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はてなキーワード: 怪異とは

2024-07-25

会える怪異

これは最近見たVTuberの生配信の話。まぁ怖かった。

の子リスナーおすすめゲームとかを頻繁にやってくれてて、その日もリスナー参加型のゲームをやったのね。タイピングゲームをやるってことで、俺はてっきり寿司打をもくもくと真顔で打ってんのかと思ったけど、それとは別にWeatherTypingってゲームオンラインタイピング対戦をするって訳らしい。

インストールも要らなかったので配信中に自分も入れてみたのだけど、これが意外と難しい。普段打つ「お世話になっております」は"おせ"で変換してるし、お願いしますは尾根ギアになる始末だからそりゃそうなんだけど、それを除いても使い慣れない単語は指が覚えてないか時間がかかる。あと小文字をxで出すのやめろ。俺はL派なの。まぁ入力の度にズババババってSEが入るのは爽快でよかった。

そんなわけでちょっと参加しては「うおー接戦だー!」とかやってたんだけど、途中でタイピング大会を聞きつけた人たちがちらほら参戦。油断してたんだけど、「こんにちは🙋よろしくお願いします😋」みたいな無害そうな人が参戦した時が一番やばかった。

タイピングの速度(kpm?)みたいな数値がはじめは430で「うおーすっげ!早!」みたいな感じだったのに気付くと500、600、800とどんどん更新されてく。瞬間的に4桁出す人も出てくる。君ら、本当に人間か?手がタイプライターなんか?

「まぁ精度は勝ってるからな……😌」みたいな空気もあったけど、通りすがりの猛者が99.5%を叩き出して爆散した。1000文字タイピングで995文字は正しい入力ってことだろ?マジで人間か?一回信号機写真選んでもらっていい?

終盤は30対0の完封試合も出てきて、その場では畏怖と尊敬中間のような感情が渦巻いていたが、「タッチタイピング難しw」程度の俺にとっては知らない文明の人がコンタクトしてきた感じでまぁ怖かった。

……なんか回りくどい説明なっちゃったけど、結果的には怪談じゃなくて単なるガチ勢にびっくりしただけの話だね。でもあの瞬間は確かに怪異だったのよ。

から置いてきぼりにしちゃったんだけど、配信の子PC付属キーボード自作キーボード勢に勝利してて吠えてた。しょうもないんだけど可愛い

タイピングゲームって寿司しか知らなかったけど、まぁ視野の狭いこと。今回遊んだWeatherTypingや、遊んだことはないけどYouTube動画内容をタイプするサイトなんかもあるらしい。(人力字幕ってこと?)URL貼っていいかよくわからんから調べてみてね。いやータイピングゲーム世界って広い。広くてこわいね

みんなもインターネット上でタイピング大会をするとき怪異に会う想定でやろうね!!!本当に"遭う"から!!!

2024-07-22

1:30

アニメOPとかって曲の長さが変則的な奴以外ほぼ1分30秒で統一されてるよな。

多分統計学的だか経験則的だか知らないけどテレビ放送という商業的な枠が決められたなかで24分のアニメを観てもらうにあたって絶妙にちょうどいいのがその長さなんだろう。

サブスクが全盛になる前のころだけど、好きな曲を自分が盛り上がるタイミングとかで切り貼りして1分30秒にまとめて勝手にTVSizeバージョン作って聴いてたりしたんだけど

曲の開始からちょうどいいとこが終わるまできれいに1分30秒でまとめてる曲ってのが意外とよくあった。

たまにちょくちょくある感じ。

そこに合わせて曲作りしてるんだ……ってのを思わされるのもなんか興ざめ感あって

そういうのに当たると勝手に「お前……!《商業》の側かっ!!」みたいになってた。




追記

思いのほかトラバブクマあつまったな。みんなサンキュー

5年前だけど、supercellryo自分のことを「89秒の職人」って言ってたな(たぶん放送の都合で多少の余白が必要から1秒短い?) https://natalie.mu/comic/pp/cencoroll/page/3

実際は1:30でなく1:29。『枠は90秒ですが、音響ルールで曲の始まりと終わりに0.5秒の無音をつけなくてはいけないというものがあり、そのため89秒で制作される』 https://j-animedb.com/?p=3879

放送上の都合で音楽前後に無音0.5秒を入れる必要があるため89秒

はえーそこまでちゃんと決められてるんだな。ほんとに職人世界

最近のだと「怪異乙女神隠し」っていうおっぱいアニメがあって

OP曲(遊遊 - ハザードシンボル 作詞作曲編曲まふまふ https://youtu.be/UqTd2xkHWcI)がそんな感じでちゃん最初の部分がそんままOP(https://youtu.be/qkcXtORCwYg)だったわ。

作品の設定を反映しつつも踏み込みすぎて解説みたいいにならない独自世界観って感じで歌詞がいいのよ。

2024-07-21

近畿地方のある場所について

最後まで読んでみたら「まさる」というコミュ障弱男が童貞をこじらせて、村中の女に声をかけて、気持ち悪がられて、村八分にされて、そこを鬼に目をつけられて、操られて、人殺しをさせられた

というところに「童貞きもいな」という感想を持ってしまった

殺されて、怪異になって、祟りを起こして、

まさるは怪異になってもアダルトサイトお気に入りAV女優に目をつけて、「かわいい。うちへきませんか。」とか書き込んでるのがキモすぎる

怪異アダルト動画でハァハァしてるのキモすぎる

2024-07-18

行方不明者」がおもしろ消費されるようになって胸糞悪い

行方不明展』ってのが今やってるのよ。東京で。

テレ東大森時生とかホラー作家の梨とか、あとダヴィンチ恐山とかが絡んでて、行方不明者を探す貼り紙とか遺留品とかを展示してるのよ。

もちろん実在人物じゃない。あくまフィクション

でもさー、こうやって「行方不明者」とか、「行旅死亡人」をホラーとして消費されると、知り合いに失踪者がいる身としてはめちゃくちゃ気分悪いのよ。

だっていなくなった人間と、それを探してる人両方をポルノ的に消費してるわけさ。もちろん実際の人間じゃないから誰も損害は受けてないよ。

でもテレ東でこないだ『イシナガキクエを探しています放送したばっかりじゃん。

味しめてんのよ。

人間失踪したり、それを第三者目線で断片的な情報だけで起こった怪現象(笑)事件を推察する、っていうのがホラー新ジャンルになると思ってバンバン企画打ってる。


ちょっと話変わるけど、山岳遭難YouTuberってのがいるのよ。一人じゃなく。

山で起きた遭難事故、あとはヒグマに食われたとか、そういう実際の話を動画にしている奴らがいて、ちょっと炎上したのね。

遺族のことを考えろって話で、でもそれだけみんなが見たいジャンルでもあるってわけさ。それは分かるよ。

廃墟に行くYouTuberとかもいるじゃん?あれって廃墟メジャーアングラ趣味ジャンルになって、俺も俺もってなった奴らがいるわけじゃない。

どうせ不法侵入のくせに、クリエイター気取ってる。


ちょっと脱線したな。何が言いたいかっていうと、別にホラーの中で「失踪事件」を取り扱うな、って言いたいんじゃないのよ。

失踪事件」(および親族とか捜索情報のようなそれを取り巻くもの)をホラー新ジャンルとしてムーブメントにしようとしているテレ東ホラー作家気持ち悪いってことなんだよ。

墓地肝試し定番になるとバカが墓を汚しに来る。寺の住職迷惑する。同じだよ。


しか実在人物名誉は汚してないのかもしれんけどな、失踪事件は今も起きててビラ配ったり張り紙してる関係者がいるんだよ。

それを令和の新定番みたいにすんな。

X見たら実際の失踪ビラを写真に撮って「なんか怪異匂いがする(ニチャァ)」とか言ってるやつがいるのよ。

これを生んだのはお前らだよ。全失踪者を「イシナガキクエ」にしちゃったんだ。

いろんな理由があってこの世を去ったり社会離脱した人間映画の貞子みたいなしょうもないイメージに閉じ込めてるんだ。

最後はこの展示にかかわったスタッフが全員行方不明になるとかいオチだったら許すけどな。どうせ次の構想でも練ってるんだろう。


(追記 2024/07/19)

