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はてなキーワード: 暗喩とは

2020-07-17

誰でも簡単お気持ち長文の書き方

はじめに

まず初めに、お気持ちでもなんでも、意味の通る長文を書けるだけでそれは「能力である。内容がいくら恥ずかしいものでも、長文を書くことは決して恥ずかしいことではない。そして長文を「書ける」能力があることは、「書けない」自分上位互換である大富豪で超有名なローカルルールに8切りがある。殆ど場合場を流したほうがお得だが、「流さな選択もできる8切り」があったら、「絶対に流す8切り」の上位互換であることは間違いない。使い所はわからないが。書けるという選択肢は、あって損はない。得はわからないが。

お気持ちの種を見つけよう

第一に、お気持ちの種がないとお気持ち長文は生えてこない。種があれば2000字くらいはサクッと書ける私でも、種無しでなんか書けって言われてもパンティーって5文字書いて終わりだ。なんでも良い。好きな作品の心にひっかかった展開でも、嫌いな作品の嫌いな一コマでも、どうにかしてぶちのめしてやりたいノロケ増田でも、なんでもいい。何かしらの種を拾ってこよう。やる気があるなら、日々それを貯めておこう。いつかそれが、面白い短編小説になることがあるかもしれない。

自分語りをしよう

お気持ち長文に必須なのが自分語りだ。自分に全く興味のない生きてるのか死んでるのかよーわからん人間でも、「自分がなぜこんな考えを持ってるのか」くらいのことは語れるのだ。ちゃんとした秀才天才でもない限り、人は何かを「自分体験したこと」に全てをなぞらえがちな傾向がある。恥ずかしいことではない。そういった類推ができることも、立派な能力だ。わりと誰でも持っている能力であることも事実だが。その誰でも持っている能力が、実は結構他人にとって価値があったりもする。なぜなら、当人が「しょーもない自分のしょーもない体験」と思っていることでも、他人にとっては「その人として生きていないのに、その人の追体験ができる種」になるからだ。自分語りはどんどんしていけ。ここはアノニマスダイアリ、匿名の掃き溜めだ。お気持ち自分語り長文がかければ、お気持ち長文初級編の免許皆伝だ。

1つに絞ってこだわろう

ここから中級編。好きなもの、嫌いなものに関して言いたいことは皆様多々あるだろう。全部書くと、ほんとに散漫なお気持ち長"駄"文になる。1つにトピックスを絞ろう。一番好きなところ、一番気に食わないところが良い。それを言いたいがために自分語りも引用もする、ということができると、ビシッと焦点の合ったいいお気持ちが書ける。そして重大なポイントだが、これをタイトルにするんだ。タイトルっていうのは、読み手が「これどういう意味だ?」ってなったときの手助けになる。この暗喩伝わるかな、って思ってもタイトルにヒントがあると意外と読めるし、それを読めた人は文章ちょっとだけ好意的に読んでくれる。読み解けた俺スゲー、が続きを読む原動力になる。これが出来ると、「長文なのにスッと読めた」とか、「この比喩までこだわってるのイイね」みたいなコメントが付き始める。意図して出来たら中級免許皆伝だ。

終わりに

上級は?と聞かれるかもしれんが、私もまだまだ修行中の身。中級も頑張っているところだ。世界に広がるお気持ち長文の文化、みんなも試していいんじゃないか。

ところで、この文章の書き方は、読書感想文コンクール無双できる書き方でもあるのだ。本の中でひかかったワンフレーズに対して、あーでもないこーでもないと持論と自分語りをペタペタくっつけていけば、国語教師が花丸をくれるようなものが書ける。そこに社会問題とかでも絡めておけば、ナントカ賞みたいなゴミも貰えたりする。少なくとも、2ページと1行のイヤイヤ書かされた悲惨ものにはならない。何でも良いから書いていこう。

