「特異点」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 特異点とは

2024-04-21

ブラックホール同士を回転させながら近づけて合体させる。

どれだけ凄まじい重力でも、力が釣り合うポイントでは無重力だ。

から、そこに留まり続ければスパゲッティになることはない。

無傷で事象の地平面に侵入できるというわけだ。

そして特異点へ。

2024-04-20

ワンピースってある意味特異点だな。

一時期はなんちゃってオタクしか読まない浅い作品扱いされてたのに、

まり掲載期間が長すぎて、ライト層は勿論、結構オタクですら振り落とされていき、

今となっては時間潰しとして適当に消費する人と、最初から欠かさず追ってきたコアなワンピースオタクで二分化されてる。

私はアラバスタ編が終わった辺りでそうそうに脱落したけど。

2024-04-14

anond:20240413211118

逆に電波少年は抜群に話題にはなったけど

企画過酷すぎて特異点みたいになってる気がする

2024-02-10

anond:20240210103333

時空も離散と考えれば特異点密度無限大にならんのでは

anond:20240210073041

それを特異点という。

現在私たち宇宙理解するのに使用している理論には,いずれも適用限界があり,理論意味のある結論を返さなくなる領域数学的に導くことができる。よく知られているのが一般相対性理論における特異点ブラックホールの中心など密度無限大になる領域だ。その領域では「うちゅうのほうそく」が乱れる

2024-01-30

有名人が大変な被害に遭われててさ

から俺は増田で「さっさとありとあらゆる政治ITの大物にAI淫夢朗読させろ」って言ってたんだよ

裸にしなくていいし、世界説明する必要があるがそれくらいは日本インターネット老人会が担う気概はある

下劣だがフィクションとしての内容共有が語句の正確性を担保する形で出来てるので、軽くて重いダメージという特異点武器なんだよ

俺のパソコンHDDの容量がなくて無理だ

2024-01-29

anond:20240127123431

ミノスキー物理学ガンダム世界松本銀河ヤマト世界

どっちがより相手世界侵食できるかって話になるだけ


松本銀河場合ロマンを匂わせればほとんどの奇跡が成立する世界

第三艦橋何度でも復活し、船員は無限に湧き出てくる上、真田さんがとんでもなワイルドカード

ヤマトが勝つとすれば力こそパワーみたいな感じで順当に結果を確定させるルート


ミノスキー物理学は、ミノスキー粒子が人の精神に感応して奇跡を起こす世界後出し

ホワイトベースNTが集まった特異点のような存在

ガンダム世界は事後諸葛亮で後世の歴史家が改変できるのが真骨頂

とりあえずホワイトベースが勝って、勝った理由を後付けする勝ち方が勝ち筋だな

シュレディンガーの猫箱の次元へ持っていき、真田さんの「こんなこともあろうかと」をすべて否定して見せればいい

2024-01-27

anond:20240127094125

社会人になってから代数幾何とかウィトゲンシュタインとかは勉強しないわけ

するが

ウィトゲンシュタインはやってないけど代数幾何はブローアップして特異点解消するとかそのくらいまでは勉強したわ

2024-01-23

沖縄浜比嘉島で起きている異常事態

2021年以降、同じ場所で同じような死亡事故が続発している。

沖縄本島東側にある橋でつながった小さな島で、橋を渡り切ったところがT字路になっていて、そこに激突死している。

事態を受けて看板やクッションドラムを設置してるのに昨日また起きてしまった。

異常だと思わないか

道路工学人間工学特異点とでもいうべき現象が起きていないか

現場の様子は2022年沖縄タイムス記事によくまとまっている。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1118603

ストビュー2019年から2023年4月まで4回撮影されている。

https://maps.app.goo.gl/C9vcGMUxnnKjou6R7

2024-01-02

anond:20240102001737

ブラックホール特異点では質量が一点に集まるために重力無限大になるといわれている。

逆な。

ブラックホール質量が体積0の点に集まって密度無限大となってしまうが、物理学無限大なんてものは近似でしか存在しないので特異点と呼んで異常な点であることを示している。