ブコメに返信するか。みんな読んでくれてありがとうな。

上でも書いてるけど、「俺一人が嫌な思いをした」以上のものを届けるつもりはないし、読み取る必要もないよ。

ポリコレ棒」ってコメントもついてるけど、ポリティカルでコレクトネスな書き方にならないように気をつけてもエスパーがわく。国語って難しいよな。


>pazl 悪趣味だとは思うが、そのレベルで線引きするなら、殺人暴力病気交通事故、薬物とかの方が創作で使うべきでないってならんか?コナンが許されて、この展示が非難されるのはおかしいと思うわ。

pazlさんに限らず「それを言い出したら創作物とは云々……」みたいなコメントが多かったのでお気持ち表明するわ。

まず俺「コナンは許されていいが行方不明ダメ」なんて一言も書いてない。

とはいえ殺人暴力病気交通事故、薬物……すべて悲惨被害者いるから、そういう人たちは創作物をみて悲しむだろうね。

クリエイターは全員そういう想像力を持つべきだと思ってるし、それを背負ってものを書いたり描いたり撮ったりするべきだと思うよ。

青山剛昌に筆を折れとは思わんけど、いまも自分創作物が殺人加害者殺人被害者の目に留まっていることは頭の片隅に置いておけよ、って話。

あと個人的にはオーバードーズファッション的に消費されるのもよくないと思ってるけどな。まあそれは別の話だ。


>HanPanna んなこと言うなら性暴力漫画こそどうにかしてくれよ。

そうだな。俺もどうにかしてくれって思ってるよ。でも「俺がどうにかする」って一言でも書いたか?なんで俺に言うんだバカ


>buhoho 気取ってるしゃらくせー奴らが気に入らない。というお気持ちがちょと強すぎ。

>nouramu 大森時生と梨が嫌いってはっきり言えよ。イシナガキクエの上質なホラー映像演出でだめにした大森時生、嫌いです。

お、「脳とラムネ」の人じゃん!久しぶり!元気してっか!

まず大森時生も梨も嫌いじゃないし、彼らの作ったものは読んだり見たりしたことあるよ。「このテープもってないですか?」とかな。

書いてもいない真意を読み取ろうとしないでくれよ。「行方不明フォーマットを借りたホラー流行らせようとしている」ことだけが嫌いなんだ。別に大森時生はもともと嫌いじゃないし、同じ事をしようとするクリエイターが現れたら同様に憎むだろうな。

現時点では、そういう理由で、大森時生と梨が嫌いってのは事実だな。とはいえ因果関係は逆転しないよ。


まあでもちょっと最後公共性観点から批判もしておくか。お前らが読みたいであろうことをな。

ちょっとまえに椎名林檎ヘルプマーク酷似したグッズを出して叩かれたの覚えてるか?

別に「街で売ってるヘルプマークを買い占めて改造しよう」とか「知り合いのヘルプマークライブに持参しよう」とか言ったわけじゃない。誰も困ってないのに叩かれたんだ。

それはなんでだと思う?「困っている人のためのフォーマット」を全く違う用途で商用利用したからだよ。


そういう意味では「行方不明展」を流れに含むテレ東さんの最近ホラー公共性観点からどうなんですか?と言いたい気持ちもあるな。正直。

でもそれはできません。日本には憲法保障された表現の自由がある。おらー、皆の者、キャンセルの刻じゃ!出会えええ!って気持ちで書いたわけじゃないからな。

んなこたぁ分かったうえで俺は俺の嫌いなもの自由の名のもとにこき下ろしたいんだ。

俺はYouTubeにある殺人鬼の語録とか、コンビニに置いてある「本当に怖い未解決事件」みたいな本と同じぐらい浅くて悪趣味下品ものだと思うんだけど、それをテレ東主導でやってるのがキショいんだよね。

別にYouTubeとかで勝手個人がやる分には何とも思わん。

2024-07-17

anond:20240717182204

てかなんであそこって同人ゲーム執筆禁止してるの?

サラシ行為云々ってやつ?

逆も成り立つだろ

網羅性にこだわってるわけでもないんだろうし

商業同人隔てなく記者面白いと思ったのは書かせてあげたらいいだけでは

特に東方原作記事ないとかさすがに不自然すぎ。怪異症候群とかもあってもいいだろう。

わざわざ禁じる理由わからん

いや禁止しなければ自動的に「禁じない」ことになるのに対して、禁じるにはその旨を伝える文とか最低でも書いていて、禁止しないことよりも確実に手間は多いよ

その手間を「わざわざ」と言ってるのが読めないお前の方がやばいだろ

また「急に」と書いた場合ニュアンスは、最初禁止してなかったが、あるときを境に禁止されるようになったことを指摘するニュアンスで、悪影響のある手間に重点を置いた「わざわざ」「いちいち」とは意味上かすりもしない。

※「わざわざ」は場合当然wiki最初からその禁止事項が盛り込まれている場合にも使える。「急に」は使えない。

などのどこかテンプレ反論なの?

都合の悪い書き込みには目をつぶってるってやつ?

anond:20240717164720

逆も成り立つだろ

網羅性にこだわってるわけでもないんだろうし

商業同人隔てなく記者面白いと思ったのは書かせてあげたらいいだけでは

特に東方原作記事ないとかさすがに不自然すぎ。怪異症候群とかもあってもいいだろう。

わざわざ禁じる理由わからん

2024-07-14

Xでくねくねが「熱中症患者の診る幻覚」ではないかと言う説が提唱されて、面白いなぁと思う反面、正体不明怪異怪異のままいられないと言うのもちょっとさみしいなぁとは思ったりする。どう思います?水木先生

2024-07-11

怪談レース靴下」 ※人間怖い話です

夏だからホラーでも...怪異とか超常現象とかの話ではない。すまん。

増田お茶汲み事務員だ。仕事は出来ない。が、挨拶謝罪とお礼の声がデカいかギリギリ存在を許されている。声がデカいので社員旅行では毎年司会を任せてもらっていた。

増田会社制服がない。男性スーツだが、女性すっぴんシャツジーパンおっぱいモロ見え超ミニワンピ緑色の髪に穴だらけのジャケット、と実に様々なファッション社員がいた。増田ブラウスにロングスカート、そしてレース靴下に丸い靴を履いていた。俗に言うイモい格好である

まあそんなこんなで、役に立たない割に結構楽しく働かせてもらったいた。

ある日、先輩女性社員(毎日上下真っ黒の服を着ていたので以下黒先輩と呼ばせて頂く)のパソコンバックアップの指示がありデータを移していると恐ろしいものを見つけてしまった。

増田ヲチ日記である

増田ちゃん頑張ってるね☆とかいう内容...ではもちろん違って、

男性社員にケツ振って媚び売ってる、キモ

「全員に嫌われているクセに気付かないのか、

 キチガイから仕方ないな」

若いしか取り柄がないこと分かってんのか」

給料泥棒」「昭和なら家事手伝いetc.

凄まじい内容が書かれていた。


そしてタイトルレース靴下については


ブサイクレース靴下気持ち悪い」


とのことだった。ブサイクは罪。すみません



とりあえず増田はその週が明けてから服をユニクロGUで固めるようになった。ついで言うとこの日記はもう定年で去った黒先輩のもっと先輩の社員と共有されていた。かなり死にたくなった。

増田はコレを見なかったことにして数年過ごした。その間に増田結婚し、その後妊娠した。増田は黒先輩の日記によると全社員にめちゃくちゃ嫌われているらしいが、結婚妊娠のどちらも申し訳いくらい盛大にお祝いをしてもらったことは自慢しておこう。みんなほんまは何考えてるか分からんけど。

で、産休開始の前日、増田は各所にお菓子を配り回った(弊社にはそういう風習がある)。ちょっと早いけど、と出産祝いを頂いたりもした。ひたすらにありがたかった。そして黒先輩にもお菓子を渡すと「私からもこれ...」と包んだプレゼントをもらった。めちゃくちゃビビりながら、たくさんお礼を言ってとりあえず笑顔でその場を離れた。

帰宅後もらったお祝いを一つずつ開けていった。スイーツスキンケアグッズ、金券、バッグ、その他諸々お手紙も入ってたりもして、黒先輩日記の「嫌われているクセに」が頭をよぎりながらも嬉しくてちょっと泣いた。

そして満を辞して黒先輩からの包みを開けた。

中には



レース靴下



が入っていた。

紫色生地ラメの入った靴下に、水筒洗い用タワシのような真っ白で固いレースが付いている。増田趣味とはだいぶ違う、だが間違いなくレース靴下だった。ビビり過ぎて友達相談したら「チェーン店の3足1000円のやつのうちの1足やから、300円くらいやで」と教えてもらった。

黒先輩の真意は分からない。分からない、分からないが、申し訳ないが増田には特級呪物にしか見えなかった。

育休復帰が怖いが、2人目妊娠タイミングよっちゃ黒先輩が定年でいなくなってしまうのでもしかすると黒先輩の気持ちは一生分からいかもしれない。どちらにせよ怖かったので捨てた。本当にすみません

オチはない。すまん。

とりあえず増田は育休明けのその日が来ることが少し恐ろしい。しょうもない体験談でしたが、お化けより人間が怖いなと思いました。

2024-07-08

24年春アニメの雑な感想

> とりあえず"坊主枠"じゃなくて"僧侶枠"な!

