はてなキーワード: キャラ設定とは
社会や世の中の全てを憎んでいる
一人称は「ワイ」語尾は「やで」
男性を憎んでいる
KKO「からあげクンのマスカットサラダ、テロリストソース味を買ってみたで。食べてみたら、なかなかうまかったやで。」
帰宅してからは、テレビでニュースを見た。ワイはいつものように、社会や世の中の不条理についてグチグチと文句を言っていた。
KKO「なんで世の中って、金持ちがいい目に遭って、庶民は苦労ばっかりなんやろな。せやからワイは、お金があったら全ての問題が解決すると思うんやで。」
フェミちゃん「ワイくん、男性は女性よりも優遇されていると思わない?」
KKO「そんなことあるかいな。男性も女性も、同じように生きてるやろ。」
フェミちゃん「でも、女性は職場で給料が低いし、性的なハラスメントも受けやすい。男性のほうが、女性よりも優遇されていると思うんだけどな。」
KKO「ワイは女性を差別したことはないけど、男性だって大変なことはあるんやで。女性にも男性にも、それぞれ大変なことはあるんや。」
フェミちゃん「でも、男性が女性に対してする暴力や性的な被害が多いのは事実だよ。女性は男性よりも被害にあいやすいんだよ。」
KKO「そんなこともあるかいな。でも、それは男性全員がそういうことをするわけじゃないやろ。女性だって、男性に対して暴力を振るうこともあるやんか。」
フェミちゃん「でも、女性が男性に暴力を振るうのは、男性が女性にする暴力とは違うんだよ。男性は力があるから、女性を傷つけやすいし、それが問題なんだよ。」
KKO「まあ、そういうこともあるかもしれんけど、それが男性全員の問題ってわけじゃないやろ。」
フェミちゃん「でも、男性が女性に対してする差別や暴力は、男性全員の問題なんだよ。男性がもっと女性を尊重し、平等に接するようにならないと、社会は変わらないよ。」
そんなこんなで、ワイの一日は終わったんや。明日もまた、同じような日々が続くんやろなぁ。
暴力女の中二病「苺」が主人公でまあ問題児なわけなんだがスクールカウンセラー爺さんが将棋させてみたらまぁ覚えがいい。
そして喧嘩上等!な気質をもってる彼女が色んな将棋のプロに喧嘩売りに行く。
そこで勝っちゃったりコテンパンに負けて悔しがったりする中でアマチュアのまま竜王戦に挑む権利を獲得してしまう。
この将棋漫画の主人公はド天才で作中でも頭がおかしい扱いされていて、とても現実的ではない非現実的キャラ設定だ。
もう現実に藤井聡太がいるのでコイツを超えるために生まれたモンスターだと言ってもいい。
主人公の人間的成長や、よくある奨励会などのリアル描写はもちろんキャラのバックボーンなど個性豊かで見逃せないものがあるのだが、
とにかく真面目に1話1話コツコツと将棋対決を描いているのが印象的な漫画であり有名な3月のライオンなどは遥かに凌ぐほどの将棋描写が描かれる。
故に地味に見えがちだが明らかに派手な戦法をとる主人公に読者はどう転がるのか分からない、おそらく将棋が分からなくても試合の内容にハラハラする、そんなゲームが描かれ、駆け抜けてきた作品だった。
そう、だった。
最新話までは。
龍と苺は既にクライマックスの形相(*様相)であり、もう来週にも終わるのではないかという読者の予想を完全に超えており、今週号はなんというか…その…感想をすることを躊躇うというか…今まで見てきた真摯な将棋漫画ってなんだっけって言うか…
ただ分かるのは、龍と苺の作者へのこの胸のドキドキ、ワクワク、ハラハラは主人公に感じていたものと同義であるのではないかということだ。
作者は苺なのだ。前作も似たようにぶっ飛び主人公だったし、まあ作者がぶっ飛んでるのだ。
とんでもない手を漫画というルールの枠内で使ってくる。漫画であればいいのだから。
着地方法はまだ見えない、見えないが実際に今週号のあと今までに無かったくらいに龍と苺の感想がSNSで溢れている。
今週号の葬送のフリーレンはとっても面白くて先週から続き漫画家としての器量が垣間見える、安定してどっしりとした作品だという評価も出始めているが、そんな人たちも二言目にはこう言う。
「それで今週号の龍と苺は何事だ?」「作者は大丈夫か?」「何を見ているのか分からない」「作者は最終回という重さに勝つのか負けるのか」
まるで苺への反応と同じだ。
世間は作者が今何を食べているのか知りたがっている。
先週号までの全話無料公開は今日までです。このタイミング、やりやがったな。間に合わないなら買ってね。
作者のブログ読んだらまだクライマックスじゃないとかクライマックスの空気出してみたとか言いよってコノヤローやりやがったな!受けて立つ!
