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はてなキーワード: トランジットとは

2023-11-26

6年ぶりに台湾に行ってきた。

今年に入ってからクソ忙しかった仕事の方が一段落したので、1週間ほど休暇をとって台湾に行ってきた。

以前台湾にいったのは6年前、最後海外旅行は4年前。

コロナで3年の間、旅行もままならなくなって、今年に入って落ち着いてから国内旅行に留まっていた。

いい歳した独り身のおっさんなので「海外旅行なんぞしてる場合か」という気持ちもあったし、国内旅行高松郡上八幡秩父と行って十分楽しめたので、億劫な準備が必要海外旅行までする必要あるのかと思ったけど、コロナの間で英語学習を初めて、2年半でフィリピン人講師とも多少の日常会話はできるようになったし、今行かないともう海外に出なくなるかもしれないなと思ったので、思い切って行くことにした。

結果的には予想外のやらかしでトラブったりもしたけど、行って良かった。


旅程は 羽田台北高雄(2泊)→台北(2泊)→上海→(トランジット)→成田 4泊5日。


台湾にいってまず気づいたのが、街でマスクをしている人の多さ。

大体半分から6割くらいの人がマスクをしている。

日本でも欧米に比べてコロナの封じ込めが比較的上手くいったため、自然免疫形成が遅れたという話があったが、日本以上にコロナを封じ込めた台湾では、まだコロナ過去の話にはなってないようだった。


台北から高雄への移動は台湾新幹線を使った。

台湾新幹線旅行者向けの乗り放題パスというのを発行していて、特定の3日を1万円あまりで乗り放題になる。

台北から高雄の最寄りの左英駅は片道で7,000円あまりかかるので、往復するならすでにこちらの方が安い。

このパスには大いに助けられた。


またSUICAのような悠遊卡は必須だ。

地下鉄バスタッチで乗れるし、コンビニなどでも決済できるので非常に便利だ。

台湾コンビニ飯も十分美味いし、暑いのでとにかく良くお茶を飲む。


台湾旅行者は6割以上は台北に行くと思うけど、高雄は非常に近代的な台北とは別の良さがある。

南なので11月でも28℃以上あって日差しきもちいい。

台北でもときどきそうなのだけど、飼い犬でもリードに繋ぐ習慣がないらしく、首輪のない犬がおじさんやおばさんの横で寝そべってたり、道をトコトコ歩いていたりする。

高雄では駁二芸術特区という倉庫街を改装したアート特区にいった。

ここは芸術いまいちからない人でもちょっと行ってみた方がいい。

街のゴチャゴチャしたノイズの中ではなく、青い空と遠くに山を望む景観の中に建つ巨大なロボや工事現場作業員オブジェは異様な存在感がある。

オブジェ系はわからなかったんだけど、あれは「どこにあるか」も重要なのだと思った。


港町高雄では六合夜市で海鮮粥を食べた。

莊記六合海產粥という屋台が夜市の入り口にあるのだが、入り口から観光客向けで本当にいい店は中に入って探した方がいいということもなく、素直にここで食べるのが正解らしい。

海鮮粥(ハイシェンジョー)、またはシーフードポリッジといえば出てくる。

中にはエビイカ牡蠣、蛤、虱目魚サバヒー・日本ではあまり食べられてない魚で、火を通すとマグロをあっさりさせたような味と食感がある)などがゴロゴロと入って、生姜の効いた旨味たっぷりお粥を食べられた。


旅の後半には新幹線台北に戻ったのだが、台北ホテルチェックインした後で、財布をおとしてしまたことに気づき、寒気がした。

ホテルの人に問い合わせると、高雄でよった丹丹バーガーに財布があることがすぐにわかり、翌日新幹線でもうひと往復することに。

結構エマージェンシーシチュエーションだけど、英語をやっていて良かった。

そしてここでも旅行者乗り放題パスが役立だった。


トラブルで2往復を強いられた台北高雄間だけど、車窓から見る台湾の緑の山や青い空、田園風景は圧倒的なものがある。

台湾自然はとても美しい。


台北に戻ってからは、台北中心街から片道30分ほどの北投温泉に向かい日本銭湯風の瀧乃湯浴室に行った。

銭湯風とはいっても、別府公衆浴場のように、脱衣所と浴室に扉がなく半分繋がっているようなワイルドな作りで、中も簡単な洗い場と浴室が2つだけ。

その温度設定もぬる湯が43℃、熱湯が46℃というパンチのあるもので、地元おっちゃんが水筒を持ち込んで茹で上がっていた。

北投には日本家屋温泉博物館や、別府地獄谷のように源泉が湧き出す地熱谷などもあり、思いのほか楽しめた。

水着があれば公衆露天風呂なども入れるので、(銭湯風は全裸日本スタイル)持っていくといいと思う。


台北の夕食は寧夏夜市の圓環邊蚵仔煎で、牡蠣オムレツと蛤のスープをいただいた。

コロナで夜市の飲食業はかなりの危機の陥ったと聞く台湾だったけど、寧夏夜市はまっすぐ歩けないほどの大混雑で、圓環邊蚵仔煎は6年前より行列が長くなっていた。

外食文化台湾では、特に若い人たちは夜市で連んで夕食を取る。

11月でも暖かい夜のストリートテーブルを囲んで食事をしている風景は、自然とは違う人の営みの美しさがある。


台湾は街を歩いていても自分達の島に対する愛着のようなものが感じられて、その空気気持ちいい。

ホテルの人がトラブルにも真面目に対応してくれたり、財布の中に一切手がつけられずにもどってきたりと人もいい。


中国本土を悪くいう意図は持ってないのだが、トランジットで寄った上海入国審査の異様な厳重さと非効率性を見ていると、社会に不信感に立脚した緊張感が感じられ、悪く言えばユルい、よく言えば人々を信頼している台湾空気が心地よく感じられた。


財布の件で余計なひと往復があったので、いくつかの予定を諦めざるを得なかったので、もう一度行きたい。

2022-11-14

anond:20221114124228

降りるときにやたら焦って前の方に並びたがる奴

そんな焦って荷物出して並んでも数十秒しかかわらんよ

トランジット急ぐ奴は除く)

2022-10-09

anond:20221008225912

これでもかなり改善したんだよ。日本への帰国、相当マシになった。

去年の春ごろから年に数回、渡航している。かれこれ7回ほど。そのたびに仕組みが変わった。

最初SOSもなかった。厚労省健康確認アプリもなかった。

OSSMAとかい留学生危機管理アプリを流用したり、別のアプリをつかったりと当局試行錯誤中だった。

なので、渡航するたびにアプリが変わって混乱した。


日本に到着後もひどかった。すべて紙。初期の頃(2021年初頭)は、到着ゲートから出てくる旅客を待ち構えている職員から

似たような誓約書などの書面を3~4通渡され、記載を求められた。

帰国便の機内であらかじめ配られることもあったが、日本につくと、皆さん、更新版をお渡しします、と言われ、せっかく機内で記載したもの無駄になることもあった。

それぞれの書面ごとに確認ブースがあり、7~8か所くらいはあったと思うが、書面に確認済みのサインをもらって次のブースへ行く、というスタンプラリーみたいなことを繰り返した。

長い廊下を矢印に沿って進み、いつまでこの書類を持っていなければわからないなか、最後に全て確認済み、という趣旨の小さな紙をもらってようやく入国審査

結局、いくつかの書類が手元に残ったが、今後、持っていなければならないのはどれなのか。。

紙の提出を何度も繰り返してきたから、どの書類最後まで持っていなければならないか全く見当がつかなかった。

入国審査最後にもらった小さな紙を提出したら、何それ?そんなものいりません、はいパスポート、みたいな顔をされた。

SOSが導入されてからもたびたび仕様が変わった。

そして渡航者は仕様が変わったことを知らずにいることがほとんどだったため、以前にインストしたSOSが、機能しないということがしばしばあった。

特に、ファストトラック導入後には、それ以前からSOSインストしていた人は削除して再インストールしなければ、ファストトラックを使えなかった。

そんなことも誰も教えてくれない。ウェブサイトにも注意書きもない。

また当時は渡航先によっては、帰国直後、3~7日間の国内隔離が求められた。

隔離施設へ向かうバスもひどかった。無言で一団が連行され、バス運転手も道中、何もしゃべらないから、どこに連れていかれるのかわからない、

ミステリーツアー状態となっていた。



極めつけは、帰国時のPCR陰性証明

なんと日本厚労省は、陰性証明書に日本の書面の様式を半ば強制した。

まり海外の現地で帰国しようとするときに、現地の医療機関PCR陰性証明書をもらう必要があるのだが、

そのときに、厚労省様式を見せて、これに記載してもらえないですか、と依頼させられていた。

現地の医療機関が出す証明書は、まともな医療機関であれば、厚労省要求する必要記載事項を満たしているから、別に必要ないはずだが、実際には帰国時の空港で揉めることが多かった。

特にちょっとした文言の違いで議論になった。NOT DETECTED(*検出されず、という意味)とはなんですか、NEGATIVE(陰性)とは書いてないですね、みたいな不毛なやり取りを想像してほしい。これがフランス語スペイン語証明書だったりするともっと事態はややこしかった。英語翻訳ないですか?などと平気で聞いてくる。

場合によっては、トランジットしている間に、次の便がキャンセル半日ほど経由地で待たなければいけなくなったりすることもある。そんなときに、現地で72時間前に受けたはずのPCRが失効してしまうこともある。あわてて米国で再度PCRをすることだってあった。焦って医療機関を探すのだって相当なストレスだった。当然、厚労省様式でお願いなどいっていられない。SMSで結果を受けとるぐらいがギリギリタイムリミットだったりするのだ。


そもそも、現地の医療機関日本式の証明様式サインしてもらう、とか非常識からホントに。

受診者病院証明書、信用できないから、日本役所が用意したこの紙にサインしてくれ、って相当失礼な話だと思うんだが、そういうことを日本要求してきたのだ。

国によっては、通常とは異なる手続き日本から要求されているので、どう処理していいか困惑

そんなことをする窓口がないから緊急指令室が臨時対応で受け持って記載する国もあった。救急車がひっきりなしに来るようなところで、ほんと迷惑日本人だっただろう。

病院が発行する証明書をもって、別の政府機関にいって日本証明書の記載を依頼しなければならない国もあった。



厚労省様式にこだわらなくてよろしい、という通達が出たのはつい6月のこと。

そして9月帰国時のPCR自体が大幅に緩和。ワクチン接種さえしていればPCR不要となった。


河野大臣、こういうところなんだよ、お前に仕事してほしいのは。。

ちなみに、元増田が、ホテルでやっているだろうSOSへのパスポート写真登録も先月まではなかった。

登録完了するまでしばらくお待ちください、だと。SOSを知り尽くした気になって、いい気になって帰国直前にSOSを触ろうとするとこういう罠にもはまる。

7月くらいまではファストトラックもできますよ、という話だったのが、最近では、SOSでファストトラックすることが大前提となっているのも大きな変化。

以前は厚労省健康確認アプリSOSとは別個に独立していたのだが、今確認してみると、その運用は終わったのでキャッシュクリアしろとの指示。

そしてキャッシュクリアの手順マニュアルを読まされる。ごちゃごちゃと書いてあるが、結局、なんだキャッシュクリアすればいいだけじゃねーか。

ただ、こういうの、誰でも簡単にできると思うなよ、とも思うので、将来、自分が老人になって世の中のテクノロジーにすっかりついていけなくなって、マニュアルを前に呆然自失、

無慈悲においていかれる世界想像すると恐ろしい。

このように、これまでのやり方が通用すると思ったら大間違いなのが、帰国時の手続き

日々、変わってゆくのだ。

それに動じず、ついていくしかない。

2022-08-10

宇宙戦艦ヤマト2202が、評判悪いけど観てみたらそんなに悪くなかった

ネタバレ満載だからこれから見る人は注意してね。

で、悪くなかった。

かにアラは目に付きまくるが、まあ本来2時間で終わるさらば宇宙戦艦ヤマトを、2クールで作れと言われたらあれ以上にやるのは難しいだろうな、という感はあった。

自分は「2」は見てないのでそっちとの比較はしないが、個人的には2199よりも満足感が高かった。

というか、自分は2199の随所に不満があり、そっちで期待値を爆下げしてたので、2202が意外と悪くなく感じたのだろう。

2199の何に不満を持ったかと言えば、真っ先に思い浮かぶのが「波動砲封印」。これである

なんかイスカンダル姉妹が二人とも波動砲嫌いで、何でも昔イスカンダル波動砲宇宙に覇を唱えた事を悔いているからとか。

しらねえよアホ。それをやったのはイスカンダルであって地球じゃねえ。

なんでお前らの反省地球が縛りプレイしなきゃなんねーんだよ。

波動砲封印したせいで外敵に敗れて地球が滅びたらお前責任取れんのか?

