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はてなキーワード: カズオ・イシグロとは

2021-06-12

百合だなあと思う漫画映画アニメ小説のまとめ

読んだことのある、観たことのある、漫画小説映画アニメ百合だなあと思ったもの感想まとめてみた。

敬称略

漫画

ポプテピピック/大川ぶくぶ →誰がなんといおうと百合なんだよ!!文句言うな!

うさぎのふらふら/隈井 →とてもお気に入り雰囲気最高。なぜ2巻しかないのか?

CCさくら/CLAMP →知世ちゃんが神。わたし永遠アイドル

ハクメイとミコチ/樫木祐人 →うーん百合なのか?作者の今後の展開次第。別に百合方面に展開しなくても大好きだよ!

はなにあらし/古鉢るか →他の百合漫画をすごく研究してるように見受けられる。技巧的な印象

少女革命ウテナ最近でた続きの巻)/さいとうちほ →川上とも子の不在が漫画にまで影響している…悲しい

わがままちえちゃん/志村貴子 →志村貴子

青い花/志村貴子 →志村貴子

・おとなになっても/志村貴子 →志村貴子

・娘の家出/志村貴子 →志村貴子

シャドーハウス/ソウマトウ →百合って括りの読者もいるらしいがピンとこない

・陽だまりに寄り道/嶋水えけ →短くまとまっている。まあまあ

乙女ケーキ/タカハシマコ →超好き。本で持ってたの手放したけど買い直したやつ

少女終末旅行/つくみず →神…!!!泣く。シメジも良い

シメジシュミレーション/つくみず →うーん悩むけど少女終末旅行より好きかも?そもそも四コマって形式が好き

メジロバナの咲く/中村明日美子 →美麗

コレクターズ/西UKO →百合はまあまあだが本好きという設定の人物本屋写真を撮るのはやめましょう

新米姉妹ふたりごはん/柊ゆたか →わりと真剣面白いし登場した料理作ってみたくなる

ゆりこん/久川はる →明るくて好き!時々読み返す

ユリ熊嵐/森島明子 →ふつう面白いアニメ全部観てないです…

・NKJK/吉沢緑時 →お気に入りお笑い×シリアス×百合。時々読み返す

ムルシエラゴ/よしむらかな →ぶっとんでて良い。さわやかさすら感じる

・人でなしの恋(画集だけど)/沙村広明 →捉え方次第では百合

映画

アデル、ブルーは熱い色 →レア・セドゥ最高最高最高最高

キャロル →途中盗聴されるあたりつらいけど好き

オーシャンズ11 →まあまあ

攻殻機動隊(実写) →ファンの作った同人映画って感じが半端ないけどあのシーンは悪くなかった

アンモナイトの目覚め →エンディングの後、どうなるんだろう気になる。想像ちゃう

アニメ

少女革命ウテナ →アンシーが飛び降りようとするところ泣いてしまう本当に

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 →人生で一番観た映画台詞含めてもはや美しい音楽

ユリ熊嵐 →最後まで観れてないけど雰囲気は好き

シムーン →「アーエール!!!」のシーンが好き。アングラス……

灰羽連盟 →レキ大好き、最近見返したけど皆良い

THE IDOLM@STER →運動会の回とかいおまこ

THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! →最初から売れっ子で強めで素晴らしい

小説

・茨の城/サラ・ウォーターズ →なかなかに面白い。読み返すかは不明

わたしを離さないで/カズオ・イシグロ →ルースキャシーへの粘着百合みある

キャロル/パトリシア・ハイスミス →映画とまた違う良さ

・卍/谷崎潤一郎 →悪女さん…周囲の巻き込み方が半端ない

マラケシュ心中/中山可穂 →濃ゆい!!かなり好き

・白い薔薇の淵まで/中山可穂 →ちょいちょいある男サゲはどうかと思うけどなんだかんだ好き

ナチュラルウーマン/松浦理英子 →のっとふぉーみー

ハーモニー/伊藤計劃 →意外とキアンが好きだ

・アステリズム花束を(百合SFアンソロジー) →手放したけど色のない緑がまた読みたくて買い直した

レズビアン短編小説集 →『マーサの愛しい女主人』、『しなやかな愛』が特に良い

■番外 ソロ百合

フラニーとゾーイー/サリンジャー の中の『フラニー』 →男女のカップルの会話中心だけど、なんだろう百合を感じる(フラニーの中に)

フラニーとゾーイー/サリンジャー の中の『ゾーイー』 →兄と話しているだけだけど百合を感じる(フラニーの中に)

ひろゆきの人気が再燃しているのも分かる気がする

から賢いっぽい雰囲気の人が既存世間に対してスバッとモノを言うというコンテンツ大衆にとってガス抜きとしてだったり自己の代弁としてだったりで根強い人気があったんだよ。

ただ現代では、コメンテーターだったり、社会活動家だったり、そういう世間にモノ申す系の人達が、実際は党派性支配され、先鋭化した思想を持ち、大衆に寄り添った存在ではないことが露呈した。

とくにリベラル系だとカズオ・イシグロやらバラモン左翼やらで話題になったように、この民衆からの解離の問題特に顕著になってきている。

もはや大衆にとって準エスタブリッシュメント層の発言自己代弁者足り得なくなったんだよ。


ただ、そんな世の中でもズバッと言ってくれる人が現れてほしいという欲求大衆の中に顕在で、そこで需要が再燃したのがひろゆきだと思う。

ひろゆきはどこか特定党派性思想性とベッタリという感じではないし、良い意味で俗だから大衆目線を合わせるのが上手い。

そういう軽やかさがあるからエスタブリッシュメント層に不信を持った大衆に受け入れられやすい。

ひろゆきを賢いと言うと異論は出るだろうが、少なくとも大衆よりは頭は切れる。そしてその"ちょっと賢そう"という雰囲気があれば本物の知的階級でなくてもコメンテーターは勤まるポジションだ。

たぶんこれからもっとひろゆきは求められるようになる。

2021-03-26

リベラルによる白饅頭の『悪魔化』見ると「そういうとこやぞ」って

最近饅頭というライター投稿したとある記事がバズった

記事の内容としてはノーベル文学賞を受賞した小説家カズオ・イシグロ氏の「リベラル自分らの意見同調しない人間政治的正しさ理由に他社を攻撃社会から排除しまくってるのちょっと怖くない?」みたいな発言言及し、