無限大っていうのやめろ

ブラックホール特異点では質量が一点に集まるために重力無限大になるといわれている。

「一点」とは数学的に面積や体積を持たない点である。そこに質量が集まるとなるとたとえそれが1gだとしても重力無限大になるバグが発生する。

これはゼロ除算の結果が無限大になると無理矢理定義してしまった状態だといえる。

もし現実的質量が一点に集まるとしたらその計算方法を新たに考えなくてはならない。

そもそも無限大」は具体的な数値ではないので精確な計算はできない。

問題としてまず重力無限大ならこの宇宙のすべてに無限大重力が反映されないとおかしい。即ち特異点が生まれると同時に宇宙全域がブラックホールと化す。

しか無限大になるのはあくまで一点だけなのでその影響範囲も一点の中に収まると考えると矛盾はない。

実際に宇宙全域がブラックホールになっていないのを見るとそう考えるのが妥当とも思える。

特異点を除外した物理の考え方では重力無限大とは質量無限大に相当する。

無限大質量が集まることはないし、そんな天体存在するとすれば慣性の法則軌道を変えずにまっすぐ進む。

数学では一点は一次元として扱われる。もしかしたら特異点次元が折り畳まれ一次元になっているのかもしれない。

影響範囲限定的でない(一点に収まらない)場合は元の質量から重力計算できそうだが、そうなると特異点否定しなければゼロ除算の問題が残る。

「つまり特異点存在しない。いいね

・私の予想

E=mc²

これは質量エネルギー等価であるという式だ。

ブラックホールの中心では物質エネルギーに変換され存在しているのではないか

宇宙初期にエネルギーから物質が生まれたようにブラックホール内部の極限環境物質エネルギーになったとしてもおかしくない。

そのエネルギーの力で物質が一点に集まらないようになっているのかもしれない。

2023-12-27

anond:20231227014517

時限のイベントなどへの参加状況で手持ちの駒が変わる状況はある。

だがそれがゲーム体験上の問題にならないように、何重にも防護柵が練られているんだよ。

そもそもとして、それがユーザー間の有利不利にならないよう、ソロゲー指向に今業界は向かっている。

競技性の高いFPSMOBA系は違うが、非競技ゲーム(主に育成が軸となるゲーム)では、対戦や競争の要素が排除されている流れがある。

基本無料の、特に市場規模50%を占めるモバイルゲームの主流は、もうソシャゲ全盛の頃のようなランキング競争やらギルドバトルやらではなくなっている。

から、時限のアイテムキャラを復刻ではなく初出時に入手している、ということは自己満足しかないわけ。諦めフレンドリーな作りと言える。

その差がユーザー体験として致命的になることはないし、原神あたりは特にキャラゲー」にとどまらないよう、本編のオープンワールドが作り込まれている。

時限イベントがまるっと同じ形で復刻されることがなくとも、HoYoverseなら次はそれを上回るより作り込まれた形で似たようなイベントが開催される。

HoYoverseのゲームはその特徴として、凡百のソシャゲと違ってイベントが毎回異なる、ミニゲームシンプルゲーム並の単体ゲームクオリティのものを開催ごとに作り込んでくる、という癖がある。

ある意味では、一回逃してしまえば同じ体験が二度とできないと言えるからソシャゲのようなガワだけ変えて結局毎回アイテム収集するみたいなものよりも残念かもしれないが。

全体的に見て、そういうソシャゲガチャ特有のしんどさのようなものは、最小化するように非常によく考えて作られている。

イベント毎日やらなくても休日に一気にやればいい作りと分量になっているのもそう。

時間を奪われる日課やスタミナ消化みたいな作業要素もあるにはあるが、それにかかる時間は5分や10分で済むようになっている。

スタミナは原神の場合は21時間半、スタレは24時間放置すると溢れてしまうが、長期遊べなくても途中で一瞬でもインできれば、それを全てストックアイテムへと変換することができる。

