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はてなキーワード: 一人旅とは

2019-03-19

面白そうだから対抗してみる

スペックスキル

164cm 49kg Cカップ 26歳

住居:千葉 ※引越し可能

学歴高専

仕事フリーランスIT系いかがでした系じゃないよ)

家事:基本なことはなんでもできます。綺麗好き。コロコロストックは常備。

資格簿記2級、応用情報技術者(基本はとってません。大学在学中に取得)

顔面:よく言えば堀北マキと桐谷美鈴を足して2で割った顔。悪く言えばプレーリードッグみたいな顔。

趣味一人旅国内限定)、ツーリングネットフリックス

性格あんまりしゃべらない、ゲラですぐ笑う、争いが嫌い

相手希望するもの

容姿身長体重特に無し。禿げてない

声:低め

収入年収600以上の正社員役員

学歴:不問

年齢:25-34まで

性格共感性が高い、短気じゃない、偉そうじゃない、謙虚ナルシストじゃない、言葉選びが慎重、ちゃん歯磨きと入浴を毎日する人。

2019-02-28

くっそハイスペックノートPCを買った話

昔、持ち運びでネトゲができるなら最強じゃねーか!とハイエンドゲームノートを買った。確かいろいろカスタマイズして40万ぐらいした。

性能は素晴らしく、SSDの読み込みの速さだとか、やっていたネトゲが最高設定+グラボ側で効果を付けても明らかにヌルサクで、タイムアタックの読み込みも「タイムアタック詰めるためにPC書い直した!」とかいってた奴より早くて、ちょっととんでもねーもんを手に入れたなというのが感想だった。

 

でも、俺は絶対おすすめできない。買ったからこそわかるけど、性能を求めるならどうやってもデスクトップでいい。

まず、持ち運びできない。

くっそハイスペックなので、非常に重たい。カバンに入れてスタバドヤ顔できるPCの重量を1としたとき自分が買ったのは18ぐらいだ。

しかも、厚い。カバンに入れてスタバドヤ顔できるPCのProを厚さ1としたら、自分が買ったのは5ぐらいだ。

なので、PC専用の持ち運びケースを買ったが、「フラッとスタバ行くかな?」ってときにそんな専用のごっつい持ち運びケース持つわけだからドヤ顔はできない。

そもそもスタバドヤ顔しながらネトゲなんかしない。やるのは、ちょっとメール打ったりとか、ネットサーフィンぐらいだ。それぐらいしかしないのにハイスペックPCなんかいらない。

あと、室内での持ち運びもクソ。なんだかんだでネトゲするなら有線なので最終的に室内でのPC場所は固定される。

買った後はハイエンドゲーミングノートという響きだけで一人旅行に持っていったが、そもそも一人旅行いってネトゲしないし、旅行先でもネトゲがしたいならネットカフェ行くほうが断然良い。

ビジホに泊まって、PCを机の上に置いて、やることがネトゲとか普通に心休まらない。ヘタなビジホはネット回線クソだし。

 

この時期、大学生協PCが高くて「この値段でこの性能!」というのが話題になるが、

値段対性能 ではなく、 値段対性能対重量(サイズ) でノートPCは語ったほうがいい。

4年間、お前は分厚くて重いノートPC住まいから大学まで運ぶことを考えなければならないのだから

 

レッツノートは軽い癖に馬鹿みたいに頑丈で神です。

今は、メインのデスクトップに持ち運び用のレッツノートMacBookはよくわからないけど、カバンにするりとはいっていく様はすごく良さそう。

2019-02-24

もうじき三月になる。大学生たちは就職活動解禁だ。

インターン学生たちはいかに安価で同じような仕立てのスーツに身を包んで街を闊歩している。

就職活動を毛嫌いする学生は多い。

「無個性集団に属するために、皆同じ格好で画一的試験を受けるのが嫌だ。自分個性が死んでしまう。」というのが大半だろうと思う。

そういう学生出会うと自分は何とも言えない気持ちになる。

自分自身個性表現するのに、所属する集団や、受ける試験が何の関係があるのだろうか?

個人個性尊重されてしかるべきだと思うが、それと就職活動への反発はなんの関係もないことだと考えてしまう。

要は特筆すべき理由なしに就職活動を毛嫌いして、博士へ進学したり海外一人旅を始めるという発想にあまり同調できないのである

誤解しないでほしいが、今日科学力を築いたのは言うまでもなく博士へ進んで学問を修めた人々であり、目的があっての海外渡航は非常に面白そうだし素敵な行いだと思っている。

第一私も大学院へ進学しているし、海外長期間ボランティアなんかもしていた。

自分がうーんと思っているのは「就活ってダサイ」と考えている学生についてだ。

企業へ属して、企業の持つプロダクト・サービスを世の中に送り出して生きていくことがそんなに「ダサい」のだろうか?

かに仕事中の恰好は皆同じようなもので、人に頭を下げて生きていくことはおおよそ間違いないだろう。このことは別に恰好いいわけでもないかもしれない。

ただ、それには目標があってのことだ。

自身のために金銭を稼ぎ、そして企業全体としての理念を成すためだ。

食品メーカーなら世にうまいもんを送り出して人々に驚きを。

医療関係者なら、患者苦痛に寄り添いって人生安心を。

商社なら様々な人々の仲介を経てメーカー消費者に喜びを。

こんなことはきれいごとだが、個人で何かをはじめても結局はこういう事なんでは無いのだろうか。

きっといろんなストレスがあるのは間違いないんだろうけど

2019-02-23

anond:20190223180810

思い出しながら書いてたら長くなってしまった。

悪かった点

・人がとにかくとにかくしつこい

メディナ商店街的なところ)だと十メートル置きに「コニチワーwwwニーハオーwww」とか何度も言われる。触ってくるし、立ち止まったら話終わらないし、無視したら罵倒されるし、平気で嘘吐いてくるし(「○○宮殿はこっちだよ」とか全然違う方を指さして勝手ガイドしようとしてくる。グーグルマップあるんですけど、って感じ)、頼んでもないのに道案内してお金をせびる、口説き文句キモいししつこい。あん意味分からんトイレがある国で握手すらしたくないのに、、、と思ってドン引きだった。いきなり写真撮られたりもして本当にイスラム圏の男性が苦手になった。