とか意見をまとめたもの

この主張の是非はともかくはてな民にはめっちゃ突き刺さるよなーって感じたところ、

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1687727

なんてはてな民案の定な反応をしてくれてて、

そうだよね言論で戦うより相手にする必要のない悪魔にしちゃった方が簡単レスバに勝てるもんね……

まあこういうところなんだろうなって思った

2021-03-25

anond:20210325174752

饅頭カズオ・イシグロの話に対する反応について話しているのだから別の話になって当然じゃん。

anond:20210325172452

御田寺圭が、カズオ・イシグロ代弁者かのようにしゃしゃり出てきて、

カズオ・イシグロ発言趣旨とはまったく違うことを主張しているのは事実だよ。

実際、以下のように「カズオ・イシグロ発言かと思った」という人が出てきているし。

https://twitter.com/NorichikaHorie/status/1374963055147147269

カズオイシグロ伝言ゲーム 

https://twitter.com/u_kodachi/status/1374968197942702083

カズオ・イシグロ氏が言ってもいないことを捏造して引用するツイートが回ってきたので、元の文章を貼っておきます。「金持ち実家が太い人がポリコレを独占して」みたいな話、イシグロ氏はしてないですからね。「事実より感情を優先すると危ないよ」というまっとうな提言 https://toyokeizai.net/articles/-/414929

こういう記事宣伝の仕方をする人間はひどい。

https://twitter.com/search?q=%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%AC&src=typed_query&f=live

「イシグロ ポリコレ」で検索してもそのようなツイートをしている人はいない

https://twitter.com/search?q=%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%82%AA%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%AC&src=typed_query&f=live

カズオ ポリコレ」で検索しても、やはりいない

こうやって「そういうツイートがあった」ということにして情報強者ぶろうとする人なんなん?


なお、カツオ ポリコレ で検索するとたくさん出てくる。

https://twitter.com/search?q=%E3%82%AB%E3%83%84%E3%82%AA%E3%80%80%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%AC&src=typed_query&f=live

もしかしてカツオが言った話なのかもしれない

2021-03-08

カズオ・イシグロが語りかけているのは「表現の力を信じている」人々

https://anond.hatelabo.jp/20210306213555

この増田あたりからカズオ・イシグロインタビューについて、やや的はずれな応酬が続いていると感じる。

彼が語りかけている対象は、単に(ソーシャルリベラル政策を支持している人ではない。

その上部構造、とくに文化芸術分野にいて、「自分表現社会政治的信念を変えられる」と信じている人々だ。

これについては多少説明必要かもしれない。

とくに日本人のマス層は文化芸術自分の気に入らない政治的メッセージが入っていると感じると、その事自体アレルギーを示す。

娯楽の場に政治を持ち込むとは何事かと。

だが、欧米圏では、政治的メッセージほとんど常に入っていること自体は当然のものと受容している。

とくに米国は、民主共和苛烈プロパガンダ合戦を常に全力で行っており、文化芸術もその闘争の場と考えられている。

もちろん、対立陣営のそれだと分かれば全力でこき下ろす批評で叩き潰そうとする。

そして、その中で文化芸術に関わるものは、政治闘争指揮官上等兵である

誇りを持って自分の信念と政治闘争のために、味方を指揮して、大砲を操りながら、果敢に戦っているのだ。

その基本戦術は、理屈ではなく、素晴らしい表現によって「感情を動かすこと」である

これによって、味方に結束感をもたらし、理屈で説得できない敵を味方につけるのが、彼らの役割だった。

この力で他者を動かすことの正義を信じている人々が、カズオ・イシグロが語りかけている相手だ。



だが、近年は「文化芸術の場では圧倒的に勝っているのに、選挙で負ける」という事になってきた。

カズオ・イシグロが恐れているのもそれだ。

文化芸術という場自体が、政治的力を失いつつあるのだ。

この理由政治闘争言論空間SNSに移行したからだろう。

そこでは、ネットミーム応酬IT広告技術など、政治闘争ルールが全く違う。

感情の操り方はより単純で、流布されやす効果的な情報を大量に散布することだ。

副作用としてゴミ情報世界中人間脳みそにばらまかれるようになった。

もちろん、カズオ・イシグロはそれに乗っかれと言ってるわけではない。

彼は表現の力を信じている。だからこそ、責任を感じているのだ。

感情政治闘争する世界を生み出してしまったのは自分たちではないかと。

しかし、まだその信念を捨てるつもりもない。

今までのやり方ではうまく行かない、もっとうまくやろうぜ、俺たちならできる、と言っている。

文化芸術も、感情至上主義を捨て、理性と科学対話に重点を置いていくしかないと。

さらに、もっと敵対陣営を取り込める作品も作って、政治力そのものを取り戻すべきだと。

やれるかどうかはともかく、大変に志の高い話なのだ



からまず、そもそも文化芸術政治力を殆ど持っていない日本でこれを大真面目に受け止めるのはちょっと滑稽である

もともと力のない人間に、力を取り戻せ!と言っても仕方がない。

ただ、前提はともかく、「表現の力を信じている」人々には、その志の高さは参考になる面もあるだろう。

それより、日本一般ソーシャルリベラルに対して正面から投げかけるのはズレすぎだし

ただの一般リベラルが真面目に応答しようとしてもしょうがない。

彼らはそもそも表現の力なんて持ってないし、信じてないだろう。

力も信念もない人間に、それらがある人間言葉が響かないのは当たり前だし、まして他人が投げつけるのはまったく間違っている。

それは分断を弱者のせいにしているだけではないか

どちらの側につくにせよ、自らの強さを信じるカズオ・イシグロ言葉を使って、分断を弱者のせいにするような卑怯ことをするのはやめようじゃないか

カズオ・イシグロインタビューイマイチピンと来ないリベラルへおススメの補助線とアドバイス

↓の人の様に、イマイチ分からん、と思ってる人に、多分これを意識すると「あっ、そう言う事か」と成るんじゃないかな、と言う補助線が有るので共有しておきます

 

シグロ氏の発言について、ある左翼かつリベラルから見た感想

https://anatadehanai.hatenablog.jp/entry/2021/03/07/110833

https://anond.hatelabo.jp/20210306213555

 

らくだけど、カズオ・イシグロ氏を含む欧米リベラルにとっては「ブレグジットトランプ政権誕生を予想出来なかった事」がトラウマとして残ってるんだと思う

ブレグジットの時はどうだったか忘れたけど、トランプ政権誕生の時は選挙結果が出るまではヒラリー勝利を予想していたリベラル知識人が多かったと思う

要するにあの時、メディアヒラリー側の見解ヒラリー側に有利な情報を多く流していて勝利ムードだったけど、実は違った、という事が非常にショックだったんじゃないかな?