2020-07-07

圧倒的加害者として生きて

昨今は、書物タイトルにもウェブページにも、沢山「生きづらさ」について書かれていますね。私は「生きづらさ」を感じたことはありません。都合よく生きていますぶっちゃけ他人に生きづらさを感じさせる「圧倒的加害者側」の立場からだと思います。辛い目にあわせてしまった人たち、ごめんなさい。

今まで生きてきて沢山の天才出会ってきました。勉強は勿論のこと、イラスト音楽的や、料理セルフプロデュースなど芸術的な才能、コミュニケーション能力洞察力、周囲への気配りといった対人関係を圧倒的有利に傾けさせる力といったところでしょうか。私が手に入らなった、文才を持つ人も何人も目の前に現れました。 

私は凡人です。ですが、天才を沢山殺してきました。暗喩ですが、本当に殺してきたと自負しています簡単に言えば、私のせいで、心理的肉体的負担を与えて潰してしまたことです。一人一人お詫びして回りたいですが、そういった被害を被った天才たちは私の顔も名前も思い出したくないでしょう。詫びの金品も欲しがらないと思います。私が逃げているだけでしょうが。こういう罪の意識ははっきりとあり、残りの人生は隠れ住むように生きます結婚子どもも作りません、娯楽という概念を捨てます。一生罪を償っていきます。とふとした拍子に思います。どうしようもなく生きています。すぐに死ぬのが正解なのですが、勤め先に迷惑がかかるなどと言い訳をして生き延びます。正直、今だって、職失って、家を解約すればすぐ実行に移せるはずです。少し前に、引っ越しきっかけに自分の所持物を9割くらい減らしたとき、この世に私の痕跡ほとんど消せた、やっと死ねると思いました。結局己の愚鈍さに負けて飛べませんでした。人を現世に縛るのは、なんでしょう。なんとなく生きたくないを引きづって生きることに絶望しています。こういったです。私は天才達の死体の上をスキップしています

2020-06-26

anond:20200626102023

からマーフィーの法則と同じだよ。

「必ず発生する」は「必ずと言っていいほど高い確率で発生するので嫌になっちゃうね、ハハハ」の暗喩で、100%発生するという主張ではない。

2020-06-19

解雇したことがある

通常 従業員解雇 というと 管理職への出世場合に1度従業員として解雇しないといけないなどの暗喩であるあいもあるが

明らかにそうではなく、雇い止めという意味解雇したことがある。

とはいえ赤字からとかパワハラから とかではなく

その人があきらかに、弊社にあっていなかった。ポジションレア職業でお願いしていたのだがあきらかに社風と合わなかった。

かわりものポジというプログラマーがよくやるポジもあるのだが、そのときはそういう会社でもなく

自分がいるうちは大丈夫でも、自分がいなくなったら同時に解雇だなという空気も有り、3ヶ月以内ということもあり、相談をさせてもらったことがある。

あれは苦い経験

2020-06-11

ルッキズムがクソ

コロナで暇だから映画を見る機会が増えた。

この間もBSでぼーっと邦画を見ていたときのこと。

宇宙から来たという不思議ちゃん同級生少女に惹かれていく小学生男子の話だった。

行動も言動おかしいその娘は他の星から来たという。

本来の姿はヘドロが積み上がったような姿だと工作時間模型みたいのを作ってみたりもしている。

(細かいツッコミを入れると、生体を惑星間移動させられるような技術を持っている生物の見た目が原始的なのは矛盾が甚だしいからもうそろそろやめてくれ。)

ところが今は、ハーフのような高身長美少女の姿だ。

いやー、もうそうしちゃったらストーリー入ってこないだろ。

結局可愛いから美人からっていうふうにしか物事がとらえられなくなるだろっていう話。

最後宇宙人と心が通い合いました!みたいな美談風に終わるんだけど、本当にそうなのか?

もし本来の姿で町中を闊歩してたらどうなる?

