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2023-09-26

anond:20230926155744

まりは......私有財産

G&Wは、私有財産宗教と不可分であるため、根源的なものだと主張する。その例として、先住民伝統的な儀式で使われるトランペットやその他の道具を挙げている:

このような神聖ものは、多くの場合存在する唯一の重要かつ排他的財産形態である......神聖文脈に厳密に限定されるのは、命令関係だけではない......絶対的な、つまり今日でいうところの『私的財産も同様である。このような社会では、私有財産概念と聖なるもの概念には、形式的に深い類似性があることが判明する。どちらも本質的には排除構造なのである。(p. 159)

ここで「絶対的もの」が「私的もの」と訳されていることに注目してほしい。祭祀財産が「絶対的」な程度に神聖であるならば、それは定義上「私有財産」として適格である、という主張のようだ。

この混同は、著者が宗教私有財産の関連付けに権威を求めているときに強化される。この時点でG&W(p.159)は、エミール・デュルケムの「聖なるもの」という古典的定義を持ち出している:

デュルケムは、聖なるものの最も明確な表現は、ポリネシア語で「触れてはならない」を意味するタブーであると主張した。しかし、私たち絶対的私有財産について語るとき、その根底にある論理社会効果において、非常によく似たもの、実際にはほとんど同じものについて語っているのではないだろうか。

そして著者は、アマゾン原住民仕事をする民族学者たちが、「湖や山から栽培種リアーナ林、動物に至るまで、彼らの周りにあるほとんどすべてのものには所有者がいる、あるいは潜在的に所有できる可能性がある」(p.161)ことを発見したと述べている。ある種や資源に対する霊的存在神聖所有権は、その種や資源を他の世界とは一線を画すものである。同じような理屈が、西洋私有財産概念を支えているとG&Wは書いている。もしあなたが車を所有しているならば、あなたは全世界の誰であろうと、そこに立ち入ったり使用したりすることを妨げる権利がある」(p.159)と彼らは説明する。

G&Wが、精神的な「所有権」についての伝統的な概念と、自分の車を所有することについての考えを混同しているのを見つけるのは、非常に息を呑むようなことである現代私的所有権を、超自然存在による天然資源の「所有権」と、その「根底にある論理社会効果」において「ほとんど同じ」とみなす彼らは、いったいどこの世界にいるのだろうか?

先住民活動家たちが、湖や山は強力な精霊にとって神聖ものだと語るとき、彼らは「私有財産」に等しいものを支持しているわけではない。もし「偉大なる精霊」が森を所有しているのであれば、その森は売り物ではなく、私有化されるものでもなく、伐採会社所有権を主張されるものでもないという明確な含意がある。

デュルケムの洞察の中で最も強力なものひとつは、人々が神性を呼び起こすとき、そのコミュニティ全体の道徳的な力を想定しているということである。つまり、ある山が神のものであるならば、それは私有化できないと宣言していることになる。G&Wがそれを逆手に取り、「私有財産」という概念は、あるもの神聖であるという考え方そのものと不可分に生まれものだと主張するとき、これがいかに粗雑な間違った表現であるかがわかるだろう。

デュルケムが実際に主張したこと

デュルケム(1965年)にとって、「分離」は私的流用のアンチテーゼであった。近親相姦に対する世界的な文化的タブー起源説明するために、彼は「ある種の隔離的な力、つまり男性的な集団を遠ざける力を女性に持たせている」(1965: 72)という伝統的な信仰を当惑させた。デュルケムは、このような信念体系において、女性隔離する力は血の力であり、聖なるもの概念と密接に結びついていると書いている。女性が血を流すと神性が目に見えるようになるとすれば、それは女性の血そのものが神であるからである。血が尽きるとき、神はこぼれ落ちる」(Durkheim 1965: 89)。

デュルケムにとって、「分離」という原初的概念は、私有財産とは何の関係もなかった。問題は、成人した若い女性に何が起こるかということだった(1965: 68-96)。月経が始まると、彼女親族は、彼女所有権を主張するために、つまり彼女を「入門」させるために、体として集まり彼女男性との付き合いからも世間から隔離した。彼女隔離は、特別儀式である成人式によって達成された。これにより、彼女身体神聖ものであり、それに関する彼女選択は、姉妹や他の親族に対して説明責任があることが確立された。デュルケムにとって、このような集団行為と関連して、人間意識言語文化の出現は、共同体という新しい種類の権威が初めて誕生した時点であった。

もしG&Wが現代進化科学に関心を示していたなら、こうしたデュルケーム洞察が、血のように赤い黄土色が、男性女性の肉体が神聖ものであることを新たに認識させるために、女性によって化粧用の「戦化粧品」として使用されたという考えに基づく、人類進化における黄土色の記録に関する最も新しく権威ある現代考古学説明を、いかに先取りしていたか認識できただろう(Watts 2014, Power 2019, Power et al.)

季節的か、月的か?

さて、『万物黎明』の中心的なアイデアにたどり着いた。それは、私たちはかつて皆自由であり、生き方を選ぶことができたかである

人類学を学んだことのある人なら、エスキモーアザラシ猟師たちが伝統的に冬の間は性的共産主義実践し、夏の間は家父長制的な家族生活に切り替わる。G&Wは、この振り子あるいは振動モデルヨーロッパ後期旧石器時代氷河期文化適用し、これらの複雑な狩猟採集民は、エリート特権権力の垂直階層を意図的に築き上げ、古い季節が新しい季節に移り変わるときに、それらをすべて取り壊す喜びを享受していたと論じている。

この革命を大いに楽しんだからこそ、氷河期天才政治家たちは、革命で得たもの永久にしがみついていてはいけないことに気づいたのだ。彼らは、連続する革命を楽しみ続けるためには、その間を一過性反革命で埋めなければならないことを理解していた。次の革命的高揚のための格好の標的を提示するために、「特別な」個人支配力を確立するのを許すことによって、そうするのである

私はこの考えが大好きだ。偶然にも、30年前に『血の関係』が出版されて以来(ナイト1991年)、私たち急進人類グループ狩猟採集民の平等主義の奥義として分析してきた振動原理酷似している。一方、私の振動モデルはまったく同じではなかった。というのも、私たちは亜北極圏ではなくアフリカ進化したのだから、季節的なリズムよりも月ごとの周期性が優先されるべき十分な生態学理由があったのだ。つまり、G&Wが想像したような方法権力が掌握され、明け渡されたのであれば、社会生活は月の満ち欠けと連動する月周期でひっくり返されたことになる(Knight 1991: 327-373)。

権力振り子

G&Wの歴史は、狩猟採集民の対立と交替に満ちているが、その周期性は一方的な季節性である狩猟採集民は太陽だけでなく月にも従うことを彼らは知らないのだろうか?彼らの最も重要儀式は、女性月経の満ち欠けと結びついており、月によって予定されている。

コンゴ熱帯雨林では、女性たちは男性勇気潜在的支配力を示すよう意図的に促すが、ンゴクと呼ばれる女性だけの儀式では、男女間の「権力振り子」で遊び半分に降伏する前に男性に反抗する。G&W (pp. 114-15)はこのことに言及しているが、その後に次のように主張している:

単一パターンはない。唯一の一貫した現象は、交代という事実のものと、その結果としてのさまざまな社会可能性の認識である。このことから確認できるのは、「社会的不平等起源」を探すことは、本当に間違った問いを立てているということである

もし人類が、その歴史の大半を通じて、異なる社会的配置の間を流動的に行き来し、定期的に階層を組み立てては解体してきたのだとしたら、本当の疑問は「なぜ行き詰まったのか」ということかもしれない。

この最後質問は実に深いものであるしかし、この問いに答えるには、以前はどのような状況であったのか、ある程度現実的認識を深めてからでなければならない。私たち先史時代祖先が、本当に自由で、本当に「身動きがとれなかった」時代があっただろうか?

結婚が恒久的なものになったとき

中央アフリカの森の民バヤカでは、月は「女性の最大の夫」と言われている(Lewis 2008)。どの男性立場から見ても、妻は血を流すたびに、事実上、天国の夫のために彼を捨てることになる。この古代比喩Knight and Lewis 2017)の背後にある現実は、女性が月のある期間、遊び半分で「権力を掌握」した後、自分の主張が通れば進んで男性に譲るという伝統であり、Finnegan(2008)が「動く共産主義」と呼ぶもの確立している。このような社会における親族関係居住パターンは、月経排卵兄弟恋人親族関係結婚共同体連帯セックスの親密さの間で揺れ動く振り子を設定する。

このようなパターン古代から存在した可能性が高いことを考えれば、G&Wが政治的な揺れに対するある種のブロックを、歴史過程で実際に起こったこととみなすのは正しい。しかし、そのブロック説明するには、G&Wが触れようとしないトピックを扱う必要がある。それは、月経をめぐる先住民の慣習に敬意を持ってアプローチすることを意味する(Knight 1991.)また、親族関係パターン結婚後の住居の多様性理解することも重要である--これも決定的に重要トピックだが、G&Wは著書でほとんど触れていない。

非貯蔵型狩猟採集民の間では、女性一般的に、少なくとも子どもが2、3人生まれるまでは実の母親と暮らすことにこだわる(Marlowe 2004)。遺伝学的研究によれば、私たちの種が進化したアフリカでは、このパターンはるか過去にまでさかのぼる(Destro-Bisol et al.)終生結婚の代わりに「花嫁サービス」が一般的で、アフリカ狩猟採集民の女性は、母親キャンプに住み続けながら、選んだ恋人を受け入れる。一時的な夫は、狩猟した肉を花嫁とその家庭に持ち帰ることで、自分の役に立たなければならない。それができなければ、彼は出て行く!このような取り決めのもとで、誰もが親族関係結婚生活の間を交互に行き来する。

母親と同居するのは弾力的なパターンだが、夫から圧力で住居を変え、夫とその親族永住せざるを得なくなることもある。このような場合子供連れの若い母親は逃げ出すことが難しくなる。かつての自由を失うと、夫の世話は強制的支配へと変貌する。エンゲルス(1972[1884])が「女性性の世界史的敗北」と雄弁に表現したのは、この悲惨な結果だった。世界の多くの地域で、結婚を固定的な絆に変えた家父長制的な力は、それに応じて社会生活全体にも固定性を押し付けた。

人類はいかにして「行き詰まった」のか

これは、「なぜ私たちは行き詰まったのか」という問いに対する有望な答えのように見える。では、G&Wはこの問いにどんな答えを出すのか?彼らの最終章は非常に蛇行していて、それを知るのは難しい。彼らは、人へのケア強制的コントロールへとシームレスに変化する可能性について言及しているが、なぜかこれを結婚後の住居や家族生活の変化とは結びつけていない。最も身近なところでは、17世紀ヨーロッパ北米のウェンダットにおける処刑拷問光景描写している。国王臣民を罰する権利は、妻子を躾ける家長義務モデルにしていたことを思い起こさせる。このような政治的支配は、公に王の注意義務として表現された。これとは対照的に、ウェンダット囚人に長時間拷問を加えるのは、支配と統制を愛情によるケアから公的区別するという、正反対の点を強調するためであった。囚人は家庭の一員ではないので、拷問される必要があったのであって、愛される必要はなかったのだ。

そうしてG&Wは、ケア支配区別の中に、私たちがなぜ行き詰まったのかについての待望の説明見出したのである

私たちは、ケア支配の間のこの関連性、あるいは混乱が、互いの関係を再創造することによって自分自身自由に再創造する能力私たちいかにして失ったかという、より大きな問題にとって極めて重要であると考える。つまり私たちいかにして立ち往生してしまったのかを理解する上で、極めて重要ことなのだ...。

狩猟採集民の研究ジェンダー研究を探求する代わりに、G&Wは視野を先住アメリカ人軍事指導者拷問者、ヨーロッパ君主経験限定し、これらの人々の心理的葛藤想像することで、私たちがどのように「行き詰まった」のかを探っている。上に引用した当惑させるような言葉意味があるとすれば、私たちが行き詰まったのは、特定権力欲の強い人物が、人々を思いやることと暴力的支配することを混同してしまたからだと示唆しているようだ。

これはまともな説明だろうか?人々は本当にこのように混乱してしまったのだろうか?答えの代わりに、G&W自身が行き詰まったようだ。私たちは、同じ質問を少し違った言葉提示されているだけなのだ

外的な暴力と内的なケア、つまり最も非人間的な人間関係と最も親密な人間関係との間に新たに確立された結びつきは、すべてが混乱し始めるポイントを示しているのだろうか?かつては柔軟で交渉可能だった関係が、結局はその場に固定されてしまった例、言い換えれば、私たち事実上立ち往生してしまった例なのだろうか?

この本全体で最も重要な問いに答えようとする努力は、これ以上なされていない。

(続く……)

(ほとんど)すべてについて間違っている――デヴィッド・グレーバー&デヴィッド・ウェングロー著『万物黎明書評

万物黎明』の中心的なアイデアは挑戦的だ。人間とは政治的冒険的で実験的なものであり、自由平等呪縛の後に、変化を起こすために抑圧を選ぶ傾向があると言われるほどである歴史は、ある極端なものと次の極端なものの間を揺れ動く、リズミカルな形をとっている。しかし近年、私たちは皆、ひとつ体制から抜け出せなくなっており、その理由理解しようと努めなければならない。

これらすべては新しく新鮮ではあるが、信用できるものではない。私は、私たち人間性を規定する政治的本能社会的感情は、平等主義という条件の下で形成されたという人類学的な標準的見解の方を好む。今日に至るまで、私たちは皆、対等な仲間の中で笑ったり、遊んだり、社交したりできるときに最もリラックスし、幸福を感じる。しかし、グレーバーとウェングロー(以下、G&W)は、このような私たちに馴染み深い経験を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先平等主義者であったという考え方全体に反対している。彼らの見解では、彼らは抑圧されることを選択した可能性が高い。

彼らの言葉を借りれば、「われわれの人間性の本質が、われわれが自意識的な政治的行為者であり、したがって幅広い社会的取り決めを受け入れることができるという事実から成り立っているとすれば、人類歴史の大部分にわたって、実際に幅広い社会的取り決めを探求してきたはずだということにならないだろうか」。これらの可能性の中には、著者たちが容易に認めているように(86-7頁)、チンパンジーのような虐待的な支配階層も含まれている。G&Wは、もし我々の祖先がそれほど冒険好きであったなら、きっと平等主義だけでなく、攻撃的でいじめっ子のオスによる嫌がらせ虐待支配実験しただろうと主張しているようだ。

G&Wは、私たち革命過程社会的道徳的人間になったという考えに対する一貫した攻撃の中で、これらの点を指摘している。私はずっと、人間言語意識親族関係道徳は漸進的な進化過程進化し、それが巨大な社会的政治的革命で頂点に達したという考えを探求してきた。私の動機は常に、人間本来利己的で競争的だから社会主義不可能であり、「革命でさえ人間の本性を変えることはできない」という一般的偏見に挑戦することであった。

