はてなキーワード: 視聴率とは
先日マナー講師がスタッフを一方的に激しく叱責する番組がNHKで流れていて、見ていてすごく不愉快になってしまい、それから半日近く気持ちがずっとモヤモヤしていた。
意図せず視聴者に不愉快と感じられてしまったのならまだしも、今回の放送内容は明らかに"これを放送したら多くの視聴者は不愉快に感じるだろうな"ということを理解していて、その上で放送したんだろうな、という感じだった。
なんかさ、最早それって暴行罪と同じじゃないですか?視聴者の心にダメージを与えると分かっていて、それでもなお放送するというのなら、それは放送による暴行としか言えないと思う。嫌なら見るなと言うかもしれないけれど、そんな内容が流れるなんて思わずに偶然見てしまった人だって沢山いるのでは。
視聴率のためなら視聴者の心にダメージを与えてもいい、面白い番組のためなら視聴者にトラウマを残しても構わない、そんなテレビ局の姿勢が私は許せない。前もって「これは多くの視聴者が不愉快に感じるだろうな」と分かっている内容を放送するの、いい加減禁止にしてほしいです。
ジャニタレが実写映画作品に出演するときの「安易なジャニタレの採用とかして駄作になる」という意見にジャニーズのオタクはもっと怒っていいと思う。
というのもそういうこと言う人間って普段邦画とか邦ドラ見てないよな?何故普段見てもない物に何故急にお客様ヅラしてクレームいれているのか本当にわからない。
勿論ジャニタレを起用した駄作なんて邦画、邦ドラなんて幾らでもあるがそんなのは石原さとみだって綾瀬はるかだって田中圭だって松坂桃李だって駄作に出ることはあるし確実に当たる保証なんてものはない。
むしろ「これだけ豪華なメンバー集めてここまでハズレを作れるなんて流石だぜ!」ってなるドラマや映画の多さな。視聴率女王みたいな女優でもジャニタレ出演作のヒット打率と大差なくない?
かと言って「いや、俺は原作ファンだから」と言い張る人間が出てくるのが普通だし俺も好きな作品が実写化してとんでもなく嫌な目にあったことは何度もある。でもそういうときにジャニタレだけあーだこーだ言われるのは流石に納得がいかない世になったと思う。
何故ならば邦画、邦ドラは実際にジャニタレとジャニオタが支えているからだ。糞つまらんドラマ、糞つまらん映画、大昔は「こんなんジャニオタ以外誰が見るんだ…?」と自分も思っていたが昨今の日本の不発っぷりには「こんなものを支えてるジャニオタ偉すぎるだろ…」と感覚が変化してくるのも無理はないだろ。これだけエンタメが溢れた令和で誰が日本のドラマや映画を見てるか、ジャニーズのオタクは少なくない割合を占めているに違いないだろ。
現在のサブカルチャー界隈で邦画、邦ドラをしっかり見てる層って本当に減った。俺の周りには殆どいない。正直に言うと還暦を迎えたテレビ好きな母親以外ドラマの話が通じる人間が周囲にもいない。
アニメや洋画なら固定ファンがいるので話題作も生まれるが日本のドラマについて話してる人間なんて今や絶滅危惧種みたいなもんだ。海外ドラマが容易に見ることが出来る環境が整い誰もいなくなった不作の畑で「最愛めっちゃよかったよな」とか「マイファミリー熱いわ」とか話してるのなんてマジでマイノリティなわけ。んで俺らこの畑に残った人間としてはむしろジャニーズさんのいるドラマの方が予算的に「次の期待作はこれかな…」とかなってるんだよな……無論低予算ドラマに送られてくるジャニタレさんもいるので一概にそうとは言えないが。あれはどう見ても制作側が悪い。
