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はてなキーワード: ハイヤーとは

2022-08-10

コロナ土産に夫が帰ってきた

欧州出張から

出国前のPCR検査も、現地での検温も空港での入国時の検温も問題なく抜けて帰宅した。帰宅後に抗原検査キットで確かめても、陰性だった。

しかしその夜のうちに発熱し、翌日には38度台まで上がった。そして発熱外来で改めて受けたPCR検査で、陽性が発覚した。

不在のあいだしていたやりとりで、私が危機感を覚えたタイミングはいくつかある。

ひとつ出国前のそれで、彼の同僚の感染が発覚したとき

ふたつ、出国直前にまた別の同行者の感染が発覚したとき

みっつ、日本に到着した際に、喉が痛いと彼から申告されたとき

いまの主流株は喉の症状が多いと聞く。ゆえに私は、空港での検査を進言した。彼もそのつもりだと言っていたが、結局しないで帰ってきた。

なんでも、検査結果が出るまで2時間かかるそうだ。

その日の彼のフライト時間は、トランジットも含めて17時間。待っていられるだけの体力が残っていなかったのだという彼を、私は責めることができなかった。

空港のある地から我が家はそこそこに遠く、ホテル療養が可能かもわからない今、ハイヤーで自宅まで送迎となったら恐ろしい請求金額になったはずだ。

彼はワクチン3回接種済みで、陰性だった。発熱もなかった。

出国時に熱があれば残るつもりだったと彼は言う。

私も私で、異国でこの流行病の陰性が証明されるまで彼が過ごさねばならないことを考えると、進んで「そうして」とは言えなかった。

空港での検査がせめてもっと時間ならよかったかもしれないが、自宅でしたそれも陰性と出ている。その時点で引っかかったとも限らない。

現在彼は、高熱のピークを越え、けそけそと咳をし、だるさを訴え、しきりに眠たがっている。

私は、喉の違和感を覚えている。咳とくしゃみと鼻水も出る。熱は今のところないけれど、恐らく罹患しているのだと思う。

こういう一人の行動が積み重なった結果が昨今の陽性者数なのだとしたら、どうするのが正解だったのかな。

自己判断、というのなら、彼はどの時点で留まればよかったのだろう。あるいは私は、どこで「帰って来ちゃだめ」と言えばよかっただろうか。

2022-07-08

anond:20220708163615

タクシーのような残念ながら低賃金仕事タメ口でキレるほうがどうかしてる。

ハイヤー乗れや

2022-06-24

結婚相談所お見合いで行ったラウンジ全部書く

数年前IBJ系の相談所で活動して成婚退会した既婚男性です。

俺が書きたいのでこれまでに行ったホテルラウンジ感想を書いていくぞ

新宿 京王プラザホテル カクテル&ティーラウンジ

首都圏キングオブ婚活ラウンジ利用者の9割ぐらいがお見合いだと思われる。

だが……ここは本当に調度品などの雰囲気も良く使いやすい。

ゆったりとしたソファテーブル間隔も広めに取られており、他のテーブルに気を取られることもほぼない。

窓も非常に大きく取られており開放感がある。

都庁を望むアーバンパースペクティヴは、季節を感じる潤いと、あとまぁ話題に困ったときの助け舟を、あなたに。

言うことなし。

迷ったらここにしておけば間違いない。

メニューもいっぱいあるので通ってても飽きないし、そこから話を広げるのもアリだ。

ここは普段はだいたい30分くらい前に並んでおけば大丈夫のはず。

ただ11時の開店時はかなり混むので、もっと早くに行く必要がある。一番乗りできるとちょっと楽しい

あと遅い時間だと、18時からピアノ演奏があって、席が近いと地味に会話の邪魔なので注意。

新宿 京王プラザホテル アートラウンジデュエット

たまにこっちになる時もあった。暗いしほぼ廊下なのであまりオススメはしないが……。

ここの良い所は開店時間が若干早い事。

言うて混むので、カクテルラウンジダメならこっちに切り替えるという事はできない。

京王プラザホテル、だいたい日比谷花壇前に集合になると思うが、そのスペースがこっちのラウンジに接している。

京王プラザホテルの良い所は、ここに伝統工芸とかの展示があり季節ごとに入れ替わるので、お相手を待つ時に退屈しない。

待ち時間は人によってまちまちで、席とって15分前に行ってみたら既に待たれている人もいれば時間ギリギリに走ってくる人も。

スマホいじって待ってるのも感じ悪い…と思われると思うし。

エントランスにも大きい生花オブジェみたいなのがあり、話題に事欠かず本当に良かった。

新宿 京王プラザホテル グラスコート

朝食ビュッフェ会場

一度、すっかり出遅れて進退きわまり使ったことがある。

ビュッフェ会場なので、ちょっと作りがモダンファミレス感。人は居ないので話しやすいが……。

奥の手として。

新宿 かどやホテル カフェラヴォワ

一度使ったがおすすめしない。

飲み物価格は安く経済的負担が軽いのは良い。

モダンイタリアン居酒屋っぽい内装も良い。

が、いかんせん席間が近すぎる。

気が散るしうるさいの……。

使った時は両隣もお見合いっぽかったから割と使われると思われる。

女性から指定なので、経済的負担を慮っての事と思われる。