ヤマトは大ガミラス相手に1艦で戦ってんだぞ。

沖田艦長は何か使わない約束しちゃったけど、あれほとんど戦争終わってたかOKしただけだろ。バラン星より前にそれ言われてたらOKたかよ。沈むぞヤマト

まあそんなこんなで波動砲封印しちゃって、その悪影響が2202まで引きずってたわけだが、

ご存じのとおり、2202の後半なんて数百発の波動砲が飛び交う波動砲天国である。(というか、波動砲くらいしか相手有効攻撃が無い)

2202の冒頭では、「波動砲を使いたくない古代と、波動砲を使いたい地球連邦軍」という対比になっていたが、

本来これは逆であるはずだ。

波動砲がなきゃ敵に勝てないと骨身にしみてる古代と、かすっただけでも比喩抜きで地球木端微塵になりかねない波動砲封印したい地球連邦」という図式の方が自然だ。

波動砲撃ちまくりになったら困るのは地球なのだ。この辺、旧作のさらばでも何も考えずに波動砲艦隊作った辺り、幾ら核兵器比喩とはいえ扱いが雑だなあという感が強い。

まあ、それはともかく、通常兵器では殺していいけど波動砲では殺しちゃダメ、というイスカンダル姉妹の独特の価値観は、普通空襲で死んだ人は特集しないくせに広島長崎で死んだ人は毎年特集して語り継いでる日本へのオマージュかと思われるがとにかくアホらしい。

人道を掲げるならいっそのこと「兵器は何一つ使うな」くらい言えば良いものを、そこまで言えない辺りに底の浅さがにじみ出ている。

だいたい、あの姉妹イスカンダルの座標すら地球に教えてくれず、試練とかふざけたことを言ってて、本当に地球を救う気があるのかも怪しいのだが、

この辺の高貴なるイスカンダルの高貴なるお遊戯は旧作には出てこないわけなので、2199で追加された新設定であると思うと腹立たしさも倍率ドンである

まあ、リメイク作品の作り手の常として、「旧作を極力リスペクトしつつ、旧作の矛盾点は解消したい」という欲があった事は想像に難くないので、「なんでイスカンダルガミラス二重星だと最初に言っといてくれんのや」という旧作の不満点を解消しようとしてそうなったのだろうが、

そんなちまい矛盾を解消するためにスターシャを人類に試練を課す女みたいな妙な位置づけにして世界観をぶっ壊してしまうのは本末転倒ではないのか。

旧作のひおあきら版なんて、スターシャ様はイスカンダルを爆破してガミラスを巻き添えにする烈女ぶりを見せており、そこまで献身的に助けてもらっちゃうと、さらばで地球連邦の増長ぶりに腹を据えかねた古代の怒りも理解できるのである

イスカンダル自分犠牲にしてまで地球を救ってくれたのに、テレサメッセージ他人事としてブッチするとか、地球はそこまで恩知らずかという古代の怒り、失望、そういったもの理解できるわけで、それがさらばのラストで「今度こそ地球は目覚めるだろう」という、地球文明自体の成長と、そのためのヤマト犠牲という図式に収まるわけなのだが、

リメイク版では2199のイスカンダル女がイスカンダル価値観押し付けてくる傲慢さを見せつけているせいで、その辺の図式がパァである

というか、イスカンダルガミラス本来異星人であり、地球理解し合える部分なんて「点と点」でしかないのが当たり前なのだが、2199では何を血迷ったのかガミラス地球の戦いを、ガミラス恒久平和を目指してるとか、地球から先制攻撃したとか、お前、「戦争はどっちにも正義がある」的なDD論を持ち込もうとしてるやろというSFも糞もない地球価値観を設定をぶち込んできたのだ。

このガミラス地球人化は話が進むにつれてどんどん進行し、なんかドメルが良い家庭人的な扱いになってたりとか、かわいい少女宇宙人がでてきたりとか、もう目も当てられないほど地球的なガミラス像が展開されている。

旧作も最終的にそういう方向に行ってしまうのだが、少なくともデスラーが「愛」とか馬鹿な事を言い出すのは新たなる旅立ち以降の話であって、話が通じないか大砲で会話するという異文化コミュニケーションの基本は旧作の方が押さえていたと言えるだろう。

あと古代守の特攻シーンもなあ。旧作の、負け続けて逃げ続けて、負け疲れた人がとうとうブチ切れて「死んでやる」と言い出したような救い難さがなりを潜めて、皆で笑顔軍歌合唱しながら特攻である戦争やった事ない人の軍人ロマンやな、という感が強い。(私も戦争やった事なんてないけど)旧作の方が「負けっぱなしの軍人が死に場所を求めた」感があって、良い感じにやるせなかったのだ。この辺は「バカめ」も同じで、あれは本来、指示を受けた通信手の方でも真意理解できないタイプの、どんだけ負けまくっても諦めない男・沖田十三がどんな人間かを示すセリフのはずなのだが、2199では部下の方も心得顔で得意満面の返答であるスタッフバカめと言ってやれ。

あとはもう、戦争やってんだか青春やってんだか分からんお前ら本当に軍人かと言いたくなるようなヤマト学園ぶり(これは2202にも引き継がれている)とか、まあ色々あって2199には大変失望させられた。

一方、2202はまあ、確かに変な部分もあった。

テレサ位置けが微妙過ぎて、なんなのあの人って感が強かったのとか、なんか「一日稼げば一日分の艦隊作って持ちこたえられる」みたいな事言ってた割に、最後バルゼー艦隊が何の抵抗も受けずに地球上空を押さえちゃったの何でなのとか(なんか私が見落としたんだろうか・・・)、トランジット波動砲かいうの、他の地球艦にも装備して2,3発撃ち込めば終わってたんじゃないのとか、斎藤の名セリフとか無理やりねじ込んでキーマンとか華々しく死なせた割に、あの特攻なんも意味ねーじゃんというかもう、そこで死なせるなら加藤と同じ場所でも良かったじゃんとか、加藤加藤で、お前そんな選択はいくら何でも無いやろとか、お前そんな死亡フラグ立てまくる事ないやろとか、まあ、色々言いたいことはあるのだが、

旧作の海原雄山みたいな傲慢な爺さんであったズォーダーや、キャラ立ってたくせに退場シーンすら存在しないサーベラー関係ないけど、アメリカだと古代×サーベラーカップリングが割と鉄板だとか20年ばかし前に聞いた覚えがある)なんかに大胆な設定を付与して、旧作とは全然別物ながら「異質な異星人」として存在感出しまくってたのが大変良かった。この辺、地球人化が著しいガミラス人とは対照的である

旧作で存在した「アンドロメダ征服した帝国首都星一破壊されたくらいで終わるわけないやろ」という矛盾点(これはガミラスもそうだけど)を、ゴレムとかいシステムで解消した事とか、旧作の地球連邦艦隊のあまりにアレな負けっぷりが解消されてたのも良い。

時間断層かいう取って付けたような設定も、当初は「一年でそんなに復興するわけないだろ」という旧作の矛盾点を解消するためだけのギミックかと思ったら、終盤ではそれをフル活用して「勝てないけど負けない」という異形の戦術を編み出す所までSFしてくれたのは意表を突かれて大満足だった。独自の設定を前提として、現実ではありえない合理性を編み出してこそSFである。小賢しいワームホールとか波動なんちゃら理論なんか幾らそれっぽいのを出そうが、そんなものSFではない。別の合理性を構築してこそSFなのだ

2202については、双方の戦法がデタラメである事を批判する声もあるようだが、もともと「知らない文明同士の戦争」でまともな戦法なんてあるわきゃ無いのである。とりあえず隠し玉を用意しつつ、ちまちま突っついて相手の手の内を探る以外の何ができる。相手がどんな兵器持ってるか分からないのに、陣形とか笑止である。密集陣形が良いのか、散兵戦術が良いのか、機動戦術が良いのか、野戦築城が良いのかなんて、相手がどういう兵器を持っててどんくらいの数がいるのか分からなければ、判断できるわけもないのだ。

ガミラス戦争ガミラス側が陣形を多用できたのは、ガミラス地球側の戦力を読み切っていたからと、相手ヤマト1艦だけだったからであろう。

そもそも地球もガトランティスワープ持ってるのだから、先に手の内を晒した方が著しく不利なのだどこでもドア持ってるやつ同士の戦いで陣形が何の意味があるというのか。

有効な戦法があるとすれば、「あとどれだけ増援が来るか分からない」という状態を維持することで、相手方に全力を出させない事くらいだろう。全力攻撃で目の前の相手殲滅しても、その隙をついた後だしジャンケン攻撃で我が方が殲滅を食らっては意味がないからだ。要するに戦力の逐次投入が最適解だ。

という事で、ガトランティスの戦法のなさっぷりは別に不満は無い。

山南も良いキャラしてて、特に前半の「イスカンダルに行った連中は浮世離れしてて・・・」みたいな発言は良かった。確かにあの世界では銀河系の外まで行った地球人はヤマト諸君だけであり、ほとんどの地球人は太陽系の外どころか、生まれた星の外に出た経験がある人すらどれだけいるか怪しいレベルなのだ

