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はてなキーワード: 法治とは

2020-06-18

anond:20200618215659

そのデモ政府に対してすべきであって、件の外国人たちに対してすべきことではないなあ。

その国に滞在したい人たちは事前にその国の個々人に了解を取って入国することなんて出来ないし、実際そんな取り決めをしてる国なんて聞いたことない。その国の政府入国滞在許可したなら、外国人はそれを信じて滞在する以外に妥当方法などないだろう。政府許可してるのに、滞在中の外国人に「国へ帰れ」とか国民がいうなら、それは法治無視した私刑ないしそれに近い行為だ。少なくとも不当な冷遇、つまり差別と呼んでいい。

2020-05-25

T社のレスポンシビリティ

テラスハウスという番組上の演出責任を問う声は多く聞かれるが、さらに指摘したいのは、Twitter社の責任である。同社は使用ルールとしてヘイトスピーチ嫌がらせについて禁止している、にも関わらず、何年も前からこれまで被害に遭った人々が弁護士を通じて削除要請をしても遅々としてそれに応じなかった。川崎市在日コリアン女性は何度もTwitter上で殺害予告を受けていたが、これも放置されていた。今回起きた事件をどのように社として受け止めているのか。発信して欲しいと思う。実際に匿名で娯楽のように誹謗中傷を続ける人々がいる。この問題解決するのは、本田圭佑選手の言う「誹謗中傷はなくならないから、強い人をねらわせる。来るなら俺に来い」ということではなく、事態を踏まえて法治の国として法で正すことであるプロバイダ責任制限法改定に期待したい。

2020-05-15

anond:20200515065334

人々が日々に忙殺されてたら間違いなくここまで話題になってないと思うよ

じゃあ聞くけど何で一月の解釈変更はぼんやり流されてんのよ?

あれこそ法治に対する重大な挑戦だと思うんだけど

2020-05-14

anond:20200514072125

法治主義には証拠必要だが一切抑えられるものがないからな。

森友や加計意図しての事件から証拠はあるが、飯塚はもう完全な事故ではあったから。

証拠がないが悪事をしている奴がいるかそいつを裁くってのが一昔前の勧善懲悪ものだった。

法治主義として確立されて悪いことはほぼ裁かれるという状態になって来たか勧善懲悪ものも廃れた。

だけどおそらく戦争直後とかは法治ダメになってた。相当理不尽だが証拠がないから訴えられないものが多かったのだろう。

どんどん法治ダメになっていって、理不尽事件も多く増えていけば、また勧善懲悪ものが増えるのかもね。

訂正

証拠になりそうなものはあるが。でもまあ法治が認めんかったら証拠にはならんかもね。

籠池が心変わりしたから籠池一人の罪で終わりそうだが。

2020-05-03

anond:20200503201946

時間かかるし、やられたら困るからやる。か。

本当はなんで叩かれるかわかってるんじゃない?

きみが効率厨なように法治厨が叩くんだよ。「時間がかかっても法を正すのが正だ。だから自粛警察は間違ってる」ってね。

2020-02-16

内藤一成『三条実美』を読んで

内藤一成『三条実美 維新政権の「有徳の為政者」』(中公新書2019年2月)読了

面白い三条理解できたことで、この時期の政権本質についても理解が深まった。三条を「有徳の為政者」と位置づけ、最後にそれを「知の政治家」(瀧井一博の伊藤評)とつなげるのは見事だなあ。

封建制社会儒教道徳徳治属人的」→「近代社会議会制原理法治/属制的」。高貴な出自なのに革新志向、清廉無私の人柄、この二つの特徴を持った三条実美という人物が当該期の政権運営には必要だったということだ。

興味深いのは、手腕でなく徳で政府を治める太政官制(あるいはそのような政治文化)とその後に樹立された明治憲法体制比較すれば、前者がより属人的後者がより属制的といえるが、さらにその後の昭和戦前期と比較すれば初期の明治憲法体制属人的要素に頼る所が大きかったことだ。伊藤らの意図は立憲制度確立、つまり天皇閣僚が入れ替わっても立憲政治の根幹が失われないよう制度化することにある。言い換えれば属人から属制への転換を図ることだ。(ちなみに、神棚に祀ることで天皇政治勢力を接近させずまた天皇権力事実上制限したのが、まさに伊藤(井上伊東)の深謀遠慮というものだ。この賢察を思うにつけ、天皇機関説排撃とかバカジャネーノとしか言えん。天皇機関にするのが憲法だろ!)。

しかしそれでも、憲法に明記されない微妙問題、あるいは高度な政治判断が求められる局面になると、個人パーソナリティーや個人間の特別関係ものを言うことが多い。要するに、当面の政敵でも共に維新回天の荒波を潜り抜けてきたという同志的な感覚とそれに基づく信頼・敬意・連帯感があり、最後最後ではその琴線に訴えかけることで複雑な問題の調整が図られているように思える。制度に足りない部分を人情が補っている、草創期ならではの危うい立憲制。

そして明治元勲が皆世を去ってしまうと、憲法は輝かしいけれど文字になり、制度要塞になり、縦割り・現場無視党利党略・悪い意味での官僚的態度等々が前面に出てしまい、それが政権運営不安定さや政党政治機能不全につながった……のではないか日中戦争前後政府官僚・軍・政党を見ていて感じるのは、よく「彼は調整型の人物で…」というが、政治的調整とは調整役が何とかしてくれるということではなく、また調整役とは八方美人意味であるはずがない。

三条近代立憲政治にふさわしいリーダーではないが、ある時期には彼のような調整役が必要で、それは彼が出自人徳という計画的習得できるようなものではない要素を備えていたからで、そういう意味で代えのきかない存在だった(武器として装備しました、ではなく、元々そういう人だ(あるいはそのように見える)という点こそが重要)。その後の政府現代組織於いて三条人物三条のような高い地位を占めるべきかと言われれば疑問だが、組織運営(特に責任者の周囲)に於いて三条的な役割不要成る事は決してない。三条合理的積極的存在意義を見出すという著者の意図は十分成功しているし、その存在意義はそのようなことをも示唆しているのではないか

