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2024-11-18

周りに自称発達障害が多すぎる

ちょっと自分が生きづらいからと軽々と病気障害といったワードを使わないで欲しい。

いやいいんだ、それで心が軽くなる人もいるだろうから

自分は発達だから色々失敗するのも仕方ない」とか「軽い鬱になってるから今日寝坊はしかたない」とか

そんなので前向きになれるなら嘘でも思い込みでもいいと思う。

ただ、思うだけにしてほしい。

人に話さないでほしい。

というか私に話すのをやめてほしい。

人の苦労話を聞くたびに、貴方より私の方が苦労していると思ってしま自分がとても嫌で、人に優しくなれない自分が嫌いだ。

苦労を人に話すことで心のわだかまり昇華させる作業、誰にだって必要だと思う。

ただ、それに私を使うのをやめてほしい。

慰めてもらうためにいか自分が不遇であるかを並べ語る人間の姿が本当に気持ち悪い。

2024-11-15

anond:20241114141925

ゆびきさミルクティ

三角関係だった主人公が幼馴染少女の方を選び二人で旅行に行って初体験してラブラブハッピーからの衝撃の最終回

えっ?なんで?こいつ頭おかしいの??混乱が止まらないまま「おわり」の文字に迎えられ放心する

タカハシくん優柔不断

ラブコメ漫画風刺し毒づく作風は今読むと、その手の漫画への嫌悪憎悪がこもりすぎて痛々しいのだが

最悪の別れをした元恋人大人になってから再会し今の俺ならやり直せるかもと駆け寄るもとっくに他の男と結ばれていましたエンドを秒速5cmより先にやっていて、エモ系の範疇であるあっちよりも露悪的で最悪な気分にさせてくれた

なるたる

敵が地球のあちこち核兵器を打ち込んで人類ボロボロです

でも主人公はずっと抱えていた自己否定から解き放たれ、その元凶であった母とのわだかまりも解け、どこかよそよそしさのあった友人とも真の友達になり、密かに想いを寄せて続けていた好きな男の子告白することもできました

前話がこれで、これはギリハッピーエンドにいけるのではないか……そんな想像を全て打ち砕きみんなダメになる

とりかえ風花伝

商業連載が打ち切りになり、同人で続きを描いていたら評価されて単行本商業出版できたという異色の作品

織田信長祖父時代落ち目の国の姫君と、アルビノ故に親に捨てられ野山で育った野良侍が「君の名は。」する戦国ラブコメ

入れ替わりものの設定を生かした、ハッピーエンドかバッドエンドかわからないあの衝撃的なオチは入れ替わりもの好きにはもっと知られていい

日出処の天子

未来予知のできる主人公が、どうせ何をどう頑張っても俺の子供たちは途上で惨死して係累は途絶えると知りヤケクソになって地面を割り、

知的障害者幼女セックスして「そなたは私の子を産むかも知れぬな」とつぶやいて終わる

なんだよこれ

緋色椅子

夏目友人帳作者の前作にして、打ち切りで終わった作品で、そのトラウマから夏目はやたら連載が長引いているのだろう

辺境の村で共に育った少年少女少年が実は貴種漂流していた王の実子と判明し王都に招かれ即位

田舎の村にも若き王の善政は聞こえ、少女は誇りに思いながら王都へ行きパレードから新王を仰ぎ見るが、全くの別人が王をやっていて「誰だてめえ」と叫ぶところから始まる

かに急ぎ足ではあるが打ち切りとは言われなければわからないぐらいに上手くまとまっておりエモさの大爆発だった

2024-11-12

異星人遭遇のぐち

人間関係的に穏やかな環境で快適に生きているので、たまに遭う、自分立ち位置の外側にいる異星人に戸惑う。最近久々に遭遇して、心の平穏自分もびっくりするくらい乱されているて、布団に入るとモヤモヤ考えてしまって寝つきが悪くなり実害が出ているので、自分のためだけに書き散らかす。

知らないやつだが、気に入らないことがあったようで、本当に出会い頭にキレながらすごいテンションでつっかかってきた。

俺の住む世界ではこういう時、つまり何か気に入らないことがあってそれを相手に伝えるときは、とりあえず穏便に要求を伝えるところから始めるのが普通で、うまくいけばそれが一番精神的にも物理的にもコスパが良いと思っていたので、出会い頭のこれにはマジで面食らった。それで不覚にも臨戦体制になってしまった自分がアホだった。

そのあとはとにかく罵詈雑言で、非常に幼稚だが人をこき下ろすのが本当に上手い。実際すごい頭にきた。

自分絶対正しいと思っている態度もすごい。その感覚も俺の住む世界では理解できない。まあそこまで自分勝手じゃないと出会い頭に怒鳴ったり煽ったりとかできないと思うが。

これまでそうやっていきなり怒ってみたり、嘲けってみたり、バカにした態度をとることで相手を威嚇するか、呆れさせて要求を通してきたのだろうか。成功体験があるのか?よくわからん。この煽り誰得じゃいと思ったが、とりあえずなんか楽しそうだったのでそれもムカつく。人を煽るのが楽しいのか?アホか。

動画とかも撮ってきたし、嫌がらせのしかたが手慣れてる。俺はデータ相手の顔とか残るのも嫌なんだけど、まあ綺麗事では飯は食えないんだからあっちのが上手いんだろうな。知らんけど。

結局仲介に呼んだ警察が来るとなんかスンとしていたが、それでも、いや俺まだいけます、みたいな感じでそれもムカついた。

書いていて思ったが、中学高校の時はこういうのが同級生にいたわ。すげーウザい煽りをするやつ。当時も無茶苦茶効いてた。死ぬほどムカついてた。つまり体は大人の逆コナン煽りを喰らっただけっぽいんだが、ちょっと知恵つけてる分なおさらウザい。そして、そのガキの煽りが当時と同じく効きまくってしま自分の変わらなさが嫌になる。

そいつとはそれっきりだが、警察は、ああやって突っかかって煽って何かあったら金をせしめようとする輩が、世の中には本当にたくさん居るから気をつけろと言われた。警察的にはちゃん相手の方がヤバいやつ認定だったぽいのでそこはまあちょっとありがたかった。いやまあ、実際突然キレかかってくるヤバいやつなんだが。そういうお仕事の人だったか?後からアドバイスで言われたが、ほんと逃げればよかった。

近所で遭遇したのでまた会うかもしれんと思うと気持ち悪すぎる。あとやつの煽りが効きすぎて今でも心にわだかまりが残っているのがマジで嫌だ。ああいう異星人(異星人に失礼だが)と事故ったら世間の人はどうやって心の平穏回復するのか本当に気になる。こんなに不愉快さが残るのは最近だとバリウムを飲んだ時以来だ。

なんか書くとちょっとスッキリするかもと思って書いてみたけど、あんまりスッキリはしないな。なんとかならないかな。

仕事でああい大人ガキと接触する可能性がないことはないんだが、社会的関係性によるバリアがあるから全然気にしたことなかった。いざ私生活事故ると本当に辟易するし、ダメージの大きさにビビる。結局環境のおかげで穏やかに暮らせていたけど、自分の性分が変わっていないことがわかって嫌になる。ああいうのと日常的に隔てなく接しなきゃいけない警察とか中高の教師って本当にすごいなと思う。ほんとに頑張ってほしい。

