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2024-04-09

マイクラランダム生成であることを知らない人は結構多い

妻とか妻の友達とか知り合いにも何人かいたんだけど

子供(と夫)がマイクラをやっていても

マイクラそもそもランダム生成のマップであることを理解していない人が凄く多い

そしてランダムであると思っていても、せいぜい100個ぐらいか勝手に選ばれる、ぐらいにしか思ってないようで

ブロック1個レベルからランダムだよ」

という話をしたら驚いてた

ランダム生成だから自分プレイしているワールドは唯一無二のワールド

Youtubeプレイ動画を見ても自分ワールドについてネタバレすることはない

攻略方法についてネタバレすることはあるけど、そもそも自力攻略不可みたいな要素も多い)

からこそ新しいバイオームやダイヤモンドとかを見つけたときに達成感とか感動とかがあったりするんだけど

そういうのを全然分かって無かったとのこと

あと、子供向けの気軽なゲームと思ってる人も多いみたいで

「敵にやられて大人が丸一日凹むほどキツいゲーム

と言ったらビックリしてた

良い意味で昔のドラクエ2みたいに容赦ないゲームだよね

水瀬いのり(ドヤコンガ)リークまとめ

フリーリー

12 エッヂの名無2024/04/07(日) 13:45:29.769 ID:t2.opkhXd

もしドヤコンガが水瀬いのりだったらこんなネタバレレスしなくね?

(原神のフリーナは「神」という設定で登場するけど、11/8のアップデートで追加されたストーリーで、「実は神ではなく神のふりをする凡人」って明らかになる。ドヤコンガは5日前にそれを指摘してる)

仕事で知り得た情報をお漏らしするのって声優業界では最大級禁忌として一番気つかうところやし、たとえ匿名もものすごい抵抗あるはずや

https://i.imgur.com/59a9dJD.jpg


635 名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 6233-7TRf) 2024/04/07(日) 17:21:24.02 ID:V41DhVWM0

ヤコンガのネタバレに関しては別のキャラを所持していてそのキャラ台詞とかを知っていれば考察は出来た

出来たが、神様立場から追われるって考察が大半で神を演じてる偽物だったなんて考察はほぼなかったよあの時期

立場から追放とかのネガティブ考察が多かった

神を装ってる立場から解放」されるって言うポジティブ言動ストーリー知ってないと出来ないと個人的には思うわ


822 エッヂの名無2024/04/07(日) 15:00:40.757 ID:KrFoD7r1C

原神は割と早い段階でhoneyhunterってところとかでストーリーリークは見られるけど本スレに入り浸るような原神オタクじゃないとわざわざ見に行かん


クロトリップ主題歌リー

カルピスと見せかけて米の研ぎ汁X @atagoatago (2024/04/08 00:49:16)

クロトリップ主題歌って誰が歌うかまだ発表されてないよね?

ヤコンガさん何でアクロトリップ主題歌水瀬いのり新曲って知ってるねん!?

#水瀬いのり #ドヤコンガ

https://pbs.twimg.com/media/GKkrqDUaUAAJmb9.jpg

http://twitter.com/atagoatago/status/1777000700423328087


レムは3期で目覚めるリー

影実の劇場版ベータがメインリー

940 名無しさん@お腹いっぱい。 2024/01/20(土) 23:18:26.75 ID:1GUHiGU6

えっと謎長文なのは良いんですけど

ゼロ多分3期で目覚ましますよ?笑

ダンまちも関わってるだけでアプリや遊技機あるから安泰

陰実は劇場版でしっかりメイン

アプリ好調

2月から始まるやらなきゃヘイリー!は28話まで本国では放送済み 

続編の可能性大いにあり

https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/voiceactor/1702654812

2024-04-07

すずめの戸締りの手つきの雑さ

すずめの戸締りを金ローでみた。

終始、震災を扱う手つきが雑で、物語のエモの舞台装置にされていて不快感があった。

以下、ネタバレ注意。

見てて気になったところ。

震災人間がとめれるという無神経さ

震災は「閉じ師」が封じられるという世界観なので、大震災が起きたところは「しくじった」とされる。

人間の及ばないところだからこそ納得せざるをえなかった生死が、震災操作できるものにすることで、個人責任帰結してしまう。あまり自然災害本質とかけ離れている。

・「人の想いがその地を沈めてきた」というセリフ

じゃあ大震災の起こった土地はその想いが足りなかったんですか???と詰め寄りたくなってしま

・おばとすずめの言い合いの言葉のえげつなさ、なのにテンプレートなところ

あなたがいるせいで家に人も呼べず婚活も上手くいかない」「重いの!」という言い合いのなんかいきなり生々しくエゲつないとこ、でもリアリティがないとこ。

いや、なんか新海誠の思い描く「アラフォー独身女の苦悩=コブ付きのせいで婚活上手くいかない」っていうテンプレ感というか、取ってつけた感。今までバリバリキャリアウーマンで年下の同僚からの恋心にも気づかなかった叔母さんの人物像とかけ離れてね?

そんで言い合う叔母さんの顔に、今までなかったほうれい線が出現して醜くなる。

ヒステリックってブスだよね〜」みたいな偏見があるのか?という穿った見方をしてしまう。なんでおばさん、いきなり老けた?

つーかこの言い合いは、新海誠曰く「前に進めるように、ダイジンの親切」らしいけど、ハア?? 自分で選びとった言葉じゃないなら何の意味があるんだよ、この会話。

叔母さんが必死に隠してきたことがあるとして、それをすずめに伝えるとして、それが彼女意志でなければ前に進める訳ないだろ。

ダイジン震災孤児だという無神経さ、そして救われないのかよ

ダイジンはかつての震災孤児が要石として名乗りを上げたらしい。この設定、いや、絶句するんだが。悲しい過去!とか自己犠牲!とか、そういう泣きのために入れていい設定じゃないだろ。なんで震災孤児がそんな苦痛自己犠牲選択をして、解放されて誰かの子供になれるかと思ったら無理で、また自己犠牲に戻るなんて言うストーリー安易に作るんだよ。本当に手つきが雑!震災は感動エモ泣きのための舞台装置じゃないが…?

・結局世界は何も変わらない

すずめがうっかり抜いた要石を元に戻した。起こった現象としてはそれだけだ。別につらい役目を担っていた要石のダイジン解放されるわけでもなく、閉じ師の運命から草太が解放されるわけでもない。

世界は前には進まない。ただすずめが、「おばさんと本音を言いあえたし過去自分を抱きしめられた」だけだ。

いやそれは別にいいよ、内面の成長を描く物語もすきだよ。

でもじゃあ、この震災テーマ、いる??