言葉もままならないままにそんなの歩いてたら速攻射殺案件だろ。

そうじゃなければ捕まって研究対象になるだけ。

そしたら地球人は野蛮だってことになって宇宙戦争。それが現実

そういうふうにならないための擬態っていうなら、周りから注目されるような美人なっちゃダメだろうがよ。

結局この話は、地球人は見た目に騙される単純ないきものです。っていうことしか語れてないんだよな。

個人的には最後転校生存在がそれを裏付けるような暗喩に思えてしまって、真面目に演技している小学生バカにしている最高に胸糞悪い映画だった。

映画名前も覚えてないし、単独映画を吊し上げたいわけではないので思い出すつもりもないけど。

この映画に限らず、浅いストーリー登場人物の見た目だけでごまかすの本当にクソ。

そのくせ地球外生物と心通わせることができました!人間美しい!みたいなことを語られると本当に頭にくる。

所詮人間なんてルッキズム奴隷ですよ。

美男美少女なら何でも許せるし許される。誰かが違うと言ったって、それを支持する圧倒的多数の前では無力同然。

努力で埋められるって言ったって、同じ努力されたら何倍差が開くと思ってるんだよ。

だってトムクルーズに生まれてたら同じだけ努力できるっつの

ここだけの話、このままコロナ終わらなければみんな顔の半分をマスクで隠してる分フェアでいいよなーと真面目に思ってる。

これからの世の中、感染症匿名性も守ってくれるマスクって割と必須アイテムになると思うんだけどどうだろう。

とりあえず町中歩いている利害のまったくない人間相手に顔を隠してられるのっていいことしかないよな。

ルッキズムは滅びないだろうから、せめて普段から美貌を露出されることが恥ずかしい世界になってくれ。

コロナは嫌だけど、全員がマスク当たり前の世の中は正直いってとても生きやすいです。

2020-06-05

anond:20200605221454

むかし子宮暗喩子供部屋っていうのが通用していたが, それと関係があるのではないか

子供部屋おじさんはよくても, おばさんとなると相性の悪い単語ではある

2020-05-22

みんなどんなふうに嫁さんにセックス誘われる&夫をセックスに誘ってる?

うちの奥さん場合気持ちよく酔っ払った時に

今日のあたしはチョロいわ」って言うのが合図

この状態で布団入って一緒にゴロゴロして、キスして、お互いの気分が高まってきてって感じ

みんなもこんな感じの、二人にしかからない「セックスしたい」という欲求暗喩があったら教えてほしい

思うままに文章書くの難しくない?

なんか素敵だった思い出も思い出しながら書くとなんか違うところにフォーカスしちゃっててつたわりづらくなっちゃう、その時の率直な気持ちよさみたいなことかきたかったのに。

からさっき上に上がってた沖縄旅行エントリとかはすごいいいなって思ったし、文章上手くかけてその時の気持ちを保管できる、アンド人に伝えることまで出来る人にほんとすごい。

やり続ければ出来るようになるのかもって思ってとりあえずかいてみた。また書こうかな。勝手にやってろやって思われるだろうけど。たまにくる反応が面白いからここに投稿してみる。あと前から思ってたんだけどうんこ投げコメントってなんだ?何かの暗喩?まあいいや。

こんなこといってるけど明日は朝イチから偉そうに新人研修なんかやる身なんだ、不思議なもんだな、不思議だ。寝る。

2020-04-29

エヴァ破を見て気づいたんだけど

研究所食事するところで、肉を食べないレイアスカが「生き物は生き物食べて生きてるのよ。せっかくの命は全部もれなく食べ尽くしなさいよ」って言うんだけど、これってこの後にアスカが使途に食われることに対する暗喩では