2024-11-08

あるソシャゲを辞めなきゃいけなかった理由

もう辞めたゲームにまだ苦しまされている。

しかった思い出が裏返って心を蝕まれている。

2024年は呪われているんじゃないかと思うくらい事件が多発した。

アニメがあまりにも酷すぎたことや、退社したメンバーによる盗作問題ゲーム内のグズグズなシナリオスケジュール。どれをとっても褒められたものじゃない。

これに呆れたユーザーが別のゲーム流れるのは至極当然のことであり、現に私もそうなってしまった。

問題なのは嫌な辞め方をしたせいで個人的わだかまりが残ってしまたことにある。

言葉いくら割り切ったとしても、一度は楽しんだコンテンツがこうやって朽ち果てていく様子を目の当たりにするのは、屈辱的で精神的に摩耗してしまものである

次々に色々な人が私と同じように他のゲームプレイしたり、FAを描き始めているのがここまでキツイものになるとは思わなかった。

自分が辞めて他にプレイしろなんてのは身勝手ことなのは確かだが、衰退していくのを別角度から実感してしまうことが苦痛しかない。

まだどこかで捨てきれない思いがあると同時に、昔の女を引きずってる情けない人間になってしまっている。

まり、辞めたというよりは逃げたというのが正解になる。

これ以上オワコンになっていくモノに付き合うのは御免だ。

からこのゲームはもうやりたくない。

こういう思考になったのも単純にゲームだけを楽しむのではなく、その枠を超えたエンタメとして楽しんでしまったのが原因になる。

今まで楽しませてくれてありがとうなんて言えない。

ここまで苦しませるなら、はじめからまれてこないでほしかった。

それがこのゲームに言える感想になってしまった。

2024-11-01

anond:20241031161601

ただ、自分たちがその辺の工員の10倍の給料を貰ってる事だけは絶対黙っとけと言われてたので、交流しながらずっと心にわだかまりがあった。

これはどの職場でも同じ。

金の話は火種になるし、その火種大元である自分トラブルに巻き込まれるのは確実。

よく若手が大学の知り合いと給与の話で比較とかしてるが止めとくべき。

2024-10-31

F井電機の思い出

昔の職場が派手に爆発四散したので思い出を語ってみる。

とっくの昔に退職たから、今回の件の内部事情全然知らない。

期待して開いた人はごめんね。


大学の推薦で選考受けた。

写真やってたかカメラ関係メーカーに行きたかった。

一次面接で志望理由説明したら「うちカメラやってないけど?」

募 集 要 項 に 書 い て あ っ た ん で す け ど ?


調べてみたら2ちゃんねるブラック企業リストにも載ってた。

大学の推薦で受けてるから無碍に扱う事も出来ず、真面目に選考受けつつも落ちる事を祈っていた。

無 事 採 用 。


リーマンショックの影響が色濃い時代だったので、内定出ただけマシかって事で入社

本社入社式と新人研修だけ受けて、そこから中国工場に3か月間放り込まれる。


F井電機は「FPS」と言われる生産方式採用していて、カンバン方式カイゼンによる効率化が特徴。

要は昔えらい人たちがトヨタ工場研修を受けて「すげぇ!」ってなったトヨタ生産方式(TPS)をまんまなぞってるだけ。

FPS無限改善」とか言ってたけど「無限ではねぇだろ」といつも思ってた。

このFPSを学ぶために新人中国工場ライン工として送り込まれる。


工場広東省のド田舎にあるので娯楽はなく、自動的工場の寮に缶詰状態になる。

休みの日はたまに先輩が深圳に連れてってくれたりはあったけど、基本的工場周辺の飲食店スーパーに行くぐらいしか出来なかった。

工場で一緒に働くのは更にド田舎から出稼ぎに来てる兄ちゃんちゃんで、自分中国語話せなかったけどメモ帳漢字筆談で割となんとかコミュニケーションできてた。

無愛想な人もいたけど、フレンドリーな人も多くて異文化交流が楽しかった思い出がある。

ただ、自分たちがその辺の工員の10倍の給料を貰ってる事だけは絶対黙っとけと言われてたので、交流しながらずっと心にわだかまりがあった。


肝心の研修の方は、まぁキツいながらも面白かったかな。

ただ、それ以上の学びはそんなになく「こんなに金と時間かけてやるほどの研修か?」と思った。

研修の終わりに配属希望を聞かれたので、ライン担当していた製品部署希望した。(当然カメラじゃない)

最後送別会では白酒をアホほど飲まされ、みんなで寮のロビーで死んでた。掃除のおばちゃんごめん。


で、本社に戻って配属先発表。

全く別製品部署に配属が決定。

流石に3か月も工場にいるとその製品について詳しくなるわけで、それを活かす部署に配属されるのかと思いきや、全く別の部署

いよいよ何のための研修だったのかわからなくなる。


部署に配属されて、先輩のもとOJTで色々と学んでいった。

人に関しては良い人が多かったかなーと思う。

ただ、雑談で話す内容が基本「社内の噂話」「ゴルフ」「女」「酒」ばっかりで、全然水が合わなかった。

技術職ってもっとオタクがいるのかと思いきやめっちゃ体育会系

そういう意味では情に厚く面倒見のいい人が多かったかもしれない。

飲み会の後に興味ないおっパブに呼び出された挙句自分の分自腹で払わされたのは未だに納得してないけどな。


仕事の方は流石にアレコレと具体的には書けないけど、とにかく会社ケチだった。

年間休日数は業界内でぶっちぎりの最下位祝日のある週は土曜出勤ってパターン

出勤日数多いか給料いかっていうと全くそんなことなはい

しか残業代はフルで出てた。定時は22時みたいな感じだったけど満額支給だった。謎。


仕事で使う文房具や工具類は買って貰えないので基本自腹。

外注するような部品は流石に経費申請するけど、ホームセンターで買えるような材料は自腹。

外注先への見積もり依頼も基本的相見積もりを取って、必ず価格交渉するようにと厳命されていた。

地元のおじいちゃんがやってるような町工場に毎回価格交渉するのが本当に嫌だった。

良い仕事してくれる相手を買い叩こうとする会社が嫌いだった。

挙句、値段だけみて中国の激安工場発注して、とんでもない品質で上がって来た部品社員が手作業リワークすんの。バカかと。


そういえば、全国にある某施設に収めた製品不具合があるのが分かって、暇そうな社員集めて全国修理行脚するなんてイベントがあった。

北海道沖縄案件に誰が行くかでザワザワしてた気がする。

自分青森担当になって、往復の飛行機ホテル2泊の事前申請?をしたんだけども、

「往路は丸一日かけて青森まで新幹線で行ってください」「復路はホテルに泊まら夜行列車で帰ってきてそのまま出社して下さい」って言われた。

行きはバカみたいに時間かけて行くくせに、帰りそんな急いでホテル代までケチ必要あるんか???(帰着日に急ぎの案件があるわけでもない

ちなみにその夜行列車普通に遅延したので、出社したのは朝の予定が昼過ぎ。なんなんだよ。

出張の時はどれだけ時間かけてもいいから1円でも安い交通手段を探せってのがルールになってて、人件費って知っとる????って感じだった。本当にアホ。

自分が辞める直前の頃は業績も悪くて出張行くのは管理職以上ばっかりで

その管理職自身役員が納得するような安い飛行機めっちゃ時間使って探すような状況だった。あのさぁ人件費って(ry


まぁ、こんな感じで人にもモノにも金払い悪いし、本当にセンスないなって思った。


あと、おじいちゃん会長自分会社を好きすぎ。

会長が本書く度に社内で配ってた。誰も興味ないのに。

「業績悪いかボーナス減らすね」って言いながら自分の功績をまとめたWebサイトとか社史とか作ってた。マジそういうとこやぞ。

社長から会長になっても、新社長の影が超薄い。裏で牛耳ってるのは結局会長

社内行事があっても「会長は、会長でないと対応できない案件のため欠席です」ばっかり。

波乱万丈なAV機器業界で90歳のおじいちゃんが舵取りしてて生き残れるわけないじゃん。


辞める決意をした一番の理由やりがいの無さだったかな。

自分設計したもの工場で量産されて市場に出ていくのは確かにおもろいよ。

でも、

自分日本設計して、

行った事もない中国工場で量産されて、

アメリカのどこぞのウォルマートで売られて、

全然知らん人達が手に取っていく

って一見すると技術者として幸せなようで、全くやりがいがなかった。

自分仕事がどこにどう繋がってるのか、自分の目や肌で感じる事が自分の中では大切な事なんだなって気付いた。

から辞めた。


会社ものづくりしても何も面白くねぇわ!!!ってなって、今は全く別の業界で生きてる。

辞める時は上司が「そんなんで世間通用するとは思えない」って言ってたけど、普通に年収増えてるしノー残業だよ。

一緒に仕事してた人たちはどうしてるだろうなぁ。無事に逃げられてたらいいけど。

追記

嘘松認定されてて草

まぁ話半分で読んでくれたらいいよ。

編集画面開いたついでに小ネタ書いとくわ

2024-10-16

anond:20241015205456

もともと会津藩領民から嫌われていた。親藩で家格が高いため石高以上の出費があり領民に重税を課していた上、最後藩主松平容保京都守護職に任じられるとその負担さら年貢が上昇、会津戦争でも農民新政府軍側について会津藩士と戦ったぐらいだった。

