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2020-05-27

絶縁したかつての友達からマルチ商法の連絡が来た話

中学とき、ひどい言葉で傷つけてしまった同級生がいた。天狗になっていた私は、その成績じゃあA高校は受かんないよ。B高校にしときなよ、と言ってしまったのだ。かつての友人はその言葉にひどく傷つき、私の謝罪は受け入れられず、絶縁状態になった。

そこから16年が経過したある日、Facebookでかつての友人から連絡が来た。久しぶり!今私も東京にいるんだ。今私、メイク仕事してるんだけど、と彼女は語った。私は直感的に、これはマルチ宗教の勧誘なのだとわかった。でも行く事にした。それが贖罪になる気がしていた。

友達が集まってるというマンションの一室に通された。年齢層も性別バラバラで、しかし妙に笑顔な人たちに出迎えられた。皆、頭にヘアバンドを巻いていて、机の上には大量の洗面器が並べられていた。とんでもない所に来てしまったと後悔した。

顔を洗って来るよう言われ、私もヘアバンドをしてメイクを落とした。洗面台には、見たことのないブランドクレンジングがあった。おそらくは今日、売りつけられる予定の商品の一つだろう。

テーブルに座ると、わたしの目の前にも洗面器が置かれた。洗面器に突っ伏して、スチーマーの要領で湯気を当てる。お湯を取り替え、10分位ずっと湯気にあたった。汚れ取れたね!とかつての友人は言った。

洗面器が回収され、化粧水乳液メイク道具が目の前に並べられた。クレンジングと同じ、見たことのないブランドロゴが書いてある。かつての友人はコットンに化粧水を染み込ませ、私の肌にそっと滑らせた。

増田ちゃん相変わらず肌きれいだよねと彼女はいった。昔、彼女に肌を褒められたことがあったのを思い出し、少し嬉しくなった。お母さんからあの大学行ったって聞いてたよ。すごいなあ、増田ちゃん賢かったからなー、あの頃から。私は全然だったけど。彼女は私を全く許してなどいないことが伝わってきて、身震いがしそうだった。ヘアバンドをした変な笑顔の人たちは、ニコニコ笑いながら、きれいね、きれいねと私を囲むようにして言ってきて怖かった。断頭台にいるような気分だった。

メイクが終わり、鏡を持たされた。上手なメイクによって少し美人になった自分がそこにいた。仕事に手は抜かない。たとえ憎んでいる相手でも。彼女は、今日使って貰ったやつなんだけど、実はうちの会員になったら格安で使うことができるし、友達紹介してくれたらむしろ儲かっちゃうんだよね。と続けた。私は嬉しい笑顔を作り、会員になることは断りつつも、数万円分の商品を購入した。

アバンドの人たちに囲まれカード決済のサインを書きながら、私は本当に安堵していた。贖罪の機会を持てるのは幸運なことだ。それもたった数万円で。彼女は上機嫌だった。長年胸の底でどんよりしていたものが、なんだか晴れたような気分だった。

商品は帰ってからすぐに捨てた。あれから彼女から一度も連絡は来ていない。

2020-05-26

[] #85-13「幻の10話」

≪ 前

「まあオレが何も言わなくても、放送局広告代理店にマトモな奴が一人でもいれば、そこでストップはかかっていただろうがな」

「でも今こそ向き合ってみませんか、この“幻の10話”と。頑張って作ったものが日の目をみないなんて、クリエーターには残酷なことでしょう」

父が“幻の10話”をリリースしようと言い出したのは、関わったスタッフたちへの贖罪もあったらしい。

「幻を現実にして、本作に関わったスタッフたちに感謝を……」

その感傷的な語り口調に、場は決定へと傾きつつあった。

「わっはっは! オレはどうやら学級会に迷い込んだらしいな。ヴァリオリは子供向けかもしれんが、作ってるオレたちは大人の筈だぞ?」

しかシューゴさんの露悪的な笑いは、その空気を一瞬で掻き消した。

「作ったものが日の目を見ないことなんて、この世界じゃあ日常茶飯事だ。世に出たとしても、不十分で満足できないことだって珍しくない。それに日の目を見ないことよりも、もっと残酷なことがあるだろう?」

「え……?」

「“反響”だよ。もちろん悪い意味でのな」

この10話をリリースすべきでないことを、シューゴさんは何度も説明した。

浮ついた作風一貫性のないキャラクター

非常に重たくて、手間のかかるデザイン

そうして頑張って作っても視聴者評価してくれず、誰も得しない。

“客にとっては目の前に出された料理が全てで、厨房の裏事情など知ったことではない”のだと。

最近この業界は優しくなったが、打たれ弱いアニメーターも増えた。そのくせ“世間から評価”という残酷さはそのままだ。いや、そういった意見現代の方が可視化されやすいから、むしろ酷くなってるかもしれん」

酷評されること前提で語るのはやめてください。そうならないように作るのだって我々の仕事でしょう」

「ほぅ、“コレ”を俺たちで手直しするのか? するってぇと、最終的な出来は、この資料とは掛け離れるだろうな。原形ないものを世に出して、それで関わったスタッフたちへの感謝になるとは思えんがな」