言い過ぎだろ、落ち着けよ……と思われそうだけれど、これでも言い足りないぐらい

おもてなし」を求めて行ってるわけではないし、お土産屋さんなどで多少の営業?を受けるのは理解できるけれど、”文化の違い”で納得できるレベルを超えて人がウザかった。

あと、女一人でフラフラあんな国に行ったわたし自業自得だけれど、結構ヤバイ目に遭いかけた。

観光客来なくなったら困るだろうに、どうして観光客を目の敵にしてるかのような言動を取るのか理解に苦しむ。ごつめの白人グループかに喧嘩売ってるのを見かけたし、行動原理が謎過ぎた。

歴史的建造物がショボい

!?これ?って驚くくらいチャチかった。前々回の旅行先がローマだったからなおさらそう思った部分もあるかもしれないけれど、わざわざ見に行く価値を感じなかった。

あと、青い街で有名なシャウエンもいざ行ってみるとなんかボロくて、何が人気なのか分からなかった。(まあモロッコ人のおかげで怒り心頭状態だったからかも)

・汚い。衛生面も汚い、口も汚い、金にも汚い。

まー、これは仕方ない。

けど、観光名所とかただでさえショボいんだからせめて綺麗にしようよ、と思った。

良い点

迷路

かに迷路面白かった。まあまあ方向感覚があってグーグルマップがあればなんとかなると思う。

・100円そこらをもらうためにしつこくつきまとってくるような人間ばかりで辟易しているときに、たまーに親切なモロッコ人に遭遇すると超感動する。

(と言っても数メートル道案内してくれた、とかレベルのことだけれど、それでお金請求されなかっただけで、その人がもう聖人に見える)

自然

生えてる植物日本全然違っておもしろかった。植物に興味なかったらどうでもいい点かもしれない。フェズの丘からの眺めとか、アシラー海辺とか良かった。

・猫がいる

どの街にもそこら中に🐈がいる。かわいかった。しか性格モロッコ風なのかして人懐こかった。モロッコなんかに行ったことを旅行中ずっと後悔してたけれど、猫がいたのでなんとか乗り越えられたと思う。

―――

改めてモロッコに行くことはおすすめしない。

遺跡が見たけりゃローマに行けばいいと思うし、買い物ならパリに行けばいいと思う。

あと、欲しいと思えるようなモロッカ雑貨ほとんど見なかった。そもそもあのテイストが私の好みではないことを踏まえても、バイヤーが買い付けたモノを航空券の分の金で買った方がよほど良い買い物ができると思う。

それでも行きたいなら

人が非常にウザいことを覚悟して、建造物に1μmの期待もしないで行ったら意外に気に入るかもしれない。心の準備は大事

あと、女性は一人で夜に出歩かない方が良いと思う。というかそもそも女性一人旅に向いていないと思った。

それから道で話しかけてくる人は95%が詐欺師というかタカ野郎から無視する。道を聞くなら女性に聞いた方が良い。

そして、駅のオフィスとかでも平気で正規料金より多めに言って騙してくるから、常に値段をWebとかでチェックしておく。

物の買い付けに行くならマラケシュとアシラーおすすめ特にマラケシュバス接続グーグルマップに表示されるのでありがたい。バスは一回大体50円という破格の安さ。フェズより売ってるモノが比較的オシャレだった。フェズはお店の客引きがウザすぎてヤバイけれど、マラケシュ比較的まし。そのかわりマラケシュのフナ広場での客引きのウザさはヤバかった。

なんか全体的に悪口みたいになっちゃったけれど、ああいうのが好きな人にとっては楽しいのかも。

知り合った女性に教えてもらったけれど手で牽制するポーズをとって「シュクラーン(shukran、ありがとう)」と言ったらそれ以上しつこくされないらしい。

何回かキレて”GO!!! AWAY!!!”"DON'T TOUCH ME!!!"とか言ったけれど正直全く効き目なかった。

彼らにとって観光客って人間じゃなくて歩く財布なんだろうな

2019-02-02

海外旅行予約したぞ……!!!四月に一人で台湾だ……!!

台湾なんて近いじゃんと思われるかもしれないが……!!

初めての一人旅行……初めての海外なのだ……!!

緊張してきた~~~~~~~~~~~~~~っっ

わいにならできるッ

2019-01-30

anond:20190130104341

あら!失礼。追記今見たわ。

一人旅か。気を付けていってらっしゃい!

素敵な旅になるといいね

anond:20190130015207

本当は黒船キャビンつー、1泊4000円くらいで泊まれ

1人用カプセルみたいなやつがあるんだよ

それが男限定

女だとデカい客室取らないとだめ

一人旅は男限定の部屋が結構あるから面倒くさい…

2019-01-27

一人旅おすすめ

来月三連休をもらえたのでどっか一人旅に行こうと思うんだけど、何かおすすめありますか?

ちなみに、福岡の民です。

2018-12-30

今年の行ってみた旅 2018

旅行をするときは、事前にこなすべきリストを作って、旅行記を書きながらそれをこなしていくのがスタイルになっている。

そうすると、旅行であった事を覚えておけて、初日事件が3日目に意味を持って繋がる様な思わぬ出会いがあったりするし、ちょっとしたトラブルがあっても大して気にしないですむ。

なにより文章を書きながらだと一人旅でも退屈しない。


今年は例年になく旅行に行った年で、社員旅行で行った南の島も含めると4回旅する事になった。

その中で3回の一人旅をまとめました。



2018香港・深圳・広州の旅


3泊4日

旅程:東京香港深圳(→香港)→広州香港東京

タスク英語広東語チェックインする/オクトパスカードを買う/飲茶する/鴛鴦茶と菠蘿包で軽食国境を越え深圳広州へ/QRコード決済をしてみる


ネット界隈で話題になっていたQRコード決済を体験してみたくて香港経由で中国へ。

事前に3ヶ月ほど広東語勉強をしたもののさっぱり通じなかったが、広東語国語の聞き分けは出来るようになり、東京に思いのほか香港人が来ていることに気づいた。

渡航前後ではIT界隈や経済界しか騒いでなく、同僚に説明しても「なにそれこわっ」という反応だったQRコード決済が、帰国して半年経ったら狂想曲のごとき騒ぎになっていた。

あと、プーアル茶が飲めるようになった。



2018秋、ベトナム、ホーチミン


3泊5日

旅程:東京ホーチミン東京

タスク:レートの良い両替店で両替バインミーを食べる/ベトナムコーヒーを飲む/チェーを飲む/フレンチコロニアル様式建物を撮る/サイゴン駅で券売機などのデザインを見る


自律神経失調症メンタルバグった直後に挙行。

はてな界隈ではうっすら話題になっていた外国人技能研修生制度だが、帰国した直後に外国人労働者に関する法案が通るとか通らないとかの話になり、俄にニュースになり始めた。