2020-04-27

anond:20200427141747

大変趣がある。◎

尾崎放哉種田山頭火系譜を思わせる自由律の裏側に、女性用の下着という単純な提起だけに一見思えるが、

読む相手によって想像の奥行きに無限を与えており、鑑賞者に委ねる事で季節感についても省略の技巧を凝らし、

自らが感じ取るパンティーに対する悲喜こもごも感情を想起させることがたった5文字に凝集されている。

私には、興奮のあまり後先を考えない若者の高揚の発露と見ることができた。

その場合、確かに行為暗喩する上でパンティーは乱暴に放り出され、脱がされ丸まったパンティーは、

興奮が冷めるまで注目され得ないことを見事に表現している。

情熱本体は、行為の開始によってパンティーではなく人間本体に移ることにもこの表現技法は適切に見える。

文学映像世界で修辞的技法である、性行為の生々しい場面を、夜が明ける、花が落ちるなどの

比喩であらわす作品陳腐化されているが、この作品では自然視点を逸らすことに成功した。

パンティーはどんな色だろうか、汗ばんでいるだろうか、とするとこの行為に及んだ人はどんな人物だろうか。

どんな季節だろうか、どんな部屋だろうか。好奇心をこれほど擽る作品に出合えたことに感動している。

昔の偉い人ははこう言ったかもしれない。

一本の線がどう見えるのか。それを鑑賞する者に託すことが芸術の強さだ。

子供が描いたような絵が、何億もの価値で売られるのを目にすることがある。

その人には無価値しか見えないことが、他の人にはとても価値があるように見える。

一滴の水と見るか、大海の一部と見るか。全ては自分次第なのだ

私はこの作品を生涯忘れない宝物にしたい。

2020-04-22

anond:20200422181958

日本における「鬼」が朝廷に従わない勢力だったように「ドラゴン」の方が暗喩なんだろ。

2020-03-23

( ・3・) クラシック好きの上司ディランを聴きたいと言いだして 2

https://anond.hatelabo.jp/20200322025040

第二スタン


They walked along by the old canal

A little confused, I remember well

And stopped into a strange hotel

With a neon burnin’ bright

He felt the heat of the night

Hit him like a freight train

Moving with a simple twist of fate [2]


――では、第二スタンザに進みます。どうぞ。

( ・3・) ふたりは古い運河に沿って歩いた。少しまごついていたのをわたしはよく覚えている。そしてふたりネオンの輝く奇妙なホテルに入った。

――「奇妙なホテル」とは?

( ・3・) ホールフランク・ザッパ蝋人形でも飾ってあったんじゃないか? ああ、この strange というのは unfamiliar ということだな。――ネオンの輝く見知らぬホテルに入った。彼は夜の熱気に打たれるのを感じた。まるで運命のひとひねりと共に走る貨物列車がぶつかってきたようだった。

――はいどうでしょう

( ・3・) 夕暮れの公園にいたふたりが歩きだす。ネオンが光っているから、あたりはもうすっかり暗くなったんだろうな。「わたし」の記憶によると、少しまごついていたようだが……。

――「わたし」が出てきましたね。

( ・3・) ふたりの背後に忍びよる謎の人物……。落ち着かない心の内までお見通しとは、たいした観察力だ。

――……。

( ・3・) いや、分かってるよ。賢明なる読者諸氏ならば、「わたし」の正体は説明せずともお分かりになるはずだ、ってことだろ? 分からないとおかしい。ナボコフの『   』を読んで、「   」と「   」とが同一人物だと気づかないようなものだ。

――『   』は読んでいないのですが……。

( ・3・) だから少しは本を読めって。ただしまともな本だぞ。『死にたくなければラ・モンテ・ヤングを聴きなさい』みたいなのは読書カウントされないからな。

――話を元に戻しましょう。

( ・3・) 三人称物語だったはずなのに、一人称の「わたし」がぱっと現れて、さっと消える。聴き手は混乱するんだけど、何事もなかったかのように、彼と彼女との物語が続いていく。

――はい。人称の問題は後で見直すとして、脚韻についてはどうでしょう

( ・3・) 1行目と2行目、canal と well母音が合っていないんじゃないか

――子音しか合っていません。脚韻は、強勢の置かれた母音以降の音が一致しないといけないので、この箇所は韻を外していることになります。そのうえ、1行目と2行目とでは旋律も違います

