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2024-11-20

anond:20241120220745

しろ方丈記解釈ものすごくはっきりしないようなことを最後に書いてる点でクソですらある。

少なくとも増田にいるようなインテリit理系にとって解釈が揺れるような文章ポエムであり稚拙しか見なされない

はっきり言いたいこと書けよコラ

2024-11-19

追記】「民主主義の底が抜けた」って言うけど「党派性」が腐らせた

追記は下に─

立花氏が今回生み出した物語によって、左派がこれまで積み上げてきた価値観ストーリーはほぼ崩壊したよね。例えば「若者投票率が低いのは政治に無関心だから」っていうお決まりセリフ。結局それをひっくり返して「民主主義の底が抜けた」とか言い出したら、そりゃ支持もされないわけだ。実際には民主主義じゃなくて、マスメディアの腐った部分がバレただけなんだろうけど、それも結局似たような話だよね。

で、左派が次に頼ったのが「陰謀論が原因だ!」っていう批判。けどさ、この「陰謀論批判」がすでに陰謀論と見分けがつかないレベルになってるのが、もうギャグしかないというか。陰謀論否定するために自分たち陰謀論っぽくなるって、それ誰が信じるの?って話でさ。こうなると中間層の多くは「何も信じられない」に行きつくしかないわけ。

というか、現実問題としてもう「何も信じられない」状態だよね。

メディア全体の信頼がぶっ壊れた結果、すべてのメディア等価になったんだよね。マスメディアソーシャルメディアも同じ。どっちが信頼できるかなんて、個人の好みとかそのときの気分で決まるレベル。これを引き起こしたのは、マスメディアの「証拠の扱い方」や「党派性」。言い方変えると、都合のいいときだけ証拠を重視して、あとは適当に流してきたツケだよね。

そこに「反マスコミ」という新しい物語をぶち込んで、実際に結果を出してみせたのが立花氏なわけで。これがすごいのは、マスメディア価値破壊しただけじゃなく、「マスコミに味方される=反マスコミの敵」って構図を作り出したこと。これはけっこうキツいよね。今後、どの陣営も「マスコミ寄り」だと思われるだけで不利になるんだから

で、信頼を得るためには証拠必要、っていう考え方が実は強くなってるなんて言えちゃったりもするんだよね。例えば「斎藤知事選挙期間中に誰の悪口も言わなかった」みたいな清廉さを評価する声がある。でもそれに対して「いや、立花氏にアウトソーシングしただけじゃん」とか言う反論があるわけで。ただ、それも結局「証拠がないなら言うな」で終わる。状況証拠じゃ誰も自分意見を変えるには至らない時代なっちゃったって言っても良いかも。まぁ、全てにそれが適用されるなら限りなく正しい姿勢なんだけどね。状況証拠しかいから信頼しないという判断が、今は元局長既得権益からクーデターだという状況証拠しかないことを信頼しない、という判断パラレルなっちゃうし、百条委員会県議事務所に押しかけたのも、斎藤知事は同じような批判に耐えてきたって物語で十分に相対化できちゃうわけだ。

まぁ決定的な証拠があることのほうが少ない! なんて言っても、リベラルは得てしてその辺やってきちゃったでしょう? 不倫問題とか、松本人志とかまさにさ。全部相対化できちゃう

党派性説明がついたら終わりだよ。

んで、リベラル理念派には特に厳しい話だよね。情報が多すぎる中で、全部を精査するなんて無理ゲー。でも、その無理ゲーから目をそらして「とりあえずマスメディアはそれなりに正しい」ってやってきた結果が今の状況で、ツケ。だから、もう「全部陰謀論だ!」みたいな極論に逃げ込むしかないわけ。

でさ、こういう状況だと結局「何もわからない」って結論なっちゃうのが普通だよね。判断基準が壊れちゃってるから最後は「なんとなく身近に感じるほう」を選ぶしかない。そこに理屈なんていらないし、むしろそういうふんわりした感覚が今の時代にはマッチしてるのかもしれないね

良い感じに発酵してきてるんじゃない?