今辛く苦しくても生きていけるよ、って、一人の女の子ストーリーとして描けばよかった。

震災というモチーフを取り扱う必要あったか? こんなに雑にとりあつかうならさぁ、なくてよかったでしょ。

2024-04-06

   実は装置を用いて自分の子供を操作しようとしているから、このかたちのなかであるようにみせるように時間単位で行動すると、たかとしが困って、声をかけてくる

    他の奴が困ると必死で家から出てきて警察通報する。

   要するにそういったシステム存在することはネタバレもしないし、関係者の行動としては、そのシステム電波を乱されると必死になるという事実しかない。

  挙句の果てに説明に困窮すると真犯人ではなく、美帆のような弱そうな人が犠牲になりましたという表現をして、真の巨悪の居場所等を視覚からそらし正当化邁進する

    H30.6.26に殺された稲泉健一、 顔面拳銃を撃ち込まれ中村信一、 延岡警察署の(た)1534に乗車している者等が巨悪であることは頭にあるが説明は出来ない。

   H20.11.30に虚を突かれて、稲泉健一のような奴が殺されたことを指摘すると、悔しさでむせび泣く。

2024-04-04

崩壊3rdはどうしようもないクソゲーなので絶対にやってはいけない

「俺は崩壊3rdをやって幸せになった!」みたいな戯言(著:西尾維新)が話題になってしまったのを見て、俺はそれが『大嘘憑き』であるということを皆に伝えなければいけないという使命感に駆られてこれを書いている。

連日残業続きで死にかけの頭で書いているので文章が滅茶苦茶かも知れないが、「そんな状態であっても、誰かがやらなければいけないことをやらなければ」という俺の使命感の強さを感じ取ってほしい。

崩壊3rdの良い所

俺が単なる売れっ子嫌いのアンチではなく、警鐘を鳴らしに来た正義使者であること、その心にフェアプレーの精神があることを示すために、まずは崩壊を褒めることにする。

俺が褒めるべき所は褒める人間であることを知ってほしい。

特に良いところ
  1. AIちゃん可愛い
  2. プロメテウスが球体関節で素晴らしい
  3. インストリー読むだけならレベリング不要
良いところ
  1. 作り手の頭が崩壊していることを隠そうともしない
  2. 第1部に7年かかってるしスタレも原神も始めてるし崩壊学園もまだ続けているのにいつ終わらせる気なのか全くわからない第2部を始める
  3. エミュを使わなくてもPCで遊べる


物語の導線が崩壊している

これはもう否定しようがない。

信者でさえこれを批判しているらしいが、そういった「宝具スキップが出来ないのだけが玉に瑕なんだよな~~~」みたいな態度で済ませていい部分ではないと思う。

死ぬほど頑張って「謎が謎を呼び手探りで答が明らかになるナラティブ感を演出」と擁護した所で、それによって失われる真っ当な物語理解の難しさと感情移入機会損失によるマイナスが半端じゃなすぎるのは大問題だ。

これに対して物語読解順序攻略情報を参考にして◯章を読んだら漫画を◯話まで読んで……このコンテンツは◯章まで進めてからにしないとネタバレがーなんてやるのは愚の骨頂だ。

そんなことをすればゲームがただの作業となってしまう。

手探りで進めている感さえも失われたらこの導線のクソさはゲームとしての崩壊意味し、つまりは完全なる死が待っている。

賢いプレイヤー選択するべき道は唯一つ、「全てのネタバレ体当たりでぶつかり、地雷原を無敵の心で踏み抜きながら、自分のやりたいように読み進めて、全然理解できない話をクエスチョンまみれになりながら眺める」ことだけだ。

は?狂ってんのか?だがそれしか道はない。

公式日本語版不在の漫画版を読むことがほぼ必須

頭がイカれている。

一体何度頭が崩壊たらこうなるんだ?

俺は正直聞いたことがないぞ、「この作品ちゃんと楽しむには、おまけを読むことが絶対必要です」なんて形になってるコンテンツ

漫画版は絶対に読んだほうがいい。

俺の話をちゃんと聞かずに崩壊3rdを始めてしまった頭崩壊人への配慮として、俺はネタバレを極力したくないのだが……それでもこれだけは言わせてくれ、本編を進めているのに突然操作オープンワールドっぽくなる時が来たら「第二次崩壊編」だけでいいから読め。

もともと崩壊3rd漫画崩壊学園を通ってないと訳分からん話を平気で続け、通っている人でさえ訳分からんであろう話の連続なのだが、それでもここを意味不明のままゲームクリアしたらまずいだろうという部分があるわけだ。崩壊している……。

公式日本語版はないので、中国語に堪能でないなら有志が翻訳して公式が野放しにしている謎の日本語訳を読むしかない。

絶対必須なはずのものゲーム本編から抜けている。

頭が崩壊しているというしかない。

キャラ配布の導線とチュートリアル崩壊している

このゲームキャラネタバレだらけだ。

このゲームには律者という「エヴァ使徒×まどマギ魔女」のような存在がいるのだが、まどマギ魔女よろしく今まで味方だったキャラが突然律者になる展開が存在する。

律者になったキャラクターがどういう状態になってしまうのかについては伏せ・・・あーーーーーーめんどくせーどうせゲーム開始1時間後には分かるんだから言うわ!

プレイアブルになる律者がいるんだよ!

まどマギ魔女になったら終わりと見せかけて劇場版で味方として戦うだろ?!

カヲル君も使徒だけどエヴァに乗るだろ!?

それと同じ用に、律者になったけど味方として戦う展開があるんだよ!

これかなり重要ネタバレっていうかさ、「魔女になったけどそっから理性を取り戻して一緒に戦うんだぜ?というか魔女モード本領発揮だぜ?」なんて話をさぁ、そもそも魔法少女魔女になることさえ知らない状態でいきなり言われたらもう頭が崩壊するだろ?

崩壊してるんだよこのゲームは!

誰がどの律者になりますよーっていう絶対ネタバレしちゃいけない要素が次々にネタバレされるわけですよ。

公式が用意したチュートリアルミッション淡々と進めていくだけでですよ。

進めようとしなくてもなんとなくカチカチしてるだけでいくらでもネタバレを踏めるんですよ。

狂ってるだろ?

第一部が終わってから来た奴が悪いのか?

そうだそのとおりだ。

7年の歴史を今更一緒に歩めるはずがないからな。

信長裏切りにあって討ち取られることを知らずに戦国時代を追いかけていいのは天正10年より前に物心がついた奴だけの権利からな!

コンテンツが開放される順番が崩壊している

このゲームコンテンツ開放順序は崩壊している。

リアルタイムで遊んでいても崩壊しており、ゲームクリア後の世界を描いた後崩壊書が全体の1/3も進んでないうちに始まるぐらい崩壊している。

これをエピローグとしてちゃんと楽しめるのなんて、せいぜい後から入ってきた人間だけだ(とっくの昔に開放されたコンテンツ第一部終了まで鉄の心で塩漬けした艦長を除く。いるのか?そんな奴)

だが、本当にそれでいいのか?

エピローグから本編クリア後に読もうなんて態度でいいのか?

物語の結末の先を知ったうえで、そこにつながるミッシングリンクを追いかけるというデザイン公式は考えているのではないか

もちろん・・・NOだ!バカ公式はどうせなにも考えていませんよ(真顔でなんてこというのブローニャちゃん

突然始まる意味不明なミニゲーム

FF7だってそうだったしマリオRPGもそうだったという意見は正しい。

だが、物語が一つのピークを迎える直前に、突然『斑鳩』の偽物が始まったり、『ドラッグオンドラグーン』の偽物が始まったりしたらどう思う?

スタッフの頭が崩壊しているんだろうなという感想以外の感情漂白されてしまうのではないのか?