主張は乱暴でありつつも、現場最前線に立つシューゴさんには説得力があった。

上役を幾度となく説得してきた父のエモーショナルな語りも、彼の前では形無しだ。

「今さら寝た子を起こして結果が散々だったら、それは“感謝”という名の“公開処刑”になるんだぞ」

シューゴさんの言葉を聞きながら、新旧スタッフは“幻の10話”の資料を読み返した。

そして、これを基に自分たち制作する姿をイメージをする。

彼らはたまらず身震いをした。

その生理現象は、何よりの結論だった。

「奴らの努力無駄にしたくないってんなら、それこそ“無駄のままにしてやる”のが、せめてもの温情……ってオレは思うけどなあ~」

結果として、彼らのいう“激動”は、何も変わっていないまま終わった。

だが、そこには“変わろうとする跡”が確実にあったんだ。

何も変わっていないからこそ、“激動の跡”がより鮮明に見えるってことさ。

…………

……と、まあ、それっぽくはまとめてみたものの、この話には残念な点がある。

実をいうと、この出来事自体がどこまでが本当で、どこまでが嘘なのか分からないんだ。

「で、最終的にシューゴさんのタバコでボヤ騒ぎが起きて、資料は全部燃えしまい……」

「おい、話を盛るにしても、もう少しマシなこと言え! タバコなんぞ吸ったことねーわ」 

なにせ父たちが呑んでいた時、断片的に聞いた話だからだ。

その時に飲んでいたのが、悪酔いしやすい安酒だったから尚更である

シラフの時に尋ねても、コンプライアンスがどうとかで話してくれない。

なのでこの話はどこかが過剰か、或いは不足している可能性がある。

或いは“幻の10話”の如く、そもそも存在していたのかどうか。

(#85-おわり)

2020-05-07

anond:20200507012523

表面的な贖罪のために見たくないものから目をそらしているだけに聞こえる。

技能実習生問題は、日本移民政策心理的治安と零細事業者人手不足トレードオフ問題

ポリコレ優先だけでも経済優先だけでも解決には結びつかない。

まともな給料が払えない事業者は淘汰すべきって口では言えるけど、社長さんは個人保証してるので倒産したら家屋敷も取られる。自殺して保険金借金返済しようとする人も後を絶たない。

どちらかというとポリコレ側の人々に現実的議論に寄り添っていただきたいところ。

2020-04-26

父親カップラーメンを食べるのが、未だにすごい気まずい

我が家でも、今現在のような日曜日の昼などに、食事カップラーメンだけで済まそうとすることがある。

しかし、父親カップラーメンにお湯を入れてからフタを開けるまでの時間にこだわるのを見るのがとてもイヤで、父親以外はいつもレトルトカレーか残り物を食べて済ましている。

父親時間へのこだわり方はこうだ。ヤカンをコンロに仕掛けるとその足で、台所にあるキッチンタイマーダイニングに持ってきて、時間をセットする。

そして、ヤカンから沸いたお湯を注ぎ終わるか否かに、熱いヤカンを片手に持ったまま、真っ先にタイマースタートを押すのだ。

熱いヤカンを片手にして、よくそんな危ないことするなぁとは思うが、まあここまでは別に良い。

しかし、私が家族分のカップラーメンにまとめてお湯を入れるときがある。

私はたかカップラーメンにそこまでの熱意が無いので、

お湯を注ぐ→ヤカンをコンロに戻す→台所にあるキッチンタイマーを持ってくる→時間をセットする→スタートを押す

の順番になることがある。つまり、お湯を注いでからキッチンタイマースタートするまでタイムラグが発生することがある。

すると、父親から「お前のせいで、ラーメンが美味しくなくなった」と、時間が厳密でなかったことに対して怒られる。これが意味不明ですごくイヤなのだ

だってタイムラグなんて高々30秒程度だ。スタートを押すまでけっこう時間経ったかなと思えば、それを加味してタイマーを短くしたりもしているのに、この扱いなのだ

カップラーメンを食うという、安寧な家族生活に比べたら鼻糞ほどどうでもいいイベントで発生したこ理不尽な怒りに対し、私も当然反抗したことがある。

まずは、①「個人的には、麺は柔らかい方が好きなんだから、放っておいてくれ」だ。本当はそこまでこだわりは無いが、とりあえず言ってみた。

すると、これには「それはお前の好みであって、俺には関係ない」といった旨の回答があった。まあお前がそう言えば、お前の中ではそうなんだろう。

次は、②「スタートを押すのが遅いと思うのなら、少し早めに食べればいいのに」だ。何も、私がタイマーで調整しなくても、お前が好きに調整すれば良い。

すると、これにも「どれだけ早く食べればいいかわからん」といった旨の回答があった。どうしても、お湯を入れる時間は厳密に扱いたいらしい。

そこでクリティカルに、③「カップラーメンには『約3分』などと記載されている。『約』なのだから、そこまでこだわる必要があるか」と聞いてみた。

しかしこれには、「『約3分』ということは、たしかに、3分周辺は許容範囲なのだろう。しかし、3分ベストであることには変わりがない」といった回答が得られた。

推察するに、彼の頭の中には、3分ピークとする正規分布みたいな吊り鐘型の「美味しさ曲線」が描かれているのだろう。

しかし彼の解釈は正しいと言い切れない。今回は、私の主張が正しいことを言いたいのではなく、彼の主張に議論余地が残ることを示せればいい。

なので更問として、④「『約』の解釈が間違っているのではないか。一番美味しくなる時間がもし仮に存在するとしたら、許容範囲ではなく、まさにその時間が『約3分』ではないのか。

まり、一番美味しくなる時間は『2分50秒』かもしれないし、『3分20秒』かもしれないということだ。厳密に『3分』を追い求めることで却って、一番美味しくなる時間を外している可能性があるのではないか