こういう危機感なら、日本リベラル人達も有る程度共有出来るのでは無いだろうか

単純に言うと「メディアで受ける印象と、実際の開票結果が違うのは困る!」って事だね

日本だと「ネットで見た印象より自民党支持率が高い、なんで!?」みたいな事かな、この場合ネットをしない層の意見が隠れてるって事だね(後は勿論組織票等)

リベラルからすると、ネットメディアで非リベラルな主張が載せられる事は不愉快かもしれない、でもそういうのが無くなると、いざ選挙支持率が出る時に結果に「なんで!?」って成る事が有ってそれは困るよね、と言う話

そういう事を防止するには普段からリベラル人達が何を考えているか知っておく必要があり、その為に非リベラルの人がネット上で記事を書いたり芸術として表現したり出来る土壌が有ると良いよね、と言う話じゃないかな?

 

普段からリベラル人達が何を考えているか知っておく」為にもう一つ必要なのは曲解しない事、だね

↑の感想の筆者の方がどうかは分からないけど、リベラル一部の人を見てると、非リベラルな人の意見を物凄く曲解して批判してる事が有る

あれは止めた方が良いね、その時は気持ちいかも知れないけど、「非リベラル人達が何を考えているか」と言う知識自分から歪めてしまう事に成る訳だから

厄介なのは曲解してる本人は曲解している自覚が無いって事、今これを読んでるあなた自分では「曲解なんかしていない」つもりでも、実はしてるかもよ?

リベラルの人をモンスター化して考えるのは止した方が良い、彼らも俺達と同じ人間で、彼らには彼らなりの理屈が有る、そこに耳を傾けてみよう

「そんな事は無い!彼らは間違っているんだ」と思ったら赤信号、もうかなり危うい状態だ、話を聞く前にどうして正誤が分かるのだろう、まずはちゃんと話を聞いて悪意じゃなくて善意判断してみよう

彼らは1つじゃなくて無数の主張をしている、その全部が間違ってるなんて、先ず確率的に考えても有り得ないよね?(勿論各意見の正誤は同様に確からしく無いし、厳密には確率的には考えられないが)間違っている物も有るだろうけど合ってる物もあるはずだ、それをちゃん評価出来るように成ろう

一部の(もしかすると多くの?)リベラル人達は非リベラル意見を悪意的に解釈する癖が付いている様だから

意識的に善い方に解釈するようにすると良いと思うよ、所謂「最善の相」って奴だね

多分その位しないと歪みは直らない

リベラル意見に直面した時、カッとなるのを抑えて「いや、待てよ、これはこういう解釈もあり得る」と好意的解釈を考えたり、「間違ってると思ったが理屈は通っている」と思ったり、「成程自分にはこういう偏見が有ったかもしれない」と振り返って見る

そういう事を遣れるようになると、いざ選挙結果が出た時「なんで!?」って成る事が減るんじゃないかな?

 

あともう一つアドバイスすると、リベラル人達は(排外主義的でない)愛国的なコンテンツに対してのアレルギーは直した方が良いと思うよ

ブコメでも書いたけど野田洋次郎HINOMARUとか、ああいう物への反応が一番世間との乖離(→選挙での「なんで!?」)の原因だと思う

自分では「愛国的だから批判してるんじゃなくて、創作物として劣っているか批判した」つもりでも、愛国アレルギー自分で気付いてないだけ、って場合も有るから気を付けた方が良い

自分自身の判断は当てにならないと思った方が良いよ

自分愛国アレルギーを予め想定して差し引く位で丁度良いから、その辺意識すると良いよ

2021-03-07

anond:20210307023826

それな。

かに「善の反対は善」みたいな90年代ポストモダン世界観は、じゃあ善とは何か?という問題引き起こしたのだけど、今のリベラリズム安易に「俺が善だ」に逃げてしまってると思う。

カズオ・イシグロは爺さんだし、ポストモダンの時の良識はどこにいった、と思っているだろう。

2021-03-06

anond:20210306141449

きみはあのスピーチ意味理解していないとみえる。

作家として影響力を持ってしまたからこそ、言わなくてはならないことが出てしまうんだろうな、と逆に同情したわ。

カズオ・イシグロさんなんかもある種同じかもしれんね

結局、人間は妬み嫉みの感情が最優先かもな

カズオ・イシグロ記事を見て思ったこと。

飲食店への時短要請協力金6万円に対する反応を見てると、

「他の業界だって苦しい!」「寝てるだけで毎日6万円!」

「一日6万円も儲かってない個人店が大半だろう!」

「こんな愚策実行するんだったら10万円再配布しろ!」

みたいな感情論無視できないレベル跋扈している。

この報道が出る前までは「可哀想飲食店さん…」という

同情的な意見が大半を占めていたのにも関わらず、だ。

早くも在日叩きや生保叩きと同じ様相を呈してきたな。

結局、赤の他人が得をしてる(ように見える)のが許せないだけ。

自粛警察不倫叩きも一緒。「ずるい」「羨ましい」が本音

これは別に日本だけの問題じゃなくてトランプ現象も、

欧州極右政党台頭も同じ根っこだと思う。

先進国ジリ貧になってきて他者を慮る余裕のある人間

メキメキ減ってきたってことが一因だろうな、って。

そこにスマホSNSの普及が加わればエコーチェンバー現象

ブーストが掛かって歯止め効かなくなるはずだよ。

[]2021年3月5日金曜日増田

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2021-03-05

anond:20210304203839

でもカツオだってサザエ波平に言われても反省しないよね

カズオ・イシグロに言われても反省しないんだな、と思った

断絶は横たわっている(つまり、途切れているのは縦方向

カズオ・イシグロインタビューhttps://toyokeizai.net/articles/-/414929)を読んだ。非常に多岐にわたる示唆に富んだインタビューだが、私は縦の旅行大事トランプブレグジットを選んだ人を誠実に、そして正確に語る多様性大事、という部分に注目したい。

この多様性は縦のダイバーシティと呼べるものだと思っている。縦のダイバーシティ、横のダイバーシティという言葉は、恐らくまだ社会学者が語ったことのない言葉だ。だが、Twitter検索してみるとこの概念に行き当たっている人を見かける。私も増田2019年には言及している(https://anond.hatelabo.jp/20191023202045)。

一般的リベラルが語るダイバーシティは横のダイバーシティだ。横とは性質能力の種類を指す。

一方で縦のダイバーシティとは貧富の差能力多寡を指す。

横のダイバーシティに比べて縦のダイバーシティ可視化されない。何故なら、断絶が存在しているからだ。断絶は様々な国にあるだろうが、日本に限って言うなら高卒までの世界大卒以上の世界境界が断絶である。参考資料として厚労省統計を貼っておく。https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/dl/03.pdf (これは令和元年6月分の賃金、つまり月収なので注意されたし)