2020-02-11

anond:20200211112537

ITエンジニア社会的地位の拡大はインターネットの普及が大きな役割果たしているが、

20年ほど前まではインターネット治外法権的な性格が強かった

もちろん完全に法から自由ではないけど、違法アップロード犯罪予告違法物の取引などが行われていた

警察IT捜査能力もまだ低く、法律も新種のサイバー犯罪をどのように捌くか決めかねているところがあった

国家法治能力が及ばない世界では、レッシグが語るようにコードが法でありエンジニア支配者だった

IT業界にはかつての自分たち自治区が、国家統治されていくのを潜在的に快く思っていない人たちが少なからずいるんだろう

2019-12-20

立憲主義とか無視して「多数決こそが民主主義だ!」としか言わん奴ら、法治そもそも向いてなさそう。

ホモ・サピエンスサピエンス啓蒙思想10万年はやかったんやなあ…

2019-12-18

anond:20191218104507

法治主義という元増田言葉が正しいかどうかは知らんが、

民主主義の結果でも憲法違反はできないという説もあるし、すくなくとも立憲主義国家の下では

法治によって民主主義が損なわれることもあり得ると思うが……

本部分は憲法改正もできないという説にたてばなおさら。まあ革命権との兼ね合いでいろいろあやふやだけど。

2019-12-07

anond:20191207072631

SNSが出てきたときのこいつが法治を殺すとは思わなかったわ

2019-11-28

anond:20191128104234

被害者と更生を促す公的機関を一緒くたにするのはどうなのか。

法と公的支援無視し、いわゆる「道から外れてしまった」人々をどう法治社会になじませるかという教育を一切放棄する考えは結局治安を悪くすることになるのではないか

犯罪を犯した人は怖い。怖い人は排除すべき」という感情が強くあり、どうすればより良く安全生活を送れるのかか考えてはいいか

犯罪はどうあっても起こり得る。そこから目をそらしてるだけで、「わるいやつにはなにやってもよい」という感情を優先させているだけのように思える。

感情を優先させただけでは犯罪に巻き込まれ可能性が少なくなるわけではない。

2019-11-15

anond:20191114145226

お前が当たり前のように考えている法治

安定した社会

事実を貴び、契約意味を持つ、信頼しあえる社会

実は宗教からきている

創造主のふるまい=自然真実であり侵すことができない物

創造主への約束=戒律法律

イスラム法ローマ法王アメリカ裁判では聖書に手を置く、日本ではすべての法律天皇署名する

全部近代国家宗教ベース法治を成り立たせているんだ

中韓法治が成り立たない、嘘つきだらけなのは、奴らが人治主義(人より上の存在=事実を貴ばない)な文化から

天皇神話起源に持つ存在であり、日本法治と安定した社会を実現するのに

ものすごく重要存在なんだよ

その神話継承する超重要儀式がお前がやめろと言っている儀式だろ

そんなことをしたら日本は3流の人治国家になり果てる

こういうこと学校で教えてくれない、自分勉強しなさい

2019-10-30

天皇絶対必要

まず中韓はなんでうそを平気でつくか教えてやる

うそとは事実に反することー事実って何よ?なんでそれに反したらいけないのか?

事実は人の意思より尊重されるべきという感覚、これは欧米+日本人基本的な考え方だが実は地球上のありとあらゆる人にとって当たり前の感覚ではない。

事実とは創造主のふるまいの事なんだよね。

人間を含むすべての物を想像した創造主がなしたこと事実から人間より偉いわけ。

これは創造主(ヤハウェ日本では天照大御神)が信仰対象となっている人々の間では当たり前すぎる間隔なんだわ

ひるがえって中韓では、儒教の仁が最優先とされる。仁とは「他人に対する親愛の情、優しさ」の事でつまり他者

事実を超えて優しくしていい、むしろそうしろという事

そして自分の属する集団の長に近ければ近いほど仁を優先しなければならない(家族なら親)

まりだな中韓の人々は事実ではなく、自分の属する集団の為に最大限の仁を発揮するのが正しいと思っているわけなのよ

そんなだから事実客観的に観察する科学にはかなり弱い

韓国人ノーベル賞が出ないのはこれが理由

次に法治に話を移そう

法を守らなければいけない、法を破ったら罰してもいいのはなんでだ?

これも創造主信仰と密接な関係がある。

法の源泉は、創造主に人が約束した事柄(戒律)なんだよね。創造主との約束をたがえたものは罰せられて当たり前という感覚

これは宗教からきている。

欧州には「法」王がいるだろ、アメリカも元々牧師アメリカに渡ったときに神とその地を治めることを約束した文書から

始まっているわけだ。(法廷証言する時にも聖書に手を置いてうそをつかないことを誓うだろう?)

さて、日本ではどうか?もうお分かりだと思うが、天皇創造主である天照大神末裔という神話であり

全ての法律天皇は目を通して署名をする.日本法王は「天皇

天皇は、法治事実を人より上に置く という基本的先進国の考え方を日本人

実装する非常に重要存在

これがなくなるとどうなるか?

中華文明と同じ人治主義となり飲み込まれるといっていい。

2019-09-14

法治国家って、いる?

から何?って程度の話なんだけど、地球上で大半の国、法治国家じゃん。

歴史的に、力があった国々が「法」ってもの発明たからなんだろうけど。

まあ、法治国家で暮らす上で文句はないんだけどね。

でも、法治国家以外の国家が、(法治じゃなかったら国家と言わないかな?部族か?)が科学技術を発展させることは可能だったんだろうか?

概ね幸せだが、法という制度が万能じゃない、というか設計コンセプトとして間違ってるような気もする。

例えば、僕が誰かを傷つけたとする。

なんかの不注意で追突でもしたとしよう。

法で、僕が賠償責任があると言われても、払うかどうかは、それ以前に結局僕に賠償額を払える能力があるかどうかによる。

払わなかったら、僕が刑務所、となったところで、被害者はなんの得もない。

法が規定する責任があるから払うとか、そういう問題じゃないと思う。法の役割が、人をむやみに傷つけないようにしましょうっていう啓蒙程度の役割なら、儒家がいうような徳治だって十分だ。

被害者救済のための高度なシステム事故被害者のための基金を作って、その原資の調達のために徴税して、ということをするためには法律という仕組みが都合がよいけれど、加害者を叩いてもなんの意味がない。

被害者救済のコストならとにかく、刑務所コスト市民が分担するってどうなんだろう?

弱者救済の仕組みというのは、最大のものはいわゆる社会保険なんだろうけど、これはホント資本主義経済との相性が悪い。

払った額より貰う額が少ない年金10負担で窓口で払う医療費より月々の健康保険料が高い、となると、払わない方が徳じゃね?

となるわけで。

その辺のガス抜きのために、本当の弱者のためだけに、みたいなことを言い出すと、余分なコストをかけて6300ページのpdfが作られるわけで。

話を戻して、ぶっちゃけ自由とか平等とか、そんなきになるんですかね?

技術屋の僕は宇宙とか深海かのことだけ考えて生きたいんですよ。

2019-09-08

俺の中で「キングダム」が完結した

俺はずっとマンガキングダム」を歴史スペクタクルマンガだと思っていたが、違った。

キングダムヤンキーマンガなのだ

地元都道府県、そして全国の高校のやべーやつらと戦って、全国制覇を目指す。キングダムフォーマットはそれだ。

からオリキャラ史実キャラわず量産型やばいやつが途切れることなく出てくる。「秦六将」とか「三大天」とか「魏火竜」とかは「〇〇高校四天王」みたいな感じだし。

と言うわけで自分の中で整理はついた。

それと同時に、寝る前とかに妄想してた「俺のキングダム」が先日無事始皇帝が死に、次世代英雄たちが顔見せして終わったので、俺の中のキングダムをここに書いて残しておきたい。

いやー、項燕は強敵でしたね…。

主な舞台は3つ

キングダムにはストーリーの軸となる舞台が3つある。

この3つだ。

この3つを経糸に、キャラクターを緯糸にしてストーリーが紡がれていく。歴史スペクタクルとしては標準的な形だ。

そして、主人公の信はこの3つの舞台全てにかかわっているという、まさに主人公らしい立ち位置にいる。

そして、それぞれの舞台で魅力的な人物が多数いるので、何をどうやっても面白くならないわけがないのがキングダムの魅力だ。

史実を見るだけでもやばいやつらがそれぞれにひしめいている。

それを一つずつ解決して、信と政がどんどん力をつけていく。この3つの舞台を上手く使えば、「有名人=とりあえずめっちゃ強い」というヤンキーマンガ文法から脱することも容易だ。

キングダムは非常に優れたフォーマットマンガと言えよう。

ヤンキーマンガ揶揄しているわけではなく、歴史を描くのにヤンキーマンガスタイルは合わない、と言うことだ。

さらに、3つの舞台それぞれにラスボスとなる人物存在することも非常に大きい。

以下、それぞれの舞台登場人物ラスボスを見ていこう。

ドロドロの王家の内情、暗殺劇が楽しめる宮中

原版の「キングダム」でもこの宮中編は極めて面白い。特に弟の2度の反乱のストーリーは素晴らしい。弟君には生きてほしかったぞ…!壁さんはそんなに…。

後宮のドロドロとした問題が、回りまわって政治問題となり、そして戦争に至るという、ある意味で「全ての元凶であることもポイントだ。

そして、そのど真ん中に秦王・政がいるわけで、のちの始皇帝となる彼の胸中にもスポットライトが当たる。ともすれば闇に飲まれる政を救うのが信であり、テンであり、向ちゃんちゃんである

