はてなキーワード: 催眠術とは
そんなの嘘だろ、と吹っ掛けるとその子は少しムッとし、「じゃあ増田君に催眠術かけてあげる」と言って俺を目の前に座らせた。
それからコインを取り出し、5円玉のように中央が空いていて紐で結んであった。
そのコインをゆっくり揺らし、「あなたは今から――」と俺に催眠術をかけようと常套句のようなことをぶつぶつ呟き始めた。
でもその子は胸が大きくて、俺はコイン越しに見えるおっぱいばかりを見つめていた。
結局俺は催眠術にかからず、女の子は頬を膨らませるように憤ったが、近くで見ていた俺の彼女は腕組みしながら俺のことを見下し、機嫌悪そうに出て行った。
その様子を見てキョトンとする催眠女子に俺の友人が声をかける。
俺はこの時の友人が、一番賢く見えた。
ニンテンドースイッチのゲーム50本遊んで感想書いたのでまとめ(48〜50)
科学アドベンチャーゲームシリーズの第6とか5とか7ぐらいの作品。(結局オカルティックナインはシリーズでいいの? シュタゲゼロとかロボノダッシュはどう数えるの? みたいな?)
発表から発売までかなり間があったためハードルが爆上がりしてしまっており、そのせいでボリュームの薄さにがっかりしてしまった。
とはいえ面白いところもたくさんあり、ゲームシステムに介入してくるシナリオは楽しいし、男女色々なキャラが魅力的で良い意味で美少女ゲームらしくない部分は健在。
特にお風呂に入らず体臭を香水で誤魔化している40代女性のJUNOさんは是非ともスピンオフでイチャイチャするお話が欲しい。(香水を付けすぎているという描写があるだけで、お風呂に入っているか否かは明言されてません)
記者の男主人公と研究家の女主人公の二人の視点のマルチサイトなストーリー。
サイエンスフィクションな後半の展開はかなり面白いものの、序盤から中盤にかけては延々と恋の鞘当てが続き、そこにあまり興味が持てないと辛い展開。
元が18禁ゲームなのの全年齢移植の際に、セックスが上手なキャラがそのテクニックで寝取ることを、催眠術で操るに置き換えたような展開は剛腕がすぎる。
EVE ghost enemiesと密接な関係にあり、そちらを遊ぶ前にプレイした方が楽しめる。
テキストではなく実写映像が主のアドベンチャーゲーム。
過去の殺人事件と現在の殺人事件が交差していく連作のスタイルでボリュームも多く、実写映像だからこその仕掛けもあったりして、贅沢な作り。
ただ後半のとある章だけが露骨に浮いていてすごくしっくりこないのが残念。
所謂「謎解き」を僕があまり好きじゃないだけかもだけど、近似のジャンルだけにすれ違いがもどかしかった。
○好きじゃない
その理由は以下の通りだ。
だが幸運であったのは、私は比較的若い両親のもとに生まれ、現在もなお子供部屋おじさんまたはおばさんでいられるということである。
一応は定職につきなんとか働けている。
友人も数名だけだが居る。
両親も友人も良識があり優しく慈悲深く、たまにこちらの話をまともに聞いてくれない以外は親切だ。
私は頭の出来が良くないので、まともに取り合って貰えないのも仕方のないことだとは思う。
現状は、という言葉が頭につくが。
親は子より早く死ぬものだし、友人は人生に寄り添ってくれる訳ではない。
結婚だとかパートナーシップだとかに対しては正直に言うと、憧れはある。
しかし、まるで出来る気がしない。
私の恋愛対象は、過去に好きになった相手の統計からすると、男女の比率としてちょうど半々ぐらいである。
頭が軽いので短絡的が故に、好きになったら無策のままに即告白を繰り返してきたのだが、残念ながら全ての恋は実らず片思いに終わってしまった。
愚かなので、高望みし過ぎているのだろう。
私は他人から好意を向けられたことはないが、性的な興味を向けられたことはある。
当時の私は男子学生として生活していた。髪をツンツン逆立つほど短くして学生服を着て通学していた。
だが、男子の制服を着ていても見知らぬ男性サラリーマンと思しき人物にナンパされたり、仲良くなった筈の同級生男子から俺の女扱いをされたり、友達の友達ぐらいの浅い関係の女子生徒によりトイレに連れ込まれてズボンを脱がされそうになり死に物狂いで脱出したりしていた。見知らぬOLっぽい女性にいきなり家に来ないかと誘われたり、電車に乗っていたらキツいパーマのおばちゃんに痴漢行為を働かれたりもした。
当時は自覚などなかったが、何故周囲からそのように性的な対象として一方的に扱われるのかという答えを無意識にわかっていたのだろう。
己の肉体から逃れることは誰にも出来ない。
故に、自分の、現状女である肉体から一時的に逃れて、憧れである恋愛を無責任に無我の境地で、荒唐無稽な美しい夢のエンタメを楽しむこと、その欲求を満たしてくれるのがBL二次創作だったのだ。