という疑問を呈した。煩雑さを回避するために、パッケージには時間をわざと荒く表記している、というのは有り得る解釈だろう。

これには我ながら「やったか!」という印象を得たが、結局回答は得られなかった。すなわち、「食べ物のことで何でそんなムキななってんの?」と煽られただけだったからだ。

「ムキになってるのはお前だ!」と指弾してもよかったが、ここからは水掛け論になるので辞めておいた。さまざまな事柄に延焼しかねない。

増田レスバだったら、ここで「詭弁のガイドライン乙」とか言ってクローズすれば気持ちも治まるのだが、対面ではその苦々しさを顔から消すことはできなかった。

そして、インターネットと異なるのは、その後の行動変容が目に入ってしまうことだ。つまり相手議論に納得しているかが分かってしまうのだ。

結果、そんな反抗の甲斐もむなしく、結局父親の行動は変わっていない。今日キッチンタイマーは手元にあった。だから、私は今日の昼飯もレトルトカレーを食べた。

ちなみに、父親ラーメン職人では無い。

それに、普段は「お前は大学出てるからログ?とかサイン?とか分かって偉いな」とか言う感じで、数値的な厳密さを求めるような仕事に明るいという訳でもない。

からこそ、ラーメン時間感覚にだけ見せるその熱意が理解できない。鍋奉行もそうだが、それが客観的に正しいかもわからない「美味しさ」のために、コミュニケーションをも犠牲にするのって何なんだろう。

その正しさは、美味しく食べてほしい我らに対してでなければ、何に向かって発揮されているのだろう。食材自身への贖罪ってこと?

あと、そばを茹でる時間にも同様の厳密さを求めるので、我が家では、年越しそばも憤慨を伴う廃止したいイベントの一つになっている。(それでも、父親そば好きなので買わざるを得ない。)

2020-04-11

anond:20200411002737

次は従軍慰安婦贖罪系のアートが来るかと思ったけど潰されちゃったね。

2020-04-10

右目を閉じるとカニが増える

自分にあったおでんの具を選んでくれるおでんコーディネーターに6万払って占ってもらった結果、「まずは先祖の罪を精算しなさい。おでんそれからです」と言われ、仕方がないので何度でも剥がして貼り直せるタイプ贖罪シールを2枚購入し2枚とも知らない車のサイドミラーの裏(鏡でない方)に貼って帰った。

2020-03-17

反転版

ある朝、夫が「今日の夜、少し話があるんだ」と言った。

その日の夜、離婚を切り出された。

突然のことだった。そう感じたのは私だけなのかもしれない。

我が家セックスレスであった。最後に事を為したのは遥か昔である結婚して2年目頃からだろうか。

原因は私にある。夫を性的対象として見る事が出来なくなったのだ。

最初は濡れないだけだったが、時が経つにつれて口付けすらしないようになっていった。

二人の間には当然溝ができた。性行為話題になるといつもギクシャクした雰囲気になった。

からいつしかその話題には触れないようになっていった。

普段生活はとても幸せだった。

共に食卓を囲む時、遠くへ旅に行った時、彼と一緒にすることは全て楽しかった。

・・・・・・・・・

その日の夜、彼はこう言った。

「なんで俺ばかり我慢しないといけないんだ」

セックスからずっと目を背けてきたから仕方がない。私は何も反論することなく。ただ「ごめん」と言った。

セックスレス以外不満はない」と聞いて少しホッとした。

それから彼はすぐに家を出ていった。

"すぐ"というのはその次の日のことだ。昨日の今日ですぐに住める場所があるのだろうか。

おそらく何とかなるような「人」がもういるのかもしれない。そう思うとさら申し訳なくなった。

それから一人で住むにはやや大きすぎる家の真ん中でポツンと過ごし始めた私はあの「楽しかった日々」は何だったのかについて考えた。

しかすると、「楽しかったのは自分だけ」だったのかもしれない。

ついに気づいてしまった。

彼はずっと我慢していたのだ。

そうだ、楽しめているはずがないじゃないか、ずっと我慢していたのだから

本当は彼の掌の上で楽しませてもらっていたことにバカな私は気が付かなかったのだ。

幸せな家庭は私だけにしか見えていない幻だったのだ。

離婚は当然の結果であった。

・・・・・・・・・

本音を話そう。

彼に対しての私の気持ちだ。泥臭く醜い悪あがきだ。

「どうして自分"だけ"我慢してると思っていたのか」

彼には伝えられなかったこ言葉がずっと消えずにモヤモヤと頭の中を回っている。

彼の情緒不安定さや怠惰さについて。当然のように終電まで遊び、朝帰りすることについて。セックスレス以外に不満がないことについて。

本当は私がどれだけ苛立ちや不安を感じる日々だったか彼には伝わっていなかったはずだ。

セックスレス以外に不満がないのは当然である。私が「我慢」していたのだから

私は長い事、セックスレスに負い目を感じていた。

からそれ以外の私生活では極力彼の自由応援した。これが贖罪になると思って生きていた。

かに私はあなたに濡れない。だから代わりに君の好きなことを自由にやっていいよ。何も言わず応援する、と。

私は勝手にそれがセックス等価交換出来ていると思い込んでいた。

から

「なんで俺ばかり我慢しないといけないんだ」

という言葉が胸の奥にピンっと張っていた細い糸を切った。

セックスレスセックスしか補えない。当たり前だ。

セックスレスがそれほど嫌ならもっと早くに捨てて欲しかった。

・・・・・・・・・

文章にしたら少し落ち着いた。

こんな時間だし誰にも見られることはないだろう。

ネットの波に消えていってくれ、「私」の思い出!