ありがたい話だが、お茶代なんて知れてるので気にしないのが吉ですよ。

新宿 小田急ホテル センチュリーサザンタワー ラウンジ サウスコート

一度使ったがなかなか良かった。

20階にあるので眺望が良く、ラウンジ横は吹き抜けになっていて開放感もある。

席感やメニュー特に印象に残っておらず、普通だったんだと思う。

良かったんだけど、いかんせん遠いからなぁ……。エレベーターの待ちもあるし。

新宿にはキンプがいるから、どうしてもそっち選んでしまうのではなかろうか。

普通に混むので特に穴場というわけではない。家族などの利用が多かった印象。

池袋 東京芸術劇場 Café des Arts

指定されて一度行った。

東京芸術劇場アトリウム、いいよね。

普通喫茶店で、あんまりくつろげる雰囲気ではなかった記憶

タイミング次第でめっちゃ混みそうだし、普通ホテルラウンジがいいと思う。

渋谷 セルリアンタワー東急ホテル ガーデンラウンジ 坐忘

ここは正確には使っていない。

並んでいたがあまりにも回転率が悪く、断念してしまったのだ……。結局移動してなんとかした。

ただ、見た感じ環境はとても良さそうだった。

騒がしい印象はなく、吹き抜けで開放感もあった。日差しコントロールされていて過ごしやすい印象。

渋谷は人が多いがこういった事に使えるスペースが少なく困る。そら長居もするわな。

赤坂見附 ホテルニューオータニ ガーデンラウンジ

交通の便で行くのが面倒なのだが、行きたかったので指定しました。

ホテル内がかなり複雑で、私もお相手も迷っていた。

正直すまんかった。

そこそこ混んでて待たされたが、周囲に色々ありベンチもあるので比較的待ちやすい。

椅子デザイン性の高いもの。席間は普通メニュー豊富で良かった。

窓際に通されたのは良かったのだけど、窓に対して直角の席配置なので片方しか庭が見えないという……。

当然お相手に譲るのであんまり見れなかった。あと日差し結構きびしかった記憶がある。

お茶飲んだ後庭を散歩できるのは、他ではあまりないメリット

でもお見合い空気が最悪だったらしんどいだけ……まぁそれはどこでも同じか。

いつか話題パンケーキ食べに行きたい。

日比谷 帝国ホテル東京 ランデブーラウンジ

ここも結構通った。西の京王プラザホテル、東の帝国ホテルと称されるお見合いメッカである

まず入って大階段ドン!と構えており、吹き抜けとなった開放感のあるロビー格式の高さを感じさせる。

あとここは、トイレがすごい豪華でキレイで、洗面台に使い捨てハンカチが置かれている。こういう所から格の違いを感じるんだよな。

個人的にF.L.ライトが多少好きで思い入れがあるところでもある。建て替え後楽しみですね。

ただ、お見合いで使うのにはどうかというと……

若干席の間隔が狭い気がするんだよね。普通喫茶店よりはマシとはいえ、若干隣の会話が入ってくる。

混雑状況はなかなかだけど、席数もあり回転率もあるので普通に30分前に付いておけば十分だった記憶

メニュー豊富……なのだが、いつも上高地アイスコーヒーを頼んでた気がする。毎度話のネタに……。

上高地帝国ホテルカフェ結構良かった。大きいマントルピースがあってね。いいよね上高地

ホテル御三家を制覇したいという野望を抱いていたが、結局オークラはいけず……

いつかいくぞ!

新橋 第一ホテル東京 ロビーラウンジ

一度行ったが、なかなか良いところだった。

ここも2階まで吹き抜けで、開放感がある。

行った時はほぼお客さんがおらず、快適だった。

実は穴場かも?

品川 品川プリンスホテル コーヒーラウンジ マウナケア

品川になると指定されることが多く、結構使った。

アロハ〜な雰囲気の、わりと普通カフェ

調度品も普通で、あまりテンションが上がらないという……。

まぁ空いてるので話をする分には良かったと思う。

飲み物はそれなりの値段取ります

品川 グランドプリンス高輪 Lounge Momiji

品川なら断然こっち。駅から遠い上に坂の上なのが難だが。

個人的に好きなのでたまに指定していた。歩かせて申し訳ない。

窓が一面に大きく取られていて眺めが良い。天井も高くて開放感がある。

秋でなくても紅葉意匠が随所に散りばめられており、雰囲気を存分に感じられる。

ラグジュアリ〜な感じを楽しむならここだし、デートにも良し。

横浜 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ ラウンジ シーウインド

一度行ったが、めっっちゃめちゃ待たされた。トータルで1時間は待ったはず。

から近いのはいいが、予約なしで行くには厳しい印象。

かなり高さのある吹き抜けで、空間としては良かったのだが……。

すっかりくたびれてしまったので、正直あまり良い印象がない。眺めも普通だった気がするし。

みなとみらい ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル ラウンジバー マリンブルー

お見合いでは使ってないが、デートで何回か使っている。

個人的にとても気に入っているラウンジ

オーシャンビューで開放感がすごく、とても明るい。

調度品や内装も海のイメージ統一されていてとても良い!