明治維新後も会津藩士に対する反発からヤーヤー一揆という大農民一揆が起きた。明治政府会津藩士に会津に留まるか、青森県下北半島に新たに藩を作って移住するかを選択させたが、地元で嫌われていた会津藩士たちは下北半島への移住選択斗南藩が新設され会津藩士は斗南藩士として下北半島移住した。

会津地方一般人会津藩士と自己同一化して薩長に恨みを持つようになったのは、戦後会津若松市が戊辰戦争史跡観光資源化しようとして会津藩悲劇郷土史として広めたのと、司馬遼太郎小説が原因。

から会津薩長わだかまりなんてもともとなかった。

2024-09-24

anond:20240924201518

元をたどると銀行の大量合併が発端。他行の賢いやつらは合併するときどっちかの銀行銀行システムを片寄したからその時のベンダーメンテできた。

みずほの糞は合併するとき3行のシステムキメラ融合して頭3頭あるドラゴンが生まれてそれぞれの頭がほかの頭を攻撃するようなバカな縦割り行政みたくなった。

今時点ではわだかまりほとんど無いと聞くが合併当時の副作用がずっと残ってる

2024-09-21

anond:20240920223502

なんか不思議ね。

姓の選択以前からわだかまりがありそうな気もするけど、それまでの親子関係がわからいから、よくわからないや。

孫の顔が見れなくてもいいのかな。

他には兄弟はいるのかな。

2024-09-15

子供が欲しい人と結婚してはいけない

子供が欲しい人全般がだめなわけじゃないけど、結婚したい理由が「子供が欲しいから」な人はだめだ。

もっと言うとそのためにアプリ相談所で婚活してる人は本当にだめだ。

若くてこの状況に陥ることはあまりないだろうから30代以上を想定して書く。まあそもそもこの年齢まで結婚できていない時点で結構難ありなことが多いけど。

婚活市場結婚相手を選ぶとなると、多少の妥協必要になってくるわけだが、これがよくない。

子供が欲しい」という、そこそこ時間制限のある目標をもっているので、結婚できるなら妥協してもいいかも、、、という範囲が広くなる。期限に迫られ焦っている婚活中は特にこの感覚が鈍る。

マッチングしてデートした人たちの中から一番いいと思った相手結婚するにしても、全ての要素が誰よりも優れていることはそうそうないので、何人か候補がいた中で、例えば年収はあの人の方がよかったとか、そういうわだかまりを多少なりとも抱えながら結婚していく。

夫婦生活で何か問題が起こったときに、「妥協して結婚してやったのに」とか、「あっちと結婚しておけばよかった」とか思ってしま余地を残して結婚することになる。

そしていざ子供が産まれると当然トラブルは増えるわけで、後悔する頻度は増えていき、結婚相手へのストレスは蓄積していく。

最終的には、「欲しかった子供は手に入ったし、もうこいつは用済みである」ということになる。

子供が欲しくて婚活する人」はここが怖い。結婚子供を手に入れるための手段にすぎないので、子供が手に入ると、夫婦生活を維持する必要性は薄れてしまう。

離婚するにしても、妥協して結婚してまで欲しかった子供なので、親権は譲れない。

夫婦の両方がこういう人間だった場合、泥沼である

これで崩壊した夫婦が知り合いに数組いる。

子供欲しさに婚活すること自体否定するわけではないが、本当にその相手と「家族になりたい」のか、仮に子供ができなくても愛せる相手なのか、よくよく考えるべきだろうと思う。

2024-09-12

女の不倫は"下着"だ

不倫を疑ったら下着入れを毎日確認する。女は男ができると新しい下着を買うか普段つけない下着を選ぶからだ。特にショーツは変化が現れやすい。

まずは下着位置関係普段使っている下着を把握する。勝負下着は奥にあることが多いので、その下着がなかったり位置関係が崩れたら怪しさ満点だ。別場所に隠していることもあるので、隠せそうな場所は洗いざらい調べる。クローゼットが一番可能性は高いが、あなた普段見ない場所も徹底的に調べる。このとき、物色前の写真を撮っておいて、元通りにできるようにしておく。女は領地の繊細な変化に気づきやすい。

嫁とセックスレスが続いていて新しい下着があったら98%黒だと思っていい。女がどんな言い訳をしたところで、脱がされた自分を想定して買うのが下着からだ。そして、新しい男がいないと無頓着になるのが下着だ。匂いも嗅いでおこう。柔軟剤の違いで使用前後がわかることもある。

また、前述の理由から下着を買うのが趣味という嫁も不倫素養があると思っていい。下着を買いまくる女は性欲が高まっている。それが真理だ。下着は脱がなきゃわからないものだ。年がら年中一緒にいて、何もかも見せあった旦那のためだけにそこまでコレクションする必要はない。少しのわだかまりでその性欲は外部に向くだろう。

あなたの嫁はどうだろう?そして、不倫しているあなたはこの説をどう思う?女の不倫下着にすべて現れる。どこまで用意周到な女であろうともだ。

2024-09-11

寝取られの時限爆弾

異性の友達が多かった。

なので、飲みに行く予定の半分は異性の友人とだった。

当然その友人たちと変な関係になったことは一度もなくて、お互いただ友人として、馬鹿な話をする日もあれば真面目な話をする日もある、そんな関係だった。

特に彼女から文句を言われたこともなかった。

自分がそんなだから、逆に彼女が異性の友人と遊びに行くのも特に縛らなかった。

高校からの付き合いだから彼女の異性の友人が俺の知り合いであることも多かったのも理由の一つだと思う。

そんな感じで、お互いがお互いを特に縛ることもなく、ある意味では友人の延長のような感じで関係を続けてきたと思う。

そんな彼女と2ヶ月ほど前に別れた。

理由という理由はなくて、一緒にいて楽しいとは思いつつ、一方で結婚とか子育てとかを考えた時に、難しいんじゃないかなという結論に2人で至った。

話のテンポは合っていたと思うけど、ものの考え方や意思決定プロセス、育ってきた環境なんかは結構違うなとお互いに思っていて、無責任楽しいだけの関係としては理想だったかもしれないけど、お互いの人生を背負う関係になるには向いてないよなと薄ら思ってたんだと思う。お互いに。

日高校の友人と飲みに行った。

その飲みの中で、彼女高校の頃の同級生浮気していたことを教えられた。よく彼女とサシで飲みに行ってた奴だった。

高3のクラスが同じで、文化祭の劇でカップル的な役を演じてた2人だったから元々仲が良かったのは知ってたし、大学も同じだから卒業後も関係が続いてるのは知っていた。そこまで関わりはないけど俺の知り合いでもあって、ノリが良くて面白い奴だと思っていた。

半年くらい前からそういう関係だったらしいし、その同級生は色んなところで吹聴して回ってたらしい。

当たり前だけどその同級生コミュニティには俺の知り合いもきっとたくさんいたはずで、その知り合いたちにも「こいつ寝取られてるんだな」って思われてたんだと思うと死にたくなる。

さらに最悪な話だけど、その男と今付き合っているってことも聞いた。マジで吐きそうになった。頼んだ砂肝に出がつけられなかった。

ももう別れて2ヶ月も経って、この怒りと失望をどうぶつけていいかもわからなかった。

友人は「信じられないし、軽蔑する」と言ってくれたし、部活の同期の中でもめちゃくちゃ陰で気持ち悪がられてたらしい。当たり前だろ、俺も同じ思いだわ。だけど、そんなこと言われても何も救われないんだよな。6年付き合ってたじゃん、それでこんなことあるかよ。6年も一緒にいて今更浮気かよ。