崩壊はそういうことが平気で出来るヤバイクソゲーだ。

本編外ではあるもの編年史ブローニャ編のニセマリオの数々は熱病にうなされた時にみる夢としかいいようがなく本当にもうなんだそのこうマジでキツかったっす。

ゲームバランスが崩壊している

というか尋常でないほどインフレしている。

流石に1秒間に999無量大数ダメージを叩き出したりはしていないのだが初期キャラ現在の一線キャラは100倍ぐらい性能が違う。

ある時を境に猛烈なインフレを迎えたのだろうなとうっすら分かるぐらい、キャラの性能に活断層が生まれている。

なにがヤバイって作中における超重要キャラであるはずの空の律者が今の基準では絶望的に弱すぎて、なんでコイツこんなに調子こいてるんだろう……と不思議になってしまうことだ。

ゲームというのは物語コントローラー越しに追体験する遊びである以上、物語上で強いキャラは強くあるべきだし、弱いキャラは弱くあるべきだ。

多少の調整ミスはあっても仕方がないが、作中でそれなりにチャンチャンバラバラしてた同士が全くもって比べるべくもないほどに性能差があっては流石に不味いと感じるわけだよ。

まあね、キアナちゃん精神的な成長をキャラ性能のインフレを通して感じ取らせてくれようという公式の域な計らいであると擁護することは可能ではあるんだけどね。

駄目だ……崩壊エネルギーが溜まってきて俺の頭も崩壊してきた。なぜ俺はこんなクソゲー擁護しているんだ。

とにかく崩壊3rdクソゲー

ぶっちゃけキャラ性能に差がありすぎるって以前に、アクション要素やコマンド入力があると言っても基本的にはお手軽本格アクションスマホRPGの域を出てないわけで、ゲーム性あるかって言われるとかなり微妙なんすよ。

強いキャラは強くて弱いキャラは弱いが明白な古のバシーンバシーンポチポチゲーと大差ねーだろと言いたくなる瞬間が多すぎるわけです。

ストーリーモードでお試しキャラ触ってるときなんて本当にもうキャラに性能差がありすぎてビックリするというか、ただ連打してればいくらでも勝てるキャラがいる一方でちゃん回避しないとザコにもボッコボコにされるキャラがいるバランス感覚どうなってんねん。

ほんまにな、このゲームは強いキャラ使ってバシーンバシーンする以外に正解がないねん。

強いキャラ使って敵をボコってる時のテンポ基準に作られているからなんか弱いキャラ使って遊んでるときは妙に敵が固くてモッサリ感がパナい。

物語自体はまあそれなりだと思うが、ゲームとして面白いかって言われるとぶっちゃけまあ無料から遊んでいるがーの域を出てないと思う。

美少女ばかりだしスカートひらひらしてるしで、太もものあたりが非常にえちえちなことによって男脳から快楽物質がチョロチョロ出てくるので気づいたら遊んじゃう感じのポルノしかないよこんなの。

お前ら絶対こんなゲームやるなよ!

人生大事しろ

呪術廻戦の最新刊の表紙

ネタバレだよな。

まあSNSとかで死んだって言われてたから知ってたけど。

2024-04-03

anond:20240403231223

操作と直結するタイプシナリオゲームからこそ味わえるものからなあ

例えばBrothers - A Tale of Two Sonsは右スティックで弟の動作、左スティックで兄の動作ができて(逆だったかもしれない)

最初は脳が混乱するが次第に同時に兄弟を動かせるようになっていく

ネタバレを避けるが、その操作方法からこそ響くシナリオで終盤の仕掛けは特に評価が高い

同じ物語でも傍観者当事者では違い、能動的に動かさないといけないことで当事者のように物語を味わえるのがゲームの良さ

グリーン・インフェルノ唐突に思い出したのでネタバレありであらすじを描く

主人公環境保護に興味を持つ意識高いアメリカ女子大学

アマゾン環境破壊して原住民をおびやかす開発工事を止めさせよう!と仲間たちとアマゾン

工事機器をぶっ壊して作業員をブチギレさせる

ヘリで逃亡するも、ヘリが墜落

何人かはグロ死にし、生き残った主人公たちはジャングルのど真ん中で野生動物に怯えながらサバイバル

そこでアマゾン原住民出会い、助かった!と思いきや彼らは他部族を食らう食人族で捕まってしま

順番に解体され喰らわれる仲間たち

部族の女たちがキャッキャと雑談しながら日常風景みたいに人間を単なる食材として調理していく

囚われたアメリカ人たちのうち、女性陣は部族を治めている老婆に処女検査され、唯一処女主人公花嫁として迎えられる

でも割礼されそうだしなんとか脱出

部族の男たちが集団でどこかへ行って警備が手薄になったため可能だった

その男たちは、工事現場に行き伝統に反する開発を止めるために戦おうとしているのだった

現代的な武装をした者たちに銃撃され、あれだけ恐ろしい食人族は主人公の目の前であっさりと虐殺されていった

主人公作業員らに救われて無事に帰国できた

奇跡生還で時の人となった主人公は、食人族のことを隠し仲間たちは全員ヘリ墜落で死んだのだとインタビューで話した

原住民たちが助けてくれた、優しき彼らの文化尊重し開発はやめ自然保護をするべきだと主張して主人公自然保護活動を続けた

あの最後がわからない

監督は「ネットかぶれてるだけの偽善者へのアンチテーゼ映画」と話しているそうだが

ネットかぶれていただけのエセ活動家が、目の前で現代文明による一方的蹂躙を見たことでガチ活動家へと覚醒したということなんだろうか

2024-04-01

ベルセルクネタバレ

シャーンダルシムみたいなおじいさん(ダイバ)と鍛冶屋エリカとルカ姉が話してるシーン

人の背丈以上の剣なんて振れるわけないと話してて、エリカが触れるところ見たもん!って怒ってて

そしたらルカ姉とダイバがしばらくして、振れるかもなぁ…ってなったところ笑った

あとチッチの話はすき。チッチは生きてる

ちなグリフィスアンチ

まもって守護月天!を読み終えた その1


当方40代であるはてなユーザーでは平均ほどか。

数年前に父が亡くなり、半年前に母も亡くなった。ずっと実家暮らしで、会社仕事の合間に農業をやっていたが、そろそろこの家ともお別れである家族が俺一人になったので、土地建物を売りに出して、会社の近くにある空き家ハウスに引っ越すのである

相続が終わってから遺品整理屋とかリサイクル屋とか解体屋さんと話をすることが多くなった。処分すべき財産はあっという間に片付いたが、最後に残ったのが……西暦で言うと2000年頃に亡くなった実弟漫画だった。部屋を共有していたので、本棚には俺と弟の漫画が並んでいた。

その大半は、ブックオフでも1冊10円すらつかないモノだった。メルカリで売るにも手間がかかりそうだ。遺品整理屋も「今のご時世、紙のマンガは売れないんですよ」と引き取りを断った。ほかの価値のなさそうなモノは、タダ同然でも引き取ってもらえたのだが。

何か月か経って、今年の正月を過ぎた頃だった。

実家本棚にあった俺の漫画を何冊か、手に取って読んでみた。うーん、これは……「懐かしい」という感情が僅かにあった。一番好きだった漫画、『天使禁猟区』『スカイハイ』『クロマティ高校』を読んでみたが、いまいちピンとこない。楽しい思い出が蘇ってこない。お楽しみの記憶脳裏から消えてしまったのだ……。

