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はてなキーワード: ブースとは

2018-02-22

つい数日前、親族葬儀に参列した。

火葬場で別のブースから泣き叫ぶ声が上がっていた。

と思ったら、姻戚が突如泣き崩れ立ち上がれなくなりご焼香に車椅子が持ってこられた。

小さい子が、それまで少しぐずっていたのにその直後から冷静になっていた。

待つ間の精進落としでは何事も無かったかのように過ごしていた。

自分も近しい人が亡くなったらああやって泣き崩れはしなくとも、泣いたりするのだろうか。

割と近しい親族葬儀では、親族間で問題が起きたりしているので、亡くなったことへ弔いの気持ちはあるけれど、行事としては何なんだろうなと思ってしまう。

あと、内外の人柄のちがいについては、気配だけを垣間見るに過ぎないが色々あるんだなと感じた。


そして俳優の急な訃報

直接の知り合いではないにせよ、残念な気持ち

これが特別ファンだったり知り合いで華々しく活躍されていた方だとしたら、どうなってしまうんだろう。


などを思いながら自分は早めに死ぬ準備をしている。

2018-02-20

anond:20180219232323

バグパイプ奏者排除に潜む日本の病巣

演奏中45分間」も大学構内に立入禁止 北陸先端大が全面禁バグパイプに踏み切った理由

https://www.excite.co.jp/News/smadan/Z1509591737132/

上の記事を読んだ。なんとまあバグパイプ演奏中は呼気から有害音波が検出されるから受動騒音防止のため立入禁止なのだそうだ。

もちろん私は一定の分バグパイプに関しては異議を唱えるつもりはない。ネカフェで喫バグパイプブースに泊まることになった時はあまりの音に辟易した経験もあるし。

しかし、今回のJaist全面禁バグパイプや、居酒屋含む飲食店全面禁バグパイプの流れはあまり常軌を逸していると感じる。

バグパイプの音を聞かないでいられる権利」ばかりを尊重しすぎて、「バグパイプを嗜む権利」を脅かしていないかということだ。

バグパイプの音を聞かないでいられる権利」に正当性をもたせるのは簡単である。「うるさくて嫌だ」と主張すれば済む。さら一般の人が受動騒音として害になるか検証されていない、服についた音の微粒子やら呼気に含まれ有害音波についても、騒音過敏症の人の被害を引き合いに出せば、被害者簡単に創出することが出来る。

しかしながら「バグパイプを嗜む権利」の方は、「バグパイプを奏でたい!」といった子供じみた権利の主張以外に何が出来るというのだろうか。結局非喫バグパイプ者の支持をとにかく得にくい構造になっているのである

こうして「被害を受けない権利」だけが尊重され、「する権利」は衰退していく。

この構造は、現在日本のあらゆる場所で表出していないだろうか?

保育園では子供の金切り声による騒音を避けるため、園児たちは二重サッシで仕切られた室内でこじんまりと遊ばされている。

海岸での花火は近隣住民迷惑になるので禁止

路上駐輪は景観が損なわれるので即撤去

風俗店は即摘発

こういった流れが進行しているのも、活動的主体となりやす子供や若年層が減少し、一方で客体となりやす高齢者が増えたのと無関係ではないだろう。

どんどんと窮屈になる日本他人の多少の迷惑を許容する代わりに、「する自由」に満ちた社会のほうがずっと心地よいと思うのだが。

パネルマジックに女も魅了

先週まで風俗をしていた。

就職の準備もあるのでそろそろだなと思い、社員の人に辞めますと伝えて後腐れなく最後の出勤を終えた。

家族にはもちろん、風俗で働いていた間に仲良くしていた大学の友人、風俗をしているとカミングアウトしてきた地元の友人にも誰1人カミングアウトはしなかった。そして可愛い部類の顔ではなかったので人気嬢になるわけでもなく、出勤を増やさせられることも無かった為に無理のないアルバイトとしてボロを出さずに続けることが出来て誰にもバレずにお金を貯めることは出来た。

これから風俗をしていたという過去は誰にも明かさず、今まで通りの人間付き合いをしていこうと決意している。

ただ、風俗生活をしていた中で時々どうしても友人に見せたくなったものがある。

店で撮ったパネル写真である

風俗のレポを読んでいると所謂「パネマジ」に騙されたという声が後を絶たない。全く酷い話である

しかしパネマジは確かに存在している。

私が初めて風俗店の門を叩いたとき、私はお金に困っていた。しかしこのような仕事をしたところで実際にお客さんが来なければお金は稼げないし、ホームページで見た他の嬢の写真はとても可愛いのにこんな中でやっていけるのかと不安であった。ただ、その不安社員の人に待機所へ案内してもらったときに吹き飛んだのを覚えている。

ホームページパネル写真ではあんなに強い光に当てられて真っ白ですべすべな肌をしていた○○○さんが思ったよりかなり厚い化粧でタバコを吸いながらスマホを触り、少し恵まれた体型をしているのかな?とパネル写真で感じた○○さんは写真の数倍貫禄のある姿だった。

この方々の姿を見て私はパネルマジック存在するんだと思った。

そして私も多くないながらも新人としてプレイをこなし、ついにパネル写真撮影する日がやってきた。

撮影スタジオでお店のパネル写真で数多く見たセットが並ぶブースでとてもかっこいいカメラマンと2人きりで撮影をする。ありとあらゆるポーズをさせられ全身が筋肉痛になりそうなぐらいぷるぷると震える。しかし今思い返せばこの時が1番風俗生活楽しい時間であった。かっこいい男性が下着姿であられもない体型の美人でもない私の写真を撮りながら、まるで私をモデルかのように扱い、褒め、写真を撮っていく。(成人式前撮りでも似たようなことをされて気分が良くなった気がする)。ただ唯一死にたい気持ちになったのは寝転びながら三角座りのように足を抱えた時に股元から写真を撮られた際に(毛がはみ出ているかもしれないのに写真を撮られている……)と思ったときである仕事としてプレイするときの死にたくなる気持ちとは違ったベクトル気持ちであったが死にたい気持ちになったのは変わりない。

こうして色々ありようやく店に写真データが着く。そのデータ社員の人に見せてもらった感想だが

「ブッッッッッサ!!!!!!!」

パネルマジックとは何だったのか。顔の一部は手で隠しているものの残りの顔のパーツがそもそも良くない。体も細くはないし胸も大きくない。これではパネルの時点で選ばれなくなってしまうと思っていたのだがここから修正を施してパネルにするらしい。他の嬢は自分パネルにしてほしい写真を選ぶ子もいるらしいが、私はこれ以上冷静に自分の恥ずかしい写真(しかもブス)をまじまじと見返したくなくて社員さんに全てをお任せした。

そしてようやく届いた修正を施したパネル写真であるが、本当に驚いた。これがパネルマジックというものなのか。

もしも私がもう少し人生を棒に振ることが出来て勇気のある人間ならビフォーアフター匿名ではなく実名ダイアリーで載せたいぐらい美少女であった。

目は自然に大きく修正されていて何となく全体的にすらっとしている。足がとても長く我ながらもしかしてとてもスタイルが良いのではないか?と錯覚してしまう。肌はとてもすべすべしていそうで少し実際よりも白い。若干自分の要素を残しつつもこれは誰が見ても美しいと感じられるようなパネルであった。

ようやく冒頭の話に戻る。私はこのパネルを友人に見せたいのである。それほど、このパネルモチーフ自分であるという感動を共有したい。ただ私は今の平穏生活を崩したくはないし、このような仕事をしていたという過去友達を増やすものではなくむしろ減らすものであると分かっている。しかしこのパネルの変わりようは感動である

男性にとってパネルマジックがとても迷惑なことは分かっているし私もテンション下がられた事は勿論あるので良いものではないということは理屈ではわかる。ただ、この感動は一度パネルマジックをされた側でないと共有できないと思う。

何か下着姿で修正をかけられた自分写真を上手く言い訳して友人に見せる方法ないですか?誰かに見せたい。凄いという気持ちを共有してほしい。

2018-02-19

推し

舞台上の推しから初めてファンサをもらった話』

100%妄想ポエム

夢だと思ってどのTwitterアカウントでも呟けないし、友達にも言えないけど、幻だとしてもどこにも残さないのはあまりにも勿体ないと思ったのでここに残しておきたい。

まず最初推しと私の話をさせてほしい。

推しカテゴリー的に言うと、若手俳優で、私は推しデビューから数えて7年くらい応援している。

だけど、私はこの出来事が起こるまで推しが私の顔を1ファンとして認識しているかどうかはっきりと分からなかった(そして今も信じられない)。

推し若手俳優だけど若手俳優営業をあまりしない人で、ブログでもTwitterでもオタクからもらったプレゼント手紙をほぼあげないし、「プレゼント手紙、いつもありがとうございます!」ともほとんど言わないし、「それで生活していると思われたくない」と公言している人だった。舞台カーテンコール映画舞台挨拶でも手を振ったりすることはなく、大体すぐ踵を返してしまう。接触イベントも数えきれないほどあったけど私は1度も名前を呼ばれたことはないし、「いつもありがとう」とも言われたことはなかった。いつも無難な会話をして終わってた。

推し始めて3-4年は学生だったこともあり、好きな舞台は5公演位、それ以外は1-2公演というゆるいオタクだったし、推し最初から人気があってファンも沢山いたからまぁそんなものだろうなぁと思っていた。

さらに、推しはある時期、イベントでの態度や発言がひどかったりして私も随分傷ついて、推しのことはそういう人なんだと認識して、諦めて、でも好きだったから1日しか出ない小さな舞台ゲストから推しの主演舞台、映画舞台挨拶個人イベントまでずっと通ってきた。社会人になって数年経ってそこそこ稼げるようになってから舞台ならば全通まで行かなくても、有給を消費しながらかなりの数を入るようになった。例え手紙が読んでもらえてなくても、プレゼントが使われなくても賽銭箱に入れるつもりでずっとあげ続けてた。とはいえ1番お金を出しているオタクにはとてもなれなかったし、なれないけど大好きな推しの姿を心行くまで見れて十分満足だった。

そんな感じの応援の仕方で7年応援していたけど推しから特に何も言われず、アクションもなく、ずっと認知されていないと思っていた。ちょっと「ん?」と思ったのはちょっと前にあった推しの主演舞台の千秋楽座席は後ろの方の下手でカーテンコールでは推しをずっと見つめてた。主演だから勿論推しがいるのはセンターで、でも推しはこっちの下手側を見た。そしてずっとこっちを見ながら挨拶をしてくれた。こっちを見ていることはわかるけど目があってるかどうかは分からないほど後ろだったので近くにオキニとか家族がいるのかな?って思ってた。でもとりあえず推しの話に合わせてうんうん、と頷いた。挨拶が終わって私が席を立ち、抜けるとき両隣が「やばい……」と手をとりあって席に崩れていたので私と目があっていたかは置いておいてこっちを見ていたのはたぶん、間違いない。

でも私より熱心なファンはいくらでもいるしその後の推しの接触イベントでも特に何も言われなかったし何のアクションもなかったので気のせいだったんだな、と思った。

でも、今回。

推しが出ている舞台座席は前から数列目のドセン。カーテンコールでいつものように推しをじっと見つめていた。思い入れの強い演目だったので推しは泣きそうだった。そして別の演者が話しているふとした瞬間に涙をこらえている推しと目があった。いつもすぐ逸れていく目線がずっと合っていて、推しは一瞬口を歪めて笑おうとした。それを見て私もつられてうんうんと頷きながら口角を上げたら推しがにこっと笑ってくれた。私の大好きなくしやっとした笑顔に。

この舞台には十数公演あるうちの九割くらい通っていて、カーテンコールでいつも推しは微笑んでいても笑顔になることは共演者に弄られた時と話を振られた時以外なかった。

から本当に多分だけど、目があって、アクションを起こそうとしてくれたのだと思った。

推しと初めて目があったのは推しの初めての接触イベントの時だ。急遽決まったそれの整理券配布時間に私はバイトが入っていて休憩中に急いでとりにいったとき、配布はすでに終了していた。