テーブル間隔も結構取られているので話しやすくはあると思う。

この辺に来たらだいたい寄るが、混んでいたり予約で満席で入れないことも多い……。

早稲田 ホテル椿山荘東京 ロビーラウンジ ル・ジャルダン

妻とアフタヌーンティーで行きました。大変良かった。

色んなホテルを見てきたが、最初雰囲気にのまれしまった。

広いし、なんか廊下に壺とか置いてあるし……。そのうち慣れたけど。

アフタヌーンティーは評判通り、大変楽しめました。

庭園結構広い。なんといっても霧は唯一無二で、別にまらなくても楽しめる。

ここは交通の便が悪すぎるので、結婚相談所経由のお見合いで使うことはないだろう。

ハイヤーとかで行く所っぽい。

やりきりました。

以上です。

追記

横浜 そごう9F 椿屋カフェ

池袋タカセの話で思い出した。ここも一回指定されて行った。

ここは地味に良かった気がする。席が仕切られて半個室みたいになってて話しやすい。

午前中はすごく空いてた。昼からはどうかな。空いてたらすごい穴場だと思う。

個人的には2回目以降に使うカテゴリの店だけど、落ち着いて話すには良い場所だと思う。

追記2

わーい伸びた!

東京ステーションホテル レストラン一回行った。帝国ホテル選びがちだったか

キンプトン新宿東京 行ったことない。知らんかった……

マンダリンオリエンタル東京 行ったことない。便所めっちゃ気になるやん?

外資系ラグジュアリーホテル全然行った事ないなー。今更ながら分不相応感が……。

あと笑い話として、実は妻との最初出会いラウンジでないという……。コロナ禍で。

これだけ色々出かけておいて!

人生……まぁこういう形で消化できてよかった。

京王プラザホテルにはネタで一回行くぞ! って話してる。

そんなわけでアフタヌーンティーには色々行きたい。

新宿ヒルトンマーブルラウンジは目をつけてる。

ニューグランドにも一回行ってみたいものだ。

あと日光金谷ホテルとか。中禅寺湖リッツもいいな。

20年後くらいかな……。

2022-06-14

なんか最近芸能人って文句ばっかだな。

タクシーであった出来事とか、一人が言い始めると他の芸能人も言い始めたりするし、

どこかのキレ芸人自分の買ったPCUSB-C端子しか対応してない事に文句言ってたりさ、こういうのばっか。

タクシーなんかに丁寧な対応を求めるんなら、対応の出来てる有名所のハイヤーを使えばいいだろと。

その辺のタクシー会社のドライバーなんてマナーが出来てるヤツがいるのが珍しいくらいだよ。

PCだってそうだよ。

自分で確かめもしないで買っておいてグダグダ言ってんの、ホント間抜けでしょ。

自分の落ち度を規格に繋げるなって話。


それをテレビだ、ラジオだと放送で流してんのがマジで質を落としてる原因だと思うよ。

なに?今の放送って楽しませたりするのは放棄した放送しかできないのかな?

2022-06-13

ITベンチャーの役員は高確率で糞ボンボン(少なくと私立大卒)だし、高確率で無駄金使ってます

まず、そこから認識違うわ

 

社長宅のタワマンを社宅に」「ハイヤー契約」「出張ビジネスクラス(正価)や高級ホテルを利用」とか事業規模に関わらずお馴染みの風景やぞ

みなさまお名前ご存知の某ITメガベンチャー役員無駄に高級ホテルを利用してます

 

▼2019-11-21:億円単位出資金を手に入れた多くのスタートアップがやること4選と、その後の5選

https://anond.hatelabo.jp/20191121220848#

 

ついでにメガベンチャーがいいとこ取りということもないです。基本的給与安いしな

あと役員役員が連れてきた採用したマネージャー自体コンプライアンスリスクだったりするもあるあるです

 

▼ 2020-02-08:ワイが知っているベンチャーが死んでいく過程そのまま

https://anond.hatelabo.jp/20200208085930# 

▼ 2020-08-31ヤンジャンでやっている『スタンドUPスタート』ってマンガと現実の『ベンチャー』と『500万』

https://anond.hatelabo.jp/20200831230551#

 

ぶっちゃけITベンチャー役員よりも、

ツッコミどころしかない某外資コンサル・某シンクタンク、俺は偉いんだぞアピールのしたい一部上場企業おじさん、

田舎ワンマン社長、アホなこと言う個人ユーザーの方が圧倒的に扱いやすいです

オラオラしている不動産営業マンのみで構成されているの会社役員とたぶん同じくらいの難易度だと思います

  