この、歳を経る毎に開いていく収入格差高卒までと大卒以上の間には存在している(専門、短大卒はどちらかというと高卒よりの中間位置している)。一番格差がひどい男性50〜54歳の大卒高卒を比べてみると、年収換算にして224.4万円もの差がある。

そういう統計を見なくてもいい。自分身の回り高卒の人、大卒の人、人数的にバランスよくいるだろうか?恐らく多くの人が偏っている。それをもって縦方向の断絶の根拠として欲しい。

そうした縦方向存在する断絶を、今までのリベラルはなぜか問題にしてこなかった。いや、断絶があること自体問題にしていたが、その断絶を超えたダイバーシティ必要だと主張するリベラルを私は寡聞にして知らなかった。

そこにカズオ・イシグロインタビューが発表され、私はようやくリベラルにもこの点を問題意識に登らせた人が現れたと快哉を叫んだ。

そうなのだ。断絶の向こうにいる彼らと、こちらにいる我々、私たちは話し合わなければならない。縦方向に並んでしまっている私たちが、それでも本当に平等なのかについて。本当は縦も横もないはずなのだ私たちが天の元に平等であるのならば。

断絶を無くしたいと思うのならば、それがそのための唯一の方法なのだと思う。

さら相対的視点として、断絶を維持したいと敢えて思う人々もいるだろう。何かしら、例えばその方が社会が安定するはずだなどという考えを持って。私たちが話し合うことは、そうした人たちを可視化する手助けにもなるだろう)

リベラルアーツ系とは?

https://toyokeizai.net/articles/-/414929

俗に言うリベラルアーツ系、あるいはインテリ系の人々は、実はとても狭い世界の中で暮らしています東京からパリロサンゼルスなどを飛び回ってあたか国際的暮らしていると思いがちですが、実はどこへ行っても自分と似たような人たちとしか会っていないのです。


んん?この文脈で「リベラルアーツ系」っておかしくない?

なんか以前も同じような話題あったけど、リベラリズムリベラルアーツは多少の関連はあれど別物だろ?

少なくともリベラル派を指してリベラルアーツ系という言い方は聞いたことがないのだが。

しか言語を操るプロフェッショナルであるカズオ・イシグロ氏の言うことであるし、

この分野には造詣の深いブクマカ達がこの文を引用しつつも誰も指摘していないということは、

リベラルアーツリベラリズムという等式が知らない内に完成していたのだろうか。

2021-03-04

反省できないはてなー

また「はてなーで括るのは間違い」とか言われそうだが、反省できない事に関しては左右関係無くはてなーの90%以上に当て嵌まるだろうからはてなーと言わせて貰う

カズオ・イシグロに言われても反省しないんだな、と思った

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/toyokeizai.net/articles/-/414929

 

右派は「リベラルの事だぞ」と言い、リベラルは「右派の事だ」と言う、誰も「自分の事だな、反省しよう」とはならない、それじゃ永遠に何も改善しないだろ

あのさぁ、お前等、この記事カズオ・イシグロが言ってた事がお前ら自身に一つも1㍉も当て嵌まらないと思ってんのか?流石にそこまで恥知らずじゃないよな?

じゃあ何で自分に当て嵌まる部分を顧みずに「リベラルガー」「ネトウヨガー」って敵の方ばかり言うんだ?そういう所をカズオは諫めてるんじゃないのか?

感情を優先するなよ、敵だと思ってる奴だって人間そいつにはそいつの考えとか生活がある、そういうのも拾ってかないといけない、ってのがカズオが言ってた事だろ?カズオ

まずカズオが実演して見せてるじゃないかカズオ自身リベラルとして「リベラルに」自省を求めリベラル以外の声を聴こうとする

それと同じ事だろ、俺達がやるべきは、相手を責めるんじゃなくて自分を顧みる、それが出来なきゃあの記事を読んだ意味無いじゃん

リベラルじゃなくても同じだよ、お前が右派なら、まず右派としてどういう所がまずいか、どういう声を無視していたか感情を優先してエビデンス無視していたか反省しろ

 

で、こういう事書くと「お前もだろ」って言うんだろ?知ってるよ、お前今書こうとしただろ、読めてんだよ

かにその通りだ、「反省しろ」って言いながらその俺が反省してない、ブコメにも「右派左派反省しない」って書いてる人も居るが、その人自身反省はしない

それじゃ何も良くならない

からカズオのように範を示そう

俺も確かに自分に都合の悪い情報は見ない様にしてたよ、自分がどちらかと言えば共感してる側(右派でも左派でも好きに想像しろ)に有利なニュースには喜んでブコメして、

不利なニュースには反論できる所がどこかにいか探して、無ければ見なかった事にして無視してたよ

それで正義のつもりだったんだから笑えるよな、馬鹿だよ完全に

右派とか左派とか、そんな事はどうでもいい、例え自民でもネトウヨでも野党でもリベラルでも、正しい事をしたら正しいし、間違った事をしたら間違ってる、ただそれだけだ

多分、俺達はそもそもカズオが想定しているレベルよりかなり低い、自分側の奴だったら例え犯罪でも批判しないで無視したり、滅茶苦茶控えめに批判してアリバイだけ作ったり、

で、相手側の人が差別されたり苦しんでいてもそれを無視したり、苦しさを軽視したり、人として最低なんだよ、カズオの話以前の問題だよ

でもね、このままじゃ一生治らないよ、だってお前等反省しないんだもん

反省しないのに治る訳無いじゃん、どうやって治るの?治らないよ

お前等、いつ反省するつもりなんだ?明日か?来年か?誰に言われたら反省するつもりなんだ?カズオに言われても反省しないなら、誰なら反省するんだ?お母さんか?

一回冷静になって考えて見よう、「反省できない人間」、どう考えてもヤバくない?

反省出来ないなら、そいつの悪い所は何時改善するの?永遠に来ないよそんなの

反省出来ない、って本当に終わってる事だってまず自覚しようぜ

それから自分反省出来なくなってるかもしれない」って考えて見よう?最近反省した記憶全然ないとか、確かに心当たりがあるんじゃないか

じゃあ、直そう?