なので通夜葬儀のような不測の拘束があったとしても、2日間くらいはゲームを離れていてもそれほど執着感を持たなくて済む。

これによって、むしろリアル生活リアルイベント公式コミュニティなどで人生を楽しむ、他人と関わることを公式が推奨する気風が生まれているし、

単純にゲームとして見ても、雑事に煩わされることがなく、一番おいしくて作り込まれているメインシナリオなどに集中できるよう工夫されている。

なお、このスタミナというのは育成素材とハクスラ的な装備品厳選のために使われるが、実はスタミナ消費にそれほど執着しなくてもいい作りになっている。

最低限のレベル上げなどは必要だが、FFで言うレベルシンク的なシステムがあるため、自分が弱ければ敵も弱くなり、進行上詰まることはあまりない。

詰まっている人はおさぼりのせいというよりも、元素反応や敵のギミックといった戦闘メカニズム理解が不足していることが主因だろう。

以前ちょっとソシャゲ界隈に触れた人が「こんなの疲れるしゲームじゃないわ」と思った部分は、ほとんどがしっかり改善・改良されている。

体質として、基本無料ゲーがユーザーを縛り付けてDAUコミットしたほうが収益が出やす構造なのはそうなのだが、

売れていて、なおかつ縛り付け体質ではないメーカーという特異点としてもHoYoverseは注目する意味がある。

ゲームリアルを完全に分離することは達成できていないが、そもそもゲームリアルの一部にすることに問題があるのか?

粗製乱造で荒稼ぎして売り逃げ、みたいなゲームリアルに組み込んで年月を共にすることは苦痛かもしれない。

けれど、ここは自社IPを終わらせたことはないし、最低10年くらいは続くと思うが、その間共にした時間がいい思い出になるよう、

ここは1年おきにゲーム内外の振り返りをユーザー個別のページを用意して丁寧に見せてくれる。

他にも多数の取り組みがある。YouTubeを見れば、いかファン還元する模範的な開発運営かが分かるだろう。

5chでさえ、ここの運営を叩く人はあまり見かけない。運営叩きが一コンテンツだったネトゲソシャゲ時代とは違う。

ゲームリアルの一部になることを恥ずかしがる時代は、もう終わりつつあると思う。

2023-11-27

anond:20231127150034

あったと認めるんだ

じゃあ「どの時代でも〜」のくだりは誤りだね

それに特異点って言っても自分の親なり兄姉が丸ごと当てはまるくらいには身近な時代だしな

anond:20231127095613

女性AEDを使わない話は、弱者男性論とフェミニズム特異点からな。

99.9% の平常な状況ではスジが通ってるのに、女性AED に触れるとたちまちロジックバグり出して差別主義に変貌する。訴訟されるリスクゼロになる保証は? だの、元を辿れば善意救命者と火事痴漢の見分けが付かないから、だの言い出す。

2023-11-24

anond:20231124154153

社会学者や人文系知識人特異点なだけ。

ここの層が最後良心だよね。

エリートこそノブレスブリージュの精神で、社会的弱者の味方であってほしい。

例えば、女性

弱い女性必死の思いで政治男性社会に異を申し立てたり、性被害マスメディアの前で訴え出たのに、

ツイッター内外で罵られたり「からかい」の餌食となる事例が相次いだ。

この女性達を必死の思いで援助したのは一部の人文学者社会学者くらいだったよ。

見て見ぬふりをした一般エリートたちは、恥を知ってほしい。

エリート主義を信じる一部リベラル派が、理解出来ない

エリート連中なんざ、権力とベッタリイコールの屑共だろ。

奴等エリート以外を使い捨ての道具と考えてる差別主義者だぞ。

老人差別成田外国人差別役人自民党議員を見てみろよ、あいつら高学歴ボンボンばっかりだろ。

科学者だって、反対を無視して原発汚染水擁護をし、

生物学遺伝学を理由に「性差がある」と嘘を広めジェンダー平等否定する。

支配者層=権力=エリート層。人権派の敵だよ。基本は。

社会学者や人文系知識人特異点なだけ。

特異点の主要な問題は時空が離散である仮定すれば理論上は解決されるのではなかったのか

2023-11-19

ポケモン主人公あの世界における特異点なのに普通トレーナー扱いみたいな空気が気に食わない

YOASOBIの新曲MV伝説ポケモンバイクにした二人の主人公が平凡な日常みたいな顔してツーリングしているのを見て目眩がした。

あれがものすごく異常な光景だってことをもう誰も認識してないんだな。

ポケモンシリーズにおけるプレイヤー立ち位置は最終的にはその世界におけるチャンピオンであり、頂点そのものだ。

しか伝説ポケモンコンプリートしてるし、各地で犯罪組織を潰したりもしてる。

ポケモン金銀におけるレッドのような伝説的な存在のものなんだ。

プレイヤーあの世界においてDQ勇者の如く冒険をするわけだが、そんな人間あの世界に何人もいるはずはない。

一人に一つの世界が与えられているから出来る振る舞いであり、それはもう特別存在なんだ。

フリーレンの世界における勇者ヒンメルが10人も100人あの世界に存在できるわけがないのと同じだ。(魔王100人いて幹部魔族が1000人いるならそれも可能かも知れないけどそんな世界はもう滅んでいるだろう)