うわぁぁぁ、大変失礼しました。直しました

−−−

書きかけになってたところを修正最後に少し返信など追記

−−−

アニメがおおよそ終わったので、見た作品感想を書いてみる。雑ですまない。

継続中の作品も含めて、このクールに視聴したもの対象。順不同。

無職転生II

なろう系小説原作の2期2クール

シルフィとの結婚式から、二人目の妻としてロキシーを迎えるまで、と書くとひどい。

原作小説ファンなのでOPだけでもブチ上がる。ネタバレ多いOPだけど、アニメ勢はどう受け取っていたんだろうか。

ロキシー助ける回でのウェディング水着フィギュアCMネタバレひどかったし、ロキシースピンオフコミックでも冒頭いきなりネタバレ入るし、つくづくネタバレ運がない気がする。

相変わらずの高クオリティアニメだけど、今クールは尺の短さに苦しんでいた印象。12話×30分のフォーマット限界が来てる。ロキシー助ける回と助けられる回は40分くらいに拡大したほうが良かった。特にロキシーピンチはもう少し丁寧に絶望を描いてほしかった。

とはいえヒドラ戦の熱の入り方とかは非常に良かった。IIIも期待。

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

魔術バカが転生したら魔術の才が溢れる第七王子になったので、探求のために無茶苦茶やる話。

主人公ロイドかわいい。まだ小さいからということで混浴するも本人には全くその気がないのも良い。

テンポ演出面が非常に良かった。なんかアニメの作り方も特殊らしい?

まり面白いので、放映中にコミカライズに手を出した。小説原作だけど、アニメコミカライズベースっぽい?原作とはどれくらい乖離があるのだろうか。

響け!ユーフォニアム

小説原作吹奏楽アニメ最終章こちらも尺が心配されていた。演奏シーンが軒並みすっ飛ばされていて悲しい。原作もそこは描写薄いのだろうか?

本編は実力のある転校生が来たことでかき回されていく久美子周辺を描いており、若干ストレスフル。

最後オーディション結果は原作と結果を変えたらしい。原作未読だけど、個人的には改変反対派。原作は深堀りできていないとか、ご都合主義とか見たけど、物語なんだし、ご都合主義で良くない?

深堀り不足に対しても別の改変のしようがあったのではと、もやる。

最終回演奏シーンも回想たっぷり個人的には不満の多い最終シーズンになってしまった。

うる星やつら

知らない人はいない漫画原作の最終クール原作最後までやったようで、良かった。

初回と最終回がともに地球の存亡をかけたラムとの鬼ごっこ、という対称性が美しいし、地球の存亡が一個人の色恋の話に落ちるのも良い。みんなもっと気楽に恋愛感情世界を滅ぼそう。

ブルーアーカイブ

ソシャゲ原作アニメ

ソシャゲ原作はメインキャラが多かったりして、入りづらいのが苦手だけど、ブルアカは見やすかった。メインキャラ5人だもんね。

もう少し当番回的なものがあっても良かったかと思うけど、野暮かな。先生原作だとおそらくプレイヤーだろうから、その辺の配慮もあるのかな。

もっとえちちっちなイメージかと思ったけど、全然そんなことはなかった。夕方アニメでもいけるレベル

Unnamed Menory

全ては塗り替えられる物語である

BDCMで毎度聞かされて、なんのこっちゃと思ってたけど、最終話できっちり回収。若干、唐突感あったけど、すげー綺麗に話が終わった。と、思ったら続くんかーい。まあ、それはそれとして二期楽しみ。

強大な魔女と、人間と子を成せない呪いをかけられた王子の話。

しっかりくっついて、いちゃいちゃしていたので、そこもまた良かった。

怪異乙女神隠

おっぱい暴力的おっぱいときに人にアニメを見せるのだ。

怪異解決して、切符に変えてもらい、妹を元の世界に戻すのが目的。1クールで綺麗に終わって良かった。

VTuber怪異とか出てくる辺りは現代的。

デート・ア・ライブV

精霊女の子デートして、キスして魔力を封印する話。まじ引くわー。

久々の続編アニメ化で、話をすっかり忘れてしまっているところがあったけど、楽しめた。狂三の能力の使い方とかすごくうまかった。

5期までやって、きっちり完結させるというのはなかなかできない。他のアニメも頑張って欲しい。

当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています

僧侶枠。異世界転生BL

小説世界当て馬キャラに転生し、ひょんなことからスパダリ王子に惚れ薬を盛ってしまって愛される話。

坊主枠なので毎度おせっせするわけだけれど、おせっせシーンは地上波では流れないのである。無念。でも、最終回付近肌色率高かった気がする。

惚れ薬のせいで、という点が少し引っかかりあったけど、この点も最終回で回収されていて良かった。

にじよん あにめーしょん2

ラブライブの虹ヶ咲学園のメンバーがわちゃわちゃするショートアニメ。気軽な気分で見られるのが嬉しい。

基本的にはSD作画だけど、たまに作画解放するのも面白い

EDが侑の浮気シーン集と言われていてウケる。でも可愛いからOKです。最後のせつ菜と手を振り合ってるのいいよね。

ワンルーム、日当たり普通天使つき。

親方空から女の子が!なボーイ・ミーツ・ガール、と思いきや人外ハーレムもの

この手の話の入りでハーレムものって珍しい気がする。前クール道産子ギャルとかもそうだったし、流行りだったりするのだろうか?

女の子が可愛くわちゃわちゃしてて、安定して見られた。

怪獣8号

怪獣の脅威がある世界防衛隊を目指したものの本人が怪獣になってしまった話。

若干、進撃と被るところあるなとも思うが面白かった。解放戦力とか数値化はなんだかんだ分かりやすいよね。

カフカの話であると同時にレノの話にもなってくのかな?二期も期待だけど、ずっと茸と戦ってるってマ?

ヒロアカ

これ何期目だろうか?

劇場版ちゃんと見てないからか、いつの間にかデクの能力増えてる気がする。黒鞭ってなんだっけ?TV版見返したらちゃんとやってるっけ?

完全に最終決戦、前哨戦アメリカトップヒーローと死柄木のバトルもかなり面白かった。

ザ・ファブル

殺し屋一年平穏暮らしをしようとするも、そうもいかない話。

原作既読雰囲気ちゃんと作られていてとても嬉しい。twitterにひたすらプロモで流れてきたような名シーンのアニメ化はわくわくしちゃう

これも2クールやるのかな?

夜のクラゲは泳げない

今季ガールバンドものその1。※バンドではない。

ガール創作グループ主人公絵描きというのは新しい。

終盤の展開は少し納得行かないところもあるけど、エモの波状攻撃、みたいなアニメだった。

最終回ライブシーンのためにあったアニメのように思う。

ささやくように恋を唄う

百合姫原作今季ガールバンドものその2。※主人公バンドしてない

百合姫だけあって、明確に女子同士の恋愛感情として描かれているのがとても良い。他アニメにも見習ってほしい。

バンドアニメで実力が飛び抜けてるライバル、なんていうのはよくある話だけど、ローレライは音による説得力が凄かった。演出の仕方がうまいのかな?なんなんだろうな。

恋愛面でも結構入り組んでいて、それでいて主人公カップルは安定しているのがとても良い。

制作の遅れで残り2話がスケジュール未定なのが残念だが、クオリティ保ててるので待ちます

ガールバンドクライ

今季ガールバンドものその3。観測上は今季覇権アニメ

ピーキー主人公が暴れながら、バンド結成と覚悟を決めるまでを描く。

ぼざろのぼっち目標高校中退だったけど、こっちは高校中退スタートラインだった。ロックだ。

最後大成功して終了ってわけじゃないのもらしくていい。

最終回OPがワンカットだけ差し替わるのエモかったな。残念ながら、視聴時は気付かなくて、twitterで見て知ったけど。

THE NEW GATE

SAOクリアしたと思ったら、オーバーロード始まっちゃった、みたいな。

分かりやすい転生俺ツエーなので気楽に見られる。

見た目凶悪なのに、心根が優しい男性サブキャラが良かった。

最終回、明らかに作画が崩れていたのは残念。

わんだふるぷりきゅあ!