役員が頭おかしい、給与が安い、だとしたらベンチャーで働くメリットは?ってなるけど、それは、

社会経験の薄いボンボンお金で好き勝手出来ること、

給与を貰いながらリスク0で経験を積める(例:事業部立ち上げ、拠点立ち上げ、システム導入・実験など) こと、

上記の2つです

 

ただ、この2つが活かせる人は本質的組織に向いてる人間ではないです

2022-05-19

anond:20220519122131

違う。単純に殺人的に電車が混むんよ

フツーは近くに家を借りるか車で近くまで送るんだが

車通学は禁止されています(キリッ とか言って譲らんのよ

学校へ送迎するハイヤー(タクシー)も学校付き添いシッターもいるのにね

2021-11-10

anond:20211102112427

逆に自動運転車が普及したときに、その中で人がうまく運転できるかってのはなかなか微妙

というか、タクシー自動運転車を使うようになって、行き先を伝えられないみたいなのは遠隔で対応するようになるんじゃないのか。

人に対応してほしいみたいなのはハイヤーとか高額なサービスのみになるような気がする。

2021-11-02

anond:20211101235529

タクシーは単純な足としては自動運転に取って変わられそう。柔軟な対応能力がウリになるのは主にハイヤーの方では。

タクシー育児介護など自動運転カバーできない方面に特化するのが生き残り戦略として良いと思う。

チャイルドシートとか車椅子とか自動運転の車だけあっても対応できんでしょ。

2021-02-12

必読書コピペマジレスのやつのパクリ海外文学

パクリ元→ https://anond.hatelabo.jp/20210212080317

だって楽しそうだったから...(自分文学的教育は受けてないし、誰かと読んだ本の感想を共有することなんてないので、元増田文学サークルとか友人とか出てくるのがうらやましい)

ネタバレありだけど、ちゃん確認せず書いてるので記憶違いがあるかも。あと、後半になると全然読んでなかったわ。

ホメロスオデュッセイア

オデュッセウストロイ戦争から帰る途中で船が難破して右往左往頑張るのを眺めるお話なのだけど、勇敢で直情的な普通おっさんなので苦労するところは苦労してて良い。あと、イリアスと比べても昔の神話らしく出てくる人物とか神様の類がガチ理不尽なので良い。話がズレるけど、イリアスにはディオメデスというやつが主人公然として出ずっぱりなのだけど、オデュッセイアの回想には全く出てこないし、アガメムノンとかアイアスとかと違って他の作者の物語にも出てこないのだけど、あいつなんなん?

旧約聖書創世記

途中で読むのをやめた記憶がある。

ソポクレスオイディプス王

エディプスコンプレックス父親に対向心を燃やし、母親に恋慕する、的なやつ)の語源だと聞いて読んだら、全然そういうノリの話じゃなくて「へぇ」ってなったやつ。オイディプス自身は預かり知らぬところで運命に弄ばれて、最後にはすべてを理解してしまって絶望する可哀想な話なのだけど、どうでもよいことで人を殺したことトリガーでもある(それも運命ではあるのだけど)ので、自業自得感もある。気楽に人を殺してはだめ、絶対シェイクスピア悲劇とかもだけど、「100%落ち度がない悲劇被害者」ってあんまり昔の物語には出てこないね

唐詩選』

タイトルすら知らないやつ、その1

ハイヤーム『ルバイヤート

いまいち印象に残ってないけど、なんかずっと酒を楽しんでて幸せそうだなって思ったような気がする。

ダンテ神曲

地獄編の半分くらいまで読んだ。作者(ダンテ)が古代詩人だか哲学者かに褒められて地獄めぐりを導いてもらうところから始まって、自分の嫌いなやつ(政敵とか批判者)が地獄で苦しんでるのを巡ってはひたすら口汚く罵って回るという、その性格の悪さというか根暗さに嫌気がさして読むのをやめた。原文だと詩的というか言語的な美しさとかあるらしいけど、こちとら娯楽としてしか本は読まないので日本語で読むからそんなん知らん、こいつは陰湿

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

確か冒頭に「酒でも飲みつつゲラゲラ笑いながら聞くためのもんだから」みたいな説明が入るのだけど、そんな感じ。すごいでかい巨人の話だけど、家を椅子にしたと思ったら小便で洪水を起こして家を押し流したりするので、巨人としてのサイズも大概統一性がないんだったはず。なんか「人間の絆」だったかで、大真面目なキャララブレーを手放さなかった、みたいな描写があった気がするのだけど、ニュアンスがわかるようなわからんような...と思った記憶がある。

シェイクスピアハムレット

シェイクスピア作品は、意図はどうあれよく「様々な作品元祖とも言えるものなので、読むと後続の作品がより楽しめる」的に紹介されるのだけど、普通に単体で楽しめると思う。そもそも、別作品を読んでて「あ、これシェイクスピアで見たやつだ!」ってなったからって楽しいか?という感覚個人的にはある。ひとつ上にラブレー云々も別に良い要素だと思わなかったし。で、ハムレットシェイクスピア戯曲の中でも登場人物精神性の完成度が一番高いと思っていて、劇的さでは「オセロー」とか、キャラクターの鮮烈さでは「リチャード三世」とかには劣るかもしれないけど、舞台装置としてのキャラクターではなく、"異なる価値観教育etc...の元に自分で考えて行動する登場人物たちがつくる物語"としての面白さが本当に高いと思う。歴史的価値とかは忘れろ、楽しめ。