( ・3・) 違ったっけ。

――違うんです。第一タンザでは、1行目・2行目・3行目はきれいに韻を踏んで、旋律も同じかたちでした。ところが、第二スタンザでは、1行目・2行目で母音が揃わず、canal は上昇する旋律、well は下降する旋律です。というか、"I remember well" のところは、はっきりした音程がありません。そこだけ語りのようになっています

( ・3・) 例の「わたし」が出てくるところだな。ひょっとしたら、わざと韻を外して、旋律も外して、「わたし」に対する違和感を際立たせようとしているんじゃないか

――わざとかどうかは分かりませんが、定型から逸脱することで、聴き手の注意を喚起する効果はあると思います

( ・3・) となると、韻を踏まないことにも意味がありうるわけだ――あれ、6行目と7行目、trainfate も韻を踏んでいないぞ。

――6行目は train ではなく freight train の freight が脚韻にあたります

( ・3・) まず列車概念があって、それからより具体的には貨物列車、という思考の流れではないんだな。まずフェイトという音の響きがあって、その響きが無意識言葉の渦からフレイトをひっぱり出してくる。それから列車概念フレイトにくっついてやってくる。意味が音を追いかけているみたいで面白いな。

第三スタン


A saxophone someplace far off played

As she was walkin’ by the arcade

As the light bust through a beat-up shade

Where he was wakin’ up

She dropped a coin into the cup

Of a blind man at the gate

And forgot about a simple twist of fate


( ・3・) どこか遠くでサックスを吹いている人がいた。――これは順番をひっくり返さないとうまくいかないな。――彼女がアーケイドを歩いていると、どこか遠くからサックスが聞こえてきた。くたびれた日よけから光が差し込み、彼は目を覚ました。

――まだ覚ましてはいません。

( ・3・) ――彼は目を覚ましつつあった。彼女は門のところで盲人のカップコインを入れた。そして運命のひとひねりのことは忘れてしまった。

――はいどうでしょう

( ・3・) 夜から朝になった。どこか遠くでサックスを吹いている人がいる。時を同じくして、彼女はどこかへ歩いていく。そしてまた時を同じくして、夢うつつで横になった彼の部屋に光が差す。一行ごとに場面が切り替わって、映画みたいだ。

――as が場面転換の役割果たしてます

( ・3・) どこかへ歩いていく彼女は、そのまま消えてしまう。盲人のカップコインを入れる、というのが何か象徴的な行為なんだな、きっと。運命、盲人、テイレシアス、と連想が働くせいでそう感じるのかもしれないが。

――何を象徴しているんですか?

( ・3・) 何かをだよ。メルヴィル白鯨は何を象徴しているんだ?

――何かをですね。

( ・3・) そう。ある行為対象が何を意味するのか一義的に定まらないとき、その行為対象象徴性を帯びるんだ。ひとつ賢くなったな。

――とはいえ、門のところの盲人は運命を告げるわけではなく――

( ・3・) それどころか、彼女運命のひとひねりなんて気にしてないんだな、ちっとも。

――強い。

( ・3・) 強い。運命抗う者は悲劇的な最期を遂げるが、運命に関わらない者はいつまでも幸せに暮らすんだ。――じゃあ、ありがたい教訓も得られたことだし、次に進もうか。

――その前にひとつだけ。わたし面白いと思うのは、彼女が去っていくのを誰も見ていない点なんです。まず、どこか遠くのサックス奏者は物語に関与しない。

( ・3・) 音だけの出演。

――部屋では彼はまだ寝ている。そして門のところの盲人には――

( ・3・) 彼女は見えない。なるほど、興味深い指摘だ。きみ、名前は?

――……。

( ・3・) 名前は?