※FF16のネタバレあり批判記事です。プレイ済でFF16に思い入れのない方向けです。
FF16をクリアした。わくわくと予約して発売当初にプレイしたので、クリアしてもう7ヶ月くらい経つんだが、いまだにもやもやする。もやもやというか、悲しみと怒りというか……。「何だったんだよコレ」というか。
いや正確にいえば、プレイ序盤は「おお、面白いかもしれない」と思った。それがちょっとずつ「ん?」と思うことが増え、中盤のバハムート戦が長すぎるあたりから完全に「アレ?」となり、終盤はちょっと盛り返してきたけど、ラストの米津玄師をバックに「あ、終わった……あと少しの工夫で名作になったけど……ちょっと塩気が足りないような……?」と狐につままれたような気分で終わった。まだサブクエストは残ってたけど、やりこむ気が全く起きずそのまま一度もプレイしてない。
思えばプレイ中、ずっと「面白いと思わなきゃ」という強迫観念に駆られてた。だって久々のFFナンバリングじゃん?予約してたしものすごく楽しみにしてたし、映像めちゃくちゃ綺麗でリアルで、鳴り物入りでものっそお金もかかってそうじゃん?周りも「今ハマってて〜」とか言ってたし、ずっと悪く言っちゃいけないと思ってたんだよ、いいところ探そうと思ったんだよ。
だけど日が経てば経つほど冒頭のようにもやもやが広がってきて「やっぱあれおかしかったよね」とか、恋人と別れてから洗脳に気づいてずっとそのことについて考えてしまうみたいな。FF16クリアしてからいろんなゲームやったりアニメみたりしたけど「FF16よりずっと面白い!」「FF16よりこの点がいい」とか、謎にずっとFF16と比べてる自分がいる。
ここまで心囚われてしまうのは、何かあるんじゃないかと。裏を返せば、FF16の何が面白くなかったかを深掘れば「面白いコンテンツとは何か」を考えてみるきっかけになるんじゃないかと。
本当はFF16の悪口言う飲み会やりたいくらいだけどそんな友達はいないので、こうして増田にしたためてみる。以下はエンタメ業界でもなんでもない自分のど素人の私見なので、いろんな方のぜひ意見を聞いてみたい。
以下は要素を出すためにとりあえず箇条書きで気になった点を挙げていく。
この項目は細かい話なので、要は何?を先に知りたい人は読み飛ばして次の項目にいっていただいて構わない。
悪い点ばかり挙げていてもフェアじゃないし、心を落ち着けるためにも、まずは良い点から挙げていきたい。
【FF16の良かった点】
・サブキャラの人間味がよい(ベネディクタ・フーゴ・ディオンあたり)
主人公がさらにその先の「人が人として生きられる場所」を掲げて言葉にし続ける(ちょっとFF10っぽい)
・終盤の今までの召喚獣全部出すRPG感(ちょっとFF10ぽい)
じゃあ悪かった点って何なの?
【FF16の悪かった点】
1.緩急がない
・チョコボの音楽流れない(なんだよあの♪チャララララララーンって、よく分かんないところでオリジナリティ出すな)
・ていうか音楽が終始暗め
・ミニゲームない
・ほぼ同じような景色ばかり、マップ移動が自動でシナリオも基本一本道、自由度が少なく冒険感がない
・テーマの根幹である、ベアラーが奴隷格という設定に無理を感じてしまった。魔法がある分科学は発展してない以上戦闘力は彼らが遥かに上だし、生活も彼らに頼りきり。抑え込める武力もロジックもないので反乱起こされたらかなりやばい、この状況であればむしろ優遇されるはず。ジルみたいに「人質にとって脅してる」だけじゃあまり説得力がなかった。
・ジョシュアがなんで主人公に自分の生存を隠していたのかが意味不明。物語の核心を知ってるんだろうなあ〜と再会シーンを楽しみにしてたら「僕もアルテマのことは詳しく知らない」?!は?!
あの意味深な隠密行動はなんだったん?中二病??だったら逃げずにさっさと共闘してくれよ
・アルテマもバルナバスも主人公に甘い。ディオンはあんなに狡猾に精神的に追い詰めたのに、主人公に対してはジルをさらうくらいで殺しもしない。
思念を断ち切りたいなら、もっと主人公の大切な人や場所を壊すなり目の前で殺すなりやり方いくらでもあるでしょうに
・召喚獣を吸収されても、暴走でもう1回召喚獣になれるのなんで??無理やりでもいいからなんか説明ほしい(その人の心の奥底に召喚獣の魂が根付いていてそれが心の刺激で一度だけ解放されるよとか、それくらいでいいから)
・主人公のキャラが真面目すぎて魅力を感じない。いかにも主人公らしい言動しかしない。もっと人間らしい葛藤とか弱さとか欲しかった
・主人公とジョシュア、再会してあっさり打ち解けるけど、あんなに羽むしって殺しかけたことはお互いもうちょっと思うところがあるんじゃ……
・主人公が飼い犬(トルガル)に興味なさすぎ。あなたの犬青く光ってるけど何当たり前のように受け入れてるのおおおお?!最近おやつ食べないのに飼い主以外の人が気づいて忠告してるけどおおお?!犬に対してぞんざいすぎる、いや狼だけど、生き物はちゃんと愛情深く飼ってくれ
・ヒロインのジルが戦わない。いやシステム上は戦うんだけど、精神的に戦わないように見えてしまう。
愛する主人公がピンチの時も見てるだけのことも多いし、何度「いや今命削ってでもシヴァに顕現しろよ?!」と思ったことか……。
性格的に自己犠牲っぽい割に基本的に受動、お姫さま扱いで時代に逆行。ベネディクタの方が好きだよ私は……
本当はもっともっと細かいところいろいろあるんだけど、呪詛みたいになってしまいそうなのでこれくらいにしておく。(既に呪詛)
悪かった点のまとめ、1〜3について振り返り、「いいコンテンツとは?」について考えてみたい。
いいコンテンツには緩急がある。
例えば同じFFでもFF7。ゴールドソーサーがあったりそこでバレットとデートできてしまったり、 戦いの日々の中にも思わず笑ってしまうセリフがちゃんとある。メテオ無視してスノボしまくることもできる。
FF7リメイクのエレベーターの中でのバレットとクラウドの会話 バレット「お前いくつだ?」クラウド「ファーストだ」 バレット「ちげーーよ!歳聞いてんだよwwwwwなんだよファーストって」みたいバカにして笑うシーンとかめちゃくちゃ笑った。 クラウドの自意識過剰とバレットの調子に乗りがちな性格を上手く扱ったやりとりだと思う。
FF16は音楽もキャラもシナリオもシステムも、ずーーーーっと暗くて一辺倒。明るくて楽しいの叔父さんくらい。(砂漠の叔父さんはめちゃくちゃジョセフ・ジョースターにみえたが)周回するのも辛い。
お願いだからチョコボの曲くらい流してくれ!チョコボの曲すらなかったらもうアレはチョコボという名前だけの別の鳥だよ!!