セルバンテスドン・キホーテ

パルケエスパーニャにいた。

スウィフトガリヴァー旅行記

巻末の解説すら読まないことが多いので、アイルランド云々の話をパクリ元で見て「そうだったんだー」ってなった。それぞれの国には短編小説くらいの分量しか滞在しないので、それぞれ短編SFとか的なノリで読んで面白かった記憶がある。自分自然科学系の研究者なので、科学なき探求(無為)をひたすらやってる国の印象が強い。なんかおまじない的なやつで作物の収穫量が増えるのでは?ってそれを試してるんだけど、当たり前に効果はまったくないし、それを評価するというプロセス存在しないので無限無為を繰り返してた。

スターントリストラム・シャンディ』

タイトルすら知らないやつ、その2。

サド悪徳の栄え

「目玉の話」は読んだけど、その結果として「悪徳の栄え」は読まなくて良いかな。ってなったやつ。

ゲーテファウスト

最強天才ファウスト博士悪魔契約して、「悪魔の力で楽しませてやる代わりに、人生楽しみきって満足したら魂もらうからな」って契約をする話なのだけど、すべての学問を修めた最強天才のはずのファウスト博士普通精神的に未熟なおっさんなので、酒飲んで暴れたり恋愛ごとやったり神話的な体験したりと色々していくなかでの言動がいちいち子供じみてるのが面白い。最後理想国家のために働く的なパートでいきなり聖人的になってたり、全体の流れが説教臭いのが多少鼻につくのだけど、ラストシーンの迫力は自分読書歴の中でトップクラスだと思う。ちなみにこの作品は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉元祖なのだけど、これってファウスト博士からの「この世界を楽しみ尽くして満足した。これ以上の瞬間などこれ以降はありえない(だからもう魂を持っていって良いよ)」という悪魔への宣言で、なんかラブロマンス的なシーンで使われてるの見ると、「ん?」てなるんよね。

スタンダールパルムの僧院

面白かったな」という感想を持った記憶はあるのに内容はまったく思い出せない。なんか年上美人若者恋愛する話だったと思う。多分登場人物が本気で生きてる感があって各シーンは面白いって読めたけど、全体の流れにはさほどの興味が持てなかったタイプの話だと思う。

ゴーゴリ外套

うだつの上がらない貧乏役人のおじさんが一念発起して外套を新しく買うのだけど、可哀想な目にあう。っていう胸糞の悪い類の話。どこかユーモラスなので面白がりつつも、「可哀想じゃんヒドイよ!」って思いながら読んだ。みじめな人間をみじめな人間視点で描ききるって案外すごいことだと思う。でもゴーゴリナンセンス小説ならもっとポップな「鼻」のほうが好きだし、大真面目な雰囲気ナンセンスをやっている感のある「死せる魂」も良い。死せる魂は未完だけど、なんだかんだ一つのエピソードちゃんと完結してるので、未完だからって敬遠しないで良いと思うよ。

ポー盗まれた手紙

タイトルとあらすじを知ってて、なので読んでいない。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

主人公女性の半生記的なところがある物語なのだけど、主要登場人物であるキャサリン主人公)やヒースクリフ主観的感情があまり描写されない(まったくされない?)ので、なんかヒステリック意味不明言動キャサリンと内心が読み取れないヒースクリフが読者を置いてけぼりにしながらすごく力強くて迫力があって得体のしれない物語を作っていく話だったと思う。主観的情報がないからこそ感じられるキャラクターたちの感情の力強さってなんかあるよね。

メルヴィル白鯨

クジラに関する雑学(どう考えてもガセのものがある)がしょっちゅうはいってくるクジラ漁船物語体感で全体の3割)。エイハブ船長とクイークエグのキャラクターの良さを傍観者主人公視点で楽しむ感じだった気がする。ラストシーン映像的な迫力は「ファウスト」のラストシーンの迫力にも匹敵するものがあると思う。文章映像的迫力ってなんよ?って自分も思うけど、なんかそういうのはあるんだ。多分。

フローベールボヴァリー夫人

間違えなく読んでるし、面白かったと思った記憶もあるけど内容が思い出せないやつその2。多分、貴族恋愛ものってジャンルはいろんな作品があるので、自分の中でごっちゃになってるところがあるんだと思う。あらすじを読むとなんとなく思い出すのだけど...

