はてなキーワード: 公然とは
軍服というものは、伊達で着ているわけではなく、現在においては国際法上の意味がある。則ち、交戦者資格の獲得である。
現在の国際法上では、戦争は(基本的に)交戦者と交戦者・軍事施設間で行われるもので、それを外れた場合、戦争犯罪となる。これを容易とするために、戦闘を行う者は、保護されるべき文民と明確に区別されなければならないのだ。
この国際法は古くはヘーグ陸戦条規に端を発し、現在はジュネーブ諸条約追加議定書(77年)によって条件づけられている。
時期によっても異なるが概ね
にという条件が課せられる。諸条件を欠きながらも戦闘行為に参加した場合、交戦者として得られるべき保護、端的に言うと捕虜として正当な扱いを受ける権利を失う。ただし、その場でコロコロしていい訳でもない(現在では)。
さて、
2については、以前は「遠方より視認できる固有標章の着用」が義務付けられていた。
即ち、軍隊らしい立派なおべべを支給できぬ場合、交戦者たらんとする者共は「固有標章」だけで何とかしろというケースがあったのである。WW2における著名なケースを見てみよう
欧州を失陥しつつあった大英帝国はドイツ軍上陸の予感に、1940年5月国内の未動員人材を活用して戦力化することを決定した。これがLocal Defence Volunteers-LDV・地域防衛義勇隊、後に改称しホームガードである。ただし、装備品をほとんどダンケルクに置いてきた英軍に、そんな有象無象共に渡す制服などなかった。一時期かの有名なホームガード・パイク(水道管に中古の銃剣を取り付けたヤリ)すら取りざたされていたのである。そんな時こそ、「固有標章」の出番である。具体的には、腕章だ。
https://www.iwm.org.uk/collections/item/object/30077601
ただし、勝ち組なうえ、ケツモチとして米帝がついていたので、数カ月後には制服・真っ当な装備が支給されだした。しかしその前に100万のLDV腕章が製造されていたのである。
欧州を失陥しつつあったドイツ第三帝国は、1944年9月いよいよ枯渇した戦力の穴埋めに男子の総動員を行った。これによって編成されたのが国民突撃隊である。これにより、質はともあれ600万人の兵力が補充される予定であった。
負け戦中に600万人にパリッとした制服なぞ提供できるはずもなく、服装は「野戦向きなら何でもいい」自前。そんな時に国家がすがるのが、そう、腕章である。
黒地に国家鷲章と「Deutscher Volkssturm Wehrmacht」(ドイツ人民突撃軍)のステンシルが施されていた。
https://en.wikipedia.org/wiki/Volkssturm#/media/File:Volkssturm_armband.svg
占領地どころか、沖縄まで失陥し、大日本帝国は本土決戦を覚悟していた。そのための補充兵力として45年6月、国民義勇戦闘隊を編成するための法整備が行われた。これは男女問わず(対象年齢に差あり)必要に応じて召集することができ、2800万人を動員する計画であった。義勇と名前がついているが、召集と書いた通り義務兵役の類である。
本土残地の正規軍にすらろくろく兵器物資がいきわたっていないところに2800万人の動員である。当然制服など配る余裕などない。なにせ武器だって自前で用意する想定である。そのための竹槍。
そんな時こそ腕sy・・・あれ?腕章ってば輪っかにする分布地余計に要るよね?ピコーンひらめいた!
