はてなキーワード: 最終話とは
これはシン・ゴジラを踏襲した手法で特撮愛を形にした点で共通しているが全くアプローチの異なる映画だ。
シン・ゴジラはゴジラという存在を借りて庵野樋口が好き勝手再構築した映画
シン・ウルトラマンはウルトラマンという作品を庵野樋口が再構成した映画だ。
なので観る人がどういうイメージを持って観に行ったかによって捉え方が全く変わるだろう。
ウルトラマンを元に再構築して欲しかった人にも肩透かしになっただろう。
そしてウルトラマンを今に蘇らせて欲しかった人には最高の映画になったと思う。
シン・ウルトラマンは原作となったウルトラQからウルトラマン最終話までを120分に押し込んだ映画だ。
これは本当に構成が上手い。情報量が多く展開が早いため120分があっという間で下手をすると振り落とされてしまう。
怪獣製作する上での裏事情をうまく解釈し直し生物兵器としたのは素晴らしい。
隊員の巨大化やちゃぶ台を挟んだ駆け引き(これはウルトラセブンだが)などウルトラマンの各エピソードを拾い一つの流れに組み込み、ゼットンの再解釈は思わず唸らされた。
そこか!そこでウルトマンのあのシーンを挟むのか庵野このやろう!!wwと思わず笑ってしまった。
だからこそ、ファンでなければ面白さが伝わりづらいという弱点がどうしてもあると思う。
予備知識なしに見る人はどこに収束しようとしているのかわからない。
シン・ゴジラには物語の冒頭から終幕までゴジラという明確な敵役がいたが、シン・ウルトラマンは何度も事件が起こりそのたび敵が変わるからだ。
自分はウルトラマンをしっかり観たことはないが一応メフィラス星人やゾフィー、ゼットンなどを知っていたのでなるほどこうきたかと思ったが、それすらない人にはどこが物語のクライマックスになるのかわからないだろう。
なので賛否が起こり評価はおそらく大きくバラつく。ある人には最高、ある人には今ひとつ。そういう映画だ。
シン・ゴジラはゴジラというテーマをベースに日本社会を描き出したので特撮ファン以外にも開かれた映画になったが、シン・ウルトラマンはウルトラマンに愛がある人に受け入れられるストライクゾーンの狭いものになるのではないか。
また、シン・ゴジラはシリアスに物語が進むからこそ笑いになっているところがあったが今回は全体的にコメディ的に味付けがされていてそこを良しとしない人もいるだろう。
ほとんどの人には
「シン・ゴジラのウルトラマン版を期待したのにそうでもなかったなー。」
カメラワークは広角レンズが多用され物陰から見ているかのような構図が特徴的だった。そしてカット割が多い。
禍威獣パートをは人間視点で、人間ドラマパートも小人や透明人間になって複数人で観察しているような感覚だった。
もしかしたら映画を見ている我我も外星人としてこの地球のいく末を観察する役割を与えられていたのかもしれない。
巨大化した美人キャリアウーマンはこれは新い性癖きたなと思ってしまった。普段酒に酔っ払って路上で寝ているのが仄めかされたのもとても良い。メフィラス星人と神永が公園のブランコで対話をしているシーンは「薄い本になりそうだな〜」と思った。
役名は明かされなかったが竹野内豊がおそらくシン・ゴジラの赤坂と同じ役で出ている。これはシン・ゴジラの世界とシン・ウルトラマンの世界がマルチバースであるということだろう。
そうしたのもゴジラ、ウルトラマンと大人の事情で同じところに立てない作品の両作品への庵野の愛を感じる。
じゃぁなんで斎藤工は戦車に乗ってないんだとなるが、まぁ斎藤工もマルチバースで巨大な敵と直接戦っているということで笑
ウルトラマンでは田舎や都会で戦うことはあってもミニチュアが大変な工場というのはなかなかなかったのではないか、夕暮れ近い工業地帯での巨人の肉弾戦は庵野が一番観せたかった絵だと思う。
なんとなくテレビをつけてたら連続ドラマの総集編みたいなミニ番組が始まった。
高校の英語教師が誘拐されて、タイムリミットまでに生徒4人が犯人と先生の居場所を見つけられないと殺されてしまう…みたいな話。
警察頼れよとか行動ガバガバだよとかモブたち鈍感すぎるよとか、まあそのあたりはお約束として、びっくりするシーンがあった。
次第に先生の過去とかも明らかになって、誘拐された先生にムカつくことあったなーみたいなことを各々の生徒が回想する。
一人、帰国子女の子が英語の点数が悪くて、先生が私のこと嫌って意地悪したんだ…とか考え出して「死ねばいい」と叫んだ。
私は「どういうことなの?!」と叫んだ。
そのあと主人公が「俺の周りで誰も死なせたくない」って叫んでなんかなかよくなってみんなで仲良くラーメン一緒に食べて青春ってなって犯人から「もうすぐタイムリミットだぞ」的な動画が送られてきて…最終話をお楽しみに!みたいな感じで番組は終わった。
もう死ねばいい発言以降ずっと「どういうことなの?!」の気持ちだった。
テストの点が低くて教師に死んでほしくなるってどういうこと?(しかも今まさに死にそうな状況にあるので軽口にならない)
誰も死なせたくないって今そういうふんわりしたいいこというシチュエーション?
反省とかないの?なんで急に仲良くなったの?
時間制限ある中のんびりラーメン食べて青春謳歌してる心の余裕はどこから?
総集編だから端折られたところに色々あったかもしれないけど、とりあえずその番組はジェットコースターみたいな展開でとてもびっくりした。
ルッキズムという言葉、最近はよく聞くようになったけれど何でも「ルッキズム」扱いして無条件に批判するのは
少なくとも「生まれつきか、そうでないか」「後天的な努力によって変えられるか、変えられないか」「それが個人の努力で変えられる範囲のものか、美容整形などが必要か」くらいには分けて考える必要があると思う
例えば私は漫画の『タコピーの原罪』の9話でヒロインである久世しずかが描いたようにくっきりとした二重だと語られ、
12話で高校生のしずかが周りから「凄い美人」と評された事には剥き出しのルッキズムを感じて嫌な気持ちになったが
でも最終話で高校生になったしずかが、元の時間軸と容姿そのものは変わっていないが
雑貨店でアイシャドウを買おうとして積極的にお洒落を楽しもうとしている様子には好感が持てた
生まれついての容姿による差別はまさにルッキズムそのものだけど、後天的な努力を見る事は必ずしもルッキズムじゃないでしょう
就職活動における顔の作り自体で採用を決める顔採用はルッキズムで悪だと思っているけれど
身嗜みとして髪をきちんとまとめているかとか、スーツが汚れていないかとか靴が綺麗かとかを見る事がルッキズムだとは思わない
女性がファッションやメイクを主体的に楽しむ事は必ずしも「ルッキズム」の範囲には括られないと思っているし
こんにちは。Liella!の新メンバー追加の話をしましょう。
私はアニメ、1stツアーから入って2nd全通ファンミ全通しようとしてるくらいにはオタクになったので思うところはかなりあります。
きっと声豚以外には声優の結婚で発狂してる声豚の気持ちが分からないように、今回の気持ちも分からないと思うので何がモヤモヤしてるのか書きたいと思います。行き場のないお気持ち表明。あくまで個人の見解です。
1.新メンバーの追加のなにが悪いの?