追記1─

"SNS経由で根拠不明の主張を鵜呑みにした有権者が続出している事実を前に「状況証拠じゃ誰も自分意見を変えるには至らない時代なっちゃった」と書く増田こそ「都合のいいときだけ証拠を重視」してませんかね? ご冗談を"

素晴らしい指摘! そのとおり、まさにあなたの言う通り『都合のいいときだけ証拠を重視』するんだよね。

そしてそれがオールドメディアソーシャルメディアも大差ないと示されて、相対化されてしまたから、信じたいものを信じるときにだけ状況証拠ウィンドウショッピングして、あとは確固たる証拠とだけ真っ向勝負にならなければ良い。

から自分意見を変える』には至らないと書いてみたよ! 説得や歩み寄りみたいなことにはならない。まさしく裁判みたいな形で確固たる証拠を突きつけない限りは意見を変えたりしないってこと。だって党派性でそうしてきたのが今までなんだからさ。

とても現代的でいいと思わない?

追記1ここまで─

追記2─

"導入部分の党派性が強くていまいち釣れていないような。"

かに思ったより釣れなかったけど、面白いコメントは見れたからまぁいいかな。できればもっと反論して欲しかったけどね、切実に。

"支持してるかどうかはっきり言わないまま冷笑的に今回の結果を語るのって、ずいぶんかっこ悪い話だと思うよ。"

こんなにまさしく「党派性」全開のコメントある? 笑っちゃうんだけど。

支持してるかどうかはっきり聞いた上で、その内容読んで決めるよ~みたいなのって先入観持ちたいだけなんじゃないの?  それって、どういう立場なのか逆に聞いてみたい、なんて訪ねてみてもいいよね? 聞かれちゃったし。

一応俺の立場聞きたいなら教えてあげるけどさ?

悲しいことに、俺の意見はほぼ坂下知事の言ってることと一緒なんだよね。「たとえ公益通報が体を成しきれていないと考えられたとしても、特に自らの問題について言及しているそれを、即決で処分にまで至らせたのは明らかに行政の長としての資質を欠く」ってやつ。

俺、橋下元知事って正直苦手なんだけど、今回だけは残念ながら言ってることが一致しちゃったんだよね。

あと付け加えるなら、「斎藤知事が再選したこと自体兵庫県から見て県政としては良かったとしても、公益通報保護っていう法の実現性が後退する可能性が高く、残念な結果」だと思ってる。

その上で本来なら冷静に相手意見判断しどのような要素を考慮に加えてきたのか、いかなる理由で再選に至ったのか改めて真剣に考え直して、相手がどのような動画を見てきたのかを調べて、どのような要素が軽視されてどのような要素が重視されたのかを改めて精査して、状況証拠だけでは説得しきれないという現実直視してその上で自分たちができることを考え直す必要があると必死に考えるべきだろうに、なんで愚民だとか愚かだとか切り離して勝手に考えて良くしようということも考えずヒトラー民主主義の敗北だなんて仲間内気持ちよくなってポエムに浸ってリポストされていいねされて最後には陰謀論じみた何一つ精査してもない印象論に堕した対陰謀論なんてブチ上げてそれでいいと思ってるなら増田冷笑したくもなるよ。しろくまセンセもあんな感じだったし。

アメリカ選挙から何か学んだんじゃなかったの? ってなるだけ。


これで満足?

追記2ここまで─

2024-11-18

幸せ尺度

最近、本物の頭がおかしい奴をインターネットなどでよく見る

競輪競馬などでお金を増やし、旅行に行ったりする透析患者

40手前になってもバカみてえなポエムを書き、200万の借金を嘆く手取り20前後童貞こどおじ

新卒採用半年複数回転職しているくせに自分評価が異常に高いバカ

こいつらは実在しているのだが、ある程度幸せそうなのだ

沖縄に行ってみたり、母親手料理を食べたり、仕事をさぼってみたり、とにかく幸せそうなのだ

私は毎日朝起きて飯を食い、仕事に行き帰宅風呂に入り飯を食い寝るだけ

休日は妻と出かけたりするが、幸せかどうかと言われると、うーん・・・。と考えてしま

妻とケンカすることもある、友人との飲み会楽しい日もある、子供が出来た、と聞き父親としての自覚を持たなければいけない、と思った日もある

幸せかどうか、何かに満足しているか、というのは上を見ても下を見てもキリがない、置かれた場所で咲きなさい、というのが私の信条

   