そのせいで、ヤマト諸君感覚と、一般的地球人の感覚にはかなりのズレがあると考えるべきで、上記発言はその辺の地球人側の感覚を端的に表している。

そんなこんなで2202はわりと満足できる出来だった。スタッフお疲れ様でした。

コロナ土産に夫が帰ってきた

欧州出張から

出国前のPCR検査も、現地での検温も空港での入国時の検温も問題なく抜けて帰宅した。帰宅後に抗原検査キットで確かめても、陰性だった。

しかしその夜のうちに発熱し、翌日には38度台まで上がった。そして発熱外来で改めて受けたPCR検査で、陽性が発覚した。

不在のあいだしていたやりとりで、私が危機感を覚えたタイミングはいくつかある。

ひとつ出国前のそれで、彼の同僚の感染が発覚したとき

ふたつ、出国直前にまた別の同行者の感染が発覚したとき

みっつ、日本に到着した際に、喉が痛いと彼から申告されたとき

いまの主流株は喉の症状が多いと聞く。ゆえに私は、空港での検査を進言した。彼もそのつもりだと言っていたが、結局しないで帰ってきた。

なんでも、検査結果が出るまで2時間かかるそうだ。

その日の彼のフライト時間は、トランジットも含めて17時間。待っていられるだけの体力が残っていなかったのだという彼を、私は責めることができなかった。

空港のある地から我が家はそこそこに遠く、ホテル療養が可能かもわからない今、ハイヤーで自宅まで送迎となったら恐ろしい請求金額になったはずだ。

彼はワクチン3回接種済みで、陰性だった。発熱もなかった。

出国時に熱があれば残るつもりだったと彼は言う。

私も私で、異国でこの流行病の陰性が証明されるまで彼が過ごさねばならないことを考えると、進んで「そうして」とは言えなかった。

空港での検査がせめてもっと時間ならよかったかもしれないが、自宅でしたそれも陰性と出ている。その時点で引っかかったとも限らない。

現在彼は、高熱のピークを越え、けそけそと咳をし、だるさを訴え、しきりに眠たがっている。

私は、喉の違和感を覚えている。咳とくしゃみと鼻水も出る。熱は今のところないけれど、恐らく罹患しているのだと思う。

こういう一人の行動が積み重なった結果が昨今の陽性者数なのだとしたら、どうするのが正解だったのかな。

自己判断、というのなら、彼はどの時点で留まればよかったのだろう。あるいは私は、どこで「帰って来ちゃだめ」と言えばよかっただろうか。

2022-07-21

占いそこそこ好きな女によるヨッピー発言への感想

占星術オタクコンテンツ経由で興味を持って、

ネット上の無料コンテンツから

占星術に関する本を何冊か買ったりして、

占い師さんに見てもらったことも何度かあり、

一度だけ有料の教室にも行ってみた程度の占い好き。

派生としてタロットちょっと好き。

https://twitter.com/yoppymodel/status/1548848031826870272

ヨッピー氏の発言には特に賛同しないんだが

それ以上にこの話題で噴出する「占い」というものへのコメント群が

占い全然知らんし興味もない人がイメージで言ってるな〜」と思ってちょいイラッとしたので

自分から見た「占い」というものについて書く。

増田はどの程度の占い好きか

分かる人向けに書けば

ホロスコープの読解は自分や友人のネイタルを中心に何度か試したことがあるがアスペクトを絡めて読むのは難しく勉強中。

 トランジットにはあまり興味がなくて心理占星術関係に偏り」です。

わからん人向けに書くと入門書の内容を舐めた程度で占い実践としては素人

未来を知りたいとか隠された真実を知りたいとかいう願望はない。

友達自分のことを星を通して見て、キャッキャしてる程度。

なので以下間違ってる可能性は大いにあり、詳しい人から異論は歓迎です。


そもそも占星術ってなんなのか

朝の星座占いランキング代表される12星座占いというのは、その人の持つ「代表的な星座」だけを見ている占星術の簡易版に過ぎない。

国に例えれば、ある国を首相だけで評価しているイメージ

本来はその人が生まれ落ちた瞬間の惑星位置惑星同士の配置から読み取る。

占いなんて根拠なく適当言っているだけだろう、という人もいるが、

この「生まれた瞬間の星の配置」については誰が計算しても同じものが出る。

(※正確にはハウスの分割方法とか小惑星とか読み取り方に流派はあるけどめんどくさいか割愛

ゆえに、占星術とはみんなが同じ星の配置を見て、それをそれぞれが言語翻訳して伝えているものである

星の配置から何を読み取るか、というのも、ある程度セオリーがある。

たとえば月※や金星水星火星といった地球に近い星は、地球から見たとき位置の移り変わりが激しく、感情気質といったパーソナルなもの象徴として扱われる。

対して冥王星※※、海王星天王星といった遠い星は、移動する周期が数年〜数十年単位なので、例えば世相の変化や世代意識のようなより大きなもの象徴として扱われる。

そういったそれぞれの要素が、相互に影響したり、人生のどこかで強調されたりするのを、星の配置――位置や星同士の角度から読み解いていくのが、占星術といわれるものだ。

ネット無料占い範囲でも、少し詳しいサイトを見ればバーナム効果で片付けきれない結果を見ることができると思う。

(※占星術天動説世界なので太陽や月も「惑星」と呼ばれる。チ。)

(※※冥王星占星術世界では今のところまだ惑星いである。)

占い師によって言うこと違う問題

前述のとおり占星術とは「惑星それぞれが象徴するものと、その位置関係」を読み解き言葉翻訳して伝えるものだ。

そこには、図を見て言葉で伝えるような、翻訳段階のズレが生じる。

また、どの星を読み取るか?も個人資質に左右されるところだ。

恋愛運を見てください、といったとして、その占い師が「恋愛」が何から構成されていると考えているか、で伝え方は変わってくる。

例えば、

月は〜7歳までの象徴感情を司る、

水星は〜15歳までの象徴、(実用的な)知性を司る、

金星は〜25歳までの象徴感受性を司る、

……なんて言われ方をする。

では恋愛関係するのはどの星なのか?

あるいは火星(挑戦や戦闘象徴)が関係するのか?

それは、占い師恋愛というもの構成要素をどう考えているか、に左右されてしまう。

少し昔の本ならば、

女性にとっての男性の好みは火星

 男性にとっての女性の好みは金星に現れる」

なんて断言していた本も多かったが、

そういう一律な読み方を支持する占い師ももう少なくなっている気がする。

占い師適当を言ってるから結果がぶれるとは一概には言えない。

占い師の考え方自体が、「読み取り」「翻訳」に影響を与えるのだ。

よく話題に上る「朝の星占いランキング」も、

「運がいい」とは星がどういう配置にあることか?という占い師解釈によって順位が異なるから、結果が異なる。適当に並べているからでは、ないことのほうがおおいだろう。

(余談だが、少し占いをかじるとそのへんのアルゴリズムがなんとなく見えることがある。順位予測など可能である


「当たるか」「当たらないか」を気にするのは

ここまでつらつら書いたとおり、私の知る限り、占いとは「象徴の読解」という営みそのものである

なので占いに関して「当たる」「当たらない」という言い方自体個人的には違和感があったりする。

乱暴に言えば占いとは、

人の性格や世の中の動きといった、混沌として一概には言い切れない茫漠として掴みどころのないものを、

占星術様式に沿って分類し、その関係性を図に表されていると仮定し、それを解釈したもの

だと私は思う。


いやでも結局科学エビデンスはないんでしょ

とここまで説明されたところで、

そもそも星の位置が、人の性格だの世の中だの象徴してるわけなくね???

と思う人はいるだろう。

だってそう思う。

太陽も月も冥王星惑星で、地球宇宙の中心にあるという仮定で導き出された図が世の中の何かを「象徴」してるだなんて、

それが「科学的」に「正確」なわけはない。

けれど大昔の人たちはそう思ったのだ。大真面目に。

そして、世の中の物事を観察し、分類し、星星に振り分けて、関係を考え抜いてきた。

私にとって面白いのはその歴史である

「人の性格」とかい多面的ものを、占星術世界ではどのように分類してきたのか。

「世の中の動き」とかいう無数の歯車の噛み合った膨大な機械を、占星術はどのように分割してきたのか。

その、この世に向ける眼差しの果てない努力痕跡が私は好きだし、

それはときどき、現代の日々を生きる私のことを励ましてくれたりもするのだ。


北京の蝶がニューヨークで嵐を起こす、その間には無数の細かな歯車が噛み合っていることだろう。

カムチャツカの若者がきりんの夢を見たりする理由は、若者自身も知らないところにあるんだろう。

そういう、茫漠とした、人間個人では把握しきれない物事を、なんとか星に仮託して把握しようとするのを、馬鹿馬鹿しい振るまいとは私は思わない。

そういう「考えたってわからないこと」「人間の力では及ばないこと」を忘れ、目の前の物事だけに没頭して生きるのはあまりに荒涼としていないかと私は思う。

ヨッピー氏は七五三でお子さんの健康を願わないのだろうか。

結婚とき、「かみさま」に愛を誓わなかったのだろうか。

そういう、「向こう側」をみんなシャットアウトして生きるほうが、私には特殊に思える。

眼の前にいる人間だけを見て生きるのはいかにも息苦しい。

ときどき星を見るとかして、その中の一つとして自分位置づけられているのだとおもうくらい、正常な人間の営みではないかと、私は思う。



とはいえ占いゲートウェイオカルトでは?

なんかえらく感傷的な書き方になってしまった。

星の話をしてるから仕方ないな。ゆるしてほしい。

さて、ヨッピー氏の主張は

とはいえ占いみたいな非科学的なもの電波に乗せて、カルトへの忌避感を下げるのはどうなの?」

というところだと思うのだが、私はこれについては明確におかしくないか? と思う。

そもそも科学的な話」「論文などのエビデンスがある話」ならいいのかというと、

たとえば驚異の納豆パワー!血液サラサラ!だとか

ナントカカントカ成分で座っていても脂肪を燃焼!だとか

エビデンスとなりうる論文はあっても効果としては現実的ではない話」はいくらでも電波に乗っている。

あれらは健康食品詐欺ゲートウェイになっていないと言えるのか?

あるいは私は反ワクチン的な思考に全く賛同しないけれど、

彼らはおそらく自分たちのことを「科学的に」思考していると思っているのではないか

あるいは散々指摘されている「サウナでととのう」なんて明らかに医学的に警鐘が鳴らされてもいるが、「自律神経がととのう」とかいうよくわからんゴリ押しがなされているだろう。

そもそも科学」とは絶え間なく検証と訂正が繰り返されるものだが、

その大部分は電波に乗ることなく、どこかの商品に都合の良いところ、テレビ視聴率の取れそうなところだけが編集されつまみ食いみたいに放送されるのが現実だ。

でも、それがない放送大学オンリーみたいなテレビを望むかといえば望んでいないだろう。

私が何を言いたいかというと、

情報がどれほど科学的か」という点では、電波に乗っているものはさほどの差がないのだ。

結局我々はそれを選んで、検証し、学び、考え、実践して自分なりの判断力を養っていくしかない。

結局重要なのは自分で知り、考え、判断することであり、

すべての情報自分判断のための「材料」だと割り切ることだ。

それを放棄して、自分以外の誰かに判断を委ねきってしまったとき

その道の行く先にカルト詐欺が待っている…という点では

占いだろうが「科学」だろうが、少なくともテレビに乗っている情報という土俵においては変わらないのではないか




自分で考えること、専門家に任せること

……と締めようと思ったが、

カルトの怖いところは

自分で考えろ 自分で考えて私達と同じ結論になれ」なところだし

たとえば反ワクチンカルト宗教による輸血拒否だって当人たちにとっては自分で考えた結果なわけで

自分で考える」が絶対解決策とも思われないのが難しいところではある。


不安を煽って高額な金を出させる占い

価値観世間と断絶させて金を出させるカルト宗教は糞だが、

健康診断で医師不安を煽られないと運動不足の解消に向かうのは難しいし、

ならば医師になら全権委任していいかというとアカ医師ツイッターからいくらでも引っ張ってこれてしまう。

あるいは、飛行機が飛ぶ原理って科学的に立証されてないらしいよ……という情報の正誤を私は確かめられていないが、移動したいときはその判断をすべて棚上げにし、自分の命を航空会社委任して飛行機に乗る。



委ねるべきときはあるけど、その相手は見極めなければならない。

というなんとも煮えきらない結論で終わる。

2022-07-08

anond:20220707214147

オレの知り合いで、30年くらい前にカナダ留学いった人がいる。

全寮制同士の交換留学だったんでホストファミリーについては全く影が薄いんだけどいろいろおもしろかったってさ。

 

留学生が最初に教えられる英語洗礼をうけた(つまり初日同級生が教えてくれる英語は全部Y語だった)

将棋ができたためチェスも教えられればすぐ理解できた。初めて教えてもらってチェスをしたその日にまわりの生徒に勝ちまくった。最後は校内一チェスがつよい先生と対戦させられて勝った(どっかの転生する異世界ものエピソードか?)

金持ち学校で周り中わがままめな男子生徒ばかりだったため宅配ピザしょっちゅう頼む。(ピザ宅配していい寮だったので合法

そいつらは腹がいっぱいになるとピザの耳は残す。だがブドウ・桃の皮はいちいち剥かずにそのまま食う(欧米人なので。「干しブドウは皮ごと食べるものだろう?生もそうだ」みたいな)。

雑な食生活ビビった(どっかの転生ものか?)が、腹が減ったら(男子高校生からたいてい減ってるし)もったいない、残すのならもらっていいか、といってピザ耳をもらって食ってたら、それ以降、嫌いだったチーズが好きになった。

・毎週ヒムを歌わせられたが実家法事浄土真宗のお経同様、全く意味わからんかった。

・帰りについでにアメリカトランジット指定して観光したらグランドキャニオンに置き去りにされそうになってヒッチハイクでもどった。ベガスは昼みただけでキレイ建物がいっぱいあっただけとの印象。

カナダには耳かきが売ってなかったので帰ってきてから一年ぶりに耳かきをしたら、耳垢が固まってcの字の形でずぽっと抜けてきた。(ひとつなぎのワンピースか?)

