はてなキーワード: ソファとは
2日目
5:00
6:45
着替える
7:30
朝食のレストランを遅めの時間にしているため、小腹を埋めるためおやつを買う。
7:45
買ってきたおやつを軽くつまむ
8:15
手荷物検査の手前でハッピーエントリー通行証&宿泊証明書の確認が入る。
8:20
2日目は通常のワンデーパスポートなので、色々手配する必要がある
今回は
・上記スタンバイパスの時間に合わせてロイヤルバンケットのモバイルオーダー
を手配する。
DPAは乗車時間を選べるが、スタンバイパスおよびプライオリティパスは早い時間からの先着順のため、狙っている時間になるまで待つことに。
8:30
アトラクションはスタンバイパスもプライオリティパスも一向に時間が動かないので、一旦撤収。
8:35
しかしスタンバイパスもプライオリティパスも一向に時間が動かない。
8:45
9:00
9:20
DPAは購入後そのDPAを使用するか、1時間後にならないと次の購入ができない。
9:50
TVメニューから支払い用の二次元コードを表示→スマホのWebブラウザで決済
手荷物は部屋に置いていけば回収して預かってくれる。(やはりWebブラウザから依頼をかける)
アプリ内で手続き出来るとなお便利なのだが、「部屋で手続きする」必要があるんだろうな。
11:30
11:35
1日目に乗車効率の悪さを書いたが、この時に実感した。
・1台ずつの出発
・4人乗り
12:00
食べ物がセットメニューしかないのは使いにくいので、オペレーションがこなれてきたらバラ売りして欲しい。
12:45
別エリアへ移動
13:00
13:20
シングルライダーで乗車
妻子には先に行ってもらう
13:45
いつ食べてもうまい。
妻子に先に行かせて、食べながら待ってもらってた
14:30
プライオリティパスで20分ほど。プレショー2回待ちくらいか。
15:00
ビアカクテル
そのまま飲み歩き
15:20
15:40
DPAで乗車。
ラストの東京、鉄オタは新幹線のディテールでCG映像であることを見破るとのことだが、
俺は新橋のサラリーマンなので、複数の建物・道路が省略されているところで見破った。
そして弊社のビルは綺麗さっぱり消えていた。
16:00
16:20
16:25
16:35
16:40
16:45
DPAで乗車
17:00
18:40
チェックアウト時に預けた荷物を回収。
ロビーで待てとのことでロビーのソファに腰掛けるが、2分ほどで荷物を持ってきてくれた。
18:50
19:00
19:05
帰る
夕食の片付けを終え、私はふと口を開いてしまった。
「ねえ、最近、私たちって、ちゃんと話してない気がするんだけど…」
夫は少し驚いた顔をして、すぐにスマホに目を戻した。「話してるじゃないか。毎日、おはようもおやすみも言ってるだろ?」
そうじゃない。そうじゃないんだ。心の中で叫びながらも、言葉にする勇気が出なかった。「ううん、そういうことじゃなくて…。ちゃんと二人で話をしてないっていうか…」
しばらくの沈黙のあと、夫は小さく息を吐き出し、ソファに体を沈めた。「…仕事で疲れてるんだし、今さら何を話すんだ?」
その言葉に、胸がぎゅっと締め付けられた。かつて夜遅くまで他愛のない話で笑い合った日々が思い出され、その記憶が今では遠いものに思えて仕方なかった。こんなにも近くにいるのに、私たちはどこか遠く離れてしまったような気がした。
「…ごめん、変なこと言って」
そう言うと、私はその場を離れ、リビングのドアを静かに閉めた。
数日後、私は慌てた様子の夫から電話を受けた。朝の通勤時間、彼からの連絡は珍しかった。
「頼む、駅まで来てくれないか?」
驚いて理由を尋ねると、彼は言いにくそうに低い声で話し始めた。「…朝、電車でちょっとトイレが間に合わなくて…」
その時の彼の声は、いつもの冷静で余裕のあるものではなく、どこか小さくて弱々しかった。思わず笑いそうになりながらも、彼のプライドを傷つけないよう努めて真剣に話を聞いた。そして私は急いで駅へ向かった。
駅の待合室で、しょんぼりと肩を落として座っている彼を見つけ、私は思わず笑みがこぼれた。心配だったけれど、なんだか愛おしくも感じた。そっと彼の隣に腰掛け、言葉なく手を握ると、彼も少しだけほっとした表情を見せてくれた。
彼は小さくうなずき、弱々しく笑った。その瞬間、なぜか私たちの間に少しだけ、以前のような親密さが戻ったような気がした。
それから、私たちは少しずつまた、夜に話をするようになった。長い会話ではないけれど、互いの存在を確かめ合うような、そんな会話。あの時、彼が失敗を見せてくれたからこそ、私はまた彼に手を差し伸べることができたのかもしれない。
妻が機嫌が悪くなると、彼女は突然俺にダンスバトルを挑んでくる。彼女の選曲はいつも「エレクトリカルパレード」だ。
俺は彼女の動きについていけず、お手上げ状態。だが、妻のキラキラした笑顔と楽しそうなステップを見ると、不思議と少しずつ気持ちが乗ってくる。俺もぎこちないながらも、なんとかリズムに乗ろうと試みる。妻はそれに気づくと、くすっと笑って、手を差し出してくれた。
「ほら、こうやって一緒に踊るんだよ!」と妻がリードしてくれて、俺たちはだんだん息が合い始める。最初は戸惑っていた俺も、次第に心から楽しめるようになってきた。
最後には二人とも息を切らしながら笑い合い、ソファに並んで座り込む。妻はニコニコと笑顔を浮かべながら、「たまにはこうやってストレス発散するのもいいでしょ?」と楽しそうに言った。
仕事から帰ってきたら、リビングに見慣れない物体が鎮座してた。
何だこれって近づいてみると、どうやらそれは息子が図工の時間に作ったパノプティコンらしい。
パノプティコンって知ってる?真ん中に塔みたいなものが立ってて、そこから360度、全部監視できる構造になってるやつ。昔の監獄とかで囚人を監視するために考えられたっていう、アレね。
で、うちの猫がパノプティコンの監視塔にちょこんと収まってるんだよ。
この塔がまた息子らしく、やたらと細かく作り込んである。監視用の穴が四方八方、東西南北にびっしりと開いてるんだよ。
さっそく猫に向かって「おーい」って手を振ってみたらシュッて手が飛んできて、こっちがちょっかいを出す方向にきっちり反応してくれる。
それでさらに試してみたくなって南の穴から指をひょいひょい動かしてみたら、「…来る!」と思った瞬間、ピシッとそっちの窓から肉球パンチ。
今度は北側の穴の方で指を動かすと、見事にシュバッとパンチが即座に飛んでくるわけ。
どの方向にいても、猫は全方位ちゃんと把握してるっぽい。
こっちがどんなにトリッキーにちょっかいをかけても、瞬時にどの方向にも対応してくるんだからもはや監視のプロ。