そんな中、本を読んでいると一つの名言が目についた

幸せかどうかは他人を羨むかどうかであり、比べるまでもなく自分幸せだと思えばそれで良いのだ

かにそうだな、と膝を打った

冒頭、挙げた人物収入環境などは私より劣悪かもしれない

ただ、置かれた場所で咲いているのだ

他人と比べることな自分盲目的に幸せ、と信じ込んでいるのだ

本物の頭がおかしい奴、だとしても私より幸せなのだ

年収も住居も環境も私のほうが上なはずなのに、なんだか敗北感が出てきたのでこの辺でやめにしようと思う

2024-11-13

鬱病人のチャイエスの思い出

これは夜に発作的に書きたくなったポエムなので苦手な人はリターンして欲しい。文章も書きなれてないから読みにくいと思うが吐き出したいだけなので勘弁して欲しい。

アナ。突然思い出した。本名リン本名を聞いたのは出会って半年経った頃だった。

俺は一時期自暴自棄になっていた。理由特になかったが30代になり人生コースが見えてきた頃未来希望が持てず貯金を使い果たして死のうと思っていた。

と言っても音楽くらいしか趣味がなく、大きな買い物をするでもなく、なんとなく贅沢なご飯を食べたり良い服を買ったりしながら、300万あった貯金を100万円ほどまで減らした。パーっと使って気持ちよく死のうと思っていたが、そんなお金の使い方をしてもあまり達成感はなかった。

そんなときに、近所にチャイエスがあるのに気づいた。チャイエスというのはチャイエステ、中国人東南アジア系の女性が洗体をしてくれたりマッサージをしてくれたりする所だ。それ以上の性的サービスはあったり無かったりする。

俺は風俗には行ったことがなかったしいわゆるメンズエステチャイエスというのは存在こそ知っていたが未知の世界だった。グレーゾーンアングラ雰囲気自分にとっては普通風俗よりも刺激的な気がして、鬱屈とした生活の中でいい意味で異物になりそうだと思った。予約もせず飛び込んでみた。

雑居ビルにある一室の呼び鈴を押して出てきたのは見た目20代くらいの女の子キャミソール姿で、見た目は水原希子に似ていた。

コースは90分1万円。マッサージにしては高いのかなと思ったがまぁ露出の多い女の子マッサージをしてくれるわけだし何よりお金なんてどうでもよかった。

部屋は広いフロアをベニヤの壁で区切ったような個室。間接照明だけの薄暗い空間マットレスけがある、

そこで服を脱ぐように言われお風呂場に通される。

風呂場にはベッドがある。明るいお風呂場で見るとハッキリした顔立ちに意志の強そうな目が印象的だった。

そこで体を洗ってもらいながら、色々話しかけてみた。日本語はたどたどしいながらも簡単な会話くらいはできるようだった。名前アナベトナム出身日本に来て半年31歳。日本の冬は寒い最初はそんな程度だったと思う。

個室に戻りマッサージをしてもらいながら話を続ける。

ベトナムの事は高校世界史と地理レベル知識しかなかったのが興味があったので色々聞きたいと思った。スマホGoogle翻訳の世話になりながら、何という街で生まれたのか、好きな食べ物は何か、聞いてその都度検索して画像確認した。後から聞いたのだがそんな事をするお客さんは珍しかったらしく印象的だったらしい。日本人みんなエッチだよ、そのために来るよ、なんて言っていた。

性的サービスはあった、といってもその日は手だけだったが。それよりも外国女の子から現地のことを聞くというのはなかなかない体験だったので面白いと思ったし、よく喋ってくれる子だったのと顔が綺麗だったので俺はチャイエスが気に入った。

帰る時は、ありがとう、じゃあね、と笑顔で見送ってくれた。

ほどなくしてまたその店に入った。今度はアナ名前で予約をして。

アナ笑顔で迎えてくれた。風俗とか水商売とか、それまでは偽りだらけの世界言葉笑顔も全て作り物で無意味だと冷めた目で見ていたのだが、目の前で笑ってくれると正直嬉しいものだ。

また体を洗ってもらい、マッサージを受ける。

今度は名前を聞かれた。たつや。発音が難しいらしく、たちゅや、になる。

たちゅやは結婚しているのか、何の仕事をしているのか。スマホ翻訳を通しながら会話をする。

俺も質問をする。

何のために日本に来たのか。お金を稼ぎたかった。最初レジ打ちをしていたが稼げないからツテでこの店に入った。元々エステや美容に興味がある。お金を稼いだらベトナム自分エステ店を持ちたい。

実家はどんなところか。農家。たくさん兄弟がいる。チャイエスで稼いだお金仕送りして家を建てた。

俺は美容に興味が強くスキンケアもわりとしていたのでその話で打ち解けた。何度も店に通うようになった。

何度目だったか忘れたが、特別サービスだと言って服を全て脱いでくっついてくれるようになった。くっつきながらかなりプライベートな話も聞いた。最近ゲームで知り合った彼氏ができた。彼氏は優しくベトナムご飯を送ってくれたりする。いつか結婚するかもしれない。