ーーーーー

どっちにしろ筆者がかわいそうなのでグッド増田

anond:20200317003307

離婚した

ある朝、妻が「今日の夜、少し話があるの」と言った。

その日の夜、離婚を切り出された。

突然のことだった。そう感じたのは私だけなのかもしれない。

我が家セックスレスであった。最後に事を為したのは遥か昔である結婚して2年目頃からだろうか。

原因は私にある。妻を性的対象として見る事が出来なくなったのだ。

最初は勃たないだけだったが、時が経つにつれて口付けすらしないようになっていった。

二人の間には当然溝ができた。性行為話題になるといつもギクシャクした雰囲気になった。

からいつしかその話題には触れないようになっていった。

普段生活はとても幸せだった。

共に食卓を囲む時、遠くへ旅に行った時、彼女と一緒にすることは全て楽しかった。

・・・・・・・・・

その日の夜、彼女はこう言った。

「なんでわたしばかり我慢しないといけないの」

セックスからずっと目を背けてきたから仕方がない。私は何も反論することなく。ただ「ごめん」と言った。

セックスレス以外不満はない」と聞いて少しホッとした。

それから彼女はすぐに家を出ていった。

"すぐ"というのはその次の日のことだ。昨日の今日ですぐに住める場所があるのだろうか。

おそらく何とかなるような「人」がもういるのかもしれない。そう思うとさら申し訳なくなった。

それから一人で住むにはやや大きすぎる家の真ん中でポツンと過ごし始めた私はあの「楽しかった日々」は何だったのかについて考えた。

しかすると、「楽しかったのは自分だけ」だったのかもしれない。

ついに気づいてしまった。

彼女はずっと我慢していたのだ。

そうだ、楽しめているはずがないじゃないか、ずっと我慢していたのだから

本当は彼女の掌の上で楽しませてもらっていたことにバカな私は気が付かなかったのだ。

幸せな家庭は私だけにしか見えていない幻だったのだ。

離婚は当然の結果であった。

・・・・・・・・・

本音を話そう。

彼女に対しての私の気持ちだ。泥臭く醜い悪あがきだ。

「どうして自分"だけ"我慢してると思っていたのか」

彼女には伝えられなかったこ言葉がずっと消えずにモヤモヤと頭の中を回っている。

彼女情緒不安定さや怠惰さについて。当然のように終電まで遊び、朝帰りすることについて。セックスレス以外に不満がないことについて。

本当は私がどれだけ苛立ちや不安を感じる日々だったか彼女には伝わっていなかったはずだ。

セックスレス以外に不満がないのは当然である。私が「我慢」していたのだから

私は長い事、セックスレスに負い目を感じていた。

からそれ以外の私生活では極力彼女自由応援した。これが贖罪になると思って生きていた。

かに私はあなたに勃たない。だから代わりに君の好きなことを自由にやっていいよ。何も言わず応援する、と。

私は勝手にそれがセックス等価交換出来ていると思い込んでいた。

から

「なんでわたしばかり我慢しないといけないの」

という言葉が胸の奥にピンっと張っていた細い糸を切った。

セックスレスセックスしか補えない。当たり前だ。

勃起不全がそれほど嫌ならもっと早くに捨てて欲しかった。

・・・・・・・・・

文章にしたら少し落ち着いた。

こんな時間だし誰にも見られることはないだろう。

ネットの波に消えていってくれ、「俺」の思い出!

2020-03-16

anond:20200316142243

罪は「反省」しないといけない

 

……という考え方は実に日本的もので、実は死刑がどうとかい西欧基準法哲学とは食い合わせがめちゃくちゃ悪いんだよな。

反省贖罪関係ないもん。

まあ、一応日本死刑制度も、「反省してから殺す」って運用をしてるらしいぞ。執行判決が出てから10年も放置するのはそのためだってさ。

2020-02-04

anond:20200203182824

ばれなきゃいいは真面目だよ

ばれたらまずいことがわかっててばれないように努力してるんでしょ

マジでヤバイのはばれたところで何か問題あんのっていうの それは不真面目

真面目な人はばれないように不正をいっぱいやっちゃうでしょ 役所の人とか

不倫とかほかのいろんな事件とか一応隠そうとするよね 真面目

真面目な人は不真面目にしてる人を怒ったりしないよ

痴漢って叫んでも交通事故を見ても助けに行かないでしょ 真面目だもん

だって事故自己責任だし痴漢だというなら本人が相手をどうにかすべきで

冤罪かもしれないし 犯罪者だって人権はあるもの

それを部外者がどうこういうべきでないからね 真面目だから

時間に遅れちゃいけないんだからそういうことにかかわってる時間なんて真面目にないもの

不真面目な人は他人にすぐ文句をいうよ だって自分が楽するために

権利を主張して相手の非を責めて支払いを要求するもん

自分は不真面目かもしれない楽してる手を抜いてるみたいな贖罪をしては真面目になってしまうよ

神の国に招き入れられちゃう

怒って声を荒げて正義を唱えて人を抑圧して身を焦がす清浄の炎に向かわせて

焼け死ぬ自滅をほめたたえてあげないと とっても楽で甘美な楽園には行けないよ

つらいつらい真面目にかこまれ生活なんて退屈しちゃうんじゃないか

そのすぐそばにいる真面目さんの背中ちょっと押してあげるだけで

すぐ不真面目な世界に来れるよ

そんなに真面目ぶってないで たのしいこと かんがえてみるのもいいとおもうよ

2020-01-29

netflixで見た贖罪

湊かなえ原作贖罪という映像作品をみた。面白かった。

同時に、こんなことが現実にありえるだろうか、と思う。こんなこととは、贖罪テーマとして、複数人人生因果を一つの物語にまとめることができるのだろうか、ということだ。

もちろん、小説であり、サスペンスなのだから現実にはありえないのは当然だ。

もし、自らの人生を振り返って、小説のように物語として人生を捉える、説明することが可能であるとしたら、それは不都合記憶を省略して、因果を無理矢理に成立させているだけである

