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はてなキーワード: 近代化とは

2023-07-31

東京に住んでるだけの人って、どうやって文化享受してるんだろう。

西日本のよくある地方都市に生まれて。

大学だけ関西マンモス私大に通っていた。(院は京都)

関西は、文化的趣味(美術音楽、古伝を基礎にした先端の感性に触れる)機会があって、けっこう楽しかった。

大阪京都神戸。どこも自分の住んでいた古い町よりも深くて大きくて驚いた。驚くことで調べて地元の深さ広さ高さ長さも知った。「大阪」や「東京」という一語にくくれない。どんな都市文化だってそうだ。自分の街も関西についても0.4%だって知らなかったなってイキり散らした間抜け自分ダメージ

最先端のものを追いかけて、日本上陸サムシングに群がる有象無象クルクルパームーブって虚しいなと思った。彼/彼女らは、たいてい東京に3店舗くらい来て3年待たず撤退する不良債権みたいな事業ばかりを追いかけてる。殺虫灯に走っていく夏の夜の虫みたい。

もちろん、東京しかないものもあるだろう。人口が多いから成立する商売だ。たしかに5%くらいは東京のものかもしれない。でも5%なら、その他の市町村にも固有性はあるんじゃないだろうか。語彙「文化」は、まさに、そういった普遍性固有性を汲み上げるための教養であり、それを支え、そこに参与していく主体性と不可分ではないだろうか。

から東京に住んでいることだけで、自分たちを文化の中心にいると勘違いしてる人を見ると哀れだなと、としみじみ思った。

それで、社会人になってからだ。

出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市の豊かさに心打たれるようになった。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。でも国会図書館にはアクセスできる。

こういう場所暮らしている人々もまた、それぞれに趣味を楽しみ文化をつくっている。自分のいる場所が中心じゃない。

大人になると誰でも、この程度は判る話だ。

辛くならないんだろうか。東京に住んでるだけ、海外文化消費者第一人者自称することで、文化つくってる気になるなんて。

まあ、地方だって展覧会には行列ができる。でも東京で数時間ならんで観るくらいなら、その時間で、もっと文化的で豊かなことできそうだけど。

寂れた東京痴呆民の戯言だけどね。

なんか、悲しくなってきた。

追記

地方文化なんて単なる消費じゃないか!みたいな意見が大きな釣り針で垂らされていて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

海外から東京地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは深く長く高く広い伝統文化と、そこから湧出する人類普遍文化的性質との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが人間醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

文化」は東京に住んでるだけでつくれるモノじゃ、ないんです。

海外で生まれ文化を、周回遅れで東京享受する。

そんな受け身体験は、消費であって文化ではない。

または、京都奈良のような古都について。

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかける人々にも出会えない程度の人脈と教養しかなかった君のどこが文化的なの?

まあ東京4世代から住んでいて、かつての東京の深みのようなものを、ある程度まで理解してるなら別だけど、住んでるだけなら、もはや首都神話観光業界が生み出したファンタジーだってかると思うけど。

東京サロン文化だなんて言うけど、どこでももサロン文化あるからね。明治維新の頃に、日本近代化したの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

東京の雑踏に住んでいたら新しいもの出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの。そして人類の多くが集まって暮らしてる。

あと、蛇足だけどガルシアマルケス翻訳をみたの?原文を読んだの?

2023-07-25

イギリス労働党女性スペースを守る会に変身!