新興国なのでスリなどにあうのかなー、などと思っていたが、ベトナム人には何ら金をせびられず、なぜかエストニアから来た白人に金をせびられた。

ベトナム人にはスクーターマイルドに轢かれた。



2018 晩秋、広島・博多・別府


6泊7日

旅程:東京広島博多別府東京

タスク広島風お好み焼きを食べる/厳島神社を撮る/博多うどんを食べる/太宰府天満宮スタバにいく/別府温泉で湯治


療養中の1ヶ月に滅多にない折角の長期休暇なので、行った事のなかった広島九州へ。

BTS原爆Tシャツ騒動で揉めたおりに原爆ドームをこの目で見る事になった。

しばらくして韓国とは今度は国防上の話で揉め事がおきた。

いい歳をして行きの広島では長距離バスを利用したので、肘が痛くなった。

整形外科先生に聞くと、「治ったときに神経を巻き込んだだけで、骨にも腱にも異常はない。痛いだけだから気にするな」といわれた。

あと、大分で喰ったやせうまが美味かった。



以上です。良いお年を

2018-12-24

クリスマスになると機関トーマスちゃうんだよね

夕方TVをつけると機関トーマスをやっていた

夕飯を食いながらぼーっとみてしまった

子供の頃、特に好きというわけではなかったが意外に面白い

実は日常系深夜アニメとやっていることは対して変わらない気がする

クリスマスの話をやっていた

英国クリスマス雰囲気があって楽しそうだ

ふと10年前にロンドン一人旅に行ったことを思い出す

キングスクロス駅やセントパンクラスから列車に乗って旅に出た

草原が広がって、羊がいて、灰色で石造りの建物がまばらにあって

きんいろモザイク的なものを感じた

2018-12-15

一週間くらいかけて一人旅してみようと思う

出来ても春頃になるが……

女性一人だと宿泊断られるところも多いらしい

どこへ行こうかな

海が好きだ

2018-12-07

anond:20181207223313

Google MapとBooking.comがバックパッカーを殺した」

って、かつてバックパッカーだった人がよく言ってるわ

ネット禁した方が一人旅楽しいだろうな

2018-11-21

高校教師になってみたけれど

サイエンスの楽しさを教育したり教科の専門家になりたかった

だけど実際やってみたら教員は超絶ゼネラリストだったのでもう無理

教員をやってみて体育会NG自分レッドリストレベルの少数派だと知った

教員を続けようとすると部活顧問体育会カルチャーが不可避になるのが残念すぎる

あと、生徒とはフラットに気軽に付き合いたいのだが、それは無理だった

クラスを「統治」する以上スクールカースト上位を意識しないと自分サル山の最下位序列になって、授業もできないし廊下を歩くこともできない

これまで自分動物園サル山を見て「獣は愚かだなあ」とおもってたんだが、人間の集まりサル山だったんだな

教員学生時代キラキラして楽しかったヒトむけだ

学校が楽しくなかった

クラス友達ほぼいなかった

体育祭文化祭サボってた

クラスTシャツの購入希望自分だけ聞かれなかった

文化部幽霊部員だった

ホームルーム苦痛だった

数学けが癒やしだった

文系科目は読書or睡眠時間だった

体育教師に「そんな人生でいいのかwww」と嘲笑された

遠足は自宅を出てから体調不良で...」と学校電話してファミレス時間をつぶした

修学旅行は班行動から合意の上離脱して一人旅を楽しんだ

こんな自分がやっちゃだめな仕事

いい経験になったよ

2018-11-19

[]【3】2018 晩秋広島博多別府

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anond:20181119190934




コンパクトな予行演習


安さ優先の一人旅といえ、ユースホステルで眠れる自信がなかったので、予約サイトで一番安いビジネスホテルを取ったは良いものの、2泊7,000円のホテル風呂トイレ洗面室は共用の上、冷蔵庫もなく、カーテンを開ければ階下に斎場というなかなかの感じで一瞬たじろいだ。

バス移動もコンパクトだったが、このコンパクトさも結構ものだ。

ともかく部屋に荷物を置いて、一旦2日後の新幹線切符の購入と夕食の為に広島駅へ向かう。

日はすっかり暮れていた。


広島駅切符を購入し、尾道ラーメンで腹を満たした後、ホテルに戻る為、煌びやかな夜の広島を歩く。

ホテルに戻りたいっていう安心感は旅に結構重要なんだよな、高くてももう少しホテルを選べば良かったかな」と思いながら、夜風に当たっていると、長距離バスの疲れか眠気が襲ってきた。

フロントで教えられた共同浴場で一風呂浴びて寝よう。


一階に備えられた共同浴場は小ぶりの銭湯の様な感じで、「他に呼び名は無いといえ『大浴場』は盛りすぎなんじゃないか」と思った。

しかし、小さいながらもサウナも併設の浴場は、ユニットバスより余程つかれを癒すのにもってこいで、「サウナに個室の寝室がついていると思えばこれはこれで悪く無いかもな」と思い直した。

旅の最終日は大分別府温泉だが、ここで一先ず先に湯治の予行演習だ。


【4】2018 晩秋、広島・博多・別府 3日目|3日目 ゴジラと朱の大鳥居 へ >>

anond:20130818033214

女子浪人生(首都圏中高一貫出身)の地方大学受験だった自分場合、平日のため父は仕事、頼みの綱だったシフト制勤務の母の「私も仕事あるし」の一言により、親の同伴なしビジホ泊だった。

入学してからいろいろ聞くと、女の子は親同伴がほとんどだった。男の子も親同伴が多数派基本的に箱入り娘、箱入り息子ばかりなので、どの親も我が子を旅させるのが不安だったらしい。


格安ビジホの一人旅だったけど、旅費を出してくれて、受けられるだけありがたいと思ってたよ。増田には黙っててね、と言ってるんなら、自分の中で折り合いついてるんじゃない?