そんな終わってから2ヶ月も経ってから寝取られてたのが発覚して、今更どうすればいいんだよ。なあ。

あーーー、ダメだな、勢いで描き始めてみたけど、こんな長文書いたこともないし、なんか纏まらないし構成もめちゃくちゃだわ。

何がしたいんだろうな、こんなん書いて。

なんか上で本当はもう元カノなのに、なんか「元カノ」って書いてしまうのが嫌で、今でも「彼女」と表現してしまうところとか、もうこの文章を書いているだけでも本当に情けないくらいに未練を感じてしまうな。

2人でいる時によく見てたこサイトで想いを綴っているのも結局はどこかで見てくれないかなって、これをきっかけにLINEでもしてくれたりしないかなって思ったからなんだよな。Twitterでよくこのサイトを取り上げてるインフルエンサーに取り上げられて、ガレソ経由で見つけてもらえないかな〜とか考えてるんだろうな、俺は。だから書けもしないのに文章書いてみたりして、本当に何してんのかわからんし、書いてる今も涙止まらんし、やっぱり思い出しちゃうし、悔しい思いもあるし、それ以上になんか何も気づいてなかった自分が情けなくもなるし。

わざわざ部活で陰口いわれてるのを本人に伝えて、別に俺はなんも変わらないのにな。傷ついた分傷つけたいんだろうな。そして傷ついてる自分を見せて少しでも罪悪感を感じて欲しいんだよな、胸の中に残る後味の悪いわだかまりでいいから、少しでも記憶に残ってたいんだよな。

だめだ、本当に。

女々しすぎるな、我ながら。

でもやっぱり一緒にいて楽しかったし、好きだった。

そこは変わらないし、感謝はしてるよ。

微妙な終わり方で上手く伝えられなかったけど、感謝してる思いも伝えたかった。ありがとう

感謝も大きいからこそ、本当に許せないし、一生許さないから。

2024-08-23

離婚したワイ(40歳)、もうすぐ2歳になる娘がおるんやが、はてな有識者に問いたい。

親権相手方で、娘と面会できるのは月に1回。

種々のわだかまりが残る離婚ではあったが、今となっては限られた機会の中で、娘にこの先何を伝えていくことができるかのみです。

ワイのつたない経験則として最も重視していることは、経験に勝るものは無いということです。

勉強ができるとその分、より多くの物事を吸収できるという側面もあると思うが、それよりもまずは百聞は一見しかず、ジャンルわず経験値を積み、そこからまれ想像力の方が個人的には有意義だと思っている次第。

増田はあまり勉強はできないが、スポーツ音楽映画読書デザインファッション旅行など、勉強以外のカルチャーとも呼べる領域特に未成年の間にそれなりに触れてきたお陰で、今を楽しく生きることができています

特に音楽映画読書に関しては脳を大きく刺激され、とりわけ読書については多くの刺激を受けました。

そこで増田は、小さな子どもにとっては、まずは「漫画」が手に取りやすいのかなと思いました。

しかしながら増田はこれまで漫画にはあまり触れてきていません。

前置きが長くなりましたが、有識者の皆様にお尋ねしたいことは、小さな子ども女の子)におすすめ漫画はありますか?(適齢期っていつぐらいなんだろう)

あと、こうしたカルチャー経験値の積み重ねが最上位だよ、という増田独りよがり違和感を感じた場合、「***では?」といった包括的なご意見なども拝読したいです。

よろしくお願いします。

追記

子どもが内容を理解できるようになるまであと数年はかかると思いますので、趣旨としては「幼かった頃の自分に教えてあげたい漫画」といったご意見を頂けると有り難い限りです。

増田はこれまで面白いと思った漫画が、浦安バガボンド稲中くらいしか知らないもので、この機会に漫画喫茶などで読んでみたいという思いもあります

追記2】

たくさんのコメントを頂いてびっくりしていますありがとうございます

あと言葉足らずが多く申し訳ない。。

今の娘の年齢&月1回の面会では増田のことも誰か認識していないようなので、父親と分かるようになる頃合いにはぼちぼち漫画も読めるようになるかなといったニュアンスでした。

漫画一択という訳ではないのですが、読書体験というフィールドでご意見を頂きたかった次第です。

一緒に本屋に行くのは楽しそうですね。皆様のお陰でその時に候補をいくつか教えてあげられそうです。

絵本は同居していた際になるべく買ってはいたのですが、最近は渡していないです。

元妻さんに相談しながらというのは大事ですね。

本人の希望を最優先にして、目的手段を履き違えないように注意します。

ありがとう

追記3】

ここまで伸びて驚愕です。

漫画という限定したフィールド固執していた訳ではないのですが、気分を害された方には恐縮です。

ピアノでもバレエでも天体観測でも対象が何であれ、子が興味を持ってくれたことを応援するくらいしか増田はできないもので、今回いくつもの貴重な知見を頂けたことに感謝します。

ただ、増田人間です。概念存在すら知らないのであれば、せめて候補だけでも提示してあげられるようにはなりたいな、という程度の親としてのエゴはあります

拒絶されてもなお押し付けるのは如何かと思いますが、こんなのもあるよ、くらいのテンションなら許してくれめんす。

あと、本題からずれて重ねて申し訳ないが、

ネット炎上して叩かれるのって超怖いな」と。

ワイはウェブ方面生活して10年以上経つので多少の免疫はできているが、これが免疫ゼロの子供だったら相当なトラウマになるな、

というのがある意味今回の一番の収穫かもしれない。

なんか年々攻撃的な要素がプンプンになっちまったインターネッツだが、リアルネット暴力的な要素が増えていくのは悲しい。

どうすりゃいいんだ、悟空

2024-06-24

なぜ働くのかと思うとうまくいかない件

働く熱意を持ってている人たちはこの問いを無気力ネガティブものだって言う気もする、確認はできないけど。わたしにとっては、働く熱意があって前に進むことばっかり言うのはある種の逃避で、今ある労働が求めているものという合理化が進んだ状態、エーリッヒフロムに言わせれば自動機械みたいな、そういう状態だなと思ってる。

評価面談のたびに、なぜ働くのか、なぜやりがいを書き出すことを求められるのかと思う。わたしにとって今ある労働自分で選び取った目的なのか、それを断言する人はそう多くないと思う。会社社会が求めるこの行為は、自発的合理化を求めているってそう感じる。強制ではない緩やかな矯正だと思う。

もし、わたしベストな道があるとすれば今あるわたし好奇心を満たす楽しいことができる生活を保つ程度に働いて、その労働わたしの楽しみを邪魔しない。そんなバランスで働けたらベストだなと思ってる。これも合理化かもしれないけど。

上司にそういう話をすると向上心があった方がいいとか、そうは言っても一生今の給料のまま行くのかとか(今後家族が増えればおのずとそうではうまくいくまい)という答えが返ってくる。

わたしもそれは辿っている思考で、そして上司は乗り越えてきたのだなと思う。つまり彼も自動機械に生まれ変わったって冷笑することもできるけど、わたし未来だとしたらそういうこともできない。

じゃあ仕事を頑張ろうってそういう方向で向かうと嫌なことがたくさんある。苦手な人、苦手な仕事残業そういった何かをするのに、自分そのままで立ち向かって、否定でもされたら、わたし自分を抑圧してまでなぜかくなるうえは否定されなければとも思う。

から仕事で生きる社会上のわたしプライベートで生きるほんとのわたしそれを分離してみる。分離してわかりやすファッションなんかも変えて、ほんとは柄シャツばっかり着てるけど、ユニクロの無地シャツなんて着てみる。仕事上の否定もそれはわたしが信じてるほんとの私じゃないから、仕事をすること自体は気にならなくなってくる。

それでも嫌な人はいる。でも、嫌な人が家でも嫌なやつかってそうじゃないと思う。ほんとは優しいかもしれない。嫌なやつの原因は、会社という構造の中にいるからであって、その個人という要素自体構造との関係でやな奴になるんだって思ってみる。そうするとまだ気持ちが落ち着くから