――アルトゥーロ・ベネデッティミケランジェリです。

( ・3・) アルトゥーロ、ありがとう。そんなところにも彼女の強さというか、優位性が表れているのかもしれないな。

第四スタン


He woke up, the room was bare

He didn’t see her anywhere

He told himself he didn’t care

Pushed the window open wide

Felt an emptiness inside

To which he just could not relate

Brought on by a simple twist of fate


――ハーモニカの間奏を挟んで、ここからは後半です。彼と彼女とがいっしょにいる、あるいは少なくとも近くにいるのが前半でしたが、ディラン先生ハーモニカを聴いている間に、彼女のいた世界彼女のいなくなった世界に変わってしまいました。――では、どうぞ。

( ・3・) 彼が目を覚ますと、部屋は熊だった。

――クマ

( ・3・) 「かすみの間」「うぐいすの間」みたいに、「グリズリーの間」だったんだよ。泊まった部屋の名前が。

――真面目にやりましょう。

( ・3・) 彼が目を覚ますと、部屋は空っぽだった。彼女はどこにもいなかった。どうってことはないと自分に言い聞かせ、彼は窓を大きく押し開いた。心の内に虚しさを――

――虚しさを?

( ・3・) 虚しさを感じた。で、その虚しさというのは、彼がどうしてもリレイトできない――

――He just could not relate to an emptiness inside ということです。

( ・3・) どうしても関わることのできない虚しさ?

――辞書を引きますか?

( ・3・) おまえが引きたいというのなら。

――ランダムハウスにちょうどいい例文が載っています。I can’t relate to the new music of Miles Davis. マイルス・デイヴィスの新しい音楽わたしにはしっくりこない。――1972年に『オン・ザ・コーナー』を聴いた人はそう感じたかもしれません。そもそも1967年の『ソーサラーからして、もう調性は不

( ・3・) 自分自身の虚しさとうまくつきあっていけない、と考えればいいのか。――どうしてもなじむことのできない虚しさを感じた。運命のひとひねりによってもたらされた虚しさを。

――はいどうでしょう

( ・3・) さっき "he was wakin' up" のところで「まだ目を覚ましてはいない」って添削が入ったのは、このスタンザの "He woke up" が念頭にあったからなんだな。

――そうです。ここではっきりと目を覚ます

( ・3・) 彼女はいなくなっている。大丈夫だと自分に言い聞かせるってことは、大丈夫ではないわけだ。窓を開けたら心の内に虚しさを感じた、のくだりはなんだか分かる気がするな、感情の流れが。ぐっときたぜ。

――まず部屋が空っぽだという状況が語られる。でも本当に言わんとしているのは、彼の内面空っぽになったことです。開いた窓のところに立って外と内とを画定することで、内面という言葉自然に導かれています

( ・3・) きみ、名前は?

第五スタン


He hears the ticking of the clocks

And walks along with a parrot that talks

Hunts her down by the waterfront docks

Where the sailors all come in

Maybe shell pick him out again

How long must he wait

Once more for a simple twist of fate


( ・3・) 時計がチクタクいうのが聞こえる。言葉を話すオウムを連れて歩く。水夫たちがやってくる港で彼女を捜す。また彼女が彼を見つけてくれるかもしれない。どれだけ待たなければならないのか。もう一度、運命のひとひねりが生じるのを。

――はいどうでしょう

( ・3・) 時計の音が聞こえてくるのにあわせて、時制が現在形になった。ここからは彼にとってまだ過去出来事ではないんだな。

――彼女のいない現実が、一秒ごとに動かしがたいものになっていく。コンクリートが固まるみたいに。

( ・3・) 「言葉を話すオウムを連れて歩く」は何を意味するんだ? アメリカ文学で鳥がしゃべるといったら、ポウの「ザ・レイヴン」だな。死に別れた恋人天国で再会できるだろうかと訊くと、鳥は「二度とない」と予言するんだ。

――このオウム実在するんでしょうか? どこからともなく現れましたが。

( ・3・) そこを疑うの? 「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました」「エヴィデンスは?」みたいなものじゃないか

――いえ、そうではなく、おそらく肩の上、耳元でオウムが話しているわけですよね、彼女を捜して歩いている間ずっと。それは暗喩ではないかと思うのですが。

( ・3・) おじいさんは暗喩としての山へ暗喩としての柴刈りに行きました。

――「周囲の人たちの話が、オウム言葉のように空疎に聞こえてしまう」を暗喩的に言い換えると「言葉を話すオウムを連れて歩く」になりませんか?