したことを書き出すとキリがないので強く印象に残ったことだけ書く。

お店に通いだしたのは夏だったが、その頃にはもうコート必要になっていた。アナ来年にはベトナムに帰るつもりだということだった。

でも、帰ったあとどう生きていけばいいかからない、地元ではみんな20歳くらいで結婚して子供を産むのが普通だ。私はもう31歳で、稼いだお金仕送りをして、結婚もしていなくて、普通人生を送れる気がしない。普段は明るく喋ってくれるアナが曇った顔で話していた。

搾取人身売買。そんな言葉が頭をよぎった。

外国に来て体ひとつで稼ぐこと。辛くないわけがない。しかし散々今までアナを買っておきながらそんな偽善的なことを思う自分が嫌になって考えるのをやめた

春になって、アナベトナムに帰る日を決めた。その頃には仄かにアナの事を好きになっていた。アナ全裸になって俺とくっつきながら、今まで一度も他の女の子の事を指名しなかったよね、たくさん話をしてくれてありがとうと言った。

最後アナに会った日、マッサージの前に国外に出るために必要書類のことを聞かれた。手続きの事がよくわからないらしい。見るとどうやら仲介人のような人物がいてチケットを手配してくれているようだったが、色々印刷して持っていくものがあるようだった。

アナスマホデータはあるようだったので、エアドロで俺のスマホにそれを送ってもらい、服を着て一緒に近くのコンビニプリントをした。ついでにご飯を買って個室に戻り一緒に食べながら話をした。俺はアナと離れたくなかったし連絡先を聞きたかったが、ベトナム人はLINEでなく他のチャットツールを使っているらしく、Facebookだけを交換した。

色々ありがとう、じゃあね。と言ってドアを閉められる。

もっとドラマチックな別れを想像していたが、いつも通りの終わり方だった。

当然、その後アナとは会っていない。一度だけFacebookで「元気にしてる?」とメッセージベトナム語で送ってみたが返事はなかった。

これがチャイエスの思い出。

しばらくして一度その店を訪れてみたが、中国人女の子ほとんど会話もせずマッサージと手だけのサービスをしてもらい、何も得られなかった気がして二度とそのお店に行くことはなかった。

顛末だけ書けばよくある話で、愛想のいいベトナム女の子と都合のいいお客さんの関係が終わっただけのことだ。自分でもよくわかっている。

でもふとあの時は楽しかったなと今でも思い出すし、いつかベトナムの中でも田舎だというその街を見てみたいなと思う。

見た目はモデルのような綺麗な女の子なのに、たちゅやは川の蟹食べたことある?昔は川でよく蟹を取って食べてたよ、なんて言うギャップも好きだった。

俺は、今でも死にたい気持ちに囚われている。何も変わっていない。

以上だ、つまらない話でごめん。

2024-11-12

別冊マーガレット史上最も重要漫画10

漫画誌10選するのは下火になったが、少女漫画について語られてるの少ないな…→じゃあ書いたるわ、一時期定期購読してた別マについてなら書けるかもしれん、で筆を取った。

一人一作品縛りを採用しようと思ったんだけど後述の通り原作枠で分裂してる人がいる。河原和音先生は本当にすごい

先に表明すると20代視点なので昔の作品に対する知識が乏しい。おすすめの名作少女漫画教えてほしいという動機込みでこれを書いている。

フォロワー(後世への影響度)重視というより単に(世代毎比の)売上知名度重視のピックアップ寄り。少女漫画性質映像化されたかどうかも加点ポイントにしてて、純粋漫画評とは異なるかも。

前提終わり

1.『愛のアランフェス槇村さとる /1978-1980

別マ初期の定番人気作。

繊細で美麗な作画フィギュアスケートという題材の相乗効果で、とにかく画面を楽しめる作品という印象。

人知れず練習を積み重ねてきた少女・亜季実は天才で〜、年上大学生黒川に見初められて〜、あたりの要素だけ拾うと今でいうなろう的な、少女の夢詰めました!感満載ではあるのだが、スケートを父に強制される形で練習を重ねて生きてきたことで親との関係に悩んだり、その後黒川依存してスランプになったり、っていう展開の厳しさが物語説得力を与えている。