たぶん平日の話でしょ?時期的に卒業旅行Fラン大学生じゃないかな。真面目に受験してないやつに台無しにされたのは、聞いてる側も辛い。

2018-11-15

黒い靄と私

6年前から、黒い靄で包まれている。

正確に言うと、目の前と、頭の中が黒い靄の中にあって、私は私の体をコントロールしたり、外の世界に触れることができない。

キーボードを打っているのも、気づいたら文字が打たれている。

どうやって打ったのか、誰の考えなのか思い出せない。

黒い靄がそこにあるだけである

日常生活普通に送れていると思う。

今年大学院卒業して、就職した。

それから今日まで無遅刻無欠勤だ。

なんならむしろ行動的な方で、

2週間に1度は習い事に行くし、

海外一人旅もする。

新しいご飯開拓もするし、

知らない人にも結構しかける。

就活の時は毎日ぎっしりセミナーの予定を入れて、夜遅くまで活動していた。

学部時代部活部長をやった。

指名されて部長になった。

みんなの前に立って、言うべき時は強く言ったし、飲み会では人一倍はしゃいだ。

でも、思い返せない。

それは私じゃない。誰かの記憶

何かを思い出そうとすると、頭の中にある黒い靄の塊と、思考文字の塊が邪魔でよく見えない。

黒い靄の外で、近くにある手と足が動いて、声が聞こえて、映像流れる

鏡を見ても、それは「私」だけど、私じゃない。

感覚が無い。

自分の手を自分で触れても、ただ目の前で手と手が触れる映像として流れるだけ。

つねると痛いけど、それが目の前の映像と結びつかない。

音声と画像がちぐはぐなビデオみたい。

気付いたら全て終わっている。




黒い靄がかかった日のことは覚えている。




第一志望の大学試験である




受験を考え出してすぐ、

その大学になんだかすごく行きたくなって、

偏差値のこととかあんまり考えずに好きになった。

一生懸命勉強した。

早起きすごい苦手だけど、5:30から23:30までびっちり勉強した。

今思えばそこまで非現実的でもないレベルだったと思うけど、

親はすごく心配した。

からいかレベルを落としたら?と言われた気がする。

私にはレベルが高すぎるってずっと思ってたみたい。


ところで私は絵を描くことが寝食を忘れるくらい大好きだった。

休みの日は絵が描きたくて早起きした。

小中学生とき少しいじめられてて、毎日死にたいと思っていたけど、

絵を描きたくて、生きていた。

思ったように描けなくて泣くほど悔しくても止めようなんて1ミリも思わなかったし、テスト前でも睡眠時間削って描いてた。

描けなくなるなら死んだ方がいいと思った。

でもとにかく絵を描きだすと時間を忘れて没頭しちゃうので、

受験直前から絵を描くのを封印した。。

最後最後我慢できなくなって勉強ノート一枚隅々まで使って絵を描いたときはほんとに気持ちよかったな。

技術的には全然だけど、やっと自分が描きたいと思う絵が描けつつあって嬉しく思ったのを覚えてる。

大学生になったら、親の目も無いし好きなだけ絵が描けると思ってた。

同人誌出したいなとか、

動画絶対作ろうとか、

かに絵を使ってもらいたいなとか、

今思えば絵が生きがいだった。


なぜかはっきり思い出せないんだけど、

試験の直前だか当日だかになって、

母親に、あなたが受かるわけないでしょ的なことを会話の中で言われた。

えっ、私受からないんだ、って素直にびっくりした。


そのまま試験を受けに行った。

そこだけはっきり覚えてるんだけど、

英語の長文解こうとして、読み始めて、どうしても読めなかった。

過去問で長文何回も読んだけど、まるで初めて英語を見たぐらい意味が頭に入ってこなくて。

見えてるのに見えてなくて、読んでるのに読んでなくて、何も分からない。

黒い靄がかかっているのに気付いた。

もうパニックになって、見えろ!見えろ!って心で叫んだ。

泣いてた。


黒い靄は晴れないまま、試験は終わった。

会場外で母と待ち合わせして一緒に帰った。

どうだった?って聞かれたから、全然解けなかったんだって言ったら、

「ええ~?あんなに頑張ってたのにどうして?」

って。

すごく裏切られた気がした。

からないと思ってたんじゃないの?って

私、受かるかもしれなかったの?って、混乱した。

なんて言ったらいいかいかからなくて曖昧に笑った。





第一志望の大学には落ちてた。

慌てて受けた大学に行った。

親としては十分満足な大学らしいけど、私は受かっても何も思わなかった。




大学生になって、一人暮らしをさせてもらった。








気付いたら、絵が、描けなくなっていた。




自分の中から絵が無くなってしまった。

とにかく手を動かしてみても全然違う。

私ではない誰かが、「絵を描くために描いた絵」って感じで、

心が全然こもってなくて、あさましくて気持ち悪くてすぐ捨てた。


今も描けない。

あれから6年、まともに絵を描いてない。

黒い靄の中で私はずっと眠っている。

どんなに強く刺激してみても、黒い靄は破れない。


今でも親は、言葉にできない怖さがある。

目の前にすると何も言えなくなるし、

自分が何者なのか全然からなくなって混乱する。

さすがに黒い靄との付き合いも長くなってきて色々考えるんだけど、

しかすると、黒い靄は私が現実を見て傷つかないように守ってくれてるのかなって思う。

大学に落ちたとか、親とか怖いことを見せないように包んでくれてるのかなって。

時々、黒い靄と私のことを深く考えると少し視界がまぶしくなって、

なんだか立っていられないほどに自分が心もとなくて怖くなる。

これは私が黒い靄の外に出ている状態なのだろうか。


素直に、今まで守ってくれてありがとうって思う。

きっとその時の私じゃ耐えられなさそうなことが黒い靄の外では起きてたんだろう。

本当に死にかねなかったのかもしれない。

でも最近は黒い靄生活に行き詰まりを感じている。

というか、ちょっと飽きた。いいかげん動きたい。

これから人生は、黒い靄ごしじゃなく、私の目で世界を見たいなとか思ってる。

黒い靄からの出方はコツが掴めそうで掴めてなくて、

今この瞬間も黒い靄の中。

文字勝手に打たれてる。

2018-10-15

[] 【9】2018秋、ベトナムホーチミン

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anond:20181015000834





予言


ホテルの日々が素晴らしいものだったとは言え、そのまま10時間まりラウンジでぼうっとするのも退屈だ。

昨日訪れたH.I.Sのホーチミン支店にまた行って、素っ気ない日本人スタッフに勧められたお土産バインミーラスクを買おう。

ホテルを出て地図確認すると、残り少ない旅のタスク、チェーを食べられる店がすぐ近くだった。

そうだ、行けるなら行っておこう。

店のあるベンタイン市場を再び訪れた。


広大で複雑なベンタイン市場で、目当ての店を見つけられず、別のお店のお姉さんにスマホを見せて尋ねると、すぐ背後を指さされた。

あ、これか

店のおばさんにメニューを手渡され、指差し注文すると、おじさんに手招きされて、プラスチックの赤いベンチを指さされた。

座ってまてという事らしい。

いい歳をして、疲れて来ると頬に掌をあてて首を傾げる癖があるのだが、おじさんはそれを観てマネして笑った。

こっちも笑う。

程なくカラフルなチェーが運ばれてきた。

その場で食べる場所はあったのだが、歩いて食べたかった。

チェーを片手に、ホテル正面の公園に戻る。

スプーンですくうと、ココナツミルクの中からグミの様に色取り取りな正体の分からないものが出てきた。

一口すると、色彩のドリーミングさに反して甘さは上品だった。

やはり、ホーチミン美食の街だ。


大した苦労もなく辿り着いたH.I.Sのラウンジ一休みしながらこの旅行記を書いていると、ベトナム人スタッフ若い日本人スタッフが近づいて、なにやらレクチャーを始めた。