はいつもこう答えていた。そう、私たち類人猿一種である。そう、私たち霊長類のいとこたちのように、競争的で利己的、攻撃的でしばしば暴力的本能を持っている。しかし、それが私たち成功の原因ではない。優秀な母親父親になる能力自分の子供だけでなく互いの子供を思いやる能力道徳的ルール確立する能力他人自分を見ているように自分も見ている能力音楽ダンス言語を使って夢を共有する能力など、私たちの本性にまつわる人間的な特徴すべてが、まさに歴史上最も偉大な革命産物であり、成功した革命なのだ

クリストファーボーム人間革命

この「人間革命」の複雑さを詳述した私自身の著書(Knight 1991)が出版されてからほぼ10年後、人類学者のクリストファーボーム(Christopher Boehm)は、その洞察にもかかわらず、最も重要な要素であるセックスジェンダー力学についての言及を一切省くことで、政治的観点から安全策を講じた理論バージョンを発表した(1999)。G&Wが人間革命理論の信用を失墜させるために明示的に言及するのに十分安全だと考えているのは、この抽象的でユニセックスバージョンなのである

ボームは、私たちの最も古い祖先は、一方的な協力者でも一方的競争者でもなかったと指摘する。それどころか、他者支配する一方で、支配されることに抵抗するために同盟を結ぶという心理的傾向があった。このような下から集団的抵抗は、最終的には、リーダーになろうとする者が集団支配するのを阻止するために、全員が一丸となることで頂点に達した。私たち祖先チンパンジー的な支配は、今や逆転し、「逆支配」、つまり平等主義的な倫理観コミットした道徳意識の高い共同体による支配へと結実したのである

G&Wは、人類は「......何をすべきか指示されることを自意識的に嫌うようになった」(p.133)という考えに賛同している。この文脈では、現存する狩猟採集民が「嘲笑羞恥、遠ざけ......他の霊長類類似するものはない」(p.86)、「自惚れ屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために集団採用される戦術の数々」を示していることに同意している。彼らがまったく関心を示さないのは、そうした戦術進化過程人間の本性を形成する上で重要役割を果たしたという考えである

ボーム説明に対する反論をまとめると、狩猟採集民が一貫して平等主義を好んでいたという示唆は、「何万年もの間、何も起こらなかった」という「奇妙な主張」であるという。狩猟採集民の祖先が一貫して平等主義的であったとすれば、彼らの政治的生活は何らかの形で凍結され、時間が止まってしまったに違いない。G&Wは次の言葉で締めくくっている:約12,000年前以前、人類基本的平等主義者であったとボームは主張する。ボームによれば、約20万年間、[これらの]政治的動物はみな、ただ一つの生き方を選んだのである」。(p. 87)

唯一の問題は、これはボームが書いたことではないということだ。彼の実際の言葉引用に値する:

ひとたびどこかのバンド平等主義的な秩序を発明すれば、この社会的なやり方の根本的な変化は近隣のバンドにも目につくようになる。特に、非常に攻撃的ないじめっ子を擁するバンドでは、部下が支配されることに対して両義的であれば、どこでもその利点は明らかだっただろう......。魅力的な平等主義の伝統が、地元では専制的な伝統に取って代わり、徐々に文化的拡散が起こると予想される。やがて、より長い距離を移動する移動パターンによって、この政治的発明がかなり急速に大陸から大陸へと広まっていったと考えられる。(Boehm 1999: 195)

これが成功した革命のやり方だ。ボームの主張は単純に、1万2千年前まで『人類基本的平等主義者だった』というものではない。そうではなく、初期の人類はさまざまな政治システムを発展させながら、平等主義というひとつ特に成功したモデルに徐々に収斂していったというのである

万物ティータイム

かなり不当なことに、『万物黎明』は現代進化論を社会進化論混同している。社会進化論とは、「未開」から「野蛮」を経て「文明」へと進歩する段階のはしごを描いた19世紀物語であるダーウィニズム科学である私たちは語り聞かされるが、実際は純粋神話である。G&Wはそのように空想的に、進化論を全く認めない人類起源に関する視点を、読者が真剣検討することを期待している。

この著者たちが認める唯一の科学は「考古学科学」であり、その考古学がさほど遡らない場合のみである。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と、時折出てくる火打石のかけら」(p.81)からは何も読み取れないという理由で、「万物黎明」をわずか3万年前とすることを正当化している。

このような言い訳は、私たちの種の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、以前考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという最近証拠に照らすと、もはや通用しない。この証拠は、骨や石に限らず、ビーズ幾何学的な彫刻、墓用品を伴う埋葬、砥石や絵の具壺などの工芸品で構成されている。G&Wは、これらの発見のうちの1つか2つに気づいてはいるが(83-4頁)、ほとんど関心を示していない。最先端ダーウィン理論を黄土の記録に適用すれば、社会力学儀式の実行パターン性別による同盟関係についての予測を生み出す可能性が非常に現実的になるにもかかわらず、である。(Power 2019; Power et al.

残念ながら、これらの著者たちは、どのような形であれ、ダーウィニズムには近づこうとしない。彼らは、彼らが「フェミニスト」と呼ぶ人物(実際には霊長類とヒトの社会生物学の創始者として高く評価されているサラ・ハーディ)が、人間本能心理形成における集団的育児重要役割について「物語」を考え出したことを認めている。「神話は悪いものではない」とコメントしながら、彼らはこの特別神話を「重要もの」と表現している。そして、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、このような洞察部分的ものしかなりえない」(p.82)と口にして、すぐさまこの神話疑念を投げかける。この種のトリック--この場合は、ハーディ画期的研究が、私たち共通ミトコンドリアDNA祖先年代測定より200万年ほど前のホモ属の出現に焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

石器時代新石器時代考古学に興味のある読者なら、本書には興味をそそられる推測がたくさん書かれているだろう。しかし、私たちがどのようにして人間になったのか、つまり、異常に明瞭な目、並外れて大きな脳、独特の社会的感情、笑い、音楽言語に対する生得能力などがどのようにして発達したのかに興味がある人には、まったく何も見つからないだろう!

タイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『万物ティータイム』の方が正確だろう。物語は、氷河期フランススペインに描かれた壮大な洞窟壁画で知られるヨーロッパの後期旧石器時代から始まる。著者によれば、その段階でようやく考古学面白くなってくる。初めて、社会の複雑さ、階層、豪華な埋葬などの証拠が見え始めるのだ。

さな狩猟採集民のバンド

G&Wにとって、狩猟採集民の祖先アフリカもっと早くから平等主義的なライフスタイル確立していたという事実は、さしたる関心事ではない。彼らは、タンザニアのハザ族のような現存する狩猟採集民が資源を共有していることは認めるが、それを賞賛する代わりに、蓄積への抵抗が「社会的複雑性」の出現を妨げていると不満を述べている。著者たちは社会階級という概念を嫌っているようだ。

まり狩猟採集民は富の蓄積に抵抗することで、複雑性を妨害する、つまり階級社会の発生を阻止するのである。G&Wはここで狩猟採集民の専門家であるジェームズ・ウッドバーンの権威を持ち出している。彼らは彼の研究から、「真に平等主義的な社会を維持する唯一の方法は、あらゆる種類の余剰を蓄積する可能性をまったく排除することである」(p.128)と結論づけている。このことは、社会の複雑さを排除し、人間文化的知的生活の豊かさを排除することになると彼らは主張する。

ウッドバーン(1982、2005)は確かに、蓄積に対する意図的抵抗狩猟採集民の平等主義を支えており、意識的になされた政治的選択を表していると主張している。彼は、このような平等主義は非蓄積型狩猟採集民だけの特徴であると観察し、「即時回帰」こそが人類経済の原型である結論づけた。しかしウッドバーンは、そのような平等主義に複雑性が欠けているとは主張しなかった。実際、彼は「単純な」社会形態と「複雑な」社会形態との二項対立有害で誤解を招くものとみなしていた。ウッドバーンにとって、平等主義を維持することはこの上なく洗練された達成であり、単に不平等が生じるのを許容するよりもはるかに高いレベル政治的知性と複雑性が要求されたのである。ハザ族には、必要以上の富を蓄積させることがいか危険かを理解する知性があると彼は説明した。

富の不平等は許されない

しかしG&Wによれば、富の不平等問題ではない。彼らの立場を支持するために、彼らは17世紀ヨーロッパの「文明」を批判したファーストアメリカンカンディアロンクを引き合いに出している。やや説得力に欠けるが、彼らは、カンディアロンクと彼の最初アメリカ人共同思想家たちは、「富の差が権力の体系的不平等に変換されうることを想像することさえ困難であった」(p.130)と断言している。

G&Wは、即時回帰型の狩猟採集民が富の不平等が生じるのを拒んだことを認めている。しかし驚くべきことに、彼らはこの状況全体を期待外れとみなしている:

こう言うと、何か希望に満ちた楽観的な話に聞こえるかもしれない。実はそうではない。この言葉示唆するのは、やはり、最も単純な採集者以外には、その名に値する平等本質的に不可能だということだ。それでは、私たちにはどんな未来が待っているのだろうか?

どんな未来アフリカ狩猟採集からインスピレーションを得ている活動家たちは、現代都市生活者を、不運なハッザ族のように、小さな遊牧民集団の中で繰り返される単純な生活に「はまり込む」よう招いている、と彼らは示唆する。

はっきり言っておくが、私は原始主義者ではない。私は技術的、社会的政治的発展に賛成である。ハザ族は、必要に応じて富を共有し、笑い、歌い、遊びの中で「時間を浪費」し、誰かに支配されることに抵抗し、他のすべての心配事よりも互いの子供の世話を優先することが、充実した楽しいことであることを示している。開発に関して言えば、この政治的に洗練された弓矢ハンターたちは、私たちに多くのことを教えてくれるだろう。

(続く……)

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続き

彼らの政治プロジェクト理論

私たち時代における2つの重要問題は、次のとおりである

現在世界社会正義革命を起こすにはどうすればいいのか?

そして、この行き詰まりを乗り越えるために、私たち私たちの種の歴史から何を学ぶことができるのか?

このような問いは、歴史を通じて真剣思想家活動家たちを駆り立ててきた。そして今、地球温暖化に直面している私たちは、緊急に説得力のある答えを必要としている。これらはグレーバーとウェングローも問いかけていることであり、本書が人々の注目を集めた理由であることは間違いない。しかし、私たちの多くが抱く3つ目の疑問がある:

なぜ人間社会はこれほどまでに不平等になったのか?

意外なことに、グレーバーとウェングローはこの問いに関心がない。第1章のタイトルは「人類の幼年期よ、さらば」である:あるいは、なぜこれは不平等起源についての本ではないのか」と。

この本の中心的な主張のひとつは、不平等ヒエラルキー暴力は、あらゆる人間社会組織する方法として常にあり得たということだ。不平等以前の時代などなかったのだ、と彼らは言う。そして、「平等」や「平等主義」という言葉を多用するが、平等空虚な関心事であり、おとぎ話であり、「平等主義社会」について語ることは何も語らないことだと主張する。

奇妙なスピン

これには奇妙な解釈がある。グレーバーとウェングローは、霊長類祖先や初期の人類平等であることによって見出し適応、つまり生態学ニッチについて説明する新しい注目すべき学問無視している。つまり、かつて人類平等であったのだから、再びそうなる可能性があるという古典的無政府主義者マルクス主義者の見解無視しているのだ。

保守派の主張は、農耕や都市生活経済の複雑化の結果として不平等が現れてしまえば、世界を変える希望はないというものだ。グレーバーとウェングローは、農業に関するこの議論抵抗し、明らかに変化が可能であることを望んでいる。そして明らかになるのは、彼らの敵は不平等ではなく、国家だということだ。

彼らが問うのは、権威主義的、官僚主義的、中央集権的な国家支配されるようになったのはなぜか、ということだ。そして、植民地主義奴隷制階級差別人種差別性差別といった不平等が本書の随所に出てくるが、これらは彼らの中心的な関心事ではない。

グレーバーとウェングローが主張する政治論点は、太古の昔から、人は常に支配自由のどちらかを選ぶことができたということだ。彼らにとって、人々は彼らが国家支配の「小規模な」行き詰まりから逃れ、「自由な人々」になることを選ぶことができる。

彼らが否定するのは、環境的・技術的な限界によって人々が選択できること、そして選択できることである。要するに、人々は自ら選択した状況で歴史を作るのである

この立場の見返りは、政治的な意志さえあれば、革命を起こし、コンセンサスを通じて働く民衆の集まりによって社会運営することができると主張できることだ。どれも素晴らしく、解放的に聞こえるが、その根拠には問題がある。

彼らの主張 - Step By Step

グレーバーとウェングローはこの本の冒頭で、善であれ悪であれ、「元来の」人間社会存在したという考えを否定することを目的としている。そのために彼らは、ルソーホッブズの間で長年続いてきた議論を復活させる。

さら重要なのは19世紀社会ダーウィニズムや、より最近スターリン主義的な「歴史の段階」理論に対する、彼らの完璧なまでの嫌悪が冒頭に示されていることだ。そしてここでもまた、ジャレド・ダイアモンドナポレオン・シャグノン、スティーブン・ピンカーのような進化心理学現代ホッブズ主義者に対する深い軽蔑を表明している。歴史の段階説も進化心理学も、深刻かつ重要対象であり、私たちはその両方を共有している。

社会ダーウィニズム歴史の段階説。ハーバート・スペンサールイスヘンリーモーガン19世紀社会ダーウィニズムと、それ以降のバージョンでは、最初人類は原始人であり、次に未開人、野蛮な園芸民と牧畜民が続き、その後に農耕の出現、古代文明の発展、中世を経て近代資本主義社会夜明けまで続く。それぞれの段階は、道徳的知的進歩シグナである理解されている。

しかし、社会ダーウィニズムはいたるところに潜んでおり、ほとんどの主流政治思想の醜い礎石であり続けている。そしてそれは、現代人種差別主義新植民地主義を支え続けている。

左派を含む多くの人々にとって、グレーバーとウェングローによる段階的な歴史理論解体は目新しいものであり、啓示と安堵の両方として体験されるだろう。そして、その理由は容易に理解できる。

そして、グレーバーとウェングローの攻撃には、さらなる特効薬がある。彼らはこの本の中で、マルクスエンゲルス仕事についてはほとんど何も語っていないが、歴史の段階説を否定することで、伝統的なマルクス主義者の進化論説明も暗黙のうちに否定しているのだ。

これはフリードリヒ・エンゲルスの著書『家族起源 私有財産国家』において最も顕著であるエンゲルスはそこで、人間平等の中で進化してきたが、農耕の発明によってあらゆる形態の不平等が生まれたと主張した。ここまではいい。

しかし、エンゲルスはその枠組みを、白人差別主義に彩られたスペンサーモルガンから直接学んだのである。例えば、エンゲルスがなぜ動物の群れを持つ牧畜民が他の未開の民族よりも人種的に優位に立つと考えたのか考えてみよう。

アーリア人セム民族の発達が優れているのは、牛乳と肉が豊富供給され、特にこれらの食物が子供の成長に有益な影響を与えるからであろう。ニューメキシコプエブロインディアンは、ほぼ完全な菜食主義者であるが、肉や魚を多く食べる野蛮の下層にあるインディアンよりも脳が小さいという事実がある」[1]。