 

まあひととおり留学ありがちな(??)冒険をした話をきかされたわけだが相変わらずホストファミリーについては印象が薄いわけよ。

あれ、ファミリー感動エピソードとかないの?なんで?とおもっていろいろ聞き出したら

交換留学していたカナダ男子学生エビの目玉を好んで食うアピール日本人でもおいしくないぞあれ)。

それ以外の変人エピソードもたくさんあって、カナダ側に在学中はかなりの変人として有名だったらしい。

というエピソードが判明しました。

カナダホストファミリーまりエビ目玉野郎の実の親からも、

カナダ学校先生からも、

ああ、あの子はねぇ…悪い子じゃないんだけど(困)みたいにいわれてたんだと…。

そのエビ野郎と同等の能力もつ日本人(謎の国民)が来るぞ!っていわれてたら

同級生ホストファミリー結構最初から警戒して付き合うわな、ってことだったらしい。

その上、全寮制とあって、知り合いとエビ野郎ホストファミリーは、直接会った時間がとても短い~ほぼゼロだそうで、それ以上は掘れなかった。

(寮監の先生にはよくしてもらったようだ)

で、その知り合いはなぜかその後カナダにいっても母校訪問などということもせず(バンクーバーから遠いし)、

先生消息ホストファミリー消息も一切ノータッチで生きている。

あと留学いかせてくれた日本側母校の同窓会名簿にも載ってない。

いろいろ理由があるそうだが、一つは留学からもどってきてまた2年に編入されたため、留学前と後で二学年分の付き合いが薄く広くなりすぎて面倒だそうだ。へえ。

 

それにくらべると元増田はい体験したね、 

饅頭でいいよとか消息を取り合うとか、いい話が満載だ。

母性地球を救うやねホントマジで

当たるなら饅頭BBAんちがよさそうね。という話。

 

夕方時間がなかったのでたしかに悪文だったかもな。ちょっと追記したわ 8日2時

2021-05-12

インド株をめぐる湾岸アジア諸国の水際対策が加速

UAEクウェート5月10日バングラデシュスリランカパキスタンネパールから入国12日より制限する措置を発表。

サウジアラビア(4月下旬)に続き、湾岸主要国での入国制限が強化された。

ついにドバイ出稼ぎ労働者を止めたか、という印象。


アジア諸国では、タイマレーシアシンガポールは先週、すでに上記から入国制限済み。

日本人視点からすれば、これらの国の制限は、主要航空会社ハブ空港であることから本邦帰国へ向けたトランジットができなくなってきたことを意味する。主要空路ではカタールがまだ残っているが時間問題だろう。

先週、外務省インドから邦人帰国を呼びかけたが、いよいよ他の南アジア諸国から邦人帰国が困難になってきた。

例えばバングラデシュからは、カタールスリランカが両方とも入国制限したらアウトだ。陸路インド側は閉鎖。ミャンマー側は残されているものの。。。


なお、インド株については、すでに韓国(4/19)、日本(4/22)、香港(4/30)、マレーシア(5/2)、シンガポール(5/3)で確認されている。

さらに今週10から12日にかけ、アジア各国から続々とインド株の報告が上がった。

タイスリランカインドネシア、フィリピンカンボジアの5か国をネット記事確認することができた。

特に気になるのは、インドネシア。ラマダン明けのイード祭、人の流動を押さえられるかが鍵だ。

中国の援助対象国のアジアアフリカでは、チャーター機入国する大量の中国労働者コントロールも見過ごせない課題だ。


湾岸諸国南アジア東南アジア諸国が相次いで入国制限を取るなか、ここにきて、

日本の水際対策の緩さがさらに際立ってきた。

いまだにインドパキスタンネパールの3か国に6日間の隔離義務付けるのみ。


こうした状況下、本日12日、インド株が日本国内で70件確認されたとのこと。

インドの変異ウイルス 国内で70件確認 水際対策万全に 厚労相 | 新型コロナ 国内感染者数 | NHKニュース

件数的には、上記アジア諸国報道では、多くとも10件(例えばインドネシア)だったので、日本、ぶっちぎり独走状態なんですが。。

政府分科会の尾身会長は、インドなどから入国者を国が確保する宿泊施設にとどめる期間について「理想的には、14日間にしたほうがいいと思うが、施設を用意できないとか、住民の協力が必ずしも得られないなどということで6日間と決めていただいた。今後も入国してくる人を少なくすることが求められる」と述べました。

諦め、はや! 何それ?ひょっとしてわざといれてるの?



正直、一刻の猶予もなく、昨年武漢からヨーロッパ感染が拡大したときと同じ緊張感を思って水際対策をしてもらいたい。

あのときを思い出せ。武漢チャーター機まで送ったじゃないか

全体で73か国・地域上陸拒否を行った2020年4月初旬を思い出せ。あのときの熱意はどうした。あの頃、覚えいるかな、防護服来て飛行機に乗ったものだ。

五輪延期を決定するまではグダグダしていたくせに、突然、掌を返したように鎖国に走ったじゃないか

西は湾岸諸国、東はアジア香港まで、広く出稼ぎ経済圏を往来している人の流動をとめる動きが加速する中、少なくともこれらの諸国から日本への到達自体が困難になっている状況。

そのような状況が続けば、オリンピックは無理だし、無理してやってはいけないイベントだ。もし仮に、東京オリンピック開催を念頭において(忖度して)、水際対策をわざと緩めにしているのだとすれば許しがたいことだ。


なお、これまで鉄壁なガードをしてきたベトナム

ここ数日、新規感染者数の記録を塗り替える急増。4月下旬以降、市中感染は580件。

いよいよ今年の流行アジアが主役、という様相を呈してきた。


オリンピック、いろいろな事情があろうと思うが、

現時点で、アジア諸国のどの国も第二のインドになりかねない状況。

ため池は落ちたら助からない、そういう気持ちでの早めの判断が望まれる。

緊張感、気持ち、そういう言葉は嫌いだが、政府がそれで動いてくれるなら、そういう言い方でお願いさせてもらう。

*先ほど入った速報で、日本入国する前14日以内に、インドパキスタンネパールの3か国に滞在歴のある外国人は、定住者や日本人配偶者など在留資格を持つ人であっても、14日午前0時から当分の間、特段の事情がないかぎり、入国拒否する方向で最終調整、とのこと。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210512/k10013026731000.html

在留資格を持つ人も対象ということでかなり踏み込んだもので一歩前進だが、日本人ビジネス往来もやめさせたほうがいいし、インド確認された国をもっと広く網を張ったほうが良い。昨年2月トランプ中国から入国拒否を決め、意気揚々と成果を自慢した直後、ニューヨーク感染爆発そしてロックダウン。それは規制していなかったヨーロッパから持ち込まれものだったという教訓も思い出してもらいたい。

2021-05-10

バングラデシュラマダン明け、感染症対策の試練を迎えている。

ここ10日ほどの増減では、バングラデシュ感染減少が鈍化しているのがわかる。

増減率グラフから脳内近似曲線で単純に外挿すると来週には増加に転じてしまう。

不吉な予感しかない。

*なお、この記事バングラデシュ感染状況をウォッチする記事の3回目です

前回https://anond.hatelabo.jp/20210504165055


ふたつの不吉なニュース

おりしも昨日、インド株関連が懸念される2つのニュースがあったばかり。

ひとつは、バングラデシュでついにインド株が確認されたというニュース

https://time.com/6047019/india-coronavirus-bangladesh/

5月8日(土)、バングラデシュ保健当局は、インド確認されたコロナウイルス変異株が初めてバングラデシュで検出されたと発表した。詳細は明らかにされていない。この数週間、バングラデシュで解析されたサンプルでは、南アフリカの亜種が主流だったが、これらの変異株は、より容易に拡散し、第一世代ワクチン変異株に対してあまり効果がないのではないか懸念されている。

一刻も早いワクチン接種が急がれるが、当のワクチン供給国のインド供給を停止する事態に陥ったままだ。

もうひとつニュース日本とも関係する。

日本帰国者なかにバングラデシュで行動歴のある陽性者が見つかった、というニュース

https://this.kiji.is/764055688978251776

バングラデシュから日本にたどり着く経路は相当限られてきているので、どの経路で入国してきたかは定かではない。

バングラデシュ政府による国際便の停止は継続中のはず。

陸路インドかな。。いずれにしても、出国前にPCR検査を受けることが義務付けられていることから

PCR検査から漏れ感染者だった可能性もあるが、現地空港や機内、トランジット先、成田ゲートの

わずかの移動時間に、感染した可能性も否定できない。

上記インド確認ニュースと合わせると、3行しかない短いニュースなかに、恐ろしい未来が見えてくる。

蟻の一決というアレだ。

ラマダン明けの帰省ラッシュ

そんななか、バングラデシュはいよいよラマダンが終わる。

バングラデシュでは、ラマダン断食)の終わりを祝うイードラマダン明けのお祝い)を迎え、帰省する人々でごった返している。

https://www.afpbb.com/articles/-/3345815

この写真は、ガンジス川沐浴するインド光景と同様、おぞましいものだ。

町中の様子は写真はないか?と思ってツイッター検索すると、こんな感じ。

https://twitter.com/taslimanasreen/status/1391048425060257792

望遠の圧縮効果を加味しても、どうみても芋洗いな状態

ちなみにバングラデシュは、ロックダウンを16日まで延長、依然、警戒を続けている。

4月初めには7千人を超えた新規感染者数もここ数日は2千人をきっている。当局イードを警戒しているからこそロックダウンの延長を決定しているのだろう。

いずれにしても、ラマダンロックダウンへの疲れ、イードへの期待、

これらが人々の緩みにつながっているのは間違いない。


日本の水際対策潜在的リスクダークホースとなる二つの隣国

日本政府は、インドに加え、隣国パキスタンネパールの3か国からの水際対策を強化。

入国者への隔離措置を6日間とした。

見出しをみた瞬間、ユルい!緩すぎる!と叫んだ人も多いに違いない。

水際対策問題点はここ(APPLE文体増田)がわかりやす

1000倍わかりやすい、水際対策の重要性 #わかるコロナ

隔離措置もっともっとリソースを割けるはず。

私の結論からいうと、水際対策対象リスト問題確認できた感染者の情報をもとに実施するのでは遅すぎる。

情報が不確かであっても、地域全体の状況から、ありうる未来予測して予防的に行うべきだ。

今の水際対策のままだと、インドばかりみていて、両サイドがら空き状態

特に見落とされていると思うのが、まさに私が注目しているバングラデシュ

感染爆発が収束しているようにみえるがゆえに上記3か国のリストから漏れているが、社会経済のつながりは

ネパールと同様、相当高い。

さらに、もう一か国重要な国がある。

それはスリランカだ。

スリランカ現在感染が急拡大している。

https://ourworldindata.org/covid-cases

分析された実効再生産数はここ数日およそ1.6。1.25あたりを推移するインドよりも高い。

新規感染者の増加率もインドより急こう配。百万人当たりの新規感染平均値日本の倍以上、先日水際対策を強化したペルー並の値。

こうした周辺国インド感染連鎖を考えるうえで重要視点は、出稼ぎ経済だ。

労働力の国際移動をもうちょっと分析する必要があるのではないか

スリランカは西は中東湾岸諸国、東は韓国に至るまで、出稼ぎ労働者の送り出し国。

日本との関連でいえば、攘夷派で名高い入管当局収容していたスリランカ女性を死亡させた事件

海外出稼ぎ労働者を送り出す一方で、スリランカ外国人労働者を受け入れてもいる。

それはスリランカの主要輸出品である茶の生産だ。

特に南インドとの歴史的なつながりも深く、多くのヒンドゥー出稼ぎスリランカに来ているという実態がある。


ところで前回の記事で、バングラデシュ感染がそれほど爆発的になっていない背景を、社会階層の分断が少ないことも一因なのでは、と分析というか想像してみた。分断というのは階層人種によって死亡率に大きな差があるアメリカ典型的な事例。つまり黒人ラティーノ医療へすぐにアクセスできないことが多く、また感染リスクの高い職種に就くことが多いなどのことを指している。バングラデシュでは、ことに感染対策については、例えば結核にしてもNGO機能していて、地域住民へのリーチアウトがしっかりとできている国なのだドヤ顔するとすぐ感染が急上昇、という法則があるのであまり言いたくないが。

社会階層の分断とコロナ

同じ視点スリランカに当てはめてみると、

結論からいって、社会階層の分断政策ウルトラ強力に推進している、政治的に危うい状況がみえてくる。


ラージャパクサ大統領選挙勝利2019年)がひとつの大きな転換点だった。ラージャパクサ兄弟という視点でいえば返り咲きだ。

ゴーターバヤ・ラージャパクサ - Wikipedia

同大統領就任後、中国との関係強化を露骨に進めているスリランカ

中国はやったぜとばかりにオセロをひっくり返すかのように、他ドナーを蹴散らし、次々に融資を強化、権益を強めている。

コロンボ港湾事業象徴的だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2707Y0X20C21A4000000/