ふとここで、亡き弟の漫画を手に取った。あいつは将来裁判官になりたいと言ってたっけ。『家栽の人』が本棚の目につくところに置いてあった。一番上の段だった。

そして、一番下の段に視線を移すと……ここで一番、ドーン!! と、当時の記憶が蘇った。それは、『まもって守護月天!』だった。弟が一番好きだった漫画

家族食卓を囲んでいる時も、旅行をしてる時の車内でも、何気ない団らんの瞬間でも、とにかく弟は、この漫画の話をしてることが多かった。

弟の死因は、自動車に轢かれた後の外傷から内臓の疾患にかかったことにある。交通事故の原因の半分は弟にあり、当時は自業自得だと冷たいことを思ってたけど、まさか亡くなるとは……。病院でお見舞いをしてる時にも、弟はこの漫画を繰り返し読んでいて、ずっとその話の内容とか喋ってるんだよ。どんだけ好きなんだよって思った。

確か、アニメも観たいって言ってたかな。病室にテレビはあったけど、ビデオ再生できるものがなかった。弟は泣いて悔しがっていた。

さて、当時の俺は高校生であり、ガンガンコミックス漫画を読むことはなかった。守護月天漫画を読んでみたことはあったが、すぐに読むのをやめた。「稚拙だな」と思ったのもあるし、「絵がちょっとな~」という思いもあった。当時の俺は、CLAMPが描くような、Xとか聖伝とか、ああい精緻な絵柄のエログロが好きだった。

とにかく弟は『まもって守護月天!』が好きだった。それを、この本棚を見ていて思い出した。この日は休日であり、時間がたくさんあった。せっかくなので、この日から一週間ほどかけて、全11巻を読んでみることにした。

読んでみた感想を、以下に綴っていこう。感想を交えつつ、各巻に1~2箇所ずつ、印象的だったところを抜き出して引用する。

ネタバレがあるように見えるけど、本当に大事なところは抜き出してない。隠してる。まあ、俺の人生で『まもって守護月天!』を取り上げるのはこれっきりなんだし、少しくらいは許してくれ……。

その前に、これはどういう漫画やねん、と気になった方はWikipediaでググってほしい。あらすじは、概ねこんな感じである

~ブックライブから引用

一人暮らしで寂しさを抱える少年と、ご主人様をあらゆる不幸から守る役目を持つ守護月天美少女とのファンタジーラブストーリー一人暮らし中学2年生・七梨太助(しちり・たすけ)は、中国を旅する父親から支天輪(してんりん)という八角の輪を送られる。


まり主人公の何気ない行動をきっかけとして、小璘(シャオリン)という女神様のようなものがやってくる。お互いに惹かれつつ、ラブコメディが進行していく。その中で、超えないといけない壁がいくつもあって、主人公である太助シャオにふさわしい男になるために奮闘する物語である

では、さっそく始める。



【第1巻】

読み始めは、正直キツかった。絵柄が古いのもあるし、漫画表現が昔風なのもあるし、ラブコメを読んだ経験がない人間には何がどう面白いのかわからない。

まり楽しめないのは、すでに四十を過ぎているからだろう。子どもの頃であれば、まだマシだったのかもしれない。ただ、まあ……コンセプトはいいと思う。すごく。

なんとなくだが、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』という映画を思い出した。某グルメ漫画でいうと、「うん こういうのでいいんだよ こういうので」を地で行く。

シャオリンが「この平和時代に、どんなものからご主人様を守るか」を決めたシーン

太助様…」

「…え……」

「もし迷惑でなければ あなたの中にある「孤独」や「寂しさ」から あなたを守ってさしあげたいのですが それではいけませんか?」


シャオ歴代の主を守ってきた手段は、主に暴力である。星神を呼び出して使役し、主人を狙う者を撃退する日々を過ごしてきた。だが、平和現代でそんな行為需要があるはずもなく。シャオは、呼び出されてすぐにお役御免になってしまう。

ならば、主人である太助をどのように守ればいいのか――その答えが上記台詞である。命を狙う敵がいないのであれば、孤独や寂しさから主人を守るのだ。太助には家族が3人いるが、全員家を離れて放浪の旅をしている。ネグレクトに限りなく近いものがあるが、ラブコメの都合というものだ。



【第2巻】

このあたりは、まだだるかった。物語登場人物は揃いつつあるのだが、展開が退屈でなかなか話が進まない。この巻から、慶幸日天の汝昴(ルーアン)という主人公の恋路を邪魔する、まさにお邪魔キャラみたいな人が出てくる。

別に、なんということはない恋愛妨害工作なのだが、この時代ラブコメ高橋留美子の影響がまだ色濃いのだろうか、暴力性が強い。この巻以外にも「死ぬやろ……」というシーンがけっこうある。昔は気にならなかっただろうが、やはり時代というものか。

ルーアンの計略によりシャオ太助の元から離れようか迷っているシーン ※太助が駆けつける

「えーっと 今はうまく言えないけど… 俺はシャオにずっとここにいてほしいんだ ――それだけじゃここにいてもらう理由にならないかな……」

「…いいえ… ………あの 私…… 太助様がここに来てくれるの 待ってたかもしれないです」


ルーアンがそれっぽい発言をして、「シャオ現代には不要ではないか」という意見を伝える(あなたなんて いても邪魔なだけなのよ)。シャオは真に受けてしまって、支天輪に帰ろうとするのだが……すんでのところで太助がやってくる。そして、ふたりきりの状態で上のような会話をする。

この場面は気に入っている。シャオ気持ちも、太助気持ちリアルに描いていたからだ。ストレートさがいい。



【第3巻】

このあたりから恋愛路線に入ってくる。太助シャオ愛情意識する場面が出てくる。

ネタバレは避けるが、シャオには恋愛ができない事情がある。本人ですら認識できない事情が。

以下の山野辺というのは、最初の頃は万引きとかするキャラとして描かれていた。物語が進むにつれて応援キャラになっていく。

シャオ山野辺が一緒に温泉に入っているシーン

「なあ シャオ…」

「…………」

シャオ?」

はい?」

「なんか元気ないけど七梨と何かあったのか?」

翔子さん…………私 病気かもしれないです なんだか…ね 胸が苦しい… 太助様がルーアンさんと一緒にいると とっても胸が苦しくなります さっきなんか どうしてだか自分でもわからないけど そっけない態度とっちゃったし太助様が話しかけてくれたのに 太助様にきっと変に思われちゃった きっと悪い病気にかかっちゃったんです ――でも どうしたらいいのか わからなくて…」 

(へえ…精霊ってのも 人を好きになったりするんだあ…)


うん。女性作者が描いてるラブコメってさ。女性側の心理描写リアルだよな。女の子ってさ、好きな男性の目の前だと萎縮することがあるじゃん意中の人を目の前にすると、体がつい後ろに下がってしまうとか、廊下を走って逃げだす子とかいるよな。

なんかこう、恋愛感情に対して不安になった時の女性心理というか。リアルさが伝わってくる。子ども時代に読んでも全く認識はできなかったろう。



【第4巻】

この巻くらいになると、ストーリーの基本線が定まってくる。何らかの事件イベントが起こって、太助シャオが巻き込まれて、レギュラーキャラがそれぞれの立ち位置で動き回って、なんやかんかで解決して、ふたり(又はほかのキャラ同士)の間柄が深まって……という流れである

