はてなキーワード: 間引きとは
ただ、パラサイトが大ヒットしてミッドサマーが予想外に大ヒットしている間、ニュースで流れる感染の話題に若干の不安も感じつつあった。
三月になる頃には、子供向けの映画が延期になり始めた。しまじろうやアンパンマンやクレしん、ドラえもんそしてコナンなどが次々と延期になっていった。閉めなくていいのかな?映画館内にそんな空気が漂い始めていた。
三月上旬でマスクは7割ぐらいのスタッフが着用。中旬ぐらいからは着用が義務づけられたがしかし、既に市場から消えていたので消毒液もマスクも支給されず、ティッシュを中敷きに同じマスクを使い続けることに。
三月下旬から都市部の映画館が週末休館に。都会は大変だねーと愚痴りあう余裕はまだあった。
四月、ついに都市部で緊急事態宣言が。映画館も終日休館となり、地方の映画館は流す映画がなく旧作でご機嫌をうかがう日々。レイトショーもこの頃やめたんだったかな。
ミニシアターの危機が叫ばれていて、映画館スタッフであるとともにいち映画ファンである私はクラウフドファウンディングにお金を投下し続けた。ちなみにとある映画館は全国規模のやつなので資金は潤沢と言われていた。マジかよ。じゃあもっと金くれよ。
四月中旬、全国の映画館が一斉休業に。仕事がゼロになった。保障があるとかないとかニュースで流れていたけど、まだ決まってないから有給を消化するんならしてくれと人事から言われた。正直、休館になったことは仕方ないぐらいの感覚だったし、保障さえされるのなら出たくなかった。とにかく金だ。金さえ貰えれば。ミニシアターの援助してる場合じゃないのかも…と思い始めた。
五月中旬、緊急事態宣言が解除され、多くの映画館で営業が再開。感染予防策がえぐい。座席の間隔や検温やマスク着用はいいけど、毎回のアルコール消毒にポップコーン提供時の専用手袋配布などほんとにここまで出来るのかな?と思う程の徹底ぶり。マスクしてないお客さんが来たらどうするのか?配るマスクは用意できるのか?不安は尽きない。
六月、全ての映画館が再開。長きに渡る感染予防対策の幕開けである。上映する映画が圧倒的に少ない為、寅さんやマーベル作品など旧作と新作(とはいえ休館前に上映していた作品)が半々。お客さんはまだまばら。時短営業と間引き販売と弱い作品群で売り上げは侘しいものに。経費と売り上げで言ったら経費の方がかかっているのでは?
六月末、ここで映画館の救世主ジブリ投下。これはマジですごかった。ゲドを除くすべてのジブリに人が押し寄せ、ポップコーンも売れたしやっと売り上げが上向き始めた感覚。
それと同時にこの辺りから本格的なお客さんトラブルが起こり始める。
マスクをつけないのはポップコーン食べる以上しょうがない部分もあるけど、とにかく座席の間隔を空けてくれないのだ。
感染予防で一席一席に張り付けていった”この席には座らないでください”の紙なんて丸っきり無視。平気で剥がしたり上から座ってグチャグチャにする。注意しても無視。家族なんだからいいだろ?と怒られる。そして食べながら会話する。必死に注意喚起しても聞いてくれない徒労感。
注意以外の作業もスタッフの心と体をジワジワ蝕む。こまめな清掃がマジでキツイ。手すりを拭きまくりドリンクホルダーを拭きまくりトイレを拭きまくり… 手袋はしているものの、手は荒れマスクで酸欠状態に。マスクの上からフェイスシールドつけてた時期もあったな… あれはいけない。息ができないんだ。お客さんの声も聞こえないし、撤廃になってよかった。
七月、今日から俺は!が始まり客層がさらに悪化。全く注意を聞いてくれない。もともとあった、スマホ使用や会話などの映画館マナー破りに加えての感染予防対策無視攻撃。
大ヒットしたら普段映画館に来ない人たちが来る、それは当然だけど同じように当然のごとくマナーの悪い人たちが増えるという現実。
普段から映画館に来ているお客さん(マナーに厳しい)とそうでないお客さん(マナー無視)との板挟みになるのはいつだってスタッフ。そうなんだ。
スマホの光でいら立つ気持ちはわかる。べちゃくちゃ喋られて気分が悪いのもわかる。けど、矢面に立たされて謝罪するしかないスタッフの気持ちもちょっとだけでいいから想像してみて欲しい。我々はいつも注意してる。気付く範囲で注意してる。何もしてない訳じゃないんだ。それだけはわかって欲しい。あいつがくっついて座ってる、あいつがマスクを外して見てる、わかった、わかったから全てコントロールするのは不可能だと仮定してくれ。あと、そこまで不安だったら映画館に来ないでくれ。
八月、ジブリと今日俺ショックも収まり、ドラえもんは予想を下回る客足。毎年地獄のようになるお盆興業が初めてお盆興業でなかった夏。感染者は出ていたけど、今思えば全然控えめな数字だった。あの頃間引き販売で今の数千人規模で全席販売っていうのもおかしなもんじゃないか。
同九月、待ちに待った洋画の大作が公開。待ってたテネットありがとうノーラン。草なぎさんのミッドナイトスワンも期待以上の集客だった。そしてこの二作品は客層がいい!