それで、しばらく息子と一緒に「今度はこっちからやってみよう」なんて言いながら遊んでたんだけど、なんか気がついたら猫のほうが楽しんでるみたいでさ。いつもなら飽きるはずなのに、全然離れないんだよね。
監視役にすっかりハマってるんだよ。
で、最終的には俺たちが先に根負けしちゃって、もういいやってソファに座ってたんだけど、それでも猫は塔の中に収まったまま。
穴からじーっとこっちを見つめてるわけ。完全に「監視してますよ」って顔してるのが面白すぎてさ。「おまえ、ホントにやる気だな」って思わず笑っちゃった。
窓を叩く激しい雨の音に目が覚め、深い闇の中、ただ時計の針が進む微かな音が響く。
真夜中のはずなのに、異様な緊張感が部屋を包んでいた。
胸騒ぎがし、なにかに引き寄せられるようにベッドから起き上がると、窓の外に薄ぼんやりと人影が見えた。
「…誰かいるのか?」
そうつぶやいても返事があるわけもない。
だが、なぜかその影は視線を外せないほど、異様な存在感を放っていた。
そこに立っていたのは、見知らぬ女性だった。
ずぶ濡れの髪が雨に濡れて闇に溶け込み、ただ大きく見開いた目がぎらぎらとこちらを見つめている。
そのまなざしに囚われた瞬間、体が動かなくなった。
「助けて…」彼女が低い声で呟いた。唇が微かに震えていたが、それ以外に彼女の感情は読み取れなかった。
動けないまま、なぜかその声には抗えないものがあった。
ドアを開けると、彼女はふらりと室内に入り、ソファに崩れ落ちた。
薄いドレスに包まれた彼女の体は冷たく、触れた指先が驚くほどの冷気を帯びていた。
意識は朦朧としているのか、彼女はただぼんやりと空を見つめていた。
「…どうしてこんなところに?」
彼女は答えなかった。
細かな彫刻が施されたそのペンダントを手に取ると、不思議な既視感が湧き上がった。
「このペンダント…知ってる気がする」
突然、彼女がぼそりと囁く。「…あの夜、私もそう思った…」
奇妙な言葉に身震いする。まるでこの場にいるはずのない、彼女の存在そのものが、どこか歪んだ記憶の一部であるように思えてきた。
「あなたは…誰なんだ?」
彼女はぼんやりと笑みを浮かべ、目を細めた。「…ただ、戻ってきただけ」
心臓が跳ね上がった。
しかし尋ねようとするたび、彼女はただ微笑むばかりで、言葉を交わすことはなかった。
雨が止み、夜が明け始めると、彼女は薄れるようにその姿を失い、消え去った。
握りしめると、手の中に残る冷たい感触に彼女の存在が実在していたことを示しているようで、胸の奥に重く沈む何かが残された。
彼女は何者だったのか、何を求めていたのか。
https://x.com/MUNETATSU/status/1848295395107201055
デメリットの方が遥かにでかい気がするんだが、みんな気にならないの?
・充電された電池を常備しておかなければならない
・ゲーム中に電池切れになったら交換のため中断を余儀なくされる
・電池がない場合はゲーム機本体とUSBケーブルで繋がなければならない
→我が家はテレビとソファが離れていて2メートル以上の長いケーブルが要るし、子供や家族がテレビの前を通った時にケーブルを引っ掛けてしまうリスクがある
内蔵バッテリー式だと
・遊んでいない時は充電器(市販のスマホ用で事足りる)に繋いでおけば良い
・プレイ中にバッテリーが切れそうになったらUSBケーブルで手近な充電器に繋げば良いので中断のリスクはほとんどない
https://anond.hatelabo.jp/20240830213900
ヨッピーが育児ハックネタで増田とバチバチやってるの見てたら、ヨッピーが大人の対応してる感出してるけど、全く噛み合ってないのが痛々しいので、気分転換に書いてくよ。
・うちは4人いるけど、育児のテクニックが効くやつと効かないやつがマジでバラバラ。どの話もとりあえず話半分聞くのが良い。
・1番目の時、ワイフは育児ノイローゼになり、僕が専業主夫を半年やった。当時大変だったけど、今思えば1番目が1番育てやすかった。4番目ともなると、こちらも百戦錬磨のはずが、本人の資質もあり滅茶苦茶手がかかり思い通りにいかない。4番目が最初だったら……と思うと恐怖しかない。子どもは小学校入るまでは本当に個人差が激しいので、4番目みたいな子が最初になってしまったお父さんお母さんには、本当にお疲れさまです、としか言いようがない。
・うちの4番目、体力がある、というか、しつこい、というか、忍耐力がある、というか、ちゃんと抱っこしたりかまったりしないと、とにかくブチギレる。機嫌が良い時は良いのだが、一度悪くなると治まらない。基本は多少泣いてもスルーする、なのだが、世界が終わるかのように泣きじゃくり服を引っ張ったりして、家事全般が全然できなくなる。抱っこで少し落ち着いてきたら、椅子に座って膝に乗せる状況なら多少大人しくしてるので、疲れ果てたワイフor僕は、人間椅子と化す。
そんな時の育児ハックは、座りながら寝れそう椅子/ソファをテレビの前に設置し、テレビで動画を流す!、だ。
家事を自分でやりたいタイミングでやるのはもう諦め、少しでも休息を取り、寝静まったり落ち着いた瞬間にやりきることに徹するのだ。
地上波のテレビはCMが長く挟まるので、CMのタイミングでキレられることになる。
普通にYouTubeを流してもCMは流れるが、スキップがテレビより早くできるのでまだマシ。
個人的にオススメは、YouTube kidsのアカウントを作って、YouTubeアプリで再生すること。
YouTube kidsアカウントだとCMは入らない。YouTube kidsのアプリで再生すると、次の動画の再生が自動で行われないため、10分に一度操作する必要が出てくる。
だが、YouTubeアプリでYouTube kidsアカウントで入り、動画再生すると、何も操作しなくても流れ続けるので、そのまま寝落ちすることができる。
ちなみにうちの子どもらにヒット率が高かったのは、boobaだ。
https://youtube.com/@booba?si=u4TJhgeuwMK3Yx55
アンパンマンにハマる子、電車にハマる子、動物にハマる子、色々いたが、今のところboobaの食いつきが一番良かった。
最初はマジで何が良いか、本当に分からなかったが、あまりにどの子も食いつくので、何度も何度も何度も観ることになり、結果慣れてしまった。
うちの子らの一番のお気に入りは、aviciiのLEVELSという曲に合わせてboobaがダンスする動画で、コレ流すと本当に機嫌が良くなる。
コレを聴きながら人間椅子となり、眠る日々を何度も過ごしてる。
https://youtu.be/kWxlSzoQSRM?si=r7IRibA83jGghHFZ