特に信は様々な事件後宮に切り込んだことのある人物なので、後宮と言う閉鎖された環境を大きく振り回す役目も持っている。

そして、政治戦場という表舞台には出てこない、もう見た目からしてヤバい奴らが出てこれるのもこの宮中編だ。

うぉおおおお!角力剛拳

ベルセルクバーキラカ編がめっちゃ面白かったように、キングダム宮中編も面白いのだ。ここぞとばかりに妖術!仙術!奇々怪々!な人外もの共演が魅力だ。

そして、この宮中編で出会ったキョウカイと戦場編、そして政治編を共にしていくという、まさに「裏から舞台に、闇から光にぐいぐい引っ張り上げていく」信というキャラの魅力も存分に楽しめる。

テンは軍師としてではなく、この後宮における諜報活動をメインの舞台にして、趙高と対決しつつ、対外的には山の民との折衝を、内に対しては暗殺者たちの警戒を、そして信が戦場に行っている間の領地経営などをすれば、「テンにしかできないこと」によって信や政をサポートできる。

そして、この宮中編のラスボスはやはりコイツしかいない。

荊軻である

キングダム世界の最強の暗殺者として描写される荊軻は、政、信、テン、キョウカイと物理的に対決することができる貴重な存在だし、中国史上最も有名な暗殺者(だと思う)で、しか人格高潔。また「傍若無人」の語源にもなった男として(語源結構いい意味)、知名度エピソード的にも隙がない。

理想のためには己の手を汚す、歴史汚名を残しても構わないという政に向かって、「そうはいってもお前がやっていることは中華全土の民を苦しめる行為である」と喝破できる暗殺者。荊軻こそ宮中ラスボス

ここに至り、政や信はルァァ!ではなく、筋として、現実的な回答としての「善い国」を目指さねばならなくなる。そして、史実では成功したとは言えない始皇帝の各種改革の意義も、きちんと読者に提示することができよう。

荊軻とキョウカイの戦いはワレブシンなどとは格の違う激戦が展開される。

闇を心に宿す聖王である政と、光を心に宿す暗殺者の荊軻という対比もいい。

荊軻がどのような最期を迎えても、読者に強烈な印象を持たせられるはずだ。

また、結局のところ最後最後まで残る秦国最悪の毒である趙高のヤバさも存分に描くことができる。趙高荊軻の対比も面白いかもしれない。人格最悪の宦官と、人格最良の暗殺者とかね。ベタかもしれないけど。

外交領土経営が楽しめる政治

主人公がどんどん成り上がっていく、となれば、それはもうアメリカンドリーム世界なので面白くないわけがない。

クッソボロい小屋から始まって、村、町、郡、県、そして国政にもさんかする秦国重要人物になっていく様は、政の目線から見ても面白ものになる。

政が初めて信に褒美を手渡したシーンは名シーンだ。家で待ってるテンもかわいい

最初のうちは昌文君の後ろにくっついて国政や外交見学するわけだが、そこにキョウカイも連れて行ったりしたのは面白かったな。

賓客として訪れる各国の重要人物との縁もできるし、そこから戦場対峙するギャップもいい。

しかし何より楽しいのはやはり領土経営だろう。

テンちゃんには後宮での諜報活動の傍ら、こちらに注力していただいて、戦場ストレスを抱えるよりこちらでほのぼのと領地経営をしていただきたい。たまにキョウカイが飯を食いに来るとか。

そのうち王騎の城をもらえることになったりとかね。

秦は法治主義がかなり浸透してるので、その法治主義の利点、欠点商鞅の件みたいな)をひきつつ、では信はどういう国を理想とするのか、政はそのためにどういう王でなければならないかが描き出される。

領地経営を通じて、信は大きく成長し、その経験戦場でも生かされることになるだろう。

なぜ法治国家であった秦が強かったのか。他国との違いは何か、かかすことのできないストーリーになるだろう。

ラスボスはいろいろと考えられる。外交面では斉王だろうが、「国家運営」と言うところまで話が広がれば、丞相・李斯とどういう関係になるかが問題になるだろう。

また、後宮編ともリンクするが、政の二人の息子の問題が大きくクローズアップされる。

政は長男をどう思っているのか?それがキーポイントとなる。

信は王子にどうかかわるのか。

そしてここでは蒙恬も大きな役目を果たす。

蒙恬は知略、政治にも優れたイケメンで、最終的に政の長男を奉じて最後まで行動(史記では批判されているが)し、悲劇的な最期を遂げることになるのだが、そこに至る伏線を張り巡らすにはちょうどいいだろう。

この政治編のサブ主人公蒙恬と言える。李斯趙高に対抗するにはどうするか、王子をどう教育するか。

個人的に、政の長男扶蘇に「おじさん」と呼ばれてめっちゃなつかれる蒙恬が見たい。

しろ扶蘇女の子でもいいぞ。女の子から継承から廃された、とかね。

蒙恬はテンちゃんとくっついてもいい。むしろそれだけの材料は十分にある。

宮中編がトリガーとすれば、政治編は撃鉄と言うことになるだろうか。

そして、全ての決着をつける弾丸となる戦場編に舞台は移動する。

武将の華・戦場

ドンドンドン

誰が至強か!?

ドンドンドン

誰が至強か!?

ドンドンドン!!

 汗 明 ! 

大体このノリでOKだ。文官だった汗明さんがこんな至強に。それがキングダム戦場である

宮中編、政治編とはまたベクトルの違った奇人変人ステージとなるこの戦場編では信には思う存分ルァァしてもらって、キョウカイにはスヒンしてもらえばそれでいいと思う。

ここに関してはさほど言うことはない。みんなが思っているような戦場を思い描いてくれればOKだ。

ただ、ぶっちゃけもうちょっと項翼の格は上げてほしいし、何なら戦国最強の項一族とか捏造して項翼のみならず項翔とか項離とか項飛とか「項+飛翔系」の量産型をそろえてもいいかもしれない。ダメか。

それはともかく、李牧さんには政治編でも活躍してもらえるので、戦場での出番はここ一番まで取っておいてもらって、部下のニンジャマスクには退場していただければそれでいいような気がする。ニンジャマスクはなる早でキョウカイに切り捨ててもらえるとありがたい。

この戦場編でのサブ主人公は王賁と言うことになるだろうか。

ベジータのようないいライバル関係になってほしいところ。

上手く描写すれば王賁とキョウカイがいい雰囲気になる寸前のところくらいまで言っても受け入れられると思うんだよね。

ラスボスは当然のごとく項燕。

カリンさんは政治編でも頑張ってもらえばいいので、やはりラスボスはこのオッサンだろう。

後の覇王項羽のおじいちゃんなので、ぶっちゃけもう項羽として描いてもいいんじゃないって感じはする。歳の問題はあるが。

そして、重要なことは次である

キングダム最大の懸念

「信、イキリ散らした挙句の大惨敗問題

である。みんな心配しているだろう。

でも、これは、割と簡単解決する。

というのも、信が楚に20万(だっけ)で攻め入った時、蒙恬も一緒にいるのだ。

蒙恬=知将+イケメンなので、蒙恬がいたのにそんな無様なことにはならんだろと言う予測がつく。

そして、歴史作品の魅力と言えば、「なぜその人物はそんなことをしたのか」に上手い理由をつけるのが醍醐味

ならば、簡単に「なぜイキリ散らしたのか」に理由がつけられる。

それは、

楚を、項燕を倒すためには二段攻撃必要だったか

OKだ!

楚は国土がでかい長江もある。ゆえに他国からまり侵略を受けていないので、楚の内部の城郭がどうなっているのか、兵士はどれくらいいるのかが全く分からない。

なので、だれかが犠牲になってでも強行偵察&戦力を評価をしなければならない。今秦国が動かせるのは80万しかない。いきなり80万で出て行っても、翻弄されて撃破される可能性がある。

ならば、秦王の最も信頼の厚い将軍である信がその「潰れ役」を買って出て、次なる勝利布石とする!