湊かなえ小説をわざわざ持ち出して書くことでもないのだが、久しぶりにこの手の作品を見たので、きっかけに思いつきを書いてみる。

また、この文章の発想の材料としてtwitterで流れてきた、脳科学に関するつぶやきであるtweetは見失ったが、内容は、脳のような複雑系ブラックボックスとして扱うしかないのではないか、というものだった。

この二つの材料を元に思いつきを書く。

脳が複雑系であるゆえに、私たちのあらゆる認知活動複雑系の一部である。とすれば、小説という営みは虚しい。なぜなら言葉説明ができない対象言葉にしているということはそれはただの虚構からである。もちろん、大抵の小説フィクションであることは、承知している。が、人は小説で感動し、自分人生を重ね合わせたり、小説人生の一つの真理を見出すわけである。ちなみに、逃げの一文を加えると、ドストエフスキーとか立派な文学ではなく、私が対象としたいのは大衆向けのエンタメ小説である

小説複雑系表現することが不可能である以上は、その存在意義上記のような、自分人生を重ね合わせたり、小説人生の一つの真理を見出すこととすることはできない。私の考えでは、小説存在意義は、まさにそのような錯覚を発生させること自体である、思いつきだけど。人は、自らの人生意味不明さ、理解不能さを紛らわせる為に、小説にすがるのではないか

また、小説という文化自体は複雑性が高いものであって、数多の小説を読み漁ってその相互比較をすることは、一つの小説を読んでそこから何らかの意図を汲み取ろうとする行為より格段上の行為であると思う。

追記、今またnetflix残穢、というホラー映画を見ていて、その途中に書いているのだが、怪談説明のできないもの説明しようとした結果のバグのようなものであると思った。

2020-01-11

吐くまで飲むやつが心の底から嫌い

本当に法で規制してほしいくらい嫌い。

世の中に無駄もの等ないというが、酔っ払いゲロだけは無駄だと確信している。

飲んで吐くのが許されるのは程度が分からない若い人、100万歩譲って社会人1~2年くらいまでだと思う。

いい大人が吐くまで飲むのは本当に人間としてとても恥ずかしいことと、いい加減自覚してほしい。

特に路上や駅で吐くやつは、重罪だ。

公共面前野グソをしているのと同じだ!! 