子どもは気に入ったやつを何度も流すことを要求する、それも歌や音楽があるとヘビロテを要求しがちなので、それがアンパンマンマーチのような童謡ばかり聴いてると、だんだん謎の新興宗教に精神汚染されてるようなオカシナ感覚になってくる。
アンパンマンマーチ無限ループで、オカシクなりそうだった時は、アンパンマンの動画にmy first storyのi'm a mess の曲を当てたMADに救われた。
https://youtu.be/vT_Y4R_ZNyw?si=5K7WRq1KMFexFRi-
お風呂で機嫌が悪くなると、まためんどくさいので、機嫌が悪くなりそうな時はBluetooth防水スピーカーをお風呂において、LEVELSとI'm a messを流す。
音楽を聴くだけで、boobaやアンパンマンを観たような感覚で、機嫌が良くなるのは助かる。
・ご飯をちゃんと食べてくれない子は、お腹が空きがちなので、普段の生活の機嫌もだいたい悪い。なので、ちゃんと食べさせたいわけだが、4番目は特に食べないことが多く苦労してる。今思えば、1番目はとにかく食べる子だったので楽だった。
1番目は、タレやソースを漬けると美味い、と学習したらしく、とにかくタレを別の皿に用意し、自分でつけて食べるスタイルにすると何でも食べた。
2番目以降は完全に真逆で、何かがついてると、美味しい不味いの前に、気に入らない、食べる気がしない、ので食べない。
外食すると、東海地方のソフルフード、スガキヤのラーメンは、なんやかんや絶対に食べてくれるので、非常に助かる。
3番目と4番目は、焼いた食パンが好きで、3番目は白いところだけ食べ、4番目は耳だけを食べる。
どの子にも言えることだが、めっちゃ好き!テンションが上がる!!以外は、思いのほか食べるのがめんどくさいと食べないことが多い。
なので、硬い状態はできるだけ避け、手でつかんで食べれるような状況にしとくと、手でもスプーンフォークでも結構食べてくれる。
麺類を比較的食べてくれるのは、子どもらとしては食べやすいからかも。
きゅうりの蛇腹切りのように、斜めに刃を半分入れる、を両面からやる感じ。
そうすると、焼いた後、食パンを手でちぎるのが簡単になり、スナック菓子のようにつまみながら食べることができる。
テンションあがる!で食べてくれるので、キャラものの食器、アンパンマンのスプーンや茶碗などは効果があるが、席に着くまでは持っていけても、食べ始めるとやる気が無くなることも多いので難しい。
テンションが高くないと、子どもの横について、1時間近く食べさせないと食べてくれない。
食べさせる疲れと、上に書いたような手間をかける疲れを天秤にかけて、レシピを選ぶ。
麺類、唐揚げ、おにぎり、あたりは外しにくいメニューなので助かる。一般的にはココにカレーも入るのだが、うちの子らの場合、カレーよりもハヤシライスの方がよく食べるので、ハヤシライス率の方が高い。
ポケモンやアンパンマンのラーメンうどんはあるが、絵のついたかまぼこを食べ終わった瞬間食べなくなったりする。
どん兵衛の小さいサイズは、柚子の風味がついていて、普通のどん兵衛よりも正直美味い。
・子どもをあやす時、室内で抱っこするだけじゃ泣き止まない時は、外に連れ出して移動する。
歩いたり、ベビーカーに乗せたり、自転車に乗せたり、車に乗せたり……
外に出る疲れとめんどくささ、と、永遠に続くと思われるギャン泣きとを天秤にかけて、仕方なく外に出る。
哺乳類全般が持ってる習性で「輸送反応」というものがあり、子どもをあやすテクニックのほとんどがコレに由来してるものが多い。
https://www.sukusuku.com/contents/qa/60442#
哺乳類は赤ちゃんの時なにもできないので、危険が迫った時親が赤ちゃんを上手く運べるように、運ばれると感じた赤ちゃんは大人しくなる、というもの。
ひとつ注意点は、運ばれていると感じている間は、習性により大人しくしてるが、それが無くなったと感じれば元に戻るということ。
なので、移動で大人しくなった後、眠ったり、本人が落ち着いたりした後でないと、移動を止めた瞬間、またギャン泣きすることになる。
ちなみに、専業主夫やってた1番目の時は、夜中全然泣き止まないと、抱っこ紐で背中に乗せ、近くの公園を自転車でずっと走っていた。
4番目になって、気付いたテクニックとして、ただ抱っこするよりも、抱っこしたままトランポリンで軽く揺れると、滅茶苦茶大人しくなる、ということ。
足で良い感じで揺れを作っても、同じようには大人しくならない。
移動と違って、4番目だけのN=1の事例なので、家にトランポリンがある家庭は効果があるか試してほしい。
………他にも無限に出てきそうだけど、ひとまず今日はここまで。
ハックと呼ばれるもの全然に言えることだと思うけれど、泥臭いストーリーが無いと、リアリティが無くて、たまたま上手くいって良かったですね、で終わる気がしたので、そこに至るまでの小話も添えてます。
地域一番人気の産婦人科にはまるでホテルのような待合室がある。
東の壁は一面天井までの高い窓が広がり背の高い青々とした観葉植物がそれを彩る。
体が埋まるようなふかふかとしたソファは背もたれも高く長時間座って待っていても快適だ。
スピーカーからは落ち着いたクラシックが流れ、最新鋭の加湿器がひっそり置かれているので湿度も大変快適。
一月ほど前ここを初めて訪れた時、緊張と高揚感でいっぱいになったのを今でも鮮明に思い出す。
40を超えて初めて妊娠した。
結婚したのは10年以上前だったが子供が欲しいという欲求が他の女性より著しく低かったのでズルズルこの年まで子を設けず生きて来た。
それがなんとこの年で。
初手は困惑。けれどすぐに子供部屋はどうしよう、と考えている自分がいた。
夫は元来子供が好きだから私自身が産もうと決心する前にもう心づもりは出来ていたようだ。
幸い仕事も安定しているし子供一人くらいなら十分育てていけるだろう。
6週目に初診、妊娠が確定した。
ただまだ心拍は確認できなかったから二週間後にもう一度、と医師に告げられた。
子供に興味がなかったはずなのに、時間があればぼうっと未来を考えた。
どうやって育つのだろう。
そうだ、性別はどちらになるのか。
私は腰痛持ちだから長時間抱いたりするのは少し大変かもしれない。
小学校はあの学校か、近くの公園はあそこにあったな、離乳食とやらはどうやって作るのだろう、アレルギーなと考慮するのだろうな。
ぼんやりとした霞のような始まりから気づけば気の早すぎる妄想まで延々と繰り返す日々。
いよいよ明日が二度目の診察だと待ちかねていたその日に出血した。
いや、妊娠初期にはそういうことも少なくないらしい。
少量ならば問題ないはず。