もともと、オタク気質の強い人が多いアニメ作品は、ポップコーンやグッズの売り上げも良いしマナーもきちんと守ってくれる(絶対一席づつ空けてくれる)のでありがたい限りなのだが、この辺りの作品もみなさん協力的で嬉しかった。
そして十月。鬼滅だった。鬼滅一色だった。コロナなどなかったように、映画館に人が押し寄せた。同時にマナーの悪い人たちも帰ってきた。むしろ大幅アップした。
公開にあたり、厚労省から”映画館は感染リスクが低いから飲食オッケー”とのお墨付きが出てスタッフは色めき立ったが、別のどこぞの省が待ったをかけた為とある映画館は間引き販売をやめてドリンクのみ販売に切り替え。ただし、フードの販売も禁止ではなく持ち帰りのみ可という建前で販売したせいで現場は大混乱。
まず、先日まで間引いていた席を全席開放したことに怒る常連客の発生。映画館に来た上で「どうして間隔空けないの!危ないじゃないの!」って理不尽過ぎないか。
そして、先日まで飲食可だったスクリーン内でドリンクしか飲めないことに怒るお客さん。飛沫感染防止の為なので…と言っても聞いてくれない。勿論部屋に入ったら食べ始める。ポップコーンを?いや、持参したおやつを。
持ち帰り分だと言って購入したポップコーンを場内に持ち込み、上映が始まったらこっそり食べ始めるお客さんも続出。そうまでして食べたいか?ポップコーンを。注意したらさっと隠してスタッフが離れたらまた食べ始める。いたちごっこである。
十一月、鬼滅は引き続き大ヒット。週末は全席販売でドリンクのみ可、平日は間引き販売でフード類可という変則的なルールのせいで混乱を極める現場。スクリーン内でポップコーン食べてるお客さんを見つけて「コラー!」って注意したら平日だったなんていう悲劇も聞こえてきた。マスクはすっかり定着し、稀に見かけるしてないお客さんもマスクを渡せば極めて協力的な態度。
十二月、ついに全席販売下での飲食も解禁。十二月後半、鬼滅がさらにブーストをかけるべく4DX、MX4Dまでも上映開始。アクキーと新たな入場者特典効果でまたもや映画館は満杯に。
感染は着実に増えていたのに、信じられないほどのお客さんでごった返すスクリーン。周囲ではコロナ感染や濃厚接触の情報が飛び交っていたが、鬼滅で2500万密状態だった映画館ではクラスタが発生していなかったのでどこか現実味がない。そして増え続ける感染者。
現在一月中旬、鬼滅の熱狂も落ち着き、銀魂は初週の鬼滅ブーストのみでその後の動員は凪状態。緊急事態宣言は出されたがレイトショー含む少しの時短のみで通常営業。再び洋邦画の大作が延期され始め、やっとヤバめな空気が映画館にも漂い始めた。
映画館は換気が徹底されているし消毒も頻繁に行っているし、なにより会話が少ないから感染リスクが低い。
たしかにその通りかもしれない。
でも、現場のスタッフは懐疑的だ。だって絶対来てるから。無症状の感染者、症状あるけど来ちゃってる感染者、絶対いるから。
入り口で検温やってるけど、正直あの機械あまり当てにならないから。測るたびに違う温度出るし。
ゴホゴホせき込むお客さんが来るとする。どうすると思います?注意する?帰ってもらう?言えないんですよ。様子見です。さすがに一時間咳っぱなしだったら一回出てもらいますけど、それだって注意に行ける通路寄りの席なら可能だけど奥の方に座られてたら行けないですし。
クラスタは発生していないかもしれないけど、把握出来てないだけなんじゃないかと思う。
だから、お客さんも落ち着いてて新作も軒並み延期になりつつある今、映画館は思い切って閉めたらどうかな。そして国は補助金を出してくれ。とある映画館のような資本金の多い会社はいいから、ミニシアターには補助金を出してくれ。そして安心して休業させてくれ。空気だけで圧かけて自粛させないでくれ。正直映画館はもうギリギリだ。(他の業種もだろうけど)
今書いた一年間がもう一度繰り返されるかもしれないと思っただけで窒息しそう。
いつかコロナが落ち着いて、洋画の大作も世界中の人たちが安心してみられるようになった時、肝心の映画館が息していないんじゃあ意味がないじゃないか。
去年はクラスターの発生した色々な業界が叩かれてしまいましたが、2回目の緊急事態宣言が出そうな2021年初頭、飲食店が時短営業を迫られるなど悪者にされています。確かに流行当初は感染防止のための資材が不足していたり対策が確立していなかったりと難しい点が多かったと思いますが、未だに感染の起点になり続けているのは外食業自体に問題があるのではないでしょうか?
