

天保年間というのは、1831年から1845年までの間だ。

いわゆる赤穂浪士の討ち入りが元禄15年末(1703年の1月)。

三河領地を取り上げられる裁定が下ったのが元禄16年(1703年)になる。

 

 

まり天保年間というのは、130年ぐらい後の話になるわけで

「領内の村に住んでいた村人」と言っても、

その時には吉良領は跡形もなくなっている。

昔、吉良の領民だった人も既に死に絶えた後のはず。

 

 

実際の記録では吉良上野介三河領地を訪れたのは生涯一回だけだったらしい。

直に吉良上野介を見た村人が、後に玩具を作り出したとかいう話なら、

まだなんとなくわかる気がするのだけれど、

百年以上前に一回だけ訪れた殿様の馬を、

わざわざ玩具にしようというのいうのは変だよなぁ。

天保年間には別の殿様が治めている状況なのに。

  

  

調べると、さらに興味深い話が出てきて、

吉良の赤馬は近年になって愛好家から要望で、

商品に「白馬」と「殿様」というのが加わったという。

この時点では「白馬」なのね。

もし本当に赤馬と吉良上野介の話が元になっていたのなら、

突然、殿様に白馬ってのは出てこないよなぁ

  

まりそもそも赤馬と吉良上野介関係なく、

「自ら愛馬赤馬に乗り巡視にあたった」という話自体が後から出た感じがする。

 

 

もちろん、こういうのは商品を開発したり売る人が、

色々面白おかしく「いわれ」を主張するのは別に良いと思うのだが、

愛知県をはじめとした自治体がそういうのに乗っかって、

曖昧根拠のまま紹介するのはどうなんだろうね。

実際、どうなんだろう?

このエントリーは「吉良上野介地元では名君」という説が「ちょっと変」っていう話で、

からといって、これだけでは「名君ではない」とまで言えない。

(西尾藩領民洪水被害を出した伝承とかは、ちょっとふれたが)

 

  

んで、赤穂浪士研究している団体の中には、

「名君だと言うならもその根拠資料を出せ」と言っている所もあるそうな。

 

吉良上野介が名君だった」という人は、きちんとした資料を出してやれば良いと思うよ。

 

 

それを元にして、地域教育とかを書き直していく必要があるんじゃないのかな。

少なくとも教育委員会とか自治体が、根拠に疑問が持たれる話を持ち出して

へんな形で「地元の名君」を作り出そうとするような状態は良くないなぁと。 

 

 

たぶんメディアとかでは広がらない話。

もっとも「実は、吉良が名君という話は怪しい」というのは、

中々メディアとかでは取り上げにくい話だと思う。

 

 

実は「正義の味方だった」と言うのは受けるだろうが

例えば「イメージ通りの悪い人でした」と言っても、

そこには話題性も何も無いわけだ。

 

 

この点は、なかなか興味深くて、  

「誤った情報」と「正しい情報」っていうのを比べてみても

必ずしも同じように拡散するわけでは無くて、

広がりやすさには非対称性が生まれてる。

 

たぶん「地元では吉良上野介は名君」って話は

このまま誰も異議を唱えないまま残ってしまうんじゃ無かろうか。

 

とか思ってたら、wikiかにもわりと詳しく書いてあったわ。

 

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