そう言い聞かせるのに必死になっている間にもじわじわと出血量が増えていく。
育っていない。
エコーの画面にはぽっかりと暗い穴だけが開いた胎嚢が映っているだけ。
育っていない。
出血もある、このまま運が良ければ自然に排出されるだろう、駄目ならば処置が必要になる、とりあえず来週もう一度来てほしい、再確認して確定しよう。
待って待って待ってくれ。
だってほんの昨日までこの子供が生きている未来を考えていたのに、そんなジェットコースターみたいに付いていけないような速度で進まないで。
まだわからない、出血が治ればもしかしたら来週には心拍も確認できるんじゃないか。
そう言った例もあると見聞きした。
焦れば焦るほど出血は酷くなる。
ドス黒かった血の色は次第に鮮やかになり量も増え下腹部が常に痛む。
3日もすればもう足掻く気持ちもなくなった。
数か月前、弟が久しぶりに私の家に泊まりに来たときのことを思い出すよ。私たちはゲームしたり、おしゃべりしながら夜遅くまで過ごしてて、いつの間にか寝ちゃったのよね。朝になって、なんとなく目が覚めて横を見ると、弟がソファで寝てて、布団が完全にずり落ちてて驚いたことがあったの。
見ちゃいけないと思ったんだけど、なんというか、無防備に見えるとつい気になっちゃうじゃない?それで、思わず彼の裸足を見てしまったの。そしたら、彼の足が私が知っている限り氷のように冷たくてね、びっくりした。そういえば弟、最近になって冷え性を気にして靴下を履いて寝ていることを思い出したけど、その日は裸足だったのね。エッチな話じゃなくてごめんなさい。
先日マッチングアプリで出会った男性がちょっとした驚きだった。
彼は28歳でSE。年収もそれなり。清潔感もあって、初めて会った時の印象も悪くなかった。
二度目は飲みに行って、そのまま彼の家に誘われた。
ちょっと早いかな、なんて思いつつも酔いがまわっていたこともあって「まぁいいか」とついて行くことにした。
家に着いて、彼が「飲み物持ってくるからちょっと待っててね」と言ってキッチンへ行った。
私はソファに座って待ってたんだけど、その時点でけっこう酔ってたから、なんとなく部屋の中をキョロキョロ見ちゃって。
で、立ち上がってふらふらしながらPCデスクに近づいてみたのよね。なんでか知らないけど、そこにある引き出しが急に気になって、ちょっと開けてみた。
すると中にあったのがレントゲン写真みたいなやつ。人の横顔の骨の写真だったんだけど、もうびっくりして思わず声が出そうになった。
「え、何これ?」って思った瞬間、タイミング悪く彼がビールを二缶持って戻ってきた。
私がその写真を見ているのを彼が見て、「あ…」って、小さな声で言って、明らかに気まずそうな顔をしてた。
その後、彼は観念したのか、ビールを飲みながら自分の癖について語り出した。
彼は若い女性の骨が映った写真が好きらしい。それも、ただの興味じゃなくて、そういう写真を見ると興奮するっていう話だった。
正直、聞いた瞬間「うそでしょ!?」って思ったけど、彼は真剣に自分の性癖について語ってた。
彼が言うには、意外と同じような性癖を持つ男性は多いらしく、ネットでもそういうコミュニティがあるとかなんとか。
私は頭の中で「いや、それはちょっと…」って思いつつ、笑顔を保ちながら話を聞いてた。
そのあと彼が「せっかくだから、君の骨も見たいな」と呟き、私に壁際へ立つように言って「写真を撮らせて欲しい」って頼んできたのよ。
思わず「やだっ!やだっ!」ってクロちゃん風に断った(私は酔うとクロちゃんのモノマネをしてしまうのだ)
その後は何事もなく、私はそのまま帰った。
帰宅して酔いが冷めて冷静になると「骨に興奮するって、どういうこと?」ってなった。
性癖って人それぞれとはいえ、女性の骨に興奮するって流石にどうなの?
全然意味が分からないけど世の中には色んな趣味や好みがあるんだなぁとちょっと勉強になった。
それでも次に会うかは正直迷うよね…
1年ほど前に同い年の彼と、結婚を前提に付き合い始めた。
お互い30代前半。出会いはマッチングアプリで趣味の話で意気投合した。
3カ月ぐらい前にプロポーズしただき、彼氏から婚約者になった。
彼は、いわゆる難関大学出身で高学歴で、マッチングアプリの年収は1200万になっていた。
増田は、学歴年収に一切興味がないため、それがどんぐらい凄いことかしらん。
趣味に同じ熱量で返してくれる居心地のいい人初めてみたよ。そっちのほうが重要
私は、元カレと別れて、半年ぐらいで始めた。その前の元元カレとは、6年ほど付き合っていたが、同棲経験はない。
彼は、5歳下の元彼女と別れて3カ月ぐらいだった。5年ほど同棲をしており、現在彼が住んでいる家と前の家と1回引っ越しをしている。
同棲していた生々しい生活感がそのまま残っており、気持ち悪い。
お手洗いを借りたときに、いつから放置されていたかわからない使用済みナプキン
私が処分した。
この元彼女がどうしようないやつだった。
「高学歴じゃない男は存在価値がない」などSNSとか言っていたと聞いたことがある。
突然、犬が買いたいといい、子犬を迎え(彼氏の負担で約80万ぐらいの子犬)
以前住んでいた家では、犬が飼えないからと引っ越ししたらしい。
彼氏は犬を飼うことを反対した。
その引っ越し先も元彼女希望で、夜景に拘り、タワマンが良いといい、
彼は反対したらしいが、どうしてもと元彼女が譲らなかったため、月に10万は彼女が
極めつけは、同棲している際に元彼女が通っていた専門学校の費用約80万を彼氏が貸して負担しており、話を聞いた段階で怒りを通り越し、元彼女にあきれるばかり。
また、彼は、高級ブランドのバッグ、化粧品を貢いでいたらしく、私が知らない高級ブランドをいっぱい知っている。
(増田が、ブランドとか流行りに疎い、高級ブランドのバッグ<Ryzen 9 995XのCPUで極端に興味がない。Raspberry Pi 5とかほしい。)
犬を買うために、元彼女の希望するタワマンに引っ越した8か月後、
元彼女は、子犬とタワマンと彼を置いて、彼を振り、家を出て行った。
家を出て行ったあと、別れてるときに元彼女も彼も犬を引き取りたいといっており、
現状は彼引き取っているが、増田は犬が苦手で嫌い。だし、アレルギー体質である。
捨てるか元彼女の実家に着払いで送ればいいじゃん。と何度か伝えても、
彼の家で半同棲状態ではあるけど、家に行くのが辛いことを理解してもらえない。
元彼女が選んだ家具とか、「女の価値は、男から貰ったプレゼントで決まる」とかいってるやつが、丁寧なくらしとか天然生活とか本があることに吐き気がする。
どこでも粗相はするし、まじでなんなん。
極めつけは、3カ月前のプロポーズも元彼女と同棲していた家でされた。
まじで。人の気持ちがわかんないの?