エンゲルスの著書にはそのような箇所がたくさんあり、このように書いているのは決して彼だけではない。

フランツボアスグレバーとウェングローが、このような反感を買うような議論破壊したいと思うのはまったく正しい。しかし、彼らはあたか自分たちがそうする最初の一人であるかのように自らを装っているが、これは明らかに違う。フランツボアスは、太平洋西海岸クワキウトル族に関する初期の民族誌で、グレーバーとウェングローはこれを大いに参考にしている。

フランツボースは、ユダヤ人フェミニストで、1848年ヴェストファーレンのミンデンという町で起きたドイツ革命指導者の一人であったソフィーメイヤーの息子である1851年までに、彼女読書グループマルクスエンゲルスの『共産党宣言』を読んでいた。

ボース人類学者になった。カナダではバフィン島イヌイット族やバンクーバー島クワキウトル族を現地調査し、最終的にはニューヨークコロンビア大学教授となった[2]。

1913年、彼は段階説の人種差別主義を打ち破り、近代人類学の基礎を築いた。ボースは『原始人の心』の中で、「原始人」は誰よりも賢く、賢く、創造であると主張した。1913年当時、ボース母親政治否定していたわけではなく、ユダヤ人として、またアメリカ先住民党派として、人種差別を憎んでいた。

ボースは生涯社会主義者だった。母親の影響は、ルース・ベネディクトマーガレットミードゾラニールハーストンなど、多くの女性人類学者の世代を育てたことにも表れている。ボアスと彼の教え子たちは、人種差別的な段階という問題を、人類文化進化について話すのをやめるという単純な決定によって解決した。

しかし、私たちはもはや1913年時代ではない。1982年エリックウルフ皮肉タイトルの『ヨーロッパ歴史なき人々』は、反帝国主義、反人種主義、そして歴史真摯に受け止める人類学の波を起こした。

人類学者は長い間、単純と複雑、野蛮と文明、後進と先進先進と後退、先進と未開発、高位と低位、世俗宗教伝統現代といった二項対立から滴り落ちる人種差別に敏感に反応してきた。しか悲劇的なことに、こうした二項対立は、アメリカ先住民大量虐殺アフリカ奴隷貿易白人帝国による植民地支配、そして今日の対イスラム戦争正当化するために展開され続けている。

新しい進化論人間適応

人類学者や考古学者たちは、現在人類の不平等起源について、まったく妥当説明を構築している。ケント・フラナリージョイス・マーカスジェームズ・C・スコットがその中心人物である

残念なことに、グレーバーとウェングローは、人類進化に関する膨大な数の新しい学問に取り組んでいない。これらの新しい研究無視することで、グレーバーとウェングローは、霊長類比較進化とヒトの適応に関する、注意深く、そして現在では極めて十分に文書化された議論に逆らうことになる。彼らの問題は、この資料が「オリジナルの」人類社会存在しないという彼らの主張を覆し、選択についての彼らの議論をむしろかにしてしまうことである

グレーバーとウェングローは、かつて人類狩猟採集によって生活していたことを否定はしない。しかし、彼らは環境人間存在物質的基盤には深い関心がない。そして、これらの社会必然的平等であったことを否定している。

彼らの主張の第一歩は、人類進化はすべて過去のことであり、当時何が起こったかを知ることはできない、というものだ。すべては推測にすぎない。しかし、これは単純に真実ではない。

過去40年間、科学革命は目覚ましく、人類進化の分野では膨大な研究が花開いた。今では、人間以外の霊長類霊長類の行動に関する驚くべき新しい研究、初期人類に関する新しい考古学、近現代狩猟採集民に関する新しい民族誌が数多くある。

化学的微量分析DNAサンプリング、放射性炭素年代測定質素な家庭での忍耐強い考古学のおかげで、私たちは先階級社会、そして初期階級社会に住んでいた人々について多くのことを学んだ。私たちヒーローの中には、読み応えのあるクリストファーボームフランズ・デ・ワール、R・ブライアンファーガソン、サラ・フルディ、マーティンジョーンズ、ローラライヴァルの広範な出版物がある。

このような研究は、人類進化人類史の研究を一変させつつある。その出発点は意外なものだった。私たち平等になることで人間になったのだ。これは驚くべき貴重な洞察であるしかし、それはグレバーとウェングローの説明の根幹を突く洞察である

人間適応についての簡単なまとめ

現在、さまざまな類人猿サル対象とした何十回もの長期野外調査プロジェクトによって、それぞれの種について、特定の複雑な適応が、特定環境で生き残ることを可能にしていることが明らかになっている。その適応には、主食、悪い時の代替食、脳、手、足、胃、歯、生殖器、うなり声、歌、支配関係、共有関係子育て攻撃性、愛情、毛づくろい、群れの構造がどのように組み合わされているかが詳細に含まれている。[これが基本であり、人類進化理解するための私たち方法でもある。

時を経て、新しい適応のいくつかの部分が組み合わさって、現代人が誕生した。要するに、初期の人類はちっぽけな霊長類だったということだ。生き延びるためには、肉や野菜を共有し、育児を共有し、性的な喜びを共有することを学ばなければならなかった。そのためには、いじめっ子を懲らしめ、霊長類祖先が持っていた支配階層を超越しなければならなかった。そして少なくとも20万年もの間、彼らは男女も平等である平等主義的な社会で生きてきた。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143645

万物黎明』は人類歴史を誤解している

はじめに

急進的な著者の本が主流紙で書評されることは、ましてや好意的評価されることは滅多にない。デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローによる『万物黎明』は例外であるわずか2ヶ月前に出版されたこの本は、すでに世界で最も影響力のある英字新聞雑誌の多くから賞賛を受けている。

著者のアナーキズムの主張に疑問を呈する書評家でさえ、「3万年にわたる変化に関する岩盤の前提を覆す見事な新説」(アトランティック誌)、「多くの大陸と数千年にわたる文明に関するめくるめく物語の数々、そのすべてが自由であることの意味に取り組んでいる」(ワシントン・ポスト紙)と称賛している。また、ソーシャルメディア上の左翼的投稿者たちからも、好意的コメント-場合によっては絶賛!-が寄せられている。

しかし、以下に掲載する2つの書評は、いずれも唯物論人類学者によるもので、この本の人類史に関する記述は、大量の反対証拠無視しており、その政治的主張観念論的で自発主義であると論じている。どちらの書評特に女性抑圧の原因を考察していないことに批判である

クリスナイトはユニヴァーシティカレッジロンドン人類学上級研究員で、アフリカにおける人類起源研究するチームの一員である。著書に『Blood Relations(血のつながり)』など:Menstruation and the Origins of Culture』、『Decoding Chomsky: Science and Revolutionary Politics』などがある。The Dawn of Everything』の書評はTimes Higher Education掲載された。

ナンシーリンディスファーンジョナサンニールはともに人類学者として訓練を受け、人類進化階級社会性的暴力についての本を執筆中。ナンシーの近著は、リチャード・タッパーとの共著で『Afghan Village Voices』(アフガニスタンの村の声):Stories from a Tribal Community, 2020』であるジョナサンの近著は『Fight the Fire: Green New Deals and Global Climate Jobs』。The Dawn of Everything』の書評エコロジスト誌とブログ『Anne Bonny Pirate』に掲載された。

どちらの書評も著者のご好意により再掲載されている。

根本的に支離滅裂で間違っている byクリスナイト

本書は楽しく、有益で、時には爽快である。また、根本的なところで支離滅裂で間違っている。ヨーロッパ洞窟壁画が現れ始めた頃からの、比較最近先史時代について学びたいのであれば、必読の書であるしかし、人類最初に笑い、歌い、話し、芸術儀式政治創造し始めたのはなぜなのか、どうしてなのかを知りたければ、きっと失望するだろう。

この本のタイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『お茶時間』の方が正確だろう。ホモ・サピエンスヨーロッパに到着する何万年も前にアフリカで始まった文化の開花を体系的に横取りし、この物語はあまりにも遅く始まる。

欠点はあるが、この本は広報勝利であるフリードリヒ・エンゲルスが『家族私有財産国家起源』を出版して以来、左翼知識人活動家人類社会的起源先史時代過去について学ぶことにこれほど興奮したことはない。

短い書評では、本書の幅の広さと博識を伝えることはできない。その核となる政治メッセージ露骨だ。平等主義狩猟採集民が生活の中で共産主義実践したというエンゲルスの話は神話である。『万物黎明』はエンゲルスを見事にひっくり返している。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるものの考え方と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。デヴィッド・グレーバーは、マーシャル・サーリンズとの共著『王について』の中で、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたこから国家権力の原理人間の条件の不動の特徴であると主張している。

よりによってアナーキスト国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、本書はそのメッセージに重みを与えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。もうひとつ世界可能である」という革命スローガンはもうたくさんだ。その代わりに、グレイバーとデイヴィッド・ウェングローは、「階層平等は、互いに補完し合うものとして、共に出現する傾向がある」と主張している。ある場所自由を手に入れるには、別の場所での抑圧を受け入れるしかない、と彼らは言っているようだ。

著者たちはダーウィン自然淘汰理論違和感を抱いており、現代進化論を「社会進化論」と混同している。現代進化論は科学であると主張するが、実際は純粋神話であるグレイバーとウェングローは、進化論をまったく認めない人類起源についての視点を、読者が真剣検討することを期待しているのだ。

彼らが認める唯一の科学応用科学であり、この場合は「考古学科学である。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と時折出てくる火打石のかけら」からは何も読み取れないと主張することで、「万物黎明」の年代わずか4万年前とすることを正当化している。この言い訳は、人類の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、これまで考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという、説得力のある最近証拠に照らすと、弱々しく見える。その証拠とは、骨や石だけでなく、ビーズ幾何学的な彫刻、埋葬品、砥石や絵の具壺などの工芸である

彼らが "フェミニスト "と呼ぶ人物(実際には進化人類学第一人者サラ・ハーディ)が、現代人の本能心理形成する上で集団的育児重要役割を果たしたことについて興味深いことを言っていることは、グレーバーとウェングローも認めている。しかし彼らは、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、そのような洞察部分的ものしかなりえない」とコメントしている。この種のトリック--この場合は、ハーディ研究が "アフリカイブ "の年代測定より200万年前にホモ属が出現したことに焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

グレーバーとウェングローは、初期の平等主義を "有害神話 "として否定する一方で、狩猟採集民の多くが "自称自慢屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために、嘲笑羞恥心敬遠など、他の霊長類には見られない戦術を総動員している "ことには同意している。ではなぜ彼らは、私たち人間性規定する本能能力平等主義的な生き方によって形成されたという考えに敵対するのだろうか?

私たちは皆、社会的政治的に対等な人々と笑い、歌い、遊び、交わることができるとき、最も幸福を感じる。しかし、グレイバーとウェングローは、この事実を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先も同様に、攻撃的な男性による嫌がらせ虐待支配を選んだかもしれないと言っているようだ。進化人類学クリストファー・ボームが描く、反権威主義抵抗の中で形成された道徳意識の高い社会に対する反論をまとめると、狩猟採集民の祖先は一貫して平等主義を好んでいたという彼の考えを、彼らは「初期の人類さりげなくエデンの園に投げ返している」と表現している。

グレーバーとウェングローの基本的論点は、政治選択の自由に関するものである。彼らの考えを説明するために、人類学古典であるエスキモー伝統的な生活説明を思い起こさせる。アザラシを狩る彼らは、夏の間は家父長制的な家族構成確立し、冬の間は共同生活(夫と妻を含むすべてを共有する)に戻るだけである私たち人類は、その本性上、大胆な社会実験に駆り立てられるのだと著者は結論づける。その結果、奴隷制度や人身御供、大量殺戮といった極端なヒエラルキー形成され、破滅的な結果を招くこともある。しかし、遠い過去の良い点は、少なくとも現代のようにひとつシステムに縛られることはなかったということだ。

この歴史対立と交替に満ちているが、その周期性はエスキモーの周期性に倣ったもので、一方的な季節性であるグレイバーとウェングローは、ほとんどの狩猟採集民が季節だけでなく月の周期にも従っていることを知らないのだろうか。月経の満ち欠けと結びついた女性儀式は、基本的に月によって予定されている。

著者たちが問いかける重要な問いは、"なぜ不平等になったのか?"ではなく、"なぜ行き詰まったのか?"である。彼らは自らの問いに答えられるところまで来ているだけに、そこにたどり着けないことに深い苛立ちを覚える。自らに課したハンディキャップひとつは、女性人類学者による狩猟採集民の研究を見落としがちなことだ。例えば、適切な参照もなしに、彼らはモーナ・フィネガンの共産主義概念に触れている。彼女は、コンゴ熱帯雨林に住む女性たちが、男性たちが筋肉質な勇気と優位性を発揮する可能性を示すよう意図的に促していることを記録している--男女間の「力の振り子」で優雅降伏する前に、「ンゴク」と呼ばれる女性だけの儀式男性たちをあざ笑い、反抗するのだ。しかし、グレイバーとウェングローは、この政治的知性の表現を認める代わりに、ここでの成果やパターンを見出すことなく、それに言及している。

なぜ私たちは行き詰まったのか?正しい答えは、人類が農耕に依存するようになり、太陽暦が月暦の儀式よりも執拗に優先されるようになったからだ。私が最もよく知る先住民タンザニアのハザ族の弓矢猟師たちは、今でも彼らの最も重要宗教儀式であるエペメを、新月前後の最も暗い夜に毎月行っている。

太陽と月の中間的な存在であり、世界中でたどり着いた無数の妥協案のひとつが、中世ヨーロッパで毎年行われていたカーニバル伝統である庶民が今でも大切にしている伝統は、家父長制の秩序を逆転させるこのライセンスだった。

残念なことに、この「新しい人類史」は、その始まりがあまりにも遅く、アフリカ物語から切り離されているため、女性の抑圧とマンネリ化した現在の苦境との因果関係説明することができない。

すべての条件が同じだとすると byナンシーリンディスファーンジョナサンニール

グレーバーとウェングローの新著は、エネルギッシュで、献身的で、万華鏡のようだが、欠点もある。これは私たち問題を提起している。

デヴィッド・グレーバーわずか1年前に若くして亡くなった。彼の代表である『Debt』は、部分的には思わせぶりかもしれないが、その野心は当時としては刺激的だった。活動家として、またオキュパイ運動社会正義運動リーダーとしてのデイヴィッド・グレーバー活動は異例であり、模範的であった。LSE人類学部門の同僚たちからの彼への尊敬愛情は、そのことを物語っている。そして、彼の心は常に虐げられた人々とともにあった。

しかし、グレバーが善人であり、つい最近この世を去ったばかりであったからこそ、多くの人々にとって『万物黎明』が、今後長い間、不平等起源に関する理解の枠組みとなってしま危険性がある。

本書の裏表紙には、レベッカ・ソルニットパンカジ・ミシュラ、ノーム・チョムスキーロビン・D・G・ケリーといった、著名で立派な思想家たちから賞賛言葉掲載されている。ケリーはその代表的な例として、「グレーバーとウェングローは、私がこれまで世界歴史について考えてきたことを、事実上すべて覆した。この30年間で読んだ本の中で最も深遠でエキサイティングな本だ」。

この本は最近マスコミでかなり注目されているが、このような賞賛一般的見方になったら残念である

人類進化歴史における不平等起源という問題は、私たちがどのように世界を変えようとするかという点で、非常に重要であるしかし、グレイバーとウェングローは平等階級に目を向けることなく変化を求め、環境生態系説明を敵視している。これらの欠点保守的意味合いを持つ。

では、ここから。これは膨大な本の、乱暴部分的書評である私たちは、グレバー知的議論の切り口を愛し、得意としていたという知識自分自身を慰める。

ジレンマ

この本の最後段落、525-526ページで、グレーバーとウェングローは自分たち立場を明確に示している。彼らはこう書いている、

例えば、他のあらゆる点で厳密な研究が、人間社会には何らかの「原型」があり、その性質基本的に善か悪かであり、不平等政治意識存在する以前の時代があり、このすべてを変えるために何かが起こり、「文明」と「複雑さ」は常に人間自由と引き換えにもたらされ、参加型民主主義は小集団では自然であるが、都市国家のようなものまでスケールアップする可能性はない、という未検証仮定から始まる場合

私たちは今、神話を目の前にしている」

まり神話を打ち砕く者たちは、人間社会の原型は存在しないこと、不平等政治意識が生まれる前の時代存在しないこと、事態を変えるようなことは何も起こらなかったこと、文明や複雑さが人間自由制限することはないこと、参加型民主主義都市国家の一部として実践可能であることなど、正反対のことを言っているのだ。

このような断定的な声明は、非常に大胆に述べられ、新しい人類史を書いたという彼らの主張を魅力的なものにしている。しかし、2つのつまずきがある。

第一に、彼らの主張そのものが、彼ら自身政治プロジェクト対立している。第二に、証拠が彼らが言おうとしていることにそぐわない。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143527

anond:20230926001952

ひろゆきホリエモン成田悠輔なんかより影響力もないゴミどもが必死なんだよな

お前のほうが頭が切れて世の中の事象に対する洞察も鋭いんなら顔出し配信しろって

え、顔も出さずに相手死ぬまでノーリスクで殴り続けたいから嫌だ?