加えて、追加するのであれば私の身近に居る腐女子は軒並み常識人であり、善良で、精神的にも肉体的にも理由なく他人を加害しない人ばかりだったというのも大きいだろう。
さて、ここでまた話が逸れるが、よく小説や漫画やアニメなどで「精神的ショックから嘔吐する」という描写がある。
1回目は二次性徴を迎えた時、風呂場の鏡に映った自分の姿が気持ち悪くて吐いた。
2回目は数年前にひとまわり年下の仲良しの従兄弟からセックスさせてくれと頼まれた時だ。
今でもまだ引きずっている。
私はそれまでずっと普通に暮らしていたし、従兄弟とはごく稀に顔を合わせる程度であり、会えばソシャゲの話をするぐらいの関係性だった。
呑気かつ平和に「殺生院キアラで爆死した俺を笑えよ」などと気安く話し「それよりメルトリリスが来ねえんだが?」というような返しをするような距離感である。
青天の霹靂だった。
加えて、全く根拠がないというのに、当時三十路をやっと迎えた私は「これでやっと他人の性愛対象ではなくなった」と考えていたし、老いて若さを失うか醜くなるかすれば誰からも路傍の石ころの如き扱いしか受けなくなると信じていた。
私は従兄弟に対して動揺しつつも「金ないならあげるからさっさとソープでもなんでも行きなさい」と凶悪なまでにクソなことを言ったのだが、従兄弟はそれでも引き下がらず途方に暮れた。のみならず、私が学生の頃から好きだったとかふざけたことを言った。
私が学生時代、短く髪を整えて学ランを纏い、ヤンキーの男子生徒に喧嘩を売られれば嫌でもなんでもタイマンに持ち込んで殴ったり殴られたり時にはボディにいいのを喰らってゲロを吐いたりなどして頑張ってきた、男性として必要だと判断して払ってきたコストはまるで無駄だったのだ。
なんだかメンヘラの気配がしたのでそれなりに話は聞いていたのだが、精神的に削れてしまってギブアップした。その後、暫くの間従兄弟は半ばネットストーカーのようになってしまい、私は思った。
「男って気持ち悪いな」
「私の頑張りは無駄だったんだな」
「同じ生き物になりたくないから男になるのやめよう」
と。
そのような体験を経て、二次元であればどれだけえげつないエロだろうが大丈夫だが、現実の性的接触に対して死ぬほど嫌悪感を覚える人間が爆誕してしまった。
阿呆なので、極端から極端に走るが故に、髪を伸ばして赤い口紅を引き派手な化粧をして、ナベシャツを捨ててブラを付けた。
気の強そうな女の姿の方が残念ながら適性があったらしく、他人から面倒な絡まれ方をしなかったので、そのままそうやって暮らすことを覚えた。
驚くべきことに、そうしているだけで頼んでもいないのに見知らぬ若い男を紹介して来ようとする気持ちの悪いお節介既婚者女性もついでに激減した。
遺憾ながら便利なので、以来ド派手なアイシャドウを塗って出勤している。
毎日会社と家の往復をして給料を貰い、帰宅してはTwitterを眺めゲームをして漫画を読み、ごくたまに友人と交流するだけだ。
転機が訪れたのは昨年の秋だ。
何が起きたのか自分でもわからなかった。催眠術だとか超スピードだとか諸々ナントカそういったチャチな外的要因であればまだ納得して呑み込み受け入れられたのだろうが、自分の中にしか要因がないので余計に受け入れ難かった。
今でもまだ受け止め切れていない。
たまたまフォロワーの紹介で教わったジャンルの、とあるキャラクターの夢豚に、なってしまったのだ。
動転しつつもpixivの夢小説用のアカウントを作り、人生初となる夢小説をン万文字書き、震えて怯えながら投稿した。
内容としてはその推しキャラと自己投影した理想の自分がご飯を作って食べたり並んでお昼寝したりするだけのものなのだが、それは紛れもない疑似恋愛だった。
自分自身がどういった存在にどうやって何をして貰いたいのか、自分の欲しい愛情とは何かを探っていくのはとても新鮮な自己分析で、驚きの連続だった。
そして探ってゆくうちに、私は自分が普通の枠に収まりたい、普通に求めたり求められたりしたい、即ち、セックスがもし自分に出来るのなら、やりたいのかも知れないと思い至り、成人向けを書き始めて、手を止めた。
書き始めたところで、決定的な過ちを犯したことに気が付いてしまった。
「私は好きなキャラクターを加害している」
「どうして私は自分がされたくないことを好きなキャラクターにしているんだろう」
しかし、自己投影した夢小説の主人公を推しと性的に絡ませることに、喩えようもないおぞましさを感じた。
BLなら客体であるからと逃避できていた部分が、夢小説となると途端に襲ってきた。
世間の現実に存在するカップルや、仲の良い友人夫婦、加えて、他の夢小説を嗜む友人を見て話を聞いても何も嫌悪感などない。