でも諦めきれなくて、当時若かった私はイベントが行われる店舗内でうろうろしていた。すると、イベントブースに入る推しスタッフの先導で入ってきて、その一瞬、目があった。

その時から現在まで推しと目があったことは数えきれないほどあれど、リアクションしてくれたのは初めてだった。

本当に起きた出来事だったのか、本当に私に向けて笑ってくれたのかは定かではない。

いまだに信じられなくて、それでこんなところにこんな文章を書き捨てしている。嬉しさよりも信じられなさのが勝っている。

でもこれで私と推しとの関係特に変わることはなく、次の接触イベント推しから「いつもありがとう」と言われることはないと思う。推しはそういう人だ。

恐ろしいほど綺麗な顔をしているのに自分が好かれることを不思議に思っているからそれは彼なりの気遣いなのだ勝手に思っている。手紙プレゼントについて言及しないのも。

それでもやっぱり私は推しが大好きだ。

これからも私が海外に行ったり理解のない人と結婚しない限り、推しのことを応援し続けるんだと思う。

最初の数年間、今思えば私はリアコだったと思うけど今はもはや推し幸せを願うばかりだ。自分に自信の無かった推し舞台上で満足そうに笑っているだけで幸せ

誰か推し幸せにしてくれると嬉しいなぁ。推しはずっと結婚したいと言っていたから、推し結婚したら(もうしているかもしれないけど)私ももっと幸せになれる気がする。

もうリアコじゃないみたいに書いたけど、それはやっぱり絶望的なまでに恋なのかもしれない。

喫煙者排除に潜む日本の病巣

喫煙後45分間」も大学構内に立入禁止 北陸先端大が全面禁煙に踏み切った理由
https://www.excite.co.jp/News/smadan/E1509591737132/

上の記事を読んだ。なんとまあ喫煙後45分は呼気から有害物質が検出されるから受動喫煙防止のため立入禁止なのだそうだ。

もちろん私は一定分煙に関しては異議を唱えるつもりはない。ネカフェ喫煙ブースに泊まることになった時はあまり臭い辟易した経験もあるし。
しかし、今回のJaist全面禁煙や、居酒屋含む飲食店全面禁煙の流れはあまり常軌を逸していると感じる。

タバコ臭いを嗅がないでいられる権利」ばかりを尊重しすぎて、「タバコを嗜む権利」を脅かしていないかということだ。

タバコ臭いを嗅がないでいられる権利」に正当性をもたせるのは簡単である。「臭くて嫌だ」と主張すれば済む。さら一般の人が受動喫煙として害になるか検証されていない、服についた煙の微粒子やら呼気に含まれ有害物質についても、化学物質過敏症の人の被害を引き合いに出せば、被害者簡単に創出することが出来る。

しかしながら「タバコを嗜む権利」の方は、「タバコを吸いたい!」といった子供じみた権利の主張以外に何が出来るというのだろうか。結局非喫煙者の支持をとにかく得にくい構造になっているのである

こうして「被害を受けない権利」だけが尊重され、「する権利」は衰退していく。
この構造は、現在日本のあらゆる場所で表出していないだろうか?

保育園では子供の金切り声による騒音を避けるため、園児たちは二重サッシで仕切られた室内でこじんまりと遊ばされている。

海岸での花火は近隣住民迷惑になるので禁止

路上駐輪は景観が損なわれるので即撤去

風俗店は即摘発

こういった流れが進行しているのも、活動的主体となりやす子供や若年層が減少し、一方で客体となりやす高齢者が増えたのと無関係ではないだろう。

どんどんと窮屈になる日本他人の多少の迷惑を許容する代わりに、「する自由」に満ちた社会のほうがずっと心地よいと思うのだが。

2018-02-02

高校の頃、隣の家の家族のところに女子大生が移り住んできた。正しくは大学院生なんだけど。その夫婦の姪にあたる人で、院生になったのをきっかけに、より学校に近いそこへやってきたとのことだった。当時うちの母とお隣の奥さんは一緒に今でいうホームパーティみたいなものをやるくらいすごく仲がよくて、当然のように俺にも紹介されて挨拶した。高3の春だった。

しばらくして、受験生なのに全く勉強しない俺を不安に思った母親が「塾へ行こう」とパンフレットもって切り出してきた。家では全く勉強しないでゲーム三昧だったけど、学校ではそれなりに真面目に授業を受けていたので成績はまあまあ良くて、だから大学学力に見合った難しすぎないところに行こうと思っていて、塾なんてまったくやる気がしない。ずっと拒否っていたら、またしばらくして母が隣の家の女子大生を連れてきた。「バイト探してるっていうから、この子家庭教師してもらうことにした」ふざけんなと思ったが、もう家に上がっている彼女を追い返すわけにもいかいかと思いしぶしぶ勉強を見てもらうことにした。自分の部屋は汚すぎて入れられなくて、その日はリビング数学課題を見てもらった覚えがある。結局そのまま家庭教師として勉強を見てもらうことになった。

その人はすごく頭がいい上、人をその気にさせるのがすごくうまい人で、調子に乗った俺は家でもきちんと受験勉強をするようになった。成績も少しずつ上がり始めて、当時の志望校では少し目標が低いんじゃない?と担任にも言われるようになった。話も面白くて、週2回の彼女の来訪を心待ちにするようになり、模試でいい評価を取ると即メールした。

そんなこんなで、彼女を好きだと思うようになるのに時間はかからなかった。よくある話だ、高校生が少し年上の大学生に恋をする。(院生だけど)あまり読んだことないけど少女漫画の設定そのまんまみたいな状況すぎて、いやちょっと勘違いしちゃってるだけだろ、と必死にその気持ちに抗ってみたりしたけれど、もう会ってしまうとそういうの全部どうでもよくなって、少しでも成績上げて喜ばせたいと思ってしまうから秋ぐらいにはもう諦めた。

そしてその人が通っていた難関大学志望校を変えた。両親も担任も、そして彼女も喜んで応援してくれた。一層勉強に身が入り、必死勉強した。


次の春、晴れて俺は彼女の後輩になることができた。学部は違ったが、ものすごく嬉しかったし、ようやく同じ土俵に立てた気がした。当然そんなわけはないんだけど。向こうはその大学内でも屈指の偏差値を誇る理系学部院生で(院生から学部おかしいか)俺は文系比較偏差値が低い方だ。

それでも毎日なんとなく嬉しくて、タイミングがあった時は一緒に登下校したり、学食で一緒に飯食ったりした。夏休みに入る少し手前、初めて二人で出かけた。向こうはどう思っていたかしらないけれど、デートのつもりで誘ったか約束をしてからその日までずっとそわそわし通しだった。親にバレるのが嫌でわざわざ駅で待ち合わせて、彼女が行きたいと言っていた水族館に行って食事をして、お互い家に帰ってからメール告白した。「ちょっと表出て」って喧嘩吹っ掛けられるみたいな返信が返ってきて、それからマンションエントランスで話して、付き合うことになった。


それから彼女卒業するまでは本当に楽しかったし、俺も彼女に見合う大人の男になろうと必死だった。プレゼント背伸びして、百貨店に売ってるようないいアクセサリーを用意したり、デートでもなるべくお金出させたくなくて、少ないバイト代を精一杯はたいて奢ったりした。結局最終的に割り勘くらいになるように向こうに調整されていたけど。喧嘩しても大人ぶって先に折れて謝った。嫌われたくなかったというのもある。

冬が過ぎ、また春がきて、彼女就職して隣の家を出ていった。移り住んだアパートはうちから1時間近くかかるところだった。

学生の頃に比べると、格段に会える日が少なくなってしまい、些細なことでの喧嘩が増えていった。それでも最初の1年くらいは、彼女の家に泊まりに行って手料理を振舞ったり振舞われたり、ちょっと遠くへ旅行へ行ったり、何とかその壁を乗り越えようとがんばった。どうしてもその人を手放したくなかったから。大人な振りをして、ずっと背伸びし続けていた。

それがダメになったのは付き合って1年と少し経った頃、俺が大学2年の冬だった。

箱根に泊まり旅行にいって、旅館で夕食を食べているときだった。もうほとんど覚えていないような些細なことで、ふっと怒りがこみあげて、その勢いのまま机を殴りつけて怒鳴ってしまった。言った瞬間にすぐ我に返った。しまったと思った時には彼女は萎縮しきった顔で「ずっとそうやって我慢させてた?」と問いかけてきた。何も返せなくて、その日はもう会話もなくなって、朝起きたら彼女はいなくなっていて、携帯には「別れよう」というメールがきていた。

本当に大好きで大切な人だったのに、ずっとずっと彼女に見合う「大人な男」になりたくてなりきれなかった。悔しいのと情けないのと喪失感とごちゃごちゃになりながら一人で帰って、それからしばらく大学にもいかず家に引きこもってずっとオンゲをしていた。無心でレベル上げしていてもすぐに彼女のことがちらついた。もうしんどくてたまらなかった。

それでも時間は過ぎて行って、大学の成績通知を見ていい加減家を出なければと思った。単位結構取り落としていた。それからまた大学バイトゲームの繰り返しを毎日毎日やって、気づけば就活生と言われる年になった。

就職フェアみたいなやつに同期と出向き、彼女就職した会社ブースを見つけた。彼女がいないことを確認して(そもそも研究職だからいるわけないんだけど)説明を聞いてそのままエントリーした。運よく選考が進み、そして内定を勝ち得た。

そこで流石に一度我に返った。こんなストーカーじみたことして、どう考えてもおかしいしやばいそもそも入社してもし社内ですれ違ったりしたらなんて声を掛けたらいいんだ。もう一度会いたいとは思うけれど、向こうはもう俺のこと忘れてほかに相手いるかもしれないし、年齢的に結婚している可能性もなくもない。内定はあともう1社あった。期限は迫ってくる。悩みに悩んで俺は彼女に連絡を取ることにした。我ながらどうしてそうなったと今にして思うのだが、その時は考えすぎて頭が完全に煮詰まっていた。

電話番号は幸い変わっていなかった。電話で全部話した。まだ忘れられないこと、まだ好きなこと、それから同じ会社を受けて内定が出たこと、今行こうかどうしようか悩んでいること。付き合っていた頃の俺とは全然違って、本当に情けなかった。いや、付き合っていた頃だって決してちゃんと決まっていなかったかもしれないけど、それでも精一杯ずっと物分かりが良くて包容力があって大人な俺を演じ続けていたから、それはもうキャラ違うレベルだったと思う。彼女は静かに全部聞いた後、「うちはまあまあ大手だし、労働環境も悪くないから来るなとは言わないけれど、もう一社とよく比較して考えて」と言ったあと、「私のことは気にしないで」と言った。

突き放された気がした。それが余計悔しくて、勢いで「わかった。じゃあそっちの会社に行く」と即答した。するといつかみたいに「ちょっと表出て」と言われた。もしかしているのかと思って慌てて家の外に出たが、だれもいない。「どういうこと?」と聞いたら「そのまま駅まで行って、〇〇駅まで来て。私も今家出た」と言って電話を切られた。マジかよ。時間はすでに22時過ぎだった。〇〇駅は彼女の最寄り駅じゃなくて、うちと彼女の家の中間あたりで、付き合っていた頃よく一緒に飯に行ったところだった。こんなに長い30分があっただろうか。走って駅までいって、電車に乗っている間も落ち着かなくて、ずっと立ったままだった。電車から飛び降りて改札を出て、きょろきょろしながら電話しようとしたら、同じく携帯を片手に小走りで改札を抜けようとする彼女と目があった。


そんな彼女明日結婚します。

2018-02-01

レースクイーン業界闇深について1

F1からレースクイーンがいなくなるという飯ウマ面白いニュースを目にしたので、匿名ダイアリーレースクイーン時代グラビア時代実体験と私が思ったことなどを書いていくのでお付き合い頂けたら幸いです。詳しいレース専門用語などは全部省略してますのでご了承ください。