基本は、太助シャオ関係性がメインだ。この作品うまいところは、ふたりばかりを推すのではなく、ほかのキャラクター間の友情とか愛情ガッツリ描いてる。

この巻だと、2つの場面が印象に残っている。いずれも、ルーアンふたりの仲を妨害するための工作を試みて、やってしまった結果である

④-1太助高速道路自転車走行中にタイヤバースト、そして前方車両(トラック)と自転車を括っていたロープが取れて転倒した後のシーン

「………え 太助様!? 太助太助様!! 太…助様あ… ……う…」

「あ…あの小璘さん…」

「どうしよう…どうしようどうしよう ルーアンさん! ――太助様が 死んじゃったらどうしよう!!」

「あ…いや まさかそんなあ」

「どうして支天輪を車に乗せちゃったりしたんですか 私……太助様に何かあったら ルーアンさんのこと絶対さない!!」

「…………」

太助様に…太助様に何かあったら… 太助様… 太助様早く帰って来てください」

「小璘…………あんた」

④-2保健室で、シャオがベッドに横たわって寝ているシーン

「なあ…ルーアン

はい!?」

「…俺シャオのこと 好きにならない方がいいのかな…」

「………… あんたあのおじょちゃんになんか言われたでしょ ――じゃあひとつ聞くけどなんでそう思うの?」

「――…」

「小璘が人間じゃないから?」

「…………」

「………俺とシャオって絶対結ばれないのかなって…」

「…ねえ たー様 あたしは たー様のこと好きよ 考えれば悩みなんていくらでも出てくるけど 一番大切なのは自分気持ちでしょ だからあたしはあんたみたいに悩まない 悩んでも変わらない想いなら 悩むだけ損だと思わない?」


気持ち、とでもいうのかな。かの有名な『BLEACH』でいうと、ウルキオラ・シファーの名台詞ひとつである



心か



みたいな感じだ。登場人物の心境がさ、わかるんだよな。喜んでるのもわかるし、苦しんでるのもわかる。そんな中でキャラクターが足掻いている姿が印象に残った。

漫画を読む前に下調べはしなかった。今も一切してない。よって推測になるんだけど、この作者である桜野みねねっていう人は、この時(1998頃?)は大学生かそこらの年齢なんだよな。作者あとがきを読むと、若いんだなというのは伝わってくる。

俺が二十代前半の頃は、地面から出てきたばかりのカブトムシの如き勢いでスポーツをするか、水道工事現場であくせく働くか、盛りのついた獣のように女を口説いて、年間に何人とセックスたか記録を付けるとか……同じ会社女の子と無理やりそういうことをした後でも、最後にベッドの上で「愛してるよ」と言ったら許されるから大丈夫とか、そんなことしか考えてなかった。人間性が動物レベルだった。

でも、この桜野みねねという人は、そんなどす黒い人間の対極を行く感性がある。この作者は凄い……と、いい年になったおっさんは感じた。※私個人と作者の年齢差は、干支0.5周り分ほどと思われる。



【第5巻】

20年以上前漫画なので、さすがに創作でも……というシチュエーションが生じることがある。作品内では、たまに登場人物がみんなで旅行とか海とか温泉に行くのだが、メインキャラがほぼ中学生で、20才以上は大変少ない。無理があるし違和感がある。

しかし、旅行とかでないと表現できないラブコメ的なシチュエーションもあると思うので……そこが創作の難しいところである。いや、文学作品創作とかしたこといからわかんないけどさ。

⑤仲間と海に来ていて、ようやく夜の海岸で二人で話ができたシーン

「なんだかね………私 太助様ととってもお話たかったです 別にお話したいことがあるわけじゃないの… でも… 太助様とお話してるととっても落ち着くから…」

「……シャオ

だってお話してるってことは 一緒にいるってことでしょ? だから…」

(だから… きっとこんなに 安心できるのね)


太助シャオは、何度もこういうシチュエーションになっている。が、恋愛が進む気配はない。事情はあるのだが、あまり絶望的な事情なのだ

あと、文章量の都合で載せなかったが、クラス演劇(かぐや姫)の数話分も大変よかった。ルーアンと、ほぼサブキャラの乎一郎が主体の話なのだが、中学校の学芸会かぐや姫をやることを通じて、「離れていても心は繋がってる」という要素を表現している。

この回は、大人ながらにしみじみときた。気になる人は、是非5巻を読んでほしい(ダイレクトマーケティング決行)。

大まかな流れを言うと、ラストのお別れシーンでかぐや姫役のルーアン台本にないセリフを言う → 月の使者役のシャオがお迎えを中止発言 → 乎一郎がそれを制止 → その後の会話のやりとりで、離れていても心は繋がっていることを示唆~といった具合である

ここまで五千字以上は書いている。一旦切ることにする。



文量の都合で2分割。

次に続きます

https://anond.hatelabo.jp/20240401122023

2024-03-31

オッペンハイマーのわかりづらいところと、もう1人の主人公

ネタバレあり。

オッペンハイマーみた。解説感想かきたくなった

以下ネタバレありまくり














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オッペンハイマー、まず理解するのにアメリカ人の伝記物なので当時のアメリカ歴史を知っておく必要がある。さらノーランのあまり説明せず、時間軸をぶった切るスタイルがすごいのでよりわかりづらくなっている。

話の流れとしては、1954年カラー)と、1959年(白黒)の話の二軸になっている。

1954年、当時のマッカーシー赤狩りオッペンハイマーソ連スパイ容疑かけられて狭い部屋の公聴会で責められて、最終的に公職追放されるまでのところがメイン。その中でオッペンハイマー自分過去を回想するという形で原爆開発の流れが示される。

そして、ややこしいのは白黒で示されるストローズの話。あの白黒の場面は1959年のことで、オッペンハイマーは出てこない。当時ストローズが商務長官に任命されそうになり、公開の公聴会がひらかれている。アメリカでは長官に任命されるときに公開の公聴会が開かれてどうするか決めるというのを知っていないとあのシーン自体が何をやってるか全然わかんないんだよな。そしてその公聴会ストローズはオッペンハイマーを陥れたことを追求され、反対が多く長官になれなかったということが表現される。

このオッペンハイマーストローズ2人が一番絡まるシーン、湖の畔でストローズがアインシュタイン無視されるところってのは映画では一番最初に出てくるが、戦後の話だってのもまぁわかりづらい。

それで、そういうことを知った上で見直すと、映画オッペンハイマーオッペンハイマー自身と、ストローズという二人のキャラの話を混ぜているとわかる。

オッペンハイマー天才破天荒女性関係が滅茶苦茶なのかとか、自分がどういう立場なのかわかっていながら共産主義関係者を積極的に絡ませたり…それこそ弟誘うの駄目だと思うんだけど…とか、そういうの。自分大学院のころに世話になった教授が似たような超天才型で、それに振り回された経験があり、あー天才ってこういうところあるよね…自分勝手に好きにやるよね…って思った。そういうのもあって、本人に感情移入しづらかった。

そして、オッペンハイマー原爆への後悔は、確かに後悔しているんだけど、後悔している自分に酔ってる、可哀想自分可哀想てのを表現している感を感じてしまった。これは愛人が死んだときの態度で表現されているようで、あそこも自分のせいで人が死んだこと自体は後悔してるけど、こんなに後悔してます自分が悲しくて泣いちゃってます!慰めて欲しい!っていうオーラがすごい。