キャロル不思議の国のアリス

ディズニー映画って、ノートルダムの鐘とかを筆頭にとんでもなく改変されてるもんだけど、不思議の国のアリスについては、その「不思議の国」感は素敵に映像化されてると思う。一方で、原作の「ひねくれイギリス人が伝わるかどうかは無視してそのアイロニー子供にぶつけてる感」はなくなってるので、そういうひねくれたおっさんのノリのために読んでみても良いと思う。

ドストエフスキー悪霊

ドストエフスキーノイローゼ死語患者独白を描かせると人類史最強だと思っているのだけど、この作品でも割とそういうところがある。ノイローゼ感のヤバさだけなら地下室の手記とか白夜でも良い。でも個人的には「罪と罰」の主人公の単純なノイローゼ患者ではないせめぎあい感が一番好き。

チェーホフ桜の園

由緒ある一家が没落していくんだけど、正常化バイアスなのかなんなのかどこか他人事で、お母さんなんて特に事が進む毎に悲しんではいるんだけど、一切その精神性が変わらなくて(成長しなくて)、「多分この人死ぬまでこうなんだろうな...」感があってすごい。ラストにお年寄り使用人に対する家族全員に関するシーンがあるのだけど、それがすごい印象的で、チェーホフの他の作品戯曲を抑えてこれが良く代表作として出てくるのはこのシーンのせいだな、って個人的には思ってる。自分チェーホフ戯曲より小説のほうが好き。

チェスタトンブラウン神父童心

タイトルすら知らないやつ、その3。作者名も知らない。

プルースト失われた時を求めて

5冊だか6冊だかにのうちの一冊目だけ読んで続きを読んでなかった。忘れてたわ。

カフカ審判

読んだけどあんまり好きになれなかった記憶がある。カフカ基本的キャラクターに人間味がないのが面白いところなのだと思っているんだけど、「変身」とかの短編ならともかく、「城」とかこれくらいの分量になると、人間味のないお話自分には楽しめないのだな、と思った。

魯迅『阿Q正伝』

読んでないけど、なぜかあらすじは知ってる。

ジョイスユリシーズ

読んでない。「ダブリン市民」があまり楽しめなかったという記憶があって手を出していない。ダブリン市民はどんな話だったか覚えてない。

トーマス・マン魔の山

結核患者の療養施設であるところのサナトリウム生活するおっさんの話。ワナビー小説家だか学者だか(主人公ではない)のエピソードや、立派な紳士とその子供の印象的な挿話があったかと思うと主人公と別の患者哲学かなにかの論争がてんやわんやあったり、女性患者との恋愛未満関係の話があったりと色々な要素がある。ただ、どの部分でも人物精神性についてバリエーション豊かで不思議リアリティのあるキャラクターが独特な言動をするので楽しめた。でも、突然こっくりさんをはじめたときは「作者どうした?」って思ったよ。なんなら今でも思ってるよ。

ザミャーミン『われら』

タイトルすら知らないやつその4にして作者名も知らないやつその2。

ムージル特性のない男』

タイトルすら知らないやつその5にして作者名も知らないやつその3。自分1900年あたりを境に新しい作品に苦手意識があってあんまり読んでないんだなって実感する。

セリーヌ『夜の果ての旅』

このへんはすごい現代的なんだけど結構好き。現代的というのは勝手自分定義なのだけど、この辺の世代になるとやっぱり文章が少なからず技巧的になって、観念的な表現とか比喩とかが増えてくるので、「うるせぇ、自分感情もっとわかりやす説明しろ!」って要求をしたくなるのだった。でもこの話は割とそれでもなんだかんだ心理がわかるので楽しめた。

フォークナーアブサロム、アブサロム!

このお話はすごい好き。南北戦争前の南部黒人バリバリ奴隷として使われてる時代地域)のある町にトマス・サトペンというヤバげなおっさんがやってきて領地開拓し、南北戦争を挟みつつ色々する話なのだけど、時系列出来事を追っかけずに何人かの周囲の人達の回想などでだんだんとそのおっさん人生全体像を見せてくる構造になっていて、ただのヤバげなチンピラおっさんだったサトペンが、相応の過去と野望をもったクソチンピラになっていく(自分の中で)のがすごい迫力満点で面白かった。この作者の有名どころの読みにくさは、「響きと怒り」>「アブロサム、アブロサム!」>「八月の光」なので、この逆順に読むのがおすすめ短編から読むのも良いけど、「ウォッシュ」だけは「アブロサム、アブロサム!」のネタバレから後に回すのがおすすめ

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

タイトルすら知らないやつその6にして作者名も知らないやつその4

サルトル嘔吐

そこまで好きにはなれなかった。説教臭さとも違うなんか面倒臭い思想みたいなものが全体に漂ってる感じで、個人的にはそれが鼻に付いたんだろうなぁって思う。

ジュネ『泥棒日記

読もうと思ってたけど読んでなかったのを思い出した。読もう。

ベケットゴドーを待ちながら

なんか意味がありそうで(少なくとも自分が考える限りは)何も意味がないという、意味ありげさで成り立っている戯曲。ただ、それぞれのシーンが映像としてかなり印象的なので、その力でのめり込みながら読んた。で、読んだあと思い返すんだけど、結局何がなんだったのかイマイチからないのだった。偉そうなご主人様とその奴隷のシーンとかあったけど、結局なんだったんだあいつら。