というわけで、一般隊員は6×7センチの白布に「戦」と書いたものを右胸に縫い付けることと相成ったのである。なお、指揮官級は幅10センチの白い腕章をつけることになっていた。
なお、この部隊は樺太の戦いで実戦投入された以外は、交通職域で200万人が動員された程度にとどまった。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/F0000000000000043434
その教師、曰く
という理屈であった。
「おい!犬!」
「犬の子供!」
と呼ばれた。
しかし他の教員たちは、特にそれを止めたり咎めたりはしなかったと記憶している。
大人になった今は、こういった明らかな人権侵害に対して、沈黙せずに憤りを訴えて抗議するべきであることも分かるし、ネット上で広くアドバイスを求めるとか、弁護士に相談するとか、色々と行動する方法も思いつく。
近年は、大学教員や企業の採用試験担当者などからセクハラやパワハラを受けた被害者が、SNSで被害情報を公開したニュースなども見聞するが、
と思う。しかし今そう思っても、実際にネットやSNSがあっても自分は何も出来ずにいたかもしれないとも思う。
「警察官という仕事をしている以上、世間の人たちに嫌われるのは仕方が無い」
「こういったことは、無言で堪えることが正しい振る舞いなのだ」
と何となく思っていた。
殊勝な心掛けというよりも、学習性の無力感で諦めていたという部分も大きかったと思う。
「そんな話(=警察官とその家族に対する差別)、自分は聞いたことが無い」
「そんなひどい出来事が本当に起きていれば、報道されているはずだ。報道されていないのだから、そんなことがあるはずが無い」
「作り話をするな」
と言う人たちが少なからずいて、それに辟易して、いつしか、小学生時代の嫌な思い出を自分は話さなくなった。
2023年現在、大手芸能事務所のボスであったジャニー喜多川による性的加害行為の醜聞が、海外メディアの報道を契機として、漸く日本社会でも公然と報じられるようになった。
そのニュースを見て、ジャニー喜多川から被害を受けた人たちに対して、自分が受けた被害とは内容や深刻さが違うというのは重々承知してはいるけど、勝手に少しだけシンパシーを自分は感じている。
新聞やテレビは報道してくれなかったけれど、自分が教師に「犬」呼ばわりされていたのは、本当の話だ。でも、世間からは「有り得ない話」ということにされてしまったのだ。
自分が被害を受けているのに、世間の人たちが見て見ぬふりをして、彼らが被害者である自分を守ることも、加害者を批判することもしない姿を見ると、無力感を感じて
と、無理やり自分に言い聞かせる他にない心理状態になることを、自分は知っている。
ジャニー喜多川に被害を受けて、そのことを告発しても一般マスメディアから黙殺された人たちも、きっと同じ無力感を感じていたのではないだろうかと想像する。
抗議の声を上げることが可能な世の中であること、その声に対して黙殺ではなく援助が寄せられる世の中となることを、切に願う。
昨日2023/05/25、長野県で痛ましい事件が発生した。被害者の一人となって殉職した警察官の一人のご子息が、父親を尊敬していること、ご子息自身も警察官となったことを、テレビのインタビューで話しておられたのを見た。
痛ましく悲しい事件のニュースなのだけれど、警察官である父親を尊敬していると堂々と言える世の中になったことは、少しだけ世の中が進歩したのだと思う。
子供の頃の自分も、この人のように堂々と、世間に対して「警察官である父親を尊敬している」と言うべきだったと思う。そういった意味では、犬呼ばわりする教師に抗議せずに済ませ、沈黙した自分もまた、加害者に加担した一人なのだ。
その己の罪は、背負っていこうと思う。
むかしむかし、「笑っていいとも!」というバラエティ番組があった。
看板コーナーの「テレホンショッキング」は、毎回トークゲストを1組迎え次のゲストへ電話で繋いでいくという趣旨のコーナーだ。
このコーナーのゲストが若い女性の時には、タモリは決まって、ゲストの眼前で手元のメモ用紙にサラサラと何かを描き、それを「安産のお守り」と称して手渡していた。
描いている途中から女性ゲストはそれを見てクスクス笑ったりモジモジしたり、苦笑したり目を見開いたり、各者各様の反応を見せた。
二重丸にそれを貫く垂直の線一本、そして周囲に放射状の線を何本か、という、ポピュラーな「お●●んこマーク」だ。
(タモリの手元をよく見ていると、手の動きでそれを描いていることが視聴者でもはっきりわかることがあった)
つまり下ネタ・艶笑のたぐいなのであるが、それとともに、平日の真っ昼間という時間帯に生放送で公然とメモの受け渡しが行われていたという事実も重要である。
出演者に対するセクハラにはそれほど厳しくなかった当時にあっても、「お●●んこマーク」は放送コード(各社の禁止規則・自主規制)にはしっかりと抵触していた。タブーだったのである。そのまま画面に投影すれば放送事故である。
タモリもゲストもスタッフも、観覧客も視聴者も、そこで何が行われているかはわかっていて、笑う。全員を共犯者にする大人の冗談なのである。
「こんな真っ昼間に生放送で堂々と、放送してはいけないようなスケベな悪ふざけをしているけど、画面には映ってないからセーフだろ?」
いわゆる前職(?)でも配信をやっていた人が(声でほぼバレるにも関わらず)素性を明かさないまま新たにVTuberとして再出発することを「転生」という。
これ自体は今や全く珍しくないどころか、古くはニコ生やツイキャスで人気だった配信者を取り込んだ結果、現在の大手事務所(ホロライブ、にじさんじ)の主要構成員ないしコアメンバーになっているのは、公然の秘密だったり。
しかしながら、元企業所属配信者(いわゆる企業勢)が、数年の時を経て今このタイミングで個人Vとして転生というのは珍しいかも?