みたいなことを信の口から言わせれば、信がこれまで経験してきたことで説得力もあるし、王翦ら歴戦の将軍も納得し、一目置かれるだろう。

そうならば、「泥臭いもこなせる」楽華隊を率い、信の親友である蒙恬がついてきてくれることにも全く違和感がない。

王賁もこのころまでにギスギスをやめて、劇場版ジャイアンみたいな感じで送りだしてくれるだろう。

で、決死の強行偵察であることを悟らせないために(朝廷にもスパイ入ってるだろうし)、公的にも、歴史的にも、「信とかい若い将軍がイキって20万で楚を攻める」という体にしておく。

「天下の大将軍になる」という目標の信が、「政の目指す国のために、名誉を捨てる」という、劇的な変化を見られるのだ。

そんな内情を、何となく兵士たちは察したときキングダム冒頭の「李信将軍!」とついていくのだろう。熱い話である

李信一族

歴史を見ると、李信一族は「優秀だが報われない」一族であることがわかる。

李信の子である将軍・李広は武勇を誇るも功績を認められる憤死

その李広の孫である李陵は「あいつは寝返った」と勘違いされ、不名誉を着ることになった。

しか一族は決して衰退することな繁栄しのちの世にまで子孫を繋いでいる。

まり、「報われない一族でありながらも、きちんと評価してくれている人がいる」という一族でもある。

その筆頭が、史記を書いた司馬遷だ。先の李陵を弁護したため宮刑を受けてしまった司馬遷は、「自殺よりも歴史書だ!」と熱い情熱を燃やし、史記を書きとおした。

キングダム李信史記、これが一つにつながるのである

さらに、詩仙・李白李信一族の子孫なのである

李白始皇帝について詠んだ詩があるという話は聞いているんだが、それはまだ確認できていないが、ラストシーン李白に詩を読ませるところでしめてもいいかもしれない。

誰のための大将軍なのか

結局のところ、信が大将軍を目指して走ってきたのは、漂との約束があるからだ。

最初はただの功名心で始まった大将軍の道が、様々な出会いと別れで肉付けされていく。これがキングダムの一番の幹である

そこで、自分の夢を命を預けられる親友、政にであい、道を同じくする。

そして、「政の目指す国を作るための剣になる」ことに目標がほんの少しスライドするのである。その道の先に、名誉を捨てて理想のために戦うという、信の本来の姿が浮かび上がってくる。

李信大敗後、だれも責任を追及しないし、処刑もされないし、子孫は漢の時代からそのあとにも反映している。

それは史書には残せずとも、当時の人は本当のことを知っていたということにできる。

王賁あたりに「信、お前がナンバーワンだ」と言ってもらおう。

エンディング

キングダムがさわやかに終わる可能はどのくらいあるのだろうか。

かなり難しい気はする。

まぁ焚書坑儒については、ある程度行ける。

焚書で焼いたのは、各国の歴史書と、法律の本だ。あと儒教経典

これは当時の世相を考えれば、何とか理解できるような気がする。というのも、ぶっちゃけ中華史上初の統一国家を作る、となれば、強引にでも意思統一しなければならない。

そのために、「俺らの祖先は秦にころされたんだぜ」というような本は廃さねばならなかったろうし、儒教経典については、はっきり言って法治国家儒教邪魔なので、致し方ないといえる。

なんせ、儒教は「徳のある君主統治するなら、法律など不要」「法律なんてものを作ったら、その法律の穴を利用しようとする小物ばかりになってしまう」というものなので。

その代わり、農業書や実用書は焼かれずに奨励されたというしね。

あくまでも実利、実学法治思想での近代的な国家運営を目指した、が、それは時代が早すぎた。という感じなのか。

あるいは、「今理解されずともよい。後世に理想を見せるための建国なのだ」と言わせるか。事実、これ以降の中華大陸は「統一しなければならない」という意識がかなり強まった気はする。そして宋の時代中華思想が完成するわけで。

ボス

キングダム世界には裏ボス豊富だ。

まず趙高。いうまでもなく裏ボスだ。李斯も裏ボス風味ではある。

そして、裏ボスとしての説得力最高の人物がいる。史上最高の軍師張良だ。

なんとこの張良史書デビューしたのは始皇帝暗殺だ。始皇帝の乗る車にハンマーを投げ込ませるというエクストリーム暗殺未遂を起こしており、そこで追われる身となってセンプク。その最中軍学を学び、史上最高の軍師誕生するわけだが、

この経歴&女性のような容姿&仙術修行趣味から考えると…

暗殺者系の最上位の裏ボスになりうる!

仙術!妖術!暗殺術!キョウカイ以上の美貌!恐るべき頭脳

割と裏ボスにぴったりなんではないだろうか。

しろ張良始皇帝暗殺しちゃってもいいかもしれん。病気でなくなるよりは劇的だろうし。

後は妖術師徐福だな!

格はだいぶ落ちるが!

まぁいいか

最後

余命少ない俺には、生きている間にキングダム完結が見られないのでこんなことを書きました。

俺の代わりに最終回まで見届けてほしい。

2019-09-06

anond:20190905002238

あー…、今ちょっと手が空いたから…、考えながらポツポツ暇潰し兼ねて打ってるが…。

 まぁ、分かる部分と「違うぞ」って教えてやらなきゃいけねー部分があんだよ。

……あのな? 悪い事したやつが法律で罰を受け終わったら全部なかった事にできるの? “みたいな”部分については、“分かる”から、“同意”はする。

 それから、法で許されれば何でもいいの? “みたいな”部分は、“たぶん人として正しい”から、「そうだよなー、法律善悪って重なってる部分は多いけど違うんだよなー、ニンゲン法律だけじゃねーよなー」って“言っておいてやる。”

 それからはてなーホント現実に生きてるの? って部分なんだけど、これは“スゲー共感”するな。ww それが良いかいかは置いといてだが。

……んで、な?

 女の子イジメてムショにブチ込まれても刑期が終わって出てきたら無罪放免一般ピーポヅラして人生エンジョイが当たり前とか被害者的に絶対許せないしそんなヤツが周囲で生活してると思っただけで(略 馬鹿じゃないの? 死ねば? 何がリベラルなの? 理屈じゃそうかもしれないけど被害を受けた立場の身になってみなさいよ引きこもりじゃないの? って“イイ感じに吹け上がってるように見えるある意味ヘイト染みた感情論”についてなんだけどな…?

 オマエさんが言いたいのが『過去悪事絶対に許さなニダ! 千年でも一万年でもこっちの気の済むまで賠償させるニダ!』“ではないとして”言うが――、

そんな後ろ向きにしか物事を考えられない可哀想なニンゲン達と同じように見られたくてこれを書いたのか…?


 細かく突っ込むとオマエさんの主張には数多くの勘違いと早合点と穴がありまくりなんだが、ここの連中はもう議論もできないし返信もしなくなってきてるからやめとこう。

はてな全体、とか、馬鹿、とか、リベラル、とか、法治倫理、とか専門家でも定義できてないだろ?w)

 じゃぁどこを教えてやらなきゃならねーかって言うと、最大の問題は「仮に犯罪者人権をそうでないニンゲンと違うことにしたらどうなると思う?」って部分なんだよ。

法律が全てじゃないのには同意したが、それでも犯罪者ってのはいるワケで、そいつらは一生、死ぬまで、どれだけ善行を積んで尊敬される事をして人助けをしても過去は消えないんだよな? そしてそいつは認められないし、いつ同じ犯罪をするか分からいから――、

 …ええと、どうすんだ? 性犯罪者タグつけてGPSで周知させりゃいいのか? ……どうするか何も書いてないけど。現実問題として。

アレだよな、法律が全てじゃないのは法で裁けない善行や悪行や小さな行為、それに情の部分や法の不備なんかがあるからだと思うが、例えばGPS付けたとして、犯罪歴のないクソロリコン野郎そいつを使って犯罪者のいく先々でガキにイタズラしまくったらどうなると思う?