私は元レースクイーンです。

スペック的には以下。

F1、superGTmotoGPS耐鈴鹿8耐東京モーターショーなど色々なレースモーターショーにでたレースクイーン

プレイボーイヤングマガジンギャルパラダイスなどで多々ページを頂きグラビア活動をし、CDやDVDにでたりもしていました。

終末期の方はアイドルユニットを組み下手くそな歌を唄いながら地上波レギュラー番組にも定期的ポツッと針の穴程度に出演していました。

元々は芸能事務所には無所属赤文字雑誌(JJ、cancan.rayなど)のモデルをしていて、編集部の人の紹介で大手芸能プロダクション所属することになりました。

当時20代の私は見た目の清楚さ(一緒にお仕事したことある高部あいちゃん並みのギャップを兼ね備えていた)とは裏腹に、中身は超絶パリピな上に今で言う港区女子?でした。

ビッチだったのでご了承下さい。

もちろんお馴染みの関東連合さんは元カレでおりました故、、、

(追記2月4日: https://anond.hatelabo.jp/20180204023951 レースクイーン業界闇深4にて詳しい写真付きの記事うpしました )

ちなみに先日SAKURAまなちゃんがAV女優からといってセクハラしていい女って訳じゃないという意見同意しています

元始、女性太陽だった平塚らいてう先生のおっしゃる女性解放運動ってやつで、はあちゅうが如く私なりの#metooのヒトカケラです。

さて本題に入ります

えーまず、レースクイーン業界は超ブラック体質です。

グラビアモデル業界と同様で事務所総勢のスポンサー接待枕営業への誘導があります

サーキット外では西麻布六本木事務所主催で連日スポンサー接待です。

私がいた事務所はかなりの大手でチームも有名でしたが、裏側は本当ヤバいです。

ハイブランド高級車も糞食らえってレベルです。

レースクイーンになるにはコンパニオンから入ります

1.屋内イベント東京モーターショー、オートサロンなどでパンフレット配布や受付の仕事オーディション有り。(これはやってない為詳細以下略

2.各ブースステージにあがり車やバイクの横でフォトセッションタイムをひたすらニコニコ笑う仕事。なかなか厳しい水着オーディションを受け、私服センスなどもちゃっかり審査されている。

ひたすら覚えた原稿botになり、色んなメーカーや車やバイク選手部品などを教わる。ついでにカメコ対応などを学ぶ。男性マネージャーが鬼だったので上場企業ポートフォリオまで渡されたりしていました。

3.当時レースクイーン業界で絶大な権力があったオールアバウトのヤザワさん、ギャルパラダイス編集部日刊新聞担当記者一般有名カメコブロガーたち(モンブランなど)の目につき爪痕を残す。

4.各自動車メーカー部品メーカーなどスポーサーに3の方々や芸能事務所営業名前が伝わりほぼ出来レースの様々なモータースポーツオーディションで受かる。

5.晴れてサーキット場に立つレースクイーンデビュー

6.一定ファンと人気がつくとスクール水着を着て例のプールグラビア撮影があったりする。

ここで伝家の宝刀海外でDVD写真集撮ろう!と芸能事務所マネージャーに誘い出され気をつけないとAVに出る羽目になる事になるんですねー。

パリピだった私は当時、鈴木麻奈美さんと元祖レースクイーン出身セクシー女優さんに可愛がっていただいたこともあり、見抜くアドバイスを教わっていました。

このレースクイーン闇深スポット香西咲ちゃんや月見栞ちゃんほしのあすかちゃんなどは完全にハマってしまったのかな?と最近報道を見て思いました。

同期のグラビアの子は私より先に写真集とDVDを販売していましたが、見事に手ぶらお尻丸出しで友人バレし在籍していた大学からもお叱りを受け引退していきました。

7.色々なオーディションに受かりAV女優ルート回避すると、私が知っている子は愛人ルート(大物お笑い芸人愛人)、覚せい剤ルート高島礼子元旦那愛人)、女社長転身ルートレースクイーンオブザイヤー)ママタレセレブ専業主婦ルート(モカちゃん、ちえぴょん)、プロ彼女ルート女医ルートハッピーエンドはごく稀なのです。

実話ナックル並みの濃い内容が体験を沢山書きたい事が、今回はレースクイーン発祥鈴鹿8耐での体験を書きますね。

※皆さん事件です。

レースクイーン新人鈴鹿8耐レースには選ばれし者と言われる某チームのレースクイーンに何故かこのゴッドオブビッチが選ばれてしまいました。

先にスケジュールが抑えられていたsuperGTレースと日程が被っていても、8耐のそのチームならぜひそちらに!と言っただけるクラス

8耐の会場には某チームレースクイーンたちが印刷された団扇一色になる日。

自己顕示欲を満たされ、日給は馬鹿みたいに高い桁、前日入りで鈴鹿ロッシとか言う選手見てみたーい、オーストラリア選手イケメソ〜と熱い暑い鈴鹿8耐に頭が沸きとにかく楽しみでした。

いざ参戦。

いきなり同じチームのレースクイーンが行きの新幹線車内で嘔吐です。酔いかと思いますよね。

実は彼女妊娠3ヶ月の悪阻真っ最中鈴鹿8耐に参戦していたんです。

かにお胸がでかいような!実は内心豊胸かと思っていた。

彼女も他の誰にも言えずいたんですが、仕事で一緒になり本性のビッチを出していなかった私には気を許して話してくれたんですね。

同伴の男性マネージャーには結局言えず私がバックアップすることになりました。最後までカメラの前以外では具合悪そうで可哀想でした。

しかも夜中にレーサーが部屋にノックしてくる恐怖!

#metoo 発動していいですか?

妊婦レースクイーンますよー!!

レーサーが妊婦さんに夜這いかけてますよー!

妊婦さんとは知らなかったとか関係ないですからね。キモいから

レーサーたちの間では、性欲を高めて高めまくると勝ちやすくなる!最終日前に射精すると勝つというジンクスがあるからこういったセクハラ行為をするんです。

このレーサーさんは特に酷くて毎年いろんな子にお手手を出しているようで、鰻屋を経営しているらしく性欲がチンパンジーなんですね。

私も1日目の夜にエレベーター相乗りした時2人きりでいきなり壁ドンされて股間触られて最後は半ケツで逃げ出しましたもん。

ほっぺたぐーでなぐりましたけどね!

妻子ある身で信じられないです。

男性マネージャー枕営業については触れない人でしたが、所属するレースクイーンたちを束ねてスポンサーさんにお披露目して営業かける熱心な人でした。

四泊五日目の鈴鹿8耐の夜はビッチなりにもまぐわる相手を選ぶ権利はあるわけで、自分の身を守るためにこの男性マネージャーと同じ事務所の子と毎晩接待接待

歩くキャバクラ嬢ですね。

千葉船橋にあるトップレースクイーンけが許される?みたいな専用のスタジオはAVの撮影もやっているところで、しみけんに遭遇した時は本当にヤバいかもと思いました。

女がプロデュースしているレースチームだからといって安心してはいけません。

これが一番の曲者スーフリと同じ戦法です。

社長、女がオーナー、女プロデュース系はイジメ半端ないですし。

何がレースクイーンオブザイヤーじゃ。

どんだけのビッチどもか世間に知らしめてやりたい。

レースクイーンの傘はレーサーへの日陰、バイク場合エンジンタンク部分に日陰を作る意味もあります

あんな糞みたいな飾りの日傘さっさと廃止にしてくれてGJです。

日陰に咲いた花の多くは枯れてしまます

結論として私が言いたいのは、容姿端麗を仕事にするのは悪いことでは無いしレースクイーングラビアに限らず芸能人キラキラ輝いて見える。

しかし裏側では魑魅魍魎の集まりだということ。レースクイーンという枕営業薬物汚染が当たり前にまかり通っている悪しき風習を、みなさんに知っていただきたい思いから書き綴りました。

女性たちが病んで枯れずに、ヒマワリのように燦々と照りつける8耐の熱い日差しを浴びながら#metoo セクハラのない日が来ることを強く願います

#レースクイーンmetooセクハラ芸能界#338さん #暴露 #アウラ #21 #港区女子 #ケムシ

https://anond.hatelabo.jp/20180201120740

レースクイーン日常は、派遣コンパニオンなんだよね。

よくある大型イベント会場とかで見かける制服きた綺麗なおねーさんは、

そのブース会社女性社員ではなく、イベント専門に派遣されてるコンパニオンなんですよ。

彼女たちと話していると、レースの日だけレースクイーンしてる子がたまにいるw

2018-01-25

anond:20180124232919

当方腐女子である

一言で言って、あなたのような輩から嫌というほど攻撃を受けてきた。

男子の読むものである週刊少年ジャンプがつまらなくなったのは腐女子向けに作られているだ、という攻撃だ。

自分たち女にとってつまらないものは男に向けて作られているからだ、と叩かれた腐女子が、今度は立場をかえて男オタクを叩く。

なんと醜いことだろうか。

単純に年若いのかもしれない。

でも、やはり、この増田からは「男子が悪いと思いまーす」「うっせブース」と学級会で罵倒しあってた小学生の頃から何一つ変わってないのような印象がある。

大人ではない。

2018-01-23

anond:20180123151927

容姿特に悪いわけじゃない子に向けてもブースとか言われるケースは頻出するしね。

容姿に対する侮蔑語が頻出すること自体が、容姿差別がある証拠になるよ。「容姿軸」という判断基準があるということだし。

2018-01-17

支部検索0件のCP同人誌を書いた

某xivで検索しても0件(2017年11月28日現在)だったCP同人誌を、冬コミで出した。(2018年1月17日現在は私の新刊サンプルがあるので1件だ)

小説本で、R18。表紙も下手ながら自分で描いて、全部自分で書いて校正してヒイヒイ言いながら10パー割り増しまでして、同人誌を出した。

理由簡単で、そのCPの話が読みたくて仕方がなかったのに、ツイッターも、個人サイトまで掘り返して探したのに見つからなかったから、もう自分が書くしかないと思ったからだ。

刷ったのは50部。これは使った印刷所の最小ロットが50で、もう予算的にそこしか使えないという理由なので、これほとんど残るだろうなとは思って刷った。

スペースは、そのジャンルの端っこで、片方はオールキャラ、もう片方は男女カプのスペース。ざっとカタログを見たら、なんとCPどころか受けにしているキャラ自体の取り扱いがなかった。

スゲー!!正真正銘ぼっち!!!逆に感動した。

冬コミ当日はそのジャンルが好きな後輩と、コミケの際は毎回買い物を手伝ってくれる会社の同期が売り子で来てくれた。ありがたい話だ。

さて、結果的に言うと、本は18部売れた。

うち、ツイッターフォロワーさんが挨拶してくれた時に買ってくれたのが14冊なので、残り4冊は、おめでたい解釈をするなら、CPの同志なのではないかということになる。

4人。これはすごい数字ではないだろうか。

支部検索して0件と表示が出るたびに、自分世界で一人なんじゃないかという気持ちになり、鬱になり、眠れなくなって睡眠薬を飲んだりした過去が、本当に報われるような気持ちだった。

もちろん買ってくれたフォロワーさんもありがたいと思っているんだけど、私なら身内が出した本なら多少知らないジャンルでも応援で買ってしまうし、やっぱりそういった関係のない人から買ってもらうのは別の感覚があった。

4人の方のリアクション気持ちいくらいに事細かに覚えている。

通り過ぎようとして、一回流し見をした後に立ち止まり、またスペース前に来て、本の説明を読んで、そっと財布を取り出して買ってくれた方。

ゆっくりスペース前まで歩いて来てくれて、地図とスペースを見比べながら頷いて、一冊くださいと言ってくれた方。

一直線にスペースまで来て、新刊一冊、と言ってくれた方。

スペース前に足を止め、軽く試し読みをしてから、一冊いいですかと言ってくれた方。

ありがとう

あなた方のおかげで私は幸せ気持ちで年を越すことができたし、今もその瞬間のことを思い出すだけで幸せだ。

本当に嬉しかった。これからも、このジャンルに限らず、自分の好きなものを作っていっていいんだと思えた。

本は多分何年かこのまま売れないだろうけど、今回感じた喜びは忘れたくないし、この体験を原点にして色々やれたらいいなあと思った。

これを書こうと思ったのは、ブースという通販サイト登録しておいた私の本が一冊売れたからだ。こうやって見ていてくれる人や見つけてくれる人がいる。これも1つのコミュニケーションだし、これからも生きていきたいなと思わせてくれる。そんな気持ちを書き留めておきたくて、ここに投稿させてもらった。

ありがとう

2018-01-06

なぜ、はいふりは今再放送をするのか?