……と思って、外食業の感染防止ガイドライン(11月30日改正)を見てみました。
https://www.maff.go.jp/j/saigai/n_coronavirus/pdf/gl_gaishoku.pdf
ふむふむ、店員から客・客から店員の感染防止対策は細かく書いてありますが、それと比べて客同士の感染防止対策は記述量が少ないですね。特にテーブル席の同グループ内の客相互の感染防止対策は、
だけで、随分あっさりです。確かに座席の間引きとアクリル板の設置は対策として十分かもしれませんが、それよりも「工夫する」と書いてある部分に店側が対策をサボる言い訳の余地があるように見えます。最後のQAにも、
と書いてありますね。ガイドラインを書いた人は感染防止の効果が同等なら方法は問わないという気持ちで「工夫」と書いたのかもしれませんが、効果の判断を素人に任せると「ウチでは100点満点の対策は無理だから」といって赤点の対策を再発明したりするのかも? (筆者はコロナ禍で飲食店に行っていないので実情は知りません。)
現場で思いつくような対策を列挙し、点数を付けてダメな例も示すことで、不十分な対策で徹底した気になっている店舗を撲滅する必要があるのではないかと思いました。
ともかく、ウイルスとの戦いにおいては一番の弱点が狙われるわけですから、ガイドラインも現場での運用も、弱点を潰すように増強してもらいたいですね。
2020年12月にハワイに入るためにやる必要があったことのメモ。
2020年1月に仕事の都合で米国に行ってしまった恋人に会いに行く4月のチケットを購入したのは1月3週目のこと。その前週から中国で感染症が流行っているニュースが入りあれよあれよという間に予約したフライトが飛行しない事になり、日程変更の為にサポートに問い合わせどつながらず、アメリカのサポート経由で別の日のチケットを手に入れたのも束の間、出発18日前の3月26日よりハワイ州への入境が完全制限され、フライトも欠航が決行。
一晩失意で枕を涙で濡らしているのを、どこ吹く風の恋人に慰められつつ、在宅勤務でほとんど家に出ることないまま様子を見続けてやってきた秋9月の末。フライト自体はほとんどない状態、にも関わらず収束することを願って12月のチケットをゲット。この予約した羽田便も11月になる前の週にはキャンセルされたけれど、入境後の行動規制が出発72時間前に取得したPCR検査の陰性証明書を所持している人には免除され成田便は飛ばすことが分かったので、急いでハワイアンに電話して飛ぶ予定の便に切り替えました。
あとは12月に無事に飛ぶのを待つばかり。感染者数も抑えられてきているのでこのまま収束を超期待。(ここまでが10月末)
出国というか搭乗のためにPCR検査の陰性証明書が必要なのだけど、ハワイで14日間の自宅退避を免除するには別途指定機関で発行されたPCRの陰性証明書が取得が必要。
https://www.allhawaii.jp/covid19/prepare/certificate/
他の診断やってないんじゃないかって位小さなクリニックで、取得。ハワイの他、グアムと中国入国の両方の証明書を発行していた。ビジネス?