 それからロリじゃなくて普通の?強姦魔みてーのにも同じ事が言えるしできるよな? 「あの人痴漢です!」って叫ぶだけで幾らでも社会復帰を阻止できるんで、それを更に逆手に取って「叫ばれたくなかったら私が先に買おうと思ってた一本148円の大根から離れなさい!」とか、「私今身体が疼くのよこっちに来て奉仕しなさい!」とか、「貴方の手記は犯罪を基にしているんだから今住んでいる場所バラされたくなかったら印税の1割を寄付しなさい」とか、まぁなんか幾らでもできちゃうし、“倫理感のないやつは法律が許せばなんでもする”んだからそんなの防げないよな?

 法治上、犯罪歴のある奴とないヤツは同じように扱えないんだろ?

これ、実は意外とムチャな話でもなくて、裁判過去犯罪歴ってのはタイテーが引き合いに出されるから実際問題でもそーいう部分ってあるワケ。

 ヒトとしてそれが正しいかどうかは別としてな?

んで、オマエさんは女の子に対するいたずらにしか目が行ってないみたいだが、これってあらゆる犯罪に通じる話だし、もっと言えばあらゆる行為に繋がる話でもある。

 実はとてもとても、すごーくすごーく深遠な、難しーい話なんだよ。

法に触れなければいいのかって部分では、ある特定集団匿名馬鹿呼ばわりするのは許されるのか?

 大勢の人の目に触れる部分で「わかった」と書きながら何も分かっていない人間レッテル貼り社会にどんな悪影響を及ぼすか?

碌に考えもしないで現行の法体系無知蒙昧な知識批判し、ヘイト差別を振りまくのは犯罪に当たらないのか?

 そういった間違いを指摘して貰っても感謝言葉すらなく無言で元記事を削除するような極めて卑怯且つ言い逃げの、匿名文化ひいてはweb無償交流社会自体破壊する悪辣焚書善意蹂躙行為は一体誰がどうやって捌き、どのように受け止められたら良いのか?(今までに何度もあった。誰も真面目に話さなくなるのは当たり前だ)

 etc etc

仮にこれらが法で裁けるようになったとしたら、オマエさんの「はてなーはみんな馬鹿似非リベラル発言未来永劫オマエさん個人に紐付けられ、オマエさんがwebで何を言おうとも「あの人は感情でよく考えもせずにモノを言って人の欠点をどこまでも追及しレッテルを貼って周囲を攻撃した上に決して許さない人」ってのが拡まっていくワケだが……、

 そういう社会ってどう思う?

いや俺は別に遊び半分で書いてるから半分笑ってるし大して責める気もないんだけど(笑)


 …まぁなんだ? 日本には人を呪わば穴二つって言葉があるが、海外でもあるんだってよ。

Curses return upon the heads of those that curse.

 故事ことわざ辞典ってので出てたんだが、出典は分からなかった。

悪事咎めるのは尊い行為なの“かも”しれんが、恨みでいつの間にか自分自身が悪にならんようにな。


 別に返信もいらねーし元記事を消してもいいよ。俺はもう大してweb善意に期待してないから。

ただ、もうちょっと落ち着いてじっくり物を考える癖を付けな。

 誰かを責める為に言葉を紡ぐのは無益しかないよ。

2019-09-05

はてな民って超馬鹿だったんだな

個別ブクマカが変なこと書いてもなんとも思わないがEXIT兼近の件ではてな全体が馬鹿であることがわかった。

過去犯罪歴法治主義に従って刑罰を受ければ問題ないとかマジで言ってるの?じゃあ殺人とかレイプした人間会社はいってきても君達は平気なの?しかも兼近ってベビーシッターやってるみたいじゃん。少女売春斡旋してた人間自分の子供あずけられるの?赤ちゃんが成長して7年後小学生になって突然連絡がきてお小遣いあげるからおじさんとハグしてって斡旋するかもしれないのに?

法律で縛らない限り少女を売るようなクズはいっさい付き合いたくないのだが。倫理感のないやつは法律が許せばなんでもするよ?

世界コンセンサスとして未成年少女を売るなんて行為クズしかないんだけど。軽蔑されて当然のことなのに誰も倫理言及してないのが本当に面白いね。罪を償えば何をしてたとしてもいいとかまじやべえ集団じゃんはてなって。

過去犯罪歴でいえばさかきばらが絶歌出版した時、はてなではめちゃくちゃ叩かれてたよね。今回は叩いてないけどなんで?犯罪過去のものネタにしてるから?でもあの時も表に出てくるなってコメントがたくさんあったよね。絶歌出版犯罪心理学的には社会に貢献してると言えるんじゃないの?罪を償ったんだから印税をもらっても問題ないし。

実家貧乏でそういう環境にいたからとか同情してる馬鹿もいたけどじゃあ加藤智大歩行者をひき殺したのも「そういう状態にあったかしょうがない」とでも擁護するつもり?京アニ放火した青葉真司も小説を盗まれたとか妄想してたか放火したのはしょうがないとでもいうのか?本当に馬鹿なんじゃねーの?

あと同じ今日記事剣道指導中に鼓膜がやぶれて云々ってニュースがあったけどそれは叩いて少女売春斡旋は叩かないってどんなだよ。意味不明すぎる。どんな倫理観で物事判断してるんだ?剣道の件だってスポーツの上で起きたなら法治問題ないだろ。ボクシングで殴りころしてしまったみたいな話でしかないとも法治上はとれるだろ。

第三者視点しか物事を見ないブクマカ似非リベラルっぷりがよくわかるニュースだったよ。倫理実態も考えずにリベラル言動だけするおまえらってほんとに現実に生きてんの?全員ひきこもり

2019-08-08

あいちトリエンナーレについて

話題になっているあいちトリエンナーレについて個人的に思うことが色々あったので書こうと思う。細かいことを話して特定されると普通に死ぬのでぼかすが、一応運営ボランティアとして展示に参加している。

クソ長い。

====

表現不自由展・その後」について

最初に断っておくと、今話題になっている「表現不自由展・その後」についてだが、私はぶっちゃけ見ていない。今となっては炎上が勃発した時点で見に行っておくべきだったと後悔しているのだが、いやだってまさか3日で終わるとは思わねえもん。

と、いうのも事前のボランティア研修とかで「表現不自由展・その後」に注目している人は私の知る限りほぼ皆無だったからだ。一応警備対応とかの事情説明は受けたがそれについて「楽しみだ」とか「心配だ」とか言っている人は居なかった。別に目を逸らしていたとか重大性を認識していなかったとかではなく、ちゃん理由もある。

他の人は知らないが、個人的には「表現不自由展・その後」については「色んな理由で各地の展示会から撤去された作品を集めてみました」くらいの認識だった。面白そうな企画だ、地獄デスマッチ感がある。しかし確かに面白そうだが、言ってしまえばそれだけなのだ

話が変わるが我々ボランティア研修で何をやっているかと言うと、作品知識を蓄えるのではなく、自身感性に従って自由に鑑賞する、所謂対話型鑑賞とかVTS(定義微妙に違うのだが)と呼ばれているもの実践している。具体的にどんな感じかというと、背景知識はほぼなしで作品を見て

「すごく煌びやかで綺麗、幸せカップルの絵に見える」

「画面は綺麗だけど、人物の顔が悲しそう、破局予兆しているのでは?」

関係ないけど雲の形が昨日食べたたこ焼きに似てる」

などとそれぞれの感性経験に基づいて解釈を語りあうのだ。これが結構楽しい。例えるなら深夜のファミレスオタクが集まってエヴァ最終回について語り合っている状態に近い。割と何分でもやっていられる。

だがそういった観点から見ると、「表現不自由展・その後」があまり魅力的でないことは分かってもらえると思う。「近代化」、「ジェンダー」、「作家自身の半生」、トリエンナーレには複雑なテーマを持った鑑賞しがいのある作品が沢山出品されている。「表現不自由展・その後」は企画としては面白いがある意味企画落ち」なのだ。事前に具体的な作品内容が分からなかったというのもあるが、それ以上掘り下げようがない。寧ろ中止になった今の方が色々語れる。

そんなわけで「表現不自由展・その後」がここまでの話題になったのはかなり意外だったし、多くの人にとってあいちトリエンナーレ第一印象がそれになってしまったのは少し残念でもある。