( ・3・) 心ここにあらずだから、「よう、調子はどうだい?」と声をかけられても、「ヨウ、チョウシハドウダイ」と聞こえるわけか。まあ、そうかもしれないな。

――次は最後のスタンザです。

第六スタン


People tell me it’s a sin

To know and feel too much within

I still believe she was my twin

But I lost the ring

She was born in spring

But I was born too late

Blame it on a simple twist of fate


( ・3・) 内面を知りすぎてはいけない、感じすぎてはいけないと人は言う。わたしは今でも信じている。彼女わたし双子だったと。しかしわたしは指輪をなくしてしまった。彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた。運命のひとひねりのせいで。

――はいどうでしょう

( ・3・) 「わたし」が出てきたな。二番目のスタンザでは存在をちらっと匂わせる程度だったが、ようやく正体を現した。

――もう自分が誰であるかを隠すことはない。

( ・3・) そう。三人称過去のかたちで物語が始まり彼女がいなくなって時計の秒針が意識に上ったときから三人称現在になる。そして今、一人称現在で「わたし」=「彼」が胸の内を明かしている。

――すべて過去形で書くこともできたし、すべて三人称、あるいは一人称で書くこともできたと思うんですが、どうしてそうしなかったんでしょう?

( ・3・) なんだか「学習の手引き」みたいになってきたな。時制が変わるのは、彼女の不在が彼にとって現在出来事でありつづけているから。人称が変わるのは――そうだな、最後のスタンザの心情は、客観的に、距離をおいて語れないんじゃないか。まだ傷が生々しくて。

――第四スタンザの「部屋は空っぽだった」から「窓を大きく押し開いた」のあたりはハードボイルド流儀で、あまり感傷的にはなるまいという抑制が働いているんですが、最後のスタンザになると――

( ・3・) 抑制が外れて、ついでに三人称仮面も外れる。他人物語であるかのように体裁を保っていたのが、保てなくなる。こういう効果を生むためには、人称の変化が必要だったんだな。

小休止

( ・3・) はっさく匂いは猫たちには不評だな。

2020-03-21

てかワニってコロナ暗喩だった?!

anond:20200321105606

そろそろ100日・・・

2020-03-10

100日後に死ぬワニとは、コロナ死ぬ世界経済のことを暗喩していたんだな。

すごいな。ワニ。

2020-02-26

花を買った【追記

休み駅ビルで昼飯買おうとして、ぱっと目に付いた水色の花が綺麗だったので、つい。

でも午後も仕事だしこのままで大丈夫なのだろうか。とりあえずデスクに置く。

  

追記

とりあえず無事に家にたどり着いて、はるか昔にいただいた花瓶に差してみた。

花はスイートピーらしいです。水色って書いたけど、ピンクと水色の混色?のやつ。

暗喩ではなく、普通の花。

2020-02-23

anond:20200223230017

Kanon掲示板で「ヒロインたちは精神病患者暗喩、なぜなら・・」とか語りだしちゃうんだぜ?

アニメゲーム登場人物なんざ、リアルにいたら大概病院紹介するよ

そうじゃねぇだろ

いい大人が「うぐぅ」「了承(一秒)」って言い合ってる場で

空気読めないにも程があるだろ?

そんなことをリアルに考えて評論したいんじゃねぇんだよ

でも、「僕はKanonファンです」ってオフ会に出るんだよ

キチ○イの所業だろ?

作品ファンじゃないんだよ

誰かと一緒にいて自分語りしたいんだよ

そういうのって、すぐにピンとくる

でも本人は、「オタク」のつもりなんだよ

まじムカつくから

anond:20200223104655

殺人犯とは、女を嫌いでありながら半裸の女体を公道におきたくてたまらない愉快犯暗喩かな??

