「叩き上げ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 叩き上げとは

2024-07-25

anond:20240725221647

女だから女の味方するよねって思うのもおかしくない?

男女格差に戦いつつ叩き上げエリートだよ

女だから甘くしてよねなんて言おうもんなら鼻で笑われそう

2024-07-21

anond:20240721083803

かたや幼稚園から名門私立エスカレーター内部進学で大学卒業後はグラビアタレント政治家に転身してもスポットライトが当たり続ける

かたや高卒叩き上げ組織内で女性地位向上の実績あり

どっちが正しいとかいうつもりないけど、そりゃ話が合うわけないわな

2024-07-07

anond:20240707145115

当選しなきゃ始まりません 

田中角栄だって尋常小学校卒、現代では通り良く中卒をウリにしてたじゃない。庶民代表叩き上げイメージのために

(なんやかんやで一級建築士資格取ってるんですけどね。建築士法が制定された際の特例措置で無試験だけど)

2024-06-27

https://news.yahoo.co.jp/articles/3596ef395055e747db68741c8185eb8f199b4094?page=2

職人から叩き上げチェーン店の敏腕社長に、高学歴エリートである後継者さらに親子で仲が悪いというと、インテリア業界覇者だった大塚家具を思い起こさせる。

いや、こっちは自ら退任して親父に戻してるんだから仲は悪くないだろ

どんだけ大塚嫌いなんだコイツ

岩下の新生姜」の社長尊敬していた(過去形

 「岩下の新生姜」で知られる岩下食品岩下社長Twitterで暇空茜の支持を表明し、波紋が広がっている。

 はてな界隈ではそこまで話題になっていないようだが、個人的にはかなりショックな出来事だったので、経緯も踏まえて書いていく。

 

これまでの簡単な流れ

【1】岩下社長、暇空茜からブロックを解除された喜びとともに支持を表明

暇空茜さんからブロック解除されてた。嬉しい。もうサブ垢使わないで済む。(サブ垢で毎日ずっと見てた。毎日!)実はブロックされた時も嬉しかった…最高に清々しかった!

 

こんな命がけでピュアな人、見たことない。酷いなぁって思うくらい、美しい。頑張ってほしい!

#東京都知事選

#ひまそらあかね

午前1:35 · 2024年6月24日

https://twitter.com/shinshoga/status/1804916300558590188

 

【2】暇空茜のアンチ・支持者の両方で話題になる

 積極的アンチの側では「不買運動をしよう」、積極的な支持者の側では「買って応援しよう」、といった意見が広がる。

https://twitter.com/search?q=%E5%B2%A9%E4%B8%8B%E3%81%AE%E6%96%B0%E7%94%9F%E5%A7%9C+%E4%B8%8D%E8%B2%B7

 また、不買運動までいかなくとも、暇空茜の(主にミソジニー的な)言動に良い印象を抱いていない人が岩下社長発言に驚いたり引いたりしている姿も自分観測範囲では散見された。

 

【3】暇空茜本人も言及

岩下食品社長が僕を応援してくれただけで

不買運動津田大介町山智浩、勝部元気らが騒ぐ

 

こんなふざけた時代はもう嫌じゃないですか?

 

ひまそらあかね都知事になれば、

そういうふざけたものと徹底的に戦います

一人でも多くに口コミしてください

それが未来を変えます

助けてください

午後1:53 · 2024年6月24日

https://twitter.com/himasoraakane/status/1805101991808696539

ひまそらあかね応援してくださっただけで

特定企業嫌がらせ不買運動をよびかけています

なんとおぞましい行為でしょうか

そのなかには僕が追及している

Colaboを強く応援している勝部元気さんまでます

 

こんな人達に皆さん

私は負けるわけにはいかない!

 

ひまそらあかねを広めてください

午後0:40 · 2024年6月24日

https://twitter.com/himasoraakane/status/1805083655150456924

 

【4】岩下社長ネガティブ反響に対し「馬鹿にするなよ」と反論。自社の関係先・取引先にも苦情が入っていると明かす

自分とこの大事商品、ひとこと誰かの「ファンです」ツイートしたくらいで、寄ってたかって潰しに来られたら、そんなん全力で守るに決まってる!

 

私の人生をかけた、命とも言える商品だぞ!馬鹿にするなよ。

 

おかしいぞ。何があるんだ?

 

#ひまそらあかね言ってはいけない何が?

午後7:24 · 2024年6月25日

https://twitter.com/shinshoga/status/1805547600168599676

(なお、この反論前後には、暇空茜本人や支持者によるツイートも多くRTしている)

 

最初に「不買」を扇動した著名アカウントに従ってか、リアル関係先・取引先に苦情入れるひと、本気で迷惑です💢💢

 

そんな動きに屈するわけないでしょ!うちがそれに屈したら、貴方達、他でもそういうことするじゃないか絶対に屈しない!

 

ひまそらあかね氏を応援する理由貴方達が作ってますよ!

午後8:38 · 2024年6月26日

https://twitter.com/shinshoga/status/1805928643396595762


どうして岩下社長尊敬して「いた」のか

 今回の件は、自分のなかでは、「岩下社長が暇空茜を支持している」こと自体の驚きよりも、「岩下社長自身立場や影響を顧みずにこのようなことを公言するなんて」という衝撃が大きい。

 

 なお、私は暇空茜についてほとんど興味がない。Twitterミュートするくらいには苦手だが、「無関心」に近く、氏の活動漏れ聞こえてくる程度のことしか知らない(ただ、暇空茜を熱心に応援している人たちや、その逆に支持者(と思しき人)を「暇アノン」と呼んで熱心に叩いている人たちのことは、どちらも先鋭化・過激化しているように見えるのであまり近づきたくないなと思っている)。