自分を見つめて頑張んなさい!っていうメッセージ性も感じられる名作。

2.『伊賀カバ丸』亜月祐 /1979-1982

別マラブコメの祖。

忍者末裔で野生児なカバ丸が、死んだ祖父の縁で学園に入学することになり人間化学反応が生まれラブコメディ。

往年の少女漫画=必ず女主役って解像度の人いるけど、全然主人公もあるよ!とこれを差し出したい。

カバ丸の行動理念が飯!焼きそば女子!なアホな子なので単純で可愛い。こう書くとデンジとかとも繋がるな

ヒロイン麻衣の可愛らしさはもちろん、蘭ばあちゃん保護者枠)や沈寝(イケメンライバル枠)たちも最早ヒロインだなと思える愛嬌に溢れた作品

アニメ実写化もされてる。

3.『ホットロード紡木たく /1986-1987

シンママの下で育つ14歳少女・和希と暴走族所属少年ハルヤマの幼い愛を描いた話。とにかく漫画雰囲気作りが唯一無二な作品

ローティーン不安定さと、80年代漠然と退廃した空気感表現されてる……のか?80年代を生きていないのでわからん

紡木たく先生の特徴として、とにかくモノローグが多い。少女漫画はここぞ!という時にポエムがちだが、ホットロードパラパラと無愛想な短文でのモノローグが多く、独特の雰囲気が出てる。ある種女子のための厨二病漫画とも言える。現代で描くとするならトー横立ちんぼガールとコンカフェバイターのカップルかになるんかな?嫌かも…てかそれって明日カノかも…

次作の『瞬きもせず』の方が好きって人も多そう。

4.『イタズラなKiss多田かおる /1990-1999

愛してナイト(1981-1984)』の時点で大ヒットだったが、更なる大ヒット作。

ポンコツドジ、ただひたすらに前向きな女子高生・琴子が、すげなく失恋した容姿端麗成績優秀男子入江直樹と一つ屋根の下で暮らすことになるところから始まる王道ラブコメディ。

デコボコ喧嘩カップル、大抵の女子が好きだよね。琴子の玉の輿物語であり、スーパーパーフェクトひねくれボーイ入江くんのメンケア物語でもある。

スタート時点で同居から始まるため、それぞれの進学・キャリア・そして結婚生活についてが描かれている。ここら辺の時代までが「女の幸せ結婚」の境目だろうか。

惜しむらくは連載中に多田かおる先生が38歳の若さで亡くなってしまたこと。漫画家、寝てくれ…… アニメによって完結はしている。

ドラマ化・アニメ化済み。ドラマ台湾版・韓国版タイ版まであるのがすごい。

5.『ラブ★コン中原アヤ /2001-2006

女子の割に身長の高いリサと、男子の割に身長の低い大谷ラブコメディ。

メイン二人が明るい性格なので、終始和気藹々としたテンションを楽しめる。関西弁可愛い

案外、気の合う二人(友達・名コンビからカップルへ…ってタイプの少女漫画って少ないかもしれん

身長という普遍的コンプレックスを取り扱いつつ、大谷を「小さくてもかっこいい!」と読者に思わせられる、等身大なキュンを入れ込む技術

ドラマ化・アニメ化済み。

6.『君に届け椎名軽穂 /2006-2017

言わずと知れた別冊マーガレット代表作。紙電子累計3600万部と、別マで一番売れた漫画

周囲から貞子と呼ばれ遠巻きにされていたヒロイン・爽子と誰からも好かれる好青年風早くんの交流を描く、いわゆる"格差恋愛"ものエポックメイキング少女漫画ヒロインがこういった形のマイナススタートさせられてる作品はこれが初出なんじゃないだろうか。

とはいえ爽子は、コミュニケーションが不得手な日本人形チックビジュアルがある種のマイナスとして描かれているものの、純情・真面目・勤勉・家庭的と愛され要素抜群の超オーソドックスヒロインでもある。

爽子↔︎風早間だけでなく、友人枠の矢野千鶴との関係ライバル枠(のちに親友に昇格)のくるみとの関係等、タイトルの通り相手自分気持ちを届けることの大切さ・もどかしさが丁寧丁寧丁寧に描かれている。メイン格が真っ当なので「娘に読ませたい少女漫画」的な思惑での人気が高いように感じた。公民館とか図書館漫画コーナーとかにも入ってる率高い。

ただあまりの人気ぶりに、カップル成立(10巻)以降は連載をできる限り伸ばす方向性(全30巻)に持っていかれてたよなとも思う。実際君に届け連載終了とともに別マの月発行数はガタ落ちしているので編集部の狙いは正しい。名実ともに大看板