からポケモンプレイヤーが「もしもあの世界に自分が住んでいたら」と空想する時、自分主人公にそのまま重ねたりしない。

もっと矮小存在ジム攻略していてもせいぜい5つぐらいに留めた中堅レベルトレーナーを想定するものだ。

伝説ポケモンに跨って世界を駆け抜ける本物の未来チャンピオンなんかじゃない。

俺はそう思っていたんだが、どうも最近はそうじゃなくなってきてるようだ。

違和感が凄い。

2023-11-11

無限の」を連呼するやつは無限のすごさがわかっていない

無限コンテンツが溢れている」みたいな、無数と言えば良いところを無限と言うアホ。

いかなる大きな有限よりも無限は大きい。特異点を利用したブラックホールストレージでもない限り、無限コンテンツなど存在しない。

それどころか、空間上に任意の2点を置き、この間の点の数を数えたら無限ではなく有限であるという可能性が(物理学的には)ある。観測可能宇宙無限ではない。

そうすると、なぜ人々が「無数」を「無限」と言ってしまうのか、なんとなくわかってくる。つまり数学音痴無限というものの正体を全くわかっていないから。

カントールさえ、実数濃度の無限想像して錯乱したのだから無限連呼するような奴は無限についてちっともわかっていないのである

2023-11-06

「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編

オラフ・ステープルドン

最後にして最初人類現代人類から数えて第18番目の人類進化描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットキャラクターは極めて希薄で、現代作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。

スターメイカーはそれをさらに発展させたもので、時間空間を越えて精神銀河を飛び回り、エキセントリックエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙創造した存在意図を探求する旅をする。光速限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流テレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、宇宙創造目的たる究極の歓喜の瞬間を目指すヴィジョンは美しい。残念ながら、その瞬間までには人類はとっくに滅亡していることが示唆されるんだけどね。冷えて寿命を迎えつつある宇宙必死に命をつなごうとする生命描写は壮絶。

チャールズ・ストロス

「アッチェレランド指数関数的に発展するAI10年ごとに描いた小説で、タイトル通り加速のスピードがとんでもない。最初21世紀現実世界と地続きなんだけど、21世紀半ばには進歩しすぎたAI地球解体してダイソン球を作り始め、その過程地球のすべての化石だとか地質だとかをアーカイブ化しはじめる。人類暴走するAIを止められなくて太陽系辺境に追いやられていく。その途中でエイリアンともコンタクトを取る。

これはとある一族の三代にわたる因縁話でもある。最初世代では夫がAI特異点信奉主義者コピーレフト大賛成、妻がガチガチ保守主義著作権かに厳しく、しかSMプレイ女王様だ。2代目は妻が夫を無理やり犯すことで妊娠した子どもだという、ドロドロの設定。

酉島伝法

皆勤の徒」は遠い未来地球で、地球生命体に奴隷として使役されるコピー人間の苦悩を描いている。この短篇集は優れた言語感覚日本語漢字表記とルビの可能性を拡張した造語であふれており(というか酉島伝法作品はだいたいそう)、異文化に触れたときの驚きや、似ているけれども少し違う文化に対する戸惑いが感じられる。ただし、かなり読解に力を要するので、場合によってはネタバレ覚悟世界観を通常のSF用語説明した巻末の大森望解説を先に読んでもいいのかもしれない。

「宿借りの星」とある惑星地球人類との宇宙戦争に勝利した昆虫生命弥次喜多道中記で、舞台固有名詞こそ異質だがストーリーのものは非常に読みやすくなっている。まったく異質なものを作り出すことにかけてはこの作家は他の追随を許していない。そして、滅ぼしたはずの人類がどこかに生き残っているのでは? という疑惑から物語は不穏になっていく。