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(1)

日本文学編(anond:20210222080124)があまり注目されなかったけれども、記憶を頼りに続きを書く。

芥川龍之介河童

どの作品を入れるべきか迷った。古典翻案に見られる知性とユーモア晩年作品にみられる迫害的な不安、どちらの傾向を持つ作品であっても、元文学少年の心をひきつけてやまない。特に歯車」などの持つ、すべてのものが関連付けられて迫ってくる凄味は、学生時代に再読したとき、行き詰まりかけていた学生生活不安と重なり、ただただ恐ろしく、読み終わってからしばらくは寝床で横にならされた。

河童」を選んだのは中高生の頃で、河童の国を旅する要素に心を惹かれたことを思い出したからだ。それは、大学生の頃よりも不安が弱かったからなのか、この作品に潜む女性への憧れと恐れが自分に響いたのか、あるいは架空世界架空言語に魅せられたのか、その理由はわからない。

ハンス・クリスチャン・アンデルセン雪の女王

アンデルセン小説を読んでいると、きっとこの人モテなかったんだろうなあ、ってのがひしひしと伝わってきて、何だったら今晩一杯つきあうよ、的な気分にさせられる。一人寂しいときへの痛みと、女性への復讐心が入り混じっていて、読んでいて心がきりきりとする。

で、この作品の中でひたすら「いいなあ」と思うのは、悪魔の鏡のかけらが心の中に入ると、どんな良いものもその欠点ばかりが大きく見えてしまうという設定だ。

ところで、ディズニー作品価値貶めるつもりはないけれど、原作とは全然違う話に似たタイトルをつけて世界中に広げるのってどうなんだろう。デンマーク人は怒らないんだろうか(「人魚姫だって原作改変をやってるし……。いや、ディズニー普通に好きなんですけど、最近こうした異文化の扱いって難しいですし……)

グレッグ・イーガン祈りの海」

「白熱光」にしようかと思ったのだが、これはエイリアンニュートンアインシュタイン物理学自力発見していく過程が延々述べられるだけの話で、燃えるけれども物理学の基礎をかじっていないとちっとも面白くないのでやめた。ついでに、彼の欠点として「科学者エンジニア最高、政治家宗教家文学者は役立たずのクズ」という態度を隠そうともしないところがある。要するに理系の俺TUEEE小説なのだ。それに、しょっちゅうヒロインから説教されるし、作者はいったいどういう恋愛経験をしてきたか非常に心配になる。

そうしたえぐみ比較的少ないのがこの短篇集で、最初に読んだ本だから愛着がある。それに、上の隠しきれない欠点にも関わらずイーガンが嫌いになれないのは、科学的な真理に向き合う姿勢と果てしのない好奇心がかっこよく、さらに己に課した厳しい倫理に身が引き締まるからだ。

カズオ・イシグロ日の名残り

友人と富士山に登るときに持っていったこともあり、これも自分にとって思い出深い小説だ。これは、大戦後の新しい時代適応できない英国執事物語である

彼の小説の語り手は基本的には何かを隠していることが多いので、いつも歯に物の挟まった言い方をする。そのうえ、誰もが自分の信念にしがみついているものから登場人物同士の会話は勝手な主張のぶつけ合いになり、実のところ会話になっていない。

カズオ・イシグロはそうした気持ちの悪さを楽しむ作家だ。そして、「日の名残り」は自分の本当の気持ちに蓋をして生きている人、やりたいことよりもやるべきことを優先してしまう人に、刺さる作品であるに違いない。

ミシェル・ウエルベック素粒子

彼の作品不快だ。主人公のボヤキは原則として次の通り。俺は非モテから思春期の頃には思いっきセックスできなかった。中年になって女を金で買えるようになったが、ちっとも楽しくない。子供も老人もみんな大っ嫌いだ、バーカ! これはひどい

作中に出てくる西欧文明の衰退だのなんだの宗教への逃避だの一見知的に見える議論も、すべて上記の嘆きを補強するためのダシに過ぎない。それでもなお、なぜオススメに入れたのかというと、人をエゴ抜きで愛することの難しさを逆説的に語っているからだ。そして、自分が愛されておらず、必要ともされていないと感じたとき人間がどれほど孤独とみじめさを感じるかを緻密に描いている。皮肉なことに、これは性と愛について真摯思考した書物である

ただ、どの作品も言っていることが大体同じなので何冊も読んではいない。

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人

僕がウルフのことが好きなのは、単純に文章が美しいというだけじゃなくて、迷っている人間の頭の中で浮かぶ複雑な段階が細かいところまでよく見えているからだ。例えば親しい人への憎悪が浮かび、言葉ではそれを否定して見せるが、態度にふとこぼれ出てしまう。そうした過程子供が貝殻を見つけたときのように、ひとつひとつ並べている。

そして、意識の流れとでもいうのか、ある人物意識から別の人物意識へと、外界の描写連想を経てシームレスに移行していく感じが、本当に巧みな脚本映画みたいで、やっぱり映画って文学から相当影響を受けてるんじゃないかって勘ぐったりするのだけれど、本当のところどうなのかは知らない。眠る前の自分意識もふと過去に飛び、すぐに現代に戻り、夢想し、眠りに落ちていく。

灯台へ」とどっちにするかこれも迷った。

ミヒャエル・エンデはてしない物語

さえない少年万引きした小説を読んでいると、いつしかその物語の中に取り込まれしまう。これは主人公異世界に行き、そこでなりたい自分になるが(まさに公式チートだ)、その報いとして自分自身が本当は何者であったかをどんどん忘れてしまう。何よりも面白小説なのに、その小説現実に向きあう力からではなく現実逃避の手段となることの危険性を訴えている。主人公が万能チート野郎になってになってどんどん嫌な奴になっていく様子は必見。また、後半で主人公を優しく包み込む人物が、私の与えたものは愛でなく、単に私が与えたかったものに過ぎない、という趣旨台詞を言うシーンがあり、これが作品の中で一番自分の心に残っている台詞だ。

ちなみに子どものころ映画版を見て、原作とは真逆メッセージストーリーになっているのにショックを受け、初めて原作破壊行為に対する怒りを覚えた。僕が大人商業主義を信用しなくなったのはこれ以来かもしれない。

円城塔文字渦」

基本的自分は何かを知ることが好きで、だから知識の物量で殴ってくるタイプの彼の作品も好きである。それでいてユーモアも忘れないところが憎い。フィクションとは何だろう、言葉文字物語を語るってそもそもどういうことだろう、そうしたことをちらりと考えたことがあるのなら楽しく読めるはず。「Self reference Engine」で抽象的に触れられていたアイディアが、漢字という具体的な文字によって、具体的な形を与えられている。