 一方で、岩下社長のことは8~9年ほど前からフォローしており、社長活動好意的にみていたし、後述するように尊敬もしていた。もともと興味を抱いたきっかけは自分の好きなミュージシャンを岩下社長も好きだったからで、それまで岩下の新生姜を知っていても食べたことはなかったが今では同社の製品をそこそこ食べている。

 

 ご存知の人も多いと思うが、岩下社長は長年にわたりTwitterで自社のプロモーション活動積極的に行っている。

 現時点でのフォロワー数が21.9万人。自社製品に関するエゴサを頻繁にやっているのでそれで捕捉された経験のある人もいるだろう。

 

 企業看板を背負ったアカウントにもいろいろなスタイルがあるが、岩下社長場合は「公」と「私」のバランスがとれており、SNSでの発信もうまいと思っていた。

 たとえば、岩下食品製品類似品が以前から出回っている件に対して、Twitterで「類似品が『岩下の新生姜』として売られている」「このスーパーでは類似しか置いていない」などの情報提供を集めて、類似対策を進めたり(例 https://twitter.com/shinshoga/status/1737457329103397005)。

 たとえば、ピンクのものが映った写真を見かけると片っ端から「あのとき助けた岩下の新生姜なのかい?」と引用RTするのを持ちネタにしていたり(例 https://twitter.com/shinshoga/status/1792205408695935242)。

 一方で、グッズで製作された「岩下の新生姜ペンライト」が一部の悪意ある人によってセクハラに用いられていると問題になった際は急遽販売を取りやめるなど、行きすぎた悪ノリを抑えるようなバランス感覚も持ち合わせているように見えていた(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1610/12/news085.html)。

 

 また、2015年に「岩下の新生姜ミュージアム」を自社のお膝元である栃木市オープンしてからは、社長自身カルチャーへの造詣が深いこともあり、さまざまなミュージシャンやアイドル芸人などを招いたイベントも開催。展示のユニークさも相まって、企業の私設ミュージアムでありながら幅広い層の集客成功していた。

 社長自ら率先してプロモーションするこうした姿勢が功を奏してか、近年はさまざまな企業とのコラボレーションも多く、テレビCMを打っていた先代社長時代とはまた違う事業の広がり方をしているように思う。

 

 私が岩下社長のことを尊敬していたのも、こうした文化との関わり方や、SNSの使い方にあった。

 私は、(もちろん岩下食品の足下にも及ばないが)地方中小企業経営している。岩下社長と同じく、家業を継いだ形だ。会社の業種や規模こそまるで異なるが、文化的な趣味好きな音楽など)が近いこともあり、ある種の親近感を覚えていた。

 家業を継いだ経営者、などと自己紹介すると殺伐としたはてな界隈では手斧(懐かしい)を投げつけられるかもしれないが、そんな楽なもんじゃない。挙げたらきりが無いが、たとえば継いできた事業自分の代で台無しにしてしまったら、みたいなプレッシャーは常にある。社内には自分より長く勤めている人が多いし、取引先のほうを見れば叩き上げ海千山千ばかりで、内外からの試されるような視線は常に感じる。そもそも自分でイチから選んで始めた業種じゃないから、仕事自体もいわゆる「好きが高じてやりたいこと」などとはかけ離れている。

 そういう立場の身からすると、岩下社長活動は輝いて見えていたのだ。

 直接的に文化と関わるような業種でなくても、大都市拠点をおく企業でなくても、興味や趣味を自社の事業プラスになる形で(いわゆる「社長道楽」ではなく)繋げられるし、自社の可能性も拡げられるのだ。そうした実例を目の当たりにして、勇気をもらったような気がしていた。

 だから新生ミュージアムにも何度も行ったし、さまざまな企業コラボレーションした商品もいくつも買った。あのスタイルをそのまま真似するのはもちろん無理だが、学ぶところは多かった。尊敬していたし、私淑していたのだ。

 ただ、今となってはこういった話をすべて過去形で書かざるをえない。

 

 

 今回の件に話を戻そう。

 岩下社長が暇空茜の支持を公言したとき、私は「岩下社長ともあろう人が、なんでこんなリスクの高いことをするのだろう」と思った。

 

 暇空茜を支持することの賛否云々以前に、先に書いたように、暇空茜に関しては支持者もアンチ過熱し先鋭化している。

 実際、今回の岩下社長発言を受けて「不買運動」「買って応援」といったリアクションが飛び交っているし、そこまで極端でなくても、岩下社長および岩下食品に対する見方ネガティブな方向に改めた人も多いだろう。ましてや、暇空茜のこれまでの発言には良識を疑うものも多く(だから私もミュートしている)、そうした人物を公の場で支持すれば非難の声があがるのは目に見えている。

 岩下社長ほどのTwitter慣れしている人が、このような渦中に会社や自社製品を巻き込んでしまリスクに考えが及ばなかったことがまず信じられないのだ。

 

 岩下社長は「暇空茜を応援したい」という私的気持ちから今回の発言に至ったのだろう。

 たとえばこれが岩下社長個人の、会社とは切り離した匿名アカウントだったら別に何の問題にもならなかったはずだ。しかし、岩下社長Twitterアカウント個人名義であっても先述のように「公」の面が強く、実際は会社看板を背負って活動しているに等しい。

 岩下食品ほどの企業であれば、従業員やその家族だけでも相当な数になるだろう。取引先も含めればもっとだ。新生ミュージアムのイベント等を通して交流のあったミュージシャン、アイドル芸人なども多い。

 今回の件を岩下食品ステークホルダー従業員取引先、顧客etc)がどう捉えているのか、実際のところはわからないが、影響は小さくないように思う。

 少なくとも、岩下社長自身が書いているように、関係先・取引先には既に苦情が入っているのだ。

 

 なので、私としては、「暇空茜を支持するなんてがっかり」的な話以上に、尊敬していた経営者が「自分言動が、従業員やその家族にどう影響するか」を考えずに道を踏み外してしまった出来事、と捉えている。

 その上で、「馬鹿にするなよ」発言だ。匿名個人アカウントならまだしも、会社を背負って、(アンチ過熱しているとはいえ不特定多数の人たちに向けてする言い回しではないだろう。個人的にはこの発言で「一線を越えてしまった」と感じ、この増田を書くに至った次第だ。

(ただし、岩下社長感情的ツイートをすること自体は以前からあったし、それは決して見ていて気分の良いものではなかった。しかしその矛先は類似品の販売元に向いていることが多かったので、今回のツイートとは随分と印象が異なる)

 

 なお、私には今回の件をきっかけに不買運動をしようなどというつもりはない。今後も岩下の新生姜岩下ピリ辛らっきょうなどを食べたいときにはこれまで通り買うだろう。ただし、岩下社長のことは人としても経営者としても見損ないました。本当に残念です。

2024-06-26

なんか根本的に事業仕分けのことわかってなくない?