でも、自分かわいそう感の強さにうーんって思ってたら、作中でもトルーマンには馬鹿にされて、ストローズには後悔なんてしてないっていわれて、奥さんから殉教者になる自分に酔ってるだろみたいなこと言われてるから意識的表現してるんじゃないかな…と深読みした。

それで、正直、オッペンハイマー自身よりも、ストローズの方がすごく魅力的に感じた。RDJの演技がすごい。まぁ政治家って時点で普通人間ではないのだけど、人間性がずれてる天才と比べる形で一人の人間表現していた。小物さ、狡猾さ、天才とは違う尊大さ、そういうところを会話や態度で表現していて、とても魅力的だった。もう一人の主人公…というか主人公が2人いると思ったし、この映画オッペンハイマー舞台装置にしたストローズの話なんじゃないのかって思った。

とにかく、すごい作品だった。見て良かった。

映画って楽しい

2024-03-30

ラッセルロウ映画を観てきた

ポーカーフェイス裏切りカード

本当は「落下の解剖学」を観に行ったんだけど、時間を間違えて入れず、代わりに観ることにした映画

残念だけど、自分には合わない映画だった。

何がどう合わないのかを説明するとネタバレになってしまうな。だからとにかく「気に入らねぇ」としか言えない。

デカくて奇麗で美術館みたいなお屋敷は羨ましいなって思いました。以上。

グロくて残酷な話が流行りすぎた

もうネタバレも解禁していいだろうけど

フリーレンの試験編のメンバーで殺し合いゲームだと思ってたやつ多すぎる!

まあ確かに死者も出てるが…呪術廻戦とか進撃とか鬼滅とかの影響を受けすぎていると自覚すべきだ

絶対若い漫画家とかも「こういう場面ではエグく暴力的伏線貼りながら残酷に」しなくちゃならないと思ってただろ

でもまあフリーレン作者も良い性格してるよな

そういうセリフを冒頭に持ってきてて最近流行ってたこ世界残酷漫画をフリにしたからな

騙されたって悪くないよ

でも一つ言っとくとここまでも原作のフリだから

また全然違う視点の展開始まるから…作者漫画うまい

観たよ、オッペンハイマー。(ネタバレあり)

実は、エノラゲイは知ってたけどオッペンハイマーは知らんかったんよな。作中の学者アインシュタインしか知らん。でも楽しかった。

・そんな気軽に青酸カリ使う?

教授の命を救った男、オッペンハイマー

・なんとか組合みたいなコミューン原爆村の発想源よな

・気軽にセックスしすぎやろ

・気のいい爺さんだと思ったらワルだった

ガッツリ共産主義者じゃん

ユダヤの話、ボーは恐れているはグロいの苦手だからスルーしてたけど観とけばよかっち。イスラエルはアレだけど

・巨漢のラビおっさんはいキャラ

ガンバレ学生が後でガンバレ意味が変わってるの、これだから若い男は…やん

キャラの見分けがよく付かないけど、メガネ君はワルキャラに見えて仕事してるだけよな

ストロースの秘書くんと証言したメガネと爺さんは好き。印象に引っ張られてる感じはする

・靴売りはセーフだけどサンドイッチはアウトなんや

・馬結構出るな

・クソ兄貴でクソ父よな。そういや子供視点がないな

・核成功ハラハラしたし良かったナーてなったけどええんかな?

・音と衝撃が遅れて届くのすこ

・これ人に撃つんだよな…?てなりそう

成功したのにめっちゃ不穏やん?

演算しまくるとこ、ザ物理学者って感じで好き

テラーの強キャラ感、後半ちょい格落ち

・頭を下げないヘット名前を印象付ける演出かな

原爆被害者シーンは悪趣味で最高。あえて見せないのがいい。

日本人として思うところもあるが、まあ撃ってよかったししゃーないよね。エノラゲイ悲劇

尋問シーンかわいそうだけどオッピーが吹き込んだってのはそうかも…?となって、でも裁かれたって許されないのはそうですよねえって

ケネディ反対票は分かるような分からんような?(理解力が足らんだけ)

・伝記つかドキュメンタリーぽいのかな?思たらエンタメでよかた。ダレないし、乳首は出るけどドライなのがいいね。感動させようとはしてないかんぢが…でも最後なぜか泣きそうなっちよな。ただの疲れ目かもが

2024-03-29

スキップローファーをまとめ読みした感想 ネタバレ注意

持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。

人間だれしも自分特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、

自分自分環境立ち位置理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。

高校生のみつみちゃんは「まだ」自分ちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。

作品内で扱われている「人間関係ポジショニングゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップローファーキャラクター演出をしている。

氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。

作中では、稠密人物内面描写キャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間相互作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。

グループで過ごす時間不協和音スレスレスクールライフコメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的空気を持っているのは作者の技量だと思う。

スキップローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。

田舎と都会、陰キャ陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃん水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。

そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女物語を大きく動かす役割もつ可能性は高いか

このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。

恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来パートナーのために舞台装置出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、

ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。

本当はもっと掘り下げたり、メタ視点から感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクター名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。

需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性ありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。

自分には価値自己肯定感がないから……自分肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。

スキップローファーではそもそも都内進学校に通える学力があって、経済的問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。

志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。

スキップローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺世界とは無縁だよね。という強がりの業か。

アフタヌーン掲載漫画結構心理描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。

漫画を読んだ後、こうやって乱文でも書かないとやっていられない27歳誕生日

スキップローファーをまとめ読みした感想 ネタバレ注意

持ってる人間と持ってない人間の関わりあいを狙って描いていそうなところに注目したい。

人間だれしも自分特権を持っていることには無自覚で、社会を生きる上で、持ってない側からそれを直接的に指摘されることはないから、

自分自分環境立ち位置理解できる程度の観察力や内省力がないと、「ああ自分は(相対的に)恵まれている」という考えには至らないし、そこに至るまでにある程度年を重ねるものだと思う。

高校生のみつみちゃんは「まだ」自分ちゃんと愛されて育ったことと、志摩くんが愛されずに育ったこと「まで」は気付いていない。

作品内で扱われている「人間関係ポジショニングゾーニング」についても、自覚的な側と、無自覚的な側、愛されている側と、愛されてもいない側、かなり繊細な部分まで、スキップローファーキャラクター演出をしている。

氏家くんの脆さと強さ、八坂さんの愛着への強かさと諦め、志摩くんの自己のなさ、みつみちゃんの自信ぶり。

作中では、稠密人物内面描写キャラクターを掘り下げる描写こそないけれど、彼らの言動を恐ろしくリアリスティックに感じるのは、人間相互作用することで起きる「トラブル」を上手に躱していることにあるかと思う。

グループで過ごす時間不協和音スレスレスクールライフコメディ”を謳っているだけあって、やっぱり、かなりとげとげしい描写もある作品なのに、大部分が牧歌的空気を持っているのは作者の技量だと思う。

スキップローファーが学園青春群像劇としての価値をもっているのは、それぞれの人物属性振りやキャラクター性に無理がないからだと感じる。

田舎と都会、陰キャ陽キャ、一軍と日陰者、現実では水と油のように混ざらない関係だと決めつけているのは「ああ、自分自身じゃないか」といえるくらい、みつみちゃん水と油をなじませる乳化剤としての機能をもっているし、こうあってもいいなと感じるまっすぐさは物語の中だけでなくてもいいじゃないかと思える。