ロブ=グリエ嫉妬

タイトルすら知らないやつその7にして作者名も知らないやつその5

デュラス『モデラートカンタービレ

読んだはずだけどちょっと印象が薄い。同じ作者の「愛人」がそうだったと思うのだけど、登場人物の心情描写が変に淡々としていて、でも行動はどこか直情的で不思議だなぁと思いながら読んだ気がする。その不思議さを楽しむのかな。なんか村上春樹小説登場人物の行動を感情的にしたような感じ。

レム『ソラリスの陽のもとに』

タイトルすら知らないやつその8にして作者名も知らないやつその6。自然科学研究者なのにSF全然読まないのだった。でも、SFに興味のない研究者って外部の人が思うよりは多いと思うよ。そもそも本を読まない人をおいておいたとしても。

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラテンアメリカ文学って魔術的リアリズムとかなんとかって、「なんかありそうにない魔術的なシーンだけど、不思議リアリティがある」みたいな評価がされてるらしいのだけど、それってヨーロッパ人感性日本人ヨーロッパ文学も大概魔術的なものとして受容してるところあるよなって思う。ただ、それはともかくとして、この作者の作品ではその言葉がしっくりくるとは思う。同じ作者の「族長の秋」とか短編の「エレンディラ」とかは割とお話全体のストーリー意味と(場合によっては)ある種の寓意を持っているのだけど、この作品だけは全体の流れとかはあまり意味ないんじゃないか個人的に思う(何度も読めばなにか見えるのかもだけど...)。それぞれのシーンをただただ楽しんでいたら、読む前に覚悟した長さの4分の1くらいの体感長さで読みきっていた。

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

タイトルすら知らないやつその9にして作者名も知らないやつその7。なんかすごそうなあらすじだね。

残り全部

詩はたしなまいから知らない。ツエランはなんか親が読んでて好きだと言ってた気がする。ブレイクって多分宗教画を描く人でもあると思うんだけど、この人の絵はどっかで見てすごいなぁって思った気がする。

終わり

ちなみに、「哲学思想」のパートと「日本文学」のパートは両方合わせても5~6作品しか読んでなかった。多分後30年経ってもさほど増えないだろうなと思う。

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

2021-02-10

本好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

哲学思想

プラトン饗宴

アリストテレス詩学

アウグスティヌス告白

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

マキァベッリ『君主論

モア『ユートピア

デカルト方法序説

ホッブズリヴァイアサン

パスカルパンセ

スピノザエチカ

ルソー社会契約論』

カント純粋理性批判

ヘーゲル精神現象学

キルケゴール死に至る病

マルクス資本論

ニーチェ道徳の系譜

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ソシュール一般言語学講義

ヴァレリー精神危機

フロイト快感原則彼岸

シュミット政治神学

ブルトンシュルレアリスム宣言

ハイデッガー存在と時間

ガンジーガンジー自伝

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品

ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

アドルノホルクハイマー啓蒙の弁証法

アレント全体主義の起源

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

レヴィ=ストロース野生の思考

マクルーハングーテンベルグ銀河系

フーコー言葉と物』

デリダ『グラマトロジーについて』

ドゥルーズガタリアンチオイディプス

ラカン精神分析の四つの基本概念

ウォーラーステイン近代世界システム

ケージジョン・ケージ

サイードオリエンタリズム

ベイトソン精神自然

アンダーソン『想像の共同体

本居宣長『玉勝間

上田秋成『胆大小心録』

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』

岡倉天心東洋理想

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

九鬼周造『「いき」の構造

和辻哲郎風土

柳田國男『木綿以前の事』

時枝誠記国語学原論

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア

旧約聖書創世記

ソポクレスオイディプス王』

唐詩選』

ハイヤーム『ルバイヤート

ダンテ神曲

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

シェイクスピアハムレット

セルバンテスドン・キホーテ

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スターントリストラム・シャンディ』

サド悪徳の栄え

ゲーテファウスト

スタンダールパルムの僧院

ゴーゴリ外套

ポー盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ嵐が丘

メルヴィル白鯨

フローベールボヴァリー夫人

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー悪霊

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ審判

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン魔の山

ザミャーミン『われら』

ムージル特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナーアブサロム、アブサロム!