今夜25:30からBS11にてTVアニメハイスクール・フリート」の再放送が始まります

しかし、なぜ今になってはいふり再放送を行うのでしょうか?

今回はその謎に迫ってみましょう。

仮説1 ソーシャルゲーム宣伝のため

はいふりソーシャルゲーム2018年配信予定というのをご存じの方も多いでしょう。

単純にこのソーシャルゲームに人を入れるために再放送を行っている、というのが仮説1です。


この仮説1はなかなか説得力がありますそもそも再放送が発表されたのは2017年12月9日に行われたイベント横須賀ハッピー!」の中。そのイベント中にソーシャルゲームの発表もされたので、この2つを関連づけるのは自然でしょう。


しかし、疑問も残ります

1月~3月に再放送がされるアニメに対して、ゲームに人を呼び込もうと思うと放送中かあるいは放送終了直後あたりにゲームサービスを開始したいはず。

ところが現在ゲーム情報で出てきているのはジャンルが「海戦ゲームであるということと、新キャラクター4人。そしてキービジュアルのみとなっています

まず、ゲームの画面が1つも出てこないこの状況から4月までに完成品を作り上げることができるのか非常に疑問です(もしかすると無理やり仕上げてくるかもしれませんが)

ということで、別の仮説を立てましょう。

仮説2 はいふり2周年記念イベントのため

同じく「横須賀ハッピー!」の中で2018年4月に2周年記念イベントを開くことが発表されました。時期的にはちょうど再放送が終わった直後あたりです。

視聴者の熱も続いているとき公式イベント。この集客のために再放送をしているのではないでしょうか。


なるほど、確かにあり得そうです。

しかし、これにも疑問が残ります。1回限りのイベントのためにわざわざ3か月も放送枠にお金を払ったのか?という疑問です。

全くの的外れではなさそうですが、もっと別のこともはいふり公式が考えている可能性が高いです。

仮説3 再放送終了時点で(複数の)イベント発表をするため

最後の仮説はこれです。はいふり再放送はその後の複数イベントのための布石という説です。

そもそも1年前の2017年にも1月~3月ではいふり再放送はやっていました。

その時は5月末に発売予定のはいふりOVAのために新規ファンを掴む目的でやっていると思われますが、その放送後に合わせて複数イベントが動き始めました。





かなり高い割合コラボ系のイベントが続いていることがわかります

まり、この再放送はまだ発表されていない複数コラボイベントのための布石である可能性が高いのです。

特に2016年2017年コラボ実施してきたJR東日本とすでにコラボ第二弾の発表をしているWoWsは何かしらイベントを組んでくると思われます



こんな感じで考えていくと、なんだかワクワクしてきますね!

2018-01-02

講談社 就活 思い出

就職活動講談社に行ったことがある。体育館みたいな所で、十個ほどの、ちょうど保健室のベッド同士を区切っているようなアレ(何て言うのか分からない)で区切られたブースがあり、そこで各々二人ほどの社員面接される形であったが、その面接の前に、高校教室ほどの広さの場所で、順番を待つことになった。

パイプ椅子が30ほど並んでいて、順に座らされたが、怖い用務員のような人が隅っこに座っている。用務員のような人(以下用務員さん)は、まず一人一人名前を誰何し、続いて「講談社雑誌で最も面白いものは何か?」と各人に聞いて回った。

そこで驚いたのは、

「えっと、知りません」

と答えた学生いたことだ。

だってそんなに講談社が好きなわけではなく、まずエントリーシートが通ったかひとつ物見遊山的に受験したところがあったけれども、さすがに「モーニング」ぐらいは知っている。

用務員さんの眼光はにわかに鋭くなり、

「知らないだと?」

と聞いたが、当該の学生は、

「ええ……」

と答えるのみである。本当に知らないのか。

講談社面接に来たんだろう、君は。本当に一つも知らないのか」とか、

「一冊ぐらいは分かるだろう」とか、

学生に用務員さんは聞くのだが、やはりその学生は「はあ、」とかなんとか曖昧に返すだけである

用務員さんは最後に、

「いいんだね、そのように報告するよ」

とかなんとか言って、質問を打ち切ったと思う。

僕はその学生がどうなったかは知らない。天下の講談社にまで来て講談社雑誌ひとつも知らないというのはいかにも驚くべき話だが、しかしその「用務員さん」が何者であったかについても、やはり気になってしようがない。

もしかして、有名な人だったりするのだろうか。

あるいはもしかしすると、その学生も、今はかなり有名な人になっていたりしないだろうか。

どちらもベクトルは真反対かもしれないが、かなりの大物のような気がしてならない。

そんなことをこの時期になるたびに思い出すのである

ひとつ就活に役立つ話をしておくと、面接担当者の手元のシートには「特A」「A」「B」「C」という欄があるのを見つけた。特Aとは一体どのような人材なのだろうか、やはり何年も経った今も気になってしようが無い。)

あなたの一番好きな講談社雑誌はなんですか?)

2018-01-01

本家公式(および関わる人)が同人頒布する際の判断

結局けものフレンズ監督オリジナルじゃないんだけど監督オリジナルが活かされた事でグレーゾーン感が増した

次は監督自主制作ケムリクサ?)だから製作委員会組織したとしても拗れなさそうと思うかもしれない けど…

自身著作権を有する商業作品一般参加じゃなくて企業ブースでやれという議論がなくもないので改めて記してみた

2017-12-30

コミケ企業ブースしか行ってないけど毎回誘導ルートが変わるの経験の蓄積になっていないような気がする

2017-12-27

(行動予想) フレンズの皮を被ったセルリアンが次にやらかしそうな事

不買運動をしようと暴れる

コミケカドカワブースで暴れる

声優さんtwitterサーバル役降りたら?とか言い出す。

Hey!USA!!しまくる

2017-12-20

劇団 竹の公演『人形を殺す』を見に行った記録

ちょっと前のハナシになるけど、都内の小劇団の公演を見に行ってきた。

というか、なんかこの2ヶ月、小劇団を観に行くことが多くて。

(いや、そんなマニアみたいに毎日、毎晩ってわけじゃないけど)

キッカケは、

  https://anond.hatelabo.jp/20170925212923

この劇団で。

でもって、出演していたキャスト新宿ゴールデン街バイトしているという情報を聞きつけて、その店を仕事の接待の2次会で使ったのよ。

いろいろと話も聞きたかったし。

.

そしたら、その女優さん。

舞台の上の颯爽とした男装イケメンぶりとはまったく違うホニャホニャ~っとした実に気立ての良さそうなお嬢さんで。

思わず「よ~しオジサン太っ腹なところ見せちゃうぞ~!」と彼女の新しい公演のチケットを購入したのが一ヶ月以上前。

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演目は『人形を殺す』(劇団 竹/竹林 林重郎 作)

そして、ちょっと前に劇場に行ってきた。

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例によって記憶を記録に変えるため、ここに自分の感じた印象を残しておくことにする。

随所にその後の聞き取りで得たデータもはさんでいくんで、そこはご参考までに。

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■全体として

いろいろと語りたいことはあるけれど。

まずは。

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      まさかこのオッサンが芝居で爆泣きさせられるとは思わなかった。

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もう、その、なんだ。このイヤな感じに古びてネジれまくった心のどこに、こんな涙が残ってたのか、ってくらい。

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全体のアウトラインとしては。

(もう公演も終わったことだし、ネタバレいいよね?)

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とある一家の主人、フトシの葬儀に彼の隠し子ミツルが訪ねてくるところからストーリーは始まる。

子供世代にあたる長男、長女、後妻の連れ子、隠し子の4人を物語の中心として、彼らの記憶にある父、父の愛人、母、後妻の姿が交錯する。

回想を交えて次第に明らかになっていく機能不全家庭のかたち。

すでにそれぞれの人生を発見、構築して、最後手仕舞いとして葬儀に集まった子供世代が “その後の物語” を交換しあい、そして何を選択するか。

.

という感じ。

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安直なプロモーター/宣伝担当者だったら “失われた家族の再生の物語” とか言うところだろうけど。

.

これは “再生” じゃない、“自己修復” だ。

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どこからか聖なる光が降り注いで、そして全てが安直に元通りになるんじゃなくて。

命がけで力をあわせ、新しい家族システムとして自己修復していく物語だ。

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機能不全家庭のサバイバーたち、それぞれが心で悲鳴を上げながら過去を振り返り、つながりを模索して、あたらしい動態平衡を獲得する、そんな自己修復過程の身を切るような苦しみを描写し尽くした作品になっている。

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ただ、上に書いたような文芸路線の重たい家族ドラマってだけじゃない。

そこに、キリスト教ヒンドゥー教、アミニズム、シャーマニズムの神々が乱入し、信仰とヒトの関係性が語られ、西武ライオンズの奇跡の優勝が回想され、ときにタブラ4つ打ちテクノに合わせて踊る白装束の群舞とビデオプロジェクションのインサートシーンが交錯し、どこかサイケデリックな、なんというか……

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うん! そうだ! “現代の寓話” だ!

.

これまたベタワードだけど、他に形容のしようがない。

(どうしても想像が及ばない人は、ここで、

 “もしも、もしも故・今敏監督が、重た~い家族自己修復ドラマ

  お得意の悪夢タッチケレン味タップリに撮ったら”

 というのを想像してみてください。

 当たらずといえども遠からずのはず)

.

うん、これ以上語ってもしょうがない。全体としてはこんな感じ。

「傷ついた人は、傷ついた家族は、成熟とともに修復される……されるのか?」

というのがテーマ

そして俺、爆泣き。

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そして、本公演の劇団である “劇団 竹” の主催者にして劇作家、竹林林重郎氏の作劇術、というかタッチというか、そういうのも、なんとなく見えてきた。

.

まず、基本はダイアローグ(1 on 1のトーク)。

モノローグでもポリローグでもなく。

回想シーンのフトシ、サダコその他は隣に聞き手がいるものとしてダイアローグカウントする)

ストーリーライン全体は

.

 隠し子ミツルと長女ツグミの対話

 ーーここで父フトシの隠された2重生活と、実の子以上に愛され、

   育まれてきたミツルの姿が明かされる

      ↓

 ツグミと長男シュウタの対話

 ーーいまではヤンママシンママとなったツグミの愛に飢えた幼少期への思いが爆発

      ↓

 シュウタと連れ子ヒデフミの対話

 ーー今となっては過去に見切りをつけ、自身の “家族” を獲得したヒデフミに対して、

   ここでシュウタの最大にして最後の働きかけが大爆発

.

という大枠の流れに、回想シーンとして

 ・父フトシと母ノリコの外食

  (後に愛人となるヤスコを含めると3人以上が登場するのはここだけ、だったかな?)

 ・フトシとヤスコの逢瀬

 ・堕胎をうながす継母サダコと反発するツグミ

 ・夢の中でシュウタに、出奔という自分ギリギリの選択を明かす母ノリコ

.

といずれも1 on 1。

対話の一方が次の対話に持ち越されるバトンリレー形式で話がすすむ。

(例外はサダコが壁のロザリオを叩きつけるシーンと、ノリコの出奔シーンくらいか)

.

というわけでダイアローグ主体の作劇なので。

最後に全兄弟が登場する対話のシーンを見たかった気もするが、そこはビデオ後日談が語られることで代替されている。

というか、前半のツグミ役のキャストのあの演技を見たら、後半まで登場したら、おそらく彼女のメンタルがもたないだろう。

.

ラムネさん「んふふ~、それはどうでしょ~?」

俺「おおっ! あなたツグミを演じたラムネさん! アレくらい、余裕っすか?」

ラムネさん「んふふ~」

.