Twitter見てたら坂道などのアイドルグループは卒業や新メンバーの加入がある、それと同じでは無いかという話がありました。
私個人としてはアイドルという括りで見れば、新メンバーの追加はアレルギー反応が出るほど悪い事だとは思いません。ただやはり気持ち的に納得できるかと言われれば微妙です。
坂道などの3次元アイドルとは違ってラブライブ!はいわゆる2.5次元です。Liella!はキャストがだいぶ前面に出ているので少し違うかもしれませんが、基本的にはキャラクターありきです。
リアルアイドルには人生があります。それこそ結婚することだってあるし、アイドル以外にやりたいことがあれば別の道に進むことだってあるでしょう。歳を取ればそもそもアイドルがきつくなることだってある。その結果としての卒業や新メンバーです。これは正常な新陳代謝の結果でしょう。
キャラクターありきのアイドルは2.5次元ですが、構図としては2次元のキャラクターがいて、それを演じる3次元の人がいます。大元は2次元なわけです。2次元のキャラクターはもちろんアニメの中では結婚するかもしれないし、卒業するかもしれない。ただ、アイドルとして生み出された時点で、言ってしまえばアイドル中心でそのキャラの人生が回っているはずです。のび太君はドラえもんに助けられてひみつ道具を使う存在として生まれたキャラクターだし、サトシはポケモンマスターになるために生まれたキャラクターです。それと同じでアイドルとして生み出されたキャラクターには最初からアイドルとしての宿命しかありません。言ってしまえば制作陣のマリオネットで、そこにキャラクターの意思なんてものはないし、尊重されようがない。卒業、新メンバー加入はキャラクター本人依存にはなり得ないし、新陳代謝の必然性はないわけです。
もちろんキャストの降板などで3次元に2次元が引っ張られることはあるかもしれない。でも今回はその必要性があったとは言い難いケースだと思います。だってLiella!は5人で充分回っていたんだから。
2.新メンバーの追加があるって予想できたよね?
予想できてたら実際に嫌なことがあっても悲しくならないんか?おおん?
Liella!を描くラブライブスーパースターはシリーズ初の全員が1年生キャラということで、これまたシリーズ初のサザエさん時空からの離脱、進級が容易に予想出来ました。それに伴って当然新メンバーという考えもありました。でも5人でピースして五芒星を作ったり、あれだけ5人でLiella!だという姿を見せつけられたら部活への新入生の加入はあってもLiella!への加入ではなく新グループなのかなと思うじゃないですか。Liella!への新メンバーの加入という可能性は見て見ぬふりしてました。嫌なもんは嫌でしょ。
Liella!の初期キャストが発表されて活動を始めたのは2021年の頭でまだ1年と少ししか経っていません。ただ、この間にいろいろなことがありました。1stシングルの発売、TVアニメ放送、計30公演近くにわたる1st、2ndライブツアー、1stアルバム発売。これ以外にも特にアニメ放映後のLiella!の活動ペースは異常で、数え切れないほどの露出がありました。今思えば5人でいる時間制限のある中で生き急いでいたんだという感想になりますが、その結果としてLiella!は5人だというイメージが強くなりすぎてしまいました。
ラブライブというコンテンツはアニメありきのコンテンツという色もまあ強くて、アニメ1期でも5人でLiella!だという所を非常に強く描いていました。ラブライブ優勝というシリーズに通底する目標があるのですが、1期最終話でLiella!の5人はラブライブ予選で敗北して終わります。私としてはこの5人でラブライブを優勝して欲しかった。新メンバーの加入で優勝しても、5人でダメだったけどもっと人数が増えたら勝てたみたいな穿った見方は免れません。ましてやこの1年強のキャスト陣の活動でLiella!の5人への思い入れはかなり強くなっていました。非常に残念でなりません。ファンの中のLiella!は5人のイメージで固まってしまっていて、新メンバーの加入でそれが崩されるというところでしょう。私もこれがいちばんの理由です。
もし1期が連続2クールで2クール目で新メンバーの加入ならどうだったでしょうか。1期と2期で1番変わったのはキャストへの思い入れ以外ないでしょう。ここに間髪入れていなければLiella!は最初から9人として割とすんなり受け入れられていたのではないでしょうか。私も最初に思いついたのですが「けいおん!」の中野梓がこれですね。
オタクというのは保守的でこだわりの強い精神疾患持ちばかりなので配慮が足りていません。
4.情報発表の時期
どうしてこんな何も無いド平日にこんな重要情報をWebページ、あるいは雑誌で出したのでしょうか。せめてキャストの口から直接聞きたかった。それこそ4月の頭にあった2ndライブでファンミツアーを発表した際に一緒に発表する内容だったでしょう。そうじゃなくても、なんならアニメまで伏せておいても良かった。アニメで上手い事加入会をやればここまで反発もなかったでしょう。ファンミツアーでサプライズ発表&登場とかいう考えうる限り最悪の手段ではなかっただけマシですがタイミングはもうちょっとあったと思います。
新聞でいきなりμ'sファイナルが発表された時と比べてマシだと言ってる人がいましたが、真剣にLiella!を追っている身としては5人のLiella!は死んだも同然なので正直比べられてマシだと言われても困ります。まあここもセンシティブな話なのでこれ以上はしません。
5.虹ヶ咲という前例
ラブライブシリーズに虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会というのがありますが、そこでも新メンバーの追加は行われました。この際にも大炎上しているのですが、この理由が加入シナリオの酷さです。今まで敵みたいな対立構造を作っておいて、はい新メンバーですなんて言われても受け入れられないでしょう。本当のところはシナリオに関わらず、そもそも新メンバーの加入を嫌がっている人もかなりいたのでしょうが、とにかくこの騒動で新メンバーは受け入れないみたいな土壌ができてしまったように思います。
ここら辺はセンシティブな問題で、私もそもそもずっと同じメンバーで活動してきたところにいきなり新メンバーが加入というのは受け入れ難いです。この問題を産んだのも時間ですが、解決してくれるのもまた時間の経過しかなく、アニメなどの供給の中でオタク側が気持ちの整理をつけていくしかないと思います。
ここで大事なのは時間が経って受け入れたとしても新メンバーの追加が正解だったとは思わないというところです。5人と9人で同じクオリティの展開をするなら、メンバー追加で燃えた分9人の方がマイナスです。逆に言えばスーパースター2期が神アニメになるなら掌を返すかもしれません。正直1期も虹のアニメで上がりすぎた期待値を余裕で下回って行ったので可能性はある。