日本の援助をはじめ、各国ドナーは後退を余儀なくされているのは知っていたが、

内政的にもイスラム抑圧を進めるなど危うい面が表面化してきた模様だ。


社会階層の分断によって、ある種のエスニックコミュニティ社会階層へのリーチアウトができず、実質アンタッチャブルになることで感染コントロールできない、という分析ブラジルスラムでの感染爆発で経験したことだ。

これは想像だが、スリランカ感染爆発が、もし仮に南インドから出稼ぎ労働者ヒンドゥー)で、今なお、社会的少数者として不利益を被っているヒンドゥー感染対策放置されている、あるいは見過ごされている、とするならば、スリランカの今後の状況はとても厳しいものになるのではないかと思う。

新規感染者の増加率はここ数日、若干低下してきた様子なのが安心材料ではあるが。。

2週間くらい経った5月下旬スリランカバングラデシュも水際対策を強化、というニュースをみないように、先手先手の対応を祈っている。


++++5月12追記+++++

UAEクエートが10日、

バングラデシュスリランカパキスタンネパールから入国12日より制限する措置を発表。

湾岸諸国で主要空路ではカタールがまだ残っているが時間問題だろう。

タイマレーシアシンガポールも先週、すでに上記から入国制限済み。

なお、インド株については、すでに韓国(4/19)、日本(4/22)、香港(4/30)、マレーシア(5/2)、シンガポール(5/3)で確認されている。

さらに今週10から12日にかけ、アジア各国から続々とインド株の報告が上がった。

タイスリランカインドネシア、フィリピンカンボジアの5か国をネット記事確認することができた。


南アジア諸国の主要な出稼ぎ先が相次いで入国制限を取るなか、

インドパキスタンネパールの3か国に6日間の隔離義務付けるのみの日本水際対策の緩さがさらに際立ってきた。

正直、一刻の猶予もなく、昨年武漢からヨーロッパ感染が拡大したときと同じ緊張感を思って水際対策をしてもらいたい。

2021-05-01

シンガポール南アジア全域から入国トランジット全面禁止踏切

Singapore to bar visitors from Bangladesh, Nepal, Pakistan and Sri Lanka - CNA

シンガポール政府は4月30日、過去2週間にバングラデシュスリランカネパールパキスタン滞在歴のある渡航者の入国トランジット禁止すると発表した。この措置は、5月2日から適用される。

南アジアは、東は香港シンガポール、西はドバイなど、東西出稼ぎ経済圏をもった地域だ。

シンガポールバングラデシュインドから出稼ぎ労働者を多く受け入れている国のひとつ

出稼ぎ労働者問題は、日本でいえば、技能実習生受入問題に相当し、日本の水際対策ユルユルなのも

ここに原因がある。

しかし、ここにきてシンガポール南アジアとの国境の扉を完全に閉じる経済的インパクト日本とはくらべものにならない。

からこそ、もう手遅れ気味のギリギリ決断になっての政府決定となったのだろう。

インド変異株をインドだけの問題と捉えるのであれば甘いだろう。

ひとの流動性観点から経済圏を広くとらえ、南アジアを中心に、中東東南アジアなど幅広く、水際対策の強化をする時期だ。

南アジアほぼすべての国でインドと同じタイミング感染が急拡大している状況をしっかり分析すべき。

(なぜかバングラデシュだけ一旦急拡大した新規感染者数が、ここ3週間、緩やかに減少を始めている、という現象も含めて。ラマダンだけでは説明がつかない)

日本政府厚労省外務省

ナマケモノみたいな超スロー対応、たいがいにしろ

2021-02-19

anond:20210219194916

旅行雑誌かな。

ちょっと高めの旅行雑誌だと、よっぽど興味ある国や地域のじゃないと買わないから、バックナンバー見られるんなら暇つぶしいくらでも見てられそう。トランジットとかああいうの。

2020-12-31

2020年12月ハワイに行った話。(後編)

(前編 anond:20201231031127 より)

ハワイから出国前準備

行きと同じように、出発24時間前にハワイ州の健康情報登録サイト離島ホノルルフライトに搭乗出来るように健康状態登録。後で分かるけれど米国内で空港の外に出ることはないのでこれはあまり意味がなかった。

同時に厚生労働省から指示されている入国時の質問Webhttps://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/)という手続き実施

12月中旬の時点ではGoogleから検索ではこのサイトにたどり着けず(今はたどり着ける)、成田で配られた紙に書かれたURLを打ち込んでアクセスアンケートに答えてQRコード発行。

これがハワイ州の手続きサイトと比べてかなり貧相。スマートフォンからアクセスしか想定してない作りになっているし、質問項目の設定も前項目で該当しないはずのものを聞いてきたりと、使っていて不安を感じる作りになっていた。

発行したQRコードハワイ州のサイトとは違ってメールで送ってくれず、仕方ないのでPC画像保存したのを転送した。

なお、帰国の搭乗前はPCRの検査不要。(米国本土から乗り継ぐ場合必要らしい)

ハワイ出発

恋人と出来るだけ早く収まるといいね、早く日本に帰ったりまた遊びにこれるといいね、と話しながら空港チェックイン

そもそも飛行機に乗る人が少ないので空港スタッフが凄い暇そう。

日本に帰るとわかると日本からきたの!へえ!こちらの方はこちらにお住まい!それは寂しいね!二人の写真を撮ってあげるわ!写真を撮ってくれた。ハワイの人いい人だ。

見送りが見えなくなって飛行機に乗り込んで半泣き。ホノルル行きの機内のお客さんは乗っている間もしっかりマスクをつけていた。本当に意識が変わったよアメリカ人

成田行きの機内は前後3列誰もおらず、横もはるか向こうの窓際に一人いるだけ。二重に付けたマスク食事以外は外さずに過ごした。

こんなに空いている国際線初めて乗った。前方の座席は少し混んでた模様。

入国

入国前の成田に到着する飛行機では「健康カード」と書かれた紙が配られました。厚生労働省の検疫所と署名があり上部に「入国される方へ検疫所よりおしらせ」とタイトルがふられていて14日間以内に新型コロナウイルス感染症特に流行している地域から入国する人が必要手続きについて書かれていました。

以下内容要旨の抜粋

1.特に流行している地域からいたことを必ず検疫官にお申し出ください。

2.入国した次の日から起算して14日間は指定された場所で待機し、外出せず、人との接触を控え、公共交通機関を利用せず滞在場所記載して検疫官に共有し、健康状態毎日チェックして、熱や咳や出たら指定医療機関にて受信してください。

というものでした。また同居の家族の人も十分に配慮するようにとか、相談センターや窓口の電話番号外国語での医療機関の案内などのQRコード記載されていました。

日本到着後

成田に到着。降機した後、速やかに専用の待合室(エリア?)に全員通されて検査しました。

壁や柱のあちらこちらに

検査前30分は飲食はしないでください。

と書かれた紙が貼られてて、記されていた翻訳

Don't eat! Don't drink!

と丁寧さも礼儀正しさも30分という情報も含まれないものだったので、公式の場の翻訳適当さに日本に帰ってきた感じがしました。

本当は写真を取りたかったのだけど完全に撮影禁止エリアだったので我慢

入国時の抗原定量検査

健康状況の対面確認 → 検体取得 → 書類確認・結果通達 → 入国

の順番で行われました。

接触型の体温計で体温測られながら、どこから帰ってきたか、咳はないか、熱はないか、などの質問をうけました。コロナ特に流行っているとされる国と地域ほとんど全世界)だと抗原検査にまわされます。(回されない場合があるのだろうか)

  • 検体取得

検体とは唾液。事前の待列の案内に、唾液腺を刺激するマッサージ方法が書かれていました。こちらは日本語でも英語でも正しく書かれているようでした。

順番が来ると管理番号が発行されて、番号の貼られた検査キット(プラで出来てる漏斗とシリンダーの簡易セット。大体10ccくらい?の唾液の量のあたりに黒い線が引かれている)が渡され、唾液を入れるために選挙投票用紙を書くような広さのブースに入って、漏斗に向かって唾を垂らす方法ブースには酸っぱいものを思い浮かべましょうと梅干しレモン写真が貼られてたけど、「クエン酸」とか「ビタミンC」とか「アスコルピン酸」とか書かれている方が垂涎ものだと思う。元々唾液量は非常に多いと歯科医お墨付きをもらっているので、ブースの後ろをウロウロしていた唾液量を確認する係の人に光を当てながら確認してもらってOKを貰い、出口で検査員に渡しシリンダー立てに立ててもらう。

出発24時間前に登録したアンケートが発行したQRコードと、パスポート入国前に配られた前述の健康カード確認してもらい、厚生労働省からのご連絡、と書かれた紙を渡されます

二週間の健康状態確認を行うのに、LINEアプリ電話番号登録方法についての案内について書かれています

(前のQRコード発行時にどちらかを選ぶ。)LINE使ってないので電話番号登録できるのはよかった。ここで次の待機列で座る場所を番号で指定されます

廊下に二列にソーシャルディスタンスを保った状態で並んだ番号のついたパイプ椅子に着席。この座席は空いても再利用されないようになっていました、

フライト自体人数が少なく、列に並んだ人も91人。ウロウロと歩き回る人や、マスクしてる以上に具合が悪そうな人もいたりして、周りで咳をする人がいると、みんなが振り返ってその人を見るという状況で気分は罪人。なんとなくバツ悪い感じで待っていると、館内放送管理番号の下4桁が日本語と英語でそれぞれ読み上げられて検査室で結果を聞くスタイルで、ドキドキしながら40分程待機。

結果は陰性。

陰性だと信じていても、嫌疑かけられて証明する迄の間はやはり嫌なもので、結果を聞いてホッとした。

陰性だとわかると健康カードネガティブを表す(-)が貼られて、不思議デザインの模様が入ったオレンジ色の紙を渡されます。(青い紙もあるらしい)

この紙を見せてやっと入国手続き荷物受け取り→税関申告(犬が頑張ってた)→ゲートの外へ!

待機列に並んだのが20:04で結果を受け取ったのが20:50だからやはり実質1時間前後はかかるみたい。

成田空港入国出国手続きエリアは2年前より明るく綺麗にハイテクになってて、

2020イベントに向けてこんなに頑張って整えてたのになぁって思うととても寂しい。

早くコロナが収まってなんの障壁もなくこの場所が使われる日が来て欲しい。

帰宅手段

陰性証明は貰ったものの、トランジットホノルル空港や機内で感染してても未だ結果には現れないので14日間は公共交通機関は使えません。

それにも関わらず。 待機列で前にいた同じ便で帰国したはずの女性は1階の京成線ホームへ向かうエスカレーターに消えていくし、(どうなったか知らない)この日予約していた空港ホテル(陰性証明があると泊まれる)は若干遠いので行き方を空港にいたお巡りさん複数)に聞いたら「遠いからそこのタクシー使っていけばいいですよーっ」笑顔マスク付き)で言い出す始末。タクシーって公共交通機関ですよね?ダメじゃない?帰国者だよ?と言い返したらお巡りさんが全員黙ってしまった。千葉県警察大丈夫日本の水際対策効果について不安を覚えつつ、40キロ荷物ガラガラ引っ張ってホテル迄歩いて行きました。

何故成田に一泊したかというと自力レンタカーで帰るためでした。

成田レンタカーショップ時短営業で軒並み到着便と同時刻に閉店してたので、次の日に出直して車を借りるため。

レンタカーも調べてみたら大手トヨタレンタカーは乗り捨てに対応していなかったけど、タイムズレンタカー系列店舗への乗り捨てだったら陰性証明書の提示で利用出来るとのことで予約しました。

が、ここで待ったがかかります

朝の京葉道は危ないんじゃないかとか、普段ペーパードライバーなのに大丈夫かとか、アメリカ道路ルールを見た次の日に日本ルールにすぐに戻るのか、などなど言われてても意に介してなかったのですが、から書留が送られてきて、事故に遭って千葉県医療従事者に迷惑かけるようなことがあってはいけないと現金が入っていました。散々悩んで帰国者用のタクシーサービス成田から定額)に3日前で申し込みました。同時にキャンセルしたタイムズさんごめんなさい。成田から東京都23区外、大体25000円から40000円が相場レンタカーが乗り捨て代金込みで16000円だったので送金がなかったら無理でした。