ハワイ・グアムが大体26000円で中国用のが30000円を超えていたと思う。
来客も英語を話す人か中国語を話す人で(勿論日本語も)受付の人はどうやら中国語と英語と日本語がわかる様子だった。
出発前々日の午後に仕事を早退して検査して、出発前日の終業後に発行された証明書を取りに来るスタイル。
三密をここ14日間避けていたか、外食14日していないか、狭い空間で人と話したりしていないか。等。リモート勤務で友達の存在すら危ぶまれているので楽勝。
検査にはパスポートとフライト番号、保険証を持っていけばOK。
次の日に受け取った陰性証明書は、前日の検査結果から陰性を証明する、と医者の手によって書かれたハワイ州の規定の紙が用意されていて、自筆で名前と住所と生年月日と出発日・フライト名を書く感じ。
出発日欄を間違えて生年月日で書きかけて、書き損じで再発行手数料500円が追加で取られた。
ハワイに来る人は前日の健康情報を所定のデータベースに登録する作業が義務付けられています。
https://travel.hawaii.gov/#/trip
オアフ島だけでいいかと思いきや、オアフから尋ねる離島までの間の登録も別途必要だった。
登録する来島理由について、再移住、トランジット、観光、友人・家族への来訪、エッセンシャルワーカー、航空機の乗務員、とあって、この場合は友人家族への来訪を選択。
ステイ先に、ホテル、ホステル、コンドミニアム、自宅、時間貸しスペース、B&B、友人親戚宅、の他にキャンプサイト・ビーチやシェアルームと言う選択肢があって、この状況下でビーチとかキャンプサイト選ぶ人いるのかなとか疑問に思ったり。
健康情報の登録では熱はないか、解熱剤は飲んでいないか、インフルエンザの予防接種は打ったか、どこか別の国から移動した14日間の自宅待機期間ではないか、14日の間にハワイ州以外の自国ではない所に旅行していないか、などの登録が必要。
フライトごとにこの健康情報の登録は必要。サイトにはPCR検査の文書も登録できる場所があって、ハワイ州認定の陰性証明書をpdfにしてアップロードされていると到着時に空港を出る時の手続き項目が減って非常に簡単に出られます。
これが終わるとQRコードが飛んでくるので、入国後空港から出る時の手続きで、パスポートと一緒に見せればよい様子。
これは通常のアメリカ入国でも必要。ちょうどパスポートを切り替えてESTAの登録も切れてしまってたので、再登録。
SNSの登録箇所が以前はTwitterとFacebookだったのに、LinkedInとInstagram が追加されてた。
当然この手の情報はどれも持っていないので登録していません。はてなは無かった。
ESTA登録後の初回は有人の審査も必要になるとかで、結局有人の入国審査もやりました。
どんなに万全を期しても罹ったら現地の医療機関を使わざる負えずなにかあった時の医療費が怖いのでとりあえず3000万まで保証してくれる会社のにしました。結構高いです。4500円。
※やらなきゃいけないことの詳細は
ここ(https://www.allhawaii.jp/covid19/prepare/)に全部書いてあった。
家の冷蔵庫の中身を減らして、残りは帰国後14日間外出しない間に食べられるものを残し、不織布のマスク(VFE99%)の上に布マスク(中に不織布フィルターが入れられる物)を重ね付けて出発。当初の予想も外れて東京の新規感染者数は増え続け、この日は250人弱。
この時期にわざわざハワイへ向かいたい人は、現地で生活がある極限状態の日本人の買い出しかビジネスか家族がいるかで持ち込み荷物の多さを感じるような人ばかりかと思いきや、小さなスーツケースで必要最小限の装備のカップルや、地方から出てきてホノルルで何をして遊ぶという話で盛り上がっている親子連れや、ゴルフに行く様子の人もいて、不要不急の出国をカジュアルに実行する為にPCR検査をする人が居るのに本当にびっくりした。私も引きこもる予定だけど、不要不急の出国者側の人間なんだろうなってここで気づいた。