だから世間に対して「ジャニーズを叩くな!」とは思わないけどジャニーズのオタクはもうちょっと胸張って生きていいと思うわけよ。「誰が日本のエンタメ支えてると思ってんだバカ」ぐらい高慢で良いだろって味方したくなる。まぁシンウルトラマンで今更評価されてる有岡を見て思った。余りにも今更すぎるだろ。有岡の演技も見たことないレベルの映像演技への興味のなさで演技の話興味あるみたいな話し方をする人間を見てかなりイライラした。
そんな俺的に今一番熱いジャニタレ演技が道枝くん。俺スカで光ってたから期待してたけど金田一での上達っぷりが凄すぎる。金田一が面白いかどうかはともかく、明らかに彼の映像演技のポテンシャルが高すぎるからこのまま突き抜けてって滅茶苦茶面白いドラマに出てほしい。第二の二宮和也になるだろあれは(この表現ジャニオタ怒りそうだけど俺は二宮和也さんをアイドルと言うよりも日本を代表する名演技俳優と評価しているので)
あと中島健人、面白いし良いやつっぽいという印象から抜け出なかったけど糞つまらんかった韓ドラのリメイクの演技が結構よかったからなんかヒット作欲しい。多分オタクが一番それを望んでるんだろうけど。
https://president.jp/articles/-/57423
完全にテレビマンのポジショントークだから、どうせいつもの時代にそぐわないってブコメついてんだろーなーと思ったら思った通りだった。
ケツバットがつまんないとかいうのは別にいいけど、自主規制になるって流れが嫌なんだよね。
「SNSの発達で一部の過剰なクレームが可視化されやすくなって、BPOがそれを無視できなくなっているように思います。特にいくつかある委員会のうち人権擁護委員会がかなり『視聴者の苦情寄り』なので、本来の設立コンセプトを離れて現場を規制する方向に進んでしまっている実感はありますね」
これが実際どこまで行っているのかが気になる。
https://togetter.com/li/1884111
って話がでてるけど、力のある(あった)テレビでさえ BPO に忖度するという状況だとあんまりよろしくないと思うんだよね。 Not for me なら見なければいいだけであって、視聴率がとれないならそれはそれで衰退するからほっとけと思う。
時代にそぐわないってのが、奴隷制とか本当の人権侵害ならあれだけど、ここ最近のポリコレ、自主規制の風潮、たわわも単なるクレーマーなんだよね。
ほとんどの人は肉を食べるから一部の過激派ヴィーガンが肉屋襲撃しているのみるとあいつらやべーになるけど、やってることってさほど変わんないんだよね。動物愛護だ、地球環境問題だと正義の顔してリアルの人間ぶったたきに行ってるの。
さらに規制作りは新たな利権になるんで、叩きたやすいところから有識者()が叩いてるし、一般人もそれにのって正義づらして叩いてすっきりできるみたいなのもあって、SNS と悪魔合体してさらにめんどくさくなってる。
十人十色の不快を全部規制していった先に残るのはどんなものなんだろう。健全で健康で不快のないオリコウチャンしか育たない国なんて、陰謀論じゃないけど某共産主義国のような一部の権利者はウハウハして一般人はすべて規制の息苦しいディストピアになるだけだと思うんだが。行き過ぎた健康志向も相まって、毒にも薬にもならないだれも不快にしない(という建前の利権者の規制を通った)表現しかできず、動物は食べられず、アルコールなんてもってのほか、健康にわるいから塩、砂糖、油は摂取不可、セックスもできず、他人にかかわらず生きるの、それもう人間生かしておく必要なくね?みたいな社会目指すの?