アニメ化のち実写映画化。三浦春馬風早くんはきらめき擬人化最近になってネトフリで連続ドラマも作られた。

7.『ヒロイン失格』幸田もも子 /2010-2013

君に届け』によって起こった純情路線カウンター/アンチテーゼと言わんばかりの本作。

ゲスくて打算的(でも全く賢くない)・顔芸まみれのヒロイン、はとりの恋物語

はとりの言動が露悪的だったり、その想い人で幼馴染・利太の態度もフラフラしててそんなにかっこよくなかったりするため、当て馬界の星・弘光くんがどうにも不憫で話としての爽やかさは皆無なのだが、恋愛ってこういう不誠実な面もあるよね?と開き直る姿は一周回って清々しい。

恋愛観を問う目的感想会したら一番盛り上がる作品なんじゃないだろうか。

韓国で起こっている坂口健太郎ブームの源流は実写映画版弘光くんの好演によるものらしい。桐谷美玲結構ハマってた。

8.『アオハライド咲坂伊緒 /2011-2015

周囲を気にしてあえてガサツに振る舞っていたヒロイン双葉が、名字雰囲気が変わった初恋男の子・洸と再会したことで再び恋をする話。

咲坂先生作画は絵柄としての可愛さ力が高く、00後期〜10年代で「とりあえず手に取ってみる少女漫画」枠に入っていたように思う。思春期に抱えがちなモヤモヤ・ひたむきさ・それゆえの視野の狭さ、幼さなどが丁寧に描写されていて、現役中高生が読むと強く感情移入できる作品だと感じる。

その他『ストロボ・エッジ(2007-2010)』、『思い、思われ、ふり、ふられ(2015-2019)』の三つも実写映画化させてるヒットメーカーTwitterでやたらと大喜利に使われてる "現実的な恋をする 朱里""叶わない恋に囚われる 理央"の画像は『思い、思(略)』の予告スクショ

(元々その傾向はあったが、)2010年代以降は、ヒット作は実写映画に持ってって若手俳優の売り出し!っていうスキームが完全に出来上がったように思う。

9.俺物語!!作画アルコ 原作河原和音 /2012-2016

アルコ先生完全オリジナル作だと連ドラ化した『ヤスコとケンジ』等があるけど、俺物語別マに与えたインパクト特別に大きいのでこちらを。

巨漢で筋肉隆々、仁義正義感に溢れた男の中の漢・剛田猛男に大和という彼女ができてから日常を描く。

少女漫画といえば線の細いシュッとしたイケメン♡という固定概念を華麗に破り捨てる快作。とはいえ線の細いイケメン枠は猛男の親友砂川ちゃんと担っている。

砂川最後まで誰とも結ばれずにただただ猛男の親友としてメインにいるのが地味にすごい。途中でフラグは立つが折る。恋愛をしないイケメン別マにいることに感謝

テンポよく、読んでいて思わず笑みが溢れる、少女漫画に苦手意識がある人も楽しめる作品だと思う。

アニメ実写映画化済み。

10.『素敵な彼氏河原和音 /2016-2020

1991年別マデビューしてから、『先生!(1996-2003)』『高校デビュー(2003-2008)』『青空エール(2008-2015)』『俺物語!!』と人気作を世に出し続ける別マ生え抜き作家河原和音先生別マが今も月刊誌として続いているのは河原先生存在ものすごく大きいんじゃないだろうか。今回は完結済み最新作の素敵な彼氏をチョイス。

年末カウントダウンイルミネーション彼氏と見る」を目標に生きてきた女子高生・ののかが合コンで飄々として掴みどころのない男子・直也と出会ってからの話。

恋に恋する少女ののかがイケメン直也に振り回され続ける…と見せかけて、知らずに振り回しもしているバランス面白い

河原先生のすごいところはやはり、中高生流行り・時流を読む力だと思う。登場人物価値観だったりファッション芸能小ネタとか、その時々に合った"今"を掴んでて古臭さをあまり感じさせないところがすごい。色々とバランス感覚に優れてらっしゃるんだと思う。

現在連載中の最新作『太陽よりも眩しい星』は幼馴染のピュアラブストーリーこちらも名作。おすすめ

その他

・いつもポケットショパン(等くらもちふさこ作品

バラ色の明日(等いくえみ綾作品

恋愛カタログ

オオカミ少女と黒王子

・消えた初恋

・うちの弟どもがすみません

Twitterで頓珍漢な男女論振りかざす人間は全員別冊マーガレット真剣に読みなさい。以上。

推しの子のエンド想定通りのクソさ

最近の流れで主人公の男を雑に自殺させ、もうどんでん返しでもないとクソエンド確定なので「実は生きていた、死体が妙にきれいすぎる」「実は作中劇」「もう一度転生してくる、そんであれこれ〜」なんてファンは夢見ていたが、そんな展開にはならなかった