メインシナリオ以外の遊び要素がほぼサブクエストだけっていうのは、ただ面倒なだけだし相当シナリオが面白くないと無理ある。
語り部システムとかあって国際関係とかキャラ設定とか読み込めるようになってるのはいいんだけど、それ読んでも「結局あれは何だったん」って回収されない矛盾が多い。 1つ2つなら許せるけど、続くと キツい。
好きなコンテンツって設定集買って読み込んで「うおーーアレは実はアレでアレにつながってたのかああ!!」って本編だけでは回収されない細かい設定まで知るのも醍醐味で、それでもまだ分からないものはネットで考察みてこれはそうかもいやこれは違うやろとかあーだこーだするのも楽しいけど、FF16は設定集買っても絶対そんな深い裏とかないと思う。(そもそも買う気も起きないが)
なんというか、シナリオもキャラも自然に動いてない感じがある。
作り手が見えすぎてしまうというか、先に都合のいい展開・見せ場がつくってあって「この展開にしたいから、あなた(キャラ)はこう動いてくださいね」って指示されてるような感覚。その展開に至るまでの階段がない。
RPGならありがちなことではあるけれど、ここで映像がきれいすぎることが裏目に出る。映像がリアルな分、リアルでない展開がものすごく目立って見えてしまう。これがドット絵だったらそういうもんって思うこともできたけど。
もう、一番はこれ。薄い。クライヴ・ジョシュア・ジルという中核3名のキャラが圧倒的に薄すぎる。
全員いい子発言しかしないし、発言が全く面白くない。コンプレックスも葛藤もない(うっすらあるけど浅い)。
クライヴは騎士気質でベアラーにも弟にもジルにも尽くす、ジョシュアは弟キャラで兄大好きで病弱でニンジン嫌い。以上。
クライヴは幼い頃に神扱いされてた弟への嫉妬とかないんか。そんなに弟が大切なのに、弟を殺してしまった(そのあと殺してなかったことが分かるけど、あれだけ傷つけてしまった)ことはシドに鞭に打たれたくらいで消化できるものではないだろ。聖人君子か。
ジョシュアは健康な兄への嫉妬とかないんか。羽むしられたこともうちょっと怒ってもいいだろ、聖人君子か。唯一怒ったのがなんか「兄さんはもっと人を頼れ!」とかで殴った気がするけど、どんなシーンだっけ?とググったらYahoo!知恵袋で「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って回答があってその通りすぎて笑ってしまった。
ジルに至ってはどんな人間なのかがさっぱり分からん。自己犠牲で戦う人なのかなー?と思ったけど、その割には自分が石化することを案じてなのかなんなのか、「今は助けに入った方がいいよー?!」ってところでもなかなかシヴァに顕現しない。
そして(重い腰あげてようやく)鉄王国滅ぼしてクライヴを守る的なことを言ってたくせに、なに裸で抱き合ってシヴァが吸い取られることを受け入れてるんだよ。同意なく自分の生き様・決意を奪われて強制的に守られることを許すなよ、もっとブチ切れてクライヴと戦うべきところでしょ。しかも裸で。裸ならいいんか?クライヴの自己満な身勝手も彼の優しさとして涙流して感動して受け入れるんか?
ただその場の雰囲気に流されやすいだけの人では??なんで替わりにこの件でジョシュアが殴ったん??