「すいません」の使い所に関する話らしい。

かに日本人象徴する様でいて、いろんな場面でそれぞれ違う運用をされるよく分からないフレーズだ。

結構長い間話は続いたが、ベトナム人スタッフはしっかり腹落ちしてない様だった。


まあまあ一息つけたし、旅行記を書いていると時間も過ぎて行ったので、バインミーラスクと、追加で缶入りクッキーを買ってホテルに戻る事にした。

途中、昨日スマホしか撮れなかった中央郵便局サイゴン大教会 with マリア様カメラで撮る。

ホテルへの道すがら、ホーチミンでもう一つの近代商業ビルビンコムセンターを覗いてみる。

テナントのH & M のシャツは429,000ドン

日見サイゴンセンターシャツよりはお安いが、ホーチミンにおいてはファストファッションの値段ではない。

そう言えば、平日の昼だというのに、地べたに座った若者が辺りにはいて、一度は声をかけられた。

新卒一括採用などきっとないベトナムだ。

若者失業率は高いのかも知れなかった。


本屋を物色したのち、もう少し気になる建物もあったが、海外一人旅で軽々しく予定を変えないというのは鉄則だ。

16:00頃に戻るという約束通りホテルに向かう事にした。

失業率はともかく、異国のユースカルチャーは気になる。

ファミリーマートで運よく見つけた雑誌を買い、ホテルに戻った。


約束通りホテルに戻った後、朝に教えられた2Fのラウンジに向かう。

一瞬止められるかと思ったが、そんな事はなかった。

ただ、2Fに行ってもラウンジはない。

あるのは、スパジム、そしてプール

そう言えばスパが利用できるという様なことを言われたが、荷物をどうしようとか、湯冷めしそうとか思って、プールサイドに行くことにした。


プールサイドバーでは、お兄さんとお姉さんが笑顔で迎えてくれる。

バーカウンター前のテーブルに陣取り、マンゴー香りづけされたグリーンティを頼んだ。

フレーバーについてお兄さんが念押ししたのは、自分日本人だと分かったからかも知れない。

問題ない。

そういうのが良かったから。

プールでは5歳ほどの少女が遊んでいる。

とうとう雨には当たらなかったな。

これは勝ったのか負けたのか。


勝敗は意外な事にすぐ明らかになった。

ファミマで買ってきた雑誌を眺めていると、プールの水面に幾つもの同心円が広がる。

すぐに雨足が強くなり始めた。

What a thing!

なんて事だ!

ベトナムの事など大して知らなかった時からあった、あのビジョンそのままに、俺は今、お茶を飲みながら雨の水面を観ている!

完璧だ。

でも全然呆然とはしていない。

レインシートの下で雨に濡れてはいないのに、目が濡れてきた。

こっちの勝手な感動をよそに、雨足はますます強くなり、スコール様相を呈してきて、これは言い訳できないくらい完全な夕立だ。

夕立もきっと来るだろう」

予言はまたしても実現する事になった。

激しい雨にお兄さんはもっと奥の席を案内する。

移動しながら大声で笑った。

もう予言の書を確かめしかない。

スマホMV再生するとやはり涙が溢れて来る。

海辺の砂浜に一人寝転がる4,000年に一度の美少女は、イントロでビーチパラソルの下から立ち上がる。

場面が変わって様々な仲間が次々に現れ、共に歌い、踊る。

画面の中ではやがて曲も終盤に差し掛かり、片や画面の外では雨足が弱くなり始める。

画面に目を戻すと、アウトロで、長い黒髪予言者はまた独り、青空の下、晴れやかな表情でフレームの外に駆け出して行った。

完敗だ。


【10】2018秋、ベトナム、ホーチミン Day 4-5|ありのまま、恋と愛、バインミー へ >>

2018-10-13

[] 2018秋、ベトナムホーチミン





Day 0



出発前


「でも旅行、行きたいでしょ?」

心療内科先生能天気さに面食らった。


ベトナム旅行計画したのは夏前。

何となく、この歳で目覚めた海外旅行の感動がまだ冷めない今年の内に、憧れのある国には行っておきたかった。

その後、訪れた生まれて初めて経験するような猛暑

うだるような暑さの中、突然起きた喘息、2年来続く人間関係の秘めた悩み、家族からの今更の衝撃告白など、色々な事が起きたりおきなかったり。

解決出来ないことは保留にして、目線を逸らすように仕事に打ち込んだ、その結果、秋に入って突如、生まれて初めて自律神経失調症になってしまった。

日中でも襲ってくる二日酔いのような頭痛と食欲不振、将来への絶望感。

「これは旅行は中止かなぁ」そう思いながらかかった心療内科先生対応はあっけらかんとしたものだった。


安定剤睡眠薬出して起きますから、しばらくそれで様子を見て、休むのが一番なんで、会社相談できれば長期で休むのがいいですね。不調で休んで旅行に行くのは聞こえが悪いですけど、まあ割り切りましょう。名所も行きたいでしょ、せっかく計画したんだし。」

「でも精神に効く薬って税関で止められたりしませんか?」

「それはあります。でも新興国って緩いですよ。あっちも外貨欲しいんで。自分で使わないような大量を持ち込んだらダメですけど、私もポーチ睡眠薬とか詰め込んで行きますもん。」

「はぁ。そういうもんですか」

「じゃあ私も明日から旅行なので、次の来院は2週間後でどうです?」

そういや待合室にノルウェーだかフィンランドだかの雑貨の本があったな。

先生旅行激推しするのは本人が旅行趣味からかも知れない。


こうして生まれて初めての自律神経失調症を抱えながら、生まれて初めてベトナムホーチミンを訪れる事になった。今回も台湾香港に引き続いて一人旅だ。先生がどこに行くかは聞かなかった。


旅程は3泊5日。

長いので分割して、順に旅行顛末を書く事にする。

読んでくれたら嬉しい。


【1】2018秋、ベトナム、ホーチミン Day 1|1日目 成田、ベトナムの翼、タンソンニャット へ >>

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これまでの旅行

2017 台湾旅行記

2018香港・深圳・広州の旅

2018-10-12

anond:20181012172129

俺も一人旅するけど、流石に旅行中に公園文庫本読まないわ。

そういう価値観の人もいるんだな。

anond:20181012171028

それって「旅行中に」「飲み会中に」っていうよりも「他人が一緒にいるときに」なんじゃねえの?