プリキュアシリーズ最新作。今回は動物モチーフというか、動物もメインキャラとして変身する。

今回は肉弾戦はおろか、ビームすらない。暴走している動物が可愛そうだから、なだめて癒す。作風とは異なり、かなり挑戦的な作品

追加戦士である、猫のユキと飼い主のまゆが百合的にはとても美味しい。人間態になれるようになっても猫吸いしてた。いいぞ、もっとやれ。

わんぷりの良心こと悟くんと、うさぎ大福が変身するかがとても気になる。是非、してください。

鬼滅の刃稽古

修行編だけでアニメやるってなかなかだな。鬼滅だからなんとか許されるレベルか。話数絞ったり、アニオリで模擬戦闘入れたりと努力の跡が見られる。

鬼滅は炭治郎がちゃんとむきむきになるのが良いよね。修行編はその辺堪能できる。

最終話の静かに無限城に落ちていく善逸かっこよかった。続きは劇場版か〜。TVアニメとしてもやってほしいな。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

弱小貴族領主の息子に転生して、能力鑑定のスキルで良い人材を集めて、平和な世を目指す。

他の人からまれたりしてるけど、能力は高い人を集める、ということで、癖強人材が集まってくる。最後の酒カスのお姉さんはショタ立ち位置被らないかちょっと心配

最終回皇帝を目指す、という壮大な目標が示されたのが良かった。

月が導く異世界道中

女神に嫌われた転生者の明日は何処に?

主人公いまいち煮えきらない感じでフラストレーション溜まってたけど、終盤にきて覚悟が決まってよかった。

でもまだ目標いまいち見えない気もする。

終末トレインどこへいく?

7Gにより変質した世界吾野から池袋まで電車友達に会いに行く。

変な駅に止まってトラブルに巻き込まれて、なんとか電車に乗ってまた次の駅へ、って銀河鉄道999系譜なのかな。

日常世界観が楽しい。7Gのせいにすればどんなとんち世界でも許されるのが強い。吾野弓術とかよくわからん武術設定も良かった。

LV2からチートだった元勇者候補まったり異世界ライフ

くぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。OPに耳が犯される。旦那様♡

第七王子もそうだけど、これも異世界から異世界、今どき流行りだったりするんだろうか?

周りに女子が多く、ハーレムかと思えばそんなことはない。くぎゅぅ一筋。

同時に転生した"勇者"の独特の演技がだんだん癖になってくる。あやうい。

狼と香辛料

名作小説の再アニメ化。前回、見てないので初見

意外と俺強くない展開が多くて、やきもきする。騙し騙され、暴力に訴えられてなんとか逃げて、みたいな展開が多いから、最近作品に慣れてるとちょっとストレス過多かも。

声優ラジオウラモテ

同じ高校、同じクラスに通う女性声優ラジオ番組をしながら、声優として成長していく話。

喧嘩っぷる的な百合摂取したい場合おすすめ。中盤の母親との賭けとかはなんだかなあと思うが、なんだかんだ見てしまう。演技をする声優の演技をする声優さんすごいよね(ややこしい)

この素晴らしい世界に祝福を!3

このすば。いつも通りクズだっり、ほんのり恋愛要素があったりしながらも、決めるところは決める。それが良い。

このすばも間が空いてたから、主要キャラ以外のことを結構忘れてた。

バーテンダー 神のグラス

凄腕のバーテンダースカウトを躱しながら、色んな人の人生を少し良くする話。

個人的今季ダークホース、全く期待してなかったけど(ごめん)、見たら面白かった。

主人公の語り口が優しくて、見てると一緒に癒やされるのだろうか。

魔王学院の不適合者2

あれまだ2期だっけ?

意図的シリアスギャグをやり続ける魔王様。聖歌隊は毎回、悪ノリが過ぎるぞ。人前で見るには別の意味勇気がいる。

本筋は結構泣ける話も多い。今季は元魔界皇族先生の話とか良かったね。

ダンジョン飯

ドラゴンに食べられた妹を探すため、魔物を食べながらダンジョンに潜る。

原作好きだし、丁寧にアニメ化しててくれて大満足。逆に言うことがないな。

続編も期待。

ゆるキャン△SEASON3

女子高生の各々のキャンプライフを描いた話。

この手の話ってみんな、その部に入りそうだけど、ゆるキャンはもう少し個人主義が強いし、それで良いのが良い。

今季からだいぶ絵柄変わったけど、原作も?個人的には前の方が好き。でも安定したクオリティの高さで良かった。

花野井くんと恋の病

花澤さん、今季ヒロイン多くない?

何故か一途なイケメンと、恋を知らない女の子。何故、彼が一途なのかは君の目で確かめてみろ。

恋愛ものって見やすいのと、そうでないのあるけど、なんなんだろな。この作品は前者。負荷のコントロールうまいのかな。

中盤くらいでちゃんとくっつくから、後はいちゃいちゃが堪能できる。

Re:Monster

異世界に転生したらゴブリンだった件。

ゴブリンは成長が速いため、日ベースで話が進み成人していく。

相手を食べるとスキルが得られるんだけど、だんだん雑というか、恥ずかしくなってくるかも?

話はテンポが良くて見やすいけれど、人によってはダイジェストに感じるかも?

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

イケない教。もどかしい二人を見守る作品。ゴールする前に養子を迎えてしまった。ある意味、展開が速い。

ダークシュナイダーが情けない声を上げていたのが悲しい。

変人サラダボウル

異世界から日本に転生した姫様と従者をメインに据えた群像劇

キャラクターの濃さとテンポの良さは良かったけど、ちょっと消化不良に終わったような?続編やるつもりなのかな。

転生したらスライムだった件 第3期

転スラ。フリーレンの後枠にこれを据えるのはなかなか冒険だと思われる(内容以前にいきなり三期だし)

今までのシリーズも見ていたけど、そんなに内容覚えてないから、ついていくのは少し大変。初見の人は楽しめたのだろうか?

会議しまくってたけど、ようやく話が動いてきた。

魔法科高校の劣等生

相変わらずのお兄様で安心して見られる。こちらもちょっと人物把握は大変(特に学生以外)

学生イベントの表立っての活躍はもうやったから、ひたすら暗躍していた印象。

−−−

以下、返信というか、ブコメ見ての追記

おすすめアニメ各種、助かります。ただ毎クール、新アニメ追うだけで大変なので、なかなか見逃したアニメまで手を出せない現状。悩ましい。

クール、本数だけは見て、すぐに忘れてしまうから、続き物に弱い。すまない。記憶力ある人羨ましい。この増田も、せめて見たアニメは記録しようかなと思い書いてみました。来季も気力湧いたら書きます

基本的には地上波勢なので、配信アニメ地上波に来たら見ますT・Pぼんはるか昔に性癖を歪められたから期待してる。

普段torneニコニコ実況で見ているのだけど、ニコニコ止まっててさみしい。いまよ!からファンタジルタドールの流れとか大好きなんだ。

2024-07-03

2024年4月アニメ感想

銀髪メイドガールズバンド渋滞していた244月期、意外と粒揃いだった。

Unnamed Memory、アストロノオトはまだ未消化。

HIGHSPEED Étoile

フル3DCGレースものレースシーンの見せ方がいまいちからなのか主人公成長の描き方が下手なのか盛り上がらないまま終わってしまった。

素材は良いのに調理が残念パターン3Dぽさを感じさせないキャラクタモデリングは良いだけに勿体ない。

Lv2からチートだった元勇者候補まったり異世界ライフ

令和のくぎゅう枠。令和にくぎゅうとか正気かと思ったがくぎゅうは大正義だった。胸がキュンキュンお耳ピコピコ

他の同棲キャラハーレム要員かと思いきや、ルームシェア相手みたいな扱い。

THE NEW GATE

安定の男性ボーカルOP+低予算=残念枠。FateSAOの影響を受けすぎていて大丈夫かと心配してしまう。二期は無い…よな。

アイドルマスター シャイニーカラーズ

ソシャゲアニメ枠。

リリース当時に「最近ソシャゲ難しい…」と思った程度のエアプなので初見お断りファン向けに見える。3DCGモデリングは悪くないが、全員違う顔なのに何故か同じ顔に見える不思議