良いところでも書いたように、サブキャラはちゃんとキャラがあるんだよ。ディオンは父親に認められたいコンプレックスを上手く突かれて暴走、以降は国を壊してしまった自責の念で生きていくのも分かるし、ベネディクタは何も持たなかった出自から奪われる恐怖で力に固執、力を失ったうえにこの上ない陵辱を受けて精神的に崩壊するのも分かる。
「この生い立ちならこういう性格と結果になる」がサブキャラにはあるのに、なんでメインキャラにはないんだ。あんなに15歳〜28歳〜33歳まで生い立ちに尺使ってるのに。最終的な年齢は今までのRPGの主人公よりずっと私に近いのにそれでも全く共感できない。
ここでも映像がきれいすぎることが裏目に出る。人間の見た目はリアルなのに、そこにインストールされてるソフトは作り物のペラッペラ。映像技術にキャラの厚みが追いついてない。ただのイケメン展覧会、ひたすらPVをみてるだけの気持ちになる。
キャラさえしっかり練られていれば、実は「1 緩急がない」も「2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い」もクリアできるのである。 1は性格設定に基づいたコント的な会話で緩急はいくらでも作れるはず。同人誌があれだけ発達しているように、メインのシナリオライターでなくても、設定さえしっかりしていれば他の人でも作れる。
例えばだけど、FF10のメンバーでクレープ屋に行ったとするとリュックがどれも食べたくて選べなくて、ティーダがそれをバカにして、でもユウナが「うーん、確かにバナナかイチゴか選べないなあ」って言った途端にティーダが「俺のもあげちゃう!」って言ってリュックが「何そのえこひいきー!」とかとか、面白いのが書けるかは別としてある程度会話が想像できる。 FF7なんて、どん兵衛のコラボCMみたいなめちゃくちゃな世界観にキャラを置いてもちゃんとキャラが動くからすごい。荒唐無稽な舞台なのに、「確かにこのキャラはこういうことやりそうwww」という説得力がある。
が、FF16のメイン3人でクレープ屋に行っても「俺はチョコバナナで」「僕も兄さんと同じので」「私はイチゴ」くらいで会話が終わってしまいそうなのである。シーンにキャラを置いても全然イキイキと動き出さない。
2も性格設定に基づいてキャラが自然に動くなら、都合のいい展開もなくなる。世界設定に多少の矛盾があったとしても(あくまで多少での範囲だが)、キャラが魅力的ならシナリオも魅力的になって多少のことは目をつぶれる。
荒木飛呂彦先生が『荒木飛呂彦の漫画術』の中で、以下のように語っている。
> 実際に漫画を描くとき、常に頭に入れておくべきこと、それは、僕が漫画の「基本四大構造」と呼ぶ図式です。
重要な順に挙げていくと、①「キャラクター」 ②「ストーリー」 ③「世界観」 ④「テーマ」ということになります。
この四つは、それぞれ独立して存在するのではなく、互いに深く影響を及ぼし合っています。そして、これらの要素を増補し、統括しているのが「絵」という最強のツールで、さらにセリフという「言葉」でそれを補う図式となります。
つまり、読者の目に見えているのは絵ですが、その奥には「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」がそれぞれにつながり合って存在しているのです。この構造は、いわば、ひとつの世界の営み、宇宙とも言えるのではないでしょうか。
(2015年 荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の漫画術』集英社新書 第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」より引用)
漫画はこれを1人でやらなければならないけれど(漫画家さん本当にすごい、、)、ゲームやアニメにおいても同じだと思う。
FF16はまさにこの裏返しで、まずは何よりメインキャラクターの作り込みが弱い。キャラクターが弱いからストーリー展開が不自然な点が多いし、緩急なくて苦痛を感じると世界観に没入しきれなくて、細かい設定の矛盾がどんどん気になってきてしまう。結果的に「人が人として生きる」というせっかくのテーマの説得力がなくなり、ただ言葉として置いてるだけのように感じてしまう。
で、それらを統括している絵だけが突出してめちゃくちゃ綺麗・リアルでそれ以外の厚みが追いつかず、宇宙のチグハグ感がすごい。
漫画でもゲームでもどんなメディアであっても、①〜④を作り込み、絵とセリフで統括して、これ以上ないくらい絶妙なバランスで宇宙をつくっているのがいいコンテンツ。コードギアスだったらCLAMPだし、ニーアオートマタであればゴシック調の耽美的な雰囲気と音楽だし、進撃の巨人だったら諫山先生のあの絵以外今やもう考えられない。
別の言葉でいえば、魔法にかけ続けられるかどうか。「このキャラはこんなこと言わないよね」とか「作業が多くて飽きてきたな……」とか「この設定矛盾じゃない?」とか、何か苦痛を感じる度に、魔法は少しずつ剥がれていってしまう。
完全に魔法が解けたあとは、全てがしらじらしく見えてしまう。
ジョシュアが殴るシーンにしても、Yahoo!知恵袋には「いいシーンですよね。何度も見返してます」と言っている人もいれば、「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って言ってる人もいた。前者は魔法が解けなかった人だし、後者は魔法が解けてしまった人。私は後者だった。FF16はどこかで魔法が解けてしまう危うさが多かった。
なんでこんな長時間かけてコンテンツ摂取するのかっていったら、魔法にかかりたいからなんだ。ジェットコースターみたいに上下して揺さぶって、時に笑って時に泣いて、続きが気になって仕方なくて睡眠時間削ってしまって、最初の頃に匂わせてたこの伏線はここにつながるのかーーー!!!!!ってあっと言わせてほしいんだ。
特に、FFみたいな巨大タイトルのナンバリングなら。頼むよ!!FF17頑張ってくれ。
誹謗中傷だ
augsUK 明らかに間違いです、なぜなら問題箇所は、本気じゃないし架空のキャラ設定だしフェイクだからと。後出しバリアをはる未就学児はよくいるけどさあ
多勢に無勢で集団リンチするなんて、未就学児でもやらない
あのね、「オエッとなる」は主観なの。別の言い方をするとお気持ち。
男はね、主観で不快になったことを主張しても一顧だにされない世界で生きてるの。
なにか主張するには、たとえ主観がきっかけだったとしても、客観性とか全体最適の観点で論を立てないと聞いてもらえないの。
キャラ設定が破綻するとか、このストーリーに性的なアイコンは不要とか、後付けでも客観性を装う言い方をするの。
ブコメで、自分も嫌いだけどって一見同意している男もよく見るとそういう言い方してる。
そこがまるで理解できてないってことは、いままでお気持ち表明するだけでヨチヨチしてくれた世界で生きてきたことが丸わかりなの。
俺が男だということはネット上では俺しか分からないわけだが、そんな状況で「お前は女だ」と言ってる人間が何人もいると笑えてくる。
身分証でもあげたら納得するのか?いやしないね。どうせ「どこかの画像だ」「他の誰かのものだ」とかいうんだろ?