そのみつみちゃんに、わざとらしくなく「あなたはでも、愛された経験をもっていますね」っていえる八坂さん、今後、彼女物語を大きく動かす役割もつ可能性は高いか

このストーリーは愛されて育ったみつみちゃんと、愛されずに人の顔色をうかがって生きてきた志摩くんをどう解決するかになっていくかというとこに落ち着くのか、正しさに生きるみつみちゃんを掘り下げるのか気になる。

恋愛漫画というフォーマットだと、主人公+未来パートナーのために舞台装置出来事が用意されていて、寄り道は誌面のためのフック、引きでの巧さとしてみてしまうけれど、

ここまで群像劇の色味が強いと、寄り道の寄せ集めこそが本題という印象になってきて、今後のストーリーがどうなっていくのか楽しみ。

本当はもっと掘り下げたり、メタ視点から感想を書きたい気もするけれど、ちょっと一気読みをするとキャラクター名前を憶えられないので、あの子があの子に対していった「少しのホントウ」をたくさんあつめたような作品でそういうがっつりした考察はしたくないな。

需要があるから、「らしく振舞う」とか、自我が強いから周りに合わせないとか、社会に対して協調性ありすぎることも、協調性がなさすぎることも、結構うんざりすることだと感じるけれど。

自分には価値自己肯定感がないから……自分肯定してくれる、承認してくれるあの子が好きなんだ」という解決にも、素直に納得できず「結局最低限、自己愛や社会的な地盤という下地必要だよね」という皮肉を放つ八坂さんに共感してしまう。

スキップローファーではそもそも都内進学校に通える学力があって、経済的問題に直面している子が出てきていないことも、この愛着(attachment)への問題を抱える青年という描写の分は物足りなく感じる面があるなと感じてしまう。

志摩くんがそういう意味で、単に幼稚・稚拙、初々しいという印象になってしまうのも、自分の中では頷ける。でも、やさぐれた感じとか、荒んだ感じを出したいキャラクターとしては彼は恵まれすぎている。

スキップローファーに感じる物足りなさは結局、それなりの予後可能性をもっているんだから。そんなに悩んでも君たちが最底辺世界とは無縁だよね。という強がりの業か。

アフタヌーン掲載漫画結構心理描写にも力をいれているように感じて、かなり好きなんだけれど。美大生とか高校生とかだと結局、上澄みの世界側だよね……って言いたくなってしまうらしい。

漫画を読んだ後、こうやって乱文でも書かないとやっていられない27歳誕生日

2024-03-28

変な家見た(ちょっとだけネタバレ

結構よかったよ

音でびびらせるのはダメな人居そうだけど

なるほどなーと思ったのが、主人公YouTuberのものなんだね

動画ネタ必要から」で首突っ込んでいくのって、ミステリー作家構造まるっきり同じなんだよね

ある意味古典的だった

ツッコミどころもたくさんあるけど

古典ってやっぱ強いんだよね

久々にホラー映画見たなーって感じがした

レベルはそこらのホラーゲームと大差ないと思う

目の肥えた評論家ダメ出しするだろうけど

YouTube世代にはこのくらいのエンタメホラーで良いんじゃないか

チャーハン頼んでチャーハン出てきた感じ?あとは「YouTubeで見たやつだ」のフレーバーがあればいいのよ

 

このフォーマットって、雨穴さんがもっと動画出せばある程度何でもいけそうだよね

この構造に気づいた人が賢いわ

2024-03-27

ダダの正体は何ですか?

その正体はM78星雲から来た宇宙人ウルトラマンだった。

google検索するとAIネタバレされるので気をつけましょう

2024-03-26

anond:20240326211245

この曲はEVO2022で参戦PVが発表されたとき外人雄叫びあげる動画で聞いて耳に残ってるな。

まあ俺は格ゲー厨房の頃にちょろっとやってたスト2ターボ鉄拳2、闘神伝2、大学の頃にやってた萃夢想非想天則くらいで止まってるからGGは触ってないが、いいキャラだよな。

俺がここ最近で一番評価してるゲーム曲は崩壊3rd英傑編の締め曲にあたる「TruE」だな。

唸るベースラインとエモさが調和した無敵な女性ボーカル曲だけど絶対知らんだろうな。

公式ショートアニメ挿入歌で、シナリオクライマックスではあるが仮に遊ぶ予定がある人でも大したネタバレにならんから見ていい。

隠れた名曲はないっていうけども、このゲームにも中国の超売れっ子シンガー周深が歌うRubiaっていう向こうでは受賞とかしてる曲もあるけど、知らんだろ?

この人は男性でありながら女声まで含む広大な音域を切り替えて自然で澄んだ歌声を出せる異才として活躍して、20代のうちに中国富豪リスト42位まで行った傑物なんだけど、知らんだろ?