トランスアライ、労働党にも見放されてるやん

https://www.theguardian.com/politics/2023/jul/24/labour-vows-to-modernise-simplify-and-reform-gender-recognition-act

制度悪用するかもしれない略奪者から女性女児を守るために提案された保護措置は、単純に、まったく不十分だった。

私たちセックスジェンダーが異なるものであることを認識する必要があります私たちは、近代化されたジェンダー承認プロセスにおいて、平等法にあるシングルセックス適用除外を覆すようなことがないようにします。

端的に言えば、これは、生物学的に女性のみがアクセスすることが合理的である場所が常に存在することを意味する。労働党は、こうした場所擁護し、シングルセックスサービス提供者に法的明確性を提供する。

2023-07-24

anond:20230724142716

 オーストラリアシドニー出身ティム・シャドックさん(51歳)は、1人で船に乗って旅をしている途中、メキシコで犬と出会った。

 ベラと名付けられたそのメス犬は、シャドックさんから離れようとしなかったという。ベラに家族を見つけようとしたシャドックさんだが、ベラは彼が船に乗るたびについてくる。

 そこで彼はそのままベラを乗せ、4月メキシコラパスを出航し、5000km以上離れたフランス領ポリネシアに到達しようとしていた。

 ところが、航海開始から数週間後、嵐に見舞われ、船が座礁した。

漂流生活2か月後、奇跡的に救出される

 電子機器通信システムが損傷したため、シャドックさんは助けを求める連絡をすることができず、ベラと共に太平洋漂流していた。

 それから2か月後の7月12日メキシコを出航してから実に3か月後に、奇跡が起こった。

 メキシコマグロ船「マーシャ・デリア」を監視していたヘリコプターが、シャドックさんとベラが乗っている船を発見したのだ。

 ついに、漁船グルマール社員たちに救助されたシャドックさんは、痩せ細って髭が伸びていたが、船の上で立ち上がることもでき、救助隊の質問に答える気力はまだ残されていた。

 しかし、食糧も不足していて危険状態にあったため、メキシコマナジージョ市に搬送される前に、乗組員が食事と水分補給、そして治療提供した。

サバイバル技術を活かして生魚と雨水でしのいでいた

 太平洋大海原で犬と漂い続けていたシャドックさんは、生魚を食べ、雨水を飲み、小さな船の天蓋の下で太陽を避けて、これまで生き延びてきたという。

 釣り道具やサバイバル用品を船に積んでいたことが、命を繋ぐ結果になったと思われる。

 海洋サバイバル専門家マイクティプトンさんは、このように話している。

シャドックさんの持久力は運とサバイバル技術の組み合わせによるものです。

また、彼は日中暑い時には自分の身を守る必要があることも知っています。なぜなら、脱水症状の危険さらされているときに一番避けたいのは、発汗することだからです。

シャドックさんは、気候と立地のおかげで新鮮な水の供給を確保できたのでしょう。

このような長い航海は、歴史を振り返ると暖かい環境太平洋で行われることが多いです。万が一座礁した場合寒い環境だと生き延びる確率はより低くなるからです。

とはいえ、シャドックさんが助かったのは奇跡で、「干し草の山の中の針」を見つけたようなものです。

人々はこの船がいかに小さいか、そして太平洋いかに広大であるかを理解する必要があります遭難者が見つかる可能性は、かなり低いです。

さらに、窮地をシェアするベラがいたことが、違いをもたらしたかもしれません。

座礁となると、その日その日を懸命に生きる必要があり、試練を乗り越え、諦めないためには、非常に前向きな精神的態度を持たなければなりません。夜の海の暗さを想像してみてください。

何が起こるかわからない長期航海には、計画を立てて水と食料を十分配給することが、生き延びる秘訣なのです。

漂流中は相棒のベラが大きな慰めになっていた

 友人の話によると、シドニーIT業界で働いていたシャドックさんは、その後退職し、新たな挑戦を探していたそうだ。

 大腸がんを克服したこともあり、旅に出て航海を決意したのだろう。旅の途中のメキシコ出会ったベラは、シャドックさんのよき仲間となっていたようだ。

 太平洋漂流していた数か月の間も、ベラはシャドックさんの大きな励みになっていたことで、生き延びる気持ちを持つことができたのかもしれない。

 後のメディア取材で、シャドックさんはベラの存在にとても救われたと語っている。・ベラとの別れを余儀なくされる

 しかし救助後、シャドックさんとベラは別れることを余儀なくされた。

 健康状態を完全に回復させるために、シャドックさんは家族の待つオーストラリアへ帰ることになったのだ。

私は、ベラとメキシコ出会ったとき、ベラのために飼い主を見つけようとしました。でも、ベラは何度も私の側を離れることを拒否しました。

私を飼い主に選んでくれたベラに応じて、一緒に旅を続けようと思いました。(シャドックさん)