本当に怖いね。noteの人だけじゃなくて、ブクマカでも女認定してる人がいるんだから。
明らかに間違ってるのに高らかに宣言して、非難して、あざ笑う人間って本当にいるんだなと思った。
別に俺はそんなに傷付いてはいない。あの文章だって、心の底から100%で書いてるわけじゃないんだよ。
「増田のここが異常」とか言われても「いやそこまで本気で書いてないし…」となる。
胸が大きすぎるのは確かに苦手だけど、キャラにデカい胸を押し付けるなと書いたのは文章のフックみたいなもんで、まあ思ってないよ。「このように書いたら読んでもらえるかな」って思ったから書いた。
増田ってまず「読んでもらう」ことが大事で、本音も書くけど、そのためにある程度は誇張したり目を引くようにしないといけない。
キャラに押し付けるなとか言ったのは俺の架空のキャラ設定だよ。だからここに違和感を持つのは当然で、後から考えたら書かなきゃよかったとは思ったけど、文章にどこか引っかかる部分をたくさん散りばめないと読まれないから、これはある意味釣り針。引っかかった人はごめんなさい。これはフェイクです。
でも胸がデカすぎるのはやっぱり違和感だしノイズになるのは確か。
僕ヤバは単なる例で、あんまり良い例ではなかったかもしれないけど、何か具体例がないと読まれないと思ったから。僕ヤバは好きだからやめときゃよかったとも思ってる。
まあ話はそれたけど、俺は男だし、そこだけは間違えないで欲しいし、こんな女みたいな?男もいるってことだけ覚えて欲しいかな。
まあ胸の大きいキャラが多いのは商業的には仕方ないと思ってるよ。あの増田は単なるお気持ち表明でしかないし、まあ一個人がたまに書くのは許して欲しい。
メインストーリー7章でいよいよ最初の佳境!って所でいきなり斑鳩が始まるんだが?
マジで何?
編年史1の挑戦モードクリアして編年史2が解放されたから進もうとしたら「レベルが足りません」と言われて「はぁ?」となった直後にコレが来たのでマジで頭がおかしくなりそう。
ウォーフロンティアとかいうのやったら今度はドラッグオンドラグーンが始まるしマジで何?
あとコントローラーでやってるんだけど、最初の3章ぐらいまではコンソール操作がRBだったのに気づいたらAボタンに変わっててなんで操作方法が不安定なんやねんと突っ込み所しかない。
chapter12クリアまでにオープンワールドをクリアしたほうがいいって聞いてオープンワールドやったんだけど、マジで全然意味分からんほどにストーリーとの関係性が分からなすぎてビビる。
そして解放されたオープンワールド2でいきなり凄い展開が始まったんだけど……これもしかして本編終わってね……????
もう全てが意味不明すぎたので後回しにしてたイベントを始めたらピンボールになってる上に俺が全く知らないキャラ設定を前提に進むイベストーリーが全然意味不明過ぎる。
更に別のイベに至っては何故かキャラの名前が本編と違って……コレ実は致命的なネタバレ食らってね―か疑惑があるもむしろ何もわからないからノーダメ。あとなんでこれもTDになってるんすかね……そして途中では普通にいつものアクションRPGに戻るっていう。
このゲーム何がスゲーって初心者だからとりあえず操作チュートリアル道場で勉強してたら、そこでもネタバレ食らうこと。
◯◯◯◯◯◯が◯◯◯◯になる話をここでネタバレしてんんじゃねーよ!
まあそれ行ったら最初の一週間でこのキャラ貰えますよの時点でヤベーレベルのネタバレなんだが……つーかあの……これ貰えるキャラ割りとネタバレヤバイ感じっすね……本当なんなん俺のパーティー時空が崩壊してるよ?