ここまで思ってみて、やっとわたし必要以上に残業をしないで済む。

それでもみんな残業を進んでしないわたしをよく思ってくれるってことはない。それは普通だと思う。わたし人間主義主張の善悪っていうのは、集団の中の関係性に過ぎないと思ってる。東條英機ヒトラー英雄世界線ガンジーが異常者として評価される世界線もありえたと思う。飛び抜けて働く正方向(世間一般の言説から見て)の逸脱者を許すなら、働かない逸脱者を許すのが道理なのではとも思う。

誰かが誰かを否定した時、わたしに求められるのは共感だ。わたしがどんなに個人という要素を嫌悪しないという意思を持っていても、唯一の肯定共感になってる。これもおかしな話だと思う、わたしは誰かの否定を考えたことがある、だからあなた意見もわかるけど、会社っていう環境なんじゃないかって思うって返せば、わたし共感ができない否定的な人間とみなされる。社会規範が全ての原因帰属個人という要素に求めてくれらなら、わたしたちはそれを持たなくてもいいと思う。

わたしはここに書いてなにを求めているのかよくわかってない。わたしにとってインターネット一方通行コメントは、個人主義の押し付けであって、道徳良心にはならないから。それでも何か教えてもらいたいのかな。わたしが先日の飲み会で感じたわだかまりをただ灯篭みたいに流して成仏させたいのかな。

全ての合理化感謝

2024-06-08

anond:20240607143200

ほとんどのわだかまりセックスしたら片付くことなのにセックスしねえんだよなバカから

それでいて、生理的に無理になった、触られるのも嫌になったくせに健全父親像はしっかり求めてきやがる。不健全のうえにそんなの成り立つわけねえじゃんwww でも理解できないんだよなバカから

あいつらは子供のこと第一に考えてるようで自分のことしか考えてねえもんな。そりゃ理想父親像があるなら理想の子供像もありますって。ほら見てごらん、子供想定外の行動を起こせばヒステリー起こして即ドッカンwww 子供の人権どこいったん?

からあなた危惧は当たっていて、もしあなた離婚したら子供は本当にヤバいことになる。バカ女のヒステリックエネルギーはどこにも分散できなくなり、最大出力のクソオブクソが子供に向けられてしまう。あいつらただのナッパだよ。がちでドラゴンボール世界に生きていて、暴発気味に悟飯を狙うように、手加減なしで子供エネルギー波を撃ってくる。

そこでピッコロの出番。すでにボロボロなんだけど、最後の力を振り絞り子供たちの前にたつ。ヒステリックエネルギー波を全身に気持ちよく浴びて力尽きる。これ離婚したあとのあなた。あれ、死んじゃった。でも、死んじゃ駄目だから死なない程度にがんばれ。

ナッパのような母ちゃんがいる家庭の父ちゃんは、子供を守るためのダムでもある。

ダムってさ、決壊前に緊急放流するじゃん。ダムって決壊したら終わりなんでしょ?知らんけど。洪水ダムぶっ壊れるよか緊急放流のほうが全然被害少ないらしいからさ。あなたもまずはどんな方法でもいいから一回緊急放流しなよ。どんな方法でもいいかガス抜きしなよ。

あなた人生あなたのためだけにある。あなたの子供を守れるのはあなただけ。以上、緊急放流し続けている俺からアドバイスだ。セックスしてえなあ。応援しているぞ。

2024-05-15

弱者男性だけど倒れてる女性AED絶対にしないよ

理由シンプルに訴えられそうだから

訴えられなくても相手不快だろうからフェミニストコイツに触られぐらいなら死ぬって感じだから本人たちの意思尊重したいからね

から他の人に任せるか誰もいなかったら救急車を呼ぶ

いや、救急車も呼ばないかもなあ正直


倒れてるのが男ならAEDもするし救急車も呼ぶよ助けてもわだかまりないし

2024-04-09

小説を書くには、文体なんかよりも社会人間関係に対する知識の方がずっと重要だったのだろう

幼い頃から小説をいつか書きたいと強く願っていて、文章読本小説講座的な本などを多数読み込んできたけれど、それらが小説に変わることはなかった。

好みの文体ストーリーパターンはわかってきたのだけれど、それらを何らかの社会、何らかの人間関係に落とし込んで書くことができなかったからだ。

まり社会の仕組みやわだかまりをどう描いていいかからなかった、会話や気持ちの移り変わりをどう描いていいかからなかったのだ。

文章読本などで、文章というガワの部分を学んだとしても、そこに盛り込むものがわからなかった。

ストーリーとして導きたい方向に、社会人間関係を配置する方法がわからなかったのだ。

増田ではわりと、ブックマークをいただけたりする自分ではあるが、書く文章は常に一人称で、自分の思ったことをエッセイ的にまとめることしかできない。

これを、背景装置としての社会人間と絡めて、ストーリーとしての段階を踏んで、人々を驚かせる素晴らしい結末につなげる小説として昇華させることができない。

それなりの人気を持つ雑文に仕上げるためのアイデアはたくさんあるのだ。それを、小説として具象化できないだけ。

いや、なんだろう、プログラム的に組み立てることができないといった気分。

そもそも理系なので、プログラムもそれなりに組んだことがあるのだが、小説としての文章の組み方がわからない。

結末に向かう伏線社会のどの部分に絡めて描写し、物語の展開をどのキャラクターの変容に仮託するか、みたいなものがよくわからない。

文体レトリックのような基本文法はわかるのだが、社会人間相手にした「組み込み関数」みたいなものが何なのかが見えず、途方にくれてしまう感じだ。

というか、そもそもだが、こんなにダラダラ文章を書く私ではあるのだが、小説は一行たりとも書けたことがない。

だって結論に至るアイデアが思いつけても、そこに向かう「これは書けるぞ!」というビジョンが見えないので。

この小説ならプログラム的に書けそう、ああなってこうなって結論に至りそう、みたいなものが、私の場合小説に対して浮かんでこない。

うそう、プログラムでもそうなんだが、もっと言うなら、数学入試問題のように、とりあえず三角比を求めるとかベクトル計算するとか、

この「とりあえず○○を書いてみる。そのうち、ストーリーがつながってくる」みたいなのを知りたい。

とりあえず手を動かして、作り出す小説を何らかの方向に進める方法を、まずは身につけていけたらいい。

この文章だって思ったことをズラズラ書いているだけなのだビジョンで書いてない。

まり小説でとりあえず書くべきことが何なのかを知りたい。

って、あっ、それが小説を書く前のキャラクターシート、世界観作成シートみたいなものなのか。

あれも苦手なんだよな。好ましい感情を抱けるキャラクターを造形できないというか。

いや、自分以外のキャラクターが描けない。世界観も、今自分が感じるもの以外組み立てられないし。

結局のところ、私は自分のことしか書けない。自分ことならそれなりに書いて、それなりに注目される文章が書ける。

でも、それじゃダメなんだ。いつか、物語を描きたいんだ。

自分の考え方を、ある社会やある人間関係に落とし込んで、世の中にその素晴らしさを理解してほしいんだ。

「私の気持ち」じゃ他人に届かないんだ。客観性というか、作者でない「キャラクター気持ち」として描写しないと、私ではない誰かに届くことは無いんだ。

から、ここに書くような、一人称雑文じゃダメなんだ。物語に仮託しなくちゃダメなんだ。

そういった点では、私は「物語」というものに、論文のようなものを感じているのかもしれない。

まり物語人間関係世界観という客観性のもとに、自分アイデアに向かって組み立てた文章を、誰かに対して発露し、評価を得たいのだ。

いや、誰かに届けばいい。個人的アイデアなり感情なりが、誰かに届けば、無意識的にでも届けば、それで十分なんだと思う。

…などと長々と書いてきて、結局は今回の文章小説にはなりえなかったわけだけど、まあなんだか、そんな気持ちなのだ

薄い鬱気分で休んでしまった気晴らしにしては、またも長々と書いてしまった。

風雨ゆえ外に出られず、何もすることがないから、まあいいのか。

2024-03-11

あの頃のファンロード

鳥山明持ち上げがそろそろ食傷気味、という増田が出てきて(そりゃ出てくるだろう)思い出した記憶

 