 漁船の乗組員が救助に近付いたときも、ベラはボートから離れようとしなかったそうだ。

 ともに窮地を乗り越えた仲間であるにもかかわらず、ベラと離れ離れになってしまうことはシャドックさんにとってもベラにとっても辛い。

 だが、国外ペットオーストラリアに持ち込むために必要手続きは複雑かつ厳格で、かなりの費用がかかる。シャドックさんはベラと別れる決断を強いられたのだろう。

 犬は「承認国」から入国を完全に許可される前に、ワクチン接種やマイクロチップの装着、検疫での隔離期間を受けなければならない。

 残念ながら、メキシコオーストラリアへのペット輸入が承認されている国のリストに載っていないため、ベラを連れて行くのはより一層の困難を伴うことになるのだ。・ベラはすぐにメキシコ漁船乗組員に引き取られる

 結果、ベラはメキシコに戻ったマグロ漁船の乗組員ヘナロ・ロザレスさんに引き取られたという。

 シャドックさんはベラを大切にしてくれることを条件に、ロザレスさんに引き渡したようだ。

 ボート乗組員たちは、すぐにベラを気に入り、「素晴らしい」と評した。また、口々に「この犬は私よりもずっと勇敢だ、それは確かだ」とベラを称賛した。

 シャドックさんは、疲れた表情だったが、救助されたことに大きな感謝言葉を口にし、このように語った。

ベラは美しく、特別な犬です。ベラが生きていることにただ感謝しています

私を救助してくれた船長漁業会社の人たちには、感謝してもしきれません。私は今生きていますが、本当に生き延びることができるとは思っていませんでした。

しばらくの間、健康状態がかなり悪かったので辛かったです。 かなり空腹だったし、嵐を乗り越えられるとは思いませんでした。

漂流中は、何かを修理して時間を過ごし、「ただ水の中を楽しむ」ために海に入って前向きに過ごしました。

海にいるのは本当に楽しかったし、外にいるのも楽しかった。だが、状況が厳しいときはただ生き残ることだけを考えなければならない。

そして救われると、再び生きたいと思えるようになる。救助されたことに、とても感謝しています

今は、とても気分がいいです。頑張ったと自分でも思います

シャドックさんを診断した医師によると、厳しい試練の中にいたにもかかわらず、彼の健康状態は良好だそうだ。

 とはいえ、究極の状況にあったシャドックさんは、ゆっくりと正常な状態に戻る必要があり、数か月は経過観察をしながら、必要に応じてさらなる治療を受ける予定だということだ。

 ちなみに、シャドックさんを発見した漁業会社グルポマー社のアントニオスアレス社長は、同社での船団を近代化していて、同船は最小で50年以上経過しているため、これがマリアデリア号の最後の航海になる可能性があると述べた。

 もしそうなら、それは「人命を救った船としての、素晴らしいお別れになるだろう」と、スアレス氏は語っている。

2023-07-13

ryuchellの自殺の件

Midas先生が相変わらずキレキレのコメントをしていてすごいなと眺めている

https://b.hatena.ne.jp/entry/4739219734844955237/comment/Midas

近代化過程で(本土だと昭和40年代あたりを最後に)男が結婚相手子供が生まれたのをトリガーに『父親である』責務に耐えれず分裂病を併発し「私は女」と主張しだし自死する症例が多く報告されてるが典型的なそれ