あとイベント系はマジでネタバレがやばいっつーか、お試しキャラの操作確認したくて紹介PV見たらもうそこが完全に「このゲームにおける最大のネタバレじゃん……」って状態なんだな。
何気ない衣装のお試しでさえネタバレリスクがあるの怖すぎるだろ……。
いやマジでビビって「あっ……これ駄目だ」と思って急いで戻ったけど、さっき一瞬チラっと見えたけどスルーしちゃったキャラ名が今はもう完全に意味を完全理解で「あ……うん……これは間違いなくそういう意味ね……」となったわけだよな。
これもしかして編年史の◯◯◯◯を◯◯◯◯してる要素は◯◯◯◯◯◯の設定みたいな感じでこのゲーム自体が◯◯◯なんじゃねーかという空想が無限に広がってもう逆に「うんうん全部俺の妄想なだけでまだネタバレは確定してないよね」モードに一周回って入ってる。
何年も続いたゲームを今更やり出してネタバレ踏みたくないとか完全に舐めてるのは分かるが、ゲーム公式をやってるだけでクソほど大量のネタバレが降り注ぐのは本当にわけが分からんだろ。
◯◯◯◯のPV見ちゃったのはまあ俺の自己責任だけど冒頭でテリテリの語り聞いた後マジで完全にフリーズしたからな……おいおいこれマジでアカンやろと。
実装時期によっては「プリキュアの新たなる仲間が玩具のCMで先に判明」とか「ライダーのパワーアップ形態がCMで先に判明」とかそういう感じになるのでは????
まあソシャゲもプリキュアも玩具を買わせるために基本無料で楽しませてるっていう点では一緒だしな!
マジでヤベー!
頭が崩壊していく!
ぶっちゃけ「物語もいよいよ最初のクライマックスへ!いざ決戦の地へ!」って所で斑鳩が始まった時点でもう完全に全てが壊れているわけだがな。
いやもう本当に「7章までやれ。そこでヤバさを感じてヤバすぎて好きになった奴だけやれ」だろ。
俺は見たくてしょうがないよ。
この崩壊の向こう側を。
つーか薄々気づいてたけど、大三次崩壊って要するにサード・インパクトなのな。
コンセプトそのものがパクリっつーか前作の流れを考えていくと学園エヴァンゲリオンやんけ……なんでそんなソシャゲ作ってるんや……もう既にこの段階で頭は崩壊しとるやろ。
マジで凄かった。
本当に凄い。
つーかこのゲームもしかしてストーリー見るだけならキャラ育成いらない感じか?
愛?
テメエこの野郎ォオオオオオオオオオ
気力がない?空白12年35歳職歴無し無職で派遣登録しようとして門前払いされた俺を何だと思っとるんじゃワレええええええええええええええ!!!!!!!!
いやまあ話は分かるやで、
ご両親は医者でスンナリ医師免許取れたから知能レベルが医師の域まで届かない子息が生まれる可能性なんて頭になかったんやろね
頭にないがゆえに一つのテンプレートに当てはめようとして取り返しのつかないことになってしまう(まあ実家が太けりゃ人生を楽しむという意味での取り返しはある程度つくやろけど)
金は有るが想像力が欠落したクソ親の股から産まれたことに同情申し上げます
ワイは昨日はお散歩中に雨に打たれてショーシャンクごっこして帰って寒かったし
野永氏のレシピのハンバーグ作ったら激ウマで氏の他のレシピも試す気マンマンやし
金がなくても割とたのしい
遊び尽くして才能の無さを自覚したその先に労働意欲が湧く人もおる
元増田は実家が太いということでもうちょっと高尚な遊びができるやろ
とりあえず家名を人質にクソ親に金せびって、ちょっとでも興味があることをやってみておもくそ遊ぶことをオススメしたい
というか親御さんには黙って金を出す以外の選択肢がない
出さんようなら毎日昼間っから散歩してご近所さんに挨拶もしてその身を世に晒して無職アピールして復讐したれ
体面を重んじる者には恥を晒すことが最も効く
ご近所さんからの「息子さんは何やってらっしゃる人なの?」という質問に窮する御両親の姿を想像すると愉快やろ?
遊ぶのは早い方が良いということを申し上げておきますやで
(加えて貴増田には内省力が有る程度備わっているようなので超えちゃいけないラインを超えることはないと信じておりますやで)
結構ない
…コレぐらい?
↓
ほかに、キャラ設定に原画マンとして口出ししたシンダラハカエイ違った
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB!%E5%A5%87%E9%9D%A2%E7%B5%84
とか🤔
普通の恋愛ファンタジーが読みたいのに前世の現代にてハマった創作世界に転生って設定が多過ぎて読みたい漫画に辿り着けない。
絵が好きで雰囲気好きかな?って思って試し読みするやつが大体これでイライラしたのでひたすら愚痴る。
この設定オタの願望丸出し妄想過ぎてキツいんよ。ちゃんと自分を生きてくれ。
そしてなんでゲーム・小説の世界で生きることに疑問を持たんのや。あれはキャラ設定、シナリオ書いてる人がいるんだぞ。同じ現代を生きてた創作主たちは魔法使いか何かですか?
最近流行りの異世界転生!とか言ってるのもキツい。なぜ創作物の出来事をリアルに受け入れるんだ。年齢設定高校生〜アラサーでしょ?頭大丈夫か?