なるほど、それは確かにさぞかし良いものなのだろうなぁと思うだけだ。
異常であるのは分かっている。
ただ、異常であることは嘆きの対象にはならない。私は基本的に社会のマジョリティになれないという意味において常に異常だったからだ。
理解していた筈のことだが、空想の中ですら不可能であるという事実が、どのような形であれ伴侶を得ることの出来ない欠陥品であることを再認識させた。
自分の中には、
男の体で女を抱きたい願望と、
男の体で男を抱きたい願望と、
男の体で男に抱かれたい願望と、
女の体で男を抱きたい願望と、
女の体で女を抱きたい願望と、
女の体で女に抱かれたい願望、全てがあることを知った。
要するに性欲は厳然として存在しており、己のその性欲の全てが、気持ちの悪い加害行為でしかないと認識している。
唯一の安息の地である二次元が失われて、もうきっと二度と戻ってはこないだろう。
いつになれば人生が終わるんだろうと考えている。
などという日本語の誤謬そのままのタグがツイッターでトレンドにあがってた
あなたたちのいう安楽死とは安楽でもないし、死というより他殺です。
今は「尊厳死」と正しく訳されてますけど「骨相学」とか「占星学」「催眠術」みたいな古い非科学的な用語が言い伝えとして残りやすいんですよね。
あなたたちは「痛くない自殺手段をくれ」っていいたいだけですよね。
でもみとめるわけないですよね。
まず死はだれにとっても苦しいです、自殺死体はおしっこもらしてパンツの中をうんこだらけにして目はとびだして。
さらに自殺に失敗したら脳障害がのこったりする。いわゆる重度障碍者まっしぐらです。
人体の機構上、かならずそうなっています、生きるためにできてるからだなんですから。
そして「死ぬときに痛くて苦しくても死にたい」「安楽死くれぇ」などという人は脳の病気の結果です。
自殺したくなる病気にかかって仕事を辞める人が毎年数万人もでてる社会なんだから
「治療と生活保護を最低限保証しろ」って正しく発話してください。
それがめんどくさいなら安楽から「死」をとりのぞけよ。「安楽をくれ」でいいんだよ。
自分が好きな女性のエロ漫画家が居るんだけど、その人の同人作品が「イケメンが純情な少女をコマす」という展開の作品を描くようになってきた。
エロ漫画に出てくる竿役は、商業エロ漫画だと冴えない主人公が主流だけど、最近はキモいデブが竿役だったりしてる。同人はキモデブ率が高い。
なんでキモデブが竿役になりやすいか?というとキャラとして動かしやすいから。
基本的に作品に出てくる男キャラは何かしら動かないといけない と宮崎駿監督は言う。
パズーやアシタカのように奮闘することが男キャラの存在理由で、動かない男キャラというのは作品では存在できないのだ。
キモデブが竿役として登場する場合は、彼には何か特殊なチカラがある。
最近で言えば催眠術を使える だとか 女の子の何か弱みを握って脅迫できる とか。そういう、なぜ女の子をコマせるか?という理由が描かれて作品にリアリティが生まれて読者の没入度が高まる。
特に、弱みを握ってゆする、とか悪いキャラクターだと女の子のキャラも映えて作品として価値が高まる。
女の子が体を許す理由に「イケメンだから」では納得が低いのだ。
おそらく女性読者からすれば「イケメンだから女は抱かれる」というのは十分な理由になるんだと思う。しかし男性読者は納得できない。
説明すると、例えば、男性が好きなものとして「自動車」がある。あるいは高級腕時計でもいい。
自動車はエンジンの排気量や最高速度などのスペックで語られる。高級腕時計もムーブメントや各パーツの詳細なこだわりがある。
つまり「なぜこの自動車・時計には価値があるのか?」ということが分からないと男は納得しないのだ。
花はただ「美しい」というだけで存在の理由になる。エンジンのスペックもムーブメントの生産技術もない。
咲いているだけで価値がある。
イケメンというのは女性からすると「花」なのだ。何も言わずに作品に登場するだけで良い。女の子の体を蹂躙してもゆるされる。
男からするとイケメンというのはエンジンを積んでいないスーパーカーのようなもので、それに何の価値があるの?と不思議に思う存在になる。
男受けするイケメンを描こうとして、催眠術が使えるイケメンを登場させるのももんだいがあって、万能すぎて逆に冷めてしまう。バランスの問題があるのだ。
イケメンだけどココが抜けてるとか、イケメンだけどコンプレックスがあるとかそういうマイナス要素を加えてキャラを作ることが多い。
冒頭の作家さんも、商業エロではそういう感じで抜けたイケメンを描いていたりする。
でも個人の同人誌では趣味前回でイケメンを登場させていて、ちゃんとイケメンの使い方を理解した上でそういう作品づくりをしてるんだと思う。