当時、当該プロジェクト予算執行正当化する立場から説明していた文科省メンバーは以下の3人。

磯田文雄も倉持隆雄も内丸幸喜も、叩き上げ文科省エリート官僚で、HPC研究者でも何でもないよ。経歴を調べてみればわかる。

この事業仕分けメンバーの中で一番HPCのことをわかってるエキスパートは、評価者の金田康正氏。んで、読めばわかる通り、文科省側の説明適当さや誤魔化しの部分に対して、一番厳しい評価をしていたのも金田氏。蓮舫金田氏のツッコミに対し、文科省側に助け船を出すという立場だった。

追記

なお名前が出ていない「説明((独)理化学研究所) 」は、平尾公彦とされている。この人は専門が理論化学計算化学なので立派に研究者ではあるが、当時すでに63歳の大御所で、論文も何年も前からlast authorとして関わるものばかりになっていた。

2009年当時は東大理事・副学長普通の副学長より2ランク上)から転じて理化学研究所特任顧問・副本部長と東大名誉教授就任2010年には理化学研究所計算科学研究機構機構長に就任している。つまり増田が言うところの

あの場には事業側の人を呼ばなくちゃだめだったんだよ。

研究の一線から退いて、お金の配分とかプロジェクトの座組の調整とかをメインの仕事でやってる人いなかったのかなあ。

という想定に最もフィットしていた(はずの)人間だと言える。本人もHPCwire Japanというサイトhttps://www.hpcwire.jp/archives/16547)で

東大を定年退官する際に、ある私立大学から声を掛けて頂いていたのですが、契約書にサインをする直前に、理研から新たにスパコンセンターを立ち上げるので、来てくれませんかと話が来ました。私自身は計算機を専門にやっているわけではなく、計算機を使って様々なサイエンスを展開する、計算科学人間でしたので、果たして私に務まるのかと躊躇しました。

述懐しており、理化研がHPCプロパーではない人間管理責任者として招聘したということがわかる。

anond:20240626075144

2024-06-25

ネット世代政治厨が右も左も根本的に間違えていること

お前らは良くも悪くも『団塊左翼老人』を人格的に過大評価し過ぎ。

 

 経歴としては余りにもレアなので細かく書きたくはないが、うちの母親女子進学率5%っていう当時に某国立大学に入学して学生運動に参加し、卒業後も「おタカさん社民党」にしか入れないと言い続けてるような、主義主張だけ言えば普通にリベラルって感じの人だが、募金とかボランティアが大嫌い。

 自分貧乏な家から実力でのし上がったという意識が強過ぎて、「自分以下などいない。みんな努力してないだけ」と本気で思っているモラハラ屋。

 性根では差別意識が強くて、テレビ外国報道ドラマを見て「日本とは倫理観が違うのよ」なんて平気で言う。

 父親父親で、自分はそういう女と結婚しておきながら、医学部女子排除ニュースを見ながら「女には学問より料理でもやらせとけ」とのたまう。

 要するに、「自分の得になるリベラル選択肢を選ぶ」ことと、「他人が損な選択を押しつけられても優越感で笑って済ませる」ということが全然平気で両立してるの。

 二人とも貧乏な家庭から勉強を頑張って高給取りになった。つまりお前らのねたむ「実家が太い(田舎保守都市型リベラル)」なんてパターンとは全然違う、叩き上げからこそ「リベラル」で叩き上げからこそ「パワハラ気質」っていうクソめんどうな勝ち組

 これはN=1だから団塊老人のどれだけがあいう捻れ方をしているのかは知らないが、お前らが属性だけで「団塊老人だから」「◯◯という生まれから」という話をするたびに、そんな単純じゃねえんだよとため息が出る。

 どんな生まれだろうと、表面上「リベラル」な主張をしていようと、それと人間性問題は全く別次元なんだよな。

2024-05-04

世襲3代目に関して

安倍三代」をゆっくりと読み進めているのだけど、安倍家の世襲に対する考え方が興味深いのでメモ

安倍晋三の祖父は戦中も反戦を貫いた信念のある人間で、翼賛会に属さず、戦後第一回の総選挙後に無念の死を遂げた人物である安倍晋三の父晋太郎は、父が亡くなった際は若かったので、間に後援会が推す人物を挟んでから山口の同じ選挙区を引き継ぎ、首相への道半ばにして病死。。安倍晋三は言わずもがな人物である

安倍晋三の祖父地元学校校長村長から成り上がった叩き上げ人物である政治家になろうと自身で決めた人物であり、そのバックグラウンドには地元への愛と問題意識とがある。安倍太郎地元学校で他の子供にまじって育ちながら父のそうした姿を横目で見、おそらくは政治家として立ち上がる際の困窮も経験しながら成長していった人物である安倍晋三に関しては、物心ついた時点で父は有望な政治家であり、東京私立学校で良家の子弟に混じって成長してきた人物である

政治家世襲ということを問題にする時、わたしはこれまで二代目と三代目とをあまり区別してこなかったが、親と自身ライフサイクルや年齢を考慮すると、「生まれながらの政治家」として育ってきたデメリットが大きく働くのは3代目以降であると言えそうだ。