最後に
朝起きたらTwitterのトレンドに「Liella」が上がっていて不祥事でも起きたか?と思って見たら新メンバーの加入で燃えているところでした。私も最初は絶対受け入れられないというレベルの拒否反応が出て、仕事のやる気も吹っ飛びました。
まあ朝2時間ほどTwitterで運営への文句を吐いてたんですけど言ってもしょうがないなと冷静になりました。新メンバーが追加されてLiella!の形が変わっても、今の5人が、伊達さゆりさんのことが好きなのは変わらないし、彼女たちを見れないくらいなら、仮に9人のLiella!を吐くほど拒絶したとしても歯を食いしばって見に行きます。嫌なら他界すればいいとか言ってる奴は人の心を理解できないモンスターです。そんな簡単な話じゃねーんだよ。久しぶりにオタクとして全力で熱をあげられるコンテンツに出会ったのにそんな簡単に捨てられるほど冷静じゃねえーーーー
やる気でなくて仕事しながらスマホ見てたんですが、10時に公式から発表ツイートがあって伊達さゆりさんが即リツイートしたのを見て、本人がそれでいいなら外野が言うことは無いなと思いました。本当のところは分かりませんが、夕方に彼女の言葉で発信してくれてやっぱり安心しました。好きな人に応援してねって言われたらいろいろ不確定な今の段階ではもうこれ以上は何も言えないです。ただ9人のLiella!が楽しみとはやっぱりどうしても言えないです。心の整理にはまだ時間が必要なので。
私は今のLiella!の5人がどうしようもなく好きだし、少なくとも彼女たちがやりきるまでは見届けたいと思います。2年生になって、3年生になって、卒業という日が来るのかもしれませんが、それまではここまで熱中させてくれた5人に一方的ではありますが恩を返すつもりで応援していこうと思います。アニメの出来が悪かったら別ですがなるべく文句は言いません。頑張ります。
ゴールデンカムイの最終話は、土方の言葉を借りれば死人になれていない感じがにじみ出ていた
終わっているようで終わっていない
タイムスケールを飛び飛びにして要点だけ抑えておくセーブした描き方
加筆修正やスピンオフや次回作やその他コンテンツをいろいろやっていけそうな感じの商売臭い終わり方
313話までの鋭利なプロット構築は鳴りを潜め、きわめて無難な終わり方にまとまってしまった
残念です
0時のヤンジャン本誌配信の後、アプリに中々繋がらないながらも続々と読んで感想を呟く人が自分のTLには多く居て、自分も感想を呟いていた
そんなお祭りムードの中、「金カムのネタバレ踏んだ!怒 無料配信待ってたのに最悪!もうしばらくツイッター見ない!」とキレてる相互のツイートが混ざっていた
いや…公式の発売日の後に、お金を出して買った人が感想呟くのが悪いことみたく言われましても
ってかこちとら、無料公開とか無くても何年も毎週アプリで買って読んでたからいつも通りの行動だよ
無料になったから読んだ人だと思うけど、漫画であれ映画であれ何であれ、公式の発売や公開日の後にすぐに金払いたくない癖にネタバレをどうしても踏みたくないならインターネット断つしかねえだろ
「アイヌをかっこよく描いた話」とか「アイヌの少女が主人公の対等な相棒として尊重されている」として持ち上げられていた世間の評判とは大分印象が違った
最終話一歩手前まで読んで一番力が入っているのは鶴見中尉だと思ったし
実際読者の人気を得ているキャラクターも大半は軍人の日本人男性のようだ
アイヌのキャラクターでそれなりの扱いを受けているのは二人くらいしかいないしそのアイヌもあくまで「女子供」として脇に下がる位置だよなあ…
成人男性の、現在進行形でメインとして活躍するアイヌのキャラクターが全然いないので所詮アイヌは添え物という印象を免れない
何だかんだで深く掘り下げて描かれるのも読者の人気が集中するのも、大抵の作品では一定年齢以上の男性キャラクターなんだよなあっていう身も蓋もない事実を感じてしまった
この作品、アシリパに当たるキャラクターを主人公と同世代のアイヌの成人男性にして
肉体面も含めて対等な相棒として描いてきたら全然違ったものになっていた気がするしそっちのパターンが見たかったな
あるいはウイルクの位置のキャラクターをもっと若くしてアイヌの独立のためには手段を選ばない現在進行形の敵として立ち塞がるとかさ
wuzuki
この連ツイの主張は「性的な妄想を実行に移せる場所も対象もすごく限られてるということを理解して。
公共の場で子どもを性的に見ることを肯定するメッセージになりうるものを新聞社が出さないで」ということかと。
2022/04/16
https://b.hatena.ne.jp/entry/4718241157743732898/comment/wuzuki
1行目も2行目も、
まず、”性的な妄想を実行に移す場所”として「架空の世界」「絵の中」より適切な場所が思いつかないんだけど。
ていうか
そもそも「~を肯定するメッセージになりうるもの」って言い回しが凄くて
その言い方許すならどんなコンテンツにも無限にイチャモンつけられるよね?
たとえばゲームや漫画では結構生き物や人間を攻撃したり殺したりする展開あるじゃん。
鬼滅の刃ですら、未成年の主人公が刀持って戦闘させられたり敵の命を奪ったりしてる。
wuzuki 論法ならこれは「少年兵や殺傷行為を肯定するメッセージになりうるもの」って言える。
現実で許されないことはフィクションの中でも描写しちゃダメってこと。
実際こういうことを言う人はいる。
だからあの人達は本当に現代のコンテンツの殆どを自分や子供から遠ざけて暮らしてる。
wuzukiさんもそういうスタンスで生きてる人なら筋は通ってる。
でもそうじゃなくて、多かれ少なかれ現実では許されない内容のコンテンツを現実と区別しつつ消費して生きる普通の人だったら
「肯定するメッセージになりうるもの」論法はすごいダブスタでかなり恥知らずなイチャモンじゃない?
つまり、
wuzukiさんだけに限らないけどこの手の問題へのクレームって
表現へのこの手のクレームが成り立つケースは一応3パターンあって
A.コンテンツと現実の区別が付かない異常者を前提にすれば成り立つ。
でもそういう人、0ではないにしても元から日常生活が難しいレベルの稀有な病人や障碍者じゃない?
B.または、クレーム者自身がコンテンツと現実の区別を混同すれば成り立つかもしれない。
そういう病人や障碍者自身がクレームしてるってケースはあるかもしれないけど
それもコンテンツ側がどうこうすることではなく、社会がクレーム者を保護してケアや支援すべき話だよね。
C.クレーム者自身が対象作品によって区別したり混同したりと立場をコロコロ変えれば成り立つかもしれない。
自分が嫌いなコンテンツや気持ち悪いコンテンツに対しては厳密な現実基準でクレームを入れる。
でもこれただの不誠実なダブスタさんだよね。
たとえば少女漫画に出てくるかっこいい男の子は多くが未成年だよね?
