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はてなキーワード: 三脚とは

2024-10-06

忘れ物をとりにいった

その結果、カメラ三脚をはかせられた

しかしつかわなかった

直に手で保持した

2024-06-18

セックスクオリティアップトレーニング

わいがしていること




いかい、自分セックス第三者視点から見るということは難しい。

セックスは常に主観ビューだからな。

第三者視点から映像というのは、普通AVしかみない。

そこで自分のハメ撮りを見てみよう。

するとどうだろうか。

男優の皆様に比べて、圧倒的に下手くそ自分がそこにいるのだ。


そんな物事でも、上達するにはまずは現状認識をしっかりしなくてはならない。

セックスときに、自分発情マックス状態で、客観視するのは難しい。

そこでハメ撮りだ。

現状をはっきりと認識することで、目指すべき目標との差を把握できるようになる。

そのためにハメ撮りはとても大事なのだ

さぁ、みんなもハメ撮りしよう。


隠し撮り犯罪です。ちゃん同意を得て三脚を立てましょう。

2024-04-15

じいちゃんばあちゃん若返る 第一話に寄せて

どうもこんにちは

面倒くさいアニメファンです。

じいちゃんばあちゃん若返る の第一話を見て、どうしても突っ込みたいところを突っ込むので気が向いた人だけ読んでくれ。

なお、アニメしか見てない。

漫画の方は今後買う予定だけど今月クレカの支払いがヤバいので来月以降の予定。

ちなみにこれは「こう書かなきゃ行けない」という話では無く、興味を持ってくれた人により深く楽しんでもらうための解説であるからして、そのつもりでひとつよろしく

りんごの木について

りんごの木の書き方が妙にリアル

りんご高木にあたるので、そのままにしておくと凄く大木になってしまう。すると作業性が著しく悪くなる。剪定、収穫、防除が難しくなる。

また、日の光が均等にかからないとまずいので、背が高くならないように、また横に向かって伸ばすように育てる。

そのため、上から見ると、枝が放射状に横に向かってにょろにょろと手を出すように広がっていく。

ただし、こうするとりんごの実がることによって枝が折れたりする。それを木の棒で支えている。これも作中で描かれているね。

これを丸木栽培と言って、最も古いりんごの育て方だ。

じいさんばあさんが昔植えたという、そして黄金りんごを実らせた木がこれにあたる。古木に多い。

一方で、作中には、並木状になっているりんごの木があったと思う。これを「矮化栽培」という育て方だ。

先ほど言ったように、りんごというのはそのまま置いておくと大木になる。またコントロールが難しい。そこで、わざと大きくならないりんごの木を作って、それを高密度に植える育て方、それが矮化栽培だ。

りんごに限らず果樹は基本接ぎ木である。根っこの部分には生命力と根が強い木を台木にし、更にその上に目的の木を接ぎ木する。通常はそれだけなのだが、そのままで大木になる。

そこで、根っこの台木の上に、一度矮台という大きくならない木を間に挟んで、更にその上に目的品種を継いだ特殊な苗を使う。これを矮化栽培という。これによって木が大きくならずに育てる事ができる。

のだが、しかしこの矮化栽培も、だんだんと木が大きくなってきて、旧来型の丸木栽培に近くなっていく。こうして、並木のように並んでいる大きなりんごの木ができる。

じいさんばあさんは戦中派なので、最低でも90歳オーバーであることを考えると、ちょうどこの矮化栽培の普及時期に開拓をしていると思われる。

じいさんばあさん若返った後は?

若返ったので、今後、じいさんばあさんは改植を進めていくものと思われる。

大きくなった矮化栽培は、矮化栽培メリットがほぼ無くなる上に、丸木栽培よりも高密度なので丸木栽培メリットも無い。と言う事で、通常は一定より大きくなったら切り倒してしまって、新しい苗を植える。この時に最新の品種を取り入れたりする。これを改植と言って、果樹農家基本的に絶えず行っていく。

のだが、改植すると当然一時的収入が減る。また高齢になってくるとなかなか未来の事を考えて行動するということができにくくなってきて、改植が進まない。

そこで、じいさんばあさんは大きくなった矮化の木を残していた(矮化栽培は枝を支える手を使うレベルまで育てるのは育てすぎ)と思われる。

が、若返ったので、この後は矮化栽培を進めていくと思われる。

さて、今の時代は、更に進んだ栽培方法がある。じいさんばあさんは、日本りんご栽培が本格化するところ、その近代化を担ってきた世代である。当時最先端技術を使ったベンチャー企業みたいなものだ。そう言う精神を持っている2人なので、今後は新しいことを入れていくと思われる。例えば以下の様な栽培方法がある