空港はこのハワイ便に乗る人と他の便待ちの人がいるくらいで、全く人がいなかった。旅行代理店のエリアの座席のところは前の方に空港職員の人がお弁当広げて食べている位、誰も居なかった。三密は全く無いけどレストラン街もほぼしまってて(土産屋もしまっている)いつも入るお店もやってない。出国手続きをした先の免税店もレストランも一切閉まっており、自販機で買った乳酸菌飲料の糖分でかろうじて空腹感をごまかす。おにぎりを食べている集団に羨ましくなりながら、搭乗待ちの間に携帯にアメリカのeSIMを設定したりしてた。
もともと間引きでの座席の提供。大体半分くらいは予約不可席で選べなくなっています。隣の四人席には人が一人しかいなく、気がついたら4席使って横たわって寝てた。
当初は機内食は食べるのをやめようと思ってたけど、機内の空気の循環は良いことや、空腹でおかしくなりそうだったので、ありがたく与えられた糧をいただく。
食後は、前の席にいる老人夫婦(多分片方別の席)がたまに咳をする(喘息っぽい音)上に時折マスクを外す。読書灯つけっぱなしで席移動して寝る、など普通に迷惑な人達なので映画を見て過ごす。目の前の座席が咳したあたりで、ダブルマスクの上にプラスチックのフェースカバーを付けてた。流石に読書灯つけっぱなしで移動されたのが鬱陶しかったので注意したら、装着してたマスクを外して謝ろうとし始めた。やめてほしい。
オアフ島から別の島に移らないといけないので乗り換え。入国審査と入境時健康検査(熱はないか、喉は痛くないか、などの口頭アンケートとQRコードの提出)してから一旦国際線ターミナルを出て国内線へ。米国人もマスクしているし、地面にはこれでもかというほどキープディスタンスを守らせるためのシールが貼られていた。時期をずらしてバカンスにきてたっぽい米国内の人がちらほら居た。結構普通に国内を動いているメリケン。
国内線の搭乗検査で身分証明書(旅券)とマスク外して顔を見せるなどをして無事次の便に。食事をしようと思ったけれどホノルル空港内の飲食店はほとんど動いておらず、BURGER KINGもこの日はやってなくて、スタバでカロリー高そうな飲み物を頼んだ。土産物屋は一軒のみ営業してたけど、ほとんどお客さんは入っておらず。
離島到着。軍服着た人に囲まれながら、再度事前登録のQRコード見せて健康状態のアンケートを受けて、やっと空港の外へ!
あーよかった。きてよかった。生きててよかった!
1年ぶりに会う恋人に狂喜乱舞エキサイティングしつつ、恋人の家で居候。しあわせ。恋人とのご飯。しあわせ。
最初数日間は様子を見ていたけれど特にコロナの初期症状もないので、たまにスーパーに買い物に行ったり散歩に行ったりドライブして海を見たりしてました。
一回だけガラガラの店内でご飯食べた以外は周りの人と距離非常に保たれたアウトドアか家でご飯。飛沫感染リスクかなり低め。
それ以外は延々と仕事する恋人の後ろでゲームしたりお茶のんだり仕事のメール読んだりしてた。完全に邪魔してた。休暇とってよかった。
(後編 anond:20201231031222 に続く)
先日出かける用事があった。
コロナが流行ってからほとんど外食をしなくなったのだが、飲食店が潰れていることは当然知っているので、せっかくだからと潰れてほしくない店でランチを食べることにした。
コロナ前なら行列ができていたこの店だが、その日は昼時でも並ばずに入ることができた。
とはいえもともと人気店。
特にテーブルを間引きしているわけでもなく、対面二人がけの席が横並びにいくつか並ぶ一つに隣の客と一つ席を開けた形で案内される。
とても好きな店なのでここまでは怖さ反面、ウキウキした気持ちで席につく。
座ったときは隣が空いていたのだが、直後に男性客2人連れが来店して隣の席に案内された。
その時点で内心おいおいと思ったが、席を埋めないとやっていけないのもわかるのでそこはなんとかこらえた。
しかしこの2人、事もあろうに着席と同時にマスクを外して会話をし始めたではないか。
あれ?自分は1年前にタイムスリップしてしまったのか?と思うくらいに、普通の会話を続ける二人。
隣の人とは1mも離れていない。
他人の会話なんて全く興味がないのだが、聞こえてくる話はどう考えても今しなきゃいけないような緊急の話ではない。
むしろ守秘に関わるような話を誰にでもわかるような伏せ字で話をしていて頭おかしいのかと思った。
通信大手3社を伏せ字にした会話をしていたので通信業界系ITエンジニアだろうか。
そういう人は理系っぽいイメージがあってもっと賢いかと思っていたが間違っていたようだ。