帰宅

既に成田に一泊していたので、自宅に帰ってから14日間が自宅退避になります

外に不要にでてはいけないし、お店にも入るのは憚られるし、公共交通機関は使わないでくださいとのことです。

予めこの14日に備えて買い置きしていた食材や、ネットスーパー宅配便食事はまかない、ゴミ捨てだけは敷地内なのでOKということにして、ベランダ仕事の合間に日光浴と宅配の受け渡し以外は一切外に出ていません。

帰国後14日間は保健所から連絡を行って健康状態確認しているとのことでしたが、自動音声の電話LINEに切り替わったとのことで、次の日から電話を待ちわびてました。が、かかってきたのは帰国後3日後からでした。内容は毎日かわらず、厚生労働省から海外から帰国した方への電話であること、14日以内の健康状態確認していること、熱はないか家族も熱はないか。せき、喉の痛み、鼻詰まり、鼻水、強いだるさ、息苦しさ、その他の風邪症状は無いか。という質問と、出来るだけ安静にして不要不急の外出を控えて手洗いと消毒を徹底してください、という内容を毎日大体お昼ごろにかかってきて言われました。一回出られなくて毎日かかってくる番号に折り返して登録しようとしたら、折返しでは受け付けられません、と冷たく言われました。電話に出なかったことでどんな罰則がくるのかビクビクしていますが今の所何も言われてないです。

本日

昨日でやっと自宅退避が終了して大晦日今日から外に出られます。14日間で合計歩数が20000歩行ってなくて本当運動不足が怖い。正月から散歩します。

最後

恋人に会いに行くなんていうと聞こえはいいかもしれないけれど、今この時期には褒められた行動では全然ないです。バカかと思う。

この時期に移動する人は、やむに止まれぬ家庭の事情があるか、やっとハワイに行けるぜヒャッハー!!SNS!!映え!!という、やむに止まれぬ病な人のどちらしか居ない印象だし。

恋人は現地で在宅勤務やりつつ元気そうで、久しぶりに一緒にご飯を食べ庭を散歩してゲームをして、この一年が無かったかのように普通に過ごせました。すごい安心しました。

出来たら毎日一緒にいたいけど、今のところはいつでも話せる・文字や画面を共有できる技術の発達に本当に感謝しつつもう暫く我慢できそう。令和万歳

そんな感じの数多にある遠距離恋人に会いに行く旅行記の一つでした。

ここまで読んでくれた皆さんありがとう

コロナで会えない人に連絡を入れてみるといいよね。今日のうちに。

良い2021年とよい2020年の最後の日を。Stay safe!

2020年12月ハワイに行った話。(前編)

2020年12月ハワイに入るためにやる必要があったことのメモ

ことのはまり

2020年1月仕事の都合で米国に行ってしまった恋人に会いに行く4月チケットを購入したのは1月3週目のこと。その前週から中国感染症流行っているニュースが入りあれよあれよという間に予約したフライトが飛行しない事になり、日程変更の為にサポートに問い合わせどつながらず、アメリカサポート経由で別の日のチケットを手に入れたのも束の間、出発18日前の3月26日よりハワイ州への入境が完全制限され、フライト欠航が決行。

一晩失意で枕を涙で濡らしているのを、どこ吹く風の恋人に慰められつつ、在宅勤務でほとんど家に出ることないまま様子を見続けてやってきた秋9月の末。フライト自体ほとんどない状態、にも関わらず収束することを願って12月チケットをゲット。この予約した羽田便も11月になる前の週にはキャンセルされたけれど、入境後の行動規制が出発72時間前に取得したPCR検査の陰性証明書を所持している人には免除され成田便は飛ばすことが分かったので、急いでハワイアンに電話して飛ぶ予定の便に切り替えました。

あとは12月に無事に飛ぶのを待つばかり。感染者数も抑えられてきているのでこのまま収束を超期待。(ここまでが10月末)

事前準備

チケット購入

羽田便が成田便に変わった。対処済み

PCR検査実施

出国というか搭乗のためにPCR検査の陰性証明書必要なのだけど、ハワイで14日間の自宅退避を免除するには別途指定機関で発行されたPCRの陰性証明書が取得が必要

対象クリニックはこちら。

https://www.allhawaii.jp/covid19/prepare/certificate/

他の診断やってないんじゃないかって位小さなクリニックで、取得。ハワイの他、グアム中国入国の両方の証明書を発行していた。ビジネス

ハワイグアムが大体26000円で中国用のが30000円を超えていたと思う。

来客も英語を話す人か中国語を話す人で(勿論日本語も)受付の人はどうやら中国語と英語日本語がわかる様子だった。

出発前々日の午後に仕事を早退して検査して、出発前日の終業後に発行された証明書を取りに来るスタイル

検査前のアンケート項目は熱の有無や風邪の症状以外に、

三密をここ14日間避けていたか外食14日していないか、狭い空間で人と話したりしていないか。等。リモート勤務で友達存在すら危ぶまれているので楽勝。

検査にはパスポートフライト番号、保険証を持っていけばOK

次の日に受け取った陰性証明書は、前日の検査結果から陰性を証明する、と医者の手によって書かれたハワイ州の規定の紙が用意されていて、自筆名前と住所と生年月日と出発日・フライト名を書く感じ。

出発日欄を間違えて生年月日で書きかけて、書き損じで再発行手数料500円が追加で取られた。

ハワイ州の健康情報登録

ハワイに来る人は前日の健康情報を所定のデータベース登録する作業義務付けられています

https://travel.hawaii.gov/#/trip

これは日本人だけではなくすべてのハワイ州への来訪者が必要

オアフ島だけでいいかと思いきや、オアフから尋ねる離島までの間の登録も別途必要だった。

登録する来島理由について、再移住トランジット観光、友人・家族への来訪、エッセンシャルワーカー、航空機乗務員、とあって、この場合は友人家族への来訪を選択

ステイ先に、ホテルホステルコンドミニアム、自宅、時間貸しスペース、B&B、友人親戚宅、の他にキャンプサイト・ビーチやシェアルームと言う選択肢があって、この状況下でビーチとかキャンプサイト選ぶ人いるのかなとか疑問に思ったり。

健康情報登録では熱はないか、解熱剤は飲んでいないかインフルエンザ予防接種は打ったか、どこか別の国から移動した14日間の自宅待機期間ではないか、14日の間にハワイ州以外の自国ではない所に旅行していないか、などの登録必要

フライトごとにこの健康情報登録必要サイトにはPCR検査文書登録できる場所があって、ハワイ認定の陰性証明書pdfにしてアップロードされていると到着時に空港を出る時の手続き項目が減って非常に簡単に出られます

これが終わるとQRコードが飛んでくるので、入国空港から出る時の手続きで、パスポートと一緒に見せればよい様子。

ESTA登録

これは通常のアメリカ入国でも必要。ちょうどパスポートを切り替えてESTA登録も切れてしまってたので、再登録

SNS登録箇所が以前はTwitterFacebookだったのに、LinkedInInstagram が追加されてた。

当然この手の情報はどれも持っていないので登録していません。はてなは無かった。

ESTA登録後の初回は有人審査必要になるとかで、結局有人入国審査もやりました。

保険加入

どんなに万全を期しても罹ったら現地の医療機関を使わざる負えずなにかあった時の医療費が怖いのでとりあえず3000万まで保証してくれる会社のにしました。結構高いです。4500円。

※やらなきゃいけないことの詳細は

ここ(https://www.allhawaii.jp/covid19/prepare/)に全部書いてあった。

すべて自前で調べてから気づいたのでもっと早く知りたかった。

日本出発

家の冷蔵庫の中身を減らして、残りは帰国後14日間外出しない間に食べられるものを残し、不織布のマスク(VFE99%)の上に布マスク(中に不織布フィルターが入れられる物)を重ね付けて出発。当初の予想も外れて東京新規感染者数は増え続け、この日は250人弱。

この時期にわざわざハワイへ向かいたい人は、現地で生活がある極限状態日本人の買い出しかビジネス家族いるかで持ち込み荷物の多さを感じるような人ばかりかと思いきや、小さなスーツケース必要最小限の装備のカップルや、地方から出てきてホノルルで何をして遊ぶという話で盛り上がっている親子連れや、ゴルフに行く様子の人もいて、不要不急の出国カジュアルに実行する為にPCR検査をする人が居るのに本当にびっくりした。私も引きこもる予定だけど、不要不急の出国者側の人間なんだろうなってここで気づいた。

空港はこのハワイ便に乗る人と他の便待ちの人がいるくらいで、全く人がいなかった。旅行代理店のエリア座席のところは前の方に空港職員の人がお弁当広げて食べている位、誰も居なかった。三密は全く無いけどレストラン街もほぼしまってて(土産屋もしまっている)いつも入るお店もやってない。出国手続きをした先の免税店レストランも一切閉まっており、自販機で買った乳酸菌飲料の糖分でかろうじて空腹感をごまかす。おにぎりを食べている集団に羨ましくなりながら、搭乗待ちの間に携帯アメリカのeSIMを設定したりしてた。

機内

もともと間引きでの座席提供。大体半分くらいは予約不可席で選べなくなっています。隣の四人席には人が一人しかいなく、気がついたら4席使って横たわって寝てた。

当初は機内食は食べるのをやめようと思ってたけど、機内の空気の循環は良いことや、空腹でおかしくなりそうだったので、ありがたく与えられた糧をいただく。

食後は、前の席にいる老人夫婦(多分片方別の席)がたまに咳をする(喘息っぽい音)上に時折マスクを外す。読書灯つけっぱなしで席移動して寝る、など普通に迷惑人達なので映画を見て過ごす。目の前の座席が咳したあたりで、ダブルマスクの上にプラスチックのフェースカバーを付けてた。流石に読書灯つけっぱなしで移動されたのが鬱陶しかったので注意したら、装着してたマスクを外して謝ろうとし始めた。やめてほしい。

乗り換え

オアフ島から別の島に移らないといけないので乗り換え。入国審査入境健康検査(熱はないか、喉は痛くないか、などの口頭アンケートQRコードの提出)してから一旦国際線ターミナルを出て国内線へ。米国人もマスクしているし、地面にはこれでもかというほどキーディスタンスを守らせるためのシールが貼られていた。時期をずらしてバカンスにきてたっぽい米国内の人がちらほら居た。結構普通に国内を動いているメリケン

国内線の搭乗検査身分証明書旅券)とマスク外して顔を見せるなどをして無事次の便に。食事をしようと思ったけれどホノルル空港内の飲食店ほとんど動いておらず、BURGER KINGもこの日はやってなくて、スタバカロリー高そうな飲み物を頼んだ。土産物屋は一軒のみ営業してたけど、ほとんどお客さんは入っておらず。

離島到着。軍服着た人に囲まれながら、再度事前登録QRコード見せて健康状態アンケートを受けて、やっと空港の外へ!


滞在

恋人空港に迎えに来てた。

久しぶりの恋人かわいい!元気そう!かわいい

あーよかった。きてよかった。生きててよかった! 

めっちゃ暑い恋人かわいい

1年ぶりに会う恋人狂喜乱舞エキサイティングしつつ、恋人の家で居候。しあわせ。恋人とのご飯。しあわせ。

最初数日間は様子を見ていたけれど特にコロナの初期症状もないので、たまにスーパーに買い物に行ったり散歩に行ったりドライブして海を見たりしてました。

一回だけガラガラの店内でご飯食べた以外は周りの人と距離非常に保たれたアウトドアか家でご飯飛沫感染リスクかなり低め。

それ以外は延々と仕事する恋人の後ろでゲームしたりお茶のんだり仕事メール読んだりしてた。完全に邪魔してた。休暇とってよかった。

そうこう濃厚接触している間に帰国の日が近づいてきました。

(後編 anond:20201231031222 に続く)

2020-08-12

anond:20200812132510

そんな感じだよな。

私がトランジットで仲良くなった中国人も、国内googleSNSが使えないことについて何の不満も持ってなかった。

政治的なことを書きたい人(侮蔑的ニュアンス)には不満だろうけど、科学情報などはちゃん検索できる」と言ってた

2020-07-28

シャルル・ド・ゴールウンチ

かつてヨーロッパ旅行してたときパスポート紛失で旅程が大幅に狂った結果、目玉のひとつだったフランスが乗り換えだけになってしまたことがあった。

かの有名なシャルル・ド・ゴールにせっかく降り立ったのに、二時間足らずのトランジットだけ……俺は悔しかった。

しかったので便所に行って半ばむりやりウンコをした。

人生ではじめてパリに行き、ウンコかましてすぐ去った。俺より俺のウンコのほうが長くパリにいた。

それって、素敵じゃない?