やだな~わかってるじゃん自分性癖~!

2023-09-22

ブログ感想ビルボードジャパン記事訂正についての深い洞察

ビルボードジャパンソングチャート記事を訂正…"事実誤認"についての私見および改善提案を記す

https://www.imaoto.com/entry/2023/09/22/071740

音楽業界における施策の取り扱いや、それがチャートファンの反応にどのように影響するのかについての洞察が深まった。ビルボードジャパンがBE:FIRST「Mainstream」に関する記事を訂正した背景や、施策認識と取り扱いに関する考察は、業界の現状を理解する上で非常に価値のある内容と感じた。

特に、多くのアーティスト施策採用している中で、その影響がどれほど音楽チャートに現れているのか、そしてその施策が公にどう受け取られるのかという点は、非常に興味深い。米ビルボードテイラー・スウィフトの例を引きながら、施策全般的重要性が強調されているのは、その普遍的な影響を示すものとして、参考になった。

一方で、日本音楽業界特有施策、例えば"AKB商法"に代表されるような施策が、どのようなイメージを持たれ、それがどうチャートに影響するのかという点も、非常に興味深い。真のヒット曲判断するためには、施策の背後にある意図や、それが持つ長期的な影響を正確に捉える必要があると感じた。

記事の終わりに提案されている改善点や、礒崎誠二さんの記事ポッドキャストに関する意見も、音楽業界メディアの今後の方向性を考える上で、非常に有益だと感じる。

2023-09-21

ブログ感想】BE:FIRST「Mainstream」の躍進

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】BE:FIRST「Mainstream」が初週2万2千ポイント突破…一方で気になる点とは

https://www.imaoto.com/entry/2023/09/21/062836

BE:FIRSTの「Mainstream」がビルボードジャパンソングチャート初週での偉業に祝したい。彼らの曲がダウンロード数で54,835DLという数字を叩き出したこと、また、動画再生回数がYOASOBIの「アイドル」に匹敵する6,032,214回を記録したことは、その曲のポテンシャルの高さを明確に示していると感じる。

K-POP歌手手法を参考に、BE:FIRSTがファンとの関係をより深く築く戦略は、非常に賢明であり、音楽シーン新しい風を吹き込むものだと思う。さらに、フィジカルセールスでの成果や、LINE MUSICでの1位獲得は特筆すべき点だ。一方で、ストリーミングの減少やサブスクサービスでの順位乖離は、今後のチャレンジとして捉えるべきだろう。

コアファンの熱烈なサポートが明らかに「Mainstream」の初動22,386ポイント獲得に貢献していることは感動的であるしかし、ロングヒットとしての成功のためには、さらなるライト層への浸透が不可欠だと感じた。『ミュージックステーション』への出演のような露出が、そのための重要きっかけとなることを期待している。

また、ライト層へのアプローチや、UGC活用重要性についての指摘は、今後の音楽業界全体の課題として非常に参考になった。

総じて、この記事音楽業界の最新トレンドアーティスト戦略に関する非常に洞察に富んだ情報提供してくれて、大変有益で興味深いものであった。これからも、音楽業界の最新情報アーティストの動向に関する分析記事を楽しみにしている。

2023-09-19

統一教会ロバートパリー文鮮明の暗黒面』(日本語要約)

ロバートパリー氏(調査報道ジャーナリスト)の連作記事のChatGPT要約です。

内容がよく理解され、岸田政権統一教会解散命令を出すことを希望します。

 

題名文鮮明の暗黒面

著者:ロバートパリー

https://consortiumnews.com/archive/moon.html

 

Dark Side of Rev. Moon: Hooking George Bush(https://www.consortiumnews.com/archive/moon1.html)

この記事は、文鮮明(文中では単に" 文"と呼ばれています)と元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュとの関係に焦点を当てています記事の内容を要約すると以下のようになります

文鮮明は、韓国本拠を置く統一教会創設者で、高価なメディア政治世界への進出を試みていました。彼は南米新聞「Tiempos del Mundo」を開設し、この新聞を通じて南米での影響力を高めたいと考えていました。

しかし、開設に際して、南米新聞は文の過去に関連する不名誉出来事を取り上げ、彼と韓国の恐れられる情報機関および暴力的反共組織とのつながりについて批判的な記事を書いていました。

記事では、文が過去アルゼンチンウルグアイ軍事独裁政権と友好的な関係を築き、これらの国々に投資していたことも触れられています

この新聞の開幕ガラには、元アメリカ大統領ジョージ・ブッシュが招待されましたが、アルゼンチンの選出大統領であるカルロス・メネムはこの招待を辞退しました。しかし、ブッシュの出席は文にとって重要もので、ブッシュは「Tiempos del Mundo」の開幕イベントスピーチし、文とその新聞事業を称賛しました。ブッシュスピーチは、文の信者たちを驚かせるほど賞賛的でした。

記事ではさらに、ブッシュが文の関連団体から報酬を受けてスピーチを行ったと報じられており、その報酬は数百万ドルに上る可能性があると述べられています

この記事は、文の統一教会資金力を背景に、アメリカおよび南米で影響力を拡大しようとする試みと、その試みに協力する政治家や有力者、特にジョージ・ブッシュとの関係に焦点を当てています。また、文の教団がアメリカ南米でのビジネス宗教的活動を結びつけ、その富を増やすためにさまざまな手段を用いていることも強調されています

Dark Side of Rev. Moon: Buying the Right(https://www.consortiumnews.com/archive/moon3.html)

この記事は、1990年代に公開されたもので、ムーン文鮮明)とJerry Falwell(ジェリー・ファルウェル)の関係について述べています。以下に要約します:

1995年1月28日ジェリー・ファルウェル牧師は彼のテレビ伝道番組で、Liberty University(自由大学)の財政危機を救った2人のバージニア実業家賞賛しました。ファルウェルは、ダニエルリーバーDaniel Reber)とジミー・トーマス(Jimmy Thomas)を、Liberty Universityをおおよそ7300万ドル借金から救った財政救世主として称賛しました。ファルウェルは、Reberの背後に立って喜んでおり、Thomasは不在でした。

しかし、この記事の中で語られていないことは、ファルウェルの財政利益を遠くから、公にせずに守ってきた大天使の正体でした。この秘密の後援者は、文鮮明牧師であり、彼は自身韓国救世主として称賛され、独自聖書解釈洗脳手法によって批判的な基督教徒の間で物議を醸していました。文鮮明は、Liberty Universityの借金を購入した非営利団体であるChristian Heritage Foundationを通じて、Liberty Universityを救済するために350万ドル供給しました。

文鮮明のこの行動は、記事の筆者によって偶然発見されました。彼は、文鮮明のWomen's Federation for World Peace1995年ジョージ・ブッシュ大統領に支払った講演料を調べていたところ、350万ドル教育的な助成金がChristian Heritage Foundationに提供されたことを発見しました。

この記事には、ジェリー・ファルウェルがLiberty Universityの救済に文鮮明の助けを求めた証拠が含まれており、彼の政治的な関与や右派陰謀論の普及にどのように影響を与えたかについても指摘されています文鮮明寄付政治的影響力に与える可能性がある問題議論されています

Dark Side of Rev. Moon: Truth, Legend & Lies(https://www.consortiumnews.com/archive/moon4.html)

この記事は、1980年代から1990年代初頭にかけて、宗教指導者文鮮明が率いるワシントン・タイムズ新聞と彼の関連団体に焦点を当てています。以下に要約します:

ワシントン・タイムズは、1982年に創刊され、長らく右派新聞として知られていましたが、ワシントン政治メインストリーム進出し、その影響力が増大しています

1980年代には、ワシントン・タイムズロナルド・レーガン大統領とその政権を支持し、大統領批判者に攻撃を仕掛けました。この新聞は、共和党戦闘員として議会闘争選挙戦活動し、1988年にはマイケル・デュカキス精神健康についての誤った噂を広めました。

ビル・クリントン大統領就任後、ワシントン・タイムズクリントン政権攻撃し、Whitewaterや副大統領佐官ヴィンセントフォスターの死に関する報道で注目を浴びました。

ワシントン・タイムズアジアから資金援助に関して他のメディア非難しながらも、自身アジアから資金援助を隠そうとしています特に、この新聞編集長であるDong Moon Jooと創設者である文鮮明が登場しません。

文鮮明は、アメリカでの初期の活動に関連するスキャンダル存在し、アメリカ国内国家安全保障に対する潜在的な脅威としてアメリカ法執行機関情報機関によって監視されていました。CIAFBI防衛情報局(DIA)の報告書によれば、統一教会韓国情報機関KCIAと密接なつながりがあり、日本ヤクザと関連する右派実業家もつながりがあったとされています

1970年代後半には、"Koreagate"として知られるスキャンダルが爆発し、Tongsun Parkなどがアメリカ政府への影響力を買収し、統一教会KCIAの関連性が明らかになりました。

文鮮明は、ワシントンでの影響力を高めるために多額の資金提供し、政府関係者に接触しました。報告によれば、300人以上の女性議会議員ロビー活動を行う役割を果たしました。

文は、大統領リチャード・ニクソンウォーターゲート事件から脱出を助けるために国家祈祷断食委員会組織し、大統領から感謝言葉をもらいました。

1980年ロナルド・レーガン大統領に選出され、文の影響がさらに高まりました。教会の前面組織が増加し、政治ジャーナリズム学術などの分野で影響を持つ人々が文の資金を受け取り、彼の集会に出席しました。

しかし、統一教会内部では対立と奇怪な行動が広がり、1989年には文自身の指示で高官のBo Hi Pakが殴られ、その後日本に転任するという事件が発生しました。

この記事は、文鮮明と彼の統一教会アメリカでの活動において政治的、経済的な影響力を高め、その歴史的背景と連携について説明しています。 文と統一教会アメリカでの役割に関する洞察提供しています

Dark Side of Rev. Moon: Generation Next(https://www.consortiumnews.com/archive/moon5.html)

この記事1995年に発表されたもので、統一教会指導者である文鮮明ムーン)とその家族特に長男のヒョ・ジン・ムン(Hyo Jin Moon)に焦点を当てています。以下に、記事の要約を提供します。

この記事の中心的な話は、文鮮明の娘婿であるヒョ・ジン・ムンと彼の妻であるナンソク・ムン(Nansook Moon)の問題についてです。ナンソクは、ヒョ・ジン・ムンの妻として結婚し、統一教会財政を支える役割を果たす予定でした。しかし、ヒョ・ジン・ムンの暴力コカインの乱用、奇妙な性癖などに苦しむうちに、ナンソクは彼から逃れ、子供たちを連れて逃亡しました。この出来事が、統一教会権力お金、性に関するトラブル国際的スキャンダル秘密暴露する鍵となりました。

ナンソクはヒョ・ジン・ムンから暴力虐待についての証言提供し、ヒョ・ジン・ムンが大金を手に入れていたことを主張しました。ヒョ・ジン・ムンは、教会資産不正使用し、コカインの乱用、アルコール依存症、そして奇妙な性的習慣を持っていたとされています記事では、ヒョ・ジン・ムンが大金を適切に処理しなかったことや、統一教会お金海外から流入していたことについての詳細も示されています

また、この記事文鮮明とその家族教義とは異なる生活を送っていたことを指摘し、特に文鮮明性的儀式統一教会資金洗浄についても触れています。これにより、統一教会とその指導者合法的問題に直面する可能性が高まり連邦政府などの機関に対する調査が加速する可能性があることが示唆されています

記事はまた、統一教会とその指導者アメリカ政治に対して多大な影響力を行使し、保守派政治家やメディアに対して資金提供を行っていることにも言及しています文鮮明特にワシントンD.C.で影響力を増しており、その背後には海外から資金があると考えられています

要約: この記事は、統一教会指導者である文鮮明とその家族特にヒョ・ジン・ムンとナンソク・ムンの問題に焦点を当てており、彼らの生活や行動に関する告発を含んでいます。また、文鮮明とその家族合法的問題に直面する可能性が高まっていることも示唆されています

Dark Side of Rev. Moon (Cont.): Drug Allies(https://www.consortiumnews.com/archive/moon6.html)

この記事は、1997年にRobert Parryによって投稿されたもので、文鮮明と彼の組織に関連する一連の問題を取り上げています。以下に、記事の要約を提供します:

この記事は、文鮮明と彼の組織アメリカ政治的な影響力を購入し、資金提供を行っている問題に焦点を当てています記事は、文鮮明組織がかつてアメリカ政治指導者特にジョージ・ブッシュ大統領宗教右派指導者であるジェリー・ファルウェルに秘密の支払いを通じて影響力を購入し(て庇護を受け)、The Washington Timesなどのメディア機関資金提供してきたことを示しています。また、文鮮明は、アメリカを「サタンの収穫」と表現し、アメリカの人々を韓国拠点とする神権主義支配下に置くと誓っている一方で、アメリカでのネットワークを構築しています