でも旅行って一人でやっちゃいけないものじゃないだろ?

事実俺は今一人旅だし。旅行中でも公園文庫本読んだりするよ。

2018-10-10

[]若おかみは小学生!

若おかみは小学生!』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨です。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向け。またこ作品書籍漫画版アニメ版あるけれど、それらは横に置いといて映画の話します。

総評

これは120点っすな。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」なので、「見れて大満足! もうちょいお布施したい」でした。

演出とは裏腹に内容的にはかなりヘビー(というのを見越して爽やかで明るい演出を用いていた)なので、児童文学原作でお子様向け痛快娯楽活劇とは言い切れないんですが、個人的にはクオリティさえ伴えば子供を思いテーマや悲しい作品でぶん殴ってもええやないか、いてもうたれ、子供ってのは子供なりに受け取るんだ派なので、クオリティでぶん殴ればいいと思いますふるぼっこドン

この映画に関してはTwitter児童労働がどうのこうのという話もちらりと耳にした程度で事前情報収集もなく見に行ったんですが、そういう物語じゃなかったですよ。

喪失を乗り越えるという話

じゃあ、どういう物語だったかといいますと、大きく2つの柱が絡み合うストーリーでした。それは大きなテーマで言えば「喪失を乗り越える」と「自分自身と居場所を見つける」という話。

初っ端から重いですが、主人公である女子小学生・関織子(通称おっこ)は、本作冒頭の交通事故において両親を失います。もうこの時点で軽い話になりようがないわけですよ。にも関わらず事故被害のシーンはグロカットされ、葬儀とそれに続くドタバタのシーンも描写はされず、おっこは新生活の場であるところの、祖母の営む温泉旅館「春の屋旅館」へと向かいますトランクひとつ持って別に落ち込むわけでもなく、ちょっと大変なだなあくらいの顔色で一人旅をして、到着し、新しい部屋(いままでのマンションとは違う昭和的な和室)を与えられ、転校して新しいクラスメイト挨拶をして、ひょんなことから家業である温泉旅館を手伝うことになります

若おかみは小学生!』って言うタイトルから当たり前ですが、こうして女子小学生おっこの若女将修行生活が始まるわけです。

「春の屋旅館」がある「花の湯温泉」は歴史のある温泉街で、古都然としたまちなみに浴衣姿の観光客が歩く割合賑やかで、カラフルな町です。この辺音楽美術演出あいまって、しみじみと明るく暖かく描かれていて雰囲気良いですね。美術レベルは高かったです。

でも、この明るく爽やかなあたりが(とうぜんそれは演出意図に沿ったものなんですが)、ある意味ホラーでもあるわけです。

小学生児童にとって、両親を失うというのは、最愛家族を失うということであるのみならず、加護者も生活基盤も導き手も失うということです。もう、それは世界崩壊かいレベルでの悲哀なわけですよ。

にも関わらずおっこはそこまでの苦しさを見せない。両親を思い出してちょっとうつむくことはあっても、笑うし、日常生活を送るし、新しい出会いにも前向きでいる。それはよく考えればとてもとても異常なことなわけです。

異常なおっこの新生活は、やはり物語後半に向けて徐々に破綻してゆきます。「両親がまだ生存していて自分と一緒に暮らしている」という幻想を何度もみてしまうおっこは、あるシーンにおいて事故の原因となった(もちろん別のですが)大型トラックを見て、事故フラッシュバックから過呼吸になってしまう。おっこは、両親の喪失という悲しみを乗り越えたわけではなくて、ただ単に今まで封印をして日常生活を演じていたに過ぎなかったわけです。

あらすじなんかにおいて本作は「主人公おっこの成長を描く」なんてサラリと書かれているわけですけれど、それは不誠実な欺瞞であって、おそらくおっこの身になってみれば、それは成長じゃなくて引きちぎられてバラバラにされてしまった自己の修復というサバイバルなわけです。失った何かから目を背けて、決定的な破綻をしないようにごまかしながら疾走するというのが、この物語の前半部分でした。

自分自身と居場所を見つけるという話

そういう意味で、おっこが若女将をやるというのは、児童労働とかそういうレイヤーの話ではないのです。両親を失って加護者も生活基盤も支えも失ってしまったおっこにとって「いまできるなにか」に必死に飛びついて自分を騙そうとしていたとも見ることができます祖母である旅館経営者(現女将)の後継者問題という、旅館側の都合があったにせよ、おっこが旅館雑務に飛び込んで笑顔で充実していく背景にはそれがあるはずです。

事実おっこの若女将雑誌に取り上げられて評判を呼ぶという広告的な価値はあったものの、従業員としてみたとき、お客さんに感情移入しすぎて夜闇の中に駆け出すなど(一般的社会人価値からすれば)行き過ぎな面もありました。

でもそれも仕方がないと思うのです。両親という生活基盤を失ったおっこは、同時に目指すべき将来の自分像も失っています。「将来こういう自分になったらいいな」です。その空隙を、目の前に提出された安易な「若女将」で埋めてしまったわけですから、その意味では、おっこの若女将労働としての若女将ではなく「若女将ごっこ」でもあって、つまりはある種の自分の居場所探しなわけです。

たとえおっこ自身がそれを言語化できるレベルで気づいてなかったとしても、まだ収入もなく住む場所自分では決められない小学性にとって、他にできることなんて事実ないじゃないですか。それはせめて居場所を獲得するという生存努力です。

おそらく祖母はそのおっこの悲痛に気がついていて、周囲が無責任に「若女将誕生!」とはしゃぐなかで、決して自分からは手伝え、継げとはいいませんでしたし、おっこの労働危惧してた素振りも見えました。経営者として「子供接客なんてさせられない!」と拒絶することもできたでしょうけれど、おっこから女将をとりあげて、じゃあ不安定彼女精神に何をしてあげられるかと言えば何もない。だから黙認しかないわけです。