ご存じの通りドラゴンボールは連載前半はそこまで上位独占ではなく、手堅い中堅の位置づけだった

サイヤ人編あたりから人気が上がり出し、フリーザ対決あたりでトップ

キャラ人気でいうと明らかにベジータやおいお姉さまたちが食いつき、

マジュニア孫悟飯カップルからマジュニア人気がなんかおかしくなり、

ナメック星で出てくるキャラは大体弄られ、

トランクス登場でお姉さま絶頂という流れなのだ

この「お姉さま方が食いついた」タイミングというのが、

他のジャンプの人気作品、幽遊あたりのお姉さま方の燃料源の連載終了とほぼほぼ一致していた

あの当時のファンロード投稿数の変化がそのへん露骨で、

ベジータが出てきたかベジータに食いついたというよりは、

ジャンプ作品が消えてしゃぶれるものがなくなった時期になってベジータに食いついたんだなというタイミングで変わってて、

やおい書きのお姉さま方の気持ちって本当に都合よくコロッコロ変わるんだなあ」と強く印象に残ってるのを覚えている

 

もちろん、作品として盛り上がったピークがあのへんなのは間違いないのだが

男の身でふゅーじょんや青磁アンソロを買いまくってた(同人誌即売会に行けるほど行動力金もなかった)側としては

なんかこう、わだかまりがあったのだった

2024-02-28

「なのです」でどのキャラを思い浮かべるかでその人のガチ度が分かる

ちなみに僕はららマジの向井春香ちゃんなのです。

CV内田彩さんの脳トロボイスで、中学あたりから急成長したバストのせいで生じた友達との距離感の変化が心のわだかまりになっていた天使のような少女なのです。

担当楽器ワーグナーチューバホルンに近い楽器。Chapter 10 雨だれがお当番回なのでメインシナリオ西村悠の透き通る世界観垣間見たい人は多分YouTubeとかで検索すればでてくると思うのです。

2024-02-17

ボー、恐れるな 俺がついてる【ネタバレだらけ】

ボーはおそれているを見た

  

本当ははてな匿名ダイアリーに書こうと思ったのだが、初の試みすぎてどこからいけば入力ホームに飛べるのかも分からなかったので、こうして一旦自分エディタに向かって書く。ちくしょうめ。

お前たちがこれを見ているのなら、どうにかうまいこと投稿できたんだろう。

  

あのミッドサマーを作った、嫌な人間関係を描くことでお馴染みの男アリ・アスター作品だ。

彼の妙に女側の鬱憤描写に自信がありそうな感じは、まあきっと他の人が論じることだろう。

  

以下は、ボーと同じく母子関係問題のある増田がどのようにボーと旅をしたか備忘録である

もちろんネタバレたっぷりだ、各々で注意してくれ。

物語は、ボーが母親誕生日パーティドタキャンしたことから始まる。

ボーはいつも恐れていた、母親の機嫌を損ねることを。傷つけることを。

わかるぞ、ボー。

女手一つで息子を育てるというのは、どんなに大変なことか。

大人になればなるほど、それが途方もない献身の末にあったことが身に染みるようになる。

そんな彼女気持ちを裏切るのは、いつも最悪な気分になった(これは増田の話)

  

それにボーは、母親経済的援助の元にある(はっきり書かれてはいないが、増田はボーのカード母親名義のものだと推測している)

自立できればよかったのだが、母親がアレだもの

就職先とか全部潰されてきたりしたのだろう。

  

アパートで鍵を奪われたりしたのは、なんだったんだろうな。

母親誕生日パーティドタキャンを受ける前から、ボーに試練を与えるつもりだったのか。

それとも、母親の一味の中にボーに害意を持つ者が個別にいたのだろうか。

あるいは、「お前はこれで終わりだ(うろ覚え)」と語りかけてきた男は、ボー自身破滅願望だったのか?

  

ともかくここからボーの辛い旅が始まる。

家にたどり着くまでのやつは割愛しよう。

あれはほとんど昔話で言う「三回正しい行動をしたものけが生き残れる」みたいなお約束パートに見えた。

その中でも、医者の妻や森の痩せた男など、ボーに同情的な人々は少し居た。

彼らはどんな気持ちであの寸劇をやっていたのだろうか。

あの医者の家の娘、その気の毒さ。

突然やってきたボロボロ中年男性に、居場所を奪われるのは苦しかっただろう。

もしかしてあのペンキを急に飲んだのは、ボー母から内密な指令だったのかもしれない。

例えば誰も逆らいようのないボー母から「ボーと恋人関係になれ」などと命令されたなら(もちろんもし従ったところで、きっとボー母は彼女を始末しただろう。ボーにセックス禁止呪いをかけていたわけだし。つまり彼女が本気でボーを誘ってボーがそれをちゃんと断るところを見たかった。試したのだ)、あのヤケクソも理解できる。

ティーンエイジャーがそんなことを強いられれば、死にたくなったって仕方がない。

追記最初の推測は上の通りだが、よく考えて「ボーを本当の息子として扱え」が命令だったのかも)

  

個人的な推測をさらに進めるなら、ボーの母は彼を裁くに足る証拠を集めたかったのだろう。だから彼が罪を犯すチャンスをたくさん与えた。

そういえばボーの居住地区の治安が終わってるのも、母の采配なのだろう。

から離れた罰が、非常に明瞭に存在している。

彼女はボーが自分を愛していないことを、確認たかったのかもしれない。

    

ペン自殺きっかけに、ボーは次のステージへと追い立てられる。

ここでの話はよく分からん割愛しよう。

舞台の筋を書いたのは母親だろうから、母の愛(鎖)を断ち切ったところで幸せにはなれないという話だったのだろうか。

結構序盤からボーの妄想劇場っぽかったから、あれは単に彼の内心の探索だった説の方が強そうだが。

そういうお母さんの話(舞台)を途中から流すようなところが、母をイライラさせていた可能性はある。でもあのお母さんイライラ範囲デカいからな…。

    

その後、また追い立てられて舞台は最終決戦の葬儀場(家)へ。

セレモニーが終わってみんな帰った後っぽかったのは、フェイクだったからだろう。元々死んでない葬式なうえ、目的はボーのリアクションを確かめることだ。

弔問客がいっぱいいたってノイズになるばかり。

  

クルーズ出会ったあの子(たぶんボー母がセックスに至る前に追い出した)が、葬式に現れる。

彼女はボーと可及的速やかにベッドインするし、死んだ母親アクセサリーとかもいじくり回す。

正直、これが母親殺害意思を固めたんじゃないかと少し思う。

絶対このタイプの女、ボー母は嫌いだもんな。明らかに遺産目当てだし。

あのおっかない母親が死んだ今、ボー一人を籠絡するのは楽勝だと思って現れたのだろう。

でもこういう金目当て女に易々とハマるのは、ボー母の責任だ思う。

お前がボーに恋愛セックス)を禁じて、免疫を得るチャンスを与えなかったから……

そしてボーは母親に言外にしかし固く禁じられていた射精を、彼女の中で果たした。

ボーが母親に決定的な不信感を覚えた瞬間だと思う。

それはそのまま同時に、母親がボーを殺す理由だったのだろう。

  

口論の末、ボーは屋根裏で「本当の父」と対面させられる。

察するにボーの父親普通に浮気者だったのだろう。

あの外観を与えたのはボー母であるし、自分の中で射精した瞬間死んだみたいなエピソードもそれっぽい。

ボーを宿したあの瞬間までで夫の物語を止めて仕舞えば、美しい話で終われる。

隙を見せたお前が悪いので自分語りをするが、私も過去浮気をされたことがあり、ボー母のこの気持ちはよくわかる。

ある一瞬以降の「あいつ」を死んだことにしてしまえれば、どんなによかっただろうか。

ここに関しては、ボー母は自分のやりたいようになったことだろうから、少し羨ましくもある。

アリ・アスター監督は女のこう言う感傷部分への理解が異様に深い。

私も無限の金があったなら、昔の男のことは好きなだけボロボロにした上に殺したと思う。

ボー母の不幸は、それができてしまう力があったことだ。

なんでもできるが故に、諦められない。

彼女にとってどうしようもできないのは、人の心だ。

父親の心も、ボーの心も彼女は全く思い通りにできなかったのだろう。

  