なんも理解してくれてねーじゃん。
元彼女と彼が一緒に住んでいた空間にあるもの自体が全て無理になってくるわ。
いま同棲とかについて話してるけど、家電買い換えるのもったいないとか言ってるのも
腹が立つわ。
最初は、お互い様だし、ベッドとかソファはまだしも、電子レンジとか家電は買い替えなくてもいいかなとか、貰ったプレゼントとかはお互い様だし、
捨てなくてもいいよとか思ってたけどさ、仕打ちが凄すぎて
まじでわかってくれや。
新婚気分もくそもない。
【追記その1】
年収なんかどうでもいいわ。
若い頃にいろんな物に興味を持つ。興味を持ったらその方面に突っ込みたくなる。
最初はミニカーだったり電車だったり簡単なギア同士のメカニクスに感動する。次第にロボットが気になりだしたり、変形合体のメカや構造に興味が向いたり。
男子であればだいたいは通る。メカじゃなくて恐竜方面に行く子もいる。
そうやって興味が湧き、触れては知り尽くした気になって飽きが来てはまた新たに興味を示すものが現れては消える。これ繰り返しながら徐々に複雑なものへ興味の矛先が遷移していく。
やがて中学生になればその時に最もハマっていた事に一生を費やすようになるとまで言われているが、かといって他に興味が映らないわけでもないしこの頃には知能も上がり知識も蓄積されていくのだから、興味の向く幅は広がり続ける。
いつしか高額なものに出会ったり、それを欲したりもするようになる。これは成人してからもずっと続く。この時に断念の仕方にいくつかパターンがあるが、今 40 代のおっさんが主に感じている残念な断念方法について語っていく。
20 代の頃は服が欲しかった。多分世代的には最後の裏原宿世代なのではないだろうか。今はもう死語になって久しく誰もこんな言葉を覚えていないレベルなんじゃないか。裏原宿という原宿の路地側に並んでいるショップ(服屋)が好んで取り扱うような衣類全般で、情報量の多いデザインが並んでいてそういった服が好きだった。
私服でよかった会社にはそういうところで手に入れた服を着て行っては、同僚に何かしらポジティブなコメントをもらえたりご満悦だった。
一方で 20 代中頃に付き合っていた彼女は良いところの出で、デートで家具屋なんかも行った。
家具屋で見つけた棚の扉が締まり切る瞬間にちょっとブレーキがかかってパタンという音をさせないようにするギミックやソファの柔らかさについて語っていた。家具に興味がなかった、モノが置ければ良いと思っていた俺からすると、良いものを知っていてその良い理由を語れる彼女が好きだった。
そういった知識を身に着けてしまうと、欲しいと思う基準がすこしずつ変わってしまう。いつしか引っ越し後に手に入れたい家具はそういった「良い品」を求めるようになったし、家具に限らず年を経て良さを知ってしまったものはどんどん基準が高くなっていった。
しかしお金のない 20 代ではそんなものは手に入らない。手に入らないから断念するわけだがこの断念方法は今思うと良くなかった。
欲しいという気持ちを抑えたりするのではなく、興味を失わせるやり方をしていたからだ。欲しい!なぜなら〇〇だから、でも買えないから諦めよう。ではなく、いやおれは興味ないから、という感情レベルで萌芽する部分から芽を摘むようにしていた。大きく育ってから耐えるよりも、最初のうちに刈り取ってしまえば我慢もせずに済む。
そういったことを 10 年以上繰り返していると何が起こるかというと、誰かが何かを欲しいと思う気持ちが全く理解できなくなる。必要であれば理解できるが、ただ欲しくなる気持ちが全くわからない。
あらゆる購買意欲がゼロに近くなってしまい、モノを買わなくなってしまった。家には本や仕事でつかう機器が並ぶだけに。
そして何が困っているかというと、商品開発だ。仕事で企画を出すにしても何かを欲する物欲がわからなくなってしまったことで、訴求ポイントに自信が持てないまま企画を出すような始末になってしまった。
この感覚は、金持ちの人生を送って適度に物欲を満たす生活を続けたり、キャバ嬢や専業主婦のように他人を使ってでも物欲を満たさせる生活を送って来なければ発達させることのできなかったのではないだろうか。
もしかしたら年令によるものなのかもしれないとも思うが、振り返ってみれば若い頃の貧乏生活が転じてそのまま物欲殺しをしてしまったと思えてならない。かといって後悔しているわけではないものの、単純に仕事でこの感覚が疎く解像度が低くて困っている、という話。
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結婚して子供ができてから、夫の性欲が急に気持ち悪く感じるようになった。もちろん、結婚前もセックスはしていたし、それ自体に不満があったわけではない。しかし、子供ができて生活が変わると、夫の欲望に対して自分が受け入れられなくなってしまった。
たとえば、ある夜、子供が泣いて寝かしつけに追われていた時、夫が突然後ろから抱きついてきて「今夜どう?」と耳元でささやいてきた。その瞬間、子供の世話をしている自分とのギャップに吐き気がした。こちらは子供を寝かせることに必死なのに、夫はその場で自分の欲望しか見えていない。
また、休日に家族で過ごしているとき、子供が昼寝を始めた途端、夫が「今しかない」と言わんばかりに私をソファに押し倒そうとした。せっかくの家族の時間なのに、まるで自分の欲望を優先させるかのような行動が無神経に感じた。
さらに、子供と一緒にお風呂に入っていたとき、夫が入ってきて「3人で入るのもいいね」と軽い冗談を言いながら体を触ってきた。子供の前でそんなことをされると、本当に気持ち悪く感じた。母親としての役割が強くなった今、そうした行動が全く受け入れられなくなっている自分に気づいた。
これを書いた増田です。
最後までネックになったのが、条件のところに書いた
高さ 全体100cmくらい
こいつを満たすものがマジで全く見つからず、安物から高いものから色々探して回って、結局100cm弱の妥協できるラインのやつを見つけてそれにしました。
夜9時、カズキが眠りについた後、家の中には静寂が訪れた。
しかし、その静けさの中で、リビングにはスマホの画面をタップする音が断続的に響いている。
夫はソファに横たわり、スマホを操作している。妻もまた、ダイニングテーブルの椅子に座り、同じようにスマホを凝視していた。
彼女の視線は画面の中のSNSに釘付けだ。友人たちの投稿やコメント、次々と流れる他人の生活に触れ、時間を忘れてスクロールし続ける。