野尻抱介

こちらで述べた通り。太陽簒奪者」はいいぞ。

天文部だった主人公宇宙に出ていくという意味でもすごく夢がある。

スティーブン・バクスター

まずは前述したH・G・ウエルズの「タイム・マシン」の遺族公認続編タイムシップ面白い。前作で行方不明になってしまったヒロインを救うために、再び未来に旅立ったはずが、なぜか前回とは似ても似つかない未来にたどり着いてしまう。

時間旅行のたびに歴史改編がなされ、パラレルワールドが生成されてしまうとしたら、主人公はどうやってヒロインと再会するのか? いっそ歴史を改変してしまってもいいのか? さまざまなジレンマに悩まされる冒険小説だ。

また、この著者は時間無限大という作品も書いている。これは宇宙最強の種族ジーリーを扱ったジーリークロニクルの一編だ。作中世界では、人類クワックスというエイリアン支配を受けており、それに対抗する手段を知っているという「ウィグナーの友人」という、とある思考実験にちなんだ名前を持つ謎の団体が暗躍する。主人公父親との(正確にはその再現人格との)屈折した関係に悩んでいる。作中に出てくるタイムマシンは、少なくとも現代物理学とは矛盾しないらしい。ちょうど90年代の「ニュートン」で紹介されていた。

で、確かこの作品だったと思うんだけれど、人類クワックスもジーリーという宇宙最古・最強の種族テクノロジーおこぼれで生活してるんだけど、そのジーリーでさえ恐れている存在がいる……というのがこのシリーズの基本設定。

なお、同一世界観の短編集がプランクゼロ」「真空ダイヤグラムにまとめられていることを最近知った。それに、長編結構邦訳がある。未読だけど気になる。

林譲治

短編ウロボロス波動高校生時代に読んですごく好きだった。実際にかなりありそうな宇宙探査が描かれていたからだ。太陽系侵入してきた小型ブラックホール捕獲して天王星を周回する軌道に乗せるという設定と、作中の謎解きがすごく魅力的だった。

ただ、なぜかそれ以降のストリンガー沈黙」「ファントマは哭く」が読めなかった。キャラクターの会話や背景となる政治の設定がかなり説明的で、ぎこちなく感じられたからだ。読むのに気合がいる本は、持っていてもあえて図書館で借りることで、期限を決めるという強硬策があるが、まだ試していない。

春暮康一

オーラリーメイカー」「法治の獣」。とにかく事前情報なしで読んでほしい。日本ファーストコンタクトもの第一線に立っている。とにかく奇抜なエイリアンが出てくるし、どうやら知的生命体の連合らしきもの確立されていく歴史の一部らしいのだが、この「オーラリーメイカー」という宇宙人の種族の作り上げたシステムは、素晴らしく絵になる。

H・P・ラブクラフト

おなじみクトゥルフ神話創始者の一人。前にも書いたけど、ラブクラフト作品知識欲に負けて禁断の知識に触れて発狂するか未知の存在拉致されるかするオチばっかりなんだけれど、人類宇宙の中では取るに足りない存在なんだという絶望感が僕は好き。

SFを紹介するのが趣旨なのでエイリアン地球外の神々や人類以前の種族)の歴史の壮大さを感じさせてくれるのをピックアップすると、南極探検発見した人類以前の知的種族を扱う狂気山脈にて」や、異種族図書館幽閉される時間からの影」だ。侵略ものとしては宇宙からの色」かな。ニコラス・ケイジがこれを原作した映画で主演を務めていたはず。

ダンセイニ風のファンタジー作品も好きだ。読みやすいとは言えないが、ラブクラフト全集を読んでほしい。というかアザトースの設定が好きすぎる。元ネタのマアナ・ユウド・スウシャイそのままだとしてもね。

ピーターワッツ

ブラインドサイトについてはこちらに書いたので、「6600万年革命について。巨大小惑星の中で暮らす人類と、それを管理するAI物語だ。彼らは銀河系にワームホールネットワークを作る旅路に出ているのだが、もはや地球文明が存続しているかどうかも定かではない。すでに正気を失いそうな時間が経過しているが、使命をひたすらこなしている。

管理AI人間の知能を越えないようにギリギリ調整を受けている。そのことから「チンプ」つまりチンパンジーあだ名がつけられている。とはいえ地球時間で6600万年が経過していると、「もしかしてシンギュラリティ迎えたんじゃない?」みたいな出来事があり、人間AIに対してレジスタンスというか隠蔽工作をする。バイタルを始め何から何まで知られている人類は、AIに対して何ができる?