2019-07-27

しょうごくんの話

https://note.mu/shogo622/n/n99e40d665438

を読んで、

四半世紀前の学生の頃を思い出したよ。

まれて初めてパスポートとって、いきなり一人でバックパッカー気取りで

タイインドスリランカに行った。

総理大臣海部の頃だったかな、細川の頃だったかな?

バンコクインド行のチケットを受け取りにいったときに、

旅行代理店の人に

インドか、俺も若いころさ、スリランカフェリーで渡ったことがあるんだよ、懐かしいな。君は初めての海外旅行?気をつけろよ。これからメシでもどう?」

と助言をいただいた。これから初めてインドに旅立つ若者に万感の思いがあったんだろう。

「いえ、これから待ち合わせがあるんで」

「そう・・誰?まあいいや、じゃあ、ま、気を付けてね」

あの時、何の待ち合わせだったかを彼に具体的に話していれば、あんな目には合わなかったな、とあとで後悔することになった。

そのときすでに、当時流行っていたいわゆる「トランプ詐欺」にまんまと引っ掛かってしまっていたからだ。

代理店に行く前、道を歩いていたら日本人だろ?と声を掛けられ、あとでチケット取り終わったら日本に住んでいる妹と電話で話してくれ、とかなんとか、すっかりそそのかされて、

待ち合わせをすることになっていたのだ。

そして、代理店を出て、待ち合わせ場所にいき、そいつの車に乗り込むや、まんまとバンコク郊外へ連れ去られてしまった。

トランプゲームをする前から、部屋の外で人の気配を感じるなど、ただならぬ雰囲気を感じ取ったので、ブルネイ石油商人を名乗る怪しげな対戦相手が登場して間もなく、決意して

バイバイ!といって部屋から飛び出した。

振り返ると「おい、ちょっと待て」といってバイクヘルメットかぶりかけている恐ろしい形相の男がいた。

外は雷が鳴っていて豪雨だったが、死ぬほど走って道端を歩く人をみつけて助けを求め、タクシーを呼んでもらった。

バーツが足りなかったので、その人にお借りした(ま、返せなかったのでこれも詐欺か)。心臓バクバクがやんだのはタクシー空港についたとき

旅の始まりがこんな調子だったので、トランジットバンコク空港で一人反省会

トランプ詐欺アジア地域定番中の定番と知ったのは帰国してからのこと。

その後、カルカッタ

緊張のあまり、リキシャのおつりが1ルピー足りないくらいで血が上った。カネに関して、無駄ナーバスになっていた。

インドゆっくりと南下するなかで、ヨーロッパアメリカ人バックパッカーにいろいろと旅行の注意点やテクを教えてもらった。

あるドイツ人の兄ちゃんは、飲み終わったペットボトルを私に見せて、

「いいか、覚えとけ。インドじゃ、飲料水も用心しないといけないんだ。俺は飲み終わったら、いつもこうやって、ナイフで底に穴を空けて再利用させないようにしてるんだ。」

苦笑いした。ま、人それぞれ何かしら痛い目にあって、その人なりの経験サバイバルしているんだということがわかってきた。

半月くらいすると、ようやく緊張がとれてきた。

知り合った韓国人旅行者とも話をした。トレッキングにいった友人が拉致されたらしく、今も行方不明心配だ、と話していた。

リー沈没中の日本人とも時々話をした。ドラッグ情報交換のサロンのようになっていたのが印象的だ。

その後、あちこち経て、スリランカへ到着。チェックインするなり、宿のおかみが小声で、少年は欲しいか?と聞いてきたので、??と怪訝に思っていたところ、その後

一部欧米人旅行者の、現地の少年少女に対する気持ちの悪い性癖を目の当たりにして、オエっとなったあたりで始めての海外旅行を終えて無事帰国した。

学生の頃にこういう経験したのは、いい勉強だったと思う。

*******

卒業してからは、仕事柄、世界中飛び回っている。個人旅行でもね。

欧米はもちろん、アフリカアジアアラブ中南米もいく。残念ながら中国はまだない。

どの国や地域危険ですか?とたまに聞かれる。

しょうご君の例を出すまでもなく、本人の備え次第で「危険への暴露」は異なってくる。

油断していると、ヨーロッパアメリカも相当に危ない。

観光地特に、ホケーっとした観光客を狙ってくるのでね。

しろ観光客の少ない地域安全だったり。

債務貧困国で、水道は泥水みたいな劣悪な環境であっても、観光客がおらず、

東洋人が珍しいような国では比較安全に歩けたりすることも。

そうはいっても、リアル北斗の拳揶揄されるホンジュラスエルサルバドル都市部とかね。ある意味ヤバい

地方部のマラスの支配地域のほうが、麻薬ルート上にあって支配確立しているだけに、まだしも安全だったりする。

首都レストランでメシを食っていたらいきなり強盗とか、タクシー営業みかじめ料のいざこざでバーンとかはあるにしても、

それでも大型ショッピングモール安心感結構高い。

例えばナイロビなどに比べると、ものすごく安心する。お金安心して下せるレベル

アフリカの一部地域では、銀行を出る瞬間、かなり緊張することが多い。

それと、ブラックアフリカ遺伝子というのか、血の気の多さに圧倒されることも。

現地の駐在員や日本公的機関から、乗っている車が交通事故を起こしたときの注意点として、耳を疑うようなアドバイスをもらったことがある。

たとえ事故こちらの責任であっても、ポリスに連絡などせず速やかに現場を立ち去れ、というのだ。つまりひき逃げしろと。

なんどか交通事故を目撃したことがあったので、直感的にすぐ理由が分かったんだけどね。

事故の直後、野次馬がわらわらと寄ってきて、こいつが悪いのか!と加害者と目された側に対して、タコ殴り暴行を加えるということが日常茶飯なのだ

結局のところ、それぞれの地域で、それぞれのシチュエーションで、異なる社会的な背景のある危険性があり、一概に殺人発生率やテロ治安の悪さだけでは語れない。

それと自分自身の備えとして、現地の政治経済の概況くらいは把握できるよう情報収集ができないと、どの国にいっても危なっかしい。

言葉もね。スペイン語などローカル言語で最低限、警察自分立場欲求説明できるくらいの能力がないといざというときマズイ。

また先進国から安心していると、フランスパリでいきなり恐喝されるかもしれないし、

ロスで一杯飲んだ帰りに拉致られるかもしれない。

グレイハウンドバストイレに行こうとしたら、中からナイフを持った無賃乗車の男に「シッ!」と睨まれるかもしれない。

朝食を食べにホテルの部屋を出た隙に、さっきまでメールを書き途中だったパソコンがとられるかもしれない。

空港警官わいろ要求されるかもしれない。

あるいは、池袋を歩いていたら暴走車両に、、、なんてこともあるかもしれないしね。

国名は書かないけど、アメリカから敵視されている国のなかには、案外と親日的な国であり、かつ人々も穏やかで

街を歩いていて、ものすごく安心感のある国もあるね。

いろいろ書いたけど、

私自身が、最初海外旅行インド一人旅だったので、

心構えとある程度の経験がないと、一人で行っちゃいけないよ

みたいな助言は、おこがましくてできないけれど、

経験っていうのは、その国に行かないと経験できないことでもあるので、

めげずにいろいろ旅すればいいんじゃないと思うね。

いい増田

2019-02-20

anond:20190220130423

この場合の「オペレーション」っていうのは防弾チョッキ着てヘルメット被って

帯銃して防弾装甲&防弾ガラス装備したトランジットチャーターすることだぞ

2019-02-17

「旅慣れてる」の基準って?

10カ国に行って一度もスリに遭ったことがない」みたいなまとめ見て思ったんだけど、何カ国以上だと旅慣れてるなあっていう印象になるの?

ぶっちゃけ自分は、10カ国...だけで語れる?と思ってしまった。


マウントしたいわけじゃなく

仕事海外行く人はもっと行ってる(これを言っちゃあおしまいか)

・中長期旅行者や移動好きは1度の渡航で何カ国も巡る

トランジット入国&数時間だけ観光する派は数稼げちゃう

と思うから

逆に、3カ国しか行ったことないけどそのうち1カ国に1年住んでたとかだとまた印象変わるよね。同じ国に何度も行ってる人もいるか

あと全部ツアーガイド付きバス移動とかだとうーん?と思うかも(でも年取ったらそういうことするかもしれないし否定はしたくない!)


かくいう自分は、大陸ならではの地続き移動が大好きなので、鉄道移動できるなら1度に3カ国ぐらい行く。

フランスから隣国へ1泊だけとか、アメリカからメキシコ日帰りとか、トランジット半日だけぶらつくとか、行ったことあると言っていいのかレベル滞在も含んで、30カ国になる。

もう一度言うが、マウントじゃない。渡航経験は多くないのに数だけ稼いでしまタイプだと思う。

からなんとなく言いづらく、旅行好きを自称したことがない。

人の旅行話を聞きながら会話して初めて「なんで黙ってたの!?」と言われることもある。逆にバックパッカーの人とかだと「ふーん。まあまあ行ってるね。」みたいな感じ。

だいたい海外旅行好きって言うのは恥ずかしくて言いづらい。うまく言えない。。お金がかかる趣味からともすれば嫌味っぽいし。

あと自分女性なんだけど、旅行に関して男性ってマンスプレイニングしたがるので非常に疲れる。(キラキラ女子っぽい旅行をしていないかどうか執拗に確かめようとする)


本題に入ろう。

実際、旅慣れてる基準というか、履歴書趣味欄「旅行」って書けるぐらいの経験って何カ国以上になるんだろう?

読書映画鑑賞なんかといっしょで、経験時間がかかるものこそやっぱり量が1つの基準になると思うのでぜひ聞きたい。

(こんなことで旅行を測っても仕方ないというのは百も承知なのですが、就活に使えるものなのかどうか知りたい)

自分なりにざっと考えるとこんな感じかなあ。

【下記のどれか1つでも満たす】

・1度に半年以上の滞在もしくは旅行経験したことがある(除:仕事

・年齢と同じ数以上の国を訪れたことがある(同じ国に複数回訪れた場合も、再度カウントできるものとする)

【下記に該当するものは除外する】

・フルパッケージツアー経験しかない

公共交通機関を使ったことがない

旅行中に現地人との交流(買い物時の挨拶店員とのちょっとした会話〜交渉含む)を一切したことがない

2017-11-29

インスタグラムとは、プリクラである

インスタグラムとは、プリクラである

プロフィール画面は、プリクラ帳。

タイムラインはプリ交換。

自分学生だった頃に、

ぶ厚いプリクラ帳を持って、

「プリ交換しよ^^」って

言ってくるおじさんがいたら、どう思うか。

通報だろうが。

そういうことだ。

ここ数日、

「おじさんに『インスタ映え』は可能か」

ということについて考えていた。

結論

「かなりむずかしい」

キー局代理店に勤めている連中は、

案外、キラキラした投稿をしない。

自己顕示欲は、普段仕事で満たされている」

と言っていたので、まあ、そうなのかもしれない。

守秘義務もあるのだろう。

でも、大多数の一般おじさんだって

自己顕示欲を満たしたい。

そんなおじさんの投稿内容は、

メシ 筋トレ

子供写真 同窓会

海外出張トランジット

(字余り)

が9割。

残り1割は、野球サッカーフジロック

年賀状でいいよ、もう。

2017-11-08

放浪している俺を励ましてくれるアニソンを探していた

アイカツいいじゃん!