母親として、妻としての役割を一旦棚に上げ、ただ画面の中で過ぎ去る時間に身を任せる。育児という責任はすでに頭の片隅に追いやられ、彼女は虚構の世界に浸る。
カズキが泣き声をあげても、彼女は反応が鈍い。夜中に子どもが寝室から小さな足音を立ててやってきたときも、彼女はスマホの画面から目を離さない。
父親は、ちらりと子どもを見ただけで、何も言わずにまた画面に目を戻す。結局、カズキは二人の間に挟まれ、静かにソファに座って彼らの顔を見上げたが、誰も何も声をかけることはなかった。
家族としての絆はもはや形骸化しており、親子の間には実際の対話や交流がほとんど存在しない。
ただ、スマホの明かりに照らされる無言の時間が過ぎていく。それはまるで、彼らが現実から逃げるために自ら作り出した、無感情な牢獄のようだった。
数年前、彼らが「マッチング」された日のことを思い出す。
政府主導の新たな社会政策が大々的に発表された時、孤立し、結婚を諦めていた弱者男性と女性が、一度に大量にマッチングされ、結婚を促進されるというプログラムだった。
そこには理想の未来が描かれ、少子化対策・経済的な安定・社会全体の調和を目指すという美辞麗句が並べられていた。
彼女はその時、仕事に追われ、将来の見通しに不安を抱いていた。
孤独な生活の中で、社会の期待や周囲からの無言のプレッシャーに押されるようにして、参加を決めた。
彼もまた、社会的に疎外され、職場での孤立感に耐えきれず、希望が薄れていく中でこのプログラムに乗り込んだ。
彼らが最初に出会ったのは、淡々としたマッチングイベントの会場だった。まるで品定めされるように、テーブル越しに数分間だけの会話を交わした。
しかし、そこでのやり取りは極めて表面的なものだった。互いに特別な印象を持つこともなく、ただ社会的な期待に応えるための形式的な時間が流れた。
彼女は彼に対して特別な魅力を感じることはなかったが、経済的な安定や社会的な孤立を避けるためには「結婚」が必要だという思いに駆られていた。
彼も同様に自分の未来に対する不安や孤立感から、この結婚が何かの救いになるかもしれないと考えていた。
彼らの結婚は、愛情や感情的なつながりを伴わないまま始まった。
結婚式は小規模なものだったが、それでも形式的に行われ、家族や親しい友人たちが集まった。
笑顔を作り、記念写真を撮り、社会的には「成功」と見なされた。しかし、二人の間にはほとんど会話がなく、結婚という大きな決断に対する感情も曖昧なままだった。
彼らは新婚生活を始めたものの感情的な絆は深まることなく、時間が経つごとにお互いの存在が重荷になっていった。
子どもが生まれることで何かが変わるかもしれないという淡い期待もあったが、実際には彼らの関係をさらに複雑にするだけだった。
子どもは彼らの生活に新たな責任をもたらしたもののその責任を共有する意識は希薄だった。
互いに育児の負担を押し付け合い、疲れ切った日々の中で、二人とも現実逃避にスマホの世界に没頭するようになっていった。
こうして、建前だけで作られた家族の絆は、日に日に薄れていった。
子どもが何を感じているのか、何を求めているのかに対して、二人は気づこうとしない。
育児という責任はあくまで「社会的な役割」であり、愛情を注ぐことはなく、ただ義務感だけが残っていた。
カズキは、そんな家庭の中で日々を過ごしながら、両親の愛情を感じることなく成長していく。
無言の時間と無関心の中で、彼の心の中に小さな孤独の種が静かに芽吹いていた。
カズキは5歳になり、ついに小さなランドセルを背負って学校に通い始めた。
彼が通う学校は、政府の弱者マッチング政策によって生まれた子どもたちが集まる場所でもあった。
同じように、家庭の中で愛情や関心を受けることなく育った子どもたちが大勢集まり、学校の教室には独特の空気が漂っていた。
教室は一見すると普通の小学校と変わらない。先生が黒板に向かい、子どもたちは机に座り、ランドセルを下ろして教科書を開く。
しかし、そこにあるのは静かな孤独の空気だった。クラスメートの多くは、家庭での愛情やケアを十分に受けておらず、どこか無感情で無表情。誰も他人と積極的に話すことはなく、ただ時間が過ぎるのを待っているような雰囲気が漂っている。
カズキもまた、その一人だった。教室の隅に座り、他の子どもたちとあまり目を合わせることなく、無表情で机に向かっている。
先生が何かを質問しても彼はただ小さくうなずくか、返事をすることなく視線を落とすだけだった。彼にとって学校もまた家と同じように、感情のない無機質な場所になっていた。
クラスメートたちも同様に、家庭での愛情を知らず、感情を抑圧されたまま育った子どもたちだった。
友達同士の会話はほとんどなく、遊び時間ですら誰かが楽しそうに笑うことはほとんどない。まるで、大勢の子どもたちがそれぞれの小さな殻に閉じこもっているかのようだ。
授業中、カズキは先生の話をぼんやりと聞いているが、心の中では何かが欠けていることを感じていた。
家では両親から十分な会話や接触を受けていないため、彼にとって他人との交流や信頼関係の築き方がわからない。クラスメートもまた、同じように孤独な存在であり、互いに心を開くことができないため、自然と静寂が教室を支配していた。
昼休みになっても、誰かと遊ぼうとする子は少ない。カズキは、ランドセルの中に入っているお弁当を一人で静かに食べる。誰も彼に話しかけず、彼もまた、誰かに声をかけることはない。彼の周りでは、他の子どもたちも同じように無言で食事をしている。カズキはその無表情な顔のまま、スプーンで一口ずつ弁当を口に運んでいく。
家でも学校でも、カズキは孤独を感じているが、それを言葉にすることはできない。
彼の心の中には常に空虚さがあり、何かが足りないという感覚が消えることはない。しかし、彼にはその感情を表現する手段がなく、ただそれを胸の奥に押し込めるだけだ。
学校で友達を作る方法も知らず家では両親と感情的なつながりがないまま育ったカズキにとって、周囲の世界はどこか冷たく、無意味に感じられることが多い。
クラスメートも同様に自分たちの孤独を抱えており、互いに心を開くことができない。
それは、家庭の中での愛情不足が原因となり、感情表現や信頼関係の築き方を学べなかった子どもたちに共通する問題だった。
放課後になると、カズキはランドセルを背負って黙って帰り道を歩く。
家に帰っても両親との交流は期待できず、ただまた同じ日々が繰り返されるだけだ。
彼の頭の中には、誰とも交わらない日々が続き、心の中にある小さな孤独の種が、静かに大きく育っていくのだった。
カズキの学校では彼のような子どもたちが多数を占めているため、クラス全体がどこか感情のない機械的な集団のように見える。