ほぼ全員を同等に扱おうとしたせいなのか、山も谷もない無限平原のようなストーリー展開は毒にも薬にもならない苦行。作品を通して描きたかったものは結局何だったのか。Pも登場するが何か良いこと言ってる風でやってることはただの後方腕組み彼氏に見える。

最終話ライブシーンが一番力を入れていた(?)ようだが実写ライブカメラワーク意識したのか、アニメライブ特有の派手に動かすような演出が無い分、映像としていまいち面白味が…。もうちょっとやりようがあるでしょうと。ただでさえ歌モノが被ったこタイミングでこれはなかなか辛い。

一番人気っぽく見える無理心中強要地雷キャラ(?)がどうして出てこないのか不思議だったけど二期で出るっぽいのでそっちに期待します。

ガールズバンドクライ

このバンドいつも喧嘩してんなな今期のダークホース枠。

3DCGアニメとしてはよく言えば味がある、悪く言えば古臭い感じは当初こそヤバそうに見えたものの、中指立ててけの勢いで押し流してしまったのでやはり謎の勢いがある作品はめちゃくちゃ強い。何年か後に二期とかあると嬉しい。

この素晴らしい世界に祝福を!3

シーズンを重ねても変わらない安定の面白さ。カズマさん何気に気が回るし優しいよね。

ささやくように恋を唄う

揺れる百合戦争な感じで面白いのだけど制作スケジュール破綻してしまった。原作買います

じいさんばあさん若返る

ほのぼの枠。東北ネイティブじゃないのでどの程度正しい発音なのかよくわからんが、何かが違う気がする。

異世界転生ものだと「精神年齢身体年齢に馴染む」というありそうな気がする理屈精神身体に合わせて若返る傾向があるが、本作は精神年齢そのまま身体だけ若返るというあたり面白くなるのかも、と思ったのだけど普通にほのぼのギャグ枠だった。

デート・ア・ライブ

デートしてデレさせるという温いコメディの皮を被って容赦ないドシリアスをぶっ込んでくる温度差に風邪を引きそうになるシリーズも気付いたら5期。

いい最終回だった

ブルーアーカイブ The Animation

期待のソシャゲアニメ枠。

ゲームアスナ(バニーガール)が出るまでガチャをぶん回したところで満足した程度のエアプなので期待したのだけど、世界観も設定も何一つ語らない、主人公アニメに於ける立ち位置も定め切れていない、一昔前のソシャゲアニメのような内容で正直微妙薄い本で見かけるキャラもいない…ユウカは一瞬だけ出たけどあれは一体何だったのか。

異口同音に皆、エデン条約編が面白いと言ってるので今回はエロゲ共通ルートフラグを立てなかった時のノーマルエンドみたいなものなのだろうと理解した。

次(?)に期待します。

ゆるキャン△ SEASON3

キャンプという日常鑑賞アニメ枠。としか言いようがない…。

リンカイ!

おっさん趣味JKやらせシリーズ枠、女子競輪編。

競輪の魅力を伝えるとかじゃなくノリと勢いで競輪選手なったけど勝負世界って大変だよねという話。

ギャンブルに対する悪いイメージ自然漂白したあたり、ウマ娘コンテンツとしてめっちゃ上手いんだなあと変な感心してしまった。

ワンルーム、日当たり普通天使つき。

見てる内に癖になってくる枠。こういうのでいいんだよこういうので。本当に。

花野井くんと恋の病

すまんがその石を…しまってくれんか…ワシには強すぎる…。2人とも極端にピュアピュアで泣いちゃったよ。

怪異乙女神隠

怪異もの枠。綺麗に終わった…のか?乙ちゃん再登場しないの?

怪獣8号

この頃は面白かったんだということを思い出した。まさかあの9号とのバトルがこんなに長引くとは誰が思っただろうか。

鬼滅の刃稽古

続きは劇場3部作な辺りに大人の都合を感じる。このために頑張って上手く膨らませたのだろうなと。

しかし振り返ってみると1クールもかけるような話だったのだろうか。

響け!ユーフォニアム3

この部活いつもギスギスしてんななスポ根枠3期。

このシリーズの演技、声に乗せる感情機微を他作品に比べ意図的に強くしてるように感じる。なので余計に思ってしまうのか、人間的で良い性格をしてる久美子の演技はやはり素晴らしいの一言

話題になったアニオリ展開は原作未読勢的には何の文句も付けようもなく納得するしかない展開だったように思うが、原作勢的に色々思うところが出るのも理解はする。とはいえあの麗奈が決めたのならきっとあれが最善だったのだろう(となってしまうので麗奈を使ったのは上手いと思う反面、狡いとも思う)。

死神坊ちゃんと黒メイド(第3期)

内容的にハードだったりドシリアスだったりする時もあったのに何故か最後ちょっと良い話みたいなラブコメで巻き取ってしまうのが謎に凄いシリーズ3期。

いい最終回だった。泣いてまうやろ。

終末トレインどこへいく?

SF青春ロードムービーファンタジー。なんだこれ???なんだけど決して悪くない作品だった。でもなんだこれ???

西武池袋線沿線住民はこれでよかったのか…?

出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした

何故これを最後まで見てしまったんだ枠。

蒼井翔太には大変申し訳ないが、やれやれ主人公性格の悪さを声質がより強調してしまっていてヘイトが多く溜まってしまうのでかなり上級者向け。蒼井翔太にはもっと格好良いキャラやって欲しいです。

神は遊戯に飢えている。

時々出てくる頭脳ゲーム枠。流し見る分には好きだったけど、ノゲノラの壁は厚く高いことを教えてくれる。

声優ラジオウラモテ

おっさん趣味(?)をJKやらせシリーズ枠、女性声優編。

お仕事ものエンタメと生々しさのラインを何処に引いてバランスを取るかが面白さのポイントだと思うが、本作はファンタジーなエンタメ寄り。新人女性声優周りで醜聞とかの生々しいネタをやろうとするとリアル洒落にならなさすぎるから仕方ないね。夢も希望も無い芸能界の汚い話は推しの子がやってくれるし、こういうのも良いのでは。

声優ラジオ要素はほぼオマケなのでタイトル詐欺気味。最終回の収録演出は好き。なんやかんやでちょいちょい泣いたよ。

戦隊大失格

原作1話だけ連載開始時に読んだ記憶。その後ほぼ話題を聞くことも無かったので微妙なのかなと思ったけど、主人公がブレブレしてて結局お前どうすんだよなあたり面白いと思う。

1たす2たすサンバルカン

転生したらスライムだった件 第3期

シーズンまでの記憶が薄らいでるけど、安心して見られるというのは良いね

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

意外と面白くなった枠。期待薄だったけど見続けてると面白くなっていくの、大変よいと思います

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

チート無双というよりは地味に仲間を集めていく系。面白くない訳ではないが…(好みの問題)。

変人サラダボウル

なんだこれ???枠。変人図鑑を見せられているような…。なんだこれ???

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

フェルン(違う)が可愛い枠。こういうのでいいんだよこういうので。

魔王学院の不適合者II~史上最強魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~(2ndクール)

またもや制作スケジュール破綻してしまった。全力でギャグをやる魔王様ほんと好き。クぅイック♪クぅイック♪

魔法科高校の劣等生 第3シーズン

安定のお兄さま枠。作画も間の抜けたBGMシリーズで一貫してて大変よい。シュールギャグをやるお兄さまほんと好き。

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~(第2クール)

無職転生人生。まとめて視聴したせいか何度か泣いてしまった。ルディは十分すぎる程に経験を積んで成長したし、前世のツケももう払ったんじゃないだろうか。

ルディにはもう幸せになって欲しい。師匠かわいすぎて死ぬかと思った

夜のクラゲは泳げない

今風な話をやりつつ青春な感じもしつつ綺麗に纏められちゃったなあ枠。ちょっとハードな展開しても良い感じに終わるストレスを残さな配慮が良い。

夜桜さんちの大作戦

これが噂のSPY×FAMILYですか(違う)。2クールっぽい。

龍族 -The Blazing Dawn-

大陸アニメ枠。作中で登場する言語文字表記)は中文そのままでその時だけ字幕表示タイプ作画エフェクト日本のそれと大差ない、どころか下手な低予算作品より遥かに美しい。

しかし会話テンポや妙に多いギャグシーンが1020年前の日本アニメのようで、ちぐはぐ感が物凄い。

お話は全くわからんというか説明されても多分理解できないぐらい難解な気がする。

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF

アニメ化、どうやら新エピソードとかじゃなく最初から作り直しっぽい。所々記憶残滓がある。

ロレンスさん、初っ端から死にそうな目に遭いすぎじゃないですかね…。

月が導く異世界道中 第二幕

異世界水戸黄門。新キャラ出て面白くなりそうな、いまいち盛り上がらないような、何とも微妙インターミッションって感じ。


来期の期待は2.5次元推しの子、恋は双子で割り切れない、しかのこ、負けイン、小市民、相変わらず多いな!