食事が運ばれてくれば終わるではないかとギリギリまでマスクをして待っていたが、無駄だった。
店側も会話を止める様子はない。
アクリルが立ててあったり換気が強いわけでもなかった。
コロナが流行って以来初めての来店だったが、これはさすがにこれはしんどい。
久々の外食だったこともあり内心とても楽しみだったのに、砂でも噛んでいるかのように味気なかった。
この男性客のどちらかが感染していたら、ほぼ間違いなく感染しただろう自信があった。
店に何かを言おうという気持ちにはなれなかった。
人と会わないようにしたし、会話もいつも以上に距離をおいた。
幸いながら感染はなかった(あったとしても無症状だ。)し、身の回りにも感染したような人はいなかった。
潰れないように必死なのはわかる。でも、そのためにお客の命を危険にさらすのはどうか。
悪いけど、これなら潰れても仕方がないと思ってしまった。
コロナが終息したあとに潰れていなかったら行くかもしれない。それまでは無理だ。
ただ、店を恨むより、隣りに座った馬鹿な二人組みのほうが腹立たしい。
頼むから、Go toなり、助成金の要件に、「食事中、客同士の会話を禁止する」と1文入れてくれ。
たったそれだけで、店と客を守るためという正義が生まれて、こうしたバカどもに対してのパワーバランスを逆転させることができるのだから。
昨日家族で近所のイオン行ったのよ。食事はフードコート。貧困とか言われそうだけど、席は間引きしてあるし正直テナントで入っている店もそうでも無いからむしろ安上がり。気まぐれな子供の気分にも合わせやすい。
どうにか確保できた席で注文した料理を食べてる最中、無駄に声がデカイ後ろの席の会話が聞こえてきた。詳細はボカすが中学受験だのインターナショナルスクールだの言ってる意識高い系のママ友2家族のようだった。
首都圏とは言え都内にも住めなくてインターナショナルも面白いし、塾の講師をランク付けしたり、フードコートに無いマクドナルドのテイクアウトを平気で広げている姿は自分のコンプレックスを子供に挽回させようとする親なんだろうなと思わせてくれた。
一番驚いたのはアクリル板があるとは言え、片方のママ(特にうるさい方)がマスクをせずに話をしている事。アクリス板があるのは横だけで、前には何もない。向かい側のパパ(要は向かいのママとは他人)はマスクをしているが、流石に昨今考えると常識知らず過ぎな光景だった。こういう意識だけ高い馬鹿が各地で撒き散らしているんだろうし、そりゃお酒入ったら更に酷くなるよね。
別れ際に「見つけた時、旦那さんモデルみたいでオーラ凄かった」とかうるさいママが相手のママに言ってたので我慢できず旦那を見たが、173cmの俺より小さく天パで足も長くなく何よりイケメンでも無かった。お世辞にも程があるし、こりゃ子供のお受験も駄目だろうな。としみじみ思った。
今朝、通勤中に思いついた。
女性の人権を軽くすれば、可能であればゼロに近づけることで少子化問題は解決に向かう。
厚労省の統計によると、50年前の出生率は今の3倍はあったようだ。その理由のひとつとして、女性の権利が今よりも制限されていたのが大きい。
ある昭和のⅤシネマで、ケツモチがソープランドにみかじめ料をもらいに行っていた。店内に接客スタッフはおらず、嬢が1人だけいた。ケツモチが店に誰もいないことを嬢に確かめると、それから実時間で十秒もしない間に強姦が始まった。
行為が終わった後に嬢は泣いているのだが、男が慰めるとまんざらでもない表情をする。そして、劇中時間で1~2週間後には2人の清い交際がスタートする。
今の時代に、こういう演出はできるのだろうか? 日本映画では難しいように思うし、作れたとしてもテレビ放送は無理だろう。クレームが殺到して、ツイッターやはてなブログのフェミニストに袋叩きにされそうな気がする。
でも、女性の権利レベルを低くすると、できればそこらへんを歩いてる犬猫くらいにすると、恋愛的・結婚的な意味で日本社会のためになるのではないか。理由は以下のふたつだ。
理由①
男が女を強引に誘えるようになる。今の時代は、嫌がる女性をしつこく食人に誘ったり、嫌がる女性を車の中に押し込んで、河川敷の駐車場(または住宅団地のできるだけ高いところ)に連れていって無理やり性交するとセクハラが成立する。