どんなものを読むとこういう情報が得られるのかまったく想像できないし検索してもたどり着けない

りゅうちぇる離婚時点ですごく苦しんでたんでしょ、きっと

りゅうちぇる若いから若者しからぬ正論をまっすぐ発信する好青年で、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと言える人だったと記憶している

そして妻と子をまっすぐ深く愛していたことに疑いはない

それなのに、自分存在立ち位置がわからなくなってしまって離婚した時点で、何か深い悩みというか苦しみがあったのだと思う

ブコメにも

Midas 近代化過程で(本土だと昭和40年代あたりを最後に)男が結婚相手子供が生まれたのをトリガーに『父親である』責務に耐えれず分裂病を併発し「私は女」と主張しだし自死する症例が多く報告されてるが典型的なそれ

こんなコメントがあって、それが正しいことなのか本当に典型的ことなのかは知らないけど、とても納得できる話だと思う

増田自身も二児の父ではあるのだけど、子供が生まれとき自分存在価値がなくなったような、人生の目的は終わってこれから余生なんだなとか、そういう感覚にすごくなった

これは重圧のせいではないのかもしれないから、反対のことかもしれないけど

とにかく子が生まれることで男としての自分アイデンティティが揺らぐ感覚はめちゃくちゃよくわかる

なので、SNS誹謗中傷がどんなものだったか、それについて彼自身がどう感じていたかなんて知る由もないわけだけど、別にSNSけが彼の苦しみではなかったろうと思う

SNSアンチが増えたのは離婚からだと思うけど、離婚したときにはすでに彼は戻れないところまで苦しみが進んでいたろうことは想像に難くない

そうでなければあれほど愛していた妻子と離れるはずはないもの

彼のまっすぐな意見表明、まっすぐな生き方が反発を招いたのは理解できるし、だからこそ矛盾はらんだその生き方を許せない人もいたんだと思う

でもそれが周囲から見えるようになっていた時点で、彼自身問題は進んでいたのだろう

人は矛盾を持っていて当然で、その矛盾した気持ちに折り合いをつけるのは難しい

彼はその矛盾した気持ちに従って生きてみようとしただけで、自分勝手な振る舞いというより自分が生きるため、自分を守るために必要なことだったのだろう


結局、誰も苦しんだ彼を救えなかった、という話だと思う

ぺこさんも、離婚するのが良いことなのか、離婚後もどういう関係でいればいいのか、彼のことを考えて、彼を救いたいと思って行動してたろう

最終的には救えなくて残念だったけども

SNSのせい、みたいな話は藁人形を投げ合っているだけでしょうもない議論だと思うな

2023-06-22

氷河期はただの不景気産物か?

就職氷河期なんて命名するから不景気のせいで就職難の時期があった」というフレームで捉えがちだけど、

あの時代もっと根本的な価値観世界観の変化に直面してたような気がする。


まず、70年代末までに明治以来ずっとやってきた西洋キャッチアップ型の近代化工業化完了して、

最後の人ボーナスの波である団塊ジュニア世代が成人するまでに労働集約型の工業社会卒業して)

これから前人未踏領域で、あたらしい生き方模索しなきゃならなかった…んだけど、

バブル景気がやってきて、「深刻な話」はふっとび、お祭り騒ぎなっちゃった


でも流石に、激動の昭和も終わり、冷戦も終わって大きな地政学的な変化が起こり、

経済グローバル化が進み、モノづくりニッポンの終わりが予測され、世界工場地位アジア新興国に移っていくようなって、

もう(経済だけでなく生き方全般の)根本的な改革は避けられないかな?と思っていたところで

バブル景気がはじけて、それどころじゃなくなっちゃった

本質的改革どころか、生活を「元に戻す」ので一杯いっぱいの状態


そんな調子で、本来なら80年代初頭から1020年かけてやるべきだった本質的ライフスタイルの変革(経済含む)を

ズルズルと先延ばししていたが、いよいよ誤魔化し切れなくなったのが90年代の後半で、

それが団塊ジュニア就活をする時期と重なってしまった…

(というか、団塊ジュニアが金を払って学校に行く側から「稼ぎ手」なるのが人口ボーナス最後の波で、

その波がおさまっていくのが90年代後半だとすると、重なるのは必然か?)