慰安婦像インパクトコンテクスト

さて「表現不自由展・その後」の中でも特によく燃えていたのが慰安婦昭和天皇絡みの展示だと思う。政治的インパクト抜群だからだ。だがここまで千字くらい駄文を読まされて大分心と頭が冷え切っているところだと思うので、少し冷静に展示のコンテクストについても考えて欲しい。

表現不自由展・その後」は「あちこちの展示会で撤去されたやつを集めて展示する」というコンセプトで行われている。よってこの企画で展示されているのは慰安婦像それ自体ではなく、あくまで「どっかから撤去された慰安婦像なのだ

ソウル日本大使館前慰安婦像が設置されたときメディアはこぞって大使館慰安婦像が一緒に映った映像放送したと思うが、あの報道に対して「不快から映すな」と怒った人は居ただろうか。まあ居なくはなかったかもしれないが、多分映さない方がもっと怒られるだろう。怒らないのはそれが「大使館の前に慰安婦像が設置されたという報道」だとコンテクストも含めて理解しているからだ(勿論どちらの場合制作サイドの意図別にあるのだが)。

今回の展示ではそこのコンテクストおざなりにされたまま、日本に実物の慰安婦像が展示されているというインパクトと、SNS上の断片的な情報事態が拡大してしまった感がある。

また若干話が大きくなるが、余裕があったら歴史的コンテクストについても一度考えてみて欲しい。慰安婦像というと直ぐに反日というイメージに結びつけがちだが、何故そう思うのか。

そもそも慰安婦なんて居なかったと考えている人からすれば一応理屈は通っている、悪意のある捏造ということになるからだ。

しかし、詳細については諸説あるが、そういうもの存在したということだけについては歴史的資料も揃っているし、両国見解も一致している。つまるところ歴史に認められているのだ。

負の歴史を展示し続けることは未来に生きるだれかにとっての悪意になるのか、日本を始め第二次世界大戦に関わった各国には慰霊碑モニュメントがある、ドイツカンボジアには国内虐殺記憶するモニュメントがある、それを見て不快になる人はいるだろうし、寧ろ不快になるべきなのかもしれないが、ならそれらは排除されるべき悪意なのか、そもそも悪意は無条件に「悪」なのか。

場所によって反応も変わる、オバマ広島原爆資料館に行ったが、アメリカスミソニアンエノラ・ゲイ展示をやろうとしたとき退役軍人たちからバッシングが来た。そういった反応の違いは展示の意味、ひいては歴史意味に影響を与え得るのか、得ないのか。

そして誰の、誰に対する悪意なのか、人の属性は一つでないし必ずしもはっきり分類出来る訳でもない、あなたが引いた「味方」と「敵」の線など気にも留めず他人は好き勝手踏み越えて生きる。例えば、韓国人男性日本女性慰安婦について議論しているとして、彼らは一体どの立場にいるのか、そこに存在する先入観は何か。

話が大分概念的になってしまったが、何が言いたかたかというと、コンテクストというのはそれだけ膨大で複雑なのだ

勿論コンテクストには政治だってまれる。慰安婦像純粋歴史的モニュメントというより政治的に使われているのは明らかだし、恐らくそれは大半の日本人のせいではないので、あん一触即発もの見たくも聞きたくもない、というのは分かるし別に普段はそれで構わないと思う。

ただ死ぬほど暇なときにでも少し考えてみて欲しい。メディア報道を見ていると日韓政治的同意が得られれば慰安婦像撤去されていると考えている人もいるようだが、その必然性はない、だって歴史に認められているから。というかそれで撤去されたらマジで純粋プロパガンダだったって言っているようなものからやめろ。

像はコンテクストの中で存在し続けるし、今回の展示もそのコンテクストの一部である

批判するにせよ擁護するにせよそこに対する考察がなければそれはインパクトに押された感情任せでしかないだろう。

それでも慰安婦像許せないし完全に撤去したいんだけどっていう人はどうすればいいかって?そこも歴史に学ぼう。

アメリカコロンブスとかリー将軍の像が次々撤去されているのはニュースで聞いた人もいるだろう。時代の変化とともに歴史観は書き換わる。虐殺奴隷制擁護者としての側面が評価され、彼らは英雄ではなくなった。もはや歴史に認められていないから像だって撤去される。

個人的には英雄として評価されていた歴史も含め展示するのも面白いんじゃないかとも思うが、少なくとも公共の場モニュメントとしてはふさわしくないと判断されているのだ。

まり慰安婦像撤去したいのなら何らかの方法歴史観を書き換えれば良い。そして歴史学の徒は全力で戦って阻止すれば良い。

トリエンナーレ側の対応について

トリエンナーレ運営が「表現不自由展・その後」の公開を取りやめたことについて、ネット上では様々な意見が飛び交っている。これについては「脅迫に屈した」とか「作家許可をとっていなかった」とか確かに色々と問題がある気はするのだが、津田総監督大村知事が会見で言っていた「安全管理上の問題」という観点からは正直仕方がないと思っている。

第一に展示施設自体問題だ。あいちトリエンナーレには複数の会場があり、「表現不自由展・その後」が展示されていたのは愛知県文化センターの8階、所謂「県美」だ。関係者の名誉のために言っておくが、日本災害が多いだけあって美術館博物館といった文化施設安全管理にはそれなりに注意が払われている。耐震設備に水害対策防火設備さらには盗難破壊防止のための監視員監視カメラが多くの施設で導入されている。

しかテロ大人数による襲撃までは対応出来ないというのが現実だろう。海外博物館ではそういった事態も想定して手荷物検査などを実施しているところもあるが、日本でそれをやるのは割に合わないと言わざるを得ない。

第二に運営側の問題最初に言っておくがあいちトリエンナーレのような文化事業というのは基本的にクソクソ&クソ金がない。

かに税金から拠出予算10億は大金だ、これだけあれば50回くらい安心して老後を過ごせる。しかしそれでアーティスト100人くらい呼んで75日間展示会をやれと言われたら難易度ルナティックだ(他に寄付金とかもあるので実際の予算規模はもっと大きいはずだが)。

よって私も含めた運営スタッフの多くはクオカード1枚で半日働くボランティアである。加えて事前に結構勉強もしないといけないし、当然交通費とかも出ない。

これだけ聞くと何が悲しくてそんな苦行をとか思われるかも知れないが、最初に言った通り美術館とか博物館とかも含めて文化事業は取り敢えず金がないので、もうそういう人たちがいないとほぼ成り立たないのだ。そこで講習会とかバックヤード体験を餌にこじらせ教養オタクたちをボランティアとして釣っている、というか釣られている(※個人の感想です)。言っていて悲しくなるし話が逸れるのでそこら辺は省くが、つまるところ何が言いたいかというと、テロとか起きると我々はタダ働きの挙句何も出来ずやられる。勘弁して欲しい。

最後に若干抽象的な話になるのだが、良くも悪くもあいちトリエンナーレは寄せ集めというのがある。

運営側の細かい事情は知らないが、直前までどんな作品が出るか分からなかったりしたので、少なくとも運営作家が一体となって特定テーマに沿った展示を作るという感じではないと思う。恐らく「情の時代」とかいぼんやりしたコンセプトに基づいて作家を招待して展示スペースを用意している感じだ。

表現不自由展・その後」だって別に運営企画した訳ではなく、かつて行われた「表現不自由展」を招待しただけだ。

展示施設職員に至ってはそれを公務員業務として受け入れているだけである

よって、運営の中心スタッフ、末端のボランティアスタッフ施設や関連団体スタッフさら作家間で一人一人が一つ一つの作品に全て賛同しているとかそんなことはあり得ない。まあそれはある程度の規模の組織では当然のことだと思うし、そうでなければ大規模で多様性のある展示会なんて開けないだろう。なので断っておきたいが、会場とかSNS関係者に絡んで「トリエンナーレ見解」とやらを聞き出そうとしてもそんなものはない、せめて総監督に聞いてくれ。