政治以外の世界でも「3代目の社長会社を潰す」とか、すこし毛色の違う例では「三代続いてから江戸っ子」みたいなのも、同じ話なのかなあと思う。

2024-05-03

宝の地図を追っていく内にどんどん右傾化して軍事組織を立ち上げる主人公。それは彼の父が生前に仕組んだ筋書き通りだった。

父は叩き上げ将軍で、過剰なカリスマ性を危険視された排除対象だった。彼はそれを理解し各地に「種」を蒔いていた。宝の地図未来他人自分現在思想と同期させる仕組み、そしてそれが実行しやす人間作成、つまり文字通りの子種。

彼はついに権威根拠となる「玉」まで入手したが、官も民も彼の非情で合理一辺倒の手法に反発しており、掲げた権威も虚しく処刑される。処刑前夜に「玉」と「種」を逃がして宝の地図を発動させたのである

宝の地図は「種」を芽吹かせる仕組みであり「玉」への道筋でもある。それは今世においては紛れもない王道だが、父が最後まで理解できなかった人心を欠いているのであった。

あと、Twitterの長文が何故か読みやすいのは下手な装飾がなく、余計な広告もないからでは?

2024-03-29

anond:20240319143807

でもあそこって本社叩き上げ極端に少なくて、転職エリートばかりらしい

役割が明確になってるんやろうな

2024-03-05

anond:20240305044358

ふた回り以上は年下のリーダーから「キミ」「タイミーさん」と呼ばれるのは慣れたけど

大学中退叩き上げデブメガネから苗字呼び捨てで「マツモト!」だけはムカつくよな

2024-02-20

anond:20240218160144

言いたいことはわかる。

子供の時点で思い描いてる「IT系で働きたい」っていわゆる

奴隷メンツに「あれこれ指示する立場の人」にあたるんだけど

愚直にITの訓練受けると、奴隷側に入っちゃうんだよね

指揮側になりたいなら、経済学(欲を言えばMBA)とって、マネージャー経験GAFAとかで積める

ごりごりの文系キャリアからヘッドハンティングが一番近道なのにってよく思う

現場叩き上げマネージャーもいるけど

それってもう伝説レベルの優秀さに人柄もくっついてきてかつ年月かけるのが前提だから

これまた狙って慣れる確率は最も低いっていう

2024-02-10

自死脚本家のせいではないと思うけど、フツーの職なら下記をやったらどのみち解雇ですよ?

一般人仕事内容が第三者にわか状態SNS関係者非難したり愚痴ったりしないんだ

問題になるし、場合よっちゃクビや損害賠償からね 。何のための秘密保持契約NDA)って話ですのよ

 

誰も得しないので黙っているが正解だったけど、何がなんでもなにか申したい、危ない橋を渡ってでも『私じゃないもん』やりたかったなら、

せめて下記のように発言すれば、よかったよね、これなら表立っては誰からも責められずに『私が書いたんじゃないから』をできた

最後の2話は、な…なんと!!!原作者様がご自身脚本を書いてくださいました!サプライズプレゼント🎁🎄でしたが、原作ファンの皆様にも喜んでいただけるような作品に仕上がったと自信を持ってお伝えできます

こう言っとけば、ゴタゴタが取り沙汰されても、下記のように言えば全部問題片付いた

『このドラマ製作過程では、チームメンバーの間で様々な意見が飛び交いました。それは、原作ファンドラマ視聴者に、最高の作品を届けたいという共通の想いがあったからです。原作者の方にも、貴重なご意見やご協力をいただきました。おかげさまで、素晴らしい作品に仕上げることができました。ぜひドラマをご覧になって、製作チームの情熱を感じてください』

 

それすらもしないで、2次創作者の立場原作者ドラマ出演者と一緒の写真を添えて非難という傲慢奇行、そりゃ燃えるよね🔥

 

ただ、これ何度も書いているんですけど、日本シナリオ作家協会の振る舞い見ていてもわかる通り、

TV業界に連なる脚本業界って世の常識が通じる世界じゃないんですよ

物書きに必要能力関係ない、コネコネコネ、そしてコネ、あと学歴みたいな世界です

(高卒・中卒のコンテスト出身叩き上げ高卒・中卒の劇団出身のとかもゼロではない・・・・)

忘れた頃にしれっと活動復活しますよ、そんなナイーヴ業界じゃないし、今どきTV観てる人はそんな賢くないです(すぐ忘れる)

 

実際、ナチス大学教授、「延命治療やめろ」&「(小山田氏の障害者イジメに対して)裁判するにも知能がいるしね」の社会学者TVに出てますしね

anond:20240210095548

2024-01-12

頑張れなくなってきた

上司とは前々から上手くいっていなかった。

詳細は省くが、高卒叩き上げの方。

彼は、働きながら大学院に進学した私のことを「俺はアイツを認めるつもりはないからな」といって憚らないような方である(この話は人づてに聞き、大変気分が悪くなった)。

昨年の10月11月は、仕事が大詰めだった。実際には休暇はほぼなかった。仕事の成果を発表するような会があるのだけれど、当然出ると思われていた上司は来なかった。副部長的な立場の人からコメントすらなかった。悔しく、心苦しかった。「どうして一言、皆さんに『よくやった』と言ってくれないのだろう」「私のせいなのか。そんなに嫌われてしまっているのか」と感じていた。

そうしたこともあったためか、会終了後は喪失感のような、漠然としたやるせなさに包まれているような感覚を覚えていた。

そのときには、モヤモヤとした違和感を感じる程度だったが、その後、だんだん不安や苦しさが強くなった。

昨年12月中旬から後半になると「ずっと気が休まらない」と感じることが多くなった。休暇中でも「不安や苦悩で頭がいっぱい」だと感じる、些細なことですぐに涙が出る、睡眠が浅く夜に何度も何度も目が覚める、動悸がする、仕事に行こうとすると足が震える、些細なこと不安が高まりやすい、吐き気が出る……などの症状が出現した。