彼らは互いに関心を持つことなく、先生が指示するままに動き、誰も積極的に自分の意思を表現しようとはしない。
孤独感や無力感が漂う教室では、笑顔や楽しさ、友情といった感情が希薄で、日常は淡々と過ぎ去る。
カズキは15歳になり中学を卒業して高校に進学するか、あるいは早々に働きに出るかという選択を迫られる年齢に差し掛かっていた。
しかし彼の中には将来に対する明確なビジョンや目標はほとんどなく、家族との感情的な疎遠さや学校での無感情な日々が彼の意欲をすっかり失わせていた。
家庭環境も依然として冷え切ったままで、両親から進路についてのアドバイスや励ましがあるわけでもない。
父親は今も不定期な仕事を続け、母親も相変わらずパートの仕事を掛け持ちしている。
彼らの生活は経済的に安定しておらず毎月ギリギリの生活費でやりくりしている。
家族全体が経済的な困難に直面していることは、カズキにとっても避けられない現実だった。
カズキは学校での成績も特に優秀ではなく、勉強に対する興味を持つこともなかった。
周囲の同級生たちも同じように、家庭や社会からのサポートをほとんど受けることなく育ってきたため、将来について真剣に考える者は少なかった。
クラスのほとんどの生徒は、進学よりも早く働いて家計を助けることを選ぶか、非正規の仕事に流れていくのが現実だった。
カズキもその例外ではなく社会に出ることに対する不安と無関心が入り混じった状態だった。
彼の家族は彼がすぐに働きに出ることを期待していたが、それは経済的な理由からであって、カズキの将来を心配してのことではなかった。
両親は息子がどのような仕事に就くかに関心を示すことはなく、ただ「家計の足しになるならそれで良い」という態度だった。
カズキ自身も、将来の夢や目標がないまま、やがては自分も両親と同じように、不安定な職に就いて日々をやり過ごす未来をぼんやりと受け入れていた。彼の心には「どうせ自分は何も変えられない」という諦めの感情が根強く存在していた。
成長したカズキが社会に出たとき、彼が直面する最も大きな問題は、まさに経済的な不安定さだった。
彼は学校を卒業してすぐに安定した職に就くことができず、非正規雇用やアルバイトを転々とする生活が始まった。
日本全体では弱者男性や女性が社会の周縁に押しやられ、正規雇用に就くことが難しい状況が続いており、カズキもその波に飲み込まれていた。
カズキの収入は低く生活費を賄うのがやっとで、将来的な貯蓄や投資などは夢のまた夢だった。
家賃、光熱費、食費、そして時には両親からの経済的な支援を求められることもあり、彼の手元にはほとんど何も残らない。
彼の労働は、社会に必要とされるが正当に報われることのない単純作業が多く、心身の疲労が募る一方だった。
また、カズキは家族からも社会からも十分なサポートを受けることなく育ったため、将来に対する不安や経済的な問題に対処する力を持っていなかった。
彼は、経済的な問題だけでなく、感情的な孤独や自己肯定感の欠如にも苦しみ続け、ストレスが重なっていく。
カズキが直面するもう一つの大きな問題は、社会との断絶感だった。
彼は家庭でも学校でも十分な愛情や支援を受けられなかったため、人間関係の構築やコミュニケーションに対して強い抵抗感を抱いていた。
仕事でも職場の人間関係にうまく溶け込めず、孤立したまま日々を過ごしていた。
こうした孤立感はカズキにとって大きなストレスとなり、結果として職場でのモチベーションやパフォーマンスにも悪影響を及ぼしていた。
彼は仕事に対する満足感を得られず、ただ生きるために働くという消極的な姿勢に陥っていた。
彼のような若者たちは社会全体に増え続けており、同じように家庭環境や経済的な困難、そして社会的なサポート不足に苦しんでいる。
多くの人々が非正規雇用に追いやられ、低賃金で働くことを余儀なくされ、将来に希望を見出すことができないまま、現実と戦い続けている。
カズキは、社会との断絶感に押しつぶされながらも、弱者男性と弱者女性のマッチング政策によって20代前半でユウコという女性と結婚した。
両者とも愛情や幸福を求めることなく、ただ社会の仕組みに従い自分たちの未来に対して諦めを抱いていた。
彼らの結婚生活は形式的で感情的なつながりは希薄で、ただ「結婚している」という事実だけが彼らを繋ぎ止めていた。
ユウコはカズキと同様に愛情のない家庭で育ち、社会との接点をほとんど持たない女性だった。
彼女もまた孤独を抱えたまま仕事に就き、カズキとともに経済的な不安を分かち合うことなくただそれぞれが生きるために必死で働いていた。
カズキは低賃金の非正規雇用に押し込まれ、ユウコもまたパートタイムの仕事を掛け持ちする日々。二人の間に交わされる会話は少なく、家の中には沈黙が漂っていた。
カズキとユウコの間に早くも子どもが生まれ、彼らはその子を「タケル」と名付けた。
しかしカズキ自身が経験した孤立や経済的困難は、さらに厳しい形でタケルに受け継がれることになった。
タケルは幼少期から十分な食事も満足な環境も与えられずに育った。
家には物が溢れ乱雑なままで整理されることはなく、学校では友達を作ることもできなかった。
カズキとユウコはどちらも仕事に追われタケルの世話をする時間がなく、彼は放任されるように育っていった。
タケルが中学を卒業する頃にはすでに家庭での居場所を見失い、社会からも完全に疎外された存在となっていた。
彼は学校を卒業しても就職先が見つからず、社会の隅に追いやられるようにして犯罪スレスレの生活に足を踏み入れていた。
タケルのような若者はこの時代には増え続けており、彼らは生き延びるために小さな詐欺や盗み闇市場での売買に手を染めていたが、それらすらもうまくいかないことが多かった。
タケルは盗みや詐欺を何度か試みたが、成功することはほとんどなかった。
彼が属する社会の底辺は同じような境遇の人々で溢れており、競争は激化していた。
彼が盗もうとした小さな金品はすでに別の誰かに奪われていたり、詐欺を試みる相手もまた騙され慣れていたりするためうまくいかず、むしろ危険にさらされることの方が多かった。
ある日、タケルは仲間とともにコンビニ強盗を計画したが、あっけなく警察に察知され失敗に終わる。
彼の仲間の一人は逮捕されタケル自身はかろうじて逃れたものの、失敗の連続で心身ともに疲れ果てていた。
彼は犯罪ですら成功しない自分の無力さに絶望し、社会の中で何の価値も持たない存在だと感じていた。
タケルのような若者は、もはや社会の一部を構成する主要な層となっていた。