作画の都合上省略されたり変更されたりしていると思われる部分

まず、OP 果樹農家が使うのは三脚なのだが、これが脚立になっているのは、おそらく参考になる品物が近くになかったからかな。

基本的果樹農家が使うのは三脚である。足が多い方が安定するように思うかもしれないが、三脚場合は3本目の足の位置を調整することで下が安定していない坂などでも安全に安定させる事ができると言う特徴がある。これが脚立の3本足だと、一本が浮いてしまうのだ。

日本では、伝統的に平坦な場所コメまたは麦を育てる場所として使われる。そのため、果樹園は傾斜地にある事が多いのである

物語的に変更されたと思われる部分

先祖伝来の土地はあまり多くない

りんご栽培が本格化したのはここ150年ほどで、更に言うと戦後である戦争から引き上げてきた人々が、食っていくために開拓をした土地りんごを植えた所から本格化している。

日本農業は米を重視していて、それに適した所はほぼ開拓されていた。その残りと言うのは、傾斜地で水がなかったりとするところである。そこを開拓した所だ。

じいさんばあさんは戦中に生まれ若い時期を戦後の混乱期を過ごした人たちなので、恐らく先祖伝来の土地よりも、自分たちで開拓した土地の方が多いと思われる。

ただ、聞くところによると、2人とも元々地元豪農の生まれらしいので、そういう点ではあるのかもしれない。

津軽りんご農家豪農が多く、後継者も多い

りんご農家豪農が多く収益率も高い領域だ。

全国から考えると比較収益性が高く後継者も多い優良な事例が多い。また、じいさんばあさんは最低でも90歳と考えると、恐らく息子さんは定年直前ぐらいではにだろうか。

一緒に暮らそう、と言うよりも、どちらかというと定年帰農を考える話になっていくのが現実によくある話だと思う。

そうすると話が複雑になってしまうので、省略されたのだと思う。

まとめ

りんご農家アニメ化するってのは結構レアなんで農協とかコラボやろうぜ

まだりんごシーズン本格化前田からやれるって。

2024-02-20

ダブルピース桃太郎

すっげぇ昔、暇さえあればダブルピースしてる

おじいさんとおばあさんがいました

ある日、おじいさんは山へダブルピースしに

おばあさんは川で建前は洗濯しにいきました

おばあさんが洗濯をサボって、おじいさんと

LINE通話してると川の上流から卑猥な形をした

巨大な果実が流れてきました

「ちよwじいさんあれ見てww」

デカすぎんだろwwww運んできてwww

こうして、ばあさんは桃を転がしながら家へ持って帰りました

そして、おじいさんが鉈で桃を二つに割ってみると中から元気な赤ちゃんが「おぎゃあおぎゃあ」とダブルピースをしながら飛び出してきました

おじいさんとおばあさんはダブルピースをしながら出てきたので「ダブ郎」と名付け

…る事は流石にせず

普通に桃太郎と名付けました

桃太郎は立つより先にダブルピースを覚え、

気づいたら木を倒せるぐらいまで成長してました

ある日桃太郎は「鬼ヶ島ってとこで鬼と写真撮ってくるわ」と言いました

「いやw意味分からんw」と思いつつ、おばあさんはきびだんごときびだんごの作り方を教えました

歩いていると、犬と出会いました

「どこ行くの?」

鬼ヶ島行って鬼と写真撮ろうかと」

「そりゃすげぇわ」

桃太郎はこっそり持ってきた三脚で犬を頭に乗せてダブルピース写真を撮りました

さらに歩くと猿と出会いました

なんやねんお前」

鬼ヶ島に行くんよ」

「はぁ?鬼ヶ島でなにすんよ?」

「鬼と写真撮るwww

意味分からんちゃん説明しろ!」

こうして猿も行くことになりました

さらに行くと海岸に雉がいました

「あら、桃ちゃん。どこへ?」

鬼ヶ島へ行こうかと」

「まあ、素敵ね。ところでそこへはどうやって行くのかしら?」

「あっ!」

仕方なく、きびだんごを一つ雉にあげて

雉に鬼ヶ島まで運んでもらう事になりました

猿は重量の関係でお留守番です

鬼ヶ島では鬼たちが村人と撮った写真を盛りに盛りまくっている真っ最中でした。

桃太郎はとりあえず島にたどり着いたので、

ダブルピース記念撮影してると

一人の鬼が「ここで撮ってどうするwwwこっちに最新のプリ機あるよ」と

プリ機まで案内してくれました

