はてなキーワード: 教祖とは
そのエロい絵を描くのが得意な人が、ある日自分でシコる用にその(主にエロ方面に)秀でた画力をフル活用し、最高のおかずとなるエロ絵を描き上げた
そのエロ絵は公式からエロ描いちゃだめよ!と言われてるコンテンツ、まぁ名前を出すとウマ娘とかそういうコンテンツだったり
はたまた現実でネタにするとマズいモノ(不謹慎な例だけどオ○ム真理教の教祖が女を犯して回るとか、そういうやつ)だったとする
しかし、その絵描きはあくまで誰にも公開するつもりもなく、ただ自分でシコる為だけにその絵を描き、誰にも公開しないつもりで画像データをローカルフォルダの奥底に、もしくはそれを描いたノートを机の奥にしまい込んだ
時折シコる為にそれを開いて自己満足(オナニー的な意味で)する、それだけの為に
しかし、ある日彼の家に泥棒が入りその禁断のエロ画像が描かれたノートを盗まれたり、クラッカーにPCをハッキングされ禁断のエロ画像も流出してしまった
まもなく、その泥棒によってスキャンされたり、クラッカーからP2Pだのなんだのにばら撒かれた禁断のエロ画像がネットに広まる事になる
有識者(と言う名のオタク)はその画風を見て一瞬で「あの超絶有名エロ絵師の○○さんの絵じゃん!!」と、その禁断のエロ画像の作者を特定する
さて、悪いのは誰になるのだろうか
描いてはいけない題材でエロ絵を描いた彼なのか、それとも悪意をもって彼から泥棒を働きそれをばら撒いた奴なのか
ロシアの高官やプーチンは本間雅晴のように前もって裁判やって処罰されていれば一事不再理の法原則で裁かれない
教祖も地方都市を買収してもろもろの裁判を先に一度終わらせておけば二度目に裁かれ死刑になることは無く今も教祖でいられただろうに
同じように感じることができる人間が共感を生み、志が一つになることが流行を生んだからだ。
もちろん、ここには伝える者と伝えられる者という絶壁があるけど、価値のあることを模倣でき集団として成長することができていた。
月日がたち、模倣できるとインターネット上にばらまかれる時代になった。
同じようにやればお金が稼げる、人を集められる。
伝える者と伝えられる者に模倣不可能性がなく、同じことを言っていれば究極的には誰でも教祖になれるわけだが
必ず、ねずみ講のように上がいる。
しかし匿名性によってばらまかれた情報は伝える者と伝えられる者との関係を壊し
これによって情報は真の自由を得た。(匿名性"は誰によって"ということを徹底的に潰した。)
トップダウンから伝えられる情報は、ネットワーク図のように情報を得ることに変化した。
情報は自由を得たが、情報をメンテナンスする人はいなくなった。
伝えることと伝えられる者の差異は少なく、模倣可能性があるためだったが、
模倣可能性によって作られた低品質な情報を取得し続けた人たちは、
模倣不可能性によって高められた質の高い情報を求めるようになったのだ。
これは特に新しいことではない、閉鎖的な空間によって情報を閉じたカゴの中に入れたのだ。
本来の姿に戻ったと言っても良いだろう。
情報を紐で結んだのだ
情報の匿名性を信仰する者たちが、庇護者の名(またはサイト名)によって情報を囲った。
おそらく、情報の匿名性を信仰するも達にとって都合がよかったのだろうが(究極的には最悪だが)
情報の匿名性を庇護するものたちは、自分が庇護者であることに気が付いていない。
つまり簡単に辞めてしまうし、模倣不可能性という果実に簡単に手を伸ばしてしまうだろう。
情報の匿名性を庇護する者たちによって、支えられていた点を考えれば
模倣可能性に価値のあった時代というのは、そもそもが根本的に矛盾していておかしかったのかもしれない。
私はその時代を忘れることはないだろう。