はてなキーワード: 無益とは
ちょっと買い物に行って帰ってきたら、ポーチのタイルの上を、蓑虫がモコモコと歩いていた。毛虫ではなく蓑虫が、歩く。モコモコと、てくてくと。身体をくねくねと蛇行させながら歩くのだ。
一、二年前まで、私はてっきり蓑虫とは木や草の小枝を編んで作った硬い蓑の中にスポッと入って暮らす虫なのかと思っていた。例えばヤドカリが貝殻を被って暮らしているような。そんな感じだと想像していたのだが、違った。
ある日、やはり外出から帰ってみたら、ポーチに蓑虫がいた。タイルの上を歩行していたのではなく、ドアに貼りついていたのだが、うちの下の子の視界の中に入るくらいの位置にくっついていたために、「気持ち悪いからなんとかして」とせがまれた。
蓑虫の、簑の出入口部分? とドアが密着しており、そのため簑はドアから斜めに突き出て見えた。私はあまり無益な殺生は好まない方なので、へばりついているだけで無害な蓑虫などほっとけばいいじゃないかと子供達を諭したのだが、どうしても嫌だというので、しぶしぶ箒を手に取り、ドアをサッと払った。蓑虫はタイルの上を転がり、そして道路へと続くコンクリのアプローチへと落ちた。案外簑が頑丈に出来ていたお陰で、箒の威力でぐちゃぐちゃにならずに済んだ。軽いので、そのうち風に吹かれてどこかへ飛ばされて行くだろうと思い、そのまま放置して家に入ろうとした時、子供達が絶叫した。
見れば、簑を纏った身体を蛇行させながら、真っ直ぐ公道に向かって歩く、蓑虫の後ろ姿があった。遠目に見ると、ただの毛虫のようだ。それくらい、蓑虫の本体と簑の素材が一体化しているように見える。
蓑虫の足取りは、つい先ほど理不尽な暴行を受けたことなど無かったかのようにしっかりしており、そして迷いが一切見られない。車二台がすれ違えるくらいの狭い道路を渡った先の、イネ科の雑草が茫々に生えた場所を目指し、蓑虫は歩いていく。白っぽく退色したアスファルトの上をゆく蓑虫の後ろ姿は、腐海に帰る王蟲のように堂々としつつ、孤独をまとっている。
蓑虫が道程の半ばを過ぎた頃、左方から赤い乗用車が近づいて来た。農地から住宅街に入ってすぐの所なのに、赤い車は減速する様子もない。蓑虫は大きすぎる危機に全く気づかない様子で、歩みを止めない。車からはうちの子供達がアプローチのところにいるのも見えるはずだが、かといって飛び出しに警戒する様子もなく、かなりのスピードで目の前を通り過ぎていった。一陣の風が私達に吹き付けられた。
蓑虫は無傷で、歩調を速めることも遅めることもなく道路を渡りきり、草叢の中に消えていった。
そんなことがあって、蓑虫は歩くということを知った。たぶん、今日の蓑虫は今頃、玄関のドアの地味に邪魔な所にくっついていることだろう。
まず北方領土をロシアにとって無益な土地にする、要するに維持するコストに見合わない土地にすること
現状、北方領土は助成金やらジャブジャブつぎ込んでどうにかこうにか住民を無理やり定着させてる状態なので「損益分岐点」を下回らせる難易度はあまり高くない
維持すればするほどカネだけが流れ出ていく状態をある程度続けつつ、今回のウクライナ侵略で国まるごと財政破綻させてカネの注入を止めさせ住民を本土に引き上げさせ荒廃させる
もちろん国際情勢を十分に鑑みつつ、返還が完全に履行されたのを確認したうえでの話だが
なので今から頑張っても我々が生きている間に返還されるかどうかは微妙なラインだけれども、膠着状態だった返還交渉を大きく転換させるチャンスなのは確かだろうな
「当時はどう考えていたのか、何が目算違いだったのか、どう心変わりがあったのか」
「自分のどこが問題でどう改善できるか(そういう男を引き寄せて掴んでしまった理由はなんだったか)」