そういう男の子との恋愛を眺めてドキドキしたりして楽しむコンテンツも
「子どもを性的に見ることを肯定するメッセージになりうるもの」と何の苦もなく言えちゃう。
(wuzuki式は確からしさとか参照無用なので何に対してもどんなことでも言えちゃう。)
同世代の読者が読んでるならセーフだけど
でも「あの巨乳漫画の読者におじさんが多いから問題!」って言ってる人は
少女漫画よりは大人向けで、最近完結した『プロミスシンデレラ』も10時台のドラマにまでなった漫画だけど、
肉体関係は最終話だけど、アラサーバツイチと17歳の恋愛関係の時点で「不適切」とか「気持ち悪い」って言い方は出来るよね?
でもお話の中だからみんな許容してそれどころか楽しんでるわけじゃん。
所詮コンテンツと現実を区別しましょうで終わりの話だってちゃんとわかってるから。
年齢差なんてただのスパイスとして楽しむ。現実と同じほどの心配やモラル判定まではしない。
オタク向けの気持ち悪い漫画だとそこを知らんぷりして現実準拠で攻撃しようとする。
ダブスタだし、気持ち悪いものへの嗜虐心が強くなりすぎて色々麻痺してるよね。
表現の自由の話が「反日」的なものとキモオタコンテンツにばかり発生するのは
どっちも「こんなケシカランものは抹殺されて当然!」という正義の人々が湧くからでしょ?
そういう憎まれやすい表現ほど表現の自由で守られなきゃいけないんだから当然でしょ。
あの巨乳漫画が嫌だっていう人が20パーセントでなく80パーセントだったら、猶更規制したらまずいと思う。
たとえば通勤途中で女子高生を盗撮して「元気が出る画像サイト」とか言って陳列してる大人がいたら
それはもう秒で逮捕して打ち首獄門に処してほしいんだけど、
コンテンツの中でフィクションの女の子で元気出しててもそれは被害者いないでしょ?
どんなコンテンツだって不適切な行為を肯定するメッセージに「なりうる」。
そしてこれって要は
「性犯罪を助長する」を、より根拠をぼかして反論されにくくしただけの言い回しじゃん?
「性犯罪を助長する」は根拠を求められてしまって何もエビデンス出せなくて袋叩きみたいになったから。
「~を肯定するメッセージになりうる」はほとんど同じことをより微妙な懸念っぽく言ってるだけ。
実際に社会に悪影響があるという証拠はない。頑張って調べる気もない。
「なりうる」は噓ではない。
女性は医者になってもハードな勤務をせず教育費の無駄や社会の損失に「なりうる」。
なんて言ったって可能性が0ではないということを言ってるだけだから証明責任すらない。
こういうことを意味ある風に言って周囲を操ろうとしてるならまあまあセコいし卑劣だよね。
ところであの漫画を問題にしてる人はちゃんと内容読んでるのかな。
https://yanmaga.jp/comics/%E6%9C%88%E6%9B%9C%E6%97%A5%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%8F%E3%82%8F
ゴールデンカムイ作者の「単行本でめちゃくちゃ加筆する」宣言について「本誌派には未完成品を読ませるつもりか」って言われてるようだけど、
そして、それに対して「何が問題なの?」「単行本で加筆があるのは当たり前」って反論されてるようだけど、
反論している人はたぶんゴールデンカムイの単行本21巻が発売された当時(2020年3月)やその前後のいきさつを知らないのだろうと思う。
というわけで、当時~その後に何があったのかということを自分が知っている限りで説明してみようと思う。
自分一人の説明では足りないかもしれないので、補足がある人は遠慮なく補足してほしい。
「ゴールデンカムイ」全話無料公開&原作者・野田サトルの直筆メッセージも
https://news.livedoor.com/article/detail/21961052/?_clicked=social_reaction
ゴールデンカムイがあと3話で完結、しかも最終話が更新される日まで全話無料公開という企画が発表された。
で、作者が発表した直筆コメントの「単行本でめちゃくちゃ加筆する予定」という文言が物議を醸している。
今までのゴールデンカムイのあれやこれやを知っている人からすれば「またか…」「相変わらず本誌派を馬鹿にしやがって」となり、
最近ゴールデンカムイにハマった人からすれば「単行本で本誌の内容に加筆されるのはよくあることだし、何が悪いの?」
「単行本で加筆されたからって本誌版が未完成ってことはないでしょ」となり、両者の間には温度差がある。
確かに、雑誌連載されている漫画が単行本化する時に作者が作画や台詞などを加筆修正することはよくある。
特に週刊連載なら、本誌掲載時にはどうしても粗くなってしまった絵や多少のミスを修正したりするのはある程度仕方ないと思う。
だが、ゴールデンカムイの加筆修正はそんなレベルではないのである。これから説明しよう。
ゴールデンカムイの単行本での加筆修正で一番騒動が巻き起こったのは、おそらく単行本21巻だと思う。
ヤンジャンアプリのコメント欄やツイッターが大荒れし、離脱する読者も相次いだ。
具体的にどこが大きく変わったのかというと、21巻の最後に収録されている211話「怒りのシライシ」だ。
樺太から北海道へ帰ってきたヒロインのアシリパが物語のラスボス的存在・鶴見中尉と初めて正式に対面する重要な話だが、
この話の7~15ページ目の範囲はほぼ全て単行本での加筆修正部分である。
つまり、
・鶴見が暗号解読に必要なキーワードを吐かせるために地下にアシリパを幽閉する計画を語るシーン
なぜ作者がこれほど大幅な修正をしたかというと、上記のシーンがなかった本誌掲載時には、
鶴見と会う前のアシリパが「(鶴見が)どんな男かはひと目見ればわかる」と話す
→鶴見の顔を一目見たアシリパが、一瞬の隙を突いて突然空に矢を放って逃げ出す
という流れになっており、「せっかくヒロインと鶴見中尉が対面したのに会話なし?」「『ひと目見ればわかる』って何がわかったのか?」
それにしても、これほど重要なシーンを単行本で加筆したのはやりすぎだったのではないだろうか。
いくらラスボス的存在のキャラとは言え鶴見にほぼ一方的に悪を押し付け、ヒロインのアシリパは悪くないことを強調するような加筆にはだいぶ否定的な意見も多かった。
そもそも、ある漫画のファンが本誌を買う一番の理由は単行本派よりもいち早く先の展開を知りたいからだろう。
つまり、それだけその漫画を楽しみにしているコアなファンということだ。本誌を読んでそれを元に考察記事を書く人も少なくない。
だが単行本でこれほどの加筆が行なわれてしまうと、せっかく本誌を読んで単行本派より早く先のストーリーを知ったとしても無意味になってしまう。
考察記事を書いていた人は、書き直さざるを得なくなる。本誌を買うメリットがあまりなくなってしまうわけだ。
(ゴールデンカムイに考察記事が少ないと嘆いている人も見かけたが、単行本での大幅な加筆修正があることも考察勢が減っていってしまった大きな原因の一つだと思う。)