だいたい「自分自身と居場所を見つけるという話」なんてもの現代社会において、大学卒業して就職して一年二年経った青年が、俺はどうやらこういう方面には我慢が効くがこういう方面は苦手だぞ、どうやらおれはこういう仕事とこういう人間関係の中でなら生きていけそうだ――みたいなのをやっとこさやるものなわけで。そんなものを、小学生が引きちぎられるような喪失を乗り越えるのと二正面作戦でやるのは無茶というものです。

そういう意味では、周囲の大人たちはもうちょいどうにかフォローしてやれなかったのかよ、とも感じるんですが、でも逆にそれこそ大人視点傲慢物言いであって、大人だろうが子供だろうがどんな人間でも自分自身の心の中の悲しみや未来とは、自分一人で向き合うしかないというのも一面の真実です。

おっこは画面上の軽やかさやおっちょこちょいさに隠されがちですが、実は誇り高い女の子です。特に自分が設定した自己目標に対しては愚直なまでに誠実です。だからこそ、宿泊客のために対立している真月に頭を下げて教えを請うこともします。その実直さが両親を失うという危地の中で彼女孤立してしまった原因だし、それが巡って彼女の味方を増やす原因でもあったのは素敵だったと思います

ふたつの話の交差点

おっこは「喪失を乗り越えること」から逃避して、目の前のロールである女将に飛びつき、そこで必死に働くことによって苦しかった過去ある意味塗りつぶそうとしたわけですが、その逃避が「自分自身と居場所を見つける」ことにつながってゆきます

幾つかの出会いがあって、目指すべき未来のヒント、ロールモデル出会います。たくさん登場人物がいるのですが特筆すべきなのは三人でしょう。

まずは旅館女将である祖母。登場シーンは少ないのですが、彼女個人人格職業倫理が融合してしまったあの佇まいは、今は亡き母経由もふくめておっこの誠実さの根っこのように思います職業倫理がついには人格化しちゃうって、昭和的な善人のあり方としてすごく共感できるんですけど、今の時代では流行らないのかもしれないと思ってちょっとロリしました。

二番目には、おっこの同級生、秋野真月(大旅館の跡取り娘、通称ピンフリ)でしょう。この娘は小学生女子なのですが、広い視野旅館業と湯の花温泉京の未来を見つめていて、顧客に対して誠実であろうという、幼いながらある種の達人系キャラです(傲慢物言いをする残念キャラでもあるのですが)。この娘と同年代として出会うことができた、ライバルとして対立したり和解したりできた、というのはおっこを取り巻く幸運の中でも格別のものでした。彼女との交友は、悲痛から逃げ出して飛びついた「若女将ごっこ」に、その内実の精神性を加えて「本当の若女将」へ進化させてくれたと思います

(余談&劇中では語られませんが、温泉郷に住まう子供の中でも誰よりも本気で町の未来について抱え込んでしまってる真月の孤独にとって、その孤独の闇に現れて、自分の高さまで登ってくれると約束してくれたおっこの存在は、想像すると涙がこぼれるものが有ります。真月からみてもおっこは救いであったと思うし、そうだと良いなあ)

三番目は宿泊客である占い師グローリー水領です。長い黒髪をたなびかせたこ宿泊客は、都心部事務所を構える凄腕の女占い師なのですが、私生活での失意から「春の屋旅館」で飲んだくれ生活をしています

抑制的な演出描写される彼女鬱屈をおっこはどうにかして励まそうと、浴衣を着たことのないという彼女着付けを手伝います浴衣経験のそんな彼女艶姿におっこが感嘆した感想が「格好いい!」でした。

ものすごくさり気ないシーンだったのですが、それはおっこが喪失していた「自立した憧れるべき大人の女性像」を見出した場面だったんじゃないでしょうか?

私生活で辛いことがあっても他者に当たらず、それどころか宿泊先の幼い従業員おっこに気を使っておどけてまで見せる。グローリー水領はおっこ視点では「素敵な大人のお姉さん」です。その素敵な年上のお姉さんに、「可愛い」でも「素敵」でも「綺麗」でもなく「格好いい!」と小さく叫んだおっこに、少し泣けました。お洒落で(←女子小学視点では重要です)、颯爽としてて、自立をしてて、視線を合わせて話してくれる。そんなお姉さんはおっこにとってどれほど輝いて見えたことでしょう。暗闇の中で我武者羅に迷走していた、それでも笑顔だけは守っていたおっこにとって、それは小さな灯火で「未来自分」「目指すべき形」です。

祖母の言う「誰も拒まない花の湯」、同級生真月のいう「客を癒やすレストスペース」、女占い師自分仕事を「他人を励ます仕事」だと評したこと。それらは全て本作テーマに重なるパラフレーズです。そしてそういう人々の輪の中に、自分も入っていける。癒やしたり癒やされたりしながら前へ進んでいくコミュニティの一員になる。「若女将」という「自分自身と居場所を見つける話」は、おっこにとっては生存努力であり逃避だったわけですが、それを誠実に、ごっこから実体にしていくのならば、結局逃げていた「両親の喪失という苦しみを越えていく」につながっていくのだ、という脚本はすごく良かったです。

別れ

ここまで触れてませんでしたけれど、おっこには霊感があるという設定で「春の屋旅館」にきてから騒々しい幽霊少年やおませな幽霊少女出会い、励まされています。両親が今でも生存していて日常は壊れていないという幻想に悩まされていた頃おっこを支えていたこ幽霊たちですが、物語終盤でおっこから見えなくなってしまうという形で別れが示唆されます

でもそれは、おっこが人間社会のなかで居場所確立した――七つまでは神のうちといういわばまだ神様たちの一員であり神楽の主役でもあったおっこたちが、社会の中で着地して、痛みも悲しみも乗り越えていく季節がやってきたのだというエピソードです(おそらく魔女の宅急便黒猫ジジが喋れなくなる、も同様の構造ですよね)。

見終わってから気づいたのですが、この作品幽霊や鬼たちは、幼いおっこが空想したイマジナリーフレンズだとしても物語が成立するように設計されています

おっこは自分の中の勇気かしこさと一緒に自分の悲しみと戦った。「春の屋旅館」はその舞台であり、若女将はおっこが戦うための姿だった。

すべてのフィクションファンタジーなので現実視点を持ち込みすぎるのは野暮というものなわけですが、今後おっこは中学入学卒業して、大学はともかく高校くらいは出るはずで、一人前になるまで十年近い時間があります。(このお話のおっこは絶対旅館業一筋だと思うのとは別に一般化するのならば)そのなかで、旅館から離れるかもしれない。現実に寄せて考えるならその可能性は高い。

でもそんなことはおっこの戦いとそこで得たものとは関係がないわけです。おっこは若女将というコスチューム身分を手に入れたわけではなく、戦いの中で手に入れた人間関係自分自身がある。将来どこでなにをしようと、おっこの手に入れたものが曇ることは二度とない。それがこの映画の中心であって、それは児童労働とかそういうのではなく、もっとパーソナルで尊いものだったと思います

ps.おう真月ちゃんパート書き足したで!