2024-07-02

anond:20240702140139

それ自体福祉医療が届かないと言う極めて現実的理由から発生した事故っぽいけご今後の怪異現象きっかけにはなりそうではある

2024-06-29

強さランキング

いわゆるバトルモノじゃなくても

わりと戦闘描写があるちいかわみたいな作品の強さランキングとか見るのが好き

あんまり関係なさそうな作品でも何かしらの強さを見出すの好き

フェイク・ドキュメンタリーQ強さランキング

1位 動画配信者 kana 怪異に遭遇し単独で帰還を果たしているため

2位 タクシー運転手 前野さん 怪異に遭遇しチームでの帰還を果たしたため

3位 元警察官旦那 恐らく何かしらの怪異に遭遇し繰り返し帰還を成功させていたため

みたいな

荒木氏は相手が悪かったんだろうけど、イシナガキクエにも負けてそう

最弱はオレンジロビンソンかな。ゆっくり進行するタイプ怪異に負けたってことでは献花のおじさんと一緒だけど、職業倫理頽廃しているから。

2024-06-27

漫画エロってくっそ邪魔だな

アニメ化される話題オカルト漫画ってんでダンダダンの1巻を読んだが、ヒロインが👽にさらわれて服を破かれ下着姿で強制的にムラムラさせられレイプされそうになる展開くっそ邪魔

しかヒロインなんでこの性格でこのよくわからんデザインの紐パンなんだろうと違和感だけはあるし、全くエロとして機能してなく邪魔なだけなのが嫌な感じ。

怪異に憑依されて戦うオカルトバトル漫画って展開としては悪くないだけに、何で今時ヤマンバギャルがいるのとか、エロくっそ邪魔なのが悔やまれる。

乙女怪異神隠しもエロがくっそ邪魔で切ったんだよなぁ。

姫様拷問時間ですの作者もエロなくてしてからのが人気が上がったって言ってたじゃん糞邪魔エロいらんわ。

2024-06-20

下位みたいな怪異みたいな人生がまだまだ終わらないのはなんでだろー

2024-06-19

マッチングアプリいいねまるで貰えてない男性を眺めると色々勉強になる

チー牛ってモテない男性の中では上澄みの顔つきじゃない?

ほんとにキツイ男性はこう、見てて不安になるタイプの顔立ちをしている

なんだろう?ホラー漫画怪異デザインにも近いような不安

バイト逃亡禁止怪異の方が親しみ持てる顔立ちかもとか思ったりする

2024-06-14

漫画 ケントゥリア 暗森透

https://shonenjumpplus.com/episode/17106371852950440097

 

親の愛も一般常識も知らない少年を、たまたま居合わせ100人奴隷が庇った結果、超常の生贄条件と合致100人分の力や命を得ました。さてどう生きるか。さっくりそんなかんじの話。

この作品を他の漫画で言うならば、大枠は荒川弘+藤田和日郎。そこに不滅のあなたへとかヴィンサガとかの人間性の獲得や力持った人の力抜きでの通し方とかがありそう。

絵のほうはboichi味もあるかな。目の周りのラインとかが想起させるけど、やっぱり筋肉とかがですね。

主人公、読んでいるとイメージよりかなりマッシブになる。力を行使すると筋肥大するようには読み取れなかったんだけど、今公開してる8話とか、アームストロング大佐を思い出すようなステゴ肉弾戦を描く人みたい。そういった人物の絵の書き方や命を寄せ集めて対話もできそうとなるとどーしてもハガレンを思い出すよね。と。悪い意味じゃなくて。(中年以上のおっさんが魅力的なのも二人の先達と似てる)

そして超常の怪異モンスターなんだけど、これがすっっっっっごくデザインが怖くできてる。まだ数体しか出てないけど、どれも背筋がゾクゾクする恐ろしい姿で、本当に驚嘆している。  

ただですね、この人から離れた秀逸なバケモノたちがですね…すっごくおしゃべりなんですよ。

そしてひとたび口を開けば人よりも人の心理理解しているし、人よりも人くさいセリフを吐くんです。人の理の外の存在なのにね。人の恐怖を煽るには心理精通していると効果的ではあるんですけど、どうしても獣から離れていく。

好き嫌い別れる部分かと思います。私は結構嫌いです。少なくともホラージャンルからはずれるし。そしてこの手法の使い手が藤田和日郎なんです。

2話のキメの見開きが獣の槍だから、じゃなくて人くさいバケモノ成分を指して藤田和日郎をあげてます藤田センセのあれは手癖もあるけど子供読者向きにそうしてるのかなと思っていて、そういう想定読者層を下げることをジャンプラでやる必要はそんなになかったのではと残念に思っています

イラストだけならダクソ・ブラボ方向性にいけるのに、ダークファンタジーバトルを銘打つ割にはライト方向性になるのかなと予想中。

 

そもスタートからしてドードーステラーカイギュウもかくやといえる温和で奴隷になった危機感がないのか?という100人が食料を分けたり、かと思えば火事場では全員命を張って女子供を庇ったりの暗い部分が無い善性の塊だったのでね。人間賛歌の比重重めでそのためダーク要素、と主従が逆かもしれない。

そう、モンスターデザインを褒めたけど、キャラクター描写もよくできてる。さらに会話も緩急もつけれてて抜きのセンスも感じるのだ(100人しか知らないとか、ボケてる老人のところとか「できるじゃない!」と思ったね)。悪人が若干、テンプレすぎるけど、現状使い捨てしか出てないから、準レギュラーレベル悪人が出たときにどうなるか、である

 

出来ておる喃…といえば海の化け物からの祝福という点に言及しておきたい。

不死身系の制圧方法お約束溺死(窒息死)を2話曹操に海からの祝福だから水の中へっちゃら!としたのはほぼほぼ自然な形でさっさと提示できてよかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

まとめるとですね、ジャンプ本誌を目指した作品。本誌に連載しててもおかしくないクオリティだしそういう読み味だけど、同時に話が本誌対象読者向け、やや低年齢向けの組み立ての可能性濃厚なので、過剰なご期待はご遠慮したほうがよいかと。

この作品のどこを気に入ったのかをちゃん自覚しておいて、作者が目指す方向との周波数をつど確認しておかないとアンチに落ちかねない危うさを感じるのでやや引いて応援しています

面白いけど、「好き」まではもう数話様子見やね。

2024-06-10

いちゃもん増田に本気で反論するとしれっといちゃもんが消される

そういう怪異みたいだ

2024-06-03

世界ピクニックメインディッシュ女の子たちの感情(特に小桜)なので怪異とかはそれを引き出すための都合のいい敵でしかない

コミック版読者が思う

2024-05-30

[]怪異乙女神隠

なんとなく初見なんだけど、今のところ奇乳の女が本屋バイトをしてるだけなので、「怪異」って乳のことか? 感がある。

2024-05-26

女性が怖い

2024-05-12

ニンテンドースイッチゲームまた50本遊んで感想書いたのでまとめ

1年前に50本遊んで感想を書いた記事を書いたのですが、

あれからまた50本遊んで感想を書いたのでまとめ記事です。

前回のブコメオススメしてくださったゲームは遊んでいるものもあれば、遊んでいないものもありますが、どれも参考にしていますし、いつか遊ぶと思います

なので、また何かオススメがあれば書いてくださると嬉しいです。


51〜65はこの記事

66〜85はこちら

86〜100はこちら

51〜100の部門別ランキングはこちら


1〜22はこちら

23〜47はこちら

48〜50はこちら

1〜50の部門別ランキングはこちら


好き好き大好き超愛してる

ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期

ダンガンロンパシリーズ完結作で、突然集められた超高校級の才能を持つ面々が殺し合いゲーム強要されるデスゲームものにして、その殺し合いの加害者クロを見つける学級裁判で謎を解くミステリゲーム