主人公は死にっぱなしで他のキャラは長文ポエム吐いてがんばりまーすってだけ

最終回と共に次回作発表

また次回も組む作画担当者若い女

漫画家もうやる気ない一生分稼いだと豪語しかぐや様も終盤クソだった作者が原作者という形で漫画家を続けるのは若い女と絡みたいだけだろう

横槍メンゴに女としての魅力がもっとあれば「さっさと終わらせてあの女切って次の女行きてえ」という熱い気持ちけが詰まったゴミエンドにはならなかったはず

2024-11-01

anond:20241101114210

もともとがペットと飼い主両方が死ぬポエム由来

それをペットだけのもんとして使ってる界隈がアホ

そもそも死んだら星になるだの虹をわたるだの何も珍しくないありきたりな発想でどうでもいい

2024-10-30

DEIはなぜこんなにも嫌われてしまったのか

ポエムなのでソースはないです。最初ポジション宣言しておくと、俺はDEIには肯定的というか、まだ何か可能性があるのではないかと信じたい派。

俺が思うDEIのいいところ

DEIのいいところはDEIのI、Inclution、包括性にあると思う。これは単に性的マイノリティを包括して1つのチームで頑張ろうぜというだけではなく、年齢、人種国籍による先入観を持たず、その人の個性尊重して共同作業しよう、生産性を高めていこうというところにあると思う。

この理想像はかつてのアメリカ理想像に重なるところがあると思う。様々なバックグラウンドを持つ人がアメリカという新天地自分の夢をかなえるアメリカンドリームをより一般的にした概念がDEIだと思う。

なぜDEIが嫌われてしまたか

イメージ戦略の失敗

表層的にはここが一番大きいと思う。性的マイノリティがDEIを自分エゴ正当化する大義名分としてしまったため、そのほかのDEIをなんとなく知っている層への押し付けになってしまった。トランス女性トイレ問題や、ゲームなどにこれらの押し付けが出てしまっているので、なんとなくDEIを知っている人がDEIに対して嫌悪感を持ってしまった。

結局のところ、全てが階級闘争だったのだという現実

古くは共産主義極右民族最近ではオタクなど、全ての集団発言権を強化し利益を増やすための階級闘争に挑む。DEIが考慮すべき包括すべきとした性的人種国籍におけるマイノリティは実はマイノリティとして理解され協調しながら社会の一員になりたいわけではなかったというところがDEIの失敗の根本原因だと思う。

今のアメリカの分裂も詰まるところ白人アフロアメリカン、インド既得権益層と、これからアメリカに入ってくるヒスパニックメキシコ以南)、モンゴロイド(つまり中国人)との階級闘争なのだと思う。DEIの受容の精神は受容する側が好ましく思う限りにおいて受容できるという話に過ぎず、では受容可能な限度とは何かというと、自分立場が脅かされない程度ということになってしまう。今のアメリカには完全なフロンティアなどすでになく、ゼロサムゲームなのだとしたら新規参戦があることはイコール自分立場が脅かされることになってしまう。 無限の包括性は不可能であり、DEIは理論破綻しているのだ。

ではどのようにマイノリティが受容されるべきかとなれば受容する側の受容忍度を変えるほかなく、それは今までの民族開放運動のような形となり、結局のところDEIは従来の開放運動看板を付け替えたものにならざるを得ない。

じゃあどうすればいいのか

わかりません。みんなが笑って暮らせればいいのにね。

2024-10-25

anond:20241025144045

うつ病ポエム、気分が引きずられるからせめてまとめて投稿してほしいんだけど

2024-10-20

ふつう軽音部」って実は画期的だよね。カバーソングばかりの軽音部って

カバーソングばかりだと以下のメリットがあるよ!

文字情報だけでも「どんな楽曲なのか」が伝わるよ!

・やってる音楽タイプからグループイメージが浮かびやすいよ!

好きな音楽タイプから人間性が浮かびやすいよ!

ハードルが下がることで「軽音部」としてのリアリティが増すよ!

凄い!

メリットばかりだ!

でも今までの軽音漫画は猫も杓子も謎のオリジナルポエムを歌い、存在しない楽譜演奏してきた!

意 味 不 明 !

受け継がれてきた謎の文化

理 解 不 能 !