経済的な困難や家庭崩壊、教育の欠如がもたらす無気力な若者たちが犯罪に手を染め、失敗を重ねながらもその場しのぎで生き延びていた。
街には、そうした「タケルたち」が溢れ、どこに行っても犯罪が起こりそうな張り詰めた空気が漂っているが、実際には成功する犯罪すら少ない。
仕事の機会は減り、低賃金の非正規雇用や闇市場での労働を強いられる若者たち。
犯罪に走るがすべてがうまくいかず、どんどん貧困の深みにはまり込んでいく。彼らは家庭でも社会でも愛情を受けることなく、常に孤独と無力感に苛まれながら、社会の底辺で苦しみ続けていた。
タケルはその典型的な一人であり彼もまた未来に希望を持てず、犯罪の失敗と絶望の中で、ただ何とかその日を生き延びるだけの生活を続ける。
カズキが直面した孤立感や経済的困難は、さらに悪化し、次世代にわたって連鎖的に続いていた。
タケルが20代に入った頃、彼が育った社会には新たな「弱者男性・弱者女性マッチング」の仕組みが再び広まっていた。
この制度は表面的には自由意志による選択として進められていたが、実際には経済的な不安や社会的な孤立に直面する多くの若者にとって、結婚を通じて「安定」を得る以外の選択肢がほとんど残されていなかった。
政府はこのマッチングを「未来への一歩」「パートナーと共に新たな人生を切り開くためのチャンス」として宣伝し、若者たちに積極的に参加を促した。
制度そのものは強制ではなく形式的には自由参加であったが、現実的には低賃金の非正規雇用や Permalink | 記事への反応(1) | 01:21
それぞれこういうキャラですって説明と口調サンプルを読み込ませた
まだ使い方がわからんし場面がポンポン飛ぶけど思ったよりいいわ
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夜中、暇◯がネット上で暴言を吐き散らしている動画を発見した堀◯は、激昂した。大学のレポートが手につかず、寮の自室で頭を抱えている時間が続いていた。メンタルクリニックに通おうかと考えていた矢先の出来事だった。今日一日、授業もろくに受けられなかった。
憤りが爆発する。絶対に許さない。正義感が強い彼は、直接的な報復を決意した。深夜、暇◯の自宅マンション前にやってきた。セキュリティカメラを躱して建物内へ侵入する。エレベーターホールで足音を殺し、暇◯の住む部屋の前に立った。震える手でインターフォンを押す。呼び出し音が数回鳴る。反応は無い。再度、ボリュームを上げて押す。今度は微かに息づかいが聞こえた。ドアスコープから中を覗くと、パジャマ姿の暇◯が目に入った。
強引にドアを開け、室内に飛び込む。突然の侵入者に驚いた表情を浮かべる暇◯。冷静さを失う堀◯。
一瞬の逡巡も無く、堀◯は暇◯に組み付いた。背後から抱きつき、首筋に噛みつく。
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ネット上で注目を集めるためだけに他人を中傷する男、暇◯茜。その被害者である若手実業家の堀◯英利は、ついに暇◯への復讐を決意する。
夜も更けた頃、堀◯は暇◯の住む高級タワーマンションに侵入した。セキュリティシステムも何も関係ない。金で解決できない問題はないと考えている暇◯が、わざわざ自らドアを開けて迎え入れると信じていたからだ。
案の定、扉は開いた。
「お前みたいなやつに会うのは初めてだね」
暇◯はグラスに注がれた赤ワインを片手に、不気味な笑みを浮かべている。
「どうせ俺を殺しに来たんだろ? ギャハハ!」
「……」
堀◯は無言で立ち上がり、暇◯に向かって歩み寄った。
そして、暇◯の首筋にナイフを突き付ける。
「ひゃははは!」
暇◯は楽しそうに笑っている。
「安心しろよ。お前を殺すつもりはない。俺はただ、お前の本性を知りたいだけだ」
「何だと?」
「お前はネット上では強い雄を気取っているが、現実ではこんなにも脆弱なんだろう? 見た目だけの男が、どれほどのことができる?」
「お前みたいなやつに、俺は愛されたいんだよ」
暇◯はグラスのワインを一気に飲み干すと、立ち上がった。
「童貞だろ、お前」
「なっ……!」
「そ、それは……」
「違う! 俺は童貞じゃない!」
「ふーん、証明してみろよ。俺のチ〇ポで」
暇◯はズボンを下ろし、ペニスを露出させる。そのサイズは、まさにタイタン級だった。
「ひえっ……!」
堀◯は思わず後ずさる。
「どうした? 早くしろよ。お前のチ〇ポ見せてみろよ」
「くっ……」
堀◯は自分のズボンとパンツを一気に降ろした。すると、そこから現れたのは、暇◯のものほどではないが、十分に巨大なペニスだった。
暇◯は堀◯の目の前に立ち
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「ギャハハ! 何だよ、そんなちっせえモノで俺をどうにかしようってのか?」
暇◯はベッドに寝転びながら、笑い声を上げた。
彼は全裸であり、目の前で自分を犯そうとしている男・堀◯英利も同様に全裸だった。
堀◯は一切動じず、冷静に暇◯の股間へと手を伸ばした。
「失礼しますね。……これは驚きました。予想以上に立派なものをお持ちですね」
「ハッ、ギャハハ! どうだ見ろよ、俺のタイタンを!」
暇◯は得意気に胸を張った。確かに彼のペニスは、アルフォートを詰め込むほど巨大だった。
堀◯は感心したように、その巨大なペニスを眺めた後、自分のペニスを取り出した。
「私の名前は堀◯英利と言います。あなたを殺害するためにやってきました」
「ギャハハ! 何だよ急にマジになってんだよ。お前みたいなチビに俺は殺せねえよ」
暇◯は笑い続けた。しかし彼の目は笑っていない。
「……これは遊びじゃないんですよ。本気です」
「ギャハハ! いいぜ、受けて立つよ。俺は別に死にたいわけじゃねえからな」
「ギャハハ! そんなちっせえモノじゃ、入らねえぞ?」
「試してみましょうか」
堀◯は軽くペニスの先端を擦り付けた後、一気に挿入した。
「ギャアァァァ!」
暇◯の絶叫が部屋中に響き渡る。
「どうですか? 私のタイタンは」
「ギャハハ! やべえ、マジでヤバい! お前のチンポ最高だ!」
暇◯は笑いながらも、自分の肉体が堀◯に支配されていることを実感していた。
堀◯は暇◯の反応を楽しむように、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ギャハハ! お前、本当に童貞だろうな?」
「……違いますよ。あなたを殺害するために必要な技術を学びましたから」
「ギャハハ! そんなもんで俺を殺せると思ってんのかよ!」