そしてそのブツ放置すれば、遭遇した人の一日をたちまち不幸にするトラップ型の戦争兵器だ。

まりこの平和日本地雷を設置したといっても過言ではないと思う。

個人的には憲法違反だと主張したい。

トイレで吐けばセーフとか、酔って体調が悪いのだからしょうがないだろうという問題ではない。

一応前提として、酔っ払いが吐くのと、一般的に体調が悪くて吐いてしまう人とは扱いがまったく違う。

病人や体調が悪い人はどこで吐いてしまっても気の毒で心配対象である

体調を崩しやす子供病人が具合悪くて吐いてしまうのはしょうがない。

誰も自ら好き好んで体調を悪くするわけではないし、普段から予防を心がけても胃腸炎になってしまったりするからだ。

それは酔っ払いのと同じ掃除だとしても、誰もがなりうるし、しょうがないものだと許容できる。

しかし、飲んで吐くやつはどうだろうか。

飲まない、もしくは吐かない程度に抑えるという簡単なことで調整できるはずだ。

かに世の中にはそれが簡単ではない人たちもいるかもしれないが、

普通に正社員会社めしているような大人ができないわけないだろう。

簡単にできるのに、それをわきまえずに平気で『不幸』をまき散らしている。

いくら稼いでいようが、地位の高い人だろうが、すごい功績を残したやつだろうが、

吐くまで飲むやつは平気で他人犠牲にし、思いやりがない。これは真理だ。

そういうやつは「人間として」信用できない。

そこまで言う理由説明しよう。

残念なことにあまり自覚がなく吐くまで飲んでいる人がいるかもしれないが、

そういう人たちはまず、他人ゲロを片付けるボランティアでも5年くらいしてみてほしい。

常日頃から自分が出す100倍の人数分は片付けているという人であれば、納得はできないがこちらも理解はしよう。

お金をもらって片付ける人たちはいるが、そもそも積極的に汚す人たちがいなければ必要最低限で済むはずで、

もっと必要不可欠な仕事に手がまわるはずだ。

そういう意味社会に逆貢献しているのが許せない。汚す奴が片付ければいいのだ。

にも関わらず酔いつぶれてそのまま寝て、あろうことか記憶をなくしてその贖罪を怠り、繰り返すということが本当に腹立たしい。

また、吐くまで飲むやつは、酒造メーカーが飲んだくれを吐かせたくて酒を造っているとでも思っているのだろうか。

きっと小学生に聞いてみても「みんなでおいしく飲んでほしいと願っていると思います」と答えるはずだ。

一緒に食べる料理もだ。

酒と一緒に苦しそうに吐いてもらいたい!と心を込めて作っている料理人がいるとでも思うのだろうか。

使われている食材を作った人たちもだ。

吐くまで飲むやつはそういう提供側の思いを台無しにしている。

直接知ることはないにしても、本当に思いやりがない。

お金を払ってるんだからいい、トイレで吐けば迷惑がかからないという話の問題ではないのだ。

例え直接迷惑をかけてないにしても、他の行動、習慣、決断でもそういったスタンスは表れているはずだ。

きっと自分が気づかないうちに誰かに見透かされて信用をなくしたり、いつか大きな失敗につながる。

それでも、そんな吐くまで飲むやつでも身内であれば、家に帰ってくれば保護するしかあるまい。

しかし、それは捨てられた子猫や、迷子の子供を保護する感覚とは違う。

とはいえ最初のうちは、そういう日もあるし、誰だって失敗はあるしとあたたかく家に迎え入れ甲斐甲斐しく介抱する。

でも段々気持ちは変わり、「今回は酔いがさめるまで断固として家の敷居を跨がせたくない」という気持ちになるが、

大事お金や貴重品をとられたり、警察のお世話になってしまったりしては後々面倒になる」と考えるようになる。

後者のほうがよりいやだから家にいれる。

もう、責任とか愛情とかじゃない。

いやといやを天秤にかけて、家に入れるほうが総合的な被害期待値が少ないと見るから家に入れるようになるのだ。

それも通り越して、「もう後々面倒になってもいい。いい機会だからどうにでもなってくれ。」となるとドアにチェーンがかかっている事態となる。

かなり重篤だ。

うちの家内は、多少小言をいうくらいで許してくれているようだし大丈夫と思っている人がいたら要注意だ。

何事も警報、警告を無視し続けると大変なことになる。

過去に1回でも酔っ払った時のゲロ掃除ゲロを吐いたトイレ掃除をさせたことがあるなら、普通の人であれば少なくとも多少根に持っている。

可能性を考えると、ある意味リーチがかかっている。

「飲んだら乗るな」という言葉日本全国に周知されてて久しいが、

私はここで勇気をもって、声を大にして、酔っ払いに伝えたい。

いか、吐くまで飲むな!

絶対にだああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!

2020-01-06

anond:20200106150012

2017年12月11日 18時35分 公開 「和式便器は金隠し側を後ろに座るのが正解」Twitter拡散 TOTOに聞いて真偽を確かめてみた 351 users

2017年12月18日 15時20分 公開 「突発性難聴になったら全てを投げ捨てて、病院です」 どのくらいヤバいのか耳鼻科医に聞いてみた - ねとらぼ 338 users

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2018年01月24日 20時30分 公開 「ブラックボックス展」痴漢事件、“暗闇”の中の真相は明らかになるのか 被害者連絡会が半年かけて訴訟に至った理由 (1/2) 306 users

  • nankichi 続報があるのは素晴らしい。PV目当てで結構なので、ねとらぼ は この記事を追い続けて欲しい。 2018/01/25

2018年02月04日 1210分 公開 結局“絶滅危惧種ウナギは食べていいのか 水産庁日本自然保護協会に聞いてみた (1/2) - ねとらぼ 838 users

2018年02月05日 11時05分 公開 「もうやめにしよう」 過熱する恵方巻き廃棄問題兵庫スーパーが一石投じるチラシ 「かっこいい」と大反響呼ぶ - ねとらぼ 513 users

2018年02月09日 12時00分 公開 藤井聡太五段を見たときに感じる「口の奥の苦み」――プロ棋士を目指した“元奨”作家が振り返る「機会の窓」 - ねとらぼ 696 users

kurimanju ねとらぼタイトルが上手いだけでは?もっと「口の奥の苦み」が伝わる文章を、というか話に期待 2018/02/10

2018年03月06日 10時00分 公開 「派遣会社なんてないほうがいい」 派遣業界の闇に一石を投じる派遣会社「リツアンSTC」社長が語る本音 - ねとらぼ 576 users

2018年03月2312時00分 公開 スーパーカブで通学する種子島高校生 卒業式Honda新聞の「全面広告」で祝福 - ねとらぼ 456 users

2018年03月30日 08時00分 公開 「窓に男性のシルエットを映す」 レオパレスが単身女性用の防犯技術を開発 - ねとらぼ 432 users

2018年04月15日 18時25分 公開 「二度と掛けてくるな」 “漫画村広告主への取材一部始終、広告取材後に消滅 (1/2) 1497 users

増田注:ねとらぼへの言及が多すぎるため省略。以下に「人気のコメント」最多のもの掲載

  • kirifuu ねとらぼ、やるじゃねぇか! 逆にコレほど大事になっているにも関わらず、大手メディアからこういう取材の流れが出てこないのは非常に残念。/この感じ、反社な方々が関わってるのかね。 2018/04/15

2018年04月17日 22時16分 公開 「漫画村出稿メール」を独自入手 「偽名営業」「取引先は海賊版サイト元代理店従業員が語る異常な実態 (1/2) - ねとらぼ 1380 users

2020-01-04

anond:20200104175418

働いて稼いだ金もスキルアップのための勉強時間人間関係

みるみるうちに溶けていってしまって、「デメリットしかないな」って実感している

お前が失敗したこと責任があるのだから子供の前で愚痴るな弱音を吐くな贖罪に徹しろ

2019-12-16

anond:20191216164530

納期を鑑みて「円盤出すときには直すから」と祈り贖罪を込めてGoを出さざるを得なかったという事にしておこうw

2019-11-08

罪悪感に対する贖罪やお詫びみたいなのを生きづらさの解決方法にしてほしくない

リストカットしたくなってできなかったのはそういう気分の時だった

から男らしさでも罪悪感を持ってほしくない

2019-10-26

anond:20191026084801

えーまじで!