これらは、直属の上司へも相談した。その際には具体的な指示はなかったが、耳を傾けてくれたことは少しありがたく感じた。

ただ出勤前日、出勤当日の朝は「本当につらい」と感じていることがほとんどで、「どうしてよいかからない」という気持ちになっていることも多かった。



一昨日、1月中旬には長男共通テスト直前出会ったにも関わらず、体調を崩し、発熱した。


休暇を取った日が、もともとの休暇の合間であったこともあり、皆さんにご迷惑をかけつつ、実質1週間の休暇となった。


この休暇中、ずっと頭を抱えていた。

今日休みは6日目なのだけど「もうこのままの働き方ではもう持たないのかもしれない」「どうにかしないといけない」「心と身体が壊れそうだ」……と考えられるようになった。


そこで「現状を文章にしよう」と考え、この文章をまとめ始めた。



名前を隠して、楽しい日記


もともとストレスチェックの結果も優れなかった。自身ソーシャルスキルにも偏りがあり、不安ストレス耐性の低さを自覚している。一人の時間が好きで、人と話すのは苦手だ。自信がなく、他者の和に入っていけない。

からこそ、スキルを学び、「自分の頑張りが足りないためだ。学ぼう」「組織に認められない中でもみんな頑張ってる。私も頑張らないと」と自分に言い聞かせて頑張ってきた。

組織に認められていない現状だからこそ、組織内外で頑張り続けないと、ますます認められなくなってしまう……と感じていた。

しかし年齢的な部分で徐々に気力や体力が減っていることや、これまでの蓄積した疲労などが噴出したことで、葛藤に耐える力や頑張る力が低下してきているのではないのかもしれない。


前までは乗り切れたことができない、疲労不安を感じやすい、以前は我慢できたことが我慢できない、葛藤に耐えられない、思うように成長に繋がらないなどの感覚が強くあり、それが日々悪化しているということは『些細な刺激にも弱くなることでより、葛藤課題に取り組む力が弱まり悪循環に陥っている』と思う。

調子が悪いのに、活動をし続ける。活動するから疲労がたまり調子が悪くなる」という悪循環は、ある種、アルコールでのストレス対処と同じような「活動にしがみついている」状態であると考える。活動をし続けることで、短期的に不安を和らげようとしているにすぎないとも考える。つまり今の状況では、こうした「(活動仕事への)しがみつき」を手放し、「活動と休息のバランスを整えること」が必要なのかもしれない。でも、それは甘えなのかもしれない。

自分のやっていることが組織に認められていないような感覚は、自分気持ち身体を徐々に蝕んでいたのかもしれない。でも、もう少し頑張れるかもしれない。

回復時間を確保せず、このまま疲労感を積み重ねていけば、取り返しがつかない状態まで自分自身を追い込む可能性もある。無理をしたまま突っ走っていると、遅かれ早かれどこかでポキッと折れてしまうかもしれない。でも、今が踏ん張りどきなのかもしれない。あとちょっと頑張ったら、楽になるかもしれない。

頑張れなくなるのは、怖い。

頑張ると少しだけ不安が減るからだ。





この文章をまとめようとするだけでも動悸がしてしまう。仕事量や生活見直しを行うことと並行して、専門家への相談受診)なども行っていく必要があると感じている。

俺はもうダメかも。

みんな、どうか、ご安全に。

2023-10-29

クリエイターたち「ラブコメ新たに作ったよ〜」

Aさん「ひょろひょろしてる主人公とかダメだ、男らしくあれ!」

Bさん「冴えない主人公とか駄目、叩き上げプロフェッショナルしろ。」

Cさん「ギャルとかメスガキとかもういい、綾波属性かカータレット(ゆるふわ)属性メインヒロインしろよ」


Dさん「固定カップルとか甘すぎる。正妻戦争という厳しき愛を視聴者に超教しろ。」

Eさん「ヒロインレースとか胸糞悪い。マルチエンディングオムニバスしろや」

Fさん「青虐や奈央いじめなんだろ?どうせ」

Gさん「いじめっことか非合法団体とか嫌だ。萎える」

Hさん「暗い過去回想やギスギスシーンはやめて」

Iさん「ほのぼのしたのがいい」

Jさん「作画崩壊とかやめてね、もっと気合いの入った...」

Kさん映画的にCGバリバリやられてもちょっと...」

Lさん「何事も程々に」

Mさん陰キャ主人公飽きた、熱血や楽天家のを出せよ」

Nさん「野郎野郎然したのやモブ顔とか大概にして、男の娘みたいなの出せ」

Oさん「等身大主人公って難しい問題だよね...」

Pさん「ラブコメどころかファンタジーラノベですら過去回想中学校学生服が男女共にありきたりすぎる、もう少しパターン考えられないのか」

Qさん平成終盤以降に出たのに制服がなんか古めかしい。」

Rさん「服装がどうだろうと面白さとかと直結する訳ないでしょ?君ら」

Sさん「なんか帽子かぶったキャラがサブキャラ扱いされるのとか何故?」

Tさん「腕まくりとかのキャラもなんか少なく感じるような...」

Uさん「次のV・Wさんの言うことが怖い...」

Xさん「おいやめろ、おまえのその2つはフェミポリコレならぬマスキュリズムポリコレを生み出すことになるぞ!」

(Xさんが止めに入る前にあった発言)

Vさん「はっきりいって男性ブルカだよ。 学ランのボタン閉めてる設定だとか」

Wさん「女子カラフル制服とかカーディガン着崩しとかあんのに。」

Yさん「もう収集がつかなくなる、ならお前らがそれぞれ作れよ」

Zさん「不適切表現言動が見受けられたことをここにお詫びいたします」

2023-10-12

弱男弱女って、なんでキンコン西野亮廣が嫌いなの?