というところを語ってこそ
ただ面白がるコンテンツとしてもより深みがあると思うんだけど。
「夫がこんなにひどい―」
「私はこんなに被害者―」
女が頭悪いのってこういうレベルの低いコンテンツを子供の頃から与えられてるからなんだよ。
自分を被害者のポジションにおいて誰かをずーっと恨むっていう一番無益な快楽シナプスばっかり強化されてんの。
少年漫画の暴力とかお色気とかよりよっぽど脳に有害だと思うんだけどな。
フェミニストが女のため子供のためを思うなら女向けコンテンツこそ取り締まって自由を奪えよって思うけど
フェミニストはそういうコンテンツで育て上げられた被害者脳一生恨み脳だから
その種の女向けコンテンツの問題性を理解できないし取り締まれないんだよな。
あ、詰んでるこれ。
本来は不要だった労力を俺が割いてお前の意見は単なる野党叩きではなかったと明らかにしたわけだ。
野党を厳しい目で見ること自体は大切だけど、その厳しい目を現在政権を担っている自民にも向けるべきであって野党だけを厳しい目で見るのはおかしいよね?むしろ政権を担ってる分野党以上に厳しい目を向けるべき
俺が「ご心配」をしたのは当然だろ。はてな匿名ダイアリーでほかに自民批判の日記書いてます見たいなこと言ったとしてそれ意味あるの?最初にお前が書いた日記がすべてだろ。この記事も今別の人間が書いてるかもしれないよなあ?
ごちゃごちゃ言ってるけど、なんで追記してしまったの?自発的意思がーとか言うけど。そのまんまじゃ他にも誤解を与える可能性があるから追記したんじゃないの?俺の意見をスルーするでもなくきっちり追記したのは、追記しないと不都合だったからだよね?
野党叩くなとは言ってないんでね。野党に対する批判を控えることとイコールではないよ、もちろん。正当な批判でないのならまたそれも叩かれるって話だし、お前はその結果追記したってだけ。
「一生恨むのは頭が悪い」って、感情に対して理詰めで諭そうとするのはそれこそ無益じゃね。
夫婦喧嘩は犬も食わないっていう部分に噛みついちゃった感がある。
「一生」が問題なんだとしたら、その恨みが一生続くかどうかは相手次第なのだから、外野がどうこう言うのは筋が悪いのでは。
結婚=苦楽を共にするということは、喜びは2倍に、苦しみは半分にすることを誓い合ったって事だ。
自分の苦しみを支えて欲しいときに一人だけ楽しみに行くってなんなん?いつもは協力的なのに、と思っても無理ないと思うんだけど。というかこの部分もほとんど愚痴で、前半は「そういうことを言いたいわけじゃ無い」と理性的に言っていたのが、後半感情が高ぶってそう書いちゃった感じでしょ。(元増田妊婦さん消しちゃったけど)
子供が生まれるまでは(生まれた後もだが)かなり苦しい状況が続くワケで、その間に息抜きは必要かもしれないが、それが生まれてくる子供にも害が及びかねない息抜きだったとしたら、心中穏やかではなく、言いたいことが的確に出てこないくらいに心乱れても致し方ないんじゃないかな。男が女が言うなら、そういう女の心中を汲み取ってあげるのも男では?
妊娠中は、楽しみをプラスしようとしてもあまり効果的ではなく、負担の軽減の方が重要で、例えば家事炊事をやってくれると助かるとかそういう話が代表的だと思う。
フジロック行ったヤツに同じ空間で家事炊事して欲しくないだろうし、あまつさえ旦那さんが感染して苦しむことになったら「楽しみを要求する」とか論外だよね。
そもそも全体の利益を大幅に損ねて個人の利益を得に行った人が、仮に幸せのお裾分けをしたところで全体の利益は元に戻らない、という大前提があると思うんだよな。