なかなか正解のでない贖罪の旅、めっちゃ面白くなってきたなと思ったんだけど。

2019-10-18

anond:20191018180344

「すべて甲斐性がない女がわるいか土木で働け」増田フェミ増田という定義なんだね

また一つ混同誤認が増えたようだ・・・

ていうか甲斐性本人出てこなくなったけど諦めて過去自分を貶すことで贖罪としてるのかな

2019-10-11

anond:20191010203900

ノーベル賞出版部門自分とこでやる文学賞かなんかと勘違いしているのではないか日本マスメディアは。毎回毎回騒ぎ過ぎ、あと未だに脱亜入欧を続け過ぎ。

・・・そもそもアレそんなに要るか?殺人発明者の贖罪資金で、超福祉国家かいって障害者間引くような北欧運用しとるんちゃうんか、よう知らんけど

2019-09-11

重要追記あり】元ラノベ編集視点から見たお互いが納得する為のイラスト発注

可視範囲内で見かけたもっともな指摘を受けていくらか補足・訂正】【100ブクマ突破してたのでちょいちょい追記。】

大昔にラノベ編集者をしてた。そのとき経験を書く。

基本的に、イラストレーターさんにとってラノベイラスト仕事は割に合わない。締切は外道だし、イラストの量も膨大だ。

仮に、ラノベ1冊のイラスト発注するとする。カラーイラストカバー1枚・口絵3枚(口絵4ページに対して単ページ2枚と見開き1枚)の計4枚、本文中のモノクロ10枚が1セットだろう。カラーイラストに5営業日モノクロイラスト1枚に1営業日という計算で、最低でも1冊あたり30営業日=1.5ヶ月分の工数を割いてもらうことになる(厳密にはキャラクターデザイン工数も別途計算しなきゃなのだが、意図的割愛してます)。

【本職の某氏から指摘を受けて気づいたので補足訂正。ここでの「1営業日」は稿料計算の為に出した仮の日数であり、実際のスケジュール調整の参考にしてはならない。たとえば、カバーイラストの「5営業日」などは「発注から完成まで5日で十分」という意味ではない。現実問題として、一つの仕事に丸々5日間かかりっきりになってもらうのは不可能なので、合間合間に別の仕事をしてもらったり、休み休み仕事をしてもらうことを前提にすると、最初発注から納品までどれだけ急ぎでも2週間、最低でも1ヶ月は日数を確保すべきである個人的には、同人仕事を依頼するなら、発注ラフ→線画→仕上げの各プロセスで1ヶ月以上は作業期間を設けて、最初発注からイラスト納品まで3ヶ月くらいは見ておいた方がいいと思う。それくらい開けないと、プロイラストレーターさんは同人イラスト仕事を受けてくれない、というか受けられないのではないか。】。

そうなると、本来なら計算上は人月単価1.5ヶ月分の稿料が発生するのが当たり前であるしかし、様々な事情によって、そんな予算はないわけだ。重版かかりまくった作品とかなら稿料もそれなりになるかとは思うが、中々そうはいかない。

それに加えて大量のリテイク地獄(たまにある)、小説原稿の遅延(よくある)、編集の怠慢による発注書の遅れ(もっとある)などが重なり、外道スケジュールに追い込まれることが多い。結果イラストレーター地獄を見がち。悲しいけどこれ現実なのよね。商業だと利害関係者が膨大なので、どうしても各種調整により色んな問題が発生しがちである

一方で、同人誌の原稿になると、別に本を落としても数十万単位での損害は発生しない。多少の融通は聞くはずである。いまから書くのは、増田イラストレーターさんに仕事をお願いするときに抑えておくべきと考えている、発注時のポイントであるキャラクター発注のコツはぶっちゃけ今でもわからないし増田のやり方が正しかったのか自信もないので割愛し、それより前の基礎的なことだけ書いたつもりだ(増田は以下の内容に加えて「売れるためのデザインや表紙」をディレクションするのが書籍編集仕事だと考えている)。同人イラスト発注したいと考えている方々は参考にしていただけるとありがたい。

原稿料に見合ったお願いをする

350dpiの文庫本表紙サイズの4Cイラスト1000円で依頼するのは正気の沙汰ではない……というのは直感的に理解してもらえると思う。時給1000円として1時間で描けるイラストってどんなもんやねん。ただ、その一方で、カラーイラストに対する金額がわからないのも実情ではないか

この辺りは、「そのイラストを何営業日かけて描いてもらうか」を念頭に考えるのがいいと思う。たとえば、商業イラストレーターさんにイラストを依頼するのであれば、一番安くても人月20万円の仕事(本当に一番安いことを前提です)として、1営業日1万円、前述の通りカラーイラストは1枚につき最低でも5営業日はかかると考えて、5営業日で5万円になる【税金を加味していないという指摘はもっともです。お恥ずかしい。+10%は提示すべきですね…】。

直感的に「高い」と思った方の感覚否定はしない。金銭感覚は人それぞれだ。だが、それでもイラストレーターさんの仕事としては、月20万円分にしかならないのであるあなたイラストレーターに敬意を払うならそれくらいの前提は持ってもらいたい。

もし、様々な事情でそれ以下の予算しか用意できないなら、なにかしらの融通をきかせる必要はあるだろう。たとえば、依頼するイラストの構図を一から考えてもらうのか、こちらで事前に指定するのか。キャラクターデザインを「小説の本文を読んでもらって一から考えてもらう」のか「事前に発注書をガッチガチにかためてそのとおりに作ってもらう」のか。

重要なのはイラストレーターさんの負担を減らすことである。そして、人間は「考える」ことに労力を要するのだ。予算が潤沢ならイラストレーターさんのクリエティティを存分に発揮してもらえばいいが、そうでないならできる限りイラストレーターさんの負担を減らしてあげるべきである

そして、負担を減らすとは、発注における「曖昧さ」をなくすということだ。可能な限り、曖昧発注はしないようにしよう。

※ただし、そういった「ガッチガチ指定」に近づけば近づくほど、イラストレーターさんは「言われたことをやるだけの存在」に近づかざるをえない。発注者と受注者という関係本質的にそうなってしまうかもしれないが、それはそれとしてそのことを嫌がる方もいると思う。発注相手がはじめて連絡する相手なのか、関係性のそれなりにある友人なのかで許容可能曖昧さは変動する。この辺りは臨機応変に考えていただきたい。

重要追記

ごめん大事なこと書き忘れたけど「文庫本表紙カラーイラスト5万」は【商業で】依頼する金額としてめっっっっっちゃ安いからな!!!!!!!!!!!!