と、明確な答えは得られず。

ただ、別に彼女のコンディションに配慮したわけではなく、たんに作劇上、そうなっただけらしい。

.

余談。

確かなことは。

無軌道な妊娠と出産、自分を一番に思っていた継母を鬱病と自殺に追い込んでしまった(と考えている)彼女が過去を悔いて流す涙。

ツグミの慟哭はそれだけの迫真・魂の演技だった。

余談終わり。

.

もう1つ。

ストーリーを裏から支える暗喩のレベルが。

.

 気にしなければ流すこともできる。

 気にして、拾い上げるつもりがあればハッキリと分かる。

.

というレベルキッチリ統一してあるのが気持ちいい。

(いや、これは俺の思い上がりで、拾い上げてないレベルメタファーがドッサリあるのかもしれないけど)

たとえば。

ミツルツグミが同時に正座をといて、「ここから深い話をしよう」という意図を見せたり、とか。

ヒデフミが現在ではロザリオ製造業に努めていて、毎日キリスト十字架にかけている、つまり、 “完全な棄教者” であることを暗示したり、とか。

.

いろいろなレベルで多層的にメッセージが投げかけられてくるのが気持ちいい。

.

そして、ストーリーに大きな比重を占めているビデオプロジェクションについて。

冒頭、中間エンディングと(自分が覚えている限りでは)3回、舞台の白壁をスクリーン代わりに、撮影・編集済みのビデオ映像が使われる。

.

1回目はオープニングタイトルなので、深い意味はない。多分。

.

2回目は、うーむ、解釈に困る。

シヴァヴィシュヌガネーシャブラフマーも出てきた、かな?)とヒンドゥーの神々がサイケデリックビデオコラージュで次々と諸々の事象と一緒にカットバックされる、ある種のイメージビデオ

BGMはタブラ4つ打ちデトロイトっぽいミニマルテクノ

ことなく、今敏っぽい。

無理して考えれば、愛人ヤスコ隠し子ヒデフミの家にあったという、キャラクター人形を並べたデタラメな祭壇から喚起されたイメージの奔流、というところだろうけど。

.

というか、ストーリーのキーアイテムがいくつかあって。

1)キリスト教

家族システム自己修復の媒介者、というか見守り人としてのキリスト教の存在と、一般人レベルの、一般人なりの神学論争がたびたび登場する。

.

2)多神教シャーマニズム

愛人ヤスコは沖縄のユタ(シャーマン、巫女)の血を引いている、という設定で、ここでキリスト教的な硬い理論体型ではすくい切れないアミニズム、シャーマニズムスピリチュアリズムの象徴として彼女の存在がたびたびクローズアップされる。

.

3)フトシ人形

元愛人ヤスコいわく、「死んだフトシの魂が乗り移った人形」。

そもそも隠し子ミツルが「この人形を一緒に火葬してほしい」と持ち込んだところから全てのストーリーが始まっているわけで。

その後は、子供たちの亡き父に代わって踏まれるは、叩きつけられるは、この人形、まさに踏んだり蹴ったり。

.

余談。

この人形、終演までよくボロボロにならずにもったよなぁ。

と思ったら、Twitterを見たら劇団の忘年会にまで生き残って参加してるし。

まじで何か乗り移ってね?

余談終わり。

.

ビデオプロジェクションの3回目は、エンディング後日談)とスタッフロール

ここで、子供世代が集合して親睦を深める後日談が挿入され、ストーリーに一応の決着がつく。

.

と、合計3回のビデオなんだけど。

うーむ、評価に困る。

なんというか、悪くは無いんだけど。

編集も音楽も上手すぎて、なんか、こう、才に疾りすぎているような印象を受けた。

芝居のシーンが不器用な人間たちの不器用なふるまいの話であれば、なおのこと。

逆にいえば、重苦しくなりがちな主題のハシやすめとしては、効果的だった、とも言えるけど。

.

ラムネさん「あのビデオなんですけど~」

俺「おお! ラムネさん! ビデオがなんですか?」

ラムネさん「お客さんのアンケートでは、良かった人と、悪かった人が半々くらいだったみたいですよ~」

俺「うーむ、人によって評価はマチマチか。まあ、そんな感じだろうなぁ」

.

観劇

で、さてさて。

終演後、もう、あふれる涙をぬぐいながら、挨拶に出ていた竹林氏に突撃インタビューを敢行してみる。

.

俺「グスン、あ、あの、最後後日談ビデオなんですけど。やはり、あれは小さな子供たちを舞台に出せないっていう制約があってのことですか?」

(と、最初の軽いジャブのつもりの質問だったんだけど、誤解したらしく)

竹林さん「あ……あれなんですけど……ハッピーエンドってわけじゃ……ないんですよね。

あの子供たちは全員ツグミの子供かもしれないし……。ヒデフミとシュウタが家庭を持つ踏ん切りがついた……とも言えないわけで……。そこはお客さんの判断にゆだねるっていうか……」

.

え? あれ、ハッピーエンドじゃないの?

.

     ∧∧

    ヽ(・ω・)/   ズコー

   \(.\ ノ

 、ハ,,、  ̄

  ̄

.

そりゃないよ竹林さん! こっちは希望の光に魂が洗われるような涙を流した直後だっていうのに。

と、ともかく、気を取り直して次の質問をする。

俺「と、ともかく、アレです。そうだ! あれ、あれ! あのキャストの4人が白装束で踊るダンスシーン! あの挿入シーンには、やっぱりなにか意味が?」

竹林さん「あ……あのダンスシーンには……特に意味は……ないんですよね……」

.

     ∧∧

    ヽ(・ω・)/   またまたズコー

   \(.\ ノ

 、ハ,,、  ̄

  ̄

.

なんてこったい! 全部インスピレーションというか成り行きまかせかい! なんだよコラ! というか、あんな太っといストーリーを産み出しておいて、なんでそんな慢性自信喪失症みたいな振る舞いしとんねん!?

.

ラムネさん「そんなこと、ないですよ~」

俺「おお! ラムネさん! するとあのダンスには深い意味が?」

ラムネさん「1つ1つの振り付けに意味を込めて、竹林さんが決めていったんです~。彼、ダンスができるわけじゃないんで、稽古の一番最初にダンスから始めていって、大変だったんですよ~」

俺「それじゃまた、なんであんなウソを……」

ラムネさん「まあ、あのヒト、照れ屋さんですからね~」

.

うーむ。

いろいろと事情はあるようだ。

.

あらためて全体として

というわけで、あらためて全体としては。

.

もう、激烈に良かった!

チケット代の倍くらいのモトは取った!

劇団竹、というか竹林林重郎氏は今後も追いかける! 決めた!

という感じ。

.

キャストスタッフについて

本来なら、ここでキャストの印象から書くんだけど、先に言っておきたい。

.

  こんな気持ちのいい観劇、生まれて初めて!!!

.

映画で言うところのプロダクションデザイン、美術のレベルが俺的には空前絶後のハイレベル

舞台というかセットは “そこそこ成功した事業主が建てた一軒家の客間、中央には卓袱台” という固定化された空間なんだけど、まあ、ここの造作が細部まで実にリアル

フトシと妻の外食シーン、ネパール料理屋ではビールが銅製のタンブラーに入っていたりとか、細かいところまで実にリアリティのカタマリ!

サウンドも隅々までハイファイで、SEのキューイング(演劇用語では “ポン出し”だったっけ?)もタイミング完璧!

後ろを見れば、おお! これまでの観劇で初めて卓(コンソール)の収まったコントロールブースがある!!

.

今回の劇場、スペース雑遊の設備なのか?

.

ラムネさん「いえ~、あのブースは、わざわざ場所を確保して作ったんですよ~」

.

ですよね~。

照明も特段の過剰な演出に走ることなく、的確。

何もしていないかっていうと、そんなことなく、舞台のシーン、ネパール料理屋のシーン、

シュウタが心から祈るシーンと、細かく細かく抑揚をつけている。

ともかく、作品の作家性、キャストもさることながら、舞台全体をバックアップするスタッフの力量が、もう、これまでとまるで違う!!

彼らにはノーベル賞ピューリッツァー賞紫綬褒章を金銀パールをそえて贈りたい。

それくらい気持ちよかった。

.

劇場の “SPACE雑遊” もじつにいい。ほどよい温度で静かな空調。

ともかく見過ごされがちな観劇のための空間づくりだけど、ここまでストーリー没入を妨げない総合的な配慮は、うん! 控えめに言ってサイコー

この劇団って、いつもこんなハイレベルな制作陣なのか?

.

ラムネさん「いえいえ~、前回までの公演は~」

俺「ふむふむ」

ラムネさん「セクマイ三部作っていって~、小さな民家を舞台にしたり~」

俺「なるほど」

ラムネさん「こんな舞台は初めてなんじゃないかな~」

.

うーむ、俺はひょっとしたこの劇団の大新機軸、大飛躍の場所居合わせたのかもしれない。そうだったら嬉しいな。

.

そして、キャストなんだけど、はじめに言っておく。

キャスティング上の軽重はあれど、全員が全員、演技巧者の高能力者ばっかり!

どうなってるんだ!

これ、どうやって集めたの? スカウト? オーディション

.

ラムネさん「今回のキャストは~、じつはこれまで仕事をしたことがあるヒトばっかりで~」

俺「なるほど、すでに信頼関係のあるキャストばっかりなのね。アナタも含めて。ということは~、二度と呼ばれないヒトもいたりとか?」

ラムネさん「んふふ~、それはどうでしょ~?」

.

うむ。ノーコメントなり。

.

というわけで。

.

■石川雄也(フトシ)

一家のお父さん。酒乱。浮気。全てにおいて、だいたいこの人が悪い。

コピー機の販社を起業して営業のためにキリスト教に入信ってのが痛いくらいにリアル

回想にしか登場しないのに、ほぼ主役。

劇団竹に所属

地味に驚いたのが、ワンカップ半分ならワンカップ半分、ビール1缶ならビール1缶と、アルコールが入った分だけ、確実に立ち振舞いを変えてくる。

上手くいかない事業と美女の誘惑、アルコールへの弱さと、たよりない大黒柱の悲哀を全身で表現。

もっといろんな所で見てみたいと思った。

いやだから見世物小屋の司会とかじゃなくて!

(↑そういう仕事をしていらっしゃるのデス)

.

■森川武(シュウタ)

長兄ってツラいよな。

いきなり子供が3人もできた父の辛い立場を理解したのは、このヒトだけ。

そして、彼の祈りのシーンで大事なことが示唆される。

それは、

.

 神はどこにいるのか。

 それは天上界でもオリュンポス山でもない。

 神は祈る心の裡(うち)にこそ顕現する

.

ってこと。

わからんけどね。あくまで俺の解釈)

ツグミの嘆きを受け止める。

そして、ヒデフミの “シンカー投げ” という決別の儀式を見守るだけだったところに、ロザリオのカツーン! という落下(これを偶然か神の啓示か、はたまたシンクロニシティか、どうとらえるかは、それこそ観客にゆだねられている)からの、もう、怒涛の、言いがかかりに近い、というか完全に言いがかりの引き止め工作。

ここに俺は、家族システムが血ダルマになりながら自己修復していく音を確かに聴いた、ような気がする。

そして俺、爆泣き。

劇団竹に所属

こうしてみると、キャスティングも要所々々はプロパーさんで固めているのね。わかる。

.

ラムネさん「このヒト、普段は “コボちゃん” って呼ばれているんですよ~」

俺「おお! 言われてみれば確かに似ているwwww」

(このあと、コボコラの話に盛り上がること5分)

.

■江花実里(ツグミ

劇団 架空畳に所属。通称ラムネさん。

あれ、おっかしーなー。

つい1ヶ月前に月蝕歌劇団を観たときには颯爽とした美青年明智小五郎(に化けた怪人二十面相)だったんだけどなー。

いま見ているのはチークの乗りも痛々しい元ヤンシンママだよ。

彼女の後悔の号泣からストーリーが本格的に回転し始める。

しかも、そこに至るまで、彼女の感情は3段階に分けて少しずつ前面に出てくる。

最初はミツル人生を聞いたとき。

次に自分人生を振り返った時。

最後に兄シュウタの腕の中で継母のサダコを想って感情を爆発させるとき。

役者ってすっげーな!