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ嫉妬

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット荒地

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキー詩学

ブランショ文学空間

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉にごりえ

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋蒲団

徳田秋声あらくれ

有島武郎或る女

志賀直哉小僧の神様

内田百閒『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩押絵と旅する男

横光利一機械

谷崎潤一郎春琴抄

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如エロ事師たち

島尾敏雄死の棘

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉円陣を組む女たち』

後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2020-11-27

anond:20201127185227

入国後に公共交通機関を使わないという重要ルール

お前は「家に帰るのにハイヤー車使わないとダメです。15万円です。」って言われてどうすんだよ

2020-11-15

霊柩車って斎場から火葬場に運ぶためだけにあるわけじゃなくて、病院から自宅など遺体を安置する場所へ運ぶ時にも使ってる(霊柩車じゃなくて寝台車と呼び分けてるけど)。

旅行出張先でバタンと倒れて病院で死亡確認普通火葬せずに遺体のまま自宅とか斎場に運ぶ(最近遺体を安置するためのホテルみたいな施設斎場にある)。

100kmくらいなら休憩せずに運べるだろうけど、500kmもあったら休憩もするだろう。食事もするかもしれない。

から日本でもマックに寄る霊柩車がいてもおかしくはない。緑ナンバーから遺族も一緒に乗れるし、同乗した遺族がお腹が空いてマックへ行こうと言うかもしれない。

車はストレッチャーが入る大きさの車で、今はアルファードとかエルグランドみたいなミニバンも多いから気が付かないだけだと思う。アルファードハイヤーもあるから緑ナンバーミニバンくらいじゃ気にならないし。

霊柩車マックへ入ることそのものに穢れを感じたかもしれないけど、実は気が付かないだけで既に経験してるかもしれないぞ。

2020-11-12

anond:20201111124055

階級社会生活区域の分離を言うわけでなく、過去のそれは社会構造の多くを人の記憶に頼りマニュアル化しない血でできた論理構造で、後天的個人能力評価があるならそれは金銭で賄われてる

過去存在した階級制度は各階級血筋がそれぞれの環境において教育伝承生活から取得するために分離していただけでもとより分断することが目的だったわけじゃない

階級階層についての情報人間にたよらず記録物から取得できその水準を再現できるようになった時代からそれらは徐々に区域を分ける必要がなくなってきた

それを踏まえて能力の高低差について生活活動範囲で感じにくいようにする場合にはその能力で稼いだ金銭生活領域を変えることができるはず

引っ越ししたり広い家に住んだり信頼できる経路で購入したりするためにお金を稼いでいるわけなので、お金の稼げていない人と同じ生活をしておいて金もってるから分けろとはあたまのわるい人そのものしかいいようがない

お金は持っているから偉いわけではなく使えるから使う側に指示ができるだけなことくらいは理解できない人などいないでしょう

数百万つかってるハイヤータクシー並みだというならそれは問題だろうしその問題がどこにあるかくらいはわかるでしょう

数百円でタクシーにのっておいて底辺だのとそれは底辺タクシーしかのれもしないお金持ちがいう事ではないし、そういうのなら100円と10000円の差もわからないお金持ちは数字サービス買うべきでないでしょう

完璧な送迎サービスコンシェルジュに頼めば済む話を底辺におりてきて自分は息苦しいってそれは意味が解りません

そもそもブラックカードコンシェルジュに頼めばいいだけの話を貧乏人が日銭を節約して生活してるのと同じ水準で文句ばっかりいうのって狂ってるとかそういうレベルじゃない

2020-11-03

anond:20191121220848

下記2つは仕方がないんじゃないかなぁって

2.若い社員を増やしたがる

ある程度の規模感や中長期を見据えての判断なら安物買いの銭失いになると思うんだけど、

モールスタートなら若い子は使いやすいからね

扱う人の舵取り次第じゃないかなって

 

4.知名度の高い街に広くてきれいなオフィスを構えたがる

どこにオフィスを構えるかで商談でもイベントでも採用でも反応変わってくるので

役員報酬抑えてでも分野によってはむしろ構えるべきでは?感

もっとも他社と差別化出来てるなら足立区に構えようがクソどうでもいい話なんですけどね 

他者差別化するスキルがない人ほど “それ以外のこと” をする。化粧と一緒だね

 

あとこれはずいぶんと景気がいいと言うかむしろ上手くやっとるやん

千万意味するのが、1400万とかなのか、3000万以上なのかで意味は変わってはくるけど、

まぁやるやんけって思う。採用含まない自社製品サービス広告費よね?スタートアップやるやんけ

3.広告費を使いたがる

> そのまま一気に数千万円の年間契約

 

 

下記はわかりみが深すぎる。なんでなんでしょうね?今は無きオンラインゲーム会社の人もこうでしたわ

無くなってないベンチャー役員もこうだよ

1.役員報酬待遇を上げたがる

>ただ、「年収10倍」「社長宅のタワマンを社宅に」「ハイヤー契約」「出張ビジネスクラス(正価)や高級ホテルを利用」というのはどうかと。

>「贅沢がしたい!」と言い切ってくれればまだ気持ちが良いが、「安全リスク考慮」「出張中でのネットワーキング」との言い訳は非常に残念。じゃあそれの目標を数値化しましょう

2020-10-21

[]2020年10月20日火曜日増田

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05630150.243
06192416127.277
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08474787101.949
0973639087.546
10628438136.148.5
117617724233.263
1212815208118.850.5
131291221294.750
1412016053133.863.5
1513014152108.952.5
161731383179.942
171811474181.440
1818722402119.840
191501210580.740.5
201521418093.340.5
2115916396103.130
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