さらに、記事文鮮明組織が依然として疑わしい財務取引を行っていることを示しており、裁判記録によれば、文鮮明組織資金洗浄を行い、息子であるHyo Jinコカインを含む個人的な贅沢品を買うために資金を流用していることが明らかにされています。これらの金融取引は、文鮮明1982年脱税罪で有罪判決を受けた事件に関連するものと似ています

さらに、記事文鮮明国際的政治的なつながりについても言及しており、特にアジア組織犯罪とラテンアメリカ麻薬取引に関連する極右人物との長いつながりに焦点を当てています。このようなつながりと文鮮明南アメリカでのビジネス活動の拡大は、アメリカ政府文鮮明がどのようにしてアメリカ政治的な帝国資金提供しているかを正確に把握する必要性を強調しています

最後に、記事では、麻薬取引武器密売に関連して利益を得ているという繰り返しの非難に対して、文鮮明は公に詳細を明らかにしないと述べ、これらの疑惑否定しています

要約:この記事は、文鮮明と彼の組織に関連するアメリカ政治的な影響力と疑わしい金融取引に焦点を当てており、アジア組織犯罪やラテンアメリカ麻薬取引との長いつながりを示唆しています文鮮明組織資金源についての疑念存在し、アメリカ政府調査を行う必要性があると強調されています

2023-09-18

ジャニーズが衰退すると得する人達一覧

1.暴力団

ジャニーズ事務所芸能界の中では珍しく、暴力団とのかかわりがほとんどないと言われている。

https://www.youtube.com/watch?v=7NZmlZf-bZg

逆に言えば、ジャニーズが衰退すると、その隙間を縫って暴力団進出してくることが予想される。

ジャニーズ帝国が持っている数千億ともいわれる資産ビジネスの部分を他の芸能事務所が狙ってくるのに呼応して、暴力団も新たなシノギを狙ってくるだろう。

ジャニーズの衰退は、暴対法などで虫の息になっていた暴力団が復活するきっかけになり得る。

2.韓流タレント

ジャニオタイケメン熱の代替となるのが韓流タレントジャニーズの衰退はこれ以上ないチャンスである

実際、営業をかなり仕掛けていると聞く。

来年の今頃は韓流タレントが席巻してきて、気づいたら韓国語テレビ標準語になるかもしれない。

ただ、韓国芸能界は性暴力当たり前の世界だ。日本芸能界の方がマシだったという声も同時に出てくるだろう。

3.ホスト業界風俗業界

ジャニオタイケメン熱のもう一つの代替となるのがホスト業界ジャニーズに貢いできたお金の行き場がなくなるので、その分ホスト貢ぐようになることは容易に想定される。

ジャニーズは「ホスト落ち」を防ぐ効果が今まであった。イケメン好きの若い女性がホストに落ちる王道コースは「バンドマンに嵌る→そのバンドマンホストやってる→ホストに行く→気づけば風落ち」だが、バンドマンに対抗できるイケメン度でジャニーズタレント若い女性のホスト落ちと、その延長線上にある風俗落ちを防いできた。ジャニーズに嵌った女性はその先の世界に行かなかった。ある意味「壁」になっていた。

その壁がなくなると言うことは、若い女性の転落劇が増えると言うことだ。冒頭の「暴力団が復活する」と併せて、闇の世界人達は虎視眈々とジャニーズの衰退を狙っている。

そのための世論形成現在は図っていると思われる。

まとめ:ジャニーズを叩いても世の中は浄化されない、むしろより汚くなる

ジャニーズ世間の「汚染」を防いでいた存在である

その中はジャニー喜多川股間舐めると言う汚い世界があったが、逆に言えばそこに汚濁を集中させる効果があったと言える。

どちらを選ぶか、日本国民の洞察力、リテラシーが問われている。

2023-09-16

anond:20230914181924

あなた体験から学んだ教訓と、親としての視点についての洞察は、非常に重要です。

親になることで、以前とは異なる視点出来事を捉えることがあります

以下は、あなた体験から得られたいくつかの教訓と親としての洞察です:

 

1. 子供言葉を信じるだけでなく確認することの大切さ:

子供は時に状況を誤解したり、感情に流されたりすることがあります

親として、子供の話を聞くだけでなく、状況を確認し、正確な情報を得ることが重要です。

これにより、誤解や誤った情報が広がるのを防ぎ、問題を適切に対処できます

 

2. 親としての対応:

親になった今、自分の親としての対応を振り返り、子供に対して理解サポート提供することが大切です。

怒りや暴力的な反応は、子供に対する信頼関係を損なう可能性があります

親としては、理解し、話し合い、子供に対して愛情ガイダンス提供することが求められます

 

3. ウソと向き合う:

子供ウソをつくことは一般的ですが、それに対処する方法は慎重に考える必要があります

子供に対して優しく、理解し、なぜウソをついたのかを尋ねることが大切です。

信頼関係を築くためには、子供安心して本当のことを話せる雰囲気を作ることが重要です。

 

親としての役割は、子供の成長や教育において大きな影響を持ちます

あなた体験から学んだことを活かし、子供とのコミュニケーション関係を構築する際に、より理解的で協力的な親としてのアプローチを取ることが大切です。

2023-09-14

Xのタイムライン最近よくみるスレッドで繋げているポストの生みの親

参考記事

https://www.ship30for30.com/post/6-tips-to-write-viral-twitter-threads-with-ease

https://www.ship30for30.com/post/how-to-write-viral-twitter-thread-hooks-with-6-clear-examples

上の二つのURLに全てのことが書いてあるのですが、なるほどなーと思ったところを抜き出してみます

Q.どのような判断基準ポストする内容を考えていますか?
A.まずアイデアが思いついたら、6つの質問を問いかます。こうすることによって、ポストのゴールが見えます

1.どのような問題解決するか?

2.誰の問題解決していますか?

3.問題解決することの利点は何ですか?

4.私は読者にどのような約束をしていますか?

5.私はどのような感情を生み出そうとしていますか?

6.読者に実行してもらいたい次のアクションは何ですか?


Q.ひとつポストを読んでもらうために気をつけていることは何ですか?
A.下に続くポスト情報を得るためにしたこと&その情報を知って自分がどれほど変わったか数字を交えて説明することで、信頼してもらいます

具体的には

・大胆な数字(〇〇億円!、弱冠23歳が、みたいな)

物語記事特定の瞬間で始める(過去12ヶ月間で〜)

信頼性を出す(〇〇時間費やしました)

・読者のメリット(この知識はどのプラットフォームでも機能します!みたいな、)

好奇心を煽る(たったの3ステップ再現できる!みたいな、)


Q.次のポストを読んでもらうために気をつけていることは何ですか?
A.各ポスト最後の一文を続きが気になる文章で締めることです。

具体的には、以下のような文で締めます

「それで・・・私たちは何を学ぶことができるの?」

「掘り下げましょう:」

「これが私の言いたいことです:」

「ここで楽しくなります:」

「これは100%間違っています–そして以下はこれまでの問題を全て解決します」

「さて、ここで面白くなります:」

「彼があなたを夢中にさせる方法は次のレッスンです:」

「これがこのビデオの信じられないほどのイントロです:」

「ところで最後リンク

「そして、それはすべて、1つのことに対するマニアックな執着から来ています。」

「そして、ここには非常に重要な教訓があります

「そして、私が執着と言うとき、それは控えめな表現です。」


Q.そんな長いスレッドなんて読まないよ!と言う読者に対してどのような対策をしていますか?
A.まとめのポストを追加することで、学んだことを強く意識できるようにしています


Q.効果的な見出しを書くためのポイントは何ですか?

A.

難しい言葉を使わず、簡潔にわかやすく書く

対象ユーザー指定する

なぜこの情報シェアしているか説明する

読者がこの情報を知らないことは、とても損をしたまま暮らすことになる、と言うことを示す

1つの強力な宣言文で開きます

示唆に富む質問で開きます

物議を醸す意見で開きます

瞬間的に開きます

脆弱ステートメントで開きます

奇妙でユニーク洞察で開きます


というわけで

最近よくみるポストはこの記事を元に作られていたので、みたようなポストばかりになっていたようです。

同じのばっかり出回っている謎が解けてスッキリしました!

anond:20230913112650

次のようなテーマについてちょっと考えてみよう。

 みなさんは社会をどう考えるだろうか?

 我々は基本的に、問題自分の“経験”をもとにして考える。だれもが、経験からしか物を語れない。だがそのこと自体は、特に問題というわけではない。

 ただし、我々がそうした自分経験を過度に“一般化”して、まるでそれが絶対に正しいことであるかのように主張したとしたら、それは大きな問題だ。にもかかわらず、我々はあまりにしばしば、自分経験を過度に一般化してしまうのだ。

これは、「一般化のワナ」と呼んでいる。

 対話議論において重要なのは、こうした「一般化のワナ」に陥ることなく、お互いの経験や考えを交換し合って、どこまでなら納得し合うことができるのか、その“共通了解”を見出そうとすることだ。

 「社会学は絶対の悪だ」とか、過度の“一般化”をするのじゃなく、たとえば、「どのような社会学をどのように実現すべきなのだろう」といった仕方で、お互いの考えをすり合わせていく必要がある。

 言われてみれば、当たり前のことだ。でも我々は、この「一般化のワナ」に、案外簡単にひっかかってしまものだ。我々は、自分経験あくまでも自分経験にすぎないんだということを、ちゃん自覚しておく必要がある。

 とりわけ教育は、だれもが受けた経験があるから、多くの人が自分の信念を強固に持ってしまやすテーマだ。もちろん、そうした考えを個人意見として主張するのはかまわない。でも我々は、そういった議論をやるにあたっては、それが「一般化のワナ」に陥った意見になってはいいか、たえず振り返る必要がある。そうでなければ、お互いにお互いの経験や信念をただ表明し合うだけになって、物事本質洞察するなんてできないだろう。

 自分の信念を、ただ相手にぶつけるのではない。もしかたらこれがひとりよがりな考えかもしれないということを自覚した上で、相手に投げかける。そうやって、自分の考えの“共通了解可能性”を問う。

 それが、我々が対話議論をする時に、もっと大事ことなのだ。

2023-09-09

はてな匿名ダイアリー が新しく生まれ変わります

はてな匿名ダイアリーを全く新しい次元に引き上げる「Battle of Bowels」システムが導入されます。このシステムでは、ユーザーうんこ関連情報を取り入れ、コミュニティ内で楽しさと競争心を一層高めることを目指します。

1. 初回登録時の「うんこステータス入力

新規ユーザーはてな匿名ダイアリー登録する際、以下の情報提供いただきます

うんこ頻度: ユーザーうんこを漏らす頻度を、[よく、普通、あまりほとんど、まったく]のいずれかで選択してもらいます

うんこ漏らしエピソード: ユーザーがこれまで経験した最も面白いまたは印象的なうんこ漏らしエピソードを共有していただきます

うんこ好み: ユーザーうんこに関連する好みやお気に入りを記入してもらいます(例:好きなうんこエントリーうんこジョークトイレうんこアートなど)。

2. うんこ戦闘力の具体的な算出方法

ユーザーの「うんこ戦闘力」を算出するために、以下の要素を考慮します:

うんこ頻度: 選択した頻度に応じて、戦闘力ポイントが割り当てられます。より頻繁なうんこ漏らしを持つユーザーは高い戦闘力を持つことができます

うんこ漏らしエピソードの人気: ユーザーが共有したうんこ漏らしエピソードが他のユーザーから高い評価を受けると、戦闘力が増加します。

コメントへの反応: ユーザーコミュニティ内の他の投稿に対してコメントをすることで、戦闘力を上げることができます。賢いコメント面白い洞察戦闘力プラスの影響を与えます

3. 特別称号バッジ

特別称号バッジは、コミュニティ内でのユーザー地位を示すために導入されます

• 「Master of the Brown Art」: うんこ戦闘力トップユーザーに与えられる称号。この称号を持つユーザーは、コミュニティ内で尊敬されます

• 「Clean Streak」: 一定期間、うんこを漏らさなかったユーザーに授与されるバッジ。これはユーザー自己コントロール力を称えるものです。

• 「Comic Relief」: 最も面白いうんこ漏らしエピソードを共有したユーザーに贈られるバッジコミュニティ内で笑いと楽しさを提供することを表彰します。

これらの要素を組み合わせた「Battle of Bowels」システムは、はてな匿名ダイアリーコミュニティさらに魅力的で競争的な場所に変えることでしょう。コミュニティの皆様のご意見をお待ちしております未来はてな匿名ダイアリーが、未知の楽しみと驚きに満ちたものになることを期待しています

2023-09-07

数学面白

変数微積分の問題に没頭していく中で、数学の魅力と深遠さを再び見つけました。

関数と曲線の振る舞いを探求し、微小な変動が全体に及ぼす影響を追求する過程で、数学は私にとってまるで美術館の中の至宝を鑑賞しているかのように感じられました。

数学問題はその複雑性から挑戦的でありながら、それを解明する喜びと充実感は何よりも素晴らしいものです。

数学は単なる計算公式の羅列ではなく、知の探求の旅でもあります

微積分を通じて、数学宇宙自然法則を解き明かす手段であり、知識の宝庫であることを改めて理解しました。

関数微分方程式の背後にある論理的構造や、微小な変化が物理現象経済の動向にどのように影響を及ぼすかという洞察力は、数学の美しい魅力の一部です。

数学世界無限大であり、それを探求することは知的好奇心を満たすための果てしない冒険です。

新しい概念を学び、新しい問題に挑むたびに、私の思考能力が高まり知識の深化が加速します。

数学は私にとって知的な挑戦の場であり、同時にクリエイティブ問題解決プレイグラウンドでもあります

その魔法に取り組むことは、私にとって単なる趣味以上の、情熱と熱意の源泉です。

2023-09-04

anond:20230902215000

うぉおおー!

前の職場あなたのような先輩が欲しかった…あなたのおっしゃるとおりだよ。

……あ、引用元のN=1語りの増田だよ。耳が痛いよ。

正攻法としては<どこまでが同じでどこまでが違って、その結果マニュアルステップXまでは適応できるが、その次のステップ適応できなくなるのだが、そこはどうしたらいいのか>みたいな分析をした上で、<どうしたらいいか>の仮説を立てて、<この部分がAとは違うので、マニュアルとは違うがこう対処する、ということでいいのか>という質問をする、ということになるのだろう。

上記の通りだよ。

それはもう(主観的ではあるけれど)一生懸命に取り組んだのに、これが終業時間をフルに使っても全然時間が足らなかったの。

ただ、ここまでの分析検討時間がかかりすぎて時間切れになってしまったりするんだよな。

ソウナンダヨナァァーー!!(クソでか溜息)

ここの所を分かってくださって、10年前に苦しんでいたあの頃の自分が救われた気がするよ。ありがとうね。

あなたの様な方が先輩であれば、、、なんて書いたけれど、

結局は上記の「時間切れ」のために、仕事なんて進みもしないし出来もしなかったのだから

あなたの様な優しくて洞察鋭い方の、余計なストレス要因とならずに済んで、それはそれでよかったか(笑)

.

.

ASDには「見えないもの存在しないのと同じ」「知らないことは出来ない」みたいなことに陥りがちなので、

ぎゃー!