プリ機で鬼と写真を撮りまくってると、ついに

鬼の大将…では無く留守番してるはずの猿が現れました。どうやら猿は泳いでここまでたどり着いたらしく、とても怒っていました

でも、一緒にダブルピースプリクラ撮って仲直りして、それからは鬼たちとなんやかんや

色々遊びました

等々、鬼の大将が現れ「うち、人間年齢で言えば高三なんだよね。高三が大将ってヤバくない?」

と手を叩いて爆笑しました

そんでまあ、1000枚ぐらい写真を撮って

桃太郎は雉に掴まって帰りました

あ、猿はもう少し島に滞在するらしいww

で「ただいま〜」と家に入るとあらびっくり

そこにはおじいさんとおばあさんではなく、

お姉さんとお兄さんが一つの布団で寝てました

どうやら、桃太郎が入っていた桃の残骸を勿体ないから食べたら若返ってしまったらしい

お姉さんのお腹には新しい生命も…

「こりゃめでたいねぇw」と

桃太郎は四人で写真を撮りました

そうして、家族四人でダブルピースしまくって

幸せ暮らしたとか

辛い時は宝物の写真を元気を保っていたとさ

おわり(笑)

2024-02-09

コンサルタントのロールで要約させた

anond:20240209115802

顧客からブログ記事を簡潔に要約し、事実憶測を分けて提示します。

事実
憶測主観

2023-12-17

anond:20231216191459

吉澤さんが持ってたのは三脚ではなく杖だよ

彼は5年ぐらい前に事故に遭って腰を痛めている

杖無しじゃ歩けないというレベルではないので頭下げるぐらいで障害者いじめのように扱うのは返って差別だが

吉澤さん事故で顔に欠損があるので、写したくなかったのはそちらだろうね

記者判断吉澤さんから要求があったかは知らないけど

派遣自殺未遂して事情聴取もできないし吉澤さんのんびりとクリスマス正月迎える暇もないよ

体の不自由な人を憐れむならその状況に追いやった奴らこそを糾弾してほしいわ

陰謀論者って、大筋で分が悪くなると、ものすごく細かい話に論点を逸らしていくのは何なんだろう。

カメラ三脚かどうか」とかミニマル過ぎてもう訳がわからない。

anond:20231217122228

いや、「杖か三脚かどっちか、絶対選べ」と言われたら杖だと思うよ。

ただ、この映像だけで「杖だ」と断言して他の可能性を排除するのは、伸縮性の杖の存在を知らなくて三脚だと断言した人と同じ間違いをするんじゃないかな、と思ってるだけ。

パヨは今日平常運転

一般「あれ杖じゃね・・・?」

パヨ「三脚三脚!colabo様がそんな人道に反することするわけない!」

一般「杖だったね」

パヨ「些細なこと!些細なこと!こだわるやつは暇アノン!」

一般「えぇ…?」

anond:20231217115616

三脚に見える可能性があったら結果がデマでも問題がないとか言い出したら

Colaboの会計問題があるように見えた話もデマでも陰謀論でも無くなっちゃうねえ

anond:20231217114940

杖って言い出したのが発端で

三脚だってデマを撒き出した

この順番が正しいけど三脚デマ派が悪質なことに何も変わりないね

アノンは、杖が必要な者に頭下げさせた、とか言ってくるミソジニー

ものまりから、colabo代表に対し、杖を持った人が立ったままの謝罪を強いられている構図の写真はまずい、

となったとして、その対応策が「あれは杖ではなく三脚の一部だ」というでっち上げなのは駄目でしょ。

anond:20231216191459

anond:20231216191459

杖なのか三脚(一脚?)なのか知らんけど、

少なくとも滅茶苦茶不自然画角だな

普通謝罪する人、謝罪される人両方が見やすいようにとる

プライバシー配慮して謝罪するほうはうつさないように~ってならまだわかるけどばっちり顔は映ってるわけだし

2023-12-16

どうみても三脚には見えんだろー

anond:20231216191459

id:HanPanna id:kihiketufuwabe なぜって暇アノンが「杖の人に謝らせるなんて」とコラボ攻撃するから一部の人三脚かもしれないと反応したからだよ。アンミカの件と同じで、もう何でも難癖つけてくる。恥ずかしくないのかね?