女の尊厳とか人権とか関係ねえ〜〜〜!!エロを置かせろ〜〜〜!!ってことね

2020-02-03

anond:20200203201713

ソースがない」の一点張りじゃあね?全否定は無理でしょ。

自分だって反論するためにソース提示できないわけでしょう。

別にこちらはソース至上主義でもないのだからソースを出す義理はないわけで。

でも「客観的材料を〜」と主張する側の人間が、ソースを出せないのは違うんじゃないの?

その点で、こちらとそちらは対等ではないよ。

>>お前の印象など知るか阿呆

>>お前の腐った脳みそ

>>仮に頭が悪いのでないとすれば、悪意に満ちている

暴言、増えてきたね。

>>逆にみんな同じ顔のアニメキャラには違和感を感じない。

ソースなんかなくてって、これが「成り立っている」という事実から答えは導き出せる。

仮に違和感を感じる消費者が大半であれば、こうしたものを売る商売は成り立たないわけだから

(まさかアニメキャラが同じ顔というところまで否定するわけでもあるまい)

>>オタクには冗談が通じない

>>オクタには暗喩の類が通用しない

>>オタクはしばしば語彙力消滅する

この辺は「オタク 冗談が通じない」「オタク 語彙力消滅」あたりで検索してもらいたい。

ソースがないから「嘘だ」とでも言うなら引っかかったサイトに手当たりしだい「嘘だ」と書き込んで、どうぞ?

暗喩の類」については説明いるかもね。

表現話題で「あくま架空個人であり女性全体とは無関係だ」というオタクが続出した。

それも一人や二人じゃない(このサイトを辿っていけばたくさん見つかると思うよ)。

でも部分で全体を言い換えるのは提喩という暗喩一種だ。

提喩という言葉を知らないばかりか、発想すらしないことが見て取れる。

そのことから「オクタには暗喩の類が通用しない」と表現した。

オタク気質起源

オタク気質はいったいどこから来るのか?

そのことを考察する上で、ふたつの対照的な例がある。

オタクは前者を肯定し、後者批判する傾向にある

これは「相貌失認」の類ではあるまいか

顔の違いが分からいか服装髪型といった顔以外の要素で識別せざるを得ない。

から一人ひとり違う顔を持つ就活生がみんな同じに見えるのだ。

逆にみんな同じ顔のアニメキャラには違和感を感じない。

なぜ一般の方がハンコ絵のアニメキャラ気持ち悪いと思うのか?

オタク量産型就活生(制服ドレスコード)を気持ち悪いと感じる感覚と表裏一体のところに答えはある。

考察するヒントはほかにもある。

これらから総合的に見て「ニュアンス」に類する違いが分からないの様子が見て取れる。

オタク気質とはこうした脳の作りに起源するのではあるまいか

ニュアンスの分からないことは最終的に離人症じみた感覚に発展しオタクの「傍若無人さ」をジェネレートする。

2020-01-28

「『多様性』は自己内包するもので、作品他人押し付けものではない」

ってツイッターに流れてきて、成程ツイッターもたまにいい言葉ながれるやんってなった。

多様性自分の心の中にもって許す事で成立して、他人押し付けた時点で、それは結局多様性否定になってしまう。

素晴らしいと思うなら、自分布教して、自分で作って、自分背中で語れって事なのかな。

よく多様性として紹介される映画は、ズートピアとか、キャプテンマーベルとか、マーベルディズニー作品があるけど、結局活躍してるの黒人じゃん!女性やん!それの暗喩やん!ってなる事が多い。

実写版キャッツ」とか、「異世界スマホ」とか、実写版デビルマン」とか、pornhubで低評価が60%くらいになってる「一部の人」が好きな作品を見て「まぁ俺は無理だけど、好きな人もいるんじゃない?」

って思えることこそが多様性なのかもしんない。

でも結局この言葉他人押し付けた時点で、それは「自分にとって都合の良い多様性」の押し付けになってしまう事に留意したいよね。

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