元々SFの人だけれども、最近日本古典にも守備範囲を広げ始めていて、SFが苦手な人も楽しいと思うし、慣れたらSFにも手を出してほしいとこっそり思っている。

遠藤周作沈黙

どうしてこれほどあなた信仰しているのに、手を差し伸べてくれないのですか。せめてささやか奇跡あなたがいらっしゃるということだけでも示してください。そういう人類が何千年、何万年も悩んできたことについて。神に関しての抽象的な疑問は、具体的な舞台設定を与えないと机上の空論になる。

以前も述べたが、ここに出てくる仲間を裏切ったりすぐに転向したりしてしまう情けないキチジローという人物がとても好きで、彼の「迫害さえなければまっとうなキリシタンとして生きられたのに」という嘆きを、情けないと切り捨てることができない。

ただただ弱くて情けない人物遠藤周作作品にはたくさん出てくる。だから好きだ。僕が文学にすがらねばならなかったのは、それなしには自分の弱さ、愚かさ、卑怯さ、臆病さ、ひがみを許せなかったからで、強く正しい主人公たちからは救われなかった。

イタロ・カルヴィーノ「冬の夜一人の旅人が」。

男性読者」という名の作中人物が本を買うが、その本には落丁があった。続きを探すために彼は同じ本を手に取った別の読者である女性読者」を探し求める。彼はいろいろな本を手に取るが、目当ての本は結局見つからない。枠物語の内部に挿入されるつながらない小説の断片は、それだけでも完成度が高く、まるで本当に落丁のある文学全集を読んでいるような楽しみがある。

世界文学パロディー化した物語のページをつないで作った「鏡の中の鏡」かと思わされたが、それ以上のものだった。語りの文と物語関係とは、新作と偽作とは、そんなテーマ物語レベルメタレベルの二つの層の間で錯綜して語られている。

ダニエルキース「アルジャーノンに花束を

知的障害者チャーリーゴードンが脳手術で天才になるが、その知性は長続きしなかったという悲劇として知られている。けれども、僕はこれをただの悲劇として読まない。障害者セックスについて正面から向き合った最も早い作品の一つだからだ。

チャーリー女性の裸を考えるだけで罪悪感からパニックになってしまう。それは母からの過度な抑圧と体罰が原因だったが、それはチャーリーの妹を彼の性的好奇心から守ろうとするが故の行動だった(チャーリーの母が、周囲からもっと支援を得られていたら、あれほどチャーリーにつらく当たらなくて済んだんではないか、とも思う)。

天才になったチャーリーは恋をし、トラウマを乗り越え、苦労の末に愛する人と結ばれ、やがて元の知的障害者に戻ってしまう。一見すると悲劇だが、彼にはセックスに対する恐怖がもはやなくなっている。彼がただの障害者に戻ってしまったという感想は、その視点が抜けているのではあるまいか

ナタリア・ギンズブルグ「モンテ・フェルモの丘の家」

素晴らしかった。中年の仲良しグループというか、ツイッターでいうクラスタの間を行き交う書簡を通して話が進む。居場所をなくすこと、愛情を失うこと、自分の子供をうまく愛せないこと。そして、友人の死。テーマは深刻だ。なのに、読後感は良い。それは視点距離を取っているからか、登場人物を公平に扱っているからか、それとも愛を失う/奪われる過程だけじゃなくて、そのあともちゃんと書いているからなのか。長い時間の中で、家族や友人が近づいたり離れたりする感じ、これこそ人生だ、みたいな気持ちになる。

アーサー・C・クラーク幼年期の終わり

子供の頃、太陽が五十億年も経てば地球を飲み込んでしまうと知って、非常に恐ろしかったのだけれど、それ以来人類運命について書かれた物語がずっと好きだ(H・G・ウェルズの「タイムマシン」も何度も読んだ)。

人類は滅んでしまうかもしれない。生き延びるかもしれない。しかし、宇宙に出て行った結果、ヒトとは似ても似つかないものになってしまうかもしれない。彼らは人類の何を受け継ぐのだろうか。そして、今しか存在しない自分は、果たしてこの宇宙意味があるのか。

人類運命が気になるのと同じくらい、僕はきっと遠くへ行きたいと思っている。だから、ヒトという形から自由になってどこまでも進化していく話に魅了され続けるのだ。


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2021-01-26

今更だけど2020年に読んだ本

1月(15冊)

池澤夏樹個人編集 世界文学全集II-11所収 ピンチョンヴァインランド

前野ウルド太郎バッタを倒しにアフリカへ」

ドナルド・キーン「百代の過客 日記に見る日本人」★★★

岡地稔「あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる」☆

ドナルド・キーン「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」★★

町田康くっすん大黒」☆

西村淳「面白南極料理人

町田康夫婦茶碗

西村淳「面白南極料理人 笑う食卓

青山潤「アフリカにょろり旅」

石川啄木ローマ字日記

今尾恵介「ふしぎ地名巡り」★

奥野克巳「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らし人類学者が考えたこと」

ピーター・ゴドフリースミスタコの心身問題 頭足類から考える意識起源

西村淳 「面白南極料理人 名人誕生

現代語訳対照枕草子(上)」田中太郎訳注

2月10冊)

現代語訳対照枕草子(下)」田中太郎訳注

タミム・アンサーリーイスラームから見た「世界史」』★★★

ミカエル・ニエミ「世界の果てのビートルズ

アミン・マアルーフ「アラブが見た十字軍」★

池澤夏樹マシアス・ギリの失脚

テッド・チャン「息吹」★★

田尻祐一郎「江戸思想史 人物方法・連環」

ピエールバイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」☆

子安宣邦江戸思想史講義」☆

イリヤ・ズバルスキーサミュエルハッチンソン「レーニンミイラにした男」☆

3月12冊)

「1491―先コロンブスアメリカ大陸をめぐる新発見」★★

マイクル・フリン「異星人の郷」上巻。

マイクル・フリン「異星人の郷」下巻。

ボッカッチョデカメロン 上」(河出文庫

ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。★

チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』★★★

ボッカッチョデカメロン 中」(河出文庫

ジョン・サザーランドヒースクリフ殺人犯か? 19世紀小説の34の謎」

甘耀明「神秘列車

ボッカッチョデカメロン 下」(河出文庫

東京創元社編集部「宙を数える」

4月12冊)

東京創元社編集部「時を歩く」

東京創元社編集部「年間日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形

葉月十夏「天象の檻

春暮康一「オーラメイカー」★★

高丘哲次「約束の果て―黒と紫の国―」

堀晃ほか「Genesis万年の午後 創元日SFアンソロジー

江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼 他」

水見稜ほか「Genesis 白昼夢通信 (創元日SFアンソロジー 2) 」

江戸川乱歩作品集II 陰獣・黒蜥蜴 他」

今野真二「振仮名歴史」★★★

村上春樹ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」★

サリンジャー「このサンドイッチマヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」。

5月(13冊)