しかも、上記のことがあったときのゴールデンカムイは当然無料公開中ではなかった。
本誌派の読者は本誌と単行本、それぞれにお金を払って違う展開を読んだことになる。
その後の単行本でも21巻レベルでこそなかったものの、やはり本誌で批判された部分を単行本で加筆修正する・
あるいは批判があったわけでもないのになぜか加筆修正するという行為は繰り返され、そのたびに読者の間で論争が起きた。
21巻以降、もともとエグみのあるネタが多かったこれまでと比べても人を選ぶギャグやエピソードが増え、やはり賛否両論が沸き起こった。
具体的には、
(多くの人のトラウマになった話。これまでの動物を食べるシーンと違い、数日を一緒に過ごしたシマエナガを食べようとする際の杉元の表情が恐ろしい)
(様々な殺人犯が登場してきたが、子供ばかりを狙う殺人犯はいなかったため拒否反応を示す人も多かった。
ちなみに本誌では25巻に出てきた少年の飼い犬・タローが惨殺され、上エ地が少年の首を絞めようとするシーンももっと長かったが、
本誌の時点で残虐すぎると批判が殺到したためか単行本ではカットされた)
・精〇探偵
(他の人も言っているが、さすがに液体描写はやりすぎだったのではないか。
下品すぎると言って脱落した人や、本気でショックを受けていた宇佐美ファンも多かった)
(これまでもモブキャラの死体を使ったギャグはあったが、登場してからある程度時間が経ち、ファンも付いていた房太郎の死体が車から飛び出すギャグには賛否あった。
房太郎の死の直後、白石が「大阪房太郎(正しくは大沢房太郎)」と名前を間違えるギャグにも不謹慎だと非難の声が上がった。このギャグは単行本で削除された)
などだ。
「作者が自分の漫画で何を描こうと自由じゃないか」という反論もあるだろう。
でも、読者は何も単なるわがままで上記のような描写を批判したのではないと思う。
ゴールデンカムイは(作者がそれを望もうが望まなかろうが)今やアイヌ文化を扱った代表的な漫画としてメディアで取り上げられている作品だ。
せっかくアイヌ文化に興味を持って漫画を読んだ人がエグすぎるネタを拒絶して読むのをやめてしまったら元も子もない。
ただでさえ姉畑やラッコ鍋などの時点で受け付けなかった人もいたのだから、それ以上に過激なネタは控えるべきだったのではないだろうか。
「こんなヤバい漫画を展示した大英博物館や、観光客誘致に使っている北海道、心広すぎw」
作者と編集部は、アイヌ文化を描いている漫画で悪趣味なネタに走ったことを真剣に恥ずかしいと思った方がいい。
・14巻では七人のアイヌ殺しの謎を知るウイルクが、19巻ではキロランケが死んでしまい、「本当に謎は解けるのか?」と不信感を持った読者が多かった。
結局27巻で鶴見の口から過去の真相が明かされたが、この間に離れてしまった読者もいた
・暗号解読に刺青が24枚必要という設定だったはずが、いつの間にか24枚全部なくても解けるとキャラほぼ全員が知っていたということになる(読者に全く説明はなし)
・物語の当初からキャラたちが求め続けていた黄金がようやく見つかったが、黄金の半分が北海道の土地の権利書の購入に使われてしまっており、読者の感慨も半減してしまった
・謎多きキャラ・尾形が金塊争奪戦に参加している目的は初期から伏せられたままだったが、304話にしてやっと明かされた目的は政治的なものではなく、個人的な動機に過ぎなかった
・鶴見が黄金を求める本当の理由が最新話(現時点で312話)になっても曖昧なままになっている。また、部下の月島を騙した事件の詳しい真相も不明なまま
などが挙げられる。
21巻以降こういう重要な謎がなかなか解決されないまま、いまいち意味があるとも思えない回想シーン
(例えば25巻の「上等兵たち」や28巻の杉元の過去など)をやっていたので、ストーリーが停滞してしまったと思う。
数年単位で漫画を追っていた身としてはキャラたちの変化も気になる。
良い方への変化なら成長と受け取れるが、どうもキャラが悪い方へばかり向かっている気がする。
・主人公の杉元は戦闘能力が高いだけではなく、初期にはとっさの機転で危機を回避したりとクレバーな面も目立ったが、最近ではほぼ戦闘力(というか暴力)一辺倒のキャラになった。
28巻の回想で士官候補生たちに急に喧嘩を売ったり勇作をビンタしたりするシーンがあったが、初期の杉元はここまで野蛮ではなかった
・以前のアシリパは自分の父が姉畑を脱獄させたのかもしれないと気にしたり、偽アイヌ村でたくさんの敵を殺した杉元のことを地獄に落ちるのではないかと心配したりしていたが、
今では父親のしたことや杉元の殺人について気にする描写がなくなった
・白石は戦闘力こそないものの脱獄(脱出・侵入)の腕前はピカイチという設定だったが、サッポロビール工場編、五稜郭編、蒸気機関車編のいずれでもその腕前を生かせていない
・尾形は冷徹で皮肉屋なスナイパーだったが、だんだんと生い立ちの問題が強調されはじめ、最後には精神錯乱状態に陥って自死という悲惨な結果を迎えた
・月島は鶴見の忠実な側近として登場したが、徐々に鶴見への不信感を抱えたキャラという設定になり、最終章に入っても鶴見について行くのかどうかはっきりしないキャラになった
・鶴見や土方は以前はもっと大物めいたキャラだったが、北海道を日本から独立させて新しい国家を作るという壮大な目的に達する気配が少しもないまま、
土方は死亡・鶴見も杉元に倒されるのでは?という展開になっている
他にもあるが、ざっとこんなところだろうか。
ゴールデンカムイはキャラクター人気も非常に高い作品だ。このようなキャラの変化について行けず、読むのをやめてしまったという人を何人も見かけた。
無料公開で一気読みした人にとっては、上に挙げたようなことはどれも些細なことかもしれない。
だが何年も作品を追いかけ、キャラを応援してきた人にとっては違うのだ。
「キャラのファンがキャラに夢を見すぎただけ」という意見もある。確かにそういう面もないわけではないと思う。
でも、ゴールデンカムイのキャラグッズを購入していた層はそんな「キャラに夢を見ていた」タイプのファンだったのではないだろうか。
ストーリーを壊さない程度に、ファンが最後まで応援したくなるようなキャラを描き切ることはできなかったのか。
特にそのキャラのファンというわけではなくても、どんどん魅力だった面を失いかっこ悪くなっていくキャラたちを見ているのは忍びなかった。
作者が自分で考えたキャラの魅力を把握していないかのような様子には理解に苦しむ。
とまあ、思いのほか長くなったが大体このようなことがあって数年来の読者は少しずつ去っていった。
そして、単行本での大幅な加筆修正や癖のあるギャグにも肯定的なファンばかりが目立つようになり、
あまつさえ作品に対するネガティブな感想を排除するような攻撃的な読者が増えていった。
「人が去ったと言ってもそんなに多くないんじゃないの? ネットではこんなに人気だし…」