でも正直、この時の俺は爆泣きとまでは行かなかった。

でも、それでいいと思う。

この公演が竹林氏が観客の情動に仕掛けるカチ込みだとしたら、彼女は鉄砲玉というか切り込み隊であって。

あるいは、森川ー佐々木ラインという本隊の大規模侵攻の前に敵陣深く潜入する特殊部隊の役割であって。

「さて、この劇団、どんなものか見てやろう」という観客の批評眼をかいくぐってハートの深いところに潜入し、情動の扉をこじ開けて本隊の到着を待つ。

これが彼女のミッション

いや、実に良かった。

.

■辻村尚子(ノリコ)

フトシの最初の妻。

夫の浮気のストレスから子供を虐待することを恐れ、みずから出奔。

舞台が2018年の設定なので、旦那事業の立ち上げ期が80年代末。

キャラ作りが、なんというか、トレンディドラマの女優そのもの

なんかW浅野時代の浅野温子が乗り移った感じだった。

彼女が居間のふちに腰かけて靴を履いて家を飛び出すところが2回、描写される。

つまり天丼なんだけど、

なんでだろ、ビデオその他の映像作品だと天丼って、うっとうしいだけなんだけど。

なんか、生身のキャストがやると重く感じるんだよな。

劇団 竹に所属

.

■大森華恵(サダコ)

フトシの後妻。

うつ病で自殺。

なんというか、いろいろと痛ましい。

(継子とはいえ)娘への配慮と、大人の知恵と、世間知と、いろんなものに押しつぶされて最後の選択として自殺、か。

この舞台で、壁に掛けられたロザリオは合計3回、床に落下する。

2回はサダコが床にたたきつける。この時はSEのみの描写。

そして1回はシュウタの祈りに呼応して、本当に落下する。

ここでも天丼(繰り返し)が重たい。

なんというか、堅物で悩み事に弱そうな人物像を的確に体現。

クレジットがないからフリーの役者さんか?

.

ところで、ストーリーに挿入される白装束ダンス

石川、辻村、森川と3人までは劇団正メンバーなんだけど、彼女だけがゲストにも関わらずダンスに参加。

ダンスシーンについては、べつに拘束期間とか難易度とか、そんなことは関係なく、竹林氏のメッセージにそった人選なのだろう。

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佐々木光弘(ヒデフミ)

子供が十分な子供時代を生きられず、そのままムリヤリ大人になることを要求されたようなアンバランスな感じ。

わかる。

そして、いまでは自分も義父のようにシンカーが投げられることを義兄シュウタに示すため、最後キャッチボールを決別の儀式として実行する。

と、ここで舞台で実際にボールを投げるんだけど。

キャッチャーシュウタは後ろに下がって観客から見えなくなる。

おそらく板に座布団とか、そういうギミックボールを受けているはず。

.

ラムネさん「いえいえ~、あのシーンは本当にキャッチボールをしていますよ~」

俺「おいマジですかい?」

ラムネさん「本当に最初はキャッチボールの練習から始めました~」

俺「でも暴投とかしたら、危険じゃないですか?」

ラムネさん「ですから~、危険な場所には、あらかじめスタッフを座らせたりとか~」

うむ、配慮も危険対策もバッチリのもよう。

.

空飛ぶ猫☆魂に所属

みなさん、それぞれの所属先劇団の看板または主戦級の役者さんなのよね。

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■森川結美子(ヤスコ

沖縄のユタの血を引く、占いもできるウェイトレス

なんというか、どの女優さんも年の頃もビジュアルも大差はない感じなのに、演技と役作りで、その、あれだ、いかにも浮気相手になりそうなフェロモ~ンなプリップリのツヤッツヤな感じに寄せてくるのがすごい。

ちなみに、ご本人に取材したところ、使われていた占いはネパール伝統の占星術(ピグラム暦、という独自の暦を使うそうだ)にタロットカードを組み合わせた架空のもの、とのこと。

.

■山川恭平ミツル

フトシとヤスコの子供(つまり隠し子)。

鉄道会社というカタい職業につき、シュウタ以下の兄弟とは別の、なんというか、まっすぐな人生を歩んできたことをうかがわせる人物造形。

朴訥。

観劇直後は「なんか印象が薄いなぁ」だったんだけど。

それも当然で。

俺も含めた観客は、彼の人物ではなく、彼を通して見せられるミツルヤスコの家庭の様子を見せられていたわけで。

キャラクター人形をでたらめに並べた狂った祭壇。

父フトシのハグ。

彼を通してフトシの別の人格と別の家庭を見せられていた。

この役者さんも、おそらく高能力者。ただ本人が嘆いたり動いたりしないだけで。

.

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んー、こんな感じか。

ともかく、全体としては。

この劇団、劇団 竹、そして主催の竹林林重郎氏は、買いです。

次の公演にも注目して良いです。

自分もそうするし。

.

2017-12-11

月蝕歌劇団をまた観に行った記録

なんか、ひょんなことから月蝕歌劇団(という小劇団が都内にあると思ってほしい)の公演を見に行って、それ以来なんか芝居づいている。

これまで演劇なんてぜんぜん興味がなかったのに。

いくつか劇場に足を運んだところで、もう1回くらい観ればもっと色々と見えてくるものがあるかと思い、また月蝕歌劇団に足を運んでみた。

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演目は『ねじ式・紅い花』と『盲人書簡−上海篇』の2本立て連続公演

(前回の観劇の記録は

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923 

 を参照のこと)

ということで、自分のログを兼ねて、また観劇記を残しておくことにする。

御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合いを。

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ただし。

自分は舞台観劇についてはとことん素人なんで、これから書くのは、通りすがりの素人が見た印象批評くらいのつもりで、紹介文としての情報は期待しないでほしい。

(というか印象批評というワード小林秀雄みたいで偉そうだな。ほんとに感想文くらいの感じで、ひとつ

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■全体として

歴史の長い劇団というのは知っていたけれど、今回は公演100回記念とのこと。

で、旗揚げ時代からのライバル劇団その他のビッグネームが集結した大プレミアム公演だったらしい。

普段は若い女性主体の “少女歌劇団” っていう感じの劇団なんだけど、今回はキャストの年齢が大はばに高めだった。

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ちょっと変わった構成をしていて、1つのシーズンというか公演期間を前後に分けて、2種類の演目を上演する。

さらに各演目について前座というか露払いというか、出演キャストの歌唱ショー、寸劇、詩の朗読その他をまとめたパフォーマンスとして “詩劇ライブ” というのがある。

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なので、フルで鑑賞すると1シーズンで合計4演目。

これを多いと思うか、アリだと思うか。

いろんな作品世界が見られてオトクだとも言えるし。

リハーサルシナリオ練り込み等々のリソースは分散されるから内容的に落ちるものになるかもしれないし。

自分が見たところ、器用な高能力キャストと、まぁそうでもないキャストでうまく仕事を振り分けて、不満を感じさせない作りにしている感じだった。

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順番に見ていってみると。

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■前半の前座『詩劇ライブ メメクラゲ』(11月19日

先に不満点を言わせてもらうと。

演目『老人と子供のポルカ』の歌唱。

左卜前役のベテランキャストカンペ片手に左右のキャスト(岬花音菜、慶徳優菜)を振り回して大暴れ。

休みなく次の曲『本牧メルヘン』が始まり、そのまま岬花音菜がマイクを握るが、息の上がった彼女にはキーが低すぎた。

おかげで貴重な戦力(岬)を空費。

トリの白永歩美キッチリと『バフォメット(と、あとなにか悪魔がもう一柱)の歌』(詳細不明)で締めてくれたのが、せめてもの救い。

それにしても、あの大狼藉は、ハプニングプロットか。

ハプニングなら再発防止策を取ってほしいし、プロットなら、申し訳ない、あれに快哉を送るハイなセンスは自分は持ち合わせていない。

しかし。

詩劇ライブというのがファンミーティング同窓会だというのなら。

いとしの大スターがいつにないハジケっぷりを開陳したほうがファンサービスとしてのお値打ち感は高いのかもしれない。

と、思って周囲を見回してみると、自分と同じか、あるいはさらに年配の観客がホクホク顔で舞台を見守っている。

ハテ、招カレザル客ハ自分ノホウデアッタカ。

うん、わかった。

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■後半の前座『詩劇ライブ 暗黒少年探偵団』

詩劇三傑(←たったいま自分が決めた。はるのうらこ、岬花音菜、そして白永歩美の3人)のパフォーマンスたっぷり見られたので実に良し。

はるの嬢は前回と同じギター伴奏かと思ったら、ギターからキーだけもらって、ほぼ独唱。それでいてピッチは正確、ハイノートも申し分なく出ていたし、なんというか、 “このヒト、ひょっとして劇団の隠れた屋台骨なのではないか?” という予感がさらに強まる。

(↑それは本編でガツンと証明されるんだけど)

なぜ合唱のときは控え(それはもう、あからさまな控え)にまわるんだろう?

リハーサルの負荷をソロに集中させるためか。

岬花音菜はカッパの舞。そして小阪知子を舞台に引き出してカッパの相撲。

あいかわらず、この人は歌って動いてが実に良い。

そしてトリは白永歩美

朗読、歌唱と大活躍。

いつ見ても、この人は安定しているなぁ。

はかなげで、あやうげで、その状態のままガッチリ安定しているという不思議キャラクター

そういえば『Those ware the days』に日本語歌詞をつけたものを歌ってたんだけど、受付で立ち読みしたセットリストにそんなのなかったぞ、と思って調べてみたら、『悲しき天使』なんていう日本語版があったのね。

知らなかった。

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さて本編。

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■前半の本編『ねじ式・紅い花』

つげ義春の原作、『ねじ式』『紅い花』『女忍』『沼』『狂人屋敷の謎』をまとめて1つのストーリーにしてある。

実を言うと、前回の公演を見たあとに、某氏から、

「なに、月蝕歌劇団が面白かったって? それじゃアレだ。主催の高取英のアレ読んどけアレ」

といって勧められたのが、『聖ミカエラ学園漂流記』(小説版と戯曲版)。

前回の公演を観たときに、

「この人の持ち味は “奔放に見えて実は緻密な複数世界のマッシュアップ” だろうな」

と感じていたのが、この本で確信に変わったのだけど。

原作が2作品や3作品なら、例えば2つの世界の登場人物呉越同舟で共闘する、みたいな展開もあり得るけど、さすがに5作品同時となるとメドレー形式にならざるを得ない、という感じ。

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さて、もう1つ、高取氏の特長と思ったのが、ストーリーに必ずクライマックスを用意する、という点で。

(それが、エンターテイナーとしての氏の本性によるものか、それとも “客にはなんとしてもカタルシスを持ち帰ってもらわないと次につながらない” という興行師としての冷徹な計算によるものか、そこまではわからない)

それが、つげ義春の茫漠としたアンチクライマックスな世界とどう折り合いをつけるのか、そこに興味があったんだけど。

これが『紅い花』を中心に最小限の改変を加えただけで、見事に全ての原作が一斉に収束に向かうオチといえるオチになっているのは、さすが。

最後にはねじ式青年が『パーマー・エルドリッチの3つの聖痕』(P. K. ディック)みたいに無限増殖するあたりの幻想テイストが高取氏らしい。

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あと、前回公演みたいな「身捨つるほどの祖国はありや」的な大きな主題は今回は抑制されている。

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助成金云々の楽屋落ちは生臭いので忘れたことにする。

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そして、この劇団特有の時間がゆがむ感覚をまた味わう。

今回は、サヨコの祖父の楽屋オチ的な台詞。

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「最近、嵐山光三郎が書いたんですがね、松尾芭蕉は忍者だったんですよ」

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えーと、嵐山光三郎の “芭蕉忍者説” は2000年代なんですが。