江戸川乱歩作品集III パノラマ奇談・偉大なる夢 他」

林俊雄「興亡の世界スキタイ匈奴 遊牧文明」★★★

清水勲「ビゴーが見た明治職業事情

原聖「興亡の世界ケルトの水脈」★★

夢野久作「瓶詰の地獄

大森望責任編集NOVA 2019年秋号」

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドA」☆

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドB」

チョン・ソヨン「となりのヨンヒさん」

森谷公俊「興亡の世界史 アレクサンドロス征服神話」★

三方行成「トランスヒューマン ガンマ線バースト童話集」

三方行成「流れよ我が涙、と孔明は言った」

高山羽根子オブジェクタム」

6月12冊)

宮内悠介「スペース金融道」。

草野原々「最後にして最初アイドル

石川宗生「半分世界」★

「ガラン版千一夜物語 1」★★★

「ガラン版千一夜物語 2」

「ガラン版千一夜物語 3」

「ガラン版千一夜物語 4」

「ガラン版千一夜物語 5」

「ガラン版千一夜物語 6」

オースン・スコット・カード無伴奏ソナタ

ジョン・サザーランドジェイン・エア幸せになれるか?―名作小説さらなる謎」★★

アン・マクドナルド火星夜想曲

7月12冊)

ジョン・サザーランド現代小説38の謎 『ユリシーズからロリータ』まで」

J・P・ホーガン未来からのホットライン

ロバート・アーウィン「必携アラビアン・ナイト 物語迷宮へ」★

クリストファー・プリースト奇術師

ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」

ウィルワイルズ時間のないホテル

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」(光文社)★★★

栗田伸子・佐藤育子「通商国家カルタゴ」★★

アーヴィングアルハンブラ物語」上巻☆

アーヴィングアルハンブラ物語」下巻

J・P・ホーガン創世記機械

J・P・ホーガン未来の二つの顔」

8月10冊)

ジュリアン・バーンズフロベールの鸚鵡」

松谷健二カルタゴ興亡史 ある国家の一生」★★★

イアン・マクドナルド黎明の王 白昼の女王

松谷健二「東ゴート興亡史 東西ローマのはざまにて」★★

ピーター・S・ビーグル「完全版 最後ユニコーン

松谷健二ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢」★

オルガ・トカルチュク「逃亡派」☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」上巻☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」下巻

シュティフター晩夏」上巻

9月(14冊)

シュティフター晩夏」下巻

岡嶋裕史「5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ」

住吉雅美「あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン」★★★

西田龍雄アジア古代文字の解読」☆

山内進『北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大』★★

マリオバルガス・ジョサ(リョサ)「嘘からたまこと」

吉岡乾「現地嫌いなフィールド言語学者かく語りき。」

原田実偽書が揺るがせた日本史」☆

ルーシャス・シェパード「タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集」

オルガ・トカルチュク「昼の家、夜の家」

森安孝夫「興亡の世界シルクロード唐帝国」★

後藤明「南島神話」☆

A・レシーノス原訳「マヤ神話 ポポル・ヴフ」

杉勇、屋形禎亮「エジプト神話修集成」。

10月(15冊)

八杉佳穂「マヤ文字を解く」★

トンマーゾ・ランドルフィカフカ父親

加藤文元「宇宙宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」★★

スティーヴン・ミルハウザー「三つの小さな王国

エイミー・B・グリーンフィールド完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国密偵大航海物語

リン・ディン「血液石鹸

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ1」

ザカリーヤー・ターミル「酸っぱいブドウ はりねずみ

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ2」

ダニヤール・ムイーヌッディーン「遠い部屋、遠い奇跡

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ3」

プラープダー・ユンパンダ」☆

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ4」

チュット・カイ「追憶カンボジア

馬場隆弘「椿井文書 ――日本最大級の偽文書」★★★

11月(12冊)

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ5」

タクブンジャ「ハバ犬を育てる話」☆

井伏鱒二山椒魚」(新潮文庫)★★

志賀直哉清兵衛と瓢箪網走まで」(新潮文庫)★★★

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ6」

ホアン・ミン・トゥオン「神々の時代」★

カズオ・イシグロ充たされざる者

池上英洋・川口清香美少年美術史: 禁じられた欲望歴史

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ7」

プラープダー・ユン地球で最後のふたり」☆

ソーヴァデーヴァ「屍鬼二十五話―インド伝奇集」☆

プラープダー・ユン「鏡の中を数える」

12月(12冊)

グレアム・グリーン第三の男

ローデンバック「死都ブリュージュ

ショレム・アレイヘム「牛乳屋テヴィエ」

池上英洋・荒井咲紀「美少女美術史 人々を惑わせる究極の美」

ヤスミナ・カドラ「カブールの燕たち」☆

ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」

カズオ・イシグロわたしたちが孤児だったころ」★★

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」上巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」中巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」下巻

ハン・ガン菜食主義者」★★★

マリオバルガスリョサ「継母礼賛」★

漫画(22冊)

入江亜季「北北西に曇と往け」(一)~(四)

浅野いにお短編集 ばけものれっちゃんきのこたけのこ

八木ナガハル物質たちの夢」

詩野うら「有害無罪玩具」★★

詩野うら「偽史山人伝」

道満晴明ニッケルデオン」【赤】【緑】【青】

中村明日美子「Aの劇場 新装版」★★★

panpanyaおむすびの転がる町」

中村明日美子「Bの劇場 新装版」

石黒正数「Present for me」

水上悟司「放浪世界

須藤佑実ミッドナイトブルー」☆

澤江ポンプ「近所の最果て」

道満晴明メランコリア上下巻★

カシワイ「光と窓」

ヨシジマシウ「毒百合乙女童話

総評

月ごとに一番面白かった本を3冊選び、★をつけた。ただし、どうしても入れたかったものは☆をつけた。月ごとの順位なので、たとえばパク・ミンギュにはもっと星をつけたいのだがそれが反映されていない。

数えてみたが、2020年に読んだのは活字149冊、漫画22冊だった。毎月12から13冊読んでいると思っていたので、単純計算で150冊を超えると思ったが、ぎりぎり足りなかった。とはいえ、毎月10冊という目標は達成している。

1年を通して見ると、ノンフィクションばかり読む時期や、SFばかり読む時期などが明確に交代していることがわかる。特に4月から6月SFファンタジーほとんどだったが、8月以降SFを全くと言っていいほど読んでいないし、逆に11月、12月は1冊をのぞいてノンフィクションがない。