一度、彼女の側に立ってみてボーを見る。

多分父親に似ていたのだろう。

今度こそ自分一心に愛する男に育てようと心を砕いたのに、ボーは何度でも「私」を裏切る。

友達と一緒に自分を貶め、自分以外の若く美しい女と寝ようとする。

自分に愛しているという口で、カウンセラーには不満や憎しみを言い募る(聞いてる母が悪いのだが)。

愛しても愛しても(少なくともそのように認識していても)、男は決して満足のいく愛を返してくれはしない。

可愛さ余って憎さ100倍ということわざが向こうにもあるのかは分からないが、そんな心境だったろう。

  

父と息子を混同するの、やめた方がいいよ。

  

ともかくそんな感じの母は、ボーに向かって死刑を宣告する。

「私」をとうとう完全に裏切った「あなた」なら、安心して殺せるから

  

正直言って母の父への憎しみはわかるものの、「子供」としての増田はボーと共にある。

経済的援助を受けていたやましさ。

日記帳を覗かれていたおぞましさ。

母を拒否した時の、たとえようもない罪悪感。

他にも色々あるが、ボーにシンパシーを受けるのはこの辺の過去があるからだ。

私の母は経済的援助についてはもちろん恩を感じるべきだというし、

日記帳に関しては母の愛だったのだから、私が許すべきだと主張する。

そして彼女の様々な誘いを拒否すると、哀れっぽく嘆いて見せるのだった。

これは、このタイプの母を持つ人間しかからない強制力だろう。

ボーよ、私はお前の気持ち結構わかるぞ。

特にお前が母親に「自分あなたの死を悲しんでた、超泣いたし」みたいな言い訳してるとこすごい分かったぞ。

自分でも嘘なことはわかってるんだけど、悲しめない自分に罪悪感もすごいしそれが母にバレた日にはすごいことになるから、とりあえず口先だけで母親想いをやるんだよな。

  

昔は金と罪悪感のコンボで割とコントロールされていたものの、最近すっかり距離を取るようになった。

物理的に距離を開けたのもあるし、一念発起して母に直接様々なわだかまりを伝えたからもある。

まあ全然分かってはもらえなかったのだが、幸いにして私の母には100人の狂った部下はいないし、経済的自立も今のところ果たせている。

このままボートには乗らず、本物の葬式しか近づかないつもりだ。

  

ボーよ、お前には全然選択しなかったと思うけど、こういうオチもあったよ。

次のお母さんは異常金持ち女性じゃないといいな。

  

映画自体は徹底的にバッドエンドだったし、スタッフロール中にも転覆したボートを延々映し続けて終わる最悪さだったが、その後のことは私が勝手想像してもいいだろう。

  

ボーはあの後、きっとボートの中にあった空気で助かって、うまいこと脱出できた。

観客席のみんながはけた後、最後に残った私のところにボロボロで泳ぎついて、私は「よく頑張ったなあ」ってボーの手を掴んで引き上げる。

そのあとは小汚いボーを連れてその辺でホットドッグとか買って齧って、公園で「いやお母さんやばいね」みたいな話をして、話も尽きたし寒いから私は普通に家に帰る。

ボーはお母さんの手から逃げることはできないだろうけど、まあなんとかトボト暮らしてお母さんが死んだら、遺産とかもらって急に派手な暮らししたらいいよ。頑張ってお母さんより長生きしな。

人より苦しい時間は多かったかもだけど、もしかすると本当にもしかすると、その苦労に見合った価値のある時間がいつかくるかもしれない。

そういうのって、生き残ってみなきゃわかんないから。

  

ボー、恐れるな。

もついてるし、意外と似たような境遇のやついっぱいいるからさ。

な、しぶとく行こう。

2024-02-01

脚本家の人に同情できるか、考えてみた。

漫画読みとしては、原作者が死にたくなるほど追い詰められるなら、作らない方が良かったのでは?と素朴に思ってしまうな…。

anond:20240201014306

ーーー

脚本家の人に同情できるか、考えてみた。

今回たまたま死者が出てしまったけど、追い詰められて極端な行動に出る危険性があった関係者は、原作者にせよ脚本家にせよ、いままでもいたんんだろうな。みんなが危険運転をしている中で死者を出す事故当事者になってしまった不運はあると思う。

今までたまたま誰の目にも明らかな形での死者が出てなかっただけで、鬱その他の疾患、なんならニュースにならないタイミングでの自殺者なんかもいたのかもしれない。

なぜこうなってしまったのか、製作当事者の人は、現場の細部はわかっても、分析はそんなにうまくできないんじゃないかと思う。

理想的にはジャーナリストとかが上手く分析してくれたらいいんだけど、できるかなあんまり期待できないのかもしれない。

脚本家の人個人火祭りにあげるのは溜飲を下げる以上の意味はないと思う。

ーーー

漫画家とか小説家の人にできる事って何があるのか考えると、悲観的に言うと自衛のためにどんどん実写化断っていくことくらいしかできることはないのかもしれない。(弁護士雇って契約書を分厚くしていく方向の話もありそうだけど)

でも難しいのが、芦原さん、砂時計実写化はすごくいい経験だったみたいなんだよね。

実写化は、ビジネスとして重要という側面もあるけど、いい形での実写化普通に作家の人にとってとても嬉しい話であるらしいので、ざくざく断るの難しいんだろうな。

ーーー

漫画世界だと、今も色々と無理をしているけど、昔より漫画家が休めるようになってたり、昔に比べると人気作の終わりどきを決める権限が作者にあるみたいで、昔よりは、良くなってる印象がある。

何をどう改善するのがいいのかわかんないけど、少しでも良くなって欲しい。けど、変わるかな?

ーーー

追記

“こんくらいで自殺なんかされて罪悪感植え付けられて可哀そうと思う”

自分漫画を書いた先生の方に感情がよってるから、先に書いたような書き方になっちゃうけど、脚本家の人に共感する人は、そう思うよな。

先生が生きてたら、過去の笑い話になったりしたかもしれないし、あるいはお互い一生のわだかまりが残ったんだけど、それはそれとして次に進んでいったみたいな展開になったかもしれない、ともかく別の展開があり得た。

個人的には、こんなことが起こらないように改善してほしい気持ちと、ギョウカイのカイゼンとかどうでもいいから死なないでほしかった気持ちが両方あるな。

漫画の続きが読みたかったという気持ちはあるけど、もし読めないなら読めないでそれでもいいし、なんでもいいから生きててくれたらよかったんだけどな。

2024-01-22

自称中庸ネトウヨの30代男性が、ブルアカ感謝していること

色々と思うことがあったので書きなぐってる。超久しぶりの増田なので、読みにくかったらごめんなさい。



小中の頃からパソコンインターネットに入り浸ってきた。まぁそれなりにサブカルにどっぷりだったほうだと思う。あの頃からパソコンを触っていたおかげで、今ではWebIT企業エンジニアをやっている。

初めてインターネットに触れた頃、2ちゃんねる全盛期、おもしろフラッシュ倉庫全盛期というような感じだった。

いいタイミングインターネットをはじめられたと思う。本当に朝から晩までCeleronのクソPCで「ネットサーフィン」をしていた。あの頃の自分が居たから、今の自分がいると思っている。



話を本題に移すのだが、あの頃のインターネットをやっているやつは、みんなネトウヨだったと思う。

社会的にもややこしい時代だった気がする。中韓ではしょっちゅう反日デモが起こって、その度に国旗が燃やされてたし、その一方で日韓ワールドカップがあったり韓流流行ったりと、何かと「そういった話題」に事足りなかった。

この当時から中韓特に韓国に対する不信感が根強くついた。「みんなビジネス日本と付き合っていて、実は腹の中では日本のことが嫌いなんじゃないか」と。韓流とか言って日本に稼ぎに来ているのに、一方で日本国旗を燃やしている様を見て、ネトウヨ中学生はそのように感じた。

割と反韓感情を持っていたし、表立って日常生活では見せなかったが韓流等は毛嫌いしていた。親は韓流にハマることはなかったので、幸いにも生活に支障は出ることはなかった。全部なにかのパクリだと思っていたし、付け入られると良くないことが起こると思っていた。多分人生の中で一番ネトウヨしていたと思う。