アノンが杖杖言うから逆張りしてColaboが人権侵害してる可能性を検討なんて絶対に出来なくて「三脚」って逆張り主張せざるを得なかったんだ><

マジで人権意識なんて本当は1ミリ存在してなくて党派性しか存在しない

エセ人人権権屋なのこいつら…

公共放送例のアレ

三脚ではなく杖であることが確定したようで

よく頑張ったぞパヨク

ナイスファイトだパヨちゃん

パヨク正義に狂い酔え!

日本列島アカく染め上げるその日まで!

ここを見ると杖だな。

https://youtu.be/JidKF_fbU9E?t=1144

から手で掴んでいるし、場所微妙ながら動いている。

三脚ならこんな僅かな位置移動はしないだろう。

anond:20231216191459

パヨは今日も苦しいcolabo擁護をする

あれはどう見ても杖だろ

あそこに三脚置く意味ある?

https://archive.md/irptG https://archive.md/xbysw https://archive.md/QjoRw#selection-564.0-690.0

そもそもこれは実際の謝罪のシーンではなく、来訪時の挨拶のシーンである。”

https://archive.md/wV2wk#selection-447.0-1654.0 https://archive.md/YUcTg

“この人物のこの投稿に限らず、Colabo中傷とかやってる奴らの攻撃ってほとんど全部がこのレベル言いがかりですよ。ほとんど全部が。そんなレベルのものを「両論併記しないのは偏向だ」と無茶苦茶なことを言うんだから、もう何をか言わんや。”

https://archive.md/VBEMq

謝罪に来たNHKの人が杖かなんて枝葉に拘るの、あの社会害獣共は予想通り何一つ反省してねえなってことだよね”

https://archive.md/DeuS7 https://archive.md/txOIw

“まず『これは三脚ではなく杖である』を突破したとして 次は『杖を付く人が立っている』というだけのことを目茶苦茶膨らませる羽目になる 膨らませれば膨らませるほど「そんな人を謝罪する羽目に追い込んだ奴はさらカスやな」になるんだけどな”

2023-12-05

歩道橋

家の近くに歩道橋の上で三脚広げてずっと車を撮ってる爺さんがいる。

ほぼ毎日ずっといる。

 

一時不停止の車がパトカーに停められるところを撮影しては編集してYoutubeにアップしている。

ふと思ったんだけどこういう爺さんって若い頃はどんな感じで、どんな仕事をしてて、どんな交友関係を築いていたんだろうかとか考える。

2023-10-23

anond:20231023142332

中学校近くで三脚構えて待っていれば、向こうから鴨が葱を背負って来るよ

2023-10-09

野生生物観察会に紙製の自作三脚もちこんだ うちの息子

まわりのお母さんからすごいね!って言われてた。百均でも販売してるような

短い三脚は買ってあげた。三脚自作というかエクステンション自作

2023-08-08

anond:20230807180915

そもそも一眼レフ持ってないオタクはその格好しないんだよな。

オタクコーデにもそれぞれ文脈があって、バンダナチェックシャツインジーパンコーデは「カメラ小僧コーデ」。

バンダナしているのは汗が目に入らないようにするためのもので、ぶっちゃけこれは手ぬぐい代用してもいいけど、重要なのは「汗が目に入らないようにするという目的を忘れてない」こと。

チェックシャツをインするのにも二つの文脈があって、「アイドルカメ子」の場合はオシャレ目的だけど、「鉄道オタク」の場合はお母さんや先生シャツはインしろと言ったのを人類の掟として守っているから。

ジーパンについて絶対に忘れちゃいけないのが「動きやすい格好である」という部分で、もしもここがピチピチ系でしゃがむのに邪魔になるようなジーパンだと本質を見抜けてないのがバレバレ