というか問題に対してルールやらマナーで対処しようとしすぎて、物理的な人間同士のインタラクション減らしすぎてて耐性なくなってきすぎてるんじゃないかなと思う。テレビをまねて発生するようないじめなんて本来リアルで対処すべき問題が、昨今だと他人に怒らなすぎるし、怒ったら炎上か通報されるんでルール化しようとするスパイラル。
だいたい日本は村社会で同調圧力強いのに基本クレーマーみたいなノイジーマイノリティしか動かないので、クレームに屈して規制はするけど、対抗する人が少ないので緩和は難しいと思うんだよね。コインハイブ事件とかよく守れたなと思う。守ってくれた人々には感謝。
つまんないとか不快だって表明するのは自由だけど、クレームを安易に(自主含め)規制につなげないような対策が欲しい今日この頃。みんな頑張って荒らしスルーしてほしい。
そんなわけで個人で何ができるかわからんけど、偉大な先達が作った表現の自由をはじめとした自由はクレームに負けずちゃんと守っていこうねってことで一つ。
まず、VS魂という番組はそもそもVS嵐を引き継ぐ形でスタートしたジャニーズメインの番組。
そのため番組名に「VS」を残したいという思いから今の名前になったと何かの記事で読んだ。
番組開始からつまらないと批判していた人もたくさんいたが、個人的には2021年1月3日の番組開始から2021年7月8日放送のブレイク芸人チームがゲストに来た時までは、VS嵐時代のゲーム形式を引き継いでいて面白いと感じていた。
それが翌週の7月15日から突然の番組リニューアル。しかもドラマや映画の番宣・宣伝での対戦ゲストチームが来ない。スタジオにぽつんと女優さんやタレントさんがゲストで呼ばれて、ただひたすらレギュラーチームがゲームをしている様子を鑑賞し、たまにスタジオシーンに戻った際に感想を求められて答える。何なんだこれは、と。
元から映像を見る形での番組だったなら何も言うことなし。しかしわざわざ名前を引き継いで新しく始まり、VS嵐時代ほど視聴率は伸びないと言われつつも、「打ち切り寸前」などという記事を書かれるまでには致っておらず、まあまあの番組だったわけで。
それが今では謎の新企画でリニューアルを繰り返し、最初の頃のゲーム形式に戻してほしいという視聴者の声も届かず(届いていても無視されているのか)。
もちろんのこと、ゲストチーム側のファンもVS魂を見ている。以前はゲストチームとレギュラーチームとのゲーム開始前のトークでの絡み、レギュラーチーム、ゲストチームそれぞれのプライベートトーク、ゲームの合間にああいったエピソードトークがあるから面白かったように思う。
期待をするのはこっちの勝手だが、せっかくVS魂グラデーションにリニューアルしたにも関わらず、せっかくまた映画やドラマチームで豪華なキャスト陣との対戦に改善したにも関わらず、トークはほとんどなし。非常につまらない。
意地でも当初のゲーム形式に戻さない理由、トークがない理由はなぜなのか。
昨日SNSで多数見かけた意見だが、ジャニーズを起用していても視聴率が悪すぎる、本人たちのマイナスになっている、共感の嵐。
あとこれは当初から言われていたことだが、レギュラーメンバーの選考方法から躓いていたと思う。
これは誰かメンバーのアンチだからというわけではなく、バランスが取れておらずまとまっていないメンツだと今まで散々言われてきており、自分からしても、それぞれのグループのそれなりに知名度がある人、引っ張りだこのメンバーだという理由だけで選んだな、と思った。
自分は長年セクゾの佐藤勝利くんのファンでありメンバーに選ばれた時はとても嬉しかった。
しかし勝利くんはお世辞にもあまりトークが上手いほうではない。ボケも中途半端でファンである自分からしてもバラエティ向きだとは思えず。
おそらくバラエティ向きはセクゾなら思いがけない発想や発言をする気遣いやの松島聡くんだと思うし、WESTならトークも上手くツッコミもできて明るい重岡くんや神山くん、キンプリは岸くんが向いていたかもしれない。だが岸くんに関してはあまりにも先輩方への失言が多く問題になって炎上していたため他のメンバーのほうが良かったように感じる。