オウム真理教が終末思想にもとづいてイロイ事件を起こしたり、

エヴァンゲリオン社会現象となるほど大ヒットするのも、偶然じゃないでしょ?

いままで怖くて直視することすらできなかった存在論不安対応せざるを得ない時代の空気を反映してる…


本来なら、働き方改革だの、ジョブ型 vs メンバーシップ型だの、春の新卒一斉採用の是非だの、

標準家庭だの、第3号被保険者だの(働くお父さんを支える専業主婦)といった問題は、

80年代に本気出して考えておくべきだった。

IT化、情報化グローバル化に乗り遅れたのも、明治以来の(自分たち骨身にしみた)工業化社会の延長で

生きていこうとしたせい…。本質的には昭和サラリーマンのまま、マイナーチェンジで乗り切れると思ってたからじゃないの?


そんな大きな変化の(変化の欠如の)シンボルであるような「氷河期」を、単なる「不景気による就職難」みたいに捉えるから

氷河期世代を不幸にした構造がダラダラとつづいて、それが「失われた30年」ってやつなんじゃないかと思う。

2023-06-08

anond:20230608150449

ちょっと思い出した話。

以前(或る時期)は塩を日本生産できない?と言われていた。

どうなったんだろうと思ったら、色々な変遷の後生産・販売ができるようになってたんだね。

https://corezoprize.com/salt-history

塩業近代化臨時措置

1971(昭和46)年「塩業近代化臨時措置法」が成立し、約20年続いた流下式塩田による塩の製造廃止され、日本では「イオン交換膜製塩」以外の方法海水から直接「塩」を採ることが出来なくなり、また、一般企業日本で塩の製造を行ったり、自由に輸入することも禁止された。


これは、塩の安価で安定した供給だけではなく、沿岸部にあった塩田工業港湾用地として再活用することも望んだ産業界要請に応えたものでもあったと云われている。


イオン交換膜法にて製塩された塩が「食塩」として食用にも販売されることとなった。

塩の専売制廃止(塩事業法に移行)

その後、ミネラル重要性を訴えた廃業事業者を中心として「日本自然塩普及会」や「日本食用研究会」といった組織が発足し、流下式塩田による製塩の復活を求める活動等が行われ、輸入天日塩ににがり成分を混ぜた塩や流下式塩田を応用化した製法の塩の製造などについて一定の制約のもと認められることとなり、その流通量も徐々に増えていった。


1985(昭和60)年には、日本専売公社が民営化日本たばこ産業に移行)され、塩の販売専売制から徐々に自由販売できるようになってきた。1997(平成9)年4月には塩の専売制廃止(塩事業法に移行)され、日本たばこ産業の塩事業財団法人塩事業センター移管された。


事業法の経過措置が終了した2002年(平成14)年4月、塩の製造販売等を行う場合財務省への届出等が必要であるが、完全に自由化された。自由化に伴い、沖縄九州四国大島など、日本各地で少数ながら流下式を基本とした製法で海塩が作られ、日本人の健康志向の高まりあいまっていわゆる「自然ブーム」が起きた。

2023-06-05

みんな北欧を美化しすぎ

狭い首都以外はただの田舎だぞ。

喋ってみればわかるが、東北っぽい田舎っぺなやつばっか。価値観とか生活様式、そのまんまだぞ。

そんなやつらも徐々に近代化されてきたから、やっと今になって少子化になってるだけ。我々がいるところに、やっと彼らも辿り着いただけだ。

2023-05-29

anond:20230528093946

金銭的な価値を重視すると近代化が失敗するんで、現代資本主義どっぷりだと半ば意識的半ばドグマ的に無視するんじゃね

2023-05-10

モンゴル実質賃金・銃

モンゴルにはモンゴル倫理が流れている

モンゴリアン・デス・マッチ歴史上のどの点でも常に激しい戦いを行ってきたモンゴリアン倫理結晶

それをバカにするんじゃないよ諸君

なあ、東京トーキョー・デス・マッチはあるか?北海道には?沖縄には?