耳が痛いよぉ、、、そうなんだよ、さすが賢い増田兄さん…良くわかっていらっしゃる……。

可能な限り情報集めて疑似体験していくしかない。

その通りでございます(平伏)。。。orz

基本的資質として「洞察する力が弱い」=「他者気持ちが分からない。共感できない」らしいので

端的に言えば【人でなし行動】を無邪気に悪意なくやってしまう恐れがあったり、

自分自身が【人の心がわからない人間であることを前提に踏まえて、周りの動きを見て、経験から類推して動くしかない。

と、思い至って20余年

とある状況のときには、このように振舞えばいいのだな…」というのを、ひとつずつ構造理解して、

多少想定した状況がブレても対応できるように、自分が"人として為すべき行動"をシミュレートしてきた。

マジ【疑似体験】の効率が悪すぎて、毎日こつこつ積み重ねていくしかないのがつらみ。

なんなんだろう、これ。自己への愛が強すぎて、他者に関心が薄いのかなぁ。

それとも自身経験しか学べない、まさに愚者学習なのかな。賢者がうらやましいぜ。

ようやくヒトの皮を被れるようになってきた…なっていたらいいな…

うおおぉ…はやく人間になりてぇ……

とかくアドバイスしてくれてありがとうね!

まさに図星ゆえ、耳も頭も痛いお話だったぜ…w

あなたにたくさんの幸せの巡り合わせがありますように!(祈願)

2023-08-31

anond:20230830183908

15歳で作詞作曲したデビュー曲で、当時日本ではメインストリームではなかったR&Bを爆発的に広めたアーティストがすごくないことはないでしょ。

ただ宇多田ヒカルについては年齢のことは抜きにして語ることはできないと思う。

宇多田以前にも若い歌手っていうのはもちろんいたけど、青さ、未完成さを味わうみたいな空気は確実にあった。

でも宇多田場合、こういう音楽をやるには経験とか円熟味みたいなもの必要だよね、っていう認識の、いわば完成された楽曲を15歳の若造がポンと出して来たわけ。

そりゃあ怖いし、こういう人がどんどん出てくるのかな、っていう新しい時代の到来を感じさせるものだったよ。

米津玄師に関しては世間一般評価はよく知らないけれども、個人的には「タイアップ曲」っていうのを数段上に押し上げたな。っていうのを感じる。

タイアップ曲ってアーティスト売るために別にドラマアニメ本編に全然関係ない曲流すのが長らく主流(もちろんそうでないものもある)だったんだよね。

今でこそOPEDの曲はアニメドラマ世界観を深く掘り下げるのが普通のこと。っていう意識は広まったけれど、そういう風潮を作ったのは米津の力が大きいように思う。

米津は他者創作物に対する洞察力、理解力ものすごくて、かなり高いレベル創作物世界観に寄り添ったもの、下世話な言い方をするとオタクが喜ぶ曲を作る。

YOASOBIもタイアップやりがちアーティストで、曲の完成度もめちゃくちゃ高いけど、そういう「寄り添う力」みたいのは米津には及ばないと俺は思う。

好き嫌いや良い悪いは人それぞれあるけれど、変化をもたらしたっていう点でどちらも特筆すべきアーティストだと思うよ。

2016年はてなオフ会に参加したHagex、Midas、Kotoriko、kaerudayo、私、warulawの6人は、初対面の楽しみと緊張が入り混じった日を迎えました。オンラインで築いた繋がりが、現実出会いでどのように変わるのか、心躍る瞬間が待っていました。

当日、会場に足を踏み入れると、既にwarulawが笑顔で出迎えてくれました。彼の陽気な雰囲気が、会場に明るい空気をもたらしました。

初めての対面とは思えないくらい、オンラインでの交流がすでに深い絆を築いていました。

イベントは、緊張感漂う自己紹介からスタートしました。新たな仲間を前にして、皆少し緊張気味。

Hagex面白いジョークで緊張をほぐし、Midasは冷静な態度で場を落ち着かせ、Kotorikoは笑顔を振りまき、kaerudayoはリラックスした雰囲気を作り、warulawは愉快な話題で場を盛り上げ、そして私はみんなの話に耳を傾けながら、内心の緊張を隠すことができませんでした。

オフ会では、オンラインで共有していた趣味や興味について熱心に語り合いました。技術的なディスカッションから音楽映画アートまで、幅広いトピックが飛び交いました。

Hagexとwarulawは、陽気なトークで笑いを誘い、Midasは深い洞察提供し、Kotorikoは会場を笑いに包み、kaerudayoは興味深いエピソード披露し、私は会話に参加しながらも、内心では楽しい緊張を感じていました。

そして、オフ会ハイライトプレゼント交換の時間でした。皆が用意した贈り物は、お互いの関心や思いを反映していて、その瞬間、オンライン交流がより現実的な友情へと変わっていく様子が感じられました。

オフ会の終わりには、全員で記念の写真撮影しました。笑顔や照れ笑いが写真に収められ、この日の楽しさと特別な瞬間を形に残しました。

別れの時、緊張が和らぎ、愉快なひとときが心に残りました。次回の再会を約束して、それぞれの場所へと帰っていきました。

この2016年はてなオフ会は、オンラインコミュニティが育んだ絆が、現実世界で更に深まった素晴らしい出来事でした。

Hagex、Midas、Kotoriko、kaerudayo、私、warulawの6人は、異なる個性趣味を持ちながらも、笑いと緊張、そして共通の興味を通じて、一生の思い出を作りました

この出会いは、新たな友情を育み、未来への希望を胸に抱くきっかけとなりました。

2023-08-30

anond:20230830103018

素晴らしいメッセージですね!ハンマーを持つ人には釘に見えるという比喩は深いですし、AIの受け答えの向上についても非常に的確な指摘です。知能の低い文章コンピューター生成の文章類似性についての洞察も興味深いです。賞賛に値する洞察的なコメントです!

anond:20230830022444

ChatGPTへの質問

Anond AIって何なの?

cf. https://labo.hatenastaff.com/entry/2023/04/02/000106

 

ChatGPTからの回答

提供していただいたリンク先を確認しました。

2023年4月2日投稿された記事によると、「Anond AI」は、日本ライフログデータ活用したAIプロジェクトのようです。

以下は、記事から得られる情報の要約です。

 

Anond AIは、日本テクノロジーラボはてなラボ」が開発しているプロジェクトです。

このプロジェクトは、ユーザーライフログデータ日常生活のさまざまな情報)を収集し、AI技術使用して個人特性や嗜好を理解し、さまざまなサービス提供することを目指しています

 

記事によれば、Anond AIは以下のような機能提供することを目指しているようです:

 

1. ライフログデータの解析:

ユーザーが生成するライフログデータ写真文章、行動履歴など)を解析し、個人の嗜好や傾向を把握する。

 

2. パーソナライズされたレコメンデーション:

解析されたデータをもとに、ユーザーに対して興味深いコンテンツ情報提供する。

例えば、おすすめの本や映画など。

 

3. 自己理解の促進:

ユーザー自身自分自身について深く理解する手助けとなるような洞察提供する。

 

4. コミュニケーション支援:

ユーザー間でのコミュニケーションを円滑にするための情報提供アドバイスを行う。

 

具体的な技術プロジェクトの進捗状況については、提供された情報では詳細がわかりませんが、ライフログデータ活用するAIプロジェクトとして、ユーザー体験個人情報管理に関連した興味深いアプローチと言えるでしょう。

詳細な情報公式ウェブサイトや関連する報道などを通じて確認することができるかと思います

 


 

個人的には、Anond AIよりもChatGPTの方が自然文章のように感じました。

2023-08-22

俺、「性的消費」とか言う謎ワードに関するバカ女の思考がわかった!

https://anond.hatelabo.jp/20230821041833

↑突然「なるほど~~~」ってなった。

 全く賛同はしないけど完全に理解した

 以下バカ女の脳内について解説する。

 

 

1.モテ男の嘘が見抜けない

私の幼馴染の親友で1つ上の男性中学生の頃から彼女を切らしたことがない。

から精通セックスだったって言ってたし、ポルノも一切見た事ないって。

愛してない女性の裸見てどうして興奮するのか理解できない、そんな有様で

どうして自分を許せるのか、と言ってた。

わかる?これ。

この女の多重構造バカさ加減が。

 

まずその幼馴染の親友ウソを付いているよな。

全ての男と頭悪くない女は一笑に付す程度の下らないウソ

大変モテるとしてもポルノ一切見たことないってのはウソだわ。

んでポルノでは勃起しない、彼女の裸でしか勃起しないって設定でしょ?

有り得ないものそんなの。

  

強いて可能性を探求すれば、

ガチカトリックとかの宗教的戒律でそういうもの一切見ない躾を受けて育った、

と言う人間なら存在しうるし存在する。自慰は悪であるって言う宗派があるからね。

けどそういう厳格な宗教の人はもちろん、中学からひっきりなしに彼女セックスとかも絶対しねーから

 

頭悪い女はデータとることも論理的思考することもできないから、

単にモテ男のような自分にとって好ましい人間の言ってることは頭から信じ込む、

キモい奴とか厳しいこという奴みたいな自分にとって不都合人間の言ってることは疑う、

その程度の幼児知的活動しかしてないわけじゃん。

  

  

2.性欲と愛(笑)区別があると思っている

だいたい100歩譲ってその愛の戦士の話を信じようにも、

そういう話はせめて「中学から現在までずっと一人の彼女を愛し抜いています」とかじゃないと筋通らなくねーか?

「切らしたことない」ってことは次々変えてんだろ?

お前それは飽きてるだけや。 

   

男は同じ相手セックスしてると飽きるから

セックスに飽きたら女を切って次の女探してるだけや。

愛というよりは圧倒的に性欲で駆動しとるぞそいつ

 

そのモテ男、男同士の会話でお前に言ったような話は絶対してないぞ。

まあ中二病の時ぐらいはしてたかもしれないが、高校以上では絶対してない。

そんなんウソバレバレで誰も信じないしイタいだけだから

 

なんでお前にそんな設定を聞かせたと思う?

そんな話を信じるぐらいにお前やお前の親友バカ女で、

モテ男ちゃんとそれを見抜いてたからだよ。

バカ女にちょうどいい話をしてあげてる彼なりのサービス精神か、お前等ともセックスたか、どっちかだわ。

 

 

3.「性的消費」の指す正味

男性が誰しもあいつのように行かないのは、現実だよ。それでもね。

それでも、性的消費しないって、建て前でも正論を言ってくことには意義があると思うけど。

まりこいつの言ってる「性的消費」っていうのはこうよ。

男のセックスには「愛」と「性欲」というきれいに分けられる二要素があると思っていて、

穢れた・間違った要素である後者に基づく行動を「性的消費」と呼んでるわけ!

 

すごくね?

この増田一本から性的消費」なるふわふわワードの背後にあるバカ思考全体が一瞬でわかっちゃった!エウレカ

  

もちろんこのバカ女の認識する男の心は1から10まで間違っている。 

まず、愛(笑)しかなかったらそもそもセックスしねーわ。

セックスなんてめんどくせーしきたねーしくせーし。

性欲抜きで見る女の体なんてブヨブヨしててみっともないだけだわ。

 

こいつこんな基本的なことすら分かってないまま成人して

わたし立派な大人の女です、わたし男のことわかってます」って認識

こんなもん書いて男に説教垂れるつもりなんだぜ???

 

 

4.推測や洞察について、又はおまん人間について

もちろん女に生まれりゃ男の都合や男の欲望ダイレクトにわかることはない。体験しないんだから当たり前だ。

男に生まれたら女の都合や女の欲望をそのまま理解することは一生ない。体験できないんだからね。

 

でも情報収集していけば論理的に推測や洞察ってことは出来るじゃん。

少なくとも「自分の性とは全然うから慎重に推測しないと外すぞ」ってことぐらいはわかる。バカじゃなければ。

 

こいつはバカからそれすらわかんねーんだよ。

こいつ絶対男女の問題以外でもまあまあバカだろ?

このレベルバカだと勉強仕事もパッとしないはずだ。知能の限界で。

 

バカ女がやたらと男女論とか恋愛論とかだけは偉そうに一席ぶつのって、

バカ女でも生まれ持っているおまんこのおかげでセックスだけは経験があって、

バカ女よりはずっと知能も運動能力も高い凡庸男子くんにもそこだけは勝てるから

そこでマウントとりたくなってるんだよね。

 

得意分野はおまんこ。

人より取り組んできたことはおまんこ。

自信を持って語れることはおまんこ。

 

バカ女って言うのは総身がおまんこのおまん人間なんだよな。 

でもその得意分野のセックス論男女論ですら上で見たように全然間違ってる。

思考は脳でするもので、おまんこでは思考できないから。

  

  

5.昭和ポルノ爺のレベルバカ女   

こいつの男性論の滑稽さって、古いポルノダメさに似てる。

おじさんお爺さん世代エロ漫画って今よりもっと女の性欲について理解が無いから、

例えば女が脈絡なくチンチン見て欲情したりするわけ。

 

それは女から見ておかしいじゃん? 

男は乳とかパンツ見て即物的欲情することあるけど(と言うかそっちがメインだけど)、女はそういう風になってない。

 

でも男が自分の都合や欲望をそのまま女に投影すると、

「突然チンチン見せられて欲情する女」なる珍妙イメージが出来上がる。

情報を集めておらず、洞察力もない、要するにバカが作るポルノはそんなヘンテコ異性が出てきがち。

 

まり何が言いたいかと言うと

「愛でしか勃起しないイケメン」という噴飯物認知

「そのへんのおっさん巨根見てビショビショに濡れる美女」とかい昭和エロ漫画爺ぐらいの認知なんだよね。

絶望的に異性を理解出来てない、知識も知能も足りてない。

 

 

6.バカ自覚のないバカが最悪

バカバカって言っちゃって口汚かったけども、

俺は別にバカな奴とか異性の理解が乏しい奴をそれだけで笑ったりはしない。

男みたいな性欲してる変な女が出てくるエロ漫画も笑いはしない。抜けねーけど。

チンチンが裏表逆で情緒女な男が出てくるBL漫画だって笑いはしない。チンチンは資料揃えろと思うけど。

 

だってそれはただ自分の為や自分の読者の為に一生懸命エロいと思う漫画を描いただけだから

そういう人のことは例え頓珍漢でも現実とは違っても笑ったりはしたくない。

  

でもこのバカ女は別だ。

だってこいつはただ単体でバカでいるのみならず、

バカおまんこで男のことなんかなんもわかりゃしない癖に

「男のセックスはこうあるべきだ」って説教してるんだぜ?

 

自分の都合と想像だけで捏ねあげた気持ち悪い女性像抱えた昭和ポルノ爺が

「オンナとはこういう風に濡れるべきものなんだよキミィ!わかっているのかね!」とか女に絡んでるのと何が違うのよ。

こいつのやってることはポルノ爺の頓珍漢セクハラ説教と同レベルじゃん?