とにかく、番組当初の企画から謎にリニューアルをしてしまったことやメンバーのまとまりのなさ、ゲストチームへの配慮の無さが今のこのつまらないと言われる理由に繋がっていると思う。
もう少しだけ見守りたい。
※これはあくまで個人的見解、番組の再生を望む素直な意見であり、ご出演の皆様を傷つける意図はありません。コメントでの過激な批判はお断り致します。
https://twitter.com/nae_auth/status/1516394011325571072
このツイートが話題となっている。スレッドの上のほうで「ゾーニング」がどうこうと言っているので、『月曜日のたわわ』の問題についての話ということでいいはずだ。
このツイートで特に問題になっているのは、「自由な娯楽を嗜むには一定以上の知性が必要で、そうでない人には自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう」という部分だ。
多い批判が「選民思想だ」みたいな話である。まあ選民的でないとは言い難いのだが、youtubeとかYahooニュースのコメントとか見ればわかると思うけど、世の中話が通じない人っていうのはかなりいる。娯楽作品を「正しく」楽しめる人っていうのは、楽観的に見て、世間の半分、いや三分の一……くらいは……いてほしいが、多分「マイノリティ(!)」である。
この主張は、要するに娯楽作品の犯罪描写に影響されて犯罪を起こす、という話に基づいている。これについてはいくつかの研究があったと記憶しているが、肯定的だったり否定的だったりする結論が出ていたはずだ。
これらの研究のどちらが正しいかという話をしたいわけではないので、まあそこはなんとも言い難い。ここで問題なのは、科学的な議論ではなく、表現の自由のような社会問題を論じるときに、このような(たぶん)科学的な研究に基づいたフリをして、賛成・反対に立つ人間が主張することである。
そういう人たちが、論文を読み比べた結果としてどちらの研究がより正しいと考えられるのでそちら側に立つ、なんて手順を踏んでいるわけがない。結論に合致する研究を持ち出すだけだ。大麻合法化とかの話もこういう議論が行われているはずで、これの良しあしがどうとかいう以前に、議論が成立するはずがない。
で、いわゆる「表現の自由戦士」(この言葉に「ネトウヨ」とかみたいに侮蔑的なニュアンスが含まれているのかもしれませんが、単に他の表現を知らないので使っている、とポリコレ的な言い訳をしておきます)の側にとってマズいのは、学者の間で、「人間は娯楽作品の表現に影響されて犯罪を起こす傾向がある」という考えがコンセンサスを得てしまうことだろう。
彼ら戦士たちは、上記のようなことはない、という立場の研究にかなり依拠して自らの主張を保持しえているのだから、もしそういうことになったら大変だ。大体学問の世界は割とリベラルが力を持っているわけで、結構危機的なんじゃないだろうか。
わざわざこんな文章を書くくらいだから、私も娯楽作品の内容に規制がかけられたくはない側の人間である。単にポリティカルにコレクトな内容の娯楽なんか読まされてもクソつまらないからというだけなので、「表現の自由戦士」のみなさんには怒られそうですが。
そういうわけで、学問の世界が(日本のクソバカな)リベラルにとって都合のいい方向に行ったときに、表現が規制されるということはこのままでは避けられないし、実際(単にクレームとそれへの対応によってではあるが)様々な「自主規制」が幅を利かせ始めている状況である。
一方で「創作に影響されて犯罪を起こすことはあり得ない」というのは、ある種創作を矮小化しているのではないか。
そこで、リベラルの理屈をひっくり返して使ってしまえばいいのだ。ここでは、「娯楽作品の犯罪描写に影響されて犯罪を起こす人がいる」という話はある程度事実だと認めてしまおう。
でもって、「自制が難しく作品に影響され自分勝手で感情的な行動をとりやすくなってしまう」「自由な娯楽を嗜む」のに必要な「一定以上の知性」がない人もいるという側面もあるにはあるだろう。(ただし、私はこういうのは「知性」というよりは、「常識」とか「(人文・社会・自然)科学的な素養」の問題なんじゃないかと思う)