赤ちゃんからその世界にて育ちました、ならまだマシだけど気がついたら結婚式の最中とか自我確立以降の年齢に転位してるのは転生というより乗っ取りやんと思う。元いた魂的なものはどこにいったんだ。
あと転生先で前世の記憶使ったチートとかもあるけど、行動変えたらその後は一新されるだろうから前世の記憶あてにならんやろと思うのに要所要所のイベントは変わらない、が多くて都合良いなと思う。
あと現代の発達した衛生・文化を異世界に持ち込む、とかもたまに見かけるけど一般OLの知識で現代人の享受してる生活を一から作れるわけないし妄想乙過ぎてしんどい。Dr.STONE見習ってくれ。
中世風だとなんちゃって異世界転生ばっかだけど和風ファンタジーは創作世界転生系あんまりないのでそこは安心して読める。
けど(そして論点変わる)虐げられヒロイン多くてそこで萎えるんよ。特に同じ両親の妹から虐められるってやつ、そんな酷い妹おるか?と思う。自分が妹なのもあるんだが。姉弱過ぎやろ。頑張れ。
ほんで和風ファンタジーの虐げられだとヒロインの幸せ獲得までの道のりが本人の努力よりも見初めてきた男の権力・財力依存でつまらんなと思う。
生成AI元年から1年以上が経過し自由に誰もが使えるコンテンツからだんだんと商用サービスに展開しつつ「有料でうちの高品質モデルを使わせてあげるよ!」という流れが一般的になってきている現状だが、生成AIに対して人間が太刀打ちできる項目が一つある。
まあ具体的に言ってしまえばリョナや”エログロ”コンテンツにあたるのだが、これらのセンシティブな表現にあたる項目はトレーニング段階から忌避されやすいうえに商用モデルがサービスインする段階でさらに規制をかけていることが多く、代替表現を考えたりプロンプトインジェクションで規制をかいくぐったりという手間が必要になるうえに、往々にしてそうした出力は品質が下がる傾向にある。
忌憚なく言うと、その辺のキャラをチョッパってきたりあるいは作り出したキャラ設定のキャラクターといちゃついたり、あるいはいきなり性器を口に突っ込んだり全身精液まみれで息も絶え絶えみたいな状態にするのは技術的には余裕で可能で、何なら自分の陰茎を撮影してそういうイラスト内に落とし込むような趣味を見出すような人間もすでにいる。
しかしながら、そんな突き抜けた直球のエロは簡単にできても、その途上の描写となると今のAIはとたんに力が弱くなるのが現状で、いくつか例を挙げると
・殴られた瞬間の衝撃
・投げ技で投げられつつある状態
・骨が折れてる(破綻でなく)
これらのような『リョナ』に包摂されるような描写はAIが苦手とするところであって、今後数年以上は人間があるいは優位に立てる環境であろう。
相当に有名な作家だったら対応も別なのかもしれないけど、基本的にほとんどのライトノベルにおいて、イラストレーターは本文を読んでない。
(そもそも、オタクの中で活字を読む層ってかなり少ない一部の層だけ。それはつまり、それらオタクの中から生えてくるイラストレーターも同じだということで、本一冊分活字を読めるイラストレーター自体が少ない)
髪型はこう、体格はこう、胸の大きさはこう、服装はこんな感じ、雰囲気はこう、という指示を全部書いていく。
そしてもちろん、というか言及先エントリを書いたこいつは確実に関係者ではあると思うんだけど、既存のどのキャラに似た感じにするかの指定が入る。
その上で、編集とどのシーンに挿絵を入れるか相談をして、編集が「これこれこういうシーン」っていう風に発注をかける。
そして返ってきたイラストは、本文を読んでないから細かいニュアンスが伝わってないのでメチャクチャだったりする。
もちろん、例えばエルフ耳で発注をかけたキャラなのに人間の丸い耳をしていたら、これはもうそもそも発注と違うので直しを入れられるんだけど
(本文の描写と明らかに食い違うレベルだと、そもそも挿絵として成り立ってないので、これはしょうがない)
基本的に発注内容と齟齬がなければ直しは入れられない文化。特に「大御所」で当たりと言われているイラストレーターほどこれは顕著になってくる。
本文を読んでないっていうのがどういう風に問題になってくるかというと、例えばだけど、日常滅多なことじゃ笑わない寡黙キャラがいたとする。
そのキャラの挿絵で、笑っている印象的なシーンを発注したとして、大口開けてゲラゲラ大爆笑している挿絵だったら雰囲気的に相当おかしいよね?
でも、本文を読んでいないから平気でそういう感じのシーンに合わないイラストを提出してくるわけ。
もちろん、そういうところは編集がカバーすべき領域なんだけど、編集のほうもそういう細かいニュアンスを他人に伝えるには文章能力が必要だし
そもそもイラストレーターに読解力がなかったらどうしようもない。
編集もイラストレーターも両方高い能力が備わっていて、すり合わせができていればイメージが合っていくんだろうけど、そんなケースはごくごくわずか。
もちろんラフで提出した段階で「ここ気をつけてくださいね」って注意できればいいけど、それにも限界がある。そもそもラフが雑すぎて、口の大きさや細かな表情のニュアンスなんて読み取れなかったりする。
「不満なら作者側でNGだしてやり直させりゃいいじゃん」
って思うでしょ?
それができないんですわ。
イラストレーターには、そういう面倒なNGリテイクを回避する方法があるのよ。
締め切りギリギリに出されて、表紙と口絵と挿絵、全部揃えるのに、NGでラフの直しをさせてたら間に合わないよ?