西野さんって、田舎限界サラリーマン家庭出身で、センスだけで若いから漫才師目指して、売れて、あとは漫才しつつ自分事業やって、それなりに外部に影響も持たせてる、まさに「叩き上げ界の星」じゃん?

弱男弱女が最も好きそうな人なのに、しかちゃん経済やってるのに、何で弱男弱女が最もヘイト向けてるの???

2023-10-07

戯曲文学賞って意味わからんのだけど?小林靖子三谷幸喜候補に入るってこと?

いやありえんやろ。

アカデミー賞とかならともかくノーベル文学賞は違うだろ。

星雲賞だったらそれこそ「物凄く夢のある玩具取説」みたいなのですら入ってもいいと思う。

でもノーベル文学賞は違うだろ。

結局は演じる役者がいて、大道具がいて、現場空気があり、演出家修正した動き、音響センス監督の采配、色んなのが混ざった結果じゃん。

おかしくね?

ノーベル文学賞っていうのは、文の力だけで圧倒的な何かを叩き上げ人間に送られるようなもんだろ?

なんかおかしいよ。

2023-09-27

小売業界の人間だけど「コンビニ人間」読んだよ

業界歴は15年ぐらいの本社スタッフである店舗での習慣と記憶が染み付いているので、コンビニ人間としての描写は痛いほどわかる。冒頭で、ペットボトル飲料からお客様商品をとる気配を感じとってレジヘルプに向かう描写とか無茶苦茶わかる。接客精神が染み付いているので、よその店のフェイスアップしてしま気持ちも分かる。疲れ切っている時に、ホーム電車待ちしてて、目の前のドアが空いた時に「いらっしゃいませ!」と言いかたこともある。

主人公が、気温や天候によって売れ筋商品が的確にわかるのは凄いと思う。俺はあのレベルでは売れ筋理解と売場作りはできない。叩き上げ現場経験の長いベテラン指導レベルだと思う。

お客様第一に基づいた個別ルール条件反射で行動ができるのは非常に小売の人間らしいと思ったが、それが信念として内面化されていないのは(少なくとも私とは)違っていて、(私のような)小売人間自分が小売人間であるということを自覚できていないという意味主人公とはかな。違うのだと思う。

なお、コンビニ人間は100万部売ったらしいが、小売業界は本読む人間が少ないので、俺の周りでは全く話題にならなかった。

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

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《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

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 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

2023-09-18

新卒へ。株式会社HORIはやめとけ。

この増田フィクションです。実在人物や団体などとは関係ありません。

弊社の入社三年以内の新卒離職率が4,5割あるのでこれ以上犠牲者を増やさないために当エントリを書きます

自分より若い人材が心を病んで辞めていくのを見るのはしんどいです。こんなとこで人生棒に振っちゃダメです。

これでどこか分かった増田転職会議やOpenWorkで検索してください。有名なメーカーです。

毎日朝礼がある

〇朝礼では持ち回りで各部署の活動報告や個人の夢、会社で為したいことを発表する

〇その際3名ほど指名され発表内容の指摘や質問を行う

〇朝礼中会長のご指導があれば1時間立ちっぱコース

〇朝礼後に社訓を唱和する

〇指摘したもの評価される風潮がややある

仕事納めの日に夕礼があり、家族手当を貰ってる社員は前に出て社長感謝言葉を述べる

新卒入社前の3月末に会社に集められ社訓みたいなことを叫ばされる

〇一昔前は何日か缶詰されてブラック研修を行っていた

体育会で上の言うことは絶対トップダウン

社員数は増えてないのに業務量は増え続けている

ストレス上長が時々発狂してた

〇鬱休職が目立つ

〇毎年3名前退職する

創業以来の"文化"を大事にしている

〇中途の定着率が著しく低い(9割強プロパー)

祝日がある週の土曜日は出勤日

〇年間休日115日

3個以上嫌だなぁと思う項目があったら入社お勧めしません。これ全部実際にあったことです。


パワハラモラハラの温床

弊社は一族経営トップダウンが激しい。引退した会長がほぼ毎日出社してはいろんな部署に口出してちゃぶ台返しを繰り返してる。

まぁただ、会長はいい。言い方がよくいる説教ジジイってだけでおかしいことは言ってない。言い方がキツイだけ。

ただその息子の社長が危ない。会議中でも平気でガン詰め叱責を行う。

私が一番ドン引きしたのは役員会議で「お前の言ってる事がどう間違ってるか一つ一つ解説したいからお前が今言ったことをホワイトボードに書いて一から説明してくれ」と言わんばかりに社長自ら晒し上げてました。社員さん泣いてましたよ。大人が泣くとこなんて見たくないですよ。

別に怒るなとは言わないですが、別室で誰にも気付かれないように配慮して…ではなく関係ない社員がいても平然と行うのは怖い。どういう教育受けたらこうなってしまうんだろう。お前が間違っているのが悪いということなんだろうか。

トップがそんなんだからその下の部長クラスもそういう風に育ってしまう。特に弊社は9割叩き上げなのでそれ以外のやり方を知らなのです。

「もうお手上げです。どうしたら出来るようになるの?」

自己防衛で胸抑えてるんだったら止めた方がいいよ」

「君とやっていく自信がない」

「鬱になったら終わりだよ?」

「なんで俺が帰れっつったのに帰ってねぇんだよ!」(就業時間中での発言)

「こんなことも出来ないんですね」

全て一部の部長発言です。あなた上司になる人はこういうことを平気で言います

人の親でもある、地位もある人間言葉です。どういう人生を歩んだらよそ様の子供にこういった暴言を吐けるか不思議でなりません。わざとやってるんじゃないかなと思うほど士気を下げることが上手いです。