宮崎勤事件の報道をリアルタイムでは知らないが、要するに宮崎勤がオタクで、ロリコンポルノに影響されて事件を起こした、という理屈がまかり通っていたはずだ。Wikipediaを読む限りはそれは否定されているようだが、有名ではなくとも、そういう事件はあったにはあっただろう。
日本で語られる「犯罪の動機」が大体警察の作文であるにしても、根っこにそういうことが潜在的にあること自体を否定するのは困難だろう。
しかし、宮崎勤事件もそうだが、センセーショナルに報道される事件というのは、無差別殺人みたいに、わかりやすく怖くて視聴率が取れる事件である。たいていの犯罪は、非常に狭い人間関係での問題か、経済的な問題によるものであって、そういう事件はレアケースなのだ。
まして「自由な娯楽を嗜む」のに必要な「一定以上の知性」がない人が、それが原因で事件を起こすというのは、世の中の犯罪のなかでも非常にレアケースで、リスクは自動車とかのほうがはるかに高いだろう。
そんなことをいちいち予防して回るのは、過保護としか言いようがない。
しかし一方で、そういうので「不安だ」とかみんな言うわけである。ちょっと違う話だが、(ポルノとかじゃなく、ガチの)性犯罪者にGPS発信機をつけて位置情報を公開すべきだ、と言う話について、「不安を解消するためには、この程度の人権の制限は必要だ」という意見が、有名人から発信されていた。個人的には、人権をそんな風にとらえる人間が同じ社会にいるのは結構「不安」なのだが……。
リベラルな人らが大好きな日本国憲法を読めば、権利の制限は「公共の福祉」に基づくべきだ、とみんな理解できるはずだ。「安心」なんてものは「公共の福祉」なんかではありえないだろう。「不安」なんてことのためにいろんなことを規制するのは、公権力がやるべきことではない。
大体、世間の人々が不安になるのは、マスメディアの報道に「影響されている」からだろう。日本はこんな社会なのに、恐ろしいことに犯罪は減少傾向だったはずだ。みんなもっと科学的思考をしてほしい。特に学問しか取り柄のないリベラルな学者のみなさんは、このような世間の風潮を批判すべきであって、それに便乗して、多くの善良な人々を、人権などクソほども守られない日本の監獄にブチこめるようにすることなんか望むのでは、「リベラル」という言葉は無意味どころか逆の意味になるじゃないか。なってるんですけどね。それも「グローバル」に。
「表現規制」に反対する側が言うべきなのは、以下のようなことだろう。
「娯楽作品には人を影響する力があるし、それによって犯罪を起こす人もいるかもしれない。でもそんなの犯罪の中ではレアケースですよ。あなたたちテレビの報道に『影響されて』言ってるんじゃないの?そんなことのために我々『一定以上の知性』がある人々から自由を取り上げるのは、『マイノリティ』の迫害だ!」
息子でもおかしくない齡の美少年が、扇情的な台詞をつぶやく。恥ずかしそうにはにかむその姿を、相当数の成人女性が画面越しに見ているのだろう。私もその一人だった。
周りの大人達に囃し立てられ、カメラ目線で少女漫画の真似事をする。男性アイドルには当たり前のことだ。それが思春期前の、「子ども」と呼んで差し支えない年齢であろうとも。
こんな小さい子になんてことをさせてるんだ、どんな目で見られているか分かっているのか、まだ若いのに安売りするな。
本人の人生を考える、その気持ちに嘘はないつもりだが、毎週の視聴率上昇に寄与している時点で何を言っても説得力はない。
決して誉められた嗜好でないことは理解しているつもりだ。もちろん、法を犯すような行為は全くしていない。画面越し、ステージ越しにニコニコと眺めているだけだが、邪な思いが全くないとは言い切れない。
親のような年齢のファンが、自分をそんな目で見ていることに気づいたら、きっと言いようもない嫌悪感に苛まれることだろう。ファンを軽蔑するだけならまだしも、周りの異性すら信じられなくなるかもしれない。
そんなことは露知らず、輝くような笑顔で、ときには薄着で、ファンサを振り撒く彼に抱いている劣情を、罰してくれとすら思っていた。
最近よく耳にする「性的搾取」。私がしていることは明らかにそれに違いない。しかも未成年である。
こんなことが贖罪になるわけもない、むしろ罪を重ねているだけだ、と思いながら今日も私はグッズを買う。