「5万で頼むのは相手を額面月収20万扱いすることと同義」くらいの意味で書いたんだけど俺が悪かった!!!!すまん!!!!!!!!

あと「平均的な金額を書け」と言う批判も見たが、本当に申し訳ないことに「元」なので自分のいたところ以外の金額相場を知らんのだ……。

商業であれば許されない金額同人イラスト発注できるのには理由がある。相手趣味とかスケジュールとか工数の簡略化とか」という話です。特に商業イラストだとせっかく描いてくだすったイラストを、様々な理由によって(時には相手感性否定するかたちで)リテイクせざるをえないことが多くて、そういったことを込みで考えると稿料はもっと高くてしかるべきなのだ

発注要件最初にすべて提示する

これは絶対だ。

たとえば、「イラストを1枚お願いしたい」とだけお願いしてあとからイラストの点数を増やすのは一番最悪なパターンだ。最低でも、

は全部伝えること。

発注要件はいくつかのレイヤーを設ける

どちらにとっても不幸なことは「聞いてない!」の発生だ。

  • 絶対に変えられないこと/原則守ってほしいこと」
  • 「できればお願いしたいこと」
  • 可能であればお願いしたいが無理なら不要なこと」
  • こちらでは考えが未定なので、できれば提案していただきたいこと」

といった、いくつかの発注レイヤーを設けておくのが望ましい。柔軟性のレイヤーを設けておかないと、前述のとおりイラストレーターさんを「言われたとおりに描いてもらう存在」として扱うことに繋がりかねない。また、「絶対に変わらない発注要件」を明示しておかないと、イラストレーターさんが仕事に関する予測可能性を確保できない。たとえば、リテイクに関する同意はとりつけておいた方がいい。「リテイクは1回まで」「リテイクを出すときは24時間以内に出す」など。そういった取り決めを設けた上で、取り決めをこちらが破った場合は追加予算を払うといったルールを設ける。

前述の予算問題にも絡むが、あんまり予算が出せないときは「リテイクは絶対に出さない(〇回まで)」といったルールを設け、イラストレーターさんの不安を最小限に抑えるといった心遣いは重要だと思う【ちなみに、実際にラノベイラスト発注したときに「リテイクを出さない」という約束を設けたことは一度もない。あとリテイク費用を出せたこともない。リテイク云々は「最悪利益が出なくてもいい非商業発注」だからこそ簡単に取り決められる話だと認識している】。

小説原稿だけを送りつけない

大変失礼ながら、同人小説原稿は多かれ少なかれ「読みづらい」。本文をイラストレーターさんに読ませることを強要してはならない。その前提でいるべきである。本文をそのまま送りつけて「この話のこのキャラクターを」とお願いするのはもっての他であるイラストなしの長編小説からキャラクターの外見描写を抜き出す作業想像してみてほしい。むっちゃくちゃめんどくさい。

たとえば、女の子イラストを描いてもらうなら

くらいは事前にこちから提示したい。なお、これは「原稿を送ってはならない」という意味ではない。作品雰囲気がわからないのにイラストを描いてもらうの大変なので。小説原稿を送った上でちゃんイラスト指定をまとめておくこと。

この辺りはキャラクター発注書の作り方に踏み込むからそろそろやめておくが(飽きてきたとも言う)、文章で全て書く必要はない。「こういうイメージで」とGoogleで拾った画像を投げるだけでも随分違う。

追記

肝心なことを書き忘れていたが、そもそもの前提として

相手事情確認する

こういった諸々をいきなり提示たからといって、それだけで先方が楽になるとは限らない。相手にも相手事情があるからだ。

相手商業デビューしたイラストレーターさんなら、相手スケジュールを必ず確認しよう。別に相手が締め切りを破るの前提に考えるべき」と言っているのではない。商業仕事の締め切りと、同人仕事の締め切りが重なった場合、当たり前だがイラストレーターさんは商業仕事を優先するに決まっているのだ。イラストレーターさんが商業作家だったり、あるいは商業での仕事が降ってきかけている方だったりする場合は、そのスケジュール可能な限り把握して、その上で「商業を優先した場合同人スケジュール」を逆算すべきなのである

追記

普段その人が描きなれてないものを依頼するなら工数を多く見積もるべき」みたいな話もあるがこれも割愛している。これ以上細かい話になるとボロが出るので。

スケジュールに余裕をもたせる

これをしない人がものすごく多いが、上記のようなスケジュール計算ガチガチにやっても、スケジュールは、絶対に、遅延する。

同人イラストでリテイクや修正を出す事例はどれほどあるかわからないが、たとえばスケジュールの中に修正対応の期間を計算に入れているだろうか。同人誌だったら多少は余裕を持たせられるはずだ。冬コミイラストを仮にお願いするとしたら、仮に11月中旬が最終締め切りだとして、あちらこちらにマージンを設定して提示する締日は10中旬くらいにすべきである

最後

諸々書き殴らせてもらった。思いついたり批判を受けたりしたら適宜追記修正する。

なお、これらは失敗から学んだことであり、書き手増田がそのように振る舞っていたことを意味しない。つまり投稿過去仕事をしたイラストレーターさんへの贖罪意味合いが強い。皆さんは増田のような失敗をしないでいただけるとさいわいだ。

anond:20190519061244

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