高取氏の作品世界が戦前、戦後、昭和30年代、1960年代1980年代みたいに複数の時代を放浪するように、劇団自体も、60年代80年代、そして2000年代の全ての時代に存在しながら、どの時代にも存在しないような不思議立ち位置

それが、この劇団の持ち味でもあり。

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あ、あと、狐舞の意味がやっとわかった。

なんのことはない、 “ここから現実感見当識がゆるんで、心象風景と象徴劇が始まりますよ” という演出効果だ。

多色発光LEDを掲げた葬列も、夜光塗料の試験管をもった少女たちも、おそらく同じ。

少女漫画で「なんでクライマックスに花びらが飛び回ってるの?」とか訊かないでしょ? アレと同じだ。

そういえば、最近の子供は漫符(怒りの青筋とか緊張の汗とか)がわからないケースが多いらしい。

つまり自分は月蝕の鑑賞において子供だったわけだ。

というあたりで。

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そして、問題の↓

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■後半の本編『盲人書簡−上海篇−』

あー、うん。

むかし『草迷宮』(寺山修司)を観て途方に暮れたことを思い出した。

あるいは、さらにむかし『原始人』(チャーリー・ミンガス)を聴きながら、

「これは良い音楽なんだ、良い音楽なんだ、みんながそう言ってるから良い音楽なんだ」

と歯を食いしばっていたことを思い出した。

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はっきりしたこと。

自分に “前衛” を受け止める感受性はない。

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それでも、なんとか受容を試みてみる。

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(1)1930年代の第二次国共合作を背景にした不穏で混沌とした上海共同租界。

(2)明智小五郎小林少年という、戦前・戦後の言ってみれば “陽のヒーロー” をどす黒く改変したキャラクターと、堕落した母親としての小林少年の母。

(3)白痴の少年と娼窟の姉妹がからむ、不快にユーモラスな人物群。

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この3つの人物群を主なストーリーラインとして、失明した小林少年を中心に “目明きと盲(めしい)、世界が見えているのはどちらか” という問いを主題として話はすすむ(ように見える)んだけど。

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途中、影を喪失した少女、みたいな挿入話をはさみながら、ひたすらグロテスクストーリーとも言えないストーリーの断片が続く。

クライマックス小林少年と恋人(?)のマサ子の再開を中心にしながら、全てが虚構の中の虚構、悪夢の中の悪夢、という入れ子の構造をあからさまにするところで、唐突に終わる。

最後の最後には第四の壁も突破して現実のキャストの名前まで出てくる。

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うーむ、書いておいてなんだが、なんの説明にもなっていない。

ねぇ、寺山修司って、ホント70年代80年代青少年カリスマだったの?

(今度、『書を捨てよ云々』でも読んでみるか……)

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可能性としては、今どきの若者がP. K. ディックやら筒井康隆やら読み慣れてるせいで、 “崩壊する現実” やら “虚構の中の虚構” を普通においしく摂取しているのに対して、当時はその種の超現実的な幻想悪夢ワールドが知的にトガった青年だけの愉悦であったとか。

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ま、さておき。

これ以上はどうにも言いようがない。

自分にとって確かなことは。

高取氏オリジナルの作品、脚色作品のうほうがずっと面白い

ということ。

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さて。

キャスト、演出その他については、以下の通り。

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白永歩美

女忍コジカの息子、宗近と小林少年を好演。

このヒトが、登場するだけで舞台が猟奇的ビザールな空気になるような、言ってみれば “嶋田久作” 的な怪優でありながら、それでいて結構な美人サンである、というのは劇団にとって大きなアドバンテージなんじゃなかろうか。

劇団のカラーを一人で体現しているような。

ビジュアル、演技、歌唱、トップの名称は伊達じゃない、って感じ。

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というか。

実のところ、トップというネーミング自体はどうでもいい。

それがプリマドンナでもソリストでもエースでも四番でも同じことで。

その種の人に求められるのは才能でも鍛錬でも、ましてやプロデューサーディレクターの寵愛でもなく。

それは「いつ、いかなるときでも、自分が前に出ていってなんとかする」という思考形態だと思う。

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例えば才能、というか生まれつきの資質なら。

前回の公演には高畑亜美という彼女に負けず劣らずのビザール美人さんがいた。

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例えば技能なら。

前回の公演で、白川沙夜というキャストは、ストーリーテラーコメディリリーフ、仇役という3つの仕事を3本の腕で同時につかんでブンブン振り回して大暴れしていた。

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でも、彼女たちは今回はいない。事情は知らない。

いっぽうトップには「事情により今回は出演しません」という選択が無い。

脚光も浴びる、注目もされる、そのかわり劇団の出来が悪ければ矢オモテ、火ダルマ、槍ブスマと。

群像劇主体の劇団で、ある程度は負荷が分散するにせよ、あの細っそい体にかかっている重責を想像すると、なんというか、なんというか。

長くなった。

ともあれ、健康にお気をつけて。

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■川合瑞恵

前回までは “作りようによっては、いかめしく見える” ビジュアルを活かしたワンポイント役だったのが、今回は『女忍』パートのキーとなる女忍コジカに大抜擢。

これが大根だったら目もあてられないところを、実に器用に演じきってしまった。

本職はモデルさんだと思ってたんだけど。違うの?

芸能関係って器用な人が多いのよね。

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■岬花音菜

演技はさておき、まずは狐舞。

今見ているのがカラダのオモテなのかウラなのか、腕なのか脚なのか分からなくなってくる超絶変態空間機動がひっさびさに大炸裂!!

これだ! これが観たかった!

いや、じつは、このところモヤモヤしていた。

「いや、たしかに踊りも歌も演技も良いけど、ここまで追っかけるほどか?」

でも、たしかに思いちがいじゃなかった。

ほんのちょっと前のことなのに、忘れかけていた。

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そこには、たしかに岬花音菜がいた。

およそ2ヶ月前、片目の猫の舞で自分の脳味噌をブチ抜いた岬花音菜が。

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ちなみに。

あとから取材を試みたところ。

あの一連の動きは、ボランティアアルバイト?)のダンス教室で子供たちに最初のウケを取るために編み出した動物踊りがオリジナルだとのこと。

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するとなにか。

自分の鑑賞眼は子供レベルか。

まあいいけど。

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というか、彼女の狐舞に視線をもぎ取られ、ねじ式青年と女医のベッドシーンの大半を見逃していたことに、劇場を出てから気がついた。誠に申し訳ない。

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さて。

キャストとしては『紅い花』パートのシンデンのマサジ、『盲人書簡』で白痴の少年を担当。

この演技、周囲の評価はウナギ昇りだろう。

じっさいTwitterを中心にネットを見ると、彼女と慶徳優菜の評価はウナギ昇っている。

ただ。

自分としては評価は保留としたい。

なぜって?

あまりに、あまりにもハマり役すぎて、いま見ているのがキャラクターなのか、それともキャスト本人なのか、観劇素人の自分には判然としないから。

(これ、自分の中では笠智衆と同じ位置づけだ)

大竹しのぶアニーを演じたり、同じ劇団でいえば白永歩美ピーターパンを演るのとは、意味が違う。

『紅い花』ではプレ思春期の少年のいら立ちを、『盲人書簡』ではスケベなアホの子を、と、いろいろ打ち出しているのは分かる。

分かるけど、いずれも、まずは本人あっての効果であって。

このあと彼女は “月蝕きっての永遠の少年役” として存在感を増していくのだろうか。

それもアリだと思うけど。

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■慶徳優菜

『紅い花』キクチサヨコ役。

昭和の山村、思春期の少年の心に思い描くマドンナ

うん。もうずばり田舎のマドンナそのもの

だけど彼女の評価も保留。

理由は岬花音菜と同じで本人そのものだから。

その意味では、娼窟の妹と小林少年の想い人のほうが、本人のポテンシャルがよく分かる気がする。

そっちの方はというと、うん、悪くない。

ただ、これは自分の思い込みかもしれないけど。

なんというか彼女は “月蝕、次世代プリマドンナ育成枠” というのに完全に入っている気がする。

この直感が正しければ、それはおそらく本人の十分な資質と劇団の目算があってのことだろうけど。

なんかモヤっとする。ほかの新人も若手も、ひとしく頑張っている(ように見える)のに。

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はるのうらこ

なんというか、詩劇ライブのときは “ひかえめな、でもシャレのわかるおねーさん” というオモムキの彼女。

キーとなる配役のキャスティングが多いから、信頼の厚いキャストなんだろうな、という以上の認識はなかったんだけど。

(そしてそれは、ねじ式青年という大役を見ても動かなかったんだけど)

これが。

『盲人書簡』娼窟姉妹の姉役。実にすごい。

あのフワっとしたキャラが、女の嫌なところを全部集めて煮詰めたようなキャラクターに大変身。

慶徳優菜をサポートに娼窟パートカラーというか空気を完全に支配していた。

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あと、些細なことだけど。

キーアイテムとなるタバコチャイナドレスに入れ忘れたか、取り出せなくなったか。

取り出そうと悪戦苦闘して2秒。

見切りをつけてアタマの中でプロットを切り替えるのにコンマ2秒。

架空のタバコをふかして場面転換の決め台詞につなげるまでの時間の空費がわずか2.2秒。

はるの氏にとっては迷惑な賞賛かもしれないけど、ここの所作の切れ味に地味に鳥肌が立った。

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■宍倉暁子

彼女が登場すると、そこだけ別の照明があたってるようだった。

さらに今回の千本桜ホールより少し大きめの劇場向けにチューニングされた、よく通る発声。

今回集結した “夢のベテラン勢” の中では、彼女が出色だった。

彼女だけは気になって調べたら、舞台を中心にTV、映画と活躍の現役大ベテラン

たしかに分かる。

自分の外見と所作が人にどう見えるか、何十年にもわたって掘り下げていないと、ああは行かないと思う。

『紅い花』では漂泊の釣り人。すこし困り顔の茫漠とした旅客でありながら、マサジのカウンターパートとして要所を締める。

『盲人書簡』では軍人と密通する小林少年の母として、実に汚ならしい堕落した母親像を体現。

教科書的に言えば寺山修司の作品世界に通底するコンプレックスというかオブセッションというか、ともかく “その部分” を実に彼女一人で背負って担当していた。

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大久保千代太夫

今回最高の当たり役の一人。

犬丸は尾張織田と敵対している設定だけど、人物造形はおそらく美濃のマムシこと斎藤道三ベースだと思われ。

自分に襲いかかった刺客を手籠めにして側室にする一代の梟雄らしい悪太郎ぶりと、戦国武将の透徹した死生観が、もう全身からみなぎっていた。

『盲人書簡』の方は。

うーん、自分の中では “生ける舞台装置” としての黒い苦力(クーリー)の集団は、なんというか、全員が均質な筋肉質の没個性の集団だったんで、あの巨躯が逆にマイナスにはたらいた気がする。

こればっかりは、いたしかたなし。

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■小阪知子

影の殊勲者にして功労者

前説とカッパ相撲のときから(自分の見立てでは)この人は切れ者だろうな、と思ってたんだけど、今では確信に近い。

馬鹿をやる、それもビビッドに馬鹿をやれる人間は、なんというか、切れる。これは自分の持論。

自分が見るかぎりでは、月蝕歌劇団キャストベテラン高位職者(?)には2つのカテゴリがあって。

1つは白永歩美、岬花音菜のように “スタア” 役を仰せつかってスポットライトを浴びる職種。

もう1つは、前回公演の鈴乃月葉や今回の彼女のように “ひとり10役をこなしてストーリーラインを維持する” という重責の担当者

月蝕歌劇団は後者の高能力キャストがいないと成立しない。

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■若松真夢

薄い眉、暗く沈んだ眼。白永歩美が陽のビザールだとしたら、彼女は陰のビザール美人。

もっといろんなキャストで見てみたいと思った。できれば和装で。

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城之崎リアン

詩劇ライブのみに登場。OGか。

男装の貴公子然とした男装の貴公子。うん、貴公子

そりゃ、男女問わず固定ファンガッツリと付いたことは想像にかたくない。

問題は、貴公子以外にどんなキャストをやっていたのか、想像がしにくいことで。

もっと昔から見ていなかったことがくやまれる。

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■登利忌理生

前回の中村ナツ子に続き、今回の「なにものだ! このひと!」ワクに期待のダークホースが登場。

自分は茶髪に偏見があるようで、「えっとぉ、学校卒業の記念にぃ、オーディション受けちゃいましたー!」みたいなハスッパな外見と、そこから飛び出す恐ろしい長セリフと演技巧者ぶりのギャップに舌を巻いた。

本当に何者だ! と思って調べてみたけれど、月蝕以前の芸歴がまったく引っかからない。

あれか。学生演劇出身か。

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■音無ねむ

今は、まだ大部屋女優といった立ち位置

(たぶん。自分が調べた限りでは、まだ無名)

何者でもない。

何者にも、まだなっていない。

だけど、あの男に引けを取らない長身とキリっとしたマスクには、絶対に活きる使いみちがあるはず。

実際、『盲人書簡』の “新聞朗読笑い男” には何とも言えない味があった。

キャスティングの認識、間違ってないよね?)