俺たちは急速な近代化西洋化に伴って大事ものを吐き捨てた。

汚いものテーブルの下に隠した。

その「汚いもの」は30年間俺たちの足を引っ張っている。そうだろ?

2023-05-05

anond:20230505084631

18世紀後半ごろのロマン主義からやで

個人主義が発達して、一人一人の人権自由な発想って大事だよねという考え方が生まれ時代

そういう雰囲気の中で作家個人の創意や独自性という考え方も発達してきたんや

それ以前は作家ってのはお絵かきAIみたいな物で注文するとその通りの物を上げてくる機械みたいな扱いやったんやね

ロマン主義フランス革命が手を取り合って

これから国民一人一人の自由を考え方を大事にしながら国を運営する時代

そのためには国民自由に、しかししっかり考えることが大切なんや

国も啓蒙してくれるけど、芸術とか文化やってる奴らも一緒に国民啓蒙して正しいメッセージを伝えていこな

そういう話になったのが18世紀の後半から19世紀ごろの時代やで

日本はそのあと明治維新で俺らもヨーロッパ見習って近代化せなあかんわってなって

その過程で当時最新流行だった芸術観が日本にも輸入されて教育を通じて国民インストールされて今に至るって話よ

2023-05-01

anond:20230501012955

1000年近く前には失権していた王の子孫で、ほぼゼロから数百年続いた軍事政権を打倒して、民主化近代化を進めて、外国干渉不平等条約を解消して、世界覇権を争う国の大艦隊を壊滅させて、地球の裏でも肖像画が飾られるヒーローになった、というやつがいるよ

2023-04-30

anond:20230430233449

ぶっちゃけ欧米も同じこと思ってるよ

日本は変な権威付けにこだわるし保存がうまいねって

老舗が異常な数あることも有名だし

お互いリスペクトって部分もあるんだろ

というよりこれら以外の国がぜんぜんダメなんだよ

よく日本ヨーロッパ封建制度近代化比較されたりするけど

そのへんの歴史関係してるのかな

2023-04-16

韓国出生率が終わってるけど

急激に社会近代化したせいで

家父長制&男尊女卑を続けることにメリットがある男性はそれを維持したがっているけど

それにデメリットが多い女性認識海外先進国に近づいていてかみ合わない、って感じなんだろうか

日本も似たようなもんだが、まだ緩やかに近代化したせいでギャップがマシなんだろうな

2023-04-11

anond:20230411124440

諸国近代化共和制に切り替えたのを本気でフランス革命に屈したからだと思ってる奴いるよな

2023-03-24

anond:20230324100258

分業制度の基本が踏まえられていない。 

専門家がまとめてやったほうが早く効率的に済んで豊かになるから近代は分業している。19世紀から続く近代化の基本だ。

 

家庭農園つくって家庭で肉さばいて家庭で釣って家庭で飯食ってた時代と、業者が飯作ってスーパーで買ってくる時代では、お金のやり取りが発生するから後者のほうが貧しい?