2018-10-09

[]コトノハ〇×の「複垢連投オヤジ」の連投と無断転載に関する考察

コトノハ〇×(http://kotonoha.cc/)の連投行為無断転載行為に関して、複垢連投オヤジから最も個人攻撃を受けてきた被害者のひとりである私が考察していく。

も併せて閲覧願いたい。
複垢連投オヤジ」に関するいきさつや、複垢連投オヤジ投稿したコトやコメントでの滅茶苦茶な理論や言い分については上記言及解説している。

連投

■連投を行う目的

複垢連投オヤジ以外にも以前から連投行為をはたらくユーザーは居て問題視されていたことはしばしばあったが、その人達共通点は、人に共感することよりも自分記事(コト)を投稿することが主体となっていることである本来コトノハへの関わり方は投稿ではなく様々なコトへの回答や共感が基本であり、投稿既出のコトに無い話題に関して語りたい場合に行うというのが基本であるが、それがわからない人には中々難しいことであるしかし、それを守るために「30コトに回答するまでは投稿できない」、「自分のコトへの回答数が十分でないならば新しいコトを投稿できない (詳細な基準非公表)」といった仕様になっているが、それに抵触してエラーが出ても何も感じないのだろうか?
ここで、不定期に誰かが投稿するコトとして、「Postは1人1日1回までにしましょう」というものがある。これは、連投や多数の投稿を行うユーザーに関してコトノハ趣旨を再認識してもらうためのものであるが、そのようなユーザーには中々聞き入れてもらえないようである
そもそも連投を行うユーザー目的は、投稿することが目的になっている、誰よりも早く投稿しなければ気が済まないなどであるように思える。

複垢連投オヤジ最近の連投の傾向

複垢連投オヤジ最近の連投は、上記の他の連投を行うユーザーと同じ理由も勿論考えられるが、他のユーザー投稿を下に下げる目的があると捉えられる。特に自分(複垢連投オヤジ)にとって不快不利益な内容のコトが投稿された時、それに対する反論コトや羅列の連投コトが大量に投稿されることが多いかである複垢連投オヤジにとって連投ネタは何でもよいようである

複垢連投オヤジの重複投稿

複垢連投オヤジは、以前は他人のコトに回答していたことがあったが、最近ほとんど回答していない。他人のコトやトピックに関して言及したい場合は、自ら同一か類似のコトの投稿を行っている。現在検索(Search)機能機能していないため行えないが、本来コトノハはコトを投稿する前に類似のコトがないか検索して重複確認することがルールとなっている。勿論、確認出来ず重複するのは仕方なく誰でもあることだが、態と重複させるのは明らかなルールマナー違反である
SNSを利用していて、ここまで他人に関心が無く共感力に欠けるユーザーは珍しいと思う。寧ろ、何のためにSNSを利用しているのかと不思議に思う。

無断転載

投稿クローズ(鍵垢、友達のみ)にすれば良いのでは?

複垢連投オヤジによる無断転載行為が行われるようになって以来、多くの方から頂くアドバイスであり、クローズにすれば無断転載が起こることは一切考えられない。特に、私と同年代若者場合クローズにして内輪(親しい仲間内)での交流を主としている人も多い。しかし、私の活動スタイルからして、本名での活動を基本とし、クローズにしたくないというのが本音であり、その理由としてボランティア一人旅等の諸活動が言える。
ボランティア一人旅、またスポーツ音楽起業等も含めた個人での諸活動を主としている人の多くはSNSオープン活動しており、活動きっかけに興味がある人と友達関係を結び、活動交流の輪を広げていくことが多い。オープンをすることで探しやすく、また近い活動をしている人とも繋がりやすいのは大きなメリットである特に友達承認申請フォローする場合も、投稿内容が分かることで安心できる。私もこのメリットが大きく、オープンでの活動を基本としており、本名学歴等もその理由により記載してきた。
このオープンクローズかはリアルでの活動も大きく関連していると思う。クローズの人たちは基本的に内輪を好む人が多い。私は中堅の大きな大学であるため、ボランティア委員会でも私の大学メンバーは多かったが、活動先では他大学、他団体メンバーも多く居たのに呆れることに同じ大学メンバー同士でしか交流していない人が多かった。他大学からは「〇〇大学仲良いね」と言われていたが半分は嫌味に聞こえていた。しかし、私は真逆で今も昔も主に他のメンバーとの交流が多かった。ボランティアは同じ大学でも一度切りのメンバーが多かったが、他団体交流することの方が貴重な機会であることは間違いない。
今まで本名活動してきて不都合な点は全く無く、5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)に晒されたり、外部機関通報されたり等の経験は無い。要するに、そのままで問題無かったのだ。しかしながら、複垢連投オヤジが登場するようになって初めて晒し等の迷惑行為を受けるようになった。私は不謹慎投稿一方的誹謗中傷暴言等の迷惑行為や、犯罪自慢(所謂バカッター行為)や犯行予告等の違法行為をした覚えは一切ない。複垢連投オヤジ私怨での一方的嫌がらせ目的である。それにより初めて対策せざるを得なくなった。

100%複垢連投オヤジ、只一人のせい(為に行っている対策)である

作成中~

2018-10-02

台風25号発生してから3連休の予定をキャンセルするか迷っている

楽しみにしていた3連休一人旅台風25号発生してから天気予報確認することが増えた。ちょっとの雨ならいいけど相手台風だ。宿で台風をやり過ごして最長2日は無駄にするかもしれない。だったらキャンセルしたほうがよかろう。しかし、台風が逸れたら、と考えてしまうとキャンセルしたくない。悩ましい。キャンセル料を考えると明日決断の時。寝る前にまたいろいろ考えてしまうのだろうな。いっそ直撃予想ならあっさりキャンセルできるのに。なお目的地は北近畿。予想進路を見ると直撃の可能性は低いけど風雨はきついかもしれない。悩むくらいならキャンセルしたほうがスッキリするのは分かっている。2泊を1泊にして土日にあててもいいけど、せっかく遠出するのに1泊はもったいないな、などとも考えてしまう。

要は迷っている。

[追記]

ありがとうございます。昨晩も悩みましたが、今朝進路といくつかの予報を確認してキャンセルせずに行くことにしました。

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