中途の方が2週間ほど、1言えばいいとこを10に伸ばして叱責する朝田B(仮名)に「お前がダメ理由をこれから一つずつ挙げていく」と言わんばかりにその方が提出した資料に関してくどくどネチネチ1時間以上じっくり挙げて頂いた結果めでたく鬱手前になって退職しました。目に見えて顔色悪くなっててかわいそうでした。


この朝田B(仮名)のねちっこさで退職に追い込まれた人は割といるらしく、今の役職持ちの方も本気で辞めようとしたとか。その時は会社トップ相談して朝田B(仮名)をプロジェクトから外してもらったこともある。これが原因で開発から営業に飛ばされ、そこでも成果を上げられず現在では全く関係ない部署に飛ばされました。

特定部署環境が死んでる

仕事中はちょっとピリピリしてるくらいがいい」とはとある部署ボスのはつげんです。ピリピリを通り越してもれなく死んでます

そのボス自分が言ったやり方で出来ないと烈火の如く怒り、成果を出せなくてもガン詰めします。少し間違えただけでも。

以前、定時後に入社2年目をみんなの前で1時間以上説教した時は流石に居た堪れなさ過ぎてトイレに逃げてしまいました。

何かあって叱責されているときは何があっても絶対反論してはいけません。ボスの中ではどんな理由があっても、間違えた原因が他にあっても今怒られている人が100%悪いです。マニュアルが間違っていても確認せずその通り進めた人が悪いです(???)下手に本当のことを言っても机を叩いて声を張り上げられるだけです。反論してはいけません。

また、ボスが納得していない時のハンコの角度は90°曲がってます。「俺は納得してないけど通すから」の意思表示です。受け止めてあげてください。


「俺が出来るんだからお前らも出来るだろ」な人が出世する

「なんでこんな簡単なことも出来ないの?やればいいだけじゃん」な気持ち仕事出来ないと潰れます

基本的叩き上げしかいないため「俺はこれでここまで来れたからお前らもこれやればここまで来れる。別のやり方するなら倍努力しないと評価しないからな」な思考の方が重宝されます

ポジティブに捉えれば「自主的に動ける人」「協調性がある人」「向上心のある人」「推進力のある人」「行動力のある人」と、どの会社からも求められる人材です。

ネガティブに言えば「押し付け」になるし「他人のことを考えられない」。「俺はこれで成功した」でしか教育が出来ないしそれも時代にそぐわないかガンガン辞めていきます

とある新卒が先輩社員に「なんでこれやってないの?」「こうすれば出来るよね?」「なんでやらなかったの?「明日まで/今すぐにやって」と毎日進捗確認という名のガン詰めされた結果半月ほど休職した時は頭抱えました。実際これが原因か聞いてないので分かりませんが、これぐらいしか思い浮かびません(詰められた新人はその後退職しました)

会社的には「後輩を指導している先輩」なんだろうけど、はたから見たら「新卒をガン詰めしてる先輩」なんですよ。


新人が辞める

現在4年目はいません。去年の段階で全員辞めました。理由は察してください。

今年は8人取りましたが既に2人辞めました。


休職経験がある人が割といる

私の上司二人は休職経験ありです。今年3年目の社員の内、2人が休職経験ありです。

異常じゃないですか?休職ってそんなポンポン起こるものなんですか?

理由はやっぱり心を病んだからが多いです。そんな職場です。

また、鬱休職→復帰→やっぱり限界退職をした方がいたのですが、退職日を1週間前倒しした際にその上司が「今までのことは無駄だったのかなぁ…」と発言し私の中で話題になりました。あくま個人的な意見ですが、鬱退職ならしょうがないんじゃないかな……。

谷間の世代

20代後半~40代前半がいません。ほとんどいません。20代後半はほぼいなかったです。5年目前後が本当にいない。

聞いた話では一時期大量離職されたみたいで若手とベテランしかおらず、技術継承教育がろくすぽ出来ていない状況だとか。

なんで離職されたかはこの増田を読んで察してください。昔はもっと酷かったみたいです。

そもそも社員使い捨てしか考えてないからどんどん辞められるんですよ。中堅がいなくて若手も結構な頻度で辞めていく会社未来なんてあるんですかね。

最後

パワハラ連射ホールドで鬱退職するくらいならもう少し就活頑張りましょう。

それでも俺はここで頑張るんだあああああああああああ!!!って方は覚悟してください。いろんな意味で最悪の職場です。そもそも人事部がないため関係ない部署人間採用担当してます毎日誰かしら叱責を受けています

そんなクソみたいな環境でも人間の心を持った社員はいます。その人を見つけてください。きっと助けてくれます。私は「助けてもらう」という選択肢が出ないくら朝田B(仮名)に追い込まれました。

クソみたいな人間性の奴等が権力を持っているだけなんです。だから離職率が異常なんです。

人材を大切にしない会社はたとえどんなに有名であろうがさっさと潰れてほしいです。私は入社から使ってた弊社製品を捨てました。

余談ですが、半年前弊社を退職された方が増田を書いて軽くバズった際、取引先の人に「あの記事見ましたよ!」て言われました。ジャニーズとかビッグモーターみたいに内部事情が公になって膿が取り除かれればいいですね。

2023-09-17

官僚は間違えない」という事実から考える中学受験のススメ

官僚が間違いや失敗を犯すことはない。

そのため、政治行政におけるミス失策の原因は

政治家と呼ばれる、選挙によって選ばれた中身のない名望家

一般職、〇〇専門官、〇〇専門職という形式で選ばれた下級役人

によるものである

その理由御三家男子中高一貫校東大文一→旧司法試験不合格国I(当時)不合格東京大学法学部小学生向け受験塾の講師という経歴を持つ俺が官僚にはなれなかったけれども官僚の友人を多く持つ人間として解説する。

まず官僚になるためには突破しなければならないものがとにかく多い。

中学受験東京大学文科一類現役合格国家公務員総合職試験上位合格面接など文科省環境省などの下級官僚課長級を経て肩たたきされる底辺官僚でも最低限この四つを突破する必要がある。局長次官級ともなればここに加えて学生時代の旧司法試験現代なら予備試験と本試)の合格仕事で間違いを犯さないこと、政治から嫌われないことなさらに多くの要素が必要となる。