……未来トランジット

……Dreaming Bird

……うぐっ

2017-10-29

travel note

9/25-9/29、夏季休暇を取得し、憧れの国ドイツ旅行してきました。

前夜。

トランジットのため成田から北京国際空港へ。海外で初めて口にした食べ物ピザハットピザ政治的事情から各SNSにはアクセスできず、乗り継ぎまで人生の貴重な8時間出国せず空港内で過ごしました。

中国国際航空を利用しました。何故か機内モードでも電子端末は一切電源を消すよう命じられたため、退屈な機内でした。本を読んでは眠くなるため機内ではほぼ寝てました。また機内食はお粗末なもので、一緒に出されるパンフルーツの方がずっと美味しく感じました。

9/25

フランクフルト国際空港着💢やはりメルケル氏が当選していました。

新秋のドイツは気温10~15度と寒いので、空港から降りてきた薄着の漢民族は凍えていたようです。

ドイツ鉄道が発行している「ジャーマンレイルパス」を事前に購入していたので、ヴァリデーションを済ませフランクフルトからベルリンへ移動。しかしながら自由席指定席もほぼ満席状態で、後から乗った私は車内で立ち往生してしまうことに。ベルリンまでの移動時間はおよそ4時間半。全日一等席に乗れる権利を有していたのに惨めな旅だと思っていたら検札に来ていた乗務員が空いている自由席を見つけてくれ、さらに隣に座っていたウルリッヒミューエ似のおっさんスーツケースを上の棚に入れるのを手伝ってくれました。この時感謝気持ちを述べた言葉ドイツに来て初めて使用したドイツ語でした。

ベルリン

インターシティホテルベルリンにチェック。このホテルは2日間滞在していた。一人で予約しているのに何故か掛け布団が二つあったのが気に障りましたが快適に過ごせました。いかんせん成田搭乗から今まで風呂に入る機会が無かったので、ガラス張りのシャワー室でシャワーを浴びる。

行ったところ。

ブランデンブルク門。言うまでもなく、ベルリンの壁象徴する建造物。これを見るためにドイツに来たと言っても過言ではないくらい見たかったもの。なお、この日から8日後に東西統一27周年を迎えました。東西融合を祝して、記念に橋を架けました。興味深かったのが、門周辺はイギリスフランス等各国の大使館がひしめき合っていて、門の直ぐわきにアメリカ大使館では警備員が厳めしく立っていたました。そして、『舞姫』で豊太郎が闊歩したウンター・デン・リンデン通り沿いを100m程歩くと今度はロシア大使館が見えてくるのですが、アメリカ大使館の2倍の敷地で厳重な警備と邸宅さながらの荘厳さがありました。当時ソ連東ベルリン統治する上で、東側諸国リーダーたる威信を発揮しようとしていたかがうかがえますね。

次。DDR Museumという旧東ドイツ博物館。じっくりねっとり展示品を舐め回すように見ながら1時間半くらい経ったところで閉館のアナウンスが。まだ全部見終わってないんですが。

アレクサンダー広場ベルリンテレビ塔、に行く前に広場周辺でカリーヴルストを夕食。正直ケチャップは苦手なのですが、これはケチャップと合いますねぇ!!!!これだけでお腹一杯になってしまいました。

テレビ塔。夜景を期待してわざわざ22時に入場したのですが、ちょっと想像と違っていましたね。

2日目。朝から特急に乗ってチェコに行こうとしたのですが寝過ごしました。ただ、片道の移動時間がこれまた5時間も掛かるので仮に朝一の列車に乗っても、宿泊の都合上、日帰りで帰るとなるとろくに滞在できず一日を列車で過ごしかねないスケジュールでもあったので、正直フイにして後悔はしませんでした。

テレビを点けたらチャンピオンズリーグバイエルンアンデルレヒト試合が中継されていました。2-0でバイエルンが快勝していて流石FCバイエルンでした。

昼。電車に乗ってシュタージ博物館へ。これも東ドイツ関係。『善き人のためのソナタ』にも出てきた建物写真ネクタイは、よく見ると小さな穴が開いていて、この穴を通してカメラ反体制派の行動を盗撮していたというのですから恐ろしい。

夕方オーバーバウム橋からシュプレー川沿いの「イースト・サイド・ギャラリー」を見学。これも東ドイツ時代遺産写真男性二人(ブレジネフとホーネッカー)が交わしているアツいキスは決して男色を表しているのではなく、共産圏における挨拶の一つだという…。その後はポツダムに移動しサンスーシ宮殿見学するつもりでいましたが、気付いたら閉園時間が近付いていたため断念。片道1時間電車を引き返すことに。

夜。ポツダムプラッツレストランで夕食。ベルリンピルスナーを堪能。ドイツビールは飲めるけど、日本ビールは何であんな苦くて不味いんでしょうか。クネーデルズッペ。ブイヨンベースに牛レバーの肉団子というシンプルスープ料理なのですが、これが非常に美味しかったです。スープ料理で初めて感激しました。最後ベルリン名物アイスバイン塩漬け豚肉を茹でたもので美味しかったのですが、ボリュームに屈し食べきれずギブアップ。すいませんでした。

帰路。連邦議事堂。丁度議会選挙の直後だったのか館内見学の予約が取れず外から見学

ホテル内。ビールを飲みながらテレビドルトムントレアルマドリード試合を観戦。やはりピルスナーは飲みやすい!それでいて1.03ユーロ(約137円)という驚きの安さ。なお試合は3-1でレアルドルトムントボコボコにしてました。

3日目。6時にチェックアウトを済ませ、西方シュトゥットガルトへ。メルセデス・ベンツミュージアム見学しに。ルイス・ハミルトンは好きじゃないですが、メルセデス・ベンツは好きです。前からSLS AMGやAMG GTのロングノーズのボディが気に入らなかったのですが、300SL等歴代の車種を見ていくにつれてこのノーズが力強さが感じられるようになり好きになりました。あと、AMG GTって写真で見るより意外と車体が小さかったです。

博物館を後にし、ケルンへ移動。2時間程移動してケルンホテルマテルヌスハウスチェックイン。受付は愛想が良く好感を持てましたが、部屋がツインダブルベットで虚しさがこみ上げてきました。加えて、もともとコンベンションホールホテルにした作りなのか、浴室の作りが人工的でこれまたムードダウン。

ケルン大聖堂。二つのアーチがそびえるゴシック様式ローマ・カトリック教会ブランデンブルク門と並んで見たかったものその2。駅からライン川を渡った先が撮影ポイントで、道行く外国人スリの恐怖に怯えながら100枚くらい写真を撮っていました。

夕食。『地球の歩き方』にも掲載されている有名店なレストラン。ここではケルシュという地ビールを堪能。フルーティーな味わいで飲みやすいけど、水だと揶揄されてもいいくらい苦味が薄く刺激が弱い。でもボクは好き。

4日目。最終日。朝食はフルーツポンチばかり食べてました。ゆっくりしてからチェックアウトを済まし、フランクフルトへ。

フランクフルト証券取引所。入口前に雄牛と熊の銅像ブルベア。DAXは8月以降ずっとブルってやがる!館内ツアーガイドドイツ語で何を言ってるかさっぱり判らなかったです。取引所を後にし、しばらくフランクフルト金融街を闊歩してからフランクフルト国際空港へ。ドイツ旅行はこれにて終わり。

魔の5日目。トランジット北京行の便がまさかの遅延で予定の日本行の便に乗れず。後にトランジットカウンターに行って出発便を振り替えればよいとわかったのですが、何せ初めての事態でかなりアプセット。何とか便を振り替えてもらいましたが、中国人の話す英語が判らず聞き取るのにかなり苦労しました。

19時頃羽田空港着。成田じゃなくてよかったです。ここでクイズ東京に着いて一番最初に食べたものは?そうですね、ラーメンですね。

初めて一人で行く海外旅行でしたが、正直旅行というより社会科見学に近いものでした。博物館で2時間も3時間も過ごすのでもし人と一緒に来ていたらうんざりするでしょうし、この点は一人でよかったです。完全に自分時間が流れていました。

しかしながら、やはりトラブルがある時はやはり一人で対処しないといけないですし、当然コミュニケーション外国語なので言葉がわからないと辛いものがありますね。幸い身振り手振り肉体言語でも伝わるのでこの点は何とかなることはありますが。意外にも滞在期間中一切日本語を喋らなかったのが精神的に辛かったです。

また行きたいですね。今度はルフトハンザ航空の直行便ファーストクラスで。

2017-08-27

何で同じ電車に乗るの?少しお金我慢すればすいている交通機関使えるのに

私は昨年の夏にソウル市内を訪れた。目的としては慰安観光などがある。勧告独自料理文化、そして歴史資料館などを見学した。その、ソウル市内を見て驚いたのが、公共交通システムが高度化されている事だ。都市鉄道における踏切廃止ホームドアの整備はもちろんのこと、都市鉄道地下鉄バスの乗り継ぎ料金が廃止されていて、スマート公共交通が実現されている。日本ではつい最近まで満員電車問題が取り上げられていたが、日本場合は同じ鉄道でも運賃バラバラな上に、バス地下鉄との乗り継ぎ運賃が設定されているために、混雑の緩和を難しくしている。

そこで、私は都市交通の近代化提案したい。具体的には、道路の改良やそれに伴うバス路線網の整理、そして鉄道バス地下鉄との乗り継ぎ運賃廃止である。まず、日本は長らく鉄道王であると云われていたが、これは道路交通の整備が諸外国に比べて著しく遅れていることから相対的鉄道交通が極端に便利であることを揶揄する言葉である。実際に道路を見てみると、バス専用レーンの設置やバス路線BRT化など、大幅な改良の余地が見られる。長らく、鉄道路線の補完として扱われてきた都市路線だが、近年は通勤ラッシュの著しい東京都内を中心に混雑緩和の切り札として再評価されている。改良工事の余裕のある車線の多い道路には、営業時間中に設定されるバス専用レーンの整備を行い、バスの増発を可能にしてみてはいかがだろうか。それから鉄道バス地下鉄との乗り継ぎ運賃すなわち初乗り運賃の二重徴収廃止バス運賃トランジット制度提案したい。都市圏ブロックにおいて、新幹線を除く都市鉄道運賃統一して、なおかつバスの乗り継ぎに応じての乗り継ぎ運賃の割引を適用できるようにすべきだ。バスの乗り継ぎ割引についてだが、30分以内の乗継であれば、バスに関しては6回までの乗継時に運賃を割り引くなり免除するなりすればよい。これにより、運賃のばらつきによる鉄道同士、あるいは鉄道地下鉄、あるいは鉄道地下鉄バスの混雑の偏りなどがなくなり、先進国水準のスマートマス・ラピッド・トランジットが実現できる。

2016年鉄道の大幅な混雑緩和を公約に掲げて小池百合子都知事就任した。東京といえば2020年オリンピックパラリンピックが開催される都市だ。オリンピックに合わせて条例法律の整備や都市改造が進められているが、その都市改造の中身に、公共交通の改造が含まれればと思う。日本公共交通の不便さは全世界訪日客がわかりきっているものなのだから

2017-05-15

さっき見た夢

妻と一緒に海外へ草を食べに行くことになった。

今回は仁川トランジット時間があるので空港を出てキノコ狩りに行くことに。

空港で旧友と会った。俺と妻は軽自動車で、旧友はバイクで、一緒に向かう。

しばらく行くとガソリンがなくなったのでセルフ式ガソスタに入る。

旧友は現金がないとのことで俺が入れる。

旧友のバイクに、悪意なく角砂糖を入れる。

俺の軽自動車には軽油を入れる。

給油が終わって出発、しばらく行くとバイク調子が悪いとのことで再びガソスタに。

店員のいるガソスタだったので様子を見てもらうと、今日中には直らないとのこと。

じゃあと言って妻と二人でキノコ狩りに。

途中車の調子が悪くなり動かなくなった。

歩いて旧友がいるガソスタに向かう。

すると旧友の姿が見えない。近くの温泉街にいると店員から聞く。

温泉街に歩いて行くと、宿に住み込みで働くことにした旧友がいた。

「オレはここで働く。でも一緒に連れてきた猫はここで飼えない。お前が連れて行ってくれ」

キャリーがなくリュックに詰めて行こうとするが、

一度入ったがすぐに出てきてしまう。

よく考えたらリュックに入れるのはかわいそうだから置いていこう。

旧友の気持ちに応えられなくて申し訳ない。

飛行機時間に間に合うかあやしいバスに乗って仁川に戻る。

そのまま目的国へ。

事前に聞いていなかったが当地の友人たちとアフタヌーンティパーティに出席することに。

会場に着いてからドレスコードがあることに気づき、友人に怪訝な顔をされる。

しかも参加費用が足りない。手元にあるキノコを道端で売って工面する。

草も買った。紙も買った。会場に戻ると怪訝な顔をされる。

そりゃそうだ。

ホテルに帰ろうと言った妻の顔を見ると、妻ではなく元カノだった。

覚醒

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