また、芥川賞をはじめとした日本現代文学ほとんど手に取っていない。ベストセラーエンタメホラーもない。逆に、韓国タイペルーチリなど、日米欧以外の海外文学割合が高い。

意識してきたわけではないが、自分の好むジャンル科学歴史ノンフィクション神話、行ったことのないラテンアメリカアジア文学メタフィクション的であったり奇妙な味がしたりする短篇集、古典であるようだ。一方で、女性作家割合は低く、特に日本現代女性作家ほとんど手に取ってない。一時期は多和田葉子だとか江國香織とかをよく読んでいたので女性作家が嫌いなわけではなく、ヴァージニア・ウルフも好きだし、ハン・ガン自分の中では大当たりだったので、もう少し割合を増やしてもいいかもしれない(追記。身につまされる話よりも読んでいて気持ちのいい本を読む率も増えた)。

割合の話でいえば、大学時代はもう少し文豪作品を多く読んでいたように記憶している。それと、いくつから例外を除き、世間の動きや話題とは遊離したチョイスばかりである。世の中から目を背けているわけではないが、日々の雑事とはまた違う視点に立てたのはありがたかった。新型コロナウイルス関連の記事ばかり読んでいては気がめいってしまう。

今年は少し冊数が少なくなるかもしれないが、引き続き毎日の気晴らしとして、気が向いたものを好きなように読んでいきたい。

以上。

2020-10-12

タモリを月に移住させる署名運動問題点

Twitterで盛り上がってるタモリ(森田一義)を月に移住させる署名運動問題点について書き残したい。

素質

ノーベル文学賞カズオ・イシグロが選ばれたのは記憶に新しいが、それによって村上春樹は今後20年受賞の目は無くなったと言われている。何が言いたいのかと言うと、タモリが月の移住者に選ばれたら次の日本人移住者はだいぶ後になると言うことだ。75歳のタモリに月のアダムイヴ(またはイザナギイザナミ)の役割を担わせるのは、年齢的にかなり厳しいと思う。そうでなくても、タモリは長いことお昼の顔を務めていた事もあり、夜の象徴とも言える月の始祖にはイメージ的にもしっくりこない気がする。

環境

地球に優しく」というキャッチコピーがあるが、当然ながら月も同様に大事にしなければいけない。タモリ芸人になる前、ボウリング場支配人をしていた事がある。ボウリングボールはウレタン製が多いが、昔はプラスチック製のボールもよく使われていた。今レジ袋が今問題視されているが、レジ袋がダメボウリングの球が良い道理はない。そういう観点からタモリは月に相応しくないと思う。

安全保障

タモリ祖父満州駅長をやっていたらしい。駅長というとJR私鉄駅長想像しがちだが、満鉄駅長はそれらとはまったく意味が違う。満鉄鉄道を敷くだけでなく病院学校や様々なインフラを整備し、駅の周辺の行政権を持っていた。企業国家運営するSF作品はよくあるが、あの時代満州は既にそれを実現していたのだ。そしてタモリ祖父はその中で一定職務を務めていた。もしタモリ祖父のその才覚を引き継いでいるとしたら、それはある視点では適任だと言えるだろう。しかしいつ何時タモリ月の裏側軍事基地を建造し地球に侵攻して来ないとは言えない。

2019-11-01

くーちゃん

くーちゃんのお世話をすると決めたときに、ひとつ自分に誓ったことがあります

それは、このねこちゃんのことは、何があっても一生傷つけない、悲しい思いをさせないということです。

ねこは、生きて20年。僕はその頃42歳で、だからまず、自分が死の想念から卒業しなくてはと思いました。

お酒をやめたり、書物に耽溺悪酔いしたり、キャバクラ通いや、いかがわしい界隈を帰り道に散歩することも、やめました。やめたというより、船橋駅シャポー口までくると、駆け出して一刻も早く、くーちゃんに会いたい。

から窓辺を見上げると、くーちゃんが内側から見ていることが多くなりました。僕よりも、どこかもっと遠くを見ている感じのする眼差しです。そのくーちゃんが、僕に気づくと「はっ」として目を合わせてくれる。

そんなときにふと、下僕が思い出すのは、カズオ・イシグロ日の名残り」のことです。そうして、階段を上がりながら追いかけてくるやわらかい視線に、何かに仕えることのできる喜び、生の充足と、その拠りどころを噛み締め、確かめます

「ふにゃふにゃ」

ドアを開けるとくーちゃんが足元に歩み寄り、爪を研いで、甘えてきます

下僕は「ただいま」といって、水を換え、ドライウエットの2皿のご飯を用意し、くーちゃんが食べるのを離れて見守ります

申し遅れました。僕は、これまで、くーちゃんに5つ、辛い思いをさせました。

どのひとつをとっても、万死に当たるでしょう。それなのに、くーちゃんは毎晩、僕の毛布に潜り込んできてくれます

かわいいさん」「すきすきー」「にゃーん」を、1日に100回、あるいはそれ以上、4年半のあいだ、続けてきました。くーちゃんは、ときに、僕にとっては神の化身と見紛う、何か特別雰囲気を身にまとった存在と感じられるほどになりました。

2019-10-28

anond:20191023162907

カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』読んでみれば?

なんか分かるんじゃないかな。

労働寓話とも取れるし。

2019-10-04

2019ノーベル文学賞予想 台湾人女性作家李昂で決まり

来週からノーベル賞ウィークが始まるのを前に、ノーベル文学賞予想をしておく。

今年は発表中止となった昨年分と合わせて2名の受賞者が発表される。

2017年は日系のイギリス人作家カズオ・イシグロから、次の年にはヨーロッパ以外の作家か、アジア系以外の作家が選ばれると予想されていたが、今回は2名発表されるから、その暗黙の選考ルールもあってないようなものだ。2人のうち、1人はアジア系で決まりとする。

授賞側もサプライズがほしいから、まだノーベル賞が出ていない国・地域を選びたいだろう。そこで韓国台湾作家が選ばれる。

文学賞は時に政治的でもある。今アジアで一番ホット問題香港民主化デモだ。それを熱烈に応援しているのが同じ問題を抱える台湾である。そこで中国問題クローズアップさせるために台湾作家が選ばれるだろう。

また別の観点国際的ホット最近社会現象としてフェミニズム運動の隆盛がある。そこで台湾フェミニズム作家が選ばれる。

それにふさわしい作家は誰か。

李昂である

代表作は「夫殺し」。民進党支持で、台湾では「国民的」作家である

李昂が選ばれれば「台湾で初」、だけでなく「アジア女性作家で初」の受賞となる。

当たってたらブクマしてくれ。

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