違うよね。

2023-03-03

近視眼的なんだよな

かに現在おからはクソほど捨てられてるし、牛乳もクソほど捨てられてる

”今すぐに”コオロギを食えと言われたら俺だってそれは嫌だ。

だって他に食えるもんがなんぼでもあるんだもん。

 

でもコオロギ食うって話は2050年とかそういうレベルを想定して準備してるだけでしょ。

たぶん「もうコオロギ食うしかねンだわ」って状況になったらまずおからは手に入んないよ。

現在大豆自給率って一桁台だよ。

日本食糧危機に陥るとしたら世界的に人口が増えたり近代化したりして各国が輸出に回す食糧が今ほど潤沢じゃなくなって、日本海外から食糧飼料の輸入が困難になるというところがメインだと思うから、そうなったら大豆製の商品なんかほぼほぼ全滅だよ。

酪農飼料自給率も今現在で25%。これも輸入が困難になったら牛乳捨てるどころの騒ぎじゃなくなる。そもそも乳牛の飼育さえ難しくなる。

日本ほど自国食糧を輸入に頼ってる国なんかあんまないわけじゃん。

将来的にどの国も自分の国食わせるのでカツカツって状況になったときに、日本日本自分たちを食わせないといけない。その選択肢の一つとしてコオロギどないでしょっていう話でしょ。

食料廃棄を解決すればいいって言うけど、そもそも廃棄するような食糧自体が手に入らなくなるかもしれない事態を想定しての施策なんだからちょっとズレてると思うんだよ。

遺伝子組み換え食品は嫌、コオロギは嫌。って言ってられるのは恵まれてる今だけで、その今が終わったときの準備をしておかないといけないのが政治家ってことでしょ。

2023-03-01

anond:20230301091823

いや、女性生理ないほうがいいと思っちゃうのは、それは、近代化都市化男女平等のせいなんだよな。

 

技術が発展したので、女でも労働と広い意味での兵役をしなきゃいけなくなった。

たぶん昔の人は「たしかに私は生理あるけど、男は代わりに殺し合いしてるな……」だったはずだよ。

しか男女平等がそれを加速する。

お前の言う通り、女性自身が男と同等に働きたいと思っている。そのほうが楽しいからだ。

 

それってのは、「貧困」のせいなんか。

金があれば女性女性であることを疎まなくなるんか。

違うよねぜんぜんちがう。

どちらかというと、豊かになったからそうなった。

お前は小さな一歩というけど、その一歩は検討違いな方向に進んでいる。

 

なんらかの一歩が必要なのは認めても良い。

それはたぶん、バイオ医療進歩からくるやろ。医学的に整理を解決しろ。体の問題なんだから社会ではどうにもならん。

2023-02-28

社長島耕作を読んだ(1話だけ)

いい加減自分島耕作を読まねばと思っていた。

だが今更になってヤング課長から読むのものな。折角だから一番偉いのを読んでやろう。会長相談役、果ては騎士団長なんかもあるが、やはりシンプルな偉さで言えば社長だろう。

というわけで、社長島耕作から読み始めた。

だが最初の13ページで読むのをやめた。

就任挨拶を終えた島耕作秘書室挨拶に行くシーンだ。

ページの半分ぐらいを占める大ゴマに20人ほどの女性が描かれ「おはようございます」と挨拶をする。

キモチワル!!!!!

発行日を確認するとこれでも2008年のようだ。

うーむ15年前か……平成という昭和の名残みたいな時代も流石に20年もするとだいぶ近代化していたはずだが……。

秘書室にこんな喜び組のようなものを作ってご満悦するのが大企業の振る舞いだったものかな。

ページ数を確認する過程で下のコマに目を移すと「28名」という文字が見えた。

28名の秘書がいて全員女性

なるほど。男女共同参画精神にあふれているね初芝

これはこれで「島耕作世代価値観で切り取るそれぞれの時代」という資料としては勉強になると思ったのだが、だがそれをするにしたってこんなグロテスクもの漫画で読む必要もないように思った。