「読むのをやめた人がいても、無料公開でそれ以上に新規の読者も入ったんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。
でも事実、ここ数巻のゴールデンカムイの初動売り上げは下がり続けているのだ。
匿名掲示板・5ちゃんねるに「コミックランキング売り上げ議論スレ」というスレッドがある。
オリコンチャートの漫画単行本売り上げランキングに載っている売り上げ部数(電子書籍は除く)を元に、
その単行本が発売後およそ1ヶ月程度でどれほど売れたか(=初動売り上げ)をまとめているスレッドだ。
もちろん発売日から日にちが経ってもその漫画を買う人はいるし、電子書籍で買う人もいる。
でも、「紙の単行本を発売日後すぐに買う」人の数はその漫画にどのくらい根強いファンが付いているかというある程度の目安になる。
ゴールデンカムイがアニメ化した後の15巻から追える範囲で初動売り上げの推移を見ていくと、
(一番右端の矢印は、前巻から売り上げが上がったか下がったかを表す)
15巻 29万 1580部 ‐
16巻 32万 3995部 ↑
17巻 26万 7279部 ↓
18巻 29万 5117部 ↑
19巻 26万 2729部 ↓
20巻 25万 4168部 ↓
21巻 23万 9891部 ↓
22巻 22万 5296部 ↓
23巻 21万 9403部 ↓
25巻 22万 3234部 ↑
26巻 20万 8601部 ↓
(全話無料公開後)
27巻 20万 5874部 ↓
19巻以降しばらく初動売り上げ部数が下がり続け、3期放送後の25巻で少し上がったが、26巻からはまた下がっている。
注目すべきは、去年の全話無料公開後に発売された27巻は初動売り上げが上がる…かと思いきや下がったことだ。
電子書籍で買った人が多かったともとれるが、それにしても単行本の売り上げが下がるという事態は普通なら考えにくい。
「無料で読んだ結果それで満足してしまい(または思ったよりもつまらないと感じ)、単行本を買うまでもないと判断した人が多かったのでは?」
「何度も無料公開を繰り返したことで、お金を払って読んできたファンとしては馬鹿らしくなって愛想を尽かしてしまったのでは?」
そう思ってしまう。
ゴールデンカムイの累計発行部数は、28巻までが発売されている現在で1800万部だそうだ。
「そんなものなの? もっと売れてると思ってた」という声を見かけたが、確かにネット上でかなり話題になっている割には発行部数が少ないと感じる。
このくらい話題になっていれば、本来なら発行部数が3000万~5000万部くらいは突破していてもおかしくなさそうである。
これまでの経緯を見るに、作者や編集部は初期からの読者の意見を蔑ろにして、単行本での大幅な加筆修正があることを売りにし、
人を選ぶギャグを増やし、謎解きや伏線回収を疎かにし、多くのファンが付いているキャラたちの整合性をとることにも気を遣わなかった。
それで以前からの読者が離れると、そのたびに無料公開をおこなって新規の読者獲得に躍起になってきた。
売り上げを伸ばしたいなら無料公開よりも、以前からの読者の意見や漫画のストーリーとキャラクター、
そして何よりアイヌや北海道という作品のテーマをもっと大事にした方がよほど良かったと思う。
今回の無料公開で公式は「狂った犬の様に伴走(はし)れっ!」というキャッチコピーを使っている。
ゴールデンカムイが本当にアイヌの人々に寄り添っているなら、このキャッチコピーを選ぶことはなかっただろう。
一年ほど前、日本テレビの番組「スッキリ」でアイヌと犬をかけたギャグが炎上した時、ゴールデンカムイ公式は特に抗議の声を上げなかった。
アイヌ文化を漫画のネタとして都合よく消費はしたいが、厄介ごとには首を突っ込みたくない。ざっくり言うとそういうことではないのか、と疑ってしまう。
https://www.asahi.com/articles/ASP8V575NP8VUCVL00C.html?iref=pc_extlink
今回の全話無料公開を受けて、「すごい大盤振る舞い!」と喜んでいる人をたくさん見かけるが、一方でこう思っている人もいると思う。
「少し前にも全話無料公開したばかりなのに、大丈夫なの? 何かウラがあるのでは?」
あなたの勘は正しい。
恐らくは減った分の読者を少しでも取り戻そうとして、または最終回に向けて何となく盛り上がってる感を出したくて、
今回の全話無料公開を打ち出したのだろうと個人的には推測している。
最終回の後には「ゴールデンカムイ展」が開催されるが、そこに1話が本誌に掲載された時からの読者は果たして何人くらいやって来るのだろうか。
かく言う私も最初のアニメ化後にゴールデンカムイを読み始めた勢で、今の読者の中では古参にあたるのかもしれないが最古参ではない。
概ね樺太編(21巻くらい)までは、多少の疑問がありつつも楽しんでいた。
でもその後の展開は上記に書いたような疑問続きで、どんどん読むのが苦痛になっていき、実際に何度か読むのをやめてしまった。
それでも結局戻ってきたのは、せめて結末がどうなるのかだけでも知りたかったからだ。
(かつての面白さが戻ることはないだろうし、失望するだけだとはわかっているのだが。)
それほど、以前のゴールデンカムイはストーリーにもキャラにも魅力があった。
ともあれ、ここまで来たからには残りの2話も読むつもりだ。
あれほど素晴らしかった作品がなぜこんなことになってしまったのか、本当に残念でならない。
何か事情があるのなら切実に知りたいと思っている。
引退理由としては今回のイベントでダブフェが解散しなかったこと、運営にもオタクにも嫌気がさしたこた、今回のイベストがこれまでのこはくと矛盾していたから。
1つ目は、正直今回のイベでダブフェ解散だろうな〜〜〜〜と期待をしていたから余計にダメージがデカかった。今回のイベントでこはくへのヘイトも少しは収まるだろうしグッズもゲームも2倍お金かけなくて良くなるしクレビのこはくだけが見れるんだ〜、これから楽しくあんスタできるぞ〜!と思ってたんですよね。残念ながらそんなことはなかったから引退なんですけどね…。
2つ目、まずは運営の方から。これまで暗夜行路、シャッフル黒雪と問い合わせてきた。内容としては、ダブフェの扱いとこはくのカード数、暗夜行路に関してイベストの内容について点を問い合わせてきた。そして今回の春宵一刻でもこれまでのストーリーとの矛盾やMaM・DFの扱い、こはくの声優に関しての問い合わせをした。当然全てテンプレートでの返信。貴重なご意見ありがとうございます、運営チーム内で共有させていただきます…とのこと。
MaMやDFの扱いに関しては100歩譲って今後の展開のことがある(まあそもそも誰もDFの展開を望んでいないと思うけど)から答えられないというのはわかる。けどキャラクター間でのカード数格差や、シナリオの矛盾などについては何かしら答えられるんじゃないですかね。というか1つのユニットが実質消えてる状態なのになんの説明も出来ないって何???山ほど問い合わせ来てるんじゃないですか???