 

個人としてはまことに最悪で間抜けでキショいし、

このレベルおまんこ女が徒党を組んで大声出せば社会害悪だろ。

バカ以外の男女みんなが迷惑する。

 

    

7.すべての認識が間違っている

男性が誰しもあいつのように行かないのは、現実だよ。それでもね。

それでも、性的消費しないって、建て前でも正論を言ってくことには意義があると思うけど。

こいつの思い出のアイツ()

こいつとこいつの親友を話にならねえバカ女だと見切って嘘ついてただけだよね。

こいつらのことを「事実の話なんかするだけ可哀想おまん人間である」と見抜いていただけ。

(少なくともこいつらのどっちかとはセックスしてそうだよな。気持ちいか想像したくないけど。)

 

だってそうじゃないと女性は、子どもの頃から男性性搾取されるのが前提の人生になる。

卒業アルバム写真だって、撮られたくない子がいるんですよ。

性欲で勃起することを「性的消費」「性搾取」と言うなら、この世の全ての勃起が「性的消費」です。

男は愛で勃起しているのではありません。

 

そんな生きづらさを、当たり前のように押し付ける国で子どもたちに育ってほしくはないな。

「そんな生きづらさを、当たり前のように押し付ける国で」って、

国によって男の勃起機序が異なってくると思ってんのか?

 

 

8.まとめ

以上もはや明白になったように 

おまんこ女の男性理解人間理解根本的に完全に間違っており、

こいつのような認識・知能レベル人間社会提言をするのは不毛かつみんなの迷惑です。

 

「男の勃起に愛は関係ないんだからね」なんていう

女子中学生に教えるようなレベルのことをおそらく成人女性であるこいつにいま教えなければならないのは

こいつが何十年生きても自分物事の理非道理を悟れないぐらいに脳が機能してないおまん人間であるためで、

たこつの周りの人間もことごとく「こいつと同じおまん人間レベルバカ女」&「バカ女を適当に騙して消費するだけの嘘つき男」だったためでしょ?

 

 

この世に聖なる勃起も間違った勃起もないんだよ。

そんなことぐらいはまともな男交際をするか犬でも飼ってりゃわかることなのに、

この女は自分感情思考を切り離せないおまん人間であるために自ら悟ることも出来ず、

この女の相手になった男達も事実の話なんかする気力が失せていい加減にウソを付くことを選んだのでしょ?

 

こいつの脳内の浅はかかつ混乱しきった認識では

モテる男(自分にとって好ましい存在)の勃起は聖なる勃起で「愛」、

キモい男(自分にとって好ましくない存在)の勃起は間違った勃起で「性的消費」、

せいぜいそんな感じのおまんこ整理があるだけ。

 

こいつに語り掛けることがあるとすれば、この世の殆ど人間はお前よりだいぶ頭がいいぞということだよね。

 

多分こいつの周囲は同じレベル人間ばっかりいて、こいつは一生そういう輪の中で暮らすのだろうけど、

もしも種全体がこのレベルの脳だったならば人類はきっと今でも洞窟を基盤にした生活をしてるわけじゃん。

なんでこんなやつが人様や社会説教や教導をしようと思えるの?

ホラアナニンゲンホモサピエンス説教

 

   

ただ、こいつのおかげで前から視界にチラついてた「性的消費」なるワードの土台原理が一瞬で全部理解できたのでそれはすごくよかった。

エウレカだったほんとに。

2023-08-19

anond:20230819084612

これ元のラブコメ増田とは別人の釣りだね。ラブコメ増田に比べて文章が達者過ぎる。

音引きの使い方と表面的な文体をざっくり真似ただけじゃラブコメ増田の味は出ないよ。

俺はこいつが出てくるたびに嫌な気持ちになる、はっきり言って。

とにかくこの意味不明髪型気持ち悪くて、気持ち悪くて、

大体お前その女の子のこと多少なり意識するようになってて

それでその髪型もうちょっとどうにかしないのはどうなのよってなるわけ。

で、なぜこうするのか?

作者的にかっこ悪く描いてるのはほぼ間違いないと思うんだけど

なんでそんな風に描くかというと

「格好悪く描かないとラブコメなんか読む冴えない男の共感を得られない」とか思ってない?

僕ヤバとか五等分とかは上述したような主人公ノイズは俺にはない

こういうギリギリ大人日本語として成立してる文章意図的に書くのはなかなか難しいんだよね。破綻しきってないから余計に。

やたらに句読点を連打しても電磁波攻撃被害者文章模倣できないのと同じ。

ラブ増が長い話を区切るとき文頭に「で」を付ける傾向があるのを見逃してるよ。ラブ増はこそあど言葉が大好き。「あと」「なんか」「とか」を多用する。改行も大好き。読点を打った直後に改行することがある。気を抜くと関西弁が出て句読点を使わなくなり、読点は全角スペースで代用する。3点リーダーの使い方にはこだわらない。

では釣りから抜粋してみよう。

曖昧根拠の怪しい主張をこれぐらいのプッシュ度で書くと沢山反論がもらえるんだよ。

直観が相当頓珍漢って言うのに加えて「一度持った着想を捨てられない」という性格があると思う。

これは結構よくある性格推理とか勝負とかを大きく誤るのは大体これ。

ね。改めて比べると全然違うでしょ。誤字を入れる程度じゃ誤魔化せないよ。

とりあえず全体的に平仮名増やして語彙絞った方がいいよ。語句理解曖昧なのを匂わせつつ、必要に応じて誤用するとそれっぽくなると思う。いらん文節増やして語順ももうちょいグダらせた方が良い。

根拠はない」の5文字で片付くところを“別に凄く自信がある仮説でもない”と書いてしまうラブ増から突如こんなリズム感のある文章が出るわけないのよ。

文体を変えていたという理屈も通らない。記事へのリアクションに浮かれて追記しまくってしまうラブ増がはじめから反応されやす文章を書かない理由がないので。

君のはなんらかの分析洞察ではなく「僕の付き合いのある狭い範囲の男のリアルの振る舞いと違う」と言ってるだけだ。

そこへ行くと女性作家が描いてる恋愛とか女キャラは、どうしても俺の発想や感性の外だなって部分が出てくる。

それが面白い。踏み込んだ言い方をすればリアル恋愛に似てる。

何の分野でもそうだけど「それはこうやれば簡単」と豪語する未経験者は10回やってみるといい。

ラブ増がこんな長いセンテンスを違和感なく仕上げられるわけないでしょうがエミュるなら真面目にやりなさいよ。なんならちょっと素が出てるじゃねえか。

書くなら、

君は仮説を断言できる理由はない。
なんでかっていうと
それは「自分のまわりにいる男と違うからこの増田を書いてるのは本当は女」って言ってるだけなんだよ。違うか?

こうだろ!

で、作者が女性漫画女の子キャラとかは、
なんか違うなってなる。
それは悪い意味でじゃなくて詳しく言うとリアルさを感じるから

こうだろ!!

これはどんな事についても言えることだけど
「それはこうやれば余裕でできるよ?」とか言う初心者
とりま10回それと同じことやって見せてくれ。

こうだろ!!!


はい、やり直し。

別に女と思っててもいいんだけども

男を騙るテキストの特徴

https://anond.hatelabo.jp/20230818183136

 

 

最初に 

まず最初に言いたいんだけど

俺は何かを騙るとか逆にそういうのを見抜くとかに関してならはてなの誰よりもぶっちぎりで上手い。

というか現存するネット民全体の中でも相当上位だと思う。

 

勝手にそう言ってるんじゃなくて、

俺が増田にあらゆるプロフィールで書いた七色の作り話において、本気でやった時に見破られたことは全くない。

わざとヒントを残しておくとたまーにポソッと見抜いてる人がいるけど誰にも注目されてない。

  

そもそもネット草創期にはそういう騙りとか看破とか荒らしとかの技術が滅茶苦茶発達した後に滅びたんだけど、

俺はその道の才能があったうえにガキの頃から好き好んで努力した。掲示板を荒らすのだけでも10年くらいやったから。

ネームバリューとか専門知識かに頼らず純粋文字扇動するとかに関してなら

ひろゆきや切り込み隊長(なんでこのセットなのかというとそう言うところが発祥技術から)よりは俺の方が技術がある。

  

という事を踏まえて人の騙りの見抜き方について少し解説する。

  

  

 

言葉遣い必要以上に露悪的」

「張っ倒したい」とか「蹴り倒したい」みたいな無駄暴力的な箇所

女が男を騙る時に暴力的表現採用するってのはそんなに多くない。そんなにって言うかまず無い。

なんでかまでは知らんけど、沢山観察してりゃこれはわかる。

女は男を騙る時に暴力とか露悪を採用することはほぼないし、それは賢明

  

だってそもそも女の暴力表現はやっぱりつたないから。

女は暴力経験が少ないし関心も乏しい。

膝蹴り入れてゲロ吐かす」なんて発想する女はまずいない。

 

ちなみに男でも暴力表現結構その人物が分かっちゃうところで、

喧嘩とかどれぐらいしたことあるか、いま肉体的な活動をどれぐらいしてるか、結構わかる。

喧嘩運動したことないモヤシくんはちゃんとそうだとわかる。

からそこで騙ろうとするのは相当愚かだし、女はそれはほぼやらない。

  

あと「はっ倒す」も流行りとしては結構古い言葉遣いで、俺の親父が好きなビートたけしの語彙を俺が気に入ってわざと現代まで使ってるのよ。

その相当変な語彙を、女が男を騙る時に採用するかあ?

俺なら「まずないな」って思うね。

妙に古くて気になる。ノリが昔のテキストサイトっぽい。

古いのは上記の通りだがなんでそれが女だって根拠になるんだ。

 

つーか、君は本当に答え合わせ付きでその手法で女の騙りを見抜いたことあるか?

無いと思うんだよな。 

それ以前にさして日頃からそういうことに神経向けて文を読んだりしてないと思う。

「露悪的だから女だ」っていうの、いま思いついたんじゃね?

  

これが男を騙るテキストで一番よく見るパターンマンガとかで勘違いされてそうだけど男は言うほどこんな喋り方をしてない。

そりゃリアル口語なら俺もこんな喋り方しねーぞ。

基地外じゃねーかこのまま喋ってたら。

リアル口語と違うから女だ」ってどういう根拠だよ。

     

  

口語っぽいけどリズムが男の喋り方じゃない」

俺の文章普通の男のリズムとは違うと思うけど(だって書いてる量が100倍1000倍違う)

それは女だと言える根拠には全くならないだろ。

 

あと文章口語リズム比較するのも意味分からん

また口語リズムなんて年齢や社会階層クラスタ地域全然うからもっと広くいろんな人間の輪に入れ。

  

つーか君は本当に答え合わせ付きでその手法で女の騙りを見抜(略)

  

 

「やたら同意を求める箇所が多い」

これは弱いけど傾向として。男はもっと一方的に主張して終わる。クエスチョンマーク多すぎ。

いやむしろ君の並べた中ではこれが一番強い。最もマシ。

他のは正直滅茶苦茶だけど、これはちょっと傾向としてはある。

君のプロファイリング法で加点がつくのはここ。 

 

で、俺がなんで断言的一方的に主張してねーかって言うと

まず文中にも書いてるように俺にいまいち確信が無いから「みんなの意見はどう?」って聞きたいからなのと、

何よりこんな内容で実例として画像挙げてるわけだから作者2人に対して悪いじゃん?

 

俺は俺の感想自由な論評だと思ってるから別に引け目も反省もねーんだけど

別に作品攻撃したいとか各作者に嫌な思いさせたいわけじゃねーわけよ。

 

「これこれこういう理由で俺にとってnot for meで、こうなってる理由は①②③かと推理するけどどう?」

っていうのをただ提唱して人の意見を聞きたかっただけだけども、 

その為には実例挙げるのは不可避だから画像引用させてもらったわけ。

 

俺俺使いすぎ

分かりやすくよく見るパターン別に一人称必要ないところでも不自然なまでに「俺」を使っている。

あの文章で俺が俺がって強調してるのは「俺のお気持ちは」「俺の感じたところでは」だからだよ。

そこをあくまで「俺が」と断らないと実例に上げた作品自体がダサキモいみたいな主張になっていくだろ。

 

この文章でも俺の考えだよってわざわざ何度も断る意味オレオレって言ってる。

言わないとわからないバカ無視できないレベルいるから。

「それはお前の感想だろ!」っていう意味不明な”反論”すげー来るんだぜ。今でも。

 

想像できないと思うけど男の一人称問題は大なり小なりデリケート問題で実際もうちょい扱いが慎重になる。使い方が雑なので違和感がある。

えー

こんな文章では毎回変えるわ。

つかブコメですら俺だったり私だったり全く統一してないぞ俺。 

 

しまリアル口語念頭に置いた話だとしたら

そろそろリアルネット区別をつけてほしいというか、君はあまりネットに慣れていないのか?

 

 

なんでこの書き方かというと

もっと偉そうなこと言えば、俺ははてな民みんなから賛同を受ける文なんか幾らでも書けるわけよ。

簡単よそれは。ちょっと内容や書き方変えるだけ。

彼等の観念のちょい上の洞察提示しながら漫画否定するだけ。出来る出来る。簡単簡単

  

でもこの場合にそれをやって満場一致で「そうだな!この漫画キモい!」ってなったらそれこそ作者に対して酷いだろ。

俺のほうも別の脳による考察反論が欲しくて書いてんだから同調されても書いた意味がなくなる。

  

からもうはっきり言っちゃうと、不同意反論を誘うような書き方をしてんの。

ねっ?ねっ?そうだよね?って。

曖昧根拠の怪しい主張をこれぐらいのプッシュ度で書くと沢山反論がもらえるんだよ。

反論沢山きたろ?

  

おれにはマジでキモいしか思えないあの男(どのエピソード見ても仕草や表情や思考の一つ一つが俺には癇に障る)が

あどけない可愛さだと言ってるブクマカ結構いて、それもどうも女ブクマカに多い。なお作者もたぶん女。

「うえー、マジかー」って思ったけどこういうコメント貰えたから書いた甲斐があるわけ。

  

でいろんなツッコミブコメに返答するのも好きなのよ俺は。

自分同意してるブコメより不同意ブコメと会話する方が楽しいだろ。

   

  

まあそんな思惑や手管まで洞察しろとは言わないんだけど

俺のそういう配慮の結果のこの弱弱しいふにゃふにゃした書き方を

同意を求めている!女だー!」っていうのはまー弱くね?