2008年の価値観が知りたいなら2008年のビジネス書を直に読めば良いのであって、島耕作式のデフォルメをわざわざ通して見なくてもいいのではないかな。

そう考えると自分島耕作から得るものはないのだろうと気付いたので読むのをやめることにした。

余談だが、最近社外取締役島耕作は時折読むのだが、こちらについてはまだ幾分マイルドというか、比較的「流石にこれは連載時期を考えても時代錯誤だ」という感じをあまりさせない内容になっている。

まあこれについては、私自身が島耕作と同じペースで齢を重ねた時間がそれなりの長さになってしまったのも大きいように思う。Z世代等が所属する若者世代と、島耕作世代所属する老人世代で区切ったとき島耕作側に所属してしまう年になってきたのだ。

島耕作はなんだかんだいって時代に合わせて少しは変化する姿勢があり、私はまだまだ産まれ時代若さに甘えて老害化に対するワクチンのようなものちゃんと打とうとしていない所がある。そういった油断の間に遠くにいたはずの亀に追いつかれたという所だろうか。私も自分が置いた亀になる前に走らねばなあ……。

あれ?

島耕作を読んで学ぶものなんて「老害世代やっぱキモイわwwww」しか無かったぞ!で終わろうとしたのに、意外と学びがあったな。

たった13ページなのにな。

社長島耕作の1話は色んなサイトで読めるので、皆も13ページまで読んでほしい。

一例を貼って終わりにする。

https://booklive.jp/bviewer/s/?cid=40640_001

2023-02-23

anond:20230223202012

昔はそれでも結婚するしか生きる道がなかったんだろうが、今はそうじゃないだろうしな

急激に近代化したせいで、男や年寄りの中では昔ながらの女=奴隷という意識が高いままなのに

外国から男女平等思想は入ってくるから若い女は「女というだけで奴隷扱いされるのはおかしい」という認識になってる

その上経済悪化してるから、女を奴隷扱いした上で奴隷を養えるだけの金を出せる男も減ってる

2023-02-13

anond:20230213095918

そうはいっても、既存宗教の衰退と、科学合理主義教の拡張は甚だしいので、そんなのは何世紀かすればひっくり帰るかもしれないよ。

 

いま、宗教ってのはすごいペースで衰退している。

しているんだけど、お前から見て全然変化がないように見えるのは、宗教世代交代によってしか変化しないので。

科学技術近代化情報化みたいに進めば進むほど変化の速度があがるんで、いまやドッグイヤー超えてマウスイヤーとか言われてるが、宗教にはそういう加速要素がないから十分に早すぎる変化でも相対的には変化してないと言えるほど遅く見えてしまう。

2023-02-09

anond:20230209092933

中国については、これまで弱かった理由を考える方が早い。

 

もともと歴史的に、弱かったときのほうが少ない立地だ。

めちゃくちゃ広くて、資源人口も港もあって、欧州なんかよりはるかに早く発展した。 

中華はだてじゃねーのよ。

 

それが19世紀ぐらいから弱かったのは、まず産業革命が起きたのが欧州だった。

これは思想が弱かったのと同義欧州というよりプロテスタントが強い。

で、そのあと近代化に失敗した。

これで弱くなったのはオスマントルコと同じ。

更にその後は、戦争に負けた。

特にアヘン戦争がでかすぎて、イギリスにめちゃくちゃ搾取された。余波で日本にすら負けた。

その後は更にソ連共産主義にも搾取されて、思想の弱さを再び得てしまった。

 

で、それらが無くなったのでいま中国は強い。

人口があって、港があって、資源がある。弱い理由が無い。

中国の弱さってだいたい戦争とか国際競争の弱さに起因してるんで、現代みたいに戦争起こすこと自体なくなると、そりゃ独り勝ちになるんじゃないか

科学に金かけれてるのは、原因というよりただの結果で、そもそも他が儲かってる。

2023-02-05

anond:20230205185020

頑張って働くと救済されるかもしれないかしゃかりき働いてた

近代化して救済とか忘れられたのに働きまくってる

しゃかりき働くのが自己目的化した

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