納得出来なくて返信をしても一方的に切り上げられそこで終了だしまあそもそもユーザーの意見とかどうでもいいんだろうな〜。儲かってるしね。
オタクに関しては、もともとやばいオタクが集まってるってことは知ってたし最初は気にしないでいたんだけど、Twitterの推しの名前のサジェストが荒れ出したら当然チラつく。ただ、それは運営のこはくの扱いのせいだし当然そういう声が出てきても仕方がないと納得していた。残念だったのは、その不満をこはくの声優にぶつけてあらぬ噂を立てたり本人のツイートを引リツし声優本人と声優のファンの目につく場所で悪意のあるつぶやきをするオタクがいたこと。それ声優に言うことじゃないやろがい。
あと、運営には流石に問い合わせしないけどこはくキモいわ〜みたいなこと言ってるオタクがいたこと。いや問い合わせしろよ。扱いも扱いだしキャラクターにヘイトが溜まるのもわかるけどまず先に運営じゃないの?
この件で、あんスタがどれだけ炎上しても運営が何も改善されない理由の1つはこれなんだなぁとなんとなく思った(そもそも単純に人気も売上もあるのが1番の理由だと思うけど)。文句はある、不満もある、けど運営が悪いんじゃなくてキャラクターが悪いってなるんだもんな。そりゃああんスタやってない時でも定期的に情報が流れてくるくらいには炎上が当たり前のジャンルなのによく続くわけだ。
3つ目、今回のイベスト。まず1番残念だったのは今回のイベストでこはくがやだやだDF続けたい〜ってなっていた点。そもそもこはくはシークレットサービスでMaMとDFの統合に賛成していてこれからも活動したいってスタンスではなかったはず。こはくの意見が180度変わっててもはや別人。最終話でいきなり生えてきた桜が嫌い、気持ち悪いって設定もいやフィーチャーは!?専用衣装!!!となった。全然出てくれなくて困った、引けた時は超嬉しかったあのカードはなんだったの?
去年の公開されたイベントやスカウトのストーリーと今年のイベントのストーリーでここまでキャラクター変わることあるんだ…って思いました。シナリオライター同士擦り合わせとか出来てないんだろうなあ…いやまあ出来てたとしてもメインライターもアレだしなあ…
そんなこんなでもう悲しいとか辛いとかじゃなくて、もはやあんスタってなんか(色んな意味で)すごいジャンルだなぁ〜と今思っています。人気なソシャゲって全部こんな感じなんですかね。
とりあえずもうソシャゲはしばらくやらない…と思うけどどうせすぐ色々手を出すだろうしハマってもほどほどに、推しとか作らない程度に楽しめたらな〜と思います。
OP曲と映像が好き。最終話まで一度もスキップしなかったのはもちろん、作業中にサブモニタで延々ループ再生するぐらいに。第一印象は「AKBっぽい」。「いやむしろ乃木坂とか欅坂とかか? 1曲も聞いたことないけど」と思いつつ作曲家で検索すると実際に乃木坂46をメインにAKBグループに楽曲提供してる人だった。ワイの耳も捨てたもんじゃないね。
つーかそもそもオーダーが「AKBっぽく」だったのかもしれない。原作は未読で分からんが、少なくともアニメは秋元康の世界観に片足をつっこんでる感じがある。象徴的なのはOPで70秒ごろに流れる、3組の女の子たちが目をつぶりながら体育館のステージに座ってるシーン。OPで流れる映像は、基本的に蝋梅学園での日常を切り取った物と言えるが、あそこだけはその見方が成立しない。日常の中で、16人もの少女が、素足の制服姿で、目をつぶりながら身を寄せ合い、体育館のステージに座る、というシチュエーションが自然と起こることはありえないからだ。平たく言えばあれはフェチズムであり、少女、制服、教室への信仰である。
本作を見た人であれば少女や制服に対するフェチズムが詰まった作品という評価に異論はないだろう。少女の脚を接写するアニメといえば『けいおん!』を思い出すが、あれはフェチズムからやや遠い。アニメ『けいおん!』における手や脚の描写は、感情やキャラクター同士の距離感や場の空気の表現であり、我々は、手の微妙な動き、スカートから伸びた脚の並びなどからそれらを読み取ることを要求される。それは『けいおん!』が、というより監督の山田尚子の癖と言って良い。『リズと青い鳥』でより直截的に用いられたことは記憶に新しい。
一方の『明日ちゃん~』はフェチズムのそれだ。かきあげた髪束からこぼれる何本かの細い髪、制服用のハイソックスを穿く時の布擦れ、口元から髪を払う時に撓む唇の柔らかさ。それらに読み取るべき意味はなく、ただそうあるように受け取ればいい。
ストーリーに目を移せば、コミュ強の小路がクラスメイトたちを次々と篭絡していく無双モノといった趣がある。優れた容姿や持ち前の行動力は元より、相手に興味を持って積極的に話しかけるスタンスが小路を圧倒的コミュ強にしている。
まだ何も知らない同士なのに
どうしてなの もう君のことが好き
君に思っていたの 密かにずっと
OP『はじまりのセツナ』の歌詞だが、これは特定の誰かではなくクラスメイト全員に対する小路のスタンスを示している。OPで小路がクラスメイトの誰かの手を引いて駆け出すシーンがあるけど、相手が映っていない点が実に示唆的だ。いろんなクラスメイトと談笑するカットが並ぶのも小路のコミュ強表現のひとつだろう。
小路は同学年の生徒がひとりもいない小学校時代を送ったからか、教室という社会の常識からやや乖離しており、周りがブレザーの中でひとりだけセーラー服を着ていくという浮きっぷりから先行きを心配させたが、蓋をあければコミュ無双というプリミティブな気持ちよさがあった。その結実が最終話の後夜祭であることは言うまでもないだろう。
CGDCT(かわいい女の子たちがかわいいことをする作品を指す海外のスラング。日本で言う日常系に近い)の系譜に違いはないけど、部活というインナーサークルが舞台の中心になる日常系部活モノからはやや距離を置く。氷室冴子作品やマリみてのような少女小説の趣もあるが、キャラクター間のヒエラルキーが排除されている点では逆に日常系に近い。そして全体を貫くフェチズムを勘案すれば男性向けファンタジーとしての少女小説、という辺りに行き着くのではないか。
この作品がファンタジーを志向しているのは小路の家がメルヘンに出てきそうなレンガ造りをしているところからもうかがえる。母親はセーラー服を仕立てるレベルで洋裁が出来、車はしっかり2台あって、しかしレンガ造りの家からは雨漏りがする、というのはリアリティラインの設定に興味がないからだと思われる。生徒が1人しかおらず廃校が決定している小学校と同じ地域に生徒150人規模の女学園があり、かつバスで行ける範囲にショッピングモールがあるという設定からも同様の指摘ができる。しかしそんなことはどうでもいいのだ。『明日ちゃんのセーラー服』は「16人もの少女が、素足の制服姿で、目をつぶりながら身を寄せ合い、体育館のステージに座る」光景へのときめきを満たしてくれる作品なのだから。
あと自分のために泣いてくれる他人がいるのって救われるなって心底思った。そういうのをスルッと出してくる、シーン強度への意識がこの作品の魅力だとも思う。
2階
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/b.hatena.ne.jp/entry/s/shonenjumpplus.com/episode/3269754496827246816
やっぱ感想見るにつけ、
それも2階まで上がってきて批判的感想に不快を表明しつつ「よかったたまろ」と頑張ってる人ですらこんなことしか言えないんじゃん、て感じるんだよね。
tora_17 タコピー(と東くん)の原罪は、人間を人間として見ず「僕が助けて解決してあげよう」とする傲慢な善意の事。
無自覚で本能的な欲だから原罪。だから過ちに気づいた東くんは黙った。周りは支えになる事しかできない
2022/03/25 リンク yellow15yellow 9 clicks
いや…
タコピーの問題点て善意の部分ではなく異様に頭が悪いことじゃん?