テキスト主体としたゲームとしては3作目とマンネリし始めるナンバリングだが、全くもってそんなことはなく「嘘」テーマにした幾つかの事件を今まで以上の絶望さで描いている。

特に超高校級総督王馬小吉にまつわるエピソードは圧巻で、歴代作品を踏まえて「絶望希望」は「嘘対真実」の言い換えだと無邪気に信じていた気持ちを粉砕させられた。

ダンガンロンパシリーズはこの作品以降はファンディスクのようなものしかリリースされていないが、なるほど確かにこの後に単純な4やV4をリリースするのは難しさがわかるのもシリーズファンには賛否がわかれる内容だった。

このシリーズアニメ版の「3」で絶望して少し身を引いていたのだが、改めてこのV3を遊んで、やっぱりダンガンロンパは最高だなと思いを改めた。


SeaBed

公称ジャンル百合要素を含むミステリーで、物静かで落ち着いた女性のサチと、元気で朗らかなタカコのカップル関係値の変遷を追うノベルゲーム

日常動作食事自然の豊かさ、季節感などなどの風景や情景の描写に文量が大きく割かれているのが特徴的で、淡々と進む中で彼女たちが何を感じたのかを、咀嚼するように読み解いていく。

そんな平和楽しい内容が、あるタイミングで突然ガラッと風景を変え、死と向き合うことの難しさ、生き続けることの意味などを問いかける哲学的幻想的なストーリーに変化していく。

ものすごく大好きで愛してる作品だけど、面白いというよりは、考えさせられるというか、このキャラ達のことをずっと延々に頭の隅で思い続けることになっているような、それぐらい大きな作品だった。


アーキタイプ・アーカディア

文明崩壊した世界で何故か稼働中のVRMMORPGアーキタイプ・アーカディア」を遊ぶ人達思想がぶつかり合う、火傷しそうな熱意が伝わってくる熱血ノベルゲーム

ゲームは遊んでおらず食糧も水も希少な世界必死暮らしているルストと、その妹でラスモス・ゾティーラ・トゥーラッカという独自挨拶ゲーム内で仲間を増そうと頑張っている妹のクリスティンの二人で始まった旅がどんどんと広がっていく壮大さが魅力的。

テーマの「ゲーム楽しい」を伝えるために様々なプレイヤーと対決していくのが、まさに楽しいゲームで、ゲームを遊ぶゲームというメタ構造になっている云々と言った小賢しい理屈を跳ね除ける沸る激情が最高に楽しいゲーム

可愛いヒロインも沢山登場するのでそういう方面でも面白く、特に僕はコロネちゃんダントツに大好きで、専用ルートのその先を妄想して悦に入ることがある。


魔法使いの夜

1980年代後半近代化が進み発展する街「三咲町」を舞台に、電話すら知らないほど田舎から引っ越してきた静希草十郎が、魔法使い自称する二人の少女出会うボーイ・ミーツ・ガールものノベルゲーム

まず目を引くのが非常に作り込まれルックで、立ち絵と背景絵、その上にかぶさるテキストウィンドウという一般的ノベルゲームでありながら、表現の幅がとても広い。

ストーリー田舎に住んでいた主人公が、街に慣れることを通じて、近代的な社会とそうでなかった時代を浮き彫りにしていき、当たり前に享受している一般的水道電気貨幣すらも、近代化恩恵であり当たり前ではないエピソードが手を変え品を変え繰り返し語られるのが、情緒的な染みるように楽しい

この情緒的ながら近代日本では当たり前のストーリーと、新伝奇ものらしい魔術を使った異能バトルのストーリーとが、静希草十郎にとっては同じだけ異質なものなのが、面白かった。

(なお、ちょうどまさに今このときスマートフォンで遊べるガチャ形式運営ゲームFGOで、彼女たちのアフタストーリーが読めるそうなのだが「ガチャ我慢する」という脳の回路が焼け切れ、貯金や手を付けてはいけないお金をあっさり使い込んでしまった過去があるので、僕は遊べないのがモドカシイ


AMBITIOUS MISSION

怪盗、探偵警察、盗人、泥棒正義と悪が入り交じる登場人物たちの中、ハートとため息を盗む怪盗ミスアルテ共に盗みを行っていくクライムサスペンス

フィクションらしい痛快さに振ったリアリティラインながら、この世界観の中でも丁寧に盗みを行う段取りを立てるパートがあるのが非常に好印象。

自分たち犯罪者であることを認めながら、法では救えない大切な人のために死力を尽くす怪盗たちの生き様が格好よくて滾る最高に面白い作品

そんな怪盗たちですら挽回不可能に思えた最後の盗みの仕掛けは、まさにハートとため息を盗まれた爽快さで、思わずコントローラを握る力が強くなりすぎて、スティックを壊してしまうほどだった。


○大好き

Dear My Abyss

陽気なミスカと陰気なスバル対照的な二人の友人関係が、無垢人形のようなルウが転校してきたこから大きく変化することになるノベルゲーム

学校熟成される閉鎖的な人間関係と、思春期らしい堂々巡りを続ける自己言及を、丁寧な心理描写と情景が伝わってくる幻想的な精神世界の問答で文章を魅せるタイプ作品

女の子同士の三角関係のように見えて、早々にミスカの好意は豪快に空回っており、スバルミスカのことを全く好きではないと、二人の視点シーン毎に同じエピソードを描くことでそれがわかる構成が読んでいて辛い。

楽しいとか面白いような前向きな感情で読める作品ではなく、思春期女子高生自己問答の末に得られた後ろ向きで退廃的な選択が、三人の関係値を歪めていく悲劇を読ませる作品だった。


アカイイト

父親実家がある田舎帰省した羽藤佳が、その田舎にまつわる伝説とそれを取り巻く異能のものたちと交流していく、和風伝奇ジャンル女の子同士の恋愛表現するノベルゲーム

まず伝奇ものとしては、歴史にまつわる蘊蓄衒学趣向的なやり取りが多いが、それが少しづつ大きな設定の開示に繋がっていくのがワクワクする。

主人公の羽藤佳は異能こそあるものの直接的な戦闘能力はないため、ヒロインたちに頼ることになる恋愛の導入が、アカイイトらしさだ。

バッドエンドの豊富さも面白く、バッドと言いながらメインルートとは異なる選択を魅力的に描いており、最初から最後まで飽きずに楽しめた。


夜、灯す

琴を演奏する筝曲部の熱血部活ものパートと、数十年前の女生徒同士の心中事件を追うサスペンスパートが混ざりあったノベルゲーム

仲間との和を大切にする鈴と、演奏技術に重きを置く有華の二人の女性対立しながらも関係値を育てていくのだが、こちらのパートは琴の演奏に関するやり取りが多く、甘い恋愛の要素は少なめ。

対して、数十年前の心中事件の方は、終わりが心中からこそ、はっきりと恋愛の要素があり、そこに至るまでの過程は辛いシーンもあれば、甘いシーンもある。

主人公保護者であり老齢の尼、十六夜妙蓮さんの大活躍はすごく印象に残り、もう一人の主役といっても過言ではないだろう。


帰ってきた名探偵ピカチュウ

ポケットモンスター世界観をテキスト主体アドベンチャーゲームに仕立てるシリーズで、2018年名探偵ピカチュウから5年ぶりの続編にして、完結作品

バトル以外の生活の場におけるポケモンの生息が魅力的で、それを映像でなく文章で楽しめるのは唯一無二だ。

これはもう他の作品と違って客観的評価は完全に捨てるしかなく、ポケモン実在する、ポケモン生活したいなどと、ポケモンへの思い入れがあるからこそ楽しめる作品

肝心のストーリーについては、実写映画版が先取りしていたせいで、サプライズ展開がサプライズになっていないのが気になるし、これほど間が空いてしまうと期待度も相応にあがってしまう、可能なら短編を定期的にリリースしてほしいが、難しいかなあ。