そんな緩い結束でつながっている人々を「脅迫に屈しない覚悟」に巻き込むのは正直言って無理がある。

それらを踏まえてトリエンナーレ運営対応はある程度仕方なかったとは思うのだが、しかしそうせざるを得ない状況には大きな問題がある。

表現自由について

先述の通り、施設組織問題テロ脅迫対応することは出来ないし、安全上の問題を考えると「表現不自由展・その後」の展示中止は仕方ない側面もあると思う。

しかし考えてもみて欲しい、そもそも武器とかガソリン持った奴相手に対抗できる団体個人がこの国にどれだけいるのだ、極真空手総本山とかか?結構大企業だって本気で襲撃されたら対応出来ないことの方が多いだろう、必然的にそれを仄めかす脅迫の時点で相手側の要求を飲まざるを得なくなる。

暴力による権利への挑戦に対しては個人レベルでなく、社会全体として対抗しなければならないし、行政側には憲法に基づいてその義務がある。

最初特定されたら困るから匿名意見すると書いたが、そもそも身の危険を感じて発現を躊躇しなければならない状況自体おかしいのだ(勿論それとは別に自衛はするが)。

また、津田総監督が会見によると脅迫と並んでまずかったのが「電話」らしい。

抗議の電話でまず事務局回線パンク、結果つながらなかった人たちが県美や文化センターに掛け、何の対策もしていない職員罵声を浴びせられる、しか公共施設なので切らずに対応しないといけないという事態になったらしい。所謂電突」と呼ばれるものだ。

ネット炎上とともに話題になることの多い電突は、市民による集団的抗議の形態とも見做せるが、一方でインターネットという新興メディアによるメディアスクラムともとれる、特にやられる方からすればそうだろう。

かに組織には説明責任がある、取材報道自由もある。けどそれが対象となる人々の生活を過度に制限するようになればそれは権利が守られている状態とは言えないし、何かしらの法にも触れそうなのだが、恐らく相手不特定多数ということで対策が難しいのだろう。スクラムを仕掛けた側を罰しろとかではなく、対象となった側を守る為の社会整備は必要だと思う(と、ずっと前から言われている気はするのだが…)。

誤解しないで欲しいが、ここでいいたいのは抗議をするなということではない。

表現自由というのは反論されない権利などではない、ただやり方の問題だ。

話がまた大きくなるが、個人的にはどれだけ平和主義を語っても「戦い」なんてものはなくならないと思っている。政治も、経済も、受験も、スポーツも、婚活も、創作も、結局は「戦い」なのだ、ただそれをいか物理的な暴力を伴わず決められたルール範囲内でやるかが、人類が積み上げてきた理性とか法治とか文明指標なのだと思う。

抗議は存分にやればいい、カウンターとなるアート作成しても良いし、ネットに長文を書き込んでも良い、署名デモでも良い。そして表現自由と言っても万能ではない、脅迫罪、威力業務妨害罪侮辱罪、名誉毀損罪、プライバシー権著作権憲法に定められた公共の福祉概念に基づいてそれを規制する法律なんてごまんとある。そのうちの何かに抵触してそうなら訴訟という手もある。ただやるからには全て合法的にやれというだけの話だ。

pixivで気に食わねえ解釈を見つけたら自分解釈を倍の質と量で投稿して相手の筆を折るのが仁義というものだろう。すまない今のは完全に個人意見から忘れてくれ。

じゃあこの場合どうしたらいいのか。

少し話が飛ぶが比較のため「コンビニエロ本問題」について話させて欲しい。「コンビニエロ本問題」とは女性客などからの抗議を受けてコンビニから18禁の本が撤去されている事態のことだ。あれを表現自由と結び付けて語る人もいるが、私はそうではないと思っている。

何故ならあくまコンビニ民間営利団体からだ。コンビニ業界に詳しい訳ではないので話半分に聞いて欲しいのだが、もしコンビニ側が「エロ本撤去しないとタピオカを積んだトラックで突っ込む」とか脅迫を受けているならば、それは許すべからざる犯罪だ、しかし多分そうではないだろう。

抗議が原因と言われているが、恐らくより正確には「エロ本絡みの抗議や客足減退に対してエロ本の売り上げが割に合わない」が原因なのだと思う。

コンビニ18禁本を最後に買ったのはいつだろう、正直質はともかく量と利便性ネットの方が格段に上だと思う。正確な売り上げは知らないが、エロ本だけで月々1兆円くらい純利益が出ているなら、あの容赦のないコンビニ業界Permalink | 記事への反応(15) | 22:16

2019-07-19

anond:20190719152559

俺は刑法改正流れると思ってるなあ。

理想はどうあれ法治から人治に世間は傾いてるでしょ。

2019-07-09

anond:20190709081444

予算委員会三か月未開催とか公文書改ざんとか統計不正野党じゃないと抑止できんやろ。

公約とか言ってる場合じゃないぞ。日本法治が脅かされてるからな。

2019-06-11

anond:20190611171253

正義に反する者を悪と断じ、正義の味方に反する悪の敵が徹底的に追い詰める。

Twitterはそんな悪の敵が蔓延ディスコミュニティだと分散SNSへと一部のユーザは逃避した。

我々はそろそろ勇気を持って認めるべきだと思う。

Twitterと利用する多くのユーザは公正、平等自由博愛倫理法治人権平和etc...健全を重視して運営コミュニケーションしようと模索し続けており、その結果がディスコミュニティ化してしまった現状であると。

少年少女の時分で胸に秘めた正義の味方であるアンパンマン仮面ライダーウルトラマン戦隊レンジャーセーラームーンプリキュア魔法少女が今アナタのような言動を取るか?

スゲー熱量だ。いやその通りだよTwitter正義の味方なんか居やしない。

タイムラインが闇堕ちする仕組み」に欠けている視点

タイムラインが闇堕ちする仕組み

https://note.mu/fladdict/n/n2984690f10a0

深津さんのこのエントリ、非常によくまとめられていてわかりやすく、個人的にも高く評価したいのだけれど、インターネットと共に育ってきた身(現在30代)としては欠けてる視点があるなと気付く。

先ず1つ目の欠けてる視点として例えば「2ちゃんねるではディスコミュニケーションを前提とする掲示板もしくはスレッドしかディスコミュニケーションほとんど発生していなかった」という点。

この「ほとんど」という部分が重要で、人間がいっぱい居れば口論が発生してしまうことは往々にしてあるので「絶対に発生しなかったわけじゃない」のは当たり前の話。

ディスコミュニケーションを前提とした掲示板って今でも一部で悪名の高い『生き物嫌い板』とかだよね(※動物愛護者はググらない方が精神衛生上良い。これは本当に心から善意博愛精神を持って全力強力に要請したい。ググるな知るな見るな)。

そして更に欠けている視点と言えば、これたぶん現在40代以上にはまったく知らないか、もしくは知っていても下らなすぎて一切関わりを持とうとせず内容を知らないユーザが多いと思うんだ。

それが何かと言えば「過去インターネットには『喧嘩板』と呼ばれるディスコミュニケーションを前提としたディスコミュニティ存在した」って点。

この喧嘩板はlivedoorしたらば掲示板へ各々のコミュニティ所属するユーザが好き勝手に設置していったもの2ちゃんねるには存在しなかった。

その喧嘩板の黎明期は各コミュニティ口論が発生した際にそのコミュニティ雰囲気破壊しすぎないようにユーザが各々に自浄作用として「オイちょっと体育館裏に来いやクソボケ!」的に設置するものだった。

まあつまり端的に言えば「口論をするため2ちゃんねるの外に設置された掲示板」ってわけだ。

しかし次第にその当初の目的は薄れていって(ストレス解消のためか)本当にどうでも良い理由口論することが目的2ちゃんねるの外の掲示板になっていったんだ。

悪ノリが過ぎる2ちゃんねる運営ですらここまでストレート口論するためだけが目的掲示板は設置していなくて、そのためか深津さんは「コミュニティ自浄のためのコミュニティ設立」「ディスコミュニケーションをするためのディスコミュニティ」を認識できていないんだよね。