すごい道具の使い方もわざとらしいほどトンチンカンで
本来なんでしずかちゃんを救えないのかさっぱりわからないんだよね。
そもそもしずかもまりなも問題の根本はまともな保護者が居ないこと。
無限の善意と暇と地球科学を超えた道具を備えたタコピーはスペック的には保護者だって出来るはず。
でもただ異様に頭が悪いためにそれが出来ない。
タコピーの「ズレ」について、当初は異星人特有の感性や文化の違いが仕込まれてることが期待された。
でもそんなのなにもなかったよね。
恐怖や悲しみの機能がないわけでもないし。
なぜそうなってるのかもどのていどまで頭が悪いのかも提示されない。
作者がやりたい展開に都合良いだけの頭の悪さ。
何度も何度も時間戻してやり直すことについても
時間戻す道具をまりな撲殺に使って壊すことにも何か意味がこもってるわけでもなく
ただの次の展開のためのボーンヘッド。
東くんは黙って支えになったんじゃなくて友達が出来てモラハラ母に執着しなくなった結果いい子ぶることも母親に似た目をした美少女に惹かれることもなくなり困ってそうなしずかをスルーする子になった。
つーだけに見えましたが、何か支えてたんですかね?
こんなどこも合ってなさそうな肯定感想が☆1位になるってことは
この漫画はやっぱりガバガバで、ボケーっと見ていい加減な「感動した」感想言えるぐらいの脳の人でないと
忌憚のない意見ってやつッス。
yamuchagold このラストにぶん投げとか薄いとか言う感想がでるのマジか…、と思ったわ。感想は人それぞれだけど。 ジャンプ+
2022/03/25
こういう人って「じゃあどういう風にテーマがまとめられたんだい」とか「どういう風に濃いんだい」って聞くと何も言えないんだよね。
ボヤボヤーっと思考してるので自分が何も言えないことにもたぶん気付いてない。
俺なら気に入らない感想やブコメには長文でいくらでも一個ずつ反論するけど。せずにおれないけど。
この手の人は気に入らない感想に対し具体的な反論が何もないからこういうボンヤリした慨嘆風非難になる。
「読めてない」とかね。
rakko_fu 皆これが若手作家の初短期連載だってことわかってない気がする。これだけ話題になっても逃げずに畳める精神力と最後まで崩れない画力を持つ新人漫画家ってそうそう居ない
2022/03/25
もっと若くて経験ない時代に描いて傑作だった読み切りたちより明らかにクオリティも志も低下してるのが問題なんだよなあ。
ガバガバ虐待描写の連打で派手な刺激に喰いつく豚みたいな読者をかき集めただけじゃん。
次もこういうのやらされてまた商業的成功を見たらいよいよ才能ある若き作家が豚のエサ生産業者になっちゃう。
まあこの人はわかってる人、欺瞞に耐えきれなくなってる人だけどね。
タコピーは「若手なのにちゃんと最後までかけた!すごい!」までハードルを下げないと評価できねえなって気付いてる。
anigoka 良かったと思う人もだめだって思う人もお互いもっとおはなしすればいいっピね!|とは言え、テキトー読みで誤読した上でdisってる奴には強く触ってしまうかもしれないっピ!
2022/03/25
ほらまただよ。
具体的にどこにどんな誤読がされがちなのかとかなんにもない。
ぼくのほめるまんがをみとめないやつがいるのはふかい!と言うだけのお気持ち。
具体的に説明出来るならよし、いまんとこyamuchagoldと同類に見えるな。
hamatsu エヴァのTV版ってよりはシン・エヴァに近い終わり方だと思ったよ。
シンエヴァも最後結局二人でおはなししてハッピーを生んだでしょ?
2022/03/25
どこに話し合いがあるッピ?
これのテーマが話し合いだっつーならそこ全部吹っ飛ばされて2人はしずまり!とか言われてんだぜ?
なんじゃこりゃ?
mukudori69 エヴァの(おそらくはTV版の)最終回と比べてる人が複数名いて驚く。あの内省だけで自己完結する物語とは全くの真反対への着地だと思うんだけどなあ。人によって見えてるもんが違うものだ
2022/03/25
エヴァって言ってる奴らの意図はわからんけど、おそらく「ラスト一話で強引に締める」悪い例として言ってるだけでは?
つかTV版エヴァ最終回程度の自己内省すらなく他者とどう歩み寄るかの答えの部分もなく
いきなり泣いて時間ぶっ飛んで「ふたりはしずまり!」ってなるこのタコピー最終話は
osya3 多くの謎が謎のまま終わって自分はがっかりしたんだけどそんなこと言うと「何から何まで説明してあげないと駄目な漫画の読み方がわかってない人間」扱いされるからあまり大っぴらには出来ないよね。
2022/03/25
俺は謎は何も感じてなかったけどね。
あ、こいつ何も考えてねーなーってのは最終回になる前にわかる。前半でもわかる。
kkkirikkk 個人の感覚だと完璧なEDだと思ったんだけど、ぶん投げとか打ち切りとか意見が出るのは面白い。まぁ俺もスラムダンクのEDめっちゃ嫌いだからなんとなく気持ちは分かるよ
2022/03/25
スラムダンクは作者が独りよがりのパワハラ気質野郎みたいに見えるので好きじゃないけど
あの最終回はちゃんと描くもの描き切った後その先を見せたってだけだろ?ハイキューも同じ。
一部の熱烈ファンが「おはなし」がテーマだと主張する名作漫画タコピーをスラダンで例えるなら