ある程度大きくなって、そんなことは一概には言えないことが分かってきた。中共おかしいが、中国人自体別に全員がおかしいわけではない。おかしくないやつもいる。韓国だって、全員日本が嫌いで国旗を燃やすわけではない。

この頃からある程度は中庸になってきたと思う。

もう少し大きくなって進学していくと、大学だったり大学院には中国人留学生韓国留学生が居た。彼らは皆良いやつだった。

しかしながら、魂に刻まれた何かがやっぱり心をざわつかせた。そこまで具体的に強い思いは無いがなんとなく障壁を抱いていた。そんなこんなで手放しに心を許せるような関係になることはなかった。


社会人になってからもそうだ。

同僚にはちらほら中韓ルーツを持った人がいる。日本国籍を取った人もいれば、就業ビザで働く人もいる。バックグラウンドは様々なので価値観は色々だが、少なくとも悪い人たちではない。

中にはどっぷりなオタクも居て、私よりもエロゲに詳しいやつもいる。面白い

それでもなお、なんだかちょっとしこりがあるんだ。心の底に疼くネトウヨ精神が壁を作ろうとする。若干コミュニケーションがぎこちなくなってしまうというような感じだ。


大陸系のコンテンツもほぼ消費してこなかった。「たまに良いエロ同人を描く人がいるな」くらいな感じしか触れてこなかった。向こう発のサブカルは若干避けていたところがあった。



そんな中でブルアカ流行りはじめた。

初めは大陸ソシャゲの一つだと思っていた。何なら相変わらずなネトウヨ精神で、大陸ソシャゲに対して良いイメージは持っていなかった。パクりか、品のない(金!女!暴力!的な)日本語の怪しいゲームしか無いと思っていた。

でも思ったより流行った。Twitterには大量に画像が流れてきた。「金ばら撒いて、絵師に描かせるんじゃないか?」…失礼ながらそんな風にも思っていた。


しばらくたった日。そう去年の今頃、ブルアカストーリーが山場を迎えていることを知った。

「最終編」なるものが始まったことと、アニメ化が決定したことを知った。たまに見るVTuber(名取さなさん)のプレイ動画を見て、なかなかしっかりとしたストーリーがあることが垣間見えた。

正直、エロゲもびっくりなえっちキャラデザキャラばかりだったので、エロに全振りしたゲームだと思っていた。実はそうじゃないらしい。

少し調べてみると、ミツキヨさんが音楽担当していることを知った。同人音楽聴く中で、前から知っていたコンポーザーだった。驚くことに彼は韓国人だったらしい。全然知らなかった。


ちょうど仕事が一段落して少し時間ができた時だった。「最近サブカル趣味ができていないし、何かやりたいな」そんな風に思っていた。

自分理性的人間だとは思っていたので、良くわからない魂に刻まれネトウヨ感情食わず嫌いをするのも良くないと思っていた。まぁ自称中庸なわけだし。

なんとなく自分琴線に触れる要素があるかもしれないと思った。そんなこんなでブルアカを始めることにした。



やってみて、正直びっくりした。本当にスタッフがみんな韓国人なのか?と。

日本アニメゲーム(エロゲも含めた)、ラノベ等々に影響された重厚ストーリー。それでいて、どことなく新鮮なストーリー展開。

ミリタリー青春RPGが、絶妙バランスで成り立っていることにびっくりした。このトンチキなキャラデザで。


とりあえずブルアカめちゃ楽しい!!!!!!wwww


ただただ圧巻された。正直猿真似でしょ?と思っていた自分の浅はかさを恥らしく思った。

日本オタク文化を、幼少期から浴びて成長した生粋オタクじゃないと、こんな物作り出せない…と感じた。そしてそういったオタクは1人だけではなく、組織を作れるほどにいるらしく、かつ彼らの価値観は高いレベルで共有されている。ただただ驚きを感じた。日本でも、こんな素晴らしいアウトプットを出せるチームを作ることは難しいだろう。日本と同等かそれ以上に濃いオタクがたくさんいることを強く感じた。

思えばまさに彼らは「海外のおまいら」であり「オタク外人ニキ」なのだネトウヨが大好きな概念じゃないか

そしてそんな彼らは「韓国舞台にしたソシャゲ」ではなく「日本(カルチャー)を舞台にしたソシャゲ」を作ると言う選択をしている。グローバル展開をする上で、それの方が都合が良いからだ。なぜなら日本サブカルコンテキストは、すでに彼ら同士で共有済みなため、それを基盤にした方が受け入れられやすいからだ。

私の世代はまだまだ「オタク」に風当たりが強かった世代だ。中学の頃の嫌な思い出はいくつもある。未だに「オタク」を自称することに抵抗感がある。日本ですらこんなに受け入れられなかったのに、海の向こうにこんなにも仲間が居るということに、ただただ驚きを感じた。


それに気が付き、初めて彼らと打ち解けられた気がした。まぁ私が勝手に打ち解けて勝手自己解決しているだけなのだが。

今ではブルアカ内の「ちょっと臭いキャラクター名」も、「若干日本語がおかしい背景画」も、愛おしく感じる。これが日本サブカル世界に羽ばたいていった証拠なんだと。猿真似などではなく、真に価値観を共有したオタクたちが韓国にもいっぱい居て、そんな彼らが最高のコンテンツを作っているのだと。


そんな感情の変化のおかげで、初めて韓国人の同僚とも腹を割って話せるようになった。

向こうは気がついてないと思うが、私の中でのわだかまりはなくなった。大変喜ばしい。

大陸コンテンツに対しても特に嫌悪感を感じなくなった。一気に楽しめるコンテンツの幅が広がった気分だ。




長話になったが、そんなこんなでブルアカには本当に感謝している。

ブルアカのお陰で、私の楽しめるコンテンツの幅、そして交友関係可能性が一気に広がった。






どうしてこんな話を書こうと思ったかというと、今日少しイベントがあったからだ。

そう、ちょうどブルアカ3周年のリアルイベントがあったのだ。2周年の際に発表された情報きっかけで、私はブルアカを始めたので、初のイベント参加だった。

なかなかにしかった。好きな音楽DJも聴けて最高だった。


そんな中でTwitterにつぶやいた投稿が少しバズった。なんてことはないイベントの様子を伝えるツイートだったのだが、それなりに拡散した。

するとクソリプが飛んできた。自称ネトウヨな人からだった。荒唐無稽言いがかり論理展開をし、ブルアカ貶めるような内容だった。

多分彼からしたら「気がついてほしい!目覚めてほしい!」みたいな気持ちで送ってきたのだろう。多分議論しても無駄だと思ったので、そっとブロックした。

ふとその時に感じたのだ。「逆だったかもしれねェ…」って。


価値観なんて人それぞれだし、正直何が良いかなんてわからない。しかながら見ず知らずの人に突然食って掛かって、その人の好きなコンテンツを貶したうえで啓蒙をするというのは、なかなかに感じが悪いし、それを実行しようと思うのはあまり健全精神状態ではないだろうと思う。彼自信もあんまり楽しくないんじゃないかな?もっと楽しい道があるんじゃないかな?と勝手に感じた。

彼にも、何かきっかけになるようなコンテンツとの出会いがあると良いな…そんな気持ちになったので、こんな増田を書いた。


おしまい

2024-01-05

スクショ捏造とか強要とかでなく当人社交辞令含む自由意思でこれを送ったとしたなら

要は八年あいてる事への当人の変心、後悔、わだかまりみたいなもんにまで付き合ってやって

被害だのなんだのとする必要があるのかということ

こんだけあいててもOKなら同意アプリとか当たり前に無意味だし、なんだったらその後結婚したとしても

「どうかしてました。間違ってました。グルーミングされてました。流されてしまいました」でひっくり返してしまえる

ほんとにグダグダ

被害者、女にゆるく、甘くというのを成立させるために、グダグダのザルにした

2023-11-12

anond:20231112163403

ただわだかまりはかなり残ってる感じがあるのよね

泉叩き・連合批判・減税論あたりで喧嘩を時々見る

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