誰もが気づかなかった!

謎 の 因 習 !

それ を 破 壊 !!

破 壊 神 !!

ふつう の 軽 音 部 !!

!!!

2024-10-18

anond:20241017122733

これだけ似たもの同士とかもうポエム読むしかないとか言われてるのにネチネチ俺は悪くない、元カノいか悪人かに終始してるのすごいよ。彼女は逃げられてよかったね。

2024-10-17

anond:20241017122733

話し合いをしましょ、と言って

こんなわけのわからん理屈捏ねてこられたら

理解を諦めてポエムでも読むしかないような気がする

anond:20241017081938

元増田

一応言っておくと、既に彼女達とは別れている(元カノと書いているはず)それから、これも書いてあるはずだが、私はきちんと彼女本人にその件について話し合いをしている

カヴァード•アグレッションは調べて貰えば分かるが、対処が本当に難しい。相手をするだけ損な場合が多く、大抵は適切に距離を取って相手から逃げるしかない場合ほとんどだ

実際、付き合った女があなたの見えるところでひたすらあなたに対する不満がテーマになったポエムをひたすらsns投稿して数字を集めていたら、そしてそれをあなたが知っていたら、間違いなくあなた理性的にその女と付き合えないと思う。

カヴァード•アグレッションはあなたも知っておいて損はないと思うし、この関係性のままでも相手と繋がり続けることに、あなた自身が納得した上でそれでも関係を続けるという意思がないなら、続ける事自体お勧めしない(実際、私はやめた)

言語化するのが難しい人間関係は世の中にたくさんあるけれど、少しずつ解明が進んでいる分野や事例は存在する。カヴァード•アグレッションはそうした事例のひとつだ。言及の中には私をモラハラパワハラと見なす人達もいるけれど、まさにそれは言い得ていて、このまま関係を続行すると、いつの間にか私は相手に対してモラハラパワハラに仕立て上げられかねないと感じて相手から離れた。

私は相手コントロールするつもりもないし、コントロールされたくもない。だからこそ別れたし、被害者側に立つ事で相手意識的あるいは無意識的にコントロールする人達一定存在する。

一見すると彼女達(あるいは彼等たち)は純真無垢無知被害者に思えるけれど、実際は被害者を演じるだけのマッチポンプが多い。自分が遭遇する問題に対して、自分責任で互いとの問題解決していこうという意思が欠如していて、問題他人解決してもらおうとしたり、自分以外の誰かに解決してもらおうとする責任転嫁が隠れている。

あなたもそうであるように、世間的にもこういう攻撃はそれとは分からない。だからカヴァード•アグレッション(隠れた攻撃性)」という名前がついている。

遭遇したときに適切な対処が取れるかは、ひとえに知識あるかないかにかかっていると思う。少なくとも私は自分のためにこれを言語化しておこうと思ったし、そういう事があるのだと知っている事は自分を守ることになると思った。

2024-10-15

anond:20241015232932

久々にピュアーな増田ポエムをしたためてしまった・・・

コメ送るだけじゃなく

日記サイトらしい使い方は、逆に新鮮

anond:20241015105933

はてブホッテントリは昔から偏りすぎてると思う。スラドとかもそういう感じだけど基本がオタ陰キャ寄りで鉄分アニメSFファンタジー多めだったような気がして、その辺は全然問題なくてむしろありがたい位なんだけれど、ここ10年位?

特に世の中カテのジェンダー貧困周りのお気持ちポエムエモ記事であふれていて情報量なすぎる。もっと専門業界紙ブクマ増えないか繊研新聞でも建通新聞でも化学工業日報でも電波新聞でも新興WEBメディアでもいいけど

・雑まとめに駆逐されてプロフェッショナリズムに基づいた訓練を受けた知的議論がほぼ死滅した。広告イズムだけ。バズればお小遣いゲット。

ITWEBUI、デザイン周りのチートシートみたいな記事ブクマで一時期あふれたが最近退潮してAIイラスト系の記事が増えた印象

まあその辺に仕事があるんだろうなとは思うけど。なんか屋台骨の絵を描くようなプロジェクトとか作ってみた系の記事死滅した。

ネット炎上をひたすら追求するエントリが上がってくるけど内輪のさや当てとか今更興味ないよ

2024-10-14

はてなーはなんで東京新聞朝日新聞とが好きなの?

東京新聞行政批判的だけどまだまとも。朝日はなんていうかお気持ちポエムっぽい記事多い印象であんまり読むとこない。

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