ATRI -My Dear Moments-

海面上昇が止まらず住む場所を失った人が多くいる近未来日本離島舞台に、超エリート校に通っていたが夢破れて戻って来た斑鳩夏生が、アンドロイド少女アトリと交流する恋愛ノベルゲーム

主人公斑鳩夏生はめちゃくちゃ優秀で頭の良いカシコなのだが、とある事情により左足がなく、精神的にも不安定なので、生きづらい描写が開幕からは続く。

しかし、美少女アンドロイドのアトリによりそこが一変し、彼女が左足を補い、精神的な不安定さも補いとサポートすることで、どんどんと前向きになり、社会基盤が大きく変化した田舎町でその頭脳を活かしていくのがワクワクする展開。

この頭脳で手の届く範囲の人たちを救っていくシーンは非常に前向きかつ地に足がついた展開で、大好きな丁寧さだった。


死噛~シビトマギレ~

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第三弾で、怪異の噂を横スクロールのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

死印の直接的な続編で、主人公や他の登場人物共通しており、ストーリー的にもそれを踏まえての悩みや成長が描かれるので、必ずそちらを遊んでから遊びたい。

前々作では怪異に振り回されてばかりの主人公だったが、今作では一転して、怪異と立ち向かうことに強い哲学的な回答を持つことになる。

ホラーの恐ろしさや恐怖を煽る部分に着目しがちだったが、ストーリー的に感動するポイントが多くあり、とてもおもしろかった。


NG

ダンジョンRPGの老舗エクスペリエンスが送るホラーアドベンチャーシリーズ第二弾で、怪異の噂をDRPGのような探索パートで調べてからRPGボス戦のような怪異との対決パートに挑む構成で、テキスト主体アドベンチャーゲームらしくない画面構成になっている。

前作とは同じ世界ではあるが、登場人物は異なっているので、設定を飲み込めるなら今作から遊んでも問題ない。

アウトロー自称する鬼島空良とその仲間たちが怪異と戦うストーリーだが、単純な腕力では倒せないので、現場操作証拠品を集めて、知恵を絞って敵と対峙するシリーズの骨子は共通している。

前作よりもブロマンスな傾向が強調されており、主人公の鬼島空良と、親友にして反社勢力の天生目聖司との持ちつ持たれつの関係値が面白かった。


マヨナカ・ガラン

キャラポリゴンが常にステンドグラスが透けて見える、特徴的なルックが目を引く、キャラクタの演技主体アドベンチャーゲーム

閉鎖的な隠れキリシタンの村の中で、正道とは大きく変化した異質なキリスト教テーマにした、宗教にフィーチャーした作品

前半こそ村人との楽しい交流名産品に舌鼓を打つ展開などコメディ要素も多いが、中盤から宗教を信じることの覚悟を問うような重苦しい展開が続く。

タイトル意味がわかる、とあるキャラ慟哭シーンは、思い出すだけでも気が重たくなる悲しい作品だった。


ワールズエンドクラブ

全国の小学校から落ちこぼれだけを集めたガンバレ組の面々がデスゲームに巻き込まれることから始まる、アクションゲームテキストを読むパートが融合したアドベンチャーゲーム

息をつかせぬ展開が魅力で、一転二転、七転八倒、とにかく次から次へと設定の根底をひっくり返すような、サプライズ展開が目白押し最後まで遊べる。

そんな中でもガンバレ組の絆の深さ、彼らが分かつ事ができない強い関係であることを信じれるようになってからは、痛快なストーリーが続くのも楽しい

アクションゲームは若干とってつけた感があるとも思うが、ガンバレ組の得意な能力ゲームっぽく表現できているとも言える、かも。


ワールドエンド・シンドローム

転校生主人公複数美少女たちと恋愛しつつ、100年に一度死から蘇る謎の現象を追う伝奇サスペンスの要素もある、ノベルゲーム

恋愛部分は正直前フリ感が強く、伝奇パート関係が薄いヒロインたちのエピソードは薄めで、関係が濃いヒロインは濃いと、濃艶がはっきりしているのは好みが分かれそう。

から蘇った人間は周りの人間記憶整合性操作しながら生きながらえるため、どうやってその蘇った人間を見つけるのかのフーダニット段取りが、ミステリしていて面白い

設定こそ新本格作家アニメ化もした某作と似通っているが、ゲームならでは仕掛けやミスリードがあり、しっかりとノベルゲーム翻案できている良作。


2024-05-06

狐の窓

TLに流れてきた漫画で狐の窓という怪異を見る呪術があることを知った

何となしにモニターの前で手を組んでみて、考えたのは2か月前に死んだ猫の事だった

涙が止まら

2024-05-01

[]5月1日

ご飯

朝:ポテチアイス。昼:キャベツブロッコリートマトたまごスープキュウリ。夜:ウインナー大根人参キノコトマトスープ冷奴納豆バナナヨーグルト。間食:柿の種チョコ

調子

むきゅーはややー。おしごとは、おやすみなりー。

○ 送り犬

送り犬という、とある地方で伝えられる奇妙な犬の民話、それにまつわるエピソードを描いたサウンドノベルだ。

ホラーサウンドノベル界の大御所飯島多紀哉さんが原作を務めているが、他のライターさんも数多く参加しており、ルートによって多種多様な展開が楽しめる。

この辺は弟切草以来の伝統的なシステムで、全てのルート整合性が合っているわけではなく、各々のルートで全く異なる世界観を楽しむタイプ作品だ。

概ね主役は女子大生の財部美穂になるが、他のキャラ一人称を務めることもあり、本当に色々なシナリオがあった。

主なストーリー主人公の財部美穂が合コンで、物静かな社会人男性の仙田秋成と知り合うことからスタートする。

しかし、財部美穂以外にも、その友達で少し股が緩い白井まどか、オドオドした冴えない男子大学生山崎剛史、大学警備員さん、大学付近に住むメス犬のポメラニアンのシャルルちゃんなど、さまざまなキャラがメインキャラになることもある。

最初に書いた送り犬のエピソードも、それそのものを扱うものもあれば、少し触れるだけのもの、全く関係ないもの、全く関係ないと見せかけてすごく関係があったものなど、多様な有り様で魅せてくれる。

コメディあり、ホラーあり、サイコスリラーありで、時にそれらが切れ目なくシームレスに行き来する。

クリック前まではシリアスストーリーだったのに、あっという間にギャグ世界になることもあれば、その逆もあるのが面白い

ホラー作品らしい、突飛な設定も飛び出すこともあるが、そういう設定が絡まないときほど、人間の恐ろしさが際立つエピソードになるのが奥行きが合って面白い

全35のエピソードの中、僕が気に入った3編は詳しく紹介したい。

まずは会いたい人編の「月夜の残滓」エンド。

これは恋愛が中心のエピソード

一人暮らし女子大生目線恋愛なので、セックスあり略奪愛あり親の歯止めなしで、中々ハード作風だ。

主人公は恋に奥手ではあるが、友人の白井まどか性的に奔放なキャラなので、彼女に釣られて色々と恋愛過激になっていくのが良いね

だが、そこで終わらず、恋愛だけじゃない関係性の面白さも詰まっており、女性主人公らしさが詰まった良いシナリオだった。

次に「山崎剛史の話」エンド。

これは主人公が財部美穂から彼女に奇妙な視線を送る豊満な体型でどもり癖のある男子大学生山崎剛史にバトンタッチするエピソード

美穂との関係値が明かされるわけではない。

その辺は序盤であっさり解決させられ、送り犬とはまた違った怪異との遭遇を描く独自エピソードだ。

ちょっとしたボーイミーツガールもののような、ボーイズラブのような奇妙な読感で、ラストの印象的なセリフと美しい背景絵が合間って、綺麗なシナリオだった。

親元から出てきて一人で暮らす大人とも子供ともいえない大学生らしい苦悩が伝わるのも面白かった。

最後に送り犬 真相編の「新たな一歩」エンド。

おそらくこのルートがいわゆる「グランドエンド」的な立ち位置だと思うので選出。

とはいえ、上述した通り全てのルートを包括するようなものはなく、あくまで「送り犬」に関するエピソードの完結。

短編ホラーとしてしっかりフリとオチ裏切りが効いており、読み応えのある良いエピソード

僕は割とコメディを好きになりがちだが、今作はシリアス目のエピソードを好きになった。

勿論、ピックアップしないだけで面白かったストーリーは他にもあったので、短いプレイ時間ながら読むところがいっぱい詰まったいい作品だった。

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