陵南の田岡監督ふうにいえば、「体力や技術を身につけさせることはできる。だが、彼女をでかくすることはできない。立派な才能だ」ということ。

まずは、その長身を恥じるような猫背をやめて、胸郭を開いてまっすぐ立つところから、カンバレ!!

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J・A・シーザー(と音響)

ふむ。ふむふむ。

エンディング、こんな感じかにゃ? 間違ってるかもだけど。

(いま手元にGarage Bandしか無いんで大変)

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Bm....................BmM7(←Daugかも)

寺 の 坊 ん さ ん 根 性 が 悪 い

.

Bm.............Bm........F#m..GM7

守 り 子 い な し て 門 し め る

.

F#m.........Bm........F#m......Bm.E

ど し た い こ り ゃ き こ え た (か)

.

(間奏2+4小節)

E.................Bm.......Bm.......Bm.......Bm

+--------+--------+--------+--------+--------+--------+

.

Bm.......D/A...GM7..........Bm.D/A..E..

守 り が 憎 い と て 破 れ 傘 き せ て

.

Bm.......D.....GM7.......Fm#......GM7

か わ い が る 子 に 雨 や か か る

.

Fm#.........GM7.......Fm#......GM7

ど し た い こ り ゃ き こ え た か

.

(間奏4小節)(以下同じ)

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※各コーラスの7、8小節目のメロディが元の民謡と違う。

 メジャーセブンに合わせて変えたか。

※地味に1コーラス目と2コーラス目以降でコード進行が違う。

 採譜するまで気が付かなった。

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えー、日本のニロ抜き音階(いわゆる田舎節)で作られた民謡/童謡に、7th、9thがタップリ乗ったモダンコードをあわせて。

さらに、それを流行りのリズムパターンに乗せると、こう、実にカッコいいニューエイジワールドミュージックになるのは皆さんご存知のとおり。

(今回はハードロックリズムビート

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こういう音楽はみんな大好き。ボクも大好き!

この種の音楽の嚆矢は自分が知る限りYMO(実質、坂本龍一)で、80年代ではあるけど、このスタイルが「教授(坂本)のパクリじゃ〜ん!」と言われなくなったのはEnigmaやDeep Forrestが日本でワサワサ紹介されて一般化した90年代のような感じがしていて。

(“姫神せんせいしょん” や喜多郎については、当時ノーマークだった自分に語る資格はない)

問題は、J・A・シーザー氏が、何故この時期にこの種のスタイルをぶつけてきたか、だ。

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  • ここで急遽訂正!!-------

本公演エンディングの『竹田の子守歌』はJ・A・シーザー氏の手になるものではないとの指摘がありました。

お詫びして、訂正します。

以下、上記の誤りを前提にした言及をカットします。

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でも、今回のエンディングが実にイイ感じだったことは確かで、これからもこの路線はアリなんじゃないか、と思った次第。

うん、自分に言えるのはそれだけ。

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最後に音響について。

なんか、今回の殺陣は斬撃の効果音タイミングがやたらと良かった。

何か条件が変わったんだろうか。

ただ、いつもながら思うのは、客席一番奥にコントロールブースを置かないで、それでもあのレベルの音響を維持できているのは、それ自体が奇跡に近いことだ。

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プロップ大道具の印象は前回と同じ。

ただ、生きている動物の仕込みはさぞかし苦労しただろうな、と。

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んー、今回の月蝕歌劇団はこんな感じでした。

全体としてどうなのかって?

うん、良いところもあれば、首をかしげるところもある。

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まずは。

自分はもともと聖子ちゃんキョンキョンのころから、それほどアイドルが好きではないので、フレッシュキャストライブ感、というのにはそれほど重きをおかない。

なので、(おそらくは)キャストのものに入れ込んでほしい、という劇団の方針には同意しかねる。

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しかしながら。

高取英氏の作品世界。これにはどーしても、どーしても不思議な引力を感じでしまう。

結果として、スケジュールが合って演目の印象が良ければ、これからも足を運ぶような、そんな感じがしている。

というあたりで。

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また機会があれば。

2017-12-08

電子たばこアイコスも、たばこというのは、死ぬほどくっせえええ!

早く喫煙者専用のブースを、駅周辺にJTがつくってやれっつーの!

無論、その喫煙者専用ブースは入退室のとき毒ガスを漏らさない、むしろきれいな空気以外輩出しないようにな。

喫煙者の服についた、くっせえ毒ガスもきれいしろよ。

喫煙者は、マジでくっせえええんだよおおおおおお!!

毒ガス残留物に反応して咳き込むこっちはたまったもんじゃねえ!

 

早く喫煙者けが害をこうむるタバコできないかなー。

副流煙ゼロ喫煙者が吸ったら肺の奥まで全部吸い込めるタイプで、吐く息がくっさくならないような特殊たばこ

周囲に一切迷惑かけないたばこができればいいんだよ、JT早くつくれよ!

2017-12-07

私の背中に棲むなにか

結婚式に向け、独身時代最後の贅沢として、エステに通っている。

内容はあれこれ変えてみたけど、今はサウナとオイルマッサージ

元々は痩身が目的だったんだけど、昔から肩周りの凝りがすごかったので、今は美容というよりリラクゼーションを兼ねた至福の時間

1週間~10日に1度くらいの頻度で通い、部位によっては嘘でしょって位痛かった時期も越え、やっとうとうとできる位になってきた。

が、1ヶ月弱通えない時期があって、久々に行ったら、「背中全然指が入らない…!」と担当のお姉さんに大変困惑された。

事前の会話で「最近背中~腰回りがどうもヤバくて」とは言ってあったのだが、浮腫んだふくらはぎの硬さが思ったより軽度だったこともあって油断していたらしい。

「えぇー…」の連呼がとにかくすごい。カウンターをかちかちしたいレベル

あとは「今12月ですけど、間違いなく今年一番ヤバいです」「最近肩こりが~っていうお客さん来ましたけど、比じゃないですよ」「ちょっと今本気でどうしようか考えてます」「これ何が入ってるんですか。鉄板入れてるんですか」等々。以前から「何かが棲んでいる」と言われていた私の背中だが、鉄板とは…お好み焼き食べたい。

とにかく太もも付け根やらおしり・腰のあたりがめっちゃ痛かった。いつもは穏やかに会話が弾むんだけど、今回ばかりはもう腹の底から「うおっ」「あ゛あ゛あ゛あ゛」と取り繕えない悲鳴が出た。

「これはヤバいですよ」っていうのは、セールスの一環であって、つまりもっとこのメニューも付けて!」「この商品を買って!」っていう流れの一環なのかと疑う気持ちはある。

が、周囲のブースからあん困惑に満ちた反応や、野太い悲鳴なんて聞いたことないんだよ…

かに肩甲骨周りの硬さは感じていた。腕の可動域がおかしいとは思ってたんだ。腰痛がきてる自覚もある。あれこれストレッチを試みてはいものの、すぐどうこうなるわけでもなく。デスクワーク時間が長いのも姿勢があまりよくないのも悪化拍車をかけているだろう。反り腰猫背から解放される日は来るのか。

健康尊い。みんなはどうやってこのリンパのつまりなんだか筋肉の強張りなんだか鉄板なんだかから逃れているんだ。

エステにお姉さんは何人かいるんだけど「これスタッフルームに戻って○○にも伝えないと!」と言われた。

帰りに○○さんに会った。「増田さん、背中相当ヤバいんですって?」「えっもう聞いたの?」「秒で」単なる業務内容の共有であることを願いたい。

お姉さんたちはきゃぴっとして可愛らしい。私は来週も増やしたメニューを受けに行く。

2017-12-03

ネカフェやばいつがい・・・・・・

ネカフェブース席にいるんだが、隣のやつがやばい

まず扉もしめないでAV見てる。店員に注意されてたが暑いとか行って閉めようとしない

そんで時々「セックスしたい」って普通音量くらいでひとりごとをいう

進撃の巨人を一気読みにきたらこれだよ・・・・・・集中できねえ・・・

2017-11-30

痴漢回し蹴りの話読んで思い出した

中学生高校生の頃に電車通学だったので家から駅までは自転車に乗っていた。

当時地元関東地方都市)はそんなに治安がよろしくなく、ワゴン車でナンパして女の子を連れ去ったり、露出狂変態に遭遇したり等の噂がよく立っていた。私も白いワゴンから声を掛けられ、無視して自転車で走り去ったら「ブース!!」と大声で罵られたことがあった。駅前でそれなりに人もいる中でブス呼ばわりされたことに傷ついたけど、さらわれなかっただけ良かったんだと思うことにしていた。

痴漢にあった日は、部活で少し遅くなり暗い中自転車帰宅していた。寒かったかマフラーをぐるぐる巻いてた。

後ろから原付か小型のバイクが走ってきていたのは、ライトでわかった。追い越して貰おうと少し左に避けると、その瞬間右から手が伸びてきて私のスカートをバッと勢い良く捲った。

私は混乱して右を向いて、私を追い抜いていこうとするバイクの人を睨んだ。凄く驚いていたし怖かったけれど、声をあげることは出来なかった。

バイクはそのままスピードを急に上げて私を追い越して、道路を斜めに(右端へ寄るように)走って、電柱に激突した。グシャっという音がした。

車通りもそれほど多くない道で、普段の私なら事故を見たら駆け寄るなり救急車呼ぶなり出来ていたと思うけど、直前にスカートを捲られたことがショックで近寄れなかった、というか手助けする選択肢が頭の中に全く生まれなくて、そのまま全速力でチャリンコを漕いで帰宅して、ご飯食べてお風呂入って寝た。

グシャってなった人がどうなったかは知らない。死んではないと思うけど…。まあ十年も前だし、グシャってなった人もわすれてるくらいの怪我だったらいいな。

この日のことについてずっともやもやしていて、私には罪悪感があるのかなと思っていたけど、もしかしたら「なんで見えもしない(その後追い越してしまうからパンツの為にスカートを捲ったの?」というのが気になっているからかもしれない。




増田男性に聞きたいけどおおっぴらに聞けないことは二つ。

・なんで見れないかもしれないのにスカートを捲るの?この女のスカートを捲ってやったぜ、というのは、例えば最終的にリリースはするけど、この大きさのブラックバス釣ったぜ。みたいな、ハンティング的な気持ちが満たされるのかな?

・なんでナンパ断るとブース!っていうの?ブスだと思ったら声かけなくない?ブスが万が一応じてきたらブスと仲良くすることになるじゃん?

2017-11-24

東京スクエアガーデン ハンドメイドマルシェ

東京スクエアガーデン ハンドメイドマルシェ

tokyo-sg.com/tsg/wp-content/uploads/2017/11/出店者一覧.pdf

ここに載ってる作家のかな

でも載ってない作家もいるみたいだしなー

s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/aozorakoten.file/booth_up/20171123_TOKYO+SQUARE+GARDEN+ハンドメイドマルシェ_ブース発表.pdf

こっちに全部載ってそうか?

元増田がそのネックレスになんの未練もなくなるよう

探して見つけて広めてあげよう

anond:20171123233502

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