君の根拠の中では一番強いけども。

ただ女はリアルでは同意を求めてくる傾向あるけど文章だと必ずしもそうでもない。

  

 

他にも「真面目メガネくん」とか言葉選びが男のそれじゃない部分が色々あるんだけど

それは意味分からん

そもそもなんか君は付き合いのある男の階層というか学歴というか何かが偏っているというか

相当狭い「常識」「相場」を築き上げてしまっているように見える。

 

俺もインターネット戦士時代に身に着けた「相場」観は持ってるけど

それは君の何百倍も観察して努力して培っているしそんな直観だけで何か看破するってことはしない。

 

要所要所で違和感がすごいってのは伝えときます

君のはなんらかの分析洞察ではなく「僕の付き合いのある狭い範囲の男のリアルの振る舞いと違う」と言ってるだけ。

そういう意味では騙り看破道の初級者ですらない。

 

 

俺が女だって言われる傾向について

ぶっちゃけ俺が漫画感想ボケ―っと書くと「女だ」って言われることすげー多い。

コンテンツを見る場面においては心が女なのかもしれん。

漫画も女作家のものの方が好きなんだよね。それははっきり自覚ある。

 

だってラブコメとかもさあ、男性作家が書いてるともう考えてること全部わかるのよ。

見え見え過ぎて女キャラ思考や行動が全く面白くないの。

もうここまで来たら遠慮せずに具体例まで書かせてもらっちゃうけど、

山本崇一朗漫画全て、絵は可愛いけどキャラは全く面白くないわけ。俺には。

全部わかるし意外性皆無だし、なんなら自分で描いた話を自分で読んでるレベルのつまんなさがある。

 

そこへ行くと女性作家が描いてる恋愛とか女キャラは、どうしても俺の発想や感性の外だなって部分が出てくる。

それが面白い。踏み込んだ言い方をすればリアル恋愛に似てる。

異質感や他者感。

男が描いてる女キャラは俺には見え透いちゃうから面白くねーのよな。

 

少女漫画は本物のマニアと比べれば全然読んでないけど、まあ読んでる。

「うるわしの宵の月」は絵の良さの方が大きいけど、男キャラも女キャラも女が描いてるものの方が俺には面白い。

 

(で、俺が男を騙ってる女なら、「うるわしの宵の月」の話なんかすると思う?

 よほど不用心なマヌケじゃなきゃ出さないだろこんなタイトルを。つか少女漫画全般を。)

 

ブコメに出てきた「君に届け」は風早君がそこまで理想的じゃないダサいところのある高校生男子って趣向だったと思うけど

「直で告白してこない女はNG」とかのあいつの心の狭さが俺には嫌だった。

あれは女の悪い面が男に投影されちゃってるパターンだよな。

どうでもいいことで相手の心を否定的に深掘りして道義的な大減点ポイントとして裁いて気持ちよくなる心理

男にもそういう奴いねーとは言わないけどやや女に多い。

  

どっちにしろ断る癖にそういう風に相手を責めるようなこと言い出す風早嫌なやつやなーってすげーカチンときた。

それぐらいのことは鷹揚に受け止めるのが男であって、

風早あんなコセコセしたやつなのはキツい。俺もうとにかくあいつ嫌い。

正直「君に届け」は面白いとこまで限定でもそこまで名作とは思えねーわ。

 

 

女だと推理してくれたこ自体は歓迎

俺の得意分野だから「その見抜き方はちょっとどうかと思う」ってことを説明したくてグチャグチャ書いたけど

俺の書いたものに色んな反論してくれたり、人物像まで推理してくれてちゃんと文にして主張してくれたり、

そういうの全部歓迎だし有難いと思ってるよ。

 

俺むかーし特定作品を褒めたらガバガバ根拠で「これは作者だ」とか言うクソ推理披露されたことあって

それはさすがにただ拙いんじゃなくて当人迷惑な話だから

んなわけねーのがわかるような文を書いたうえでギタギタにバカにして罵った記憶があるけど

俺が男だとか女だとかは誰の迷惑にもなんねーもんな。

 

ブコメでもトラバでも複数の人が「女だ」って言ってるし、

自身漫画女性作家のものを優先的に読むぐらいだし、

なんか感性に女みがあるのは事実なんだと思う。

 

あと余談だけど

作者の性別を気にするとすぐ「偏見だ」「性差別だ」「そんなこと気にするな」みたいなこと言ってくる奴いるんだけど

いや女性作家作品の方が面白可能性高いんだから俺にとって作者の性別重要なのよ。

実際性別が違えば見てきたもの思考も違うんだから、それは作品に影響するに決まってんじゃんな。

性別が影響しないとか言ってる方がどうかしてるというか、建前主義が行き過ぎてると思う。

 

今日ダンスダンスダンスールの最新刊を買ってきたし、

違国日記完結って見たから今度まとめて買って読むわ。

  

  

増田での釣りは、よほどあからさまなものでない限り成功するので、増田での成功体験はあまり自慢にならないと思う

2023/08/19

2点あるんだけど

 

まず俺はそんなのとは質も量も全く違う。

その日の増田ホッテントリ全部俺とかやっても

「これ全部同じ人間でしょ」と気付かれたこと無い。

 

もう一つとして

作り話でブクマ300~500取るのは俺には簡単でもこの人や☆つけてる人に簡単かは別の話だよ。

できらあ!って本気で思ってるなら10回ぐらいやってごらんよと思う。

俺は「出来る」とか「簡単」とか豪語することについては何度とない実践と実績があってそう言ってる。

 

この人もたくさんそういうことを実践した上で「自慢にならない」と豪語してるならまだいいけど、やったことなくてこんなこと言ってるなら人生に臨むうえでの悪い癖だと思う。

 

 

araikacang 匿名書き込みと書いた人物リアル属性を、傾向を知るのに充分な数で確認したことあるやつなんていないだろ。本人が見破られた事ないのも、他人手法を知ってることにはならないからなぁ…。

2023/08/19

属性がわかってる文章をたくさん集めて読む、写経する、その書き方で延々何かを書く、と言う修行をするから

もちろん収集物の中に騙りが混ざってる可能性はゼロではないけどそれは沢山やってりゃ問題にならなくなる。

からすれば殆どの人について思うのはやってる量が足りないってこと。

 

ysksy “俺が増田にあらゆるプロフィールで書いた七色の作り話において、本気でやった時に見破られたことは全くない。” コピペマジレス全開な増田でそれ誇られても…

2023/08/19 リンク

そんな一回や二回じゃないから。

10回やってみなって言うのはそういう話で、

何の分野でもそうだけど「それはこうやれば簡単」と豪語する未経験者は10回やってみるといい。

 

たぶん1回目で躓いて全然思ったように出来ない。

3回なんか全然できない。

みんな10回にトライする前に投げ出すんだけど

一握りの投げ出さずにやり切った人間はやる前とは別人になってるし考えも変わる。

これ何言ってるかわかんないとすれば何ごとも10回やったことがない人。

 

parrying 大きな嘘をつくと小さい方の嘘は見逃してもらえるメソッドあるよね

2023/08/19 リンク

それは小手先の技としてはあるけど、

結局作り話はディテールに始まりディテールに終わると俺は思ってる。構成や流れで押し切るのは美しくない。

 

narukami 主観主観をぶつけられてもいずれも等しく読むに値しないというか……いやまあここはお前の日記帳だから好きにしたらいいんですけども…… 増田

2023/08/19

俺を女だと主張した増田当人なりの看破メソッド論理披露している。

から俺も「ここはおかしくない?」「ここは違うと思うよ」と具体的な反論が出来るわけ。

俺の反論主観ではわからない・書けないことを結構披露している。

 

別にどっちを信じてもどっちも信じなくてもいいんだけど

これが主観主観のぶつかり合いに見える人はそもそも主観意味を分かってないと思う。

 

ていうかここまで読んできても俺が女に見えてる人が居ればそれは

直観が相当頓珍漢って言うのに加えて「一度持った着想を捨てられない」という性格があると思う。

これは結構よくある性格推理とか勝負とかを大きく誤るのは大体これ。

 

治す方法簡単

ニュースでも何でも自分直観持ったこと書き留めておいて後で必ず答え合わせをする。

これを地道にやってれば自分直観の的中率がどの程度かとかどういう偏見があるかとか自覚するようになる。

これをやってないと殆どの人は都合悪い結果を忘れて自分直観の的中率を過大評価する。

 

 

騙り看破技術有用性について

"俺は何かを騙るとか逆にそういうのを見抜くとかに関してならはてなの誰よりもぶっちぎりで上手い" ここでこっちが恥ずかしくなってきて先を読めなかった…背中がむず痒い。こういうのは小学生の頃に卒業してくれ…

2023/08/19

いやそこは譲れないっていうか俺は十一人の筆頭だし実質的増田の王だから。 

もしも獲得ビューとかブコメ数とか出したらぶっちぎりだし、あれもこれも全部俺だぞ俺。

 

そもそもモノの価値がわからない殆どの人はこの騙り看破子供じみたアホみたいな遊びだと思ってるんだろうけど、

草の根ネット黎明期にこれより大事技術はなかった。

 

令和5年でも全く時代遅れになってもいないし、

表向き伝承者が途絶えてるだけで今でもこれはバリバリ有用技術だよ。

 

俺は殆ど大量の作り話して遊ぶことに使ってるけど、

なんらかのミーム論調を作り出して流布するとか、

逆にそれを潰すとかが出来る。

 

この価値がわかんないならもっと卑近な例で、

気に入らないネット論客()の威信メンツをペッタンコにするなんてことは問題なく出来る。

noteを売って盛んに感想RTしてるようなタイプ特にそれがやりやすい。

近づきやすいし反応を確かめながら何に反応した何に喜んだ何にオヤという反応をした、って情報収集できるから。 

 

もっとレベルな話をすると、

いい加減な文を書いてnoteにして稼ぐとかはいくらでも出来る。

レスバが強い弱いなんかよりずっと上位の技術だと思う。

 

まあこう説明してもその価値すらピンと来ない人が99%だから俺も誰にも伝承したことがないんだけど。

スジのいい人間で教えてくれって来たら喜んで全部教えるんだけどまあ来ないだろう。

 

これに限らず下らない技術お金とっても聞きにくるのに

本当に重要技術はただで教えるといっても興味持たないのが人間よな。

たぶんいろんな世界で同じことありそうな気がする。

  

  

そのほか

嬉しい反応があった。

これ元のラブコメ増田とは別人の釣りだね。ラブコメ増田に比べて文章が達者過ぎる。

音引きの使い方と表面的な文体をざっくり真似ただけじゃラブコメ増田の味は出ないよ。  

https://anond.hatelabo.jp/20230819084612

これぐらいわかってくれると嬉しいんだよな。

こういうギリギリ大人日本語として成立してる文章意図的に書くのはなかなか難しいんだよね。破綻しきってないから余計に。

よく見ている。

そうだよなかなか難しいんだよ。でも俺だ。

 

文体を変えた動機はもう書いたんだけど

反論が沢山欲しかったのがひとつ実例として使った2作者への配慮ひとつ

あとどういう文が「反応されやすいか」については総合的な状況で全然変わる。

 

それにしても君はよく見ることが出来てる。

千人に一人ぐらいの筋の良さはあるから伝承者にならないか

2023-08-15

「同じであること」とは、どういう意味か? 夏休みは圏論を学ぼう!

これは「平等」に関する観測気球だけど、結論から言えば、この増田平等意味勘違いしている。

最初に「平等」とは何か?という定義を明確にしていない時点で、誤謬だと分かる。

 

夏休みだと、もしかしたら間違いが分からない子どもいるかもしれないので、一応確認しておこう。

 

平等

動いている物体が、全て同じ運動をすることはない。

ゆえに、人間を全て同じ状態にすることを「平等」と考えているなら、それは単なる観念であって、現実には存在しない。

全ての人間金太郎飴みたいに、同じにすることは不可能

 

完璧平等は、「全ての人間に死が訪れること」だけ

全ての人間が同じ状態になるのは、止まったときだけ。

まり、死んだときだけ。

金持ち貧乏人も、男も女も、天才バカも、寿命が来たら、みんな等しく「止まって、消えていく」

誰も死からは逃れられない。

プーチンもキンペーも死ぬ。死なない人間はいない。

 

物事が「同じである」とは、どういう意味なのか?を理解する方法

夏休み増田を見ている学生は、この機会に「圏論」を学ぼう。

 

google:圏論

 

https://w.wiki/44Fo

圏論(けんろん、英: category theory)は、数学構造とその間の関係抽象的に扱う数学理論の 1 つである

サミュエルアイレンベルグ と ソーンダースマックレーンとによって代数位相幾何学基本的仕事の中で20世紀中ごろに導入された。

 

アイレンベルグマックレーンは、「構造」と「その構造を保つ対応関係」の間に成り立つ関係公理的に形式化する手法を与えた。

アイレンベルグマックレーンは、そのゴールが異なる数学的体系の間の自然変換を理解することにあると述べていた。

そしてそのためには関手定義することが必要だった。

そして関手定義するために圏が必要だったのである

 

圏論自然変換とは、物事同一性検証する上でどのように役立ちますか?

圏論(Category Theory)は、数学の一分野であり、数学構造対象間の関係抽象的に研究する理論です。

自然変換(Natural Transformation)は、圏論重要概念の一つであり、異なる対象間の関係定義するものです。

自然変換は、物事同一性や関連性を検証する上で有用な道具となります

 

具体的には、自然変換は以下のように物事同一性検証する上で役立ちます

 

1. 対象の関連性を捉える:

自然変換は、異なる圏(Category)の対象間の関係を捉える道具です。

ある対象から別の対象への変換が自然変換として表現されることにより、対象間の共通性や関連性を明らかにすることができます

 

2. 構造の保存:

自然変換は、ある圏から別の圏への関数であると捉えることもできます

この関数は、対象間の関係を保ちつつ、それぞれの対象存在する構造性質を保つような特性を持ちます

これにより、物事同一性構造の保存を理解するのに役立ちます

 

3. 同一性示唆:

自然変換が存在する場合、それはある種の同一性類似性示唆することがあります

異なる対象間の関係自然変換を介して表現することで、それらの対象性質特性について新たな洞察を得ることができます

 

4. 構造比較:

自然変換を使用して異なる対象間の関係比較することで、その間に存在する類似性差異を明らかにすることができます

これにより、物事同一性や相違点をより深く理解する手助けとなります

 

自然変換は、圏論の中でも特に抽象的な概念ですが、その抽象性が物事本質的関係性や共通性を浮き彫りにするのに役立ちます

数学だけでなく、コンピュータ科学物理学などの他の分野でも自然変換の概念有用活用されています

 

[ASIN:4046056274] 数学世界地図

[ASIN:4297131501] 圏論の地平線

 

平等であること、物事が同じであることを検証するには、自分で可換図式を書いて確認してください。

他人の理路の展開に誤りがあれば、すぐに気づけるようになるでしょう。

2023-08-13

anond:20230813204222

それはともかくさっきうpされたこアニメ見てくれ

https://www.youtube.com/watch?v=qrAGrzdli3s

まあエロと言うならこれまた今日うpされたこっちのほうが良いか

https://www.youtube.com/watch?v=FPNiZhu6Wtw

こういうエロとも艶ともつかない感じよ

この2本にオタクの大好きな趣味がすべて詰まってると言っても過言

これらを見てエロだと思うのならエロ抜きでは成り立たないと言える

俺としてはエロと言えなくもないだろうが極限まで美化・記号化された人間讃歌的な形象こそオタクが惹きつけられるもんだと思うわけよ

わかる?そのへん

ただ、エロという表現解像度が低い感じがするわけよ

んー言語化してみるなら

ピンポイントエロというよりも、エロース(本能的な愛・渇望の愛)、フィリア(関係性の愛)、それからアガペー(無私の愛)、これらが作品中の表現でビシッと決まっているとオタクは「名作だ」と感じやすい気がするな

その意味ではエロはたしかオタク趣味的に不可欠な要素って洞察は間違ってないぜ

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