一説によると、古参企業Vで「中の人」が交代した子の、交代前の魂なのだとか。
あくまで公然の「秘密」なので具体的な名前は伏せるが、確かに喋りも歌も新人からかけ離れた実力であることが、少し配信を見ただけですぐ理解できるレベル。
ガワのデザインも男性ウケ中心に据えつつ、女性ファンからもとっつきにくくなさそうという絶妙のバランス。
(胸を強調せず、かつJKっぽさをコアにしつつ、あくまで辛口フェミニンコーデに落とし込んでいる)
おまけにデビュー早々の初コラボから、絶好のタイミングでの高品質なMV投下に続いてライブ告知と、巧みな戦略を目の当たりにすれば、少しでもVをかじったことがあるリスナーは転生組だと早々に気づくだろう。
更に何回目かの配信で「今年中に登録者30万、今月は4万いく!」と宣言し「毎回耐久配信」状態。
これは「達成するする詐欺」にならないよう、様々な仕掛けを繰り出せる自信がなければ到底できない芸当だが、今のところ実現可能なレベルで登録者数がうなぎのぼりなのだから恐ろしい。
しかしもっと驚きなのは、個人勢ではとても考えられない、異常なレベルの額であることが容易に想像できる初期投資。
にじさんじが定着させた「最初はLive2D→ブレイクしたら3D」ではなく、「最初から3D」なのだ。
さらにその3Dをダンスにフル活用し、エフェクト効かせまくったMVを何本も作成と来ている。
パッと思いつくのは
くらいだろうか。
まあ現実踏まえれば、V経験者とV運営経験者がタッグを組んだ系の、ステルス企業勢なんだろうとは思う。
しかし企業であってもそれなり以上の規模じゃなきゃそこまでとんでもない投資はしにくい…と思ったらあおぎり高校もデビュー時から全員3Dか。
はい、ということで企業勢疑惑ってことにしとくけど、それ踏まえても久々に応援したくなったVのお話でした。
てか、あえて華奢な体型にしたうえで、ショートブルゾンを羽織った銀髪赤眼モノトーンセーラー+赤スカーフにハイウエストな黒ミニスカ黒ニーソの出で立ちで、LiSAやAdoの楽曲を軽々歌いこなすとかヤバいんよ。
プリキュア見てる時にそれが割り込んできてキツいって気持ちはわかるよ
じゃあ別の例で
単行本の雑談コーナーに幸福の科学のちゃんぽん仏教用語出てきたりさ
何よりそんなルールはねえとか自由が優先だとかはもちろんそうだけどね
あとさあ
民主主義の建前では政治的な発言の自由は勿論めっちゃ大事なんだけど
何党支持でも黙っとけって思っちゃうよ俺は
芸能人や漫画買って「一般人レベルかそれ以下の見識しかねーのに影響力ばっかでかい人」じゃね?
何かにかぶれてからの発言は大体きっつくて痛々しいとしか思えない
別にプリキュア先生の発言がそうだってんじゃなくて一般論的にはね
芸能人で自民支持のやつでもアンチ自民のやつでも発言をよく見てみろよ
どう見てもただの考え浅いむきになったバカだぜ
彼等には一票の権利を与えればそれで十分なんだよ
本当にそれ。
フェミには「現実とフィクションの区別をつけろ」とか言っておきながら
オタクが「現実とフィクションの区別をつけられる」とは信用されてないから。
自分がどう思うかと他人がどう思うかを混同する彼らは、そもそもフェミに何を指摘されてるのかも理解できない。
他人が正しいと言ってることを自分でも正しいと思い込める彼らは、人数だけは多いから、簡単に今回みたいなエコーチェンバーを形成してしまう。