2021-05-01

シンガポール南アジア全域から入国トランジット全面禁止踏切

Singapore to bar visitors from Bangladesh, Nepal, Pakistan and Sri Lanka - CNA

シンガポール政府は4月30日、過去2週間にバングラデシュスリランカネパールパキスタン滞在歴のある渡航者の入国トランジット禁止すると発表した。この措置は、5月2日から適用される。

南アジアは、東は香港シンガポール、西はドバイなど、東西出稼ぎ経済圏をもった地域だ。

シンガポールバングラデシュインドから出稼ぎ労働者を多く受け入れている国のひとつ

出稼ぎ労働者問題は、日本でいえば、技能実習生受入問題に相当し、日本の水際対策ユルユルなのも

ここに原因がある。

しかし、ここにきてシンガポール南アジアとの国境の扉を完全に閉じる経済的インパクト日本とはくらべものにならない。

からこそ、もう手遅れ気味のギリギリ決断になっての政府決定となったのだろう。

インド変異株をインドだけの問題と捉えるのであれば甘いだろう。

ひとの流動性観点から経済圏を広くとらえ、南アジアを中心に、中東東南アジアなど幅広く、水際対策の強化をする時期だ。

南アジアほぼすべての国でインドと同じタイミング感染が急拡大している状況をしっかり分析すべき。

(なぜかバングラデシュだけ一旦急拡大した新規感染者数が、ここ3週間、緩やかに減少を始めている、という現象も含めて。ラマダンだけでは説明がつかない)

日本政府厚労省外務省

ナマケモノみたいな超スロー対応、たいがいにしろ

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