あとなにげに大事なのがリュックデカさ。

とにかくバカみたいにリュックデカくしないと駄目。

なぜなら椅子三脚・交換用フィルム・予備カメラ等を入れる必要があるから

そしてトドメとして指出しグローブ

アイドル追っかけをするなら推しにカッコイイと思ってもらうために必須になるし、鉄道オタクをする場合は野をかき分けて撮影スポットを確保する場合があるのでこれまた必須

アキバは本番じゃないんだから装備軽くて良いとかそういう発想はない。

オタクは極端なオンオフ思考の生き物だからオタクモードになった時点で装備品はいつも一緒。

この辺をちゃんと分かって無さそうなオタクコーデは見てられないね

このオタクコーデが「昭和カメラ小僧コーデ」であって最近の「チー牛都市迷彩コーデ」とも違うし平成流行った「ダークネスブラックナードコーデ」ともまた別だってことも分かってないとどこに寄せているのか曖昧になりがちよね。

2023-08-04

公的安楽死?サービス?なのか?

自分が通っていた中学校体育館に入ると、すでに催しは始まっていた。20人ほどの参加者、PA業者参加者を世話するスタッフなど。中でも、色とりどりの浴衣を着込み踊りの準備をする女性たちが、無彩色な体育館でひときわ目立っていた。

うろ覚えだが、この催しは難病などで将来を悲観した人びとが集団安楽死を行うものだったと思う。公的サービスの一環なので、このように公立中学校施設が使われる。安楽死手段がどのようなものなのかは分からない。

自分ケーブルテレビ撮影スタッフとしてここに来た筈なのだが、現時点でカメラ三脚も無い。機材バッグは片隅にあるが、その中は空っぽで私のカメラは見当たらない。誰かがすでに持ち出したのだろうか。

会場では参加者が朝礼のような横長3列に並び、スタッフ説明を聞いている。内容は「大丈夫」とか「スケジュール通りに」といった事務的もので、宗教的ニュアンスは感じられない。聞いている参加者の表情も平静で、これから死という大事を迎えるように見えない。

浴衣女性たちが会場の端で金魚のように踊っている。これから死ぬ参加者たちの気持ちをせめて安らかにしようとしているのだな、と感じた。

一旦説明が終わり休憩となった。参加者の一部は外の空気を吸うために体育館出口に向かう。私の居る場所はその出口付近なので、彼らとバッティングしないよう、左右に避けようとするのだが、向こうもこちらと同方向に避けるのでぶつかりそうになってしまう。私はこのような不吉な人たちとは接触したくないので、靴を履かないまま出口から校庭に出た。靴下の足裏に濡れた砂の水分がしみて不愉快だ。

近くを歩いている役場職場と話す。この催しは担当する職員心理的負担が大きいそうで「俺も、これやった後に入ってる会議とか全然集中できなくてさあ」などという。私は内心このような集団自殺が、その程度の負担感で済むとは役場職員は凄いな、と思う。

体育館と校舎をつなぐ渡り廊下自分の靴を見つけ、ああここに置いたんだな、と安心し会場に戻る。

参加者は俯いてシクシク泣いていたり手で顔を覆ったりと、悲観的な様相だ。自ら死を選び覚悟を決めていても、やはり直前になると動揺するようだ。私の三脚は傍らにあるが、乗せるカメラは無い。そもそもこんなもの撮影しても使えないだろう、と思ったし、人が大量に死ぬ場面を見る勇気もないので、ここを退散することにした。

さっきとは別の小さい扉から出て、両開きの引き戸を閉める。体育館なのに、すりガラスがはまった木製の扉であった。

横のおばさんに「どうして撮影しないの?」と聞かれ「カメラが無いし気味が悪いから」とこたえるが、おばさんはなにやらしつこく話しかけてくる。

おばさんと連れ立って体育館脇の緩い坂道を下っていると、中からたくさんの人間嘔吐する音が聞こえてきた。音だけではなく、扉の下の隙間から飛沫が私の首に飛んだ。手ぬぐいで拭うと、人参や肉など食物の破片が混じった粘液状の吐瀉物だった。

直前に迫った死の恐怖参加者嘔吐したのだ。やはり、誰でも死が怖いのだ。

私はその後、行きつけのバイク屋に行ったがいつのまにか夜になっていたようで、店は既に閉まっていた。

バイク屋が一階に入っているビルから自転車で誰かが出てきた。顔見知りの女性だがなぜ?と声をかけると、「私ここでホステスやってるの」という。確かにバイク屋の二階は「キャバレーロンドン」だ。彼女バニーガール姿を見たい、と強く思った。

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