10から始まるこの競争では間違いは許されない。中学受験大学受験公務員試験とどれか一つでも間違えれば官僚への道は潰える。学業だけでなく、非行に走ったりした学校を追われたり、享楽に耽って大学中退したり留年しても同様である

そのように間違いを犯した人間から官僚への道」が潰れ、医学部医学科、工学部などに進学したり、法曹外資系企業財閥総合商社…など別の道に泣く泣く進んで行く。

お分かりいただけただろうか。

官僚は間違いを犯さないことに関してはプロである

よって政治行政への批判の際に官僚槍玉にあげてはいけない。なぜなら彼ら官僚ミスや間違いは犯さず、もしも間違いが存在するのならそれは政治家(但し官僚出身者は除く)、下級役人政治家の選んだ専門家有権者たちなど別の人間に要因があるからである

日銀がわかりやすい例だ。日銀叩き上げ大学教授出身総裁就任すれば日本経済は傾き、財務官僚が就任すれば日本経済は持ち直す。この繰り返しだった。日銀総裁の中で最も功績の大きい黒田氏(面識は全くないものの私の中高大学学部の先輩に当たる)は大蔵財務官である

ちなみに民間企業法曹医師などにおいても仕事で間違いやミスを犯さない順に属性を並べれば

中高一貫東大卒→非中高一貫東大卒→中高一貫国立卒→非中高一貫国立卒→中高一貫私大卒→非中高一貫私大卒となる。ちなみに仕事における能力の高さやパフォーマンスの高さで順位をつけても全く同様となる。

これは様々な業界にいる私の中学高校大学の友人も同意しており、私の職場職員講師を見ても同じく当てはまる。

お子様をお持ちの方は子供未来を考えればこそ、金銭負担や労力を厭わず、迷うことな中学受験をさせ間違いやミスを犯さない輝かしい人生を送らせてあげてほしい。

2023-09-09

ジャニーズは本当に権力圧力「だけ」で帝国を築き上げたのか

ジャニーズ記者会見と、その反応に色々とモヤモヤすることが多いので書捨て。

最初に言っておくと、自分メディア周りで仕事している。ジャニーズの人にもたくさん会ってきた。

会見での松谷氏の質問で思ったんだけど。今回の件、タイトルのことだけに絞って言うと何がややこしいって

ジャニーズ自分たちの会社グループを売るために他社のグループ圧力をかけた」のも事実なら

メディア側がその圧力をはねのけても使いたいと思うくらいの人が生まれなかった」というのも多分事実で。

Mステには出れなかったけど、それでもボーイズグループを作って別の形で模索してた事務所はあったよ。

それこそD-BOYSとか。アミューズ舞台中心に若手セット売りとか。

でもうまくいかなかった。それは「Mステかに出られない」ことだけが理由じゃないと思う。

取材に行くと、ジャニーズ取材で1回も嫌な思いをしたことがない。どんなに若くてもみんな礼儀正しくて

とても一生懸命に「自分が何を求められているか」を自覚した答えをしてくれる。本当に楽。

記事チェックはほとんど赤字を入れられたことがない。自分場合は、だけど。

から芸能記者ジャニーズがみんな好きになる。だって楽だし応援したくなるから

他の事務所だとこうは行かない。喋れない、ふざける、カッコつけてスカしたことを言う。

年齢から考えると相応なんだと思う。でもジャニーズの人たちはJr時代から叩き上げから

取材対応が増えるくらいの駆け出しキャリアでも他の事務所の子に比べると圧倒的に差が出る。

それは演技やダンスアクションでもそうなんだよね。今でこそダンス経験者がどの事務所も多いけど

嵐くらいの世代まではデビュー決まってから事務所が演技やダンスのレッスンを…みたいな感じだったから。

からテレビ映画の人たちはジャニーズを使いたがった。だって基礎体力とスキルが大体において段違いだもの

みんなまた主演がジャニタレかとか云々言うけど、いやそりゃ人気だけで主演にねじまれた人もいるけれど

じゃあ同世代で誰が適してるの、うまいかもしれないけど人呼べるの?てなったら他にいないってこと結構多いはず

ただ、それはジャニーズでの教育が良いとかそういう話ではなくて

ある程度メディアに取り上げられるようになってくる子達は、ヒエラルキーの上に上り詰めたってだけ

ある人が言ってたけどジャニーズって「蠱毒」だと。壺の中に入れられて最後に残った一番強い毒虫

からテレビに出ている彼らの後ろには何百何千という「残れなかった人たち」がいて

そしてその壺の中では今回の告発者みたいなことも起こっている。

昨日、茂木健一郎氏のこれが流れてきてなんだかなーと思ったけど

第3137回「ジャニーズの人気を支えてきた単純接触効果魔法が切れる真実の午前零時が近づいてきました」

https://togetter.com/li/2220878

単純接触効果で人気が出てるんならもっと話はカンタンなんだよ。

というか茂木氏の言説は、公共メディア的な単純接触が少ないJr等の人気に関しては説明がつかないか

一部は当たってるけど一部は外れてるんだよ。地上波出てないJrの子たちでドームが埋まるんだよ?

そんなシンプルな話じゃないんだよ。

「ほんものアーティスト」ってどこにいるんだよ。今JO1の子たちとかよくバラエティ出されてるじゃん?

誰が爪痕残してる? ラヴィットに出てるSnowManの子たちのほうがよほど名前覚えられてるんじゃない?

ジャニーズタレント」をテレビに出さなければ解決する問題なのか。それを求めているのは誰なのか。

なまじっか近くで関わってきただけに(そして自分加害者の一端だという自覚はしている)

ニュースやTLを見てるともやもやする。

長文失礼。

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