少し条件がずれるので乗せなかった作品

アシモフの例えば銀河帝国の興亡」なんかはシリーズが進むと鋼鉄都市「はだかの太陽などのロボットシリーズクロスオーバーして行って、確かにアシモフが発表順に読んだほうがわかりやすくなるんだけど、さすがに全部読む前提で書くのはちょっとしんどかった。個人的にはアシモフ黒後家蜘蛛の会というおっさん萌え短編ミステリおすすめ英米文学地理に関する雑学が無いとわからないところもあるけど、口の悪い仲良しなおっさんの同士のじゃれあいを読んでなごんでください。

堀晃の「太陽系から3光日の距離発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ全長5380光年に及ぶレーザー光束」が出てくるバビロニアウェーブハードだなって思ったんだけど、どういう話か思い出せなかったので省いた。まずは太陽風交点」かな?

あと、SFじゃないんだけどマン・アフター・マンあたりも未読だったのでリストに入れなかった。人類グロテスク進化という意味では、上記条件は満たしていたと思う。フューチャー・イズ・ワイルドは読んだ。

ダン・シモンズのハイペリオン四部SF全部乗せだし、AIの反乱だとか人類進化した宇宙の蛮族だとか愛が宇宙を救うとかとにかく壮大なんだけど、とある場所増田では評判の悪い(?)夏への扉以上に男性主人公に都合のいい描写があるのが欠点。あと、それ以外の作品もっと男性に都合がよくなっていて、保守的な僕もちょっと「おや?」って感じた。でも、「三体」にどっぷりハマった人だったら好きになると思う。「三体」よりも前の90年代SFから時代背景を知ったうえで、加点法で楽しんでください。

あと、全然エイリアン宇宙SFじゃないんだけど、今注目しているのは空木春宵で、この人は東京創元社の年間傑作選やGenesisですごくいい作品を描いてる。どれもいいんだけど、たとえば地獄を縫い取る」アリスとの決別」「allo, toi, toi」に並ぶロリコンペドフィリアを扱った名作に並ぶ。

エイリアンSFも出てくるけど、世界の中心で愛を叫んだけもの」「ヒトラーの描いた薔薇ハーラン・エリスン人種差別を扱った作品も書いていて、これもいい。穏健派黒人男性テロリストに転身してしま作品はつらい。とかくエリスン絶望と怒りは若い人に読んでもらいたい。

Q. 選んだ作家日本人・欧米人男性に偏ってない?

自分が一番SFを読んでいた時期は、今と比べて女性作家が推されるずっと少なかったし、さら自分古典を好んで読んでいた。アジア作家が紹介される機会も少なく、そういう意味では感受性のみずみずしい今の若い読者がうらやましい。

後は、女性作家で今回のテーマである宇宙を扱った作品男性よりも少ない気がするのだが、よく考えてみればル・グインハイニッシュ・ユニバースがあるし、ティプトリー・ジニア「たった一つの冴えたやり方」で始まるシリーズがある。スペースオペラでは「叛逆航路のアン・レッキーもいることだし、単純に探し方が悪いのかもしれない。

最近短編ばっかりで腰を据えて長編を読んでないな。銀河系で忌み嫌われた人類の唯一の生き残りが活躍する「最終人類とか、面白そうなのがいっぱいあるので、そのうち読みたい。

というか、僕の選んだ作品の他にもっといい作品を知っている、勧めたいという方は、どんどんトラバブクマ追記していってほしい。

気が向いたらまたなんか書きたいな。まだおすすめしたいSFもあるし、池澤夏樹世界文学全集を9割読んだのでその感想も書きたいし、かなり疲れるから数ヶ月後にはなるだろうけど。

みんなでやろうぜ増田ビブリオバトル

前回

【翌朝追記あり】劉慈欣「三体」の好きなところと微妙なところについて

前編はこちら

追記

「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・追補編

はみ出たのでこちらに。

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