そしたら原稿落ちるわけだけど、それは困るよね?
ってやり口をしてくるわけ。
それでも先に書いたように、エルフ耳が人間の耳レベルの間違いや、そもそも本文の助けになるどころか雰囲気をブチ壊しにする挿絵だったら、修正させざるをえない。
そうなった場合は挿絵の点数を削っていくんだよ。いちばん重要な表紙のクオリティだけは犠牲にできないけど、挿絵は犠牲にできる。
挿絵の点数を削るのは、本当に日常的に慣れてしまうレベルで行われている。
これは俺が取引してきた1つの編集とイラストレーターの話じゃなくて、3社で仕事したけど全部そう。
同じ作家の友達でも、きちんと読んでくれて納期を守ってくれる(つまり編集側が考える、直しを入れられる時間的余裕を設定した上での適切な納期を守る)イラストレーターって、
それこそ一定以上のクオリティの仕事をしてくれる絵師の中では殆どいないのよ。出会えたら奇跡レベル。
俺はみんなが神絵師なんて持て囃してる人とも仕事してきたけど、そういう人でも当たり前にそういうことをしてくる。
んで、ライトノベル作家は納期ギリギリでイラついてる編集に言われるんですわ。
「◯◯さんの考える解釈が✕✕さんと違うだけなので、それは受け入れてくださいよ」
って。
いや、俺作者だよ? 本文も読んでない納期も守らないクソイラストレーターと、作品世界をまるごと守ってる作者本人の解釈のどっちが正しいなんて、議論以前の問題だろうがと。
読んでるなら、もちろん違う解釈も最大限尊重するけど、読んでないんじゃ解釈もくそもない。
ちなみにイラストレーターの都合で一ヶ月スケジュール伸びるっていうの、普通にあるからね。
そんで、作者は「大人の対応」を要求されるから、それは告知できないんですわ。楽しみにまってる読者からしたら「作者が落としたんか?」って疑惑がつきまとうのを我慢しなきゃならないわけ。
まあとにかくイラストレーターっつーのはクソばっかりですわ。
GⅠ七勝という偉大なサラブレッド・キタサンブラックを題材に、一体何をやりたかったんだこのアニメは?
俺には「ウマ娘今人気だから続編作ってね。主人公はキタサンブラックで。」って言われて仕方なしに作った、くらいにしか思えなかった。
1期はサイレンススズカという伝説を再び現代に蘇らせてやろうという野心を感じた。
2期もトウカイテイオーの奇跡の有馬記念は衝撃だったし、メジロマックイーンとの激闘を友情というフィクションも絡めて見事に表現したと思う。
3期は何?
サトノダイヤモンドとのライバル関係が一番やりたかったのか?それにしては、「サトノダイヤモンドの方が覚悟が決まってたから勝った」なんて安直な理由付けであっさり負けさせるのはひどく淡白だった。
ジャパンカップでようやく勝てたシュヴァルグランが裏主人公という構成にもできただろうが、それまで何度も出てきたのにただ出てただけで、ようやくキタサンブラックへの執着が描かれたのが12話では…12話でそれやるなら、それまでの11話で伏線張っておこうとか思わなかったわけ?
馬主が有名人だからこそのお祭り好きとか人助けとかのキャラ設定、なんで商店街の人たちなんて狭い範囲に限っちゃったかな。最終話で老若男女が皆応援していた、あれが本来のなりたかった自分だろうが、それならやっぱり商店街以外の人とロクに関わってないのが雑すぎる。
他にも、ドゥラメンテという強い相手に勝てない、自分は才能がないというコンプレックス。GⅠに出場できてるだけでも相当な才能だろう。全く納得できなかった。
全体的に、立ちふさがる壁として「女子高生の等身大の悩み」みたいなものが多かったと思うけど、それなら女子高生の部活のアニメでやってくれ。ウマ娘たちは、日本中の人たちが熱狂する舞台に立つ特別な存在だろう。
一番気になったのは、中盤辺りで八百屋が仕入れてたバナナのダンボールのデカさ。確実に人間では持ち上げられない、ウマ娘の腕力頼みの巨大ダンボール。お前、自分の仕事キタサンに押し付けてんじゃねーよ。手伝ってもらうとかいうレベルを逸脱してんだよ。
「デカすぎる箱っていうギャグだろ何ムキになってんだw」「重箱の隅をつつきすぎw」と思うか?俺は背景とか細かい演出は、目立ちにくくてもそれを描く以上は、世界観に説得力を持たせる役目を負ってると思う。何も無いなら描かなきゃいい。あれを見て、監督も誰も何も言わなかったんだなと思った時点で一気に白けて、その後は視聴のモチベーションが「この文句日記を書くためだけに一応最後まで観る」だけになった。
ソシャゲの方は今はもうやってないけど、プレイしてた当時はストーリーが素晴らしいと思ってた。アニメと遜色なく動いて喋って、誰を主人公にするかなんて制約もなくそれぞれのウマ娘の輝かしい戦績、頑張り、苦悩や葛藤がいきいきと描かれてたように思う。
わざわざアニメを作る意味って何だと考えさせられる作品だったな。こんなもんよりゲーム画面そのまま放送したほうがよっぽど良かったんじゃないか。