でも、嫌がっているからといって、恋愛不成立ということで本当にいいんだろうか? 女って、いい感じの男から誘われても嫌がることがあるんじゃないか? 本当は好きでも。そういう、いわゆる『好き避けの壁』を突破できた男だけが自分の遺伝子を残せる。
今ではそれがやりにくくなっている。上記のセクハラ問題だ。今の男は、昔の男に比べて女を強引に誘うことができない。無理して食事なんかに誘うことはできても、結果が悪ければハラスメントで訴えられて社会的な立場が危うくなる。
理由②
エロ漫画では強姦の扱いが軽い。あっちの世界でも強姦は重犯罪なんだろうが、登場人物はお構いなく無理やりなセックスに走る。
これが、もし現実化したら……例えば、学校でも職場でも、好きな時に女の手を握れて、好きな時にキスができて、好きな時に胸を触れて、好きな時にセックスできて、好きな時に子どもを産ませることができたら――それで、産婦人科での堕胎手術を禁止にしたら……それらが当たり前になったら、日本の出生率が上がる確率は100%だ。
え? 望まぬ子ができたらどうする? 国が面倒を見るんだよ。赤ちゃんポストの拡充を行って、親がいらないと判断した子どもは公共的な組織で育てるようにする。
大昔は、親から愛情を注がれなかった子どもは間引きされていた。それは人間の世界でも、動物の世界でも一緒だ。今だって、多くの親が子どもを殺してるじゃないか。間引きされるくらいだったら、自由に子どもを捨てられるようにすれば、あの子らだって生き延びることができたのに。
100年前に比べて、人間一人当りの価値は確実に上がっている。
昔だったら、いらない子どもは生まれた時に産婆に殺してもらったり、何年か育てた後に人買いに売ったり、誰にも知られずに始末すればよかったかもしれないが、今ではそれらの行為は犯罪として処される。
人間も、ペットも、エビみたいな食物でさえも、あらゆる命の価値が上がり過ぎている。ペットを傷つけるのはすでに犯罪だし、こないだようつべでエビかカニを生きたままミキサー機にかけて殺す動画をアップした人が糾弾を受けたというニュースを目にした気がする。
昔の女は、例えば、大学の掲示板に貼ってある求職カードの雇用条件のところに、「新卒の場合、女子は満24歳まで」「女性社員は30歳が定年です」「女性が応募できる職種は事務のみです」みたいなことが平気で書いてあったんだろう? 大学の先生が言っていた。
今でもそういう文化はある。例えば、総合商社の受付に行ってみろよ。大抵は美人がいる。あれって、男性社員へのサービスの一環として可愛い子を雇ってるんだろ? それで、女も高年収の男に出会うことができる。WinWinWinだ。
女性の社会進出や、男性との雇用条件の均等化が叫ばれて久しい。俺が生まれた時点ですでにそういう文化だった。でも、それじゃだめだ。女が貧乏じゃないと男と結婚しないだろうが! 女は結婚できない限り、社会的弱者でいてもらわないと世界が困るんだよ…泣
少子化に勝てる文明なんてあるものか。このままでは世界は滅びる。
だってそうだろ。科学や政治や経済が進歩して、豊かになればなるほど、結婚せずに1人でいることの幸せ感が高まっていくんだぞ? 異性と出会わなくても、アニメや漫画やゲームの世界で満足できてしまうんだぞ? ヒプノシスマイクてめーだよ。アニメ面白いじゃねーか。
女を誘っても、自分が本当に嫌われてるかを知る頃にはセクハラ事犯だ。誰が恋愛に挑むんだよ。誰が子どもなんて作ろうとするかよ。
俺はまだ学生だ。でも、これから新卒社会人になって、中堅社員の仲間入りをして、もしかしたら管理職になって、そんなこんなでおじさんになって、還暦になって、会社を定年退職して、おじいさんになる過程のどこかで、男も女も楽しめるセックスができるロボットか、セックスを脳内体験できるゲームが発明される確率はとても高い。9%だ。
そんなことになったら、人間としての男の価値も女の価値もゼロになってしまうじゃないか。
年老いた後の未来が怖い。どんなに恐ろしい世界が待っているんだろうか。公民館や集会所に行っても、プールに行っても、ゲームセンターに行っても、カピバラ園に行っても、月にできた観光施設に行っても、ジジイやババアだらけなんだぞ。
俺が50年後に生きていたとすると、そういう世界になっているだろう。