こういうコミュニティ面白いところは現在のみんなは理解できるだろうけど「現在喧嘩板は廃れている」ということだね。

現在2ちゃんねるユーザ数が減っているとはいえ、完全にコミュニティ崩壊したのか?といえばそうではないとみんなは知っているはず。

少なくとも一定需要があった喧嘩板が廃れ、2ちゃんねるコミュニティが存続しているという事実は深津さんのエントリでは説明が付かない。

2ちゃんねるが存続している理由、これはおそらくきっと「喧嘩板は口論のたびに設置されることが多く、設置目的からして喧嘩板の寿命は非常に短かった」というのが関係していると思われる。

喧嘩板は2ちゃんねるコミュニティ崩壊しないよう、まるでアポトーシスのように2ちゃんねるの代わりに早々その役目を終える運命だったんだ。むしろその短命こそが目的だったとも言える。

改めて2ちゃんねるディスコミュニティ化を防ぐやり方を振り返る良いタイミングなのかもしれない。

  1. 大まかなジャンル掲示板を設置する
  2. 口論が起きるとユーザ口論用のスレッド作成する
  3. 口論収束せず口論用のスレッドが乱立するとlivedoorしたらば掲示板喧嘩板が設置される
  4. それでも口論収束しない場合運営に訴え出て新たに隔離板が設置される

まり2ちゃんねるでは問題が起きるたび枝分かれのように分岐してディスコミュニティ化を防いできたんだ。

ただこれは2ちゃんねるのみで起きたことではない。実は現代(平成終期)のTwitterでも確認している。

それは何かと言えば、Twitterディスコミュニティ化したと捉えた一部のユーザ分散SNSMastodon移住した件だ。

分散SNSはその大半がオープンソース提供され、各自自由に設置できるSNSだ。大小の規模を問わず分散SNS同士が相互接続することでコミュニティ形成している。

その流れの中で生まれたのが「テーマサーバ」と呼ばれる分散SNSサーバで、分散SNSを設置する際に音楽テーマイラストテーマなどお題目を掲げ、ゆるく話題を絞るという試みが起きた(このテーマ絶対基準でなくテーマに合っていない雑談をしても叱られることはない一応のお題目だ)。

2ちゃんのる的に言えば「専門板」に該当し、ゆるく話題を絞ることによって大幅な「板違い」を防ぐことが狙い。あまりにも自由だと怪訝な表情を浮かべざる得ない発言が目立ってしま可能性があるからだ。

分散SNSは「自由」に関してばかり着目されることが多く「ユーザ自由を縛る中央集権や、ユーザ発言価値観中央判断することへ対してのアンチテーゼである」ということが注目されやすいが、実はそればかりでない。

Twitterを例にすると、Twitter運営TwitterでなければならずTwitterを愛するユーザは決して認めないだろうが、分散SNSユーザはすでに「Twitterディスコミュニティである」と見做している。

Twitterを愛する者からすると多くの反論があるだろう。しか現実として分散SNS移住したユーザ代表格として一部のユーザTwitterというコミュニティを見限っている。

Twitter喧嘩板のような口論をし他者を罵るディスコミュニティだと烙印を捺したのだ。自身ルール押し付け合い、自身ルールに反した悪とみなせば徹底的に追い詰める。それがTwitterだと分散SNSユーザは言う。

突然、話は変わるが現在若者に人気のサブカルチャーコンテンツに「Fateシリーズ」という作品がある。

ゲーム小説漫画アニメと幅広くメディアミックスを展開する作品であり高い評価若者から受け人気だ。

そのFateシリーズに「アーチャー」と呼ばれる登場人物が居る。

詳細は省くが、アーチャーはもともと正義の味方へ憧れる少年であり、いつまでもその心を待ち続け、いつしか少年は成長し多くの人々を救ったことで正義の味方代名詞である英雄と称されるようになった。

そんな正義の味方アーチャーが登場するFateシリーズだが、長期シリーズでは付きもの登場人物がどんどん増えていくという長期シリーズの悪習を踏襲している。

そんな中で「オルタ化」と呼ばれる既存登場人物を再定義する設定が追加された。つまり同一人物ではあるが設定の違う二人目が現れたのだ。

もちろん既存登場人物の「アーチャー」にもオルタ化は適用された。ここでは「アーチャーオルタ」と呼ぶことにしよう。

アーチャーオルタアーチャー正義の味方たる魂が反転した存在という設定だ。なんだつまり悪役になったのか?と考えるのは誤りだ。

アーチャーオルタは悪を倒す。それも徹底的に追い詰め手段を問わず悪を殺戮する。悪を倒す正義の味方が反転した存在アーチャーオルタは「悪の敵」である

日本サブカルチャー界は2000年以降、これまで掘り下げられてきた「正義の味方」というテーマを非常に強く掘り下げてきた。もうそろそろ20年に到達する一大テーマだ。

ブギーポップは笑わない」「涼宮ハルヒの憂鬱」「とある魔術の禁書目録」「金色のガッシュベル!!」「機動戦士ガンダムSEED」「テラフォーマーズ」「僕のヒーローアカデミアetc...挙げればキリがないほど様々な正義の味方考察され描かれてきた。昨今の日本流行アメコミもその流れの一環だろう。

そんな正義の味方考察の中で対比として描かれたのが悪の敵アーチャーオルタなんだ。

正義に反する者を悪と断じ、正義の味方に反する悪の敵が徹底的に追い詰める。

Twitterはそんな悪の敵が蔓延ディスコミュニティだと分散SNSへと一部のユーザは逃避した。

2ちゃんのるの頃とは逆に喧嘩板を設置するのではなく、Twitter喧嘩板になってしまたからこそTwitterは最早手遅れだと自らがそんなディスコミュニティではないSNSを立ち上げていった。

これが現在マイクブログSNS世界だ。

しかnote2ちゃんねるSNSのように分岐してディスコミュニティアポトーシスができない。可能方法と言えば中央集権SNSと同様に運営物事の可否を判断することだ。

我々はそろそろ勇気を持って認めるべきだと思う。

Twitterと利用する多くのユーザは公正、平等自由博愛倫理法治人権平和etc...健全を重視して運営コミュニケーションしようと模索し続けており、その結果がディスコミュニティ化してしまった現状であると。

これらを訴えるアナタたちは決して悪ではない。しかアナタたちは正義の味方か?

少年少女の時分で胸に秘めた正義の味方であるアンパンマン仮面ライダーウルトラマン戦隊レンジャーセーラームーンプリキュア魔法少女が今アナタのような言動を取るか?

そして愛を唱え、自由を訴え、平和を願う者たちをWebサービスはどうやってコントロールすると言うのか。中央集権たるnoteにはそれができるというのか。

ディスコミュニティは悪が蔓延って生まれるばかりでない。ディスコミュニティは悪の敵が蔓延っても生まれるのだ。

この視点が欠けている限り絶対に上手く行かないと警告すると共に、noteが今後見せてくれるであろうイノベーションに強く期待したい。

2019-06-10

anond:20190610135749

自らのmetooによって罰せられたはあちゅう女優現代商鞅

冗談休み休み言え。連中がどんな刑に服したって?

まんまと逃げおおせてんじゃねーか。

秦に仕え法治国家の実現に尽力した商鞅逸話を知っているか

商鞅自分の作った制度のせいで命を失ったが、それだけ法治が実現していることに感嘆したんだよ

そしてmetooは「法」の対極に位置する無法者感情による私刑魔女裁判なので、商鞅のたとえは適切ではない。

法治国家では証拠もない私刑行為であるmetooこそが不正の温床だ。

anond:20190610134657

違う違う、真逆

どんな不正も許されないってこと

秦に仕え法治国家の実現に尽力した商鞅逸話を知っているか

商鞅自分の作った制度のせいで命を失ったが、それだけ法治が実現していることに感嘆したんだよ

自らのmetooによって罰せられたはあちゅう女優現代商鞅

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