いやポケモン25周年の記念曲を歌ってたか日本アニメゲーム文化人でも名前知ってる人はそこそこいるかもしれんが。

隠れてるかどうかってのは結局、どこの文化圏自分が"隠れて"いるか、という問題しかないと思うんだよ。

あらゆる文化圏に属せる人はいないし。

感想プリンセスピーチ Showtime!』が少女満喫できなかった私を癒してくれた話

https://www.nintendo.com/jp/switch/amjja/index.html

2024年3月22日、『プリンセスピーチ Showtime!』が発売された。

ピーチ姫が妖精ステラと共に、「グレープ団」に脅かされた劇場を取り戻していくアクションRPGである

予告映像では剣士パティシエ探偵…など魅力的な姿に変身するピーチピックアップされた。

華やかな劇場剣戟披露する姫、かわいらしくも細やかなディティールの背景。

それだけで「今すぐにこれを買わせてくれ!」という気分になってからあっという間にその日は来た。

実際プレイした感想を読んでいただく前に、前提として知ってもらいたい事がある。

私は少女のうちに「女の子らしい事」ができず、心の中のお姫様成仏していないまま成人してしまった。

典型的女の子らしい事を大っぴらに楽しめる年齢をすぎてもなお、未練を残している。

その原因には周囲のからかいも大きかったが、言われるがまま「可愛い」を恥じてしまった事が大きい。

かといって、リボンの騎士やギュアブラックのようなカッコいい女の子になるには迫力も勇気も足りなかった。

憧れをめいいっぱい抱えているのに、地味な事しか自分に許せなかった人はたくさんいるのではないだろうか。

可愛いへの未練を残したまま大人になると、ファンシーに対してタガが外れてしまう。

これでも社会人を続けていると、自分を守るために表向きファンシーを封じられるようにはなるが、家に帰ったら即姫君である

プリンセスピーチ Showtime!』はそんな可愛いものに飢えた心を満たしてくれる。

お城のセットを駆け回りたい。

可愛くてカッコいい王子様になって剣を振り回したい。

煌びやかなクッキーをたくさん焼きたい。

大きなホイップを抱えるパティシエになって自分よりデカケーキデコりたい。

そんな夢も叶えてくれるのだ。

ここからネタバレになるので控えるが、なんと体験版の時点でこんなに叶うのだ。

そして、『プリンセスピーチ Showtime!』が満たしてくれるのは心のお姫様だけではない。

少女満喫できなくても、人は大人になる。

大人になれば、少女たちを見守る側になるのだ。

そうなると、心の中にお姫様人格を持ちながら「姫の成長を見守る侍女」の人格が芽生えてくる。

プリンセスピーチ Showtime!』をプレイすると、ピーチ自己投影してお姫様になりつつ、

ピーチ姫様の成長を見守る侍女になる事ができるのだ。

剣で敵をなぎ払いながら

わたし、カッコいい騎士様になってる…!」

「姫様…!逞しゅうなられましたね…!」

不器用すぎて現代アートみたいなケーキを作っても

お菓子作りってとっても難しいのね。いつもばあや(私)が作ってくれてるからからなかったわ」

「姫様…!私のためにご苦労をなさって…!ここからはばあやにお任せくださいまし!」

最高である

現実では私が一人でゲームプレイしつつ弁当の下拵えしたり洗濯したりしてる。大人なのでゲーム生活自分一人で守らなければならない。

それでも心だけは姫様であり、彼女を見守る侍女として可愛らしい劇場冒険しているのだ。

プリンセスピーチ Showtime!』は子どもの私も大人の私も救ってくれた。

本当にありがとう

そして私のように少女趣味に未練を残した人、あるいは、恥ずかしくて楽しめていない女の子男の子、どちらでもない子も興味がなるならぜひプレイしてみてほしい。

かにからかわれるのが怖いなら、こっそり楽しんでいい。

今の時代多様性がうたわれ、自己開示が良しとされている。

しかし、個性を傷つけられないのは開示が上手い人だけだ。

隠したっていい。一番大切なものは、明かさないことで守られる事だってある。

老若男女問わず可愛いもの好きな人はぜひプレイしてください。

ここまで読んでくれてありがとう

新幹線0号のネタバレになるが、エンディング2を見て「線路歩いてるのが悪い」こういう感想が出るやつはガチものアスペだと思う

ネットフリックスの三体

冒頭で中国語かな?と思ってLanguage Reactorで原語と日本語字幕並記にしようとしたら英語オリジナル]って書いてあった

このシーンだけであとは英語でのストーリー進行なのか……?

それはそれでいいけどこういう時今は何語ですよって教えてほしい

読めないなりに喋ってる言語と2行並んでるのが結構好きなのでなるべく準じたい(フォントあんまりきじゃない)


これがネタバレになってたらごめん

文庫まだかなと思ったまま原作未読……先月文庫出てたじゃん! 読んでからにしよ

2024-03-24

[]3月24日

ご飯

朝:バナナヨーグルト。昼:もやし人参キノコ餃子スープ。夜:おにぎり。間食:柿の種チョコ

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

ファミレス享受せよ

ファミレスムーンパレス、そこには店員がおらず奇妙な客と無限に利用できるドリンクバーがあり外には出れず閉じ込められている、永遠に浮かび続ける月を眺めながら淡く何処かへ消えてしまいそうな雰囲気が魅力のアドベンチャーゲーム

ゲームシステムコマンド選択式だがポイントアンドクリックの要素も少しあり、夜空に浮かぶ月を調べられる辺りかなり雰囲気を出している。

ファミレスの自席と、それぞれの客席、そしてドリンクバーを巡りながら、この謎多きファミレスから脱出を目指す。

開幕早々気になる謎が提示され、徐々に明らかになっていくのだけれど、その謎解きの過程議論捜査ではなく、雑談ベースになっているのが、この作品の強い独自性だ。

試験勉強気分転換ファミレスに寄ったところ巻き込まれ普通女性である主人公だが、雑談タネを撒くのが大得意でグイグイと他人距離を詰める。

主人公雑談力によって、無限ときを生きていたムーンパレスの面々が変化していき、ストーリーが前に進んでいく。

勿論、謎が徐々に解けていき設定が開示されて行くのも面白いのだが、個人的には物語の本筋とは関係のない空振りの雑談を噛み締めるように遊ぶのが楽しかった。

雑談相手は主に四人おりそれぞれの個性面白いので紹介する。

まずは唯一の男性セロニカ。

冷静沈着な落ち着いたキャラだが、少しづつ熱が見えてくる熱いキャラでもある。

魅力的な女性陣に囲まれながらもソワソワしたところがない達観さは超越したものを感じさせられた。

雑談の細かい内容よりも、頭が回る知恵者の側面で謎解きの際に頼りになる印象が強い。

次にオドオドして小部屋から出てこない幼そうな女の子ツェネズ。

閉じ込められたファミレスの中でさらに引きこもっているコンプレックスの塊のようなキャラ

明らかに何かを隠しているため、序盤は彼女の元に足繁く通うことになる。

なにかに怯えているようだが、決して泣かないエピソードなど、弱さに立ち向かおうとする話の流れに呼応するような雑談面白いキャラだった。

引きこもっているためルックは中盤までわからないが、想像通りな可愛らしさなのが、雑談で話が進むからこその想定通り感が面白かった。

三人目は王様自称するレイルロードスパイク

このキャラだけ第一印象世界観が違うため、雑談の内容もかなり変則的

ノブレスブリージュのような人の上に立つことからこその義務感の話や、普通暮らしから想像できない悩みなど、異なる世界人間であることが伝わる雑談面白い

それでいて、同じところもあることが、話を前に進めるキッカケになるのが主人公雑談力の高さだ。

そして、今作のメーンヒロインとも言うべき存在主人公と濃厚な関係値を築くことになるガラスパン

とある経緯から、どこか投げやりな態度をとっている。

しかし、そんなことで怯まない我らが主人公ドンドン距離を詰めていく様は、ちょっとしたギャルゲ主人公でもまだ控え目にアプローチをかけるぞと心配になるほどだ。

少々ネタバレになるが、実のところ彼女物語全体像からはあまり関係のないキャラで、ハッキリ言って彼女が居ようと居まいと、あまり本筋とは関係ない。

しかし、僕が一番楽しかったのは彼女との雑談だ。

そして、そのように主人公も思っていたからこそのラストも素晴らしい。

以上四人がメインキャラになるが、忘れちゃいけないのが、雑談の鬼にして、彼女たちを色々な意味で変化させる主人公だ。

プレイヤーイコール主人公のようなスタイルだが、雑談を通じて、そして合間のモノローグから、少しづ彼女彼女で中々に奇妙なキャラであることが見えてくる。

個性プレイヤー感情移入やす一般人であること自体は間違っていないのだが、彼女の有り様もまた四人の奇妙な客たちと同様、興味深い可笑しさがあった。

ここまで雑談を通じてのキャラクタの魅力を語ってきたが、その先にある展開もこれらの雑談が程よく前フリとして効いていて面白い

設定の開示のタイミング絶妙で、その提示タイミング毎に読む手を止めて彼女達の感情想像してしながら、それまでの雑談を振り返っていた。

これは雑談が主のゲームからこその面白さだった。

雰囲気を重視した物語によくあるボカしたような曖昧さや寓話的な部分はあまりなく、かなりじっくり練られた設定の開示と、その設定を踏まえた登場人物達の葛藤とその根底にある愛が非常に面白かった。

限られた空間の閉じたファミレスの中で進む会話劇でありながら、壮大な物語に思わず、僕も月を見ながらファミレスドリンクバーを嗜みたくなってしまった。

エンディングの読感も非常によく、大団円でかつ、洒落の効いたいいオチも待っている。

個人的には主人公ガラスパンカップリング的な魅力も感じられて、文学的でありながら、エンタメ意識されている、非常に面白いゲームだった。

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